2005年２月上旬の名台詞
こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
ｈｏｍｅ 最近の名台詞 名台詞データベース（時系列順） 名台詞データベース（作品別）
蒼儀の不機嫌そうな表情の中で、眉がぴくりと動いた。怒ってるのかな、と思ってから、この場合怒らせているのは自分なんだろうな、と気が付いた。怒らせたいわけではないのだが、どうにも自分は人を怒らせてしまう。
（馬鹿なのがいけないんだろうなあ。それで、あたしが馬鹿なままずーっと馬鹿なのがいけないんだろうなあ）
原因はわかっている。だが、自分が馬鹿でなくなる方法がわからない。馬鹿は死んでも治らないというが、馬鹿は死なないと治らないともいう。いったいどちらが正しいのだろうか。
死んだら馬鹿は治るのか、それとも死んでも馬鹿のままなのか。
出典：ソウル・アンダーテイカー （小説）／電撃文庫／中村恵里加／絵師：酒乃渉／デザイン：？／編集：？／173P
キャラ：江藤比呂緒
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2005年２月1５日（火）
『人間の究極の願望は時間の売買ではないのかと思ったり思わなかったり』
最近掲示板に書き込めなくてごめんなさい。
気が付くと湯水のように時間が消え去ってまして、とりあえずサイト更新だけは死守しますんで見捨てないでやってください（苦笑 うむ、それにしても今月はなかなか当たりが多くて良い具合です。よきかなよきかな。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベル活況の実態（たそがれSpringPointより）
昨日ご紹介した新文化のライトノベル市場は約170億の詳細+雑感、ですね☆ 今のイラストの考察などもされています☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
ソウル・アンダーテイカー→bk1、→amazonは、『馬鹿だけどいい子』な少女・比呂緒が、とあるきっかけで非日常なことに首を突っ込んでしまうことになるお話です。新シリーズの開幕編ですね。
まいじゃー的にはかなりおすすめ。なんといっても淡々と紡いでいく描写の仕方が「馬鹿だけどいい子」な比呂緒の日常の言動に怖いくらいにはまっています。主人公必見。
萌えとか燃えとかそういう次元を飛び越えた魅力をこの主人公は持ってます。そうですね、さわりの数ページのノリがそのまま作品自体のノリとほぼイコールになってますので、店頭でちょこっとだけ立ち読みしてもらえば合うかどうかの判断は付くと思います。ともあれツボでした。
それでは本日の台詞解説。
作品の雰囲気を切り取ってみました。主人公の少女・比呂緒は自分が馬鹿だということは自覚していて、でもそれを悔やむでもなくごく自然に受け入れていてしかも後ろ向きな部分がかけらもありません。そういう空気を感じ取れれば幸いです。
それは、もちろん嫌だけど。
でも、考えてごらん。
君を最後の一人にするよりは、ずっとマシだろう？
出典：ルカ−楽園の囚われ人たち− （小説）／電撃文庫／七飯隆／絵師：巳島ヒロシ／デザイン：Masakazu-Yokoya／編集：？／14P
キャラ：？
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】rumblefish
特記事項なし。
★2005年２月1４日（月）
『帰還しました』
北海道より帰還しました。
あちらでは雪祭りを見たり、霧のない摩周湖を見たり、タンチョウを見たり、流氷を見たり、観光砕氷船に乗ったり、気球に乗ったり、スノーモービル（の後ろ）に乗ったりとまあともかく堪能しまくってきました。
簡単なレポートもしたいところですが……時間の都合で今日はちとパス。とりあえずは帰還報告ということで。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■『SFが読みたい!』にて、ソノラマの今年の刊行予定の中に谷山由紀の名前があった模様
うたたねこさん経由で知りました☆ 直接確認していないのですが、ファンの狂喜乱舞する様が目に見えるようですね☆
■映画 「キノの旅-the Beautiful World-」
予告ムービー配信中（モノグラフより）
「え……これ劇場版！？ なるほど……」
