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出典:彩雲国物語 始まりの風は紅く (小説)/ビーンズ文庫/雪乃紗衣/絵師:由羅カイリ/58P
キャラ:紅秀麗
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年5月9日(日)
『プリティでキュアキュア』
プリッ、キュアッ!<初めて見たらOPに洗脳されたらしい
トップ絵、葉子さん曰く「エスカリボルグ? わたしは素手で十分なのです☆」とのコメントを預かっております、ガクガクブルブル。
放置していたはてなを有効活用しようと思ってとりあえずプライベートモードでこっそり準備しかけたら(なんせ書式とかがさっぱり分からない)、いきなり一歩さんにばれている(^^; はてなってキーワードでバレバレなのか(汗
とりあえずもう数日テストした上で始められたらなあと思ってます、屍を越え往く也〜「このライトノベルがすごい!」反省記。もうちょいお待ちを。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「七姫物語」の投票者と「撲殺天使ドクロちゃん」の投票者が、 全く、ちっとも、一人も、 重なっていない
このライトノベルがすごい!の一般投票結果で有里さんが発見し、そこから一歩さんがいろいろCGIで解析してくれています。ドクロちゃんを読む人は何がお勧めなんだろう?とか、ある作品に投票していた場合の他作品との距離とかなかなかおもしろいんですよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
彩雲国物語→bk1、→amazonは、即位して半年、国政も顧みず男色にうつつをぬかしているらしい陛下の教育係として後宮入った才気ある(でも貧乏)な少女・紅秀麗の奮闘記です。
中華風の話なんですが、かなり読みやすかったのが大きいですね。コメディ分も適度に入っている感じ。
それでは本日の台詞解説。
秀麗が王に直言しているの図。
出典:彩雲国物語 始まりの風は紅く (小説)/ビーンズ文庫/雪乃紗衣/絵師:由羅カイリ/62P
キャラ:紅秀麗
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年5月10日(月)
『囚人のジレンマ』
囚人のジレンマの話題自体はたそがれspringpointにおいてこことかあるいはここら辺で取り上げられているので読んでもらうとして……
以前に一度紹介した事があるのですが、少女と囚人のジレンマというフリーゲームをご存じでしょうか。(ちなみにこのゲームを制作したステッパーズ・ストップというところは、とことん個性派のゲームにこだわっておられるようなので、興味のある方は他も漁ってみてください)
もしまだ遊んだ事がない方がいたら、ぜひともプレイしてみてください。囚人のジレンマを題材にしているのですが勝ち負けよりもそれに至る過程、少女の台詞が素敵すぎ。
うさんくささ万歳。
このライトノベルがすごい!はコラムの方は継続中です!
なんと新連載! 早見裕司さんによる「ジュニアの系譜」がスタートしました!(寝過ごしてしまい公式サイトに告知する時間が……すいません帰宅したら公式からもリンクしておきますので(^^; )
そして久美沙織さんコラム「中山星香のメール」 番外編 もお届けです。まだまだ目を離さないでくださいね〜。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「屍を越え行く也〜「このライトノベルがすごい!」反省記
このライトノベルがすごい!の反省をトンボさんがする場所になるようで☆ もう一般の方も閲覧可能ですよ☆
「まあそんなわけで改善点を指摘したくてうずうずしている方や、すごい!の企画に対して一言ある方はぜひ今後ご覧になってください(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
彩雲国物語→bk1、→amazonは、即位して半年、国政も顧みず男色にうつつをぬかしているらしい陛下の教育係として後宮入った才気ある(でも貧乏)な少女・紅秀麗の奮闘記です。以下略。
それでは本日の台詞解説。
これは王に対する感想?みたいなものですが……些細な一言だけどすごい重要な内容ですよね。逆に言葉を尽くしても無駄、という相手も確かに存在するので(^^;
出典:彩雲国物語 はじまりの風は紅く (小説)/ビーンズ文庫/雪乃紗衣/絵師:由羅カイリ/58P
キャラ:紅秀麗
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年5月25日(火)
『いろいろ準備中』
私自身はまだ手がついてませんが今月のファミ通文庫とMF文庫は当たりが多そうな感じです。
さよならトロイメライ1,2読了。うーむすごい解決編だ……。特徴ある一人称文体は激しく好き嫌い分かれそうですが、人によってはツボかもです(一昔前の少女小説にある意味近いかも)
このライトノベルがすごい!関連は早見裕司さんのコラム「ジュニアの系譜」第4回「ノヴェライズの時代」を掲載。徳間アニメージュ文庫など、ライトノベルがノベライズによって ブームになっていく辺りのお話です。
学校を出よう!2巻感想リンク集よろしくね、と。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
彩雲国物語→bk1、→amazonは、即位して半年、国政も顧みず男色にうつつをぬかしているらしい陛下の教育係として後宮入った才気ある(でも貧乏)な少女・紅秀麗の奮闘記です。背景世界は中華風ですがかなり読みやすかったですね。
このライトノベルがすごい!で女性部門の上位に入っていたので読んでみたらおもしろかったんです。いやいいもの教えてもらいました。
それでは本日の台詞解説。
んー……すいません、ちと切り出した場所が中途半端だったかも(^^; 選び直してる時間もないのでこれで堪忍です。
世界はわたしのもの
出典:サイキックフォース キャラ:リチャード・ウォン
対戦格闘ゲーム「サイキックフォース」よりウォンの勝利時の台詞。
とんでもなくでかいことをほざいてますが、無理もありません。 彼は時間使いの超能力者で、時を止めることができるのです。そりゃ偉そうにもなるでしょう(笑) こういう「オレは悪役だっ!」という雰囲気でまくりな台詞は大好きです。
…もう唄わないの…? つまらないな…
出典:サイキックフォース2012 キャラ:エミリオ
対パティ戦での勝ち台詞です。
歌に聖なる力を秘めたパティに「歌を歌ってよ」とかなんとか言いつつ戦闘を挑むわけですが、そのあげく言う台詞がこれです(笑)
性格の壊れたエミリオ君ですが、これは極めつけかも。
ッパティーッ!!
