2004年6月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

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「このへっぽこ魔術師ーっ!!」

出典:楽園の魔女たち (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/あらゆる巻のあらゆるページ(笑)
キャラ:アシャ・ネビィ

【作者直営サイト】プラムランド
【絵師直営サイト】なし

プラムランドは公式サイトとはちょっと正確には違いますが、管理人は樹川さんなのでリンク。

★2004年6月30日(火)
『(精神的に)お疲れ中』

いやなんというかこの……どうしましょうね。いっそこのまま放置して逃げるか……(謎

こういう時は頭を軽くするに限る!
てなわけで楽園の魔女たちシリーズ→bk1→amazonをガシガシ読んでます、他の積ん読には背を向けて(^^;
このシリーズ、おおざっぱに言うと魔法使いとしての能力はすごいけどあまりにも変人なエイザードのもとに、やはりくせ者揃いの少女4人が魔女見習いとして弟子入りして繰り広げる日常や様々な事件を描写した作品です。
基本的にはコメディ一直線ですが、時にちゃんと手綱を締めてくれます。テンポがいいのでさくさく読み進めますし、設定の引き継ぎこそあるものの基本的には1冊できっちり終わる話のため読みやすし。まいじゃーか?と問われると違うと即答しますが、小難しい話はなしで気楽に、しかし安定して面白い作品を読みたい方や、マリみてでコバルト文庫に興味を覚えたもののうかつに手を出すとボーイズラブにひっかかりそうで……という方におすすめ。
個性豊かな4人の魔女の卵たちの活躍をご覧あれ。支部長どん頑張れ!(謎
ちなみに1巻は楽園の魔女たち 賢者からの手紙 →bk1→amazonです。

おまけ。
掲示板の書き込みの最近のツボ。
世界の中心でAIを叫んでノケモノ。
座布団一枚。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■改造ピンキー大量展示中!
ラジオ会館のイエローサブマリンで展示されている改造ピンキーたちですね☆ トンボさんがいたく興味を示しているのでリンクしておきます☆
「いや、東京行ったときに一度案内してもらったんですけどね。あの時はまだそこまでの興味がなかったんで普通に見物しただけ……くーもっかい見に行きたいなあ(^^; 」
おまけ:ピンキーでスーパーダッシュ文庫のしかもマイナー系作品のキャラを立体化(6/11以降の日記)
M系小説部の過去ログから☆
「個人的には銀盤カレイドスコープののタズサの立体化がぜひ見てみたいです。タズサがもしフィギュアになったら買っちゃうなあたぶん」
フィギュアのフィギュアですね☆
「…………クーラーが効き過ぎか……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たちシリーズ→bk1→amazonは上で説明しているので省略。非常に個性のある(ありすぎる)4人の少女の活躍を楽しんでください。支部長どんも忘れずに。

それでは本日の台詞解説。
エイザード追放のために日夜努力するけれどもちっとも報われない騎士アシャの、ほとんど日課となった叫びです。もはや楽園の魔女たちの名物と言えるでしょう。特にシリーズを読んだ人ならば間違いなく名台詞に認定すると思いますええ!


『悪い神様がいるんなら、逆にあたしたちは健やかに生きていけるよ。神様に不幸の責任を押しつけられれば、逆にその分あたし達は、すっかり安心できるでしょ?』
『……神様を信じられたら、幸せになれるよ。神様は悪いやつだけど、それでもきっと、幸せになれるよ』
『問題は、あたしの想像力が貧困で、うまく神様を信じ込むことができないってことです。――ほら、聖書か何かみたく、目の前で凄く派手な奇跡とかを起こしてくれればいいのにね』

出典:NHKにようこそ! (小説)/角川書店/滝本竜彦/絵師:安部吉俊/248P
キャラ:中原岬

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】AB's HOMEPAGE

特記事項なし。

★2004年6月28日(月)
『何でもやってみるもんだなあ』

朗報です!
「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、27日の夕方に公式サイトのメールフォームから運動の経緯と要望を送信したところ、なんとその日のうちに(より正確に言いますと、送信して約2時間で!)返信がありました。運動用のサイトに掲載してありますが、こちらにもいただいたメール全文を引用します。

