2003年3月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
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あの、そういう痴話喧嘩は、できれば家の外に持ち出さないで欲しいんだけど。ただでさえこの時期、日本全国暑いんだから。

出典:マリア様がみてる 真夏の一ページ (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/ひびき玲音/73P
キャラ:ジュベレン公

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
D-poisonous blue
特記事項なし。

★2003年3月31日(月)
『止められました(^^; 』

先日興味を持った百合本はその筋に詳しい方から「やめとたほうがよい」とのお達しがあったので素直にやめとくことにします。
ふむ。
するといったいその手の本なら何を買えばよいのだろうか……とりあえずクララ白書新装版→bk1→amazonでも読んどくかな? 丘の家のミッキーは昔読んだから。<いまどきの本をわかってなさすぎです


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、もはや今更説明する気にもなれないくらい有名な学園ものです。
語り口がうまく話しにひきこまれるんですよね。で、気がつくとはまり込んでいるという。読みやすい本というのは時として印象の薄さとイコールになってしまいがちなのですが、そういう部分がないのがこの作品が今はやっている一因なのではないかと。

はいそれでは、本日の台詞解説。
姉妹喧嘩=痴話喧嘩。傍から見てたらやってられないのでどうぞおやめになってくださいな(笑)という内容です。
……平和っていいなあ。


「自分で壊そうとした人形のために涙を流すか
人の心とは実に興味深い」


出典:やさしいこどものつくりかた(篠房六郎短編集〜こども生物兵器〜より) (コミック)/アフタヌーンKC/篠房六郎/73P
キャラ:ジュベレン公

【作者直営サイト】家政婦が黙殺
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年3月30日(日)
『ミステリー文庫 その2』

思い立ってamazonで「富士見ミステリー文庫」というキーワード検索をして、売り上げ順で見てみました。(amazonは売り上げランキングが出るため、ある程度本の売れ行きがわかるのです)
ハードデイズ・ナイツや東京タブロイド、Dクラッカーズといったあたりが強いですね(レンテンローズもランキング的には上位に入ってます)。ちなみにブロークンフィストも上位に入ってますが、まあそのなんといいましょうかコメントは控える方向で。

メモ。
カサブランカ帝国―百合小説の魅惑というものが今非常に気になってます。「百合小説アンソロジー」ってなに!?
まっとうな本読みの方は読むの禁止(笑)。未成年も禁止っぽい(爆)。が、私などは内容が気になってしょうがないです。通販してみようかな……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

篠房六郎短編集→bk1→amazonは、まあ見ての通り初期作品を集めたもので、空談師→bk1→amazonのプロトタイプな話も載っています。というか白状すると空談師は未読だったんですが、この短編集で買う決心がつきました。
お話としては全体的にシュールです。そう来るか!?というフェイントもあるし、お約束エンドもなし。これは好みですねー。例によって好き嫌いははっきり分かれると思いますが……。

で、本日の台詞解説。
……どう説明したもんやら。心というのはかように計りがたいものである、と無理やり締めくくっておきます


「そうそう。
どーしょーか、道に迷ってもーたら原点に返れば良い。それはもーすごい原点。
オレの場合。「自分にはこの五本の指のついた手があるな」て所から考える。
「この目で何見よか」て考える。
んで少しずつ感じたモノが絵になっていく、てなカンジ」


