こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
2001年の名台詞 | |||||
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2002年の名台詞 | |||||
▼1月 | ▼2月 | ▼3月上旬 | ▼3月下旬 | ▼4月上旬 | ▼4月下旬 |
▼5月上旬 | ▼5月下旬 | ▼6月上旬 | ▼6月下旬 | ▼7月上旬 | ▼7月下旬 |
▼8月上旬 | ▼8月下旬 | ▼9月上旬 | ▼9月下旬 | ▼10月上旬 | ▼10月下旬 |
▼11月上旬 | ▼11月下旬 | ▼12月上旬 | ▼12月下旬 | ||
2003年の名台詞 | |||||
▼1月上旬 | ▼1月下旬 | ▼2月上旬 | ▼2月下旬 | ▼3月上旬 | ▼3月下旬 |
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▼10月上旬 | ▼10月下旬 | ▼11月上旬 | ▼11月下旬 | ▼12月上旬 | ▼12月下旬 |
2004年の名台詞 | |||||
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「マーヤは、もしかしたら、いろんな自分を演じ分けていたのかもしれん」
「ううん。違うと思う」
「…………」
「マーヤは、いろんな面を持った女の子だった。それだけよ。守屋くん、守屋くんの見たマーヤは、なにかを演じているように見えたの?」
出典:さよなら妖精 (小説)/ミステリ・フロンティア(東京紀元社)/米澤穂信/絵師:――/272P
キャラ:守屋路行&白河いずる
【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月15日(月)
『問題点噴出……』
このライトノベルがすごい!途中経過。
これは主に限定枠の方のお話。一部作家さんの名前が企画準備段階で露出してたり、権利の帰属がはっきりしないままであったりといろいろご迷惑や不安感etcを与えてしまい申し訳ありませんでした。
今回の企画に関わる著作はすべて執筆者ご本人に権利が帰属する旨をとりあえずトップページで表記し、同時にさまざまな問題点を指摘してもらって潰していこうとしている状態です。
なお、今回私自身は協賛者という立場のために意見を出したりはしていたものの逐一内容のチェックまでは行っていなかったのですが、そんなものは「閲覧者や参加者の知ったことではない」話です。広報担当?として責任を免れないと思っています。大変申し訳ありませんでした。せめて誠実ではありたいです(^^;
なにしろ運営側が至らぬためにスケジュールは遅れがちですが、意地でも納得出来る形で行いたいと思っていますので見捨てないで〜(^^;
バナーも出来上がりましたんでご利用くださいませ。葉子さんがラブリーです。
私信:
コーノさん、お絵かき板のねこさんがラブリーです。レスとか出来てなくて申し訳ないですが、これに懲りず利用してくださいねー。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■Fate/stackmaijar
高空昴さんによるfateを「題材」にしたSSです☆ 出ます出しますまいじゃー作品のオンパレードですね☆ あなたはどれだけわかるでしょうか☆
「一応葉子さん主役。ただし無敵じゃないし、他のキャラもまいじゃー作品からばかり引っ張ってます。知ってればニヤリと笑えるけど知らなくてもかなり燃えると思うのでぜひご一読ください。ステータス画面まで作成してあるし。今の葉子さんより絶対かわいい!」
思い上がるな、蚊トンボ☆
――――血の噴水が空を彩る。赤い、赤い、夕焼けの空を彩る。
■『文学賞メッタ斬り!』公式サイト(ありさとの蔵より)
文学賞メッタ斬り→bk1、→amazon自体は以前紹介したんですが、公式サイトまで出来たのですね☆
「今回の芥川賞にはかけらも興味ないけど、この本は読んでみようっと」
▼本日の作品&台詞解説▼
諸事情でDEARの紹介がさらにずれ込む(^^;
さよなら妖精→bk1、→amazonは、ほんっとうにしつこいとは思いますが改めて青春小説である!と力説しておきます。それ以外のどんな分け方にも違和感がつきまとうと思います。とにかくおすすめったらおすすめ!
