2006年4月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

2001年の名台詞
6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年の名台詞
1月 2月 3月上旬 3月下旬 4月上旬 4月下旬
5月上旬   ▼5月下旬   6月上旬 6月下旬 7月上旬 7月下旬
8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬 10月上旬 10月下旬
11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2003年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2004年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬
2005年の名台詞
1月上旬 1月下旬 2月上旬 2月下旬 3月上旬 3月下旬
4月上旬 4月下旬 5月上旬 5月下旬 6月上旬 6月下旬
7月上旬 7月下旬 8月上旬 8月下旬 9月上旬 9月下旬
10月上旬 10月下旬 11月上旬 11月下旬 12月上旬 12月下旬

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出典:――――
キャラ:――――

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2006年4月15日(土)
『オフ会〆/読了本紹介GA文庫新刊』

4月22日のまいじゃー小オフ会、参加を一端締め切ります。参加希望してくださった方には後ほど詳しくご案内致しますのでよろしくおねがいします。

メイド刑事→bk1→amazon補足。スケバン刑事メイド版と紹介しましたが、正しくは「テレビ版スケバン刑事のメイド版」です。原作の漫画とは違いますので念のため。




読了本紹介。
伊佐と雪〜やさしいよる〜→bk1→amazon



一応退魔もの。
修験者を目指し、田舎から出てきた図体のでかい高校生・袴田。その彼が、なぜか怪の元で修行を積むことに……。修行中の高校生+人外+ヒロインで送る連作中編形式の作品です。少女小説から出ても違和感なしの内容。
ですが、退魔師が大活躍するわけでもなく、悪霊が退治されまくるわけでもなく、かといって癒し系か?と聞かれると必ずしもそうでもありません。「しにがみのバラッド」に雰囲気的には似たものがありますが、あそこまで明確にハートフル路線ではないのです。
また、この巻で完結らしい完結にはなっておらず、かといって明確に続いているわけでもない。
しっかりとしたメリハリを物語に求める方には向かない気がします。ただ、雰囲気に酔えるというかなんかこうほっとけないお話。
つまり一言で言うと、「けっこういい読後感でした(ただしきちんとした結末がないのでそこはご了承ください)」。
なお、ありがちですが表紙絵にはイケメン二人+少女が描かれてますが全員「人外」で、主人公は表紙には登場してません。


閑話休題。
ところで最近はてなダイアリーとかその他ブログを中心としたライトノベル関連サイトを巡っていると、色んな話題がすごい勢いでニュースサイトに拾われてますね。いやはや時代は変わったなあ。うちも真似して一発でかいアクセス数の嵐を……めんどくさいからやめた(笑)。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼

なんも閃かなかったので本日はお休みです。


「私が呼んでいた新しい風はあなたなの。シャーロット。あなたはきっと、この小さな王国に吹く、新しい風になれる……」

出典:カーリー (小説)/ファミ通文庫/高殿円/絵師:椋本夏夜/デザイン:百足屋ユウコ/編集:川崎拓也/82P
キャラ:カーリーガード・アリソン

【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】椋本工房
特記事項無し。

★2006年4月14日(金)
『GA文庫のメイドもの/GA文庫新刊』

世にメイドを題材にしたライトノベルはいろいろありますが(ジュブナイルポルノも入れると、もっと大量)、GA文庫から出ているのは二つとも変化球だったりします。

メイド刑事→bk1→amazon



15日発売の新刊。あとがきにも明記されてますが、方向性はスケバン刑事メイド版です。つまり萌えではなく燃え。ご利用の際はご注意ください。
内容的にはバカ小説と言うほどの暴走はなく、わりにおとなしめ。その代わりどちらかというと真なるメイドの日常業務に割とページが割かれているのは好印象。その分地味になりがちですが、紅茶の入れ方やお掃除など、本来もっと描写があってもよさそうな日常をまともに読めたのは実はこの作品がはじめてかも?(エマは除く) それと表紙絵みれば一発ですが、ロングスカート!これ重要。極めて個人的な考えではミニスカメイドなんか滅べばいいと思います。

シャムロック 灼熱のメイドポリスですぅ〜→bk1→amazon



一度紹介してるので今回は簡単に。萌えとみせかけて実はバカ小説+燃えです。こっちはいろんな要素がぐちゃまぜになってます。


その他GA文庫新刊ではさっき紹介したメイド刑事以外に
伊佐と雪〜やさしいよる〜→bk1→amazon
が発売。これは未読なので、読み終わったら紹介します。


4月22日にアキバ(か、その周辺)でまいじゃー小オフ会を開催します。時間は15:30〜。参加希望される方はメールフォームにて。


管理人がアホみたいに何度も見てて我ながらどうなんだろうと思いつつ小キャンペーンと化してる涼宮ハルヒアニメ。DVDにはハルヒのコメンタリーがつくとのことでかなり期待してます。
涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第3巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第4巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第5巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第6巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第7巻 限定版→amazon