出典:足洗邸の住人たち。 (コミック)/ガムコミックス(ワニブックス)/みなぎ得一/2巻66P
キャラ:福太郎

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年3月28日(金)
『ミステリ文庫はどうなんだろう?』

フルメタルパニックの新刊はあいかわらずいいです。よきかなよきかなー。

いちせさんとこから。なばかり少年探偵団→bk1→amazonの話題から派生して「富士見ミステリー文庫やばくない?」というご意見。
>や、かなり本気で、『なばかり』以上に質の高い&売れてそうな富士見ミステリー文庫って、思いつかないんですけど(^^;
富士見ミステリー文庫自体がかなりやばそうだという意見には同意。方向性が不明なのが致命的で、いったい誰を購買層にしたくてどういう作品傾向で行きたいのか見えてきません。「ミステリ」の名前はどうみてもプラスには働いてないように思えます。
ミステリを期待して買うと裏切られる確率が高く、そういうものを気にしない層はそもそも富士見ファンタジアか電撃文庫を優先して購入するんじゃないかなあ?
で、まあそれはそれとして……ミステリー文庫で一番売れているのはレンテンローズ→bk1→amazonもしくはDクラッカーズ→bk1→amazonでしょう。レンテンローズは太田忠司作品=知名度が高いですし、Dクラッカーズはまいじゃー認定級のおもしろさがあります。で、なばかり少年探偵団……すいませんはじめてタイトル聞きました(^^; 私、読む読まないはともかく富士見ミステリー文庫のタイトルはそれなりに把握してるつもりなんですが……(汗
私は業界関係者でもなんでもないんでこの辺適当言ってます(^^;
実際、どのシリーズが富士見ミステリー文庫の稼ぎ頭なんだろう?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■舞子海岸迄五分IDさんの雑記より)
EVER17の4コマが読めます☆ ただしネタバレにつき未クリアの方は見てはいけませんよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ス足洗邸の住人たちは、時間が尽きたので(^^; また今度解説します。上で時間取りすぎました(汗


「笑いなさい。世の中、辛いことばっかりじゃないんだから」

出典:ストーム・ブリング・ワールド(カルドセプト創伝) (小説)/MF文庫J(メディアファクトリー)/冲方丁/絵師:さめだ小判/1巻209P
キャラ:アーミティス・フェラン

【作者直営サイト】黙契録
【絵師直営サイト】
SNOB NERD WORKS
特記事項なし。

★2003年3月27日(木)
『色占い』

相変わらず疲れてます。メール返信滞ってましてすいません……しばしの猶予を(^^;
で、色占いの結果は黄色でした。「正直者は救われる」んだそうで。
あなたの心の色は、黄色です。この色の特徴は...
「正直者 行動力がある 機転が利き 頭の回転が速い 優柔不断 少し変わり者 周りの雰囲気に流されやすい 不満を自分の中に溜め込んでしまう」だって。
ま、変わり者なのは認めるです(^^;

ようやく本屋に行けたので富士見の新刊とかいろいろ購入。さー読むぞー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第2回ライトノベルフェスティバル
4月20日(日)、東京の日本青年館で開催されます。参加申し込みはリンク先のフォームからできるみたいですね☆
「んー。それなりの興味はあるんだけど、遠い……」

■子供が読んでるSF&Fantasyが気になる親のスレみすらぼより))
2chですが特に問題なくお読みいただけます☆ 縁側の茶飲み話と化してのんびり話題が進んでますね☆

■式神の城2公式サイト
悪鬼退散、なのです☆
「……葉子さん、このゲームに登場しても違和感なさそうだねえ(汗 」

■今度は3冊だ!マリみて再挑戦(以上2件カトゆー家断絶より)
南日本新聞の記事だそうです☆ 挑戦しようと思っているけど今一歩踏み出せない、そんなあなたに☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーム・ブリング・ワールド→bk1→amazonは、正統派ファンタジー。でも読んで損しない=読め。以上。

すいません、今日の台詞手抜きしました。ああっ石投げないでー。


「泣かないの?」
「泣くわけないでしょっ! 泣いて何かが解決する!?」
「でも、苦しいでしょ?」
「な……」
「何も解決しないかもしれないけど、心は軽くなるよ」


出典:ストーム・ブリング・ワールド(カルドセプト創伝) (小説)/MF文庫J(メディアファクトリー)/冲方丁/絵師:さめだ小判/1巻163P
キャラ:リュロン・エルライ&アーミティス・フェラン

【作者直営サイト】黙契録
【絵師直営サイト】
SNOB NERD WORKS
特記事項なし。

★2003年3月26日(水)
『!!!マジですか!?』

衝撃なメールをいただいたのですが、しかしその内容を公開するわけには行かないのでした。どうしたもんやらー。
ごめん私、ひとつ大嘘つきました……(謎


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■色占い
行きつけのサイトで話題になっていたのでとりあえずリンクしておきますね☆
「……やってる時間がない(涙 」

■滝本竜彦エッセイ・超人計画第7話


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーム・ブリング・ワールド→bk1→amazonは、正統派ファンタジー。でも読んで損しない=読め。以上。
解説?時間ないです(^^;


「その根拠のない自信はどこから来るんだろうね?」
「根拠がないと自分も信じられないのか?」


出典:ダブルダウン勘繰郎 (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:ジョージ朝倉/41P
キャラ:蘿蔔むつみ&勘繰郎

