2005年9月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2005年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬

home 最近の名台詞 名台詞データベース(時系列順) 名台詞データベース(作品別)


「人は死ぬよりも死なんほうがええ。誰も彼もが仲良うできるんやったらそれがいちばんええ。……けど、それでも誰かを殺さな世界が立ち行かへんのやったら、おれが殺す。そしたらとりあえず、他にそいつを殺そうとしてたヤツらが人殺しにならんで済むからな」
「そん代わり、そうやって誰かを殺すおれは、必要になったら自分の命も捨てなあかん。目的のために他人は殺してええけど自分が死ぬのはあかんなんてのは理屈が通らへん。自分でも他人でも一人は一人。一人の命より百人の命のほうが大切やて言うんやったら、その一人が自分になっても笑って同じことが言えなあかん」


出典:ウィザーズ・ブレイン (小説)/電撃文庫/三枝零一/絵師:純珪一/デザイン:km./編集:?/5-下巻54P
キャラ:イル

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ペン禅一如
特記事項なし。

★2005年9月15日(木)
『これこそ『あの一言』だよなあ』



既に何回かお伝えしていますが、白い花の舞い散る時間→bk1→amazonをとどめの一撃といわんばかりに改めておすすめしておきます。
一言で言うなら、
読め。いいから読め。
いったんおすすめすると決めたら私はしつこいですよー?(笑)

この本読むには本来余計な事前情報はできるだけ入れない方がよいのです。しかし、それで購入にまで踏み切れる人は少数派でしょうから、とりあえずあえて後から感想を挙げている安眠練炭さんの感想(そのリンク先はできれば読まずに)をチェックし、気になるようならうたたねこさんの感想をチェック、どうにもコバルトに突撃する決断がつかないようなら先日挙げた私の感想を再確認の上騙されたと思って読んでみてください。

これは別にライトノベルに限りませんがあるジャンルの本を片っ端から読んでいくという行為はお世辞にも効率がいいとは言いがたいです。なにしろ事前情報がない状態ですから、当然自分にとっての外れくじを引く確率ははねあがり、資金面でも読書に要する時間でも余計にかかる。
しかしそういう行為がやめられないのは、トレジャーハンターみたいな感覚に近いのだろうなあ、と。

とにかくこの作品については再三言ってますが大当たりでした。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■読者に情報を提示する、その方法
アクセス解析をしている過程で見つけました☆ 「このエピソード、このキャラの会話で、どこまで読者に、作品世界の情報を与えるか」そういうお話です☆ もの書き系IRCチャンネルの9/2のログなので途中にお遊びな会話も挟まってますが、創作活動をされている方には必見ですね☆
「ちなみにこのENOという方はれっきとした某現役プロ作家さんですので念のため」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ウィザーズ・ブレイン→bk1→amazonは、ものすごく濃い設定と、独特な戦闘描写を持ったSFアクションです。あと理想と理想のぶつかり合う青くささも全開。
いやもうあまり語れることはないです。ああ、そういやたまたま1巻で遭難しかかってる人の感想を見かけたので、ただでさえ長い話なので大変かとは思いますが、せめて2巻まで読んでから判断してもらえると嬉しいな、と思います。

それでは本日の台詞解説。
自分がまるで頭数に入っていないかのように、自分自身を捨て駒にする作戦を平気で立案するイル。そんな態度を疑問に思って聞いたところ、出てきた回答の一部です。


「だからお前はそんな余計な知識をどこで仕入れてくるんだ?」
「主に火サス」


出典:レジンキャストミルク (小説)/電撃文庫/藤原祐/絵師:椋本夏夜/デザイン:旭印刷/編集:?/1巻167P
キャラ:城島晶&城島硝子

【作者直営サイト】埋没式フラクタル
【絵師直営サイト】椋本工房
レジンキャスト公式?サイトがあります。

★2005年9月14日(水)
『……眠い』

半分寝てます。ぐー。手抜きでごめん。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



レジンキャスト→bk1→amazonは、えーと説明省略。すいませんどこかで必ず説明しますんで……少なくとも1巻についていえば学園を舞台にした伝奇ものです。戦闘や世界設定については本日割愛しますが、日常パートが実に良い感じです。それだけでも価値があると思うです。あとがきで記述がありますが、この作品はかなり絵師の椋本夏夜さんと連携して作られているようですね。あと公式?サイトが準備されてたりもします。

