2005年7月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2005年の名台詞
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「頭が下がりっぱなしの人間が踏みつけられるのは当然。牙を磨かない人間が蹂躙されるのも当然。前に進むことをやめた人間が陵辱されるのも当然。……勇気っていうのはね、出すべき時に出さないと、一生後悔するわよ」

出典:シリアスレイジ (小説)/電撃文庫/白川敏行/絵師:やすゆき/デザイン:鎌部善彦/編集:?/2巻234P
キャラ:氷沼京吾

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
未調査です。

★2005年7月15日(木)
『銀盤アニメ化の正式発表が!』

SF大会[ライトノベルニューウェーブチェック]用の資料作成中。あせあせ。

そんな中、「銀盤カレイドスコープ」マンガ化&アニメ化決定!とのこと。
まだ詳細不明ですが、アニメ化も公式に発表されたことで企画自体は間違いなしと言うことですね。めでたい。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

シリアスレイジ→bk1→amazonは、すまんです本日説明省略。そのうち埋め合わせます。

では本日の台詞解説。
いつまでも隠れてコソコソしてばかりいないで反撃すべき時にはちゃんと反撃しろ!ということで。


「黒子。アンタは何でも、一人で解決しようとしすぎんのよ。あんなの相手にアンタが一人本気になったってバカみたいでしょ。別に一対一で戦わなきゃいけないなんてルールもないんだし」
「もっと私を頼れ。ヤバイ事が起きてからだけじゃなくて、少しでもヤバそうならそれだけで連絡を入れなさい。私に迷惑かけたくないなんて思わないの。状況が絶望的であればあるほど、そういう場面で頼られればそれだけ私を信頼してくれてるって証になるんだから。私がそれを拒絶するはずがないでしょ」


出典:とある魔術の禁書目録(インデックス) (小説)/電撃文庫/鎌池和馬/絵師:灰村キヨタカ/デザイン:渡邊宏一/編集:?/6巻99P
キャラ:御坂美琴

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】rainbow spectrum
特記事項なし。

★2005年7月14日(木)
『誰にも知られぬよう((C)ヒサヤ大黒堂)出かけるつもりだったけど、最低限は宣伝しなさいと言われてしまった』

告知。
紆余曲折の上、7月16日、17日に開催される今年のSF大会に私も参加します。1日目の夜に到着するので実質は2日目だけですが。
で、まあその……深いようで浅い経緯があった末に……。
[ライトノベルニューウェーブチェック]という企画のパネラーをすることになりました。パネラーだって。われながらありえない。
当然そんな経験は皆無でしてどうなることやら(汗。ま、この企画のことはさておき今年はかなりライトノベル関連が多いので、SFものじゃない方でも楽しめるんではないでしょうか。


さ、義務は果たしたので今度は電撃新刊読了話でも。
ダビデの心臓3→bk1→amazon読了。
平たく言うと選ばれたもの同志が心臓をとりあってバトルロワイヤルを繰り広げるといった感じの話。心臓の取り合いで生き残るのは一人だけという決まりのためただでさえ鬱気味の話が、主人公が覚悟不完了で理想論を述べて自分の手を汚すことを嫌ったあげく結局人殺しに陥るパターンが繰り返され、余計に鬱になります。
とまあ、そんな話なんだけど言いたいことはそんなことではなくて。
ちょっと待て残りページ少ないのにえらくのんびりした展開だなあ?と思って読んでいたら……え!?ちょっとちょっとなにさその展開は!? ぶっちゃけありえなーい……な、なんだってーっ!?第一部完!? 第二部が出るかどうかは売れ行き次第!? なんてこったーっ!! こんな状態で放置プレイなんて非道すぎる……

というわけで。
鬱系(もしくは駄目主人公)の話が好きな人は、ダビデの心臓シリーズをぜひ買いましょう。他ならぬ私が続きを読むために。この際イラスト買いでもいいからお願い、買って。放置プレイはイヤーっ!!



