2005年12月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2005年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
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「恋は人を愚かにするものだわ。でも、そうでなければ本当に恋していると言えないんじゃない?」
「えっ、恋をするとバカになるの?どうしよう……でも、きっと大丈夫だわ。だって、もともとバカだから、これ以上バカになりようがないもの!」


出典:霧の日にはラノンが視える (小説)/ウイングス文庫/縞田理理/絵師:ねぎしきょうこ/デザイン:?/編集:?/2巻224P
キャラ:シールシャ&アグネス・アームストロング

【作者公式サイト】よこしまです。
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年12月31日(土)
『さよなら今年〜!2005年降参したライトノベル』

2005年ライトノベル10大ニュースはこちらからです。

さて、今年ももうおしまいと言うことで今年1年間読んだライトノベルの中で、「個人的に」「もっとも印象の強かった」2作を挙げておきます。片方は新人さん、もう一方も変わり種の人。他にも純粋に面白かった作品などはいっぱいありますが、衝撃度においてはこの2つに及ばず。二つとも読み切りですし、手も出しやすいかと思いますので、よろしければお手にとってみてくださいね、と。

白い花の舞い散る時間→bk1→amazon



読後感とか・物語展開などは第二作である(続編にあらず)春待ちの姫君たち→bk1→amazonの方が高いと思います。普通に人に対してどちらか一つだけ紹介しなさいと言われれば春待ち〜ですが、趣味的には白い花の〜をおすすめしておきます。いやはや!チャットで仲良しのメンバーが名前を伏せた状態でのオフ会を行うことになり、そこからはじまる物語。
ネタバレが怖いのでよけいな説明は一切しませんが、まちがいなく青春小説として高いレベルにあることは確かです。細かい心情描写が優れもの。

アストロ!乙女塾!→bk1→amazon



これ以上ないくらいのバカ小説です。だいたい文庫なのに2段組っていうのがまずあり得ない。いきなり某民明書房ばりの解説があちこちに入るのも変だし、表紙に登場している少女も実は女装だし、全編めちゃくちゃ。一応の筋としては、女装少年が女子校に潜入して、その学園を支配しようとする話。萌えで片づけるには阿保すぎる話で、女性が読んでもバカ小説好きなら楽しんでもらえると思います。


メールフォームより例のゆかりんファンタジアの感想を何件かいただき、かなり笑わせてもらいましたが、鳴瀬さんの感想が秀逸でした。
成  瀬「これ聞いてどうだった?」
海野藻屑「好きって絶望だよね」
確かに。


とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票、現在の経過。
予想通り御坂美琴がぶっちぎりで独走中、それを主人公の上条当麻が追いかける展開です。むしろ昨今のライトノベルの現状を考えるとかなり健闘しているんじゃないでしょうか。あとは……何人か陰の薄いキャラが(笑)
なお、一部票の分裂現象がありますが最終日にまとめさせていただきます(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

霧の日にはラノンが視える→bk1→amazonはケルト系の妖精譚をモチーフにした現代ファンタジーです。全4巻で既に完結しています。BLではないのでご安心ください(笑)。



本来の居場所から追われた妖精達のロンドンでの生活を描いたファンタジー。お正月に4巻まで読んでさらにおすすめできるといいなー……。妖精譚とか好きならかなりおすすめのお話だと思います。

それでは本日の台詞解説。
自覚があるけど、どうにも踏み込めない恋する女の子アグネス。はっはっは、可愛い反応です。



「本当に、お前さんは大莫迦だな。出来ないことを数えてどうするんだ? 誰だって出来ないことは山ほどあるんだぞ。そんなんを数えてたら、誰だってダメ人間だ。出来ないことを数えるんじゃねえ。てめえに出来ることを指折り数えろ!」

出典:霧の日にはラノンが視える (小説)/ウイングス文庫/縞田理理/絵師:ねぎしきょうこ/デザイン:?/編集:?/2巻153P
キャラ:レノックス・ファークハー

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★2005年12月29日(木)
『洗脳!ゆかりんファンタジア』

2005年ライトノベル10大ニュースはこちらからです。

今年もあとわずかというところで、最大級の電波ソングと遭遇しました。一度聞いたらおそらく二度と忘れられない超破壊力です。阿保です、アホすぎです。
東方シリーズをご存じでしょうか? 同人で超人気を誇る弾幕シューティングゲームなのですが、このゲームの魅力はいろいろありますが音楽要素も大きく、シューティングは大の苦手にもかかわらず音楽聞きたさに購入する人がたくさんいることからも伺えます。前置きはこれくらいにして、まずは「ネクロファンタジア」(八雲紫ステージ曲)という原曲を知ってますか?
知らない場合は、こちらで試聴できる曲がほぼ原曲のイメージなのでまずはそれを聞いて予習してください。STGには最適のノリのいい曲ですが、さて予習を済ませたところで本番です。
こちらでゆかりん突発CDなるものをDLして、ゆかりんファンタジアをお聞きください。
……聞きましたか? 聞きましたね?
どんなに後悔してももう忘れられないね?
この件に関しては、メールフォームや掲示板の雑談スレでいつでもご意見を受け付けます(爆) ふはははは。


魔法鍵師カルナの冒険→bk1→amazonの補足〜。
昨日のままだと地味で終わっちゃうような幹事ですがそうではなく。基本的に新人さんにしてはかっちりとまとまった良作だと思っています。もうちょいラブ寄せがあってもいい気はしますが、体系立ててきっちり鍵開けが説明されているのも好感触。師匠に叱咤されつつ頑張るカルナが微笑ましいです。それとあとがきをもう一度読み直したら4巻で完結するようです。どうでしょう、鍵開けファンタジーという一風変わったライトノベル読んでみませんか?


とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票を開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

霧の日にはラノンが視える→bk1→amazonはケルト系の妖精譚をモチーフにした現代ファンタジーです。全4巻で既に完結しています。BLではないのでご安心ください(笑)。



本来の居場所から追われた妖精達のロンドンでの生活を描いたファンタジーというのが適当なところかな……そもそもまだ2巻までしか読んでないからちゃんと説明できる自信が(汗 く、詳しくは公式サイトの作品解説まで!
ただ、1巻の時は「ん?」程度だったんですが、2巻を読み終わったところで確信。各登場人物が実に魅力的です。妖精達の魔法も万能なものから、なんとも笑ってしまうような能力まで様々。妖精譚に興味があるならばぜひぜひ! なお、1巻では脇に徹していた紅一点(あえて今の時点ではヒロインとは言いません。全部読んでないから)のアグネスは2巻で大活躍です。できればとりあえず2巻までを一気に読んでもらうとよいのではないかと思います。かなり楽しく読めたので、なるべく早く4巻まで倒そうっと。

それでは本日の台詞解説。
ひとつだけ補足しておくなら、世界に植え替えられた花、というのは居住地を新天地に移したということを指します。それくらいかな?戦いに臨む自動人形の誓い。



「行きましょう我ら自動人形。この世界に植え替えられた花よ」
『呼んでいます 呼んでいます 主人の賛辞が呼んでいます』
「起動音よりも大切な主人の賛辞が呼んでいます」
『歩み寄りは赦されず 抱き上げられても思いは秘めるが華の粋』
「華は鋼鉄 錆も知らぬ思いの咲き誇りはステンレス」
『節を持って度を過ぎたるをせねば この華は永遠に咲き誇る無情の華とデータは告げる』
「永劫雪華の我らの情華は 主人の感謝を信じる Blessing」
『行けば華が待っています だから行きましょう我ら侍女式自動人形』
「一人では得られることのない 感謝の花束が」
『一人ではどこにも送れぬと 起動音の最先端で待っています』

「待っています……!!」


出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/デザイン:TENKY/編集:?/7巻138P
キャラ:八号&共通記憶(すべて自動人形)

【作者公式サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやすまつり
特記事項無し。

★2005年12月28日(水)
『PS2、逝去。』

2005年ライトノベル10大ニュースはこちらからです。

年末進行でちょっとへろへろとなってます。かなり落ち着いてきましたが……ふーやれやれ。通勤電車の中でも疲れて寝てしまうのでちっとも読書が進みやがりませんです。
そんな中で読んだ本。
魔法鍵師カルナの冒険3→bk1→amazon



あー、このシリーズに関してはもう「好きだから!」としかいいようがないですね。正直ちと地味な部分はあると思います。なんせ題材が「魔法鍵」のロックスミスですから。でも、この解錠しようといろいろ模索していく過程などがなんか知らないが好き。健気な主人公の少女・カルナも好き。とにかく好き。理由など後付けですええ(笑)。ということで、「魔法」という括りこそありますが鍵師というファンタジーとしては、かなり変わった題材の物語に興味を持ったら読んでみてください。
ちなみに4巻、もしくは5巻で完結すると思われます。

あと本日はスニーカー文庫、ビーンズ文庫の発売日です。
薔薇のマリア IV→amazon
レンタルマギカ→amazonは2ヶ月連続刊行ですね。


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1、→amazonは説明省略。
ちなみに最終巻はひたすら長かったけれど、でもダレるということはありませんでした。いやおもしろかった!

それでは本日の台詞解説。
ひとつだけ補足しておくなら、世界に植え替えられた花、というのは居住地を新天地に移したということを指します。それくらいかな?戦いに臨む自動人形の誓い。



――――

出典:――――
キャラ:――――

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特記事項無し。

★2005年12月26日(月)
『PS2、逝去。』

2005年ライトノベル10大ニュースはこちらからです。
ちなみに最初、「少女には向かない職業」をハヤカワから出てたなどととち狂った書き方をしていましたが、創元社から出てました。ハヤカワから出てるのはブルースカイだよ!と、ツッコミをいただき修正(汗 つーかサイン本まで持ってるのに、なぜ間違える自分orz

