こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
2001年の名台詞 | |||||
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「ティル…?」
「ティル・ナ・ノーグ ケルト神話よ 『永遠の青春の国』という意味
妖精たちの住む喜びと幸いの地 常若の国」
「はあ…」
「君たちは自分じゃまだ気づけないよね
学校(ここ)では教師(わたし)たちだけが年を重ねてゆくんだもの 私から見ればここは永遠に青春(ティル・ナ・ノーグ)の国」
『君もね ここにいる間は宴を楽しみなさい
ティル・ナ・ノーグの住人たち』
出典:ひみつの階段 《コミック》/POPLARコミックス(ポプラ社)/紺野キタ/74P
キャラ:三島&滋子先生 &?
【作者直営サイト】Sally Gardens
【絵師直営サイト】なし
ファンサイト発見しました。ようこそ、祥華女学院へ(正式サイト名不詳)です。
★2002年4月30日(火)
『掲示板、変えよう……』
最近掲示板の一部の話題で、おそろしくレスがつきまくり、メンテがきついです(^^; (サイト構成を考えれば当然といえば当然? みなさん台詞好きですね〜)
チャットでも相談してみたのですが、今週後半に適当なスレッド型掲示板をテスト稼動させる予定。なお、掲示板を分けるのは閲覧する立場にとっても、管理する立場にとっても面倒なことこのうえないので、できる限りメイン掲示板ひとつで済む様に調整するつもり。
まだ設置する掲示板CGIを選定している最中なので、「これはいいんじゃないか?」と思うものを知っていたら教えてください。参考にさせていただきます。
ついでめも。
萌え関連仮説として、「萌えは常に自虐的である」説浮上。なるほど、これなら「燃え」と明確な差異があります。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■家族計画・OPまで勝手に小説風味(IDさんの雑記4月28日より)
すでにまいじゃー認定している家族計画の序盤を小説風味に仕立て上げたものですね☆
間の取り方とか微妙な部分はゲームでないとわからないのですが、軽快な台詞のやりとりや、時にふっとみせるシリアス感覚など未プレイの方が知るにはよいかと思います☆
「ふだん著作権があーだこーだ言ってる人間としてはリンクにかなりの葛藤がありましたが、基本的にこの手のメーカーさんは比較的ファン活動に寛容ということで……(^^; 」
小さくて読めません☆
▼本日の作品&台詞解説▼
本日の台詞はうまく抜き出せなくて、いびつな感じになってますが、ティル・ナ・ノーグのくだりにいたく共感したので。
ひみつの階段→bk1、→amzonは、女子寮を舞台にしたピュアでハートフルでちょっとミステリィなお話。心が洗われます。
ええ話や……。
これぞ真の意味でのファンタジーですね。ああ、純粋は美しきことかな。
ちと言葉で語るのは無理! 雰囲気も含めて読むタイプの作品です。もっと早く手を出しておくべきでした。
そんなわけで、この作者さんのほかの作品も手を出すこと決定〜。
さてさて本日の台詞解説。
かなりわかりにくいと思います、すいません。要点は後半の一文なのですが、それに至る過程がないとなにがどう「ティル・ナ・ノーグ」なのかわからないだろうと思い、ワンセットで引っ張ってきました。
確かにねー、振り返ってみれば学生生活というのはなんだか時の流れが違ってた気がします。いやほんと学生時代ってのは二度と戻らない貴重な日々なわけですこれが。
「えいえんはあるよ。ここにあるよ」
そんな感じ。<ここに過ぎ去った日を懐かしむ者、約一名
「……これは戦争ではない、ビジネスである。資本主義の女神よ、自由の松明を掲げ、正義の帳簿を抱き、世界の市場を焼き払え!」
出典:吹け、南の風 《小説》/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/2巻24P
キャラ:ジルーネ・ワイバー
【作者公認サイト】秋山完氏を応援するページ
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年4月29日(月)
『萌え、とは?』
でたまか→bk1、→amazon、新刊が出てますね。
3巻の衝撃の結末には各地で手厳しい意見がみられたんですが、続きが無事出たことで結果オーライ、かな?
私はもとから気にしてないので、続きさえ出れば満足です。
ぱにぽに2巻読みましたが、もはや素人にはおすすめできない内容に(笑)。なお第一目的のハヤカワJコレクションはどこにも売ってませんでした……しくしく。
さて、今日の本題。
どなたか、【萌え】について真面目な(あるいは理性的な)考察を行っているサイトをご存じないでしょうか? 私自身が萌えという言葉をためらいなく使うのは、「マリア様がみてる」の白薔薇様こと佐藤聖様だけですが、この萌えという概念はイマイチわかったようでわかりません。
マイ仮説では、キャラ=萌えで、状況=燃え、としましたがやっぱしわからーん!!