それでは本日の台詞。
日常パートの一シーン。わけありで、少女の性格はちょっとばかり特殊なんですがその辺が日常パートでは実に上手く書かれていて、このエピソードもそのひとつ。火サスについては説明の必要もありますまい!


「あたし強くなって、せんせが心配なんかしなくていいように屈服させたげるから。せんせは毎日、あたしが作った手料理を、あたしの手から食べて生きていくの」

出典:円環少女(サークリットガール) (小説)/スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:深遊/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/1巻236P
キャラ:メイゼル

【作者直営サイト】DE_BREVITATE_VITAE
【絵師直営サイト】TEA TIME
特記事項無し。

★2005年9月13日(火)
『嗚呼、頭は鐘つき堂』

昨日は頭で鐘がごんごん鳴ってましたが(平たくいうと偏頭痛)、とっとと寝て一応復活しました。まったくもう。

布教活動の成果も少しはあったのか、BAD_TRIPさんには白い花の舞い散る時間→bk1→amazonを読んでいただけて、ついでに気に入っていただけたようで。
いや、マジでこれすごいですから! コバルトならまずどこの本屋でも手に入るんでぜひともチャレンジしてみてください。今年読んだ中でもベスト10くらいには入るくらいの勢いでおすすめです。

それと体調などの関係であんまり読書は進んでませんが、今月の電撃新刊ではレジンキャストミルク→bk1→amazonはなかなかでした。学園伝奇というかいわゆる能力者のバトルものですが、おもしろかったですよー。詳しくはまたそのうちに紹介します。ちなみにルナティックムーンの作者さんです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



円環少女→bk1→amazonは、ちと嗜虐傾向のある小学生魔女がヒロインの魔法バトルもの。「地獄には魔法が存在しないため、他世界人が魔法を発動していても、地獄の人間に観測されると魔法自体が崩壊する」あたりに始まる魔法設定が実に燃えます。

それでは本日の台詞。
メイゼルは「せんせ」(せんせい、ではなくせんせ。その微妙な表現がまたいいのですええ)のことが大好きなんですが、なにしろ性格に嗜虐趣味が混じっているので、こんな素敵な未来を語られることになってしまうのです。それもまたよし、か?


「あなた知ってる? お返しというのはね、相手が満足するかどうかじゃなく、この私が礼を果たしたと納得するかどうかが問題なのよ。それが恩に対する御礼でも、仇に対する報復でも、どちらでもね」

出典:サウス・ギャング・コネクション(BAD×BUDDY2)/富士見ミステリー文庫/吉田茄矢/絵師:深山和香/デザイン:菊池博徳/編集:?/128P
キャラ:ヴィスコ・レッティー

【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】Yellow&White
特記事項無し。

★2005年9月12日(月)
『……調子悪』

どうもこう熱っぽいです。なんか日曜日はひたすら寝て過ごしました……もったいねー。

17日決行予定の喫茶マウンテンオフに参加表明したくださった方にはメールをお送りしたんですが、届いてますか? こちらも予定を立てる都合があるため一度返信を宜しくお願いします。……もしかしたらスパム避けに引っかかった? むー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■アニメ 「銀盤カレイドスコープ」 オンエア情報
「……ねえ名古屋は? 名古屋はーっ?(号泣)」

■「ダブルブリッド」の最終巻は春までには出るらしいモノグラフより)
絵師さんの日記による情報なのです☆
「……え? いやもう9月ですじょ? あの展開であと1冊? え? えーっ!?」

