2004年6月上旬の名台詞
こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
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「大事なこととは?」
「公僕の矜持。
我々は強い力を持つ。指先一つで橋を架け、一万の人を動かし、億の金を集める。しかし我々は賤業につく者だ。私利はない、私欲は許されん、民意のみに殉じる。この力と目的は時に対立する。臣民の奴隷たることを一瞬刹那たりとも忘れず、なおかつ誇りを持って職務を遂行すること――こいつは難しいぞ」
「閣下はそれを為しえた方です」
「馬鹿を言え。
それをやろうとして三十年かかってもやれなかったのがわしだ。それがわからんとは、やはりおまえはまだまだだ」
「私にもわかることがあります」
「なんだ」
「閣下が陛下を忘れることがあっても、民を忘れない方だということ」
出典:復活の地 (小説)/ハヤカワ文庫JA/小川一水/絵師:前嶋重機/1巻40P
キャラ:セイオ・ランカベリー&イェーツ・シマック
【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月15日(火)
『あーよかった、同志がちゃんといた』
勢いづいて始めた
「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」ですが、内心「そんなこと思ってるのはお前だけだよバーカバーカ」とばかりに賛同者ゼロだったらどうしよう?と不安いっぱいだったので、同志は自分だけにあらずと確認できてほっとしてます。
ま、そんなわけで
『SD文庫編集部の中心で、既刊リスト載せてくれと叫ぶ』運動を開催中。どうかご協力をお願いします。
最近
モノグラフがライトノベル関係のニュースを精力的に収集してるみたいです。がんばれー、私も楽できる〜(笑)
ライトノベルとイラストに関わるアンケートは前々から一度採ってみたいと思っていたんですが、このラノ掲示板でもかなり意見が出まくってるようで今がチャンス、かな。実際問題、購入動機とかにイラストがどの程度影響するのか調べたものって今までなかったはず。日経の調査でもそこまで詳しくデータは取らないみたいですし、真剣に考えて見ようと思います。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「ライトノベル完全読本(仮)」7月24日発売
で、先日既に紹介したのですけれど、日経の方で
webアンケートを開催し
ているのでよろしければご回答くださいね☆
■青春を後ろ向きに駆け抜けろ!ネガティブキャンペーン
実施中!!
滝本竜彦&乙一&大岩ケンヂの著作キャンペーンです☆
「つまり、今月NHKにようこそ!のコミック1巻とネガティブハッピー・チェンソーエッヂの文庫版が発売になりますよ、とこういうことです」
■ティーンズ小説相関図
■相関図の問題点
■付箋紙を使ったWikiみたいなソフトを使えば?
■wemaあります。
発信源は
らいぶらりあんときどき通信ですね☆ 以上、時系列順にお送りしました☆ 相関図作成に協力しても良いと思われた方はご連絡を☆
▼本日の作品&台詞解説▼
復活の地→bk1、
→amazonは、小川一水さんの新作! ヤッホー!……で、終わっては紹介にならないので簡単に言いますとクライシスもの、あるいは復興ものということになります。例によって極限状態の中で、己の能力を全開にして動く人間模様といったところでしょうか。
あえてよけいな説明はしませんのでとにかく読みましょう。キャラクター小説か?と言われるとちょっと違う気がしますが
力いっぱいおすすめします。
さてそれじゃ本日の台詞解説。
理想の官僚のあり方、と言ったらいいのかな。今のへたれ政治家にぜひとも聞かせてあげたいような台詞ですええ。
「あなたも、誰かのために……泣けるようになったのですね」
出典:スカイワード (小説)/電撃文庫/マサト真希/絵師:橘由宇/233P
キャラ:マツハ
【作者直営サイト】A'
【絵師直営サイト】羊小屋
特記事項なし。
★2004年6月14日(月)
『既刊がわからんなど認めないっ!』
延び延びになっていた、
「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」を開始しますので賛同される方はご協力をお願いします。私の表現がイマイチまずかったせいで
