2004年9月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
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「あの、ええと……大人も泣くんだねぇ」
「ばかオレ大人じゃねぇし」
「なんで?」
「ゲームなんかやってて大人になれっかよオレは大人じゃねぇよ。これコスプレ。大人の。秘密だけど」

出典:推定少女 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:高野音彦/デザイン:コードデザインスタジオ/編集:森丘めぐみ/19P
キャラ:巣篭カナ&電脳戦士

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特記事項なし。

★2004年9月30日(木)
『おかげさまで?』

リンク集作成が滞っていたところ、たなもちさんより掲示板でLink Page Workshopというソフトを紹介していただきました。これは……カスタマイズできる部分が多岐に及ぶので多少使いこなすのに時間かかるかもしれませんが、私が求めていた仕様はすべてクリアできそう。というわけでありがたくこのソフトを利用してリンク集作成に励むことにします。いいソフトを教えていただきありがとうございました!

そういえばついフラッとまぶらほ もっとメイドの巻→bk1→amazonを買ってしまいました。ちなみに未だ本編は一冊たりとも読んでません。……そこ、ヒソヒソ言わない!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

ええと最近モノグラフからの転記ばっかりでここの存在意義あるのかという気がしなくもないのですけれど☆

■文芸誌の収支決算・ライトノベル系(3)

■「本に帯は不要」論モノグラフより)
注意点としてリンク先の論は一般の書籍を対象にしているものですので☆
「むしろライトノベルから帯がなくなったら暴れるね。絶対。帯のないライトノベルなんてクリープを入れないコーヒーのようなもの。……いつも入れずに飲んでますええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

推定少女→bk1→amazonは、15歳少女によるボクっ娘一人称小説で物語としてはちょっと不思議系。物語にきちんとした整合性を求めるよりも、このあいまいさそのものが思春期特有の危うさであると思ったほうがたぶんいいと思います。多感な思春期の少女の気持ちをうまく描いていると思います。さんざんおすすめしましたが今一度とどめということで。

それでは本日の台詞解説。
特に解説いらないと思いますが、念のため補足しておくと相手はれっきとした社会人です。世間的には大人というカテゴリに入ってます。


「では一つ、話をしよう。堅苦しく考えなくてもいい。座興と思って聞いて。
とあるスポーツクラブで、補欠がいた。補欠はレギュラーになろうと努力した。きわめて激しい努力だ。なぜそれに耐えられたのか。彼女はまずそのスポーツを愛していたし、またささやかでも名を成したいという野望もあったからよ。
しかし、数年を経ても、その補欠がレギュラーになることはなかった。そのクラブには有能な人材が、その補欠よりもずっと有能な人材が揃っていたから。単純にね。
その中でも極めて有能な、天性の才のある人間がいた。彼女は他のメンバとは全く一線を画する存在だった。無論補欠の技量とは天と地の開きがあった。彼女はとある大会で、非常に優れた活躍をした。大会全体を通じてのMVPにも選ばれた。そこでインタビュアーが彼女に訊いた。大活躍でしたね、秘訣は何ですか、と。彼女は答えて言った。
ただ運がよかっただけです。
この答えは補欠にはあまりに辛辣に響いたと思うけど、どう?」

「誰でも自分を自覚するべきだ。でないと。……見ている側が馬鹿馬鹿しい」

出典:愚者のエンドロール (小説)/スニーカー・ミステリ倶楽部/米澤穂信/絵師:高野音彦/デザイン:岩郷重力+WONDER WORKS/編集:?/182P
キャラ:入須冬実

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特記事項なし。

★2004年9月29日(水)
『リンク集CGIで右往左往』

リンク集作成停滞中。
やりはじめたら戻れなくなるのでいったんは決めていたCGIを再び迷ってます。使う側にとって便利じゃないと意味ないですしねえ。作家リンクだけならバナーはいらないかと思っていたんですが、絵師リンクにバナーがないというのはちと問題。普通、作家リンクで探すときサイトのタイトル名じゃなく作家名で探すし。うーんうーん困った。検索使えりゃ別に一覧なんかどうでもよさそうなもんですが(やや暴言)

あ、それと名台詞の方に登場させられるかどうかはわかりませんが、MF文庫Jのホーンテッド!→bk1→amazon読了したのでちとその感想を。王道ラブコメだと思ってたんですが、とんでもなかった! 序盤は確かに王道ラブコメですが中盤あたりで雲行きが変わり最後には完全に化けてます。
この作品、一言で言うと「西尾維新の卵」そのもの。さすがにあそこまでとはいかないものの、戯言っぷりとかかなりのもんです。というわけで、西尾維新好きなら読んでみてもいいんじゃないでしょうか。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

愚者のエンドロール→bk1→amazonは、人の死なないミステリ。氷菓→bk1→amazonの続編に当たります。詳細は本日は省略。

それでは本日の台詞解説。
こういう部分が、青春小説を強く意識させるところですね。なお、ほんとうに大事な部分は一番最後の一文なのですが、単体だとどうにも弱かったので前ふりも載せておくことにしました。自分の能力(できる部分)をちゃんと自覚しろ、そういうことです。あんまり卑下するのは逆に失礼だ、とも言ってるわけですね。


「別にいいじゃない、鍵くらい」

出典:愚者のエンドロール (小説)/スニーカー・ミステリ倶楽部/米澤穂信/絵師:高野音彦/デザイン:岩郷重力+WONDER WORKS/編集:?/90P
キャラ:沢木口美崎

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特記事項なし。

★2004年9月28日(火)
『首が痛ひ』

偏頭痛でのたうちまわった影響もあってか、首の筋が違ってしまったらしくどうにも痛いです。あえて表現するなら「ぐあーっ!」って感じです。いててて!