■円環少女の重版決定→2巻も出ます(9/7の日記)
素敵に魔法設定が燃えて、そしてヒロインの小学生魔女のサドっ気も捨てがたい?円環少女→bk1→amazonはおすすめですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



BAD×BUDDY→bk1→amazonは、富士見ミステリー文庫どころか、ライトノベル全体でも希少価値のあるハードボイルドものです。ニューヨークの本部からちょっといたいざこざで地方に左遷されてきた刑事のお話。
はっきり言ってしまうとちと地味です。あと、物事がテンポ良くポンポン進むことはほとんどなく、さらには主人公は無敵でないどころかしょっちゅう窮地に陥ります。あーもうもうちょっとどうにかならんかな!とツッコミをいれたくなるくらい要領悪いです。ついでにコメディ分はあんまりないです。
と、このようにどう考えても売れ筋とは縁遠い作風になってますが、それでもあえてイチオシしたいと思います。中年が出てきたりはしないし、青くさい行動が目立つけど間違いなくハードボイルド。そういうものが読みたい方はぜひ。

それでは本日の台詞。
……自分で選んでおいてなんですが、これは名台詞なんだろうか? むむむ。


「今までだれもきみの話を聞こうとしなかったのなら、僕が聞くよ。僕がちゃんときみの目を見ながら聞くよ。それじゃあだめかい。そこからなにも始められないかい」

出典:銃姫/MF文庫J/高殿円/絵師:エナミカツミ/デザイン:卯さ吉/編集:?/4巻17P
キャラ:セドリック

【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】namihei's room
特記事項無し。

★2005年9月11日(日)
『あえて言おう!』

17日決行予定の喫茶マウンテンオフですが、定員の5名に達したので募集は締め切りとさせていただきます。「今知ったばかりなんだ! 後一人追加して!」という奇特な方がいたら一応お知らせくださると対処できるかもしれないしできないかもしれません。

さて、好評のうちに終了した田村くん投票企画。非常に楽しかったし、もちろんわたしたちの田村くんという作品は好きですが、別に私はこれを最上のものと思ってるわけではありませんので念のため。
例えばわたしたちの田村くんと、白い花の舞い散る時間 −ガールズレビュー−→bk1→amazonの二択を迫られたら、迷うことなく後者を選びます。それがまいじゃー道というものですええ。

ほんとは新刊の紹介もしたいんですが、なかなか読み込むところまでおいついてませんのでまたそのうちに。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

銃姫→bk1→amazonは、銃と魔法なアクションもの。神様の怒りを受けて銃を媒介としなければ魔法が使えなくなってしまった世界で、主人公の波乱に満ちた旅路が幕を開けます。
なんといっても魔法の設定。それと容赦のない描写がけっこうあり、特に4巻で主人公が戦場に赴く場面ではかなりの鬱展開になります。今後の展開も正直読めません。おすすめ。

それでは本日の台詞。
いろいろ辛い目にあったアンブローシアは、人を信じるということができなくなっています。そんな彼女の心にまで響いてきた、セドリックの心からの言葉。。


「未来における自分の責任は現在の自分が負うべきと判断した」
「あなたもそう。それが」
「あなたの未来」


出典:涼宮ハルヒの陰謀/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/102P
キャラ:長門有希

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】BENJA-MING
特記事項無し。

★2005年9月9日(金)
『幻の/小オフ会告知』

さて、決着ついた田村くん投票企画ですが、今回イラストを描いていただいたくらふとさんBAW WAOさんのサイトのそれぞれトップページから、幻の松澤勝利イラストと相馬敗北イラストをご覧になることができます。いずれも必見! それとくらふとさんの9/7の日記にある、松澤インタビューがなんかもうおかしくておかしくて。
参考:わたしたちの田村くん→bk1→amazon
わたしたちの田村くん2→bk1→amazon


