2006年4月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2005年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

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あの日、やわらかな肉が押しつぶされ、甘いような酸っぱいような香りのする赤い血が、黒いアスファルトの上に広がってゆくのを、空っぽの心で眺めていました。
自分は、人間を、殺しました。
神様も、もう自分を助けてはくださらないでしょう。


出典:”文学少女”と死にたがりの道化 (小説)/ファミ通文庫/野村美月/絵師:竹岡美穂/デザイン:高橋秀宜/編集:荒川友希子/214P
キャラ:?

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★2006年4月30日(日)
『カーリーのweb短編が読めるっ!/ライトノベルレーベル擬人化バトン/えっちに走ったライトノベルその1』

■三ヶ月連続集中連載・『カーリー サイドストーリー』第一回
この間から執拗におすすめ中の高殿円さん渾身のヴィクトリアン・ラブでハウス名作劇場な物語
カーリー→bk1→amazonにweb短編が登場です。



本編で「寄宿舎成分が足りない」とか思っていた方はこれで補完するとよいでしょう。逆にこのサイドストーリーは十分に本編のお試し版としての役割も果たしてますので興味があるけどまだ読んでない方はぜひともお試しを。ミチルが主役ですよ〜。
なお、本編は本編で別に立ち読み可能です。
ともかく読むべし買うべし、そして私に続編をプリーズ。


■ライトノベルレーベル擬人化バトン
はてなダイアリーで、ライトノベルレーベル擬人化バトンなるものが回ってきたのでリンク先で回答しました。難しすぎ(汗



■えっちに走ったライトノベル・その1

最近のライトノベル各レーベル(当然ジュヴナイルポルノは除く)で、おいおいなんだかエロに走ってますよ?という作品を取り上げてみようと言う企画です。なんてアホな企画だろう(汗

その1・電撃文庫編
●頭蓋骨のホーリーグレイル→bk1→amazon
もっとも直接的にエロエロです。なにせセックス&バイオレンスですから。ただ、個人的にはあんまりにも直接的すぎて「ふーん」以上の感想が持てない部分はあります。なんて言うんでしょう、全裸よりもパンチラの方がエロくて偉い!みたいな。

終わりのクロニクル→bk1→amazon
●都市シリーズ各種
川上さんの作品は、都市シリーズについては未読の方も多いと思いますが、一貫して必ずエッチなシーンが出てきます。たいていはコメディしつつえっちしてるので実に明るいイメージがありますね(笑)。特徴として、あくまでも境界線上ギリギリの描写なのが素晴らしいです。グレーゾーン上をひた走る感じ。それでいて作中で妊娠しちゃったりとか、実はライトノベルとしてはなにげにすごいかも。

●絶望系 閉じられた世界→bk1→amazon



ハルヒシリーズで人気爆発の谷川流、最大の実験作。どっちかというとエロいのは挿絵の方で本編はぶっちゃけ、やりたい放題好き放題の作品です。読み人を明らかに選ぶのでエロさを期待して読んで「だまされたーっ!! 読んで鬱になったーっ!」とかなっても責任は持てません。




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



”文学少女”と死にたがりの道化→bk1→amazonは、昨日紹介済み

それでは本日の台詞解説。
前日紹介したように、なんとも変な設定とこういうシリアスでどきっとするような描写が同居しているのが本作の味になってます。


「おなかすいた〜、なんか書いて〜、書いて〜」

出典:”文学少女”と死にたがりの道化 (小説)/ファミ通文庫/野村美月/絵師:竹岡美穂/デザイン:高橋秀宜/編集:荒川友希子/13P
キャラ:天野遠子

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★2006年4月29日(土)
『野村美月の新作がなかなかグーです/えっちに走ったライトノベル・序章/スニーカー新刊』

