2005年5月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2005年の名台詞
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「『いつかあなたの心が凍りつきそうになったときに、わたくしは助けを送ります』」
「『わたし自身でなくても、わたしが信じる別のだれかを。きっとあなたはお喜びにはならないと思うけれど。でも、わたしが地上で唯一お友だちだと思うお方に、幸福であってほしいと願うことはだれにも止められませんから』」


出典:パラケルススの娘 (小説)/MF文庫J/五代ゆう//絵師:岸田メル/デザイン:かがやひろし/編集:?/1巻206P
キャラ:?

【作者直営サイト】五代ゆうHP
【絵師直営サイト】迷子通信
特記事項なし。

★2005年5月31日(火)
『腰はまだ完治してません』

おかげで寝るのまで早かったり。ああ、健康的だなあ(苦笑。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



パラケルススの娘→bk1→amazonは、オカルト全盛期のイギリスを舞台のファンタジー。五代ゆうさんが書いてます。詳細は昨日参照のこと。
あとがきで1巻はキャラ出しに専念したとあるのですが、それでもこれだけ魅力的に仕上がってます。メイド好きはイラストで転べ(ぇ
最近はライトノベルから離れていたため五代ゆうさん自体を知らない方も多いと思いますので、ここはひとつ新人さんに触れるようなつもりでご一読されてはいかがでしょうか。

では本日の台詞解説。
んー、台詞を言ってる相手だけ補足すると、実力もありプライドも大変高い女性です。


「そこでいつまでもそうして、自分のできないことばかり数えあげて震えているがいい」

出典:パラケルススの娘 (小説)/MF文庫J/五代ゆう//絵師:岸田メル/デザイン:かがやひろし/編集:?/1巻216P
キャラ:アレックス

【作者直営サイト】五代ゆうHP
【絵師直営サイト】迷子通信
特記事項なし。

★2005年5月30日(月)
『海洋ものはいいねえ』

もはやどこがいいとかいう理屈ではないのです。私の場合その上やまむらはじめファンだし。
つうわけで蒼のサンクトゥス2巻→bk1→amazonいいねえ……主人公は今回どうも冴えませんけど(苦笑。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベル新刊案内
管理人さんの多忙により実質休止状態のライトノベル系新刊情報サイト、FANTASY Bookmarkの穴を埋める目的で作られたサイトのようです☆
「おおお……勇者だ。茨の道を突き進む英雄だ……」
せっかくなので同様の新刊案内としてはLightNovels CROSSROAD新刊情報ページなどもありますね☆

■正しい文庫の並べ方講座 その2モノグラフより)
書店側の視点側から見た陳列方法の考察ですね☆

■スレイヤーズVSオーフェン ドラマCD (仮)
7/21発売だそうです☆
「んーやはりあれかね、完全限定版「スレイヤーズVSオーフェン」→amazonに合わせてって事なのかなあ? …ドラマCDか。うーむどうしたものやら」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



パラケルススの娘→bk1→amazonは、オカルト全盛期のイギリスを舞台のファンタジー。高名な退魔師の家系である次期当主で、イギリスに修行目的で送り出された遼太郎少年が主人公です。イギリスに着くと同時にトラブルに巻き込まれ、出会った謎の女性。実はその女性は……
今までの五代ゆう作品に比べてとっつきやすくなっている印象がありますが、やはりその実力は健在。謎とスリルと葛藤と。まだ1巻なのでキャラ出しという面が大きいようですが、それでも十分盛り上がりました。2巻以降も含めてすごく楽しみですええ。
なお、五代ゆう作品に触れてもっと追いかけてみたくなった方は、富士見ファンタジア文庫の古本を漁ってみるか、もしくはハードカバーの
風と暁の娘 パンツァードラグーンオルタ→bk1→amazon(ゲームのノベライズの体裁ですが、ゲーム知らなくても全く問題ありません。私の場合、小説を読んだ後でいてもたってもいられなくなってゲーム購入したくらいですし)か、“骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡→bk1→amazonが現在入手可能です。ホラーの方は読んでないので何とも言えませんが、上に挙げたファンタジーを読むと国産ファンタジーの第一人者であることがよーく分かると思いますよ?