小オフ会告知。
9月17日(土)に、喫茶マウンテンに行くのが主目的の(笑)、マウンテンオフを開催します。定員を5名と考えていて私と草三井さんは参加するので、実質あと3名ということになります。つまり名古屋圏での開催と言うことですね。
内容が「ないよう」なので、遠方から来られるほどのものではありませんが(逆にこっちが恐縮しちゃう)、マウンテンの他はメンバー次第ではカラオケなど久々に行くのもイイかなー等と思ったりしてます。
参加希望の方は極楽トンボまでメールください。下のメールフォームからでも構いませんよー。

さ、それじゃ電撃新刊でも片づけますかね。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「これはミステリだ」というネタバレについて
ちょっとしたトピック程度の話題なのですが、本の紹介をする際には避けて通れない問題ですからね☆
「基本的には他にも売り文句がある作品の場合はミステリというサプライズは黙秘します。ただ、新人さんの作品とかマイナーレーベルからの作品で「衝撃の結末」が、きっかけで本を手にとってもらうきっかけになりそうな時はしつこく宣伝するようにしてます。なにはともあれ白い花の舞い散る時間 −ガールズレビュー−→bk1→amazonは、いやはやすごかった。」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



涼宮ハルヒの陰謀→bk1→amazonは、涼宮ハルヒシリーズの最新刊になります。一時的には方向性を模索しているような印象も受けたことがありましたが、もうすっかり遠慮なくこてこてなSFとして動き始めたような感じを受けますね。学校を出よう!→bk1→amazonの方が好みでハルヒの方は途中で読むのがストップしているという方がもしいたら、再開する価値はあると思いますよ?
登場するハルヒをはじめとする他の人物の強いキャラクター性などが売り。ただしSF的なストーリー展開にも注目。

それでは本日の台詞解説。
タイムトラベルネタがこのシリーズには登場するのですが、その際問題になるのがいったい自分は誰の意志で動いているのか?という話。これ以上の情報はあえて言いませんが、あの!長門が!こんな台詞を!というだけで値千金かと。


「なにもしてあげられない」
「ただ、覚えていることはできるわ」
「あんたのためにしてあげられることはないけれど、あんたと会ったことや喋ったことは、ずっと忘れない。亜梨栖や宵子もきっとそうだと思うわ。この先なにがあっても、ここで一緒に暮らしたことはみんな忘れないはずよ。その中の一人だったということが、あんたの救いになればいいのにと思う」


出典:白い花の舞い散る時間 〜ガールズレビュー〜 (小説)/コバルト文庫/友桐夏/絵師:水上カオリ/デザイン:大島亜夢/編集:?/233P
キャラ:伶沙

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】羽色庭園
特記事項無し。

★2005年9月8日(木)
『人気投票決着す。ついでに今日は(一部では)2巻の発売日』

勝ちだけなら上のトップ絵で丸わかりですね(笑)
「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票は盛況のうちに終了しました。しかしまあまず投票企画ページをご覧ください。敗北者のイラストもそれはもう素敵ですよ?
参考:わたしたちの田村くん→bk1→amazon
わたしたちの田村くん2→bk1→amazon

  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



白い花の舞い散る時間 −ガールズレビュー−→bk1→amazonは、サスペンス、もしくはミステリものです。詳細は昨日説明してますが、ともかくごく序盤の青春ストーリーっぽい雰囲気は途中からだんだん雲行きが怪しくなっていき、すさまじく状況が錯綜したあげく予想もしない結末を迎えます(好みの終わり方かどうかは別として。
急展開するストーリーや、ややこしいミステリ的物語を好む方にはぜひ手に取っていただきたいと思います。

それでは本日の台詞解説。
どんなに辛いことを抱えていたとしても、他人がそれを代わってあげることはできない。けれども、彼女を覚えている人間がいただけで救われる……とまあそんな感じで。


真実なんてどうでもいい。
事実ならここに構築してみせる。
――信じろ。


出典:白い花の舞い散る時間 〜ガールズレビュー〜 (小説)/コバルト文庫/友桐夏/絵師:水上カオリ/デザイン:大島亜夢/編集:?/246P
キャラ:?(あえて?としておきます)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】羽色庭園
特記事項無し。

