2004年7月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

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「なぁインゴとやら。おまえがどれほどいいやつだろうと、たとえ郷里に家族を残してようと、おれはおまえを殺すんだ。だからいいかげん、もういいだろう? とっととはじめようじゃねぇか。きれいごとのねぇ、ぎったぎったの殺し合いを」

出典:悪魔のミカタ (小説)/電撃文庫/うえお久光/絵師:藤田香/13巻165P
キャラ:海藤重彦

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特記事項なし。

★2004年7月15日(木)
『悪魔のミカタに完敗です』

悪魔のミカタ13巻を読了。

参りました。すごすぎます。

思い起こせば、1巻序盤のエロゲ的展開から警戒して買わなかったり挿絵で引いて買わなかったりという人もいる中、どこか違う雰囲気を感じて当初からおすすめするにはしていたんですが……正直ここまで進化しようとは夢にも思いませんでした。とにかく圧巻です。
13巻も発売されていながらまだまだ終わりが全く見えない状態ですが、このシリーズに関しては何十冊だろうがついて行こうと思います。
そんなわけで悪魔のミカタ→bk1→amazon、改めておすすめ。
巻を追う事にどんどん進化していきますよ!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第二回楽魔女音楽アンケート
楽園の魔女のメンバー、あるいは全員にはどういった曲が似合うのか?というアンケートを楽描き山で行ってます☆ 第一回の結果も見ることができますよ☆ ちなみに楽園の魔女たちのイラストやその他の考察など楽園の魔女たちのファンサイトになってますのでファンの方はのぞいてみてくださいね☆

■ライトノベルについて50の質問少年少女科学倶楽部より)
ええと、TREASURE BOXが40000HIT(各務桜花さん、おめでとうございます)記念として起こされた企画です☆
少々質問が特徴的で「好きな委員長 好きな魔法使い 好きな幹部 好きな剣士……」といった具合に好きなものを質問されていますよ☆
「これは……質問としてはおもしろいんだけど、かなり悩む……」

■我が妹は強かった…
旧白白同盟(マリみての聖さまと志摩子さんのことです)に置かれている、まいたけさんによる聖さま主役(受難とも言う)web漫画です☆ 
全編ギャグ全開なのですが、特に13話の最後のオチは名台詞だと思います☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

悪魔のミカタ→bk1→amazonは、1巻で起きたとある事情から主人公・堂島コウが悪魔と契約し、さまざなな知恵の実を回収していくというのがおおまかなストーリーになっています。もっとも、その内容はとてつもなくバラエティに富んでいるので、次の巻では何が起こるのか……どころか次の瞬間にどういった展開になるのかがそもそも読めません。
それと、上で説明していますが1巻ごとに進化していくのがわかる作品でもあります。すばらしい。

では本日の台詞解説。
敵と臨戦態勢にはいったそんな状態での台詞です。善悪とかそういうレベルではなく、どちらか一方だけが生き残るという生存競争だと言い切っているわけですね。


「――逃げるな卑怯者」

出典:悪魔のミカタ (小説)/電撃文庫/うえお久光/絵師:藤田香/13巻102P
キャラ:舞原サクラ

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★2004年7月14日(水)
『あこぎ』

タクティカル・ジャッジメントは、主人公のあのあざとさ……というか本当にあんな弁護士がいたらとっくにバッジ剥奪だよ!というくらいに邪悪な品性なところがよいのです(挨拶
そして挨拶のみで終了(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

悪魔のミカタ→bk1→amazonは……あー実はまだ13巻読み中だったりするので感想がどうとかいうどころじゃないので一言だけ。
すさまじい!
――読み終えたら既刊の紹介とともに改めて取り上げます。

では本日の台詞解説……ってしようがないですねこれ(^^;
親友に向けて「現状から目を背けるな!」と語りかけた台詞なんですが、こうやって一文だけ取り出すと平々凡々な台詞に過ぎません。しかし全体で読むとものすごい破壊力を持ったところです。ぞくっと来ました。


