2005年7月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
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5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
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2003年の名台詞
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2004年の名台詞
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2005年の名台詞
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「だからいつも手に入るものを着てまわるの。メイドに巫女にセーラー服にナースにゲーキャラもアニメキャラもいくつもいくつもいくつも。そうやって目をそらしておくの。手に入らないものを手に入れた気になっておくの」
――自分はどこかの誰かだ。そう信じて努力を重ねた。しかし結局どこかで負ける。どこの誰にもなれない。学級委員になれなかった。サイトのヒット数が伸びない。受験に落ちた。オーディションに落ちた。好きな人にフラれた。好きな人に裏切られた。昇進できない。イベントが失敗する。
だからせめて。
――私は飛べる。それが虚構だとしても、自分の体が空に舞い上がっていると、そう信じる。少し昔の人たちは、これをピーターパン現象と呼んだ。巨大なお世話だ。どうしてピーターパンになれたら素晴らしいと思わないのだろうか?


出典:コスチューム! (小説)/産業編集センター/将吉/絵師:袁藤沖人/デザイン:鎌部善彦/編集:?/219P
キャラ:聖香

【作者公認サイト】閃光花火
【絵師直営サイト】リンドガルス博物誌
特記事項なし。

★2005年7月31日(日)
『2005夏コミに出す予定ののライトノベル関連本情報を収集します』

えーと、うちの掲示板の2005夏コミのライトノベル関連サークル情報集積地というスレで、ライトノベル関連サークル・同人誌の情報を収集しようと思い立ちました。自薦でも他薦でも構いませんので、情報をお待ちしています。ぶっちゃけ自分のためですええ(笑)
ただしマリみてだけは申し訳ないけれど除外させてもらいます。あれはもはやそれだけでひとつのジャンルが成り立つ代物なので、うちであえて扱う必要はないと判断しました。それではどうかよろしく。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



コスチューム!→bk1→amazonは、第3回ボイルドエッグズ新人賞受賞作品。表紙とタイトルに偽り無し。コスプレイヤーやコスプレサイト管理人(ついでに普通のサイト管理のあれこれも)の日常に鋭く迫る?文字通りのコスプレ小説です。まず文章力があるので、ちょっとした表現ひとつでもぐいぐい引き込まれるものがあります。
コスプレ写真を撮ろうとすると、すべて心霊写真になってしまうというレイヤーのお話。はあ? そんなのいきなり話が成立しないじゃん!と思った方は読んでみるしかないですね(笑)
とんだイロモノに見えますが、実はかなりの良作でおすすめ。サイト管理人やコスプレに興味のある人には特におすすめしておきます。

では本日の台詞解説。
自分はなぜコスプレに走るのか? その辺の理由について思考しているところだと思ってください。変身願望のさらに複雑なもの、ってことなのかな。



「子宮も持ってないくせに、偉そうにしないでほしいわね」

出典:電波的な彼女 幸福ゲーム (小説)/スーパーダッシュ文庫/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:?/142P
キャラ:円堂円(えんどうまどか)

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】soybean
特記事項なし。

★2005年7月30日(土)
『7月発売ライトノベルから注目作をピックアップ』

まずはなにげに重要事項の告知。今月からファミ通文庫の発売は30日に変更されてます。よって今ごろ店頭に並んでいるかもかも。

さて。
今月はやたらめったら新人とかイレギュラー続出なので、鉄板作品をのぞいたおすすめを絞り込んだうえで紹介してみたいと思います。



産業編集センター
●コスチューム!→bk1→amazon
第3回ボイルドエッグズ新人賞受賞作品。まずなんといっても文章力があり、一気に読ませるテンポがあります。タイトルのとおり、コスプレイヤー(&コスプレサイト管理人)の日々の生態についてかなり突っ込んで書かれていて、現役レイヤーはもちろんコスプレ未経験の人にはかなり興味深いかと。あ、あと大手サイトうんぬんといった元ネタ?を想像するのも楽しいです。
というわけでかなりのおすすめ。ついでにサイト管理人の場合はあちこち読んでて身に覚えのあるところがあるかも。
……ただ、大手書店じゃないと店頭に置いてないかな?

スーパーダッシュ文庫
電波的な彼女 〜幸福ゲーム〜→bk1→amazon
最近、イチオシのシリーズ。ぐあーこんな終わり方かー!と思いつつもやっぱり読んでしまうそれだけの魅力を持ったサスペンス小説です。彼女に限らず電波な思考の持ち主はいろいろ。主人公はたいして強くないのがまたイイ。



C★NOVELSファンタジア
●聖者の異端書→bk1→amazon
第一回C☆NOVELS大賞特別賞受賞作。領主の娘として嫁ぐ矢先に後家さんになってしまった「わたし」。彼女はそこにいたる顛末の真実を知るべく旅に出る……。ファンタジーには違いないけれど、どちらかというと「わたし」のその時々の思考を読み進めていくのが、非常に心地よい。表紙絵を見れば、それだけで方向性がある程度読めると思います。グッジョブ!

