2006年2月上旬の名台詞

こちらは時系列順。ただし2001年5月以前のものは作品別にしか管理していません。

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「乙女が! 乙女がここにいます軍曹ー!」

出典:図書館戦争 (小説)/メディアワークス/有川浩/表紙:徒花スクモ/デザイン:鎌部善彦/編集:?/149P
キャラ:芝崎麻子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2006年2月15日(水)
『今年の電撃新人はよかったです/GA文庫新刊』

……性懲りもなく寝落ち。だめだ、耐久力がない!?

哀しみキメラ→bk1→amazon読了



ホラーというか伝奇というか、世の中すべてハッピーハッピーというノリが好きな人には確実に合わないであろう話なんで、そこご注意ください。つまり逆なら大いに手を出さてokです。

既に各所で散々言われていることですが、総じて今回の電撃新人はレベルが高いです。全部買う、というのも大いにありでしょう。


あーあとすっかり忘れてましたが、GA文庫本日発売です。今月も全部買ったのでおいおい報告……の予定。なにげに川崎康宏が新刊を出してますので、ファンは忘れずに確保してくださいね?ところでメイドポリスって……それなんてエロゲ?公式サイトで短編が読めるみたいなので、それで判断するかもしくはイラスト買いもありでしょう。

ガジェット・ポップ〜蒸気帝国騒動記〜(川崎康宏)→bk1→amazon



シャムロック「灼熱のメイドポリスですぅ〜」(沢上水也)→bk1→amazon



神種―シェンシード―(渡辺仙州)→bk1→amazon




  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



図書館戦争→bk1→amazon
は、メディア良化法の名のもと、検閲と回収の嵐が吹き荒れた出版界で大衆が求める本を守ろうとする戦いを描写したものです。
怪獣こそ出てきませんが、自衛隊(形は全く違いますが、やってることはかわんないので)+恋愛なお話。あとがきによると月9連ドラが念頭にあったみたいですが、特に恋愛部分はまさしくそんな感じ。主人公の郁は、恋愛方面にてんで免疫がなく、いいように友人にも手玉に取られたりしてますが、それに限らず普段の会話のテンションが非常にいいです。
タイトルから予想される本好き万歳小説ではなく、守るのは言論・出版の自由の方でした。しかし意外に感じたのはそれくらいで、後はもういつも通りというか、無駄に凝ってる部分とかその他色々ひっくるめて多分に趣味的な話でしたね。はい、こういうのは大好きです。

それでは本日の台詞解説。
思惑にはまったというか、おもしろいように深みにはまって色恋事で深刻になり出す郁をからかう友人の図。これは日常会話でも使えそうな表現ですね!(本当か?)。


「ぬし、少し妬いとったじゃろ。その礼じゃ。
なに、気にすることはない。雄どもは皆阿呆の妬き餅焼きじゃからの」
「ただな、雌もそんなことが嬉しい阿保じゃからの。どこを見ても阿保ばかりじゃ」


出典:狼と香辛料 (小説)/電撃文庫/支倉凍砂/絵師:文倉十/デザイン:?/編集:?/163P
キャラ:ホロ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ハイノハナ
特記事項無し。

★2006年2月14日(火)
『図書館戦争を読み中』

図書館戦争→bk1→amazon読んでます。読み終わってないので、結論はまだですが、R.O.Dのような本大好き!なビブリオマニア小説ではなく、有川作品に特有の「軍隊(自衛隊)」「恋愛」が入ってる話。ものすごく真面目に物語は進行するんですが、真面目な皮をかぶったバカ小説のような気がします。
癖はかなり強いですね、私は好きですが。たぶん今日にも読み終わるので改めて紹介します。

ほかの読了本。
ボクと魔女式アポカリプス→bk1→amazon



いろんな要素が混じって非常に混沌とした異能(学園)バトルもの。あと鬱というか全体としてエグい!です。
戯れ言系の部類と仮にしておきますが、あれよりも偏り度は上。例によって説明になってませんが、そういう話としか言いようが……。かなり好き嫌い分かれるかなこれは。


