2002年10月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
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2003年の名台詞
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2004年の名台詞
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「友情は壊れたかもしれない。だけど、消えて無くなったわけじゃない。それに君たちは、どうしたら友だちになれるのか、 実際の経験に基づいて知っているはずだ。友情の残骸をゴミ収集日に出すか、それとも修理してもう一度使うか、それは君たちの決めることだ。そして、その決定を他人に委ねたら、君たちはゴキブリ以下だ。――以上、松宮乃恵美消息不明事件についての報告は完了、 ご依頼の調査を終了させていただく」

出典:無理は承知で私立探偵 (小説)/スニーカー文庫/麻生俊平/絵師:中北晃二/74P
キャラ:山田太一郎

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【絵師直営サイト】むしけら2002

特記事項はなし。

★2002年10月15日(火)
『とくになにもないですが』

今現在、maijar.orgの方を見られる人ってどのくらいいるのかなあ、と。調べようがないんですけどね(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

おやすみです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

無理は承知で私立探偵→bk1→amazonは、大真面目にコメディをやるというちょっと変わった感覚の作品です。
主人公の探偵さんは、現役高校生にして私立探偵をしていますが「タフでなければ生きていけない。優しくなれなければ生きていく資格がない」のあのスタイルを至上としています。本人が大真面目なだけに、周囲からは浮きまくり、そこがコメディになっているわけですが、ただのコメディでは終わらない。
この微妙な感覚は、ちょっと読まないと理解は難しいかも……。

で、本日の台詞は特に解説不要かと。
ただのコメディに終わらず、さらっとこんな台詞が飛び出す辺りがいいところなんですええ。


「巫女子ちゃん
一つだけ言っておきたいことがある」
「うんっ? なにかなっ?」
「ベスパのことはベスパと呼べ。ラッタッタなどと侮蔑するな」
「うわっ! いっくんが珍しく命令形だっ! 《私服OKの一流進学校、なのに全員学生服》みたいなっ!」


出典:クビシメロマンチスト (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/102P
キャラ:主人公&葵井巫女子

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【絵師直営サイト】take+

特記事項はなし。

★2002年10月14日(月)
『月姫様がみてる』

現在一部で復活しつつあるmaijar.orgの方に寸劇「月姫様がみてる」(そんな大層なもんでもない)をアップしてみました。見られるといいですねえ……うちの環境では未だに見られませんが(^^;

ちなみに旧サーバーが未だに復旧しないので、掲示板のログを取り出すこともできず身動きが取れない状態です。火曜日に復旧とのことですが(まるで信用はしてない)、かれこれ10日間沈黙を保っております。……復旧したら世間のみなさまが劣悪サーバーに引っかからないようきっちりお知らせいたしますええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■朝日ソノラマ文庫、11月の新刊更新ダメぽ~足跡より)
本当は10日に更新されていたのですが、うっかり情報をスルーしていました☆
吹け、南の風3巻スター・ハンドラー3巻に注目です☆

■日本ファルコム、「ダイナソア〜リザレクション〜」を12月19日に発売星詠亭より)
と、リンクしておいてあれなのですが☆
「まだ、EGGのオリジナル版もクリアしてない……どこまで進めたか忘れちゃいました(^^; 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

クビシメロマンチスト→bk1→amazonの説明は本日省略します。しかしこれだけは言っておきましょう。一度この作品のヒロイン?である巫女子の言動を目にしたら、絶対に忘れられないであろうと断言します。
それでもってもう一つ断言。
クビキリサイクルにはじまる戯言シリーズですが、これはライトノベルですっ!! ライトノベル愛好家なら読んどいて損はないです。(ただし激しく人を選ぶと思います。特に2作目以降は……)
bk1の書評の中に、
「トリックのためにキャラがあるのではなく、キャラのためにトリックがある」
との表現がありましたが、この作品の特徴を一言で表した上手い表現かと。
ミステリとの境界など知った事じゃありません。ライトノベルといったらライトノベル。四の五の言う御仁には「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。ただし他人の同意を得られるとは限りません」を適用しておけば万事問題ありません。

さて、本日の台詞は「?」な方も多いでしょう。
つまりは人間誰にでも譲れないことがあるということなのです。「コンピューターいうな! コンピューと呼べ!」みたいな。で、ラッタッタとはスクーターの類の俗称で、ベスパはヨーロッパ製のマニアック志向な原付。一緒じゃねえか……などとは言わないように!