スニーカー
●神様ゲーム カミハダレニイノルベキ→bk1→amazon
●喚ばれて飛び出てみたけれど I. はじめまして世界→bk1→amazon
両方新人作品。お手軽に気持ちよく読めるタイプです。

ハヤカワ
●星界の断章1→bk1→amazon
出た! これ以外に推す理由など必要だろうか、いやない。

富士見ファンタジア
●ソード・ワールド・ノベル 幸せをつかみたい! サーラの冒険 (5)→bk1→amazon
出た! それ以外に以下略。実際の処、才気はあっても経験や知識の乏しかった少年が他の冒険者に助けられつつ、成長していく様子がすごく魅力的に書かれたファンタジーです。

●クドリャフカの順番→bk1→amazon
文化祭準備・開催中に起きたとある事件を古典部が無事に解決できるのか。文化祭のにぎやかな雰囲気が伝わってくるようです。また、米澤作品の共通事項として、登場人物のあのつかず離れずの微妙な距離感の描写がいいのです。

●犬はどこだ。→bk1→amazon
犬探しの探偵事務所を開いた直後にいきなり人探しをする羽目になった探偵。彼は果たして事件を解決できるのか。
完全に個人的イチオシ。おもしろいのはまちがいないですが、ライトノベルかと問われると明らかに違うでしょうね。既存の米澤作品とはカラーが異なります・結末がまたなんとも……。


おまけ。
●タイトーメモリーズ上巻(PS2)→amazon
メタルブラック、ダライアス外伝、この2つが入ってるだけでもすばらしいのに……詳細は公式サイトを。ちなみに下巻→amazonの注目はガンフロンティアとか。ちゃっくんぽっぷもいいけど。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



電波的な彼女→bk1→amazonは、良質なサスペンス小説です。前2日間でも精力的に紹介したので、気になる方はその辺もご覧ください。

では本日の台詞解説。
超強い格闘派女子高生(ついでに男嫌い)円堂円。その辺の男なんかものともしない強さですが、この発言がまたかっこいいのです。惚れますねーいやはや。



「君は、こういうことはもう懲りたのかと思っていたよ」
夏休み前の事件や、その後のえぐり魔。
ジュウには何もできなかったこと。どうにもならなかったこと。
嫌な記憶だ。でも
「……何もやらなければ良かった、と思ったことはない。それだけは、ない」


出典:電波的な彼女 幸福ゲーム (小説)/スーパーダッシュ文庫/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:?/199P
キャラ:斬島雪姫&柔沢ジュウ

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】soybean
特記事項なし。

★2005年7月29日(金)
『大賞でない方がツボに入る、とはいつものこと』

第1回 C★NOVELS大賞の大賞受賞作光降る精霊の森→bk1→amazon、同特別賞受賞作聖者の異端書→bk1→amazonを読了。
えっと、どちらもおもしろかったですがその方向性はだいぶ違いますね。
まず「光降る精霊の森」。故郷で事件を起こし潜伏中の青年エリは、ある日行き倒れ寸前の少女を保護します。が、その少女はなんと半精霊。さらに保護者?である猫の精霊の誘導により、少女の旅路を手伝う羽目になってしまい……という感じの王道的ファンタジー。設定云々よりなにより、まずはファティという半精霊の少女、これにコロッとやられました(笑) まとまってはいるけれど、シリーズ化もできそうな流れで、おそらくは2巻が出ると見ました。
誰が読んでもまず大外しはしない、ファンタジー系です。



そして「聖者の異端書」が、いやはやこれはおもしろかった!
「わたし」による手記の写本の内容を記したもの、という体裁を取っていますがまああんまり気にする必要はないかと。
地方の一領主のお姫様として、ごく普通に嫁ぐはずが結婚式の最中に事件が発生、いきなり後家さんと化した「わたし」は、その顛末に納得が出来ず真相を求める旅に出る……。
1にも2にも「わたし」にまずは尽きます。一人称で語られていますが、訥々と語りながらもこの時代にとうてい収まりきらない思考が見え隠れし自覚しつつもどうにもならないという語り口調に引き込まれます。
神への信仰や実在について、真理について他人と同じ考え方が出来ず悩む「わたし」。この辺の描写をかったるいと思うか、惹かれるかが分かれ目でしょうが、私的にはおおいに気に入りました。
表紙を見ただけでおおよそカンの働く人も少なくないかと思いますが、地味ではあるものとしっかりと根っこをはった作品でおすすめです。


