2004年1月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

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出会った時、泣かないでいよう。あの人もきっとそうだから。
お元気で、としか言えなかった私達の、たった一つの無言の約束。
永年(ずっと)、優しく大人になろう。
誰と出会おうと、誰と語ろうと、揺れる移ろいに足元を見失わずに。

出典:七姫物語 (小説)/電撃文庫/高野和/絵師:尾谷おさむ/2巻273P
キャラ:空澄(からすみ)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
空想カーニバル
特記事項なし。

★2004年1月14日(水)
『店頭の売り上げはネット上の評価に左右されるか? 1』

下でも取り上げているネットでの評判がライトノベルの売上げにどれだけ影響を与えるか、という話。およびライトノベルのネットでの評判と部数の関係に関連して、yahoo!booksランキングの7月から12月までの毎週の文庫本の売り上げベスト20のデータからライトノベルを(ほぼ)拾い出してみました。日販調査によるものなのでネット上のランキングと違って店頭の売れ行きを反映しているはずです。なおシリーズ名で書かれているものはシリーズ最新刊だと思ってください。

2003年12月5日〜12日
順位 前週 書名 著者
3 - ダブルブリッド(9) 中村恵里加
4 - 護くんに女神の祝福を!(2) 岩田洋季
6 - ガンパレード・マーチあんたがたどこさ 榊涼介
7 - ウィザーズ・ブレイン(4) 三枝零一

2003年12月1日
1 - 風サワグ地ノ逃亡者タチ 神坂一
16 - A君(17)の戦争(6) 豪屋大介
19 - ぱにっく・ケモノ帝国 嶋田まな海

2003年11月7日〜13日
2 - 灼眼のシャナ(5) 高橋弥七郎
4 - 吸血鬼のおしごと(6) 鈴木鈴
6 - 悪魔のミカタ(11) うえお久光
7 - 接待します あさぎり夕
8 - i.d.(1) 三雲岳斗
13 - 終わりのクロニクル(2)下 川上稔
14 - おねがい・ツインズ(1) 雑破業
17 - HyperHybridOrganization01−03 高畑京一郎

2003年11月10日
1 - マリア様がみてる 今野緒雪
2 - 炎の蜃気楼(39) 桑原水菜
3 - 機動戦士ガンダムSEED(4) 矢立肇富野由悠季
7 - 緑のアルダ謀略の都 榎木洋子
9 - トリニティ・ブラッド 吉田直
13 - 夜の魔術師 高遠砂夜

2003年10月24日〜10月30日
1 1 これで終わりと思うなよ! 秋田禎信
15 12 天に響く聖譚詩(オラトリオ) 榊一郎
16 11 伝説の勇者の伝説(4) 鏡貴也

2003年10月27日
1 - これで終わりと思うなよ! 秋田禎信
6 1 復活の朝 栗本薫
11 - 伝説の勇者の伝説(4) 鏡貴也
12 - 天に響く聖譚詩(オラトリオ) 榊一郎
14 - 風の聖痕(4) 山門敬弘
19 - EMERED(2) 瀧川武司

2003年10月10日〜16日
1 - 復活の朝 栗本薫
2 - Missing(9) 甲田学人
5 - いつもどこでも忍2ニンジャ(3) 阿智太郎
6 - 撲殺天使ドクロちゃん(2) おかゆまさき
10 - しにがみのバラッド。(2) ハセガワケイスケ
11 - 半分の月がのぼる空 橋本紡
13 - 終わりのクロニクル(2)上 川上稔

2003年10月3日〜9日
1 - 涼宮ハルヒの溜息 谷川流
2 - ラグナロクEX.FEARLESS 安井健太郎
20 1 我が聖域に開け扉(下) 秋田禎信

2003年9月26日〜10月2日
1 1 我が聖域に開け扉(下) 秋田禎信
3 2 砂塵の国の魔法戦士 水野良
7 4 まぶらほふっかつの巻・ひがし 築地俊彦
12 13 自転地球儀世界(3) 田中芳樹

2003年9月19日〜25日
1 - 我が聖域に開け扉(下) 秋田禎信
2 - 砂塵の国の魔法戦士 水野良
4 - まぶらほふっかつの巻・ひがし 築地俊彦
11 - 迷宮からの脱出 鏡貴也
12 - あやかしラブ&ピース 嶋田まな海
13 - 自転地球儀世界(3) 田中芳樹
14 - トゥインクル・スターシップ(5) 庄司卓
17 1 新フォーチュン・クエスト(9) 深沢美潮
19 - 俺サマな恋してる 真船るのあ

2003年9月12日〜18日
1 13 新フォーチュン・クエスト(9) 深沢美潮
2 15 DADDYFACEメドゥーサ(2) 伊達将範
8 - いぬかみっ!(3) 有沢まみず
10 - 住めば都のコスモス荘SSP 阿智太郎
17 - 護くんに女神の祝福を! 岩田洋季

2003年9月5日〜11日
6 4 機動戦士ガンダムSEED(3) 矢立肇 富野由悠季ほか
13 - 新フォーチュン・クエスト(9) 深沢美潮
15 - DADDYFACEメドゥーサ(2) 伊達将範
20 - 花影彼方 真堂樹