さて本日の台詞解説。
これも相当に微妙な心の機微を描いたもので、ひどく説明が難しいですね。こういう感覚が楽しめる作品なのです。
「諸君らは今、一人の女性としてではなく、一人の警察官としての生き方を選択した! その生き方は、世間から見れば実に馬鹿でまちがった生き方だ。
まず損をする。そしてつまらない。ついでに誰も褒めてくれない!
しかしこの生き方を選んだ人間にもいいことがひとつだけある!
賢く正しい生き方をした人間よりも――実に気分がいい人生を送ることができるということだ!」
出典:ネオクーロンB (小説)/スニーカー文庫/鷹見一幸/絵師:PEACH-PIT/109P
キャラ:夏木頼光
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】もものたね
特記事項なし。
★2004年3月13日(土)
『某チャットログより』
んー……もの書き系IRCのチャットだから公開していいんですよね? 毎日ログが残る場所なわけだし。
というわけであえて作家名は伏して(バレバレだけど(^^; )、とある中堅作家さんの生々しい締め切りとの戦いの話etc。すべてが興味深かったんですがなんか妙に納得したのがこれ。要はよい小説を書くにはどうすればいいかって話。
>[eno] とりあえず、そこに何があって、誰がいて、何をしているのか、それを伝える文章が書けるなら
>[eno] あとは面白いエピソードを積み重ねればいいだけのこと
>[File] ヽ(`Д´)ノ アマノジャクな性格が邪魔しなけりゃいいけど
>[eno] それも「味」になります
>[ryoyou] ヽ(`Д´)ノそれが分からないから悩んでるんだー
>[akagane] それはあれですな。シューティングゲームで「この面がクリアできないのですが」「とりあえず敵の弾を避けろ」みたいな(w<面白いエピソードを積み重ねればいいだけ
「とりあえず敵の弾を避けろ」! いやはや確かにどんなに方法論を積み重ねても最後はこういうことなんですよね(^^;
それからこのライトノベルがすごい!途中経過。
一般投票用のCGIは鋭意製作中ですが、書評サイト&作家さんへ連絡をとって、順調に返信が帰ってきています。
一部メールサーバーの不調でメールの返信を受け取れていないものがあるようなので、返信が戻ってきてしまった方はお手数ですが再度送信をお願いします。
ちなみに12日現在、書評系30、作家さん3名に参加を表明していただきました。ご協力に感謝します……って私は別に何にもしてませんけどね(^^; 適当に好き勝手意見述べて、広報担当するのが私のおしごと〜<。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベル川柳、格言集(2ch)
オリジナル、もしくは本歌取りでライトノベルに関するあれこれを詠もうというものです☆ 当然毒入りですが、この程度でしたら許容範囲ですね☆
「踏まない地雷に意味はあるのでしょうか?が琴線に触れました。その通り、踏んでこそ地雷、時に死中に活を見出し傑作を拾い出……せるといいなあ」
▼本日の作品&台詞解説▼
予定変更(てーか忘れてた(^^; )DEARは後日紹介に回します。
ネオクーロンB→bk1、→amazonは……これもひどく単純化して説明します。
限られた人員・武装で、知恵と能力を駆使してなんとかする話。
時空のクロスロードシリーズ→bk1、→amazonは少々趣が違いますが、残りの鷹見作品はすべてこのパターンで統一されるので、こういうノリが好きかどうかが購入ポイントでしょう。
それでは本日の台詞解説。
人間時にはバカになりたい!というか、自分に正直であれというか。願わくばこういう生き方をしたいものです(^^;
「ねえ、美貴? 私がその人にふられたら慰めてくれる?」
「えー! 無理だよ、そんなの。そこまでは無理!」