あ、DAIさん帝国AQUA→bk1→amazonAIRA→bk1→amazonが紹介されてますね。
せっかくなので改めておすすめしておきます(むしろことあるごとに紹介してる気もしますが……)。アニメ化にもなるらしいのですが、この作品に関しては必ず漫画だけは読んでもらいたいです。
見開き一ページで世界が見える作品ってそうそうないと思いますが、これはその中の稀有な一例。台詞を紹介する立場でこんなことを言うのもなんですが、100万語を尽くすよりも1枚の絵で内容を語っています。その台詞自体もすごく優しい気持ちになれるとくればこれはもう読むしかないですええ。
なお、AQUAとARIAの関係ですが、掲載誌が変わった都合でAQUAからARIAへとタイトル変更、内容も一部仕切り直して描かれている感じです。最終的には両方読んでおきたいところですが、とりあえずARIAから入っても特に問題はありません。

追記:
期待通り(笑)、桜場一樹さんの日記は大変におもしろいので興味のある方はのぞいてみましょう。もちろん著作を買ってあとがき制覇はお約束。立ち読みで済まそうなどとは思わないように!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■新伝奇入場です!!
とりあえず読んでみてくださいね☆ ライトノベル+その周辺の作家さんの知識があればあるほど大笑いできますよ☆
「なんてーかもはや新伝奇、って煽り必要ないくらい無駄に勢いがありますにゃ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

愚者のエンドロール→bk1→amazonは、人の死なないミステリ。氷菓→bk1→amazonの続編に当たります。カテゴリとしてはむしろミステリというよりも青春小説といった方がしっくり来ると思います。ミステリの部分はもちろんおもしろく読めるのですが、ライトノベル読みの私としては高校生活特有の空気(ああっ語彙がないので表現できないっ!)を文章から感じ取ることができるという点を重視したいと思います。その辺の空気が絶妙です。おすすめ。ただし、刊行後2年たっていることもあり店頭で探すのはなかなか難しいかもしれませんが……

それでは本日の台詞解説。
話の展開はあえて割愛しますが、要は密室の謎を推理する過程での一言です。実際に読んでいないと今ひとつピンと来ないかもしれませんが、これものすごいインパクトある台詞でした。
既存のミステリと名のつくものの価値観を根底からひっくり返す革命的な一言かもしれません(笑)


「そのときはわからないものなんです。どれだけ大切だったかって。あたし失敗ばかりだから、やる前からあきらめちゃうことって多くて。あとになってわかるんです。ああしておけばよかった、こうしておけばよかった。そんなのの繰り返しで。でも、ひとつだけ自分に誇れるようになったことがあるんです。ここってとき、怖くても逃げたくてもその場に立っていること。いまもひざが震えちゃってたりするんですけど、でもいいんです。当然なんです」

出典:よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/デザイン:小松昇/編集:?/90P
キャラ:森下こよみ

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★2004年9月27日(月)
『オフ会顛末記』

オフ会の顛末は昨日の日記ですよー。

オフ会でいろいろツッコミを受けまして順番に手を入れていくことにしました(苦笑 とりあえずリンク集は大幅に手を入れてCGI化します。準備はほぼ整ったので、あとは登録するのみ(そっちが大変なんだけど、ね……)。少々お待ちくださいませ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■釈然としないこと → ライトノベルコーナーにある「ぶんりき文庫」って何だ?
「へぇー、そういうものがあることだけ記憶。読む余裕はないですが」

■ロマサガバトル曲風「ラジオ体操」(mp3)こんがり焼きあじより)
あまりにもはまっているのでつい紹介してしまいました☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



よくわかる現代魔法→bk1→amazonは、萌え小説の皮をかぶったSF寄りのお話です。詳しくは一昨日の部分を参照のこと。
なおちょいと補足。1巻の時点では本来主人公であるはずの森下こよみの実像というものが一向に見えてこないので、どうもその点に引っ掛かりを覚えていたんですが3巻にして株が上がりました。ただの流され少女ではなかったようですよ?

