2005年1月下旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
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11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
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2004年の名台詞
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「あなたの返事、しゃべるんじゃなくて、キーボードをたたいてるんでしょう?」
>Yes
「フツーじゃないよ。その速度。ゼッタイイジョー。あたしがしゃべるのと遜色ないじゃないの」
>打鍵速度は一文字0.17秒くらい。背後に立たれるのが嫌いな殺し屋なら、わたしが一文字打つごとに抜き撃ちできる


出典:よくわかる現代魔法 jini使い (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/デザイン:小松昇/編集:?/16P
キャラ:小野寺笑&おっとテレポーター

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★2005年1月31日(月)
『トパーズさん参りました』

ブルー・ハイドレード 転移

銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonの作者さんの潜水艦ものにして群像劇でもあるブルー・ハイドレード2巻→bk1→amazonなのですが。
おもしれーっ、最高傑作級っ!!
と、あえて言わせてもらいます(笑)。
1巻では人物や世界など背景説明が多く、のめりこみ度がイマイチだったんですが、2巻ではメインとなる人物がかなり出そろっているためにハマリ度があがっています。それよりなにより。
トパーズたんが、トパーズたんがあっ!!(壊れ中
2巻の展開を読んで、さらに243Pの挿絵を見たとき、あなたはトパーズの魅力に屈するでしょう。萌えとかそういうんじゃありません。言ってみれば邪悪系? 小悪魔なんてぬるいもんじゃない。まあともかく体験してみてください。この間も書いたけど、海原さんの書く唯我独尊な人物ってほんと魅力的。うっとり。

ぴよぴよキングダム 2 時のしおり

お次はぴよぴよキングダム2巻→bk1→amazon
1巻でも勢いに任せた暴走する文体が魅力だったんですが、今回はさらに輪をかけています。SF分はおおいに上昇してるんですが、それ以上にたたみかけるような勢いと、ものすごいラスト。
……ねえこの後どうなっちゃうの!?


あと、私は今日bk1から届く予定なんですがライトノベルデータブック→bk1→amazonの評判かなりいいようですよ? 読んだら感想とかまたお知らせします。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■経済最前線 “ライトノベル”で出版不況を打ち破れCAXの日記より)
2005年2月1日(火) 放送の経済最前線(NHK衛星第一 21:15〜21:34)で、放送されるとのことです☆
「一般層がどういう捉え方をしているのかを知る上で見ておいたほうがいいかと思われます。振り回されないように、という意味ですが」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

よくわかる現代魔法→bk1→amazonは、ちときょうはさぼりってことで数日前の説明をコピペします。
魔法の設定がちと風変わりなファンタジーというよりもむしろSFよりな設定のお話。この間ちょっと話題にしたんですが、このシリーズはエンジンがかかるのが2巻以降からなので1巻は予備知識として読んでおくか、もしくはいっそ割り切って2巻から読み始めるのも一つの手です。1巻が原因で2巻以降が読めてないとなると、かなりもったいないので……。

それでは本日の台詞解説。
ま、驚異的な打鍵速度ということなんですが……元ネタは言うに及ばずということで。


ああまたくもう、恥ずかしいったらありゃしねーよイレギュラー女の磐座あかりさん。みっともないみっともないコントロール不能のあたしの感情または欲望あるいは正体不明のファンタジー。あたしはあたしがこんなに弱くて泣き虫だなんて知らなかった。
あたしの宝。かっさらってくるべきもの。
それはもちろん毛布なんかじゃない。
そのことをすっかりお見通しらしい母親が、クールな口調であたしに言った。
「最初っからその顔しとけばいいんだよ、あかり」
うるさい黙れ。これはビジネスだ。
もし違うというなら、じゃあこれは何なんだ。
あたしはいったいどーしたらいいんだ。
ただひとつ確かなのは、母親の言いぐさは大間違いだってことだ。
泣いて片づくシンプルな問題なんか、この世にあるもんか。


出典:ぴよぴよキングダム (小説)/MF文庫J/木村航/絵師:竹岡美穂/デザイン:伸童舎/編集:大喜戸千文/2巻101P
キャラ:磐座あかり(いわくらあかり)

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★2005年1月29日(土)
『いろいろ』

その1。
webで先行配信中(有料)のイリヤの空、UFOの夏第一話を視聴してみた。やや走ってるきらいはあるけれど、まあ原作ファンなら買ってもいいのでは。DVDが2月に出るので財布その他とご相談ください。