web上で閲覧できる既刊リストと誤解されている方が多いようなので補足。
私が言わんとするのは文庫の裏表紙の折り返し部分についている作者既刊一覧のことです!! 電撃でもスニーカーでも富士見でも必ずついてるあれですね。詳しくはリンク先にて。
学校を出よう!2巻感想リンク集に触発されて何人かの方には読んでもらえたようです。
たそがれSpringPointの滅・こぉるさんにも
どうやら気にいっていただけたようでよかったよかった。(なお、リンク先はネタバレ全開なので、それを嫌う人は見ない方がいいかも)
ということで……
学校を出よう!2巻→bk1、
→amazonは良作なんだってばさ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
ええと、
昨日かなりのニュースを掲載したので見てない方はそちらもご覧くださいね☆
■Flash『なつみSTEP!』(
DAIさん帝国より)
ほのぼのとした素敵なflashです☆
「……で、まずはflashを先入観なしに見て心癒された後で
『なつみSTEP!』紹介ページのようなものをご覧ください。はっはっは、いやはや奥が深い深すぎる(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
スカイワード→bk1、
→amazonは、全編通してやたらと賑やかな作品です。会話のテンポが軽快であっという間に読めるかと。ただ、序盤だけ読んだぐらいではわかりませんが賑やかなだけで終わっている作品というわけではもないです。あと飛行機でます。(人によってはけっこう重要でしょうこれは)
それでは本日の台詞解説。
自己中な人物は自分のために泣くことはあっても、他人のために泣くことなどありません。人の心の成長……まあそんな感じです。
「今日は大海さんの優しさがいろいろわかって良かったです」
「……優しさですか」
「有馬さんのことを噂だけじゃなく判断しようとしたり、その有馬さんのことを悪く言う鍵原のことを思い込みが激しいだけって言うのって、優しさなんじゃないかなって」
「どうなんでしょ。私、人のことを悪く思うのが苦手なんです。そういうの居心地が悪くて。だから、ツバメには甘いとか言われちゃうんですよね」
「だったら甘くていいんじゃないですか。僕はそっちの方がいいと思います」
「わかりました。私、どんどん甘くなります。そうですよね、甘い方がいいですよね」
出典:Room No.1301 #2 (小説)/(富士見ミステリー文庫/新井輝/絵師:さっち/96P
キャラ:大海千夜子&絹川健一
【作者直営サイト】ARAI STYLE
【絵師直営サイト】ぶらっくしゃど〜
特記事項なし。
★2004年6月13日(日)
『ニュースだらけ』
おお、なんかまるでニュースサイトみたいな有様に(^^; SD文庫企画は明日に持ち越し〜。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■『あなたにとってのonly oneライトノベルは何ですか?』アンケート
(
こんがり焼きあじより)
今までに発行された中でのマイベスト作品を教えてください、とのことですよ☆
「1つだけ! ぐわーそれは悩むな……絞りきれない〜」
■M系小説部
偶然迷い込んだのですが、スーパーダッシュ文庫に注目してる日記サイトみたいなので応援の意味も込めてリンクしておきますね☆
「えーどうせなら主要作品の紹介などもあるとなお嬉しいかと。個人的趣味丸出しだと銀盤とか銀盤とか銀盤とか」
■オフィシャル海賊本「電撃h」&「電撃p」通販受付開始
サービス企画だから仕方ないのかもしれませんけれど、銀行振り込みやカードによる支払い方法も選択できれば言うことないですね☆ なにはともあれ、日頃電撃作品を愛好している方は買いですよ☆
■ 知られざるルール(新文化 編集長のページ)(
モノグラフより)
書店が業界のルールを理解していないことについてのあれこれです☆
「私も一時期出版業界について調べてたんですが……はっきりいって普通の流通業界から見ると出版業界はかなり異質というか
ヘンです。某二大流通が寡占状態で幅をきかせて金融業に近い機能まで果たしているからか、