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

とある魔術の禁書目録→bk1→amazonは、幻想殺しと呼ばれる、いかなる魔法・超能力であろうと無効化する力を持った少年が熱血しまくってあちこちに首を突っ込み女の子を助けてはフラグを立てていくくせに投げっぱなし、というお話……あ、あれ!?
でも間違ってないと思うですよ大筋は。
とにかく熱血です。かなり最初から意図して少年漫画的に作られているそうなので、その手のノリが好きな人ならぜひ手を出してみましょう。お気に入りのヒロインが放置されたままに陥る危険性だけは常に考慮しておいてください(笑)

では本日の台詞解説。
かっこいい女の子、御坂美琴の勇姿。いやはや惚れますねえ。



「残念だったか?
告白が間違いだと解って、少しは残念だと思わなかったか?」
「…………
……少しだけ」


出典:涼宮ハルヒの動揺 (小説)/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/185P
キャラ:キョン&長門有希

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】BENJA-MING
特記事項なし。

★2005年7月13日(水)
『でかっ!』

ええと、電撃新刊を何冊か読破して現在はとある魔術の禁書目録6→bk1→amazonに取りかかっているわけですが……
先生、なんですかこの表紙の巨乳眼鏡ッ娘は!?(気になる方は下の画像をクリックすべし)




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

涼宮ハルヒシリーズ→bk1→amazonは、あらゆる意味において無敵の女子高生(というか作中ではむしろ神みたいなものか?)涼宮ハルヒにみんなが振り回されるお話です。すっかり定番化。

では本日の台詞解説。(今回のは地の文を大量にすっ飛ばしてます)
長門ファンに捧げます。私はファンの一人につき、この台詞で魂をやられました。



――――――――

出典:――――――
キャラ:――――

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月12日(火)
『爆死→復活』

今日、1冊目に読んだ本は例によってタイトルは黙秘しますがかなりの強敵。お得意の「よかった探し」(C)ポリアンナもあっさりはね返され、盛大に爆死。
すっかりぐんにょりしていたのですが、次に手に取った電撃の新刊、ジョイン!→bk1→amazon、これがなかなか。



はじめに言いますが明らかに引っかかる点として、ラストがかなりうやむやにされてます。もうちょっとどうにかならんかったかなあもったいないなあ、という想いがあります。
が、それはそれ! これはこれ! それを差し引いてなお十二分におもしろく、読む価値のある作品でした。
当たりです。
コミカル風味のファンタジー、というよりはむしろユーモアを交えたおとぎ話のような感覚の物語ですね。世界設定が魅力的。
各キャラクターも立っていて、読んでてものすごく楽しかった! 尾谷おさむさんのイラストも作品の雰囲気と見事に合っています。あらすじは例によってネタバレを考慮して説明しませんが、気になる方は公式の紹介文をご覧になってください。


……本日時間切れにつきここまで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

うっかり寝過ごしてしまいお休みです(汗



「バカ、とんちき、クズ、あんたなんか超新星爆発で出てきた水素のようなものよっ。分かる? まったく進化してないってことよ!」

出典:ぼくがペットになった理由 (小説)/富士見ミステリー文庫/小林めぐみ/絵師:ぽぽるちゃ/デザイン:朝倉哲也/編集:?/52P
キャラ:エイミ

【作者公認サイト】小林めぐみのホームページ
【絵師直営サイト】シアワセノウソツキ
特記事項なし。

★2005年7月11日(月)
『出た。やつが出た。……この調子で本編終わるのか?』



星界の断章1→bk1→amazonが出た。買うべき人は忘れず買うように。以上。

あと昨日載せたけど、再掲載。
8月5日に東方シリーズファンブック東方文花帖 Bohemian Archive in Japanese Red. →amazonが発売になります。詳細は公式サイト上で。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベル関連な個人情報サイト集
さすがライトノベル系ニュースサイトのモノグラフを運営する草三井さん、多数のサイトを把握されています☆
「これ、かなり参考になると思います。要チェックかと。……ちなみに私は新刊情報サイトは既刊情報のデータベースとして利用してまして、新刊チェックに使ったことはほぼ皆無ですあっはっは」

■オビが2ミリ破れていたら買うのを辞める人モノグラフより)
帯も商品の一部だと思いますよ☆ というか販売側がなにをどう言っても最終的に買うかどうか決めるのはお客さんですから☆
「いつぞや、製本状態を細かく店頭でチェックする人について話題になったことがありますがそれに通じるものがあるかも。コレクターを甘く見てはいけません。また、こういうコレクター気質の人はお金を落としていく確率も高いということまで念頭に入れるべきでしょう。……私は読めればそれでいい人ですが、さすがに店頭で選択の余地が在れば当然美品を選ぶです」