2003年8月29日〜9月4日
4 - 機動戦士ガンダムSEED(3) 矢立肇 富野由悠季ほか
10 1 汝その名はスイートポテト 神坂一
13 - トラブルシューターシェリフスタ−ズSS(4) 神坂一
17 - ランブルフィッシュ(7)亡霊殲滅編(下) 三雲岳斗
18 - ひそやかな微熱 きたざわ尋子
19 - ご機嫌ナナメな御主人様 藤崎都
20 - しあわせにできる(2) 谷崎泉


2003年8月22日〜8月28日
1 8 汝その名はスイートポテト 神坂一
5 - まじしゃんず・あかでみい 榊一郎
7 - 気象精霊ぷらくてぃか(1) 清水文化
8 5 創竜伝(12) 田中芳樹
9 - 走れ!神秘の大森林 秋田みやびグループSNE
10 4 魔宮の攻防グイン・サーガ91 栗本薫
12 10 陰陽師(おんみょうじ)生成り姫 夢枕獏
17 18 壊れるほど愛したい きたざわ尋子
18 6 ビートのディシプリン(2) 上遠野浩平

2003年8月25日
4 1 魔宮の攻防グイン・サーガ91 栗本薫
5 4 創竜伝(12) 田中芳樹
6 2 ビートのディシプリン(2) 上遠野浩平
8 - 汝その名はスイートポテト 神坂一
10 10 陰陽師(おんみょうじ)生成り姫 夢枕獏
18 - 壊れるほど愛したい きたざわ尋子

2003年8月18日
1 - 魔宮の攻防グイン・サーガ91 栗本薫
2 - ビートのディシプリン(2) 上遠野浩平
4 - 創竜伝(12) 田中芳樹
5 - イリヤの空、UFOの夏(4) 秋山瑞人
7 - 灼眼のシャナ(4) 高橋弥七郎
10 6 陰陽師(おんみょうじ)生成り姫 夢枕獏
12 - 天国に涙はいらない(9) 佐藤ケイ
13 - 悪魔のミカタ(10) うえお久光
16 - 海月奇談(上) 椹野道流
17 - キーリ(3) 壁井ユカコ
20 - 裏切りの報酬−スリリング・シティ 井村仁美

2003年8月4日
2 1 安心できない七つ道具? 賀東招二
4 - 鬱金の暁闇(3) 前田珠子
6 2 陰陽師(おんみょうじ)生成り姫 夢枕獏
7 - ちょー葬送行進曲 野梨原花南
9 6 反逆者達の多重奏(ポリフォニー) 榊一郎
10 - 緑のアルダ 榎木洋子
12 - 副会長は本日多忙! あさぎり夕
13 - 真皓き残響十三神将 桑原水菜
14 - R.O.D(8) 倉田英之
19 - 少年舞妓・千代菊がゆく!禁じられた初恋 奈波はるか
20 15 テイルズオブデスティニー2(下) 矢島さら

2003年7月28日
1 - 安心できない七つ道具? 賀東招二
2 1 陰陽師(おんみょうじ)生成り姫 夢枕獏
6 - 反逆者達の多重奏(ポリフォニー) 榊一郎
15 - テイルズオブデスティニー2(下) 矢島さら
17 - カオスレギオン01 冲方丁
19 3 デュアン・サーク・(2) 深沢美潮

2003年7月22日
1 - 陰陽師(おんみょうじ)生成り姫 夢枕獏
3 - デュアン・サーク(22) 深沢美潮
4 - DADDYFACEメドゥーサ 伊達将範
7 - 灼眼のシャナ(3) 高橋弥七郎
18 - 略奪は愛をこめて あすま理彩

2003年7月14日
5 - 炎の蜃気楼(ミラ−ジュ)(38) 桑原水菜
9 19 マリア様がみてる 今野緒雪
10 - 結婚します あさぎり夕
16 - 楽園の魔女たち 樹川さとみ
18 - 宝玉泥棒 高遠砂夜
19 10 機動戦士ガンダムSEED(2) 矢立肇
20 13 ミューズの寵児 秋月こお

2003年6月27日〜7月7日
6 - Flesh&blood(5) 松岡なつき
10 - 機動戦士ガンダムSEED(2) 矢立肇
11 - 王朝冬陽(ふゆのひの)ロマンセ 秋月こお
13 - ミューズの寵児 秋月こお
15 - 地にはマのつく星が降る! 喬林知
17 - 君が好きなのさ 谷崎泉
18 10 キノの旅(7) 時雨沢恵一
19 - 新・はっぴぃセブン(2) 川崎ヒロユキ
20 - マリア様がみてる 今野緒雪


こうやってみると確かにネット上の話題作なんて当てにならないですね。上位に挙がるのは安定したベテランとイラスト勝者。むしろボーイズラブ侮りがたし。(はっぴぃセブンって売れてるんだ!?  富士見F文庫は思っていたほど弱体化してない? 電撃の売り上げって持続性はどうなんだろう? etcetc)
うーんこれでベスト50くらいまでフォローしてくれるともっとはっきりしたデータが取れるんですが……。
細かい考察まで手が回らなかったので、なるべく早いうちにこの話題の続き書きます。


