こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
あんまり利用価値がないような気もしますが、一応補完しておきます。
2001年の名台詞 | |||||
▼6月 | |||||
▼7月 | ▼8月 | ▼9月 | ▼10月 | ▼11月 | ▼12月 |
2002年の名台詞 | |||||
▼1月 | ▼2月 | ▼3月上旬 | ▼3月下旬 | ▼4月上旬 | ▼4月下旬 |
▼5月上旬 | ▼5月下旬 | ▼6月上旬 | ▼6月下旬 | ▼7月上旬 | ▼7月下旬 |
▼8月上旬 | ▼8月下旬 | ▼9月上旬 | ▼9月下旬 | ▼10月上旬 | ▼10月下旬 |
▼11月上旬 | ▼11月下旬 | ▼12月上旬 | ▼12月下旬 | ||
2003年の名台詞 | |||||
▼1月上旬 | ▼1月下旬 | ▼2月上旬 | ▼2月下旬 | ▼3月上旬 | ▼3月下旬 |
▼4月上旬 | ▼4月下旬 | ▼5月上旬 | ▼5月下旬 | ▼6月上旬 | ▼6月下旬 |
▼7月上旬 | ▼7月下旬 | ▼8月上旬 | ▼8月下旬 | ▼9月上旬 | ▼9月下旬 |
▼10月上旬 | ▼10月下旬 | ▼11月上旬 | ▼11月下旬 | ▼12月上旬 | ▼12月下旬 |
2004年の名台詞 | |||||
▼1月上旬 | ▼1月下旬 | ▼2月上旬 | ▼2月下旬 | ▼3月上旬 | ▼3月下旬 |
▼4月上旬 | ▼4月下旬 | ▼5月上旬 | ▼5月下旬 | ▼6月上旬 | ▼6月下旬 |
▼7月上旬 | ▼7月下旬 | ▼8月上旬 | ▼8月下旬 | ▼9月上旬 | ▼9月下旬 |
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「貴様 死にたいか」
「おれは百まで生きると決めてるんだが」
「では余計なことに首を突っ込むな」
「いや、余計なことに首を突っ込みつつ百までってのが目標でね」
出典:ハイブリッドユニバース 《小説》/ファミ通文庫(エンターブレイン)/飛田甲/絵師:しろー大野/247P
キャラ:比叡&兵藤駿平
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】宇宙船まぐろ号
特にコメントなし。
★2001年11月30日(金)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■ウイルスにご注意
ほとんどの方がご存知かと思いますが、ただ今ネット上ではウイルスが蔓延してます。感染にご注意。よくわからない方はここを参照して下さいね☆
こちらにも毎日ウイルスメールが来るところを見ると、相当感染者は多そうですよ?
▼本日の作品&台詞解説▼
「ハイブリッドユニバース」→bk1、→amazonは、すいません説明と解説は本日省略します。
風邪引いてダウンです。
あかんと思ったのは、仕事中に「シャッター開いてて寒いじゃん。閉めたら?」と言われて、「えー別に寒くないですよ? むしろ熱い……」と答えてはじめて自分が熱っぽいらしいと自覚したこと。
重症かもしれません、主に頭が。
(01/11/30)
「待って! お願い待って!!
…お願い
連れていって! 世界が見たいの
どこへだってついてゆくわ …お願い」
出典:LUNAR ヴェーン飛行船物語 《コミック》/ASUKACOMICS
DX(角川書店)/船戸明里/90P
キャラ:レミリア・オーサ
【作者直営サイト】ひまわりらんぷ
【絵師直営サイト】なし
船戸さんとこでもおすすめしてますが、amazonはいいですよ。なんといっても送料無料というのは大きいし、代引きも使えるし。本好きなTらぜひ使うべし。
★2001年11月29日(木)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■SF要約選手権(2ch)(元ネタ:星詠亭の日記より)
2chのSF板で進行中の、要はいろんなSF作品を一言で要約してしまおうというものです。(スレを立てた時点では全く違う意図だったようですが、最初の方の説明は読み飛ばして構いませんよ☆)
これに関しては、ここでも特設掲示板を設置してライトノベルやコミックなどで要約選手権を開催しますが(決定事項)、設置している時間が……とトンボさんが弱っちい泣き言を申しております。
がんばって週末には特設掲示板を立ち上げますので、しばしお待ちくださいね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
「LUNAR ヴェーン飛空船物語」→bk1、→amazonは、そもそもはメガCDから人気を得て、以降サターンやPS、最近ではGBAにも移植が進行中の人気RPGのコミックです。
LUNAR自体の説明はLUNARHOPEでじっくり見てもらうとしまして(たぶん最強のファンサイトです)。
このコミックはルナ一番人気のガレオンの若き日を描いたオリジナルストーリーです。
はっきり言ってかなりいい出来です。原作なんて知らなくても全然問題なし。魔法都市ヴェーンの「大いなる遺産」飛空船を巡って、若き日の魔族・ガレオンと周囲の人間たちの想いが様々に巡っていきます。
探究心とか家族とか祈りとか……様々な人々の微妙な感情描写が見事。
あえて言いますが、ファンじゃなくてもおすすめ。
さて、台詞解説のほうはあえて普通のものを選んでみました。
冒険を求めてやまない「普通の女の子」の想い。実はレミリアは普通の女の子ってわけではないのですが、あらゆる義務感を越えて冒険心は宿るのだなあ、と。
単純にしていい台詞です。
(01/11/29)
「あなたが私に告白した時、私、言ったわね。私を背中に庇うのは許さないって」
出典:ハイブリッドユニバース 《小説》/ファミ通文庫(エンターブレイン)/飛田甲/絵師:しろー大野/218P
キャラ:真希
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】宇宙船まぐろ号
ファンサイトなし、というかこれがデビュー作なんで無理ないですが。
★2001年11月28日(水)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■日記系概況(11/24の日記)(元ネタ:ちゆ12歳)
ええと、これは世間で言うところのテキスト系サイトの現状について時系列を加えてまとめたものです。つい最近では大規模な戦闘も勃発しましたが、そちらは既に収束に向かってます。(あえて当事国は挙げませんよ☆)どちらかと言うとサイト管理人様に興味深い話かもしれませんね☆
「で、結局うちはテキストサイトなのか?」
分類不能サイトですってば。
▼本日の作品&台詞解説▼
「ハイブリッドユニバース」→bk1、→amazonは……えー。こんな解説いいのかなあと思いつつ、あえて言ってしまいましょう。
わき役カップルが主人公として大活躍のSF物語です。
……なに言ってるのかよくわからない?
まずはおおまかなストーリーを先に説明しておくと、言霊を力とする理唱界と、科学技術を力とする地球、この異なるふたつの世界がトワイライトゾーンと言う謎の事象により接続されます。
そして両者間において和平が行なわれた後、両者の相互理解と研究のために、二つの世界の学生が一緒に学ぶ共栄学園が設立されます。
でまあ、ふたつのことなる法則を軸とする学生の交流やらなんやらが描かれていくわけです。ネタばれになるのでこれ以上は説明なし。
科学と魔法が、というありきたりの題材なわけですが、ネタの料理法がちょっと違ってましてなかなか興味深かったです。
ま、それはそれとして。
脇役(のはず)の人類と理唱種のカップルがあまりにもかっこよすぎ! そりゃもう惚れましたともええ(笑)
このカップルの活躍を見るためだけに買うもよしです。
主人公? 普通に見せ場ありますから安心してください。
さて、上の台詞解説ですが、これは真希の恋人である駿平が危険に向かっていこうとする時、当然ながら真希は置いていこうとします。
それに異を唱えて語った言葉ですね。
か、かっこいい! 守られているだけなんてごめんこうむるってわけです。
最近紹介した中ではもっともツボにはまった台詞かも。
(01/11/28)
僕は心の底から喜んではいけない。心の底から笑ってはいけない。僕らは本当はこんなふうに幸せに笑いあってはいけないのだ。
出典:BLOOD LINK 赤い誓約 《小説》/ファミ通文庫(エンターブレイン)/山下卓/絵師:HACCAN/41P
キャラ:海自幕僚長?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】YUCCA
作家さんの関連サイトは残念ながらありません。なお、絵師さんのトップページからは別サイトへのリンクしか存在しないのですが、リンク切れの状態で画像倉庫もあったんで別にリンクしておきます。
★2001年11月27日(火)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
残念ながら今日のニュースはありません。
……トンボさん、私の仕事をちゃんと確保しておいてくださいね☆ でないと……。
▼本日の作品&台詞解説▼
「BLOOD LINK」→bk1、→amazonは、(密かに痛い系の)「青春伝奇ロマン」だそうです。
物語前半においては,平凡な日常を送る高校生・和志と、9歳にしてIQ185以上、5ヶ国語を話す天才のうえ超のつく美少女カンナとの交流を描いています。ただのラブコメかと思いきや、各所に挿入される猟奇殺人などのやたら重いシーン。
そして、突如として襲いかかる異形の怪物……。
で、なんというか題材がひたすら痛いです。1巻の後半あたりで一気にきます。2巻と来たら最初からどよどよしています。
そのため、すかっとした話をお求めの方にはあまり向いてないと思われますが、逆に痛い話好きな人にはまちがいなくおすすめ。読んでるうちに主人公が不憫になってきました(^^;
さて、上の台詞解説ですが、これは主人公の過去体験に基づいています。例えば友人などが自分のせいで不幸な目に遭っていた場合。彼には友人を差し置いて幸せになる権利があるのか?