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
あるけど時間なし。

★2003年3月25日(火)
『激・へたり中』

眠い。きつい。
とりあえず冲方丁さんのストーム・ブリング・ワールド カルドセプト創伝 1→bk1→amazonについて簡単に。正統派ファンタジーで既にあるゲームの設定を使って書かれたものですが、いやーいいです。
さすが冲方さん。(うぶかたさん、です。にすいへん。さんずいではなく。私も昔間違えてました……)パートタイムプリンセス(2は未読)と並んで今のところMF文庫Jで読んでおきたい本ですええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第34回星雲賞候補作発表
いつも思うのですが選出基準が知りたいところですね☆
「ん? なんで?」
メディア部門に少林サッカーがノミネートしてますから☆
「……すっごい好きな作品ではあるんだけどねえ? せ、せんすおぶわんだー?」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

解説本日はパス。すまんです。


「しょーがねーじゃん――あたしは人間もどきだけどさ、それでも人間が人間である限り、この弱点からは自由にゃなれないわ――目の前で溺れようとしてる奴がいれば、それをみすみす見殺しにできないってのは、ね」

出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/250P
キャラ:キョウ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年3月24日(月)
『笑い死ぬかと思った……』

うちの掲示板で話題騒然(笑)のダブルクロス・リプレイ→bk1→amazonを読了。
この本、本来であれば「ダブルクロスThe 2nd Edition」という超能力アクションTRPGのリプレイなので、このTRPGを既に遊んだことがあるか将来遊ぶ予定がある人以外にはまるで無用の代物のはずです。
……が、しかし!
異様に笑えました。いやもう笑った笑った! 特に中盤は笑いすぎてお腹痛かったです。妙に偏りのある演出にまたニヤリ。TRPGの知識なんてなくても関係なし! 不明な用語は全部すっ飛ばして問題ナッシング!
そんなわけでまともな物語を読みたい方は全く読む必要ありませんが(^^; 、一時の快楽を求めるのであればこの本は超おすすめですっ!!
GM修行中の方にもいろいろ参考になる点があるかも。(プレイヤーの暴走をただあしらうのではなく、上手に生かしつつ進行するやり方とか)
あ。
ただし、電車の中とか立ち読みはやめた方がいいですよ? にやけた変な人扱いされるのがオチですから(爆


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■乃梨子さんオカエリナサイ(3月21日の日記)RuputerFanより)
ええと、普段CG系にはリンクしないようにしているのですが、今回はネタ的にHITしてしまったのでご紹介しますね☆ ああ、懐かしいです☆
「マリみてとCobalt4月号とトップをねらえ!すべてを見ていないとネタは理解不能なんだけどね……って。ん、葉子さんいくつだっけ?」
20歳ですよ☆
「――1988年の作品なんだけど」
小さいころに見たのです☆
「永遠の20歳とか言ってなかったっけ。この間」
細かいことを気にしていると大きな人間になれませんよ☆

■榊一郎さんサイン会〜富士見ファンタジア文庫創刊15周年企画「スクラップド・プリンセス」アニメ化記念FANTASY Bookmarkより)
4月20日(日)の13:00からジュンク堂書店大阪本店1Fコミック売場で開催されるとのことですよ☆
整理券が必要とのことなので、詳しくはTEL 06-4799-1090までお問い合わせくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

あなたは虚人と星に舞う→bk1→amazonは、いわゆるナイトウォッチ・シリーズ3部作の完結編になります。あえて詳しく説明はしませんが、ブギーポップと比べて、もろSFしているせいもあるのですが、語られている言葉自体も敷居が高めになっています。
語られる「世界」そのものは似ていると思うのですが……。まいじゃー好きには、ブギーポップよりもこちらの方が好まれるかもしれませんね。

それでは本日の台詞解説……ですが、まあやっぱり見ての通りです(^^;
一件なんでもない台詞の中に微妙に惹かれるものがあるんですよね……私だけか?(汗


「握手が済んだら友達じゃん?
これ世界の常識」


出典:セツナカナイカナ (コミック)/ステンスルコミック(エニックス)/こがわみさき/168P
キャラ:大塚ひとみ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
空想科学現実逃避株式会社開発研究所にこがわみさきさん関連データがあります。