出典:サイキックフォース2012 キャラ:マイト
気合が空回り、ある意味確信犯かと思えるほど陳腐(様式化)された台詞の多いサイキックフォースシリーズ。特に2012は際立ってます。念のため言っときますけど、これは誉めてるんであって、けなしてるわけじゃないですからね。そこのところお間違えなきように。徹底したまでのお約束な台詞群がサイキックフォースの持ち味です。
さてさて、上の台詞は主人公のマイトがパティーと対戦して、勝った(勝ってしまった)時に叫ぶ台詞です。
ちなみに逆にパティーが勝っても「マイト!」と同じようなこと言います。
お互い、かけがいのない相手と思いながらも、信じるものの違いから闘うことになる二人。その結果が……この台詞。
で、永遠のツッコミとも言えますが、「だったらやらなきゃいいのにさ」ってこと。
勝って後悔するくらいなら、はじめからやめときゃいいのですよ、全くもう……。正義の味方かぶれのやることは短絡的でいけません。
「ご利用は計画的に」と、各信販会社も言ってるではありませんか(笑)
要するに言いたかったことは、様式化することもそれはそれで大切なんだよ、と。
ふ……愚かな!!
正々堂々と戦うほかないそち達と違って、我ら悪者はどんな卑怯な手段もやりたい放題。もとよりそち達に勝てる道理などないわ!!
出典:サイバーボッツ/カプコン/?/デビロットシナリオより
キャラ:プリンセス・デビロット
【公式サイト】CAPCOM WORLD
見るのはいいですが……サイバーボッツの情報を探すのは無駄な行為というものです。やめましょう(笑)
「サイバーボッツ」は、ストリートファイターシリーズなどの対戦格闘アクションを送り出したカプコンの制作した、対戦格闘ものです。
最大の特徴は人ではなくロボット同士が戦うところにあります。必殺技も当然武器などを使用します。操作感覚がその他の格闘アクションと少し異なるところがあったり、ネタがロボットなのが災いしたか、それほどヒットはしませんでした。が、ロボット好きにはおすすめです。ついでにドリル好きにもおすすめ(笑)
しかし、めちゃくちゃ懐かしいですね……せいぜい5年前くらいのゲームなんですが。
さて、台詞。
番外シナリオの主人公、地獄帝国のデビロット姫が正義の味方ジン・サオトメに勝ったときの台詞です。ああすばらしき悪党三昧……。
もとよりこの手の台詞に深い意味などなく、単なる決め台詞としての性格しかありませんが、悪党ぶりが際立ったたいへんよい台詞ではないかと。(00/6/11)
勝利のポーズ、キメッ!
出典:サクラ大戦 キャラ:帝国華劇団
出典はサクラ大戦、今はなき(まだあるけど)サターンのゲームです。
しかし説明など不要でしょう、いわゆる「決め台詞」ってやつですから。
さかのぼればタツノコアニメの「勝利のポーズ」が元ネタなんでしょう、やっぱり。
いわゆる戦隊ものにはなくてはならないもの、かな?
プレイヤー殉職!
出典:ザ・警察官 新宿24時/コナミ/コナミ/?/自分が死んだ時(^^;
キャラ:ナレーター
【メーカー公式サイト】コナミ
【絵師直営サイト】なし
ちなみに新宿24時への直リンクはこちらです。
「ザ・警察官 新宿24時」は体感ガンシューティングゲームです。
プレイヤーは現場に突入する警官隊の一人となって、敵を撃ち倒していくわけですが……。
これは画面に向かってひたすらゾンビを撃ちまくったりする通常のものとは一線を画した新しいゲームなのです。
なんとですね、しゃがんだり身を左右にかわすことで敵から隠れることができる! 実のところ、画面に向かってしゃがみこんだりしている様子は傍から見ていてかなり怪しげ。ダンスやパラパラならばともかく、いきなりしゃがむゲームをはじめるのはけっこう勇気が要ります。
ですが、一度ゲームをはじめてしまうと
「やべ、敵撃ってきたよ! ぐわ、あぶねえ!」と必要以上に体を動かしまくっている自分自身を発見することまちがいなし。そして気がつくと筋肉痛のおまけまでついてくるという……(^^;
かなり大きなアミューズメント施設にしかおいてないのが難ですが、見かけたら一度はやってみましょう。きっとやみつき。
さて、本日の台詞ですが……。
なんだこりゃ?と思われた方が多いと思われます。
台詞自体は、プレイヤーである警官が敵の弾に当たってしまうと、画面の暗転・テロップと共に流れるナレーションです。
殉職……なんと甘美な響きなのでしょう(笑)
「プレイヤー死亡」や「ユー、ロスト」とかいう単語では決して表現できない微妙な感触。同様に、
「民間人誤射」というのもありますが、これもまた頭を抱えたくなる不思議な響きを持っています。
わかります? こういう感覚。きっと全国に一人ぐらいは共感者がいる……と思いたいなあ……。(01/5/12)
旧世界の兵器も、死んでしまった人の憎しみも、あたしたちは要らない。そんな……そんなものが……
今生きているあたしたちの邪魔をするなあ!
出典:還らざる魂の蜃気楼(ザ・サード) キャラ:火乃香
えーと、ザ・サードはストーリーとしては、割にありがちないわゆる戦乱によって滅んでしまった旧世界の残した技術の一部を用いて生活を営む世界が舞台です。
そこで、主人公の少女、なんでも屋にして居合の使い手である火乃香が様々なことに関わって行くというお話です。(細かくいうとちがうけど)
私の場合、「居合」というキーワードに弱いので……(^^;)
台詞は……見ての通り。台詞の通り。なので特に解説しませんが、この火乃香という少女の生命力を感じさせる台詞だとは思いませんか?