と言う前提にもとづいて、上のような重苦しい台詞が展開されるわけです。
うわー救われない……。
(01/11/27)
「――何かね、この機械で出来た着せ換え人形は?」
出典:ARIEL 《小説》/ソノラマ文庫/笹本祐一/絵師:鈴木雅久/1巻32P
キャラ:海自幕僚長?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは、ジャンクヤードと笹本祐一作品資料館、このふたつで決まりです。特にARIELに限れば後者が充実しています。
★2001年11月26日(月)
最近なにげに文中リンクが増えてきましたが……
これって別ウインドウで開いた方がもしかして使いやすい? 私は基本的に主体性の足りない人間なんで(^^;
、今回も他人様の意見を参考にした上で決定しようかなと。
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■「妹の力 社会学」って!?(情報元:Rupter Fan )
れっきとしたハードカバーの本です。→bk1、→amazon
いかに妹がいかにスバラシイか実例をあげながら語った本のようですが……なんと言いますかまいじゃーの血が騒ぎますね☆
「妹、ねえ。悪くはないけど理性を飛ばすほどでは」
はいはい、トンボさんはその辺でロサ・ギガンティア萌え〜とか言っててくださいね☆
「つ」
つ、ですか?
「蔦子さんもなかなか……」
あら浮気ですか? ともかく本日はこの辺で☆
▼本日の作品&台詞解説▼
「ARIEL」→bk1、→amazonは、美少女型ロボット兵器の活躍するSF小説、と言いたいところですが……最近ではとんと出番があったりなかったりするらしいですねどうも(^^;
ともかくいい意味で趣味に走ったSFだと思います(笑)
人型兵器が好きならぜひともどうぞ。
実は白状すると、ARIELはなぜかかなり適当に読み流していて、それも途中から読まなくなってしまってました。(ARIELの話題に奇妙に鈍かったのはこのためなのですよいやほんと申し訳ない)
これはいかんなあと現在1巻から読み直しを始めたところです。というわけで今後はARIEL絡みの台詞とかもちょくちょく登場させられるかと。
台詞解説ですが、一見なんてことはない台詞に見えなくもない、かな?
とりあえずARIELを知らない方はこの兵器をご覧下さい。
これが日本の防衛の要だと突然言われたらそりゃあこんな反応も無理ないかと。いくら兵器の性能は外見じゃないとはいえ、ねえ……(^^;
(01/11/26)
「実は…… どうしようもないことがあって……
どうにかしなくちゃならないんですが……」
「そうか…… よくあることだ…… そういう時は……
お前がどうにかしろ!!」
「おれが!?」
「そうだ! お前がどうにかするしかあるまい!!」
「おれがどうにか……
します!!」
「しろ!!」
出典:吼えろペン 《コミック》/サンデーGXコミックス/島本和彦/2巻37P
キャラ:前杉英雄(ひろ)&炎尾燃(ほのおもゆる)
【作者直営サイト】島本和彦外伝
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは、なかなか絞るのが難しいですが、島本和彦 MLのページは掲示板に島本さん自らも時々書き込みされているようです。情報系では燃えろ!炎プロダクションあたりが詳しいか?
★2001年11月25日(日)
意外に重要かもしれない話。amazonでは現在代金引換による購入が可能になってます。代引手数料\250は取られてしまいますが、それでもカードなしに使えるのは大きいかと。bk1より断然格安。発送料代わりだと思って利用してみるのも手かもしれません。
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■あとがきへの一考。(11/22の日記)(情報元:どうにかこうにかやってます )
これは高瀬彼方さんの考え、というよりは編集の方の考えですが、一介のもの書きを自認する方は頭に入れておくべきかもしれませんね。
トンボさんですか?
後書き以前に、文章力がなさすぎです☆
「う、反論できない……」
広辞苑を一日1ページ食べて、語彙だけでも増やすというのはなかなか良い考えでは?
「それで増えるならやるんだけどねえ」
あら、オチていませんね☆ 切実すぎたようで。
■大都社のラインナップは要チェック
■今後、大都社の驚異のラインナップは途絶えてしまうおそれ(情報元:俺ニュース)
既に伊藤明弘さんの「BLUE GALE」→bk1、→amazonは発売中ですが、今後も平野耕太さん、山田秋太郎さん、角井陽一さん、小池田マヤさんなどの初期作品を掘り起こして出版していくようですよ。ぜひともお願いしますね☆
――え、早くも赤信号?
困ります。 出版してくれないと広辞苑アタックですよ?
「頼むからやめれ」
残念です☆
▼本日の作品&台詞解説▼
「吼えろペン」→bk1、→amazonは、燃える漫画家・炎尾燃が主人公の、数々の漫画との戦いの記録です。おそらくある程度は島本さんの普段の執筆態度とかぶってると思われます。
1に熱血、2に熱血。ただひたすらに熱血。漫画を書くのも命がけ。
そういう雰囲気が絵からひしひしと伝わってくる漫画です。島本作品だけあって、言霊の熱さは半端じゃありません(笑)
燃えよペンと合わせて読むとより楽しめますが、別に吼えろペン単体で読んでもなんら不都合はありません。
熱血漫画が好きなら買いです。
解説はまあ見ての通りです。追い詰められて、しかもまともな方法では達成不可能な物事があったとしてどうすればよいのか?
その答えがここにあります。
人に頼るな、自分自身でなんとかしなければという感じがひしひし伝わってきますええ(笑)
(01/11/25)
「君はやっぱり、ただ落ちて行くだけだ。君の前にはもう他の可能性はない――」
「たとえ四月に雪が降ることがあっても、それはしょせん春の日差しの中で、積もることなく虚しく溶けて消えていくしかないんだ、イマジネーター……!」
出典:ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター 《小説》/電撃文庫/上遠野浩平/絵師:緒方剛志/part2
249P
キャラ:ブギーポップ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】OGATA'Sホームページ
ファンサイトは既に自力捜索を放棄しました(^^; すいませんねえ……
★2001年11月24日(土)
ニュースにするには懐古主義にすぎますが、なんとなく。
PC88やFM-7の名作群が時代を超えて蘇る!そうで。winでプレイできます。ラインナップがハイドライド、ぽっぷるめいるあたりは普通として、はーりぃふぉっくす、コズミックウォー、レイドック、サバッシュetcetc……泣きそう。なお、タイトルを知らないのは若い証拠です。安心してください(爆)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■岡野史佳、ステンシル1月号の『ラブリー百科事典』休載(情報元:続・Ya-shiの砦 )
なんでも持病再発が原因だそうですが、早く良くなるといいですね。
うちの管理人さんは、「太陽の下で待ってる」ですっ転んで以来のファンなんだそうですよ☆
「ハッピートークはメルヘンとして屈指の出来なんだっ!」
なるほど。
痛い系話好きな人間の言うことはイマイチ信用おけませんが、興味が向いたらお試しくださいね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
手抜き。<非道い
解説は本日分はあえてしません。ただ、1作目をとりあえず別にすれば、私がブギーポップシリーズ中で気に入っているのは、「ハートレスレッド」「VSイマジネーター」「夜明けのブギーポップあたりなのです。ま、ご参考までにということでそういうわかったようなわからないような話をしつつ手を抜いたことを悟られないように煙に巻いて消えるのでした。
(01/11/24)
「――いやしかしこんな夜更けにいきなりおいでになるとは 連絡頂ければ迎えを出しましたものを」
『えらぶって現場までしゃしゃり出てくんじゃねえよ と申しております』
「はっはっは いきなりだからこそ本当の皆の仕事ぶりがわかるというものだよ艦長」
『油断してだれてるとまとめて首括るぞ と申しております』
「いやあ こりゃお人が悪い」
『ツラも悪けりゃ相応に性格も悪いんだなこのシャクレ鼻 と申しております』
「何をーッ!!」
「申してねえーッ!!
――な…… 何なんですかこの方は?」
『通訳ですわ 言葉の裏に潜む悪意の』
出典:そして船は行く 《コミック》/MFコミックスフラッパーシリーズ(メディアファクトリー)/雑君保プ/3巻8P
キャラ:コニー&提督と部下
【作者直営サイト】情熱ブンチキ御殿2「箸とはいかにして使うべきか」
【絵師直営サイト】なし
すさまじい個性のサイトです。ファンであろうとなかろうと一度は行って見てきましょう。中までちゃんと見るように!
