2005年5月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

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冬はこたつにビール。幸せはどこにでもある。

出典:食卓にビールを (小説)/富士見ミステリー文庫/小林めぐみ/絵師:剣康之/デザイン:田口良明/編集:?/3巻241P
キャラ:?

【作者直営サイト】小林めぐみのホームページ
【絵師直営サイト】TSURUGI WEB.
特記事項なし。

★2005年5月15日(日)
『締め切り延びた』

告知。トップページの一時不具合とか「時間が足りない!」という要望を受けてライトノベル・ファンパーティーへの投稿締め切りを4月22日、と一週間延長させていただきました。
まだ投稿してないって方はこの機会にひとつ。

そういえばメタルブラックって、サターンには移植されていたのですね……全然知らなかった。サターンユーザー失格ですええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

食卓にビールを→bk1→amazonは、女子高生・人妻・SF作家、そして物理オタクであるという設定からして既に無茶な主人公の、宇宙人がある日突然来訪しても顔色一つ変えずにおもしろがって会話するようなゆるゆるな日常を描いた脱力系のお話です。
ゆるゆるなんですが、扱っているSFネタはかなり濃かったりします。ある意味「センス・オブ・ワンダー」を体現している作品と言えるかも。
まいじゃー的には最高ランクでまいじゃー認定に格付けできるクラスのオススメ作品です。まだ読んでない方は即読みましょう。

それでは本日の台詞解説。
説明はいらないですよね?こういうのもありってことで。


「いいか、正義なんてものはこの世に存在しない! いや、あるとすればそれは裁判で勝利した弁護士のことを言うんだ! 勝った弁護士こそが正義だ、神だ、真実だ! 負けた弁護士なんざ二酸化炭素を吐き出すだけのゴミだ! 光合成するだけアオミドロの方がまだマシだ! 本当に依頼人のためを思うなら、手段なんて選ぶな! 正義を作れ、真実を作れ! どんなハッタリでもかまして嘘八百を並べ立てろ! 何度でも言うぞ、勝った弁護士こそが正義だ! そのためならごまかしてたぶらかしてでっち上げろっ!!」
「ご、ごまかします、たぶらかします、でっち上げます〜!」
「そうだ、証人は嘘つきだ、悪人だ、食わせ者だ!!」
「嘘つきです、悪人です、食わせ者です〜〜〜〜!」
「その意気だ! 嘘つきの悪人どもに遠慮する必要なんざこれっぽっちもない! あらゆる手段を使って徹底的に小突き回せ! 休む間も、考える間も、呼吸する間さえも与えずネチネチといたぶってやれ!」
「は、はい〜〜〜〜っ!」


出典:タクティカル・ジャッジメントSS (小説)/富士見ミステリー文庫/師走トオル/絵師:緋呂河とも/デザイン:田口良明/編集:?/2巻109P
キャラ:山鹿善行&一尺八寸東鬼(かまつかしのぎ)

【作者直営サイト】センスのないページ
【絵師直営サイト】ふくふくこんこん
特記事項なし。

★2005年5月14日(土)
『ラノパ特派員投稿せよ』

「園原電波新聞編集長の水前寺である! 君は今何をしておるのか! いいかね、君が今なさねばならぬこととはライトノベル・ファンパーティーへのおすすめ本投稿以外にはないと何度説明すれば理解できるのかね!? 投稿せよ投稿せよラノパ特派員!」


さて。
みなさま主に私にとって超ビッグニュースです。ある意味まいじゃーネタでもあります。
7月28日にタイトーは、名作ゲーム25作品を1本にしたPS2用ソフト「タイトーメモリーズ 上巻」→amazonを発売します。!!
これが紹介記事ですが、ラインナップをチェックしてみましょう。