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜→bk1→amazonは、一言で言うならハウス名作劇場です。続きが読みたい!読ませて! ということで強力におすすめ中。ヴィクトリンアン・ラヴにして激動の歴史ものでもあります。
第二次大戦前の、イギリス植民地としてのインドを舞台にした運命のラブ。同時に「真夜中のお茶会」などでわかるように寄宿舎ものでもあります。
もうちょい説明したいところではあるんですが、いろいろネタバレな面も多いのでうかつに説明が……ただ、これ考え出すと深読みが可能ですよ?あんまり短絡的に結論出すのはどうよ?とだけ言っておきますね。。
参考:↓音楽つき特製flash

公式サイト内の特集記事


それでは本日の台詞解説。
まだ邂逅シーンなので、どちらかというと印象的で終わるシーンですが、後々読んでいくと意味のある台詞になってきます。


「僕は、君を守るよ」
「君の――――居場所を守るよ」


出典:イリスの虹 (小説)/電撃文庫/七月隆文/絵師:平野克幸/デザイン:田代浩二郎/編集:?/2巻274P
キャラ:唐崎省吾

【作者直営サイト】TRINE
【絵師直営サイト】BOOST FIRE!
特記事項無し。

★2006年4月13日(木)
『情報疎いにも程がある/読了本紹介/アニメ吉永さん家のガーゴイル1話と涼宮ハルヒ2話』

そもそも私は雑誌買わない&読まないし、公式サイトも巡回してないので、情報の疎さもかなりのもので今さらのようにふたつほど知りました。情報通の方はたぶんとっくに知ってる話です。ごめんなさい。

■AstralがドラマCDに
七月隆文(旧名:今田隆文)さんのastralがドラマCDとして、5月26日に発売されます。ちなみに脚本は作者の人自ら。試聴もできます。
……へ?astral? なんで今? ……ちょっと謎。
知らない人もいると思うので説明しておくと、幽霊が見えるようになってしまった主人公と、幽霊な少女達との邂逅話を綴る連作短編です。lあ、この作者さんによるイリスの虹はけっこうお気に入りです。詳しくはちょっと下で。
参考:
astral→bk1→amazon
astral 2→bk1→amazon

エンジェル・ウィスパー→bk1→amazon



4月10日発売。「埋葬惑星」の作者の人によるハードカバー(たぶんイラストは無し)作品です。ストーリーなどは公式サイトでチェックを。すいませんノーマークでした(汗 ここ数日、本屋行ってなかったしなあ……今度見てこよう。


●読了本紹介
イリスの虹2→bk1→amazon



伝奇系。でもあえて戦闘部分(これはこれで好きですが)はすっとばして……。ああ、彼氏ってばなんて健気!その心意気やよし! 各登場人物の心理描写が実にいいですね。そこに惚れました。2巻でお気に入り度はかなりアップです。

ナインエス7→bk1→amazon



言うべきことはもはやなし。燃えました。


●アニメ感想
涼宮ハルヒの憂鬱2話見ました。
一言だけ。原作至上主義の方も、是非見ましょう。あのキョンによる独白が小説の特徴になってるわけですが、見事に再現されてます。

涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第3巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第4巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第5巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第6巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第7巻 限定版→amazon

吉永さん家のガーゴイル1話は、もともとかなりアニメに向いた小説のため違和感は皆無でした。お見事。



4月22日にアキバ(か、その周辺)でまいじゃー小オフ会を開催します。時間は15:30〜。参加希望される方はメールフォームにて。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



イリスの虹→bk1→amazonは、伝奇もの。ごく普通の高校生・唐崎省吾は街で人を食う怪物『ハーピー』に遭遇し、襲われたところを自称『正義の味方』の謎の少女・入州帚に助けられた。『情報』を食うというハーピーから、消されてしまった友人の『存在情報』を取り戻すため、省吾は帚に協力し、囮として行動を始める。とまあそんな感じの話。
ただ、むしろ2巻で出てきた日常描写+各人物の心理描写こそが肝だと個人的には思っているので、1巻だけで満足せず続いて2巻も読まれることをおすすめします。

それでは本日の台詞解説。
普通の高校生である省吾には敵と戦う力などありません。しかし、正義の味方として戦っていても常に孤独である少女の帰ってくる場所を「守る」ことは出来る。そんな決意を表した台詞です。うむ、漢です。


「あたしはもう、父さんや母さんとカレーは食べられない。けど、慎がお姉さんや友だちにカレーを作ってるように、大事な人と一緒に美味しいご飯食べてる人たちがいる。あたしが願ったように。あたしが、遠い昔になくしてしまった”日常”のように……。だったら、それが……あたしが守る!世界”なんだろうなって、思う」