真剣に考える方がバカ? いやでも気になるし、ねえ? 自分なりにネット上で探してみたんですが、どうも納得行く分析は見つからず。
ご存知の方がいたら、どうぞご教授ください。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ラフィールと呼ぶがよい!…ゆうてもうた(小宮日記4月22日)
すいません、小宮さん。あんまりGIF画像がツボだったのでついリンクしてしまいました☆
追記:
上の日記経由でYukiWikiなるものの存在を知ったんですが、これはなかなかおもしろそう。どんな人でもwebページそのものを追加・削除・編集できてしまうという設計思想は、使い方次第では威力を発揮しそうです。覚えておこうめもめも。
▼本日の作品&台詞解説▼
吹け、南の風→bk1、→amzonは、銀河最強にして最凶のお嬢様ジルーネ・ワイバー嬢が、老若男女まとめて誘惑してすき放題しまくるSF。……はて、打ち消し線を入れてはみましたが、本質的にはこれで合ってますね(笑)
戦術より戦略、武力よりも経済。国家どうしの裏での暗躍の描写がいつもながら絶妙です。
この作品、というか秋山さんの作品は「ラストリーフの伝説」「リバティランドの鐘」「ペリペディアの福音」など発表されたものすべてがひとつの世界観でつながっていて、統一年表も存在しています。
とにかくひたすら深いので、単純な正義対悪の戦いには飽き飽きした方はぜひとも読むべし。
あと余禄。
この作品その他に登場するジルーネ・ワイバー嬢は、個人的には今まで読んできたありとあらゆるライトノベルの中で最強の存在だと思いますええ。
讃えよわが姫(ハイル・ミス・ハイネス)!!
そんな本日の台詞は、まさにジルーネ・ワイバー嬢の台詞。
台詞そのものはただの合言葉なんですが、戦争を仕掛けるにしてはいかにも風変わりなもので、ある意味作品の考え方をも示唆していると言えます。
うまい、座布団一枚。
要約する。
UN大学を出たばかりの新米、十九歳の辻本司がキツネザル星人に捕まった理由はつまり、ソビエト人がボストークを飛ばしたせいである。
出典:導きの星 《小説》/ハルキ文庫(角川春樹事務所)/小川一水/絵師:村田連璽/1巻53P
キャラ:?
【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし
取材レポートとか詳細でおもしろいですええ。
★2002年4月28日(日)
『とりあえず決意表明』
TKROOMの永遠さんに約束したものの、延び延びになっているぱにっくめもりーずの外伝SSをやっと書き出したのですが、退路を断つため(^^; 、序文だけ公開します。
序文はまともですが、目標はオリジナリティのかけらもない、雑多なライトノベルネタを詰め込んだ「だけ」のSSです(笑)……つうか実は私、短編といえどまともなSSなるもの書いたことないんですけど(汗)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『その日常は儚きものにて』
当たり前なんて、ない。不変なんて、ない。わたしたちをとりまく日常という名のガラス細工はあっけなく崩壊する。
でもっ。でもこの有様はあまりにも――
「無惨ね」
その場にいた先生らしき人物は万歳のポーズをしてみせた。お手上げ、だ。
「まあ一種の天災ってやつ? 後で奴らに片付けさせるしかないでしょ。……どっちにしろここは当分閉鎖ね」
一瞬にして、話し相手の少女の表情が歪む。
「でも、先生! あの人たちに整理整頓なんてできっこありません!」
そうかもね、と先生。
「まあしょうがないでしょ。復旧作業を一人でやるのはどう考えても無理だし」
ちらりと背後に目をやると、そこにあるのは廃墟と化した――
――いや、どれほど崩壊しようと「それ」を廃墟と呼ぶのは酷かもしれない。
特に目の前の少女にとっては。
「それじゃ葉子さん、あとはとりあえずよろしく。私は今から会議があるから」
ヒールの音が徐々に遠ざかる。静まり返る建物の中、唯一反響するその音も、やがて扉の閉まる音と共に消える。
無音と孤独。
葉子と呼ばれたその少女は、うつろな表情で廃墟を瞳に映して突っ立っている。
その眼は長い間、焦点を合わさずさまよう。
――やがてその虚脱も終わりを告げる。
葉子の双眸に光が灯る。それは決意という名の、燐光。
太陽ではなく、月の力を宿した暗き光。
「許しませんから」
彼女はつぶやいた。
「私の心のオアシス、図書館をこんなにまで破壊した人たちを私は許しませんからっ!!」
溢れる悔し涙を止めようともせず、いつまでも彼女は廃墟と化した図書館内で立ち続けた――。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
(葉子さんがいかにして「覚醒」したかというお話)
あーあ、逃げ道なくしてしまった。どうしましょう(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「ほしのこえ」回収はソフ倫流通分だけ?(神聖マルチ王国4月28日)
いわゆるエロゲ販売ルートでなければ、流通はしているかも☆
こちらで確認ができないので、自らの目で確かめてみてくださいね☆
■誤字脱字は”量子論”で説明できるっ!