【スペースインベーダー・カラー】
【ルナレスキュー】
【アルペンスキー】
【フェアリーランドストーリー】
【奇々怪界】
【バブルボブル】
【ラスタンサーガ】
【功里金団(くりきんとん)】
【サイバリオン】
【地獄めぐり】
【キャメルトライ】
【ドンドコドン】
【フリップル】
【嗚呼栄光の甲子園】
【マジェスティックトゥエルブ】
【ルナーク】
【プリルラ】
【メタルブラック】
【グリッドシーカー】
【スペースインベーダーDX】
【ダライアス外伝】
【ライトブリンガー】
【エレベーターアクションリターンズ】
【クレオパトラフォーチュン】
【プチカラット】

メタルブラックがついにコンシューマ初移植!(←サターンで既に移植されていたことが発覚しました。一応サターンユーザーだったのに全く知りませんでした(汗 面目ない……)
そのうえダライアス外伝とかプリルラとかよだれものです。速攻予約しましょうさあしましょう。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

タクティカル・ジャッジメント→bk1→amazonは、いつもこれを引き合いに出すのが一番手っ取り早いのでそうしてますが、ゲーム「逆転裁判」をそのまま小説にしたような作品です。
刑事裁判で不敗を誇る、(ちょっと性格には問題もある)若手弁護士があの手この手を駆使して窮地に立たされている依頼人を、逆転無罪へと導きます。
検察側と弁護側の「異議あり!」が飛び交う展開がかなり盛り上がります。刑法なども具体的な条項が出てきて、ハッタリ成分は十分、けれどもあくまでエンターテイメントとして非常に読みやすい作品になっています。法律に詳しくなくても何ら問題なく楽しめますので、おおいにおすすめ。

それでは本日の台詞解説。
研修生に対して、弁護士たるものの心構えの持論を主人公が一席ぶっているところです。素敵です。


「あなたは、なにものです?」
「あたし? ……宇宙海賊」


出典:星のダンスを見においで (小説)/ソノラマノベルス/笹本祐一/絵師:藤城陽/デザイン:行成公江/編集:?/383P
キャラ:?&冬月唯佳

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】しまうま工房
特記事項なし。

★2005年5月13日(金)
『その読書ペースはとち狂っている』

相変わらず浅木原さんの読書ペースが異常。1日でウィザーズ・ブレイン以外の電撃・富士ミス作品を一通り読み終わったらしい。ありえない。



ライトノベル・ファンパーティー、締め切り間近! あとトップページが変更になり、ランダムに本日のイチオシ投稿やライトノベル応援絵が表示されるようになってます。とりあえずものは試し、のぞいてみてくださいな、と。で、せっかく寄ったからには一個でもいいから投稿をよろしく。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



星のダンスを見においで【完全版】→bk1→amazonは、笹本祐一さんの同名の傑作SFを加筆訂正して、上下巻構成だったものを一冊にまとめて刊行したものです。
機能に引き続きの紹介のため詳細は省略しますが、SF好きなら手を出しときましょう。コストパフォーマンスから行ったら決してお値段の方も高くないと私は思います。

それでは本日の台詞解説。
自らの立ち位置の表明みたいなものですね。半分は巻き込まれる形で、でもかなり能動的についてきた彼女の今の考えを明確に表明してます。けっこう読んでて来ましたねーこのシーンは。


「ね、教えて。
あなたたち、宇宙人でしょ。どこの星から来たの?」
「どこの星? 面白いことを訊くね、お嬢ちゃん。
俺たちは、宇宙海賊だ。この宇宙すべてが、俺たちの星さ」