拝復

編集長の丸宝です。

ネット上の運動に関しましては社内外の関係者からも報告や連絡があり、立ち上がり当初から了解しております。
内部からも書店様からも同様の意見がありましたのは事実で読者に不便がないよう、改善のため鋭意検討中です。

ただし、改善の時期等に関しましては編集上の都合があり未定です。

今後ともスーパーダッシュ文庫をよろしくお願いします。


動いてみるもんですねえ。意見が理にかなったものであれば「どうせ駄目だ」などと思わずに自分から意見を発信していくことは非常に大切だと改めて思いました。というわけで、どのような形で改善が行われるか詳細はまだ不明ですが、期待して良さそうです。具体的成果が上がるまで引き続き運動は継続していきますが、まずは賛同者のみなさん、ありがとうございました!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■num495かーずSPより)
同人超絶弾幕避けSTG「東方紅魔境」を元ネタにしたflashです☆ やりこんだ皆様は是非ご覧下さいね☆
「……ほとんどリプレイでしか見てないよ!(涙)」
トンボさんみたいなへっぽこシューターさんは他人のリプレイを使ってお勉強して下さいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

NHKにようこそ!→bk1→amazonは、ひきこもりの青年の日常を描いた青春小説……というよりもそのまま引きこもり小説です。なんでNHKなのかはまあ本文を見てもらえればよくわかります。なにしろ内容が内容だけに痛い部分もあるのですが、それだけにとどまらない小説ですね。

それでは本日の台詞解説。
……実はこれ過去に一度紹介してるんですよね(汗 発覚したときには既に遅く、時間切れになっていたという……ごめんなさいごめんなさい。


動くたびに重そうに揺れるアリシアちゃんの胸を見ながら、体操する。
……。
なんとなく、自分の胸を見ると『揺れなくてごめんね』としょんぼりしている気がした。

出典:Holy☆hearts! 明日を信じる、こころです。 (小説)/スーパーダッシュ文庫/神代明/絵師:緋賀ゆかり/137P
キャラ:キュノ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ハイウェイ*スター

特記事項なし。

★2004年6月27日(日)
『一日6ヒット』

ふと思い立ってURL占いを今頃になってやってみました。
●結果
極楽トンボさんのサイトは 一日6ヒット サイトです!
あなたのサイトのURLは、一日6ヒットくらいしかしない、ショボショボサイトの可能性が高いです。単なる自己満足だけのために、サイトを作っていませんか? アクセス向上のためには、訪問者を楽しませる不断の努力が不可欠です。またたまには自分のエロい写真なんかを載せてみてもいいかもしれません。

……黙れ。

そうそう、上のおすすめまいじゃー本にも入れてありますがひきこもり作家として一躍名を馳せた?滝本竜彦さんのネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ→bk1→amazonが文庫となって登場です。謎のチェンソー怪人と戦う女子高生、とひょんな事で知り合った一般人の高校生が主人公の話です。青春小説として良い感じ。今まで新書なので手が出なかった方はこの機会にどうぞ。また、NHKにようこそ!の漫画1巻→bk1→amazonも発売されました。
あとはえーと、神様家族の作者さんの新シリーズ南青山少女ブックセンター→bk1→amazonもこれぞライトノベル!といった感じでお気楽に笑い転げたり、萌えたりするにはよい作品です。


「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、本日夜をもってスーパーダッシュ文庫編集部にコンタクトをとってみますが、運動参加はまだ継続して行います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本の帯 捨てる派? 捨てない派?Cat * fishより)
ええと、少なくとも作品を楽しみ尽くすには帯があった方がよいですよ☆ 煽り文句なども作品の一部なのです☆
「……まあキャッチコピー自体は作者さんが考えてるわけじゃないんですけどね。例えば撲殺天使ドクロちゃんの帯なんかは永久保存の価値があります(笑)」