泣きたい時に泣いちゃえ。胸の中のもの全部吐き出して、すっきりしたら、あとはずっと笑ってられる。そんなもんさ
出典:虚ろなる幻影の墓碑(ザ・サードU) キャラ:火乃香
ザ・サードは富士見ファンタジアの新人さんの作品です。
大戦後、荒廃した世界の中で生きる人類と、それを統括する亜人類ザ・サード。
そんな中を、たくましく生きているなんでも屋で、居合の達人でもある少女・火乃香。彼女を主人公にして物語は進んでいきます。正直いって、世界観自体はそれほど独創的というわけではないのですが、キャラクターの描写の仕方がうまいせいなのか、非常に主人公が生き生きとしてます。けっこう当たりな作品かも。
えーと、台詞の舞台なんですが詳しいことは割愛します。というか、必要ないんじゃないかな?
闊達で、だけど思いやりのある少女が、自分より幼い少年に向かってやさしく語りかけている……、こういう状況をご想像下さい。
なんか目をつぶっていても、「台詞だけで」光景が目に浮かんでくるみたい。こういう描写は貴重です。
「あんた……ロボットだよね?」
「あたぼうよ。だが、俺をただのロボットと思ったら、おお間違いだ」
「――じゃあ、なんなの?」
「俺を屑鉄屋に引き取らせてみろ。二束三文どころか、解体費を請求されるぜ」
「だから?」
「ただじゃねえってことよ。けけっ」
出典:Honky Tonk Machine(ザ・サード)
キャラ:火乃香&歌うたい
「ザ・サード」は、いわゆる荒廃した近未来で便利屋をしている、謎多き居合の達人少女を中心に描いた作品です。なんだか知りませんが、奇妙に優しい気分にさせられます。ちなみにこの台詞はドラマガ増刊のバトルロイヤル掲載の短編からです。
ついでに……AI出ます、AI(笑)
台詞の出た状況はもうほとんどどうでもいいですね。一応火乃香がポンコツロボットを救出するはめになってしまい、救出したロボットは下手な歌は歌うわ、つまらんギャグをとばすわ……と、そういう状況での会話です。あ、歌うたいがそのロボットの名前。
ところで……台詞読んで腰砕けましたか? 砕けましたよね? たまには息抜きな台詞も選ばせてくださいということで(^^;)
「わかってよボギー メシ食って寝るだけが生きてるって意味じゃない。でもここで引き返したら、そういうことになっちゃうんだ」
『それでも、私はきみに、生きていてもらいたいんだ』
出典:天翔ける螺旋の乙女(ザ・サード4)/富士見ファンタジア文庫/星野亮/264P
キャラ:火乃香&ボギー
「ザ・サード」シリーズは、SFアクションです。「大戦」で荒廃した地上で、なんでも屋として暮らしをたてている少女火乃香(ほのか)が主人公。超絶な居合の技などを駆使して砂漠で生きていく彼女を軸に、荒廃した地上の人々を統制するザ・サードなどが絡んでくる話。
……と、ここまで書くと普通のありがち小説なんですが……私なんかは奇妙に惹かれるんですよ、これが。実はおんなじような説明を過去に繰り返してるんですが、今回ようやく理由が見えてきました。
地の文が巧いんです、この方。読んでて映像が浮かぶとでも言えばいいのかな。無理やり例えると、流水か水彩画かそういう感覚。火乃香の技である居合の描写シーンなど読むとよくわかります。まいじゃーだとは言いませんが、シリーズを重ねるごとにお気に入りになってきました。
さて、名台詞なんですが、ボギーというのは戦車に搭載されている人工知性体です。
火乃香が危険な場所に向かうに当たって、唯一反対したのがこのボギー。火乃香は、ボギーを説得するのに『生きる意味』を持ち出しますが、反論されてしまいます。ボギーがAIである、という事情を考えてこの台詞をかみくだいてみましょう。なんかきませんか? 少なくとも人工知性萌えである私はクラクラと……。
「だからよ、十五やそこらのガキに、あっという間に理解されちまったんじゃ、人生ってやつも立つ瀬がねえってことよ。嬢ちゃんだって、これから先、つまんねーだろが。全部わかっちまったら」
出典:いつか時が流れても(ザ・サード)/富士見ファンタジア文庫/星野亮/絵師:後藤なお/115P
キャラ:歌うたい
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】GALAXY'S CHILD HOMEPAGE
後藤さんのサイトのアドレスは新しいものに変わってますが、転送時のCGも綺麗なのであえて古いものをご紹介(笑)
結局今週はずっと余裕のない日々を送っています。
なんとかそれなりに更新がんばります……うう。
「ザ・サード」はSF小説。
近未来、科学の発達しすぎた地球で起こった戦争により地上は大きな傷痕を残し、半砂漠化した世界で暮らしています。その砂漠のオアシスを渡る凄腕のなんでも屋として生計を立てている少女・炎乃香を中心とした物語です。
話としてはそんなにとっぴな設定や展開があるとは思いませんが、居合を使う炎乃香の「静と動」の対比がなんだか印象に残る感じです。
台詞の方は、砂漠を移動中にロボットが遭難?していたのを助けたところ、いろいろ人生観などについて語り始めた……という舞台になっています。
「人生は若者にはわからない」という種の台詞はたくさん見かけることができるわけですが、この台詞はアレンジの仕方がなかなか上手いです。
立つ瀬がない、とはなかなか言い得て妙であります。(01/4/20)
「他人をあてにするなって、遺言なの」
「どなたの?」
「良心の」
出典:風花の舞う街で(ザ・サード)/富士見ファンタジア文庫/星野亮/絵師:後藤なお/82P
キャラ:パイフウ&シュミット
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】NEW GALAXY'S CHILD HOMEPAGE
ザ.サード関連のファンサイトは……時間切れで探せませんでした(汗)。WEBリングのハイペリウスシティを見つけたんで、ここを起点に巡ってみるのもよいかと。
普段が普段なので(^^;、声を大にして断っておきますが上の台詞は変換ミスじゃありませんからね!