ますね。
あれこれやってます。
亀のような速度でサイトの新装準備中。いつかはリニューアルすることでしょう。このスタイルだとなかなかニュースとかも更新しづらくてしばらくはヨレヨレしてるかも。新刊紹介を最近入れてるのはそういう一環です。
他はちょっとトラブったりしてますが、ぼちぼちと。

今日は特に新刊紹介は無し。
先日おすすめしまくってましたが、しばらく「狼と香辛料」のイチオシを継続します。中世くらいの時代観の世界で、行商人と狼少女の旅路を描く物語。経済の要素が入ってるのがまた風変わり。そして狼少女に魂をやられる人は私だけではない!と思います多分。続編熱烈希望!!

狼と香辛料(支倉凍砂)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<銀賞>]





  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



狼と香辛料(支倉凍砂)→bk1→amazonは、行商人と狼少女の旅路をえがいた物語です。絶賛イチオシ中。
経済という要素を積極的に題材として扱った希有な話で、それでいながら話がわかりにくいというわけではなく、中世的世界観も全く損なわれていません。しかし、上のいろんな理屈よりも何よりも狼少女が魅力的なのだ!と声高に主張しておきます。

それでは本日の台詞解説。
ローレンスを言いように手玉に取るホロ。いやはや役者が違います。


「あなたはもう少し肩の力を抜いたほうがいいわ、ジェス」
「むつかしい顔している人に、人はあまり近寄ろうとは思わないでしょう。
それはかみさまもおんなじ。
そんな顔をしていると、かみさまも笑いかけてくださらなくなるわよ」


出典:銃姫 (小説)/MF文庫J/高殿円/絵師:エナミカツミ/デザイン:?/編集:卯さ吉/6巻121P
キャラ:グレイシス

【作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】namihei's room
特記事項無し。

★2006年2月13日(月)
『裏の作業がぼちぼちと』

あれこれやってます。
亀のような速度でサイトの新装準備中。いつかはリニューアルすることでしょう。このスタイルだとなかなかニュースとかも更新しづらくてしばらくはヨレヨレしてるかも。新刊紹介を最近入れてるのはそういう一環です。
他はちょっとトラブったりしてますが、ぼちぼちと。

今日は特に新刊紹介は無し。
先日おすすめしまくってましたが、しばらく「狼と香辛料」のイチオシを継続します。中世くらいの時代観の世界で、行商人と狼少女の旅路を描く物語。経済の要素が入ってるのがまた風変わり。そして狼少女に魂をやられる人は私だけではない!と思います多分。続編熱烈希望!!

狼と香辛料(支倉凍砂)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<銀賞>]





  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



銃姫→bk1→amazonは、えーっと今日は説明省略で。

それでは本日の台詞解説。
要はしかめっ面などしてんじゃない!ということです平たく言うと。


「へへ、しかし隠されると見たくなるのが男の性。ここで会ったのも神のお導き。どうか一目拝ませてもらえませんかね」
「旅はする前が一番美しく、犬は鳴き声だけが一番怖く、女は後ろ姿が一番美しいものでありんす。気軽にひょいとめくれば人の夢を壊しんす。わっちにゃそんなことできんせん」


出典:狼と香辛料 (小説)/電撃文庫/支倉凍砂/絵師:文倉十/デザイン:?/編集:?/84P
キャラ:ゼーレン&ホロ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ハイノハナ
特記事項無し。

★2006年2月11日(土)
『スイッチ入ったーっ!! 電撃新刊』

えーと新刊攻勢の中で、とりあえず電撃新刊三冊は読了。
早速紹介します。

狼と香辛料(支倉凍砂)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<銀賞>]