出典:絶世少女ディフェンソル (小説)/電撃文庫/マサト真希/絵師:芳住和之/デザイン:鎌部善彦/編集:?/2巻193P
キャラ:天音ユイナ

【作者直営サイト】A’
【絵師直営サイト】Title Undecidedness
特記事項無し。

★2006年4月12日(水)
『アキバでオフ会します/新刊紹介/涼宮ハルヒは感染する』


4月23日にライトノベル・フェスティバルが開催されますが、それに合わせ、前日に東京入りすることにしたので4月22日にまいじゃー小オフ会を開催します。小オフ会につき、行けたらネタでメイド喫茶訪問(混んでたらパスかも)、人数によってはアキバ探索、後はひたすら雑談モードになると思いますが、アキバ周辺で3時半集合を予定しています。参加希望される方はメールフォームで申し出てください。雑談です雑談。あまり仰々しいことはしませんよ? それでもよければ。


読了分紹介。
断章のグリム I 灰かぶり(甲田学人)→bk1→amazon



Missingでホラーっぷりを見せつけた甲田学人の新シリーズ。設定が割と伝奇系で今回はそんなに怖くないかな、とか最初は思ったんですが……あっはっは。やっぱりそのホラー(あるいは猟奇)描写は群を抜いています。超おすすめ。Missingよりも入りやすいし、今なら1巻目でもあるのでこの機会に甲田学人の世界を味わってみませんか?
超おすすめです。いやすっかり世界を堪能しました!ただし、ホラー系統がダメな人はやめといたほうがいいかもしれません(笑)

絶世少女ディフェンソル (2)(マサト真希)→bk1→amazon



学園……ではないような気もしますが、伝奇系。戦うもの同士の絆の描写部分がとにかくいいですね。今回は新キャラがクローズアップされてますが、それでも守護士のユイナと王である慎の関係は見ていて思わず応援したくなるものがあります。


余録。少し前に紹介(下の方です)した影≒光→bk1→amazonが、なんか知りませんが妙にうちのアフィリエイトで売れてます。よほど健全なのに双子の姉弟ラブラブっていうのはツボに来るんでしょうか。……来るけどさ!
全姉連本部というところでも反応されてますよ?ていうか全姉連……なるほどネットの世界はいろいろあるものです(笑)



白翁さんの弟さんの感染例が報告されてますが、おそらくすごい勢いで涼宮ハルヒ読者が増えてると思われます(もっとも、うちを閲覧されている方の場合は、既読率は比較的高めでしょうけれど)
というわけで宣伝臭くリンク。なお、ただの電波コメディだと思ってる方もいるかもしれないので補足しますが、実はけっこうSFです。
スニーカー文庫・涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ→bk1→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 (1) カドカワコミックスAエース(4/26発売)→bk1→amazon
旧コミックは原作の雰囲気とは少々趣が違うのであえてリンクせず。

DVDも予約開始。通常版と限定版あり(通常版にはあえてリンクせず)
涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第3巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第4巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第5巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第6巻 限定版→amazon
涼宮ハルヒの憂鬱 第7巻 限定版→amazon



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



絶世少女ディフェンソル →bk1→amazonは……すいません時間切れで説明する時間なくなってしまいました。また今度!


「小佐内さん。綿菓子の原価、知ってる?」
「……」
「砂糖がどれほど安いものか。その砂糖がどれほど少しで綿菓子ができるものか」
「高いとか安いとかそういうことじゃないの。……わたしは綿菓子を舐めるのよ」


出典:夏期限定トロピカルパフェ事件 (小説)/創元推理文庫/米澤穂信/表紙:片山若子/デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ/編集:?/21P
キャラ:小鳩&小佐内

【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】渋皮栗
特記事項無し。

★2006年4月11日(火)
『春季限定涼宮ハルヒ事件、ではなくて夏期限定トロピカルパフェ事件発売/積電撃崩し開始』



本日11日は米澤穂信さんの新作・夏期限定トロピカルパフェ事件→bk1→amazonの発売日です。今回は文庫なので、ハードカバーには手が出なかった方もぜひお買い求めください。ミステリ方面も一段と冴え渡り(とは言っても門外漢の私にはすごさがわかりませんが)、ライトノベル的な読み手にとっても小市民を目指す二人に大きな試練があり、やはり読み応えがあります。



そしていつか掴むのよ、あの小市民の星をっ!

……なにやら変な画像が混ざったような気がしなくもないですが、気にしてはいけません。


本日の読了。
天使のレシピ[第12回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>](御伽枕)→bk1→amazon



天使を鍵とした連作短編な恋愛小説。天使が鍵になっているけど、短編ごとの主役はそれぞれ別の人間です。変化球なんだけど直球。
そうですね、アンダースローによる直球ど真ん中の恋愛もの、そんなイメージです。もし作品全体の雰囲気を立ち読みでチェックしようと思われる時は、1話でなく2話か3話を読まれることをおすすめしておきます。とにかくこてこての恋愛ものです。

天空のアルカミレス(三上延)→bk1→amazon



三上さんの新シリーズはお得意のダーク系。幼い頃に記憶を失った状態で保護された二人の少年少女が、大きくなった頃直面する事態。8年前の新宿消失。人に徒なす存在……。さすがに安定しておもしろく読ませてくれます。それにしても本当に幼馴染みが好きなんだなあ……と思いました。(誰が?)



