2006年3月下旬の名台詞
こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。
ｈｏｍｅ 最近の名台詞 名台詞データベース（時系列順） 名台詞データベース（作品別）
「ねえ、せっかくだからわたしのジャファケーキも食べていかない？ ここでみんなで真夜中のお茶会をしましょうよ」
出典：カーリー （小説）／ファミ通文庫／高殿円／絵師：椋本夏夜／デザイン：百足屋ユウコ／編集：川崎拓也／113P
キャラ：カーリーガード＝アリソン
【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】椋本工房
特記事項無し。
★2006年3月31日（金）
『昨日の補足／新刊の一部』
昨日は表現の仕方が悪く、戯れ言系を貶めているように感じた方もいるようなので、記事を少し手直ししました。そういう意図は全くありませんでした。補足はこちらで。
昨日全力を持っておすすめしたカーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 （高殿円）→bk1､→amazonですが、ファミ通文庫公式サイト上で作品の雰囲気が見事に再現された音楽つき特製flashが公開されてます。購入迷ってる方もそうでない方も是非一度ご覧ください。
ついでなので、特集記事の方にもリンク。売れないことには続きでないらしいです。「私が」続き読みたいので、ご近所お誘い合わせの上お買い求めください（笑）。
●本日発売のコバルト文庫新刊より
マリみて新刊きました。
マリア様がみてる くもりガラスの向こう側（今野緒雪）→bk1､→amazon
●4月1日発売のスニーカー文庫新刊
よーやくレディ・ガンナーの皇子編完結！ 円環少女も続物の下が出ました！
レディ・ガンナーと二人の皇子 (下)（茅田砂胡）→bk1､→amazon
円環少女 (３) 煉獄の虚神 (下)（長谷敏司）→bk1､→amazon
薔薇のマリア V.SEASIDE BLOODEDGE（十文字青）→bk1､→amazon
タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ（六塚光）→bk1､→amazon
ガンソード 〜夢見るように眠りたい〜（倉田英之 木村貴宏、植田洋）→bk1､→amazon
シャンク!!ザ・ロードストーリー VOL.2 百年かけた願い事（秋田禎信）→bk1､→amazon
機動戦士ガンダムSEED DESTINY (５) 選ばれた未来（後藤リウ）→bk1､→amazon
アルティメット・ファクター (５) 成層圏のパペットショー（椎葉周）→bk1､→amazon
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 （高殿円）→bk1､→amazonは、一言で言うならハウス名作劇場です。
●ヴィクトリアン・ラブ。とにかく運命の愛。
●女子校寄宿舎
●真夜中のお茶会
百合チックでもありますが、この辺は直接ご確認ください。
●激動の時代
ここはまだ伏せておきます。第二次大戦前の英国領インドを舞台にしているだけあって、平坦なままでは終わりません、とだけ言っておきます。
それでは本日の台詞解説。
いや、まあ台詞にたいした意味はなく「真夜中のお茶会」ってところを紹介したかっただけなのです（爆）。寄宿舎ものを愛する人ならおわかりでしょうが、真夜中のお茶会は必須なのですっ！！←力説
「泣いても、いいよ」
「でも、目をつぶって泣いちゃいけない。どんなときでも目を開けていて。それが、きっといつかあなたを助ける。シャーロット」
出典：カーリー （小説）／ファミ通文庫／高殿円／絵師：椋本夏夜／デザイン：百足屋ユウコ／編集：川崎拓也／35P
キャラ：カーリーガード＝アリソン
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特記事項無し。
★2006年3月30日（木）
『ああっホロさまっ／ファミ通文庫新刊』
■狼と香辛料のホロ 3/29日記絵（Mount Position）
その視線にしびれるあこがれるー！
■ライトノベル原作小説の絵師さん自らによる漫画化一覧
見ての通り。思ったよりかなり多かったです。
●本日発売のファミ通文庫新刊紹介
で、既にカーリーは読了、ジャンクル！も半分ほど読みました。……で。
カーリーですよカーリー。
やばい。やばいくらいに好き。＠白翁さん←結構気に入ったらしい
高殿円さんのブログによると、ハウス名作劇場を念頭において書いたとのことなんですが、なるほどと思わせる出来。まだ1巻なので話は始まったばかりですが、もう戯れ言はお腹いっぱい、「物語」が読みたい！という方に、ぜひ！ ←戯れ言系を貶めているわけではありません。補足はこちらで。
ジャンクル！もＳＦというかファンタジーというか、世界観がすごく素敵です。こっちは読みかけなので読み終わってから改めて紹介ですかね。
カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 （高殿円）→bk1､→amazon
