2002年12月下旬の名台詞
こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
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「なにかいいことでもあったのですか?」
「聞いて喜べ! 私は昨日の夜、締切という名の牢獄から開放されたのよ!
今の私は自由なパピヨン! ああ世界人類”も”私の次に幸せでありますように!」
出典:R.O.D 外伝 (小説)/スーパーダッシュ文庫/倉田英之/絵師:羽音たらく/7巻27P
キャラ:読子・リードマン&菫川ねねね
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
直営サイトではありませんが、スタジオオルフェのサイトに行けば両氏の日記や絵に出会えます。
★2002年12月31日(火)
『今年の総決算をしようと思ったけれど記憶飛んでます(汗 』
総まとめをしようと思ったんですが……飛んでますね記憶が。見事に(^^;
ですのでこれだけは外せないだろうというタイトルを選んでみました。
●ライトノベル
悪魔のミカタ
クビキリサイクル(戯言シリーズ)
●コミック
ブラックラグーン
ライトノベルの2作(クビキリサイクルは何処の誰がなんと言おうが私の中では超級のライトノベルです)はいずれ劣らぬ癖の強い作品ですが、はまれば抜け出せなくなること請け合い。
特に
戯言は危険ですが癖になります(^^;
そしてブラックラグーンは、年末すべり込みで読んだわけですが、あの無駄のなくそれでいて圧倒的なテンションの高いガンアクションは見逃せないでしょう。個人的には
登場する戦闘メイドが他の追随を許さない存在感があるのも大きなポイントです。
12月にはいって更新がだいぶ怪しくなりましたが、とりあえずこれで年内の更新収めですね。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■創雅都市S.FがTENKEYで新年早々に通販決定(
VIRTUALCITYより)
先日電撃hpで通販申し込みが締め切られた、都市シリーズの中でも異色のイラストノベル?創雅都市S.Fですが
テンキーのぱちぱち日記12月27日によると1月1日から通販を開始するとのこと。
不幸にも様々な事情で買い逃していた方は、この機会にお買い求めくださいね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
R.O.Dは、昨日紹介したんで本日は紹介略します。
で、全然台詞解説にはなってないんですが……
締め切りから無事開放された時って物書きの方はそんなにハイテンションになるものなんでしょうか? よろしければ匿名でもペンネームでもプロでもアマでも結構なので、その辺について掲示板でお聞かせ願えると嬉しいです。
だから、書店で私を見つけた時は
多少の尊敬と多少の好意と品性をもって接してほしい。
私の上に荷物を置くなどもってのほかだ。
ありったけの礼儀作法で私に触れるのだ。
さもなくば、この世の書籍をすべてマイブックにしてくれるぞ。
出典:R.O.D 外伝 (小説)/スーパーダッシュ文庫/倉田英之/絵師:羽音たらく/7巻12P
キャラ:未明(みはる)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
直営サイトではありませんが、スタジオオルフェのサイトに行けば両氏の日記や絵に出会えます。
★2002年12月30日(月)
『合わせまして
26点で、15531円になります☆』
へらへらへら。
ずっと12月の途中から本屋に行く暇がなく、ようやく仕事納めになって本屋に行くことができました。その結果が上のタイトルです。この26冊にはシリーズもの一気買いは一切含んでおりません。
すべて新刊か新しく手を出したものばかりです……で、いつ読み終わるんでしょうねえこれ(^^;
いっぱいありすぎて説明し切れませんが、とりあえずことごとく当たりっぽいです。年末年始は本に埋もれて暮らしまーす。
(ら、ラグナロクオンラインも……)
あ、告知。
なにやら私が不在の間に
年越しまいじゃーチャットをすることが決定しているようです<何故
なんせ年越しと言う大事な行事の最中にこんな場末に足運んでいる余裕のある人がどれだけいるやら不明ですが、暇見つけて私も顔出すようにしますのでよろしく。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■図書館は作家を殺す?