では本日の台詞解説。
他人の危機に何もできないことをその理由を挙げてすっかりふさぎ込んでいる主人公に向けて放たれた言葉です。「ごちゃごちゃ言ってないでなぜ行動しないんだお前は!」という叱咤ですね。なにかしらやれることはあるだろう、と。うむ、かっこいいです。


「………
どうしてそこまで頑張る!?」
「お前なんかに分かるものか!
私は戦わなくちゃいけないんだ!!」


出典:ガンスリンガーガール (コミック)/電撃コミックス/相田裕/デザイン:鈴木亨/編集:?/5巻150P
キャラ:ピノッキオ&トリエラ

【作者直営サイト】JEWEL BOX
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月29日(日)
『大掃除』

ようやくこたつを収納中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ガンスリンガーガール→bk1→amazonは、表向きは日常生活さえ送れないほどに心身にダメージを受けた少女の社会復帰を目的とし、その実態は政府に敵対する組織を潰すために少女暗殺者を育て運用しているいる「社会福祉公社」に所属する少女達が主役の物語です。
絵柄はきれいですが、はっきりいってとことん救いのない内容になってます。たぶん話の筋的にも好き嫌いがはっきり分かれる内容かと。じりじりと少女達が壊れていくのがわかるのがなんともまた。周りをとりまく人間もどこかしら病んでますし。
でも好きですええ。
それと原作ファンでアニメ未見の方はアニメは見ておいた方がいいです。なぜならアニメは漫画版のストーリーを追うと言うよりは、むしろ漫画で軽く流されたり、もしくは全く描かれなかった部分を補完するような作りになっているためです。原作見たからもういいや!とか思ってた方は今からでもチェックしましょう。
なお流通形態の問題で、レンタルを行っている可能性が低いので視聴する方法として次のようなものになります。
1.バンダイチャンネル経由でPC上で視聴(有料)
2.DVD−BOXを購入
3.PS2のゲーム付きパッケージを購入
なお、DVD-BOX版もPS2ゲームとのセット版も画質などは全く変わらないようなので、ゲーム付きを選択するのも手かも。

では本日の台詞解説。
義体少女の救われなさを表した台詞と言えるかと思います。自分の存在意義は戦って示すしかない彼女たち。しかしなあ、トリエラは彼女たちの中では一番安定していると思ってたんですが……トリエラですらこうでは、ますます結末に希望がもてなくなってきたなあ(汗


「寝不足のエンジニアをナメんじゃねえぞこの野郎!」

出典:ジオブリーダーズ (コミック)/OURSコミックス/伊藤明弘/デザイン:?/編集:?/11巻45P
キャラ:主任

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月28日(土)
『キター!』

今日はこの数日に刊行された注目の新刊を羅列して終わり。
よくわかる現代魔法 たった一つじゃない冴えたやり方→bk1→amazon
嘉穂たんのイラストで悶え死ね(謎
ガンスリンガーガール5→bk1、→amazon
トリエラー! 出番は少ないけどやっぱりトリエラー!
ジオブリーダーズ11→bk1→amazon
主任パワー爆発です。誰がなんと言おうとこの巻の真の主役は主任。
式神の城 ねじれた城編→bk1→amazon
ニーギファンは必読。


もう一日だけムーンスペル!霧の向こうに……→bk1→amazonムーンスペル!→bk1→amazonの続刊)をイチオシしてみる。しかしあれですね、恋愛重視にしたり物語に起伏を求めたりすると全く感想が違ってくるあたりやっぱり人それぞれだなあ、と思いました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「献本するのでご意見ご感想いただきたい」旨のメールが来たり来なかったりするのだけど
必ず取り上げるとはお約束できません、と断った上で受け取るとかでしょうか☆
「しかしまあ羨ましいお話であります。そんなこと自分も言われてみたい(笑)」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ジオブリーダーズ→bk1→amazonは、さんざん紹介しているけれどいささかもまいじゃー色のあせない永遠のまいじゃー作品。ものすごく平たく説明すると、ネットワーク社会に特化した現代版の化け猫 vs 化け猫退治の民間企業を描いたB級アクションものといったところですかね。まいじゃー好きなら読むのはむしろ義務!と言い切ってみる。
最近になっていろいろと謎が明かされつつあるように見えますが、実は余計に話がこんがらがってるだけな気がしなくもないですええ。