「……そうなんだ」
「でも、一つだけ約束する」
「何?」
「その時には、一緒に泣いてあげる」
出典:寝起きの悪い定休日(DEAR DIARY) (小説)/富士見ミステリー文庫/新井輝/絵師:久瀬たかし/197P
キャラ:船堀樹里子&美貴
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Napped Children
特記事項なし。
★2004年3月12日(金)
『録画忘れ(涙 』
よりにもよってマリア様がみてるアニメ10話「いばらの森」の録画を忘れてしまいました……欝だ。がっくし。嗚呼聖さま。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
DEAR DIARY→bk1、→amazonは、明日も紹介予定なので今日のところは解説なしで。
では本日の台詞解説。
うまく表現できません。こういうなんとも言えない微妙な機微こそがこの作品の持ち味だと思ってます。
「僕が貶める時には、君は無色だって言うよ」
出典:氷菓 (小説)/スニーカー・ミステリ倶楽部/米澤穂信/絵師:上杉久代/134P
キャラ:里志
【作者直営サイト】汎夢殿
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特記事項なし。
★2004年3月11日(木)
『個人的評価: 学校を出よう!>涼宮ハルヒ』
いろいろ癖が強く、話もわかり易いとは言えないので間違っても万人向きではありませんが、個人的には『学校を出よう!』シリーズ→bk1、→amazonは涼宮ハルヒのシリーズよりもずっと好きです。
3巻を読んだ時点でそういう評価に落ち着いたんですが、4巻になってさらにその思いは強くなりました。トリックスター的なキャラや(時には不毛としかいいようのない)狂言回しの応酬が好きな方はきっと気に入る思います。1巻で脱落した方も、なんとか3巻までがんばって読んで欲しいと思います。そこまで読んで、なおダメだと思ったら……すいませんとしか言いようがないですね(^^;
ただし、話がすっきりわかりやすいという点では明らかにハルヒに軍配が上がるので謎は常にすっきりクリアーにという方にはあえておすすめはしません。4巻の仕掛けはなかなかおもしろかったかな。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
氷菓→bk1、→amazonは、神山高校古典部に所属するメンバーが学園のちょっとした謎にぶつかりそれを解いていく話です。昨日も紹介してるので詳しくは割愛。
では本日の台詞解説。
これは説明が必要ですね……会話の中で話題になっているのは個人の色。性格に例えて、例えば主人公のことを彼の友人は「灰色」と言ってます。
ここで重要なことは『灰色は何色にも染まらず、どこまでも灰色であり続ける』ということ。そういう前提で上の台詞が初めて成り立ってます。では無色の場合は?
この旅、おもしろいわ。きっと十年後、この毎日のことを惜しまない。
出典:氷菓 (小説)/スニーカー・ミステリ倶楽部/米澤穂信/絵師:上杉久代/89P
キャラ:折木供恵
【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月10日(水)
『ねこーねこー』
台詞で引っこ抜けないのでここで紹介。
ねこだらけ物語→bk1、→amazon、この本の特徴はいとも簡潔に説明できます。
猫バカなら即買い。
猫好きなら高確率で転ぶ。
それ以外の人は……ま、どうでもいいか(ヲイ
戦争か何かの影響で人口の激減してしまった世界で、水辺で細々と暮らす人類。そんな中での猫と人間の微妙な関係を描いてます。作中の三人称には人間視点とねこ視点があるのですが、このねこ視点がもう、もう!!