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼

夏期限定トロピカルパフェ事件→bk1→amazonは、春期限定いちごタルト事件→bk1→amazonの続編です。過去に猛威をふるわせすぎて、封印することを誓い、小市民を目指して日々努力する小鳩君と小佐内さん。ふたりが小市民になれる日は近いのでしょうか?
日常ミステリとして、普段の生活の延長線上にあるちょっとした謎ときに焦点をあてています。ライトノベル読みの一人としては、(この例えが適当かどうかはアレですが)、新井輝さんのように行間でその場の雰囲気を創り出す、そんな感覚を楽しんでいただけるのでは? 小鳩君と小佐内さんの微妙な関係にご注目、なのです。
そしてこの巻では!
……はい、読んでお確かめください。

それでは本日の台詞解説。
夜の出店といえば、綿菓子はつきもの。綿菓子が食べたいと主張する小佐内さんに、やんわり反対を申し出る小鳩君ですがあえなく粉砕されます。食べ物にはほんと、気合い入ってます灰色狼の小佐内さん。


「何かあったら、おまえがみんなを守れよ! いいな!」
『『れは……命令か?』
「ざけんな!
それくらい、おまえが考えて決めろ!」
『……承知した。我が守る』


出典:吉永さん家のガーゴイル (小説)/ファミ通文庫/田口仙年堂/絵師:日向悠二/デザイン:沼田里奈/編集:森丘めぐみ/9巻221P
キャラ:吉永双葉&ガーゴイル

【作者直営サイト】くーえー改
【絵師直営サイト】地下魚!
特記事項無し。

★2006年4月10日(月)
『既にご存じかもしれませんが、小学館のライトノベル文庫創刊』

本があふれかえってどうにもならんので、漫画を300冊ほどたたき売ってきました。未読のものとかも涙を呑んで容赦なく徹底処分。場所は有限。漫画喫茶が繁盛するわけだ……。さ、棚整理もある程度したから未読を片づけようかな。


■小学館のライトノベル文庫が2007年春に創刊
まずはじめに。
小学館様はリンクするのに事前お伺いを立てないといけないらしく、まことに恐れ多いのでリンクは貼りません。今後も貼りません。
では本題。少年向けエンターテイメントのガガガ文庫と少女向けファンタジーのルルル文庫からなるそうです。
同時に第一回小学館ライトノベル大賞の募集がされています。こちらは2006年9月末が〆切。なお選考委員はガガガ文庫が、冲方丁・仲俣暁生・森本晃司、ルルル文庫が石田衣良・榎木洋子、篠原千絵となっています。

なお、小学館はキャンパス文庫とスーパークエスト文庫ふたつを休刊しているため、実質は仕切り直しになるかと。
この辺の創刊や討ち死にについての状況は、2000年までのライトノベル系文庫創刊状況の資料を参考に、休刊と仕切り直しまでを網羅するといろいろおもしろいかもと思いました。(←例によって自分でやろうとはしない人)


読了。
とある魔術の禁書目録 (9)(鎌地和馬)→bk1→amazon



10巻に巻に続く、でした。それと表紙を見たら一目瞭然ですが、新キャラが出てました。まあいつも通りですねいろいろと(笑)。



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
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  ▼本日の作品&台詞解説▼



吉永さん家のガーゴイル→bk1→amazonは、ある日吉永さん家にやってきた全自動門番型石像のガーゴイルと、吉永さん一家、そしてご町内の人々が巻き起こすほんわかコメディです。実はデビュー作とは思えないくらい安定しておもしろく読めるシリーズで、読み人を選ばないという点も重要でしょう。
最近アニメもはじまりました。(アニメは見てないので出来はわかりませんが……)

それでは本日の台詞解説。
諸事情により、周りの人々を守る、という意識が欠けてしまっているガーゴイルへの一言。双葉ちゃんはいつでも単刀直入で気持ちいいですね。義務ではなく、自分の意志で考えようとしている、その点が肝です。


「私はトパァズちゃんと一緒にいられて、すごく楽しかったよ。いろんなところ行けて、いろんなもの見られたし。汽車とか車とかね、すっごいびっくりしたなあ」
「だからね、それだけ憶えてて欲しいの。他はみんな忘れてもいいから、アダマスがトパァズちゃんたちと一緒にいられて楽しかったってことを、みんなとてもとても大好きだったことだけを、どうか忘れないでね」


出典:かくて背信の旅は終わる(トワイライト・トパァズ) (小説)/ファミ通文庫/佐々原史緒/絵師:瑚澄遊智/デザイン:高橋秀宜/編集:笠原次郎/300P
キャラ:アダマス