大ショック。
我が家のPS2がお亡くなりになりました。DVDドライブの読み込み不良です。ネット上の修理記事を参考に自己修理にチャレンジしてみたものの、見事に玉砕orz
最初期型なので今さらメーカー修理に出す気も起きず。PS3はまだ先っぽいし、この際HDD搭載タイプにして、快適ハードディスク生活にチャレンジか? ……あああ。余分な出費がぁぁ……


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ソフトバンクからGA文庫、1月に刊行
いつの間にか公式の情報が出ていました☆ せっかくだからラインナップを確認しておきますね☆
神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン→amazon
榊一郎



虚攻の戦士 『ナツ』ノキオク→amazon
神野オキナ



ハノン〜君の目指す明日へ〜→amazon
織田兄弟



旋風伝 レラ=シウ→amazon



廃墟ホテルへようこそ。→amazon(新刊予定に挙がってはいるものの公式のポスターには見あたらず……延期?)
松殿理央




  ▼本日の作品&台詞解説▼

最近慢性的に台詞日照りっぽい……。というわけでお休みです。



「ありがとう」

出典:涼宮ハルヒの消失 (小説)/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/245P
キャラ:長門有希

【作者公式サイト】なし
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特記事項無し。

★2005年12月25日(日)
『2005年ライトノベル10大ニュース/長門〜!』

昨日駆け込みで2005年ライトノベル10大ニュースを記事にしました。みなさまぜひご覧ください。あと、6位のハヤカワ進出について縞田理理さんから教えていただいたのですが、ウイングス文庫出身の作家さんでハヤカワのハードカバーを出された方がいるとのこと(詳細はニュースに追記)。情報感謝です!


さてクリスマスにつき長門です(ぇ
例によって玲朧月さん制作なのですが、壁紙も制作していただきました。バージョンがいくつかありまして。各々サイズも3種類な壁紙が用意されているのです。長門分はこれで補充です。
ちなみにザ・スニーカー2月号にはゴスロリ長門が載っているらしいですよ?(玲朧月さん情報)

●基本形

800×600
1024×768
1280×1024

●ウサ耳

800×600
1024×768
1280×1024

●ウサ耳+眼鏡
800×600
1024×768
1280×1024

●眼鏡

800×600
1024×768
1280×1024

●ネコ耳

800×600
1024×768
1280×1024

●ネコ耳+眼鏡
800×600
1024×768
1280×1024


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



涼宮ハルヒシリーズ→bk1→amazonは、傍若無人な涼宮ハルヒに周りの人間が振り回されるコメディ……と思いきや、かなりSF成分の高い話になっています。2巻以降一端キャラクター小説寄りに推移していたんですが、最近2作ほどで、再び大幅にSFに揺り戻しがかかってきました。まあこの際細かいことはどうでもいいのですが。長門さえいれば(ぇ

それでは本日の台詞解説。
平たく言うと、キョンが負傷する事態になったことで責任を追及されようとしている長門を、当のキョン自身が明確にかばう態度をみせ、それに対して御礼を述べている場面です。
ものすごくなんでもない場面に見えるわけですが……作品を知るものならおわかりでしょう。これがどれだけすごい台詞であるかを。あの長門が!長門がー!


膝はまだ震えている。脚は鉛のままだ。腕も重い。頭が痛い。肩がダルい。胸が苦しい。背中がきしむ。心なんてとっくにへし折れている。
でも、自分は立っている。――つまりまだ、やれる。
古都ゆかり。
同じクラスになっておよそ八ヶ月。たった数時間前にやっと仲良くなれたクラスメイト。ぶっちゃければそれだけの人。彼女の名前を呟けば力が湧く、なんて都合のいい話はない。
でもゆかりは泣いていた。
――俺はその涙を止める。


出典:クリスマス上等。 (小説)/MF文庫J/三浦勇雄/絵師:屡那/デザイン:石松望/編集:?/178P
キャラ:五十嵐鉄平

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】R/L
特記事項無し。

★2005年12月24日(土)
『ネタバレうんたらかんたら/2005年ライトノベル10大ニュース』

えーはてなの方、久々に更新しました。ネタバレ関係の話です。

新刊ラッシュはとりあえずマリみて新刊はやっつけました。(読んでおかないと、他のサイトのネタバレに遭遇しそうであぶなくて! 実際、そういうのに即遭遇しました。ふーやれやれ)



さて長らくお待たせしました(もう誰も待ってない?
2005年ライトノベル10大ニュースの発表です。
なおニュース選定には、まいじゃーチャットの常連のみなさんの多大なる協力がありました。深く感謝します。多少偏っているのは、まいじゃー仕様と言うことで……。


10位 16歳で美少女文庫新人賞受賞
フランス書院から出ているジュヴナイルポルノ……まあ要するにエロノベル(笑)の新人賞で現役高校生が受賞したとそういうことです。純粋なライトノベルのニュースとしては微妙な部分もありますが、まあネタとして。
ちなみに作品はこいねこ→bk1→amazonです。読んだ感想ですか? ……ノーコメントで(苦笑 私はこっちの世界には首を突っ込む気がないので詳しくはコンバンハチキンカレーヨ再あたりをチェックしてみてください。