では本日の台詞解説。
化け猫と戦う一般人なはずのSE主任ですが、戦闘能力が異様に高い! 中年パワー爆発! 主任かっこよすぎ! 今回の主役はまちがいなくこの人です。


「わからないなら、わからないでいい」

出典:よくわかる現代魔法 (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/デザイン:小松昇/編集:?/各所
キャラ:坂崎嘉穂

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】共月亭
特記事項なし。

★2005年5月27日(金)
『腰やらかした(汗 /カルチャーショック!こんなものまで宅配』

昨日得意先に納品してる最中に、ちょっと腰をかがめた瞬間痛みが……いやまあそんな重症ではないんですが、どうも筋を痛めたらしいです。親がマッサージの心得あるんでやってもらって早々に寝ました。あーなんてこったい。


これも仕事中のできごと。
日通のトラックが荷物をおろしていて、それ見てたら余所宛の荷物の中に「レース鳩在中」なる箱がある。
「えーなにこれ!」
で、話を聞いてみると日通ではレース中に本来の飼い主の元に戻れず、迷ってしまった鳩を飼い主の元へ届ける、迷い鳩」回収・配送サービスなんてものをやってるみたいなのです。なんと最近の宅配は鳩まで扱うんですよ! いやはやこれにはびっくりですええ。


おまけ。ムーンスペル!霧の向こうに……→bk1→amazonムーンスペル!→bk1→amazonの続刊)を引き続きイチオシ。詳しくは昨日の紹介を参照のこと。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■広江礼威「ブラック・ラグーン」TVアニメ化決定カトゆー家断絶より)
まあ一応☆
「あんまり嬉しくなさそうだねえ?」
TVでスラングが飛び交ったりアレとかソレのネタはどう考えても再現不可なものが多いので☆」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

よくわかる現代魔法→bk1→amazonは、本日は説明省略。時間がー!(汗

では本日の台詞解説。
嘉穂たんの半ば口癖になってる「他人に理解されないネタや専門的な話を打ち切る際」の台詞です。なんていったらいいんでしょう。オタクな人間の寂しさもちょっとにじんでいるような気がふとしたのは気のせいですかそうですか。


「自分で出した結論が正解だよ。誰に言われるのでもなく、誰に決められるのでもなく、自分自身で、自分の道を定めるんだ」

出典:ムーンスペル! (小説)/富士見ファンタジア文庫/尼野ゆたか/絵師:ひじりるか/デザイン:?/編集:?/290P
キャラ:ミヒャエル

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】BELLWINK
特記事項なし。

★2005年5月26日(木)
『殺し文句考え中/ムーンスペルをイチオシ!』

別に今までのおすすめスタイルを変える気は全くないんですが、本のおすすめ時の補強にダメ押しの殺し文句がないかなあ、と模索中。「最高傑作級〜!」に対抗できるような強力なやつをいろいろ考えてますが、難しいもんですねえ……

さて。
今月の富士見ファンタジア新刊ではムーンスペル!霧の向こうに……→bk1→amazonが出ています。ムーンスペル!→bk1→amazonの続刊になります。たいへんいい出来でしたので本日はこれをイチオシしてみたいと思います。