★2003年3月22日(土)
『怠惰は蜜の味』

自分でもびっくり。実に半年以上、名台詞データベースへの転記をさぼっていることが発覚しました(汗
あまりにもひどいなこれは……今ちと余裕がないのですが、年度末を過ぎれば仕事も一段落着くでしょうから集中的にやらないと……すいませんすいませんすいません広辞苑を投げないでください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■高瀬彼方さん、とうとうカラミティナイト3巻を脱稿した模様
「まずはめでたいっ!」
この勢いで、現在塩漬けになってしまっていると思われる鷲鷹ゆりひささんによるコミック版カラミティナイトの方も再起動するとよいですね☆

■BLOODLINK新刊、4月発売予定
■ダブルブリッド新刊、4月に発売
ええと、今気がついたのですが何の偶然か「読むと痛くて切なくなる」作品が、いずれも長期にわたって沈黙を守っていたのに、ここに来て一気にラッシュがかかってますね☆
未来からの欝電波でも受信したのでしょうか☆
「……欝電波って……(汗」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

セツナカナイカナ→bk1→amazonは、うー……非常に説明が難しいのですがあえて言えば日常の青春模様、切なさを非常にうまく描いた作品かな。説明不能。読むしか理解する道はなし。
切なさとは言っても、脊髄反射な萌えを謡うタイプの薄っぺらな話とは格が違います。これはこがわみさきさんの作品すべてに共通することなので、まあ騙されたと思って一度読んでみてはいかが?

さて本日の台詞解説。
見たままです(笑)。こういうストレートな思考はいっそすがすがしさを覚えてよいですね。昨日の台詞の対極にあるかのような存在かと。


だけど、僕は怖い。
剣を手にして戦うことが、怖くてたまらない。
どんな人間だって、自分の理由を持って戦っている。他人からはどんな悪人に見えたとしても、その人にはその人の事情があり、その人の信念があり、そこには、誰にも否定することのできないその人の世界がある。
相反するふたつの世界がぶつかったとき、本当は、そこにはなんの優劣も存在しないはずだ。
なのに、僕の剣は、その優劣を決めてしまえる。
『戦闘能力に優れている』という、たったそれだけの取るに足らない理由で、僕の剣は、他人の正義を否定してしまうことができる。
それは、とても怖いことだと思う。
なにかを守りたい、誰かを幸せにしたい――そう思って戦うことは、きっと悪いことではないと思う。だけど、どんなに純粋な気持ちで戦ったとしても、戦いというのは『敵』と二人でやるものだ。目の前の敵は、自分と同じように純粋な気持ちで戦っているのかもしれない。死ぬべきは、目の前の敵ではなく、自分のほうなのかもしれない。
――僕は、そのことを知っていたはずなのに。
自分が許せない、なんて格好いいことは言えない。
ただ、僕は、自分が怖い。


出典:ウィザーズブレイン (小説)/電撃文庫/三枝零一/絵師:純珪一/3巻?P
キャラ:ディー

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
ペン禅一如
特記事項はなし。

★2003年3月21日(金)
『同時多発?』

マリみての時もそうだったんですが、なんだか最近自分の巡回先のサイトさん周辺でもEver17をプレイしている人が数多くいます。
発売後半年も経ってるし、うちが発信源とも思えないので、またしても偶然に同時多発?? いや、うれしいことなんですけど不思議なこともあるもんだ、と。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■苺電波読本 Vol.7 Ever17特集号(PDF形式)公開
電波とどいた?で公開を知って、さっそく行ってきました☆ 昨年の冬コミ本をPDF形式でお届けされてます☆ ネタバレ必至なのでまだクリアされてない方は見ないようにしてくださいね☆
「おおおおおなんというタイムリーなっ! つぐみん&空さん空さーん!」
ええと、二股も浮気もよくありませんよ☆
「…………え、浮気?」
「ええ、浮気です☆」
「……………………誰が?」
「誰でしょうね☆」

風を切る広辞苑そして、暗転。
世界は闇に包まれる――。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ウィザーズブレイン→bk1→amazonは、少々イタイSF作品。なのですが、落ち着いて解説する余裕がないので省略。<最近これが多くてごめんなさい!