それでは本日の台詞解説。
1点豪華主義、普通の意味での才能には恵まれていると言いがたいこよみ。どちらかと言うと普通人に近い彼女の「勇気」をご覧下さい。


「そんなに見たければ一生顔にはりつけていればよろしくてよ!」

出典:よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/デザイン:小松昇/編集:?/12P
キャラ:一ノ瀬弓子クリスティーナ

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特記事項なし。

★2004年9月26日(日)
『オフ会顛末記』

終わった……
まずは参加者の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。いろいろ不手際があったことと思いますがどうかご容赦くださいませ。次回などというものがあれば精進しますので……どこでやるにしろ次回やるときはお泊まりコースがいいな、と思いました。

では今回のオフ会のおおまかな顛末をご紹介。
一次会はメイド喫茶「M’s melody」。もちろん初です。店内貸切です。
店内に入るといきなり『おかえりなさいませご主人様』ですよ! なんかもう異次元空間突入ですよ! 自己紹介したんですが24名だと紹介するだけで一苦労です。ちなみに出身県は愛知が一番多く、福井や大阪からも馳せ参じてもらってありがたい限りだったのですがなぜか埼玉率が妙に高かった……侮りがたし埼玉。
ちなみに名古屋在住の某七姫○語の作者様(ってバレバレか)ともお会いすることができて非常に楽しかったです。お忙しい中をぬって顔を出してくださってありがとうございました!
あと、まいじゃーにたどり着いたきっかけを各自に語ってもらったのですがこれがまたおもしろかったですね。少佐宣言絡みだったり、プリズマティカリゼーション絡みだったり、某神薙永遠さんの実話経由だったり(爆)、とまあ実に様々で無節操にいろんなものを紹介しているとこういう特典がつくんだなあ、と(笑)

二次会は大須商店街内にある大須コミュニティセンターに移動。
そこの和室を借りて、まずは地雷籤。地雷本を各自二冊ずつ持ち寄って、あみだで交換しようというふぇんりるさんによる企画です。ただし地雷の条件は「大きな衝撃を受けたもの」で必ずしも読んで個人的に駄目だったとは限らないところがポイント。回収された地雷の山がうずたかく積み上げられ、DANGERという張り紙でもしておこうかと思う中交換スタート。
当たった地雷はその場で公開して、持って来た本人に解説してもらうというスタイルで大変に盛り上がりました。
いろいろとまずーい点があるのであえてタイトルは挙げませんが(笑)、まいじゃー者は根が悪になりきれないのか良作率のほうが高かったです。
ちなみに私の提出したのは「星の大地」3巻セットと、「血まみれ学園とショトケーキ・プリンセス」。私の中では好きな作品なんですが、衝撃度はひっじょーに高かった作品。
逆にゲットしたのが、「蓬莱学園の革命! 1」と「風の白猿神」。
…………ある意味凶悪な地雷です(涙 意味は各自考えるように。

地雷本交換のあとは、2003ライトノベル風景と題して、最近のライトノベル情勢と今後の予測などを語ってました。詳しい内容ですか? ええと以下検閲削除――――
と、いうわけです(ぇ
真面目な予測から、おバカな妄想までいろいろ出ましたねー。
全部ないしょでもあれなので一個だけご紹介します。今後1年間でアニメ化する作品を予想する時にタイトルの挙がった気象精霊記。酒造メーカーをスポンサーにつけて通常のCMは廃止、その代わり宴会のときに酒ビンにズームしてラベルをバッチリ放映しろとかキャラに宣伝させろとか。いや、なかなかいい案だと思うんですけどね?

三次会では、やすらぎ居酒屋月天へ。いわゆる巫女居酒屋ですええ。どうせオフ会などという機会自体そうそうあるものじゃなし、思い切りネタに走らせてもらいました。
飲み物の種類が多かったのが印象的でしたね。食前酒の代わりにお神酒が出てきたのもおもしろかった。おもしろかったのはたこ焼きで運試しってのがありまして、8個の中に一個だけ大当たり(激辛)が入ってるというもの。私自身は当たりを引かなくて人様が大当たりして喜びに身悶えあまりの嬉しさに涙を流しつつ水をがぶ飲みしてしまう有様を大笑いしながら眺めておりました。他人の不幸は蜜の味。

そして4次会。
とりあえず2時間カラオケ。内容は各自ご想像ください(爆)
やーそれにしてもfate/stay naightの主題歌まで入ってるとは思いませんでした。やるなサイバーDAM。

この後さらに5次会も行われていたようですが、私は3次会あたりからはじまった偏頭痛にとうとう参ってしまいここでリタイア。主催者なのに最後までお付き合いできなくて本当にすみませんでした。

最後にもう一度、参加者のみなさま楽しいひとときをありがとうございましたー!! いろいろプレゼントもいただいてしまいましたので、こちらは早いところ読破して感想を述べたいと思っています。

でわ、そんなところで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■銀盤カレイドスコープ 非常にかわいらしい桜野タズサウェイトレス絵(Mount Position 9/25)
「大山さん、かわいすぎです! 素直なタズサなんてぶっちゃけありえなーいと思いながらでもやっぱりかわいいです(笑)」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



よくわかる現代魔法→bk1→amazonは、萌え小説の皮をかぶったSF寄りのお話です。詳しくは昨日の部分を参照のこと。

それでは本日の台詞解説。
えー、あえて解説はいれませんので各自何のことやらご想像にお任せします。読破した方はうんうんと力いっぱいうなづいてください(笑) しかし苛烈な性格だ……。