本日は時間ないのでざっと説明します。
「ザ・サード」は行き過ぎた文明同士の戦争により、ぼろぼろになった人類がその後砂漠化した地上で細々と命脈をつないでいる、そういう近未来が舞台。これ以上人類が余計な技術をもつことのないようにと「テクノス・タブー」を設け、第3の眼がある人類の上位種?であるザ・サードが人類の行動を監視している世界でのお話です。
砂漠で砂上戦車を駆り、腕利きのなんでも屋をしている少女・火乃香。彼女を中心にしながら話は展開していきます。
若くしてカタナを自在に操る火乃香の活躍を楽しむのが吉です。あとなんていうのかな、登場人物全体に静寂の美というか透明感というか、そんなものが感じられます。
さて台詞解説。
このパイフウというのは、ザ・サードでは重要な脇役に位置するんですが、外伝であるこの作品においては主役をはっています。
この人物の特徴として、高度な戦闘技術・格闘戦の技術を身につけていて、不必要に他人と関わろうとしない、わりと物事に無関心な部分があります。
あとは「他人を信用しない」ザ、この辺の情報を一言に集約したけっこう濃い台詞なのかもしれません。
発音すれば「両親」と区別つかないという点がポイント。なんとなーくいってる意味がわからないようなわかるような……。 →bk1
(01/7/25)
「好きって絶望だよね」
出典:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (小説)/富士見ミステリー文庫/桜庭一樹/絵師:むー/デザイン:菊池博徳/編集:?/59P
キャラ:海野藻屑
【作者直営サイト】Scheherzade
【絵師直営サイト】うみねこ
特記事項なし。
★2004年11月15日(月)
『先日のチャット中に彼曰く、』
細かい話の流れはさっぱり覚えていないのですが、某さんがこんなことを言いました。
『人間は中身だが少女は外観だ』と。
(なお、少女の部分は皆様の嗜好によって適宜、少年その他の表現に置き換えてください)
……………………至言かも。
あらゆる理屈と人権団体が枕を並べて討ち死にしそうですええ。
ああそうそう、もうすぐ上映期間が終わるというこの時期に駆け込みでスウィングガールズを見てきました。やー面白かった! なるほど、関口さんが騒がれている理由もよくわかりました(笑)
ところでHTMLに関する質問なんですが……
IE系以外のブラウザで画像に対してのコメントを表示できるようにするには、具体的にどういうタグを使えばいいんでしょうか。自分は普段ホームページビルダーを使ってページ作成してる関係もあって融通があまりきかず、ちょっと前から「コメントがIEじゃないと見られない」と指摘されて気にはなってたんですが、対応できてないのです。
使い方を例示してもらえるととても助かるのですが……嗚呼、スキルが足りない(苦笑
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない→bk1、→amazonは、どう表現すべきかな……現代のおとぎ話、とでもしておきますか。なおあらすじ紹介では青春暗黒ミステリと表現されてましたが、ミステリかどうかはさておきなるほど暗黒、という部分は的を得ていると思います。
序文を見れば一目瞭然ですが、どうあっても明るい展開になりようがないのです。
謎多き転校生の少女・海野藻屑に関わる物語です。
そうですね、できれば推定少女→bk1、→amazonが問題なく読める方におすすめしたいです。推定少女をさらに尖がらせて負の部分に踏み込んだ感覚なので、推定少女に「違和感を感じた」「入り込めなかった」方にはおすすめしません。止めといた方がいいです。
いやはや自分はますます桜庭一樹ファンになりました。
それでは本日の台詞解説。
正直「え!?」と思うような印象的な台詞ですが、物語を未読だとなんのことかわからないと思います。読み終わってはじめて深く納得できる台詞ですが、この作品を代表するものだと思ったので迷わず選びました。
はらへった! そおぷ!
出典:The Five Star Storys/ニュータイプ100%コミックス(角川書店)/永野護/いろいろ
キャラ:すえぞう
【直営サイト】Five Star Stories
下で話題のすえぞうもサポート(笑)
「The Five Star Storys」は、SFとファンタジーの融合コミックです。
神話的な要素をもった作品で、一言ではとても表現できませんが、超大型の人型兵器モーターヘッドと人工生命体であるファティマが主役である、ととりあえずしておきます。国内においてはおそらくもっとも壮大な設定を持った物語ではないでしょうか。
その世界観は緻密にして壮大。設定などは公開されているだけでも「超絶」と表現してよいでしょう。物語の始まりから終わりまでが、既に年表という形で公開されてしまっていることも既存の作品とは大きく異なっています。
また、永野さんの場合、イラストと世界観の融合という要素もあります。あの繊細な絵柄と壮大な設定が乖離していないのは、同一人物によって生み出されている作品だからこそでしょう。惜しくらくは執筆スピードが……(^^;)
公開されているすべてのエピソード全てがコミックになることはありえないでしょうが、せめて大筋の話だけでも最後まで無事に見届けたいものです。
さて、こうまで壮大きわまる話をしておいて、名台詞は非道い落差(^^;)
星団上でもっとも高貴で強大な生物、ドラゴンの幼生。ソープによって「すえぞう」という、あんまりかっこよくない名前をつけられていますが、ともかくれっきとしたドラゴン……なのですが、まだ幼生なのでちょっとおばかさん(笑)
当初まともにしゃべれるのはこの二言のみでした。
しかし保護者?である「そおぷ」はともかく「はらへった」が真っ先に出てくる言葉とは……生物の生存本能ってすばらしい(笑)
追伸:FSSは名台詞初登場ですが、さすがにこの台詞で終わりではあんまりなので、数日はFSSで行ってみようかと思っています。
「初めて会ったものがこの世で最高のものだった……
少年……君の気持ちはわかる……
いや……私にしかわからない!
