2004年8月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

home 最近の名台詞 名台詞データベース(時系列順) 名台詞データベース(作品別)


「3課が大尉と私だけの頃……そう 隊章も無き設立当初だ
憤慨の日々だった

任務を全うせんとする度に現れる”障害”……そのほとんどが 私利私欲のために民を貪る”人為戦災”だった
奴らはいつも手の届かぬところにいた…… 金で 暴力で 権力で その身を幾重にも守っていた
そう……まるでブ厚い南瓜の皮のように
……刃が必要だった
万聖節の前夜に南瓜に細工を為す鋏――
『南瓜抜き鋏』のような頑健で強大な刃――!!
だから我々は名づけたのだ いかな外皮をも斬り裂き断ち割るために
だから我々は名乗るのだ…… そう――!
誇りをもって パンンプキン・シザーズの名をっ!!

その小隊長である私が言おう――
アルバート・ミヨンの外皮を食い破ったのは紛れもなく――メッツお前だ!

ネズミの牙も 侮れん!」

出典:パンプキン・シザーズ (コミック)/KCデラックス(講談社)/岩永亮太郎/デザイン:朝倉健司/編集:?/2巻205P
キャラ:アリス・L・マルヴィン

【作者直営サイト】西成岩男情報局
【絵師直営サイト】なし

公式サイトは別名義になってますが、なかの人は同じです。

★2004年8月31日(火)
『つれづれなるまま』

ぎゃー台風の大風で2階が揺れるー! 眠れねー!
仕方ないので旅行に行ってて見れなかったマリみてアニメとかカレイドスターを鑑賞したり目的もなくweb巡回。あれいつの間にか名台詞データベースがニュースサイトに捕捉されている? まあこれが基でライトノベルに一人でも転んでくれればいいのですが。
…………寝て起きた。
おお、台風行ってしまったっぽい。ちょっと眠。

まいじゃー名古屋オフについての告知を昨日行いましたので、ご興味のある方はご覧下さいませ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「ザ・スニーカー」11月号に付録「トリニティ・ブラッドR.O.M.・序章」モノグラフより)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

パンプキン・シザーズ

パンプキン・シザーズ→bk1→amazonは、復興もの。昨日ほぼ言いたいことは言ったので特に言うべきことはなし。まあとにかくいおすすめったらおすすめなのです。

それでは本日の台詞解説。
自分は無力だと嘆くメッツに対し、その功績?について語るともなく特殊部隊パンプキン・シザーズの歴史を語っています。絵つきで読むとなおかっこよさ倍増です。


「戦って傷にまみれるのは構いません……
でも 世界が変わらないのなら…… 戦う意味がないのなら」
「世界!?
背が高いとそんな遠くが見えるか!?
貴様も子爵(ヤツ)と変わらんな!」

「遠くを見るな 近くを見ろ
そこにはちゃんとあるんだ……
戦う意味が」

出典:パンプキン・シザーズ (コミック)/KCデラックス(講談社)/岩永亮太郎/デザイン:朝倉健司/編集:?/1巻144P
キャラ:ランデル・オーランド&アリス・L・マルヴィン

【作者直営サイト】西成岩男情報局
【絵師直営サイト】なし

公式サイトは別名義になってますが、なかの人は同じです。

★2004年8月30日(月)
『まいじゃー名古屋オフのお知らせ』

既に掲示板上では告知しましたが、トップページで改めて。
まいじゃー名古屋オフ会を9/25(土)に開催します。
前々から一度はやらねばと思っていたのですが、この間のSF大会参加に触発されました。とりあえず今回は管理人の生息地域の都合もあって名古屋(大須界隈)で 開催します。
しかしさっぱり人数などが読めないのでとりあえずみなさまの参加予定をお聞きしたいと思います。もし参加できそうな方は このスレに参加表明をお願いします。 なおオフ会の内容としては、今のところ

●SF大会でおもしろかったライトノベル天気予報のまいじゃー版 (今年注目の作家は? などなど)
●ライトノベルをネタにしたカードゲームのルールを考えてみる
●メイド喫茶訪問(笑)←女性参加の場合は一考

とか考えてますがあくまでも構想段階です。 あとは成り行きしだいですが、とりあえず昼間にオフ会をやってもし飲むのであれば二次会以降ってことで。参加年齢層がバラバラな気がしますので……。
他になにかオフ会でのアイディアあればそれも掲示板まで。