読了。
”文学少女”と死にたがりの道化→bk1→amazon



これはなかなかおもしろかった!
最初はてっきりコメディかと思っていたらとんでもなかった。むしろミステリ……というかサスペンス調です。
物語を文字通り「食べてしまう」”文学少女”な文芸部の先輩と、今は平凡極まる生活を送る男子文芸部員・井上心葉。
この二人がとある生徒から持ち込まれた「恋を叶えて欲しい」依頼を引き受けることで、ある事件の渦中に立たされることに……。
あまり説明しすぎるとネタバレになるので難しいところですが、太宰治の「人間失格」を読んでおいた方がより楽しめる、とだけ言っておきます。
なお、人間失格はweb上にある青空文庫で無料で読めますのでご利用されるとよいかも。



■えっちに走ったライトノベル・序章
ライトノベルがまだライトノベルいう呼称のなかった頃、エロエロな小説は割と転がっていました。ガルフォースとかルナ・ヴァルガーシリーズなどがその一例です。そもそもSFにはセックス&バイオレンスというジャンルがあるのでその延長線上ということなのでしょう。
その後、ライトノベル全盛期に入るわけですが、これが意外と?えっちに走ったライトノベルというのはなかったりします。ジュブナイルポルノと明確に線引きがされていて、あまり半端にえっちぃ類の作品が見あたらない。
それがここ最近、再びえっちぃライトノベルが散見されるようになってきました。おいおい大丈夫か?と最初は思っていたのですが、冷静に考えれば元に戻っただけなんですよね。
この手の作品については一度はまとめてみたいな、と思っていたので明日、改めて取り上げます。いや、こうやって序文書いておけば続きを書く気になるだろうと(笑)。


●スニーカー文庫新刊(5/1発売ですが、流通の関係上たぶん既に店頭に並んでいると思われます)
今月はどれも気になるものばっかりですねえ……絞れない(汗
涼宮ハルヒの憤慨(谷川流)→bk1→amazon



魔法薬売りのマレア 千日カゲロウ(ヤマグチノボル)→bk1→amazon



されど罪人は竜と踊る Assault(浅井ラボ)→bk1→amazon



マキゾエホリック Case2:大邪神という名の記号(東亮太)→bk1→amazon



アンダカの怪造学 III デンジャラス・アイ(日日日)→bk1→amazon



BLOOD+ 01 ファーストキス(池端亮)→bk1→amazon
交響詩篇エウレカセブン 3 NEW WORLD ORDER(杉原智則)→bk1→amazon



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



”文学少女”と死にたがりの道化→bk1→amazonは、既に上で紹介済み。
ちょっとあたたかくそして切ない物語。物語的にはよくあるタイプの話のはずなんですが……文学部部長の遠子先輩の、物語を「食べてしまう」設定が入るだけでイメージがずいぶん違います。かなり好き。

それでは本日の台詞解説。
普通お腹が空いたら「なんか食べたい」とか「なんか作って」のはずですが、この作品では違うのです。それをもっとも端的に表しているイイ台詞として引っ張ってみました。


「今日は……僕がやるよ」
振り向くと、彼はちょっと照れ笑いしながら、
「ずっと自分で作ったの食べてると、他の人が作ったの食べたくなったりしないか?」
――あ。
「僕はそうだったからさ。大丈夫、こう見えても作れるものはあるんだ」
きた。
彼はときどきこんなふうに不意打ちを食わせて、やさしく胸を締めつけてくるのだ。


出典:イリスの虹 (小説)/電撃文庫/七月隆文/絵師:平野克幸/デザイン:田代浩二郎/編集:?/2巻57P
キャラ:唐崎省吾&入州帚

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★2006年4月28日(金)
『分析記事多いなあ/ファミ通文庫新刊』

数年前と比較して、ライトノベルについて扱ったサイトは激増し、当然ながらライトノベル関連の分析・考察も山のように増えました。私の場合は普段の仕事が出版業界にかすりもしない一素人ということもあって、普段本をおすすめする以外の記事はあまり書かないようにしてますが、人の考察は興味深く読んでます。
アニメ化に関してはいろいろ言いたいこともあるんですけど、例によってどうせ誰かが話題にするであろう話をするのもおもしろくないので、やめておきます(笑)。
この1週間ほど、名台詞日照りだったりGW進行でぐったりしていたためにヘタレてましたが、そろそろ怠けるのも終わりにしないと(苦笑)。とりあえず自分に鞭を入れて今日のところは終了。