猫で悶え苦しまない方にも、椋本さんというイラストで陥落する可能性を考えて表紙絵をサービスしておきました(笑) EXノベルスですから、文庫サイズよりも大判です。小さい本屋だと入荷してるかどうか怪しいですが……(^^;
とにかく猫。人間様なんてどうでもいいんです。猫です猫。そういう割り切り姿勢が実に心地よいある意味大変まいじゃー度の高い小説と言えましょう。
ねこーねこー。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ハイウイング・ストロール ラフイラスト集
小川一水さんの新作ハイウイング・ストロール→bk1、→amazonのイラストです。
「おお、あの白黒イラストがカラーだ。てなわけで読了した人は必見かな?」
▼本日の作品&台詞解説▼
氷菓→bk1、→amazonは、神山高校古典部に所属するメンバーが学園のちょっとした謎にぶつかりそれを解いていく話です。一応ミステリのカテゴリに入るとは思います。が。
そもそもミステリ/ミステリじゃない論議そのものに意味がない作品と言えるでしょう。青春小説としか言いようがありません。やはりこの微妙な空気は読んでみないと伝わらないかと。
では本日の台詞解説。
……なんですが、実はこの台詞(というか手紙)の人物は作中ではほとんど登場しません(^^; しかし、この台詞はあまりにも印象的であったので使わせてもらいました。旅の途中で弟に、今の自分の心境を表したものだと思ってもらえればいいです。
「でも、もりやさん。それよりももっともっと、大事なことがあります」
「これは秘密です。内緒のことですよ」
「人間は、殺されたお父さんのことは忘れても、奪われたお金のことは忘れません」
出典:さよなら妖精 (小説)/ミステリ・フロンティア(東京紀元社)/米澤穂信/絵師:――/215P
キャラ:マーヤ
【作者直営サイト】汎夢殿
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特記事項なし。
★2004年3月9日(火)
『今日はごちゃごちゃと』
すいません、昨日は日中サーバーが落ちてたようでご迷惑おかけしました。トピックへのリンクいろいろありましたよーと一応。
このライトノベルがすごい!補足。どうも一部では誤解があるようですが、一般参加の方には一切参加資格はないですよー。CGIによる投票受付という形で誰にでも投票していただけます。
トリシア先生微妙? えーと、たぶんずーっとそんな感じです。お約束を展開しつつ基本的には生ぬるく。そういう作風というか、だからこその児童文学向けにもなり得る……っていうと児童文学を軽視してるように聞こえるかな(汗
サイト巡回中に知ったこの空色の竪琴のキャッチコピーが妙に気になりました。『君との年の差は1オクターブ。響きあえるのか、とても不安だったんだ……』
……1オクターブ??
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ 「カラフル文庫」&「カラフル文庫アンソロジー
ヒント?」がジャイブから3/8新創刊!!(うたたねこやより)
児童文学になると思いますが一部おなじみの作家さんもいるので☆
「アンソロジーって方はいったいどんな内容なんだろう……気になる」
■Dictionary of Pandaemonium
神話辞典です☆ 地域別だけでなく、ジャンル別という検索方法も選択できるのが便利ですね☆ 神話に関わるニュースも集めていらっしゃるみたいですよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
さよなら妖精→bk1、→amazonは、ミステリという名前こそついてますが青春小説です。しつこいようですが青春小説。というかこの人の著作である愚者のエンドロール→bk1、→amazonや氷菓→bk1、→amazonもともに同じことが言えるのかもしれません。とりあえず氷菓は読了しましたが、やはり同じ雰囲気を感じました。
それでは本日の台詞解説。
この作品、穏やかな空気だけかと思っていると、時にその同じ穏やかさから切りつけるような台詞が出てくることがあるのです。これはそんな一例です。この台詞の背景には戦争あり。
「なにか哲学的理由がありますか?」
出典:さよなら妖精 (小説)/ミステリ・フロンティア(東京紀元社)/米澤穂信/絵師:――/?
キャラ:マーヤ
【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月8日(月)
『すごい!はハッタリ効いてますかそうですか』
このライトノベルがすごい!のタイトルを変えるとか世迷言を言っていたら、チャットで周囲の方から「あれはハッタリの効いたいいタイトルだ」との助言をいただきまして、そのまま生かすことになりました。その代わり副題をつけまして、
『このライトノベルがすごい!〜貴方の知らない傑作、在ります〜』という形で行きたいと思います。