「誰にでも大切なものはございますわ。貴方もそうでなくって?」
「そうだな。わたしにも大切なものがある。でも、それはわたしの歴史が刻まれたものだ。わたしが生きた証だ。その杖がお嬢さんにとっての大切なものとなるのは、お嬢さんがみずからの歴史を刻んでからのことだと思うが、違うかね?」
「余計なお世話ですわ!」
「さよう。余計なお世話だ。だが、大切なことだ」

出典:よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/デザイン:小松昇/編集:?/154P
キャラ:一ノ瀬弓子クリスティーナ&謎の老人

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特記事項なし。

★2004年9月25日(土)
『身内のごく個人的で灰色な願い』

本来こういうのはおおっぴらに聞くのはちょっと問題があるんですが……承知の上であえて。
どなたか、BS2で放送されていた韓国ドラマ「オールイン〜運命の愛〜」をビデオにとられた方はいらっしゃいませんかー? いや、うちの母上が見てたんですがうちのテレビのBSの調子が最終回のまさに放映途中でおかしくなり、一番いい場面を見損ねたとしきりに嘆くもので……もし持っている方がいたらご一報くださいませ。詳しくはご相談させていただくということで。
……思い切り私物化してるなあ(苦笑

それではオフ会に行って来るです。

追記:
ずーっとリンク切れ起こしてるのに気がつかなかった更新凍結中物件、リンク直しました(汗 ……まあ、凍結中なものなのでこのまま逃げた方がいいかなとも思ったんですがゲホゲホ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■電撃帯ハンター!(電撃文庫な館コンテンツ)
おや?と思われた方はいらっしゃるでしょうか☆ ええその通りです☆ トンボさんが例によって更新を投げ出している帯ハンター、あれの電撃版です☆ 帯のキャッチコピーには名文も多いのでそれを見られるようにしていこうというものですね☆ 管理人さんから申し出がありましてせっかくなのでこちらのデータもすべて持っていっていただく事にしました☆
「更新できる人にやってもらうのが一番幸せというものですよね(苦笑 」

■【AIが】あなたが好きなライトノベルのA.I.キャラは何ですか?【止まらない!】
Angel Heart Clubさん企画のアンケートです☆ どこかの誰かが放置してる某企画に影響されたとの事ですよ☆
「イ、インスパイア……うっ、急に持病が!」
投げっぱなし病ですか☆
「…………(汗 」
みなさんはこんな投げっぱなしな人生を歩まないようにしてくださいね☆
「もしかして葉子さん、ここんところくな出番がないからささくれだ」
それではごきげんよう☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



よくわかる現代魔法→bk1→amazonは、萌え小説の皮をかぶったSF寄りのお話です。魔法を題材にこそしていますが、ファンタジーとみるよりSFと思った方がいいでしょう。
体の中の筋肉を流れる微細電流のパターンをコードと呼び、このコードを自らの意思で自在に操る者を古典魔法、対して現代魔法はこのコードの制御をプログラムを使って実現する……仔細な部分はもう少し違いますが大雑把に言うとこんな設定ですね。
細かいストーリーについては特に触れないことにします。表紙や、たまに出てくる一文をして萌え系小説だと思っていると実は全然違う典型です。というか……実はこれ恋愛要素激薄だということに改めて気がつきました。

はい、それでは本日の台詞解説。
ちと微妙なところですが、上の台詞は形見の品、ではなくて譲り受けた強力なもの、という感覚で読むといいかも。


「俺は一人だ! でも、同情なんかするな! するんじゃねえ! 俺はそんなものを欲しがるほど弱くねえ!」
「わかっています」
「何がだ!」
「ジュウ様は弱くない」
「当たり前だ! 俺は強い! だから……!」
「だから孤独も怖くない」
「そうだ!」
「でも、強さと寂しさは別なのです、ジュウ様」
「……」
「強い人でも寂しくなることはあります」

出典:電波的な彼女 (小説)/スーパーダッシュ文庫/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:藤田(名は不明)/92P
キャラ:柔沢ジュウ&堕花雨

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特記事項なし。

★2004年9月24日(金)
『いろいろ読んでます』

オフ会関連の業務連絡。ネモさん、集合場所および何次会まで参加できそうか質問したメール送りました。返信お願いします。

今月は読むものが多いのですが、どうにも紹介しきれていない感がありますね……。
今月発売の新刊に関しては、月末あたりにちょっと小特集?という感じで注目作品について一度まとめておこうと思ってます。それまでにはだいたい主要どころを読んでおかなくては。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はメモ書きという感じでご容赦を☆
■西尾維新「ネコソギラジカル」発売日について情報まとめ

■戯言シリーズ元ネタ事典

■文芸誌の収支決算(1)

■ライトノベルで一番鬱になったシーン(2ch)

