2004年5月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

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「拳で語り合うのを否定するわけじゃないけど……少年マンガの主人公みたいにケンカして友人になれるんだったら、合衆国大統領とイスラム教指導者はいまごろマブダチよねえ」

出典:よくわかる現代魔法 ガーベージコレクター (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下末紀/13P
キャラ:姉原美鎖

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】共月亭

特記事項なし。

★2004年5月31日(日)
『休みはひたすら大掃除』

……その割にちっとも片づいた気がしません。本多すぎ。捨てるのも嫌、ブクオフは論外となると寄付くらいしか……真剣に検討すべきか。

このライトノベルがすごい!関連更新。冲方丁さんコラム『マリア様がみてる』 論を掲載。姉妹制度からの考察ですね。
もう一件、葛西伸哉さんのコラム『《X》の足音』。これはもともと久美さんの感想スレで議論が白熱した事から、その派生として書いていだいたものでライトノベルの可能性に関わる話ですね。


あ、以下はどっちかというとサイト管理人さん向けの話。
まいじゃー掲示板ですが、少し改造して(天戸司郎さん感謝!)発言番号にアンカーが入りました。直リンクしていただいて構いませんのでよろしければご活用ください。各スレを『全レス表示』させた後にリンクする点だけ注意。index.htmlにリンクを張るとあっという間にリンク切れを起します。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

お掃除手伝ってくださいね☆
「お客さん脅迫してどうするよおい……」(てなわけで本日はなし)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

よくわかる現代魔法→bk1→amazonは……すいません、実はまだ2巻を読みかけだったりします(^^; 魔法をプログラムによって作り出す「コード」として捉えうんぬんといった設定はなかなかにおもしろいものがあります。全体として趣味的な部分が大きいので構造を気に入る方向け、かな?(1巻時点。2巻はどうなんでしょう)

それでは本日の台詞解説。
戯れ言の類ですが、あまりに個人的にヒットしてしまった為掲載する事にしました。存外に深い、と思うです。


「その……バーティの言うとおりだ。かわいそうって思われても、俺はちっとも嬉しくないし、救われもしない。俺はかわいそうなジェイとか、ヴニトウの忘れ形見とかじゃなくて、何かをする<俺>になりたい。それも、みんなにも知ってほしいんだ」

出典:パメラパムラの不思議な一座 (小説)/ファミ通文庫/葛西伸哉/絵師:ぽぽるちゃ/116P
キャラ:ジェイ

【作者直営サイト】KASAISM
【絵師直営サイト】シアワセノウソツキ

特記事項なし。

★2004年5月29日(土)
『ぐんにょり』

とある対応に奔走していたのでちとぐったり。
後は今までずーっと不満に思っていた事を大々的に運動展開してやろうと画策してみたり。そんなこんなで物事が進まないのでした。あぅ。

このライトノベルがすごい!関連更新。久美沙織さんコラム創世記第15回に、妹尾ゆふ子さんの番外編を受けての追記です。久美さんの原稿は実のところ、かなり以前にすべてあがっているのですがその辺の話なども。個人的な意見としては「飾らない意見が見られて、すごく参考になりました!」かな。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベルとフォーミュラ・フィクション
ええと、とりあえずメモということで☆ 大変興味のある話題なのできちんと巡回してから改めてとりあげたいですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

パメラパムラの不思議な一座→bk1→amazonは、演劇が重要な要素になったお話です。過去のとある事件から、他の村人と距離のある毎日を過ごすジェイ。そんなジェイの住む村に、突然不思議な劇団の一座がやってきます。そいてジェイは劇団の案内役となり……。(以下、もうちょい追記予定)

それでは本日の台詞解説。
過去の自分を取り巻く何かと関係なく、ひとりの人間として立ちたいという、ジェイの希望とそして自分自身の目標もこめられた台詞ですね。


「つまり、何が本当で何が嘘かってのは人それぞれで違うから、考えても意味はないって言いたいわけか?」
「現実はただそこにあって、誰のものでもない。真実はひとりにひとつずつで、貸し借りしたり、与えたり奪ったりできない。だから、人と人を結びつけているのは現実でも真実でもない。ものがたりなんだ」