★2001年11月23日(金)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■式神の城公式サイトで、SS第1話掲載(akiさん、情報ありがとうございます)
ガンパレードマーチとの世界観のリンクも指摘されているシューティングゲーム「式神の城」ですが、公式でもSSが掲載。なかなか雰囲気が出ていますよ☆
龍のお年ごろで掲載されている台詞集と合わせてみれば、全くゲームをやらなくてもある程度楽しめるのではないでしょうか。
▼本日の作品&台詞解説▼
「そして船は行く」→bk1、→amazonは一応は海賊潰しの異名をとるアン&メアリーの美少女2人組が、海賊をバッタバッタと薙ぎ倒すアクションです表向きは。
でも、ストーリーに重点を置いてる人はあまりいないんじゃないかと思います。
はっきり言えばこの漫画で大事なのは、著しく無茶なギャグと目玉の飛び出た特徴のありすぎるSDキャラです。私はこのキャラにはまりこんだばっかりにファンをやってます(笑)
台詞ですが、迷シーンもいいとこですねえ。最後の台詞があまりにもツボに入って大笑いしたので、本日はまあそのおすそわけです。……こんな職業がほんとにあったら恐ろしすぎる……。
(01/11/23)
「テッサ」
「なんです……?」
「どんな一日だった?」
「――散々な一日でした」
「そう」
「でも、こういう毎日がずっと続いたらいいな……と思いました」
「あたしもそう思う」
出典:どうにもならない五里霧中?(フルメタル・パニック!) 《小説》/富士見ファンタジア文庫/賀東招二/絵師:四季童子/289P
キャラ:メリッサ・マオ&テレサ・テスタロッサ
【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは……とか思いましたが、オフィシャルサイトにリンク集があるので、そちらを利用するのが手っ取り早いかと。
★2001年11月22日(木)
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■新装版が出回り始めてます。
たいした話ではありませんが、都市シリーズの中で、「エアリアルシティ」(こんな感じ)と「風水街都香港」については違うカバー絵の新装版が出ました。もう出回り始めてるはずです。
また「カラミティナイト」についても、同じく1巻が背表紙にもイラストの入った新装版が出回り始めているようです。表紙にもこだわる方は店頭でチェック入れてみてくださいね☆
なお、ニュースソースはいずれも作者さんのサイトからです。
▼本日の作品&台詞解説▼
「フルメタル・パニック!」→bk1は、……ええとこれなんと説明すればよいのやら?
ただの戦争ボケ男に見せかけて、その実は優秀な傭兵である謎の高校生・相良宗介と、不屈の意志とツッコミの強さを持つ少女・千鳥かなめのラブコメでもあり、ロボット兵器の登場する軍事アクションものでもあります。
燃える展開がいろいろあるわけなのですが、この巻に限って言いますと、テッサ! 彼女に尽きます。
「よかろう ならばテッサだ」
イラストによるミサイル攻撃に沈没した人間は少なくないはずで、エピソードでさらに敗北者が大勢(笑)
傭兵部隊ミスリルの、ある平和な一日をテッサの視点から描いた短編が特に秀逸です。
で、台詞もその平和な一日の締めくくりから取ってみました。
トラブル続出で振り回されっぱなしのテッサではあったものの、あくまでも戦いとは無縁で平和な一日の終わり。
そんな毎日がずっと続いたらいい、そんな風に思えるテッサなのでした。
……この台詞、めちゃめちゃ好きです。
(01/11/22)
「私って、目が見えないからね」
「だから相手のことを良く知ろうと思ったら、話をするしかないんだよ」
「言葉と言葉を交わして、それで相手のことを分かって、そして私のことも分かってもらう」
「私にはそれしかないからね…」
出典:ONE 〜輝く季節へ〜 《ゲーム》/タクティクス/タクティクス/絵師:樋上いたる/川名みさきルートより
キャラ:川名みさき
【作者直営サイト】タクティクス
【絵師直営サイト】踊る小いたるさん
今の今まで知らなかったんですが、なんとMSX版のONEが開発中です……MSX版「ONE〜輝く季節へ〜」制作委員会で開発中の画面も見られます(同人じゃなくまっとうな代物)。ご丁寧にDigital Parnasse内にファンサイトまで出来てますよ……おおお。MSXは死なず。
★2001年11月21日(水)
日常環境に激変の兆し。まだ決定事項じゃないんで分かり次第詳細はお伝えしますが、今後のサイト更新に影響を与えることは確実。どうしたもんかなと思ってます。……あ、胃に来たよ胃に……
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■「R.O.D」第3巻 発売延期(元ネタ・アニオタニュース)
とにかく本が好きで好きでたまらない読子さんが主人公の、「R.O.D.」、OVAもかなり出来がよいと好評ですが、その第3巻が発売延期になってしまいました。うーん残念ですね。
具体的には2002年1月9日→ 2月6日に変更です。楽しみにしていた方、もう少しお待ちくださいね☆
■「たたかう! ニュースキャスター」気になる内容は?
→bk1、→amazon
以前から情報は聞き及んでいたのですが、今ひとつ謎でした。ですがこの度トンボさんが現物入手されたので詳細をお伝えしますね☆
以前ソノラマ文庫で「たたかう!ニュースキャスター」という同名の小説が刊行されていました。
もしも正義の味方が、事件現場の中継をしなければならない女子アナウンサーだったら? 中継現場をたびたび放棄してしまったら? しかもスーパーガールであることは秘密だったら?
――という今までありそうで誰も書かなかったまいじゃー傾向の強い作品だったのですが、惜しいことに絶版になっていました。それがこの度、大幅に加筆の上、ノベルスとして復活を果たしたのです。
絶版からの復活!!
ああ、なんて素敵な響きなんでしょうか、そのうえ加筆まで☆
これで定価1100円でさえなければ文句なしなのですが、まいじゃー度あふれる作品なので、強く強くおすすめ致しますね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
昨日に引き続き、「ONE 〜輝く季節へ〜」からの出典です。
発言キャラクターは、目の見えない少女・川名みさき。
……この台詞は思うところあって今まで封印してたのですが、考えをちと変えて公開に踏み切りました。
個人的には、真ん中の2行が発信したかった部分です。単なる泣き落としとははっきり区別したかったので、みなさんもぜひそこら辺を念頭において見てもらえればな、と思います。
(01/11/21)
「よぉ、どうした、長森、元気ないねぇっ!」
「いいか、長森!」
「おまえのそばに、とんでもなく鈍感で頭の悪い男がいるだろう!」
「ときには、おまえさんを罵倒したり、なじったりするかもしれない!」
「でもな、許してやってくれ!」
「我慢して、そばにいてやってくれ!」
「どんなことをしたってな、そいつはおまえのことが好きなんだから!」
「だからな、長森!」
「元気なくても、そいつには元気のいい笑顔を見せてやってくれ!」
「そうすれば、バカだから、そいつは幸せでいられるんだ!」
「な、頼むぜ!」
「そしてっ!」
「そして、そのバカがいないときでも笑っていろよな、長森!」
「引きつりそうな限界の笑顔で、笑ってろよな!」
「じゃないと、あいつが戻ってきたときに、寂しい思いをするからな!」
出典:ONE 〜輝く季節へ〜 《ゲーム》/タクティクス/タクティクス/絵師:樋上いたる/長森瑞佳ルートより
キャラ:折原浩平
【作者直営サイト】タクティクス
【絵師直営サイト】踊る小いたるさん
今の今まで知らなかったんですが、なんとMSX版のONEが開発中です……MSX版「ONE〜輝く季節へ〜」制作委員会で開発中の画面も見られます(同人じゃなくまっとうな代物)。ご丁寧にDigital Parnasse内にファンサイトまで出来てますよ……おおお。MSXは死なず。
★2001年11月20日(火)
本日から日付アンカーを入れました。まるで日記のようだ(笑)
▼本日の作品&台詞解説▼
「ONE 輝く季節へ」はヴィジュアルノベル、つまりは恋愛系のゲームです。
なんですが、ちょいとストーリーが難解というか特殊。
導入部はどうとっても普通の学園恋愛ものにしか見えないのですが、時折挿入される「えいえんのせかい」とやらが、ストーリーを追うにしたがって顔を出してくる仕組みになっています。
目が見えないとか、声が出せない、とかコミュニケーションがちゃんととれないとか、変り種の女の子が登場するのも特徴のひとつかもしれません。まあともかく「えいえんのせかい」のからくりを楽しめるか否かが、このゲームに満足できるかどうかの差といえそうです。
台詞は、主人公の幼なじみで世話焼きっ娘である長森に送る言葉。素直に正面から好きと言えない主人公の最強の告白といえるでしょう。
ちなみになんか思わせぶりな部分は、えいえんのせかいと話が絡んでくるからです。……意外と奥があるんですよ、この作品には。
(01/11/20)
「つまり、宝探しにはお金がかかるって?」
「そうなの」
出典:ここほれONE−ONE! 《小説》/スーパーダッシュ文庫(集英社)/小川一水/絵師:高木章次/24P
キャラ:竹葉要平&山水備絵
【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】ak zone
小川さんのサイト、鉱山の取材レポあります。毎回毎回ネタ取材の詳細なレポートがあるので楽しみにしてますええ。なお何度探してもファンサイトは見当たらず。残念!