「……本より友達のほうが大事だ」

出典:GOSICK (小説)/富士見ミステリー文庫/桜庭一樹/絵師:武田日向/2巻396P
キャラ:ヴィクトリカ・ド・ブロワ

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★2004年7月13日(火)
『』

決してタイトルも内容も思いつかなかったわけではなく、「」には無限が内包されているという苦しい言い訳。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■日経キャラクターズ!のライトノベル完全読本、7月24日発売 →amazon最後通牒・半分版より)
とうとう来ました☆ リンク先よりもamazonの表紙画像を拡大した方が詳しい内容がわかりますが、有里さんの日記を読むとさらに詳しくわかりますよ☆ 
「実はこのラノのころからずーっとライトノベルのイラスト方面に絞ったwebアンケート調査を大規模にやろうと思っていたのですが、とりあえずこの本の内容を見てからやるかどうか決めようと思いますええ」

■オフィシャル海賊本「電撃h」&「電撃p」通販受付中
とっくの前に情報は流れているのですけれど、トンボさんがすっかり忘れていたように他にも購入手続きを忘れてる人がいそうなのでリンクしておきました☆

■R.O.D-THE CD-(CCCD)
CCCDというのが微妙に引っかかりますけれど、R.O.D-THE TV』番外編ドラマCDだそうです☆ 7月22日発売ですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

GOSICK→bk1→amazonは、少女探偵と少年助手によるミステリです。妙に老成している性格の割であったり、籠の鳥状態だったり何かと謎の多い少女・ヴィクトリカとそんな彼女に振り回されっぱなしの少年・九条一弥のやりとりが微笑ましいですが、それなりにきちんとミステリ部分も成り立っています。ライトノベル系統のミステリとしてはかなりのおすすめ部類に入ると思われます。ちなみにもえたん 萌える探偵小説第4回のレビューはGOSICKを扱っているので興味のある方はこちらもチェックしてみるとよいかも。

それでは本日の台詞解説。
何かと本のことばかり気にかけているように見えるヴィクトリカの本音がポロリと(友達といってますが、その対象は……)。嗚呼、青春だねえライトノベルだねえ!


「殿下は……私たちが、”楽園”に来たときのこと、おぼえてる?」
「なんなの、いきなり」
「うん……。あのとき、どこにも行き場がなかったよね。すくなくとも、私はそうだったし……。将来のことがわからなくて、不安で……。だれに相談していいのかもわからなかった。
でも……師匠が、エイザードがいってくれたから。ここにいてもいいって。すごくうれしかった……。魔術師になろうって、本気で思ってたわけじゃないけど――いまも、本当は迷ってるけど」
「…………」
「でも、自分にもやれることが、今はまえよりもたくさんあるよ。できないと思ってはじめからあきらめてたことも――たくさん。こんな時代に、魔術師をたよってくるのって、ほんとはすごく勇気がいると思うんだ。だから、だからね……その、”楽園”に来てくれる人にも、せめてなにかできたらいいな……って。ただ、そう思って」

出典:楽園の魔女たち 薔薇の柩に眠れ (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/66P
キャラ:ファリス・トリエ&ダナティア

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★2004年7月12日(月)
『生き別れの姉妹と再会したりしなかったり、隠し子が発覚したり』

いえ、本のことですよ?
昨日は一日延々と新しい本棚に本を移動させつつ、すっかりバラバラになったシリーズを再集結させたり、涙をのんで一部の本を処分するため選別作業などをしていたわけですが……いやはや出るわ出るわダブり買いの山が!!
2冊ある本は二桁に及び、なんとロケットマンに至っては3巻が3冊、1・2・4・5巻が2冊ありました。終わってます(^^;
まあこれでしばらくは行方不明の本を探して奔走することもないでしょう<自慢にならない

さてさて管理人が描けないというのになぜか設置されている(^^;まいじゃーお絵かき板ですが、11日にリンさんから楽園の魔女たちのマリア絵がっ! グッジョブです。この調子で他の娘さんたちの勇姿も拝めないものだろうか……。