狼少女が、狼少女が!! 魂にストライクっ!!
いやーこれは超おすすめです。ネタバレを避けるために突っ込んだことはあえていいませんが、ともかく狼少女です。イラストに転ぶももちろんよしですが、まず基本的な文章力が高いので文章そのものが心地いい。物語も実に綺麗にまとまっていて心地よい読後感。世界がきっちり脳裏に浮かんで来るというのは非常に大きいです。
あと、かのこんのように狙った萌え路線(それはそれでありだと思ってます。対比として持ち出しただけ。結構好きだし)では全くないのですが、口調が実にいいのです。一例を挙げてみましょう。
「ぬしは雨に濡れてもまだ臭いの。狼のわっちが言うんじゃ。間違いない」
はい、一人称が「わっち」で、二人称が「ぬし」と来ました。ぐあーなんかこう大事な部分をやられてしまったようです。私には別は狼耳属性やしっぽ属性は本来無いんですが、それでもこれには参りました。この属性もあざとい記号化ではなく、きっちり生きた設定になっているので実に自然です。
3作読んだ中では一番好き。皆さんも是非買いましょうそうしましょう。売れ線のストーリー展開ではないかもしれないけど、こういう新人さんにはぜひともがんばってもらいたいです。


お留守バンシー(小河正岳)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<大賞>]



実にほのぼのとした作品。ぬるま湯につかっているようなのんびり読める感覚です。ちなみに文字通りお留守番をするバンシーの話です。他の登場人物もどうにも憎めないやつばかり。読む人選ばない癖の少ない作風かな。まず買って外したとは思わないかと。のんびりまったりしたい方に。



火目の巫女(杉井光)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<銀賞>]



和風伝奇もの。ストーリーはオーソドックスですが、ただし鬱です。注意すべきはそこだけで、文章力もあると思います。その辺を頭に入れて読むかどうかを決定しましょう。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

狼と香辛料→bk1→amazonは、上でスイッチ入ってさんざんにおすすめし倒しているので説明省略します。

それでは本日の台詞解説。
外套をかぶって狼の耳を隠しているホロの素顔をなんとか見たいとねだるゼーレンを煙に巻く一言。なんか味があるなーと。


「ねえ絳攸、私は秀麗殿の目に映る国を、とても見たくなってきたよ」

出典:彩雲国物語 光降る碧の大地 (小説)/ビーンズ文庫/雪乃紗衣/絵師:由羅カイリ/デザイン:?/編集:?/134P
キャラ:楸瑛

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2006年2月9日(木)
『ライトノベルにおけるスポーツもの/富士見ミステリー文庫新刊』

昨日の話にさっそく反応して、ライトノベルのスポーツもの作品を浅木原書店でリスト化していただいたようです。
岩佐まもるの「翔竜伝説」は「ダンスインザウインド」と言い換えるとああ、と思われる方もいるかも。そうですね……リンク先のリストとにらめっこしてみましたが、おそらくこれで全てじゃないでしょうか。もし他にもスポーツものをご存じの方があったら教えてください。スポーツをやるのはてんでダメな自分ですが、スポーツもの小説を読むのは好きなので、オススメ文を加えてあらためて特集しようかな……。


はい、それじゃ今月の富士見ミステリー文庫新刊です。なお、電撃新刊は昨日紹介しました。

SHI-NO ―シノ― 黒き魂の少女(上月雨音)→bk1→amazon
[第5回富士見ヤングミステリー大賞<最終選考作>]



遠く6マイルの彼女(ヤマグチノボル)→bk1→amazon



かりん 増血記 恥じらいダイアリー (1)→bk1→amazon
らぶとラブる!? 恋愛ジャンクション(早見裕司)→bk1→amazon


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

彩雲国物語は、中華風世界観で送る、女性官吏を目指す少女の物語。ビーンズ文庫なのでうちの閲覧層だと読んでない人が多そうですが、このシリーズは大変に良い出来です。十二国記とかあの辺が好きな人はぜひ。少女小説らしくヒロイン一人にかっこいい男たくさんという仕様ですが、たぶん読んでて全然気になることはないと思います。今のうちに手を出しておかないと、巻数が増えて手を出すに出せないことに……4月からアニメも放映されることになっていて、まさに絶好調です。

