2003年7月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

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「孝太郎くん……いいよ」
たちまち、孝太郎の脳髄が真っ白になった。
いいよ! いいよ! いいよ、である!!
なにしろ、いいのである。男が備えるあらゆるリミッターを、解除しても構わないのである。ビースト・モードにトランスフォームしてもいいのである。ここに至っては、遠慮会釈もいらないのだ。もう、あとは好き放題でOKなのだ!
マスター・アーム、オン。シーカー作動。エンジン出力をミリタリーからマックスへ。レティクルとベロシティ・ベクターが激しく動く。下腹部をGが襲う。ハイ・ヨーヨー機動。敵機を捉える。標的をロック。フォックス2(意味不明)。


出典:安心できない七つ道具?(フルメタル・パニック!) (小説)/富士見ファンタジア文庫/賀東招二/絵師:四季童子/77P
キャラ:小野寺孝太郎

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】
なし(閉鎖)
特記事項なし。

★2003年7月31日(木)
『詳細は下、な話』

個人的には銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonです(いい加減しつこいですが、それくらい気に入った&今後への期待観が込められてるのですええ)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2chライトノベル大賞2003上半期結果
こちらの投票スレで行われていたのですが結果はええと、撲殺天使ドクロちゃん→bk1、→amazonの勝利のようですね☆ なお、一票差でバッカーノ!→bk1→amazonがつけています☆
私もドクロちゃんに負けないよう広辞苑と誓いを新たにしようと思います☆

■画像引用はどこまで認められているのか?BRAINSTORMより)
未読ですが、自分用メモなのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

フルメタル・パニック!も説明省略。ごめんなさいですー。

さて本日の台詞解説……がいるとも思えません(^^; 男の欲望が暴走開始なシーンです。台詞じゃないだろ!というツッコミはこの際なしで(笑)


「五十歩百歩という言葉を知っているか?」
「似たようでも五十歩の差は確実にあるって意味だろ?」


出典:東の海神 西の滄海(十二国記) (小説)/講談社文庫/小野不由美/45P
キャラ:尚隆&六太

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年7月30日(水)
『積読捜索中』

第61魔法分隊の4巻を確かに買った覚えがあるのにどっかに行ってしまって見当たりません。この1月ほど未読が多すぎてわけわかりません。いや真面目な話多すぎだってばさ!
……はて、ライトノベル系列でもやっぱり夏休みに照準を合わせて刊行される本の数を調整したりするんでしょうか?
たまたま、かな。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

十二国記は、えーもはやNHKでアニメ放映するくらいですからまいじゃーの域など当の昔に卒業してますが、まあたまにはいいじゃないですかということで。説明は省略。

さて本日の台詞解説。
といっても必要ありませんよねえ? 人間、ささいなことでもそれは絶対的な差となるという教訓<違


「貴方にとっては、私が引退した方がやりやすいんじゃない?」
「悪役なしじゃ正義の味方は輝かない。その逆もまた然り。そういうこと」


出典:銀盤カレイドスコープ (小説)/スーパーダッシュ文庫(集英社)/海原零/絵師:鈴平ひろ/2巻114P
キャラ:至藤響子&桜野タズサ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
S-Three
特記事項なし。

★2003年7月29日(火)
『お絵かき板盛況(^^)』

描けない人間が管理人している都合上、かなりびくびくものでしたがどうやら軌道に乗ってきたようでなによりです。絵を描けない方も時々のぞいて絵師さんに感想など書き込んでみてくださいね。そうするとリクエストに応えていただけるかもしれませんよ!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■申込締切は8月8日まで! 電撃ヴんこ
電撃文庫創刊10周年を記念して作られた自前パロディ本「電撃ヴんこ」の通販締め切りが近づいてきました☆ 通販オンリー、郵便局による払い込みおんりーなので申し込む方はお早めにどうぞ☆
なお詳しい内容はリンク先をご覧くださいね☆
「……忘れてた(汗」

■本の万引き悪質化、集団で大量盗難  京滋の書店 自衛も限界
万引きというからガキが増長するのです☆ 今後は窃盗犯・もしくは強盗犯と呼称しかわいそうな人たちに引導を渡してあげましょう☆