「サンタさんが来てくれないのなら、自分がサンタになればいいのよ! サンタになって、自分で自分にプレゼントするの! さあ、行きなさいっ!」

出典:ガンパレード・マーチ 5121小隊決戦前夜 (小説)/電撃ゲーム文庫/榊涼介/絵師:きむらじゅんこ/194P
キャラ:原素子

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特記事項はなし。

★2002年10月13日(日)
『現在262タイトル』

と、いうわけで例の調査用選定作業は順調に進行しております。充実を期すために数名の方に協力を依頼して、よりよいものになるよう努力中であります。

しかし……maijar.orgから飛んでこれるようになった方っているんですかね? うちの環境だといまだに見れないままですが……ほんとにDNSの情報更新されてるのか?不安になってきたな……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■センスオブワンダーとはこれだっ!
なるほど、参考になりますね☆
「あのさ……これってもしかして」
参考になりますね☆
「ええとっても(泣 」

追記:くそーまじで未だに意味がわからーん!!

■キノの旅、アニメ化
ええと、今さらな情報ですが一応☆

■読書系サイトLINK相関図β版Mystery Laboratoryより)
ちょっと不思議に思う部分もありながら拝見したんですが、なるほど1999.07.25 現在のものですか☆ どうりで納得です☆ とはいえいろいろ参考になることも多いですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンパレード・マーチ→bk1→amazonは、もともとPS用のSLG。発売当初はほとんど注目されていませんでしたが、ネット経由で「おもしろい」との評判が伝わっていき、じわじわ人気があがり、時間が立つほど売れ行きが上がるというトンデモぶりを発揮、売れに売れとうとうアニメ化にまでこぎつけてしまった脅威の作品です。
実は指摘されるまでほとんど自覚してなかったんですが、うちのサイトも最初期の牽引役になっていたらしくたいへん嬉しく思います。

とまあゲームの紹介はおいときまして……。
そのゲームの小説化ですね。第1作はちと保留とさせていただきますが、第2、3作目の小説版は原作ファンならば買いでしょう。うまく原作の雰囲気を捉えた上できっちり消化されてます。おそらく作者さんがかなりゲームをやりこんでいるのでしょう。

さてでは問題の台詞。
要するに、物資がないなら自力で「どんな手を使っても」調達してしまおうということです。サンタといえば聞こえはいいですが、経済力のまるでないサンタが金の張るプレゼントを用意するにはどうすればいいか?
つまりはそういうこと。
悪をそそのかす姐さんの図(笑)


世界の矛盾に目を逸らさず、己の罪に目を背けず
泣き、笑い、傷つき、愛し
どこまでも、空を見上げて歩き続けるという
果てしない、たたかい


出典:ウィザーズ・ブレイン (小説)/電撃文庫/三枝零一/絵師:純珪一/III巻9P
キャラ:?