しかし……なんかもう7月は上のおすすめ見てもらってもわかりますが相当にとっちらかってますね(苦笑 一度何らかの形でまとめるようにします。自分でもなにがなにやら……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■米澤穂信氏、サイン会顛末
思わず笑ってしまいましたので☆ お知らせ→7/26「犬はどこだ」サイン会を行いましたをご覧くださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



電波的な彼女→bk1→amazonは、文字通り電波的な彼女の登場するサスペンス小説。サスペンスですよ、サスペンス! なお今日の紹介は昨日の補足という形で。
まず主人公のジュウですが、いつも事件に首を突っ込みはするもののたいてい解決の役には立ちません。自分でも認めているとおり頭が回る方ではないし、かといって打たれ強いのは取り柄だけど無敵の強さを誇るほどではない。結局ヒロイン達に助太刀してもらう他はなくなるのです。が、そこがまたいい。無気力を装ってはいても結局、ほっておけなくなる。頭は良くないとはいうものの、柔軟な思考のできる男。
そして他の脇を固めるヒロイン達は、行動に電波的な面があるもののそれもまたよし、と思わせてしまう魅力があります。
後味の悪い結末になったりしますが、それでも次が読みたい、と思わせる魅力を持ったシリーズです。このシリーズは、この間のオフ会の時にも思いましたがまだまだ浸透してないようなんでおすすめを連呼しておきます。

では本日の台詞解説。
助けたいと思っても、何とかしたいと思ってもなかなか思い通りにはならない。それでもやっぱり主人公は放っておくことは出来ないのです。。



前に紅香が言っていた。
天才ってのは、何でもできる奴のことをいうんじゃない。自分にできることとできないことを正しく理解してる奴のことを、天才というんだ。だから天才は、自分にできないことを悔やんだりしないし、無力感を嘆いたりもしない。そんなのは凡人のやることさ。
なるほど、自分は凡人だとジュウは思う。
それは今さら変えようもないことだけれど、せめて足掻いてみよう。


出典:電波的な彼女 幸福ゲーム (小説)/スーパーダッシュ文庫/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:?/173P
キャラ:柔沢ジュウ

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】soybean
特記事項なし。

★2005年7月28日(木)
『そうだ、SD文庫を買いに行こう!』

最近、当初の迷走状態から抜け出た事も手伝ってかスーパーダッシュ文庫もいろいろいい感じです。生え抜き組に限っていうと、
銀盤カレイドスコープ
よくわかる現代魔法
この2作についてはかなり知名度が上昇したのではないかと思われます(まあ、少なくともネット上では)

それにつぐ存在として、大いに推したいのが電波的な彼女→bk1→amazonです。これは相当におもしろい。ミステリだと、自分は一時期紹介してましたがむしろサスペンス小説ですね。改めて下で紹介します。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■平和さんによるラノベオフ企画
コミケを利用してのオフ会ですね☆
「まあこの時期はオフ会だらけだと思いますが、予定が合いそうな方がいたら一度ご検討を。ちなみに私も参加します」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



電波的な彼女→bk1→amazonは、文字通り電波的な彼女の登場する作品ですが、必ずしもそれが肝というわけではありません。3巻まで出た段階でほぼ作品のカラーは確立したと思われますが、電波的な部分のある人間がいろいろ登場するサスペンス小説です。ラブコメではないですよ、念のため(笑)。
ある日突然、主人公は見知らぬ少女から「私は前世であなたの従者でした」と忠誠を誓われ、以降つきまとわれます。そんな状況下で自称・不良のジュウは連続通り魔の犯人捜しをする事に……。
キャラクターとか見ている限りでは十分そういう要素もあるんですが、ラブコメではなくサスペンス方向の描写がメイン。しかし、巻が進むにつれて脇を固めるキャラクターもより魅力的になってきています。現在3巻まで刊行されていますが、手を出すなら今がチャンスかな?
時間の都合でちと説明は半端になってしまっているので、明日もこの作品を紹介します。

では本日の台詞解説。
紅香というのは、主人公の母親です。いろいろ強烈なお方。そしてジュウは主人公。無力感の固まりのように見えて、なかなかどうして芯の通った部分を持っています。無敵の存在でも何でもないけれど、そこがまたいい。強い=かっこいい、ではないというのがこの主人公を見ているとよーくわかりますね。