■ライトノベル市場は約170億らしい
▼本日の作品＆台詞解説▼
ルカ−楽園の囚われ人たち−→bk1、→amazonは、人類最後の一人になってしまった少女の物語です。つまり終末ものですね。
そういうテーマ自体はＳＦにけっこうよくあるんですが、この作品では切り口を変えることによってかなり違う風味を引き出しています。それ以上いらんことをいうとネタバレになるので黙りますが、まんまとはまって楽しめました。
それでは本日の台詞解説。
誰だって最後の一人にはなりたくない、という言葉を受けてのものです。
「自分の痛みなら我慢できる。けれど他人の痛みは、感じることができないんですから――我慢の仕様がない。そういうことですよ、戯言遣いのお兄ちゃん。理解できますか？
つまり、側で心配する身にもなってください、という意味です」
「……心配してくれてんだ、崩子ちゃん」
「心配もしますよ、それは。
見ていられない――と、思います。ポール無し、安全ネット無しで綱渡りをやっている人間を、下から見上げているような気分ですね。綱を踏み外すのは、確かにお兄ちゃんかもしれませんが――潰れた死体を見ることになるのは、実際、わたしです」
出典：ネコソギラジカル （小説）／講談社ノベルス／西尾維新／絵師：竹／デザイン：？／編集：太田克史／23P
キャラ：闇口崩子＆いーちゃん（主人公）
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+（休止中）
特記事項なし。
★2005年２月1１日（金）
『北へ。』
らんららん〜と鼻歌を歌いながらなんとなく、ほっぷすてっぷじゃんぷして北へ向かう極楽トンボですごきげんよう。
本日より「北へ。」
えー２泊３日で北海道旅行に出かけるのです。ゆきまつりにいくのです。そーゆーわけで二日間更新が止まります。なお、メール環境は持って行くのでお急ぎの案件はメールでどーぞ（即対応は確約致しかねますが）
ひかりのまち→ｂｋ１、→ａｍａｚｏｎ読了。おおお……（語り尽くせぬ思いがあるのですがネタバレになってしまうため何も言えない心境だと思ってください）。いいんではないでしょうか、ただ一応ファンタジーですが青春小説としての側面の方が強いですええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ズバリ言うわよ。／今日も来たわよ。／予約するわよ。（ＣＡＸの日記より）
とある書店で、ズバリ言う人が文庫担当者を斬る！というような感じのお話です☆ 笑いつつ、特に書店勤めの方は身に染みてみましょうね☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
ネコソギラジカル→bk1、→amazonは、戯言シリーズの最新刊。キャラクターの半端でない立ちっぷりと主人公の戯れ言遣いっぷりが圧倒的。今更まいじゃーで紹介するまでもないくらいの知名度になってますが、まあ好きなものは好きだから以下略と言うことで。
それでは本日の台詞解説。
闇口崩子ちゃん、いーちゃんに直言するの図。ちなみに１３歳です。しっかりしるよ崩子ちゃん……。
破壊の前に創造を。
瓦解の前に葬送を。
右に信仰、左に均衡。
光に茶番、陰に基盤。
誰かのために悲しみを、
彼らのために憎しみを。
出典：ネコソギラジカル （小説）／講談社ノベルス／西尾維新／絵師：竹／デザイン：？／編集：太田克史／252P
キャラ：？
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+（休止中）
特記事項なし。
★2005年２月10日（木）
『疲れた。』
ぐったり。
まあそのせいというわけでもありませんが、明日から三日間旅行なのです。つうわけでたぶん明日の早朝更新かけた後、二日間はお休みということで。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
ネコソギラジカル→bk1、→amazonは、戯言シリーズの最新刊。キャラクターの半端でない立ちっぷりと主人公の戯れ言遣いっぷりが圧倒的。このシリーズで特筆的なのはあの台詞回しが、主人公が嫌いと言う人でさえもしっかりみんな読み続けている点。それだけの何かがこの作品にはあるのです。
それでは本日の台詞解説。
発売したばっかりなんでとりあえず無難に攻めてみました。こういう風に何気なく韻を踏んだ使い方がいっぱい出でてくるのですこのシリーズには。
