2005年10月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

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恐怖の大王って、来た?

出典:ある日、爆弾がおちてきて (小説)/電撃文庫/古橋秀之/絵師:緋賀ゆかり/デザイン:旭印刷/編集:?/207P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ハイウェイ*スター
特記事項無し。

★2005年10月15日(土)
『バカ小説?に栄光あれ』

京フェスで「まいじゃー者は読んでなきゃダメ!(意訳)」ということでおすすめされたとある青い鳥文庫がありました。
それがふつうの学校→bk1→amazonです。3巻まで出てますがとりあえず1巻にリンク。



これがなんというか表紙絵だけ見てる分には、由緒正しきジュニア小説に思えるのですが……めちゃくちゃぶっ飛んだ内容です。いつもはあらすじはなるべく紹介しないのですが、このジャンルに関しては手を出す機会そのものがなさそうですからあえてある程度ネタバレをかましますね。

冒頭、まずは小学5年生のアキラが「課外レッスン」というえっちなビデオを借りようとしているシーンからはじまります。……ちょっとまてコラとか思ってると、変なおっさんがお店に乗り込んできて、「借りていったビデオの主演女優が、写真では15歳くらいにしか見えないのに、再生してみたらどうみても25歳超えてる。詐欺だ!」と抗議を始めます。実はこれがアキラの新しい担任だったのでした。
先生の本名が稲妻快晴。この辺まで読んだ時点でもはや完全にこの小説に呑まれているのですが、まだまだこんなもんじゃない。児童と賭けドンジャラして有り金を巻き上げたり、席順をドラフト会議で決めようとしたりやることなすことめちゃくちゃです。そもそも最初に「どうして教師になったんですか?」と聞かれて「駄目人間だったから教師になった」とか「才能のないヤツが夢見たって無駄」とか誰かこの先生止めてください。
たまーに、深く物事考えて生徒のためにやってるんだなーというちょっといいエピソードが顔を出すこともあるんですが、それもあっさり覆されます。そんなにひねってあるわけではないですが、ミステリ仕立てになっている部分があり、それでなくとも稲妻先生をはじめとするキャラクターが立ちまくってます。稲妻先生の破天荒ぶりはもちろんですが、普通なエピソード部分もかなり読ませてくれます。
あえて言います。買う前から内容が微妙だと確信しているライトノベルに手を出すくらいなら「ふつうの学校」買いなさい。絶対おもしろいから!!2巻3巻も含めてかなりのおすすめです。
ただし、PTAに中身を知られてはいけません絶対に(爆) よい子にも見せない方が……

さて、最後に作者について。すいません、わざと一番最後に回しました。
青い鳥文庫に限らず、最近のジュニア小説は意外な人が書いていたり、思わぬイラストレーターが挿絵を描いていたり油断ならないのですが……さてこの作品の作者は蘇部健一。はあ?誰?とか思った方にはこう申し上げるとしましょう。六枚のとんかつの人です。
まあともかく

いやっほう! 稲妻最高!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ある日、爆弾がおちてきて→bk1→amazonは、えーと以下先日の紹介をコピペ(ごめんなさい、最近こんなん多いですね(汗)
時間ものにテーマを絞ったSF短編集です。ただし、あんまり設定がどうとかそういうものを意識することはないです。あの古橋秀之さん久々の新作なのですが、内容的には白古橋。いわゆるなごみ系というか、ダークな描写は完全に排除されていてかつ内容も非常にきれいな感じ。再度繰り返しますが、別に最初に設定ありきのSFではなく、描写の方が大事な作品なのでどなたにもおすすめできる作品となっております。

それでは本日の台詞解説。
時間ものSFがテーマになっているだけに、1999年以前と以降の人が世間話?をするシーンがあるんですがそこで1999年の時代を生きている人が未来の人に質問を。
確かに当時は気になりました(笑)


「いくら条件並べても、好きには届かない。そんな気がします」

出典:Room No.1301 (小説)/富士見ミステリー文庫/新井輝/絵師:さっち/デザイン:菊池博徳/編集:?/6巻176P
キャラ:マー姉

【作者直営サイト】ARITERU.COM
【絵師直営サイト】ぶらっくしゃど〜
特記事項無し。

★2005年10月14日(金)
『モノグラフ更新再開』

ライトノベル関係のニュースを扱うニュースサイトモノグラフが更新再開ですよ奥さん!