出典:星のダンスを見においで (小説)/ソノラマノベルス/笹本祐一/絵師:藤城陽/デザイン:行成公江/編集:?/126P
キャラ:冬月唯佳&アレックス

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】しまうま工房
特記事項なし。

★2005年5月12日(木)
『僕らはどこにも開かない』

電撃新刊、新人作品2作を読了。
まずは僕らはどこにも開かない→bk1→amazonですが、いやはやおもしろかった! これイラストなしで送り出された実験作でもあるみたいですが、なるほど自信満々にイラスト無しで送り出してくるだけのことはあります。多数視点の一人称を用いた内面描写が持ち味ですが、これが後半になればなるほど格段に盛り上がってくるのです。おすすめ。
憂欝アンドロイド→bk1→amazonですが、こちらも読み始めではそれほど期待してなかったんですが第一話を最後まで読んだ時点で負けてました。私として出来るアドバイスは「どうしても立ち読みで判断するつもりなら、第一話の最後まで読み切って判断すること」これだけです。

というわけで、かなり幸先ののいいスタートです。



ライトノベル・ファンパーティー開催中。登録だけして投稿は一個もしてない人が結構多いです、一個でもいいから投稿していって!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



星のダンスを見においで【完全版】→bk1→amazonは、笹本祐一さんの同名の傑作SFを加筆訂正して、上下巻構成だったものを一冊にまとめて刊行したものです。
主人公の冬月唯佳がこのところお気に入りでよく顔を出していたあやしげなジャンク屋だと思っていたジャック、かれが実は元・宇宙海賊で、ある日の事件をきっかけに唯佳は宇宙海賊と関わっていくことになるのです。
四の五の言いません。SF好きだと自覚あるなら読んでおきましょう。
なおモチーフはあとがきによると「宝島」とのこと。
既にこの作品を読んでいる方も二割近い加筆訂正が行われているとのことなので(特に後半はかなり手が入っている模様)、手に入れておいて損はない一冊です。藤城陽さんのイラストも拝めますしね。
ああ、やっぱり自分はSF好きなんだなあと再確認できた幸せな一冊でした。

それでは本日の台詞解説。
恥ずかしいけどかっこいい台詞。なほ本編をみるともうちょっとこの台詞ではニヤリと出来ると思いますが、そこは実際に読んでお確かめください。


「いち+いちはぁ?」
「「「「「にっ!」」」」」
ひとりだけ………………こっそり………………「にゃ」


出典:鳥は鳥であるために (小説)/MF文庫J/野島けんじ/絵師:沖史慈宴/デザイン:blue/編集:?/3巻247P
キャラ:あえて?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】aNima porta
特記事項なし。

★2005年5月11日(水)
『ネタはない』

電撃いっぱい買ってきました。例によって新人作品から攻める予定。



ライトノベル・ファンパーティー開催中。現在の私自身のイチオシ投稿数49件。100にはまだまだ遠いですが、SD・MF・ファミ通(途中)だけでこの数というのは改めて考えると……うわぁ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



鳥は鳥であるために→bk1→amazonは、昨日の説明のそのまま流用します。
魔が憑いているために社会から迫害され、それを隠して生きている「呪われ者」の話です。最初は対魔ものかな?と思っていたのですが、それはどっちかというとおまけで、迫害に対する心の内面描写などがメインとなっているお話でした。
3巻がすごーく気に入ったです。痛みを伴う青春もの(おまけ要素で伝奇)としておすすめ。

それでは本日の台詞解説。
これは……記念撮影時のシーンですね。あえて、細かい説明はしません。
が。
実際に見て萌え死んでください(笑)。
想像でもなんとなくはわかるんじゃない、かな?


「友達の悪口は言っちゃダメ! 言うなら、本人の目の前で言いなさい」

出典:鳥は鳥であるために (小説)/MF文庫J/野島けんじ/絵師:沖史慈宴/デザイン:blue/編集:?/3巻51P
キャラ:大城美沙

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】aNima porta
特記事項なし。

★2005年5月10日(火)
『電撃新刊は、』

残念ながら名古屋ではまだ売ってませんでした。今日が本命かな?
あーそれと下で紹介している鳥は鳥であるためにの3巻→bk1→amazonがかなりよかったんで、4月のオススメに追加しておきました。