出典:パメラパムラの不思議な一座 (小説)/ファミ通文庫/葛西伸哉/絵師:ぽぽるちゃ/116P
キャラ:ジェイ&フーノ

【作者直営サイト】KASAISM
【絵師直営サイト】シアワセノウソツキ

特記事項なし。

★2004年5月28日(金)
『ざっといってみよー』

ファミ通文庫の今月の新刊を崩した結果。
吉永さん家のガーゴイル3→bk1→amazonが鉄板、三月、七日→bk1→amazonはかなりおすすめ、パメラパムラの不思議な一座→bk1→amazonは序盤はあんまりピンと来ませんでしたが、中盤以降よい感じに盛り上がったというのと演劇が物語の重要な要素になっているので、その点も見逃せません。

MF文庫はとりあえずあそびにいくヨ!3→bk1→amazonだけ読了。ストーリー全く進んでません。これ以上ないくらい趣味に走ってますが、それでもやっぱりおもしろいです。

茜のフライト・ログ→bk1→amazonは、航空サスペンス。おっそろしいほど克明にフライトアテンダントの業務をなぞっているので、そういうものに興味がある方はぜひ。

コミックになって登場した真月譚月姫→bk1→amazonは……これは原作のイメージを見事に再現できていると思います。アニメ版であまりの雰囲気の違いにがっくり来ていた方にもこれはおすすめ! 私見ですがゲーム未プレイの人でもおそらく楽しめるんではなかろうかと。

新刊紹介だけで疲れてしまったので本日はこれにて……と思ったけどこのライトノベルがすごい!関連更新を忘れてました(^^;
久美沙織さんコラム創世記第15回「「“ライトノベル”ってなんなのさ?」あーんど妹尾ゆふ子さんの番外編「「ライトノベル」という名称の誕生について。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

パメラパムラの不思議な一座→bk1→amazonは、演劇が重要な要素になったお話です。ほんとは葛西さんの他の作品も含めてもうちょい詳しく説明したいところですが、また明日(^^; すみませぬ。

本日の台詞解説。
まあ見たままなんですが、ものがたりをなりわいとするお芝居の座員だからこそでた台詞であるとしておきましょう。


「幸せになりたいっ!」

出典:三月、七日。 (小説)/ファミ通文庫/森橋ビンゴ/絵師:世良シンヤ/12P
キャラ:宮島七日

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ポチ壱号

特記事項なし。

★2004年5月27日(木)
『寝る子は育つ。大人は除外。』

うう、ここ3日ばかり気がつくと意識が飛んでいる……おかげで作業がちっとも進みません。いろいろな方面に向けてすみませんすみません(^^;

デジカメの購入でいろいろ迷い中。京セラを中心に選定していたけど、迷い出すとnikonとかcanonもいいかな? こうやって迷ってるうちが一番幸せかも(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■冲方丁×乙一によるライトノベル必読書100冊・アンケート
QuickjapanVol.54のライトノベル特集記事に出てきた対談記事の100冊の既読アンケートです☆ ちなみに必読書というのはただの煽り文句なので、脊髄反射してもあまり意味はないですよ☆
「ちなみに私は60冊でしたー」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

三月、七日。

三月、七日。→bk1→amazonは、青春小説です。昨日も紹介しましたが、私的にはけっこう……いえ、かなり気に入ってますね。(萌えという定義はおいといて)キャラ萌え小説とは違うと思いますが、「青春だなあ! ちきしょう!」という感じです。

それでは本日の台詞解説。
この作品の主人公の一人である七日のテーマとなる叫びです。この台詞を単体でみただけではあまりおもしろみを感じないかもしれませんが、この場面を見たら絶対印象に残ると思うので、このシーンを見る為に買うというのもありじゃないでしょうか。