取引形態が人外魔境と化してます。再販制度が根底にあることは言うまでもないことですが……。興味のある方は出版業界のあれこれを調べてみると異質さがよーくわかると思います」
書店からの悲鳴その一とか☆
この業界では流通こそが神様なのです☆ お客は二の次三の次みたいですね☆ 自分に正直で素晴らしいことなのです☆
■通常版『空の境界』発売! そして瞬間で売り切れ
限定版はどうでもいいですけれど、通常版が入荷即売り切れという書店が多いようですよ☆
■アニメ「マリア様がみてる」公式サイト改装(
FANTASY Bookmarkより)
■「さよなら妖精」はライトノベルか?という話。
「なんかこうかっちりまとまった意見にならないのでこのラノ掲示板に書く気もいまひとつ起きないんですよねこれ。あえてまとめることもないのかな、と思ったり」
そういえば一時期在庫の切れていた
さよなら妖精→bk1、
→amazonですが現在は入手可能のようですよ☆ 青春小説の傑作なのでぜひお試しくださいね☆
■トリコロクイズゲェム
まんがタイムきららに連載中の
トリコロ→bk1、
→amazonが題材なのですが、かなり難しいですよ☆
「ちなみにファンブック?の
トリコロプレミアム→amazonも来月発売みたいですが……どんな内容なんだろううーむ」
■作家連載コラム〜新井輝さん「恋愛のことは新井に訊け!:もしくは新井輝と担当Kの日常」(
FANTASY Bookmarkより)
ちょうど下でもROOM No.1301の紹介をしています☆
■Amazonの画像は直リンク推奨?
サイト管理者向け☆ どうも方針が以前とは変化しているようです☆
「……実は当初から直リンしていたので結果オーライと言うことで(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
ROOM No.1301→bk1、
→amazonは……あーこれどうやって説明したらいいんだろう。私は新井さんの作品はいつも褒め言葉で「微妙な作風」と表現しています。男女間を漂う空気が一言では表現できないような「微妙さ」で満たされているんですよね。これが気に入るかどうかがポイントかな?
なおこの作品のノリを簡潔に表しますと
「エロゲの八方美人風な主人公が、それなりに善良な人格で『いい人』を辺りに振りまいた結果に、自分でも疑問を感じながら日常を送る話」です<なんやねんそれ
つまりですね、エロゲの主人公って平気で二股どころか三股以上かけてるわけですが、それでも平然と誰かとハッピーエンドになることが多いです。でもこれ実際にやった場合、まともな神経の持ち主なら本来の彼女への遠慮とかいろいろ感じるはずなのですね。ゲームではそういうことを一切無視しますが、この小説ではそういうマイナス感情もちゃんと描写されているよ、とまあそういうことです。
それでは本日の台詞解説。
かー甘い、甘いよっ!<意味不明
ころしちゃったの?
ヒトを? ヒトなのに?
ボクもねぇ いっぱいころしたよ? そしたらみんなボクのことバケモノっていうんだ
ヒトをころすヒトはヒトじゃないんだよ
だってヒトをころすヒトはヒトのてきだもん
だったらおじさんたちも
バケモノだよね
出典:破天荒遊戯 (コミック)/ゼロサムコミックス/遠藤海成/5巻111P
キャラ:名前不明
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月12日(土)
『がんばっていきまっしょい』
積読、読んどく?
特に意味はない。景気つけたかっただけ。ふっかつのじゅもんみたいなもんです。
このライトノベルがすごい!関連更新は、さーて新展開。
時海結以さん・くぼひできさんによる往復書簡
「ライトノベルと児童文学のあわい」を一挙掲載です。もともとこのラノ掲示板場でライトノベルと児童文学の関わりについて白熱した議論を展開されていて、このまま掲示板で終わらすのはもったいない!ということからコラム化されました。非常にボリュームのある内容なので一気に読むのは大変かもしれませんがかなり内容は濃く、一読の価値ありかと。実を言うと私もまだ読んでる最中だったりします(草三井さん、なんとなくごめんなさい(^^; )
ところで、草三井さんがダントツに大変なわけでそれに比べりゃ私などほとんど何もしてないと同義ですがそれはそれとして……いつ終わるんだろうこれ(汗
▼本日の木乃葉子トピック▼
■激変する小説マーケット、“ライトノベル”に勢いあり!