「だからこそ時を超えられんのは、ほんの少数なのかもな」
「?」
「『信じてる者だけが遠くへ往く』んだぜ、きっと」


出典:サマー/タイム/トラベラー (小説)/ハヤカワJA文庫/新城カズマ/絵師:鶴田謙二/デザイン:岩郷重力+WONDER WORKS/編集:?/2巻239P
キャラ:ユージン&卓人

【作者公認サイト】散歩男爵
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月27日(水)
『打ち上げ見逃した』

……爆睡してました。あぅぅ。

最近いろいろイレギュラーな本が出て右往左往してます。コスチューム!→bk1→amazonはつい表紙に騙されて買ってしまいましたが(笑)、さてどんな内容なんでしょうねえ。




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『フォルマント・ブルー』のイメージ曲がDL可能に
富士見ミステリー文庫から出ているの新人・木ノ歌 詠さんの作品カラっぽの僕に、君はうたう。 フォルマント・ブルー→bk1→amazonの作者の人自らによるイメージ曲が聴けるとのことです☆
「イメージ曲? なんで? という方は作品を読めば、おおいに納得できるかと。歌うAIのお話ですええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

サマー/タイム/トラベラー→bk1→amazonは、タイムトラベルものです。なんというか層としか表現しようのない作品なのです。学生時代のかけがえのない親友達との数々の思い出と、そしてタイムトラベル。
いやこれ以上は重大なネタバレになるので言うに言えません。いろんな要素がこれでもかと詰め込まれたSFです。特に後半はSF成分が強くなってます。サマー/タイム/トラベラーで言及された作品リストなども利用しつつ、タイムトラベルものを楽しむという感覚でどうぞ。

では本日の台詞解説。
実はこの前の部分で台詞の前提となるいくつかの話があるのですが、あまりにも重大なネタバレのため載せられませんでした。なので、ここは一般論として読んでおいてください。



どうしようもなかった。力が及ばなかった。だってしょうがないじゃないか。俺にだって出来る事と出来ない事があるだろう。俺はただの――

「あなたは英雄なんでしょう?
凡人などではないのでしょう? 貴方はそれを受け入れたでしょう? 貴方はそれを選択したのでしょう? ならば、『仕方無かった』なんて『頑張ったけど駄目だった』なんて、まるで言い訳にならない。ええ。全く何の意味も無い泣き言でしかない」
「そう。貴方は英雄なのだから。普通の人が出来ない事を出来て当たり前だから。だからちやほやされるのだから。それ故にこそ英雄なのだから」
「貴方には責任が在る。貴方の不作為が私達を殺した。貴方の無力が私達を殺した。貴方が私達を殺した。殺したのよ。どうしてくれるの。人殺し。どう責任を取るの?」
「ただ殺しただけじゃない」
「出来もしないのに無意味に希望を煽った。ただでさえ深い絶望の淵に、わざわざ高い処に登らせてから突き落とした。最悪よ。最低よ。許し難い大罪人よ」


出典:イコノクラスト! (小説)/MF文庫J/榊一郎/絵師:kyo/デザイン:卯さ吉/編集:?/3巻98P
キャラ:香芝省吾&少女

【作者直営サイト】うごうご榊くん
【絵師直営サイト】クロイチゴ
特記事項なし。

★2005年7月26日(火)
『立ち位置の再確認/ああすばらしきかな鬱作品』

当サイトの立ち位置再確認。
あらゆるスキルが管理人に不足しているのは、誰に言われなくとも自分が一番承知している事なので、どこまで言っても立ち位置は素人視点であるし、読者側以外の場所に立つつもりもない。(イレギュラーはのぞく)
それと自サイトはコンセプトからして明らかに偏ったサイトであることを改めて自覚すべし。
とまあそんなところで。