第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜は本日は力尽きて追加なし(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ネットでの評判がライトノベルの売上げにどれだけ影響を与えるか、という話。
この話題についてはいろんな所で上がっているのですが、今回はBooks by 麻弥に投稿されたメールによるものですね☆ 2ch(≒ネット上)で話題になるものは売れていないといった辺りのお話です☆
「当サイトで取り上げるものはまいじゃー作品ですから……もはや言うまでも無いかと思います(^^; 」

■ライトノベルのネットでの評判と部数の関係うたたねこやより)
上と併せてお読みください☆ なお「そもそも店の実売なんて棚構成と初回配本次第なんだけどな」は至言だと思います☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

七姫物語→bk1→amazonは、戦記もののふりをした別の作品です。優しさ・透明感・俯瞰・七つの姫様・一人なのに複数の視点、とまあこんなところがキーワードです。詳しくは昨日説明したので省略。

それでは本日の台詞解説。
ネタバレなどいろんなことも考慮した結果一切説明はなしにします。手抜きじゃないですよ?


「祭り連れてってやろうと思ったのにな。お前、田舎暮らしだから出たこと無いだろう」
「いえ、お祭りはあまり好きじゃないんです」
「ん? なんでや」
「えーっと、多分、私はお祭りより、お祭り前の方が好きなんです。
前夜祭とか、これからお祭りだって、そう言う時間が一番、楽しい気がするんです。お祭りは始まってしまうと終わりが近づくのが寂しい気がするんです。どっかで、そんな気がして、引っかかっている気がしちゃうんです」

出典:七姫物語 (小説)/電撃文庫/高野和/絵師:尾谷おさむ/2巻172P
キャラ:テン&空澄(からすみ)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
空想カーニバル
特記事項なし。

★2004年1月13日(火)
『さらにndiaryとの戯れ』

相変わらず苦労してるのは自分じゃないわけですが、ndiary化前進中(^^;
DVDレコーダーはPSXにグラグラ(さすがに高い方は苦しいけど)。
いろいろ進んだようで実は連休中、何も進まなかった気が……(汗

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー9・聖霊 コノ・ヨーコをお届け。いやはや強烈なインパクトで言葉なし。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

七姫物語→bk1→amazonは、戦記もののふりをした別の作品です。東和と呼ばれる大陸の七つの都市(の姫)がそれぞれの思惑を持って相争うというのが背景設定ですが、実はこの七姫物語では戦いはメインではありません。七の姫・空澄姫の視点を通して、彼女の身の回りや世界のあり方などを見ていくことが主となっています。
その雰囲気は実に優しく透明感にあふれています。それでいてどこか俯瞰するような部分も。ネタバレになるためあえて言いませんが、空姫に関するひとつの仕掛けによって、こういった独特の優しさが出てきたのかもしれません。イラストにどういう印象をもたれるか不明ですが、なかの優しい雰囲気とは実によくマッチしていますね。
この作品は1部分読んだだけで判断することはちょっと難しいと思いますので、とりあえず1冊読んでみてください。ともかくタイトルから想像される戦記ものという先入観は持たない方がいいと思います。

それでは本日の台詞解説。
祭りの終わった後の物悲しさを念頭に置いて出てきた台詞ですかね。こういう感覚はありがちなようで意外と出てこないものではないかと。この作品の特徴の一端をあらわしていると思います。


「苦しいって泣いてる人に、敵も味方もありません」
「これは、ある人に教わったんですけど」
「人間は、ばかなことをする生き物なんだそうです」
「人間の一番すごいところは間違った答えを出せることだって、その人はいつも言ってます」
「機械は途中でどんなに間違っても最後には正しい答えを出してしまうけど、人間はいつまででも迷って、間違った答のままどこまでも走っていって、時には間違っていたはずの答を正しいものにしてしまう。だから、人間は機械よりもすごいんだそうです」

出典:ウィザーズ・ブレイン (小説)/電撃文庫/三枝零一/絵師:純珪一/4巻60P
キャラ:フィア

【作者直営サイト】なし
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ペン禅一如
特記事項なし。

★2004年1月12日(月)
『徒然なるままに/あるいは雑然』

急遽HHD付DVDレコーダーの購入を検討中(親にお古のDVDプレイヤー譲ったから)。DVDのコピーはPCで間に合うので、その手の機能はどっちでもいいとしていったいどの辺が買いなんだー!! PSXってアップデート前提なら買いなのか?とか悩んでます。なんかアドバイスあったら教えてくださいませ。

ndiary化を裏で進行中(一歩さん頼みだけど(^^; )。台詞の部分はともかく、トピックについては使いやすく出来そうです。がんばれ自分〜(^^;

いつもイケイケ青信号!トップ絵更新。内容については見てのお楽しみということで(笑) アニメ化の影響でマリみて関連は軒並みアクセス数が増えてます。諸君、私はマリア様がみてるが好きだに至っては作成から1年半以上経ってるんですが……いやはや(驚)。