その2。
期待の超大型新人、日日日さんがついにデビュー、発売日前なのになぜかデビュー。なってこった! 私の優しくない先輩→bk1がbk1で購入可能になってます。あとちーちゃんは悠久の向こうが啓文堂渋谷店で先行発売中らとのこと。詳細はモノグラフ参照
いやはや、話題の新人だけに出版社側も積極的に仕掛けてきているのかもしれませんね。

その3。
ラノパいろいろやり中。やっぱり祭りは開催前が一番ですね。……しんどいけど(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「マンガより速く読める文体」うたたねこやより)
新井素子研究会」のサルベージ記事ですね☆ 重要なのはこの発言は新井素子さんがしているということなのです☆
「おもしろい。できれば閲覧者は関連記事なども参照されたし」

■戦闘妖精少女 たすけて!メイヴちゃん プロモーション映像
「……どうすれバインダー」

■これが浅井ラボ専用特効服だ!
高瀬彼方さんから浅井ラボさんへの誕生日プレゼントなのです☆ 1/28のエピソードを読んだ上でリンク先は見てくださいね☆

■よくわかる現代魔法 jini使い元ネタ集モノグラフより)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ぴよぴよキングダム→bk1→amazonは、高次元生物ピッチパッチのパートナーに選ばれた森山拓と磐座あかりを中心にした……ラブ&SF、ということにしておいてください。ラブコメとは違う気がするけどかといって一言で説明するのが難しい! 勢いとテンポ、この辺も重視しつつ。なお2巻ではSF分が上昇しています。

それでは本日の台詞解説。
いろんなことで混乱する恋を恋だと認められない女の子の思考を形にしたものだと思ってください。その勢いや混乱などがうまく伝わるといいのですが……。


「あなたごときが、ここまでよくやったと思うよ」

出典:ブルー・ハイドレード 〜転移〜 (小説)/スーパーダッシュ文庫/海原零/絵師:遠藤将之/デザイン:小松昇/編集:?/244P
キャラ:トパーズ・ガーデュラン

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★2005年1月28日(金)
『癒せー』

ささくれた心を大山さんの1/12の日記絵(現トップ絵)の灯里スマイルで吹き飛ばしてみる。そして1/26のブレンヒルトメイド仕様でさらに癒してみる。しかし大山さん、ほんとにブレンヒルト好きですねえ。いや私も好きですが。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ 書店用ブックオフ対策モノグラフより)
すぐそばにブクオフができた!どうしよう!という際の対策ですが、読み物としても興味深いですよ☆

■『それがイノセンスの仕様だ』
事前にこちらの発言を読んでから利用してくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルー・ハイドレード 転移

ブルー・ハイドレード→bk1→amazonは、簡潔に言うと潜水艦ものです。他の戦争物とひと味違う潜水艦による緊張感のある死闘が見物。
ちなみに1巻よりも2巻のほうがより戦闘が盛り上がります。それと2巻を読んではっきりわかりました。
銀盤カレイドスコープと同じ作者さんによって書かれているのですが、端から見ると唯我独尊、でも心の奥には複雑な感情を眠らせている……というひねくれて世の中を真っ直ぐ見れないねじれた性格の人間を書かせると実に魅力的です。ああ、幸せ。

それでは本日の台詞解説。
一応ヒロイン?に当たるのかな。とにかく作中のキーパーソンの少女の台詞。イラストとセットでこの台詞を見るともう最強です。たぶん二度と忘れません。


「あたし、帰ったほうがいいと思う?」
>NO
「それはなぜ?」
>家を出たというなら、それだけの理由があるのかと。原因を解明しなければ、同じことの繰り返し
「わりとキツいのね」
>よく言われる


出典:よくわかる現代魔法 jini使い (小説)/スーパーダッシュ文庫/桜坂洋/絵師:宮下未紀/デザイン:小松昇/編集:?/148P
キャラ:小野寺笑&おっとテレポーター

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★2005年1月27日(木)
『昨日の反動で爆睡』

メッセもオンラインにしたまま無反応でどうもすいませんでした。コタツで爆睡してまして(汗
ついでに未だ首は治らず……。(たぶん)買った(ような気がする)MF文庫の新刊は行方不明だし。なんかもう駄目駄目。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■文庫が危ない?ぬるヲタが斬るより)