榊一郎さんのイコノクラスト!シリーズもいつの間にか3巻目を迎えるわけですが……すばらしい鬱っぷりです。詳細は下で。



8月5日に宝島社よりライトノベルキャラクターズ完全ファイル→amazonが発売になります。詳細についてはこちらをご覧ください。

  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



イコノクラスト!→bk1→amazonは、スクラップドプリンセスなどでおなじみの榊一郎さんの作品ではありますが、MF文庫から出ているので意外と知らない方も多いと思いますので、改めて存在を強調しておきます。
ファンタジーと科学の融合+異世界召喚もの+巨大ロボットもの、そしてとどめが鬱になる英雄ものである、ということ。
人型兵器を動かす際の描写のかっこよさも見物ではあります。が。それよりなにより。
描写の方向性が全く違うので単純に比較するのは無理ですが、「されど罪人は竜と踊る」にも匹敵するぐらいの鬱っぷりです。異世界に召喚されてしまった主人公が巨大人型兵器に乗り、神の怒りが生んだ人類を苦しめる存在「神罰代行者」と戦うというのが大筋で、ここまでならまあよくある話です。
しかし、例えば巨大人型兵器が街中で戦った場合、しかも人々の避難が全く出来ていなかった場合果たしてどうなるのか? 人は英雄という存在をどう祭り上げるのか? 現代日本で平和に暮らして来た少年の心が、戦闘という負荷に耐えられるのか?
そういった部分について情け容赦ない描写が続きます。
英雄はすっきり勝っていつでもヒーロー!とか気持ちいい話が読みたい層には全くおすすめしませんが、甘ちゃんばっかりの人間描写はもうけっこうという方はぜひとも!なんとしてでも!お読みください。その際は最低でも2巻までは読んでから評価する事。真価は2巻から発揮されます。

では本日の台詞解説。
現実の会話ではなく、主人公の受けた精神的衝撃の見せている幻覚です。守りきれなかった人々の怨嗟が主人公の心を容赦なくえぐります。この描写だけでも作品の一端は見えるかと。



――あなたはどうですか?

・他人に言っても信じてもらえない悩みのある人
・世界に愛する現実が見つからない人
・この際どうなっても構わない人

0416で解決するかもしれません。あやしいですが宗教じゃなく、お金はいっさいもらいません。チャレンジする人はこちらまで。


出典:ゼロヨンイチロク (小説)/MF文庫J/清水マリコ/絵師:toi8/デザイン:hiji/編集:?/243P
キャラ:岸本めぐみ

【作者直営サイト】嘘つきは物書きにしておく
【絵師直営サイト】虚空のリング
特記事項なし。

★2005年7月25日(月)
『広報:ライトノベルキャラクターズ完全ファイル』



8月5日に宝島社よりライトノベルキャラクターズ完全ファイル→amazonが発売になります。詳細についてはこちらをご覧ください。大枠としては、

あの人気キャラクター101人の魅力に迫る!  ライトノベルで人気のキャラクター101人の魅力に迫った本邦初のキャラクターブック。 涼宮ハルヒ・シャナ・渋谷有利などの人気キャラをタイプ別に分類して徹底解説。 さらにキノ・ブギーポップ・ドクロちゃん・ガーゴイルなどの書き下ろしイラストに加え、おまけ特典として、なんと放電映像&ヤスダスズヒトによる書き下ろしオリジナルポスターもついてきます!

と、いうことですね。
なぜ広報かというと話は簡単、私も寄稿させていただいたからです。ぶっちゃけコラム(もどき)1本と、キャラ紹介2本(折原のえるとボーボー)を担当しました。なお、ボーボーについては人気無視の完全に個人的趣味で書かせてもらいました。

普通の小説には決して真似できないライトノベルならではの企画本ですが、おそらく最初にして最後のライトノベルキャラクター本になるのではなかろうかと思われます。ライトノベルファンの方は記念碑として、あるいはネタとしてでも結構ですのでぜひお買いあげください(笑)。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ゼロヨンイチロク→bk1→amazonは、元気が取り柄の活発な少女が、突然何の前触れもなく失踪してしまった脚本家の母親を、探偵好きの変わり者な少年・通称「明智」を巻き込んで探すお話。ところが探すうちに、正体不明の女の子が絡んできて……。
なんというか一言では語りがたい不思議な物語です。作品では「都市伝説ミステリー」と表現されていますが、toi8さんの独特なイラストとの相乗効果も手伝って、いっそう不思議オーラが増してますね。嘘つきは妹にしておく→bk1→amazonを試しに読んでみると、作家さんの魅力を知ることができるのではないかと思います。おすすめの作家さんです。

では本日の台詞解説。
なんだかよくわからないと思いますが、主人公の少女の立ち上げる謎追い集団のパンフ、みたいなものですね。だれがどうみたってあやしげですが、作品の雰囲気の一端を上手く伝えていると思います。



『――言ってやれよ。言ってやれ。目の前の馬鹿に、長い年月知っているから相手を解っていると思っている馬鹿に言ってやれ。……たとえ短い時間でも、相手を十分知れるってな」
「――言えよ根性出して!!」


出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/デザイン:TENKEY/編集:?/5-下巻444P
キャラ:月読京

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭
特記事項なし。

★2005年7月24日(日)
『とある一日の行動目録』

土曜日の早朝、夜行バスにて東京到着。
AC(公共広告機構)展見る。ACのCMの破壊力はこれとかサンプルにどうぞ。
米澤穂信「犬はどこだ」サイン会に突撃。
オフ会。いろんな人と初顔合わせ。とまあこんな感じでした。
いやおもしろかった。