ただただ憎かった。自分が。吐き気がする。窓を覗いた。
三階から見える、地面。飛び降りてしまいたい。何もなかった事にしてしまいたい。
けれど自分がいなくなったところで世界は回り続けるのだ。
自分の中の天文学者が叫ぶ。
――それでも地球は回っている!
自分は何の為に生まれてきたんだろうと思った。何もできやしないのに。

出典:三月、七日。 (小説)/ファミ通文庫/森橋ビンゴ/絵師:世良シンヤ/76P
キャラ:渋谷三月

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ポチ壱号

特記事項なし。

★2004年5月26日(水)
『王道台詞30連発の話』

先日紹介した王道台詞30連発、挑戦されてる方がいるのでご紹介。
まずは一歩さん。そうそう、私も似たようなこと思ってました。TRPGのノリだとこういう台詞使いやすいよなあ、って。
それと投稿がありましたのは天戸司郎さん。あーこれけっこう好きです。枝葉の表現にニヤニヤ、なのです。ともあれお二方おつかれさまでした。

このライトノベルがすごい!関連は早見裕司さんのコラム「ジュニアの系譜」第5回「ジュニア小説のビッグウェーブ」を掲載。ティーンズハート、特に花井愛子さんが焦点になったお話です。なるほど読者から消費者へ、ですか……。

学校を出よう!2巻感想リンク集よろしくね、と。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

いちご狩り。(ハセガワケイスケ公式)
スイチョクラッカ式(在原竹広公式サイト)(以上少年少女科学倶楽部より)
電撃作家さんのサイトですね☆
「うーん、自分もいいかげん作家アンテナと絵師アンテナ作るか……資料はいっぱいあるわけだから(^^; 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

三月、七日。

三月、七日。→bk1→amazonは、青春小説です。ボーイミーツガールな話ではあるんですが、コメディ要素はないし、いわゆる萌え方向でもない。単純なラブストーリーともちょっと違うような気がします。やや切ない方向かな。ともあれ、あとはご自分の目でお確かめを。
全体の感想としてはなかなかよかったですね。あ、これ今月の新刊です。

それでは本日の台詞解説。
自分の感情がうまく整理できずにもがいている、そんな典型的な思春期の様子です。天文学者〜の一文をこうやって入れてくる事に「なるほどなあ」と思い、そこを切り出してみました。


「その人の人生は、その人だけのものよ。いくつもある選択肢を、自分で選んで、生きていく。世の中は平等じゃないわ。理不尽なことだってたくさんある。でも、どんなときだって、選べる道は常に二つ以上あって、そこから自分で道を選んで歩いていくのよ。だからその人の人生も、幸も不幸もその人自身の責任。どんなにに不幸に見えてもう――理不尽に思えても」

出典:彩雲国物語 はじまりの風は紅く (小説)/ビーンズ文庫/雪乃紗衣/絵師:由羅カイリ/58P
キャラ:紅秀麗

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年5月25日(火)
『いろいろ準備中』

私自身はまだ手がついてませんが今月のファミ通文庫とMF文庫は当たりが多そうな感じです。

さよならトロイメライ1,2読了。うーむすごい解決編だ……。特徴ある一人称文体は激しく好き嫌い分かれそうですが、人によってはツボかもです(一昔前の少女小説にある意味近いかも)

このライトノベルがすごい!関連は早見裕司さんのコラム「ジュニアの系譜」第4回「ノヴェライズの時代」を掲載。徳間アニメージュ文庫など、ライトノベルがノベライズによって ブームになっていく辺りのお話です。

学校を出よう!2巻感想リンク集よろしくね、と。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

彩雲国物語→bk1→amazonは、即位して半年、国政も顧みず男色にうつつをぬかしているらしい陛下の教育係として後宮入った才気ある(でも貧乏)な少女・紅秀麗の奮闘記です。背景世界は中華風ですがかなり読みやすかったですね。
このライトノベルがすごい!で女性部門の上位に入っていたので読んでみたらおもしろかったんです。いやいいもの教えてもらいました。