みすらぼからのちょっと前の話題です☆ ええと、あえてよけいなことは申しませんので興味のある方はリンクを辿ってご自分の目でお確かめくださいね☆
さらに派生して
有里さんが選んだ図書館関連リンクもたどるとより深くこの問題について知ることができます☆
「まだまだ勉強足りないですねえ。修行してこよう……」
■オススメ文庫 -Webコバルト- マリア様が見てる 子羊たちの休暇
ファンの方もそうでない方も必見です☆
WEBコバルトのマリみて紹介ページなのですが、これでもかというくらいに力が入っていますよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
R.O.Dは、大英図書館の特殊工作員でザ・ペーパーと異名をとるほどの紙を操る特殊能力者で超読書狂の読子・リードマンが活躍したりしなかったりする話です。
とにかくも活字中毒者がこの作品を読むと、思わずうなづいてしまう共感を覚える作品であると同時に、ひたすら荒唐無稽なバカ小説でもあります。まとめると
「活字好きの為のバカ小説」。
このむちゃくちゃぶりがいいんだこれが!
さて、本日の台詞ですが途中から無理やり引用したため主語がわかりにくくなっていると思います。つまり「本の独白」という形態をとっているわけなのです。
こんな脅迫をされた日には私たち活字好きはもはや生きていられませんよ! えマイブックがなんだかわからない?
ほれ中身が真っ白のアレですアレ。
これはこれでよかったのかもしれない。
たとえちゃんと伝わらなくても、あたしには前に踏み出した実感があった。その一歩は何の意味もない一歩だったかもしれないけど、踏み出したというその気持ちは無意味なんかじゃない。
きっと――。
出典:毛布おばけと金曜日の階段 (小説)/電撃文庫/橋本紡/絵師:ヤスダスズヒト/90P
キャラ:未明(みはる)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ほんとは両サイト共にあるのですが、手抜きしましたすいません。
★2002年12月28日(土)
『
私は学会に復讐してや今日の帰りは新刊を買うんだーっ!!!』
相変わらずへろへろですが、ようやく本日仕事納めです。
とっとと帰って、道すがら山のように新刊を買い込みたいと思いますええ。
更新もやっとまともに復帰予定(泣)。ということで今日は生存証明をとりあえず(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■お休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
毛布おばけと金曜日の階段は、短編集です。話の系統としてはSFでもなくファンタジーですらないようなちょっとした日常の恋愛話などを綴っていくのですが……。
はい、正直に申し上げます。橋本さんの今までに出てきた作品の中で一番気にいりましたです。確かタニグチリウイチさんあたりもおっしゃってましたが、この人はSFよりもこういう系統の作品のほうがむいているんじゃなないかと思わせる良い出来ばえでした。
本日の台詞は、主人公が思い切って行動(告白)したその結果についてのコメントです。
たとえ結果が思い通りのものにならなかったとしても、それは無意味なことなんかではなく……。
「ねえねえ、あなた楽しい?
他人のことばっかり、毎日そんなに気にして、それで人生満足してるの?」
「な、何を……
わ、私は……だって風紀委員で……」
「人のことに口出しできるくらい、あなたはもう完璧なの? ああ、ごめん、嫌みで言ってるんじゃなくってさ。人のことを気にし過ぎて、自分のことを疎かにしてるんだったら可哀相だなあって思っただけなの」
「わ、私は……そんな……」
「年取って、お墓の中で後悔したって遅いと思う。もっと自分のための人生を生きたほうがいいわ」
出典:バイトでウィザード (小説)/スニーカー文庫/椎野美由貴/絵師:原田たけひと/113P
キャラ:一条豊花(ゆたか)&塩原友子
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】原田屋
特記事項はなし。
★2002年12月24日(火)
『充電完了』
ダラダラ過ごしてましたひたすら。
まあ充電ですからそういうのもありかな?