それでは本日の台詞解説。
理想ははるか高みに。みんなが笑って暮らせる理想の国を見つめ、現実に出来うる最善の手を考え実行し、極限まで追い求めていく。そんな秀麗の姿に色んな意味でみんな惚れ込んでいるのです。


ふと、自分にドッグレースの走り方を教えてくれた初老の男を思い出した。
何の見返りもなしに、僕に生き残る術を教えてくれたのは何故だったのだろう。
結果だけ見れば間違っていたと言わざるを得ない。
彼は居なくなり、僕はまだ走っている。
誰かを前に出す事は、自分が後ろに下がるのと同じだ


出典:走って帰ろう! (小説)/ファミ通文庫/加藤聡/絵師:緋呂河とも/デザイン:田村宏/編集:笠原次郎/111P
キャラ:速見卓也

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ふくふくこんこん
特記事項無し。

★2006年2月8日(水)
『電撃新刊』

そろそろ店頭に並ぶ頃です電撃新刊。富士ミスも同様でしょうが、あまりにも多すぎるので明日に回します。てーか14冊! もはやコバルトなみの刊行量です。


お留守バンシー(小河正岳)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<大賞>]



哀しみキメラ(来楽零)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<金賞>]



狼と香辛料(支倉凍砂)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<銀賞>]



火目の巫女(杉井光)→bk1→amazon
[第12回電撃小説大賞<銀賞>]



以下タイトルのみ列挙。
灼眼のシャナ XII(高橋弥七郎)
半分の月がのぼる空6(橋本紡)
キーリ VIII(壁井ユカコ)
アスラクライン (3)(三雲岳斗)
麒麟は一途に恋をする5(志村一矢)
F エフ II(坂入慎一)
座敷童にできるコト (4)(七飯宏隆)
想いはいつも線香花火 (3)(一色銀河)
奇蹟の表現 III(結城充考)
ぼくと魔女式アポカリプス (水瀬葉月)


なんだろう、どうにも最近眠くて何一つはかどりゃしません。時間が浪費されていく……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



走って帰ろう!→bk1→amazonは、ちょっと変則的な自転車によるロードレースを題材にしたスポーツもの+αです。なお、序盤ですぐに明らかになる「ただのロードレースではない」要素があるんですが、あえてネタバレと言うことで伏せてます。メインとなるロードレース部分が熱いです。もともとライトノベル(に限ったことではないんですが)ではスポーツものはかなり貴重ということもあり、実際新人作品としてはかなりメインの部分が書けていますので、おすすめしておきます。スポーツ好きはぜひ。

それでは本日の台詞解説。
スポーツという競技が順位を競うものである以上、他者は蹴落とすべき存在ということになります。その辺の想いを凝縮した独白になりますね。


(わかった……)
(これが地下秘密組織だ………。女子が男子に、ついに追いついたんだ)


出典:荒野の恋 第一部 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:ミギー/デザイン:宮村和生/編集:河西恵子/144P
キャラ:山之内荒野

【作者直営サイト】Scheherzade
【絵師直営サイト】天羅万象
特記事項無し。

★2006年2月7日(火)
『とある疑惑(爆/1月ライトノベルのおすすめは?』

なんかネタにされている……。私はこんなメールは出しませんっ!なんということだ。


どうにか1月の新人(1年以内デビュー含む)作品を読み終えたので、おすすめなど再確認してみようと思います。

逆襲の魔王 抗いし者たちの系譜→bk1→amazon
第17回ファンタジア長編小説大賞<審査員特別賞>受賞作。



いきなり勇者と魔王の対決シーンからはじまり、魔王が負ける!そしてタイトル通り魔王が勇者に復讐する物語なのですが、物語構成が実に上手く、1頁先を読む楽しさが格段に高いです。芯のしっかり通った文章力も高い新人さん。