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特記事項はなし。

★2002年10月12日(土)
『定期ちゃっとは一応開催します』

こっちのちゃっとで開催します。ちと重いですが……。
マリみてについてももうちょっと、と思ったんですが明日に持ち越します。すみませーん。
え? 某調査ですか? すみません、ここに日曜日はROを封印して作業に専念することを誓います。
『「更新能力制御」発動。運動速度、知覚速度を17倍で定義』
『「活字狂能力」発動』
『「ライトノベルファン度調査」展開準備』


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

おやすみです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ウィザーズ・ブレイン→bk1→amazonは、痛さ爆発、設定炸裂のSFです。なんというかとにかく痛い部分が多いので好き嫌いははっきり分かれると思われますが、個人的に設定とかが大好きなんです〜。魔法士の設定がいいんですよ、とにかくかっこいい!
というわけで応援応援っ、と。

ちなみにこれは3巻の(たしか1巻と2巻も同じ序文だったような気がしますが……)序文です。この作品の内容をうまいこと言い表した一文ではないかと思いますので採用しました。


騒がしいのは苦手だ。
やかましいのは嫌いだ。
うるさいのは鬱陶しい。
だけど、
たまには。
年に一度くらいならこういうのも、
いいんじゃかいかと。
思った。

間違って思ってしまった。


出典:クビシメロマンチスト (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/85P
キャラ:高雄香夜&深条海里

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【絵師直営サイト】take+

特記事項はなし。

★2002年10月10日(木)
『電撃いろいろ買いました〜』

ま、今回は続き物ばっかりなので特にこれという注目作はないです。うーむ、まだ鵺姫異聞も読んでないのに……(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

おやすみです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

クビシメロマンチストですが……自分で言うのもなんですが、手抜きっぽいですね今日は(^^;
つまりなんにも浮かびませんでしたということで……。
戯言遣いにして、なにもかもがめんどくさくて仕方ない主人公。彼が珍しくなしくずしにお誕生日会のおおはしゃぎに巻き込まれてしまった時のものです。
たとえ孤高の人間でも、時に人恋しくなる一瞬があるのかもしれません。


「……夢を見るって、そんな偉いことですか?
あたしには夢なんかない」
「僕はそれを責めない。誰も責めない。そういう生き方もある」
「だったら――」
「でも、それならばなぜきみは恵理谷(ここ)にきた?」


出典:ランブルフィッシュ (小説)/スニーカー文庫/三雲岳斗/絵師:久織ちまき/4巻259P
キャラ:高雄香夜&深条海里

【作者直営サイト】Last Theorem
【絵師直営サイト】俳唐画帖

特記事項はなし。

★2002年10月9日(水)
『双星記は知っていても、これは知ってますか?』

残念ながら、本日は電撃新刊ゲットできず。
その代わり「ダイアナ記 戦士の還るところ」→bk1→amazonを読了しました。こ、これは想像よりもずっといいです〜。
実はこの本、スニーカー文庫で発売されている双星記→bk1→amazonとは深い関わりがある……どころか、双星記に登場するダイアナ提督に焦点を当てて語られた作品です。(うかつにも読んでみるまでわからなかった)
これまでと違う視点から書かれているため、今までわからなかった戦闘の裏事情などがわかったりするのです。はっきり言うと本編よりこっちの方が気にいりました。
というわけで……
双星記を購入していた人は、EXノベルスを買い逃さないように! というか絶対買うべし! 田舎ではちょっと手に入りづらい事と思いますが、負けずにゲットしてください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■センスオブワンダーがわかりません
うたたねこさんの10月8日の日記から。個人的には萌えよりもさらにわかりにくい感覚ですね☆
SF属性調査(仮称)もさっぱりわからないしなあ。うーむ」
広辞苑には意味は載っていないようです☆
「あ、そういうオチね……」

追記:しかしほんっとうにセンスオブワンダーって!? だれかわかりやすく解説してくださいー(泣

■国立情報学研究所の開始したサービスWebcat Plus第弐斎藤より)
詳しくはこちらをお読みください☆ 長文から関連性の高い単語を抜き出して、関連書籍を抽出との事なのですが、参考文献などチェックしたい時にこれは使えるかもしれませんね☆