■見直すとなかなか渋いところをついているまんが王倶楽部の小説TOPIC 2003年上半期〜
選定基準が意外と侮れません☆ 撲殺天使ドクロちゃんはとりあえず別格として、残りの作品はすべてまいじゃー的にもおすすめですよ☆
「ボーイミーツガールなカルドセプト創伝や、貴重な医療系ライトノベルの強救戦艦メデューシンを持ってくるあたりが心憎いですええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

銀盤カレイドスコープ→bk1→amazon……え、いいかげんしつこい? 「とりあえず」今日でいったん止めるのでご容赦を。

それでは本日の台詞解説。
要はライバルとの会話なんですが、自ら悪役と言い切るあたりがなんともよいです。


「これ、覚えてるだろう?」
「実はこれ、魔法の砂時計でな」
「砂が全部落ちる時間は、4分だ。その間、世界はお前だけのものになる。何をしようと自由だ」


出典:銀盤カレイドスコープ (小説)/スーパーダッシュ文庫(集英社)/海原零/絵師:鈴平ひろ/2巻145P
キャラ:高島優司

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
S-Three
特記事項なし。

★2003年7月28日(月)
『銀盤カレイドスコープ・とどめ』

26日27日に続いて銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonの布教活動。今や黙っていても自動的に売れていく電撃文庫と違って、スーパーダッシュ文庫は売り上げ・販売方針などに非常に危ういものを感じるので、ひいきしまくってもおつりが来るかと思われます(^^;

とは言っても3日目ともなるとさすがに言うべきこともなくなってきました。
この作品、主人公の徹底した傲岸不遜振りがいいです。それも一本筋の通った高飛車加減。その毒舌が心地いいですよー。

なにはともあれ。ぜひ購入してみてください(しつこいようですが1、2巻はセットで)。主に新作を拝んでみたい私のために(爆


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■滝本竜彦エッセイ「超人計画2」第1話

■姉妹物語(姉妹捏造機)、管理人募集中(お絵かき板始動キャンペーンより)
以前に一度紹介した姉妹の名前を入力すると、その名前で姉妹をテーマにした短文を作成するスプリクトですがこちらの管理人を募集しているとのことです☆ よろしければ名乗り出てみてくださいね☆

なおお絵かき板始動キャンペーンは現在も継続中です☆ お絵かきしてくださった方は、このトピック利用権をもれなく差し上げてますのでよろしければお絵かきしてみてくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonは、昨日から上で語りまくっているのでそちらをお読みください。

では本日の台詞解説。
これからフリ・プログラムを滑るタズサへのコーチの激励。ちなみに4分というのはフリー・プログラムの競技時間です。


<タズサ>
「ん?」
<後悔しなければ、君の勝ちだ>


出典:銀盤カレイドスコープ (小説)/スーパーダッシュ文庫(集英社)/海原零/絵師:鈴平ひろ/2巻145P
キャラ:ピート・パンプス&桜野タズサ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
S-Three
特記事項なし。

★2003年7月27日(日)
『銀盤カレイドスコープ・感想続き』

昨日に続いて銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonの布教活動を。

えーまずこの作品の特徴として、
●フィギュアスケートの描写が圧巻。(トピックに参考リンクあり)
●主人公の性格は傲岸不遜。
●1人称
●挿絵自体は萌え要素満載だが(笑)、ストーリーの恋愛要素が薄いため萌えにはあまり期待しないほうがよい
●実はスポ根もの。
●マスコミけちょんけちょん
●1、2巻は必ずセットで購入すべし。

とまあこんな感じでしょうか。フィギュアの描写のためだけにこの作品を買う価値は十二分にあると思いますが、密かにマスコミとの戦いも熱いです。詳しくは積読パラダイス銀盤カレイドスコープ感想ページへ(激しくネタバレなんで注意)。本職の言われることだけに説得力がありますね。
ともかくスーパーダッシュ文庫というのは正直日陰者の印象が強いので(^^;、がんばって布教に努めるです。ぜひこの作者さんの新作が見てみたいっ!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

ええと、トンボさんの布教活動を受けてフィギュアスケート関連のリンクなのです☆
■Cyber Figure Skating World
フィギュアの基本ルール解説や主な技をポリゴンによるGIFアニメで紹介していたりとわかりやすいです☆

■フィギュアスケートのページ
ジャンプの種類を見分けることに特化したサイトです☆ 銀盤カレイドスコープに登場したジャンプについて調べるにはここが最適かも☆

■ARCHWAY
こちらの選手名鑑を見ると、今までのフィギュアスケートにおける主な代表的選手を知ることが出来ます☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonは、昨日から上で語りまくっているのでそちらをお読みください。