さて本日の台詞ですが、現在の社会情勢と少しかぶらせてみました。戦うこと=ご法度、大量破壊兵器=ご法度、市民巻き添え=ご法度、国際法無視=ご法度、国民無視=ご法度、とまあいろいろあるわけですが現実に戦いは起こっている。
そんな中で思考材料にしてみようかなと思って、過去のストックを(ページ数不明ですが)引っ張り出してきました。思考中。


「なるほどね……あんたみたいな美人から、あんたみたいな巨大な存在から誘いを受けるってのはすっげー格好いいことだよな、こりゃ」
「…………」
「しかしあれだな。あんたみたいな美人から、あんたみたいな巨大な存在からの誘いを断るってのは、更に格好いいことだとは思わないか?」


出典:ダブルダウン勘繰郎 (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:ジョージ朝倉/64P
キャラ:勘繰郎

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
JAZZE7
特記事項はなし。

★2003年3月20日(木)
『整理券ゲットす』

名古屋の星野書店での4月6日のマリみてコンビの今野緒雪さん・ひびき玲音さんサイン会の整理券もらってきました。19日閉店ギリギリで149番だから……もしかしてほとんど券残ってない!?
たしか17日に配布開始されたばかりのはずなんで、ひえーってな感じ。仕事忙しいのに無理やり早く切り上げてお店に寄って正解でしたね(^^;
さてはてサイン会当日はどうなることやら。
以下戯言。
とりあえずがんばれ女性ファン! ……1年前にこうなるとは予想外だったなあ……。これを機会に他のコバルト文庫やいわゆる少女向け小説にも手を出してみましょうよ、ねえ?
なにもマリみてだけがすべてではないのですええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「私以外の時間の流れがとっても早いんですよ(笑)」と新井素子さん、語る。
ただ、風のために。の日記でCobalt4月号に新井素子さんのブラック・キャット」シリーズ再開記念インタビューが載っていることがわかり、確認してみました☆
1ページのインタビューですが、なかなか内容は濃いものになっていますよ☆
なかでも、
――2作目と3作目の間も9年間ありまして、今回も9年たったわけですが……。
新井 私以外の時間の流れがとっても早いんですよ(笑)。


には感じるものが。みなさん、なかなか続きが出ない作品も広い心で待っていましょうね☆
「ま、寿命で死ぬまでに出てくれれば……(^^; 」

■滝本竜彦エッセイ・超人計画第8話


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ダブルダウン勘繰郎→bk1→amazonは……えーとバーチャルネット転校生 双海詩音16歳の3月8日の日記あたりを参考にしてみてください<手抜きとも言う
台詞スキーにとっては、よだれの出るような台詞が満載の一作でもあります(笑)
本日も台詞もその中のひとつ。たしかにねー、一度はこういう台詞を人生の中で一度っきりでもいいから言ってみたものです。


「うん… でも私は忘れちゃだめだ…」

出典:聖戦記エルナサーガ2 (コミック)/Gファンタジーコミックス(エニックス)/堤抄子/1巻145P
キャラ:エルナ

【作者直営サイト】つつみ風呂敷
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年3月19日(水)
『積読積読積読積読』

へたり加減で思考停止中。
そうそう。導きの星→bk1→amazon3巻読了しました。以前から言ってますが、改めていいですよこの作品は!
わかりやすく言うと文明育成ものですね。ある文明の発展を見守りつつ、要所要所に介入して影から支援していくというもの。そしてそこにいろんな要素が絡んできます。なんというかこう……燃える?というか。
SFスキーな人は当然のように買い。絶対買い。
それ以外にも物語性重視な人にもお楽しみいただけます。超優良株としておすすめしておきます。
……ハルキ文庫だから探すのが大変かもしれないけど(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『零崎双識の人間試験・第8話


  ▼本日の作品&台詞解説▼

聖戦記エルナサーガII→bk1→amazonは、タイトルのごとく聖戦記エルナサーガ→bk1→amazonの続編です。昨日も紹介したので詳細は割愛。

で、本日の台詞ですが、要はどんな理由であれ戦いに巻き込まれて死んだ人間がいたとしたら、その事実を忘れてはならない、とそういうことです。
それ以上の説明は作品中でも一切されていませんが、それだけに台詞の重みがありますね。


「魔法って悪いことかな
力って悪いこと?
私が今 何かできることはいけないことかな
いつもやめてーって訴えたり 逃げたりしてたほうがいいの?
街の人にまであんなひどいことする彼らと戦うのは悪いことなの?
自分の運命を――狙われている理由を知ったり 本当の力を知るのは悪いこと?
今 この状況を変えたいよ…
そして魔法を使うようになって 戦いに巻き込まれても
力をもてあまして善悪に迷っても
私… ヴァルが側にいてくれたらちゃんと戻ってこれる気がする」