ライトノベル・ファンパーティー開催中。現在の私自身のイチオシ投稿数44件。うう、進まなかった。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



鳥は鳥であるために→bk1→amazonは、魔が憑いているために社会から迫害され、それを隠して生きている「呪われ者」の話です。最初は対魔ものかな?と思っていたのですが、それはどっちかというとおまけで、迫害に対する心の内面描写などがメインとなっているお話でした。
なお、1巻は思い切り「続く」という形で終わってしまっているのでそこだけご注意ください。
3巻では、熱い友情物語と化してます。うん、痛みを伴う青春もの(おまけ要素で伝奇)としておすすめします。

それでは本日の台詞解説。
すんごいストレートな台詞ですが、考えてみれば当たり前の話なのですね。


階段を下りたら、襖の奥からあかリラが顔を出していた。俺の姿を見つけると嬉しそうに笑った。その笑顔は、俺の心臓を貫通して背中へ抜け、そこから急カーブして俺の周囲を人工衛星みたいにくるくる回り始めた。
ああ、なるほどなあ、そう思った。確かに俺はこの笑顔にやられると弱い。


出典:ぴよぴよキングダム (小説)/MF文庫J/木村航/絵師:竹岡美穂/デザイン:伸童舎/編集:大喜戸千文//2巻196P
キャラ:ヒロシ&怪人・夏伍郎

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】nezicaplant
特記事項なし。

★2005年5月9日(月)
『若いってことは無敵だ。』

神無月さんと昨日メッセをしていて判明したこと。(神無月さんは今年から大学に通うまだ10代なまいじゃーの常連さんです)
「1月の書籍代は、大体、8千円から1万円程度」ふむふむなるほど。
「私の今現在の月の書籍以外の雑費は、大体2000円〜3000円程度だと思います」ほほう。
「あ、食費は込みです」
…………え?(汗 それじゃ普段ご飯は一体どうしてるの?? 昼ご飯とか。
「食べておりませんよ<抜いております」
ぐあ、デフォルトで抜きですよ! 真似できませんよ絶対!
「現状とっている方法は、糖分で満腹中枢を刺激しておりますね」
完敗です先生。
しかしまあ確かに思い返せば大学生の頃は、本代やゲーム代を捻出するためにご飯を抜いたこともあったなあ。

というわけで若いってことは無敵だ。



ライトノベル・ファンパーティー開催中。現在の私自身のイチオシ投稿数42件。MF文庫とSD文庫は終了、現在ファミ通文庫が相手。ファイト。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ぴよぴよキングダム→bk1→amazonは、激しい疾走感にあふれる恋愛模様あーんどSFです。トリ型高等異星人が突然地球人の元にやってきて、主人公たちをパートナーとして恋の勝負をはじめるというお話ですが、とにかくこの疾走感が最大の持ち味となっています。

それでは本日の台詞解説。
平たく言えば笑顔にやられた、ただそれだけのことなんですがその表現が気に入ったので紹介してみました。


「あいつめっちゃ強いで ニュースで言うとったけど倒した怪人もう50人越えたっちゅーし。
やっぱあーゆー奴は特別なんやって
頑張ったって勝たれへん…」
「勝たれへんかもしれん
でも 勝てるかもしれん やるまでわからん
闘うでおれは」

ぼくはこの日――
「漢」を見た!!


出典:げこげこ 水上悟志短編集 (コミック)/YKコミックス/水上悟志/デザイン:?/編集:須見武弘/354P
キャラ:ヒロシ&怪人・夏伍郎

【作者直営サイト】真・みずかみ小屋
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月8日(日)
『はいている』

定例チャットでのお話。
「ぱんつはいてない」絡みのネタになり、はいてないにふさわしい属性はなにか?みたいな流れになりました。
某さんが「メガネをつけた委員長タイプ」と答えたので、
「メガネをつけた委員長タイプにはむしろはいていてもらわないと困るのです」とレスしたのでした。
そう思いません? 思え。