ジャンクル！（木村航）→bk1､→amazon
S式コミュニケーション (１) 君はぼくを殺しにきた（新木伸）→bk1､→amazon
吉永さん家のガーゴイル９（田口仙年堂）→bk1､→amazon
pulp II（森橋ビンゴ）→bk1､→amazon
リセットな彼女（坂東真紅郎 原作：高崎とおる）→bk1､→amazon
トゥインクル☆スターシップ10 23、4なんてまだまだ小娘よ（庄司卓）→bk1､→amazon
まじしゃんず・あかでみい VII 父親奪還!?（榊一郎）→bk1､→amazon
シャルロット・リーグ３ ワルプルギスの森で（吉岡平）→bk1､→amazon
テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律 (上)（矢島さら）→bk1､→amazon
ファイナルファンタジー XI 〜旅の恵み〜（はせがわみやび）→bk1､→amazon
モンスターハンター 狩りの追憶（ゆうきりん）→bk1､→amazon
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜 （高殿円）→bk1､→amazonは、一言で言うならハウス名作劇場です。
これは表面的な雰囲気だけではなく、もっと深い作品の本質としてそうなのです。
第二次大戦前、英国領であるインド内のイギリス人居留地を舞台に、大使の娘として一緒にやってきた少女・シャーロットが直面する数々の出来事を綴ります。
●ラブ。とにかくラブ。
●ヴィクトリアンな話
●女子校寄宿舎
●真夜中のお茶会
この手のキーワードに触れる方は、速攻手を出すのが正解。
ただし、この作品は女子校寄宿舎ものというわけではありません。それは一部でしかない。
●激動の時代
ここがかなりポイントになってきます。だからこそのハウス名作劇場ですよ！とりあえず発売日につき、ここについてはあまりつっこまないことにします。
最初に上の方でも書いてますが、戯れ言系はもう結構、もっときちんとした物語を読みたい、そういう方にはぜひとも。←戯れ言系を貶めているわけではありません。補足はこちらで。
高殿作品をご存じない方は、この機会に手を出されてみてはいかがでしょう。
超おすすめ。
それでは本日の台詞解説。
新しい学校でにやってくるなり強烈なホームシック（のようなもの）にかかり、思わず泣いてしまうシャーロットを、カーリーが慰めています。泣く、という行為に対する名言は非常に多いのですが、現実から目をそらすことのないように、ということですねこの場合は。
（……私は、何も失ってなどいなかった……）
出典：彼女は帰星子女 （小説）／電撃文庫／上野遊／絵師：あかざ／デザイン：ｋｍ．／編集：？／2巻276P
キャラ：福山絹
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ARCHETYPE
特記事項無し。
★2006年3月29日（水）
『サマー／ライト／ノベラーはツボに来た。』
このところ疲れている反動か、妙に記号に反応しがちですが、そのうち揺り戻しかけますのでご容赦を……。
影・光（シャドウ・ライト） 英国編→bk1､→amazon読了。
魔法ものですが、白状すると1巻は姉弟の（健全）ラブラブバカップル（間違い）な様子ばかり記憶に残ってます。2巻ではお姉ちゃんは挿絵なし、日本に居残りで脇役のはず……なんですが、とりあえずブラコンお姉ちゃん万歳！ということで。いや、弟もたいがいシスコンですが。鈍いけど。……しまった、全然説明になってない！
■サマー／ライト／ノベラー
リンク先に飛ぶ前に。「どこまでをライトノベルと呼ぶのか？」について語ったものなんですが、「サマー／タイム／トラベラー」が元ネタになっていて、さらにはある程度ライトノベルを読み込んでる人でないとわけがわからんかも。逆に知ってる人にはかなりニヤリとできる内容。あと分布図は今回はネタレベルとのことですが、人数集めて検討すれば、それなりに精度の高い分布図出来るかもしれませんね。本格的にやってみてはどうでしょうか？（自分がやるとは言わないところが姑息）。
ワルキューレワールド カラー設定イラスト画集「LEGEND」→bk1､→amazon
ワルキューレの降誕２（完結）→bk1､→amazonと合わせ、本日29日が発売日になってます。
まだパラパラとみただけですが、ハードカバー+上質紙のしっかりしたカラ−設定画集。ワルキューレ世界に愛のある方なら買って損なしの内容です。強烈にワルキューレの伝説引っ張り出してきてやりたくなってきました。
なお、これ読んではじめてナムコアンソロジー２に収録されている「ワルキューレの冒険」は、ワルキューレの伝説風アレンジ版も収録されてることを知りました（知るの遅すぎ）。……買うべきか。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
彼女は帰星子女→bk1､→amazonは、ちと時間ないのでささっと説明。