王国詠唱士試験(魔法使いの国家資格)に5回連続で落ち続けている青年・クラウスが、雨の日に少女と出会ったことからはじまる物語です。
これをまいじゃー的にイチオシする理由ですが、
 ●主人公の青年は特殊な能力を持たない普通の人間
 ●世界の危機は起こらず、事件はあくまで日常の延長線上
 ●とても読みやすい
 ●ラブコメ部分がいい出来で、萌え狙いで買っても大丈夫
 ●魔法の設定がかなり細かい
といったところでしょうか。
ファンタジーというとすぐに世界の危機に走ってしまいがちな中、日常描写に力点が置かれていて地の足のついたファンタジーはけっこう貴重です。ラブコメ部分が強めなせいもあるでしょうが、それを差し引いてもおつりが来ると思います。また主人公が無敵くんではないのも好感度アップ。
くせのない読みやすい文体で、ラブコメ部分が実にイイ!萌え好き(意味不明な表現だなこれ)な方にもツボに入りそうです。あと、魔法詠唱あたりの設定は相当作り込んでますねこれ。でも味付け要素にすぎない。そこがまたいいのです。
今なら2冊しか出てませんので追いつくのも簡単ですし、ムーンスペル!をおおいにイチオシです。ぜひご一読あれ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種の発売日、6/8発売に確定
公式サイトで情報が出ました☆ 表紙の方はまだわかりませんけれど☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ムーンスペル!→bk1→amazonは、上で紹介しまくったのでもはや言うべき事はありません。

では本日の台詞解説。
あれだ、他人に相談するときは実はもう自分の考えは決まっている、という考えもあるみたいですが、ともかく決断は自分でしないと後悔するよ、と。


「喋るな。不愉快だ」
「断る。愉快だ」


出典:ムーンスペル! 霧の向こうに…… (小説)/富士見ファンタジア文庫/尼野ゆたか/絵師:ひじりるか/デザイン:?/編集:?/65P
キャラ:クラウス&ルドルフ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】BELLWINK
特記事項なし。

★2005年5月25日(水)
『寝坊した!』

というわけで以下省略。
明日改めて紹介するけど、ムーンスペル! 霧の向こうに……(2巻ですなこれは)たいへん良作でした。脳内でテコ入れ指定が入りましたです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ムーンスペル!→bk1、→amazonは、……紹介はまた明日(汗。


「うるさい。いいか教えてやる。あたしはなぁっ。バニーガールじゃねえんだっ」

出典:たたかう!ニュースキャスター 嵐を呼ぶ整形魔人 (小説)/ソノラマノベルス/夏見正隆/絵師:鈴木雅久/デザイン:松倉真由美/編集:?/364P
キャラ:桜庭よしみ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月24日(火)
『ちょっと魂抜けてます』


ライトノベルファンパーティー投稿後遺症で虚脱中ですが、サイトの方ではコラム・ライトノベルは会話が多いかが公開されたり、まだまだ活動中です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■加須の御影瑛路さん作家デビュー 「ジャンルにとらわれない作品を」CAXの日記より)
僕らはどこにも開かない→bk1→amazonの作者さんのインタビューですね☆
「少なくとも当人の思惑と電撃編集側考えはずれてないらしい。ならまあいいか、ふむ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



たたかう!ニュースキャスター→bk1→amazonは、要は「スーパーマン」の焼き直しです。もしも変身ヒーローの職業が、途中で職場を抜け出すことなどあり得ないと思われるニュースキャスターだとしたらどうなってしまうのか? もうこの発想時点でまいじゃー的には半ば勝ったも同然と言えるでしょう。
おかげで桜庭よしみは、遠くにいる危機に陥った人の悲鳴を聞きつけ、一円の得にもならない人助けに奔走すればするほど職場で怒られる羽目にになるのです。現場に駆けつける際うっかり音速を超すと着ていた服が摩擦熱で燃え尽きて、変身を解くに解けなくなったり、レポーターの仕事をほったらかして人助けしていたために現場を外されたり、まさに踏んだり蹴ったり。
このよしみの報われなさっぷりと、思わずにやりとさせられる社会風刺の数々から目を離せないやはりまいじゃー認定クラスのおすすめ作品です。少なくともこの人にしか書けないことは確かでしょう。

それでは本日の台詞解説。
人助けしても報われずいいかげんへこんでいるところに、変身した勇姿をバニーガールと間違われ半分キレたヒーロー(ヒロインですが)の図。作品読むとこの台詞がいかに名台詞なのかわかっていただけるかと(笑)。


「荒野、そこにときめきはあるのかい?」

出典:荒野の恋 第一部 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:ミギー/デザイン:宮村和生/編集:河西恵子/37P
キャラ:山之内正慶