●ファミ通文庫新刊(本日発売)
ずっと追いかけてる、野村美月さんの新作がものすごく楽しみです。「食べちゃうくらいに物語を愛する自称“文学少女”」てなんだろうこれ。あと、コイイヌはなんかエロいみたいですよ?なお、タイトル見て某ジュブナイルポルノを連想しましたがどうやら無関係みたいですええ。

“文学少女”と死にたがりの道化(野村美月)→bk1→amazon



コイイヌ 〜ゆれるシッポと恋ゴコロ〜(貝花大介)→bk1→amazon



吉永さん家のガーゴイル10(田口仙年堂)→bk1→amazon
みんなのあくあ!(淺沼広太)→bk1→amazon
ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚→bk1→amazon
塵骸魔京 〜ライダーズ・オブ・ダークネス〜(海法紀光)→bk1→amazon


それと、本日発売のコバルト文庫で須賀しのぶの新刊出ます。
ブラック・ベルベット 菫咲くころ君を想う→bk1→amazon




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



イリスの虹→bk1→amazonは、伝奇もの。ごく普通の高校生・唐崎省吾は街で人を食う怪物『ハーピー』に遭遇し、襲われたところを自称『正義の味方』の謎の少女・入州帚に助けられた。『情報』を食うというハーピーから、消されてしまった友人の『存在情報』を取り戻すため、省吾は帚に協力し、囮として行動を始める。とまあそんな感じの話。(以上は前回のコピペ)
この物語のみどころ?は、帚の過去とか、別にヒーローでも何でもないけれど彼女をしっかり支える省吾の存在とかもありますが、1巻における敵役のハーピー!これが実にいい味出しているのです。まずは未読の方は1巻読んで、敵であるハーピーの存在感に惚れるのが吉。

それでは本日の台詞解説。
なしくずしに共同生活に突入している二人。で家事担当はふだんは、帚なのですが、そこで省吾が女心を無自覚にねらい打ち、とまあそういうわけです。さりげないシーンなのですが、かなり好きなシーンだったり。


「ぬしが」
「わっちを選んでくれたことはずっと覚えておく」


出典:狼と香辛料 (小説)/電撃文庫/支倉凍砂/絵師:文倉十/デザイン:?/編集:?/299P
キャラ:ホロ

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★2006年4月26日(水)
『HJ文庫創刊/長門有希の読んでるアレ』

■『HJ文庫』2006年7月1日創刊!
ホビージャパンから、ライトノベルの新レーベルが7月に創刊されます。
リンク先にもリストがありますが、現時点で発表されている参加作家は以下の通り。

在原竹広
大迫純一
貝花大介
葛西伸哉
神野オキナ
木村航
五代ゆう
榊一郎
庄司卓
高殿円
夏緑
ひかわ玲子
藤原征矢
水城正太郎
八原ゆうき(HJ文庫デビュー)
渡辺まさき

といったところ。以前話題にした「夕なぎの街」の作者である、渡辺まさきさんはここでの復活というわけですね。榊さんは仕事しすぎなような気がしますが……大丈夫なんでしょうか(汗
また、私的に「おや?」と思ったのは電撃出身の在原竹広さん。電撃文庫は外部から見ると、囲い込み戦略をとっているように見えるのでちょっと意外。ともあれ7月は目の前。創刊をまずは待ちたいと思います。


■「なに読んでるの? 長門さん」
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場する本読み少女、長門有希さんが劇中なにを読んでいるのかを調査・検証する企画。第4話は難易度が高かったのですが、見事に解析されているようです。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼


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  ▼本日の作品&台詞解説▼



狼と香辛料→bk1→amazonは、経済要素を大きく取り扱った希有な物語にして、かつ狼少女の耳と尻尾が一部の人々のハートを直撃する小説でもあります。
中世風の世界観上で、行商人であるロレンスと、狼の化身である少女(といっていいかどうかは多少議論の余地が無くもないですが)・ホロの旅路を描きます。経済的要素が、と最初に書きましたが専門知識がないとわからないというようなものではないので、安心して手にとっていただけるかと。
賢狼としてロレンスをさんざん手玉に取るかと思うと、ふとかわいい一面を見せたりするホロにみんな転んでしまうがいいのです。
しかし、まずは物語そのものが実に魅力的。おすすめです。

それでは本日の台詞解説。
旅をしていく中で二人の絆は着実に育っているようです。なお、このシーンは実際に読むともっと重要な意味を持つのですが……そこは読んでのお楽しみ。とりあえず、愛?