地味＋新人さんの作品なので荒削りな部分もありますが、いい話です。テーマとしては差別・疎外感、そんな感じで。戯れ言の応酬になりがちな最近の電撃文庫の主流作品を読んでて「どうもなんか違う」と思っているような方にはたぶん気に入ってもらえるんじゃないかと思います。ちなみに設定上、ＳＦですがほとんどＳＦを意識することはないと思います。
それでは本日の台詞解説。
これ単体だとあまり意味がないかも……意地になってしまった気持ちを素直にしてみれば、見えてくるものもある、そういうことです。作品の鍵になる重要な台詞でもあるし、このシリーズが好きでひいきという気持ちも手伝って（笑）載せることにしました。
「私は役立たずなのだ！ お前の役に立てない、足ばかり引っ張っている！ 今後もずっとそうだ！ 今の私は、まるで、まるで、ヤムチャのようではないか！ せめて…クリリンでいたかった！ これ以上無様な醜態をそなたに見せて、、そなたに嫌われたくない！ こんなに格好悪い私など、いっそ死んでしまったほうが…！」
出典：アストロ！乙女塾！ （小説）／スーパーダッシュ文庫／本田透／絵師：うろたん／デザイン：小松昇／編集：？／153P
キャラ：一場晶
【作者直営サイト】あすとろはた
【絵師直営サイト】PPM Prototype
特記事項無し。
★2006年3月28日（火）
『装丁の勝利、かな？』
昨日、ＭＦ文庫のキミを救う最初の呪文→bk1､→amazonがなかなか思い切りベタですがなかなかおもしろいラブコメだとお伝えしたんですが、読み終わって自宅で表紙をよく確かめてあることに気がつきました。
一見なんでもない表紙に見えますが……
なんと、折り返し部分に生足が隠れているのです！
……で、これはネタになるなとデジカメで撮影をしている最中に今さらのように気がついたのですが……
拡大画像のそれらしき部分をよーくご覧になって下さい。
どう見てもはいてません。
本当にありがとうございました（爆）
なお、このネタに惑わされるような場合は、本文の挿絵も確認して納得の上でレジに持って行きましょう。
いやはややってくれるね伸童舎！←装丁してるところ
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
アストロ！乙女塾！→bk1､→amazonは、読んだところで人生のプラスになることは決してありませんが、エンターテイメント精神にあふれてむしろすごい勢いでこぼれ落ちているバカ小説です。
文庫なのに2段組、しかもコラムが要所要所に入っている時点で相当におかしいですが、内容もトチ狂っていてとある男子禁制の学園を支配するべく、男としてはいいところが全然無いけど女装すると相当イケる男子・ヒカルが学園に潜入してうんぬんという話です。だいたい1巻の表紙の可愛い女の子が女装した主人公（男）という時点で詐欺です。
で、2巻はもろに続編となるのですがやっぱり方向性は全く変わらずバカはバカのままでした。
とにかくバカ笑いしたい方に。逆に真面目すぎる方には不向きなのでスルーしておきましょう。
それでは本日の台詞解説。
剣の腕が鈍ってしまった晶が、自分のふがいなさを嘆いてます。例えがすばらしい……。
「だめだよ。自分が可愛いことは、自覚しないと。可愛い子にも可愛くない子にも苦労はあるけど、可愛い子の苦労を分ってくれる人は少ないんだよ。それどころか、可愛いのに悩んだり苦しんだりするのは、贅沢だって言われるの」
「だから嘘でも、一人でも、強気になって意地悪でいないと。勝手に夢見られて勝手に幻滅したってひどい目に遭うよ」
出典：侵略する少女と嘘の庭 （小説）／ＭＦ文庫Ｊ／清水マリコ／絵師：ｔｏｉ８／デザイン：blue／編集：土方隆／153P
キャラ：中山りあ
【作者直営サイト】LOVE MASK WORLD
【絵師直営サイト】虚空のリング
特記事項無し。
★2006年3月27日（月）
『ワルキューレワールド／成分解析がおもしろい』
ワルキューレワールド カラー設定イラスト画集「LEGEND」→bk1､→amazon
3月29日発売ですが、もう通販では出回っている模様。
ついさっき偶然知ったばかりですが、往年のワルキューレファンとしては速攻でネット購入しました。今から到着するのが楽しみです！ なお、ワルキューレスキーな方は合わせて下の物件もチェックを忘れずに。2巻は同じく3月29日発売ですよ〜。
ワルキューレの降誕１→bk1､→amazon
ワルキューレの降誕２（完結）→bk1､→amazon
話変わって。
チャットで教えてもらったソフト、成分解析が妙におもしろいです。適当にキーワードを入れると解析してくれるんですが……
例えばこんな感じ。
ドクロちゃんの成分解析結果 :
ドクロちゃんの63%は大人の都合で出来ています。
ドクロちゃんの19%は時間で出来ています。
ドクロちゃんの12%は睡眠薬で出来ています。
ドクロちゃんの3%は理論で出来ています。
ドクロちゃんの1%はむなしさで出来ています。
ドクロちゃんの1%は魔法で出来ています。
ドクロちゃんの1%は勢いで出来ています。
わははは。
ＭＦ文庫の
キミを救う最初の呪文→bk1､→amazon読了。