■Net現代 「ライトノベルは村上春樹よりイケてるぜ!」
これはライトノベルの素養が全くない人がこの手のものを読むときに見せる反応のサンプルとしても貴重かもしれません☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ぼくがペットになった理由→bk1→amazonは……昨日の説明を再掲します。地球人が全宇宙を席巻した世界で、帝国犯罪捜査局の訓練学校生の千高知が開始数ページで大きなトラブルに見舞われ、それがきっかけで皇女殿下にこき使われるようになる話です。地球外生命が山と出ますがミステリです。
ちなみにあとがきに載っていた定義によると、
『ミステリーの定義。事件が起きて、犯人を捜せばいいんじゃ……?』
だそうで。
えー私の台詞選択の問題でいかにも全編脱力系の話のような印象を受けますが、そんなことはなく、基本はきっちりしてます。それでもやっぱりどこか気の抜けた部分がありますが。

それでは本日の台詞解説。
ま、見たままなんですがここの掲示板で馬鹿にまつわる台詞募集というスレがあって、けっこう書き込みがついてるのですがその一環と言うことで。。


「どうしたのだ、彼女は」
「す、すみません、彼女は皇女殿下と名前も偶然一緒なので、比べられることを嫌ってて」
「ううむ、それは失礼した。あのような哀れな曲線と比べるのは侮辱であったか。安心しなさい、君は実に美しい直線の持ち主だ」
「直線と言うな!」


出典:ぼくがペットになった理由 (小説)/富士見ミステリー文庫/小林めぐみ/絵師:ぽぽるちゃ/デザイン:朝倉哲也/編集:?/48P
キャラ:クークマ&千高知、ナオシスタ

【作者公認サイト】小林めぐみのホームページ
【絵師直営サイト】シアワセノウソツキ
特記事項なし。

★2005年7月10日(日)
『東方シリーズのファンブックが出るです』



東方シリーズファンに朗報。
8月5日に東方文花帖 Bohemian Archive in Japanese Red. →amazonが発売になります。詳細は公式サイ上で見られますが、原作付きオリジナルコミック、アンソロジーコミックや、なんと新曲を含むスペシャルコンテンツCD-ROMつきとのこと。今から期待が膨らみます。


あとは例によって電撃と富士ミス新刊を撃破中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『銀盤カレイドスコープ』マンガ化の詳報
マーガレット18号(8/20発売)からとのことですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ぼくがペットになった理由→bk1→amazonは、地球人が全宇宙を席巻した世界で、帝国犯罪捜査局の訓練学校生の千高知が開始数ページで大きなトラブルに見舞われ、それがきっかけで皇女殿下にこき使われるようになる話です。地球外生命が山と出ますがミステリです。
ちなみにあとがきに載っていた定義によると、
『ミステリーの定義。事件が起きて、犯人を捜せばいいんじゃ……?』
はい、大変にわかりやすいことですね。
なお、食卓にビールをとは趣が違い、脱力系の話ではないです。それでもどこかに気の抜けた部分はありますけれど。

それでは本日の台詞解説。
なにが曲線で直線なのかは敢えて言うまい。


「”必然”も”運命”も、どちらも”結末”とは違うものだよ。例えば物語を読み始めて、この先はきっとこんな感じになるって、分かってる事。それが”必然”。だって物語は舞台も登場人物も最初の出だしも書いてあるから、最初の一ページを読んだあなたは、次のページで起こる事を少しは予想できるよね?
出だしを見たら、もうその先の予想は、完全な混沌にはならない。それが”必然”で、そこから外れる人はほとんどいない。でも外れる人もいて、外れたり外れなかったりして、読んだ人が『ああ』って思う。それが”結末”。世界は物語だから、人も”必然”を持ってる。人は”必然”と”結末”を繰り返しながら生きているの。
私は”必然”は”結末”よりも大事だと思うの。だから私は、みんなの”必然”に協力してあげてるの。何かの目的へと向かって努力している事は、目的の達成よりも”生きている”事だと思わない? 私には私の”必然”もあるけど、でもやっぱりそういう”必然”は、人のが見えたらつい、応援したくなっちゃうよねえ」
「本人は――――登場人物は、自分の”必然”が見えないのだもの」