さて、このところ紹介がとまっていた讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜ですが……実はメールがとある事情でめちゃくちゃなことになってしまってまして、どこまで紹介したのやらわけわかんなくなってしまったのです(汗 もし、まだ投稿したのに紹介されてねー!という方がいたらよろしくツッコミをお願いします(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■プロットの作り方(乙一) ポンツーン三月号より
小宮さんによるポンツーン掲載記事のまとめです☆ 雑誌を手に入れるのがかなり難しそうなのですが、記事だけでも趣旨は十分に伝わってきますね☆
「物書きの方はこの方法論はぜひ目を通してくださいな、と」
■ライトノベル・ヤングダルト・ジュブナイルの定義について
■ライトノベル・ヤングアダルト・ジュブナイル
2
■体裁としてのライトノベル
■ライトノベルというジャンルは存在しないもしくはまだ確立されていません〜(20040306の日記)
■「ヤングアダルト」という呼び方
関連したものをリンクしていたら凄いことになってしまいました☆
「私の場合、どうもヤングアダルトという言い方が生理的にダメなんですが……それはそれとして。なるほど体裁、ね」
■細腕製麺機(九州ラーメンドットコム内)
flash制作では有名な保健所さんの作品です☆ なかなかの大作ですよ☆
「マリみてファンは特に必見かも〜(謎」
▼本日の作品&台詞解説▼
さよなら妖精→bk1、→amazonは、ミステリという名前こそついてますが青春小説だと思ってください。この作品に対しては内容がミステリ/ミステリじゃないという論議そのものが無意味なので、別に枠付けをしたいわけではありません。単に青春小説を好きな方がこの作品を知らずに通り過ぎてしまうのがあまりにももったいないために強調しているだけです。
愚者のエンドロール→bk1、→amazonや氷菓→bk1、→amazonと雰囲気的には同じらしいので(当方未読)、これらの作品が好きなら文句なしに買いです。北村薫に通じるものがあるかも。
さて、散々悩んだ台詞ですがとりあえず今日のところは、この作品を代表する台詞を引用しておきたいと思います。
作品内の各所で使われていますが、異邦人にとって日本独特の習慣などは「哲学的理由」があるように思える場合がある、と。実際作中に出てくる台詞を見た場合と、単なるこの台詞を見ているだけではその印象がかなり違いますが……。
明日はもう少し違う台詞を紹介の予定。
――――――――
出典:――――――――
キャラ:――――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月6日(土)
『さよなら妖精、読了』
さよなら妖精→bk1、→amazon読み終わりました……名台詞についてはどれを掲載したものか今悩んでいるところです(^^;
んー、この作品についてはまず「ミステリ」という看板は忘れてください。そういう要素がないとは言いませんが、あくまで日常に付随することで名探偵が出てきてどうこう、という話ではないからです。
それよりなによりも極めて良質なボーイ・ミーツ・ガールの青春小説、ただそれだけで十分だと思います。よけいな事前情報入れずぜひ読んでみてください(なお、書店で探す方への注意事項。サイズが四六版、つまり縦20cmと大きいです。で中身はそうでもないですが見た目が分厚いので見た目で引いたりしないように(^^;。文庫で探しても見つかりませんからねー)
こんないい作家さんの作品を積んでおいたとは不覚……さかのぼって愚者のエンドロール→bk1、→amazonと氷菓→bk1、→amazonもさっそく読むことにします。
今日も今日とてこのライトノベルがすごい!
まずは参加規定から仮がとれこれで決定です。詳しくは公式へ。
それからさりげに重要なことも決まりました。タイトル変えます。
外部の方からよさげなものを募集してみて、管理人サイドでしっくりきたものを採用させていただきます。やればやるほど「すごい!」っていうのはちょっと違うんじゃないか、という違和感が大きくなってきたためです。。自分の感覚としては「読みたい!」とか「面白い!」のほうがむしろ近いです。とりあえず白翁さんと話してた素案では、
●このライトノベルが読みたい!
●このライトノベルがよかった。
とかですね。なんかいい案があれば教えてくださいませー。今日のチャットでも意見聞かせてください。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベル、ヤングアダルト、ジュブナイル、児童文学とかその辺の用語はどう使い分けられているんでしょう……
トリシア先生シリーズ→bk1、→amazonの話を発端にしてヤングアダルト(児童文学)の話とかがその1 → その2(最後のほうの一文) → その3 → その4(200403-04 DIARY) → その5という感じに展開しています☆
「むー……この辺は有里さんとこ辺りで補習受けてくるか(^^; なにはともあれ、トリシア先生は確かに低年齢層にもおすすめできる良質作品で、安心して図書館にも置けそうないいお話です(笑)」
■NHKアニメワールド:今日からマ王!