■『GPMの移植、またはバグフィックス版の発売』を求める署名特設掲示板in公式サイト
期間は7月22日までとのことなので、移植を希望される方は署名に参加してはいかがでしょうか☆ これを基にアルファシステムからSCEIに働きかけるとのことです☆

■サンライズ 『プラネテス』 NHK地上波放送、決定!
7月14日からNHK教育で放映されるとのことです☆

■人気同人ゲーム作家 小説デビュー
空の境界に関する記事ですね☆ 今更ですが一応載せておきます☆

■うたたねこや、移転
アンテナ使っている方は張り替えて下さいね☆

■I've been workin' on the railroad (かーずSPより)
谷津製作所による「線路は続くよどこまでも」の源流がわかるflashです☆ 楽しみながら勉強できてしまいますね☆
「うーん、他のflashもなんか気に入ってしまった」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

Holy☆hearts! 明日を信じる、こころです。

Holy☆hearts!→bk1→amazonは、人を癒したり、異形の怪物ミュータントから人々を護るシスターの見習いとして学校で勉強中の仲良し三人を日常を中心としたほのぼのファンタジーです。
とにかくほのぼの。ひたすらほのぼのまったり。
設定としてはいろいろシリアスな部分もあったりするのですが、普段はそんな事を忘れ去るくらいのんびりした雰囲気で日常が過ぎていきます。三人の微笑ましい友情も見逃せません。まあ人によっては妄想全開で百合分が補給できそうです(笑)
この作風は得難いものがあると思いますので、殺伐とした小説に食傷気味の方に特におすすめします。絵もほのぼのー。

それでは本日の台詞解説。
普通にいい台詞もちゃんとあるのですが、あえて今回はコメディ色あふれる台詞にしてみました(笑)。お子様体型のキュノはけっこう気にしてるみたいです。いろいろ大変だねえ女の子は。


「耳がいるだろ?」

出典:ブルー・ハイドレード〜融合〜 (小説)/スーパーダッシュ文庫/海原零/絵師:遠藤将之/179P
キャラ:ドアガンティ・ビクトランデ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年6月26日(土)
『ブルー・ハイドレード』

キタ━━━(゜∀゜)━━━━!!!!

ブルー・ハイドレード〜融合〜

……えー失礼、思わず踊り狂ってしまいました。
銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonの作者、海原零さんの新作が出ました。その名もブルー・ハイドレード〜融合→bk1→amazon。タイトルで推測していた方もいらっしゃるでしょうが、この作品読了したのでさっそく簡潔に紹介。
●潜水艦もの
●SF版沈黙の艦隊
●正統派にして本格派。銀盤カレイドスコープとはかなり違う方向性
●今のところ感情の機微よりも物語が上位

以上が主な特徴かと思われます。
ぶっちゃけ、あれです。沈黙の艦隊とか戦記もので戦術・戦闘面での駆け引きや描写に思わずはまったような人は買いです。私的には強くおすすめします!! SF者も買え、いや買って下さい。これ長く続かないと真価が出ないタイプの作品だと思いますから。
ただし銀盤カレイドスコープとはかなり違うノリなので、頭を切り換えて読むようにしましょう(笑)。なお、海原零さんは完全に私の中で作家買いが確定しました。

というわけで、踊り狂っていたので燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊の続きはまだ出来てません(^^;