以上、よろしくおねがいします。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

パンプキン・シザーズ

パンプキン・シザーズ→bk1→amazonは、復興もの。戦後復興のために設立された軍の特殊部隊として大戦の傷跡による災害、人災から人々を救います。
アクションシーンはもちろんありますが、戦うことが目的でなく戦後復興が目的という点でこの作品はまいじゃー要素十分ですね。実際の内容も大変に熱いです。名台詞もざくざくと。かなりのおすすめコミックです。

それでは本日の台詞解説。
えーちらっと出てくる子爵というのはいわゆる悪者(享楽家)です。それからこのふたつの台詞の間にはシーンが一個挟まっているのですがあえて割愛させてもらいました。大局ばかり見ていないで、逆に今現に目の前で困っている人間を着実に救っていこう、とまあそんなところです。


「セイは、泣いた」
「ああ、そうだ。お前が助けに入んなかったから――」
「私の知らない、この三年間に、セイは泣いたか?」
「……いや、覚えがねぇな。あの通り、意地っ張りだけは一丁前のガキだ。人前で泣いたって話自体、まったく聞いたことねえよ」
「そう、か」
「なんで笑う?」
「ずっと心配だった。セイは強い子だから。シズクも、私も、泣き方は、教えてあげられなかった」

出典:てくてくとぼく (小説)/富士見ファンタジア文庫/枯野瑛/絵師:GOW/デザイン:?/編集:?/?
キャラ:てくてく&トルーズ

【作者直営サイト】akira.html
【絵師直営サイト】しずるな

特記事項なし。

★2004年8月28日(土)
『噂の すごい カレイドスター』

というわけでやっと借りてきたレンタルビデオに手をつけてカレイドスターを視聴開始。おおお……スポ根。熱い熱いね! まだまだ見始めたばかりですが、非常によい感じです。しばらく楽しめそう。

そうだ今月分のライトノベル新刊はほぼ出揃ったわけですが、その中でもMF文庫新刊の名犬ミケはひだりきき→bk1→amazonと、MF文庫新刊の世界最大のこびと→bk1、→amazonはいずれもまったり癒し系(どっちかと言えばこびとの方が個人的には好みかな?いちせさんはとんがり帽子のメモルに重ねてました。あー確かにね)なので、お好みに合わせてご利用ください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

てくてくとぼく→bk1→amazonは、ごく普通なAI萌え作品かと思いきや実は主題が全く違うところにあり、かなり切り口の違う作品でした。もちろんAIスキーな人にもきっちり対応はしてますが、単にそれで話が終わらなかったところに個人的には好感が持てました。(さすがに重大なネタバレになるのでその辺は言えませんが……)
搭の町に発条職人(要はロボット技師ですね)として住んでいる少年と、その周りの人々のお話です。
また作品の雰囲気やテンポは比較的ゆったりしてますので、そういうのがお好みであればいいんじゃないかな?

それでは本日の台詞解説。
まあつまりは「泣くことも大事だよ」とそういうことですね。


「あたしは、あんたたちのことが大好きだよ」
「まずそれが第一。あとのことはこの際どうでもいいよ。
だいたい、この世界そのものがどう見たってデキソコナイなんだから。完璧な、無条件に愛されるべきものなんて何もないんだから。なら、自分が何が好きで何が嫌いなのかくらい、理屈抜きですぱっと決めたいよね?」

出典:てくてくとぼく (小説)/富士見ファンタジア文庫/枯野瑛/絵師:GOW/デザイン:?/編集:?/?
キャラ:?

【作者直営サイト】akira.html
【絵師直営サイト】しずるな

特記事項なし。

★2004年8月27日(金)
『浪費』

mixiにさっそくいろんな方に招待していただき、うろうろ見て回っていたら時間切れ〜。すまんです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

てくてくとぼく→bk1→amazonは、ごく普通なAI萌え作品かと思いきや実は主題が全く違うところにあり、かなり切り口の違う作品でした。まいじゃー者ならば手を出す価値は十分にありますが……すいません解説はまた明日(汗


「き、貴様、貴様、こともあろうか、恐るべきことに、『魔法使い』を『使おう』などというのか!」
「その通り。ぼくこそが『魔法使い』使いだ。
りすかに会って、そうなると決めた。魔法使いなんて言っても、奴ら全然魔法を使いこなせていやがらない――まるで、駄人間と同じだ。両者仲良し、駄人間(できそこない)と半魔族(できそこない)。だったら仕方ない、ぼくが使ってやるしかないだろう。ぼくが使ってやらなきゃ誰が使ってやるって言うんだい?」