9位 ネット上の有名人(+エロゲ出身の作家)の新刊あれこれ
あえてコメントはなしで。代表的なタイトルだけ挙げておきます。
スカーレット・ソード→bk1→amazon(切込隊長)
アストロ!乙女塾!→bk1→amazon(本田透)
わたしたちの田村くん→bk1→amazon(竹宮ゆゆこ)
ポケロリ→bk1→amazon(竹井10日)
なお、内容としては完全に好き放題やってる乙女塾がおすすめ。ラノベ史上に残る怪作となるのは間違いありません。



8位 富士見書房の独立
「角川書店富士見事業部」より2005年10月1日、株式会社富士見書房として独立しました。案外知らない人、多かったみたいですね。ただ、会社としては独立したんですが正直どれだけ実態に影響を与えるかと言われると……。

7位 終わりのクロニクルのやけくそな厚さの完結編
詳しくはアキバBLOGの記事ここの比較画像つき記事など参考に。凶器に使えそうです。少なくともライトノベルでは間違いなく再厚で、ハヤカワや創元あたりの分厚いSFですら負けるかも。なお、分冊うんぬんはさておき年内に完結させたことにはそれなりの意味があるのですよ?とだけ言ってきますか。

6位 ラノベ作家のハヤカワ&創元進出
コバルト黎明期にはコバルトとハヤカワの間で割と行き来があったりもしますが、その辺の蜜月関係とは違い、もともと縁の無かった作家さんが進出していることに意味があります。具体的には、
ハヤカワ:
ブルースカイ→bk1→amazon
スラムオンライン→bk1→amazon
サマー/タイム/トラベラー→bk1→amazon
創元:
少女には向かない職業→bk1→amazon
この四作ですが、今後他にも出てくる可能性は十分あると思われ。

追記:
縞田理理さんから教えていただいたのですが、ウイングスの作家さんでハヤカワのハードカバーに進出された方がいたとのこと。
アルレッキーノの柩→bk1→amazon
英国ミステリだそうです。完全に見逃してました……

5位 絵のないライトノベル発売(電撃文庫)
僕らはどこにも開かない→bk1→amazonを皮切りとして、今年の電撃文庫では「絵のないライトノベル」が数点発売されました。今後の方向性をいろいろと模索しているようですが、さて今後どうなることやら?



他の絵なし作品としては、
神栖麗奈は此処にいる→bk1→amazon
夏月の海に囁く呪文→bk1→amazon
Missing13巻→bk1→amazon
があり、特にMissingは完結編のみあえてイラスト無しで持って来るという大胆な手法が印象的でした。なお、今のところ上に挙げたタイトルはすべてかなりおもしろく読むことが出来たというのが個人的感想です。今後もそうであるかどうかまではわかりませんが……。

4位 ろくごまるに復活
これに関しては、アルスラーン戦記の新刊やサーラの冒険の新刊などを推す方もいたのですが、作品の続きどころか作家さん自身がどういう状況なのかずっと心配されていた方なので、濃いファンにとってこの方の復活は特別な意味を持つのです。2月にも新刊が予定されているようで、このまま無事に発売されることを切に望みます。心から!
参考:
刃を砕く復讐者(下)→bk1→amazon




3位 ライトノベルという言葉の拡散
既に解説本などが多数出版されたりと下地は出来上がっていましたが、今年一年はマスコミに幾度も取り上げられたり新聞の書評にも登場するなどライトノベルという言葉がだいぶ拡散をはじめました。これからライトノベルはどこへ行くのか? どうか、沈没だけはしませんように(汗

2位 新レーベルラッシュ
多数のライトノベル新レーベルが出版、もしくは出版予定にあがった年でした。えーちと息が上がってきたので詳細は浅木原書店新レーベルまとめをご覧ください。いやはや多いこと多いこと!
素直に喜びたいのは山々なのですが……既に市場のパイ自体は飽和状態であるというのが、個人的な意見であるため2,3年後にいったい何レーベル生き残っているのかはかなり厳しい状態であると言えるでしょう。
当分の間は、好事家による(笑)人柱報告が頼りかも知れません。

1位 怒濤のアニメ化(メディアミックス化)
今年はライトノベル作品のアニメ化がこれでもかこれでもかとばかりに発表・そして実際に放映された年でした。
個人的に超驚きだった銀盤カレイドスコープを「あえて」筆頭とさせていただきますが、灼眼のシャナ、涼宮ハルヒ、キーリ、いぬかみっ!、はっぴぃセブン、半分の月が登る空、陰からマモル!、神様家族、しにがみのバラッド、彩雲国物語、ゼロの使い魔、西の善き魔女、NHKにようこそ!、ザ・サード、吉永さん家のガーゴイル、少年陰陽師、マルドゥック・スクランブル(順不同)ともはやアホらしくなるようなタイトル数です。漏れてたらごめんなさい(汗
漫画化やゲーム化に至ってはもはや把握不能。正直、大物クラスのライトノベルは今年一年で半ば消費され尽くした感がありますので、来年もアニメ化と漫画化の勢いが続くのが注目して見守りたいと思います。