バレンタイン上等。→bk1→amazon
注意点は、クリスマス上等。→bk1→amazonの続編ということ。とにかく熱い! そして荒削りでもたたみかけるような勢いを持った新人さんです。

戦う司書と雷の愚者→bk1→amazon
人は死ねばみな本になり、その本を守るため武装司書という存在がある。そんなかなり独特な設定の物語。設定に燃えましょう。


以下次点。
ネクラ少女は黒魔法で恋をする→bk1→amazon
黒魔法はおまけ(あれ?)。青春小説。
神栖麗奈は此処に散る→bk1→amazon
絵のないラノベ。〜此処にいるの解決編。
かのこん2→bk1→amazon
エロ代表。これはこれで!

既存作品についても挙げておきます。

荒野の恋 第二部→bk1→amazon



既存作品の中で1月のおすすめは迷わずこれ。未読の場合は、今からでも第一部と共に入手してほしいところです。多感な時期の少女の描写は毎度の事ながらすばらしいものがあります桜庭さん。

陰明師は式神を使わない 陰陽道馬神流初伝(藤原京)→bk1→amazon
はっきり言って超異端作品です。ライトノベルというより占と陰陽の入門書。またはひみつシリーズ。が、読んでみるとわかりますがちゃんと1冊読み切ってしまえるんですよねこれ。


メモ。今後の課題。一度ライトノベルにおけるスポーツものをチェックしてみたい。数が少ないので全部タイトル挙げてちょうどいいかも……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



荒野の恋 第二部→bk1→amazonは、小説家を父に持つ12歳の少女・山之内荒野の恋愛模様をえがいた小説です。詳細は昨日も説明したので今日は無し。

それでは本日の台詞解説。
男女お互い秘密にしておきたいことはあるわけですが、それを秘密組織という言い方で表現したあたりが実の良いなあ、と。


「代わりがきかないから、恋だろう」

出典:荒野の恋 第一部 (小説)/ファミ通文庫/桜庭一樹/絵師:ミギー/デザイン:宮村和生/編集:河西恵子/144P
キャラ:山之内正慶

【作者直営サイト】Scheherzade
【絵師直営サイト】天羅万象
特記事項無し。

★2006年2月6日(月)
『2日ぶり(汗』

ちょっと更新が空いてしまいました。
土曜は所用で外出、日曜は例によって頭痛でダウンしてました。うーん、最近こればっかりだ……

一件ツッコミをいただきましたが、空鐘の人気投票はやります。本当はもう公開しているはずなんですが……(汗 近日公開。明日、と言い切れないのが辛いところ。

それと今ようやっと1月の新人と主立ったシリーズものに手がついたのでそろそろまとめに入りますが今日はお許しください。頭痛でものの見事に予定が狂いました。

では一応本日も読了分紹介。
荒野の恋 第二部→bk1→amazon



これはもはや別格。
一月の新旧作品合わせて文句なしのナンバーワン作品です。

イコノクラスト!4→bk1→amazon



鬱系異世界召喚ファンタジーにして巨大ロボットものの第四弾。素敵に鬱です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



荒野の恋 第二部→bk1→amazonは、小説家を父に持つ12歳の少女・山之内荒野の恋愛模様をえがいた小説です。第一部の続編に当たります
多感な少女期の移ろいやすい微妙で繊細な心情が圧倒的な存在感を持ってされてます。
1月発売された新刊の中ではもっとも強くおすすめする作品です。

それでは本日の台詞解説。
変わりが簡単に手にはいるようなものではない。ゆえに間違ってるとわかっていても、男には前に進まねばならないときがあるのだっ!と言うことで。


「ごめん。やっぱりダメだ。確かに三枝さんの言う通りだよ」
「……何が?」
「悪いことだってわかってる。はた迷惑だって小学生でも知ってるよ。でもね
走り出したら止められないんだ!」