出典:Missng 神降ろしの物語 完結編 (小説)/電撃文庫/甲田学人/絵師:(最終巻はイラスト無し!)/デザイン:荻窪裕司/編集:?/13巻150P
キャラ:叶野詠子(とがのよみこ)

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月9日(土)
『掲示板探してます』

最近いいかげん掲示板でスパム業者との対決にも疲れてきました(苦笑)
そこで、現在新しい掲示板を探しています。
最低限、
●自前での設置式(広告つき無料掲示板の類はパス)
●スレッド式掲示板(いわゆる2ちゃんねる式、今のまいじゃー掲示板ツヴァイと同じ形式)
●禁止ワード設定ができる。もっとも切実に求める機能です。
●書き込み者のIPアドレス記録
これらの仕様を満たした掲示板をご存じないでしょうか。
IP制限についてはあるに越したことはないですが、.htaccessでも可能なので必須条件ではありません。
いつも巡回している掲示板でよさげなのがある、といったことでもいいので情報をお寄せくださると幸いです。

まったく、スパム業者はつくづくジョバンニさんだね!!(婉曲表現


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

Missing→bk1→amazonは、先日完結したホラーな物語です。1巻の時点ではそれほどでもなかったんですが、巻を追う毎にどんどん怖さがましていき、さらには文章自体もかなりレベルアップしています。
人によっては夜中に読むのはおすすめしませんです。

それでは本日の台詞解説。
「魔女」叶野詠子の真骨頂発揮。これはすべて心の底から、しかも笑顔で話しているという点がポイント。いやはやさすがに魔女、ただものではない。


「最初から私達には魂など在りませんでした。生きてすらいませんでした。機械がただ生物の模倣をしているだけでそこに命など最初から在りませんでした。心も在りませんでした。外側だけを精密に複製された器の中には空虚が在るだけでした。だから――」
「無いなら
手に入れれば良いんじゃないのかなぁ?」


出典:君の居た昨日、僕の見る明日 (小説)/富士見ファンタジア文庫/榊一郎/絵師:狐印/デザイン:?/編集:?/2巻348P
キャラ:ネレイド&鈴乃宮詩月

【作者公認サイト】うごうご榊くん
【絵師直営サイト】こんくり
特タイムリーに絵師さんのサイトでワルキューレ絵を拝めて幸せでした(笑)し。

★2005年7月8日(金)
『読み方を変えて幸せを掴もう(変な宗教じゃありません)』

別に愚痴とかじゃないですからね?いつも楽しく巡回させてもらってるところで。ケチつける気は全くないんです。あらかじめいっておかないとどこでどう曲解されるかわからんので一応前置きしておいて、と。

まずはBAD_TRIPの7/6にあるこちら郵政省特配達課の感想を参照のこと。(なお、この作品は在庫切れになって久しく、amazonで見てみたらプレミアついてる……ブクオフあたりでチェックするのが吉かな?)
うーん、バカ小説はあくまでもバカ小説であってギャグとは似ているようで実は本質的に違うと思います。誇張とかはあっても、100%本気……というか愛と表現した方がいいかな? 愛がないとああいうものは書けませんです。
それと設定からして勢い重視で書かれていることが明白なので、枝葉に疑問を持つだけ損で、ハードSFなんかと同じ読み方をしても意味がないと思われ。もちろんTKOさんはその辺のことをわかってるのは重々承知の上なんで、よけいなツッコミは無用です。これは私の「本の内容によって読み方って変えた方が幸せになれるよね?」という姿勢の再確認です。(ちなみに上でリンク張ったamazonの某辛口レビューが一個ありますが、この人のプロフィールをたどると怨念むき出し丸わかりなので参考にしない方がいいです(苦笑 )
もちろん読書スタイルは人それぞれでいいと思いますけどね?
変な作品を愛好しているとアバウトな読み方しないと、それこそ地雷だらけになっちゃいますです。



話題転換。



ワルキューレの降誕1→bk1→amazonをやっと入手することができました。さっそく読んだのですが、「ワルキューレの冒険」でも「伝説」でもない、オリジナルエピソードになってます。元が元作品ですから、変なひねりはなく話もまだまだ続く、ってかんじですがおもしろかったです。ワルキューレファンは言うまでもないことですが、富士宏ファンは買い漏らしのないように注意すべし。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