【作者直営サイト】Scheherzade
【絵師直営サイト】天羅万象
特記事項なし。

★2005年5月23日(月)
『終わった』

ライトノベルファンパーティー投稿締め切りました、どうもみなさんご参加ありがとうございました! あとは投稿を見やすく整理するとかの処理を行いますので少々お待ちを。それと、コラムやメッセージなどしばらくはいろんなコンテンツの更新が続きますので、時々足を運んでみてくださいね。
ちなみに最終的に私は132票応援を入れさせていただきました。
……つ、疲れた……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



荒野の恋→bk1→amazonは、12歳の少女・山之内荒野を主人公とした恋愛物語……というよりは思春期の微妙な心情の数々を描いた物語と思った方がいいでしょう。
連続で紹介しているのでもうネタはありませんが、きれいなだけのお話ではないです、とだけ言っておきます。
とにかくおすすめ。

それでは本日の台詞解説。
娘の行動について問いただす父親の図。うーん、さすがちょっと変わってます。


(もしかしたら……)
(男の子って、なんかこわいけど……もしかしたら、案外、わるくない生き物なのかもしれん)


出典:荒野の恋 第一部 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:ミギー/デザイン:宮村和生/編集:河西恵子/132P
キャラ:山之内荒野

【作者直営サイト】Scheherzade
【絵師直営サイト】天羅万象
特記事項なし。

★2005年5月22日(日)
『一個でもいいから投稿してねっ!』

ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、22日まで。つまり本日限りです! 最後のイチオシをよろしく勇気!

では、私はイチオシ投稿に忙しいのでこれにてごめん。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



荒野の恋→bk1→amazonは、12歳の少女・山之内荒野を主人公とした恋愛物語……というよりは思春期の微妙な心情の数々を描いた物語と思った方がいいでしょう。細かいストーリーについては、うかつなこと言うとことごとくネタバレにつながるので沈黙することにします。
しかし作品全体に流れる空気感、そして文章の表現などぜひぜひ読んでほしいと思います。超おすすめ。


それでは本日の台詞解説。
これについてもよけいな解説は入れません。適当にあれこれ想像してみてください。


誰かに褒めてほしい料理は、おいしくても、どこか苦い。

出典:荒野の恋 第一部 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:ミギー/デザイン:宮村和生/編集:河西恵子/120P
キャラ:?(山之内荒野)

【作者直営サイト】Scheherzade
【絵師直営サイト】天羅万象
特記事項なし。

★2005年5月21日(土)
『荒野の恋に恋してみる』

少なくともネット上での注目度はかなり上がってきていると思われる桜庭一樹さんの新作荒野の恋 第一部→bk1→amazonを読了。
いやーおもしろかった!
どのくらいおもしろかったか画像で表現してみんとす。(見れない人ごめんなさい)



いやはや見事に付箋だらけですええ(この中からサイト上で紹介する台詞が出たり出なかったり)
というわけで気になる表現もてんこ盛りの思春期模様。うーん、そうですね……あえて近いノリを言うと砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない→bk1→amazonを恋愛物語として表現してみました、みたいな? とにかく醸し出す雰囲気がイラストとの相乗効果もあり突き抜けてます。


ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、22日です。さすがに疲れてこのところおすすめ本の投稿休んでいたけどラストスパートしないと。がんばろう。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

適当にモノグラフから抜粋してみました☆ あそこがなくなったら立ち枯れです☆

■米澤穂信氏、「小市民」シリーズ続編は『夏期限定ももシャーベット事件(仮)』
スイカシャーベットではありませんでした☆

■米澤穂信著『氷菓』&『愚者のエンドロール』が「角川夏の100冊」に選出

■ビーンズエース創刊!7月8日(金)発売
『少年陰陽師』、『彩雲国物語』、『されど罪人は竜と踊る』、『バイトでウィザード』がコミック化とのことです☆
特にされ竜についてはお手並み拝見ですね☆