では本日の台詞解説。
これからショート・プログラムに挑もうとするタズサへ励ましの言葉をかける、の図です。やるだけやったら、もはやうじうじ考えてもしょうがない当たって砕けろの精神を表した言葉ですええ。


今、全てが、リンクの支配者たる私の、手の中にあった。
……数瞬の間が空き。

堰を切った大歓呼――

今日ここから私の伝説が始まる。
そんな気がした。


出典:銀盤カレイドスコープ (小説)/スーパーダッシュ文庫(集英社)/海原零/絵師:鈴平ひろ/2巻159P
キャラ:?

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【絵師直営サイト】
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特記事項なし。

★2003年7月26日(土)
『銀盤カレイドスコープにすっ転び』

第2回スーパーダッシュ小説新人賞で大賞を受賞した銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonがおもしろかった! いやはや完全にノーマークで読むのが遅れてしまったんですが、こいつはすばらしい、まいじゃー認定級のおもしろさです。一人称形式とか主人公の性格の都合で評価が割れるかもしれませんが、私は強くおすすめしたい一作。

なんといっても題材がフィギュアスケート小説ですよ旦那! この時点で激しく興味をそそられた方もいらっしゃるかもしれません。
主人公は16歳の少女・桜野タズサ。オリンピック挑戦の座をかけてライバルと争っている最中の女の子で、とにかく一言多い。
あえてネタバレは避けますが、まず最初のとっかかりで意表をついてきます。コメディ調ですが切り口がちょっと新鮮でした。
で、てっきりこのままコメディ調のまま最後まで行くかと思ったんですが……かなり本格的にフィギュアスケート小説しています。
なかでもショートプラグラムやフリーの演技シーンは圧巻。リンクを滑る躍動感はお見事!(フィギュアの知識が全くないとシーン光景がわかりづらいかもしれませんが、それなりに雰囲気は伝わると思います)
表紙がいかにもその辺の萌え小説っぽく見えますが、中身は全然違います。スポ根ものと思ったほうが近いかも。イラストに騙された不幸な人にならないように本屋に走るべし。
注意事項。1と2の内容は完全に続きなので、買う時は2冊一緒に購入してください。1冊だけ買って様子を見るなんてケチな真似をすると続きが気になって後悔する羽目になりますよー。あと帯の煽り文句もなんだか安っぽい印象を受けてしまう一因だと思いますが(^^;、あまり帯はあてにしない方がいいと思います。読んで受ける印象が全然違うので……。そんなもので良作を見逃すのはもったいないですええ。

某所で「出すレーベル間違えてるっぽい」ってな意見がありましたが……それは当たってるかも(^^; はなから存在しないはずの萌えを強調されてもなあ。ともかく数日は銀盤カレイドスコープ信者と化して布教に努める所存。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonは、詳しくは上でさんざん語っているのでそちらをお読みください。
とりあえず本日は名台詞というかなんというか、ともかく滑り終わったときの主人公の心境です。


「天使を呼んであげましょう」

出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/2巻159P
キャラ:?

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★2003年7月25日(金)
『適当更新』

酔っ払って帰って即効で寝て時間なし、の黄金パターン(^^;

まいじゃー絵かき板始動キャンペーン中。絵を描いてくださった方にはもれなくトップページのトピック利用権を差し上げます。自分のページの宣伝、本の布教、台詞紹介、好きなようにご利用いただけます。(内容は掲示板かメールでご連絡ください)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックラグーン→bk1→amazonは、燃えるガンアクション漫画です。昨日も紹介したので以下略。

さて本日の台詞解説。
あえて発言者は伏せときます。要するに「殺してやる」という意思表示なんですが、あえて天使を持ってくるあたりにこだわりが感じられました。


「何が誇りだ? なめんじゃねェ!!
ここを見ろ! どこを取ってもクソの山で――ロビン・フッドなんぞどこにもいやしねえんだ!! バカ野郎!」
「ロビン・フッドがいねェなら、ロビン・フッドになればいい。
泣き寝入りして文句たれて生きてるよりゃ、よっぽどマシな生き方だ!」


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/2巻128P
キャラ:レヴィ&ロック

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★2003年7月24日(木)
『まいじゃーお絵かき板、始動します』