基本的にラブコメなんで内容があるようなないような、だったり主人公に共感できないかも、という点を気にしないのであればこれはなかなかおもしろいラブコメでした。デビュー作のシリーズ「彼女はミサイル」より、自分はこっちの方が好きです。
登場するなり「あなたの寿命は、後10秒くらいです。あなたを殺して私も死ぬのです」と言いつつ主人公を殺そうとしたしたり、テンポいいですええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
侵略する少女と嘘の庭→bk1､→amazonは、ちょっと不思議な要素の入った青春ストーリーです。詳細は本日は省略。
それでは本日の台詞解説。
自分の胸のこととか、友達のことでからかわれて落ち込む少女・唯を独特なやり方でなぐさめるりあの図。かわいいを自覚せよ、というのがなんか妙に感心したので取り上げてみました。
「私、表面だけ気をつかわれて、嬉しくもないのにありがとうって言うのいや」
「わがままだな」
「そうだね。
でも、わがままにしてきらわれるほうが、我慢してきらわれないよりもいい」
「それで、誰にも好かれなくてもいいのか？」
「違うよ。好きはもっと強いよ。私が好きな人も、私を好きな人も、好きがあれば、わがままなんて、たぶん気にしない」
出典：侵略する少女と嘘の庭 （小説）／ＭＦ文庫Ｊ／清水マリコ／絵師：ｔｏｉ８／デザイン：blue／編集：土方隆／75P
キャラ：中山りあ＆早川牧生
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【絵師直営サイト】虚空のリング
特記事項無し。
★2006年3月25日（土）
『バッカーノ！ドラマＣＤ来ました。』
なにせ3800円という安くないお値段ですから、バッカーノ！シリーズのファンでもＣＤまではてがでなかった方も少なくないと思いますが……。
特典の書き下ろし小説が半端じゃなく豪華です。
内容ですが
・ＣＤ2枚組（120分：バッカーノ！1931鈍行編＆特急編＆バウワウ！とヴァぁんぷ！劇場予告風ドラマ）
・トランプ
・ポスター／キャラクター相関図（ポスター裏面）←アニメイトではつきません。
・書き下ろし小説（Ｂ６ 152P／イラストたくさん（笑））
なんといっても小説読みにとって特典が小説って言うのはかなり殺し文句かと。あと下に画像を貼っておきましたが、キャラクター相関図もかなりいい出来。
なお、今からほしくなった！という場合はアニメイトでゲット可能です。
ドラマＣＤは今から鑑賞〜。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
侵略する少女と嘘の庭→bk1､→amazonは、ちょっと不思議な要素の入った青春ストーリーです。嘘シリーズは、そういう不思議な要素が入ることが共通しています。心情表現の端々が実に上手い！特に今日紹介した台詞は要注目。
それでは本日の台詞解説。
強烈な性格で周りをかき回す中山りあ。彼女の本質の一端を垣間見ることが出来ます。ひたすらわがままに動いているように見える、彼女の考えは……。
「とにかく、私が悪い子なのは、前からだから」
「じゃあ、お前は前からなんの理由もなく悪いやつで、これからも、なんの理由もなく悪いやつなのか？」
出典：侵略する少女と嘘の庭 （小説）／ＭＦ文庫Ｊ／清水マリコ／絵師：ｔｏｉ８／デザイン：blue／編集：土方隆／94P
キャラ：中山りあ＆早川牧生
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【絵師直営サイト】虚空のリング
特記事項無し。
★2006年3月24日（金）
『銀盤カレイドスコープのリファインはちゃんと進んでたみたい。安心した！』
私の地域では放映してなかったために噂しか聞こえてこなかったのですが、脚本は悪くないものの作画が壊滅的だった「らしい」不遇のアニメ・銀盤カレイドスコープ。
１月１日にＤＶＤ一巻発売予定が延期され、以降ずっと音沙汰が無かったのですが東京国際アニメフェア2006にてＤＶＤリファイン映像が公開されるとのこと。そのうち改めてＤＶＤ発売日も告知されるかな？ 楽しみにしてます。ええ、信者ですから！
■ラノベの「シリーズ」累計発行部数
■補足・ラノベの発行部数
こんなに売れたらいいなあ……いえ、リンク先で挙がっているタイトルももちろんほぼ制覇してますが、真に私の好むような作品はいつシリーズ打ち切りの宣告が下るか綱渡りのことが多いので……（汗
ソラにウサギがのぼるころ→bk1､→amazon読了。
や、原点回帰？というか、無茶なノリのラブコメ＋伝奇ものです。ややラブコメ寄り。
特有の戯れ言っぷり（含む下ネタ）が全開で炸裂してる感じなので、後は合うか合わないかでしょう。たぶん二極化されると思うので……と、bk1にトラックバックされている二つの感想が実に好対照なサンプルになってますので、この二つを眺めて合うかどうか判断してください。
私はアホな戯れ言の乱れ撃ちが嫌いじゃないので、楽しく読めました。
最後に脱線。
そもそもファンディスクなんで買う気はこれっぽちもないのですが、minoriのさくらのさくころにデモムービー二種類の遊びっぷりが実にいい仕事してます（笑）。ぶっちゃけ木曜ロードショー予告その他のネタです。それ系のネタが好きな人はぜひデモみてください。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