このライトノベルがすごい!関連更新はぎをらむさんによるコラム第二弾「もっと光を ― ゲーテと印象派と終わりのクロニクル ―」です。終わりのクロニクルのイラストを題材として色彩の使い方を分析しています……まさかこんなものまで読めるとは思いませんでした。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「帰宅部! GoHome デモムービー(のはしり)」
■「ナッツ・クラッカー 自主制作デモムービーβ版」
いずれもM系小説部の制作なのです☆ まだ完成版ではないようですけれど☆
「さすがはスーパーダッシュ文庫に特化したサイト様というか、SDキャラPinky化といいすごい熱の入れようです。真似する能力もないのにflash作りたくなるなあ(^^; 」
ところでこの作品ってトンボさんはもう読まれましたか☆
「……積読ですすいませんごめんなさい」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たち→bk1→amazonは、さすがにとりあえず今日で一区切りしたいと思います。しつこいようですが、この作品は万人に勧められるおもしろさを持ったシリーズなので巻数が多いなどと言わず、是非お試し下さい。1巻でも読めばきっと気にいって頂けると思います。

それでは本日の台詞解説。
素直・裏表なし・いい人の代名詞ファリスが珍しく長台詞をしゃべっています。うむ、いい台詞。……でも読み返して思ったけど、作品を未読だとよさがつたわりにくいかなこの台詞(汗


「姫君。だれでも美しくなる方法がひとつだけあると、私の友人が」
「えっ?」
「笑顔でいること、だそうです」

出典:楽園の魔女たち ミストルテインの矢 (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/13P
キャラ:ファリス・トリエ&ご令嬢

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★2004年7月11日(日)
『本棚購入』

こんな本棚を買いました。7月はキャンペーン中ってことで同クラスのスライド書棚としてはほとんどありえないくらい格安だと思います。自分で組み立てるのがけっこうめんどい(1時間半ぐらいかかった)のと、さすがにブックマンのような作りを求めるのは無理って事をのぞけばお買い得だと思いますよ?
というわけで整理中なのでした。

余録。
三者三葉→bk1→amazonって4コマがあるんですが葉子さんにおかれましてはどのような感想を……
「同じ名前の人間として零落ぶりを見るのは嘆かわしいことです☆」
そんなわけで元・お嬢の葉子という子が登場する日常コメディ4コマです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆
「最近になってライトノベル関連のニュースを扱うところも増えてきたので、うちみたいな半端情報はもう不要かな?と思ったり」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たち→bk1→amazonは、さすがに書くことがなくなってきました。
台詞関連で紹介しているのが、圧倒的に名台詞が多いんですがこれはコメディ部分が弱いと言うことではなくむしろその逆。きっちり物語を締めることのできるコメディ作品であることの証明と思ってください。

それでは本日の台詞解説。
普通に見てもいい台詞ですが、補足を加えるとするならこの台詞はファリスがとびきりの心からの笑みを浮かべて言っていることがポイントです。女殺しの笑み。一見どこからどう見ても美少年剣士。ただし性別は女性。


「あっちの世界って、お師匠さまみたいなヒトばっかりゴロゴロしてるのかなあ?」
「そうでないことを祈りたいわね」
「6:2:2の法則というやつだな」
「なにそれ、サラちゃん?」
「人口の六割がふつうのひと。二割ができるひと。さらに二割が使えないひとだ。だが、たとえば『できるひと』のグループだけ分離しても、いつのまにかやはり6:2:2の割合にもどってしまう」
ダナティアがおもむろに応じた。
「――――二割ね」まちがいなく。

出典:楽園の魔女たち 楽園の食卓 (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/後編269P
キャラ:マリア&ダナティア&サラ

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★2004年7月9日(金)
『いったいどういうペースで読破しているのかと小一時間』

浅木原書店でのこれといい、みりおんぐらむでのこれといい……どうやったらそんなに読めるのでしょう。いや単純に真似したいかと言われると、そもそも自分の読書スピードはそんなに早くない上にいちいち名台詞のところで手が止まって、付箋貼ったり台詞読み直したりするのでちっとも前に進まないんですけどね(^^;