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ROOM NO.1301→bk1→amazonは、精神的に欠けた部分のある人間だけが入ることの出来る幻のマンションの13階、その住人同士の触れあいを描写した作品です。ええっと、展開だけ見るとエロゲそのものに一見思えるんですが、実際に作品を読んでみるとかなり違った印象を受けるはず。
いわゆる空気感とか雰囲気としか表現しようがないので、私は「微妙な作風」(褒め言葉です!)と読んでます。このなんとも言えない空気感が心地いいですええ。

それでは本日の台詞解説。
要は恋愛感情に理屈などと言うものはあとからついてくるものであって、たいてい後付け。一目惚れにしろ、そうでないにしろ説明のつくようなもんじゃないんだよ、とまあそういうことで。


「つながっちゃったね、電話」

出典:ある日、爆弾がおちてきて (小説)/電撃文庫/古橋秀之/絵師:緋賀ゆかり/デザイン:旭印刷/編集:?/221P
キャラ:マー姉

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ハイウェイ*スター
特記事項無し。

★2005年10月13日(木)
『京フェス手抜き感想その1(レポにあらず 』

詳細なレポは徐々にちらほらあがってきているようですが、めんどくさいので私は適当にお茶を濁します。どっちかというか活動報告ですね。
1〜4コマでもっともおもしろかったのはリアル・フィクションとは何か?です。詳細はぎをらむさんのレポを参照あれ。
私的な結論としては、別にリアル・フィクションなどと言う言葉はハッタリくさいので理解する必要はなさげという(ヲイ

んで、合宿企画。
オープニングの紹介でいきなり冷や汗をかく。理由は……聞くな!
その後、桜坂洋さん、桜庭一樹さん、新城カズマさんの合同サイン会。全部既に持っている本だったけど買ってしまった……。特に桜庭さん、桜坂さんのご尊顔を初めて拝見できて嬉しかったです(最近何個もイベントに顔出してるんですがことごとくニアミスで、ようやく今回お会いできたのです)。
1コマ目。特に参加したい企画がなかったので、ひたすらだべってました。。
2コマ目。ライトノベルニューウェーブチェック。詳細は平和さんのレポをどうぞ。どっちかというとライトノベルの現状と問題点について榎本さんが語っていたのを「ひたすら聞いてました」<あんた一応企画側だろ! いや、ほら別に業界人でもなんでもないただの素人が口はさむような内容じゃなかったし。
ラスト20分ぐらい(30分だったかな?)で、この資料に従っておすすめを紹介しておきました。で、とっくの昔に悟ってはいたけど改めてわかったこと。
やっぱ自分は知識不足&口下手両方の問題があって人前で喋るのは向いてないな、ってこと。ここは真剣に考えどころかなと思った。
3コマ目。SF大喜利2005。
いや笑った笑った! 個人的には秋口ぎぐるさんとか森橋ビンゴさんの消息を確認できたのもよかった。
4コマ目。二次元学科ジュブナイルポルノ講座。実は今回かなり楽しみにしていた企画。なにしろ普段まったく縁のない本なので。
ジュブナイルポルノの歴史とか役割とかいろいろ聞けて大変おもしろかったです。なお、主催のコンバンハチキンカレーヨ再の管理人・元さんによる資料がありますが、埋没しそうなのでトピックにて後述。
その後延々と無駄話を続け、8時に京フェスがクローズした後も、引き続きオフ会に突入することになるのですが……それはまた後日。


あ、それとどうでもいい話2つ。忙しい人は飛ばしてください(笑)
絢爛舞踏祭→amazon、中毒度が高いようで周りの人々を見てる限りはおすすめに見えるんですが40%オフって……ひょっとして売れてない!?それと教えてほしいんですが……ToHeart2 XRATED→amazonって買いなんでしょうか? やる暇があるかどうかは別にして気になってるのです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ジュブナイルポルノは形式美の夢を見るか?
京フェスの企画が原型ですが、要はジュブナイルポルノをわかりやすく紹介したものだと思ってみていただければ☆
「実用的かどうかが大事なんだそうです。なるほど、確かに反論の余地がない(笑)」