一部の方より要望のあったお絵かき板を設置しました。
まいじゃー関係はもちろんですが、ライトノベル関連でマイナーゆえ描きたくてもネタがわかってもらえないので描くにかけない……そんな悩みをお持ちの方ご利用ください(笑) 管理人自身が絵の描けない人なんで、修行中の方もお気軽にどうぞ!
なおお絵かき板始動キャンペーンとして、絵を描いてくださった方にはもれなくトップページのトピック利用権を差し上げます。自分のページの宣伝、本の布教、台詞紹介、好きなようにご利用いただけます。(内容は掲示板かメールでご連絡ください)
厚かましくも、お持ちのサイト等でご紹介していただければ幸いです。

なお大山さんによるストームブリングワールドのアーティーミス・フェラン嬢が既に投稿されています。大山さん、ありがとうございました!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第1回ボイルドエッグズ新人賞
これはかなり思い切った新人賞ですね☆
受賞してもらえるのは単行本の印税のみ、しかもエントリーには1作につき7000円かかるのです☆
「マジ!?」
本気と書いてマジなのです☆ ただし下読みがなく、応募作全てに選考委員が目を通すようですね☆ さて吉と出ますか、それとも☆
要注目ですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックラグーン→bk1→amazonは、燃えるガンアクション漫画です。昨日も紹介したので以下略。

さて本日の台詞解説。
レヴィとロックのガチンコバトル。すれ違う感情をぶつけ合う二人。2巻最大の目玉といっていいでしょう。台詞はほんの一部につき、本当は2巻を読んでもらうのが一番です。


「ホテル・モスクワ」は行く手を遮るすべてを容赦しない。
それを排撃し、そして撃滅する。
親兄弟、必要ならば飼い犬まで。


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/2巻147P
キャラ:バラライカ

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIV.
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年7月23日(水)
『ICOとかB.B.Jokerとか』

ICOはぼちぼち進行中。1日1謎(笑)というつもりで。
あと掲示板ですすめられたB.B.Joker→bk1→amazonがおもしろいです。4コマギャグ漫画(花とゆめ連載だったというところは特筆すべきかも?)なんですが、ギャグの傾向に特徴があって、半端でない言葉遊びっぷりが笑えました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックラグーン→bk1→amazonは、燃えるガンアクション漫画です。撃ちまくりで台詞回しも立ち回りもとにかくすべてがかっこいい。アクション好きでこれを未読という人は……悪いことは言いません、今すぐに本屋に走ってGETです。それくらいの価値はあります!!

さてさて本日の台詞解説。
対立する敵との闘争宣言、みたいなものかな。強くておっかないバラライカの本領発揮というところでしょうか。


「いい加減にしろ!」
「戯言だかなんだか知らんが、そんなガキの御託が私に通じるかっ! まともに人と向き合ったこともない奴の言葉なんて誰の心にも響かない! そうやって自分には何もできないと決めてかかって落ち込んでるのはさぞかし気持ちいいんだろうがな! だけど、それを傍で見てるこっちの身にもなってみろ! そんなことじゃ駄目なんだよ!、どうしてそれが分からない!?」
「みいこ、さん――」
「みじめったらしくても悪足掻きでもいいから、とにかく何かを成し遂げろ! みっともなくても、じっとしてるよりは遥かにマシだろうが! 足掻け、もがけ、それでいいんだ! みんなそうやって、誤魔化しもって生きてるんだよっ! 自分だけが苦労してるみたいな姑息な生き方を選ぶな!」
「いいか、よく聞け! お前が何人傷つけて、何人陥れて、何人騙して何人謀り、何人裏切って何人利用して何人売り渡してきたとしても! どれだけ傷つけてどれだけ不幸にしてきたんだとしても! どんな滑稽でもどんな無様でも! 手遅れでも今更でも! 人間不信の欠陥製品でも、たとえお前が人間失格の殺人鬼だったところで!」

「――どうしてそんなことが、お前が悲しんじゃいけない理由になるんだよ」


出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社文庫/西尾維新/絵師:竹/107P
キャラ:浅野みいこ(みいこさん、という台詞以外)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
take+
まだまだ建設中のファンサイトという感じだけど、将来性+絵のよさげな雰囲気を見込んでクビカリシュウカイを応援リンク。