侵略する少女と嘘の庭→bk1､→amazonは……
ツンデレ神が、ツンデレ神が降臨なさったぁっ！！
……はっ！ すいません、ヒロインの性格が最近ありがちな「とりあえず出しとけ」みたいな作り物めいたツンデレとは一線を画すものだったのでつい取り乱しました。
まっとうな紹介は今度改めてします。とりあえず嘘シリーズを読んだことのない、どっちかというとＬＯＶＥに興味のある方もぜひこの巻を読んでみてください。シリーズとはいうものの他の嘘作品と繋がりはないので、いきなりこれから読んでも全く問題ありませんので。
幼馴染みでなんとなくいつも一緒にいる4人組。その日常に、ある日の出来事から「運命の相手」である少女・中山が入りこんだことからすべてが変わりはじめる。基本は青春まっしぐらですが、ちょっと不思議な感覚の味わえる物語です。
それでは本日の台詞解説。
とかく問題行動の多い中山りあですが、果たしてその行動にはどんな想いがあるのか？
私は今、世界で一番哀しい。
出典：RUN ＲＵＮ ＲＵＮ （小説）／徳間書店／山下卓／絵師：――／デザイン：？／編集：？／37P
キャラ：水瀬遊也
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】BUN＋BUN
特記事項無し。
★2006年3月23日（木）
『どこまでやる気あるかな？』
しばらくの間、ゼータ文庫の公式サイトがいつ更新されるかネットストーカーのように意地悪く監視することにしました。竹書房のやる気度をそれで測りたいと思います。私を含め、本の購入資金は有限ですから投資するからには対象は選びたいものです。
で、そのゼータ文庫の
帝立愚連隊→bk1､→amazon読了。
舞台は第二次大戦前の日本。伝奇ものですがアクション……というより活劇という方がふさわしいかな。どうみても続編前提なのでその辺ご注意を。イラストは文章のノリとあっていると思うので、その辺を判断基準にしてください。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
ＲＵＮ ＲＵＮ ＲＵＮ→bk1､→amazonは、まずはじめに断っておかないといけないのですが、ライトノベルという枠からは外れています。ハードカバー＆挿絵なしです。まずはご了解を。
なかなかBLOODLINKの次巻が出ないと思っていた山下卓さんの久々な新作です。
黄昏の歌舞伎町で、それぞれわけありの事情を抱えたキャバクラ嬢24歳、雑誌編集者29歳、女子高生17歳、の女三人は初めて出会ったにもかかわらず、そのまま勢いで明日の仕事とかも顧みずタダ券をもらっていた東北の温泉宿へ。
ロードノベルというか辛い現実からの女三人逃避行。そんな逃避行をしながら、ほんの少しずつ彼女たちは自分の置かれた現実や傷に対して向き合っていくことになります。
明らかに設定されている読者層などはこれまでのライトノベルとは異なるわけですが、やはり繊細な心理描写は健在です。むしろライトノベルという制限が取り払われて一層昇華されているかも。
ＢＬＯＯＤＬＩＮＫの外伝を読んで惹かれるものがあった人にはもちろんですが、伝奇という設定がどうもなじめず今まで手を出したことがない方にもこの辺りの台詞や今日引用した台詞になにか思うところあれば、ぜひとも読んでみてください。おおいにおすすめ。なお店頭で探す際には、おそらくライトノベルの棚には置いてないと思われますのでご注意を。
それでは本日の台詞解説。
自分でも卑屈になっているという自覚があるのに、それでもやっぱりうじうじと自分はなんて不幸なんだろう、そう思うことが人生にはいくらでもあります。そういう場面での独白ですが……はっとさせられる一言でした。
「だから僕はずっと願ってたんだ」
「どうかいつまでも雪ちゃんの隣にいられますように、って」
出典：カレとカノジョと召喚魔法 （小説）／電撃文庫／上月司／絵師：ＢＵＮＢＵＮ／デザイン：荻窪裕司／編集：？／6巻304P
キャラ：水瀬遊也
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】BUN＋BUN
特記事項無し。
★2006年3月22日（水）
『2月の作品評価調査／ＭＦ文庫・スーパーダッシュ文庫新刊』
■2006年2月・ライトノベル新人作品評価調査／新シリーズ・単発作品評価調査開始。
どうやら浅木原さんの気合いの入り方は相当なもので、定番化を目指しているようです。がんばれー。
参考：
■新人作品調査1月結果
■新シリーズ・単発作品調査1月結果
●ＭＦ文庫Ｊ3月新刊（3／24発売）
延期になっていた清水マリコさんの嘘シリーズ新刊が注目。あとは平坂さんの新作も。
侵略する少女と嘘の庭（清水マリコ）→bk1､→amazon
ソラにウサギがのぼるころ 〜twilight moon rabbit〜（平坂読）→bk1､→amazon
陰からマモル！ (７) ホタルの居候日記！（阿智太郎）→bk1､→amazon
