こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
2001年の名台詞 | |||||
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僕は春の拳に僕の拳をぶつけ「じゃあね」と言って一人で歩き出す。
「またね」
春はそう言った。
少し歩いて後ろを振り返る。
春が僕を見て手を振る。そこだけ見ると平和な光景。どこにでもある光景。僕らはなんで学校の制服を着てないんだろう。なんで戦闘服を着ているのだろう。なんで銃を持っているんだろう。なんで殺されそうになっているんだろう。
出典:アンダー・ラグ・ロッキング (小説)/電撃文庫/名瀬樹(いつき)/絵師:かずといずみ/130P
キャラ:雪生(ゆきお)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Pafe Cafe
特記事項なし。
★2003年6月15日(日)
『あ、これ好きかもしんない』
下で改めて紹介しますが、電撃の新刊「アンダー・ラグ・ロッキング」が個人的にヒットです。ま、詳しくは下で。しかし……毎号電撃hpを買ってるけど全く目を通してないから新人さんの台頭とかさっぱりわかりませんねえ(^^;
少なくともイリヤが文庫で完結するまでは(一気読みしたいから)電撃hpを見るに見れない……もう少しの我慢だっ!
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
アンダー・ラグ・ロッキング→bk1、→amazonは、七北都市を奪回するために組織された軍に徴兵され、第11飛行船砲に狙撃兵と乗り組む雪生と春を中心として戦いの日々を描いた作品です。
はじめに言っておきますが、死ぬほど中途半端なところで物語が終わってます。おそらく2巻が出ることを前提にしていると思われるので、その辺だけ承知の上でお読みください。
狙撃兵という設定も関係しているのですが、全体の描写がとにかく淡々とした透明感に満ちています。いつ死ぬかわからない日常の中で、どこか醒めた目で戦いをとらえている二人。すぐそこにある死。
いわゆるキャラクターが所狭しと動き回るキャラクター小説を好む人には向かないと思います。今の時点では「これは!」という部分は少ないかも。ただ……今後化ける可能性があるような気がするのであえてイチオシしてみます。
しかし……これも帯のキャッチコピーがどうかなーと思うんですけど(^^; 萌え系のベタな恋愛小説じゃないですよ? 念のため。
さてさて本日の台詞解説。
この台詞は半ば意識して、作品の雰囲気をつかめるような部分を選びました。そのため台詞としてはどうかというところもありますが、まあ気にしない気にしない。作戦のため分かれて配置につく二人の図です。
「人は死ぬことなんかで輝いたりしない。輝いて見えるのは、その人が一生懸命生きようとして、そして生き抜いたからこそ輝いているの。単純に”死ぬこと”と”生き抜くこと”はイコールじゃない。あなたはどう? 精一杯生きてるの?」
出典:しにがみのバラッド (小説)/電撃文庫/ハセガワケイスケ/絵師:七草/50P
キャラ:モモ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
絵師の人はサイトあるかも。あまりにも名前がアレで検索をあきらめました(^^;
★2003年6月14日(土)
『楽しいものは後にとっておく』
キノの旅とか終わりのクロニクルに未だ手をつけてません。うずうず、早く読みたいけどとりあえず新人さんを先に片付けないと……。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「涼宮ハルヒの憂鬱」販促チラシ(6/13の日記)(BRAINSTORMより)
大手書店さん向けに作っているんでしょうか☆ でもこういうのはやっぱり購買意欲を刺激されてしまいますね☆
木野の旅(BRAINSTORMより)
くす☆
▼本日の作品&台詞解説▼
しにがみのバラッド→bk1、→amazonは、やさしい死神の話です。泣かせ系の話です。かなり狙って直球勝負なお話で、正直まいじゃーで紹介する作品ではないですが、だからといってつまんないかといえばそれはノー。
レベルそのものは高いです。とか思っていたらアミューズメントメディア総合学院のなかでノベルス学科 ハセガワ ケイスケくんが電撃文庫からデビュー!!てな記事を発見してなんだか納得。