★2003年7月22日(火)
『ICOはじめました』

いろんなところの日記とかで見かけてずーっと気になっていて、先日チャットで某体育会系ゲーマー様(笑)に聞いてみてICO購入を決断しました。
……おもしろい。背景世界も独特だしパズル的な思考を要求されるのがまた楽しいです。はっきりいってなかなか時間は取れないんですが、これは攻略本なんか使ったらもったいないです。久々にがんばってみようっと。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

戯言シリーズ→bk1→amazonは、新青春エンタという売り文句のライトノベルです。詳細説明は略。

本日の台詞解説。
戯言シリーズってほんとにいい部分はネタバレが危険で台詞紹介できないんですがこれならまあいいでしょう。自虐的になってる戯言遣い・主人公への痛烈な一撃です。


「みいこさん本日のご予定は?」
「バイト探し」
「ですか」
「もう間に合わないかも」
「そう悲観せずに」
「うむ、そうだな。この間買った宝籤が当たるかもしれないしな」
「そう楽観せずに」
「お前の言うことは難しい」
「……ごめんなさい」


出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社文庫/西尾維新/絵師:竹/107P
キャラ:いーちゃん(主人公)&浅野みいこ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
take+
まだまだ建設中のファンサイトという感じだけど、将来性+絵のよさげな雰囲気を見込んでクビカリシュウカイを応援リンク。

★2003年7月21日(月)
『本の通販サイトのレビューの取り扱いがその方式なら、自分、手持ちのストックを片っ端から送りつけたらちょっとしたもんじゃないか?と思った豪雨の後の朝』

感謝!
バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳さんから、昨日のレビュー・書評の著作権への疑問に関する回答が。ありがとうございます〜。
詳しくはレビュー・書評の著作権を見ていただくとしまして、結論はbk1やamazonの通販サイトに同一レビューを載せても規定にも著作権法にも引っかからないということだそうです。
自分で一通り規定などを読み込んでみた時には「あれ?特に問題ないのか?」と悩んでしまったので、なんだか気分がすっきりしました。

……待てよ。
ということは、私が今まで過去に延々載せてきた名台詞用の本の紹介文もコピペして送りつけても構わないって事になるわけか? 自分、『あらすじにほとんど触れないで好奇心だけ煽り立てる(笑)紹介文』ばかり書いてるので、それを売りにしてレビューを送りつけてみようかしらん。もしかしてポイントもらえるかもしれないし(笑)
とまあ、前日の雑感がまるで吹き飛ぶような気持ちに一転したダメな管理人でありました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■星雲賞結果Mystery Laboratoryより)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

戯言シリーズ→bk1→amazonは、新青春エンタという売り文句のライトノベルです。(時々こんなのミステリじゃないとか気にしてる人がいますが、シリーズ1作目はともかく既に売り文句自体ミステリとは謳ってませんですよ?)
キャラクターの立ち方と、狂言回しが非常に特徴的でまともな人間が一人も登場しませんとあえて断言します。超人・奇人・変人のオンパレードですが、そこがまたよいのです。主人公の「戯言遣い」が大きなキーポイントになっています。かなり好き嫌いの分かれる文体ですが、1巻を読んで気に入ったならば中毒決定でしょう。

さて本日の台詞解説。
お金がいるのにお金がなくてちょっとピンチなみいこさんと、主人公の会話。このなんとも言えない味わいが……。


「教会の……あなたの目的は何なの?」
「幸せに生きることだよ」
「ならすぐに死ねば」
「それは幸せそうな人生だ。でも幸せすぎて僕には勿体ない、遠慮しておくよ」


出典:シャープ・エッジ (小説)/電撃文庫/坂入慎一/絵師:凪良/2巻209P
キャラ:レベッカ&シモンズ

【作者直営サイト】坂入慎一
【絵師直営サイト】
S.E.C
特記事項なし。

★2003年7月20日(日)
『ブラック・ラグーン2巻発売!』

来ました!
とうとうブラックラグーン2巻→bk1→amazonが発売です。
撃って撃って撃ちまくり、台詞も生き様とかもすべてが燃えるガン・アクションコミック。買うべし。燃えます。とにかく燃えます。
あとは裏で2、3動いてる事項もありますが、それは近々発表できるかと思います。