今更な話題なので
小宮さんの感想にもリンクしておきますね☆
「私も似たようなものかも。今よりもっと売れて作家さんが心おきなく次作を書ける状況になってほしいとは思うけど、最初からケチつける気しかない人々にまで読んでもらわなくて結構です。好きは100人100通り。じゃなきゃ、6年もまいじゃーサイトなんてやってませんって!」
▼本日の作品&台詞解説▼
破天荒遊戯→bk1、
→amazonは、とにかく台詞がすんばらしいアクションもの。しつこいようですがぶちきれた怒濤のツッコミ&ボケな台詞から違和感なくすごーくシリアスな展開にも移行できるその辺も好きなところですね。どんな台詞かチェックしたいって方は
この辺参照のこと。
それでは本日の台詞解説。
超強い人間やめちゃった?かのようなお子様キャラの台詞です。強いんだけど、根はお子様なだけあって言葉が率直。ゆえに真実を帯びているわけで……。
――――
出典:――――
キャラ:――――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月11日(金)
『今日も台詞なし』
……どうも今週は低空飛行な更新でまことにすいません。明日から元気になります。その予定。
とある魔術の禁書目録→bk1、
→amazon2巻読了しました。1巻のノリが嫌いでさえなければこれはおすすめです。1巻のラストからいったいどうやって物語を続けるんだ?という不安もなんのその、お見事と言うべきでしょう。
空の境界→bk1、
→amazonが恐ろしい勢いで本屋の平積みから減っていきます。入荷即売り切れの本屋も多いようなのでその辺ご注意を。これは売り上げ的にもけっこう侮れない位置に来るかも……。
このライトノベルがすごい!関連更新は久美沙織さんコラム創世記・第17回 「素晴らしい原作+担当+ブレイン→これぞ邂逅!」です。ドラクエ小説のできるまで、です。
▼本日の木乃葉子トピック▼
▼本日の作品&台詞解説▼
本棚(こころ)の中は、マンガのみ(ゆめみがち)
出典:とある魔術の禁書目録(インデックス) (小説)/電撃文庫/鎌池和馬/絵師:灰村キヨタカ/2巻11P
キャラ:?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】rainbow spectrum
特記事項なし。
★2004年6月10日(木)
『危うしテンションその2』
更新しているかぎりは墜落はしないだろうってことで。
このライトノベルがすごい!関連更新。早見裕司さんコラム「ジュニアの系譜」第8回『ティーンズハートの作家たち(2)
』を掲載。いやなんというか今回は早見さんの素直な感想が各所に入ってて妙におかしかったです(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■電撃文庫オフィシャル海賊本『電撃h』&『電撃p』2冊同時発売(
モノグラフより)
■
ライトノベル人気調査、ミスが見つかったらしく「よろしければ再度投票してください」とのこと
▼本日の作品&台詞解説▼
とある魔術の禁書目録→bk1、
→amazonは、説明省略。
ついでに言うと今日のは台詞じゃないです。ふってあるルビがあまりにツボにきたので紹介してみました。ルビにすると表示できないブラウザとかありそうなんであえてカッコで表現してますが本来はルビです。他人事じゃないよなあ……。
「聞けば聞くほど変な神様よねえ。人類はカルマがたまっているのに、なんで生き残らせようとするの? 全滅させたほうがいいんじゃない? ガン細胞を生き残らせたって、何もいいコトないのに」
「我々は違う!」
「そうよね。自分たちだけは生き残ろうと取り乱してるあんたたちと一緒にされたら、あたしたちも迷惑だわ」
「世界が滅びるのだぞ! 冷静でいられるものか!!」
「それがどうしたの? あたしなら明日世界が滅びることになったって、これまでどおりに生きてやるわ!!」
出典:総理大臣のえる! 神様だよ、全員集合! (小説)/スニーカー文庫/あすか正太/絵師:剣康之/58P
キャラ:折原のえる&教祖
【作者直営サイト】活字屋
【絵師直営サイト】TSURUGI WEB.