個人的な予想ですが、たぶん近々2巻が出ると思われます。で、2巻が出たらたぶん買うと思います(笑)。そんな感じ〜。
さて本日の台詞解説。
自殺を考える少年へ語りかける死神少女モモ。物語の雰囲気を知るには悪くない台詞だと思います。
「………………神様には…………なれなかったよ」
出典:クリスタル・コミュニケーション (小説)/電撃文庫/あかつきゆきや/絵師:ぽぽるちゃ/212P
キャラ:竜崎朝人
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】シアワセノウソツキ
特記事項なし。
★2003年6月13日(金)
『帯に騙された名無しさん』
自分自身は帯も表紙の折り返し部分のあらすじ解説も読まないで買う人間なので無問題ですが、今月の電撃新刊クリスタル・コミュニケーションは……うーん、これ帯で買った人は期待はずれとか思われちゃうかも。話の方向性自体がちょっと違うもんなあ。(下で取り上げてる通り、個人的にはむしろ好きなんですが)
購買が目的だから、目に付きやすい帯コピーを考えるのはわかるのですが内容にやや沿ってない気がします。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■文学賞メッタ斬り!(各所より)
芥川賞、直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、ファンタジーノベル大賞まで、大森望さんと豊崎由美さんが言いたい放題です☆
一切遠慮がないだけに、いろいろ参考にできるかもしれませんよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クリスタル・コミュニケーション→bk1、→amazonは、恋愛ものです。ただ、帯にある「……君は、どうして泣いてるの?」「不思議色の恋。」はあまり参考にしない方がいいでしょう。そういうお話ではありません。
ストーリーを説明すると激しくネタバレになるので一言だけ。
痛さ炸裂です。正直な話をすると、序盤はたいした期待せずも読み進めていたのですが、物語が中盤に入って(個人的には)やや意外な進展を見せて「おや、これは?」という印象を持ちました。今月は新刊が多くその中に埋もれてしまいそうですが、ちょっと気に留めておいてほしい一作です。
さて、本日の台詞解説。
「痛さ」の源に関する台詞なのですが……ネタバレ度が高くて解説できませんでした(^^;
「そっちのほうが面白いじゃないの!」
出典:涼宮ハルヒの憂鬱 (小説)/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/35P
キャラ:涼宮ハルヒ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ベンジャミン
特記事項なし。
★2003年6月12日(木)
『疲れて爆睡して寝過ごして遅刻寸前だったとある日の朝』
昨日は↑で更新できませんでした。こういう時には起こしてくれる人のいる自宅通いのありがたさが身にしみます。一人暮らしだったら100%遅刻してましたね(^^;
さてさて、新刊消化状況はこんな感じです。
●学校を出よう!→bk1、→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱と同一作者の手によるもの。変人のオンパレード。
●「しずるさんと偏屈な死者たち」→bk1、→amazon
変則的な安楽椅子探偵もの。このレーベルにあっては希少価値ものですが、ちゃんとミステリしてますので、そっち方面が好きな人も安心(笑)
●しにがみのバラッド→bk1、→amazon
優しい死神少女のお話。典型的な癒し系小説。
上の3作は……お好み次第かな? 癖は少なめなので作品傾向とかを参考にしてみてください。ちなみに「しずるさん〜」は上遠野浩平さんの新作ですええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日もお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
涼宮ハルヒの憂鬱→bk1、→amazonは、昨日も紹介したんで補足だけ。
とにかくテンポ。一気に読めるって事はエンターテイメントとしては大事なことだと思うんですが、見事にその条件を満たしてます。