「……誰が笑ってるの？
藤牧があんたを笑うの？ 一緒に住んでて、藤牧が楽しそうにしてるところ、最近見たことある？
あんたを助けるって言ったんでしょ」
「……でも」
「藤牧がどんな人間か、あんたが一番よく知ってるでしょ！
あたしなら藤牧を信じるよ！」
出典：シャドウテイカー （小説）／電撃文庫／三上延／絵師：純珪一／デザイン：？／編集：？／3巻240P
キャラ：西尾みちる＆雛咲葉
【作者直営サイト】馬的思考日記
【絵師直営サイト】ペン禅一如
特記事項なし。
★2005年２月９日（水）
『ガス抜き中』
主にラノパスタッフ向けにもにょる。
さぼってるわけじゃないです、裏でいろいろ対応してます（苦笑 。こっちの更新はガス抜きと思ってご容赦を……。
閑話休題。うち経由のamazonではホーンテッド！→bk1、→amazonが大人気。なんと累計12冊。おおすげぇ。しかしご注意を。ホーンテッド！は2巻で真価を発揮するので2巻もちゃんと手に入れてくださいね〜。
広報。
ラノパマスコットキャラ予備投票開催中！
■ラノパマスコットキャラ予備投票・女の子部門
■ラノパマスコットキャラ予備投票・男の子部門
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ 大量の雑誌で床抜け、重傷 アパート、２時間後に救出
あなたのお宅は大丈夫でしょうか☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
シャドウテイカー→bk1、→amazonは、ホラー風味の伝奇もの。カゲヌシという人に寄生することで力を得る魔物と、そして「同族食い」たる異端のカゲヌシ。それに巻き込まれてしまった少女と少年。そんな感じの話です。いつにも増して説明になってなくてすいません（汗
私はこの作品のどこに惹かれてるんだが自分でもよくわからんでですが、気がつくとダーク・バイオレッツともども読んでます。
それでは本日の台詞解説。
平たく言うと、自分の好きな男の子のことくらい信用できないのか！という一喝ですええ。
「お、小佐内さん？」
「償ってもらわないと」
戻ってる戻ってる。二度とそうはならないと決めた小佐内さんに、戻っている。ぼくは慌てて、小佐内さんの視線の先に回り込んだ。
「駄目だよ、小佐内さん。盗品は戻ったんだ。満足すべきだよ。それ以上は考えたら駄目だ。流すんだ。小市民になるって、約束したじゃないか。ここで泣き寝入りしなかったら、小市民じゃない」
出典：春期限定いちごタルト事件 （小説）／東京創元社／米澤穂信／絵師：片山若子／デザイン：岩郷重力+WONDER
WORKS／編集：？／189P
キャラ：小佐内ゆき＆小鳩主人公
【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】渋皮栗
特記事項なし。
★2005年２月８日（火）
『ネコソギラジカル上、本日発売』
ネコソギラジカル→bk1、→amazon発売日っ！
私の確認している時間だとまだネット書店ではbk1は×、amazonは予約扱いになってますが、既にゲットした報告もあがっているので今度は大丈夫、安心して店頭をお探しください（笑）
それから明日にも改めて取り上げるつもりですが、ライトノベルデータブック→bk1、→amazon資料としては各種出たライトノベル本の中で最強です。要は批評という余計なベクトルが入らず、紹介に徹してます。構成はもっとも地味ですが、実用性は極めて高いですね。
広報。
ラノパマスコットキャラ予備投票開催中！
■ラノパマスコットキャラ予備投票・女の子部門
■ラノパマスコットキャラ予備投票・男の子部門
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
春期限定いちごタルト事件→bk1、→amazonは、小鳩くんと小佐内さんの二人が小市民を目指す日常ミステリです。ただしミステリではありますが、立ち位置はライトノベルとの境界線とでも考えてください。無理矢理小市民を目指す二人が微笑ましいですが、二人は無事に小市民になれるんでしょうか？ この作品は諸事情により取り上げるのを自粛してきましたがそろそろいいかな、と。
小佐内さんが……。後は自分の目でお確かめを（笑）
それでは本日の台詞解説。