★2005年9月7日(水)
『イラスト買い/人気投票最終日!』

ライトノベル特有の、しかも無視できないほど大きな要素として「イラスト買い」といわれる行為があります。文字通り、中身なんてどうでもいいから絵が目的で俺は買う!というある意味漢らしい本の買い方です。
で。私は基本的にタイトル買いする人間なんで、「イラストなんてただの飾りです。でも飾りは大好きだけどね!」という方向性なんですが、例外な絵師さんがいまして。水上カオリさん椋本夏夜さん、このお二人のイラストの場合は引力に惹かれるまま中身も気にせず買ってしまうことが多々あります(絵の傾向としては……我ながらなんてわかりやすいんだろう)。
……なんでこんな長い前フリしたかというと、コバルトロマン大賞の佳作受賞作白い花の舞い散る時間 −ガールズレビュー−→bk1→amazonを完全に水上カオリさんのイラストがきっかけで購入したら(ごめんなさいごめんなさい)、な、なんだこれわ!?という事態に。以下下で。


「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票はいよいよ最終日です!7 ちなみに後からもめることのないようここで表明しておきますが、8日0:00:00までの投票を有効とし、それ以降に投票されたものは無効としますのでお気をつけください。なお、ここに来て相馬さん一歩リード。さあどうなる!?
参考:わたしたちの田村くん→bk1→amazon
投票企画ページへGO!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



白い花の舞い散る時間 −ガールズレビュー−→bk1→amazonは、サスペンスものです。
え!?と思う人もいるでしょうから今一度言います。
塾に入会している人しか入れない掲示板がきっかけで知り合った匿名チャットで仲良しの女の子5人が、ある時4泊5日オフ会をすることに。「匿名性を保つために、オフ会でもあえて誰が誰かは名乗らないことにしましょう」と、オフ会でも匿名という条件でとある山荘で行われるのだが、そこから運命は回り始める……。
と、ここまであらすじを読むと女の子同士の友情を深めあう青春ストーリーあたりに思えますが……全然違うのですこれが!
リリカル・ミステリとか帯に書いてあったので、「どこがミステリ?」と思って読んでいたら、中盤からだんだん予想外の方向に話が向き始めて、しまいには考えもしなかった結末を迎えます。
あえて言いますが、おもしろいという保証はしません。というのはちと結末が特徴的なので、人によっては全く気に入っていただけない可能性があるからです。ただし、状況の錯綜するサスペンス(もしくはミステリ)が読みたいのであればぜひご一読ください。急展開のストーリーをご体感あれ。

それは本日の台詞解説。
そもそも序盤を読んだ段階では誰の口からこんな台詞が飛び出すのは想像しがたいと思いますので、あえて誰が言ったか伏せさせてもらいます。
ただ、「事実」と「真実」の使い方はこれで間違いなくあってます。それだけは書いておきますね。


「世の中、知らないでいいことたくさんある。わたししゃべらないの、そのせい」
「オレにとっちゃ、そんな御託はどうでもいいんだよ。ただひとつだけ、忘れてもらっちゃ困ることがあるだけだ」
「それ、なに?」
「特急バハロは一度引き受けた仕事は必ずやり遂げる」


出典:バード・ハート・ビート (小説)/ファミ通文庫/伊東京一/絵師:pako/デザイン:コードデザインスタジオ/編集:森丘めぐみ/94P
キャラ:リーン&テオ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ハイパーソニックソウル
特記事項無し。

★2005年9月6日(火)
『げ、もう朝だ!?』

最近目覚ましをついかけずに寝てしまう自分。たいてい起きれるんだけど、かなり危険だ……。


「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票を開催中。7日までですよー。
参考:わたしたちの田村くん→bk1→amazon
投票企画ページへGO!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