それでは本日の台詞解説。
んー……すいません、ちと切り出した場所が中途半端だったかも(^^; 選び直してる時間もないのでこれで堪忍です。


「……フェリシエラ」
「なんです?」
「うれしいって、何?」
「え……?」
「うれしいって……何?」
「うれしいって……」
「『うれしい』の、うれしい?」

出典フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に (小説)/富士見ファンタジア文庫/今田隆文/絵師:水上カオリ/1巻160P
キャラ:ヒヨリ&フェリシエラ

【作者直営サイト】TRINE
【絵師直営サイト】羽色庭園

特記事項なし。

★2004年5月24日(月)
『持病の布教活動』

学校を出よう!2巻感想リンク集を作成しました。
主に1巻でストップしていた方向けですが、1巻と2巻の間に背景世界と一部のキャラクター以外の接点がほとんどないので未読の方も参考になるかと。さて一人でいいから、読者が増えますように。

余録。
伝説の人ひさびさ大暴れ。そして最後通牒へ……(謎


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■マリア様がみてる〜春〜2004年7月4日(日)より 朝7:30〜 テレビ東京系6局ネットにて放送決定!
春というからには、これはもう間違いなく、ですね☆
「そう、のっぽちゃんとドリルだ!」<マテ

■あなたの考えたキャッチ・コピーが文庫本の帯に
東京創元社の企画です☆ このサイトに日参されているような方にはぜひともチャレンジして欲しいですね☆
「乗ったっ!!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に

フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に→bk1→amazonは、人造人間の話です。ロボット! 人工知性! ジャストミートっ! しかも絵師は水上カオリさんときた!
というわけで冷静な評価できません。こういう話にはほんっとうに弱いのです。
しかしそういう点をさっぴいてもこの作品の細かい描写部分、例えば首を傾げるといったちょっとした動作がいいなあ、と思いましたええ。
なお、この作者様を完全な新人と誤解されている方も多いようなので補足しておきますが、電撃文庫のastralシリーズ→bk1→amazonを書かれてます。知る人ぞ知る、かな?

それでは本日の台詞解説。
感情とかがまるっきりまっさらな状態のヒヨリゆえ、こういうやりとりも発生するのです。台詞の機微と作品傾向を一度に紹介しようと思ったらここの台詞になりました。


《それでは、いつか、どこかの時間線上で。またお会いいたしましょう。できれば》

出典:学校を出よう! (小説)/電撃文庫/谷川流/絵師:蒼魚真青/2巻284P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ぷりずし

谷川流ファンサイトとしてZOZ団を発見。正直まだまだ発展途上ですが、今後の充実への期待の込めてリンクします。

★2004年5月23日(日)
『葉子さん立体化』

Mシローさん、素敵! ということでMシローさんの手による葉子さん立体化です。なんでも元はプリキュアのキュアホワイトとのこと。
1.上に貼ってある画像の拡大版
2.キュアホワイトとの比較
3.立ちモーション
4.その小道具は!?
5.せーふくー
てなもんです。
あとはどなたかにコスプレをしていただいて……(玲朧月さん曰く「立体化に必要な裁断用などの資料はいつでも準備する」とのこと)実写しかないなっ!