泣き寝入りしなかったら小市民じゃない、という辺りが実に笑えてしまいます。当人達には笑ってる場合じゃあないのですが。
洗濯ロープにハンガーを掛けようとした時、白い上着のポケットから何かが落ちた。星を象った校章、濃緑色をしたビニールレザーの表紙。
生徒手帳だ。
僕は――それをそのまま胸ポケットに戻した。
裏返せばいろんな事がわかるはずだけど、それはとても罪深い禁忌のように思えたから。
法を破って＜銀の樹＞を目指すよりも。
ガラスを破って無人のコンビニや他人の家に入りこむよりも。
熱を出して倒れた彼女のスカートを脱がすよりも。
許されざる事のように、僕には思えたのだ。
出典：世界が終わる場所に君をつれていく （小説）／ＭＦ文庫Ｊ／葛西伸哉／絵師：尾谷おさむ／デザイン：かがやひろし／編集：大喜戸千文／192P
キャラ：主人公
【作者直営サイト】KASAISM
【絵師直営サイト】空想カーニバル
特記事項なし。
★2005年２月７日（月）
『ラノパマスコットキャラの予備投票、とちょっと苦言』
ごきげんよう。
ライトノベル・ファンパーティーの準備を現在進めている最中ですが、その一環としてマスコットキャラクターを選定中につき、今回みなさんに予備投票をお願いします。同時に追加要素についての投票も受け付けています。「メガネなないとダメなんだ！」と言った要望はそちらの投票でお願いします。締め切りは11日午前0時と期間が短いのでお早めに投票してください。
なお、あくまで基本キャラを決める予備投票なのでこのままの造形がマスコットキャラになるわけではありません。あしからずご了承ください。
■ラノパマスコットキャラ予備投票・女の子部門
■ラノパマスコットキャラ予備投票・男の子部門
それとちょっとした苦言。
まずはじめに、私は銀盤カレイドスコープ以来、海原零さんのファンで世間的には信者といってもいいでしょう。なのでどうにも見て見ぬふりができず、余裕のない発言と理解しつつあえて。
スーパーダッシュ文庫のブルー・ハイドレード 〜転移〜の引用文、できれば今すぐにも差し替えを希望します編集部の方。
本編・本質部分とまったく関わりのないエロ妄想の引用なんて意味がないどころか害悪です。いいかげんやめましょうよ、こういうの……。コメディならいざ知らずシリアスものなのに、何でここまであさっての方向のものを選べるのかまるで意味がわかりません。というわけで紹介文は参考になりますが引用部分は見るだけ無駄です。ご注意を。
最後に。ブルー・ハイドレード→bk1、→amazonは潜水艦ものとして戦闘シーンが、それと自分目的のために突っ走る主役の少女が素敵な群像劇です。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「富士見ミステリー文庫」読書調査（うたたねこやより）
「自分は58冊でした。初期のころはミステリという括りに騙されてほとんど触りもしていなかったのが低迷の原因ですね（苦笑 今更読むに読めないという……」
■木ノ歌詠さん 『フォルマント・ブルー』 紹介flash（モノグラフより）
カラっぽの僕に、君はうたう。 フォルマント・ブルー→bk1、→amazonの作者の人による紹介flashです☆ 音楽が自作なのがポイントですね☆ この小説の題材も音楽が重要な部分を占めています☆
「見ると思わず買いたくなると思われ。自分は既に読んでるので影響はありませんでしたけど」
▼本日の作品＆台詞解説▼
世界が終わる場所へ君をつれていく→bk1、→amazonは、終末ものでセカイ系？なお話です。ボーイミーツガールなお話でもあります。絵柄ともマッチして、なかなかによい雰囲気の作品でした。……相変わらず説明になってませんがお許しを。
それでは本日の台詞解説。
台詞とは正確には呼べないかも。どちらかというと緊迫した状況の中で、あえてこういったことを主人公が気にするのが何となく「ああ青春してるんだなあ」と感じました。
双眼鏡から目を離し、唇の端でにやりと笑う。
「人を監視してるやつってのは、自分が監視されてることには気づかないんだよな」
自分で言ってから急に心配になって辺りを見回した。
すると彼のすぐ後ろで、雑種の野良犬がべろをだしてハァハァしていた。
こっちを見ている。
「しっ、しっ！」
威嚇して追い払った。
出典：Ａｌｉｃｅ （小説）／電撃文庫／川崎康宏／絵師：エナミカツミ／デザイン：Kazuo
Miyamura／編集：？／53P
キャラ：シシドー