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



クリスマス上等。→bk1→amazonは、ひとり寂しくクリスマスイヴの夜を迎えるはずだった少年が、何の因果か大騒ぎに巻き込まれて一夜を過ごすことになる一大アクション&ボーイミーツガールもの。とにかく話の密度が濃く、最初から最後まで疾走感に溢れています。燃えます。
お話の対象になっている時間がものすごく短いためかと思われますが、この先の作品が楽しみな新人さんですね。
あ、ちなみに今月ではなく10月に発売されたものなので探す際にはご注意を。

それでは本日の台詞解説。
ヒーローでもなんでもない少年が危機にあって、必死に勇気を奮い起こす場面です。がんばれ男の子。


「わたしは逃げない」
「嫌なことから逃げても、それが消えて無くなるわけではない。だから、受けて立つ」


出典:紅 (小説)/スーパーダッシュ文庫/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:?/120P
キャラ:九鳳院紫

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★2005年12月23日(木)
『いろいろ新刊紹介』

昨日は職場近辺も大雪で、呪いの言葉を吐きながらチェーン巻いて必死こいてお仕事してきました。あ、でも早々に退散しましたけどね。東海地方は基本的に雪には弱く、私自身も雪道運転は慣れてないのでつーかーれーたー!
さて、怒濤の新刊をががーっ紹介しましょう。

委員長お手をどうぞ2→bk1→amazon



完結編です。学校生活の中のいろいろな委員長のがんばりを描いた短編集。このちょっといい話的なほんわかとした雰囲気がよいのです。心の一服の清涼剤としてお読みください。

ガンスリンガーガール6→bk1→amazon



新キャラがメインです。相変わらず救いがあるようでいて、実はないのが切ないですねえ。あと、大雪の影響で未だ手元に届きませんが先日発売されたPoca felicita→amazonも気になるところ。

サンタ・クラリス・クライシス→bk1→amazon



見習いサンタ少女が主人公だと思っているとそれだけでもなかったりします。
ヤマグチノボル節が存分に出ています。読み切り。この作品は世界の危機とかそういった背景がないので、気軽にラブコメとして楽しめます。やっぱりこの人は妙に高いテンションで暴走する日常&ラブコメ描写が抜群ですねえ。それでいて何気なく苦みを放り込んでみたり。うん、楽しかった。

V−MAX→bk1→amazon



子供向けの(もっとも最近はいろいろ対象が広がってはいますが)ヒーローものを「そのままそっくり」小説にした感じです。つまり「いろんな意味で」ヒーローものを楽しめる人ならたぶん手を出して大丈夫。そうでない人の場合は、立ち読みなどして自分に合うかどうか内容をきっちり確かめたほうがよいかと思われます。

ふー、紹介疲れ……どうせ雪で今日は出歩くに出歩けないので更新にせいを出しますかというわけでラノベ10大ニュースはあと1日お待ちを(苦笑


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



→bk1→amazonは、ボーイミーツガールなお話。電波的な彼女→bk1→amazonと同一の世界観で展開されるお話ですが、特に読んでいなくてこのシリーズから手を出しても問題ありません。ただし先に読んでおけば確実にニヤリとできることは保証しますので、電波的な彼女のシリーズのファンならデフォルト買いです。かなり直球なボーイミーツガールです。しつこいようですが表紙絵に偽り無しですええ。

それでは本日の台詞解説。
まだ7歳にしてこの気概! 惚れます。


「ここは悩むところでも、迷うところでもありません。進むところです」

出典:紅 (小説)/スーパーダッシュ文庫/片山憲太郎/絵師:山本ヤマト/デザイン:アフターグロウ/編集:?/217P
キャラ:紅真九郎

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★2005年12月22日(木)
『年末進行……』

さすがに疲れて帰ってきたら速攻で寝てしまったんで、ライトノベル10大ニュースは先送り。気力がないとちょっと厳しいです(苦笑。

●22日 MF文庫J→amazon、コバルト文庫→amazon
マリア様がみてる 未来の白地図→amazon


あと、MF文庫ではいろんな新刊はまあ当然として、イコノクラスト!の新装版が出ます。イラストに負けた方は買っておきましょう(笑)。私は敗北が確定してます。
ちなみにISBNが異なるので、今ならどっちの絵柄も入手可能ですええ。

 


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



→bk1→amazonは、ボーイミーツガールなお話。電波的な彼女→bk1→amazonと同一の世界観で展開されるお話ですが、特に読んでいなくてこのシリーズから手を出しても問題ありません。ただし読んでおけば確実にニヤリとできることは保証しますので、電波的な彼女のシリーズのファンならデフォルト買いです。
サスペンスの要素はほぼなく、ボーイミーツガール分が大増量されているので、前よりもさらにいろんな方に読んで頂けると思います。まあその……くどいようですが表紙絵に偽り無しなのですええもう本当に。みんな村崎の魅力に落ちてしまえー!ということでおすすめ。

それでは本日の台詞解説。
こーゆーのこそがボーイミーツガールの王道! がんばれ男の子!