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー8・まいじゃー推進委員会外伝・PREVIEW版 「The monologue」をお届け。記述武装に関する考察っぽく話が進んで行きます。お嬢さんはほとんど登場しませんが……いやはやおもしろい!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■同人連載小説ではよくあるみたいな例仮藻録より)
ライアーソフトのゲーム発売記念コラムとして、よくある同人小説や二次創作のパターンを添削して問題点をチェックしています☆ 勉強になりますし、語り口も絶妙なのでぜひお読みくださいね☆

■口コミと、ネットと、ベストセラー(ライトノベルと口コミの連鎖と出版社の問題) 6
ええと、今回は好意的に捉えてもらうための口コミやプロモーションに関係しそうものを「類似性」「近接性」の二つに分類して考察しています☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ウィザーズ・ブレイン→bk1→amazonは、痛さ炸裂・設定炸裂・独特な戦闘シーン炸裂ととにかく独特な一個の世界を形成しています。都市シリーズ→bk1→amazonされど罪人は竜と踊る→bk1→amazon、と並んで最近のライトノベルの中では圧倒的に読み人を選ぶけれどきわめて中毒性の高い作品となっています。
――と、患者の一人は語る(笑)

それでは本日の台詞解説。
敵だろうと苦しむものは助ける!おかしかろうと関係ない!という主旨のお話。


「この男は馬鹿だ」
「いやいや、漢は馬鹿じゃないとダメだろう? なあ闘真君」
「え? いや、どうなんでしょう?」
「そうだよ。漢は馬鹿でナンボ。女は漢を馬鹿にしてナンボ。この世の理だ。闘真君は馬鹿ゆえに漢であり、漢ゆえに馬鹿なんだ。解るかいお嬢ちゃん?」
「馬鹿と男は同意語じゃないぞ?」
「同じだよ」
「ふむ、つまりこういうことか。私が世間を離れて長らくたつうちに、一般男性の知性は著しく低下し、馬鹿と同義語になった。そういうことなのか?」

出典9S<ナインエス> (小説)/電撃文庫/葉山透/絵師:山本ヤマト/2巻188P
キャラ:峰島由宇&志村&坂上闘真

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
soybean
特記事項なし。

★2004年1月11日(日)
『ndiaryとの闘い』

たかがインストール、されど――。PCのスキルが不足している人間にrubyはかなり手強く、実に動くまで数時間を要しました(^^;
苦労の甲斐あって(一歩さんの参考リンクのおかげです)なんとかndiaryは稼動したんですが、これをカスタマイズしてまいじゃー仕様にするのは茨の道っぽい……。そういうわけで巡回先のndiaryの識者の方にはご迷惑をかけに行く可能性が高いのでよろしくお願いします(^^;

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。やはり聖さまは強かった。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー7・由来をお届け。葉子ちゃんの過去話ですが……やばいです描写がやばいです! 心せよ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■セリフだけで何のキャラか当ててみろ@ライトノベル
2chのスレですが、案外とわからないものなのでみなさんも頑張って悩んで来てくださいね☆
「……出題する方なら半永久的に出来るんだけどなあ(^^; 喉元まで出かかってでもわからない作品のなんと多いことか。というわけで台詞スキーにはおすすめです」

■口コミと、ネットと、ベストセラー(ライトノベルと口コミの連鎖と出版社の問題) 5
狩田さんの一連の考察、今回は「口コミ効果は本当にあるのか?」の検証ですよ☆

■本棚晒し専用あpろだARTIFACTより)
微妙に気になる他人の本棚をちょっと拝見なのです☆ 漫画サロン板発なのでコミックが主ですけれど☆

『EMBRYO Piano Works』同人取扱店にて販売開始
まずはあきばおーこくから☆ とらのあなは準備中との事です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

9S<ナインエス>→bk1→amazonは、峰島勇次郎という希代の天才が残したオーバーテクノロジーの数々を巡って起こる争いを描いたSFです。昨日も説明はしたのでその補足をしておくと、作品的にはかなり違うはずなんですがどこかダディフェイスに通じるものがあります。オーバーテクノロジーとラブコメ分の微妙なバランス具合とか、単純なハッピーエンドではないとかその辺が。
ですのでダディフェイスが好きでこの作品が未読という方は手を出してみてもよいのではいか……と個人的には思っています。

それでは本日の台詞解説。
漫才的会話(笑) 天才少女の由宇は一般常識にはあまり縁が無いのでこういう変な会話が成立します。いいねえ、馬鹿!
参考までに当掲示板の馬鹿にまつわる台詞募集はそういった台詞ばかり集まっていてなかなか楽しいですええ。


「は、は……破廉恥なものを見せるなあっ!」

出典9S<ナインエス> (小説)/電撃文庫/葉山透/絵師:山本ヤマト/2巻179P
キャラ:峰島由宇

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【絵師直営サイト】
soybean
特記事項なし。

★2004年1月10日(土)
『脈絡無い戯言』

ふと思いついてマリみてアニメ放映開始ごろの2chの関連スレを巡っていて、笑ったのがこれ。
>すいません、このアニメ初めて見たんですけど 何で登場人物の多くはカンブリア紀とか石炭紀の古代生物みたいな名前なんですか?
笑い死にしそうでした。初めて観て「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン・プティ・スール」は絶対理解不能だろうなあ。活字で読んでても覚えるのには時間かかったから、まあ数話見るまでは未読の人はがんばれー(笑)
おそらく空耳ストを量産生産していると思われます。

ndiary、ですか? あー、便利そうなのはすごーくわかるんですよねえ。とりあえず連休中に少し勉強&検討してみます。

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー6・現在 死にかける北浜雄二をお届け。上手い説明がしにくいですがろくごまるに風味というのがもっとも近いと思います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■前田珠子の完結作品紹介ページ
紅の蓮のコンテンツ内にあります☆ 前田珠子未完チャート(マエタマ・チャート)と合わせてご利用くださいね☆
「単発なら買いやすいかな……今度チャレンジしてみます(こうしてますます泥沼へ)」