先日のチャットの話題がおもしろかったので紹介しますね☆
つまり誤字脱字は波であり、波動関数によって出現頻度の予測は出来るけれども、観測者によって結果が違う。
「全ての本は誤植がある状態と無い状態が重なっている」と考えて、「どちらの状態にあるかは観測者の観測結果による」とすると、どうして見つかったり見つからなかったりするかが解りやすいという大変に興味深いお話でした☆
「今後はこのサイトで間違いを発見しても、リロードしてもう一度開き直すとまちがいがなくなってたり――」
それはありえません☆
▼本日の作品&台詞解説▼
本日は台詞じゃないうえ、以前に紹介した気がしなくもないですがまあいいかということで。
導きの星→bk1、→amzonは、早い話が文明開発をテーマとしたSFです。そうですね、シムアースというゲームがありますが、ああいう感覚にちょっとだけ近いかもしれません。
既に銀河に進出して、数多くの異星文明と接触していた地球は、まだ未開の文明に対して、「外文明支援省」を設立して、それとわからないよう秘密裏に支援して宇宙航行が可能になるまでにする、ということを行っています。
この物語では、新米の監察官がとある文明の支援を命じられたものの、最初の異星人との接触からいきなり失敗してしまい……。
何百年と言う長期プランで、文明の要所要所に干渉して異星人の文明の発達方向を誘導していくのですが、この過程がおもしろいです。
異星人になりすまして、火を与えたり新しい発明品を教えたりした結果が、次の時代に反映されている様子がかなりいいですね。
毎回小川さんの作品は、普通のSFとは一味違うひねりを見せてくれますが、それはこの作品でも健在ということです。
あまりSF系統を読まない人にも、この作品は読んでほしいです。つうかまいじゃーな小説を読みたい方は、小川さんの作品は根こそぎ買いですええ。
さて、本日の台詞……って台詞じゃないですが、たまにはご勘弁を。
「大風が吹けば桶屋が儲かる」理論のSF版ですね。語り口がうまいというか、作品を読んでなくてもおおよそ論理展開の予想がついてしまうところにこの文の妙があるのではなかろうかと。
「君がね、謎を解くところがみたいの」
「……へ?」
「あたしはね、君が好き。優しい君が好き。ひねくれてるとこが好き。危ういとこが好き。強くて、でも脆かったりなとこが好き」
「俺って好かれてるんだなぁ」
「……そして君の、ナイトよりもピエロを演じたがるキャラも好き。でもね、時々でいい、かっこいい君が見たいの。折角ゲームじゃない本物の事件なんだから、この程度の事件、パッって解いて、デキるトコロを見せてよ」
出典:悪魔のミカタ 《小説》/電撃文庫/うえお久光/絵師:藤田香/1巻105P
キャラ:冬月日奈&堂島コウ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】FUJITASCALE 5
ファンサイトは見つかりません。内容的にはそろそろできてもおかしくない気はしますけど。
★2002年4月27日(土)
『首くくりの物語』
ギィ…ギィ…
奇妙な果実。大きく実ったそれは、風に揺れている。
ギィ…ギィ…
どことなく見たことのあるシルエット、それは――――。
罪状:秋山瑞人ファンを自称しながら、須藤晶穂と浅羽夕子を間違えたその行為は重罪であり、万死に値する。みなさんさようなら。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「第1回スーパーダッシュ小説新人賞」結果発表!!(FANTASY Bookmarkより)
賞の詳細はリンク先を見てもらうとして、新井素子さんの選評のなかに気になる一文がありましたので引用しますね☆
今回、賞をとった以上、あえて苦言を呈するとすると……作者は、原稿、書き殴っていないか?
候補作中、誤字脱字の数は一番、ひとりよがり、読者を無視して勝手に作者だけが判っている文章も一番。
勿論、こういう欠点は、編集者や校閲者がついてくれれば直る。だが、その前に、推敲さえすれば、直る筈のものなのである。
作家というのは、他人が、お金を払ってまで読んでくれる文章を書く商売である。ならば、こういう文章を書いてはいけない。
つまり、あなたが問われているのは、“お金を払って読んでいただく文章を書く気構え”なのである。
「ご、誤字・脱字はいけないと思い、ます……ええ」
他人事じゃありませんものね☆
「グサグサグサグサッ」
ええと、真面目なお話として、こちらをご覧になっている方にもプロを目指している方はいらっしゃると思います。これは非常に大事な話なので、頭に留めておいてくださいね☆
誤字脱字その他(↑↑)にも気を配ってこそ一流です☆
「その矢印はもう勘弁してください(泣)」
■ほしのこえ、ソフ倫から待ったがかかって回収……(ここが証拠)
ソフ倫に一般ソフト作品として、申請手続きが行われていないのが原因だったみたいですね☆
「……やることが思い切り杓子定規だなー。まあ業界団体ってのはそんなものか……」
そんなわけで、しばらく店頭からは消えてしまうと思います。少しの間我慢してくださいね☆
■「ゴー宣」批判本の差し止め確定=引用は適法、カット改変で著作権侵害−最高裁(カトゆー家断絶より)
web上での運用は未だ明確に示されていませんが、紹介のための表紙画像の引用等は、ほぼ問題なくなったと捉えていいと思います☆
逆にコラージュ系にはとどめがさされてしまいました☆
▼本日の作品&台詞解説▼
悪魔のミカタ→bk1、→amzonは、いいかげん紹介するネタも切れて参りましたが、ミステリ風味を叩き込んだアクション系小説です。微妙な表現ですが、読んでみると納得がいくかと。
登場人物は、かなりの曲者ばかりで普通の人は誰もいません(^^;
悪魔と契約することで得られるアイテムが殺人に利用され、その謎をといていくという筋立てになっているのですが、序盤はどうしようもなくギャルゲー調で、拒否反応が出る人がいるかも。
たいへん癖の強い作品なので万人向きとは思いませんが、この作品の真価は中盤以降まで読まないとわかりませんので、序盤や表紙絵だけで判断するのはやめましょう。
本日の台詞はどうしようもなくギャルゲー的な台詞ですね(笑)
最大級の破壊力でしょう。
ここまで好きを連発するような台詞をそうそうはお目にかかれません。というわけで、主人公のヒロインが言ってる台詞なのでした。
「今になってやっとわかった。おまえを倒すのが、誰かということを」
「それは、明日よ。明日はおまえに汚されることを望んでいない。沈みなさい。あしきゆめよ」
出典:式神の城 《小説版》/ファミ通文庫/海法紀光/絵師:園田未来/201P
キャラ:結城小夜
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
未調査。
★2002年4月26日(金)
『買うべし』
アニメ版「アベノ橋魔法商店街」は見ていないので感想はパスするとして、忘れてならないのが鶴田謙二さんバージョンのコミック。(出口さんバージョンは買ったけど封さえ開けてない……)
10年以上かけてやっとこさ出た3冊目のコミックです!!