難解なテーマでいろいろ考えさせるタイプの話ではなく、キャラクターの魅力とテンポで引っ張っていく感じですね。それさえ了解の上で読めばかなりおすすめできます。
さて、本日の台詞解説。
細かい説明は抜き、一言で言って涼宮ハルヒのすべての行動原理です。……確かに大事です。
「東中学出身、涼宮ハルヒ」
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
出典:涼宮ハルヒの憂鬱 (小説)/スニーカー文庫/谷川流/絵師:いとうのいぢ/11P
キャラ:涼宮ハルヒ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ベンジャミン
特記事項なし。
★2003年6月10日(火)
『新刊消化状況』
11冊中、2冊撃破。
ただし以前からの宿題分はカウントしてません。……楽しいけれど、こりゃ大変だ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■寝坊して遅刻しそうになり、慌てて朝食のパンをくわえながら急いだところ、交差点で同じように急いでいた女子高生に正面衝突する確率の算出方法を教えて下さい(gobbledygookより)
質問もうまいし、回答されてる方もお上手。ざぶとん一枚ですね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
涼宮ハルヒの憂鬱→bk1、→amazonは、第8回スニーカー大賞を受賞した作品です。ジャンルは……そうですね、エンターテイメント系の学園小説と仮にしておきましょう。
この作品においてもっとも強烈な個性をはなっているのは少女・涼宮ハルヒですが、主人公自体は一応キョンという男で、本文も一貫してキョンの一人称で書かれています。少々文体には癖がありますが、テンポがものすごくいいので、どんどん読み進められるのではないでしょうか。
で、印象的な台詞を本日紹介してますが、涼宮ハルヒとはこういう少女です。「普通でないもの」を求める彼女を中心として、いろんな人が巻き込まれながら物語を形作っていくのですが……だめだ、うかつに言うとネタバレだ!
と、いうわけで読むべし。
文体にさえ拒否反応が出なければ非常に楽しめるエンターテイメント小説ですええ。
さて、本日の台詞解説。
高校登校初日、各自の自己紹介をする中、開口一番ハルヒの自己紹介がこれ。……すごすぎです、ハルヒさん。
「私は、君が物凄く努力してるのを知ってる。いまは未熟でも、そのままで終わろうとしてないのも分かってる。君がいつも自分なりのベストを尽くそうとしてるのを知ってるし、戦闘の度に成長してるのを間近に見てきてるし、同じ失敗を二度と繰り返さないところなんてお世辞抜きで凄いと思うよ。足手まといっていうのはね、私の手を煩わせたり、足を引っ張ったりする奴の事であって、言われなくてもしっかり努力して強くなるような男の子に向ける言葉じゃないと思うんだけど」
「君は立派だよ。もっと胸を張りなさいって。だいたい、君が本当に足手まといの情けない子だったら、からかって遊んだりしないわよ。それじゃシャレになんないでしょ?」
出典:ディバイデッド・フロント (小説)/スニーカー文庫/高瀬彼方/絵師:山田秀樹/1巻109P
キャラ:楢崎一流
【作者直営サイト】どうにかこうにかやってます
【絵師直営サイト】コンチキ堂
特記事項なし。
★2003年6月9日(月)
『新刊の嵐』
今回、電撃文庫の新刊は続きが気になるシリーズと、気になる作家の新シリーズと新人作品という怒涛の攻勢だったため、結局買わなかったのは一冊のみで9冊も電撃文庫を買ってしまいました。
……どうやって読むんだこれ(汗
さて、そんな中で気になる一作がこちら撲殺天使ドクロちゃん→bk1、→amazonです。暴走するキャラ小説の極地。無軌道一直線、設定なんて知らないぜその場よければすべてよし、さらには文体も何もかもすさまじくその場のノリで書かれてます。
まともなストーリー小説を読みたい方には全く全然これっぽっちもおすすめしませんが、その逆に勢いにまかせた小説好きな人や単に萌え絵がいっぱい載ってれば満足な人、ラブコメ調のキャラ萌え小説が好きなら断然買いです。
この小説に関しては、よけいなことにツッコミを入れるだけ無駄なので「そういうもの」だと思って楽しむのが吉ですね。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■電撃文庫史上初!(たぶん) この帯を見よ!