【作者直営サイト】Match Lock
【絵師直営サイト】namihei's room
時間なし。
★2005年２月６日（日）
『思い切り私信』
白翁さん連絡ください。以上。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■2chライトノベル大賞2004下半期結果発表
途中集計人の失踪事件もありましたが、無事に結果が出たようですね☆
「結局投票しなかったなあ。
▼本日の作品＆台詞解説▼
Ａlice→bk1、→amazonは、昨日も紹介したんで詳細は省略します。
でも一言だけ言うとやっぱりクマ。
それと何とも言えない地の文と会話のコンビネーションですね。
それでは本日の台詞解説。
今日のはあえて地の文中心に入れてあります。この作品に漂うなんともいえない変な雰囲気の一端を感じてみてください。
「ではアメ公に教えてやろう。日本には核よりも恐ろしいものがある！」
「尊ぶべきは死の美学！」
「生きることすなわち恥っ！」
「生きながらにして死線を跨ぎ――！」
「活路を捨てて敵に向かう時――！」
「サムライ魂は恐怖を超えるっ！」
出典：Ａｌｉｃｅ （小説）／電撃文庫／川崎康宏／絵師：エナミカツミ／デザイン：Kazuo
Miyamura／編集：？／203P
キャラ：ボーボー
【作者直営サイト】Match Lock
【絵師直営サイト】namihei's room
時間なし。
★2005年２月５日（土）
『働けー』
金曜日は飲み会でいい気分に酔っぱらって帰ってきたら、いきなりメッセ三連発でうろうろ。まあなんだ、ラノパをきりきり準備せよという事で週末はラノパ尽くし。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「駄作だ愚作だ、のオンパレード」「うんうん、これはきっと売れるだろうなあ、と嬉しくなってしまう」（いちせさんところより）
詳しくはリンク先をどうぞ☆ よく言う『ネット書評は売り上げの参考にはならない』の例ですね☆
「次作が出せるくらいは好きな作家さんには売れて欲しいなあ、というのがうちのサイトの原動力かなあ。書評はともかく、紹介程度なら素人にもやってできないことはない、という参考例くらいにはなるかな？ そういやでたまかもそろそろ佳境ですが、まさか第一部みたいな展開はないですよね？ 作風からしてないとは思うけど、それはそれで見てみたいかも」
▼本日の作品＆台詞解説▼
Ａlice→bk1、→amazonは、かなり独特な雰囲気をまとった作風なんで、序盤をちらっと立ち読みしてもらえればほぼ合うか合わないかはわかると思いますが、それよりも……。
主人公はアリスだけど、重要なのはクマです。
クマったらクマ。
まいじゃー的には超おすすめ。
あらすじの説明などは不要！ クマー！の一言で足りるのですええ。
それでは本日の台詞解説。
クマの台詞です。まあ言うべき事はそれくらいです。
＞大怪獣が街に現れたと想像してくれると、
「大怪獣？ まあ……いいけど」
＞誰もが運良く正義の巨大ロボットに乗れるわけじゃない。この世にいるほとんどの人はエキストラで、逃げるか踏み潰されるか、大怪獣に対して受け身でいることしかできない
「そりゃそうでしょ」
＞でも、そういうときなにができるかで人の本質は現れるのだと、わたしの友達が言っていた
「あなたはどうするの？」
＞ＰＣに向かう。たぶん
「そんなときまでコンピューター？」
＞正面から戦うばかりが戦闘ではないと思われ
出典：よくわかる現代魔法 ｊｉｎｉ使い （小説）／スーパーダッシュ文庫／桜坂洋／絵師：宮下未紀／デザイン：小松昇／編集：？／149P
キャラ：おっとテレポーター＆小野寺笑
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】共月亭
時間なし。
★2005年２月４日（金）
『他人事とは思えないある出来事』
果たしてどういう事情があったのか、「2chライトノベル大賞2004下半期」の大賞集計人が失踪状態のようです。……そうか失踪か。なるほど。
その手があったか。
それはともかくあそこの集計人は神様だと思います。とてもじゃないけど手動で集計しようという気にはなれません（汗 しかしまあ実際に投票した人にしてみりゃあれだ、「なんて立派な神様なんだろう。死んじゃえ」という心境かも。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