君は手に入れられぬものを私のように一生追いつづけて生きてゆくのか?」
出典:The Five Star Storys/ニュータイプ100%コミックス(角川書店)/永野護/124P
キャラ:アイシャ・コーダンテ
【公式サイト】Five Star Stories
その気になれば、ファンサイトは山ほど見つかりますが……収拾つかなくなるので、それはご自分でお探しを。
「The Five Star Storys」は……これ説明の必要あるんでしょうか? たぶんここにくるような方ならほとんどご存知だと思いますが、まあ一応説明しておきますね……。
銀河に存在するジョーカー太陽星団の歴史を描いた壮大な……それも半端ではなく壮大な物語です。
あらかじめ物語の年表は公開されていて、星団で起こる主な出来事はすべてわかっています。コミックはその壮大な歴史の中から、個々のエピソードを切り取って描いているわけです。モーターヘッドと呼ばれる巨大な人型兵器、それを操る人間を超越した戦闘技能をもつ騎士、モーターヘッドを操る際に騎士をサポートする、ファティマと呼ばれる人形のような美しさを持った人工生命。
永野さんの『他人には決して真似の出来ない』超繊細なタッチで描き出されるモーターヘッドやファティマの美しさがファンを捕らえて離さないのはもちろんのことですが、星団史やモーターヘッド、ファティマに関わるとんでもない量の設定の数々がさらに人を惹きつけるのでしょう。って私もそのひとりなわけですが(笑)
とにかく私の頭の中で、この作品は他とは別格になっています。特にSF者であるという自覚がありながら、まだ未読の方は……反省しましょう(笑)。
さて、台詞解説ですが……本日のは、途中に入る関係ない台詞をカットしてお送りしています。与える印象にはなんら問題はないのですが、断りを入れておきます。
ヨーンという少年がしばらく旅を共にしていたはぐれファティマは、実はとんでもない超級ファティマでした。そしてある事件が起こって、そのファティマは少年のもとを去ることになります。
その後、ずっと少年はそのファティマを追い続けることになるのですが、やはり身分違いの決して結ばれることのない人を愛してしまった女性騎士が、少年の行動に自分を重ね合わせて見ている、とまあそういう背景があります。
場合にもよるのでしょうが、もしかしたら最初に出会うのがこの世で最高のもの、と言うのはかなり不幸なことなのかもしれません。(00/10/6)
大自然のお仕置きです
出典:サムライスピリッツ キャラ:ナコルル
ある意味曰くつきの台詞。
出典自体はそのまんま、サムライスピリッツシリーズでの、ナコルルの勝ち台詞です。
わかる人にはわかりますが、元ネタは完全にセーラームーンの「月にかわっておしおきよ」です。ですが、もはや完全にキャラが独り立ちしてしまい、当然ながら台詞も一人歩きを始めました。
……しかし大自然のおしおきってどんなんでしょう。
早い話、「天誅」といって相手をどつき倒すのとたいして変わらないような……。
余談ですが、もっともこの台詞がはまっているのは「斬紅郎無双剣」だと思うので、お試しあれ(蹴りで相手をKOしないといけないので、結構気を使います)
言ったよ、本気だって……
出典:サムライスピリッツ天草降臨 キャラ:緋雨閃丸
対戦格闘ゲーム「サムライスピリッツ天草降臨」より全国のショタファン御用達(笑)閃丸の台詞。
これは怒り爆発後に出せる超強力技「一閃」が決まったときのものです。 準備段階として、怒り爆発時に「本気でいくよ」と掛け声をかけるのがポイントですね。 これは一度聞いてもらうしかありませんね。
だいたい対戦格闘ゲームの名台詞というのは、 あの声でないと……というものが多いので。 要するに高飛車な言い方ではなく、はかなげに言うのが大事なのです(^^;)
ただひたすらに、書類にサイン、書類にサイン、書類、書類、書類、サイン、サイン、サイン――おれはサイン専用の機械か!?
出典:サムライ・レンズマン 《小説》/徳間デュアル文庫/古橋秀之/絵師:岩原裕二/22P
キャラ:キムボール・キニスン
【作者直営サイト】∀古橋
【絵師直営サイト】LOBO:The secret house in snow forest
特にはコメントなし。
★2002年1月8日(火)
『へっぽこシューターは3度死ぬ』
相変わらず下手なくせにシューティング癖の抜けない管理人は斑鳩をプレイしてきました。演出めちゃくちゃかっこいいー!! でもあれは死ねます。気がつくと死んでます。自爆率きわめて高し。
シューティングネタが出たついでに「シューティング娘。」(STUDIOひせくったのトップ絵です)をどうぞ。
あなたは何人わかりますか?
ところで話はそれますが。
今まで2ちゃんねるでよく出てくる「モエバナ」ってずっと「萌え萌えなバナー」のことだと思っていたんですが、萌え話のことだったのか・・・どうりで今までなんか変だなあ?とか思ったんですよ<とっとと気づけ
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「コミックBLADE」の新連載一覧(最後通牒半分版より)
詳しい経緯はあえて言いませんけれど、どこかで見たようなタイトル名が並んでいますね。お家騒動・・・あれ私今なにか言いました?