特記事項なし。
★2004年6月9日(水)
『危うしテンション』
あーテンションが落ちている……気合いだ自分。というわけでSD文庫の件はしばしお待ちを。
一歩さんによる
このラノBLOGがテスト中です。ほぼ基本的な仕様は固まった模様。技術的なことに興味のある人は口を出すなら今のうちという事で……。
空の境界→bk1、
→amazonは、同人版を持っている方向けに
貧乏だけど心は萌えで、同人版と講談社ノベルス版の比較をされてますが微妙な修正ぐらいでほとんど変わっていない模様。……といっておいてなんですが表紙が美しいんですよねえ(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベル人気調査(
モノグラフより)
日経BPによるアンケートです☆ 企画本のための調査のようで、今年はライトノベル本のラッシュになりそうですね☆
「すごいすごいと他人事のように喜んでいられたら最高なのに(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
総理大臣のえる!→bk1、
→amazonは、悪魔メフィストの力によって日本の内閣総理大臣になってしまった折原のえるの傍若無人っぷりを楽しむ作品です。
好き放題やってます。深く考えず楽しく読むのに向いてます……が、まるっきりコメディだけで終わっているかとそうでもなく、ところどころ皮肉が効いてますし、その時々の社会風刺ネタにもけっこう的確に対応しています。
案外と中高生が政治に興味を持つきっかけにできるかも、というのはいいすぎ? というわけでコメディ以外の要素がそれとなくあってけっこうこのシリーズは好きですね。
それでは本日の台詞解説。
とある新興宗教の教祖との対決。のえるという人格がよく出ている台詞なんじゃないかと思います。
――忘れないよ。
――絶対、絶対、覚えているよ。
出典:神宮の森卓球場でサヨナラ (小説)/ファミ通文庫/野村美月/絵師:依澄れい/239P
キャラ:村上朝香
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】依澄屋WEB
特記事項なし。
★2004年6月8日(火)
『空の境界』
私自身は空の境界まだ未入手ですが、既に一部では出回っているようで、そろそろ各所で出てくるかと思われます。
この作品、ネット上では話題になりすぎたためにかえってスルーしている方がいそうなのでその辺補足。魔術師同士の戦いなどがたくさんあるのですが、
みどころなのは戦闘シーンよりもむしろ理論と理論のぶつかり合いです。個人的には
魔術師と魔法使いの違いというのが大変印象的。死ぬほど癖が強い事も否定しませんが、後発のライトノベルにも少なからぬ影響を与えていると思われる為この作品はぜひ目を通してもらいたいですね。
このライトノベルがすごい!関連更新は、早見裕司さんコラム「ジュニアの系譜」第7回『ティーンズハートの作家たち(1)』です。早見さんも本文で述べられていますが、ティーンズハートって何かと蚊帳の外な印象があって、再評価のためにはこのコラムの意義は大きいかも。
個人的には今、
運命のタロットシリーズが読みたいです。絶版です。どこにも売ってません。今復刊活動中のようですが……しくしく。
▼本日の木乃葉子トピック▼
▼本日の作品&台詞解説▼
神宮の森卓球場でサヨナラ→bk1、
→amazonは、いわゆる
卓球場シリーズ4部作→bk1、
→amazonの完結編に当たります。
本日は説明略。
それでは本日の台詞解説。
といっても解説しようがないんですが……表現的なやさしさがポイントです。ほんとは他に載せたい「やさしい表現」がいくつかあるんですが2ページにわたるような長台詞ばかりでさすがに載せるに載せられないという……(^^;
「割り切りが早いのは、いいことだ」
「割り切っていません!」
「ふぅーん、才能がないなら、とっととあきらめたほうが愉快な人生を送れると思うけどな。努力してもかなわないことなんて、この世に山ほどあるぞ。
まあ、つらいのなら、きれいさっぱり投げ出して、新しくはじめるのもアリだとあたしは思うぞ。てゆーか、そっちのほうが千倍賢い。けれど、どーしてもやめられない、続けたい、と思うなら、もーいやだ、もーごめんだ、という気持ちになるまで努力をしてみるんだな」