4月からだそうです☆
「……い、いつの間に(汗 」
■Yahoo!ムービー 手を握る泥棒の物語
こっちが公式ですがyahooの方は予告編と得点映像が見られるようです☆ 乙一さんの同名作品を実写ドラマ化なのですね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
さよなら妖精→bk1、→amazonの名台詞を紹介しようと思ったけど、どうにもこうにも抜き出しがままならないので今日はまことに申し訳ありませんがお休みです(^^;
「お父さま。義を見てせざるは勇なきなり、です!」
「……賢い上に勇ましい娘で、ますますわたしは嬉しいよ」
出典:レディ・ガンナーの冒険 (小説)/スニーカー文庫/茅田砂胡/絵師:草河遊也/45P
キャラ:キャサリン・ウィンスロウ&エリオット・ウィンスロウ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月5日(金)
『新たに決まったこととか』
このライトノベルがすごい!関連の追加決定事項。(公式にはまだ反映されてません)
限定サイトの本の選出方法。
●期間内に一冊でも発行されているシリーズものの中で5冊程度おすすめを挙げてもらう。一般の方と違い、こちらはシリーズ単位で。
●上記に加え、フリーでおすすめ作品があれば紹介してもらう。
つまり、一般参加と限定枠は少々異なるものとして扱うってことです。人気作は一般の方でフォローして、玄人好みなものは限定から拾うという感じ。
それとタイトルの「すごい!」に引っかかっている人が居るみたいですが、ほんとのこというとですね私も「〜が読みたい!」への名称変更も考えないではなかったんです。が、短期間であまりにもこの名称は有名になりすぎまして、もはや直すこともままならなかったりして(^^;
……それにしても眠い。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■第30回メフィスト賞受賞作品 『極限推理コロシアム』試読可能
▼本日の作品&台詞解説▼
レディ・ガンナーシリーズ→bk1、→amazonは、昨日力いっぱい説明しました。
それでは本日の台詞解説。
これもまた簡潔ですが、やっぱりこの会話でお嬢様の立ち位置がよくわかると思います。
「……売られた喧嘩ならば、買わなければなりませんものね」
出典:レディ・ガンナーの冒険 (小説)/スニーカー文庫/茅田砂胡/絵師:草河遊也/?
キャラ:キャサリン・ウィンスロウ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月4日(木)
『レディ・ガンナーシリーズをすすめてみる。』
スニーカー文庫から出ているレディ・ガンナーシリーズ→bk1、→amazon。
→bk1、→amazon
→bk1、→amazon
→bk1、→amazon
→bk1、→amazon
→bk1、→amazon
主人公のキャサリン・ウィンスロウは勝気なお嬢さんですが、ただのはねっ返りではなくきちんと自分の意見を持っている実に気持ちのいい性格で、これは女性にもおすすめできるシリーズだと思います。茅田砂胡という作者名に惹かれて買ってももちろん損はないでしょう。
蛇や馬や山羊といった、人間以外の形態と人の形態を使い分けられる異種人類(アナザーレイス)、ただの人である無形種(ノンフォーマー)、そして混血(インシード)。そういった雑多な人種?が暮らす世界が魅力的です。
なお、私はデルフィニア戦記等は読破してないのですが(例によ
って積読)、あのシリーズとは多少傾向が違うが作者の持ち味は損なわれていない……と両者を読んでいる人の多くが述べているようです。
ま、ともかく一度読んでみてくださいな。……あ、結局あらすじに触れるの忘れた(^^;
このライトノベルがすごい!関連の進展は本日は特になし。
うたたねこさんに私信。
トリシア先生シリーズ→bk1、→amazonはおそらく売れ行きそのものはまあボチボチというレベルだと思います(なんせ題材が題材だし)。作品的には直球勝負ですが、個人的にイチオシ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■大森望、豊崎由美が文学賞を熱く語る! 『文学賞メッタ斬り!』予約開始(FANTASY Bookmarkより)
ということで→bk1、→amazonリンク張っておきました☆ これは非常に興味がそそられます☆
「今回の芥川賞は心底どうでもいいけど、こっちの本は買ってみたいかも」
■bk1.jpってなんなんだ?