出典:聖戦記エルナサーガ2 (コミック)/Gファンタジーコミックス(エニックス)/堤抄子/1巻84P
キャラ:エルナ&ヴァル

【作者直営サイト】つつみ風呂敷
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年3月18日(火)
『積読積読積読積読』

このところEVER17にかかりきりだったので全然本が読めてません(^^;
まあ身辺が忙しいせいもあるんで、しばらくは更新がへろへろになるかもしれませんがご容赦くださいませ。
とりあえず今更導きの星を読んでます。
それと雑誌自体を確認したわけではないのですが、こちら(3/16、17の日記)を見るとEVER17がPCに移植される模様です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■三省堂の新明解国語辞典を趣味として楽しむみすらぼより)
こういうものを待っていました☆
「他の辞書との比較とか、新明解ならでは特殊な解説とか辞書に興味のある方にはおすすめですねー」
広辞苑でもこういう企画がほしいです☆
「どうせ武器にしかしないくせに……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

聖戦記エルナサーガII→bk1→amazonは、タイトルのごとく聖戦記エルナサーガ→bk1→amazonの続編です。(ちなみにこの新装版ですが、少量しか流通してないようでひとつの店だけだとそろえ切れない可能性が高いです。つまりは買うのであればお早く!)あえて大上段にぶちますが、国内ファンタジーの最高峰だと思ってます。理由はいろいろあるんですが、ひとつひとつのエピソードの描写がすごく丁寧なんです。
けっして結論を急がず、普通の漫画が1回で終わらせるようなエピソードでも2回、3回と時間をかけてそこに至るまでの経緯や心理をじっくり描いてます。
ま、そんな感じで(手抜き風味

台詞解説は戦うことと今まで無縁であったものが戦う際の覚悟について述べたもの、と考えてください。嗚呼、エルナが健気……


――――――

出典:――――
キャラ:――――

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年3月16日(日)
『真END到達』

とうとうEVER17、真のENDに到達。
感想はただ一つ。

参りました。完膚なきまでに撃沈されました。

いやはや、これはすごいとしかいいようがないです。その辺のギャルゲと一緒にしてたら罰当たりますよ?
これはミステリです。それはもう上等なミステリです。しかもゲームでしか実現不可能な。
このゲームについてはそのおもしろさ=すべてネタバレという困った状態なので、うかつにコメントできないのですがこれだけは言っておかないといけないでしょうね。
このゲーム、ラストシナリオまで進まないと物語の全貌が見えてきません。したがって途中で放り出した場合と、最後までやり遂げた場合の評価が激変します。
実際私も、最初の方の2人ほどをクリアした段階では「まあまあいい話かな」ぐらいにしか思っていませんでした。
いやもう……ほんとに参った!
まいじゃーまいじゃーまいじゃー。作業時間の問題でしばらく認定作業ができないかもしれませんが、間違いなくまいじゃー認定もの。5つ星です最高評価です。
かようなわけで、そうですね……私としては特にミステリ好きな方にこのゲームを強くお勧めします。もちろんそれ以外の物語性重視な活字読みにも。
ちなみに個人的にはキャラ紹介等のちょっとした事前情報さえできるだけ遮断してプレイした方がいいと思います。
今からでも遅くありません、ぜひぜひゲットしプレイせよ! ↓で紹介しているEver17紹介ゲームも参考にどうぞ。
それからこの手のゲームではしばしば主人公の男がぶちのめしてやりたいくらい人間失格であることが少なくないですが、EVER17の主人公・倉成武こそ真の漢です。
この大きすぎる感動についてはげいむ乱舞界暴走しまくったレビューでもおわかりになるでしょう。私も全く同感ですええ。

最後にダメ押し。
EVER17、最高にハマらせてもらいました。ありがとうっ!!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■Ever17 Promotion activities -Side Sara-
なんと、Ever17の世界&キャラ紹介などをしながら登場人物の松永沙羅さん萌え人口を増殖させようというコンセプトで作られた非常に珍しいタイプのゲームです☆
ネタバレ要素はほぼないので、比較的安心してナビ代わりにお使いいただけます☆
「ゲームの紹介ゲームとは……。ただしほんとのこと言うとキャラ紹介レベルの事前情報も入れずにプレイした方がいいかなと思いますええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

Ever17をやるために名台詞にまで能力が及ばず(^^;


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