さて、最近の読了品。
まず犬はどこだ→bk1→amazonですね。
これは大変面白かった! 犬探し専門の探偵事務所を立ち上げたはずが、初依頼にしていきなり人捜しという不本意な形での滑り出しとなる探偵・紺屋長一郎の初仕事はどうなるか? ええと、古典部シリーズなどとは違って、ミステリ重視&雰囲気はかなりのハードボイルドなのでその辺を了解の上お読みください。苦みのある結末がなんとも言えずよかった。

あと、16歳の高校生が受賞して話題になった第一回美少女文庫新人賞の作品の「こいねこ〜君に逢えたら」を読んでみた。
……うーむ。結局のところ、この手のH小説というのは最終的にはそーゆーシーンを必ず描写しなければならないという巨大な制約があり、あまり個性を発揮する余地はないかもなあ、と思いました。
なお、1作読んだだけでそういうこと言うな!と怒られそうなので、この機会にもう数冊売れ筋でこの手の文庫には手をつけてみる予定。

それから桜庭一樹作品をきっかけとしてディクスン・カーにちと興味が出てきていたのですが、オフ会でおすすめ作品を教えてもらったので、こちらも購入してみました。
……なんつうか、どんどん深みにはまっているような。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■サマー/タイム/トラベラーで言及された作品リスト
中途半端だけど、制作に手間もかかっているので再掲。



  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは、先日も説明したので本日説明省略。

では本日の台詞解説。
これもやっぱり見たまんま、人との繋がり・理解はつきあった年数の長さではない、ということです。



『行こう。リュージくん、新庄』
「大丈夫ですか? 美影さん」
『ん。
一度負けたから』
『―― 一度勝ちに行こうよ』


出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/デザイン:TENKEY/編集:?/5-下巻162P
キャラ:美影&飛場竜司

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭
特記事項なし。

★2005年7月22日(金)
『夏が来た。諸君、ついに夏が来たのだ!』

いいですか? 既にご存じの方も多そうですが、よーく目玉を見開いて見てくださいよ。
ろくごまるに 「封仙娘娘追宝録(9) 刃を砕く復讐者(下)」 秋刊行
富士見のメルマガに載ってた模様。詳細はリンク先を。原稿がどうのという記述があるからには幻ではないでしょう。

知る人ぞ知る、多くの人が続刊をずっとずっとずっと!待ち望んでいた封仙娘々追宝録シリーズ→bk1→amazonが復活するのです!
このシリーズは、仙人の弟子であった和穂の不手際により、師匠の創った出来損ない故に封印されていた727の欠陥宝貝(いわゆるマジック・アイテムです)が地上に四散。人には過ぎたる力故に害悪にしかならないその欠陥宝貝を回収すべく、和穂は仙人の座を返上。そして地上に降り、只一つだけ残った武器の宝貝・殷雷と共に宝貝回収の長い長い旅路に出ます。
この宝貝を巡る攻防が実に熱い! 和穂はただの人なので、当然無敵でも何でもなく(むしろ弱い)、殷雷でさえも無敵にはほど遠い存在です。そして欠陥宝貝はいずれも意思を持ち封印を嫌がっているので己の能力を持って抵抗します。そこで重要なのが知恵の応酬。いかに相手の弱点を利用して裏をかけるか? 単純な力のインフレによる戦いはいくらでもその辺の作品で読むことができますが、ここまで相手を出し抜く知恵にこだわっている作品はちょっとないと思います。
新刊、古本なんでもいいから即刻そろえてください。このところ封印していた表現を用いるならば、

読め。いいから読め。

です。マジでおもしろいです。新刊を積んでおいてでも読んでほしいシリーズであります。
ともかく夏は来た。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■サマー/タイム/トラベラーで言及された作品リスト
練馬さん作成のリストに多少加工したものです。偉いのは練馬さんと言うことでご理解くださいね☆ 上でビッグニュースが飛び込んできたんで、ここにはみ出てしまいました☆
「……えー、リンクが一部適当ですが力尽きた、ということでご了解を(汗」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは……これ簡潔に説明しようがないなあ。LOW−Gの一癖も二癖もある面々が他の10ある別の概念が支配する世界を調停していくアクションなSFです。
……自分で言ってて何ですが、100分の1さえ魅力が伝わってませんねこりゃ。とにかくとことんまで突き詰められた設定の数々と、あまりにも癖の強いキャラクターたちが魅力の物語です。まあ一冊読めばおおよそのノリは理解できるかと思います。
人気もあり、売れているにもかかわらずまいじゃー街道を突っ走る個性派です。あと容赦なく分厚いのも特徴。このシリーズ、これまでに11冊出ているのですが、スニーカー文庫あたりの標準的な厚さの11冊と並べてみましょう。2倍近い厚みの差になります。ていうかこの厚さはなんでしょう(汗