出典:新本格魔法少女りすか (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:西村キヌ/デザイン:?/編集:?/62P
キャラ:水倉破記&供犠創貴

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年8月26日(木)
『信長の野望・全国版(謎 』

スーパーダッシュ文庫の新刊にしてスーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作である殿がくる!→bk1→amazonを読了。
うーんこれはいい意味で裏切られました。織田信長が現代にタイムスリップしてくるという内容なのですが……正直に告白します。序盤を読んでるときはすっごく地雷っぽいなーと思ってました。(ネタバレにつき理由はあえて書きませんけど)
しかし中盤以降ある意味では予想通りですが、全くこちらの読みを裏切る展開をみせてくれましたね。歴史小説を読むようなつもりでこの作品を読まれると困りますが、ライトノベルであるという前提で読めばこういう展開はむしろ燃えます。発売直後なんでこれ以上は書くに書けませんが、荒唐無稽を楽しめる人ならたぶん買って損はしないでしょう。
あとは一般受けするかどうかですが……これはさっぱり読めん! つうわけで応援してるぞSD文庫がんばれ!

追記。
ところで、最近あちこちでmixi,mixiいうので気になります。誰か招待して〜(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■女子中学生の読む電撃文庫
なるほど「しにがみのバラッド。」は女の子にも受けているのですね☆
「書店さんの配置の仕方とかもおもしろいと思いました。この辺、あちこちの本屋を研究してみると傾向がわかっておもしろいかも。……キノは女の子にも売れそうな気がするけどどうなのかしらん?」

■コバルト文庫のボーイズラブ
上に同じく有里さん調査ですね☆
「ボーイズラブ作品と非ボーイズラブ作品の割合は、1:2ですか。実はもっとBL作品は多いと思ってました。意外」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

新本格魔法少女りすか→bk1→amazonは……えー時間が無いのでさくっと説明しますと、魔法少女ものを読むと思って手を出すのではなく、戯言シリーズに代表される西尾維新ワールドを読むと思ってもらえれば失敗しないと思います。以上。

ま、本日の台詞については見たままということで。


「――ああ、ごめんなさいね」
「悪気は無い……って言っても言い訳にはなりませんね。私――その場凌ぎの慰めはしない主義なんですよ。当たり障りの無い言葉や、心にも無い言葉を積み重ねていたら、いつか決定的な何かを見失ってしまうから」

出典:君の居た昨日、僕の見る明日 (小説)/富士見ファンタジア文庫/榊一郎/絵師:狐印/デザイン:?/編集:?/1巻201P
キャラ:本町小竹乃」(ささの)

【作者直営サイト】うごうご榊くん
【絵師直営サイト】Concrete jungle

特記事項なし。

★2004年8月25日(水)
『ないものねだり』

某ヤフオクへのリンクで知ったザレゴトコート(公式サイト)という戯言シリーズのカードゲーム。これがなんというか絵柄が素敵なのですよ! 欲しくて仕方がないので再販願いの電波を送りまくろうと思いますええ(爆)

オリンピック観戦〜。女子バレーの日本×中国は、結果こそ0−3で日本負けちゃったけどすごくいい試合でした。見ててよかった……ってこんなことばかりしてるから睡眠不足が解消されないんだよなあ(苦笑

追記。
昨日カレイドスターのレンタル店情報でうっかりオチを入れ忘れてアップしてしまいました……(恥

追記2。
うっかりしてましたが宙(そら) 新宿少年探偵団の完結編→bk1→amazonが発売されてます。ファンの人は押さえるべし!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■Mount Position、チェーンソー装備のSf(8/23のお絵かき板)
「大山さん、これツボでした〜」

■青山ブックセンター、青山本店と六本木店を9月29日再開へ
先日諸事情で閉店に追い込まれたのですが、かなりのスピードで再開に向けて動いているようです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

君の居た昨日、僕の見る明日→bk1→amazonは、「僕の居場所は此処ではない」と感じる少年がある時ふいにたどり着いた不思議な学校との関わりを綴っていきます。物語としては少々変則的とはいえオーソドックスな学園ものと言ってもいいの、かな? もっともまだ1巻なので今後どうなるのかはわかりませんが。
んー……そうですね、いわゆるセカイ系(そこだけで閉鎖・完結している世界)の物語です。『そこは、優しい嘘でできた世界』という帯のキャッチはかなり的確だと思いますが、ネタバレに絡んでくるのでこれ以上説明するのはやめておきます。
……同様の台詞で、いいなーと思った台詞はほとんど紹介できなかったり。