■長門有希に挑戦!(各所より)
以前ザ・スニーカーに掲載されていた「長門有希の100冊」の既読を調べるものです☆ 海外ものに強くないと悲惨な結果になるのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

よくわかる現代魔法 jini使い

よくわかる現代魔法→bk1→amazonは、魔法の設定がちと風変わりなファンタジーというよりもむしろSFよりな設定のお話。この間ちょっと話題にしたんですが、このシリーズはエンジンがかかるのが2巻以降からなので1巻は予備知識として読んでおくか、もしくはいっそ割り切って2巻から読み始めるのも一つの手です。1巻が原因で2巻以降が読めてないとなると、かなりもったいないので……。

それでは本日の台詞解説。
家出少女の相談に対する、ネットを介しての正体不詳の人物のアドバイス。確かにいいとこついてると思います。


「此処は学校だから」
「何かを学んで得る為の場所だから。その為になら何度でも何度でも失敗していい場所だから。いつか自分の『本当』を手にする為に在る『嘘』の場所だから。だから――諦めないで、もうちょっと頑張ってみよ。……ね?」


出典: 君の居た昨日、僕の見る明日 (小説)/富士見ファンタジア文庫/榊一郎/絵師:狐印/デザイン:?/編集:?/2巻349P
キャラ:鈴乃宮詩月

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★2005年1月26日(水)
『いろんなものと戦ってます』

その1。寝違え。全然直ってません。医者いかんとだめかねこりゃ。
その2。ラノパ。まあなんだ、寝不足。自業自得ですが。
その3。新刊。いつにも増して読んでも読んでも終わらず。いいことですが。今月は総じて当たりです。ほぼ外れなし。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

夜中までトンボさんとチャットで話していたのに、今日も草三井さんは元気です☆ きっと若さの差なのですね☆
「黙れこの年齢ふし…みぎゃあ!」
■インターネットラジオ「ドクロちゃんねる」第1回放送!
「原作」ファンは必聴。繰り返しますね☆ 原作ファンこそ必聴です☆

■MF文庫Jの価格は全て609円(税込)で統一されている(1/25)
実は知りませんでした☆
「謎が一つ解けました。ああそれでページが、ね(謎 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

君の居た昨日、僕の見る明日→bk1→amazonは、主人公がとある事情で送ることになった、もう一つの学園生活を描いた物語です。1巻の時点では個人的にはいまひとつピンとこない部分もあったんですが、2巻を読んでみてやっぱり榊さんの書くものに外れはないなー、と思いました。まる。
コメディ部分で笑わせておいて(ビジュアル的にも注目ですええ)、きっちりしんみりさせるべきところは落としてきます。安定して当たりを引きたい方に。

それでは本日の台詞解説。
一見するとあんまり名言に見えないかもしれませんが……詩月の正体&学校の性格を知っていると間違いなく名言と言い切れる部分ですね。「優しい偽りで出来た世界」というのがこれのテーマでもあります。


「『だんとつ』って漢字でどげん書きましたっけ?」
「だんとつ? こうよ」
 断トツ
「…トツはカタカナなんですか?」
「だって『断然トップ』の略で『断トツ』だもん」
「………………」

その後辞書で調べると涼先輩の言ってたとおりでした。
(キャラ的に)信じてなくてごめんなさい。


出典:スケッチブック (コミック)/ブレイドコミックス/小箱とたん/デザイン:?/編集:?/2巻66P
キャラ:麻生夏海&田辺涼

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★2005年1月25日(火)
『寝坊した(汗 』

ぎゃー時間が! というわけで簡易更新です。
おまけに寝違えた……ぐあー首がー! やっと復調したと思ったのに。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



スケッチブック→bk1→amazonは、和み系、というよりは脱力系4コマかな。一言もしゃべらない主人公の少女をはじめとする美術部員たちの日常を描きます。肩の力を抜いて読みましょう。
笑いの性質は主に「にへら」といった感じ。台詞よりもむしろ絵をうまく使って笑いをとります。なごみ系4というとトリコロなどが思い浮かびますが、あれとはまた違うノリです。変な味を楽しみたい方はぜひご賞味ください。
あ、それとネコと虫のネタとがけっこう多いので、どっちかに愛着のある人にもおすすめです(笑)