■書評右翼・書評左翼
はてなの方で詳細に回答してみました☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ある日、爆弾が落ちてきて→bk1→amazonは、時間ものにテーマを絞ったSF短編集です。ただし、あんまり設定がどうとかそういうものを意識することはないです。あの古橋秀之さん久々の新作なのですが、内容的には白古橋。いわゆるなごみ系というか、ダークな描写は完全に排除されていてかつ内容も非常にきれいな感じ。再度繰り返しますが、別に最初に設定ありきのSFではなく、描写の方が大事な作品なのでどなたにもおすすめできる作品となっております。いや、本当におもしかった〜。

それでは本日の台詞解説。
実はもっといい台詞あるんですが……なにせ短編故いい台詞はことごとくネタバレでして(汗 苦肉の策としてこれを採用したんですが、意味分からんと違うかなあうーむ。遠い世界のあこがれの彼女と、繋がってしまった!ぐはぁっ!とい感覚でお読みください。
つか今回に関しては台詞はどうでもいいからさくっと本買ってきましょう。


「――――――」

出典:――――――
キャラ:――――

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年10月12日(水)
『今日も寝坊』

……というわけで時間ないっす(汗
えと、台詞をパスしてさらっと電撃新刊今月の読了分を紹介しますね。
彼女は帰星子女→bk1→amazon、これがなかなかいい出来でした。単にこの手のテーマに弱いだけかもしれないけど。異邦人とか家族、そんな感じです(説明になってねー)
インサイド・ワールド→bk1→amazon青さと痛さ全開!という感じです。正直、最初は厳しいかなと思ってたのだけれど、読み終わってみたらなかなかいい読後感。ただ、たぶん若年層の方が共感できる内容だと思います。
ある日、爆弾が落ちてきて→bk1→amazonなんと、白古橋っ!! 切ないけどなごみ系っ! でもおもしろい。一言で説明するとこうなります(笑)


京フェスの合宿企画として開催したライトノベルニューウェーブチェックでおすすめした11作品の資料を公開中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

みーんな寝坊した私が悪いんです。許せ。


「その人、死んだわけじゃないんでしょ?」
「な、なんて不謹慎なんだ……そりゃまあ、生きてるけど」
「なら会いに行けばいいのに。死んでないなら会えるでしょ。その離れてしまった距離が『心の距離』と同じかなんて、会わなきゃわかんないよ。同じくらい離れてるかもしれないし、本当は離れてないかもしれないし、もしかしたら、本当の距離は離れてなくて、心だけが離れているのかもしれないじゃん。あたしいいこと言ってるね、今」


出典:わたしたちの田村くん (小説)/電撃文庫/竹宮ゆゆこ/絵師:ヤス/デザイン:荻窪裕司/編集:?/2巻79P
キャラ:相馬広香&田村雪貞

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ヤスケン。
特記事項無し。

★2005年10月11日(火)
『つ、疲れがとれにゃい(汗』

再掲。
京フェスの合宿企画として開催したライトノベルニューウェーブチェックでおすすめした11作品の資料を公開します。ぶっちゃけ、新人を中心にした最近1年間でのおすすめライトノベルだと思ってください。

京フェス関係のレポは明日あたりに。ちと書いてる余裕がありませんでした。いや、むしろ30過ぎて徹夜をやらかすと体力が未だ回復しきっていないので気力がうんたらかんたら(汗

あとは、京フェスですごい本を紹介してもらったのですが……今読み中につき、この紹介も又今度。もしかすると最強にバカな本かもしれない。

あーもー読み返すとつくづくつまんないテキストだね!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆ とあるニュースサイトさん、早く復帰してくださいね☆と呪いの電波を送ってみるのです☆
「いや、呪っちゃまずいだろ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

わたしたちの田村くん→bk1→amazonは、ちょっと切ないラブコメです。ええと、ちなみにこの作品をギャルゲーフォーマットそのもので出来た作品だと評している方を時々見かけます。そのこと自体は否定しませんが、ただ同時に小説として読んでもちゃんと楽しめる良作であることも事実なのです。これ単発でながめているとあまり感じないかもしれませんが……。

それでは本日の台詞解説。
「心の距離」ですって! 相馬さんいいこと言ってます本当に。



「柔沢、もう一度訊こう。どうしてもやるのか?」
「ああ」
「成功する確率は、ほぼゼロでも?
「数字なんか知るか」
「わかった、協力しよう。
たまにはバカもいい」


出典:電波的な彼女 愚か者の選択 (小説)/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:?/101P
キャラ:斬島雪姫&柔沢ジュウ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】soybean
特記事項無し。