長らく沈没していた関係でライトノベル・ファンパーティー関係で動けていなかったので反省を込め、とりあえず管理人として責務を果たすべく30件おすすめ投稿しました。めざすは100件越え。
まあそこまでしろとは言いませんので、1冊でも2冊でもいいのでぜひオススメ本の投稿をよろしくおねがいします。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■やっぱり猫が好き?(猫の地球儀感想)毀れた視線より)
わかりやすい概要がおもしろかったです☆

■ジュブナイル版ガンダム(ネタ)こんがり焼あじより)
座布団1枚ですね☆
「うーん、こりゃ職人芸だ。当時を知る人なら感動もの」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



げこげこ→bk1→amazonは、散人左道→bk1→amazonをOURSに連載していた(ちなみに新作の連載もはじまったようです)水上悟志さんの短編集です。
まいじゃー好きならまずツボに入るんじゃないでしょうか。なんというか実に憎い点をついてくるというか、とにかく読んでみなさいとしか言いようがない。コメディを交えつつ単純なノスタルジーでもなく、かといって苦みだけの残るおとぎ話ともちょっと違う後に残る感覚をお楽しみください。
短編を気に入ったならば、そのまま散人左道にもぜひ手を伸ばしてみてください。ちょっと邪悪が入った(笑)退魔師のお話です。

それでは本日の台詞解説。
勝ち目が薄いと思いつつも戦いに赴く怪人の姿がイイ!
あと台詞ではわかりようもないですが、怪人を倒して回っている魔法少女の武器が大変素晴らしいと思います。


「待ってくれ。あんたは警官じゃないのか」
「警官だよ。
一流の警官だ」
「市民を護る警察官が、どうしてこんなことを」
「ちっちっ。市民を護るのは二流の警官だ。一流の警官は、権力を護るのだ」


出典:嵐を呼ぶ整形魔人 たたかう!ニュースキャスター (小説)/ソノラマノベルス/夏見正隆/絵師:鈴木雅久/デザイン:松倉真由美/編集:?/354P
キャラ:パイロット&警官

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月7日(土)
『たぶん再起動/たたかう!ニュースキャスター』

ようやくスイッチ入りました。しばらくギアをあげてないと止まりそうなんで……というわけでもないですが、本日の定例チャットでは第二回オフ会について予備調査してみようかなと思ってます。

下ではたたかう!ニュースキャスター→bk1→amazonをイチオシしてみたり。好きなんですよねーこのシリーズ。負けるなヒロイン、泣いてる場合じゃないぞ。



余録。リニューアル後のbk1は検索結果がまるであてにならないため利用自体おすすめしませんが、あえてここで本を探す際はタイトルだけでなく、作者名なども利用して粘着的に検索しましょう。



ライトノベル・ファンパーティー、開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「SFセミナー」桜庭さん企画のレポート
この中で注目する情報は、東京創元社からも刊行予定があるということなのですね☆
「おお、ミステリですか。ミステリですね!?」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

たたかう!ニュースキャスター→bk1→amazonは、ヒーローものです。ただ、変身して人々を危機から救い出す主人公はニュースキャスターであることを除けば。



いやはやいやはや。
変身もので、「ところでこの主人公って仕事とか学校とか大丈夫なん?」っていう疑問がついて回りますが、この作品はそこに焦点を当てているわけですね。変身すると主人公はマッハな速度で空も飛べるのですが、そうすると服は摩擦で燃え尽きてしまい人前にも出られない、とか仕事に穴を開けて叱責を受けどんどん立場が悪くなる、とか実に憎いところをついてくるのです。
本質的には前向きな主人公なんですが、(夏見作品に共通の要素として)かなり泣き虫でしょっちゅう泣いてます(笑) 負けるなヒロイン。
あと「悪者」の描写がなんか好きですええ。
なお3巻はおもしろかったのはいいんですが、割と唐突なところで終わっているので当然4巻は出るんですよね? 万一出ないとかなったら怖いから少しでも援護射撃をかねて応援させてもらいます。
まいじゃー者にはかなりのおすすめ。ぜひ読みましょう。なおこのシリーズは新書ですが、店頭で探すのは結構難易度が高いと思われます。