僕の居た昨日、君の見る明日→bk1→amazonは……今日も時間の都合で以下過去の紹介文をコピペ(汗
主人公がとある事情で送ることになった、もう一つの学園生活を描いた物語です。1巻の時点では個人的にはいまひとつピンとこない部分もあったんですが、2巻を読んでみてやっぱり榊さんの書くものに外れはないなー、と思いました。まる。 コメディ部分で笑わせておいて(ビジュアル的にも注目ですええ)、きっちりしんみりさせるべきところは落としてきます。安定して当たりを引きたい方に。

それでは本日の台詞解説。
AIネタです。ネレイドはいわゆるAIさんです。魂は最初からあるものではなく、形成していくもの、というような解釈かな。あーしかし、やっぱりAI関係には弱いなあ自分。


「折木、あんた、『ABC殺人事件』読んだ?」
「いいや。大体知ってるけどな」
「大体、でしょ。で、あんた、今後読むつもりある?」
「……わからん」
「わからないのに、訊いてもいいの? ある意味ネタバレよ? それでもいいなら話すけど」

少し考え、折木はちらりと視線を合わせてきた。
「いいよ、頼む」
そ。ならいいけど。
わたしは一応、周りを見まわした。
「ABC殺人事件」の情報を絶対に事前には聞きたくない誰かに、うっかり聞かせることになっては悪いからだ。


出典:クドリャフカの順番 「十文字」事件 (小説)/角川書店/米澤穂信/デザイン:?/編集:?/179P
キャラ:伊原摩耶花&折木奉太郎

【作者公認サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月7日(木)
『簡易更新モード』

とあることでどツボ中。うーむどうしたもんやら。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

クドリャフカの順番 「十文字」事件→bk1→amazonは、氷菓、愚者のエンドロールの続編で古典部の面々の活躍するミステリです。他の2作にも共通して言えることですが、人の死なない、いわゆる日常ミステリを扱った話です。ミステリではあるんですが、各登場人物がこう微妙に萌え心を刺激するというかあー説明しにくい! まずは読んでもらうのが一番なのですが。境界線上作品とでも言っておきましょうか。
なお、各キャラクターの背景が出てくるために前2作を読めれば読んだ方がいいのですが、この3作目単体で読んでも大丈夫です。
自分の感想では、今作は学園祭期間を舞台にしていることもあってかものすごくわくわくしながら物語の展開を読み進めていけました。これはすごく大切なことだと思います。というわけで……おすすめの一作です。

それでは本日の台詞解説。
変な台詞選んじゃってすいません、この台詞の直後にわざわざ改行で空白まで入っているわけですが、この台詞は誰に向かって行ってるのかと思うとニヤリとしてしまったので。
なお、念のため事件名自体も反転にしておきました。
うーん、『○○事件』って読んだの20年くらい前だったっけ? 完璧に内容忘れてますね(苦笑


「私、気になります」

出典:クドリャフカの順番 「十文字」事件 (小説)/角川書店/米澤穂信/デザイン:?/編集:?/97P
キャラ:千反田える

【作者公認サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月6日(水)
『停滞中っていうか惰眠中』

どうもやたらと最近眠くて夜になんにもできない……うーん。

そういや、ぱにぽにだっしゅ!見ました。原作もたいがい巻が進めば進むほどやりたい放題度の増す我が道を行く話ですが、アニメは既に第一話からものすごいことになってます。評価不能です。一見の価値はとりあえずあると思うです。見続けられるかどうかは貴方次第。
原作のぱにぽに→bk1→amazonは、普通の4コマじゃなくて変な萌え4コマが読みたいんだ、という方が手を出してみてください。受けるかどうかの保証は全くできませんがええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■スーパーダッシュステーション 中原麻衣と金田朋子の熱ラジ。日記というか落書きにちかいもの Ver.2より)
上でリンクした音泉内の下の方から飛べます☆ 各週更新のネットラジオなのです☆
「銀盤カレイドスコープのCMが流れてプチ感動しましたええ。いや、まだ全部聞いてはないんですけど、ね(汗 」

■和風Wizardry純情派最強トーナメント編 会場販売の中止についてもうひとつの夏へより)
通販のみに変更、とのことです☆
「そういえば、前作を買うのがうやむやになってました(汗 いい機会だから買おうかな? メロンブックスではまだ在庫あるみたいですし」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

クドリャフカの順番 「十文字」事件→bk1→amazonは、氷菓、愚者のエンドロールの続編で古典部の面々の活躍するミステリです。もうちょっと本当は説明したかったのですが、じ、時間が(汗

それでは本日の台詞解説。
まあ正確にはこの台詞は前作をも含む、千反田えるの口癖みたいなものと思ったほうがいいかも。
千反田えるさん、いったんこう興味が向いてしまうと気になって気になってとことんまで解明せずにはいられない人なんですが……わかるなあその気持ち。経験、ありますよねそういうの?