■ブクログ -WEB本棚サービス-


  ▼本日の作品&台詞解説▼

電波的な彼女→bk1→amazonは……うーん、サスペンス小説?
一言で言うとまるでライトノベルっぽくないですねえ。タイトルにもある電波的な少女の存在がなかったらまるっきり一般小説でも通りそうな内容です。
絵に関しては山本ヤマトさんなので、今更言うまでもなくばっちりですが。
ではつまらないのかと言えばそういうことではないです。一部の描写にまるで容赦がなかったり、話の展開にもライトノベルであることを忘れてしまうような一面があって、そこだけ念頭に置いて読むとよいかもしれません。今までのスーパーダッシュ文庫作品のつもりで買ってしまうと「違う!」てなことになるかもしれないのでそこだけ注意。

はい、それでは本日の台詞解説。
孤独感に対するやりとりってことで、特に説明は不要かな。


「涼香、まおと契約すれば、まおはあなたひとりのものになるのよ」
「それはいいかも」
涼香の反応は早かった。男に目がないから。
「そうしたらまおうはあなたの言いなり。ただのイエスマンになるのよ。涼香が欲しいのはそんなまおうなの」
「だめ、ちがう。そんなのじゃない。あたしが欲しいのは冷淡で素っ気ないまおちゃんなの。あたしに笑ってくれるまおちゃんなんて、まおちゃんじゃない」

出典:まおうとゆびきり (小説)/富士見ファンタジア文庫/六甲月千春/絵師:椎名麻子/デザイン:?/編集:?/138P
キャラ:堂嶋硝子&半井涼香&陽妻美貴

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Northern House

特記事項なし。

★2004年9月23日(木)
『業務連絡&逃避行動』

えーまずはオフ会関連の業務連絡。
ネモさんといさごさん、集合場所および何次会まで参加できそうか質問したメールは届いていますか? もし届いていたら返信よろしくおねがいします。念のため再送させていただきました。

やることはいろいろあるのについ東方永夜抄で遊んでます……ぐわーこんな弾幕避けられるかーっ!!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆
「収集はしてるんですが……ニュースはうちにとってあくまで二義的なものなんでどうしても適当になってしまいます(苦笑 すいませんです〜」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

まおうとゆびきり→bk1→amazonは、第16回富士見ファンタジア長編小説大賞で審査員特別賞を受賞した作品です。些細なことから魔王を連れ歩く羽目になってしまった少女のお話で、基本的にはコメディです。
すごーく特徴的な作品ですこれ。では例によって特徴をいくつかあげておきましょう。
まずは文体やキャラクターの立て方、その他いろいろなものが非常に電撃文庫ちっくです。ほぼ電撃文庫専門で読んでいるライトノベル読者も少なくないと思いますが、これはそういう人が読んでも全く違和感を感じないことでしょう。勢いが一番先に立っている印象を受けます。
それから本編の流れはわりとどうでもいい感があって、あふれる小ネタにこそ本領があるんではなかろうかと錯覚を起こすくらいですが……個人的には作者さんはかなり重度の2ちゃんねらーじゃないかと推測。ネタが「濃い」のはちょっと読むとすぐにわかると思いますが、ナッピーエンドスラッシャーといった単語をさも当然のごとく使っているあたり非常に怪しい!(笑)
ストーリーだけを純粋に楽しむと言うよりは、ネタまで含めて楽しむのが正解かもしれません。

それでは本日の台詞解説。
これは主人公の少女の友達がまおうをうらやんでいる構図です(まおというのは、まおうの愛称です)。最後の一文に深く染み入るものを感じたので載せてみました。振り向いてくれない男じゃないと興味がないわけですね、なんてめんどくさい趣味なんだ……(笑)


「でも……人の過去や感情なんて、自分の力だけで乗り越えたり断ち切ったりできるものなんですかねえ」
「不死者に限らず、そういう悩みは誰もが抱えていることだと思います。
ただ、自分が本当に経験してきた過去ならば……それを本当に断ち切るべきなのかどうかは、考えどころかもしれませんけどね」

出典:バッカーノ! 1933 (小説)/電撃文庫/成田良悟/絵師:エナミカツミ/デザイン:?/編集:鈴木・和田(名は不明)/上巻128P
キャラ:フィーロ&マイザー

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特記事項なし。

★2004年9月22日(水)
『真っ白け』

雑用がごちゃごちゃあったせいもあるけれど頭の中真っ白け。更新用のネタもさっぱりひらめかず。困った困った……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

バッカーノ!→bk1→amazonは、不老不死になる酒を巡るマフィアたちのバカ騒ぎの物語です。本日は詳しい説明は省略。

それでは本日の台詞解説。
過去を断ち切れ引きずるな、というのはよく言うことですがこれはちょっと深いかも、と思ったんで拾ってみました。確かにどういう類であれ経験は無駄にならないし過去に歩いてきたわけなんですよねうむ。


「俺とガンドールの人間がここに現れた理由については、俺達が一番よく理解している。そして、お前達も同じくらい正確に理解していると信頼している。この業界は、信頼が大事だからな。手を差し出す時は相手の強さと誠実さを信頼し、拳を叩きつける時には相手の弱さと罪を信頼する。そんなことの繰り返しだ」
「そして、お前達はどちらを選ぶ? 俺にどういうカードを切る? 友愛か、それとも敵対か。その返事如何によって、俺はお前たちの過去に裁定を下し、お前達に訪れる現在と未来が決まる」