――――――

出典:――――
キャラ:――――

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特記事項無し。

★2005年12月21日(水)
『さすがに1日じゃ無理でした(汗』

今年もライトノベル10大ニュースの記事作ってます。既に素材の選定は終わったので記事書くだけなんですが……さすがに分量の問題で5位まで辿り着いたところでギブアップ。明日には挙げられる、といいなあ。おまけに台詞を後回しにした結果……申し訳ない(汗


スーパーダッシュ文庫の→bk1→amazon読了。片山憲太郎さんの新作です。



大満足。買って損無し。おすすめ。表紙絵に偽り無し(笑)
特に電波的な彼女→bk1→amazonを既に読んでいる場合には、絶対に読むべし。世界観が繋がってます。どこがどう繋がるかは読んでのお楽しみ。できればこちらは後から読まれる方がいいのですが、これで作風を掴んでから電波的な彼女を読むというのもありかもしれません。


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  ▼本日の木乃葉子トピック▼

もう一日掲載しておきます☆
■「C69ライトノベル関連サークル一覧みりおんぐらむ
冬コミに参加される方はぜひ参考にしてみてくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



終わりのクロニクル→bk1→amazonは、バトルアクションでややエロで燃えで萌えです。以上。

それでは本日の台詞解説。
要するに一度や二度負けたからってどうした?何度でも立ち上がれ、そーゆーことですね。


……勝負すらできない人間だっているんだ。それに比べたら、――負けたがどうした。
死んではいない。
そうとも。


出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔/絵師:さとやす/デザイン:TENKY/編集:?/7巻287P
キャラ:ダン・原川

【作者公式サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】さとやすまつり
特記事項無し。

★2005年12月20日(火)
『地球防衛軍2』

東海地方は雪による大混乱で本の早売りゲットなどは夢のまた夢でした(涙
その代わり、家で足止めを食ったので昨日は6時半に一端台詞無しで更新した後、9時過ぎくらいに台詞つきで更新し直してました。もし朝方にチェックされていたら昨日分も確認してみてください。


そゆことで改めて。
●20日 富士見ファンタジア文庫→amazon、スーパーダッシュ文庫→amazon発売です。
電波的な彼女の作者片山憲太郎さんの新作→bk1→amazon出ます。
サマグチノボルさんのサンタ・クラリス・クライシス→bk1→amazonも注目。
なお、当然ですが未読なんで当たりかどうかは不明。


以前ちょこっと話題にした、PS2のシンプル2000ソフト「地球防衛軍2」→amazonがやたらおもしろいです。ちとステージ数が多いみたいなので、クリアには時間がかかりますが1日1ステージとかでぼちぼち遊べます。
特設ページでも雰囲気はわかりますが、要は宇宙からの侵略者をひたすら倒す、ただそれだけ。なんですが、巨大アリや巨大クモは妙にリアルだし、殺しても当たり判定残ってて弾が止まっちゃうし、その上なんか痙攣してる……無駄に凝ってます。
あと、なんといっても秀逸なのが戦闘中に入ってくる通信の数々。「もうだめだーっ!!」「蜘蛛よ、蜘蛛の糸に巻かれて死ぬんだよ、あっはっはっはっはっ!(いっちゃってる)」「もう地球は人間の星じゃない……巨大生物の養殖場なんだ!」「こちら第七隊一柳。巨大生物と交戦中。我々が不利です!うわ、後ろからも来た!  こっちだ、撃てぇ!うわ、うわぁぁあ!」これがまあ実際ゲームやってるとひっきりなしに飛び込んできて、すごい臨場感です。
あと巨大怪獣と戦ってると、なんせこっちは徒歩なんであっちの足は遅いしヒットアンドアウェイで楽勝!とか思っていると、なんせ1歩の歩幅が違うのであっという間に追いつかれて大焦り、とか。当分このソフトに遊んでもらえそうです。


とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票を開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「C69ライトノベル関連サークル一覧みりおんぐらむ
冬コミに参加される方はぜひ参考にしてみてくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



終わりのクロニクル→bk1→amazonは、バトルアクションでややエロで燃えで萌えです。以上。

それでは本日の台詞解説。
要するに一度や二度負けたからってどうした?何度でも立ち上がれ、そーゆーことですね。


「……あの、それをやるには、ええと…………あたしの体だと、その………………なんというか…………その………………引っかかりが足りないというか、ずり落ちるというか……」
「…………………………ごめんなさいね?」
「…………………………謝られると余計に虚しいです」
「………………………………………………」
「慈しむような目も止めてくださいっ!」


出典:カレとカノジョと召喚魔法 (小説)/電撃文庫/上月司/絵師:BUNBUN/デザイン:荻窪裕司/編集:?/209P
キャラ:白銀雪子&西苑まどか

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】BUN+BUN
特記事項無し。

★2005年12月19日(月)
『フィギュアのジャンプの見分け方/年末の新刊発売日』

とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票を開催中。

まずはこれ。
フィギュアスケートでの「せめてジャンプの見分けだけでも……」とつぶやいてみたところ、幾人もの方に教えて頂くことができました。
●フィギュアスケートのジャンプの種類、見分け方
これは複数のジャンプを並べて見分けられるのですごくわかりやすい!
●フィギュアスケートのページ
最初のサイトよりも細かい解説がつけられています。