【作者直営サイト】unagies paradise
【絵師直営サイト】瑚澄遊智:イラストレーション
特記事項無し。

★2006年4月9日(日)
『電撃新刊/富士見ミステリー新刊』

うーん、せわしい……とか思いつつ。

●電撃文庫4月10日発売の新刊

えー正直な話、気になる物件が多すぎて絞り切れません(汗 ま、ぼちぼち新シリーズ・新人さんについては紹介していきます。

天使のレシピ[第12回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>](御伽枕)→bk1→amazon



断章のグリム I 灰かぶり(甲田学人)→bk1→amazon
イリスの虹 II ミス・ミステイク(七月隆文)→bk1→amazon
絶世少女ディフェンソル (2)(マサト真希)→bk1→amazon
天空のアルカミレス(三上延 純珪一)→bk1→amazon
とある魔術の禁書目録 (9)(鎌地和馬)→bk1→amazon
9S<ナインエス> VII(葉山透)→bk1→amazon
ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟(上遠野浩平)→bk1→amazon
トリックスターズD(久住四季)→bk1→amazon
いぬかみっ!9 ハッピー・ホップ・ステップ・ジャンプ!(有沢まみず)→bk1→amazon
骸骨ナイフでジャンプ(阿智太郎)→bk1→amazon
キーリ IX 死者たちは荒野に永眠る (下)(壁井ユカコ)→bk1→amazon
はにかみトライアングル (3)(五十嵐雄策)→bk1→amazon


●富士見ミステリー文庫4月8日新刊

タクティカル・ジャッジメントSS 3 善行くんの弁護士養成講座(師走トオル)→bk1→amazon
マルタ・サギーは探偵ですか? a collection of s.2(野梨原花南)→bk1→amazon
楓の剣! 二―ぬえの鳴く夜(かたやま和華)→bk1→amazon
エクスプローラー2 憂感少女(北山大詩)→bk1→amazon



  ▼本日の木乃葉子トピック▼

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  ▼本日の作品&台詞解説▼



トワイライト・トパァズ→bk1→amazonは、極めて良質なファンタジーです。能力は激強だけど性格にいろいろ問題の多い師匠に健気について行く魔法使い見習いの少女・トパァズがいつしか大陸全土に関わる争乱のただ中に直面していくお話です。
テンポ良くコミカルなノリを織り交ぜながら、さりげにかなりの重い展開をしていく様はさすがは佐々原さんといったところでしょうか。なお、サウザント・メイジシリーズ→bk1→amazonの続編ですが、読んでなくても楽しめますのでご安心を。むろん読んでいればより楽しめますが。
この作品に限らず、佐々原作品はすべておすすめです。外れ無し。

それでは本日の台詞解説。
事件に一区切りがついた後のお話。普段がおちゃらけ気味のアダマスちゃんだけに、たまにこういう真面目モードに入った時の台詞の破壊力には底知れないものがあります。この辺のシーンにはかなり来ました。ううっ。


「……将軍……いつのまにか、あきらめきれない大切なものがたくさんできてました……」
「――なら、しがみつけ。あきらめるな。最後の最後まで勝負をかけろ。あらゆる策を巡らし、決断し、勝利をもぎとれ。お前が紫劉輝であるために、必要なものは丸ごと奪いとれ。周りのくだらねぇ理屈に惑わされんな。――俺の弟子なら、すべてに打ち勝て」


出典:彩雲国物語 藍より出でて青 (小説)/ビーンズ文庫/雪乃紗衣/絵師:由羅カイリ/デザイン:角川書店ACデザインルーム/編集:?/254P
キャラ:紫劉輝&宋太博

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特記事項無し。

★2006年4月7日(金)
『ハルヒEDがエンドレスで脳内を流れてます。』

アニメ版涼宮ハルヒの第一話はかっとばしていたことを既にお伝えしましたが、EDは(たぶん)通常のものでした。ポップな振り付けと共にとにかくよく動く! 何回見直したことか……EDだけでも見る価値あります(爆)
気になる人は「涼宮ハルヒ ED動画」でググってみたら……これ以上は言わぬが華。ちなみに愛しの長門有希さんは、EDでは動きは大変機敏ですが、やっぱり無表情なのが素敵です。

これを機会にハルヒに手を出される方も見えると思いますが一言だけ。
読む時は1巻だけでやめてしまうか、もしくは少なくとも4巻まで読み続けるか2者択一で。あと旧コミックで解った気にはならないこと。キョンの一人称あってのハルヒです。

参考:アニメ公式サイト
SOS団ラジオ支部
涼宮ハルヒシリーズ→bk1→amazon


今日は花見。夜桜は寒そうだ……カイロでも持って行こうかな。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

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  ▼本日の作品&台詞解説▼

彩雲国物語は……時間ないので説明省略。

それは本日の台詞解説。
あきらめきれない愛はある。


「売られた喧嘩なら買わなくては。そして買う以上は勝たなくては。――そうでしょう?」

出典:レディガンナーと二人の皇子 (小説)/スニーカー文庫/茅田砂胡/絵師:草河遊也/デザイン:はらますみ/編集:?/下巻202P
キャラ:キャサリン・ウィンスロウ