出典:バッカーノ! 1933 (小説)/電撃文庫/成田良悟/絵師:エナミカツミ/デザイン:?/編集:鈴木・和田(名は不明)/上巻203P
キャラ:ロニー

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特記事項なし。

★2004年9月21日(火)
『せわしい合間に一服の清涼剤』

オフ会準備(25名参加予定。予想外の大所帯!)のあれこれや、その他どうにもせわしいので魂を落ち着けるべくEMBRYO Piano WorksCradle(特にEMBRYO Piano Works)をずっとかけっぱなしにしてました。私の場合、基本的に何かの作業をしているときに平行して音楽とかラジオをBGMにすることができない人間なのですが、ピアノの音だけは邪魔にならないのです……あーやっぱピアノとかバイオリンの音はいいなあ。
Hammerklavierが部屋の中で行方不明になって幾世霜、とうとう発見を諦めて購入したのですがやっぱり何度聞いてもいいものですね。ちなみにEMBRYOのサイトで在庫情報がみれますが確認してみたところ今日現在、あきばおーこくでは購入可能になってました。

なんだかんだで休みの間に一冊も本読んでない。当然富士見ファンタジアの今月の新刊も未読。うおお、名台詞のネタがやばい(汗
とりあえず推定少女→bk1→amazonはしつこくおすすめ中です。

そういえば今日気がついたこと。高殿円さんが11月に遠征王シリーズ→bk1→amazonの新作(というか外伝かな?)を出すことは知っていたんですがそのタイトルが、『遠征王と秘密の花園』 。……吹きました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『コミックメガドリーム』に「ライトノベルは最高だ!」というコラムが連載中 http://comic.sansei.gr.jp/cgi-bin/md.cgi(モノグラフより)
リンク先が大人向けなところにつき飛びたい方は手動でどうぞ☆
参考:はてなダイアリー − ライトノベルが最高だ!
「ふむ。ちと興味あるかな? 「ライトノヴェル以上のドキドキとちょっと過激なヴィジュアルを!」がキャッチな雑誌だそうですが、雑種な自分としてはチェックしておきたいところ」
日記の中の人(ホシノ光栄は還暦をとうにすぎてからライトノベルにハマり、日々老眼と闘いながら読書にいそしんでおります、だそうで)にも興味深々ですね☆

■ほんやのしくみ
リンクするのをすっかり忘れていました☆ 本の流通・販売に関するあれこれですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

バッカーノ!→bk1→amazonは、不老不死になる酒を巡るマフィアたちのバカ騒ぎの物語です。抗争、と言いたいところですがちょっと単純に抗争とはいいがたいノリがありまして……。
特徴としては
●錯綜する様々な出来事がやがて一点に収束していってひとつの形になるパズルな感覚
●上に関連して登場人物いっぱい。全員まともでないヤツばっかり。
●愛すべきバカがたくさん。特にアイザック&ミリアのコンビは必見!
●文章に漂う疾走感
とまあこういったところでしょうか。特に錯綜する出来事が一点に収束していく、これが実にお見事です。何かと癖のある作品ですが、まずは一作試してみてはいかがでしょう。もし感性にあうようなら一気に消費です!


それでは本日の台詞解説。
マフィア同士が抗争している(必ずしも正確ではありませんが)、と念頭においてみるとわかりやすいと思います。おおお、しびれる……


 白雪のことを思い出して、試しに「あいしてる」とつぶやいてみた。やっぱり、大失敗だった。想像していたとおり。それはいままで口にしたどんな言葉よりも嘘みたいだった。ああ、ぼくにはまだ使えないんだなぁと思った。ぼくにも、白雪にも、千晴にも、電脳戦士にも。
 それは大人の言葉だから。

出典:推定少女 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:高野音彦/デザイン:コードデザインスタジオ/編集:森丘めぐみ/260P
キャラ:巣篭カナ(すごもり かな)

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特記事項なし。

★2004年9月20日(月)
『ふう、やれやれだぜ』

オフ会関連の連絡。
申し込みは締め切りました。既に参加表明をされた方のところには、当日の集合場所に関して詳しいメールが届いている……はずです。届いてなかったら私のミスと思われるのでツッコミぷりーず。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

推定少女

推定少女→bk1→amazonは、さすがに紹介3日目ともなるとネタも尽きてきましたたが後補足するとすれば……そうですね。
台詞、というかこれは15歳少女によるボクっ娘一人称小説なわけですが文章が心地よい感じで次から次へと流れていきます。もちろん単体でも心地よいんですが、通して読むとよりいいというのか。
ま、あれです。
とにかく買えとそういうことで。