★2005年10月10日(月)
『ライトノベルニューウェーブチェックin京フェス2005』

うぃーす、京フェスから戻りました。合宿後も京都観光を兼ねてオフ会をやったりと、実に密度の濃い京都行きだったんですがとりあえず報告は後日。
その合宿企画内で開催したライトノベルニューウェーブチェックでおすすめした11作品の資料を公開しますので、みなさまご覧の上、お好きな作品にぜひともチャレンジしてみてください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

電波的な彼女→bk1→amazonの説明は、本日は京フェス資料でご勘弁くださいませ(汗

それでは本日の台詞解説。
やっぱり、バカはいいねえ(意味不明)。



――――

出典:――――――
キャラ:――

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年10月8日(土)
『京フェスへ行ってきます』

京フェスへGO。お目当てはダブル桜さんのサイン会。あとは別に参加すればいいや。企画? あーうん、一応資料はできた、と思われ。たぶん。頭が半分飛んでるのでもはやなにがなんだかよくわからん。

あと、今日は私は定例チャットには参加できませんが、参加者の方に一つお願いが。うちのチャットには余所ではまず見られない変則的な内緒話システムが導入されていて、チェックを入れることで、オープンチャット状態だけど中に入らないと会話の内容が分からないようにすることが可能です。特定の会話だけ、外からのぞき見を防止できる便利な機能なんですが、自分も含めどうも最近デフォルトで内緒モードになりがちな方が多いようです。もともと閉鎖的なチャットになることを避けるためにこういうシステムを導入した経緯がありますので、必要のない時は内緒モードの使用はお控えください(むろん必要なときは遠慮なく使ってくださいね)。以上チャット参加者へのお願いでした。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ネコソギラジカル(下)の発売日が11月8日に決定
きちんと確認とってないのでamazonへのリンクですけれど☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

省略。



世界を作り直したのは軍隊ではなくあのカナリヤだ。やみくもに家を出て心細かった僕に、あの歌はどうにか生きろと言った。せっかくひどい場所から出て行ったのだから、そのくらいで諦めるなとも言った。
だから僕はなけなしの金をはたいて、どこに行くかわからない列車に乗ることを決意したのだ。


出典:ことりたちのものがたり (小説)/スーパーダッシュ文庫/空谷あかり/絵師:RAMI/デザイン:小松昇/編集:?/96P
キャラ:ぼく

【作者直営サイト】velvet movie
【絵師直営サイト】鳩のたまご
特記事項無し。

★2005年10月7日(金)
『へんじがありません ただのしかばねのようだ』

どうしましょう。>答え どうしようもありません。
宝島の2005年度ライトノベルBESTランキングアンケートが10月10日締め切りです。回答するつもりの方、忘れないように。あー私っすか? まだ手もつけてないです(汗 京フェス帰ってきてからやりますええ。

ああ、中身がなんにもない……そういえば最近葉子さんにも働いてもらってない。看板絵にも出てこない。そろそろやばいかもしれない。主に生命が。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ことりたちのものがたり→bk1→amazonは、人間と、人間に創り出されたきれいな声と背中に翼を持った亜人種カナリヤとの関わりをつづった短編集です。暖かな気持ちになれたり、ちょっと切ない終わり方でもやはりどこか優しい気持ちになれると思います。私だってなにも年がら年じゅう設定のぶっとんだ物語ばっかりおすすめしてるわけではないのですよ?(笑)
というわけで基本的にどんな方にもおすすめできる良作です。

それでは本日の台詞解説。
説明するまでもないとは思いますが……歌が人生を変えることもある、と。最初の一文がものすごーく気に入ったのでご紹介。


「一人にはさせない」
「ブランコだって一人で乗れないじゃないか」


出典:シャドウテイカー (小説)/電撃文庫/三上延/絵師:純珪一/デザイン:km./編集:?/1巻221P
キャラ:藤牧裕生

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ほんとはあるんですが(汗

★2005年10月6日(木)
『当人も忘れかけてました』

力尽きて寝てしまった……色々やばい(汗
そういや、大上段で振りかぶった部分に反応されたのかライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ!と、あとは作った当人もその存在を忘れかけていたほしのこえ全台詞集・声優版がカトゆー家断絶に捕捉されていた様子。ほしのこえか……もはや一時は暗記状態だった台詞の大半も忘れ去ってしまいましたねえ(苦笑