余禄。
bk1とamazonで同一レビューを載せている人(それもかなりのタイトル)を発見。こういうのってどうなんでしょう。規定には引っかからないものなんでしょうか。レビューそのものはきっちり書かれていてうなずく部分も多かっただけに微妙な気分に……。真紀奈さんあたりに聞いてみたいものです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■乙一氏エッセイ「小生物語」連載開始FANTASY Bookmarkより)
相変わらず肩の力が抜けた、けれど妙に味のある文章が冴えてますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

シャープ・エッジ→bk1→amazonは、硬質な文体が特徴の殺し屋な少女が主役の小説です。昨日も紹介してますので本日は詳細はパス。ただ、この作品に関しては何回か紹介してきた台詞に感じられる雰囲気と小説の雰囲気はほぼ一致すると思いますので、購入の参考にしてみてくださいませ。私はこの乾いた感じが好きですええ。

それでは本日の台詞解説。
解説は不要ですが、わかったようなわからないような台詞だと思います。けっこう深いかも。


「お前は、何だ」
「スイーパーか? 非公式教会員(イリーガル)か? 異端審問官か? マーセナリーか? ハインツの娘か? それともそれ以外の何かか?」
「お前を縛る言葉は一つだ、たった一つの言葉だ――お前は”お前”だ」
「世界中の全てから否定されようとも拒絶されようとも嫌われようとも厭われようとも憎まれようとも殺されようとも――何があろうともどんなことがあろうとも、お前は”お前”でしかない」
「ただ、それだけだろう?」


出典:シャープ・エッジ (小説)/電撃文庫/坂入慎一/絵師:凪良/2巻209P
キャラ:サブリナ

【作者直営サイト】坂入慎一
【絵師直営サイト】
S.E.C
特記事項なし。

★2003年7月19日(土)
『CGIと格闘中』

「このヴォケがっ! 言うこと聞けやゴルァ!」←CGIとの格闘イメージシーン
「ぐはあぁっ!!」 ←手痛い反撃を受けたらしい


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

アニメ化関連情報3連発です☆
■GUNSLINGER GIRL公式サイトオープン
■ケロロ軍曹、アニメ10月スタート
■ラグナロク、TVアニメ化
ええと、この中で密かに気になっていることはひとつだけなのです☆
「果たしてガンプラネタはどうするんだ!? それともバンダイ傘下で大手を振ってネタ打ちまくり!?」
そんなわけでケロロ軍曹に注目なのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

シャープ・エッジ→bk1→amazonは、硬質な文体が特徴の殺し屋な少女が主役の小説です。
少女殺し屋という題材は実のところよく目にするわけですが、この作品の場合文章の乾いた雰囲気が特徴的。ハードボイルドかと言われると微妙なところですが、とりあえず1巻をお試しになってみてはいかがでしょうか。2巻の雰囲気も同じ。
おそらく好き嫌いの分かれるタイプの文章だと思いますが、ニトロプラスのPhantom of Infernoが好きな人あたりはツボに入る可能性が高いと思われます。

では本日の台詞解説。
解説は……不要ですねこれは。主人公の殺し屋カナメに向かって自意識について確認?しているとでもいったところでしょうか。


「……きみは昔からぼくを敵視している。今度も、どうせなにか企んでいるんだろう。訊いたところで返事が戻る可能性はなさそうだ」
「……いいだろう。じゃあ、無知で哀れなおまえの質問に一つだけ答えてやる。ただしイエスかノーで、だ」
「……一つ、か
……明日は晴れると思うか?」


出典:DADDYFACEメデューサ (小説)/電撃文庫/伊達将範/絵師:西E田/247P
キャラ:結城樫緒&瑠璃人

【作者直営サイト】FortuneTeller
【絵師直営サイト】
西E田'S HOME PAGE
特記事項なし。

★2003年7月18日(金)
『台詞だけ』

なんとか更新しました。それ以外には手が回らずパス。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

DADDYFACE→bk1→amazonは……えーと。これもし未読で、よけいな情報を入れる前の人であればできるだけそのままの状態で即本編を読むことをおすすめします。なにしろのっけから無茶苦茶な設定なので、その荒唐無稽さを存分に楽しんでほしいから。
内容としてはオーパーツ、超能力、超兵器、無敵格闘術、謎の美女に美少女などなどその他とにかくなんでもありの荒唐無稽を絵に描いたような作品で、既にまいじゃー認定しているおすすめ作品です。
肌に合うかどうかは1巻を読めば判断できると思うので、まずは1巻をレッツトライ!