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★2006年4月6日(木)
『このアニメ版ハルヒがすごい!/ライトノベル大陸戦記/新刊感想』

なんかものすごく(いろんな意味で)話題になっている涼宮ハルヒの憂鬱アニメ版、第一話を鑑賞。
よりにもよって第一話が「朝比奈みくるの冒険」
……すげえ。
2chのアニメ板ではスレが大変なことになっているらしいです(笑)。かっとばしすぎて、原作知ってる人以外置いてきぼりにしてますが……相当に気合いの入った作りになってるのは間違いなし。なおこの第一話を見逃したところで大勢に全く影響はないので、次週からでも視聴可能地域の方は是非見ましょう。私も第2回を見てからいろいろ考えます(笑)
あと、作画にこだわる人もぜひ。すんごい動きます。

参考:アニメ公式サイト
SOS団ラジオ支部
涼宮ハルヒシリーズ→bk1→amazon


■ライトノベル大陸戦記
■”ライトノベル大陸戦記”の感想
■minapのラノベ大陸戦記関連記事まとめ
現在のライトノベルの各レーベルの状況を元ネタにしたもの。

B.フジミ=ファンタジア王国:通称・西フジミ。デンゲキ王国に次ぐカドカワ連邦の大国。古くからの封建主義が残る。

とか思わず吹き出しました。まあ細かく見ていくと「そうかなー?」と思う部分もありますが、それは後発の関連記事でフォローされてます。けっこうおもしろかった。


おお、時間がおしてきた。ささっと新刊感想を。
レディガンナーについては後日、別に個別でとりあえずようと思ってます。あれは本当にいいものですからね。

薔薇のマリア5→bk1→amazon
新展開。zoo以外の新キャラ多数でます。やたら多数のキャラが入れ替わって一人称形式ですすむので、最初読むのにかなり苦労しましたが読み終わってみるとこれはこれでありだった、とわかります。

彩雲国物語 愛より出でて青→bk1→amazon
短編集。この巻では今までとかく謎の人物だった龍連にスポットがあたってます。やっと謎が解けてすっきりしました。


まいじゃー掲示板第三幕、オープンしました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



レディガンナーと二人の皇子(下)→bk1→amazonは、レディガンナーシリーズの最新作です。
国の有力貴族の愛娘にして、とにかく正義感が強くこうと思ったら絶対にあきらめない火の玉のような性格、その上44口径の銃を使いこなすお嬢様、キャサリン・ウィンスロウの活躍を描いた物語。
まずは世界観がとにかく魅力的。人間以外の変身できる種族などがいる世界が存在感を持って書かれてますね。あとは、キャサリンの動きっぷりがとにかく心地よいのです。人や性別を選ばず誰にでも楽しんでいただける活劇として、おすすめします。物語を書く側の人にも、教科書的存在になるんじゃないでしょうか。

それは本日の台詞解説。
キャサリンの性格をみごとに表してます。黙って泣き寝入りなどしない!うーん、強い。実に強いです。これだからみんな惹かれるんだろうなあ。


「約束する。私はいつまでも、なにがあってもあなたの側にいる」

出典:カーリー (小説)/ファミ通文庫/高殿円/絵師:椋本夏夜/デザイン:百足屋ユウコ/編集:川崎拓也/163P
キャラ:カーリーガード=アリソン

【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】椋本工房
特記事項無し。

★2006年4月5日(水)
『まいじゃー掲示板復活、てゆうか新装! スパムなんか遠いお星様になってしまえー!!』

まいじゃー掲示板ツヴァイがスパムの猛攻に晒され、管理人が削除に疲れたことと、いくつか機能的な限界を感じていたこともあって長らく停止させてしまいましたが、ようやく準備が整いました。
まいじゃー掲示板第三幕、オープンです!
せっかくだから記念カキコでもしていってくださいませ(笑)
新掲示板の特徴は、スパムに対する防御力の強化と、記事やレス単位で掲示板の書き込みにリンクを張ることが出来るようになったことですね(以前も一応できたけれど、わかりにくかったので)。添付ファイルも可能だったりします。あーそれと、今回はセキュリティソフトによる書き込み不具合はない「はず」なので、以前書き込めなかった方もこの機会にお試しください。
また、禁止ワード設定をしてあります。URLだけを禁止ワード指定してあるので通常引っかかることはまずないはずですが、万一普通に書き込んだだけなのに書き込めなかった際にはご一報ください。対処します。

なお、全般的にかなりのカスタマイズが可能な掲示板なのですが、標準設定からは管理人が目についた最低限度しか変更していません。
フォントサイズ、色、表示位置など細かい点でけっこうですので、気になる点がありましたらご指摘ください。検討のうえ、適宜修正していきたいと思います。

なお、以前の掲示板でいろいろ書き込みしてくださった方、よろしければ新スレなり移行なりにご協力いただけると助かります。


つ、疲れた……眠い。しんどい。


カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 (高殿円)→bk1→amazonをおすすめ中。
参考:音楽つき特製flash
公式サイト内の特集記事