「道くらい覚えておけ」
「おまえの人生の目的地への道順を教えてやるよ。格子状の街で角のたびに三回右折しろ。そこがおまえの終着点だ」
「……それは最初の地点ではないか?」
「なにも始まらない、だからなにも終わらない感がギギナにはとてもお似合いだ」
「犬の糞に『おまえって、なんか臭いよ』と言われた気分だ」


出典:まどろうむように君と(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/134P
キャラ:ギギナ&ガユス

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【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月5日(火)
『現在倒すべきもの』

スニーカーは倒した。新人の2作がなかなかよかったですええ。

後、電撃文庫発売までに最低でも読破しておきたいのはこの2冊。
まずは米澤穂信さんの新作で、氷菓&愚者のエンドロールでおなじみ古典部の面々が再び活躍するクドリャフカの順番―「十文字」事件→bk1→amazon(なお、一時期手に入りにくくなってましたが氷菓と愚者のエンドロールは新装板になって、さらに今年の夏の角川文庫100冊にも入ってますので、読むにはいい機会かと思われ)
もう一冊はもともと作家さん自体気に入っているんだけど、今回のは帯にも惚れた、草上仁さんのホーンテッド・ファミリ→bk1→amazonです。
帯の煽り文句が、
「格安で宇宙船を購入できてツイてた? いえ、憑いてました…」ですよ! あっはっはこりゃ買うしかねーって感じ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■尺度の問題・その2
あと海燕さんの反応とかもご覧くださいね☆ よく見かける小説を点数式で評価する、あの点数の付け方及びそもそも点数をつけることについてのあれこれです☆
「うちが点数をつけないのは、サイト方針によるところが大きいですが、本人にその能力がないことと、後は評価するものさしが多すぎて点数化しても全くアテになりそうもないってこともあります……例えばB級アクションとミステリと本格ファンタジーは同一のものさしではかれるものなのか?とかね。自分みたいなアバウトな読み方をする人間には向いてない気がします」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

されど罪人は竜と踊る→bk1→amazonは、説明省略。

それでは本日の台詞解説。
ま、意味はない戯れ言の応酬というやつです。相変わらずこの掛け合い漫才はいいなあ。


「いいかっ! お前は俺様の大切な友人だっ! だから、勝手に離れたり、死んだりするなっ! 神様なんかに祈る前に俺に祈れっ!! 絶対に神様よりも俺の方が偉いっ」

出典:神様ゲーム (小説)/スニーカー文庫/宮崎柊羽/絵師:七草/デザイン:アフターグロウ/編集:?/267P
キャラ:秋庭多加良

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】pastoralism
特記事項なし。

★2005年7月4日(月)
『へっぽこ漫画版が出てた/ラノパ関連の告知』



そもそもへっぽこシリーズが漫画になってること自体知りませんでしたが、7/1に突撃!へっぽこ冒険隊→bk1→amazonとしてコミックが発売になったようです。まだ手元にはないけれどとりあえず紹介ってことで。

ライトノベルファンパーティーはまだ更新は続行中。今回はここで紹介してなかったコンテンツについてリンクしておきます。各コンテンツとも相当気合いが入った代物ですので、ぜひご覧ください。

▼コラム「英雄譚の末裔」(作:ぎをらむ)
古典的な英雄譚のパターンがライトノベルにどのように受け継がれているかについて。
▼「マスコットキャラクター"らいと&べるの"」 紹介
24時間労働な割りに報われない待遇についに怒って立ち上がられました(一部嘘

▼コラム「少女たちの通過儀礼」(作:ぎをらむ)
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」→bk1、→amazonと「推定少女」→bk1、→amazonについて分析した超力作のコラムです。ぎをらむさん、紹介遅れてすいませんでした!