「トラックバックという概念が未だにピンと来ないんですが、まーそれはそれとして」
これはどちらかというサイト管理人さん向けの情報ですね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
レディ・ガンナーシリーズ→bk1、→amazonは、上で説明してますええ。
さて、それでは本日の台詞解説。
すごーく簡潔ですが、どことなく主人公であるキャサリンの人となりがわかる台詞なんではないでしょうか。
「あのさ、今、ざまあみろって言ったよね。俺を悲しませるって目的を達成できたんだよね?」
「だったら、これはお前にとってのハッピーエンドじゃないか――――笑えよ」
出典:バッカーノ!2001 (小説)/電撃文庫/成田良悟/絵師:エナミカツミ/298P
キャラ:エルマー
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】namihei's room
特記事項なし。
★2004年3月3日(水)
『書泉ブックタワー!?』
書泉ブックタワーと言えば、私みたいな地方者でさえその存在は知っている本屋の雄なわけですが……。そこのライトノベル担当の方から連絡がありまして。
書泉ブックタワーで「このライトノベルがすごい」フェアを行うとのこと。
……わー。会社から正式にゴーサイン出てるそうですよ?
今まさに限定サイトの方のベスト本の選び方について悩んでる真っ最中ですがこれでお茶を濁すわけにはいかなくなりました。責任重大だよこりゃ(汗
というわけでこのライトノベルがすごい!は一生懸命悩んでますええ(^^;
数日そうやって悩んでいたんでたそがれSpringPointからのさよなら妖精→bk1、→amazonのおすすめ文を見逃すところでした。さっそくbk1に手配をかけたんで読了しだいしっかりレポートしたいと思います。楽しみ〜!
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
バッカーノ!2001→bk1、→amazonは、説明略。ただ、従来のバッカーノシリーズとは構成が違います。もともとのバッカーノシリーズは禁酒法時代のニューヨークが舞台。不老不死の酒を巡り、細かい視点変更を繰り返しながら、徐々に錯綜した状況が一点に向かって収束していくという形式の小説ですね。まだ読んだことのない方、こいつはとんがった一作です。とりあえずバッカーノ!→bk1、→amazonだけでもお試ししてみてくださいませ。
さて、それでは本日の台詞解説。
しては構成が昨日紹介したんで飛ばします。
それでは本日の台詞解説。
エルマーという人間は、とにかく人を笑わせるという目的のためには手段を選ばない存在です。「なんだそれ?」と思われる方が居るかもしれませんが、その辺の『凄み』が集約されたのがこの台詞です。実際に本文を読むと、重みがわかっていただけるかと。
どこのどいつが知った顔で言い出したのか知らないが、惑星が丸いなんていうのは絶対嘘だ。
どこまで行ってもひたすら平坦な岩肌の荒野が続いているだけで、球面を実感できる証拠などかけらも見あたらない。遥か前方に青みがかった低い影として横たわる北の山脈は歩いても歩いても遠ざかっているように見えこそすれ近づいているなんてことはあるはずがない。
きっとこの大地は歩いたら歩いた距離だけ反対向きに回転するベルトコンベアのようなものに乗っかっていて、あの嫌みたらしい山脈は世界の果てに悠然と寝そべって決してたどり着くことのない旅人を左うちわで嘲笑っているのだ。くそー。
出典:キーリ (小説)/電撃文庫/壁井ユカコ/絵師:田上俊介/4巻144P
キャラ:ベアトリクス
【作者直営サイト】パルプチャンネル
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月2日(火)
『ちょっと休憩…』
一回休み、な雰囲気で。
本日のこのライトノベルがすごい!。特に進展はなしですが、こんなネタでコラムを1本書いてみたい!にはとりあえず一名様立候補ありました。引き続き募集中です。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
キーリ→bk1、→amazonは、昨日紹介したんで飛ばします。
それでは本日の台詞解説。
名台詞……というのはちょっと違うかもしれません。しかし、「なんて立派な神さまなんだろう。死んじゃえ。」といい、こういうテンポの描写がキーリの持ち味だと思いますので、もしこの描写に対して共感を覚えるのならこのシリーズは買いではないかと思います。