▼本日の木乃葉子ニュース▼
発売日はまだ先なんですが、そろそろ今月の徳間デュアル文庫新刊が出回り始めてます☆
今月の目玉は「俺に撃たせろ!」→bk1です。まだ未読ですけど、なにしろ作家は伝説の遅筆作家火浦功さんで、物語の主人公は最近物忘れがひどい迷探偵、アルツ・ハマー。
なにかわくわくしませんか? しますよね?
ちなみにamazonではこの本扱ってないんです。非道いです……
やぱり広辞苑アタックでしょうか☆
▼本日の作品&台詞解説▼
「ここほれONE−ONE!」→bk1、→amazonはまごうかたなきまいじゃー小説。なんと穴掘りSF小説です。
なんだそれはと言われても、そうとしか答えようがないのです。
ですが、コメディでもなんでもなくてれっきとしたSF。
丘のふもとに住んでいる高校生・竹葉要平は屋根裏で古地図を見つけます。それを物理探査会社・山水ジオテクノに持ち込んで調査した結果、古地図が本物で、しかも不思議な性質を持つ石が埋まっていることが発覚。
かくて穴掘り探査の始まり始まり。
なんせネタがネタですから、あえて万人向きだとは言いません。しかしこういった思いもよらぬ素材をライトノベルに仕立て上げてしまうことにかけて、もはや小川さんの右に出るものなしと言う気がしますええ。
とにかく読んで損はしないと思いますんで、おすすめ。
えー本日の台詞は、実を言うとあまりにも夢のない台詞なんで(^^; 載せるかどうか迷ったんですが、まあたまにはいいかと言うことで。
そうなのです。元手がなければおちおち宝探しもできないのです!
世の中って辛いなあ……
(01/11/19)
「……愛って誓うものかなぁ
だって誓ったからってなんになるのさ? 誓おうが、誓うまいが、愛がなくなっちゃったら、なくなっちゃうだろ? なくなっちゃったのにまだあるふりしたとしたら、それこそ完璧に不純でしょ」
出典:竜騎手の誇り(ドラゴンファーム) 《小説》/ハヤカワJA文庫/久美沙織/絵師:水玉螢乃丞/245P
キャラ:フュンフ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
久美さんのファンサイトがないので代わりに水玉さん関係を。どんなもんありゃ〜すかぁなどは必見かと。
▼本日の小ニュース▼
かなり冷え込む今日この頃、風邪等引かれていませんか?
こんにちわ、木乃葉子です☆
■X−BOX版「式神の城」のスクリーンショット
開発は順調のようです。
あとは値段も大きさも人一倍のハードを誰が買うかという些細な問題だけ。楽しみですね☆
▼管理人のつぶやき▼
最近はやってますね〜、というわけで。
答えてみました、テキストサイト管理人へ100の質問の回答。
ほんとは似非テキストサイトですが、その辺は大目に見てやってください(^^; あまり見てもおもしろいもんじゃないので、お暇な方だけどうぞ。
▼本日の作品&台詞解説▼
「ドラゴンファーム」→bk1はちょっと毛色の変わった、でもこれこそファンタジー小説!
どうもうまい説明が浮かんでこないので、前回の説明をそのまま再録します(^^;
数年前にプランニングハウスから出版されていたんですが、出版社が倒産し絶版に。それがこの度ハヤカワ文庫で復刻されたものです。
由緒正しき王家の末裔・デュレント家の営むデュレント牧場。ドラゴンを飼って生計をたてているこの牧場の末っ子・フュンフは、今日も今日とて牧場の掃除−つまりはドラゴンの糞の始末!−の真っ最中。
……といういきなりの展開で、この物語は幕を開けます。そしてフュンフは、柵を破って隣の牧場に逃げ出したドラゴンを追ううちに、隣の牧場に遊びに来ていた、都会育ちの興行師の娘主の娘で絶世の美少女ディーディーと出会います。彼女から聞いたデュレント牧場買収計画に驚くフュンフ。さあお家の一大事!
こんな感じに物語は進んでいきます。
デュレント家のドラゴンの世話をする人間が金髪なのは、糞尿の始末を毎日毎日するうちに、アンモニアによって脱色されてしまったからだ、とかファンタジーにも関わらず、どこか日常的な雰囲気の漂う作品なんですが、恋あり冒険ありとファンタジーとしての根っこもきちんと持っています。そうですね、地に足のついたファンタジーとでも表現しましょうか。
基本的にコミカルに、けれどもわくわくドキドキをいっぱい与えてくれる
良作です。ひねたストーリー展開はないのですが、おもしろいもんはまっすぐな作り方をしていてもやっぱりおもしろいのです、ええ。
ファンタジーが嫌いでさえなければ迷わず買いです!
3部作になっていて、「竜飼いの紋章」「竜騎手の誇り」「聖竜師の誓い 上・下」と出ています。プランニングハウス版とはタイトル・巻構成が変更されているのでご注意ください。
台詞解説は、姉の結婚式に出席しているフュンフが、式で二人の愛を誓い合う場面で、ふと思いついて恋人のディーディーに語った言葉。真実なんですが、身もフタもないといえばないですねえ。
ただ、この台詞周辺の本来の趣旨は「愛は取り引きで結ばれるものじゃなく、もっと神聖なもの」だという点なのでその辺は誤解なきように。
(01/11/18)
「両刀だったのか」
出典:楽園の魔女たち 七日間だけの恋人 《小説》/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/293P
キャラ:サラ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】HELLO WORLD
ファンサイトは前々からいろいろ見て回っているんですが、特化しているとなるとタイコモチ氏の研究所が一番かと。
▼管理人のつぶやき▼
Books by 麻弥の11/15の日記は、まことに同感です。
やはりライトノベルは絵とデザインがそろってこそ。
こういうこと書くと人によっては反感持たれそうですが、現実問題として「まずはじめにイラストが気に入るか?」をライトノベルの購入基準にしている人は少なくありません。この辺についてはアンケートでもとってみれば恐ろしい数字が出るんじゃないかと思ってます。
作家さん自身にそこまで求めるのは酷なので、つまるところ責任は編集サイドにあるということになります。
いくら名作と言えど、手にとってもらえなければそれまで。
で、売れないと次の作品が読めない。悪循環ですね、典型的な。
その点ソノラマ文庫あたりはかなり損してます。デザインにも気をくばれば、もうちょっと売れるんじゃないかなあ? せめて最近表紙を変更したハルキ文庫のヌーベルSFシリーズくらいの気遣いは欲しいところです。(背表紙にもイラストが入ってるんですよ〜、かなり目立ちます)
例えば都市シリーズの機甲都市伯林ラストシーンなどは絶対に既存のテキストでは表現できません。こういうテキストとイラストの融合に、ライトノベルの行き着くべきひとつの方向性があるんじゃないだろうか、そんなことを思ってます。
というわけで、がんばれ編集さん!
▼本日の作品&台詞解説▼
「楽園の魔女たち」は……すいません本日解説サボります(^^;
台詞解説もサボります。
でもね、ショックでしょう?
あえて両刀がなんなのかは説明しませんが、ある意味どっちか片方である以上に危険な気がしますええ。
(01/11/17)
「殺してやる! みんな、殺してやる!
私は・・・あの人に、幸せになって・・・欲しかっただけなのよ!」
「それでも、朝は来るのよ。いつも通り。
私は、君達のような化け物を狩る化け物。悪しき帝国の忘れ形見。
私は命令を守るだけ。
あきらめなさい。化け物相手に人の理屈は通用しないわ。」
出典:式神の城 《アーケードゲーム》/タイトー/開発:アルファシステム/絵師:園田未来/1面ボス戦前
キャラ:悪美代子&ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン
【メーカー公式サイト】式神の城
【絵師直営サイト】なし
ちなみにX−BOX版の式神の城公式サイトは今のところ更新されていないようです。
▼本日の小ニュース▼
こんにちわ、木乃葉子です☆
人として、チャットの約束をぶっちぎるのはどうかと思いますが、みなさんにおかれましてはどう思われますでしょうか。
管理人「弁解の余地なし……永遠さんほんとにすいませんでした」
やっぱりここは金の広辞苑アタックでしょうか?