それでは本日の台詞解説。説明不要。
割ときつい言葉を投げておいて、フォローの代わりにこの台詞を発しています。


「――あっっちゃんは、神様を信じてるんだね」
「――別に。信じてないわよ」
「――私は、信じてるよ。神様じゃないけど……自分の中に、もう一人の自分がいるの。その子はたまに優しくて、たまに怖くて……でも私なの。きっとその私は、誰よりもいつもの私を見てるんだと思う」

出典:ムシウタ (小説)/スニーカー文庫/岩井恭平/絵師:るろぉ/デザイン:元良志和/編集:?/2巻253P
キャラ:土師千莉&砂小坂純

【作者直営サイト】けれん
【絵師直営サイト】白と黒の境界線

特記事項なし。

★2004年8月24日(火)
『SF大会の余禄』

SF大会では21日夜に参加したライトノベル天気予報がすごく濃くて面白い話がいっぱい聞けたんですが、やばすぎてここではとても書けません(汗

そうそう、今年に買ってみたいライトノベル株は?という話がありまして私は「MF文庫J」「ファミ通文庫」そして期待票として「スーパーダッシュ文庫」に一票を投じておきました。スーパーダッシュは独自路線を歩いているんだかいないんだか今ひとつ不安定なのでぜひともがんばっていただきたいと思います。
なお、スーパーダッシュ文庫の既刊リストについてはどうやら前々から編集部内でも載せるべきだ、という意見はあったらしくただ何しろカバー変更には経費がかかるということで最終的なGOサインがなかなか出なかったようで、あの運動はいわば背中の一押しというところでしょうか。
私としてはそれがゼロからだろうが、1年後に変更するものが2ヵ月後に前倒しされたのだろうが既刊リストが載る、というその結果が重要なのであって1%の効果でも十分です。やっぱり言わないよりは声を挙げるべきという結論には変わりなしということで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第7回「もえたん 萌える探偵小説」うたたねこやより)
今回はタクティカル・ジャッジメント 逆転のトリックスター→bk1→amazon天使が開けた密室 激アルバイター・美波の事件簿→amazonです☆
「……えーと、その。確かに激アルバイターの方って店頭で見かけた覚えが全然ないような……(汗 bk1とamazonでは既に新刊は入手不可になってました」

■「荒野で二人」橘睦月さん、サイト閉鎖
web小説を追いかけている方にはかなり有名な方だと思います。多忙が主な理由となっていますがこの度、電撃文庫より「オーバー・ザ・ホライズン 僕は猫と空を行く」で9月10日にデビューされるとのこと。おめでとうございます☆

■東映ビデオ株式会社 「カレイドスター VOL.1」は、この店へ行けば借りられる!
掲示板で教えていただきました☆ いいお仕事ですね☆
「周囲でかなり評判がいいのでどうしても見たかったんですがどこにもおいてなかったんです。やっとこれで借りられ……あれ? 9月12日!?……もしかして未来デスカ?」
やーいお馬鹿さん、と言っておきますね☆
「…………お、漢の子は泣かないっ!」
2003年の情報ですけれどね☆
「!」
(オチを入れ忘れてました……欝だsnow)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ムシウタ→bk1→amazonは、痛くて切ないボーイミーツガールなファンタジーです。実を言うとまだ3巻を読んでないので、最終的に明るい方向なのかそうでないのか不明だったりします。そういうわけで細かいニュアンスまではお伝えできませんが、とにかく痛いです。

それでは本日の台詞解説。
この台詞の大事な点としては、台詞を受け取った側はむしろこの台詞の直後には引いていたというところだと思います。しかこしの話を聞いてから、祈る対象を自分に代えたというところを見るとかなりの影響を与えているようです。確かに最終的には自分の心と折り合いをつけられるのは自分だけですから……存外深い台詞といえます。