ええと、まずは2003年6月の新刊についている通常の帯の裏側の仕様がこちらですね☆
「ふむ、ごく普通だな」
そしてこちらが撲殺天使ドクロちゃん→bk1、→amazonの表表紙です☆
「ほー、はやり系の萌え絵か。表紙だけで売れ線決定だなあ」
そしてこちらがドクロちゃんの帯の裏側です☆
「!!こ、これはぁっ!!!」
帯だけで保存する価値がある一品です。捨てたらいけませんよ☆
追記:「ライトノベラーへの100の質問(β版)半分は回答したんですが、正直100はきついかも……」
▼本日の作品&台詞解説▼
ディバイデッド・フロント→bk1、→amazonは、何回か紹介してますがとどめの一押しってことで。
隔離戦区と呼ばれるところで、一般の人々から離れて人類の敵である憑魔と戦う少年少女。明日も見えない戦場で戦い続ける彼らに未来は……。
絶望と希望。前向きと後ろ向き。屈折する感情、あきらめないこと。
そんな感じの要素がつまった作品です。あと、掲示板でも言われてたことなんですが絵がいいんですよ!
見事なまでに作品内容と同期してまして、作品を盛り上げるのに役立ってます。(きっとかなりきちんと打ち合わせをやっているんでしょう。ライトノベルにおいては大事なことだと思います)
ぜひとも挿絵とセットでおすすめしたい良作ですね。
さて本日の台詞解説。
あんまりにもいろいろからかわれてとうとうブチ切れてしまった主人公を、先輩のお姉さんがなだめている……というよりかは諭している感じです。ここまで持ち上げられるとかえって困ったり。
「なによ源氏物語くらい知ってるわよ
プレイボーイの光源氏が父親の愛人に横恋慕したあげく そっくりな幼女拉致ってきてむりやり奥さんにしちゃう話でしょ」
「と、瞳子さん そんな風に言ったらミもフタも……」
「しかも!
ちゃんと奥さんいるくせに美女をとっかえひっかえ やりたいほーだい好きほーだい
ぜったい許せない!
女の敵!!」
出典:舞巫女・瞳子の事件簿 (コミック)/ASUKACOMICS
DX/原作:高殿円/作画:叶嵐/59P
キャラ:花森瞳子&西明寺裕真
【原作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2003年6月7日(土)
『異議ありっ!!』
例えば逆転裁判は2まで発売されるくらい人気を博したわけですが、最近富士見ミステリー文庫から出ていた法廷ものライトノベルタクティカル・ジャッジメント→bk1、→amazonもそこそこ好評だったようで、重版がかかり、続編のタクティカル・ジャッジメント2→bk1、→amazonも出ました。
法廷ものライトノベルとしてはかなりよくできた作品だと思います。なによりも最初から最後までちゃんと裁判してるところがいいですね(正確には公判じゃないんですが、そんな細かいことはどうでもよろしい)
そんなわけでハッタリの応酬や、単に「異議ありっ!!」という魂の叫びを読みたい方にお奨めの作品です(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■出版業界用語集
ええと、閲覧の際には雲平堂のこちらも参考になさるとより実情に即した理解ができるかと思われます☆
■ライトノベラーへの100の質問(β版)(SNOW ILLUSION)
しばらく載せておきます☆
▼本日の作品&台詞解説▼
舞巫女・瞳子の事件簿→bk1、→amazonは、巫女さんが難事件を解決していく推理もの……ではなくて。舞巫女さんが主人公のファンタジー要素が入ったラブコメ、としておくのが適当かな。
ちなみに巫女さんの登場する作品なんて掃いて捨てるほどあるわけですが、この作品はあくまでも舞巫女さんというところがポイントでしょうか。うだうだ言ってますがほんとは原作者が遠征王シリーズの高殿円さんだったからです。ま、動機なんてそんなもの〜(笑)
でもでも舞のシーンが綺麗なので、買ってよかったと思いましたええ。
さて、本日選んだ台詞は作品のコメディ要素に目を向けた台詞です。