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



カーリー→bk1→amazonは……本日は説明省略。掲示板設置で力尽きました……あ。なおどうも誤解があるっぽく、本来読んでほしい層に行き渡ってない気がするので補足しておきますが、これ百合ものだとは思わない方がいいと思います。イロモノだと思って手を出してない方がいたら、もったいないので今からでもお試しください。

それは本日の台詞解説。
この約束シーンはかなりの名シーンで、ほんとはいろいろ台詞が続くのですが、簡潔に行こうと思いあえて一文しか掲載しませんでした。うーん、愛ですねえ。


「上から見おろさないで! 料理だってそう、家のことだってなんだって、きずなのほうが上手にできるわ。
あたしは足手まといでずっと守られてたら、刻印魔導師ですらなくなるの。魔法使いの一番下からも落っこちたら、何になるの? そんな生きてるだけの負け犬のあたしなんて、誰がやさしくしてくれてもこのあたしが絶対認めないわ!」


出典:円環少女(サークリットガール) (小説)/スニーカー文庫/長谷敏司/絵師:深遊/デザイン:中デザイン事務所/編集:?/3巻35P
キャラ:鴉木メイゼル

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特記事項無し。

★2006年4月4日(火)
『ありえない強風』

私信
>maroさん
使い捨てでも構わないのでメアドをお知らせくださると、いろいろお教えできる事もあろうかと思います。


さて、昨日はすごい強風が吹き荒れてました。
んで、勤め先で起こった事件。自分が車に荷物の積み込みしてたら、なーーんか騒いでる?と思って聞いてみたら……強風で他のタウンエースの前方用ミラーが飛んでいったとのこと。
ミラーって……ありえない(汗 ネジでもゆるんでたか? なおミラーはドブにブチ落ちて天寿をまっとうされたそうです。南無。


読了本紹介。
S式コミュニケーション1(新木伸)→bk1→amazon



多少あざとくエッチネタを放り込んだラブコメSF。ある日いきなり中一の少年の前に全身裸の美少女(宇宙人)が現れて「自分を殺しに来た」という。逃げる、とにかく逃げる。そんな感じで幕を開ける物語。
気負わず軽く読めます。テンポはいい。
公式サイト上の特集記事を見るのが、一番作品を手っ取り早く知る事が出来ると思います。なおリンク先見る時は、周りに誰もいないことを確認してからのほうがいいかもしれません(笑)ま、ここ見とけば買うべき人が買うんじゃないかな?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



円環少女→bk1→amazonは……時間の都合で説明をすっ飛ばします。ただ、ちょっと読みにくい面があるけれどこだわり設定な話が大好きな人は絶対読んどいた方がいいでしょう。魔法周りの設定は圧巻です。

それは本日の台詞解説。
なりは小さくても心は常に高くあれ。メイゼルという少女の本質が実に良くあらわれていると思います。まあ同時に必死になって矜持を守ろうという意地ももちろん。


《ああっとな……かいつまんで説明すると師匠が風呂入ってる間、部屋に尋ねに来た依頼者の娘さんと喋っていたわけだ。そしたらそこに戻ってきた師匠が急速に機嫌を悪くして、今に至る――というわけなんだが……な、わけ解んないだろ?》
(――ねえ、光輝。お師匠さんが機嫌悪くなった原因、本当に解らないの?)
《ああ、全く》
(――光輝)
《――あん?》
(お姉ちゃん、今ほど安らぎを感じた事は無いわ)
《――はぁ》


出典:影≒光(シャドウ・ライト) 英国編 (小説)/スーパーダッシュ文庫/影名浅海/絵師:植田亮/デザイン:?/編集:?/92P
キャラ:星之宮光輝&星之宮御影

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【絵師直営サイト】FancyFantasia
特記事項無し。

★2006年4月3日(月)
『相関図って難しいねえ……/読了分紹介』

受かるかどうかわかりませんが、夏コミに向けて某作品の同人誌作成を進めてます。んで、相関図を作ってる最中なんですが……め、めんどくさい(汗 自分でやってみて改めてその面倒さがわかりました。先日のバッカーノ!ドラマCD付録に付いてた相関図とか良く作ったもんだなあ、と感心してるところです。……がんばろう。
ちなみに相関図作成に利用してるソフトはこちら。
アイデアプロセッサ【iEdit】

読了本紹介。
円環少女3(長谷敏司)→bk1→amazon



相変わらず、ちょっと読みにくいけれどもハマり度の極めて高い魔法アクション。とんでもない能力を持った魔法使いとの闘いに勝ち目はあるか? はい、大いに燃えました。
三千世界の中で唯一魔法という概念が無く、どころかそこの住人に「観測」されることで魔法自体なかったことなる……それゆえに地獄と呼ばれ、魔法使い達の流刑地にされた日本。という設定に惹かれたらもうそれは間違いなく買いです。あとは嗜虐癖のある少女とか、もうとにかくいろんな要素てんこもり。