■宝島社 『冲方式ストーリー創作塾』 6月2日発売
冲方さんは以前から創り手側の権利充実やレベルアップなどを目指して様々な活動をされていますが、その一環でしょうか☆
「創作活動はしてないけど、せっかくだから買ってみよう」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



荒野の恋→bk1→amazonは、上で説明したとおりです。
本当はストーリーについても触れたいところではありますが、うかつなこと言うとことごとくネタバレにつながるので沈黙することにします。
しかし作品全体に流れる空気感、そして文章の表現などぜひぜひ読んでほしいと思います。超おすすめ。

それでは本日の台詞解説。
既に序盤から作品に引き込まれていたのですが、この台詞というか地の文というかとにかくこの一文が決定的でした。震えが来ましたね。背景は敢えて説明しませんのでいろいろ想像してみてください。


「勇気と無謀は紙一重なんだよ、ブエノス・ゾンデの勇者さん。成功すれば勇気、失敗すれば無謀。それが世の中ってもんだ」

出典:七都市物語シェアードワールズ (小説)/徳間文庫/小川一水、森福都、横山信義、羅門祐人/絵師:――/デザイン:?/編集:?/196P
キャラ:レイラ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月20日(金)
『買うったら買う』

本日の衝動通販買い。(まだものは手元に来てません)
まいじゃーとはあんまり関係ないかもしれないけど、血の騒ぐ人は多そうな本の魔力に見事にやられました。
九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness-→bk1→amazonっていうあの九龍城内の様子をほぼカラーで撮影し、内部の住民にもインタビューなどしている唯一の書籍らしい。
……負けるが勝ちだ。
ああ、届くのが楽しみ。

ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、22日です。よろしく。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

七都市物語シェアードワールズ→bk1→amazonは、御大の七都市物語の世界設定を使って書かれた複数の作家による新たな物語です。参加している作家さんは小川一水、森福都、横山信義、羅門祐人の4人。
まず原作である七都市物語→bk1→amazonの説明から。

「大転倒」という地球の地軸が90度近く傾く未曾有の大災害で地形や転向などが大きく変わってしまっい、ありとあらゆる災害で絶滅寸前に陥った地球。その寸前に月に移住していた20万人だけが難を逃れ、月面世界主導の元に七都市が建設される。しかし月面世界はその支配力を絶対的なものとするために衛星軌道上にオリンポス・システムを構築。地上500メートル以上に上昇したあらゆる物体を撃墜するこのシステムにより月面世界の支配は絶対的なものとなる……が。
その月面世界の人間は未知のウイルスにより突如として全滅。後には残り最低でも200年は稼働するというオリンポス・システムだけが残され、限定された空間の中で七都市は覇権を巡って争う。


原作がかなりのおもしろさを誇っているため、もはや本書の内容についていちいちコメントなどしません。七都市物語が好きなら買いです。また七都市物語を知らない方は一冊しか出ていないのでこの機会に読んでみてはいかがでしょう。

それでは本日の台詞解説。
敵に対する賞賛の言葉なので、その辺だけご了解くださいませ。


「実はね、この世の答えは難解にすることもできるし、簡単にすることもできる。だったら簡単なほうが得だと思わない?」

出典:僕らはどこにも開かない (小説)/電撃文庫/御影瑛路/絵師:――/デザイン:?/編集:?/276P
キャラ:香月美紀

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月19日(木)
『僕らはどこにも開かないを再検討』

たぶん事前の宣伝効果や話題性があり、売れ行きの方はいい(はず)と思われる僕らはどこにも開かない→bk1→amazonですが、web上の評価を見ているとイマイチ的評価がちらほら。
そこでいろいろ見ていった結果、だいたい結論が出ました。
どうもみなさん内容うんぬんより誇大広告に騙された感があるらしい。