出典:神宮の森卓球場でサヨナラ (小説)/ファミ通文庫/野村美月/絵師:依澄れい/93P
キャラ:大石麦子&村上朝香
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】依澄屋WEB
特記事項なし。
★2004年6月7日(月)
『マルチタスクは高度な処理能力が要求されるのこと』
性能はウインドウズ95か下手すると3.1程度の性能しかないのに、思いつきだけはXPでも過負荷?というマルチタスク。その結果「固まる」「再起動」「データ飛んだ!」な状態が私です。嗚呼、汝の名は積み人也。
このライトノベルがすごい!関連更新は、久美沙織さんコラム創世記の番外編、大森望さんの「『MOTHER』のころ」をお届けします。当時の会議に提出した資料まで出てきちゃったりいやはや。
それともう一件斑猫さんによる投稿で、水野良 『ロードス島戦記』
「〜人と《立場》というコラムも掲載しました。ほんとはけっこう前にもらっていたのですが掲載が遅くなってしまい申し訳ありませんでしたm(_
_)m
上のトップ絵に関する詳細は近日中に。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■せかいのメイドさん(1)−コロンビア(
DAIさん帝国より)
†Heaven Stairs†謹製。ブラック・ラグーンのロベルタさんCGなのですが、付属しているテキストが素敵なのです☆
「やっぱり最強メイドはここの人だよなあ。単に非常識な強さだけならゴマンといるけど、これだけの存在感! あと目付き!」
こんな素敵なメイドさんを知らないという罪深き貴方は
ブラック・ラグーン→bk1、
→amazonをすぐさまお求めくださいね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
神宮の森卓球場でサヨナラ→bk1、
→amazonは、いわゆる
卓球場シリーズ4部作→bk1、
→amazonの完結編に当たります。
ええとこの紹介をする前にちょっと懺悔。私はこのシリーズ好きだったはずなのに、気が付くと完結編を積読にしてしまっていて今さらのように読んだのですが……激しく後悔。なんで積んでいたのだろう。
このシリーズはたいへん説明がしにくいのですが、卓球や合唱を絆として友情を深め合う話です(めちゃくちゃ簡略化してます)
物語の表面だけ見ると卓球の神様に仕える巫女が出てきたりと、相当に荒唐無稽のように思えるのですが実際は一人称で書かれる日常のちょっとした出来事への主人公の心の動きこそがメインだと思っています。友情ってすばらしい!とストレートに訴えかけるお話ですね。
ひねりまくった話ばかり読んだり、作品の重箱の隅を突かずにいられなくなった方が原点に帰るための作品かもしれない、などとあえて言ってみます。
それでは本日の台詞解説。
ネタバレになりそうなので詳しくは言いませんが、夢をあきらめるかどうか、それをテーマにしていると思ってください。
「弓子ちゃんって、魔法の事件をいつも追いかけてるわりには運が悪いよね。なんだかかわいそう」
「……葵の印籠の法則かと思われ」
「なにそれ?」
「水戸黄門もはじめからやることはわかってる。その町で一番悪人顔したやつをとっつかまえればいい。でも、善人がいたぶられて由美かおるが風呂につかって八兵衛がうっかりしないと恪さんは印籠を出さない。そういう風に決まってる。だから一ノ瀬は諸悪の根源にたどりつけない」
「そ、そうなんだ。へえ」
「……森下」
「な、なに?」
「いまのは冗談」
「そうなの?」
「そ。感心するところじゃなくて笑うところ」
「ご、ごめんなさい」
「わかればよろしい」
出典:よくわかる現代魔法 ガーベージコレクター (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/102P
キャラ森下こよみ&坂崎嘉穂
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月6日(日)
『またしても歳を食う。もうお腹いっぱいです』
葉子「トンボさん、
またひとつ歳を食いましたね☆ おめでとうございます☆」
あー……なんか微妙に祝福されてない気がするんだけど。
「気のせいです☆ はいささやかな誕生日プレゼントですよ☆」
おお! 葉子さん、やっぱりいい人だったんだねえ……って、
いったいこれををどうしろと?