※以前電撃hpの期間限定通販だった創雅都市SF→作者による解説は現在テンキーの通販ショップにて購入可能ですので買い逃していた方はこの機会にどうぞ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

9S<ナインエス>→bk1→amazonは、峰島勇次郎という希代の天才が残したオーバーテクノロジーの数々を巡って起こる争いを描いたSFです。とはいえ天才の落とし子・峰島由宇の超活躍っぷりが中心だと思っておけばよいかと。
ある意味正しく?ライトノベルしてまして、特に2巻ではいい感じにラブコメ成分が機能してます。このシリーズかなり好きですええ。
ちなみに作者の人は電撃がデビューではなく、ルーク&レイリアシリーズ→bk1→amazonを富士見ミステリー文庫で書いてまして、これもネット上では好評価なのでなるべく早く読んでおきたいところです。

といった流れで本日の台詞解説。
ラブコメ成分の極みなんですが……実はこの台詞単体ではあんまり意味なかったりします(^^; 181Pのイラストの破壊力があまりにも大きかったのですよ!! 思わず顔がにやけてしまいました(笑)


「俺が、あの化け物を街から遠ざけ、仕留める」
「せ……聖王の黒き騎士よ、そなた一人で? 兵はいらぬと言うのか?」
「俺が、軍団(レギオン)だ」

出典:カオス レギオン02 (小説)/富士見ファンタジア文庫/冲方丁/絵師:結賀さとる/67P
キャラ:ジーク・ヴァールハイト&ランド

【作者直営サイト】ぶらりずむ黙契録
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2004年1月8日(木)
『広辞苑の女絡みで来られた方へ』

ご参考までに木乃葉子さんとはこんな人です。あるいはこんな人。もしくはこんな人。SS読むの好きな人ならワードサモナー葉子もどうぞ。とにかくいつも肌身離さず広辞苑。

マリア様がみてるアニメ、とりあえず第1話見た段階での感想ですが……これはかなりいいです。祐巳ちゃんの百面相がちゃんと表現できていたあたり、かなり原作を大事にしているなと感じました。今後が楽しみ〜。まだ余韻に浸り中なのでした。第2回マリア様がみてる人気投票の方
もよろしくね……って、おお!? 聖さまと志摩子さんが同数!?

讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜は舞い上がってるせいで今日は追加なし(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『広辞苑の女』たそがれSpringPointより)
どなたがリンク先に飛んでも何ら問題が無いことはこの私・木乃葉子が保証いたします☆ 安心してご覧くださいね☆
「……つうか笑いすぎて腹痛い。続編は葉子さんが出演するしかないね。超絶アクション! うなりを上げる広辞苑! 舞う血しぶき! とか」
呪文を使えば手加減も必要ありませんしね☆
「え? ちょ、ちょっとタイム! ストップザ広辞苑…ぎゃああああっ!」
スペインの雨は主に平地に降り、木乃葉子は広辞苑を振り回し、まいじゃーでは血の雨が降る。
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜☆

■口コミと、ネットと、ベストセラー(ライトノベルと口コミの連鎖と出版社の問題) 4 本の顔
狩田さんがとりあげている一連のライトノベル話の中で、今回は表紙絵に関するお話です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カオスレギオン→bk1→amazonは、正統派ファンタジーです。同名のゲームがあるにはありますが、知らなくても何ら問題ありません。私もゲームやってませんです(^^;
どこがよいか、と言われると難しいけどとにかくよいのです。マルドゥック・スクランブルの作者さんです。

それでは本日の台詞解説。ジークはある強力な力を使えるためにこういう台詞を平然と本気で言えるわけですが……これくらい言ってみたいですね。


……私たちはちっぽけですね。
でも、生きてますよね。
大きいから、強いから、そんな理由で、ちっぽけなものを無視するのは間違ってますよね。
ちっぽけなものを踏みにじるのは間違ってますよね。
だから生きるんですよね。
それを証明するために、私たちは生き続けるんですよね。

出典:アウトニア王国拾遺録でたまか 青雲立志篇 (小説)/スニーカー文庫/鷹見一幸/絵師:Chiyoko/213P
キャラ:メイ・シザーズ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2004年1月7日(水)
『リンクの仕方について(まいじゃーにリンクしてくださってる方向け)』

ごきげんよう。
手短に言いますと当サイトは、blogとかのシステムを取り入れてないのでこの状態だと話題への直リンクができないのです(^^; 話題へ直リンクしてくださる場合はこんな感じにいったん心に残るあの台詞の下の階層に潜ってリンクしてくださるようおねがいします。もっとスキルがあればねえ……

讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー5番!
ワードサモナー外伝 大晦日だよ、葉子さんをお届け。ワードサモナー葉子の形式になってますので、出来れば本編を読まれてからの方がより楽しめます。(ついでに月姫SSなんかもいいですよと宣伝してみたり)なんかまったり風味です。

第2回マリア様がみてる人気投票の方は投票が一息ついた感じですが……白薔薇ファミリー強し! がんばれ黄薔薇(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■前田珠子未完チャート(マエタマ・チャート)うたたねこやより)
「私この人の作品とは縁がなく読んでなかったんですが、大正解かも(^^; シリーズものがひとつも完結してないって……田中御大より非道い」

■雑誌 発行部数データただ、風のために。より)
中をきっちり見て無いのでリンクだけしておきますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

でたまか→bk1→amazonは、昨日説明したので詳細略。小を持って大を制す類の話が好きな人はぜひ。

それでは本日の台詞解説。
ほんとはこの台詞の前後も載せたかったです。この台詞に関しては、メイ王女の口から出ることで『台詞良かった度』がすごく増してますですね。


「理想を高く掲げるのはいいことだけど、現実との間にあるギャップを考えた方がよくはないかい?」
「そのギャップを熱意で乗り越えることはできないのでしょうか?」
「残酷な言い方だけど、人間が熱意と努力で乗り越えられるのは、ワンステップだけなんだよね。ハムエッグを作るたびに味と形が違うような人間が、その献立に挑戦するのは、普段着にサンダル履きで、八千メートル級の山に無酸素で登ろうとするようなものだと思うよ」
「無理だということはわかっています。しかし、一念により岩に矢を立てた武将がいたという言い伝えもあります! 天佑を信じ、挑戦します!」

出典:アウトニア王国拾遺録でたまか 青雲立志篇 (小説)/スニーカー文庫/鷹見一幸/絵師:Chiyoko/175P
キャラ:マリリン・コイズミ&メイ・シザーズ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2004年1月6日(火)
『たいへんねむい』

時間無いのでスピード更新です。

讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー4番の登場です。えー投稿的には後の方になるのですが、時期を外さないよう前倒しさせていただきました。着物を着てても武器本を手放せないようで……不治の病?
第2回マリア様がみてる人気投票は好評開催中です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

でたまか→bk1→amazonは、少数を持って強大な敵と渡り合うSF。『でたまか』というのはでたとこまかせの略ですが、それは戦術・兵器・物事の根本を理解して常識にとらわれずその状況下でもっとも適切な方法を選択することを指しています。
奇想天外な方法で強大な敵を討つ、それがこの作品の醍醐味ですが戦争や国家に対する皮肉などいろんなエッセンスがつまってます。少なくともこの作品の本質を知るには4冊目までは一気に読まれることをおすすめします。そこまで読まないと真の姿は見えてこないかと。

それでは本日の台詞解説。
すっごいいい台詞なんですが……使ってる状況知ったら笑うだろうなあ……。


現実が――真実よりも優しいなんて事があったら、素晴らしい。

出典:MyMerryMay (ゲーム)/KID/キャラクターデザイン:輿水隆之/みさお編
キャラ:渡良瀬恭介

【メーカー公式サイト】KID
【絵師直営サイト】
無神空間
特記事項なし。

★2004年1月5日(月)
『2003年ライトノベルまいじゃー的ベスト10』

ちと遅くなりましたが、2003年ライトノベルまいじゃー的ベスト10まとめました。ただし4位以下の順位についてはあまり上下差はなく参考程度です。

1位 銀盤カレイドスコープ→bk1→amazon
今年圧倒的な衝撃を自分に与えた作品です。事前の期待など全くせず読みましたから余計驚きが大きかったせいもありますが、ともかく自分としてはこれ以外考えられません。新人さんの作品でもあるし、粗がないとは言いませんが長所が際立ってました。
まずスケート描写。スポーツの躍動感や感動を文章で表現するのは非常に難しいのですがこれはお見事でした。
あとは唯我独尊なだけではない主人公・タズサの描写に。ただの高飛車ではなく努力する天才、という部分がよかったですね。なにはともあれ今年はこれに尽きました。宣伝しまくって、どうやら多少は知名度アップに貢献できたというのも影響してるかも(笑)

2位 バッカーノ!→bk1→amazon
銀盤がなければ確実に1位はこれでした。キャラクターの立て方、錯綜する状況の中飛び交うそれぞれの思惑を見事に描写しています。

3位 バトル・オブ・CA→bk1、→amazon
タイトルからは想像しがたいですが、なんと接客業を描いたライトノベルなのです。豪華宇宙客船というSF的味付けがされていますが、基本は接客。風変わりな客の対応、宇宙船のトラブル、戦闘など話もバラエティに飛んでいて飽きさせませんでした。

4位 ディバイデッド・フロント→bk1→amazon
追い詰められた内気で後ろ向きな女の子の葛藤がすさまじい近未来SF。舞台設定とかより何より、どうしてもネガティブに物事を考えてしまう女の子の描写こそが主役です。