それでは本日の台詞解説。
この作品の4コマは絵を効果的に使って見せるものが多いので、紹介できるものがこれくらいしか……(汗 人間普段の行動は大事だね、と言うお話(違。


「戦い、力を示しなさい。でなければ、みじめに死になさい」

出典:トウヤのホムラ (小説)/富士見ファンタジア文庫/小泉八束/絵師:海苔/デザイン:?/編集:?/119P
キャラ:船津麻里

【作者直営サイト】夢想通信
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★2005年1月24日(月)
『2巻目から。』

先日有里さんよくわかる現代魔法→bk1→amazonの感想を挙げていたんですが、1巻飛ばして2巻から読みなさい、とおっしゃってました。極論ではありますが、2巻から読んでも致命的に情報不足にはならないし、2巻の方がおもしろいことは確かなので一理あります。
ですが今日は別件で、上のがきっかけでライトノベル板の1・2巻はしょぼいけど後半から面白いライトノベル スレで現代魔法絡みの名言にぶち当たったのを思い出したのでそれを紹介しようと思ったわけです。

2 :イラストに騙された名無しさん :04/12/10 18:31:43
2get だけじゃあれなので、「よくわかる現代魔法」
1巻は激しく微妙だが、2巻で普通に読ませるようになって、3巻でぱんつはいてない。


的確すぎる紹介ですええ。
???と思った方は作品を読んで確かめましょう。
ちなみにぱんつはいてない繋がりでは、ホーンテッド!→bk1、→amazonにちらっとだけ登場した主人公の妹、久遠くおんもはいてないということが発覚しました。詳細は平坂読暫定直営ウェブサイト from HADESのネタバレ掲示板をご覧ください。


……なに真剣にリンク張ってんだろう自分。アホだ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ファミ通文庫3月の新刊にエマ小説版、久美沙織さん執筆
これはびっくりなのです☆
「どうなるのかなあ。期待がふくらみます」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

トウヤのホムラ→bk1→amazonは、和風伝奇ものです。設定がちょっと変化球ですね。主人公は力は強大だけど、そのせいで封印される羽目になっているという(詳しくはあえて書きませんが、あらすじみていいなと思ったらそれで買ってしまってよいと思います)。
正直受け付けない人もけっこう多いかなという気はします。負の感情が前面に立つ作品なので、前向きな話が好きな人には辛いかも。それと明らかに「終わってない」ので、その辺も考慮の上で。
……いつものことだけど全然説明になってない(汗
主人公と、本来のヒロイン的立場である麻里の緊張感漂う関係が気に入ったので取り上げてみました。

それでは本日の台詞解説。
戦闘前の発破かけ。クールというか冷たいというか。


「……こういうことをできるんですよ、わたしは。だれかを騙し、だれかを傷つけることが」

出典:ポストガール (小説)/電撃文庫/増子二郎/絵師:GASHIN/デザイン:田代浩二郎/編集:?/4巻260P
キャラ:リュン・グリーン&アンバー

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★2005年1月23日(日)
『なんということだ。なんという……』

不覚にも今の今まで、真月譚月姫→bk1→amazonの1巻がとうの昔に発売されているのをちっとも知りませんでした。今月の27日には2巻→bk1、→amazonも出るというのに。なんということだ。なんという……
ちなみにこの漫画版は一応月姫アニメの漫画化という建前ですが、原作の方を下敷きにしていて原作を知る人にもそうでない人にも評価は高いようです。
買ってこなければ。

あと一部の方にはさんざんご迷惑おかけしましたが、ようやく精神的にエンジンがかかったのでこれから遅れ取り戻します。申し訳ない(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ファミ通文庫3月の新刊にエマ小説版、久美沙織さん執筆
これはびっくりなのです☆
「どうなるのかなあ。期待がふくらみます」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ポストガール→bk1→amazonは、少女を模して作られた自立機械・メルクリウスのシルキーが郵便配達人として、各地に郵便を届ける中での出来事をつづる作品です。形としてはロードノベルに近いかも。
よくある人としての意識のありようなどを問うAI作品ですが、淡々とした語り口調なこともあり、それほど安っぽいお涙頂戴物にはなっていません。
作風ははっきりいって地味。でも良作です。全4巻とちょうどいい量で完結してますので、まったりと感動したい方におすすめ。
(自分でいっといてなんだがまったり感動、ってなんだ)