「キャン・ユー・フィール?」

出典:ムシウタ (小説)/スニーカー文庫/岩井恭平/絵師:るろぉ/デザイン:元良志和/編集:?/2巻各所
キャラ:いろいろ

【作者直営サイト】けれん
【絵師直営サイト】白と黒の境界線

特記事項なし。

★2004年8月23日(月)
『SF大会行ってきました』

SF大会初参加! その節はタカアキラさん、一歩さん、福原さん、高森さんなどなど多くの方にお世話になりました。初ということで右往左往な自分をナビしていただいたりその他いろいろありがとうございました。
えーいろいろありますが、まだ眠気が残ってるので明日にでも改めててことで。あー月曜は有給とればよかった……

追記。
先日話題にした銀盤プリンセス→bk1→amazon(注:大人向け〜)ですが、たそがれSpringPointにて感想があがってきていました。私は未読ですが(購入済。……もしや思う壺?)参考にしてみてくださいな、と。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第35回 星雲賞受賞作 決定
【日本長編部門】 「第六大陸」1、2 小川一水
【日本短編部門】 「黄泉びと知らず」 梶尾真治
【海外長編部門】 「星海の楽園」上・下 ディビット・ブリン
【海外短編部門】 「地獄とは神の不在なり」 テッド・チャン
【コミック部門】 「彼方から」全14巻 ひかわきょうこ
【アート部門】 西島大介
【メディア部門】 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」 ピーター・ジャクソン
【自由部門】 「王立科学博物館シリーズ」
【ノンフィクション部門】 「宇宙へのパスポート2」 笹本祐一

■ゼロヨンイチロクの旅(8月18、20、21日の日記)(第弐斎藤より)
独特な雰囲気と内容で固定ファンが増えている清水マリコさんのゼロヨンイチロク→bk1→amazonの舞台探訪ですね☆

■BLOODLINK / short storiesモノグラフより)
今のところweb上でだけ読めてしかもイラストいっぱい!のショートストーリー第二弾ですね☆
「……また本編が出ないのでは(汗 」
ご安心ください、第4巻の原稿は上がったとのことですから☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ムシウタ→bk1→amazonは、痛くて切ないボーイミーツガールなファンタジーです。望まない戦いの日々に無理やり駆り出される少年少女の苦悩、といった感じ。明日もムシウタを取り上げるので今日の説明はこんなところで。

それでは本日の台詞解説。
まるきり見たままの意味です。一応作中では同タイトルの映画の名シーンとして扱われていますね。作中幾度となく使われる台詞で、この2巻におけるテーマとなっているのだと思われます。どう説明したものか……「私の精一杯の想いは貴方にも感じられますか? 伝わっていますか?」といったところでしょうか。


「平成の間に宇宙旅行ができるとは思ってなかったなあ。しかも木造建築で」
「在来工法にできないことはないんですよ」

出典:食卓にビールを (小説)/富士見ミステリー文庫/小林めぐみ/絵師:剣康之/デザイン:内藤裕之:?/編集:?/200P
キャラ:主人公&モデルハウスの営業担当

【作者直営サイト】KOBAYASHI MEGUMI  HOMEPAGE
【絵師直営サイト】TSURUGI WEB.

特記事項なし。

★2004年8月21日(土)
『SF大会行ってきまーす』

えーとはいっても私の場合(一応は)泊まりではなく通いという予定になってますが、チャットへの参加や日曜日のサイト更新はかなり微妙かも。

続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、締め切りました。ご投票ありがとうございました!
総評なんかは……少々お待ちを(苦笑 いろいろ立て込んでいて手が回りませーん!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

食卓にビールを→bk1→amazonは、16歳女子高生人妻物理オタクな駆け出し作家にして、さらに物事にまったく動じないというゴーイングマイウェイを絵に描いたような主人公が、SFっぽい日常に関わっていくという一風変わった連作短編です。小林めぐみさんによるなんかちょっと変わった時空炸裂。
すごく脱力系ですが、きっちりSFしてます。読み人を激しく選びますが個人的にはかなりおすすめ。発行部数少ないとのことでしたのでまいじゃー好きな方は速攻ゲットすべし!