「このところおとなしくしていたら、なにやら妙なことになってますね☆」
ぎく。
え、ソンナコトハナイデスヨ? やだなあ葉子さんの美しさを讃えんと
「ではこれはなんでしょう☆」
……あ(汗
「殲滅、ですね☆」
まてまつんだこれはけして邪な気持ちではなくほんできごk@:.ak



このライトノベルがすごい!関連更新。久美沙織さんコラム「創世記」第14回「「嗚呼憧れのハードカバー」。えーと……ちと今回は一言で説明できないのでとにかく読んでくださいってことで(^^;
それからコラムの掲示板には今まで無料レンタルのものを使用していたんですが、容量オーバーでスレごと消えるという事態発生の為、こちらの付属掲示板弐式に変更しました。過去ログもリンクしてありますが、その際有里さんが久美さんと早見さんの過去ログにアンカーをいれてくださいました(感謝!) よろしければご活用くださいませ。

えーとあとなんかあったかな……
そだ、学校を出よう!2巻感想リンク集作り始めました。うまく行けば月曜日に公開できるかも。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■G-CON・星雲賞参考候補作一覧


  ▼本日の作品&台詞解説▼

学校を出よう!2 I−My−Me

学校を出よう!→bk1→amazonは、無理矢理要約すると超能力学園ものです<ほんとに無理矢理だけどおおむね外れてはいないと思ふ
1巻では正直キャラクターが暴れ回るだけであった印象が強いのですが、2巻以降仕掛けなどにも凝っていて、明らかにSFよりな展開を見せています。キャラクターに癖があるのは1巻当時から変わりませんが、2巻以降ずいぶん読みやすくなった感があります。
この間からしつこくしつこく主張しているのですが、このシリーズは2巻を読んでから判断してください、ただそれだけです。2巻は時間ものです。単発でも行けます。この前から言っていた2巻感想リンク集も現在作成中。

それでは本日の台詞解説。
これは時間ものだ!と主張したかったのでこの台詞を持ってきましたが、実際いい場面だと思います。


「羨ましいな……
私なんか、全然だめで……
思ったことも言えないし、勉強もだめだし、綺麗な女(ひと)が側にいるし……」
「希望ってのはね、だからどうしたと言い続けるところから始まるのよ。試してみなって」
「だから……どうした。だからどうした。
だからどうした。だからどうした!」

出典:式神の城2 (ゲーム)/アルファシステム/原画:園田未来/stage4デモより
キャラ:結城小夜&ニーギ・ゴージャスブルー

【作者直営サイト】式神の城2
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年5月21日(金)
『明日はどっちか迷走ぎみ』

有里さんによるラノすご どれだけ読んだかにゃ?集計結果。分析まではしてないのでその辺は各自でどうぞ(^^;

反省記が更新されないのは……言い訳するとルーチンである名台詞更新だけでも大変なんですぅ。

王道台詞30連発一歩さんの例。……私もちょっと思いましたが、これ台詞が王道過ぎるからその割に難易度高くないですよね。むしろもうちょいひねくれた台詞50個の中から30を選択する、とかすると幅が出るかも。

半分寝ながら書いたので、まともな日本語になってるか怪しいですが屍を越え行く也〜「このライトノベルがすごい!」反省記やっと更新です(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ガネメガネメガネ!
ええと、眼鏡というジャンルについて熱く語っているのです☆ せっかくだからこれを読む前にいちせさんの魂の叫びも見ておきましょうね☆
本日はお休みです☆

■「さよなら妖精」増刷決まりましたたそがれSpringpointより)
品切れ状態が続いていたのですが、これで一安心。まだ増刷したわけではないのでもうしばらくお待ちくださいね☆
新作の執筆情報も書かれてます。てーか、私はこの作品このラノの限定枠でも投票したくらい好きです。増刷なった暁には……また布教活動しようかな」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

式神の城2は、シューティングゲームです。どうしてもインフレ的な難易度になりがちだったシューティングゲームの難易度を下げ、キャラクターの魅力で一般層を取り込むことに成功した作品ですね。
ガンパレードマーチなどと世界観がかぶっているので、一連の世界設定を追いかけている人はやっておくべし。なお、がんばって2人プレイ時の台詞もすべて回収しましょう。いい台詞が結構転がっています。

というわけで本日の台詞解説。
主人公の少年が気になるけれどももう一歩が踏み出せない恋する乙女、という点を念頭に置いて読みましょう。
それにしても「だからどうした!」という台詞はよいですね。
更新まだ?「だからどうした!」
掲示板のレス…「だからどうした!」