それでは本日の台詞解説。
同系列の自律機械としては異質な自意識を持ち単純に人の言いなりにならないシルキー。その一端を表すエピソードです。この台詞単体だとあんまりピンと来ないかもしれませんが、実際に読んでみるとまた違う感覚になるかと。


「おや、妬いてくれてるのかい?」
「こんなもんに妬いてたらあたしは今ごろ黒コゲの焼死体よ」


出典:カエルと殿下と森の魔女 (小説)/ファミ通文庫/橘柑子/絵師:堤利一郎/デザイン:久保寺ヒロシ/編集:河西恵子/72P
キャラ:リュン・グリーン&アンバー

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★2005年1月21日(金)
『続・再起動中』

えー、自分の脳内はちょうどWIDOWSで言うと真っ青な画面になってチェックが走ってるところです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カエルと殿下と森の魔女 緑竜亭繁盛記→bk1→amazonは、コミカルファンタジーです。今月の新刊で第6回えんため大賞優秀賞受賞作です。オーソドックスな作りですが、とにかくものすごいテンポがいいです。そして「戦う看板娘」の二つ名を持つ、物語の重要な舞台でもある宿屋・緑竜亭の娘リュンの『芯の通った江戸っ子みたいな強い女の子』ぷりとか、その他各キャラクターがものすごくいきいきしてます。
たいへん気持ちよく読めますので、大いにおすすめします。大当たりでした。続編読みたい〜、ぜひ続編プリーズ!

それでは「本日の台詞解説。
本日の台詞はおまけです(爆)。作品を紹介するために引っこ抜いて来たようなもんですええ。
まあ掛け合いのよさを知る一端としてご利用くださいませ。


「アンタ達、まだシスターを目指せるかい?」
「私は、目指します」
「わたしも〜、今回、シスターという職業が〜、とても大変なものだと肌身に染みて理解しましたけど〜、それでもですね〜、シスター・スノーフレイクがおっしゃっていた通り、守りたい人のためなら頑張れると思うんです〜。
例えば〜、大切なお友達のためとか〜」
「一人なら、挫けてしまう事もあるかもしれないけれど、支え合える友達がいるから、真っ直ぐに進める」
「あたしも、あたしもシスターになる! いろいろあるかもしれないけど、大切なお友達のアリシアちゃんとジンジャーちゃんと、一つずつ乗り越えていく」


出典:Holy☆Hearts! 忘れられない、ぬくもりです。 (小説)/スーパーダッシュ文庫/神代明/絵師:緋賀ゆかり/デザイン:小松昇/編集:?/234P
キャラ:エクス、ジンジャー、アリシア、ジンジャー、キュノ(発言順)

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★2005年1月20日(木)
『再起動中』

しっかりしろー、自分。
関係諸氏には大変ご迷惑をおかけしています。自分の尻蹴飛ばしてでも週末には復活しますので……。

読む方は滞りなく進めてますが、これからファミ通&富士見ファンタジアの新刊ラッシュがはじまるので消化が大変。ぐあ。
あとダメ感想サイトの誓いあれこれ。同志うたたねこさん、仲良くしましょうね(爆)

  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

Holy☆Hearts!→bk1→amazonは、まったりとしたシスター見習い達の日常生活を描くお話で人によっては百合ん百合ん妄想の入る話。と単純に思っていたのですが、5巻まで読むにつけ、物語としても意外と侮れないかもしれないと思い始めました。でも、やっぱり基本はまったりです。
一回休み。ううっ、ごめんなさい。

それでは本日の台詞解説。
おもしろみはあまりないかもしれないけど、決意の表明としては悪くないし何より物語的には重要な台詞です。ネタバレが危険なので説明はできませんが(汗


――――

出典:――――――
キャラ:――――

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【絵師直営サイト】なし

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★2005年1月19日(水)
『一回休み』

体調も精神もくたばり中。てなわけで今日の台詞はご勘弁を。

あー、そだ。このところジュブナイルポルノ(造語。詳細はリンク先で)に関していろいろ話題が各所に出ていて、書店員の見たジュヴナイルポルノの躍進という反応もあったりするのですが、その中で、
「私はラノベ読みなので、これらが別カテゴリなのは理解して、別々に置いている」「でも他の書店の、ラノベを読まないラノベ担当さんが(中略)、知らずに表紙だけみたら、同じカテゴリの本だと思うだろう」
とのことなんですが。
うーん、これ理解した上であえて同じ棚に置いている場合もあるんじゃないかと……。少なくとも商売上のことに限って言えば、その方が売り上げは伸びるはずですからね(苦笑)。具体的に言うと普通の少女小説(例えばビーンズ文庫)とBLを分けておく知識がある書店なら、それを理解している可能性は高いので、たぶんあえて同じところに平台配置しているんでしょう。だからどうこう、ではなくてただそれだけ。
だめだ、やっぱり頭が働いてない……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