それでは本日の台詞解説。
これについては解説不要かな、と。


愛しあうってさぁ、いったいどういうことなんだろ
神秘的っていうか、わけわかんないっていうか
いつかわたしとかも誰かと愛しあうようになるのかなぁ
それこそ大人のやることって感じ
大切に思いあって、常に誰かとのペアで自分のこと考えて
よくわかんない。わかんないけど、
もしそうなったら、きっとそのときのわたしは……
いまのわたしとまったくちがうものに、
全身取って代わっていると思う
まるで宇宙人に連れ去られて戻ってきた人みたいに
それで家族が言うわけ
これはあの子じゃありませーんって。別人ですーって

出典:推定少女 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:高野音彦/デザイン:コードデザインスタジオ/編集:森丘めぐみ/259P
キャラ:巣篭カナ(すごもり かな)

【作者直営サイト】シェラザード
【絵師直営サイト】icenotes, suite

特記事項なし。

★2004年9月19日(日)
『オフ会の集合場所などは今日中になんとかします、極楽トンボは言います』

10時ごろ名古屋駅にまず集合して大須観音駅に10時半とかそういう感じで、直接会場ではなく一度中間地点で集まろう、と極楽トンボは考えます。なんとか今日中には連絡できるようにしよう、と極楽トンボは決意します。
なにやら最近急に企画などで立て込んでいるのはどういうわけだろう、と極楽トンボは疑問を持ちます。

東方永夜抄を無事購入してイージーはノーコンティニュークリアできた、と極楽トンボは言います。どうも前作よりイージーはかなり簡単になっている、と極楽トンボは判断します。へっぽこシューターが5・6面を初見でクリアできるなんて間違っている、と極楽トンボは思います。

昨日のチャットではとある魔術の禁書目録3に感化されてミサカしゃべりが大流行していた、と極楽トンボは伝えます。みなさんも一度機会があったらチャットなどで試すとよいかもしれないと、極楽トンボは言います。
でもやりすぎは嫌われるかもしれない、とも極楽トンボは危惧します。


……あー疲れた(苦笑


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■韓国のセウィさんによるFate/stay night 批評・日本語版
先日紹介した韓国のライトノベル事情を教えてくくださったセウィさんによるfate批評は既にご存知の方も多いかもしれませんが、セウィさん自ら機械翻訳に手直ししていただいたものがアップされていましたので紹介しておきますね☆

■帰って来た(かもしれない)『食卓にビールを』のなぞ
平たく言うと食卓にビールを→bk1→amazonのモデルは絶対小林めぐみさん本人だと言うことですね☆ 詳しくはリンク先をどうぞ☆
「サイトのことは知ってたけど、ここまで一緒だとは思わなかった」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

推定少女

推定少女→bk1→amazonは、昨日説明したのですがもう一度簡単に説明しますと主人公がぼくっ娘な一人称小説で、15歳思春期の多感な女の子の表現が心地よくさらにいうと文章のテンポ自体が心地よいです。あと、あらすじはSFっぽく思えるけど構えるような類では全然ないですね。
うーん今年読破した中でも個人的ベスト5ぐらいには間違いなく入るんじゃないでしょうか。
というわけでみなさん騙されて読んでみてください。

それでは本日の台詞解説。
こういう感じに肩の力が抜けていて、でも思わず手を止めてしまうような表現がいっぱい詰まっているのですよね。特に解説は不要かと。


あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ。
――家に帰って夕方のアニメ番組を見ながらつぶやいたら、母親に頭をはたかれた。

出典:推定少女 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:高野音彦/デザイン:コードデザインスタジオ/編集:森丘めぐみ/12P
キャラ:巣篭カナ(すごもり かな)

【作者直営サイト】シェラザード
【絵師直営サイト】icenotes, suite

特記事項なし。

★2004年9月18日(土)
『推定少女はよいものです』

ファミ通文庫の新刊げと。で、とりあえずは桜庭一樹さんの推定少女→bk1→amazonを読了。
うーん青春だなあ、下で改めて紹介しますが大いにお勧めです。

そうだ。
bk1リマインダサービスを今更になって使ってみた感想でも。要は登録しておいた新刊がbk1に入荷したら知らせてくれるサービスなんですが結構便利かも。発売日を忘れていたときなんかにメールが来て思い出せますし、なにより会員登録などの面倒さがなく要求されるのはメールアドレスのみなので誰にでも使えるのがよいですね。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■あなたの読書人生に大きな影響を与えた一冊を教えて下さい。
質問自体は終了していますが、結果は見られるので問題ありません☆
「聖エルザクルセイダーズ、かな。私がライトノベルにすっ転ぶことになった原点は多分ここです」

■国会図書館:土曜は毎週開館 平日の開館時間も2時間延長モノグラフより)
行ける方にはかなりの朗報かと☆
「今まで隔週しか土曜日開けてなかったのがむしろびっくりですが、なんにせよいいことです。……遠すぎて行けないけど」

■名古屋の星野書店にて10/2に谷川流さんのサイン会開催、受付は本日9/18(土)午前10時から前金制
ということなのでご興味のある方はどうぞ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