それとも銀の広辞苑アタックでしょうか?
■キノの旅、ラジオドラマに(ネタ元:followerの11月14日雑記)
電撃文庫の人気シリーズ「キノの旅」→bk1がラジオドラマになるようです。
12月1日から文化放送などで連続4回で放送とのこと。11月24・25日には作者の時雨沢恵一さんがゲストでお呼ばれ。ご期待くださいね☆
キノのひそかな辛口かげんが、葉子も大好きですよ?
▼本日の作品&台詞解説▼
「式神の城」は、いわゆるひとつのシューティングゲームです。
システム的な特徴として、敵弾をぎりぎりまでひきつけると強力ショットが打てたり、得点にも倍率がかかったりと、弾除けの妙を追求した作りになっています。キャラの魅力を前面に押し出した作りになっていて、この辺は「ガンパレードマーチ」を製作したアルファシステムの心意気が大いに感じられる部分ですええ。
4−1をいまだ越えられないへっぽこには、エンディングは遠い夢ですけどね……(^^;
さて、台詞解説ですが「化け物vs化け物を狩る魔女@化け物」という構図で読んでいただくと分かりやすいかと思います。
それでも朝は来るのよ……という乾いた物言いに惚れちまいましたですよ!
なお、この台詞に関してはゲーセンではどうしても全文を憶えきれず、龍のお年ごろの台詞集がなければ日の目を見ることはありませんでした。感謝しつつリンクしておきます。
(01/11/16)
「私――酷いよな」
「そうだな」
「格好悪いよな」
「そうだな。
――そんな事は百も承知で彼等はあんたに付いてきたんじゃないのか?」
出典:獣姫の狂詩曲(スクラップド・プリンセス) 《小説》/富士見ファンタジア文庫/榊一郎/絵師:安曇雪伸/244P
キャラ:セーネス・ルル・ギアット&シャノン・カスール
【作者公式サイト】うごうご榊くん
【絵師直営サイト】なかよひモグダン
つくづく綾波が好きなんだなあと思いました(謎)
▼本日の小ニュース▼
こんにちわ、木乃葉子です☆
とうとう晴れて表舞台を勝ち取ることが出来ました。これもひとえにみなさまの応援のおかげです。ありがとうございました☆
(管理人注:比喩でもなんでもありません。いつになったら看板娘のプロフィールは公開されるのか、といった類の度重なるツッコミがなければこの企画は実現しなかったでしょう(^^; )
さて、このコーナーではネットで拾ったまいじゃーに関わる興味深い話題を紹介していきますね。それでは初日のニュース。
■伊藤明弘版権物作品集「Blue gale」発売。→bk1、→amazon
B級アクションと銃撃戦を描いたら天下一品、作品が進むほど謎が解けるどころか謎が増える「ジオブリーダーズ」の作者、伊藤明弘さんの作品集ですね。タイトルでピンと来た方もみえるかもしれませんけど、ザブングルと聞いて即反応できるのはお年を召された証拠かと☆
ともかく伊藤明弘さんのファンならお忘れなくどうぞ。
▼本日の作品&台詞解説▼
「スクラップドプリンセス」→bk1は、一見ありがちに見えなくもないファンタジー小説です。絶対とされる宣託によって、呪われた子とされ本来死すべき運命だったところを生き延びた王女パシフィカ。
その存在が発覚し、次々に送り込まれる刺客。彼女と、血のつながらない双子の姉兄は運命に抗う旅を続けます。そして次第にスケールアップしていく真実とは……。
ありがち、と言わなかったのは魔法などの設定がしっかりしていることと適度な「痛さ」をこの作品が背負っているからです。特に個人的には各種魔法の設定がお気に入りですええ。
台詞の解説ですが、本編に大きく関わってくるのできちんとしたことは言えません。ただ……
完璧な人間などいない。それでも多くの欠点を補ってなおあまりある長所のために、人は誰かを信じてついていくのだ、と言っておきましょう。
なお台詞は地の文との絡みで少々編集が入ってます。
(01/11/15)
人間だから、間違えることはあっていい。
間違いに気づいたら、正せばいい。
最初からの利口と、一度馬鹿を通ってきた利口との差。
その差は見えないようで大きくて、なればこそ、それが強い絆となる。
出典:パラサイトムーン/電撃文庫/渡瀬草一郎/絵師:はぎやまさかげ/III巻
57P
キャラ:露草弓
【作者直営サイト】草一屋
【絵師直営サイト】Fountain's square
ちなみに渡瀬さんはお馬さんが大好きのようです(笑)
木乃葉子は、言った。
「争いは何も生みません。もう争いはやめにしましょう」
極楽トンボは、思った。
「この辺が、潮時かもしれない」
共に、無益な戦いには、疲れていた。
二人の思いが、ひとつとなった。
「分担しよう」「分担しましょう」
二人の意地が、奇蹟を生んだ。
……某番組を元ネタにしてちょっと遊んでみました(笑)
このところごちゃごちゃしていたトップの日替わりですが、名台詞紹介を私・極楽トンボが、そして毎日の小ニュースを木乃葉子嬢が担当することになりました。
明日以降は、そんな感じで更新していきますのでよろしくおねがいします。今日のところはごく普通で。
「パラサイトムーン」→bk1、→amazonは、現代を舞台にしたオリジナルの神話ものです。手っ取り早く言うならクトゥルフ神話のように、一から神の世界を設定しておいて、それに関わってしまった人間たちの物語を描いています。迷宮神群と呼ばれるその神々の影響を受けることで、様々な特殊能力を得る人間たちに注目。
ちなみに……今のところ2巻が一番おもしろいというか、2巻まで読まないことには真価が発揮されない物語だと思いますので、1巻だけ読んで止めている人がもしいたら、ぜひとも2巻まで読んでから判断して欲しいなあと。
ちなみに本日の台詞は、2章のはじめの扉にかかれているもので、正確には台詞ではないですね。
よく「挫折を知らない人間は脆い」と言いますが、その辺のニュアンスがまあ含まれているんだはないかと。……ちょっと選ぶ台詞が優等生過ぎた気もしますが、まあたまにはよしとしましょう。
(01/11/14)
「ふざけんなっ……! 自分の命を――自分の命をなんだと思ってるんだ、先輩は!
いいか、死んだらそれまでなんだぞ!?
どんなに酷くて、どんなにみっともない事をしてでも生きていなくちゃ嘘だ!
生きていなくちゃ……生きていなくちゃ何もないんだ。
無様でもいいじゃないか。それを感じられなくなるより、ずっとずっと何倍もいい……!」
出典:月姫/TYPE-MOON/原作:奈須きのこ/絵師:武内崇/シエルルート、たぶん
キャラ:遠野志貴
帯コピー:私を殺した責任、とってもらうからね。
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ほんとはあるけど……作業時間なし。
http://maijar.org/にとりあえず移転完了。
(前にhttp://www.maijar.org/と告知しましたが、もっと短いアドレスでOKだったようなので、短い方を推奨しておきます)
突貫工事で移転作業を行なったため極度の睡眠不足。
とてもじゃありませんが、まともに更新する元気が……(^^;
そういうわけで木乃葉子嬢の勇姿は一日お休みです。
台詞は緊急時御用達の月姫よりひっぱりました。
解説はどうか勘弁してください。
寝る! とにかく寝るっ!!
ちなみに一時サーバーが落ちていたので、昨日の小ニュースを再録しておきます。
●諸君、私は川上稔が好きだ。(元ネタ:簿武樹弐屋(悪徳)の掲示板)
それではみなさまおやすみなさい。
(01/11/13)
「なにをおっしゃいます!?
女性として生まれたからには、やっぱり『ぱよっぱよのぽよんぽよん』でなくちゃダメです!!」
出典:まほろまてぃっく/GUMコミックス(ワニブックス)/原作:中山文十郎/絵師:ぢたま某/4巻38P
キャラ:安藤まほろ
帯コピー:なし
【作品公式サイト】まほろまてぃっく Official Site
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトはかなり存在しますが、mahoro.vesper.comを起点にしてみては?
木乃葉子、トップページ占拠3日目。
現在、犯人と管理人の間で停戦交渉中のようです(笑)
みなさん、こんにちわ。木乃葉子です。今日もささやかな話題からいってみましょうか☆
●諸君、私は川上稔が好きだ。(元ネタ:簿武樹弐屋(悪徳)の掲示板)
掲示板で掘り出し物発見☆
けれど製作者はよく見るとエスクーシュさんではありませんか。管理人がいつもお世話になっておりますm(__)m
ともかく、言詞を巧みに使ってあっていい出来ですよ☆
ところでみなさんにぜひともお聞きしたいことがあるんです。
ネット上ではいわゆるニュース系サイトが大変活発で、ゲームやコミックに関する情報はかなり充実していると思います。でも、ライトノベル系やまいじゃーよりのコミックに関する情報を提供しているサイトってありますか?