女性の目から見たら光源氏なんてこんなものかも(^^; もちろん自分も大いに賛成です。
「食物連鎖の順番を、ひとつ抜かすなガユス。植物が土を喰って大きくなるのを待てないのか?」
「次の世紀の食糧問題が解決したぞ。パンがなければ土を食べればいいんだ」
出典:灰よ、竜に告げよ(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/46P
キャラ:ギギナ&ガユス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ほんとは絵師直営サイトはあったはずですが……(汗
★2003年6月6日(金)
『何の感慨もない誕生日』
あれですね、20歳を超えるともはや何歳だろうと誕生日などには何の感慨もなくなりますね……あーまた歳食っちゃったよ!みたいな。
それはともかく本日は私、管理人の誕生日です、一応ご報告まで。
なにやら5年ぶりの角川スニーカー大賞受賞作とやらで思いきり特別扱いされている涼宮ハルヒの憂鬱、→bk1、おそらく早いところではそろそろ店頭に並びかけるころではないかと思われます。当たりかハズレか? とりあえず要注目ですね。この作品に関しては後日何らかの感想をお届けしたいと思います。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
■ライトノベラーへの100の質問(β版)(SNOW ILLUSION)
しばらく載せておきます☆
▼本日の作品&台詞解説▼
灰よ、竜に告げよ→bk1、→amazonは、されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonの続編に当たる小説です。
軽口の応酬と、すさまじく独特な設定と戦闘描写、これがすべて。好き嫌いが極端に分かれること必至ですが、はまればもはや抜け出せない一作ですね。
何度も言いますが、都市シリーズを愛読していてこのシリーズにまだ手を出していない方は、即刻買いに走りましょう。9割以上の確率で転ぶと思われます。逆も真なりで、このシリーズが気に入ったのであれば都市シリーズも読んで損なし。2冊目が出たことで、まいじゃー認定レベル確定ですね。
人を激しく選ぶという前提で大いにおすすめします。
なぜかちっともストーリーを紹介する時間がないですね(^^;
簡単に。突如として人類に敵する正体不明の存在・憑魔が世界各地に出現し多数の犠牲者を出す。人類側が多数の犠牲を払った末にとった策が、隔離戦区を設けてそこで憑魔を撃退すること。
そしてその戦場には……これ以上説明するとおもしろくなくなるんでやめときます。
ともかく先日も説明しましたが、前向き思考の内容はごく普通として、徹底的な後ろ向き思考も丁寧に描写しているあたりがよかったです。視点変更が使われているので、いろんな人物の思惑が見えてくるのもいいですね。つまりはおすすめ。
さて、本日の台詞解説。
戦闘関連の濃い台詞は後日に回しまして、今回はシリーズのもうひとつの特徴であるギギナとガユスの軽口の応酬についてとりあげてみました。これなど一瞬考えてしまいましたが、なかなかひねりが聞いていておもしろいと思います。えーと、ちなみに一撃食らってふっとんで、口の中に土が入ってしまった時の台詞です。
現在のところ、この戦いの先には絶望しか見えない。だから私は、現在ではなく未来に希望を繋ぐ。この戦いのさらに先へ、そこに辿り着いてもまだ希望に届かないというのなら、またその先の戦いへ。
出典:ディバイデッド・フロント (小説)/スニーカー文庫/高瀬彼方/絵師:山田秀樹/1巻150P
キャラ:桝崎一流
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【絵師直営サイト】コンチキ堂
特記事項なし。
★2003年6月5日(木)
『完璧に忘れ去ってました』
よその日記で話題にされなかったら思い出しもしなかったことでしょうが(^^; 、そういえば6月6日は自分の誕生日(つまり明日です)だったのでした。何歳かって?