まいじゃー的には天野こずえさんの「Aria」に要注目です☆
「AQUA」とタイトルが似ているのは果たして偶然でしょうか?
▼本日の作品&台詞解説▼
「サムライ・レンズマン」→bk1、→amazonは、サムライレンズマンです。いやもうどう説明したもんやらそうとしか言いようがないです。
まずは名前でも分かるとおりレンズマンのオマージュ。といっても実は原作読んでません(汗)
内容は言うまでもないのですが、文体まで明らかに調整されていて、わざわざ海外SFの翻訳文体っぽい感じになってます。この辺は古橋さんの過去作品を読んだことのある人なら、明らかに文体が違うのでわかるかと。
由緒正しきスペオペでサムライで・・・原作読んでないヘタレの自分でさえここまで楽しかったんで、海外SFかじったことのある人なら速攻で手を出していいと思います。原作知らなくても何ら問題なし!
逆にこれ読んでレンズマンが見たくなりました。
近く再販(復刊?)の予定もあるらしいので、手に入れるならその辺が狙い目かな?
さて、本日の台詞解説。
上であれだけ持ち上げておいて、よりにもよって選んだ台詞がこれ。
管理職の悲哀を描いたある意味では泣ける台詞です(笑)。ちなみに本作品のイメージのかけらもありませんのでご注意を。
(02/1/8)
「ドカーン!バキューン!ダダダダダン!―そんなものは、お祭りに過ぎません。
本当の仕事というのは、オフィスの机の上に回ってくるものですよ。コーヒーを一杯飲んだら、
さっさと取りかかりましょう」
出典:サムライ・レンズマン (小説)/徳間デュアル文庫/古橋秀之/絵師:?/?
キャラ:?
【作者直営サイト】フルハシ
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2004年1月3日(土)
『木乃葉子の宴参加作品第2弾』
第2回マリア様がみてる人気投票開催中です。まだはじまったばかりですが、大本命の聖さまが強いのは当然として瞳子も健闘中(笑)
さて、讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜参加作品のエントリーナンバー2番をお届けします! 2番以降からは発表時は作者名を伏せておくことにしますのでみなさん予想してみてくださいませ。SSです…いきなり公開不能か!?と一瞬あせりましたが、楽しく読ませてもらいました。葉子さんが不覚にもかわいかった……
ほんとのはなし
次までに特設ページ作成しておきます。
涼宮ハルヒの退屈→bk1、→amazon、読了。今回は短編集です。前作である「涼宮ハルヒの溜息」よりもおもしろかったという意見が大半のようですね……ふむ。思うに、ハルヒを巡る世界というのは『憂鬱』で既に完成してしまっているためにこれ以上世界の広がる余地がなく、長編にはあまり向いてないのでは。短編だとあの癖の強いキャラが効果的に動いてくれるんだろうなあと見てます。
……スレイヤーズとある意味似てるかな。軽妙なやりとり自体短編向きでしょうし。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
サムライ・レンズマン→bk1、→amazonは、はっはっは説明している時間が無いのでパス(^^;
台詞説明ですが、ヒーローも偉くなると現場よりもデスクワークの方が大変になってくると言う悲しい現実なのでした。
さようなら,鉄郎。いつかお別れのときが来ると私には分かっていました。私は青春の幻影,若者にしか見えない時の流れの中を旅する女。メーテルという名が鉄郎の思い出の中に残れば,それでいい。私はそれでいい。
出典:さよなら銀河鉄道999 キャラ:メーテル
言わずと知れたラストシーンの名台詞です。あえて解説など言う野暮な真似はやめときましょう。ただひたすら涙を流せ!
この台詞、うろ覚えだったんで確かめようとHP検索をかけたらとんでもない密度の999ファンページを発見しました。
一度ご覧になることを強くお勧めします。
http://www.try-net.or.jp/~faust/999index.html
「なにか哲学的理由がありますか?」
出典:さよなら妖精 (小説)/ミステリ・フロンティア(東京紀元社)/米澤穂信/絵師:――/?
キャラ:マーヤ
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特記事項なし。
★2004年3月8日(月)
『すごい!はハッタリ効いてますかそうですか』
このライトノベルがすごい!のタイトルを変えるとか世迷言を言っていたら、チャットで周囲の方から「あれはハッタリの効いたいいタイトルだ」との助言をいただきまして、そのまま生かすことになりました。その代わり副題をつけまして、
『このライトノベルがすごい!〜貴方の知らない傑作、在ります〜』という形で行きたいと思います。
さて、このところ紹介がとまっていた讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜ですが……実はメールがとある事情でめちゃくちゃなことになってしまってまして、どこまで紹介したのやらわけわかんなくなってしまったのです(汗 もし、まだ投稿したのに紹介されてねー!という方がいたらよろしくツッコミをお願いします(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■プロットの作り方(乙一) ポンツーン三月号より
小宮さんによるポンツーン掲載記事のまとめです☆ 雑誌を手に入れるのがかなり難しそうなのですが、記事だけでも趣旨は十分に伝わってきますね☆
「物書きの方はこの方法論はぜひ目を通してくださいな、と」
■ライトノベル・ヤングダルト・ジュブナイルの定義について
■ライトノベル・ヤングアダルト・ジュブナイル 2
■体裁としてのライトノベル
■ライトノベルというジャンルは存在しないもしくはまだ確立されていません〜(20040306の日記)
■「ヤングアダルト」という呼び方
関連したものをリンクしていたら凄いことになってしまいました☆
「私の場合、どうもヤングアダルトという言い方が生理的にダメなんですが……それはそれとして。なるほど体裁、ね」