推定少女

推定少女→bk1→amazonは、あーこれ説明が難しいですね。うかつな紹介の仕方するとネタバレになっちゃいそうで。ではまあ特徴をあげてみることにしましょうか。
●主人公がぼくっ娘な一人称小説。
うーん、これはピンポイントにキャッチ・ザハート(意味不明
●日常が舞台なようなそうでないような
あらすじとかをもし読まれた場合「あ、SFだ」という印象を持たれるかもしれませんがあまりそういうもんでもないです。少なくとも構える必要は全くなし。
●思春期の女の子の揺れ動く心の表現がお見事
これについては今後何回か台詞紹介をして、伝えていきたいと思います。

今月読破した中ではもっともお気に入りな一冊です。続編とかじゃないので気軽に買えますしね!
というわけでイチオシっ! ぜひ読んでみてください

それでは本日の台詞解説。
後何回か紹介していく予定なのでまずは小手調べということで。学生のころってもちろん大いに遊び、大いに悩んだりもしてるんですが、同時にこうやって何も考えてない一面もあるわけで、妙にツボに入ってしまいました。


「預かり物で自分の夢を買おうとは思わねぇよ」

出典:オーバー・ザ・ホライズン 僕は猫と空を行く (小説)/電撃文庫/橘早月/絵師:高科浅妃/デザイン:鈴木りょう(漢字でない)/編集:?/140P
キャラ:トウジ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Divine+Mind;

特記事項なし。

★2004年9月17日(金)
『もう朝ですかそうですか』

かろうじて更新。すいません、オフ会の案内まだ送られてない方がいたら金曜夜までには送るようにしますので……それまでにメールがこない場合は催促してもらったほうがいいと思われるような気がしなくもないです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆ まったくお休みしてばかりですね☆ 石を投げるならこちらの管理人までおねがいします☆
「…………こら」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

オーバー・ザ・ホライズン→bk1→amazonはボーイミーツガールな飛行機ものです。とはいっても飛行機の方はサブだと思ってもらった方がいいかな。
オーソドックスな話でわりとお話自体は地味め。でもひょいと出てくる表現が心地よい、そんな感じ。

さて、それでは本日の台詞解説。
要するに夢は大事なんだけれど、他人の大事なものと引き換えにしてまでそれを実現しようとは思わない、とまあそういうことです。


「千夜子も千夜子だよ。なんでそこで怒らないわけ?」
「怒るより笑う方が楽しいから」

出典:ROOM NO.1301  (小説)/富士見ミステリー文庫/新井輝/絵師:さっち/デザイン:菊池博徳/編集:?/3巻103P
キャラ:鍵原ツバメ&大海千夜子?

【作者直営サイト】ARAI STYLE
【絵師直営サイト】ぶらっくしゃど〜

特記事項なし。

★2004年9月16日(木)
『韓国のライトノベル事情』

先日、海外のライトノベル事情に関する話題を取り上げたところ、掲示板にこんな書き込みが。大変興味深かったのでそのまま引用させていただくことにします。


はじめまして。韓国のセウィと申します。

以前からずっとROMさせていただいていますが、11日の「ライトノベルの海外事情」を見て書き込みます。
韓国ではNEWTYPEの韓国版を出版しているDAIWAN C.I.から「NTノベル」というレベルで日本のライトノベルがライセンス出版されており、今まで141本出版されています。
電撃からはキノ、ブギーポップ、『イリヤの空、UFOの夏』、 富士見からはフルメタル・パニック、スレイヤーズなどが人気があります。
女性向けでは茅田砂胡なども。(実は私、こっちで出版作選定を手伝っていたりします) 最近は他の出版社もライトノベルのレベルを立ち上げ、マリみてが「WINKノベル」から出版されました。
来年ぐらい、また別の出版社から『空の境界』も出る予定です。
では、失礼しました。
http://regret.x-y.net/


おおお……生の声だ。セウィさんありがとうございました! 以前から時々気になって韓日翻訳にかけて読んだりしてはいたもののまともな訳にならないのでタイトルと作品への愛情ぐらいしかわからなかったのです(とはいえ、セウィさんのサイトを見ると何が読まれているかを知ることができてけっこう楽しいです。……機械翻訳の誤訳も含めて(笑 )。
それにしてもとうとう『ごきげんよう』は海を越えるのか……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

昨日は変な台詞紹介してすいませんでした(爆) あれはROOMの本質に全然関係ない台詞なのでご注意ください。では改めて、昨日の紹介を再掲(上手く紹介文が思い浮かばなかったとも言う)。

ROOM NO.1301→bk1→amazonは……あー。物語の展開自体はエロゲ的な感じなのですが、それを支える文章が少々違うと言うかなんと言うか。この辺はやはりDEARシリーズ→bk1、→amazonが代表的だと思われますので、興味があったら手にとって見てください(なおこっちはどなたにも安心してお読みいただける内容です(笑) )
この作品はどうも上手く説明できませんねえ。

さて、それでは本日の台詞解説。
ひたすら、ただひたすらに優しい千夜子の本質の一端を表した台詞です。皮肉でもなんでもなく、心からそう思っているみたいです。なんかもうほとんど女神さまのように見えてきました。


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