それでは本日の台詞解説。
今日の台詞はこの素敵作品の雰囲気をつかんでもらうことが目的で選出しています。モデルハウスを見に行ってみたら例によって宇宙人のとっぴな行動に付き合う羽目になった主人公(でも例によって動じてない)の様子です。


「きみは、あまりにも最悪を知らない」

出典:新本格魔法少女りすか (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:西村キヌ/デザイン:?/編集:?/186P
キャラ:水倉破記

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年8月20日(金)
『お腹がピンチ』

昨日飲んだお茶がまずかったか?(汗
お腹が大変ヤヴァイことになってます。この状態で電車に乗るのか……あ、悪夢だ。

続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、20日、つまり本日で締め切りです。思い残すところのある方はいまのうちに投票しておいてくださいね。せっかくだから投票期間が終わったら該当作品についてあれこれ紹介していこうと思います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

新本格魔法少女りすか→bk1→amazonはすいません説明省略。腹が……

本日の台詞解説。
まあようするに君はものを知らなさ過ぎ、といってるわけです。


「……俺とおまえの決定的な違いが、わかったよ」
「俺は自分の立場に拗ねた。おまえは開き直った――それだけだ」

出典:空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (小説)/電撃文庫/渡瀬草一郎/絵師:岩崎美奈子/デザイン:伸童舎/編集:?/4巻272P
キャラ:レージク

【作者直営サイト】草一屋
【絵師直営サイト】GREAT ESCAPE

特記事項なし。

★2004年8月19日(木)
『人間、頭の中はともかく体はマルチタスクに対応してません』

やりたいことは数あれど、追いつきませんです。オリンピック見なきゃいいじゃんというツッコミはもっともなんですが、もともと柔道見るのけっこう好きなんでつい、ね。

続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、20日までなのでぼちぼち締め切り〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ボーイズラブの棚に児童文学を置くな!に端を発するBL論争モノグラフより)
題材になっているのは「おおきく振りかぶって」のようですね☆ 日刊海燕なども参照してみてくださいね☆
「なお該当作品を読んでないのでメモにとどめます」

■「本をよく読む本屋、本を読まない本屋」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で→bk1→amazonは……ああ、寝過ごして時間切れに。良作で気に入ってる作品なのに(汗 オリンピックをつい見ちゃってあうあうあう。すいません、なんかのかたちでフォローします……


「…あ、あの 怒らないんですか?」
「は?」
「私達 みっちり叱られるのかと…」
「…………
何? 叱ってほしいの」
「いえっ めっそうもございません」
「…………
つーかあんた達 もう反省してるじゃない
本気でがんばって反省している人間を叱っても 無意味っしょ」

出典:ARIA (コミック)/ブレイドコミックス/天野こずえ/5巻139P
キャラ:見習い三人&晃

【作者直営サイト】AMANO COMPANY
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年8月18日(水)
『魂の叫び』

し、志摩子さーん!!<マリみてアニメ「チェリーブロッサム」鑑賞
……個性的。実験企画。ただ、じっくり読みたい人にはそもそも作品の構造自体が激しく不向きなので手を出すのはおすすめしません。<「とくまでやる」読了

続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、20日までなのでぼちぼち締め切り〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■スーパーダッシュ文庫ピンポイント応援サイト「ウラダッツュ」
以前から調整されていたんですが、正式公開のようです☆
「SD文庫ファンはぜひ。あーというか……帰宅部!は積読になってますが、つまり読め!ということですねこれわ」

■高殿作品アンケート開始
遠征王シリーズ→bk1→amazon銃姫→bk1→amazonでおなじみの高殿円さん公式サイトでキャラ投票とシーン投票の二つが行われてます☆ ファンの方は参加しましょう☆

■桜坂洋 応援特設日記モノグラフより)
プチ特集と考えてもらえばよろしいかと☆
よくわかる現代魔法→bk1→amazonはたしかに初見の印象とはかなり違って独自路線を突っ走る注目作品だと思います。まいじゃーなものを日夜求める方は目を通しておいて損はないですね」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ARIA→bk1→amazonは、既に何度も紹介してるので今日はあらすじについては触れませんがこれだけは改めて。絶対に文章では表現できない「世界」がここにあります。一枚の絵に『世界』が詰まってます。

それでは本日の台詞解説。
いわゆる特訓を受けたもののあれこれ失敗してしまい落ち込む見習い三人組。そんな三人に指導した彼女は……。この漫画的に心温まるのはもちろんですが、自分自身も気をつけないと、と思いました。


「無駄だわ。なにもかもが無駄すぎる。わたしはまちがったお金の使い方をされるのがいちばん嫌いなのよ。だってかわいそうでしょ、お金が!」
「僕だってかわいそうだよ」
「んまあ、あんたごときとお金さまを同列に扱うなんてずうずうしい!」