■細腕製麺機(九州ラーメンドットコム内)
flash制作では有名な保健所さんの作品です☆ なかなかの大作ですよ☆
「マリみてファンは特に必見かも〜(謎」
▼本日の作品&台詞解説▼
さよなら妖精→bk1、→amazonは、ミステリという名前こそついてますが青春小説だと思ってください。この作品に対しては内容がミステリ/ミステリじゃないという論議そのものが無意味なので、別に枠付けをしたいわけではありません。単に青春小説を好きな方がこの作品を知らずに通り過ぎてしまうのがあまりにももったいないために強調しているだけです。
愚者のエンドロール→bk1、→amazonや氷菓→bk1、→amazonと雰囲気的には同じらしいので(当方未読)、これらの作品が好きなら文句なしに買いです。北村薫に通じるものがあるかも。
さて、散々悩んだ台詞ですがとりあえず今日のところは、この作品を代表する台詞を引用しておきたいと思います。
作品内の各所で使われていますが、異邦人にとって日本独特の習慣などは「哲学的理由」があるように思える場合がある、と。実際作中に出てくる台詞を見た場合と、単なるこの台詞を見ているだけではその印象がかなり違いますが……。
明日はもう少し違う台詞を紹介の予定。
「でも、もりやさん。それよりももっともっと、大事なことがあります」
「これは秘密です。内緒のことですよ」
「人間は、殺されたお父さんのことは忘れても、奪われたお金のことは忘れません」
出典:さよなら妖精 (小説)/ミステリ・フロンティア(東京紀元社)/米澤穂信/絵師:――/215P
キャラ:マーヤ
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特記事項なし。
★2004年3月9日(火)
『今日はごちゃごちゃと』
すいません、昨日は日中サーバーが落ちてたようでご迷惑おかけしました。トピックへのリンクいろいろありましたよーと一応。
このライトノベルがすごい!補足。どうも一部では誤解があるようですが、一般参加の方には一切参加資格はないですよー。CGIによる投票受付という形で誰にでも投票していただけます。
トリシア先生微妙? えーと、たぶんずーっとそんな感じです。お約束を展開しつつ基本的には生ぬるく。そういう作風というか、だからこその児童文学向けにもなり得る……っていうと児童文学を軽視してるように聞こえるかな(汗
サイト巡回中に知ったこの空色の竪琴のキャッチコピーが妙に気になりました。『君との年の差は1オクターブ。響きあえるのか、とても不安だったんだ……』
……1オクターブ??
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ 「カラフル文庫」&「カラフル文庫アンソロジー ヒント?」がジャイブから3/8新創刊!!(うたたねこやより)
児童文学になると思いますが一部おなじみの作家さんもいるので☆
「アンソロジーって方はいったいどんな内容なんだろう……気になる」
■Dictionary of Pandaemonium
神話辞典です☆ 地域別だけでなく、ジャンル別という検索方法も選択できるのが便利ですね☆ 神話に関わるニュースも集めていらっしゃるみたいですよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
さよなら妖精→bk1、→amazonは、ミステリという名前こそついてますが青春小説です。しつこいようですが青春小説。というかこの人の著作である愚者のエンドロール→bk1、→amazonや氷菓→bk1、→amazonもともに同じことが言えるのかもしれません。とりあえず氷菓は読了しましたが、やはり同じ雰囲気を感じました。
それでは本日の台詞解説。
この作品、穏やかな空気だけかと思っていると、時にその同じ穏やかさから切りつけるような台詞が出てくることがあるのです。これはそんな一例です。この台詞の背景には戦争あり。
★2004年10月7日(木)
『思い出させてくれてありがとう。お礼を、報復です☆』
高森さんとか草三井さんとか、はては狩田さん(10/4)まで蟲な話をしてくれるので忘れかけていた記憶がよみがえってしまいました。悔しいのでここを読んでる皆さんにもれなくおすそわけします。
そう、あれは数年前残業で遅くなり会社で出前を取ったときのこと。麺類は出前だと激マズなので迷わずカツ丼を選択、なんせ腹減っていたのでかなりの勢いで食べていました……。
そして半分以上食べ終わったときのこと。卵とじの中になんか変なものが見えますよ? おや?
はしでごそごそとやってみると……
それはその黒い物体は。
そう、卵とじにされたゴ(以下略
…………
…………以下たぶん10秒ほどザ・ワールド発動。
その後私が取った行動は、とりあえず無言でそのゴ以下略をワリ箸袋の中に押し込み、何事もなかったかのように食べ続けたこと。
だって今さら手遅れでしょうが!! もうさんざん食っちまったよっ!(涙
おまけにそのときはカツ丼を頼んだ人間は、7名ほどいたはずで言うに忍びなかったのです。どうせみんな8割がた食い終わってたし。せめてもの仏心でした。
ちなみに、その後もう一人のカツ丼からもゴ以下略が入っていたことが発覚し、せっかくの私の仏心も無駄になってしまいましたが。
その食堂は二度と利用していません。ちなみに私はその時保健所に通報しなかったことを心底後悔しています。滅びてよし。バルス。ジェノサイドを、葉子さんです。
追記:
モノグラフ経由で知ったんですが、今週号のSPA!の「超保存版 買い物で失敗しない[レビュー]読み解き術」という記事内(72P)でうちのサイト紹介されてました。なんかこう自分が活字狂だけになんとも言えない気分になれますね……。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
さよなら妖精→bk1、→amazonは、どうにも説明しづらいんですがやはり説明すると青春ミステリということになるでしょう。むしろ青春小説といいきたっ方がいいかもしれません。作品内を流れるどこか穏やかで静かな雰囲気が特徴的。この作品のヒロインとも言えるユーゴからの留学生(のようなもの)マーヤは探究心が強い性格でことあるごとに質問攻めにするのですが特に「なにか哲学的意味がありますか?」はすごく印象に残ります。