このライトノベルがすごい!関連更新は早見裕司さんコラム・ジュニアの系譜番外編「皆川ゆかさんからのメール」です。はっはっは、もう驚く感情は麻痺しましたね(^^; 編集部の内部構造まで踏み込んだ濃い内容です。嗚呼、運命のタロットシリーズが読みたい。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、運動自体は継続しますがそろそろスーパーダッシュ文庫編集部にコンタクトをとるので参加したい方はお早めに。……交渉チャンネルあったっけ(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆
「某国営放送の電子書籍の特集や、書籍の廃棄映像でへこんでるとか?」
電子書籍? Σブック? データなどただの飾りです☆ 電気がないと読めない活字など笑止、なのです☆
「実際の話、電子書籍は当分普及は無理だと判断します。コンテンツの充実よりも、画面上で長文は読めないという根本的な問題を解決しない限りは……。携帯電話で文庫が読める!とか謳ったりしてますが、まともな活字読みには見向きもされてないしねえ」
一回殴ったぐらいで壊れるような電子書籍は駄目なのです☆
「……そっちかよ!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルー・ハイドレード→bk1→amazonは、上で紹介してますです。

では本日の台詞解説。
これ、腕利きソナーマンの矜持が出た台詞です。簡潔にしてかっこよかったです。


「先ほどあなたは、『もし自分に殺してやりたい人ができたら』って言いましたね?」
「ええ」
「そうなってもあなたが殺す必要はありません。あなたはそんなことをしてはいけません。そのかわりに――
私がその人を殴ります。ぐーで殴ります」
「……”ぐーで殴る”の?」
「はい。私はぐーで殴ります」

出典:アリソン (小説)/電撃文庫/時雨沢恵一/絵師:黒星紅白/2巻178P
キャラ:ベネディクト&フィオナ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】GRANADA LEVEL 9

特記事項なし。

★2004年6月24日(木)
『世界の中心で、AIを叫ぶ』

さずけてくださーい! さずけてくださいっ!(AIを)」
……映画見てないと意味不明だ。ともかくAIネタは大好きなのです。なお、AIを叫ぶとこの後「Sf〜! ロゼッタ〜! ラジェンドラ〜! 雪風〜! マギー! ボギー! GARP〜! エドガー! クリスマス〜!(以下省略)」という具合に永遠に終わりそうもないので止めておきます。

みんなもAI好きなんだねえ……と、しみじみ。同志はいっぱい。
小宮日記(ちょっと古い萌え?AIなラノベ)とか掲示板とかその他いろいろ反応いただいてる燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊ですが、中には自分のメモに入ってない作品もありますのでおいおいリストに追加していきたいと思います。第2回、は早く出さないと(汗  専用のスレ立てましたんで、お気軽にAIに関する話題を書き込んでみて下さいね。


そういえば昨日はちょーっと特定の感想を少しだけ頭に浮かべつつ雑感を書いてみたら……ありゃ、見透かされている。いや、特定の感想はただのきっかけで、実のところオチがうんぬんというのもきっかけに過ぎなかったりします(^^; 普段から思ってることですが、自分の感想の稚拙さはネット上で他の人の批評を読んでるといやでも実感させられます。時々へこんだりもするわけですが、無理に背伸びなどせずわかりやすく作品の長所に特化した紹介文を書いていくぞーという自分への応援となっていたり。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、今週末までを待機状態を続けた上でスーパーダッシュ文庫編集部にこの運動の説明を行い、何らかの回答を求めていこうと思います。未だ書き込んでないけど参加したい方はお早めに。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

アリソン→bk1→amazonは、飛行機の出てくるボーイミーツガールものです。ちょっと違う気もしますが、まあ外しもしてないからいいか。実は白状すると、つまらんと思っていたわけでは決してないけど気がついたら積ん読と化していまして、ようやっと2巻を読了、すっきりした読了感に「もっと早く読んどけばよかった……」というおきまりの台詞を口にしてます。3巻は今月中に片を付ける予定。
特にひねった話ではないんですが、女上位の幼なじみコンビが実に気持ちよく書かれていますので誰にでも安心しておすすめできる作品ではないかと。まいじゃー度はその分少し控えめ。

それでは本日の台詞解説。基本的にはごく普通の台詞なんですよねこれ。ただ、ベネディクト自分にとって外国語となるこの言葉をまだ使いこなしきれておらず「拳」=「ぐー」と解釈しているようで、その辺が味になっております。