野暮なことを聞くものではなくってよ!
さーこれで今日家に帰るとリアル住所問い合わせのメールが殺到して、家に置ききれないくらいのプレゼントの山が…………言ってて自分でもアホらしくなってきたのでもうやめます(爆)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■アルファ・システム サーガ
ガンパレードマーチや式神の城などを世に送り出してきた、アルファシステムの本が出るとのことです☆ ゲーム開発話や世界設定、果てはオリジナルTRPGまで付属するとのことなので、ファンなら絶対買わないといけませんね☆
でも秋発売なので、まだお預けです☆
■ライトノベラーへの100の質問(β版)(SNOW ILLUSION)
しばらく載せておきます☆
▼本日の作品&台詞解説▼
ディバイデッド・フロント→bk1、→amazonは、なぜかちっともストーリーを紹介する時間がないですね(^^;
簡単に。突如として人類に敵する正体不明の存在・憑魔が世界各地に出現し多数の犠牲者を出す。人類側が多数の犠牲を払った末にとった策が、隔離戦区を設けてそこで憑魔を撃退すること。
そしてその戦場には……これ以上説明するとおもしろくなくなるんでやめときます。
ともかく先日も説明しましたが、前向き思考の内容はごく普通として、徹底的な後ろ向き思考も丁寧に描写しているあたりがよかったです。視点変更が使われているので、いろんな人物の思惑が見えてくるのもいいですね。つまりはおすすめ。
さて、本日の台詞解説。
圧倒的不利な状況の中で戦い続け、それでもまだ前に進み続ける人間の思考ということです。見習わねば!
俺はあの時よりも強くなった。あの時、俺を守ってくれた女の背中は、いまここにない。代わりに、俺が守ってやらなきゃいけない女がいる。
だから俺が戦う。
俺が、この敵を倒す。
出典:ディバイデッド・フロント (小説)/スニーカー文庫/高瀬彼方/絵師:山田秀樹/1巻280P
キャラ:土岐英次
【作者直営サイト】どうにかこうにかやってます
【絵師直営サイト】コンチキ堂
特記事項なし。
★2003年6月4日(水)
『公式サイトの状況とか』
まいじゃーではFANTASY Bookmarkにおんぶだっこなので、主要ライトノベル系文庫の公式サイトの更新状況はあえて今まで放置していたのですが……これ載せた方がいいのかな? とちらっと思いました。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日分はないのですが、これをしばらく載せておきますね☆
■ライトノベラーへの100の質問(β版)
▼本日の作品&台詞解説▼
ディバイデッド・フロント→bk1、→amazonは、やっぱり今日も説明時間がなかったりするのでした(^^;
超人が活躍するのは当たり前で、そうではなくて普通よりちょっとマシ程度の人間の成長や、心底凡人で思い切り弱い人間がここぞというところで搾り出す強さ、そういうものがいいんです。これはそういう作品です。
それにしても、相変わらずストーリーをこれっぽちも説明してませんね……。
さて、本日の台詞解説。
これも見たままです。守ってもらう立場から守る立場へと代わった人間の決意ですええ。
「……英次君、君と、宮沢君は違うんだよ。彼女は、君よりもずっと弱いんだ。君は強いし、逞しいし、その事はとても立派だと思うけどね、その強さを、『誰もが持ってる当たり前のもの』だと思ってるなら、それは違うんだって事は分かって欲しい。……強い人間の生き様に付き合って行くってのはね、僕らみたいな弱い人間には、なかなか厳しいものなんだよ」
出典:ディバイデッド・フロント (小説)/スニーカー文庫/高瀬彼方/絵師:山田秀樹/1巻205P
キャラ:羽生良輔
【作者直営サイト】どうにかこうにかやってます
【絵師直営サイト】コンチキ堂
特記事項なし。
★2003年6月3日(火)
『戯言』