バード・ハート・ビート→bk1→amazonは、良質なボーイミーツガールものです。山岳に根づいた国家のため、巨鳥を使って通常の交通の代わりにしたことがきっかけで生まれた巨鳥に乗って山あいで速さを競う競鳥(カレラ)。これはそのカレラの国家認定と騎手を目指す少年と、謎多き少女との邂逅から幕を開ける冒険譚です。
とにかく飛ぶ様子が気持ちよく、航空アクションのような感覚で読めます。直球ど真ん中なボーイミーツガールストーリーをお楽しみあれ。ヒロインについてはお楽しみ、ということで。

それでは本日の台詞解説。
テオは運び屋としての実力もあり、プライドも持ってます。そんな彼の誓いです。悩める女の子を救う。


「あやまってください! もっとしっかりあやまってください!」
「寒川さんの涙目って、すっごいかわいいんだけど、あたし、どうしたらいいのかしら」
「反省すればいいと思います!」


出典:円環少女(サークリットガール) (小説)/スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:深遊/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/1巻288P
キャラ:寒川紀子&鴉木メイゼル

【作者直営サイト】DE_BREVITATE_VITAE
【絵師直営サイト】TEA TIME
特記事項無し。

★2005年9月5日(月)
『久しぶりにのんびりと過ごすのこと』

だれけてました。いや、作業はいろいろしてたけど精神的にのんびりと、ね。
さて、発売日が変わったのをうっかり忘れかけてしたファミ通文庫の新作、バード・ハート・ビート→bk1→amazonがなかなかよかったです。



山岳に根付いた国家であることが影響して、巨鳥に乗ってレースをする競鳥(カレラ)という競技のある国で国家認定の騎手を目指して修行中の少年テオ。この少年と、とあるきっかけで出会った少女のボーイミーツガールもの。大空を翔ける様が心地よいアクションであると同時にボーイミーツガールものとしても大変直球で気持ちよく読むことが出来ました。
で、どうも作者の人の名前に聞き覚えがなく著作一覧を見てみたのですが、BIOME―深緑の魔女bk1→amazon、クロスオーバー→bk1→amazon黒闇天女にご用心→bk1→amazonを描かれていると判明。
BIOMEは世界観が気に入っていた作品だったのですが、どうもその後の2作を読んだ記憶がない……取りこぼした!?(汗 ふ、不覚。
とりあえず注文しておいて、できれば今月中に補完しよう。


「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票を開催中。相変わらずの大接戦です。いやはや。
参考:わたしたちの田村くん→bk1→amazon
投票企画ページへGO!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



円環少女→bk1→amazonは、一昨日凄い勢いで紹介してるので、そっちをご参照あれ。

それでは本日の台詞解説。
えーこの作品のヒロインである鴉木メイゼルはまだ12歳(ちょいわけあり)なんですが、優秀な魔法使いであるだけでなくなんとまあ小学生にしてちょっとした嗜虐趣味があるという変態少女困った女の子なのです。
今日も今日とてメイゼルが掃除をせずに帰ってしまった件について追求をうけているはずが、なぜか追求している学級委員長の寒川さんの方が追いつめられているという……なんてかわいそうなんでしょう(笑)


「ふざけんな! ここが神サマいないから地獄だなんて思ってんのは魔法使いだけだ。ここで生きて、ここで友だち作って、ここに骨を埋める覚悟のあるやつに答え出させろよ。よそから来たお客さんが、俺たちの大事な人間生け贄にして、勝手に”救って”くれるなよ!」

出典:円環少女(サークリットガール) (小説)/スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:深遊/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/1巻288P
キャラ:武原仁

【作者直営サイト】DE_BREVITATE_VITAE
【絵師直営サイト】TEA TIME
特記事項無し。

★2005年9月4日(日)
『リニューアルに向けてごそごそと』

作業をぼっちらぼっちら進めてます。かなり時間かかりそうですが、気長にお待ちください(汗

円環少女 (1) バベル再臨→bk1→amazonを相変わらずおすすめ中。読みにくい、という意見をちらほら見かけますがこの作品の場合、適度なところで箸休めというかコメディ部分が顔を出すので、それほど気にはならないと思います。ただ、再読した方がより世界を理解できるのは確かですね。……ある意味コストパフォーマンスはいいってことに(笑)