鶴田さんのファンはチェックを忘れるなかれ。鶴田漫画好きなんだけどなあ……あと10年待って、何冊くらい出るかなあ……トホホ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ドラゴンランス、いよいよ発売(最後通牒・半分版より)
ファンタジーの王道、特にTRPGファンで未読の方は要チェックかと☆
■――――
諸事情により消してしまいました☆
▼本日の作品&台詞解説▼
時間切れ!
やばい会社に遅刻する(^^; <なにげに575調
(こんなことなら、殺人の描写、いやがっていないで、もっとしっかりきっちり書き込んでおけばよかったよ〜。そしたら、それを読んだ人たちが、人を殺すのって、こんなに大変で気持ち悪くて悲惨で苦しいもんなんだってわかって、将来、なにがあっても人殺しだけはしないぞって思ってくれたかもしれないのに)
出典:眠り姫は殺し屋研修中(ミステリー作家・朝比奈眠子) 《小説》/ティーンズミステリー文庫(ポプラ社)/香山暁子/絵師:曽我ひかり/52P
キャラ:朝比奈眠子
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年4月25日(木)
『果てしなき、流れの果てに……』
まあ、その、なんです。
歳とともに許容できるキャラや好みのキャラも変わっていくのかも、ということを思いました。いちせさん、それはきっと時の流れのなせる技です(^^;
私の場合は、まいじゃーの管理人始めてから作品やキャラのの許容範囲がどんどん広くなってる気がしますが、これは得することはあっても損はまずしないので、サイトやってて嬉しい副産物ですね。
ちなみにヤン好きでしたが、最近だと疾風ウォルフあたり。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■須藤晶穂嬢の疑惑(笑)(最後通牒・半分版より)
電撃hp vol.17の表紙画像が疑惑の元です。リンク先の参考資料をご覧いただくと一目瞭然かと☆
「ほんとだ……言われるまで気がつかなかった(汗)」
えっちなのはいけないと思います☆
「でも、ヴァレンタインがぞ――」
すべてを内包する「」。
どうなったかは各自補完のこと。
▼本日の作品&台詞解説▼
ミステリー作家・朝比奈眠子→ポプラ社は、一応ミステリーということになっています。
内容は全然ミステリーでもなんでもないですが、対象年齢は中学生向けになっているので要求する方が間違いです(^^;
そもそも最近のミステリーは富士見ミステリー文庫の登場などで、だいぶ定義が変化してきましたからね……。
天然ボケな眼鏡っ娘で、寝るのが好きで、ひたすら遅筆で締め切り破り常習のミステリー作家眠子が活躍?するようなしないようなというお話。
まだ1巻しか読んでないので、コメントは控えますが……。
眼鏡っ娘好きなら迷わず買いでしょう(笑)
わざわざ表紙画像を載せてみたのはそのためです。既に絶版?のようですが、私はポプラ社から直接通販で購入しました。
待ったりと読めるので、(しかも薄いし)たまにはこんな話もいいですね。
もはやまいなー領域に突入してますが……。
さて本日の台詞解説。
激しく見当違いなコメントですが、眠子の性格がよく表れた台詞ではあります。このあさってな方向に力の抜けっぷりが素敵です。
「事情があるのよ。迷惑そうな顔してるでしょうが。ちょっとは気を遣うとかしたらどうなのよ。アンタは無神経の神か?」
出典:第61魔法分隊 《小説》/電撃文庫/伊都工平/絵師:水上カオリ/2巻78P
キャラ:デリエル・グリックシュテン
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】羽色庭園
くそー誰かファンサイト作ってー。
★2002年4月24日(水)
『やっぱり台詞スキー』
やっちまいましたよ! 詳しくは下を参照のこと。
まだ読みかけですがデュアル文庫の微睡みのセフィロトがよい感じです。思い切り読み人を選ぶタイプの内容ですが、これは当たり〜。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「ほしのこえ」全台詞集
結局作ってしまいました☆ まいじゃー推進委員会謹製ですよ☆
でも、未見の方はお預けです。レンタルでも友人頼みでも、ともかく先に見てからにしてくださいね☆
本編見てないのに読もうとする人には広辞苑アタックです☆
「うむ、今回は許可する」
■新海誠ロングインタビュー完全版:前半と後半(最後通牒・半分版より)
■書店数、2万店を切る。閉店面積拡大、出店の倍に。
閉店の面積拡大傾向はさらに強まっているそうです。
「今まで通ってた本屋が新古書店に変わってたりしたもんなあ……」
中小規模であちこち工夫を凝らした書店さんを応援しています☆
「大規模書店は?」
ディスプレイが、ダメダメです☆
「もちろんいいところもいっぱいあるんだけどねー。並べりゃ売れると思ったら大間違いです」
▼本日の作品&台詞解説▼
第61魔法分隊→bk1、→amazonは、ファンタジー。魔法や、特に杖の設定はなかなかツボでした。もうちょっと魔法その他にハッタリが欲しいところですが、基本路線としては好きなんです。
先日2巻は外伝みたいなものと言いましたが、よくよく考えると十分本編として通用しますねこれ。主役のほとんどを登場させない2巻というのは、新人さんの作品としてはかなりの冒険だという評価は変わりませんが、眼鏡っ娘デリエルさんが活躍してるからまあいいとしましょう(笑)。
本日の名台詞ですが、今日は息抜きモードということですええ。
セレンというゴーイングマイウェイなお嬢様に振り回されっぱなしのデリエルが、思わずツッコミを入れている場面です。
この表現はなかなかいいですねー。無神経の神!