では本日の台詞解説。
要するに黙ってやられっぱなしでは終わらないぞ、という意思表明ですね。これまであまり自分の意思というのを出すことが少なかった美影による意思表明というのもポイントです。



「冒険者なんてかっこいいもんじゃない。つらいことも悲しいこともたくさんある。でも、それでもいいと思うんだ。普通の人間の何十人分もの人生を生きてるんだから、ちょっとぐらいつらくても、人より短くても、しかたないさ。大切なのは長さじゃない。中身だ。一度きりの人生なんだから、後悔しないように生きなくちゃな。毎日を平穏に当たり前に過ごすなんて、あたしにはもったいなく思えるよ」
「…………」
「もちろん、平凡な生き方を選んだ人間を蔑むつもりはないさ。何たって、そういう平凡な連中が集まって、この世を動かしてるんだもんな。平凡な農民がいなきゃ、パンのひとつも食えやしない。戦士の持ってる武器や鎧を造るのも、平凡な職人だ――ただ、そういう普通の人間ばかりでも世の中はうまくいかない。あたしらみたいな変な生き方を選ぶ連中だって、時には必要なのさ」


出典:ヒーローになりたい!(ソードワールド・ノベル サーラの冒険1) (小説)/富士見ファンタジア文庫/山本弘/絵師:幻超二/171P
キャラ:ログ&サーラィ

【作者直営サイト】山本弘のSF秘密基地
【絵師直営サイト】なし
今絵師さんのデータについてはF4E別館で詳細にフォローされています。

★2005年7月21日(木)
『サーラの冒険』

もともと評判はかなりよくて、長いこと属官が待ち望まれていたのですがついに今月5巻が出ます! この機会に今まで読む機会がなかったかたも手を出してみては?詳細は下で。ちなみに私もその一人です(苦笑)

つうか、ジャンク・フォースとか犬はどこだとか飛鳥井全死はまちがえないとはシフトとか積み上がりまくってえらいことになってますどうしたもんやら。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼




  ▼本日の作品&台詞解説▼

サーラの冒険→bk1→amazonは、辺境の村に住んでいたいじめられがちの少年・サーラが、村が近くにやってきた冒険者に怪物退治の依頼をしたことがきっかけで冒険に首を突っ込むようになる冒険小説です。
ヒーロー志願の、でも普通の少年の冒険を描いた作品で、今月なんと10年ぶりに5巻が刊行され、それに伴って1〜4巻までも増刷(新装板などではなく、絵師も当時のままです!)されたので、こういった冒険小説が好きな方ならぜひとも読んでいただきたい傑作です。自分も含めて。いやー、前々から高評価なのは耳にしてたのですがなかなか手を出す機会がなくて、既刊が店頭に並んだのをきっかけにようやっと読み始めたのです。かなりいい感じ。噂に違わずおすすめです。

では本日の台詞解説。
冒険者家業で日々を暮らす先輩としてのご意見。浮き草には浮き草稼業ならではの矜持はあるのです。



「…やっぱり、争いごとになるのかな」
「そりゃなるさ。『ホテル・モスクワ』はやる気だ。
嵐が来るぜロック、鉄と血の嵐だ」


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/4巻144P
キャラ:ロック&レヴィ

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIVISION
【絵師直営サイト】なし
今、作者サイトに飾ってある絵はファン必見かと。

★2005年7月20日(水)
『撃ちまくれ!』



ブラック・ラグーン4巻→bk1→amazon(ちなみに20日の6時現在では在庫0になってました。すぐ再入荷するとは思いますが……はやっ!)



ワイルダネス4巻→bk1→amazon

いずれ劣らぬ撃ちまくりなコミック。ガンアクション好きなら絶対に押さえておきませう。ちなみにさっそく読みましたが、ブラック・ラグーンはもんのすごい気になる展開で終わってました。うぉぉ……どうなってしまうんだー!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2006年春、新ライトノベルレーベル 「GA文庫」 創設
「ふーん」
あら、えらく冷めた反応なのですね☆
「商売というものは何でもそうだけど、市場規模には限界がありましてライトノベルの市場はとっくに天井に達しているか、もしまだ伸びているのだとしてもほとんど頭打ち、なんじゃないかな? 新規参入ねえ。共倒れにならないことを心から祈ってます。」
とは言ってますけれど、ちゃんとチェックはさせてもらいますので☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラック・ラグーン→bk1→amazonは、堅気の商社マン岡島(一応主役ですが、影は薄くないけどあくまで一人の主要登場人物といった感じ)がとあるきっかけで身を置くことになってしまったなんでもありな運び屋を中心とした、超弩級B級アクションです。
とにかくもう撃ちまくり。スラングは飛び交いまくり。2丁拳銃や、ナイフ使いが暴れ回ります。
基本的にはそういうお話なのですが、どこかにやりきれない救われなさ、そういうものも同時に描いていて、単純な活劇から一歩踏み出した深い物語になっています。
正直アニメ化になるのが「マジで! いいのかこんなのアニメ化にして!?」というくらいにギリギリなアクションです。おすすめ。超おすすめ。