キミを救う最初の呪文（須堂項）→bk1､→amazon
風水学園えくすとら 水の巻（夏緑）→bk1､→amazon
●スーパーダッシュ文庫３月新刊（3/24発売）
個人的にはアストロ乙女塾イチオシ！ ……とはいえあれだけ1巻でやり尽くしてしまったので今回はどうなるのやら？
アストロ！ 乙女塾！ 僕は生徒会長に恋をする（本田透）→bk1､→amazon
初恋マジカルブリッツ 大好きです、あなたにだけは伝えたい！（あすか正太）→bk1､→amazon
影≒光 シャドウ・ライト 英国編（影名浅海）→bk1､→amazon
蒼碧ノたまゆら 〜ヨミノメ〜（神代明）→bk1､→amazon
ノルマルク戦記３ 罪と罰の迷宮（赤城毅）→bk1､→amazon
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
カレとカノジョと召喚魔法→bk1､→amazonは、幼い頃に大好きな子が一生直らない怪我を負い、どうしてもその傷を治すことを願い、悪魔を召喚した……それがきっかけではじまった悪魔との知恵比べ（鬼ごっこ）です。
と、こう文章にするとわかりにくいのですが、悪魔との契約の代償に徐々に恐怖という感情を失い、そこから徐々に壊れだしている様子、悪魔をも出し抜くための主人公の彼氏・遊也の智恵、そしてヒロイン・白銀雪子の大立ち回りアクションなど見どころいっぱいの学園ものです。コメディ要素も少しありますが、それが主でなくアクションと知恵比べこそがメインと考えた方がよいでしょう。
全6巻、今月完結しましたが実にお見事な幕引きでした。おおいにおすすめしたいシリーズです。これはまだデビュー作なので、今度はどんな作品で楽しませてくれるのか実に気になる作家さんです。今後とも期待してますええ。
それでは本日の台詞解説。
実に平凡な台詞なんですが、でもこれを独白ではなく面と向かって言っていることがすごいことであると、読者の人ならわかるんじゃないかと思いあえてこれを選んでみました。
――――
出典：――――
キャラ：――――
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。
★2006年3月21日（火）
『ゼータ文庫、気合い入れろ！』
1月に創刊された竹書房のゼータ文庫は、奇数月の20日発売です。
今月は
帝立愚連隊(水城正太郎)→bk1､→amazon
お月様のため息(かめのあゆみ)→bk1､→amazon
2作の新作が発売になってます。
が、しかし。
21日現在、公式サイトは更新されていません。よくよく竹書房のサイトをチェックしてみると、かろうじて書籍データは個別検索すると出てくるものの文庫のジャンル名にはゼータ文庫の影も形も無し。それどころか「what's
new」の部分にすら記載無し。
……参入するからにはやる気を見える形でみせてください。この調子だとほぼ確実にガンマ文庫の二の舞くさいです。そこのレーベルに書いてる作者の人にも失礼でしょう。奮起せよ。
あ、ちなみにお月様のため息は読了。
わりと読後感のいい短編集で、恋する女（or少女）のちょっとしたロマンスを扱ってます。内容的には「少女小説」……というには対象年齢がもうちょい上。えっちもあるし（笑）。少女小説と文芸小説の中間くらいの印象です。
で、「？？？」と思ってあとがきを見たら納得しました。
作者の人は、宙出版の恋とえっちをテーマにした漫画雑誌群にずっと小説を書いていたそうで、分量的には文庫本が出せる量になっていたものの宙出版には小説文庫の販路がない。
そこを今回竹書房から出版するという経緯になったようです。
というわけで、、どっちかというと女性向けですねこれは。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
ちと今日はお休み。ごめんして。
「頼んでもないのにあんたがヘラヘラ朝ごはんの支度してるから、残したら哀れだと思って食べてあげたのよ。感謝すれば？」
「……返せよ。弁当返せ」
「うるさいなあ。寄るなエロ犬」
「てめ……返せ！ もう、絶対返せ！ 俺の優しい気持ちごと返せ！」
「黙れ。そして腐れ」
「ひっ、人に腐れとか言う奴に、食わせる炊き込みご飯はねえ！」
出典：とらドラ！ （小説）／電撃文庫／竹宮ゆゆこ／絵師：ヤス／デザイン：荻窪裕司／編集：？／1巻
104P
キャラ：逢坂大河＆高須竜児
【作者直営サイト】Vなし
【絵師直営サイト】ヤスケン。
特記事項無し。
★2006年3月20日（月）
『お値段の差はあるか？／しにバラ／バッカーノ＆終わクロドラマＣＤ、アニメイトでも通販』
■「売り上げがいい本と悪い本で価格の差はあるのか？」
対象が電撃の13作品に絞って調査しているそうですが、それでもページ単価換算すると「キノの旅」が妙に高いなど特徴が出ているようです。作品ごとの細かいデータあるとさらによかったかも。
余談ですが、リンク先を見て。骨碑使いの鏡が3ヶ月連続刊行しないのは絵師さんのスケジュールによるものじゃないでしょうか。
気になっているもの。
しにがみのバラッド。 １ （花とゆめコミックス）→bk1､→amazon