さて電撃の発売日に合わせたかのように、無事に楽園の魔女たちシリーズ→bk1→amazonをすべて読破しました。
いやー、おもしろかった!! コメディとしてもシリアスとしても、大変良い出来でした。改めて申し上げますが、コバルト文庫の中ではマリア様がみてるなどよりもはるかに男女問わず誰にでも安心しておすすめできる物語です(買いづらいとかいうのは知らん!)。
ちなみに私は全部のキャラに愛着がありますが、なかでもファリスがお気に入りなので楽園食卓中編は不覚にも(ほんとうに不覚にも!)あやうく泣くかと思いました……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たち→bk1→amazonは……いいかげん説明のネタも尽きてきましたが、そういえば主要キャラクターの性格なんかをきちんと説明したことはなかったような? というわけで楽園の魔女(見習い)たちについてちらっとだけ。
●ダナティア 傲岸不遜な帝国のプリンセス。超絶美貌と超激しい性格。
●サラ 賢者あるいはマッドサイエンティストな研究肌。鉄面皮。何考えてるのかさっぱり不明
●ファリス 凄腕剣士にしてどこからどうみても美少年で、なおかつ素直で苦労性。ちなみに性別は女性。
●マリア 家事全般は無敵。よくいえば純真、悪く言えば何も考えてない。お子様体型の極み。
なにせシリーズは全部で21冊も出ているのですが、資金という点さえクリアすればさくさく読めてしまいます。

それでは本日の台詞解説。
これは彼女たちの師匠であるエイザードについて論評です。どっちの二割かは……ヒミツです(笑)


「あなたがたはご自分の家や土地よりも、彼女たちのほうを心配しているんですか。騎士が国を守るのは当然ですよ、ふんぞりかえって守られていなさい」
「だども、なあ?」
「なあ?」
「ありがとうの気持ちだけは、わすれちゃなんねえべ!?」

出典:楽園の魔女たち ミストルテインの矢 (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/243P
キャラ:エイザード・シアリース&村人たち

【作者直営サイト】プラムランド
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特記事項なし。

★2004年7月8日(木)
『楽園づけ』

今月はスニーカーとかちゃんと読んではいるんですが、特に見るべきものはなしと。それよりも楽園の魔女たちシリーズに猛チャージをかけて、残り2冊まで迫りました。今日にはすべて読み終わるかなあ。

テンションというかモチベーションというか、ともかくその辺は回復しつつあるのでがんばりますええ。

追記。
たそがれSpringPointの滅・こおるさんがつっぱれ有栖川→bk1→amazonを読んで感想みたいなものを。なるほど主人公の有栖川ありすと言う名前にミステリ畑の人は反応したわけですか(笑) それはともかく女子相撲などというとんでもなく変わった題材ですが、内容はまちがいなくスポ根ちっくなノリの良作です。書店で見かけたらぜひとも確保しましょう。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たち→bk1→amazonは、詳細省略。既に何度も書いてますが、安定したおもしろさが売りです。
ちなみに紹介している私自身は、完結まであと2冊のところまで読み進めているのでどんな形で幕引きされるのかドキドキしています。

それでは本日の台詞解説。
あわや戦争という危機に際し、村ではなく代わりに戦ってくれている騎士を心配する村人たち。この純粋さがいいんですよね。


「せいいっぱい努力した結果を、他人とくらべてみても意味はない」
「……それ、どうしてさっきあの人に直接言わなかったの?」
「私がいっても強者の理論にしかならないからだ」
「きょーしゃーのリロンって?」
「かけっこで一等賞になった人間が、ビリの人間にむかって、『やあ、ボクは一等、キミはビリだ。おたがいにがんばったんだから、ありのままの自分を受け入れて愛そうじゃないか。はっはっは』というようなもの、かな」

出典:楽園の魔女たち 星が落ちた日 (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/74P
キャラ:サラ・バーリン&マリア

【作者直営サイト】プラムランド
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年7月7日(水)
『だれたり、掲示板の広告業者対策でいろいろやったり』

かくして真っ白け。
七夕か……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆
そういや今日は七夕だ……何もないけどさ!