▼書店販促用ポップ
作成意図としては、ラノパ内のおすすめ投稿文章を使って販促に役立てていただこうというものです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「とある魔術の禁書目録」シリーズSS 『とある予言の禁書目録』 公開モノグラフより)
イラスト付きなのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



神様ゲーム→bk1→amazonは、神様を探すというバカバカしくも突きつけられた条件が深刻なゲームの舞台に、叶野学園が選ばれ、そこの生徒会役員が神様探しに奔走する学園ものです。
学園ものです学園もの。
神様が出てくるくらいなのでもちろん超常的な要素もなくはないですが、基本は学園ものだと思った方がいいでしょう。副会長をはじめとした生徒会役員の面々がいきいきとしていて読んでてかなり楽しいですええ。

さて、それでは本日の台詞解説。
なんだかんだいいつつ実はけっこう熱血っぽい副会長の一喝です。うむ、かっこいいですな。


「ちょっとー! バカ尊ーっ!」
「ンだよ、凪沙ーっ!」
「一度しか言わないから、よぉ〜〜〜っく聞きなさいっっっっっ

大好きよっ!」
「ごめん、聞こえなかった! もう一回!」
「二度と言うかーっ! バカーっ!」


出典:殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (小説)/富士見ファンタジア文庫/風見周/絵師:G・むにょ/デザイン:門松清香/編集:?/121P
キャラ:片桐凪沙&相沢尊

【作者公認サイト】形而上学奇蹟blog.
【絵師直営サイト】夢ノ如シ
特記事項なし。

★2005年7月3日(日)
『旬は黄薔薇です』

マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ→bk1→amazon読了。いらんこと言うとネタバレになるので黙秘しますが、今回は断トツに黄薔薇が輝いてましたですええ。

あと、ぜんぜん気が付いてなかったんですがガンスミスキャッツバースト→bk1→amazonが発売になってました。ぶっちゃけガンスミスキャッツ→amazonの続編です。一流のガンスミスにして名うての女賞金稼ぎであるラリー・ビンセントの活躍を描いたアクション。ガンアクション好きはむろん、特に銃器マニアはぜひ読むべし。なお旧シリーズはブクオフあたりで比較的簡単に発見できます。
あと今月はスニーカーの新人2作もいい感じだったのですが、それはまた今度紹介と言うことで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO―→bk1→amazonは、終末もの学園ファンタジーとでも言うんでしょうか。変則的な幕開けをする物語で、まあそこで転んだら最後まで読んで大丈夫かと。ゆがんでいるように見えて、でも実際のところは恋愛要素がごろごろしています(笑) 明らかに2巻以降に続く形で終わってますが、先が気になるところですね。
公式サイトに特設ページがあるのであらすじや挿絵の気になる方は一度ご覧くださいませ。ついでに言うとりめジェネフェア(笑)も開催中です。

さて、それでは本日の台詞解説。
ま、なんです。青春だなあ、と。小気味いい感じだったので載せてみました。


「お前にとってその<竜機神>(ドラグーン)はなんだ?
道具か? 友人か? 家族か? 奴隷か? 仲間か? それとも恋人か?」
「…………うーん?
――グロリアだ」
「…………」
「他の何でもねえよ。俺等の関係はそーゆーもんなんだよ。適当なレッテル貼って理解した気になられても迷惑だ」


出典:竜乙女の変奏曲(スクラップド・プリンセス サプリメント4) (小説)/富士見ファンタジア文庫/榊一郎/絵師:安曇雪伸/デザイン:?/編集:?/121P
キャラ:タクロウ&バンウ

【作者公認サイト】うごうご榊くん
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月1日(金)
『簡易更新モード』

ささっと更新。
マリみての新刊、マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ→bk1→amazonが今日発売です。結局狙ってはいたもののフライングゲットは無理でした……今日こそは。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■りめジェネフェア!
「とりあえずもう一日張っておくです。新井輝さん、師走トオルさん、風見周さんによる合同自腹企画ですええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

スクラップド・プリンセス→bk1→amazonは、えー説明省略。
ただ、このサプリメント4巻はAIスキーには割と必見、かな? なんせ今回の主役は<竜機神>(ドラグーン)なので。

では本日の台詞解説。
予備知識としては<竜機神>は究極の兵器にしてAIである、と思っておいてもらえればよいかと。まあAIとつきあっていくものに対する問答ですね。


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