葉子の記憶にはないんですけど……。新刊発売日だけに留まることなく、
いろんな情報を提供してくれる場所があるといいんですけどね☆
とりあえず見つけるまでは、こちらでそんな類のことをしていけたらいいなと思ってます。
それにしてもニュース系でもテキスト系でも書評系でも特定ファンサイトでもない、かといって名台詞サイトでもないここは、どうしようもない半端ぶりがまいじゃーの追求にはお似合いだと改めて感じますね☆
本日の作品、「まほろまてぃっく」→bk1、→amazonですが……基本的には萌え漫画だと思います。メイドさんですし。ただ、この作品でまほろさんはメイドさんではあるものの主人公格の少年と絶対的な主従関係にはありません。あくまでもお手伝いさん。
この関係、ちぎっては投げちぎっては投げられるくらい存在するメイドさんな作品でも実は稀有な存在なのです。注目すべき点ですね。
萌えだけで終わらずきちんとした背景を持った作品なのも好感度が高いです。
それからまほろさんは同性としてこんな事を言うのはアレですが、あまり胸が豊かではないのです。
かなりコンプレックスを持っていらっしゃるようで、それが本日の台詞に切実に表現されています。
負けないで下さいね、まほろさん☆
(01/11/12)
やっぱり、あんな奴のことなんか放っておけばいいのだ。
だって仕方がない。いないんだから。すぐ放送で呼び出されて早退してしまうのだから。何か事情があってのことなのだろうが、そのことを話してくれるならともかく、だんまりを決め込んでいる奴の都合など斟酌してやる義理はない。ただでさえ友達もいないくせに、せっかくの学園祭をひとりぼっちで過ごすはめになっても自業自得だ。放っておけばいいのだ。こっちだって学園祭の準備でいろいろ忙しいのだ。余計なお節介を焼いている暇はないのだ。自分はこれから、どこがどんな企画をやるのかを浅羽と一緒に取材して回らなければならない。それを紹介記事にまとめる準備も浅羽と一緒にやっておかなくてはならないし、学園祭当日にはこれらの企画を実際に見て回らなくてはならないから、浅羽と一緒に焼きそばを食べたり浅羽と一緒に焼きいもを食べたり浅羽と一緒に映画を見たり浅羽と一緒にお化け屋敷に入ったりしなけらばならない。もし清美にからかわれたら、こう言ってやればいい。
だって仕方がない。そういう企画なんだから。
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その2 145P
キャラ:須藤晶穂
帯コピー:その夏、少年と少女は出会った…。
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特化したファンサイトは見つかりませんが、秋山さんのファンサイトと言うことでしたら神聖帝国がおすすめです。
木乃葉子、トップページ占拠2日目。
(突然の展開についていけない方は前日の名台詞参照のこと)
……はっ? なにがどうなってる? なんで縛られてるっ!?
まさか葉子、君の仕業か!なぜこんなことを……
「正当な権利の回復を行なっただけです。むしろ遅すぎですね。ともかくしばらくそこで見学をお願いしますね☆ ……これ以上、広辞苑を血で汚したくはないでしょう?」
おまえ! それでも本好きか! 本を凶器に使うなんて本好きの風上にもおけ
「問題ありません。本好きの方に諭されてブックカバーをしたので再利用できますから☆」
そ、そういう問題では……あぅ。
みなさん、こんにちわ。木乃葉子です。
今日も張り切っていろいろ紹介していきますね☆
先日紹介したブラウザ情報の書き換え、当ページでもなかなかはやっているようです。
「タイガージョーはアリスソフトのOnly Youに登場します。」「
好き好き兄チャマ with 14th Dream」「HELLSING
OS ver.7.2/vampire/USO」「すずねえの弟になりたいんです。祖母を質に入れてでも」……タイガージョー? すずねえ? 広辞苑には載っていませんねえ。紳士名鑑を見たほうがよいのでしょうか。
ちなみに傑作はこれです。
ブラウザ流派当方腐敗。
ブラウザも政治も人格も、腐敗を自覚するのは大切なことですね☆
では、本日も小ニュースから。
●ガンパレードマーチ、ドラマCDのCM。
メインキャラクター総登場の豪華なCM。ちなみにmp3形式です。
●R.O.D.5巻、12月に発売?(ネタ元:倉田英之ファンの声メッセージバンクの掲示板)
裏の取れてない情報なので、噂程度に聞き流しておいてくださいね☆
それじゃ昨日に引き続き、「イリヤの空、UFOの夏」→bk1、→amazonから台詞をお届けします。
今回意図的に、怒涛の垂れ流し文章の一端を感じてもらおうと、わざわざ長い独白を用意しました☆
決して他にネタがなかったわけじゃないですよ?
この台詞もあまり解説できませんが、作品におけるヒロイン格の伊里谷にいろいろな意味でおだやかならぬものがある晶穂の心情告白とでも思ってください。
女心は複雑なんです本当に。
私と一緒ですね☆
追伸:試験的に帯のキャッチコピーも掲載してみます。掲載位置、ネタばれに関する配慮などご意見があれば掲示板までお願いしますね☆
(01/11/11)
「浅羽特派員っ! そこでちゅーだっ! 明日のためにちゅーだっ!!」
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その1 261P
キャラ:水前寺邦博
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特化したファンサイトは見つかりませんが、秋山さんのファンサイトと言うことでしたら神聖帝国がおすすめです。
「一撃一冊、広辞苑アタックです☆」(注1)
ぐはああっっ!!
ぼて。
……………………
あ、お見苦しいところをお見せしてしまいました。
みなさん、こんにちわ。木乃葉子(このようこ)と申します。
看板娘として登場してから幾星霜、待てど暮らせどプロフィールすらまともに公開してもらえないので、本日20:00をもって当ページを占拠致しました☆
管理人のトンボさんですか?
大丈夫です、とりあえず生きてますから。まあそのような些細なことはお気になさらず、私が司会進行役を務めさせていただきますね。
まずは小ニュースです。
●佐藤大輔、富士見F文庫に進出。(元ネタ:MURAJI's Book Page)
佐藤大輔さんを知らない方も多いと思いますが、架空戦記を中心に活動している作家さんです。例えば「皇国の守護者」は、ねじれ曲がった性格の主人公が大変魅力なまいじゃー作品です。いったいどんな仕上がりなんでしょう?
そんなわけで今月発売の「A君(17)の戦争」にご期待くださいね☆
●管理人が萌えている佐藤聖様(左)。(ネタ元:るくしあ大陸電子領)
管理人のトンボさんは、相も変わらず元白薔薇の佐藤聖様一筋で、最近はネット上のCGを集め始めたみたいです。重症ですね。
そっとしておいてあげてください。
それじゃ本日の作品紹介をします。
「イリヤの空、UFOの夏」→bk1、→amazonは、説明不能なSFちっくボーイミーツガールのお話です。
ちょっとだけ騒がしい日常の描写に、突如入り込む非日常の描写。そしてアクション小説ならぬ、文章によるノンストップアクション。その辺りがきらりと光るまいじゃー作品だと思います。
葉子もおすすめ。
読んでくれないと”広辞苑アタック”ですよ?
台詞についてはあえて解説は避けておきます。とりあえず主人公を陰から煽っている台詞だとだけ言っておきますね☆
ところで……こうやって進行していて思ったんですが、管理人が進行しようと私、葉子が進行しようと全体の雰囲気まるで変わってませんね。
安心して乗っ取りを続けてみましょうか☆
(注1)広辞苑アタック:あのクソ重い辞書「広辞苑」をひっつかみ、相手の頭部を角の部分で思い切りぶんなぐる荒技。効果絶大だが、技を円滑に出すには極めて高い筋力が必要である。つまりはそういうこと。
なお、相手の返り血で汚れてしまうために、一撃一冊が基本とされる。
(01/11/10)
「悲しいなら、泣けばいいじゃないか」
「錬さん?」
「どうして!