「――きみといっしょの天国に、いけなくても、いい」
「たったいまを、いっしょにいられるなら――


出典:カーリー (小説)/ファミ通文庫/高殿円/絵師:椋本夏夜/デザイン:百足屋ユウコ/編集:川崎拓也/315P
キャラ:カーリーガード=アリソン

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★2006年4月25日(火)
『暖機運転中』

いろいろ新刊買ってますが、消化はまだまだこれからです。
なんか昨日はやたら眠くて、早々に沈没してしまったので物事がろくに進みませんでした……。

それから、今玲朧月さんがカーリーこっそり販促キャンペーンその1その2をやってます。カーリーはけっこう感じが出ているんじゃないでしょうか。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼


■本日はお休みです☆
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  ▼本日の作品&台詞解説▼



カーリー→bk1→amazonは、えーと何度かおすすめしてますが、今回はいくつか単語として提示してみます。ここら辺の単語が琴線に触れるならばぜひ手を出していただきたいと思いますというか、私は続きが読みたいのです。だから買うがよいのです。
●小公女
●ハウス名作劇場
●女子校寄宿舎もの
●夜のお茶会
●激動の歴史

ちなみに百合って部分には、こだわりすぎない方がよろしいかと。それは微妙に作品の本質とは違う気がするので。
参考:↓音楽つき特製flash

公式サイト内の特集記事


それでは本日の台詞解説。
信心が薄いのは日本人くらいのもので、普通に信心のある人間にここまで言わせるのは相当な「愛」です。ラヴ。


――――

出典:――――
キャラ:――

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★2006年4月24日(月)
『LNFより帰還/MF、スーパーダッシュ文庫新刊』

帰ってきました。
まいじゃー小オフ会参加者の方お疲れさまでした。今回は、はじめて会った方も多く、いろいろおもしろい話を聞くことが出来て楽しかったですね。
それと、LNF。こちらも楽しんできました。
ぎをらむさんのところが詳しいです(リンク先に詳しく書かれてますが、ぎをらむさんのおかげで某クイズではポストカード2枚いただくことが出来ました。大感謝です(笑 )。玲朧月さんが、カーリーのサイン付きポスターをゲットしたり……う、羨ましすぎる!

そうそう、ライトノベル天気予報の中で一つ判明したこと。
スーパーダッシュから出ているノルマルク戦記、これが以前中公から出ていたノルマルク戦史これがどこがどう違うのかですが、キャラクター性を高めて一般の人に手に取りやすい形に書き直したものがノルマルク戦記とのこと。つまり実質は別作品だと考えた方がいいみたいです。……積ん読なんですよねこれ。読まないと。



●MF文庫J5月分新刊(25日発売)

神様家族の新刊、あとまいじゃー的には麻生俊平さんの新作が出ているのが気になるところです。
神様家族 (8) おはよう!こどもショー(桑島由一)→bk1→amazon



かのこん (3) 〜ゆきやまかぞくけいかく〜(西野かつみ)→bk1→amazon
つばさ(麻生俊平)→bk1→amazon
ノエイン もうひとりの君へ (2)(淺川美也)→bk1→amazon
不思議使い (2) 階段のキューピッド(葛西伸哉)→bk1→amazon
蟲と眼球とチョコレートパフェ(日日日)→bk1→amazon


●スーパーダッシュ文庫5月分新刊(25日発売)

司書シリーズ新刊来ました!
戦う司書と黒蟻の迷宮(山形石雄)→bk1→amazon
テイルズ オブ ジ アビス2 〜愚かな焔と崩れる世界〜(結城聖)→bk1→amazon
P.P.POLICE PSI-Phenomena Police(丘野ゆうじ)→bk1→amazon
ノルマルク戦記4 寂寞たる栄光(赤城毅)→bk1→amazon