5位 されど罪人は竜と踊る→bk1→amazon
圧倒的な独自の世界観と独自の文体を持った科学+ファンタジー。はまったら最後の底なし沼。

6位 ストーム・ブリング・ワールド→bk1、→amazon
ファンタジー版ボーイミーツガール。お話そのものは大変オーソドックスですが、心理描写など細かい部分がよかったです。ちなみにマルドゥック・スクランブル作者・冲方丁さんの作品です。

7位 強救戦艦メデューシン→bk1、→amazon
たぶん巷では第6大陸をが挙げられていると思うので、あえてこちらを。戦地のど真ん中に強行着陸して医療行為を行う、超大型空中医療戦艦のお話です。医療系ライトノベルという相当に異質な内容ですが、戦争に対する皮肉も織り交ぜつつちゃんとお話として成り立ってます。

8位 マルドゥック・スクランブル→bk1→amazon
他にもいろいろ評価すべき点はあるのでしょうが、カジノでの駆け引きの描写、こいつに惚れました。あ、念のため言っておくとSFです。

9位 12月のベロニカ→bk1→amazon
構成の勝利! 言いたいことはそれだけです。

10位 タクティカル・ジャッジメント→bk1→amazon
裁判をライトノベルに! ま、逆転裁判をそのまま小説にしたと思ってもらうのがわかりやすいかな。実は密かに主人公が勝つためには手段を選ばないあたりが気に入りました。潔いですええ。

次点としては、「赤×ピンク」「シャープ・エッジ」「学校を出よう!」「終わりのクロニクル」「導きの星」といったところでしょうか。

木乃葉子の宴は今日は追加なし。上の選出に魂削りすぎました(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2003年良かった本リンク集
うたたねこやにて、いろんなサイトで挙げられてる2003年マイベスト本やゲームなどへのリンクです。参考になるかもしれませんよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

MyMerryMay→amazonは、AVG。ある日突然高校生の主人公のもとに送られてきた大荷物の中にはレプリスと呼ばれる人工生命体の女の子が入っていたが、その起動の段階でバグが発生、女の子は赤ん坊も同然の状態で『生まれて』しまい、主人公はレプリスに振り回されることに……。基本的には、レプリスのレゥやその他の女の子達との日常を楽しむギャルゲー、なのですが人工生命体というテーマを扱っているだけに、ちょっと深い部分もあります。
ネタバレに関わるのでその辺は説明できませんが……。

それでは本日の台詞解説。
現実というのは唯一絶対の事象であり、真実とはそれに関わる人の数だけ存在します。どんなに美談で飾り立てようと常に現実というのは残酷な――


成長物語の隠喩は、「苦労したけど、私は大人になった。若者も立ち上がれ」である。
だが、当の大人がくだらないので、もはや若者は信じてはいない。責める若者も無能なので、女が笑う。女自身も自らの境遇を、他人の所為にできないと気づく。物語はすでに死んでいる。

 ヒディンス・プルハート「誰もが誰もを嫌いな時代」同盟暦八七年

出典:くちづけでは長く、愛には短すぎて(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/175P
キャラ:(架空作品内引用)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
白いページ
公認サイト浅井ラボファンクラブは参考になるかと。

★2004年1月4日(日)
『木乃葉子の宴参加作品第3弾』

第2回マリア様がみてる人気投票途中経過。白薔薇ファミリー、なんであんなに強いんだ……。

それか讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜参加作品のエントリーナンバー3番。死ぬほど笑わせてもらいました。背景がすばらしいです(笑)。そのうちちゃんとトップページでも使わせてもらいますええ。併せてまだ簡易作成の段階ですが、木乃葉子の宴ページも準備しました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『ウィザーズ・ブレイン』オールキャラクターズDAIさん帝国より)
絵師さん直営サイトのペン禅一如にて年賀絵として公開されています☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

されど罪人は竜と踊る→bk1→amazonは、非常に独特な設定と文体を誇る科学+ファンタジーな作品です。これについてはごちゃごちゃ説明するよりもいくつかの台詞を見てもらったほうが早いと思われるのでこの辺をご覧ください。
これが好きになれるかどうか、ですかね。一度はまったら癖になる作品なことは確かです。

それでは本日の台詞解説。
なんというかすごーく後ろ向きで悲観的ですが、この『物語はすでに死んでいる』という一文にどうしようもなく惹かれました。


「ドカーン!バキューン!ダダダダダン!―そんなものは、お祭りに過ぎません。 本当の仕事というのは、オフィスの机の上に回ってくるものですよ。コーヒーを一杯飲んだら、 さっさと取りかかりましょう」

出典:サムライ・レンズマン (小説)/徳間デュアル文庫/古橋秀之/絵師:?/?
キャラ:?