それでは本日の台詞解説。
あえて悪役の描写の方にスポットをあててみました。こんな悪役がてんこ盛りです。「ありえねー!」とか笑ってられるうちはたぶん幸せな証拠なんだと思いますいろんな意味で。


「……いいんだよ、ほっとけば」
「廣長先生、最近血圧が高いって言ってますけど……」
「なんでも高い方が偉いんだよ。血圧だってギネスに載るくらい上げりゃいいの」


出典:まぶらほ ノー・ガール・ノー・クライ (小説)/富士見ファンタジア文庫/築地俊彦/絵師:駒都えーじ/デザイン:?/編集:?/48P
キャラ:伊庭かおり&?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特記事項なし。

★2005年5月5日(木)
『超低空飛行。』

ここはのらりくらりと更新してたけど、実は最近けっこう精神的にやばめで沈没してました。メッセとかにもまったく出没せず、一部の方にはご迷惑かけて申し訳ないです。どうにか立て直します……

ところで、先日「まぶらほ」についてとある方々に大変熱く語っていただき(あえて名前は出すまい)、実はもともと魔法ものだったと知り、とりあえず1巻読んでみました。
……おお、本当だ。日常ラブコメだと勝手に思いこんでいたけど実は違ったのか! でも、その後軌道修正がかかっているとの話も聞いているのでメイドの巻しか読んでない反省も込めつつ、ぼちぼち追いかけようと思います。

上の文章書いてて思った。あんまり自覚なかったけど実はメイドには激弱なんじゃないか?(汗 メイド喫茶にはあんまり興味はわきませんが、ロベルタとかSfとかには魂をやられてます。……なにやら戦うメイドばっかりだ。



ライトノベル・ファンパーティー、開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

まぶらほ→bk1→amazonは……すいません解説つけられるほどまだ読み込んでません(汗
正直まいじゃーの台詞に登場するのはたぶん最初で最後だと思います。ただ、話の展開がわかりやすい・読みやすいっていうのも大事な要素だなあ、と改めて思いました。ふだんひねくれた作品を読むことが多いのですが、ひねくれてれば偉いってもんじゃないと基本形はこういうもんだろうと。

それでは本日の台詞解説。
特にいうことはないですが、念のため高血圧に関するサイトにリンクしておきます。高血圧はダメですから!


「ヒーロー、みんなを助けて」
「ダメだ、それはできない。俺はもうヒーローじゃない」
「『俺』なんて言ってるからでしょ? 『僕』のくせに」


出典:大沢さんに好かれたい。 (小説)/スニーカー文庫/桑島由一/絵師:放電映像/デザイン:アフターグロウ/編集:?/215P
キャラ:大沢さん&大地守

【作者直営サイト】clearloversoul.jp
【絵師直営サイト】ワクセイガール
特記事項なし。

★2005年5月3日(火)
『某卓球少女の掛け声聞いて気合い入れる(謎』

うかつにも漏らしてた注目作をささっと紹介。
まず先日紹介した嵐を呼ぶ整形魔人 たたかう!ニュースキャスター→bk1→amazonの作者、夏見正隆さんが実は別名義でつい最近もう一冊本を出してました(汗
うかつにもスルーするところだった……大人の事情が色々あるんでしょうがあーもう紛らわしいっ!
護樹騎士団物語 螺旋の騎士よ起て!→bk1→amazonがそれです。



内容は……すいませんこれから読みますが本格ファンタジーにみせかけたいつものノリらしいとの噂が(笑)。せっかくなので夏見さんのファンページ、Fan page of Masataka Natsumi - STUDIO DDT ONLINEを紹介しておきますね。