■ROの会話ログを保存してしまおうプログラム星詠亭より)
まだ使っていませんが、/savechatよりも使い勝手がよいみたいです☆
「感情アイコンも保存してくれるというのはいいかも……早いトコ使ってみます」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ランブルフィッシュ→bk1→amazonは、学園ものでロボットものでシミュレーションものって全然わかりませんねこりゃ(^^;
レイドフレームという、汎用の人型機械を用いて対戦するロボットアクションだと思っておけばよいです。ただしこの作品では、訓練校でロボットの開発過程も入り込んでいるのが特徴。規定の範囲内であれば、自由に仕様は決められるわけでそこは技術職の腕のみせどころ。 まあ言うなれば……ロボット対戦格闘のF1みたいな?<ちょっと違う
ちなみにラジオドラマやコミック化など着実にメディアミックス化が進行中ですが特に興味なし(^^;
あー、でも「ロボクラッシュ」みたいなシミュレーションゲーム出たら100%買いますねええ絶対。

なお、見ればわかる感じなので特に台詞解説はなし。


「仕方ないよ、って言っていい?」
「それはだめ。
人を殺しといて仕方ないなんて言うのは、地球軍と一緒。まだ泣くほうがまし。どっちでも罪は変わらないけど、そのほうが、何十年かたって、もし死んだ人の友達や家族に会えたら、素直に謝れると思うんだ」


出典:レインボウ・プラネット(灼熱の竜騎兵シェアードワールズ) (小説)/EXノベルス(エニックス)/小川一水/絵師:北爪宏幸/240P
キャラ:エリゼ・サイミントン&ニルス・サイミントン

【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし

特記事項はなし。

★2002年10月8日(火)
『あれ、8日ということは……』

そろそろ電撃文庫が店頭に並ぶころですか?
げげー、まだ積読いっぱいなのに(汗 なお今のところ、これはっ!いう掘り出し物には出会っていません。あえて言えばスーパーダッシュ文庫の世界征服物語→bk1→amazonが気軽に読める話としてはまあまあいい線いってるんじゃないかと思います。あくまでお手軽に、ですが。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■バリー・トロッターと愚者のパロディ同人誌生活文化総合研究所より)
著者曰く「手っ取り早く金をかせぐために作られた本」だそうですよ☆
そんな素直な貴方がちょっと好きです☆

■国会図書館関西館オープンFANTASY Bookmarkより)
関西の方には朗報ですね☆ 貸し出しはしていませんが、それでも大きな武器になると思いますよ☆
「武器って……禁帯出本で殴るとか?」
お約束にはお約束でお返ししましょう☆

追記:あとの展開はたぶんご想像の通りです。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

レインボウ・プラネット→bk1→amazonは、灼熱の竜騎兵→bk1→amazonのシェアードワールドノベルです。昨日も説明したのですが、読了したのでちと補足。
もちろんおもしろかったんですが、内容的に小川一水さんの作品にしては普通でしたね……やはり小川さんの真骨頂は、郵政省の職員弱小ヘリ会社といった、およそ既存のライトノベルからは外れた独特の着眼点だと思うのでした。しかしこっちも大変読み応えありましたですええ。

ちなみに今回の台詞は、地球軍から故郷を守るために敵兵を「殺す」という行為をどう受け止めるかと言うもの。いいですねえ……こういう切り口は好きです。


「仕方ないよ、って言っていい?」
「それはだめ。
人を殺しといて仕方ないなんて言うのは、地球軍と一緒。まだ泣くほうがまし。どっちでも罪は変わらないけど、そのほうが、何十年かたって、もし死んだ人の友達や家族に会えたら、素直に謝れると思うんだ」


出典:レインボウ・プラネット(灼熱の竜騎兵シェアードワールズ) (小説)/EXノベルス(エニックス)/小川一水/絵師:北爪宏幸/240P
キャラ:エリゼ・サイミントン&ニルス・サイミントン