それと、2005年1/1号の少年サンデーのフィギュア漫画「ブリザード・アクセル」のジャンプ解説が分かりやすかったとのこと。
とりあえずこれでジャンプだけでもきっちり学習することにします。教えて頂いたみなさん、本当にありがとうございました! 大感謝です。


さて。
今月は年末進行により、新刊発売日が大きくいつもと違ってますので、注意が必要です。以下、新刊発売日早見表。

●20日 富士見ファンタジア文庫→amazon、スーパーダッシュ文庫→amazon
電波的な彼女の作者片山憲太郎さんの新作→bk1→amazon出ます。
サマグチノボルさんのサンタ・クラリス・クライシス→bk1→amazonも注目。

●22日 MF文庫J→amazon、コバルト文庫→amazon
マリみての新刊→amazon出ます。ご注意を。

●24日 ファミ通文庫→amazon
古橋さんの新作超妹大戦シスマゲドン→amazonがっ!

●28日 スニーカー文庫、ビーンズ文庫
薔薇のマリア IV→amazon
レンタルマギカ→amazonは2ヶ月連続刊行ですね。

▼富士見ファンタジア文庫内訳(なお、bk1は24時間出荷対応ですが一括検索にかからないので個別で検索してください)

EME RED 6 BLUE MOTHER VS RED BABY 瀧川武司
V-MAX ―ヴァーシャ・マックス 正義を貫く物語 栗原かずさ
サンタ・クラリス・クライシス ヤマグチノボル
エル・ウィン武官弁護士事務所業務日誌 (2) ハッピー・エンドレス 鏡貴也
火魅子炎戦記5 舞阪洸
召喚士マリアな日々 熱湯編 北沢慶
創聖のアクエリオン 天翅編 大野木寛
白王烈紀 天の獣に王なる翼を 諸星崇
どり〜む・まいすたぁ 夢は楽しく見たいです 清水文化

▼スーパーダッシュ文庫内訳(bk1は上に同じ……)
紅 片山憲太郎
テールエンド 鉄とガラスの共和国 津久田重吾
オーパーツ・ラブ 5th  〜消えたファラオと海の女帝〜 ゆうきりん
滅びのマヤウェル この愛がナイフでも 岡崎裕信


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



カレとカノジョと召喚魔法→bk1→amazonは、少女を助けるために悪魔と契約した少年と、彼のことが好きなんだけどなかなかはっきりとは切り出せない少女の物語です。恋愛ものとしてかなり好感の持てる物語です(ちょっとカレの方が特殊なスタンスですが)。ミステリっぽい知恵比べ的な要素もあり、中だるみのないメリハリのきいたアクションになってますね。今度出る6巻で完結するとのことです。けっこうお気に入りの作品ですええ。

それでは本日の台詞解説。
本編を見れば分かります!
が、ちょっとだけネタばらししますと、リボン+レディの体で引っかかる分はどこか?みたいなー(笑) すっごいお気に入りのシーンです。全部みたい人は作品を読みましょう〜。


「そんなの……ひどいよ!」
和亮は知らなかったんだ。
現実はね、思い出の公園であろうと、そこがどんなに大切な場所であろうと、油断すればいつだって牙を剥く。
どんな善人にもどんな悪人にも平等に、機械的に、ランダムに、何の考慮も思慮もなく無慈悲に牙を剥く。
そのことを、和亮は知らなかったんだ。
ううん。きっと知っていた。ただそれが、わたしたちにも適用されるということを、信じていなかっただけ。
世界は、誰であっても無意味に牙を剥く。


出典:神栖麗奈は此処にいる (小説)/電撃文庫/御影瑛路//デザイン:荻窪裕司/編集:?/198P
キャラ:豊科和亮&涌井しずか

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年12月18日(日)
『とある〜の人気投票出だし快調/銀盤な日々/ガンスリンガーガール』

とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票を開催中です。出足はなかなか快調。今のところ、予想通り御坂美琴強し! あとアクセラレータも健闘中まあ先は長いのでまだ中堅どころ以下はいくらでも順位がひっくり返るでしょう。それにしても姫神って意外と愛されてる?

ガンスリンガーガール6巻→bk1→amazon出ました。雪で足止め食ってまだ買ってませんが……。ところで表紙絵に載ってるのは誰!? 新キャラ?



21日にはイメージアルバムの「Poca felicita」→amazonも発売になりますし、個人的に大いに盛り上がってます。Sound Horizonが関わるアルバムと言うことで、どんな出来になってるかかなり楽しみ!