どうしてフィアはいっつも笑ってるの? どうして、涙を見せてくれないの? 苦しいって、辛いって、死にたくないってどうして!」
「……涙は嫌いです……自分だけじゃなくて、見ている人まで悲しくさせるから……。
……泣いてもどうにもならないことなら笑っている方がいいです。苦しいことも痛いことも、自分の胸の中にしまっておけば誰も傷つけない
……悲しいのは、私一人でいい」
出典:ウィザーズ・ブレイン/電撃文庫/三枝零一/絵師:純珪一/238P
キャラ:フィア&天樹錬
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ペン禅一如
ファンサイトは発見できず。
さてさて世間ではそろそろ電撃文庫が店頭に並び始めます。結局読んでみないとわかりませんが、期待度が高いものとしては「イリヤの空,UFOの夏 その2」と「パラサイトムーン3」といったところでしょうか。パラサイトムーンはいわゆるクトゥルフ神話系の独自神話系を組み上げ、それを元に各神々の力を借りる人間たちの物語を描いていますが、これはなかなかおすすめ(のはず)です。
やっと読み終わったまいじゃー作品をご紹介。
「ここほれONE−ONE!」→bk1、→amazonは、穴掘りSFです。
といっても何が何やらさっぱりだと思われます。
屋根裏で見つけた、先祖が残した古地図を調べてもらうため2人の少年が訪れた物理探査会社・山水ジオテクノ。ひとしたきっかけでこの地図の信憑性が確認されて、急遽少年の自宅下を掘ることに。
地下に埋まっていたのはなんとも不思議な性質を持つ石だった……。
この謎の石を掘り出すためのいろんな試みを軸にしながら、奇想天外な技術や意外な展開の待つ物語です。
穴掘りという、なんとも地味なネタなんですがこれが大変におもしろい!
さすがは小川さん、こういう地味なネタを魅力あるライトノベルスに仕立て上げるのはもはや特技ですねほとんど。
なんかこの本読んで、トンネル掘りの技術とか興味出てきました。
とにかくまいじゃーです。
文句なしにまいじゃーです。
穴掘りでSFってかライトノベルですよ?
これを買わなくしてなにがまいじゃーか。<そこまで言うか
さて、本日は台詞だけで作品の方の紹介ができなくて申し訳ありません。細かい筋を忘れちゃったんで……(汗)
読めば一目瞭然ですが痛い台詞です。ひたすらに痛々しいです。
(01/11/9)
「ハーイル イルパラッツォ!!
今日も我ら3人と1匹!
タガが外れるまで世界の命運をこの手にのせて高速回転させたいと思われまーす!」
出典:エクセル・サーガ/YKコミックス(少年画報社)/六道神士/OURS2001年12月号59P
キャラ:名前不明の女の子?
【作者直営サイト】六道館
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは全く調べてませんです。ええとちなみにギャラリーですが、ここのサイト向け情報としては「無明の剣」のCGもありますということで。
今日は早朝に更新作業をするつもりが、目覚ましかけ忘れてすっかり寝過ごしてしまい、ひたすら強引に更新です。
だから手抜きも手抜き、台詞だけ紹介しときます。
台詞自体が手抜きのような気もしますがきっと気のせいです(^^;
「エクセル・サーガ」は、世界征服の第一歩のために市街征服を狙う理想推進機関アクロスの構成員(主にはエクセル)が、イルパラッツォ様のために奮闘するお話です。
どこまでもどこまでもギャグ漫画です。メインキャラもサブキャラもくせ者ぞろいですが、主人公格のエクセルの場合、常に異常なテンションの高さが特徴です。
日常から既に常に壊れている人ですええ。
そんな彼女は、イルパラッツォ様への日々の挨拶もやっぱり壊れてます。市街征服への気概だけは素晴らしく伝わってくるんですが(笑)
(01/11/8)
「きっさまぁ! それでも女かぁ!?」
「えっ えええ!?」
「ワレぁ んな白樺派な甘っちろさでこの平成を生き延びられると思うとるんか!? おお!?
昔の人はええ事いった!
命短し 襷に長し
恋する乙女 虎穴に入りては撃ちてしやまん
虚仮の一念山をも破る…! ってな
いっそ殺す意気込みでモノにしてみんかいコラ!」
出典:朝霧の巫女/YKコミックス(少年画報社)/宇河広樹/OURS2001年12月号45P
キャラ:名前不明の女の子?
【作者直営サイト】日瑠子陛下行幸の様子onWEB
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトはとりあえず、あやかしの茶やを挙げておきます。もう一箇所なかなかいいとこがあったはずなんですが、どこだったけ…。
一部メールの返信が滞ってます。まことに申し訳ありません……。掲示板のレスもここ数日できてないわ、台詞もネタ切れ起こしてるわ……(^^;
えー本日のお届けは、OURS連載中の「朝霧の巫女」→bk1、→amazonより。一部巫女萌えさん達の間では熱狂的な支持を受けているようです(笑)。
なにしろ巫女委員会とかありますし、ねえ?<誰に向かって呼びかけているのか
詳細な作品解説は明日に持越しですすいませんm(__)m
台詞解説は、と。幼馴染でほとんどくっつきかえにもかかわらず、後一歩が踏み出せない片割れに巫女委員会の一人の女の子が発破をかけているの図です。
あちこち間違ってますが、迫力が感じられるのでよし(笑。
(01/11/7)
「命請いしねえの?」
「高笑いしながら逝ってやるわよ」
出典:破天荒遊戯/Gファンタジーコミックス(エニックス)/遠藤海成/2巻48P
キャラ:バロックヒート&ラゼル
【作者直営サイト】Iなし
【絵師直営サイト】なし
777FEVER!しかファンサイトは知りませんねえ……どこか他にはないものか。
時間ギリギリまでネタ思いつきませんでした。
ゆえに「破天荒遊戯」→bk1、→amazonの説明はパスですパス。一言だけ言わせて貰うと、こいつはあまりにも強烈な台詞の数々が命です。
よって作品解説にも目を通しがてら、ぜひとも破天荒遊戯の他の名台詞もご覧になってください。言いたい事はそれだけですええ。
台詞解説するほどでもないんですが……一応この台詞は勝気な性格で、そのうえけっこう腕っぷしもたつラゼルがピンチに追い込まれたとき、実は緊張と恐怖で身体を震わせながらも言い放ったものです。
これもひとつの強さです。ラゼルちゃん素敵。
(01/11/6)
「いい頃合いだ。皆、目を覚まして気づくべきだろう。……誰か一人によって救われる程度の世界ならば、それは間違っているということを」
出典:機甲都市・伯林(都市シリーズ)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/4巻227P
キャラ:アルフレート・マルドリック
【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭
都市シリーズと同じく、webサイトも相当に個性的です。
「1か月間本読まなかった」46%…世論調査より。
……そ、そんなバカなっ!
活字中毒者にこのような暴挙は不可能です。ええもう絶対。活字を一行たりとも読ませないという血も涙もない拷問が行なわれたならば、我々はあっさり屈するかもしれません。
それこそ名台詞を借りて表現するならば、
「READ OR DIE?」です。
しかしまあ世間一般レベルじゃこんなもんかなあ。一度ネットで活字に関する偏ったアンケートでもとってみるとおもしろい結果が見られるかもしれませんね。
昨日公開質問したインターネット図書館、おかげさまで場所が判明しました。メールと掲示板の両方で教えていただき、大感謝!です。
うれしいことはおすそ分けということで……
http://web.archive.org/
こちらに飛ぶと、アドレスさえ分かっていれば既になくなってしまった過去のサイトさえも懐かしむことができます。使い方次第では効果絶大です。
さて本日の作品である「機甲都市伯林」ですが……すいません、ちょっと今回は手抜きです。
気になる方は名台詞の都市シリーズの項目を読むと、これでもかこれでもかというくらいに解説してあるのでご利用ください(笑)
台詞としては、「救世者」一人の力を使って独逸を救うというその考え方は、どこかおかしいのではないか?と。
たった一人の英雄によって助けられる世界というのは、あちこち歪んでいるのです。
(01/11/5)
昔・・・・祖父がよく言っていました
最大の恐怖とは”識らぬ事”だと
幽霊の正体見たりなんとやら・・・・ですね
もう僕は あなた達が恐くありません
出典:魔人/講談社コミックスデラックス/大暮維人/1巻198P
キャラ:出虎一八(いでとらかずや)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
総合ファンサイトとしてはSa‐iがおすすめかと。また魔人-DEVIL-ファンサイトというそのものずばりなサイトもあります。
ミノムシさんからの報告によるとhttp://www.maijar.org/からこのサイトに入ると掲示板に書き込みできない状態が続いているみたいです。
現在レンタルサーバーの契約が終わり、設定作業を行なっている最中なんでもうしばらくお待ちください。ご迷惑おかけします。
すいませーんこの場を借りてしつもーん。
つい最近、どこかのニュース系サイトで「インターネット図書館」という名前でリンクされていた、過去のいろんなホームページファイルを保管してあるサイトのアドレスをどなたかご存知ありませんかー? ちょっと事情があって既に消去されてしまったとあるサイトを見てみたいので。
はいよと、では本題へ。
「魔人」→bk1、→amazonは、いつも沈着冷静なIQ200の天才少年・通称デコッパが、格闘の力ではなく、知力を使って最強の魔神を打ち倒す話です。
作者の大暮維人さんの作品としては「天上天下」が有名どころで、名シーンいっぱいの格闘漫画なんですが、あれはあくまでも普通の格闘漫画。
ところが「魔人」の場合は、決定的に違います。腕力ではなく物理や生物学の深遠な知識を使って、強大な怪物と渡り合うという、いままでありそうでなかった作品です。
燃える! 最高に燃えます!