よくよく見回すと、周りにもいませんか? こんな神。
葉子「その視線はなにか意味があるのでしょうか☆」
ただの眼球運動です、気にしないで下さい。
「いい? ダメでもよくても、香織がずっと大切にしてきた想いは腐らせちゃダメだよ。小学校の時から持ち続けてきた想いなんだからさ、押し込めたままじゃ気持ちが腐っちゃうよ。ダメだったら、その時は私が一緒に泣いてあげる。香織のバックアップは私の喜び。安心して戦ってらっしゃい」
出典:ふたり 《小説》/ファミ通文庫/山下卓/絵師:HACCAN/192P
キャラ:矢野倉涼子
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Y.U.C.C.A
せっかくなので補足しておくと、絵師の方の旧サイト?も見つけました。
★2002年4月23日(火)
『天球綺譚』
椎名優さんの画集を衝動買いしました(^^;
いやあやっぱり綺麗ですねえ。猫の地球儀とか、書き下ろしの絵が載ってて幸せな気分になりましたとさ。
「気のせいか、大事なシリーズを外して紹介してませんか☆」
気のせいです。
………………ええと(^^;
では、画集の話題に絡んで説明しておきましょう。たぶん、管理人はこのサイトで「月と貴女に花束を」については、ほとんど今まで触れてこなかったはずです。
あれは一言で言えば「少年漫画の王道」をひた走る小説なのです。(伏線が、とか復活その他の要素がこの一言で説明できます)
そんなわけで、まいじゃーで紹介する作品とは傾向が違うと思って、今まで流していました。ま、そのようなことで。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「ほしのこえ」関連リンク集
なにげにトンボさんの感想も捕捉されてますよ☆
「どっからバレたんでしょう(笑) たいしたこと書いてなくてすいません」
■アルファシステム、 「Return to Gunparade」連載開始
掲示板で教えていただきました☆
さっそく見てきましたが、確かにガンパレのSランクエンドとOVERSのガンパレードの内容を含んでいますね☆ 外伝へのリンクも一部なくなってます。
まだ世界には続きがあるんでしょうか、期待してしまいますね☆
■不要なパソコン供養します (俺ニュースより)
まいじゃーな内容ではないのですが、記事本文の後に続くコメントの数々がおもしろかったので、お暇な方には最適です☆
▼本日の作品&台詞解説▼
ふたり→bk1、→amazonは、BLOODLINKシリーズ→bk1、→amazonの外伝にあたる小説です。涼子&香織が主役。
えーストーリーはまあ学園生活の中での切ない恋心、とでもしておきましょう。なんせ外伝ですから、うかつなことを言うと本編までネタバレになっちゃいますから。でもこれだけは言えます。
めちゃくちゃ切ないですええ。
元々BLOODLINKは、かなり切なくてイタイ系の話だったのですが、さらに切なさ表現に磨きがかかっているような……。
そんなわけなので、この外伝を読むために本編に今から手を出す選択肢はおおいにありかと思います。小説メインに読んでいる人はもちろんのこと、ギャルゲ方面を主にプレイしている方にも、BLOODLINKは心の琴線に触れる可能性が高いと思われます。
一応、高校生の和志と、10歳の少女カンナとの恋愛要素のある話ですが、それだけで終わるほどこの物語は甘くないので、そこに注意しつつ読んでみましょう。あ、間違っても外伝を先に読んだりしないで下さいね〜、いろいろ損しますよ。
では本日の台詞解説。
涼子が親友である香織にはっぱをかけている場面ですが、要するに「ちゃんと告白しろ、当たってくだけろ」と励ましているところです。中にためこんだままにはしておくな、と。友情やらなにやらのいろいろ感じられるいい台詞です。
「ねえ、わたしたちは、宇宙と地上にひきさかれる、恋人みたいだね」
出典:ほしのこえ 《アニメ》/コミックス・ウェーブ/新海誠/?
キャラ:長峰美加子&寺尾昇
【作者直営サイト】Other voices-遠い声-
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年4月22日(月)
『公開、できるのかなあ』
ほしのこえから適当な名台詞抜き出すつもりが、つい調子に乗って声優版全台詞テキスト起こししてみたんですが、下手に台詞公開=ネタばれだし全文掲載は著作権的な問題あるし、どうしようこれ……。
――さて、と。それじゃオリジナル版の台詞もテキスト起こししてみますか(爆)
▼本日の木乃葉子トピック▼
台詞のテキスト起こしをトンボさんに手伝わされて、トピック放棄しちゃいました☆
▼本日の作品&台詞解説▼
ほしのこえは、個人制作!のSFアニメです。なんというかこう……すごいの一言に集約できます。個人といえど努力と才気がかみ合えば、いろんな可能性があるのだなあと感じさせられます。
ストーリーはあえて説明しません。これから見る可能性のある人の事を考えると、あまり予備知識など持たずに見たほうが面白く見られるんではないかと思います。
想いは、光速を超えるのです。
見れ。
ともかく見れっ!!