フィギュアスケートのグランプリファイナルを見てました。
燃えた。超燃えた。
正直浅田が一位とるとは思ってなかった。
あと民放はいかにコメンテーターがうっとおしいかよくわかりました。普段、NHKでしかフィギュアは見ること無かったからあまり意識してなかったけど、うざっ! あと、中野をシンデレラガールとか勝手に二つ名つけてるバカさ加減は素敵だと思いました。中野選手に謝れ! 最近フィギュアのジャンプとかきちんと解説された本を探してます。ジャンプの見分けはぜひつけたいです……おすすめテキストなんかいっそ海原零さんにでもご教授願いたいものですね。いやマジで。


また、空ノ鐘の響く惑星(ほし)で」キャラクター人気投票開催に当たって、応援イラストを投稿してくださる方を募集中です。




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

神栖麗奈は此処にいる→bk1→amazonは、神栖麗奈という謎の美少女を鍵とした連作短編です。ここ数日紹介し続けているのでいい加減説明するネタも尽きてしまいました(苦笑
だけどおもしろいんですって! スカッとはしませんが。むしろいろいろ残る感じですが。そこだけ了解の上で読めばきっと気に入って頂けると思います。しつこいようですがおすすめ。

それでは本日の台詞解説。
まあ特に解説することもないですね……見ての通り。


「私は此処にいるよ。神栖麗奈は――此処にいる」

出典:神栖麗奈は此処にいる (小説)/電撃文庫/御影瑛路//デザイン:荻窪裕司/編集:?/79P
キャラ:神栖麗奈

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年12月17日(土)
『とある魔術の禁書目特・キャラクター人気投票開催!/空鐘人気投票に向けて』

大変長らくお待たせ致しました(汗
とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票を本日〜1月5日の日程で開催します。詳細は企画ページをご覧くださいませ。いやはや体調不良とか年末進行とか色々あって開始が遅れてしまい申し訳なかったです。応援イラストもお寄せ頂いてますのでどうぞお楽しみください。なお、2〜3人のキャラに対してポイントを振り分ける変則投票方式になってますので、本命+不遇なキャラにも投票することが可能です。
沢山の方のご参加をお待ちしてます。また今回の人気投票開催で興味を持たれた方はぜひ1巻だけでもお試しくださいね。
なお、もしブログなどからリンクして頂ける場合は上記の企画とともに、企画ページ下部と↓でも触れている空鐘人気投票用応援イラスト募集の件もぜひ宣伝して頂けると助かります(笑)

それと、以前『「空ノ鐘の響く惑星(ほし)で」のキャラクター人気投票をやるいってたのにあれは中止かよ!』」というファンからのお叱りを受けそうですが、こちらは1月23日からの開催を予定しています。
そこで、空ノ鐘の響く惑星(ほし)で」キャラクター人気投票開催に当たって、応援イラストを投稿してくださる方を募集します。できるだけ様々あキャラクターにスポットを当てたいので、イラスト描いてもいいよ、と思われる方はメールフォームで、
●返信用アドレス
●描きたい第1希望、第二希望キャラ
の2点を明記の上ご連絡ください。本来なら自由に描いて頂くのが一番なのですが、おそらく2大ヒロインに人気が集中しそうですので(笑)、多少調整できそうなら調整させていただきます。2キャラ以上描くぜ!という剛の者も歓迎ですええ。

ああ、疲れた。もう今日は燃料切れ……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

神栖麗奈は此処にいる→bk1→amazonは、神栖麗奈という謎の美少女を鍵とした連作短編です。ネタバレの危険性があるため、あまり突っ込んだ説明ができないのですがサスペンスであり、また読んですっきりする類の物語ではありません、むしろ読んでるとだんだんもやもやとしたものが頭にひっかかってきます。ですがおもしろいですええ。
神栖麗奈とは何者か? これに少しずつ迫っていく有様がいいですね。

それでは本日の台詞解説。
結局、この作品をもっとも象徴するのはこの台詞だと思います。これのどこが名台詞なんだよ、と未読の方は思うかも知れませんが一度読んだ後では「これこそが作品そのものである」としか言いようがないことがおわかりいただけるかと。


「あなたは、私にどんな役割を与えるの?」

出典:神栖麗奈は此処にいる (小説)/電撃文庫/御影瑛路//デザイン:荻窪裕司/編集:?/307P
キャラ:神栖麗奈

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2005年12月16日(金)
『酔っぱらって帰って気がついたら朝』

とある〜の投票企画も土曜日公開に持ち越します(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

神栖麗奈は此処にいる→bk1→amazonは、神栖麗奈という謎の美少女を鍵とした連作短編です。ジャンル的にはサイコサスペンスというのが適当かな? 個人的には前作よりも面白いと感じましたが、ただ作品の性格上ホラーチックというかストレスの来る話なので、すっきりした話が好きな人には不向きかも知れません。なお、あとがきでは「続編ではない」と断られていましたが、実質は来月に刊行される新刊とセットで一つの物語と言うことになるかと思います。非常におもしろかったです。
イラストなしなのですが、とりあえずそのことは脇に置いておいて非常に面白かったです。おすすめ。

それでは本日の台詞解説。
ネタバレしそうなんで詳しくは説明しませんが、まさにこの一言こそが作品の性格を表しています。


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