【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし

特記事項はなし。

★2002年10月8日(火)
『あれ、8日ということは……』

そろそろ電撃文庫が店頭に並ぶころですか?
げげー、まだ積読いっぱいなのに(汗 なお今のところ、これはっ!いう掘り出し物には出会っていません。あえて言えばスーパーダッシュ文庫の世界征服物語→bk1→amazonが気軽に読める話としてはまあまあいい線いってるんじゃないかと思います。あくまでお手軽に、ですが。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■バリー・トロッターと愚者のパロディ同人誌生活文化総合研究所より)
確信犯は好きですよ☆
著者曰く「手っ取り早く金をかせぐために作られた本」だそうですから☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

レインボウ・プラネット→bk1→amazonは、灼熱の竜騎兵→bk1→amazonのシェアードワールドノベルです。昨日も説明したのですが、読了したのでちと補足。
もちろんおもしろかったんですが、内容的に小川一水さんの作品にしては普通でしたね……やはり小川さんの真骨頂は、郵政省の職員弱小ヘリ会社といった、およそ既存のライトノベルからは外れた独特の着眼点だと思うのでした。しかしこっちも大変読み応えありましたですええ。

ちなみに今回の台詞は、地球軍から故郷を守るために敵兵を「殺す」という行為をどう受け止めるかと言うもの。いいですねえ……こういう切り口は好きです。


「ソフトの改良なんて小細工だわ」
「そうかな。良い機械は良い運用をしてこそ、良い性能を発揮できると思うんだけど」
「お兄ちゃんはいつもそればっかり! けちくさいのよ応用応用って」
「でも僕は爆発なんかさせないよ」
「爆発は機械の性能限界で輝く崖っぷちの光よ!」


出典:レインボウ・プラネット(灼熱の竜騎兵シェアードワールズ) (小説)/EXノベルス(エニックス)/小川一水/絵師:北爪宏幸/23P
キャラ:エリゼ・サイミントン&ニルス・サイミントン

【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし

特記事項はなし。

★2002年10月7日(月)
『我泣きぬれて鯖と戯る』

そんなわけで臨時運営中です。
いろいろ言いたいことはありますが、やめておきます。もう相手にするのも疲れました……(^^;

余計なことに時間を取られるせいでライトノベルファン度調査の準備が一向に進みません。しくしくしく……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ミラー メルティ・ブラッドVer2
渡辺製作所が冬コミに向けて製作中の、月姫キャラ使用の対戦格闘ゲームの最新体験版が神聖マルチ王国さん他でミラーされています☆(ちなみに72.6MB)
今回のヴァージョンでお試しできるキャラは、アルクェイド、シエル、秋葉の3人ですよ☆
「秋葉がなかなか楽しそうです〜」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

レインボウ・プラネット→bk1→amazonは、灼熱の竜騎兵→bk1→amazonのシェアードワールドノベルです。早い話が、他の作家さんが既に出している作品の世界観を利用して新しい話を書くというものです。
そもそも灼熱の竜騎兵をご存じない方が多いでしょうから、簡単に紹介しておくと田中芳樹御大の作品で、惑星ザイオンの反政府ゲリラが主役のお話で、最初はごく地域的な争いがやがて地球から独立宣言をし、動乱の中心核になっていく……そんな話です。
富士見ファンタジア文庫で十年以上も前に出版されていましたが、この度EXノベルス版が出版されました。どうやら大幅に加筆されているようなので、買い直す必要があるかも?

ちなみにこっちの作品はまだ読み中です(^^;
冒頭に出てきた一文があまりに衝撃的だったのでとりあげました。
妹がハードの天才、兄がソフトの天才でそれぞれ重視するものの違いからこのような会話になっています。
「爆発は機械の性能限界で輝く崖っぷちの光よ!」
は、2002年下半期一番の名台詞かもっ!!