「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票を開催中。異様なまでの拮抗ぶりは無党派層はこの均衡を維持しようし、両派閥もむしろ自派閥が不利になったときにはじめて投票するという方向で動いているのだと判断しました。とにかく今ならまだ投票に間に合いますので、ぜひわたしたちの田村くん→bk1→amazonを読んで今からでもご参加ください。
投票企画ページへGO!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「来年が、橋本紡という作家の、最後の年になる可能性も十分あります」モノグラフより)
リンク先は橋本紡さんご本人のweb日記です☆
「詳細はリンク先で。ちなみに私的には断然七曜日シリーズの方が評価は上ですね。いろいろ思うところもあるけれどただ頑張れ、とだけ」
とりあえず応援の意味を込めて。
猫泥棒と木曜日のキッチン→bk1→amazon


■『サマー/タイム/トラベラー』によるタイムトラベルフィクションチェック
て、うたたねこさんが1巻の分布表に着目した投票企画ですね☆ 9月末までの予定だそうです☆
「全然読めてません(汗 みっともないので結果は心の中で消化ということで……」
参考:サマー/タイム/トラベラーに言及された作品リスト

■少女向けレーベル読書調査
リンクが遅れてしまいましたが、積読山脈造山中の右上のサイドバーでアンケート実施中ですよ☆
「あ、これって真面目にデータを集めようと思うと、性別のデータもとった方がいいんでしょうね。興味はあるけど自分はそこまでは手が回らないというか、BLについてまだまだ研究が足りないっ」

■少女小説についての閑話みりおんぐらむより)
■ライトノベルあれこれ 1 少女小説の「発見」
続けて読むと、少し関連性があってよいかも☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



円環少女→bk1→amazonは、昨日凄い勢いで紹介してるので、そっちをご参照あれ。とにかく売れて2巻が読みたいんだーっ!!
1と書いてあるのに2が出なかった例もつい最近あったことだし、私は自分自身のために布教を推し進めますええ。

それでは本日の台詞解説。
自分の世界のことは自分たちで決める!とまあそういうことで


「お父さん。わたし、魔法が使えるって、もっといいことだって思ってた」

出典 円環少女(サークリットガール) (小説)/スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:深遊/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/1巻275P
キャラ:倉本きずな

【作者直営サイト】DE_BREVITATE_VITAE
【絵師直営サイト】TEA TIME
特記事項無し。

★2005年9月3日(土)
『円環少女をイチオシ』

昨日はあまりつっこんで紹介できませんでしたので、改めて。8月は全然おすすめ紹介できなかったので気合い入れていってみよー。
円環少女 (1) バベル再臨→bk1→amazon



長谷敏司さんはいい作品を書かれているのですが、どうにも寡作で既刊は2001年11月に刊行されたデビュー作、「戦略拠点32098 楽園」と、1年後に出た「天になき星々の群れ フリーダの世界」の2冊だけ。
今回、実に3年近くの沈黙を破って新作が出たわけですが……魔法に絡む世界設定が実にイイ!
<協会>で繋がる一千の魔法世界。その中にあって唯一魔法も神も存在せず、そのため地獄と忌み嫌われているこの世界が舞台になります。「地獄には魔法が存在しないため、他世界人が魔法を発動していても、地獄の人間に観測されると魔法自体が崩壊する」という設定が素敵。魔法の体系なども、
「我、鴉木メイゼルの憎悪を名付けて、『茨』と定義する」といった具合に、対象を定義づけして、その対象に対して魔法を発動させる宣名体系とか、音を操る神音体系とか燃えに燃えます。……きっと、この時点で購入を決断した人も何人かいるんじゃないかなーと(笑)
お次は萌え方面。
ヒロインは他世界で罪を犯し、刑罰として地獄に落とされた少女なんですが……小学校に通ってます。しかも微妙に嗜虐趣味があったりなんかします。いやはや!それでいて以下略。
いいはじめたらキリがないのですが、とりあえず説明はこの辺で。名台詞も数多くあり、非常に読み応えのある作品です。おすすめ。超おすすめ。