電撃文庫の同名作品のコミック版。どっかのサイトで「なかなかいい」と言う話を見かけたので、お試ししてみようかと思ってます。
CAXの日記経由で3月30日発売のアニメイト通販情報。
■『バッカーノ！1931 鈍行・特急編』ドラマCD
■『終わりのクロニクル』ドラマCD
既に申し込みを締め切っている電撃通販と比較するとポストカードがつかない以外はお値段・特典など全く一緒。買い逃した！という方はこの機会にどうぞ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
とらドラ！→bk1､→amazonは、大変テンポが良く、勢いもあるラブコメです。ラブコメ好きはもちろんのこと、地の文の表現がいろいろとおもしろいので、それ以外の方もおすすめ。今年のベスト１０に食い込む勢いで。
それでは本日の台詞解説。
会話のテンポの良さのサンプルとして挙げてみました。朝食〜お弁当持って行く、というような流れです。最強のツンデレさんと言えましょう。朝食作ってもらっておいてなかなかここまでは言えません（笑）
「レヴィ、連携はとれるか？ 言葉が――」
「”問題なし（ノー・プロブレム）”。
闘いがおっ始まりゃ、お互い身体は勝手に動く。そういうふうにできてんだ、私たちは」
出典：ブラック・ラグーン （コミック）／サンデーＧＸコミックス／広江礼威／５巻19P
キャラ：ロック＆レヴィ
【作者直営サイト】なあああし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。
★2006年3月19日（日）
『山下卓の新刊／二挺拳銃のレヴィ、やっぱりいいねえ……』
bk1のアフィリエイトを確認していたらふと気になるタイトルを見つけたので検索をかけてみたところ。なんてこった！！ 山下卓の新刊が出ているではないですか！
ＲＵＮ ＲＵＮ ＲＵＮ→bk1､→amazon
ハードカバーで挿絵無し。ただ、もともとこの人の作風は伝奇要素を取っ払っても全く問題なく成立する切なさ爆発の青春模様が特徴だったので、今回の選択もうなずけます。ファンはお忘れ無く。内容の紹介はまた入手してから改めて。
……それはそれとしてＢＬＯＯＤＬＩＮＫの新刊はまだですか……orz。
関連情報。徳間エッジ公式サイトで作家インタビューがあるのですが
■第3回 深見真先生 & 山下卓先生（特別対談）編
■第4回 深見真先生 & 山下卓先生（特別対談 Part2）編
■第5回 深見真先生 & 山下卓先生（特別対談 Part3）編
あまりにも素敵です。必見。見るしかねーって感じ。まだ続く模様。
ちなみに、最近の深見真さんですが、ヤンガン・カルナバルシリーズは銃器アクション（+α百合）ものとしてかなりおすすめできます。（一件ご指摘があり。一部表現を削除しました）
ブラック・ラグーン5巻→bk1､→amazon出ました。
任侠模様ですが、やっぱり容赦ない展開に。撃ちまくりで死にまくり。こんな内容をＴＶアニメにしちゃってほんとにいいのか！？
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
ブラック・ラグーン→bk1､→amazonは、商社のサラリーマンがなんでも屋のラグーン商会に人質にされたことをきっかけに表社会からドロップアウトし、暴力と抗争の世界に足を踏み入れていく話です。
なんといっても銃器アクション！ 燃えます、超燃えます。二挺拳銃とか燃えるしかない。また英語のスラングやロシア語なんかが飛び交うために、裏社会の描写に独特のリアリティが。撃って撃って撃ちまくる爽快感だけではなく、どうにもならないやりきれなさも併せ持っています。
とりあえず銃器マニアは読むべし。あとは……ヘルシングのようなノリを期待している人ならだいたい気に入ってもらえるんじゃないかと思います。テレビアニメ化も決まってますが……こんなの放映していいんだろうか。
それでは本日の台詞解説。
例え操る言語が違えども、戦闘にどうしようもなく惹かれるもの同士、言わずとも理解できることがあるってなもんで。信頼感とはまた違うんでしょうが……。
「ねえご覧なさいヴィル。あれが”騎士の背中”よ」
出典：リリアとトレイズ （小説）／電撃文庫／時雨沢恵一／絵師：黒星紅白／デザイン：鎌部善彦／編集：？／3-上巻247P
キャラ：コラソン・ムート
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】GRANADA LEVEL9
特記事項無し。
★2006年3月17日（金）
『電撃文庫の「いま」／やっぱり王道／富士見ファンタジア文庫新刊』
■電撃文庫の「いま」を知る方法
を受けて、実戦したのが
■電撃文庫の「いま」
電撃文庫公式サイトの新刊情報の並び順をチェックして、どういう傾向になっているのが分析しようという労作です。なかなか興味深い結果になっていますので、ご覧あれ。こんなめんどくさいことをお疲れ様でした。
さて。
ふだん「まいじゃー」などと標榜している関係でどうしても偏ったものに目が行きがちですが、やっぱり基本は横道なわけで。
リリアとトレイズ ３ イクストーヴァの一番長い日→bk1､→amazon