一回休み。ううっ、ごめんなさい。



「On your mark――」
「Get set」
「――Go ahead!!」


出典:終わりのクロニクル (小説)/電撃文庫/川上稔//絵師:さとやす/デザイン:渡辺宏一(カバー)&TENKY(本文)/編集:?/4-下巻467P
キャラ:ダン・原川

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
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★2005年1月18日(火)
『それを人は手抜きと呼ぶ』

ええと、ライトノベル・データブック→bk1、→amazonの著者である榎本秋さんから資料をいただいたのでさっそく掲載しよう……と、思ったのですが。
既にモノグラフに載ってるのでよけいな労力はかけず、リンクだけして済ませることにしました。省力化ということでひとつ。
ライトノベル・データブック「はじめに」
序文全文です。
ライトノベル・データブック「目次」 /関連: 「ライトノベル・データブック」作品・作家リスト

大きい書店でないと手に入らないかもしれないそうです。が、bk1では予約可能ですがamazonではまだ無理みたい。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

今宵は一件を除きモノグラフの寄生虫と化してます☆
「寄生虫言うな! いやまあ事実だけど(汗」

■高瀬彼方さん、ディバイデッド・フロント3(改稿は残っているものの)脱稿(1/17)
とうとう高瀬時空から抜け出されたようです☆ 表紙絵もあがってますよ☆
「どんなに、どんなに待ったことか……」

■一学校司書の見た、中・高生にウケるティーンズ小説リスト
現場に立っている方の目から見ているだけに、大変興味深くまた実情にあったものになってます☆ 必見ですよ☆ ところどころにある踊るらいぶらりあんさんのコメントがまたよいのです☆
「つまりあれだね? 思えば年と…いえ、なんでもありません」

■城崎火也さん、ホームページ【キザキ回廊】開設
鬼刻→bk1→amazonの作者さんですね☆
「これ、けっこう私は好きです。基本的にはごくまっとうな和風伝奇ものなんだけど、ヒロインのPTSDの深さとかあと心理描写もちょっと惹かれます。できれば1巻で止めずに2巻まで読んで欲しいなあ。イラスト椋本夏夜さんなのでそっちのファンにも」



  ▼本日の作品&台詞解説▼

終わりのクロニクル→bk1→amazonは……上の説明で時間なくなってしまいました(汗 基本的には都市シリーズと同等に「濃い」SFなんですが、キャラクター性がよりはっきりコメディ部分も引き立っているので世界に入り込みやすくなってます。川上ワールドに興味はあるけど、手を出しかねている人はこっちからスタートした方がいいかも。

それでは本日の台詞解説。
重要な地の文とか、前後の部分はきれいさっぱりなくしたので本文読んでないとどの辺がすばらしい台詞なのかイマイチ伝わらないかも……。でも、このスタート前の緊張感とそれがはじける一瞬の感覚と思ってもらえれば。


「いつの日か、一人前になったら 今のよう灯里先輩や藍華先輩と毎日、合同練習で顔を合わせられなくなるんですね
3人でいることが当たり前でなくなる日が 来ちゃうんですね」
「…………
確かに 今のままではいられないと思う
時に優しく 時に残酷に 時間はすべてを変えていくものだから
…でも 少なくとも私にとっては 今だってまんざらじゃないわよ
可愛い後輩達ができたし」
「うん あの頃の楽しさに囚われて 今の楽しさが見えなくなっちゃもったいないもんね
あの頃は楽しかったじゃなくて あの頃も楽しかった…よね」
「うん
きっと本当に楽しいことって  比べるものじゃないよね」


出典:ARIA (コミック)/ブレイドコミックス/天野こずえ/デザイン:アイ・ディー・アール/編集:?/6巻27P
キャラ:アリス、アテナ、アリシア、アテナ(発言順)