「俺たちは――途中だ」
「きっと、どこにいても同じだ――無限の暗黒しかない恒星間空域の絶対真空の中でも、地べたをはいずり回る普通の、平凡な人生の中でもきっと――どこでも変わらない。みんながみんな、途中で生まれてきて、中途半端に生きて、途中で死んでいくんだ。自分たちが何を目指しているのか、正確に知ることもなく――しかし」
「しかし――それがどうした」
「俺たちには何もないかも知れないが、しかし、ひとつだけはっきりしていることがある。俺たちはこの、俺たちが中途半端だということが気に喰わないってことだ――うんざりしている。だったら――中途半端が嫌なら、足掻いてでもなんでも、俺たちはどっかに行かなくてはならないってことだ――」


出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/224P
キャラ:?(あえて)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

うーむ、誰かブギーポップシリーズではなくて、こっちの虚空牙の方のシリーズに焦点を当てたファンサイト知りませんかね。なかなか見つけられない……。

★2002年10月6日(日)
『微妙にごめんなさい(^^; 』

ええと……トワ・ミカミ・テイルズはどっちかというと「間違いなく売れる」に重点をおいて紹介したんですが、いまひとつ紹介の仕方が悪かったようで……某所の人、ごめんなさい。でも、つまらんというわけではないです。

旧サーバーについては……もはや口に出すのもバカバカしいので(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『あの、すばらしい をもう一度』『空の浮動産』に関する原稿を募集
まいじゃーな傑作の2作ですが、この2作に関する冬コミ用同人誌制作にあたり、自転車創業のかざみみかぜさんが原稿を募集されています。1ページでもよいそうですよ☆
「報酬は……空の浮動産の小説版!? さ、参加しますっ!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

あなたは虚人と星に舞うは、僕らは虚空に夢を視るわたしは虚夢を月に聴くに続く作品で、帯によるといつの間にかナイトウォッチ3部作と言うことになっている模様です。解説するつもりでしたが、上記のような事情で気が抜けました。また今度。


「あたしは――力が欲しいのか?」
「この期に及んでも、まだ――なにかをなんとかしたいと思っているのか?」


出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/217P
キャラ:鷹梨杏子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

うーむ、誰かブギーポップシリーズではなくて、こっちの虚空牙の方のシリーズに焦点を当てたファンサイト知りませんかね。なかなか見つけられない……。

★2002年10月5日(土)
『移転に入ります』

新サーバーとの契約完了。たぶん月曜日にアップロードをして、DNS情報の変更を行い、来週をめどにきりかわるという感じでしょうか。悲惨すぎた前サーバーの2の舞にならないよう、今度は24時間有人監視のサーバーを選択してあります。お客さんへの影響は、切り替え時に一時掲示板が閲覧不可になるぐらいかな? まあ、そんな感じ。

灼熱の竜騎兵→bk1→amazonシェアードワールドノベル→bk1→amazonが出ていますね。作者は小川一水さん。私は超絶に大ファンなので当然買いましたが、まだ読んでいません。(小川さん、ラグナロクの誘惑に負けずがんばってください。)
しかし問題は……
これ13年前の作品なので、もはやほとんどあらすじを覚えてない(^^;
こりゃ原作を読み返すところからはじめないとダメかな……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■マリア様がみてる、只今第二次ブーム継続中 (まんが王倶楽部)FANTASY Bookmarkより)
もはやまいじゃーとはいえない気もしますが☆
「まあ、特集組んだくらいだからそこは勘弁してもらって……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

あなたは虚人と星に舞うは、僕らは虚空に夢を視るわたしは虚夢を月に聴くに続く作品で、帯によるといつの間にかナイトウォッチ3部作と言うことになっている模様です。解説は……ごめん明日回し(^^;

台詞のほうは、絶体絶命に追い詰められ、さらに状況は絶望という時にそれでもあがくことができるか?てな感じのもの。
台詞も次回とセットでお楽しみくださいませ。


「飲みましょぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ☆」
「あんたは、それしか考えてないのかぁ〜っ!