「我が名は”在るべき婦人(ザインフラウ)”。”在ること”を望まれて生まれた人ならぬ者にございます。さあ、――来られませ、貴方が生まれてきた理由を持って。もし、その理由が私のものより弱ければ、貴方達は”在る”ことすら出来なくなるでしょう」
「私は主人のために生まれました。私の鉄は彼の骨に、私の鎖は彼の肉に、私の油は彼の血に、私の決断は彼の心に捧げております。が、一つだけ、彼は、私ごときでは何も捧げられぬものを持っておられます」
「涙。……それに対しては、感情のない私には返すものがありません。ゆえに、私は主人の涙を欲しません。欲するは涙滴不要の結果のみ」
「骨には鉄を、肉には鎖を、血には油を、心には決断を、そして涙には――」
「無欲を」

出典::終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/1-上巻291P
キャラ:Sf

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭

特記事項なし。

★2004年6月23日(水)
『ま、今更言うようなことでもないんですが』

例えば中盤、あるいはもっとまえの序盤、さらにもっと前読み始めて5分でオチが読めてしまう作品があったとします。
その作品は「つまらない」のでしょうか?
他の作品と比較して粗が目立つ作品は駄目なのでしょうか?
100人100様。
誰がどんな感想を持とうがそれは自由というものですが……

よかった自分が「安あがり」な人間で(^^;
下手に書き手の視点や編集・批評家の視点を持ってしまったり、それでなくとも読書も数こなすうちに長所よりも短所・アラの方にまず目が行くようになる傾向があります。それはしごく当然の成り行きといえますし、そういう視点もないと向上は難しい。
が。
私的には短所ばかり目につくのってつまらんよなあ……と思うのですね。自分は生涯ただの甘ちゃんな一読者でいいや。

このライトノベルがすごい!関連更新は、早見裕司さんコラム・ジュニアの系譜第11回「スニーカー文庫からの流れ」です。今度は少年向けの方の流れですね。あ、これならなんとかわかります〜。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、予定としては今週末までを待機状態を続けた上でスーパーダッシュ文庫編集部にこの運動の説明を行い、何らかの回答を求めていこうと思います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは、例によって時間の都合で詳細省略。

本日の台詞解説。戦う前の口上だと思ってもらえればよいです。念のため言っておきますと、Sfは自動人形です。
Sfさん、AIしてます。以上!


「お酒を、ください」
つらいことがあるとき、人間はお酒を飲む。酔っぱらう振りができるわたしなら、きっとお酒に意味があるはずだ。

出典:ポストガール (小説)/電撃文庫/増子二郎/絵師:GASHIN/1巻144P
キャラ:シルキー

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】MOON ☆CASTLE

特記事項なし。

★2004年6月22日(火)
『燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊 第一回』

お待たせしました……の割には、テキスト読むとわかりますがけっこうやっつけ仕事です(汗
ともかく燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊 第一回をお届けします。レイアウトまで手が回らず非常に寂しいことになってますがお許し下さい(^^; (時間あったら直したいなあ……)
今回は人型、それも人間を擬したものだけにしています。取りこぼしやおすすめは掲示板まで。ちなみにタイトルでおわかりのようにデータベースを作ってるわけではないので、おすすめできない作品は紹介しません。あしからずご了承下さい。

それにしても昨日は(地方によっては今日)台風で大変でしたね。きっとあれは気象精霊のキャサリンさんのしわざに違いありません。台風のスピードがあがったのはミリィが増速させたからでしょうきっとそうだ。今頃は雲の上でお疲れ様宴会に突入だ!(ワケワカランという人は気象精霊記を読むべし)

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、そろそろ落ち着いたかな?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■bk1企画:輝け!ライトノベルモノグラフ
舞城王太郎とか売れ筋境界線の作家とバリバリSF系という人によっては「これライトノベルなの?」と言われそうなラインナップかもですね☆