【作者直営サイト】AMANO COMPANY
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★2005年1月17日(月)
『頭フリーズ中』

だめだだめだ。きりかえなきゃだめだ。
どうも逃避行動ばっかりとっている……。ちと精神的に仕切り直します。しばしお待ちを。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■日日日さん 碧天舎「ラブストーリー大賞」受賞、これで5賞総ナメ
2月から順次、刊行されていくようです☆ 発売の際にはまた改めてお知らせしますね☆
「もはや言葉になりません……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ARIA→bk1→amazonは、かつての地球のヴェネツィアに模して作られた惑星『ネオ・ヴェネツィア』で、水先案内人見習いとしてがんばる水無灯里を中心とした癒しの物語です。
個人的に『癒し』って言葉は安易に使われすぎているので抵抗感があるのですが、この作品に限っては癒しという言葉がまさにぴったりです。
これも紹介するたびに強調しているのですが、一枚の絵で100万語を語る感覚、これが最大の魅力です。絵的にもどこで見かけた感想だったか忘れてしまったのですが、描写する季節によってペン先を変えているといった芸の細かさ。とにかく必見、これぞ漫画でしか表現できない世界です。

それでは本日の台詞解説。
ほんとはこの後まだいい台詞は続きますが、あえて割愛しておきました。一番見て欲しかったのは最後の一文ですが、そこに至る過程として前フリも載せておきました。
二人の仲は……はい、もはやなにも言うことはございません。どういう場面でどのように使われているのかは地の文とともにご自分の目でお確かめを。グラッときます。


「倦怠、退屈、逡巡。それだけがわたしの友だ」
「あと、ぼくね」
「…………」


出典:GOSICK (小説)/富士見ミステリー文庫/桜庭一樹/絵師:武田日向/デザイン:桜井幸子/編集:?/4巻313P
キャラ:ヴィクトリカ・ド・ブロワ&久城一弥

【作者直営サイト】Scheherzade
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★2005年1月16日(日)
『ケータイ遊戯とかAIRとか』

auの新型携帯電話W21CAに機種変更。これ、着うたフルとかQVGA(320×240ドット)の動画再生が可能とか非常に遊び心をくすぐる仕様なので、目下「ほしのこえ」を携帯で視聴することと着うたフル自作を目標にいろいろやってます。ああ楽しい。

あ、と。それから海燕さんところのチャットにおじゃましてAIRに関する指南を受けてきました。いや実はゲーム買うにはかったけど未プレイで積んであるが今からやった方がいいかという質問に対し、海燕さんはじめ数名の参加者のみなさんの一致した見解。
「アニメ版が至上の出来なのでアニメ版をぜひ見なさい。ゲームは無理にやらなくてよし」
アニメの方は凄まじいまでの高評価だったので、DVDを買うくらいの勢いでアニメを視聴したいと思います。まだまだ見れるのは先になりそうですが……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「ホーンテッド!」の作者、平坂読さん直営サイト開設
いつの間にか開設されていたので、応援がてらリンクさせていただきますね☆
「壊れた展開万歳っ! 最近読んだラブコメ?では一番笑いました。白人萌乃? いやあれは反則だし(爆)」
1巻と2巻がかなり印象が違うのですが、2巻のぶっこわれた展開はおおいにおすすめですよ☆
ホーンテッド!→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

GOSICK→bk1→amazonは、安楽椅子探偵役の少女と助手役の東洋人の少年のミステリ&ラブなお話。4巻でヴィクトリカの巡る謎がいろいろ分かりだしてきましたが、ますます結末はどう転ぶのかドキドキしてきました。
絵との親和性も含め、二人の行方に注目です。
ちなみにamazonのレビューを何とはなしに眺めていたら「キャラ小説としては一級品だけど、ミステリとしては」うんぬんという評価を見かけました。うーん、これ元からミステリの方を付加要素として書かれているのでそういう評価にはあまり意味はないような……。逆に本格ミステリを志向して書いたとしたら確実に読者減るんじゃないでしょうか(苦笑)。
だから、富士ミスというレーベル名は誤解を招く元なんだよなあ、とちょっと思ったりしたのでしたがこれは余録。

それでは本日の台詞解説。
二人の仲は……はい、もはやなにも言うことはございません。どういう場面でどのように使われているのかは地の文とともにご自分の目でお確かめを。グラッときます。


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