つまらんネタしかなくてごめんなさい。ちと今週乗り切るまではどうにもこうにも……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

シャドウテイカー→bk1→amazonは、ホラー的な伝奇です。しかしおすすめしたい部分は主人公とヒロイン、それに周りの人々のなんとも表現しがたい微妙な恋愛感情です。
幼なじみーっ!! ということで(なにがということでなのかわけわかめ)

それでは本日の台詞解説。
まあ平たく言うと、「君のことは絶対に守る!」でしょうか。


「あのね、ケリーのおうちはここなの。だからここにいるの。いいよね?」

出典:ことりたちのものがたり (小説)/スーパーダッシュ文庫/空谷あかり/絵師:RAMI/デザイン:小松昇/編集:?/47P
キャラ:ケリー

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】鳩のたまご
特記事項無し。

★2005年10月5日(水)
『台詞日照り再び』

大変に困ってます。あう。

昨日は会議その他で時間とれませんでした。ふう。それと、ライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ!へのご意見ありがとうございます。まあ、別に「絶対載せろ!」などとは最初から思ってないんですが、掲載率が上がると嬉しいな、と思ってああいう記事書いたんですがそれなりに同志はいそうですね。思ったよりもあと描きのある作品は多いみたいで、そのうち「あと描き」作品のリストアップもしてみたいところです。……たぶん永遠に無理な気もしますが(汗

あ。それと京フェス行きます。行かれる方はどうぞよろしく。というか、合宿きか……むにゃむにゃ。

先月&今月頭の新人さん崩しがまだ終わりません。早くしないと電撃が出てしまう! ひー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ことりたちのものがたり→bk1→amazonは、人によって作り出され、きれいな声と背中に翼を持った亜人種カナリヤと人との関わりをつづった短編集です。正直地味です。
だが、実に気持ちよく読めました! 基本的には、童話調です。ハッピーエンドになるお話ばかりではなく、ちょっと物悲しい終わり方をする話もある。結末とかは容易に予想できるものばかりですが、そんなことはまったく気になりませんでした。このカナリヤという亜人種に会ってみたいな、と思いました。おすすめです。戦争物とかばっかり読んで心のささくれ立ってる人とかに特におすすめ。きっと癒されますよ〜。

それでは本日の台詞解説。
こういう例えが適当かどうかわかりませんが、生みの親か育ての親どちらを選択するか? →育ての親。そんな感じの台詞だと思っていただければ。


「――彼女に、何を、話せばいいんでしょうか」
「たいしたことじゃなくていいのよぉ。つまらない茶飲み話と、真面目な理屈と、あと、ほんの少しの本音」


出典:春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン (小説)/ファミ通文庫/扇智史/絵師:村崎久都/デザイン:ティーポートデザイン・高橋秀宜/編集:笠原次郎/112P
キャラ:一之瀬沙希&月島ミカ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】彼女の王国
特記事項無し。

★2005年10月3日(月)
『ライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ!』

同内容のものをはてなにあげてありますが、あえてここにも掲載。リンクなどはあちらにおねがいします。


そもそもライトノベルの定義自体が曖昧なのですが、ここでは仮に「絵付き小説のパッケージ」程度に捉えておいてください。

さて、みなさまご存じのようにライトノベル特有の要素としてあとがきがあります。通常の書籍であとがきが入ることはあまりなく、入っても解説くらい。あとがきからまず読み始めたり、迷ったときにあとがきを見て購入するかどうか決める読者がいるくらいライトノベルにはなくてはならないものです。実際、私もあとがきがたまにない作品に当たるとがっかりしますし(笑)

そしてまた、ライトノベルには当然ながら挿絵がつきものです。作品によりけりとはいえ、挿絵が作品の売上を大きく左右するのはまぎれもない事実。ライトノベルにおいて挿絵は添え物などではなく、下手すると本文と並列して立つくらい立派な一要素なのです。

では、なぜそれほど大事な挿絵を描かれる絵師さんのあとがきがないのか? これは絵師さんを軽視してはいないか? また、挿絵を目的にライトノベルを購入する層が存在する以上、ファンサービスという意味でもあとがきはつけるべきではないのか?ということです。