実際この作品、私的には面白く書けていると思います。事件がどうこうというよりは多人数視点からのそれぞれの内面描写の変化を楽しむといった感覚ですが、展開のさせ方なども上手いと思いました。
ただし。
むしろまっとうなおもしろさです。帯に書いてある「衝撃の問題作」、に引っ張られすぎるとがっかりするかも。電撃文庫内を見ても絶望系→bk1→amazonの方がはるかにとんがってます。後はファウストとかその辺探すととんがった作品はいろいろ出てきますね。うーん、絶望系にすらきっちりイラストをつけているのであればイラストはあった方がよかったんじゃないでしょうか。ない方がいい、とは思わなかったなあ。
この新人さんは次回作にも期待できますが、その折りにはぜひイラスト付きを希望するものですええ。

逆に帯をみて「なんか問題作っぽい。読みにくそうだから買うのやめとこう」とスルーしていた方にこそすすめておきます。……まいじゃーでこういうおすすめの仕方って意味あるんだろうかとふと疑問がわかないでもないですが、あえて目をつぶることにします(苦笑)。

私的には一本足の蛸での感想が一番ああ!これだ!と思いました。


自分メモ。現在の課題、バクト!(2巻以降)と武官弁護士エル・ウィン(2巻以降)とまぶらほ(追撃中)と佐藤友哉作品。

ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、22日です。よろしく。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

僕らはどこにも開かない→bk1→amazonは、複数視点の切り替えで描く人の内面描写がメインの小説です。上で補足してあります。

それでは本日の台詞解説。
行動の理由にもっともらしいことをいろいろ並べ立てるよりも、もっとシンプルに考えようではないかとまあそういうことです。理論武装もほどほどに、ということで。


もしかして、あたしが特別だと思っていた魔法は……、他の人にとってなんでもないものなかもしれない。誰も気付かないんじゃなく、気付く必要がないもの。無意識でできるもの。そんな取り留めのないものなのかもしれない。

出典:僕らはどこにも開かない (小説)/電撃文庫/御影瑛路/絵師:――/デザイン:?/編集:?/227P
キャラ:香月美紀

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【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月18日(水)
『横レス』

昨日紹介していたオススメの社会派ライトノベルを教えて下さいですが、模様眺めをしていたところなかなか回答が出てこないようなので私から回答を……と思ったら会員しか回答出来ないっぽい。
いちいちこれの回答のために、個人情報入力するのもあほらしいから回答やめ!と思ったところ三軒茶屋というサイト管理人さんからの質問と判明したので、ここで回答してみんとす。
なお、社会派についての補足は17日〜18日の書き込みを参照のこと。

まずは有名どころだとキノの旅でしょうか。1話完結寓話形式で社会の縮図が書かれていています。もっともキノは何一つ解決しないというスタンスなので、その辺が社会派なる定義には微妙かも。
ボーダーライン上だと僕はイーグル→bk1→amazon。ぶっちゃけ航空自衛隊のF15イーグルが主役的な位置づけですが、某北の国のありよう、日本の政治のありよう、自衛隊運用の問題点などがごろごろと出てきます。
SFでもよければ、でたまか→bk1→amazonあたりはメッセージ性が高めなのではないかと思われます。小を持って大を制す戦争ものですが、いろいろと風刺的なものがちりばめられています。
あと、女王陛下の薔薇→bk1→amazonなどは、大英帝国の女王陛下統治時代をモデルにした背景世界での女性の自立という聞いただけでも困難さが漂う事項をテーマとしていますね。ちなみにこれはかなりのおもしろさでした。
とまあこんなところでしょうか。回答しといてなんですが、どうも社会派というテーマがピンと来ないままでしたごめんなさい(汗


ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、22日です。よろしく。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■富士見ミステリー文庫では、基本的に殺人禁止モノグラフより)
ええと、やはり主役はラブなのですね☆
「愛の共産化のためにっ!」
それはキャプテンラヴです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

僕らはどこにも開かない→bk1→amazonは、複数視点の切り替えで描く人の内面描写がメインの小説です。
以下時間の都合で説明省略。明日、なんとかできるといいなあ……