ああっもっとでかいスクリーンで見たいっ!
なお、細かく見ればツッコミどころも満載なのですが、これはそういう鑑賞の仕方をする作品ではありません。SF的設定の枝葉が気になって物語の本質を感じられない方はかわいそうですね、とだけ言っておきます。
店頭売りはやってるところの方が少ないと思いますので、見つからない人はMANGAZOOの通販を利用してくださいな。
さて、本日の台詞ですが予告編などでキャッチコピーとして使われているものの、本編使用バージョンです。ちなみにキャッチコピーの方は、「私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ」です。
まあこれでしたら、ネタバレ度はほぼないだろうと思い使うことにしました。正直言って、他に紹介したい台詞はいくつかあるんですが、悲しいかな強度のネタバレなので使うに使えません(^^; もし使う際には、以前の月姫ネタバレ名台詞のように隔離掲載することになるかと。
「他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心できない者のことなど、私は知らない。
そんな者の矜持など知ったことではない。――それよりも、人に頭を下げるたび、壊れていくもののほうが問題だと、私は思う」
出典:風の万里 黎明の空(十二国記) 《小説》/講談社文庫/小野不由美/360P
キャラ:景王
【作者直営サイト】なし
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今日もさぼりです……(汗)
★2002年4月21日(日)
『ほしのこえとか十二国記とか』
見ましたよ、ほしのこえと十二国記の1、2話。
まずは「ほしのこえ」の感想ですが……
涙か? これは涙なのかっ!? ってな具合に感動しました! くわしくは明日の名台詞にて。<さりげなく予告
次に十二国記アニメ。のっけからオリジナルキャラが出てきて、細かい展開が予想つかなくなってますが、よい出来です。この先楽しみ〜。正直、小さいお友達向け(笑)には思えませんが、このまま大きいお友達向けで疾走を希望します(爆)
低年齢層のフォローとしてオリジナルキャラを入れたのかな? 小説とアニメという表現の違いによるもの? 気に入ってるからどうでもいいや。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「週刊ドットブック:第1回 電子の本が明日の出版」
■「週刊ドットブック:第2回 番外編 ブックフェアで大反響」(同人誌生活文化総合研究所より
ようやく電子ブック関連も真に実用段階の入り口にきたようですね☆
「そろそろ読書専用のPDAを買ってもいいかもとは思います」
平井和正さんが精力的に推進しているe文庫では、ライトノベルに必須のイラストもちゃんと入りますし、こういう形がスタンダードになる日はすぐそこまで来ているかもしれませんよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
……ごめんなさいごめんなさいまた作品紹介サボりました。
連続でさぼって心苦しいので、リンクでも紹介しときます(^^; うちのサイトでははじめての紹介だと思いますが、十二国記データベース。
ここを見ると十二国記の世界観の緻密さの一端が理解していただけるかと思います。改めて見てみると、こんなに細かい設定されているんですねえ。
さて、台詞解説です。
景王は、「人に礼拝されることが好きではない」として、式典上の特別な場合を除いて伏礼の廃止を提案します。その中で廃止理由について述べている「ほんの一部分」ですね。私はここの数ページに渡るシーン全部が好きなんですが、さすがに載せようがないので無理に引っこ抜きました。
こういうの現実にもありがちなことなんで気をつけよう……。
「障害は破壊する。敵はつぶす。あたくしはだれの挑戦でも受けてよ」
出典:楽園の魔女達 ドラゴンズ・ヘッド 《小説》/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/247P
キャラ:ダナティア・アリール・アンクルージュ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
今度はさぼりです(^^;
★2002年4月20日(土)
『ただひたすらに買う』
実家に帰り、大須へ出向いて買いまくりっ!!
ちなみに本日の購入リスト。
●「ほしのこえ」 グッドウィルで店頭販売中。
●「鬼哭街」 大須ではどこも在庫豊富。
●「腐り姫」 こっちは多少見つけるのに手間取る。
●新・時空のクロスロード なぜかこれだけ買えずにいた。
●微睡みのセフィロスト ……伊藤真美さんのイラストに転ぶ。
●吼えろペン4巻
●不死者あぎと3巻
●ふたり 山下卓の新刊〜
●チキチキのわーる烈風伝!!