「――それなら貴方は、幸せにならなきゃいけない」
「――え?」
「つらいことがあったなら、少なくともその分は、幸せになっていいはずです。僕はそう思いますし、そうあって欲しいと願っています。
……おとぎ話とは違って、この世界はそういうふうにはできていないかもしれません。でも少なくとも、僕の手の届く範囲では――そうあって欲しいと願っています。これは同情なんかじゃありません。僕はただ、貴方は幸せにならなきゃいけないと思うんです。亡くなった御両親のためにも……そして、貴方自身のためにも」
「僕は貴方の兄になれるよう、これからがんばってみます。ちょっと頼りないかもしれませんけれど……でも、頼ってもらえると嬉しいです」
―――

出典:空の鐘の響くこの惑星(ほし)で (小説)/電撃文庫/渡瀬草一郎/絵師:岩崎美奈子/3巻216P
キャラ:クラウス&ニナ

【作者直営サイト】草一屋
【絵師直営サイト】REAT ESCAP

特記事項なし。

★2004年5月20日(木)
『まぶたとの戦い』

激闘の末破れ、寝てしまいました(^^; おっかしいなー、昨日はせっかく帰りも早かったのになんてこった。

とりあえず掲示板レスは”ほぼ”追いつきました。(ところで今まで特に疑問にも思ってなかったけれど、もしかしてまいじゃーって掲示板の書き込み多い方なんですか? 余所であんまりレスに追われてるという話は聞かないような……気のせい?)

あーそれからこのラノ関連その他で反応されているのに反応返しがなかなか出来ずに申し訳ありませんでした。とりあえず遅ればせながらたそがれSpringpointの滅・こぉるさんさん経由で第2回もどうせならやりましょうよ、とか言ってみるテスト。

(コラム)スチャラカクラブの系譜にもリンク。ライトノベル等の活動不明のクラブをリストアップしようという試みです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の鐘の響く惑星(ほし)で→bk1→amazonは、ファンタジー小説です。3巻まで刊行されていますが、かなり良質なファンタジーなのでその方面が好きな人なら迷わず手にとってよし、ですね。

それでは本日の台詞解説。両親を失い、さらに身内など周りの人間の悪意にさらされてすっかり元気がなくなっている彼女に対して……という状況です。ほんとは直前の文も重要だと思うんですが、あまりに長いのできってしまいました……。


――――

出典:――――
キャラ:――――

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年5月19日(水)
『レスすれど終わらず』

溜まりにたまった掲示板のレスを必死に消化していたので(5月14日までをようやく消化(^^; )台詞更新あきらめました。いつも楽しみにしてる人ごめんなさいです。

学校を出よう!2巻感想リンク集を作りたいなーと思ってます。1巻でストップしてたけど、2巻読んでみたらおもしろいじゃん!という評価を目にすることがあまりにも多いので……せっかく1巻読んだのにもったいないですからね。

このラノ関連の更新は、久美沙織んのコラム第13回「シタヨミ職人たちに花束を」 。これ、特に新人賞とかに応募しようとしてる人は読んどいた方がいいと思います。

あ、書店で発見するまで知らなかったんですが、夏見正隆さんの新刊茜のフライト・ログ→bk1→amazonが出てました。客室乗務員が主人公の航空サスペンスとのことで、まだ読んでませんが期待大。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

掲示板レスでいっぱいいっぱいでした。お察しください(^^;


「……いい、ナナ。神様がいないっていう人間はね、神様がいらない人間なんだよ。だから、神様がいらない人間は」
「神様がいらない人間は、幸せなんだよ」

出典:スカイワード (小説)/電撃文庫/マサト真希/絵師:橘由宇/1巻151P
キャラ:アケル

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】羊小屋

特記事項なし。

★2004年5月18日(火)
『なりゆきで「世界の中心で、愛を叫ぶ」を見た』

で、その感想。開始早々オチが読める直球な話だったんですが、まあそれはそれで。しかし一番印象に残っているのが1986年当時の主人公の部屋に転がっていたファミリーベーシックという辺り、やはり人間歪んでます(^^;