【作者直営サイト】フルハシ
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2004年1月3日(土)
『木乃葉子の宴参加作品第2弾』

第2回マリア様がみてる人気投票開催中です。まだはじまったばかりですが、大本命の聖さまが強いのは当然として瞳子も健闘中(笑)

さて、讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜参加作品のエントリーナンバー2番をお届けします! 2番以降からは発表時は作者名を伏せておくことにしますのでみなさん予想してみてくださいませ。SSです…いきなり公開不能か!?と一瞬あせりましたが、楽しく読ませてもらいました。葉子さんが不覚にもかわいかった……
ほんとのはなし
次までに特設ページ作成しておきます。


涼宮ハルヒの退屈→bk1→amazon、読了。今回は短編集です。前作である「涼宮ハルヒの溜息」よりもおもしろかったという意見が大半のようですね……ふむ。思うに、ハルヒを巡る世界というのは『憂鬱』で既に完成してしまっているためにこれ以上世界の広がる余地がなく、長編にはあまり向いてないのでは。短編だとあの癖の強いキャラが効果的に動いてくれるんだろうなあと見てます。
……スレイヤーズとある意味似てるかな。軽妙なやりとり自体短編向きでしょうし。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

サムライ・レンズマン→bk1→amazonは、はっはっは説明している時間が無いのでパス(^^;

台詞説明ですが、ヒーローも偉くなると現場よりもデスクワークの方が大変になってくると言う悲しい現実なのでした。


「あなたにそんなこと言われる筋合いはないわ」
「筋合いなんてあってもなくても、私は言いたいことは言うんです」

出典:マリア様がみてる パラソルをさして (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/60P
キャラ:福沢祐巳&松平瞳子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
D-poisonous BLUE
特記事項なし。

★2004年1月2日(金)
『マリみて人気投票スタート』

ごきげんよう。
八ヵ月半ぶりにマリみてコンテンツ『いつもイケイケ青信号!』更新です。つうか第2回マリア様がみてる人気投票開始です。(ベストスール・アンケートは準備中)
実はずーっとCGIが有効だったので第一回の投票数もそれなりには伸びているのですが、前回の投票は2001年5月、つまりブレイクスルー直前だったわけで、今回の投票ではかなりの数の参加者を期待できるのではないかと思ってます。というわけでみなさん投票よろしくお願いしまーす。

準備で手一杯だったので今日は木乃葉子の宴の方はスルーで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、学園ファンタジーです。え? ソフト百合ちゃうんか? 間違ってはいませんが、それはあくまで一要素。その本質は学園ものであり、同時にファンタジーだと思っています。
友情・愛情・すれ違い・学祭といったものはまさに学園ものの王道なのですが、携帯もインターネットにはじまり、いじめや援交、その他殺伐としたものが一切話題の淵にも登場しない徹底振りはファンタジーと言えるでしょう。
何度も何度も何度も何度も繰り返し言ってますが、ソフト百合という要素で引いてしまい未読の方にはぜひ一度はお試しいただきたい作品なのです。一冊読んでから判断しても遅くはないですよ?

それでは、本日の台詞解説。
遠慮と言うものを知らない瞳子、祐巳ちゃんに向けてきつい言葉を言いますが、その根っこにあるものがこの一言に表れています。そんな彼女が大好きですええ。


「アウグーリ!」
「アウグーリ!」
「アウグーリ――!」
「おめでとう――!」

出典:悪魔のミカタ (小説)/電撃文庫/うえお久光/絵師:藤田香/10巻138P
キャラ:いろんな人

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
FUJITA SCALE 5
特記事項なし。

★2004年1月1日(木)
『今年も挨拶はごきげんようから』

新年明けましてごきげんよう。
(単に思いつきで言ってみたけど、案外しっくり来るかもこの挨拶)
本年もまいじゃー推進委員会をよろしくお願いします。そして新年一発目、去年の暮れに告知していた『讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜』ですが、無事参加者がありましたので(笑)予告どおり開催します!
まずはエントリーナンバーいちばーん。
高空・マスター・昴さんの葉子さんウルフウッドバージョンです。……奇しくもウルフウッド! おにいさま、涙が止まりません……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■真世の王 没導入部少年少女科学倶楽部より)
妹尾ゆふ子さんの直営サイトうさぎ屋本舗にて国産本格ファンタジー小説「真世の王」→bk1→amazonの没導入部が紹介?されています☆ どういう変遷をたどって完成版に至ったのか特にもの書きの方は参考になるかもしれませんね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

悪魔のミカタ→bk1→amazonは、えー……実はまともにシリーズの説明をしようとするとネタバレが絡むため非常に難しかったりします(^^;
人の分を超える願いをかなえるために悪魔と契約し、特定の条件に沿う人間の魂を集めることになった主人公・堂島コウの戦いの記録を描いた作品なのですが、表紙絵及び1巻序盤で漂うギャルゲーなノリを想像していると見事に裏切られる、ということは確かです。それと今現在11巻刊行されているのですが、恐ろしい勢いで文章が進化していってるので、その進化ッぷりを見るのも楽しみの一つかも。
ぱっと見萌えな要素に目が行きがちですが、それに負けないだけのしっかりとしたおもしろさを備えた作品なので改めておすすめ。特に表紙絵で引いてしまって未だ手を出していない方にこそ。キャラが立ってないと……って人にはもはやすすめるまでもないという感じですええ。

それでは、今年最初の台詞解説。
イタリアから日本に来て、ホームシックめいたものにかかっている少女・奈々那への何よりも嬉しい贈り物です。アウグーリというのはイタリア語で『おめでとう』とか『祝福を』といった意味なんだそうで、これ実際に小説の一場面として出てくるとかなり感動すると思いますよ〜。


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