をいう時間さえ気がつけばない。あーやだやだ寝過ごしだよ(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベラーへの100の質問(β版)
先日の戯言に反応して、SNOW ILLUSIONにてライトノベラーへの100の質問が到着しました☆
みなさんも、こぞって回答してみてくださいね☆
「落ち着いて答えたいな……週末にでも回答をアップするとしましょう」
▼本日の作品&台詞解説▼
ディバイデッド・フロント→bk1、→amazonは、うわ説明時間がない(汗
とりあえず前向き要素と後ろ向き要素を両完備しています。
上で取り上げたような台詞が出てくるあたりがやはり高瀬さんかと。後ろ向きになっている人物を書かせたら天下一品ですね(この辺については、明日とかに改めて説明します)
ともかく読んで損はしませんでした、と。
で、台詞解説。
要するに戦場では強いものばかりいるわけではないんだということ。当たり前のことのようですが、超人ばかりが登場しがちなライトノベルにあっては、実はこういう台詞・こういうキャラクターの方が貴重だったりするのです。
「このリンゴのあんかけ風タルトなんか絶品です」
「ありがとうございます! でもそれがおいしいのは材料のおかげで、私の腕じゃないんですよ」
「ほう、どんな材料を使ったんです?」
「はい、使ったのはすべて天然素材です!」
『……あんたもね』
出典:ギャラクシーエンジェル (アニメ)/ブロッコリー/高殿円/絵師:麻々原絵里依/197P
キャラ:ウォルコット中佐&ミルフィーユ・桜葉&ノーマッド
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
公式サイトにファンサイト、実は腐るほどありますがめんどいのでリンクしませんでした(^^;
★2003年6月2日(月)
『戯言』
高瀬彼方さんのサイトこちらに移転してます。今後ログの保存をしないそうなんで、気になる方は保存しておいて下さいな。
で、新作も無事刊行されたことですし、いよいよもってカラミティナイトの3巻の執筆ですね。のんびりと、しかしいつまでも待ってますええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「これぞ妄想!」というオススメ作品をおしえてください。
見下げ果てた日々の企てで、次回のニュースの本棚のネタとして募集していらっしゃいます☆ ジャンルはかなり広く考えられているようなので、これはと思うものがあったら報告してみてはいかがでしょうか☆
「うーん妄想の解釈が難しい……。例えばスニーカー文庫の総理大臣のえる!→bk1、→amazon(かなりわがままな女子高生がひょんなきっかけで総理大臣になってすき放題する話)とか。富士見ファンタジア文庫の気象精霊記→bk1、→amazon(世界の天気を操作しているのは実は気象精霊たちであり、台風や低気圧などを操って気象操作をしている話。こう聞くと真面目そうだけど、実はかなりの荒唐無稽っぷり)あたり……と書いてて思ったけどこれは荒唐無稽なだけで妄想とは違うか?」
■蔵書管理 Personal
シェアウェアですが、フリー版蔵書管理よりも機能強化されています☆
▼本日の作品&台詞解説▼
もうしわけありません、全然まいじゃーではありません。(いやある意味では究極なのかもしれないけど)
ギャラクシーエンジェルについてはめんどくさいので説明省略(^^;
ただ、1話完結のストーリーで途中から見てもまるでOKな作りとか、やたら細かく設定はあるのにふだんはそれを使わないとか、至る所に潜むパロディの陰とか受けるのもうなずけます。現在のマイブームでちまちまレンタルしてきては鑑賞中〜。
はいでは本日の台詞解説……は不要だとは思いますが念のため。ミルフィーユはいわゆる超のつく天然娘なのです。お菓子作りもうまいけど。そんなわけでこのツッコミはツボに入ってしまったので扱ってみることにしたのでした。