出典:学校の階段 (小説)/ファミ通文庫/櫂末高彰/絵師:甘福あまね/デザイン:ティーポートデザイン・高橋秀宜/編集:川崎拓也/94P
キャラ:神庭幸宏&吉田

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】南国移住計画
特記事項無し。

★2006年2月3日(金)
『今日も今日とて読了分紹介』

試しに数えてみたんですが、なんと1月は40冊読んでます。しかもベテランの確実に当たりだと分かっている何作品かを後回しにしてこの数字。……おにひさま、涙が止まりません……新人作品出過ぎ。


2月。2月10日と言えば電撃文庫の発売日……の前に。
その日一番に買うのは、
図書館戦争→bk1→amazon
(1680円と高額なので送料は無料)


これ一番に確保で決まり。内容? 図書館と付いた時点で買わねばならんのです!!それが業というもの。


それでは本日も読了分紹介いってみましょう。

学校の階段(櫂末高彰)→bk1→amazon
[第7回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>]



ラブコメかはたまたホラー? いいえ、そのどちらでもありません。普通に熱い学園部活青春物語です。階段部という一風変わった部活動ではあるけれど、中身はまっとうに青臭い青春そのものでした。題材が人によってはいまいちピンと来ない可能性を抱えていますが、なかなかどうしておもしろかったです。



私のKnightになってよネ!(佐藤了)→bk1→amazon
[第6回エンターブレインえんため大賞<東放学園特別賞>]



ラブコメ調で物語はスタート。さて、終わるときにはいったいどういう話になっているでしょう?というある種のサプライズ小説です。
できればあらすじとか見ずに読むといいかと(間違った楽しみ方のような気がしなくもないですが気にしない方向で)。

マキゾエホリック case:1→bk1→amazon
スニーカー文庫第10回スニーカー大賞<奨励賞>



「記号化」をひとつのテーマとしているためもあってか、最初の100ページくらいで登場人物がうじゃうじゃ大量発生して落ち着く暇がないのでそういうノリが大丈夫かどうかが一つの鍵です。とにかく事件が次から次に起こるので息をつく間もありません。後半のミステリ的な展開に注目です。CAXさんが述べているよう「魔法先生ネギま!」と「リリカル・ミステリー」好きな方に。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



学校の階段(櫂末高彰)→bk1→amazonは、第7回エンターブレインえんため大賞優秀賞受賞作です。ラブコメでもホラーでもなく、階段部という謎の部活に熱血する青春ものでした。スポーツものと言っても……いいのか?
なかなかにおもしろかったです。

それでは本日の台詞解説。
間違ってるとわかっていても、男には前に進まねばならないときがあるのだっ!と言うことで。


「………無価値と言われたよ」
「俺たちは、これから誰に顧みられることもなく死んでいく。たしかに、俺たちは無価値だと思う。
でもさ。大事なものがあって、それを守れれば、それも人の価値だと思うんだ。俺は嬉しい。少なくともお前を助けたぶんだけは、俺は無価値じゃない」


出典:戦う司書と雷の愚者 (小説)/スーパーダッシュ文庫/山形石雄/絵師:前嶋重機/デザイン:ムシカゴグラフィックス・百足屋ユウコ/編集:?/222P
キャラ:レーリア

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項無し。

★2006年2月2日(木)
『もう朝か……/読了分紹介』

昨日は会議で絞られた関係で、ほとんど何にも手がつかないまま寝てしまいました。いろいろやることありますが、とりあえずすいません。


さて、それでは本日も読了分紹介。
しかしあれですね、1月は新人作品ばかり読んでるような気がしてしょうがないので、土曜日あたりにでも一度1月の寸評?みたいなものをしてみようかなと思ってます。シリーズものの続きがろくに読めてません。もう自分自身何がなんだか(苦笑