●復讐者の残影 鏡の中の戦魔の続き。
こんな具合です。すっかり貧乏に……(^^;
でもとりあえずはこっちで録画しておいた十二国記アニメを見なければ。あー忙しい(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■【社会】前代未聞、作家が版元募集の新聞広告 岡本呻也氏[04/17] (ヘイ・ブルドッグより)
まずはこの画像をご覧下さね☆ リンク先は2ちゃんねるですが、ネタではないのがわかりましたでしょうか☆
「……あのさ、これで新聞の広告費ってペイできるの?」
バカ売れしない限り、難しいと思いますよ☆
「うーん、よっぽど本を見て欲しかったのかな? 勇者だなあ」
なかなかおもしろい発想ですけど、普通の人は真似しないで下さいね☆
「するかっつうの!」
■「盗作問題検証リンク集」(同人誌生活文化総合研究所より)
興味のある方は、同人誌生活文化総合研究所の4月19日リンクからどうぞ☆
(注:同人サイトに限りリンクリーと書いてあったので、直リンクはしませんでした)
■大空をゆったりと飛翔する飛行船のラジコンが登場!(最後通牒・半分版より)
「欲しいっ!!」
どこで飛ばすかという難問がありますが、これは惹かれるものがありますね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
葉子「ああ、ダナティア殿下の考え方はすごく共感できますね☆」
……座右の銘はなんだっけ。
「殲滅、です☆」
ああ、そりゃさぞかし気が合うでしょうねえははは。
そんなわけで本日も解説はさぼりです。許し給え。
「おまえの親は」
「はい」
「おまえに何を教えてくれたんだ?」
「よく知らんが、親ってそうしたもんだろ? 子供に何か残すだろ、普通。
おまえに、何を残した?」
「はい…… 想うこと、でしょうか」
「想う?」
「想いは、大切だって
大事にしろって、手放すなって
言われたわけじゃないけど、結果的には、そう教わった気がします」
出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/?
キャラ:沢村司&河原末莉
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
時間切れ(^^;
★2002年4月19日(金)
『今気になっているもの』
ふたつほど気になるゲームあり。
一つは「鬼哭街」。これはネット上でもかなりあちこちで話題になってるので言うまでなしと。もうひとつ、むしろこっちが気になってますが、「腐り姫」。ストーリーが循環ネタらしいと最近知りました。ついでに制作会社のスタッフは、元遊演体関係者がかなり多いということも。
あー危険です。私も遊演体にはお世話になった人だけに、グラっと来ました。
揺れ動いた時はたぶん負けるんだよなあ(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「戦闘妖精雪風」、プロモーションムービー公開(俺ニュースより)
以前ニュータイプの付録DVDに掲載されていたものですね☆
今まで見られなかった人はこの機会にどうぞ☆
■ハヤカワSFシリーズ Jコレクション創刊(FANTASY Bookmarkより)
「う、文庫じゃないんだねえ。高いなあ、きっつー……」
でも、太陽の簒奪者→bk1が第一回配本に入ってますよ☆
「買うっ!!」
野尻抱介さんの燃えるSF。SF者ならチェックです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
解説? なにそれ?
すいません寝坊して時間なくなりました……。
私はあなたのために泣こう……。
私の目は光を忘れ、もう何も映さない。しかしあなたが暗闇の中で頭を抱えてうずくまっている姿が、私には見えるのだ。恋人の裏切りを知ったあなたが、絶叫し、トイレでものを吐いている姿が私の目には映っている。世界があなたに対して行った仕打ちを、どうやって慰めていいのか私にはわからない。体に腕をまわして抱きしめる以外に、どんなことをしてあげればいいのかわからない。
せめて私は、あなたのために泣こう。悲しんであげることで、傷つけられたあなたの魂が少しでも癒えるのなら、いくらでも涙を流そう。自分の嗚咽だけでは足りないかもしれないが、それでも私はあなたのために祈ろう。
だからもう、これ以上だれも傷つけないでほしい。恨まないでいてほしい。少し時間がかかるかもしれないが、あなたにひどいことをしたこの世界を許してあげてほしい。
出典:暗いところで待ち合わせ 《小説》/幻冬舎文庫/乙一/240P
キャラ:本間ミチル
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトとしては、乙一FAN!があります。公認のようですね。
★2002年4月18日(木)
『通常の2倍』
推理コミック「Q.E.D.」→bk1、→amazon12巻、同じ作者さんの新作「ロケットマン」→bk1、→amazonが同時発売っ!!
ロケットマンはまだ物語が始まったばかりですが、いい感じです。燃えそうな予感がします。元からファンでしたが、もう迷わずついて行きますとも。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■船橋市西図書館に焚書の疑い (BRAINSTORMより)
これを見てすぐに「図書館がこんなことをするなんて!」とか思いませんでしたか? 甘いです☆
スペース、貸し出し少ないのに痛み激しい、リストの一部だけ公開などいくつかのキーワードを考えてみましょうか☆
「んで、結論は?」
どっちもうさんくさいです☆ 図書館も、産経新聞も☆
つまりこの事件の教訓は、「情報は鵜呑みにせず、十分に分析した上で判断する」ということなのですね☆
「えーちなみに葉子さんの判断は」
両方殲滅です☆
「いや、両方って……(汗)」
■Amazon「古本販売は出版業界に貢献」(同人誌生活文化総合研究所より)
寝言を言う人も殲滅です☆
■蔵書管理フリーソフト「私本管理」
掲示板で教えていただきました☆
トンボさんはこれを機会に使ってみるつもりみたいです。軽いというのはなんといっても強みですよね☆
「試しにいくつか入れてみただけですが、なかなか使いやすいです。シリーズものの管理がいい感じ」