ジャンクル!(木村航)→bk1→amazon



かなり独特な設定&展開です。コメディ成分はかけらもなし。
文明の崩壊した近未来。異常発達した森・ジャンクルが世界を覆い、人は世界に散った毒素から身を守るために、植物の種子を身体に植え付け、発芽させ、身体と一体化させることで毒素を分解する能力を身につけている。(表紙画像で頭から生えてるのは植物の葉っぱです)
容赦ない展開なので、その辺覚悟が必要かも。まいじゃー志向の強い方や、オリジナルな世界観に目のない方におすすめ。



カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 (高殿円)→bk1→amazonをおすすめ中。
参考:↓音楽つき特製flash

公式サイト内の特集記事


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  ▼本日の作品&台詞解説▼



影≒光(シャドウ・ライト)→bk1→amazonは、……えーごめんなさい。これかなりのベタベタな話で、まいじゃーか?と言われると微妙なところですが、ベタとしてはかなりいい方向に突っ走っている感じなので、紹介しておきます。
実家で退魔師の家系生まれながら、全く魔術の才がなかった光輝が、イギリスから大きな力を手にして、蔑み続けられた父親を見返すために戻ってきた……そんな幕開けをする魔法もの。
私自身は魔法設定は二の次で、双子の姉弟が「健全」なんだけどベタ甘ラブラブっぷりを見せつける様がなんかこうツボに来ました。2巻でもそれはもちろん健在ですが、弟の師匠(ツンデレな人)が登場してさらに愉快なことになってます。
王道系統で、上に言ったような部分に反応する人ならかなり気に入るんじゃないでしょうか?
特に姉である御影のブラコンぶりは……いやはや。
なお、1巻ではかなり大事な場面なので、ネタバレを嫌う方にはおすすめしませんが、どのくらいラブラブなのかぜひみたい方は公式で公開されているこのシーンを読んでみましょう。

それは本日の台詞解説。
上記で記したブラコンっぷりを実例として示してみました。ライバルの失点は自らの得点。弟に群がるお邪魔虫はいらぬ!という気持ちが実に素直に表に出ています。がんばれお姉ちゃん。


「小さいでしょう。
ここは、百年前のイギリスなの」
「ひゃくねん、まえの……?」
「ここでは、時が止まったままなのよ。まるで琥珀の中の虫のように」


出典:カーリー (小説)/ファミ通文庫/高殿円/絵師:椋本夏夜/デザイン:百足屋ユウコ/編集:川崎拓也/――
キャラ:カーリーガード=アリソン&シャーロット=シンクレア

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特記事項無し。

★2006年4月2日(日)
『毎度毎度アホだね、自分!/彩雲国物語新刊&アニメ情報/某記事の再補足』

少し修正更新。

はい、お疲れ様でした。
4/1企画はこちらに展示しておきます。なんつーか、毎度毎度1円にもならないことをやっててつくづく救いようのない自分を認識しますが、ネット上には同類の方も多いようで大変心強いですええ。これはもう病気ですね。
なお、今回は「たぶんあそこは何かやってくるだろうと予想されているだろうから、その想像の斜め上を行く!」がコンセプトなので、想像の斜め上だと思ってもらえるのが勝利条件だったのですが……いかがでございましたでしょうか(笑)
今回の最大の功労者はflash作成した玲朧月さんと、声を担当してくれた山田暁さん、粉雪さんのお三方です。敬礼っ!!

なお、CAXさんのHTML作成に関する邪推は正しいです。実は某CSSサイトのレイアウトを丸々パクりました(汗 ここに懺悔しておきます。CSSはまだ勉強始めたばかりで理解が追いついてなくて……修行せねば。

●ビーンズ文庫新刊より
彩雲国物語 藍より出でて青(雪乃 紗衣)→bk1→amazon



それから、BS2で4月8日に放映が始まるアニメ彩雲国物語ですが、公式サイトで現在第一話予告が視聴可能です。なお、原作は極めて良質な中華風世界観の物語でありながら、婦女子層(オヤジスキーにもばっちり対応!)にも訴えかけるある意味最強の作品です。アニメ化を機会に原作もぜひ……って、もう既に10巻出てる!? とりあえず1冊だけでもお試しあれ。



●先日の記事に対してさらに補足
戯れ言系という言葉は適当でなかったようなので、言葉遊び系と今後は呼称。


カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 (高殿円)→bk1→amazonをおすすめ中。
参考:↓音楽つき特製flash

公式サイト内の特集記事


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆
(現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中)

  ▼本日の作品&台詞解説▼



カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 (高殿円)→bk1→amazonは、一言で言うならハウス名作劇場です。自分が続きを読みたいがために、強力におすすめ中。ヴィクトリンアン・ラヴにして激動の歴史。

それは本日の台詞解説。
悪い意味での古さを引っ張ったままのこの地のことを指して言っています。なんだろう、なにかこう雰囲気が感じ取れるようで思わず採用してしまいました。


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