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たち→bk1→amazonは、実力はあるけど変わり者である魔術師エイザードの元に、様々な事情で弟子入りした4人の個性豊かな魔術師見習いの少女たちが繰り広げるコメディです。コメディとはいっても物語の要所要所はきっちりと締められています。コメディとそうでないもののバランスが絶妙なんですね、どの巻も安定したおもしろさ。シリーズもので楽しさを作品に求めたり、もしくはコバルト文庫に挑戦したい方にはおおいにおすすめしたいシリーズです。
シリーズが長いので、集めるのはけっこう大変ですがぜったいに損はしないですよ〜。

それでは本日の台詞解説。
この一連の台詞がなかなか間も絶妙で、かつ的確なポイントをついているなーと感じたので採用です。


「……相手の痛みなんか考えたら、負けちゃうじゃない」

出典:つっぱれ有栖川 (小説)/コバルト文庫/ヤマグチノボル/絵師:有馬啓太郎/153P
キャラ:有栖川ありす

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【絵師直営サイト】日本ワルワル同盟

特記事項なし。

★2004年7月6日(月)
『毎度恒例の今更シリーズ:つっぱれ有栖川』

つっぱれ有栖川

先日紹介したゼロの使い魔→bk1→amazonで作者のヤマグチノボルさんに興味を覚え、とりあえずちょうど一年前に出たスニーカー文庫のつっぱれ有栖川→bk1→amazonを読んでみました。(ついでに言うとスニーカーとMF文庫からそれぞれ出ているグリーングリーンのノベライズも購入)

…………おもしろいじゃん! なんで去年出たとき見つけられなかったんだろうと激しく後悔。
詳細は下で。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■図書館が出てくるSFリスト
偶然見つけたものですが、これはなかなか興味深いリストだと思います☆ どうせならミステリなどでもチェックしてみると面白いと思います☆
「うん、例えば屍天使学院は水没せりとかね」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

つっぱれ有栖川→bk1→amazonは、女子相撲なスポ根ものです。正確には純粋なスポ根ものとは少し違うかもしれないけど、大筋はそう思ってもらっていいと思います。
女子相撲でスポ根とは銀盤カレイドスコープすら凌駕する特殊な題材かもしれません。ちうか間違いなくこの小説だけでしょう。希少価値の点だけとっても購入する価値がありますが、内容は間違いなく良作です。まいじゃー認定クラスですね。もっと早くに紹介すべきでした……
相撲部屋の娘として、養子を迎えるために好きでもない大関と結婚させられそうになった少女・有栖川ありすが、結婚しないで済む条件として持ち出された条件は女子相撲部を勝利に導くことだった、てな感じのお話です。
いやはやおもしろかった!
イラストも漫画チックに吹き出しまでついて描かれていて、かなり気合い入ってると思います。

さて、それでは本日の台詞解説。
他の部員とのすれ違いが起きるなか、勝つことや部の今後を必死に考えるありすの様子をこの一文が見事に表しています。


「あの生鮮食料の質の悪さは!? サカナ以外、とても食べ物とも思えなくってよ!」
「それが一般的な都会の宿命なのだ、殿下。
産地から届くまで時間がかかる。ゆえに、新鮮な野菜などは期待しないほうがいい。解決方法はただ一つだ」
「えっ。それって、なに? サラ」
「食材すべてを完膚なきまでに念入りにたたきのめし、おもむろに塩と香辛料でごまかすのだ」

出典:楽園の魔女たち まちがいだらけの一週間 (小説)/コバルト文庫/樹川さとみ/絵師:むっちりむうにい/99P
キャラ:ダナティア&サラ&ファリス

【作者直営サイト】プラムランド
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年7月5日(月)
『ROOM NO.1301が二次ブーム?』

まだ部屋の片づけは続行中です。スペースがないものはどうにもならん……仕方がない本棚を買おう。





さて、ところで最近富士見ミステリー文庫から出ている新井輝さんのROOM No.1301→bk1→amazonがweb上ではちょっとした二次ブームの傾向が(なんか日記サイトなどで妙に感想を見かけることが多いです)。おそらくは2巻の発売がきっかけだと思いますが、このシリーズを当初から好きだった人間としては嬉しいですね。
各地でエロゲっぽい雰囲気との呼び声が高い(笑)この作品ですが、私の知る限りでは特定の作品に似ているというわけではないです(どこで見たか忘れましたが某キャラがONEのみさき先輩に雰囲気などが似ているとの意見あり)。あーんなことまでしてしまう!というライトノベルとしては突き抜けたストーリーに目先を奪われがちですが、主人公をはじめとする各登場キャラクターの独特のまったり感が魅力な作品です。
年齢? ……あー。うん、まあいいんじゃないかな?<何がいいのかさっぱりだよ!