だ、そうですよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
暗いところで待ち合わせ→bk1、→amazonは……とりあえず。
え、ええ話やぁ……。
私はホラー系統の話をあまり読まないので、最初この作品もホラーだと思い購入対象にはしていなかったんですが、違うとわかり、買ってみて大正解でした。
視力をなくしてしまい、一人で静かな生活を送るミチル。日中も一人では決して外に出ない彼女の家に、近くで起きた殺人事件の犯人として追われるアキヒロがこっそりと入り込み身を潜めます。
最初はそれに気がつかないミチルでしたが、やがて奇妙な気配が気になりはじめ……。
会話がない上、互いに「いない」ことになっている状態での心の交差?を実にうまく描いています。乙一さんはホラーを書かせても一級品ですが、私としてはぜひともこっち系統の話も書き続けてほしいと思います。この手の微妙な描写をさせたら乙一さんはもう無敵ですええ。
ライトノベルと言えないかもしれませんが、いいんです気に入ったから(笑)
台詞については解説なし。ミノルは視力を失っているということだけ頭に入れて見てみましょう。
しかし長いですね(^^;
泣いていたのは、そう。さっきのように悔しいから泣いていたんじゃない。
悲しいから──―両親が死んでしまったという事実が重すぎるから、俺は涙を流したんだ。初めて……両親が死んでから半年も経ってようやく流した、別れの儀式。
でもそれもここまで。いつまでも、こんな寄り道はしていられない。
風は止んだし、合図も鳴った。
さあ──そろそろ本気で走りはじめなくちゃ──
出典:空の境界 《小説》/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻54P
キャラ:臙条巴
【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】同上
特記事項はなし。
★2002年4月17日(水)
『白状します』
こっそり白状します。「彼女が持ってる核ボタン」をはじめとした、あすか正太さんの総理大臣のえるシリーズですが、実は一読した時、速攻で地雷と判断して以降封印してました。(法律をかじってるせいかネタに拒否反応が出た)
が、バカ小説、あるいは萌え小説として読むならそこそこいい線行ってるかもしれません。ここに評価を改めておきます。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■凸版印刷、書籍検索サイト「Books.or.jp」リニューアル(RuputerFanより)
「……検索できませんけど? 0件って? オレだけ?」
というわけで詳細がさっぱり不明ですけど、一応掲載しますね☆
■空の浮動産、X68000版発売決定
公式サイトの掲示板では、真剣にX68000がなんのことかわからない人もいるようですが、未だ健在なのですね☆
「あ、公式サイトからリンクが。期待はずれのコンテンツですみませんねお客様(^^; 」
■第4のユニット復活委員会(Internet Archive使用)
X68Kから連鎖して、懐かしく思い出にふけってみました☆
「……葉子、君何歳だったっけ?」
もちろん永遠の20歳です☆
「まあ確かに元TOWNSユーザーとして、せめて物語だけでも完結させてほしいです」
たのみコムでコミック化依頼があがってますね☆ 架空表紙まであるみたいですよ☆
「真剣に読みたいです」
▼本日の作品&台詞解説▼
空の境界は説明省略。すいません、第4のユニット関係でネット巡りしまくって時間なくなっちゃいました(^^;
「また会おう、地球人。グッドラック」
「あなたも、深井中尉、フェアリイ星人」
出典:グッドラック 戦闘妖精・雪風 《小説》/ハヤカワJA文庫/神林長平/絵師:長谷川正治/152P
キャラ:深井零&リン・ジャクスン
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年4月16日(火)
『ダメ人間、世にはばかる』
近所を探索中にスナック「白ばら」を見つける。
当然のように白ばら →白薔薇様 →ああっ佐藤聖様っ! と連想できてしまった私はダメでしょうかやはりダメですかそうですか。
「ダメ人間ですね☆」
▼本日の木乃葉子トピック▼
■BBSの匿名書き込みに著作権認める 東京地裁(神聖マルチ王国より)
たとえ匿名であろうと、掲載前には事前に断りをいれましょう☆
■自分の考えたイラストや小説をオーダーメイドで作成してくれる「オーダーメイドCOM」(最後通牒・半分版より)
意外と需要がありそうですねこれ☆
「イラストはわかる気がするけど、小説も需要ってあるんだろうか……」
例えば妄想だけ語ったままになっている「姉妹都市リリアン」とかはいかがでしょうか☆
「忘れてくださいおねがいだから(泣)」
▼本日の作品&台詞解説▼
グッドラック 戦闘妖精・雪風→bk1、→amazonは、神林長平さんの傑作SF戦闘妖精・雪風→bk1、→amazonの続編に当たります。
細かい説明はパスしますが(^^; 、この雪風に限らず神林作品全般に言えることですが、人工知性の描写に一種独特なものがあります。
妙に人間くさい部分もあるのですが、でも根本で決して人間とは相容れないアルゴリズムを持っている。これはアニメなどでよく出てくる「人間になりたいロボット」とは全く異質の捉え方です。人工知性と聞くだけで落ち着いていられなくなるタイプの人にとっては神林作品は必ず通過しておいた方がよい場所です。
夏にはOVAも発売されることになっていましてこちらも必見かと。
ちなみに今月、「戦闘妖精・雪風<改>」なるものが刊行されましたが、早い話が改訂版です。比較したわけではないので、どこがどう変わったかまでは見てませんが、解説は差し替えの模様。
本日の台詞に関しては、作品を読んでないとたぶん全く感動できません。単にさよならを言い合ってるだけに聞こえてしまいますからね(^^;
ここはあえてお互いに「地球人」「フェアリイ星人」と呼びかけているところにすごく深い意味があるんですが……。
説明するととんでもなく長くなりそうなんで、各自想像してください。すいませんね、明日は作品知らなくても楽しめそうな台詞にします。