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

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  ▼本日の作品&台詞解説▼

臨時休暇。明日は通常営業。


「あのね、余計なお世話だと思うんだけどさ……。世の中っていうのは、自分が変わると全然違って見えるんだよ。周りは関係ないの言いたかったのはそれだけ。じゃあね」

出典:憂感少女(エクスプローラー2) (小説)/富士見ミステリー文庫/北山大詩/絵師:石田あきら/デザイン:渡辺信生/編集:?/31P
キャラ:水瀬響

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★2006年4月21日(金)
『気象精霊記の打ち切り』

確か先日、富士見ファンタジア文庫で清水文化さんの気象精霊記がなにがなんだか外部からではよくわからないうちに打ち切りになった話をお伝えしましたが、現在作者さんのサイト上で、作者サイドから見た詳細な経緯が出ています。
ただし! この情報を見るには、5問に渡る気象精霊記クイズを突破しないといけませんので、ろくに読んだことのない冷やかしさんお断り仕様になってます。ご注意を。

情報についてここで細かくコメントすることは差し控えますが、とりあえずドラゴンマガジン6月号(4/28発売)に突然の打ち切りに関する謝罪文が掲載されるとのことなので、それを待ちましょう。
どうか、気象精霊記シリーズが他レーベルで無事に再稼働しますように。一ファンとして願って止みません。


それから、管理人は本日夜にはLNFに合わせて上京します(地方人は東京に出るのも大変なのでついでにオフ会も開催したりしてきます)ので、週末は更新が止まります。ご了承ください。ブログだったらこういう時でも漫画喫茶とかで更新できるんですけどねえ……(苦笑
ああ、そうそうまいじゃーを新装するといってその後全然音沙汰がないので、例によって「企画倒れ」じゃないと思っている方も多い(苦笑)と思いますので、軽く説明しておきますがかなり進行中です。とりあえずブログ化して、トラックバックは受けつける仕様。あとは作品紹介、名台詞、作者、絵師などの情報をクロスさせられるように作り込んでます。もう少々お待ちください。


追記。
昨日の話で、アニメの涼宮ハルヒ3話で、長門有希の「貸した」のがハイペリオンだというツッコミが。どうも失礼しました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
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  ▼本日の作品&台詞解説▼

ちょっとトラブって書いてる時間が(汗

すいません、戻ってきたら埋め合わせます。


なあ、世界。少しくらいは待てるだろ? 再改変をしに行くまで、ちょっとくらい待機しててくれてもいいよな。

せめて――。

ハルヒ特製鍋を喰ってからでも、別に遅くはないだろう?


出典:涼宮ハルヒの消失 (小説)/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/251P
キャラ:キョン

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【絵師直営サイト】BENJA-MING
特記事項無し。

★2006年4月20日(木)
『ハイペリオン』

アニメの涼宮ハルヒ3話で、長門有希の読んでるのはハイペリオンでした。
……うーむ。ハイペリオン→bk1→amazon(ちなみにアニメ版で出てくるのはハードカバーの方ですが、文庫が出てます)。海外SFを読まなくなって数年経ちますが、気にはなってるんですよね、けっこう周りに読んでる人もいることだし。ただ、いかんせん時間がなあ。あれ4部作でしたっけ? あの厚さ、全部読んだらどんだけ時間かかるんだろう(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
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  ▼本日の作品&台詞解説▼



涼宮ハルヒシリーズ→bk1→amazonは、アニメが絶好調です。アニメみましょう。原作は、もし中途に寸止めしてるなら4巻の消失までは読みましょう。時間もないので以上説明終わり。