「あなた方は自然の摂理に反した、存在していてはいけない存在なんです。でも投降すれば神さまは寛大な御心で赦してくださいます。教会も誠意ある待遇をしてくれるはずです。だから、お願いします。おとなしくしてください」
「……バッカじゃないの。
私が今ここにいることに誰かの許可が必要なの? 私は誰に赦してもらいたいとも思わないし、誰かに赦してもらわないと生きてちゃいけない生き物だとは思ってないわ」
出典:キーリ (小説)/電撃文庫/壁井ユカコ/絵師:田上俊介/4巻246P
キャラ:モニカ&ベアトリクス
【作者直営サイト】パルプチャンネル
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年3月1日(月)
『この すごい ライトノベル』
タズサの すごい フィギュアスケートとか、
ハルヒの すごい 部活とか「すごい」と言えばカレイドスターだなあと戯言。
……さて。本日のこのライトノベルがすごい!の主な追加決定事項。
●イラスト部門設置決定。ある意味では今回の目玉かも。
●小説部門、イラスト部門ともに期間内の単品小説に対して投票する。場合によっては、同一シリーズばかりで5票使い切る可能性もありますが、そこはそれ。
●投票時には、一覧の中に投票したい作品がなければ追加できる(動的生成)
●最終的に、本系サイトの参加資格は1年で50冊以上の書評(感想・紹介)をサイトに挙げているところということに。なお新作・旧作・さらにはその50冊がライトノベル関連であるかどうかは問いません。1年という期間を何処の時点でカウントするかもあえて問いません。
本系サイトの管理人その他の方が推す作品は一般投票とはおそらく傾向がずれると思われますが、その対比やあとはイラスト部門での上位作品との対比を通じて何か見えてくるものはないか、とまあそういったことを思ってます。
なお、「このライトノベルがすごい!」のおまけ企画を募集します。もしこんなネタでコラムを1本書いてみたい!などの要望があれば遠慮なく申し出てください。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■古橋氏の新作『蟲忍 −ムシニン−』がデュアル文庫より3月23日に発売
デモンベインのノベライズも予定されていたり、休暇は終わりぬなのでしょうか☆
■富士見&角川のティーンズ向け文庫配本方法変更の詳細(FANTASY Bookmark新刊情報掲示板より)
先日お伝えした配本方向の詳細について、詳細が判明しました☆
3月末発売の角川スニーカー、ルビー、ビーンズより
富士見&角川のティーンズ文庫の配本方法が変わります。(除、電撃)上位1000位以内の書店に限り、前巻実績に基づいた配本方法になるため
前の巻が売れていると(売れたデータが角川へ送られていると)
発売日にその数の応じた配本がされることになります。
さらに、新刊追加注文は希望数満数出庫かつ優先的に特約店専用分から出庫されることになります。
これにより、近所の書店さんで初日になかなか本が手に入らないYO!
と、お嘆きの方は手に入りやすくなる可能性があがります。
・・・逆に1000位より下の書店にはかなり厳しい状態になりますが。
あと、電撃はかなり前からこの方法をとっていたので今までと変化はありません。
どうでもいいんですが・・・・この新特約店制度のネーミング。
ファンタジア、スニーカー、ミステリーは「男組」
ルビー、ビーンズは「女組」 もうちょっと他に何か無かったのだろうかと・・・。
▼本日の作品&台詞解説▼
キーリ→bk1、→amazonは、正直まいじゃーな所で紹介する作品でもない気もしますが、逆にバランスの取れた完成度の高さゆえかその割りに読んでる人が少なそうなのでまあいいかというわけで簡単に紹介。
不死人であるハーヴェイと、ラジオの憑依霊『曹長』、そしてキーリという幽霊の見える女の子の旅を描くお話です。さすが大賞受賞しただけのことはあり、文章力など大変に高いです。なお、こと4巻に限って言うと79Pのイラストがすげーツボでした。ナイス選択(笑)
それでは本日の台詞解説。
ややこしい背景は飛ばしますが、要するに不死人は存在自体が罪悪だとされているものと思ってください。でも現に生きて存在している。そういう側から立ってみれば、「勝手なことをぬかすな」と言いたくもなるでしょう。