これはもはやおすすめじゃなく強制します。買え(笑)
もともと画力には定評のある作家さんなので、アクションもかっこいいし言うことありません。また2巻完結というコンパクトな構成なので、お求めやすくなってます。それと補足ですが、1巻の途中まではかなり長い前フリと化してまして、デコッパ君は陰も形も登場しません。で、この作品の真価はデコッパ君が登場してはじめて発揮されるものなので、そこだけ念頭に入れておいてください。
んー次のまいじゃー認定はこれかなあ。
さて、本日はどっちかというと作品紹介のほうに重点があったのとネタばれな台詞を避けたためそれほど面白みのある台詞ではありませんが……。
幽霊はその正体がわからないからこそ存在により恐怖します。
正体のわかった相手はどれほど強大であろうとなにか打つ手があるはずです。よって魔人も生物である以上、対処法はあるわけで天才少年の手にかかると無敵の存在ではない、と。
(01/11/4)
「きみは将来なにになりたいんだい、フィン?」
「ヒモ」
「ふうん。どうしてヒモがいいのか聞かせてくれないか?」
「女の機嫌取るのはきらいじゃないし。相手がしあわせでオレもしあわせになれる。万事めでたいじゃん。なんか問題ある?」
出典:死神見習い修行中!/角川ビーンズ文庫/樹川さとみ/絵師:ほづみりや/8P
キャラ:坊さん&フィン・テルア
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】guidemap
本日は特に言うべきことはなし。
……今日の台詞って……(笑)
そういえばまさか知らない方はいないと思いますが、ヒモとはなんのことやらおわかりでしょうか?
葉子「紐。娼婦などの情夫で金銭をみつがせている者」
まだ出番は用意してないってのに、いきなり出てきたね葉子さん?
「存在感の証明です」
あう、痛いところを……(トップ絵のコメントを見れば一目瞭然)
「でも、真に愛さえあればどんな関係でも構わないと思います☆」
ははあ愛、ですか。
「まあトンボさんが佐藤聖様萌え〜とか言ってるのもひとつの歪んだ一方的な愛かもしれませんね☆」
余計なお世話です。
脱線ついでに、この間紹介したブラウザ情報書き換えによる怪しげな(笑)ブラウザ名で、個人的にヒットしたのは「蔦子特製ブラウザfocus白薔薇さま仕様」でした。ただそんだけです。
コミックも紹介しなければと思いつつ……。
まだ読んだばかりの「死神見習い修行中!」→bk1、→amazonがすっかり気にいってしまったのでさっそく紹介。ふだんはネタばれ防止などのために意図的に1週間程度紹介を控えているですが、その封印はあっさり解除します。
角川ビーンズ文庫からの創刊第2弾ということですが……やや女の子向けを意識したスニーカー文庫という位置付けなんでしょうか。この辺創刊の経緯は知らないんでなんとも言えません。
ともかくタイトルにもあるように物語の内容はちょっと変わっています。
叔父の借金のカタに身売りされてしまった少年・フィン。彼の身売り先というのがなんと死神で、フィンはこのマスターのもとで死神修行をすることになってしまいます。自分から死神に弟子入り希望する少女も現れて、2人は喧嘩しながらも死神修行に精を出し……。
死神修行ということ自体がなかなか風変わりなんですが、この作品の大事なところはパロディやコメディではない点です。軽妙な会話などは出てきますが、基本的にはメルヘン。そして死神という特殊性こそあるものの、ちゃんと死の描写があり、死をテーマのひとつして扱っていること。それでいて作品全体の持つ雰囲気は決して重くなっていないこと。
タイトルだけ見ててっきりよくあるパロディだと思ったのは大間違いもいいとこでした。反省しつつ、大いにおすすめしておきます。特にすれていない若年層の方にはおすすめしたいですええ。
で、こんな風に持ち上げておいて紹介するのはこんな台詞かい!と怒られそうですね(^^;
ティンは、齢14にして数々の苦い人生経験から、序盤ではこんな人生観を持っているわけです。それが作品が終わった時どのように変化しているか、それは見てのお楽しみです。
ともかく人生ってすばらしいと思える台詞なのでした(笑)
(01/11/3)
「物を大切にしない人は、自分も大切にしないって、ほんとね」
「なにを!」
「そんなにとんがるまでは、あなたもいろいろあったんでしょうね。――でも、あまりタイトすぎるのはつまらないわ。バトルも、人生も。
遊びのある生き方をしない?」
出典:追伸・こちら特別配達課/ソノラマ文庫/小川一水/絵師:こいでたく/157P
キャラ:杉枝静&七条慧
【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし
小川さんのサイトは精力的に更新がされているので、とにかく一見の価値はあります。
なんだかヘルシングのアニメ版については不安な報告がいろいろ入ってますが……(汗)
でも。とりあえず。 本日金曜深夜2:50から。東海テレビ見てる人は忘れないように。
……ああっ!!
そういえばOURSの今月号買うの忘れてた……
ま、その話はおいといて。
本日も先日紹介した、「追伸・こちら特別配達課」→bk1、→amazonからお届けです。「こちら郵政省特配課」→bk1、→amazonとセットでお楽しみください。
この小説が楽しめるかどうかの条件は……例えば郵便マークをつけた真っ赤なカウンタックが爆走している様子を想像して燃えることができるか?
できればあなたは立派に合格です。
本日の台詞解説ですが、これは壮絶なカーチェイスを繰り広げた後での一幕です。(なんでカーチェイス?という疑問は本編を読んでもらわないと説明のしようがありません)当然バトルというのも走りの勝負のことですね。
念のためいっておきますが、頭文字Dとは何の関係もありません(笑)
慧の乗るスープラは半ば無謀とも言える運転で非常に攻撃的な走り。自己を犠牲にすることも辞さないその走り方を見て、ちくりと諫言されたとまあそんなシーンからです。
ここでいう「遊びのある」生き方というのは、単に余裕を持ってことにあたるという単純なものではなくて、余裕を持たせたことによるいろいろな派生効果まで視野に入れてるのですが……おおおそう考えると深い台詞だ。
(01/11/2)
「わたしは新聞部を改革したいんですっ! 誰かさんみたいに世の中の常識を電波で手術したいんじゃありませんっ!」
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その1
50P
キャラ:須藤晶穂
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
神聖帝国内に秋山さんのファンサイトのコンテンツあります。さすがにイリヤの専門ファンサイトはないようです。
えー本日掲示板に書き込めなくなっていたようで申し訳ありませんでした。手直ししたので現在は書き込めるはず……です。もしダメなようだったらまた教えてください。
ところで。
東海地方の同志諸君!!
ヘルシングが東海テレビでも放映しますっ!!
11月2日(金)深夜2:50〜です。あっはっは、天は我らを見捨てずっ!!
最近になって、文庫本の新レーベルがいろいろと創刊されていましたが、その中に祥伝社の400円文庫というものがあります。ライトノベルというわけではなくて、SFとかホラーとかetcという感じですが、瀬名秀明、菅浩江、山田正紀、久美沙織、田中啓文(以上敬称略)といった具合にベテラン作家の書き下ろし作品が楽しめます。
この文庫で意外と重要なのが文章量です。はっきりいえば少ないです。
掲示板でも発覚した私を含む活字中毒患者の面々には、あるいは薄いと感じられるかもしれませんが、お手軽に読むにはもってこいかと。
SF系作品の中ではおすすめは菅浩江さんの「アイ・アム」→amazon。介護ロボットのミキの自我にまつわるお話です。ほんと、こういう話には弱いですね私(^^;
ではライトノベルに話を戻して。
「イリヤの空、UFOの夏」→bk1、→amazonは、どうも説明がしづらいので電撃の帯の言葉を借りると、ボーイ・ミーツ・ガールなお話です。
主人公の浅羽はとある事情から、夏休みの間ほとんど裏山にこもりっぱなし。夏休み最後の日、せめてもの一夏の思い出にと深夜の学校のプールに忍び込んだのですが、そこで目にしたのはスクール水着の女の子が一人という異常事態。しかも「いりや」と名乗るその女の子の手首には銀色の球体が埋まっていたのです……。
その1ということもあって、大きな事件が起きるわけでもなくあくまでも日常の延長線上として女の子との交流が描かれていきますが、人物同士の掛け合いが楽しくて一気に読めてしまいます。
そういうわけで、本日の台詞はあんまり本編のストーリーとは関係ありません。主人公の所属する新聞部では当然新聞を発行しているんですが、なんとその名称が園原電波新聞。その前身は太陽系電波新聞。ま、その辺の話が能力はあるものの奇行で有名な部長への怒りにつながっています。
いやもうとにかく笑わせてもらいました。
(01/11/1)