それでは本日の台詞解説。
キョンのハルヒに対する本音を見られる一幕です。詳しくは実際に読むべし。


――なんだ。
人生って、思ってたより頑丈だ。


出典:イリスの虹 (小説)/電撃文庫/七月隆文/絵師:平野克幸/デザイン:田代浩二郎/編集:?/2巻318P
キャラ:舞花

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★2006年4月19日(水)
『渡辺まさきさんの帰還』

ごきげんよう。
さて、唐突ですがみなさんは渡辺まさきという作家さんをご存じでしょうか?
富士見ファンタジア文庫から
十八番街の迷い猫 夕なぎの街→bk1→amazon
こころのかけら→bk1→amazon



という上の2作を出版された方です。
内容としては、2作共に派手さはないのですが和風ファンタジーとしての落ち着いた世界観……というより雰囲気。これが見事ににじみ出たいぶし銀のような味わいを醸し出す良作でした。
その後、諸事情により原稿は存在したのですが3巻が出版されることはなく、新作も音沙汰がありませんでした。
が、この度新作をひっさげて復活されるそうです! ただし富士見ファンタジア文庫ではなく、別のレーベルからです。
問題のレーベルについては、もう少ししたら公開されるはずですので、公式発表をしばらくお待ちください。
なお、新刊の売れ行きが良かったら夕なぎの街の3巻(どういう形式になるかまでは伺ってませんが)も日の目を見られるとのこと。がんばって応援せねば!



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
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  ▼本日の作品&台詞解説▼



イリスの虹→bk1→amazonは、伝奇もの。ごく普通の高校生・唐崎省吾は街で人を食う怪物『ハーピー』に遭遇し、襲われたところを自称『正義の味方』の謎の少女・入州帚に助けられた。『情報』を食うというハーピーから、消されてしまった友人の『存在情報』を取り戻すため、省吾は帚に協力し、囮として行動を始める。とまあそんな感じの話。

それでは本日の台詞解説。
失敗を恐れるあまり、だんだん身動きのとれなくなっていった彼女。そんな彼女ですが、彼女を想う幼馴染みの暖かい言葉に触れて、素直になることができたのです。そんな心境での一言。失敗を恐れる必要はない、そんな内面が詰まってます。


「君がこの世界で許せるのは、あの少年だけだろう。一番好きなのは彼だ。では――君はこの世で何が一番嫌いなんだろうね――」

出典:オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス (小説)/電撃文庫/上遠野浩平/絵師:緒方剛志/デザイン:鎌部善彦/編集:?/241P
キャラ:ブギーポップ

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【絵師直営サイト】緒方剛志のHOMEPAGE
特記事項無し。

★2006年4月18日(火)
『どうにか回復しました/富士見ファンタジア文庫新刊』

あーなんとか熱下がりました。やれやれです。かなり体力が落ちてるので、座ってるだけで息切れがするけれど……オフ会までには回復してる、と思われ。

オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス→bk1→amazon読了。



おお……外伝っぽい雰囲気ですが、かなりいい感じ。
途中までブギーポップを読んでたけど、最近はなんとなく読んでない、そんな方がこれだけいきなり買って読んでもokな一冊です。久々の登場回数の多いブギーポップは実に死神らしく、メインとなるカップルの話としてのまとまり方も鮮やか。


●20日発売の富士見ファンタジア文庫新刊
私も22部辺りから読んでないのでアレですが、風の大陸完結のようです。あと、未読なんだけどなぜ手をつけてなかったのかさっぱり不明な召喚士マリアシリーズですが、おもしろいんでしょうか? どの辺が見どころ?

ストレイト・ジャケット8 イケニエのロンリ 〜THE SACRIFICE 2nd.HALF〜(榊一郎)→bk1→amazon
戒書封殺記2 その本、触れることなかれ(十月ユウ)→bk1→amazon
ザ・サード ただ、それだけのこと(星野亮)→bk1→amazon
スレイヤーズすぺしゃる (26) ミッシング・セイント(神坂一)→bk1→amazon
召喚士マリア5 偽りに悲しみを、叶わぬ願いに真実を。(北沢慶)→bk1→amazon
伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様(鏡貴也)→bk1→amazon
風の大陸 最終章 祈り(竹河聖)→bk1→amazon