それからもう一点
笹本祐一さんの名作、星のダンスを見においで」完全版→bk1→amazonが出ています! 加筆した上で2巻構成になっていたものをまとめてますね。





ライトノベル・ファンパーティー、開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

大沢さんに好かれたい。→bk1→amazonは、なかなかあと一歩が踏み込めない思春期の少年少女の恋愛模様であり、ヒーローものでもあります。
ヒーローものとしては微妙に今までと路線が違う、かな? 少なくともコメディではありません。カップルの先行きにやきもきしたり、ヒーローを応援したりしながら読んでみてください。グーです。

それでは本日の台詞解説。
『大切なものはなんですか?』『自分を見失ってはいませんか?』と、まあそんな台詞。うーん……読んでないとわかりにくいかなあ(汗


「ねえ大沢さん」
「なに、大地くん」
「僕と大沢さんて友達だよね?」
「うん、そうだけど?」
「友達って、手を繋いだら変かな?」


出典:大沢さんに好かれたい。 (小説)/スニーカー文庫/桑島由一/絵師:放電映像/デザイン:アフターグロウ/編集:?/127P
キャラ:大地守&大沢さん

【作者直営サイト】clearloversoul.jp
【絵師直営サイト】ワクセイガール
特記事項なし。

★2005年5月2日(月)
『昨日はくたばってました。(ああもったいない)』

すいません、今日から復帰します>某所

では最近の新刊からピックアップ。
スーパーダッシュ文庫の4月の新刊に黒白キューピッド(ちなみに黒白は「こくはく」と読みます)→bk1→amazonという新人さんの作品が出ました。



さて、この作品なのですがいちせさんの感想&感想リンクでもあがっていますが、辛めな評価が多いようです。(ついで。現状でライトノベル関係の感想リンクはいちせさんところが強いと思われ)
が、ちょっと待った! ここで読むのやめた、とか言うのは早計というもの。まず正直に言いますが話の前半は私も読むの結構辛かったです。読後感としてもものすごく爽快感があったとは言いません。
ただ、後半の展開などはどこかダイヤの原石を感じるのです。磨けば光るんではなかろうか?と。かなりの独自性を持ってますね。
そこで先物買いという意味合いも込めつつこの作品を薦めてみようと思います。ただ、絶賛とはいきませんのでその辺も加味しつつでもまいじゃー好きの方には一度読んでみて欲しい作品です。
読む場合は後半までちゃんとたどり着くこと。


それから、嵐を呼ぶ整形魔人 たたかう!ニュースキャスター→bk1→amazonが出ました! 数あるヒーローものの中では断トツに悲惨なヒーローじゃないかと思われる(笑)桜庭よしみは今回もがんばりますたぶん(いやまだ入手できてないんで)



ライトノベル・ファンパーティー、開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■日日日(あきら)、おまえは何者だ! 6月1日。2レーベルから、2シリーズ同時スタート!
とうとう本命情報があがってきましたね☆ 今年の一番の注目株である日日日さん、本格始動のようです☆

■ 「このライトノベル作家がすごい!」からライトノベルの萌えイラスト(以上2件、CAXの日記より)
「まあ外から見たらこんなもんんだろう、と」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

大沢さんに好かれたい。→bk1→amazonは、なかなかあと一歩が踏み込めない思春期の少年少女の恋愛模様であり、ヒーローものでもあります。
ヒーローものとしての傾向を下手に言うとネタバレになってしまうので何も言いませんが、コメディにはあらず。切なさ成分の入る桑島節は健在です。ああ、こういうのは好きだなあ弱いなあ。

それでは本日の台詞解説。
ま、付き合いかけた男女にはありがちな状況ではあります。ほんとうはこの後どう展開かするまででワンセットではありますが、それはネタバレにつきご自分の目でお確かめくださいな、と。


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