出典:お月見試験とホゴ活動(気象精霊記) (小説)/富士見ファンタジア文庫/清水文化/絵師:七瀬葵/154P
キャラ:ユメミ&ミリィ・ヤクモ

【作者直営サイト】清水文化の私設ホームページ
【絵師直営サイト】SEVENTH HEAVEN

特記事項はなし。

★2002年10月4日(金)
『まいじゃーらしく?』

「まいじゃーは、最近メジャー寄りになっている……」てな一文をどこかの日記(だったっけ?)で見かけました。
うぐ。むー……否定できない一面も、あるかな……。
一応自己弁護すると月姫みたいに紹介当初に比べて知名度が大幅にあがってるものがあるということも……でも留意せねば(^^;
では上遠野浩平さんの新作「あなたは虚人と星に舞う」や普通のファンタジーだけど中身それなり=絶対売れる「トワ・ミカミ・テイルズ」あたりは外しまして……。

気象精霊記!! 既に6巻を数え、ドラマCDなども出ている割りにはどうも一束いくらのキャラもの程度に思ってる人がまだいそうなので改めておすすめさせていただきます。
極めて重度のまいじゃー小説です。
●気象操作。
●宴会。

このどう考えても接点のない二つの要素を取り込んでしまったのがこの作品ですね。
世界の天候は実は気象精霊と呼ばれる精霊が操作している。そんな仮定のもと、いろんな精霊がお天気を操作するために奔走するわけです。台風の進路を変えるために他の台風をぶつけてみたり、高気圧を移動させてみたり……。
操作をしているのこそ精霊とはいえ、かなり専門的でおそらく天気図と首っ引きでしかも専門知識がないとさっぱり理解できないと思われます。しかし知識はなくともそのお天気バトルは十分に楽しい。台風や竜巻でドツキあってる感覚です。暇さえあれば宴会シーンに突入してしまうのがまたなんとも(笑)
表紙絵だけで萌えオンリーなどと判断してはいけません。文体に拒否反応を示す可能性がかなりありますが、それでも一度はお試しください。まずは正しい台風の起こし方→bk1→amazonからどうぞっ!!
お天気マニアも必見です(そんな人がここを見ているかどうかは疑問ですが……)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■諸君私はマリ見てが好きだ(ある意味アナザーバージョン)
ええと、せみしぐれで公開されていますがまいじゃーで制作していたアレを全く知らないまま作られたもののようです☆
人によって注目する視点が違うようでなかなか興味深いですね☆
追記:リンクミスはするわ先日の分は消してないわでご迷惑おかけしました(^^;

■豆知識・AIR−Hには乾電池をお供に
けっこうちょっとした事で電波状態がダメになるAIR−Hですが、カードの上に乾電池を一本立てると、劇的に受信状態がよくなりますよ☆ ユーザーの方は一度お試しくださいね☆ なお置く場所によっても変わりますので、その辺もご研究を☆
「おおっ、たしかにこれはすごい効き目……」
ところでトンボさんはADSLユーザーのはずなのに、なぜAIR−Hを使っているのですか☆
「うっかりADSLの料金払い忘れて、電話止められました(泣 てっきり引き落としになってるものとばかり……」
おバカさん、ですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

気象精霊記は、さんざんうえで紹介したので特に説明はなし。

上の台詞は宴会好きのユメミが、ほんっとうに場所・状況をわきまえず酒をすすめたがるのでとうとうどつかれた、というシーンです。
あ、笑ってます?
しかし実は皆さんの中にも少なからず酒なしでは生きられない人が……(笑)


「伊里野、あのさ」
言える。
「こんなこと、もう二度と聞かないからさ」
背後を振り返って立ち上がれ。
「今すぐ基地に帰りたい?」
勇気を振り絞れ。
「それとも、ぼくに助けてほしい?」

出典:イリヤの空、UFOの夏 (小説)/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その3 247P
キャラ:浅羽直之