走って帰ろう!(加藤聡)→bk1→amazon
[第7回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>]



意識的に情報を絞って書きますが、自転車によるロードレースを題材にした小説です。しかもツール・ド・フランスのような普通のものではなく、ちょっとした変化球になってます。(調べたらすぐ
とりあえずスポーツものとあれば反応する方は、何も考えず即座に購入してください。メインとなるロードレースでの駆け引きなど自転車のことを全く知らない私でも実におもしろく読むことが出来ました。またロードレースをするに至った動機が特殊なため、その設定にもかなり惹かれるものが。
おすすめの一冊です。いやこれは先の楽しみな新人さんですね。

私のKnightになってよネ!(佐藤了)→bk1→amazon
[第6回エンターブレインえんため大賞<東放学園特別賞>]



実はまだ最後まで辿り着いてませんが、ちらっとだけ。「上っ面だけ見て中身を分かった気になっても、それは幻想です。最後まで辿り着いてこそわかることもある」と言っておきましょう。
明日にでも改めて紹介します。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



戦う司書と雷の愚者→bk1→amazonは、戦う司書と恋する爆弾→bk1→amazonの続編に当たります。人は死ねばすべて本となり、本は知識となるため図書館に収められ武装司書によって守られている……そんな世界の物語。。筆力も高く世界観も魅力で、よい作品でした

それでは本日の台詞解説。
人間、どん底の環境にいても心にいつも暖かいものを持っていることの出来る人はいるものだなあ、と。


『生きていくっていうのは、少しずつ死んでいるのと同じ。わたしたちは、生まれた瞬間から死に続けている。それなのに、どうしてこんなに死ぬのは怖いのだろう。たとえ死に続ける体であっても、わたしは生きることから逃げたくない』

出典:ネクラ少女は黒魔法で恋をする (小説)/MF文庫J/熊谷雅人/絵師:えれっと/デザイン:blue/編集:?/203P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】うつらうららか
特記事項無し。

★2006年2月1日(水)
『大フィーバー/読了分紹介/ビーンズ文庫新刊』

先日ものすごい勢いで紹介した陰陽師は式神を使わない 陰陽道馬神流初伝・入門篇→bk1→amazon。情報の裏をとってませんが、ラ板への書き込み情報によれば出版社在庫切れで重版かかったそうです。……そうか、あれ重版なのか。いやはや。
少なくとも、文章レベルが高いので読んでストレスを感じることはないと思います。騙されたと思って読んでみてくださいませ。

新刊読了分紹介、ただし駆け足で。
銃姫 (6) The Lady Canary(高殿円)→bk1→amazon



愛が、愛が深い……。終わりに向けて加速をはじめました。文句なしの満足度。

ファイナルシーカー レスキューウィングス(小川一水)→bk1→amazon



よみがえる空 -RESCUE WINGS-の同一世界観を使って書いたオリジナル小説。登場人物などは全く違います。自衛隊内のレスキュー部隊・小松救難隊についてのお話。やっぱり小川一水という人は現場のプロフェッショナルについて書いた作品はどれもこれもおもしろいです。


1日発売のビーンズ文庫の新刊紹介。
彩雲国物語 光降る碧の大地(雪乃紗衣)→bk1→amazon



バルハールの姫君(雨川恵)→bk1→amazon



マケスティア・ルージュ 亡国の公女(志麻友紀)→bk1、→amazon


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



ネクラ少女は黒魔法で恋をする→bk1→amazonは、黒魔法で自分を変えようとするネクラ少女が主人公の恋愛もの。ラブコメになるのかどうか。この手の内にこもる少女が登場する話ってどうしても鬱系になってしまうものですが、この小説の場合描写の仕方が上手いのでむしろ陽を感じさせてくれます。前向きな?ネクラ少女は物語の中でどう変わっていくのでしょうか。

それでは本日の台詞解説。
台詞は劇中劇に登場するものです。重い病を背負った少女の生への執着。


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