追記。
あまりみなさんには関係ないかもしれませんが、天戸司郎さんの手によって掲示板にNGワード&NGIP機能を実装しました。広告業者は消えなさい、という事です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■須賀すのぶさん、公式サイトオープン

■雑誌コバルト、ヨリドラ応募者全員サービス(以上、FANTASY Bookmarkより
ときめきテレホンで登場したドラマ+ボーナストラックという構成みたいですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

楽園の魔女たち→bk1→amazonは、この度めでたく完結したシリーズで実力はあるけど変わり者である魔術師エイザードの元に、様々な事情で弟子入りした4人の個性豊かな魔術師見習いの少女たちが繰り広げるコメディです。基本はコメディですが、要所要所にびしっと締めるようなエピソードも入り込んできます。
各キャラクターの細かい説明などはあえてしませんが、外れなしに確実に楽しめるシリーズですね。読み人を選ばないタイプの作品だと思います。

さて、それでは本日の台詞解説。
今日の場合、一番最後の台詞に単純に受けて、その後いやこれけっこう現実世界でも真理をついてないか!?と思ったので載せてみました。加工食品なんか何食べさせられてるかわかったもんじゃありませんからねえ(^^;


「俺は元の世界にゃ、帰れねえ。ここで暮らすしかないんだろ」
「そうよ。それがどうしたの! 今は関係ないじゃない!」
「使い魔でいい。寝るのは床でもいい。飯はまずくたっていい。下着だって、洗ってやるよ。生きるためだ。しょうがねえ。
でも……」
「でも、何よ……」
「下げたくない頭は、下げられねえ」

出典:ゼロの使い魔 (小説)/MF文庫J/ヤマグチノボル/絵師:兎塚エイジ/99P
キャラ:平賀才人&ルイズ

【作者直営サイト】HExAGON
【絵師直営サイト】DO−RAKU7

特記事項なし。

★2004年7月4日(日)
『続・お掃除中』

デジカメ(京セラSL400R)の試運転も兼ねて。

レーベル別に分けようと奮闘中。


すごくマシになった整理中の山。


おまけ。ちょびっと本棚の様子。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2chライトノベル大賞2004上半期投票開始
「参加するだけ、管理しなくていい企画ってすばらしい……集計人様の苦労が今ならよーくわかりますええ(^^; 」
お疲れですね☆ ともかくみなさんもれっつ投票、なのです☆

■あなたにとって最高のゲームノベライズは何ですか?(コンピューターゲーム編)
カルドセプト創伝(冲方丁)→bk1→amazonあたりは押さえておきたいですね☆


■第7回フリーゲーム大賞かーずSPより)
お金のない方もそうでない方も☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ゼロの使い魔

ゼロの使い魔→bk1→amazonは、いわゆる異世界召喚もの。主人公の割り切りがいい点がちょっと違う切り口かも。絵買いの人も多いかもしれないですが、正直思っていたよりかなりいい作品でした。MF文庫って油断してると思わぬ良作が眠っているので油断なりませんね。今まで読み損ねていたけど良作と評価も高いつっぱれ有栖川→bk1→amazonやグリーングリーンのノベライズなども読んでみようかな?

さて、それでは久々の台詞解説。
この世界では貴族と庶民に明らかな一線が引かれていて、庶民は人にあらず的な扱いがされてます。それに対する主人公の抵抗ですね。


「馬鹿かテメエ。人が食うのはメシじゃねえ、満足感だ」
「金も、メシも、ものも、地位も、問いも答えも、どこかへ行くことも戻ることも、何かをすることも壊すことも、誰かといることも別れることも、――全ては同じ満ち足りだ!!」

出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/3-中巻188P
キャラ:月読京

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【絵師直営サイト】さとやす祭

特記事項なし。

★2004年7月1日(水)
『寝過ぎ』

昨日は思い切り身体を酷使したのであっという間に寝てしまいましたとさ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは説明省略。

感傷とかそれに類する類の会話の中で出てきた台詞です。


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