では本日の台詞解説。
まあ見たとおりの内容です、としか言いようが。



「とにかく、自分に自信をもて、誰かの笑顔を見たいなら、自分も笑顔でいなきゃな」

出典:My Merry May with be (ゲーム)/KID/シナリオ:Q'tron/キャラクターデザイン:輿水 隆之/Metempsychosisより
キャラ:渡良瀬恭平

【作者公認サイト】KID
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年7月19日(火)
『仕込み中』

ちと積み上がっている事項をいろいろ片づけようとごそごそと。
あと、My Merry May with be→amazonに手をつけました。なにそれ?な方は下の紹介を参照ってことでひとつ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■嘘つきは物書きにしておく 清水マリコブログMyForrestより)
いつの間にか清水マリコさんがブログを開設されていたようです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



My Merry May with be→amazonは、既に発売されている2本のゲーム「My Merry May」「My Merry Maybe」を1本にまとめ、さらに三本の追加シナリオを加えたものです。ちなみに上記の2作は通称MMM/MMMbeと略されることが多いようですね。
この追加シナリオ自体けっこうな分量があるので、既に2作をプレイ済みの方でも(資金に余裕さえあれば)やっていただきたいところではありますが、知らない方向けにさくっと説明します。
AI育成のお話です。
レプリスという一見して人とは見分けが付かない人工生命の少女・レゥの心の成長と、そして巻き起こる様々な出来事を描いてます。で、ですね。
この手のゲームって
ギャルゲーの延長線上で、AIを好きになってでも相手は人じゃない、とかせいぜいがその程度の描写で終わるのが普通だと思います。しかし、このゲームではもう一歩中に踏み込んでいるんですね。「AIは人に受け入れられるのか?」とかヘビーな話も出てきます。MMMbeではさらにヘビーになるらしいですが、私は今からそっちには手を着けるので論評不能。
ともかくAI関連のものに目がない方はまず外さないゲームだと思います。

では本日の台詞解説。
とあることで自分に自信が持てず緊張しまくっている少女・レゥにかけられた言葉ですね。まあごもっともな台詞だと思われ。



「――――」

出典:――――
キャラ:――

【作者公認サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
未調査です。

★2005年7月18日(月)
『SF大会、行ってきました。』

今回で2回目の参加となるSF大会ですが、なにしろ企画をやる側に回るという初体験で燃え尽きました。

問題のライトノベルニューウェーブチェックですが、予想外の盛況に正直開始前から胃が、胃が痛い……。
30部資料準備して、「まあ余るだろう」と思っていたら開始15分前にはもはや資料売り切れ。スタッフの方にお願いして追加コピーを2部してもらったのですが結局それも開始直後になくなり、さらに15部追加。なので、最低でも65人の方には来ていただいたようで……。
肝心の内容は、2004年4月〜2005年6月発売のライトノベルを新人作品中心におすすめを紹介していくというもの。事前に用意した資料に関しては、自信を持っておすすめできる代物ですがなにせしゃべりが苦手なもので、聞きに来てくださった方には拙い説明で申し訳なかったです。ただ、いろんな方に助けていただいたおかげでことなきを得ました。「アシャワンの乙女たち」に至っては、立ち寄ってくださった某作家様に説明していただくということまで……。
ともかく、足をお運びいただいた方すべて、しゃべりで助けていただいた方、それにスタッフの方にも最大級の感謝を。
タマラセ作者の六塚光さん、とっさに言葉が出てこない駄目主催者で申し訳なかったです(汗

なお、当日の資料ですがまだ確定ではありませんが、web上で公開する方向で検討中です。


とにかく疲れた……がくり。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■桜坂洋×桜庭一樹対談「サクラ対戦」レポ(LOOP王国7/16の日記)
日本SF大会HAMACON2の企画ですね☆
「ちくしょー聞きに行きたかったー!!(号泣)」

■第三十六回 星雲賞受賞作発表


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ちょっと最近ネタ不足で苦しんでます(汗 休み中に仕切り直しますので、今日のところはお休みということでご理解を。



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