「馬車馬のように働くのです☆」
うっうっ、一瞬でも信じた自分がバカだった(涙
というわけで(^^;
このラノ掲示板で議論が盛り上がっているのはいいのですが、この種の掲示板は長文、しかも多岐にわたる話題を一度に扱うようには出来ていないので中身の濃さを考えるとかなりもったいないものがあるわけです。(長文過ぎて読み飛ばす方多数)
やっぱり外部からもそう見えていたようで
adramaineさんの指摘→
一歩さんの反応→
そこからさっそく展開。
そして一歩さんの
共用で使うblog試作品が(あいかわらずはやっ!)。
早急に検討してみなくちゃ、なのです。
▼本日の木乃葉子トピック▼
▼本日の作品&台詞解説▼
よくわかる現代魔法→bk1、
→amazonは、魔法をPCのソースコードに置きかえた現代魔法を駆使して会社の業績をあげたりせんとする、そんな魔法使いに出会った少女・森下こよみの物語……と思ったら、あっさり2巻では師匠が主役になってますがまあ細かい事は気にしない(^^;
イラストから受けるイメージとは違い、萌え系統な話とは少々方向性が違うように思います。むしろ設定重視傾向。それよりなにより……
金だらい!!
これが気になる方はぜひご一読を(笑)
さてそれでは本日の台詞解説。
やたら長いわりにどこが山なんだかという内容ですが、この作品の独特なテンポをつかんでもらうには長めに切り出した方が良さそうだと判断しました。今回割とストーリーの蚊帳の外に置かれがちな二人の戯れ言?です。
――――
出典:――――
キャラ:――――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月4日(金)
『頭痛でダウン』
ひさびさに大型頭痛?で布団ひっかぶって寝てました(^^;
起きたけどどうも熱っぽい。風邪かも。そゆわけで作業とか棚上げ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■さわや書店上盛岡店の「このライトノベルがすごい!」フェア
なんと書店員さんによる自作レポートなのです☆ 内容を見てもらえればわかりますけれど、ものすごい気合い入ってますよ☆
「うわ、
オリジナル帯まで! おおお……店内も広いみたいだし、近隣の人は行くしか! たいへんよいお仕事されてます」
岩手県立病院の近く、まだ4月にオープンされたばかりとのこと。近くの人はぜひとも行ってみてくださいね☆
■コッコロハウス・実食記(
少年少女科学倶楽部より)
あそびにいくヨ!3巻→bk1、
→amazonに登場したコッコロハウスのモデル、
コッコロコハウスに実際赴いた方のレポなのです☆
「すげいおいしそうだ……」
▼本日の作品&台詞解説▼
台詞に悩む時間は寝る事に当てたので今日はお休みします。
「やめなよ、マイド。定義論は荒れるよ。あんたが人間と思ったものが人間。ただし他人の同意を得られるとは限りません、ってヤツさ。こんなところで議論してたってしょうがないだろう?」
「とにかく僕は神様なんかじゃない。それだけは言っておくよ」
出典:でたまか アウトニア王国人類戦記録 黄昏落日編 (小説)/スニーカー文庫/鷹見一幸/絵師:Chiyoko/51P
キャラ:マリリン・コイズミ&マイド・ガーナッシュ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月3日(木)
『考えている→どんどん考えている→何も思い浮かばないので中止』
悩むと脳が溶ける。デロデロ……
「さよなら妖精」は個人的にライトノベルという枠に入れてもいいなあ、と一読したとき思ったのですが、これ私がいつも言う「絵付き小説」からは完全に離れてます。ではなぜそう思ったか?……この直感は自分自身気になるので「なぜ?」の部分を脳内検証中です。
このラノ関連更新は、早見裕司さんコラム「ジュニアの系譜」第6回を掲載です。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「このライトノベルがすごい!」フェアがすごい! 第一回 書泉ブックタワー編