よくわかる現代魔法→bk1、→amazonは、コンピュータ的な理論を取り入れたちょっと変わった設定の現代魔法の使い手を巡る物語です。
多少癖はありますが大いにおすすめ。
参考例として1巻で一度放置したものの私がさかんに「2巻から真価を発揮する」とか「2巻まで読んでから判断しろ」だの言ったのがきっかけで読み始めた人も登場。いやでもほんとうにおもしろいですよ、このシリーズ。
それでは本日の台詞解説。
この口調で誰が発言者はほぼ明らかだと思いますが、能力は多少秀でていても基本的には一般人、その心意気を知る気持ちです。強いだけが能ではないのです。
――――
出典：――――
キャラ：――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
時間なし。
★2005年２月３日（木）
『私の優しくない先輩』
どういう政治が働いたかは知りませんが、bk1でフライングゲットできる超期待の新人日日日さんの私の優しくない先輩→bk1（ちなみにこちらで試し読み可能です）
高校生の女の子による一人称の青春小説ですが……参りました。
いやはやおもしろかった！
ほんとは台詞を紹介したいところですが、まだ発売日前なので発売日になってから改めて取り上げます。
なお、今日の台詞更新はどうやってもネタが思い浮かばずに断念しました(汗。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
お休みです。
「良いんですよ。逃げて」
「でも逃げるのは……悪い事ではないのかな？」
「悪い事ではないと思いますよ。恥ずかしい事ではあるでしょうけど」
「うん？」
「恥ずかしい事ではあるかもしれませんが――でもだからこそ此処があるんです」
出典：君の居た昨日、僕の見る明日 （小説）／――――／2巻223P
キャラ：――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
時間なし。
★2005年２月２日（水）
『時間ない』
言いたいことはいろいろあるけど、会議で遅くなったんで力尽きました。例の番組も録画したけど見てません……
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
君の居た昨日、僕の見る明日は、すみません今日は超簡易更新に付き説明無し。
それでは本日の台詞解説。
単純に「逃げる」ことをいい事だと言ってるわけではないのでそこだけ注意。
「君には力がある。だが、一度も発揮されぬままの力は力にならない。君の力は借りたいが、君が力を自ら出さねば意味がない。だからもし、君がゴールラインを自ら割ってみたかったら一声掛けてくれたまえ。そこの不良少年が案内してくれる。ただ気軽に我々を信用するなヒオ・サンダーソン、私達は同じ目的を持っている仲間だが、ベタな友人ではない。ただ、――同じ方向を見ているだけの存在だ。そうでいいなら訪ねてきたまえ」
出典：終わりのクロニクル （小説）／電撃文庫／川上稔／／絵師：さとやす／デザイン：渡辺宏一（カバー）＆ＴＥＮＫＹ（本文）／編集：？／4-下巻364P
キャラ：佐山御言
【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやす祭
特記事項なし。
★2005年２月１日（火）
『絶不調』
首か肩のあたりを完全に痛めたらしくどうにもこうにも……寝違えからだんだん悪くなっていく……こりゃマジで整形行きかも。
はい、あと今日は経済最前線 “ライトノベル”で出版不況を打ち破れ（NHK衛星第一 21:15〜21:34）が放映されますから、いったい世間様の認識はいまどういう風になっているのかを知っておきましょう。どう判断・行動するにしてもまずは情報を入れなくては、ですね。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品＆台詞解説▼
終わりのクロニクル→bk1、→amazonは、人妻と自動人形の活躍する話です……あれ？（今日の説明は著しく偏っていますので信用しないでくださいええ）
それでは本日の台詞解説。
最後の一文「同じ方向を見ているだけの存在」って表現に心を惹かれましたとさ。
ｈｏｍｅ 最近の名台詞 名台詞データベース（時系列順） 名台詞データベース（作品別）