「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票を開催中。
……さすがにこれだけ差がつかないと気持ち悪い(汗。といってもIP記録&多重投稿不可にしてるしなあ(通常、人気投票でこれ以上セキュリティ厳しくするなんてあり得ないしする気もありません)。勢力が拮抗しているのだ、と信じよう。
ともあれ布教は大事な目的のひとつなので、この投票企画で興味を持った方はぜひわたしたちの田村くん→bk1→amazonでをお買い求めください。
さて貴方様もレッツ投票!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



円環少女→bk1→amazonは、上でガーッと紹介したのでそれをご覧くださいませ。いやー月初めからいいもの読んだなあ。

それでは本日の台詞解説。
あえてなにも説明しません。ただ、この作品が単に燃えるアクションなだけの甘い作品ではないことは言っておきます。


「先生と鴉木さんを見ていると、ある意味授業より有意義なことをたくさん学習できます」
「何が勉強できるんだ?」
「人間、弱みを見せたら転落するだけです」


出典 円環少女(サークリットガール) (小説)/スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:深遊/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/1巻9P
キャラ:天瑞岬&武原仁

【作者直営サイト】DE_BREVITATE_VITAE
【絵師直営サイト】TEA TIME
特記事項無し。

★2005年9月2日(金)
『投票進捗とか、おすすめとか』

まずはこの1ヶ月ろくにおすすめを紹介できなかったことをお詫びしつつ、今月新刊はいきなりきました!
まず涼宮ハルヒの陰謀→bk1→amazon



ストーリー的にも目を引く点がありますが、あえて中心っぽい朝比奈みくるについては華麗にスルーして(ヲイ)、長門有希ファン!! 新刊読んだら悶絶必至です。参りました。

お次は長谷敏司さん久々の新刊、
円環少女 (1) バベル再臨→bk1→amazon



なんですかこの燃えと萌え両対応な出来は。魔法に絡む世界設定が超燃えます!! そして、それはそれとしてまだ小学生とはとても思えないメイゼルさんにも魂やられます。おすすめおすすめ。



「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票を開催中。
ほんっとに両者1歩も譲りません。終わってみないと結果はわかりませんね、これは。というか正直な話、1週間で勝者に50票くらい入れば成功かな、思っていたら予想以上の盛り上がりで2日目にしてそのライン超えてしまいました!
私としては、これで未読な人が興味を示して読むきっかけになってくれればありがたいです。たぶん店頭で簡単に手にはいるはず。もしくはweb上→bk1→amazonで即お買い求めください。まだ投票には間に合います(笑)
さて貴方様もレッツ投票!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



円環少女→bk1→amazon、かなり長いことご無沙汰だった戦略拠点32098 楽園の作者の人の新シリーズです。
魔法に関する世界設定がもうむちゃくちゃ燃えます。んーそうですね、立ち読みでも10ページ目あたりからほんの数ページ読めばハマる可能性はきわめて高いかと。そして萌え方面にも対応、と。この辺明日以降、もう少しきっちりご説明します。

それでは本日の台詞解説。
燃え方面の台詞はとりあえず後回しにしまして、今回はニヤリとできる表現を先に引っ張ってきてみました。あちらこちらニヤリとできるような表現が実に多いんですこの作品。教師なのに、子供に負けている……


――――――――

出典:――――――――
キャラ:――――

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年9月1日(木)
『「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派 人気投票開催中』

ただいま、「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票を開催中です。
勢力的にはほぼ互角。激しい争いを展開中!
総選挙よりも一足早く(笑)企画用ページにGO!

……なお、思いっきり寝坊してしまい、本日の名台詞は更新できませんでした(汗 すまぬ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

寝坊により更新はお休みです(阿呆


home 最近の名台詞 名台詞データベース(時系列順) 名台詞データベース(作品別)