少年少女科学倶楽部の狩田さんによる担当者様へのメールインタビューです☆
「うわー! インタビュー自体の密度の濃さもさることながら、狩田さんによる注釈がすごい。これに目を通すだけでも十二分に価値があると思います。私もちょっと活力分けてもらったかも〜」
■デジタル化と編集者
デジタル入校する時代になって編集さんの役割はどう変化するのか、そんな感じのお話です☆
▼本日の作品&台詞解説▼
でたまかは……ごめん今日も時間切れ。うー明らかにテンションがやばい。
というわけで作品紹介飛ばして台詞解説……はしません。正直あんまりいい台詞じゃないですねえ……もっと精進します(^^;
「それって、ホントにしたいことなのかな?」
「どういう意味だ」
「ホントにしたいことをしてる人の目は、もっとキラキラしているよ?」
出典:総理大臣のえる! 神様だよ!全員集合! (小説)/スニーカー文庫/あす正太/絵師:剣康之/243P
キャラ:折原のえる&アヤ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月2日(水)
『会議で終電……』
眠い。放置。投げやり。
ファミレス人間模様でちょっと心を和ませてみんとす。
よくわかる現代魔法→bk1、
→amazonは、2巻まで読んで思ったけれど表紙から受けるイメージとは違い、中身は相当に趣味的です。作品のテンポとか独特なのでちょっと万人向けではなさそうですし、こなれきってない部分もあるけれど何かの拍子に大化けする可能性が……(今のままでも私的には買いですが)。というわけでよかったらチェック入れてみてください。
このライトノベルがすごい!関連では久美沙織さんコラム創世記第16回「突然の中断と組織というものについて」。……すいません中身に目を通す余裕がありませんでした(汗
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「このライトノベルがすごい!」フェアがすごい! 第一回 書泉ブックタワー編
少年少女科学倶楽部の狩田さんによる担当者様へのメールインタビューです☆
「うわー! インタビュー自体の密度の濃さもさることながら、狩田さんによる注釈がすごい。これに目を通すだけでも十二分に価値があると思います。私もちょっと活力分けてもらったかも〜」
■デジタル化と編集者
デジタル入校する時代になって編集さんの役割はどう変化するのか、そんな感じのお話です☆
▼本日の作品&台詞解説▼
総理大臣のえるは……ごめん時間切れ。余裕があったら明日解説します(^^;
「オレですら好きになれなかったオレのことを簡単に好きとか言いやがるから つられてウッカリこっちも好きになった
何度でもそう言ってやるって笑うから欲張って 一生言い続けさせてやるって決めた」
出典:破天荒遊戯 (コミック)/ゼロサムコミックス/遠藤海成/6巻31P
キャラ:レイボーン
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年6月1日(火)
『鳥頭』
なーんかここで言おうと思ってた事があるはずなんですが……綺麗さっぱり忘れました。あーなんだっけなあ、気になるなあ……
わりとあちこち飽和中。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日もお休みです☆ 巡回さぼりましたね☆
「どうもテンションが……」
▼本日の作品&台詞解説▼
破天荒遊戯→bk1、
→amazonは、とにかく台詞という台詞の切れ味が鋭くてほとんど主要登場人物全てがツッコミ系のキャラで、ギャグとシリアスを同時にこなし、大きいお兄さんとお姉さんに両対応っぽいそんな漫画です。
きっとこの説明じゃわからんでしょうそうでしょう。ならば名台詞データベースで台詞をチェックすると……落ちる人は即落ちると思われ。
台詞解説はええと。
あんまり本来強くない男の子でも、好きな子の前では強くなれる、とでもしておきます。
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