では本日の台詞解説。
まともに返事をする気のない人間が、優越感を持って質問してきたことに対する強烈なカウンターパンチ。いいですねえ、とっさのときにこんな言い回しが出来るようになりたいものです。


「……あなたにも、少しはいい旅でしたか?」

出典:バトル・オブ・CA (小説)/ファミ通文庫/佐々原史雄/絵師:木村明弘/2巻275P
キャラ:コンラッド・ティエン

【作者直営サイト】unagies paradise
【絵師直営サイト】
DEGITA ROUGE
特記事項なし。

★2003年7月17日(木)
『エンタメ』

某事件をきっかけにいろいろぐるぐる巡回中。
で、ごく個人的な結論。
『エンターテイメントに小難しい理屈は不要っ! むしろ場合によっては鬱陶しい!!』←あらかじめ言っておきますが、誇張表現です。
いや、もちろんテーマ性があった方が深い話になることはわかってますし、そういう作品も大好きです。が、たとえば一部でお騒がせ中な涼宮ハルヒの憂鬱なんかは正直、深読みして何度も読み返すタイプの物語じゃないと思ってます。小気味いいアップテンポに乗ってジェットコースターのごとく一気に読み終わり、1週間くらいすると「うーんあの話はすっごくおもしろかった! え、あらすじ? ごめん全然覚えてないや(^^; 」てなノリの話だと思ってたんですが。それじゃダメなのか?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼


バトル・オブ・CA→bk1→amazonは、基本的に昨日紹介したとおりのまいじゃー度の高いおすすめSFです。補足しておくと、「年寄りが活躍」ってのがありまして。実際の中身は見てもらうのが一番ですが、いいですねえこういうの。

では本日の台詞解説。
主人公がとある乗り合わせたお客さんに向かって呟いている一言です。……うーん、これは実際に読んでいないとおもしろくないかも(^^;


「……自分の意志で動きなさい……
あなたはメカではないのだから……
コンラッド・ティエン!」


出典:バトル・オブ・CA (小説)/ファミ通文庫/佐々原史雄/絵師:木村明弘/2巻0P
キャラ:イゾルデ・シュタインマイヤー

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【絵師直営サイト】
DEGITA ROUGE
特記事項なし。

★2003年7月16日(水)
『存在意義/形式も個性?』

昨日紹介したみんな同じような本を読み、同じような書評を書いている気がする。 (7月8日以降の日記部分参照)も念頭に置きながら。本日のような作品の紹介こそ本来まいじゃー推進委員会のやるべきことですからねー。(そもそも紹介であって書評なんて大層なもの書いてないけど)
しかしこの形式で本紹介するの結構大変です、名台詞という制約があるから(^^;
……同じような本を違う形式で似たような紹介の仕方をしていた場合、それは個性になりえるのでしょうか。いやこの台詞がなかったらさぞ楽に更新できるだろうなあ、とか。こりゃいかん、疲れてるかな(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■滝本竜彦エッセイ・超人計画2
ええと、一言で言うなら相変わらずのご様子です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼


バトル・オブ・CA→bk1→amazonは、地球初の豪華宇宙客船のCA(キャビンアテンダンド。基本的には接客業務だと思ってください)に男性として唯一採用されたコンラッドの奮戦記です。
実はけっこうまいじゃー度が高く、ひそかにおすすめ。特に1巻で止めず、2巻まで読んでもらえるとよさげです。
異星人の特殊能力とか戦闘部分についてはSFしてますが、変に設定に凝るタイプの話ではないのであまりSFを意識する必要はありません。コメディとシリアスは半々といったところ。女性だらけの職場に数少ない男であるコンラッドですが、安易にラブコメに走った話ではないのでご安心ください(笑)
豪華宇宙客船の接客業務を軸に持ってくるあたりが、一味違います。もちろんすんなりとはいかないのですが、まいじゃー好きの方なら「バトルオブCA? なんだ、よくあるSF戦争ものか」とタイトルに騙されないよう、ぜひ一読くださいませ。
ファミ通文庫ですよー。ちなみに表紙絵には微妙な遊び心あり。ページをめくってみればわかりますええ。

では本日の台詞解説。
ネタバレのため解説不能です(^^; 補足しておくと、本来は236Pの台詞を採用するのが正しいとは思われますが、折り込みのカラー挿絵で書かれていた台詞のほうがいろいろ映えるのでこちらを採用としました。


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