アリソンシリーズ→bk1､→amazonの続編になりますが、少年少女の冒険活劇として実に基本に忠実で素直におもしろいです。人を選ばずにおすすめできます。私みたいな読み専門の人間はもちろんですが、小説家を志す人にとっても、細かいちょっとした伏線（あるいは小ネタ）を張っておき、ひょいとさりげなく回収していく様などは参考になる部分も多いかと。
18日発売の富士見ファンタジア文庫新刊。
注目はこの度ついにハードカバーから文庫になった、五代ゆうさんの骨碑使いの鏡！！ 傑作です。ファンタジー読みなら……読め。いいから読め。なおイラストレーターが弘司さんから宮城さんに変更になってます。
あとはマテリアルナイトの人の新シリーズはじまりますね。
＜骨牌使い＞の鏡 I（五代ゆう）→bk1､→amazon
まぶらほ〜ふっかつの巻・ほくとう〜（築地俊彦）→bk1､→amazon
9TAILS III ―ナイン・テイルズ 刻の終わりに―（南房秀久）→bk1､→amazon
ストレイト・ジャケット７ イケニエのヒツジ 〜THE SACRIFICE 1st.HALF〜（榊一郎）→bk1､→amazon
火魅子炎戦記６（舞阪洸）→bk1､→amazon
鋼殻のレギオス（雨木シュウスケ）→bk1､→amazon
召喚教師リアルバウトハイスクール13（雑賀礼史）→bk1､→amazon
とりあえず伝説の勇者の伝説 (７) 努力のタイムリミット（鏡貴也）→bk1､→amazon
烙印よ、想いを蝕め。 SCAR/EDGE (３)（三田誠）→bk1､→amazon
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
リリアとトレイズは、すいません時間の都合で詳細割愛。詳しくは上見てください（苦笑）。
それでは本日の台詞解説。
重大な決意を胸に秘めて、戦いの地に赴こうという人を見て、こういう台詞が出てきています。……背中で語るというやつですね。
「――まあでも、大差はないんだろうけどね。
人間は千差万別で、貧富や容姿に才能と生まれた段階でいくつもの差がある。大金持ちの資産家の子に生まれるのも、平々凡々とした家庭に生まれるのも、戦時下の難民として生まれるのも、そして吸血鬼に生まれるのも――自分で選べない以上、どう受け取るかという各人の気持ち一つということになるんじゃないかな。
僕は吸血鬼なんて普通の人間とはちょっとだけ違う存在として生まれたけど、それなりに楽しく、窮屈に生きているよ。一応は人間の振りをしているけど、人様には言えない秘密の一つや二つ、あるのは普通だろう？」
出典：カレとカノジョと召喚魔法 （小説）／電撃文庫／上月司／絵師：ＢＵＮＢＵＮ／デザイン：荻窪裕司／編集：？／6巻12P
キャラ：？
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ＢＵＮ＋ＢＵＮ
特記事項無し。
★2006年3月16日（木）
『タイトルに偽りがあるものはどうなんだろう』
ＧＡ文庫新刊2冊読了。
ソルブライト 覚醒編（えとう乱星）→bk1､→amazon
時代小説を、そのまま配役だけ現代にあてはめるとこういうノリになるのかなーとある意味納得。
レディ・ジェネラル 淑女騎士団（千田誠行）→bk1､→amazon
楊家将演義（未訳）をモチーフにしたらしいです。でもまあストーリーうんぬんではなくて……虚偽のあるタイトルってのはどうかと思うんですが。
確かに強い女の子は何人も出てくる格闘アクションです。でも、別に女の子だけで徒党を組んでるわけでも無し、そもそも主役は男。読むと分りますが、どこまで行っても女性陣は「従」であって「主」ではないです。タイトルに騙されないようにしてください。
というわけで結論。もうちょっと考えてタイトルつけましょう。的確でないタイトルをつけてちょっとだけ売り上げが伸びたところで、最終的にはいい結果には結びつきません。
なんだかこうすっきりしなかったので気分切り替えて、既刊のＧＡ文庫でも紹介してみましょう。
既に何回か紹介してますが、萌えとバカ小説に割り切ったその姿勢は大変に潔く、軽く読むにはなかなかいいです。
シャムロック「灼熱のメイドポリス ですぅ〜」→bk1､→amazon
ソフトのインストールが必要ですが、公式サイト上で短編小説3話が公開されていますので、よかったらお試し代わりにしてください。民間警察機構で制服がメイド服でしかもパワードスーツとかアホな話ですが、だがそれがいい。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
（現在、ちょっとしたニュースは雑記に一時的に統合中）
▼本日の作品＆台詞解説▼
カレとカノジョと召喚魔法→bk1､→amazonは、……時間の都合で説明省略します。ごめんなさい（汗
それでは本日の台詞解説。
長いので全文を載せてはいないんですが、吸血鬼に向かって「人間として生まれたかったか」という質問への答えです。なにげに深いです。
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