ほんとは12時ちょうどに更新するはずが寝てしまってました……せっかく朧月さんにトップ絵描いてもらったのに(泣
さて、いろいろ新刊が世間では出回っているはずですがそれを尻目に現在読んでいるのが、ビーンズ文庫から出ている
遠征王シリーズ。
私はいつもできるだけ事前情報を一切入れないように心がけているのですが(折り返しのあらすじ紹介はもちろん、帯のあおり文句もみません。真っ白い頭で読めるのが理想です)、
しょっぱなからこのシリーズにはやられました(笑)
「なるほど、そう来たかっ!!」
で、あとは現在進行形ではまっていることろです。いずれ既刊を読み終えてから詳しく紹介しようと思いますが、まずは作者の
高殿円さんと遠征王の名を覚えておいてくださいませ。
よしよし、こういう主流から一歩外れたところにある本を紹介できてこそまいじゃーですよね。やれやれ(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
現在巡回中。増えるかもしれません。
▼本日の作品&台詞解説▼
バイトでウィザードは、今年の角川学園小説大賞の大賞受賞作です。
現代の学園の中で魔法を使う兄妹が登場して、いろんな事件を魔法によって解決していくのですが……。
うーんと。
ファンタジーとは思わないほうがいいです。あと、濃密な背景世界で創られているわけでもない。とっぴな事件も起こるには起こるんですが、基本的には日常の延長線上の感覚があります。
そのかわりテンポがいいですね。キャラのノリのよさとテンポ。これにつきます。
本日の台詞は風紀委員として、他人をびしばし取り締まっている塩原さんに、強烈なカウンターが入っているところです。なにげに日常生活の自分達にもあてはまるだけに怖い台詞だと思いました。
「カ・キ・フ・ラ・イ――!」
出典:創雅都市S.F (あえて言えば絵付小説?)/電撃イラストノベル/川上稔/絵師:さとやす/第九章”Artists”より
キャラ:?(一応ベンドゥータ)
【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭
ちなみに創雅都市関連についてはSATIE's HOMEも参照するとよさげです。
★2002年12月22日(日)
『充電、充電』
今お休み中です。休日出勤はないですが、休み明けたら修羅場に再突入のためまったりしながら更新中。
それから、と。
電撃hpに連載していた、通販限定本の創雅都市S.Fが本日到着っ!!
やたー! やっときたー! 2部きたー!
ええ、またしても「何の意味もなくなんとなく」2部買ってしまいました。とりあえず一部は大切に保管しておこうと思います。ちなみに今から買おうと思っても残念ながら既に申し込み終了してます。……もしかしてこれヤフオクに出したらプレミアつくかも!?<出しません
▼本日の木乃葉子トピック▼
■プティスールとデートができません
新刊で思う存分デートできるのでしょうか☆
▼本日の作品&台詞解説▼
創雅都市S.Fは、あの超独特な世界観を作り上げている都市シリーズの中でもちょっと変わった位置づけにある作品です。
電撃hpに連載されていてこの度総集編として一冊の本にまとめられたわけですが、
絵の比重が非常に高いです。
絵本というかイラストノベルというか、とにかく毎ページイラストを主にして本文が載っている感じですね。非常におもしろい試みだと思います。絵師さんではなく、あくまでも主体は作者の川上さんだという点がポイント。
まあこれは、川上さんが知る人ぞ知る絵描きとしてもかなりの高レベルな技量の持ち主であるからこそ可能な芸当でしょうが、この手の試みをもっといろいろ見てみたい気がします。
残念ながら既に通販申し込み受付は終了してしまっていますが、電撃hpに毎号載っているので気になる方はバックナンバーをチェックしてみてください。
作品自体の設定も、何事も描き創られていく都市サンフランシスコを舞台として、毎日空を描き変える少女・サラが主人公のコミカルなお話です。
と、持ち上げておいて本日の台詞解説。
……都市シリーズでは「言葉」が大変重要な役割を負っていまして、「あ」とか「ら」といった叫びにさえも大きな力が込められています。
で、まあ細かい経緯を省略して結論を言いますと
力のあるイの音が超技発動に最適てなわけでふさわしい言葉はないかと提案して出てきたのがこれ。
よりによってカキフライ。
私はそんな貴方が大好きです。
ロック、言っとくがな、同情ってならねえ話だぜ。
不憫だろうよ、どっかの変態の慰み物になるか――内臓抜かれるかしか先はねえからな。
でもな、うちの商売の足しにさえなってりゃあ、そいつは問題なしだ、わかるか? ノー・プロブレムだよ。
正義がなくとも地球は回るぜ?