私の知る限りでは、ファミ通文庫はエンターブレインという多メディア展開を行っている会社ならではの方針か、かなり初期から絵師さんによるあとがきが散見され、ことに最近の作品ではかなり高確率で掲載されています。
以下、とてもじゃないですが全部調べている時間はないのでざっと。電撃は作品によってまちまちみたいです。富士ミスはおそらく皆無。スーパーダッシュ文庫は私の確認した限りではよくわかる現代魔法5巻のみだったので、おそらく掲載されている確率は極小でしょう。
スニーカーもMFも富士見ファンタジアもざっと手元にあるものを確認した限りでは、絵師さんのあとがきは発見できず。

絵師さんにとっては負担が増えるだけかもしれないし、ページ調整の都合もあるというのはわかります。挿絵などおまけに過ぎないからあまり前面に出る必要などないという意見ももちろんあるでしょう。

だが、あえて私は言いたい。
ライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ!と。

ええと、これに関してはいろいろ意見を聞いてみたいと思っています。反応・リンクなどははてなの方によろしくおねがいします。ので同内容のものをはてなダイアリーにも挙げておきました。ご意見・リンクなどは一括してそちらにお願いします。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆
「いや、今日は上のあとがき話をふと思い出してしまったんで……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン→bk1→amazonは、人型兵器や多脚砲台を操る女性士官養成学校で、過酷な訓練を受ける少女達の青春ストーリーです。トップをねらえ!あるいはSF版熱血マリみて、さもなきゃ女子校版ガンパレと思ってください。
友情とか熱血とかまあSFな舞台でスポ根をやってます。あーダメだ、個人的に好き好きな要素ばっかり……はい、おすすめですええ。
なお昨日もアルテミス・コードロンの台詞扱ってましたので未見の方は10/2の台詞もご確認あれ。。

それでは本日の台詞解説。
お互いのことが大事なはずなのに、ささいなズレからすれ違う、そういうことは多々あると思います。上の例えはおそらく少しだけの息抜き、建前あるいは理想、そして少しだけ本音、といった所なんでしょう。


「恥ずかしがることはないわ。人にとっては些細なことでも、自分にとってはこの上なく大事なことというのは、どこにでもある。ことに、心の中にはね」
「それを守り続けられるのなら、あなたはあなたの理想通りに存在できる」


出典:春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン (小説)/ファミ通文庫/扇智史/絵師:村崎久都/デザイン:ティーポートデザイン・高橋秀宜/編集:笠原次郎/112P
キャラ:一之瀬沙希

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】彼女の王国
特記事項無し。

★2005年10月2日(日)
『てきとー』

未だどろ沼は継続中なのでありました。
新刊がガシガシ来たのですが、読む暇が……とか言いつつ、ポケロリと春は出会いの季節ですは読了しました。



ポケロリ→bk1→amazonは……まーその……なんつうか……エロゲの変な方向に走ったRPGそのまんまな話でした。イラスト=本編の傾向、といって差し支えないかと。よって買うか買わないかを判断する際にイラストは大きな材料となるでしょう。

そして春は出会いの季節→bk1→amazonは。
あーツボです思い切りストライク。詳細は下で。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ファンタジーとSFの境目。
■SFかファンタジーか
上から派生したものが下の記事ですので、できれば両方お読みくださいね☆
「SFはすこしファンタジー。……いや特に深く考えて言ってる訳じゃないのでお気になさらず」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン→bk1→amazonは、人型兵器や多脚砲台を操る女性士官養成学校で、過酷な訓練を受ける少女達の青春ストーリーです。(”少なくとも”1巻時点ではドンパチはやってません)
わかりやすいたとえ話をすると、トップをねらえ!あるいはSF版熱血マリみて、さもなきゃ女子校版ガンパレと思ってもらうとわかりやすいかと。
友情! 熱血! 嗚呼青春!
こういう話にはからっきし弱いです。というわけでおすすめ。なお、上のキーワードに琴線が触れるような方でしたらおそらく買って損はないかと思われます。あとイラストも最高! ああ幸せなり。
内容的には続編ないと落ち着かないん(一応ちゃんとまとまってはいるけど、序章がね……)、どうもあとがき見る限りだと2巻確定のように見えないのでぜひみなさん1巻買ってください、私が2巻を読むために。

それでは本日の台詞解説。
他人に言えないことは誰にでもあるけれど……という感じ。先輩から訓辞を受けているのだと思ってください。


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