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim

特記事項はなし。

★2002年10月3日(木)
『やっと復調ぎみ』

相当今回風邪が長引いてまして、おとなしくしてます(^^;
結局昨日は更新せずにとっとと寝ました。なんで宿題が残ってますが、とりあえず1個は片付けたということで。

それから月末発売の本は順次消化中ですが、ソノラマ文庫の日出づる国の吸血記がなかなか。
基本的にはごくまっとうな吸血鬼ものなんですが、ただ1点。
この1点の特徴のために、なんとも形容しがたい作品になってます。だって琉球空手と少林拳が吸血鬼に有効な攻撃なんですよ!! ストーリーはさっきもいったようにまっとうなものですが、私はあえてこの作品を推します。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第1回?ライトノベル女性キャラなりきりチャットログ公開
先日、まいじゃー推進委員会!で毎週土曜夜に行われている定例チャットにおいて、ライトノベル女性キャラなりきりチャットをゲリラ開催してみました☆
ナマの状態では見にくいので多少加工してあります☆ かなり長いのでみどころを紹介しておきますと、芝村舞さんと伊里野さんのカレー早食い対決というのがあったんですよ☆ 参加者の高空 昴さんによる漫画付きです☆
あなたは登場キャラの何人を知っているでしょうか☆

■挑戦!鉄人定食!! その三
これでシリーズ完結ですね☆ 制作者さんに敬礼です☆
参考:その一その二


  ▼本日の作品&台詞解説▼

イリヤの空、UFOの夏は、SFを素材にしたひと夏のボーイミーツガールものです。まだ完結していません。
が、さすがに秋山作品と言いますか、どう見ても単純にハッピーエンドで終わる姿が想像できません。特に3巻では大きなターニングポイントを迎えたようです。決してとめることの出来ない歯車は、動き始める。

さて、本日は久々にネタバレ台詞なんでイリヤの空〜の3巻未読者は見ないように。見た場合、3巻の面白さが多少なりとも減少してしまいます。マウスのドラッグを使用してお読みください。
やるときはやる男、浅羽の真骨頂発揮です。ほんとうはさらに漢を発揮するシーンがあるんですが……あんなものは掲載不可能です(^^;


『……ヘイズ』
「なんだ?」
『迷っていますね』
見透かされてしまった。
「お前って、ときどき擬似人格っぽくねーよな」
『誉め言葉と受け取っておきます』

出典:ウィザーズ・ブレイン (小説)/電撃文庫/三枝零一/絵師:純珪一/II巻195P
キャラ:ハリー&ヘイズ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ペン禅一如

特記事項はなし。

★2002年10月1日(火)
『まだ怒りはさめませんが、とりあえず通常更新』

えーと昨日はちゃんと?更新しているのでそちらもご覧下さいませ。

すいません、風邪引いてダウンしてました。最低限の更新はしましたが、ライトノベルファン度調査はあれから進んでません。なお、たそがれSpringPointMystery Laboratoryからプレッシャーをかけられているので(笑)、速やかに作業は進めさせていただきますええ。

それから先週のチャットで、こっそりゲリラ的にライトノベル女性キャラなりきりチャットを開催しました。ただいまログの整理中なので、整理完了次第公開します。なかなかおもしろかったですねえ、通常の3倍は疲れますが(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ファンタジー・伝奇作品の類縁関係を探る
コメント間違えるという失敗をしていたので再掲示させていただきます☆
ファンタジー作品を分析して、どういう繋がりがあるか考察しています。こういうのも興味深いですね☆

■本のみちしるべ -- オンライン書店 比較Mystery Laboratoryより)
送料・支払方法など各種のオンライン書店の比較をされているサイトです☆
「リンクする立場からいうと、ご褒美があるのでbk1とかamazonにりんくしたくなるんですよね(^^; 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ウィザーズ・ブレインは……今度は解説する時間がありません(汗
うーん、まずいなあ。これは一度何とかして機会を作らねば。作品的には好き嫌いのはっきり分かれるタイプのものですが、私的には設定などがどうしようもなく好みなんですよね。

ちなみに本日の台詞は擬似人格であるハリーとの会話です。まあ、ある意味いつもの台詞と言う感じですええ。


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