■『ラノベ好きが選んじゃう“裏”このライトノベルがすごい!』結果発表Angel Heart Clubより)
「あなたにとってのonly oneライトノベルは何ですか?」の改題ですね☆
「結果はなかなか興味深いです……が! 無料レンタルの仕様なのでしょうか、コメントが最新のものしか見られないというのはどうにもこうにも。ランキングが目的でないなら、非常に重要な要素なのに……もったいないです」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ポストガール3

ポストガール→bk1→amazonは、先日紹介したので詳細は省略します。補足しておくと、私的には3巻がいちばんよかったかな? とにかくなにげにいい話、というそういう作品を求める人向けです。派手好きにはあんまり向かないと思われ。でも好き。

それでは本日の台詞解説。念のため言っておきますがシルキーは人型自律機械なので「酔ったふり」しかできません。
どうも昨日に続いて、あまりプラス方向ではない台詞紹介になってしまってすいません(^^; でもこういうふとした言い回しに味がある作品なんだよってことなのです。


「許してね。この町に来て、日が浅いから、愚痴を言う相手すらいないんだ。下手なやつに弱音を吐けば、つけ込まれるんだ。シルキーは……シルキーは、ここの利害関係の外にいるし、すぐに行ってしまうから。ごめんね。相槌を打つ壁みたいにあつかっちゃって」
わたしは笑みだけを返した。
相槌を打つ壁?
それでいいじゃないか、それぐらいのものにすらなれないようじゃ、人を擬態してつくられた意味がないじゃないか。

出典:ポストガール (小説)/電撃文庫/増子次郎/絵師:GASHIN/3巻44P
キャラ:ジブ&シルキー

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特記事項なし。

★2004年6月21日(月)
『天井裏に鳥の巣がー!』

どうも最近ごそごそ物音がするわ、極めつけにやーな芳香が漂ってくたと思いきや……天井裏に鳥が巣を作っていることが発覚(汗 一大イベントの発生となってしまいました。わざわざ中でお亡くなりになるとは新手の嫌がらせか!?
そんなわけで燃え萌えAIライトノベル?冊の方はまだ作成中です(^^; (タイトルはピックアップしたのであとは紹介だけなんですけどね)

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、未だじわじわ増殖中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ロボット・オペラ →bk1→amazon
Mystery Laboratory経由で知った瀬名秀明さん監修による古今東西のロボット・フィクションからのセレクション、及び総説を加えたもののようです☆
「税込¥4935……うおお、悩む悩むなこれは……」
迷ったら買いですよ☆
「電車で読めない(^^; 置き場がない(^^; 実物をとりあえず探してみよう」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ポストガール3

ポストガール→bk1→amazonは、電子頭脳に芽生えたバグにより心のようなものを持ちつつある人型自律機械の少女MMF108-41シルキー。民間の郵便事業会社に所属する彼女が、人々の元へ手紙を届けるなかで起こった出来事をつづっていく連作短編形式の作品です。
AI属性がなくてもいい話です。おすすめ。
特に3巻はすばらしいですね。なにせ話の内容が内容だけにどうやっても地味にならざるを得ないんですが、しんみり心に来ます。イラストとの相性もバッチリですし、これはいいものですええ。

それでは本日の台詞解説。
読んだまま、です。


「じゃあ……お詫びに、私のいうこと聞いてくれる?」
顔を上げたメルローズは、すっかり普通の顔になっていた。泣いた痕はあるけど、もう涙が出ていない。
「今、泣いてた、よ……ね?」
「うん、半分は、ほんとに泣いた。あとは、涙スイッチ入れた」
「……なにそれ?」
「女の裏技」
おっかねえ。クレージュだけじゃない。女はみんなおっかねえ。