このラノ関連の更新は、冲方丁さんのコラム第3回。今回は撲殺天使ドクロちゃん論です。あともう一件、「雷撃大賞(仮名) 審査員奨励賞」を獲る方法 第一回というコラムも追加。こちらは「洒落で書いた」とはっきり謳ってあるので使用の際にはご注意を(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

スカイワード→bk1→amazonは、これはキャラクター先行型の小説で多少人を選ぶかもしれません。とにかく忙しくにぎやかな小説で落ち着いている暇がありません。逆にそういうキャラが右往左往?するのが好きならおすすめです。
ちなみに空を飛ぼうとする話です。

それでは本日の台詞解説。
神様がいない、お目に掛かったことがないという相手に対して投げている台詞です。ところで、自分はなるほどと思ったんですが、こういう感覚は日本ならではのものなんですかねえ……


――ねえ、アン。
たとえば君の言うとおり、言葉の通じない世界があって、人間は決して武器を捨てられないとしても、手を繋いでいればほかのなにをも握ることはないし、つないだ手はけっして武器にはならないと思うんだ。
そう言ったら、きみはまた馬鹿馬鹿しいって笑うだろうか。やくたいもないきれい事だって。
僕は、とてもすてきなことだと思うんだ。
とてもね。
――そういうことを、これからもずっと話していこうと思う。

出典:銃姫 (小説)/MF文庫J/高殿円/絵師:エナミカツミ/1巻284P
キャラ:セドリック

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年5月17日(月)
『QuickJapan』

東京行きで得たもの。人生初メイド喫茶(謎

このラノ関連では早見裕司さんコラム第3回「ソノラマとコバルト」を掲載。成立にまつわる話など。

ライトノベル特集記事があるとのことでQuickJapan Vol.54を購入。このラノのことも少し触れていただいてます。内容は冲方丁さんインタビュー、冲方さん&乙一さんにライトノベル必読書100冊、ライトノベル変遷史、ライトノベル完全マップ、主要ライトノベル・レーベル編集者大アンケート。
個人的には完全マップがいい感じです。ライトノベルにおける主要作品を時系列で系統づけてマップ化していますが、かなり参考になるんではないかと。
そういえば乙木の樹(記) 只今、ライトノベル年表連載中では、企画本を出すべく準備されているようで、かなりのところまで進展している様子。こちらも世に出るのが楽しみです。

あーそうだ。スーパーダッシュ文庫の6月発売予定に銀盤カレイドスコープ→bk1、→amazonの作者・海原零さんの「ブルー・ハイドレード」なる新作が。期待大!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■デュラララ真伝・二人は仲良し
うっかりリンクを忘れていました☆ 作者はおかゆまさきさんですよ☆
「言うまでもないけどデュラララ!!読んでから見るように」

■どこかで見たことがある! 王道台詞30連発(を使用して小説を書こう)(某所より)
創作サイト荒野で二人(いろいろ味があったり風変わりな創作を書いてらっしゃるところ)の「負け犬」企画、勝者が敗者に30の題を出す、そこから考えられたのが王道台詞30全て使用して小説を書こうというものですね☆ 本家ではボツ扱いになっていますけれど、おもしろそうなのでどなたか挑戦されてみてはいかがでしょうか☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

銃姫→bk1→amazonは、一時期さんざん推しまくったのでもう説明しようにもネタ切れの感がありますが、もっかい。魔法の発動に銃が必要という設定や、あとは過去に紹介した台詞(この辺から4日連続で紹介)を参考にして購入を考えてみてください。イチオシ。

それでは本日の台詞解説。
ま、説明するまでもないですね。


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