出典:そのとき君という光が (小説)/ビーンズ文庫/高殿円/絵師:小田切ほたる/デザイン:BELL'S/編集:?/151P
キャラ:フランチェスカ&ミルドレッド

【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年8月17日(火)
『キターーーーーーーー!!!』

集英社スーパーダッシュ文庫の公式サイトが更新されてまして、編集長の私も言いたい!〜第1回「暑い!そしてスーパーダッシュは熱い!」というページがあったのですが、その中の一文で

●ネット上でご意見を頂いて、著者の既刊リストを入れることにしました。 今月刊から一部入れていますが、来月刊行分からカバーのそで部分に入ります。 ご意見を頂いたみなさん、ありがとうございました。

とのこと。
「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」(まだこっち直してません…)に参加してくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。みなさんの要望、編集部を動かしましたよ!!


週末はSF大会へ赴かん、覚悟完了。

えーとそれからここで告知したかどうか忘れてしまったので……。
まだコラムは正式には終わってない状態ですがそれはそれとして、「このライトノベルがすごい!」は第二回も開催することに決定しました。
細かい開催日時や方法などはまだ固めていなくて、いろいろと要望を集めている段階です。なにかご要望があれば反省記も参照の上今のうちに要望スレまでどうぞ。


続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、20日までやってます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■電撃文庫総合目録のまとめ
書店様で取り寄せてもらうことも可能ということですね☆ 
「ちなみに私は一度店頭にないと言われてすごすご退散してきたのですが、今回このまとめページを見てもう一度吶喊。店員さんには店頭になければない、と再び言われましたが「申し訳ないですが出版社に頼めば取り寄せ可能と聞いた」と切り返して取り寄せ依頼を済ませてきました。大規模書店ならこの手は使いやすいと思いますのでご参考までに」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

そのとき君という光が→bk1→amazonは、そのときシリーズ→bk1→amazonの3巻目にあたります。あらすじはあえて細かくいいませんが、コメディ分が多めだけどいざという時になるときっちり決めてくれる良作です。

本日の台詞解説。
お金の大好きなフランの好きっぷりをあらわして、なおかつたまにはギャグに走ろうと思ってこの台詞を取り上げてみました。ま、そんなわけで。


「アリスちゃん」
「はい?」
「何気なくてあんまり気付かないかも知れないけどね
左手だってなかなかにやるものだよ」

出典:ARIA (コミック)/ブレイドコミックス/天野こずえ/5巻53P
キャラ:水無灯里&アリス

【作者直営サイト】AMANO COMPANY
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年8月16日(月)
『えすえふたいかいいってみようか』

前から一度のぞいては見たいと思ってたのですが、なにしろ私はSF者じゃないしな……というのがあって今ひとつ踏み切れませんでした。が、なんか今年は岐阜が開催地と判明して「これはチャンス」と。さらに情報を集めているとどうやら当日参加受付もありのようです。
つうわけでSf大会(あれ? 微妙に違う? でもこっちのSfなら超参加ですよ!)に行くつもりで検討開始。

続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、20日までやってます。……あれ、インフィニティ・ゼロって完結してなかったっけ。完璧に忘れてた(汗 コールド・ゲヘナも止まってたっけ? 完璧に以下略…………脳細胞に不安を覚える今日この頃。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ARIA 5

ARIA→bk1→amazonは、地球のヴェネツィアの環境を移植した観光惑星、ネオヴェネツィアで手漕ぎ船を使ってお客さんを導く水先案内人たちの日常を描いたもの。
100万の台詞よりも1つの風景。
こればっかりは漫画でないと表現できません。一応AQUA→bk1→amazonの続編という形になっているのでAQUAも読んだ方がベストですが、ARIAjから入っても特に問題はないと思います。
最近ストレスがたまり気味の方、ぜひこのコミックをお読みください。だまされたと思って。春の陽だまりの中お昼寝、そんな暖かい気持ちにさせてくれる素敵な作品です。もはや何度おすすめしたかわからないくらいですが、しつこくおすすめ。ぜひ癒されてください。私もあんまり癒し系という言葉を安易に使うのは好きじゃないんですが、これは癒しという言葉を使うに値します!
         
それでは本日の台詞解説。
左手の働きが悪いといって、なにかと左手をおしおき!するアリスに対しての灯里の一言。こういうなんともいえないほんわかしたシチュエーションと会話!! これだからARIAのファンはやめられない!


home 最近の名台詞 名台詞データベース(時系列順) 名台詞データベース(作品別)