それでは本日の台詞解説。
この小説に出てくる「魔法」の描写はけっこうおもしろかったのですが、その辺に関わることです。読んでないとピンとこないかもしれません。


「―――君は、十分に人間だよ」

出典:憂鬱アンドロイド (小説)/電撃文庫/真嶋磨言/絵師:珈琲/デザイン:?/編集:?/26P
キャラ:桜野茜

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。

★2005年5月17日(火)
『よーく考え中』

僕らはどこにも開かない→bk1→amazonをどうにかしてすすめたいわけですが、どう説明するといいのか考え中。少なくとも帯や売り文句はあまりあてにしない方がいい気がします。むしろ積極的にイラストをつけてもいいんじゃないか、とすら思いました。(なくも通用する内容ではありますが、別に問題作だという気はしなかった。絶望系の方がエグさではかなり上です)

ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、22日です。よろしく。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ひさしぶりにライトノベルの話(3)
うたたねこさんによるライトノベルという言葉の使われ方に対するまとめ的なものになってます☆ おさらいリンクなどもあるのでお勉強にもなりますよ☆

■西尾維新 『ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種』 6月7日発売
毎度のことながら、公式サイトよりもamazonの方が結果として情報が早いというのは出版社の姿勢としてはかなり駄目だと思うのですけれどいかがなものでしょうか講談社様☆

■オススメの社会派ライトノベルを教えて下さい(以上2件モノグラフより)
回答待ち状態みたいですね☆ ちなみにかなり読み込んでいる方のようで、除外作品がけっこうあるのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

憂鬱アンドロイド→bk1→amazonは、自分はアンドロイドであると信じ込んでいる人間の少年・小田桐正機と、優等生だけどその変人を愛する少女・桜野茜を中心としながら、その周辺の人々も交えつつ人間模様を描き出す連作短編集です。
やや地味目ではありますが、青春小説として、それから変則的ですがAIものとしてもいい出来ですね。もどかしい青春の思いや痛みが上手く表現できていると思います。
ひとつ注意することは、立ち読み最初の数ページだけでは判断するな!ということです。第一章の最後まで読んで、はじめてこの物語の真価が出てきますので。実際私も最初の方はけっこう適当に読んでいて(申し訳ありませんでした……)そこまで読み進めたところで、スイッチが入りました。

それでは本日の台詞解説。
第一義としては、自分をアンドロイドと思いこむ少年への毎度の口癖のような諭しですが、作品を一度読むと新たな感慨が出てくる台詞です。


「あたしさ」
「いつの頃からか忘れたけど、いつのまにかだけど……。できるだけ人とは違う道を歩くことにしてきたの。あ、この道って普通の道路のことじゃなくて、方向性とか指向性とかの道ね。生きる道みたいな」
「だから、みんなが選びそうな道はあらかじめ避けて、いつも別の方に行こうとしてたわけ。だってさ、みんなと同じほうに行ったって、大概面白くないことばかりだったのよ。どうしてこんな面白くないことを選びたがるのかあたしには解らなかった。それで気づいたの。なら、最初から大勢とは違うほうを選べば、ひょっとしたら面白いことが待ってるんじゃないかって」
根っからのヒネクレ者はメジャーだからという理由なだけで、そのメジャーなものに背を向けたりする。損得度外視で自らマイノリティの道を選ぶのだ。俺にも多少そんな気があるからハルヒの言ってることだって解らん話ではないさ。


出典:涼宮ハルヒの暴走 (小説)/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/236P
キャラ:涼宮ハルヒ&キョン

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】BENJA-MING
特記事項なし。

★2005年5月16日(月)
『咳が止まらない』

この数日咳が取れない……なんか変な菌でも拾ったか?(汗 のどが腫れているような気もする、うーむ。

ライトノベルファンパーティーの投稿締め切り、1週間延長(5月22日です)したので安心してのんびり追加してたのですが、72個で力尽きました。未だに電撃文庫にはたどり着きません(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

涼宮ハルヒシリーズ→bk1→amazonは、涼宮ハルヒが非日常的なことを求めて好き放題に動き、周りがそれに振り回されるお話です。
ハルヒ自身と周りを固める人間?がことごとく常軌を逸した存在であるのが特徴ですね。テンポがいいのも持ち味。

それでは本日の台詞解説。
いや、なんかこう言ってることが他人事には全然思えませんでした(笑) どっかに重要な台詞としてリンクしておこうかしらん。


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