出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/1巻126P
キャラ:レヴィ
【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIVISION
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年12月20日(金)
『年末進行略式更新中』
3日連続終電は避けられました。
それでもやっぱり遅い……(泣
と、へたばっていたらいつの間にかうちの常連さんである
高空昴さんの手によって掲示板に
仮面ライター葉子なるネタスレが立てられてました。
……面白いじゃん。まいじゃーに過去何度かお越しになっている方ならニヤリとできること請け合い。
3以外はパロディになってますが、さて全部わかりますか?
ともあれ高空さんに感謝を。
▼本日の木乃葉子トピック▼
お休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
このところのイチオシであるブラック・ラグーンから。
とにかく読みましょう。
なお、台詞は子供を誘拐してきたことへの主人公の不満?に対しての返答だと思ってもらうのがわかりやすいです。そんなに単純な話でもないんですが、とにかく最後の一文に惚れました!
――――――――――
出典:――――――――
キャラ:――――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年12月19日(木)
『年末進行略式更新中』
2日連続で終電というのはさすがに……。
そんなわけで半分死んでます。
先日紹介した
ブラック・ラグーンですが重ねておすすめしておきます。そろいも揃って登場する女性が「戦う女」で、しかも激強です。(でも主人公は一応男、かな?)萌えないこともないでしょうが、個人的には燃えです。
作者である
広江礼威さんのサイトにもリンクしておきます。コミックを読んだ後でトップ絵を見ると爆笑できますよー(笑)
追記:
気力がないと台詞は更新できないと言うのがよーくわかりました(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■第一回メフィスト学園運動会(
Mystery Laboratory より)
そもそもメフィスト学園が謎の方は
私立メフィスト学園をまずご覧下さいね☆
これはミステリ系ということになるのですが、ぜひライトノベル学園バージョンもみてみたいです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
そんなわけで、台詞はお休み。
――――――――――
出典:――――――――
キャラ:――――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年12月17日(火)
『年末進行略式更新中』
まともな更新時間が取れそうにないので、この一週間ほど更新内容は適当かつ気が向けばということで。
そうそう。
サンデーGXに連載中のコミック、
ブラック・ラグーンを読了しました。
撃って撃って撃ちまくるタイプのコミックが好きな方、伊藤明弘作品ファンの方、カウボーイビパップ好きの方、それからこれはゲストですが戦うメイドさんを見たい方は
迷わず買いですっ!!
燃えまくり、撃ちまくり!!
▼本日の木乃葉子トピック▼
■西尾維新「零崎双識の人間試験」第2話公開
■まんが王倶楽部の戯言遣いシリーズ特集(
第弐斎藤より)
▼本日の作品&台詞解説▼
そんなわけで、台詞はお休み。
「あんた、バカだ。『平和が一番』『明るい未来を信じよう』、その通りだよ。でも、そんなわかりきった、あたしたちを助けてくれない言葉にしがみついてどうなんのさ?」
「『わかりきっている』から、いいんですよ。わたしたちは、もうとっくに、すごいことも、素晴らしいことも、抱えきれないくらいたくさん知ってるって意味ですから。
だから、知っていることをひとつひとつ丁寧にやっていけば、きっとなんとかなりますよ」
出典:天になき星々の群れ (小説)/角川スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:CHOCO/209P
キャラ:ナオミ&アリス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】CHOCOLATE SHOP Float
特記事項はなし。
★2002年12月16日(月)
『これだという一作を探し』
知られざるまいじゃーな作品を捜し求めてますが、なかなか出会えないものですねえ。まして年末進行で消化する本より買う本のが多い(^^;
まあおすすめできそうなのも出てきましたのでボチボチと。
しかしバレバレな手抜き更新ですね……。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■矛盾都市TOKYO時系列順(
雨の日はいつもレインより)
電撃文庫でもかなりとがった部類である川上稔さんの小説「都市シリーズ」。常に攻撃的な新しいスタイルを求める都市シリーズの作風の中でも、この矛盾都市TOKYOは、連載される話数がまったくバラバラというとんでもない代物なのですが、これが時系列順に整理されてます☆
激しくネタバレである点にご注意してくださいね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
ごめんなさい、明日の解説でフォローします(^^; なんで今日は説明抜きで……筋金入りの平和主義である彼女の主張、とは。
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