出典:ナインインチネイル (小説)/ファミ通文庫/くげよしゆき/絵師:月城トオル/241P
キャラ:メルローズ&トラビス

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】MOON ☆CASTLE

特記事項なし。

★2004年6月20日(日)
『燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊』

↑のテーマで、ちとどんな作品があるか追いかけてみたいと思います。縛りとしては、
●国産に限定
●基本的にはライトノベルを紹介(よけいなツッコミを受けると面倒なので+αとしておきます。本格SFとライトノベルを一緒にすると怒る人中にはいますからね(^^; )
●地雷は回避
●AIの定義としては、ロボットはセーフだけど生体脳は微妙、ホムンクルスはアウト。
今、コンテンツを作成中。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、賛同者50人到達。もう少し増えたところで集英社の方へコンタクトをとってみます。

このライトノベルがすごい!関連更新は、早見裕司さんコラム・ジュニアの系譜第10回「バブル期のジュニア文庫(2)」です。やっぱりわからん……それだけに勉強になります。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ナインインチネイル→bk1→amazonは、すいません説明不能です。少なくとも帯に書かれているように『抱腹絶倒、ハードボイルド(?)コメディ』でないことだけは確かです。コメディ要素はあるにはあるのですが、それがメインかと言われればきっぱりノーですね。ハードボイルドは……ほんの少しだけかすっているかも。めちゃくちゃ面白いかと言われればそれもちょっと違う気がしますし……。元・魔法使いの父親が出てきますが魔法すらもメインかどうか微妙。むしろちょっぴりラブコメ? 富士見ミステリー的なお話です(わかる人にはわかるかと(笑) )
ですが、なーんか心に引っかかるというか無視できないものを感じるのであえて紹介してみました。いつにもましてまともな紹介文になってなくて申し訳ないです(^^;

それでは本日の台詞解説。
この台詞なんかはもろにラブコメ的ですね。なかなかに悪くない言い回しかなと思い載せてみました。ほんとにおっかねえです。


「――美少女ってキャプションはあまりにも酷いので止めて下さい」
「えー!!!」
「な、何ですか、えー、って!」
「おおおお落ち着きたまえ君! ま、まずは言葉の定義から始めようかな!?」
「な、何ですか言葉の定義ってー。大体私、そんな言われ方されたくないですー!」
「違う! 大事なのは君の判断ではない! 我々のファンタジーだ! 違うかなっ!?」

出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/3-中巻 257P
キャラ:詩乃&大城一夫(とその他)

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭

特記事項なし。

★2004年6月18日(金)
『燃え萌えAIライトノベル?選、とか』

夏の100冊に触発されてふと思いついたネタ。できるだけ入手可能、ライトノベル限定で燃え萌えAIの出てくる作品を列挙するという……週末にちょっと挑戦してみよう。さすがに100は無理だろうけど(^^; 久しぶりに人工知性への愛が再燃しています(笑)

RSSってなに? へのレスどうもです。これも週末にお勉強っと。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、賛同者増えてます。やっぱりみんな不満だったんだなあ。ということでご協力お願いしまーす。

このライトノベルがすごい!関連更新は、久美沙織コラム創世記第19回「ナンバー19」です。最終回です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは、本日は説明省略。私的にはsfさんさえ活躍していれば何も言うことはありません。独逸UCATのぉ、科学力はぁー、せかいいちぃー!!

それでは本日の台詞解説。
肝心要は最後の台詞ですええ。実に実にツボをついた素敵な台詞ではないかと思われ。美少女と呼ばれることに反発?する少女へのカウンター攻撃ですね(笑)


「お前は想像をしないのか?」
「Tes.、何かを予測することは可能ですが、無意味な欲求を思考に捏造することについては、理解不能以前に必要性を感じません。――何故、現実で我慢できないのですか?」
「それ、オヤジに言ってやれ。無茶苦茶満足出来ていないからな」
「Tes.、一度正面から言ったことがあります。――泣いてどこかに走り去りましたが。
しかし、
何故、想像するのですか?」