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼

オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス→bk1→amazonは、ブギーポップ最新刊ですが、既存のキャラは登場少なめ。とはいえ、ブギーポップは久々に顔出し以上の見せ場があるし、なによりとあるカップルの恋愛模様がよいのです。

それでは本日の台詞解説。
好きなものはわかりやすいけれど、自分の嫌いなものは意外と自身でも気がついてないのではないか?みたいな。


「犯罪は、お菓子じゃないよ、小佐内さん」

出典:夏期限定トロピカルパフェ事件 (小説)/創元推理文庫/米澤穂信/表紙:片山若子/デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ/編集:?/223P
キャラ:小鳩

【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】渋皮栗
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★2006年4月17日(月)
『続・風邪引いて半死』

まだ寒気がする……鼻水とまんない……休みてぇ。こんちくしょう。

そういえば、彩雲国物語のアニメBS2ではじまってますが、こちらもなかなかいい感じ。まあその…なんです。ここ最近「Youtobe」が恐ろしい勢いで幅をきかせているので、今期のアニメで見逃したりいったいどんな感じなのか自分の環境じゃ見れない、といった時に調べてみるといいかもしれません。あくまで自己責任で。興味を持ったら出来る範囲で還元も忘れずに。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



風邪引いてるので過去分のコピペで勘弁を。
夏期限定トロピカルパフェ事件→bk1→amazonは、春期限定いちごタルト事件→bk1→amazonの続編です。過去に猛威をふるわせすぎて、封印することを誓い、小市民を目指して日々努力する小鳩君と小佐内さん。ふたりが小市民になれる日は近いのでしょうか?
日常ミステリとして、普段の生活の延長線上にあるちょっとした謎ときに焦点をあてています。ライトノベル読みの一人としては、(この例えが適当かどうかはアレですが)、新井輝さんのように行間でその場の雰囲気を創り出す、そんな感覚を楽しんでいただけるのでは? 小鳩君と小佐内さんの微妙な関係にご注目、なのです。
なお……お菓子はただ甘いだけのものと思ってはいませんか?
まあとにかくお読みください。おすすめです。

それでは本日の台詞解説。
台詞通りとしかいいようがないです。一度作品を読んでみましょう。心の底から納得できる台詞だと思います。


「……、違いますよね?」
「みんなは、落ちこぼれなんかじゃありませんよね……?」


出典:とある魔術の禁書目録(インデックス) (小説)/電撃文庫/鎌池和馬/絵師:灰村キヨタカ/デザイン:渡邊宏一/編集:?/9巻49P
キャラ:月読小萌

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★2006年4月16日(日)
『風邪引いて半死/ホロかわいいよホロ』

微熱が引かない……辛い。でも今日は休日出勤なんですよね……(涙


熱でやられた頭で朦朧としつつ小ネタでも。
狼と香辛料→bk1→amazon



海千山千な狼が変身した、狼少女・ホロと行商人であるロレンスの二人の旅を描いた小説。中世風の世界を舞台に経済という要素を取り入れたストーリーはだからといって読みにくいわけでもなく、実に魅力的。そしてそういうしっかりした根っこを持った部分に、ホロの魅力が加わってもう無敵です。いま実質凍結されちゃってますが、まいじゃー認定級のおすすめ作品です。

さてそんなホロの魅力におやられになったのでありましょう。
パヤパヤ2006というサイトで、4/3と4/8にカラー絵&なんと1ページの漫画!として描かれています。必見!!


4月22日のまいじゃー小オフ会参加希望してくださった方(参加は〆切済み)、風邪でくたばってるせいで連絡が遅れてますが今日中にはご連絡致しますのでもう少々お待ちを。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼

とある魔術の禁書目録は……説明省略。一言で言うなら少年漫画的熱血王道展開する話です。意外に思われる方もいるかもしれませんが、こういう形式になってる小説って実は珍しかったり。

それでは本日の台詞解説。
普段は、先生らしいのかなんなのかいまひとつわかりにくい小萌先生ですが、生徒のことをバカにされた時には相手に全力で反論し、それでもあしらわれてしまった後に言った台詞です。ほんとに生徒のことがかわいいんですねえ……


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