出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/3-中巻 318P
キャラ:大城至&Sf

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭

特記事項なし。

★2004年6月17日(木)
『アンテナは、外から用てーかごにょごにょ』

試しに少しだけ登録してみたらあっという間にばれている(^^;
しかしはてなアンテナ(の無料版)って本気になって登録するとすぐはみ出しそうですよね。はやりのRSSリーダーあたりの導入を検討するか? 今まで全く眼中になかったからさっぱりわからん……そもそもRSSってなに?<論外

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、ご協力お願いしまーす。

このライトノベルがすごい!関連更新は、早見裕司さんコラムジュニアの系譜・第9回「バブル期のジュニア文庫(1)」です。……悔しい、一冊もわかりませんでした(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『イリヤの空、UFOの夏』 アニメ化決定 (各所)
お手並み拝見と言うことで☆
「例えば不安な点は、某事件が思い切り思い出されるあのシーン。あれ絶対差し替えられそうな……(^^; 痛みの部分は他もどうなんだろー、と思わんでもないですが、映像ならではの表現もあるはずなのでまずは期待しつつ」

■浅木原書店・夏の100冊フェアうたたねこやより)
まずは第一回ということみたいですね☆
「便乗なんかしたら死亡確定なのでひたすら見物させていただきます(^^; 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは、自らの世界の存亡をかけて戦う話です。……間違ってないよね、すべてを語ってもいませんが。ということで正直一言で説明できません(^^;
いろいろな要素がありますが、お互いの思い描く理想をかけてぶつかり合う、とでもしておきます。

それでは本日の台詞解説。
Sfさんはいわゆる人間ではない自動人形のため、いろいろ人とは考え方が異なります。この場面はそれについてやりとりがかなり長くあるのですが、あえて一カ所に絞ってみました。重要な命題といえるでしょう。


【……君がそこまで吸血鬼に拘るのはどうしてかね?】
「昔は復讐。今も復讐。ただ、今の復讐は――生きがいなの……かな」

出典:ヴぁんぷ! (小説)/電撃文庫/成田良悟/絵師:エナミカツミ/193P
キャラ:ゲルハルト・フォン・バルシュタイン&木島閑音

【作者直営サイト】RESISTANCE 黒子SHOW
【絵師直営サイト】namihei's room

特記事項なし。

★2004年6月16日(水)
『しつこく』

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、順調に賛同者増えてます。ご協力お願いします。

このライトノベルがすごい!関連更新は、久美沙織さんコラム創世記・第18回「演出とは何か」です。格好いいとはどういうことか? 小説でしかできない演出とは?とそのあたりの考察ですね。すぐに思い浮かぶのはE.G.コンバット→bk1→amazonのハッキングシーンとか、銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonのスケートシーンあたりかなあ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■SD文庫公式ページ:海原零さんインタビュー
一部新作の内容について触れられているので、ネタバレを嫌う方はそこだけ注意してくださいね☆
「もちろん新作は買いますが……銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonはほんとうにいいものです。とりあえず買うべし。いいから買うべし」

■ぶらりずむ黙契録にてマルドゥック・プロモーションMOVIE」を期間限定で公開(2004.07末まで)カトゆー家断絶より)
これで転ぶ人も出てきそうですね☆ 作品の雰囲気はかなりよく出ていると思います☆ 参考:マルドゥック・スクランブル→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ヴぁんぷ!→bk1→amazonは、タイトル名からも想像がつくかもしれませんが吸血鬼ものです。なのですが……これも成田節炸裂というか、やっぱり一種独特の感覚がにじみ出る作品になっていますね。もうちょいと詳しく説明したいところではありますが……例によって時間切れのようで(^^;

それでは本日の台詞解説。
吸血鬼ハンターをどうやら復讐でやっているらしい木島閑音の心境についてのやりとり。なにがいいかと言われると困るんですが、なんとなくこの台詞は心に残っているのでした。燃える台詞自体は他にもあるんですが、ネタバレきついからなあ……どうしたものやら。


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