うかつにストーリーを説明するとネタバレになるのでどうにもできないのですが、この思春期の微妙な心情などを味わっていただきたいなと。謎については、基本的には日常的なことにこだわっています。殺人だけがミステリじゃない。……と、ミステリ素人は思いますええ。
それでは本日の台詞解説。
ほんとは前後関係まできっちり描写できるとこの台詞もはっきりしてくるんですが、何より長い上にネタバレにもなるので断念。ただ、この台詞が怨念のこもったものというよりもちょっとした秘密を打ち明ける、そんな感じで発されている部分が目に留まり紹介してみました。
(編者注:私は未確認ですがこれはマキャベリの引用ではないか、とのことです(20041022記))
「マーヤは、もしかしたら、いろんな自分を演じ分けていたのかもしれん」
「ううん。違うと思う」
「…………」
「マーヤは、いろんな面を持った女の子だった。それだけよ。守屋くん、守屋くんの見たマーヤは、なにかを演じているように見えたの?」
出典:さよなら妖精 (小説)/ミステリ・フロンティア(東京紀元社)/米澤穂信/絵師:――/272P
キャラ:守屋路行&白河いずる
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特記事項なし。
★2004年3月15日(月)
『問題点噴出……』
このライトノベルがすごい!途中経過。
これは主に限定枠の方のお話。一部作家さんの名前が企画準備段階で露出してたり、権利の帰属がはっきりしないままであったりといろいろご迷惑や不安感etcを与えてしまい申し訳ありませんでした。
今回の企画に関わる著作はすべて執筆者ご本人に権利が帰属する旨をとりあえずトップページで表記し、同時にさまざまな問題点を指摘してもらって潰していこうとしている状態です。
なお、今回私自身は協賛者という立場のために意見を出したりはしていたものの逐一内容のチェックまでは行っていなかったのですが、そんなものは「閲覧者や参加者の知ったことではない」話です。広報担当?として責任を免れないと思っています。大変申し訳ありませんでした。せめて誠実ではありたいです(^^;
なにしろ運営側が至らぬためにスケジュールは遅れがちですが、意地でも納得出来る形で行いたいと思っていますので見捨てないで〜(^^;
バナーも出来上がりましたんでご利用くださいませ。葉子さんがラブリーです。
私信:
コーノさん、お絵かき板のねこさんがラブリーです。レスとか出来てなくて申し訳ないですが、これに懲りず利用してくださいねー。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■Fate/stackmaijar
高空昴さんによるfateを「題材」にしたSSです☆ 出ます出しますまいじゃー作品のオンパレードですね☆ あなたはどれだけわかるでしょうか☆
「一応葉子さん主役。ただし無敵じゃないし、他のキャラもまいじゃー作品からばかり引っ張ってます。知ってればニヤリと笑えるけど知らなくてもかなり燃えると思うのでぜひご一読ください。ステータス画面まで作成してあるし。今の葉子さんより絶対かわいい!」
思い上がるな、蚊トンボ☆
――――血の噴水が空を彩る。赤い、赤い、夕焼けの空を彩る。
■『文学賞メッタ斬り!』公式サイト(ありさとの蔵より)
文学賞メッタ斬り→bk1、→amazon自体は以前紹介したんですが、公式サイトまで出来たのですね☆
「今回の芥川賞にはかけらも興味ないけど、この本は読んでみようっと」
▼本日の作品&台詞解説▼
諸事情でDEARの紹介がさらにずれ込む(^^;
さよなら妖精→bk1、→amazonは、ほんっとうにしつこいとは思いますが改めて青春小説である!と力説しておきます。それ以外のどんな分け方にも違和感がつきまとうと思います。とにかくおすすめったらおすすめ!
さて本日の台詞解説。
これも相当に微妙な心の機微を描いたもので、ひどく説明が難しいですね。こういう感覚が楽しめる作品なのです。
「途中でやめたら意味なんかありませんよ。結果が全ての世の中です」
「全てが結果なのだと、私は思うけれどね。きみはまさか《天才は天才であり天才であり天才である》なんて、おばかなことを考えているんじゃないだろうね?
天才は薔薇じゃないよ。日本にはよくいるじゃないか、努力したことそれ自体を誇りに思う人間が。これだけ苦労したんだから結果なんて結果なんて関係ない、とかね。努力はそれだけで価値がある、とか。私はああいうの認めてもよいと思う。《努力をした》というのはそれはそれで立派な結果だからね。私が気に食わないと思うのはやればできただとかやらなかったからできなかっただけとかそういう妄言を吐かす輩の方だ。《できるとは言ったがやるとは言ってない》。全く……いろいろな人間がいるよな、世の中には」
出典:クビキリサイクル (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/43P
キャラ:ぼく&園山赤音
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ファンサイトは一応群青都市とか。初心者向け解説はないのでご注意を☆
★2002年7月21日(日)
『毎日暑いです☆』
こんにちは、木乃葉子です☆
性懲りもなくトンボさんがよけいな事をなさった後、逃げてしまわれたのでしばらくは私が運営させていただきますね☆ ああ、早くトンボさんが戻ってくるとよいのですけれど☆
夏の広辞苑はひときわよく振りぬけますよ☆
▼本日の木乃葉子トピック▼
■Amazonでほしのこえ予約受付開始
bk1など主要な通販サイトでほぼ予約受付開始しています。配送料が無料という点でこちらの予約をおすすめします☆
▼本日の作品&台詞解説▼
ややメジャー寄り?な気もしますけれどbk1の書評がまいじゃーで扱う決定打になりました☆ こういう人によって評価がやけに違う作品は大好きですよ☆
クビキリサイクル→bk1、→amazonは、第23回メフィスト賞の受賞作なのですが、中身がかなりライトノベルをしています☆ 下手なライトノベルよりも萌え度は高いかもしれませんよ☆
他の方がおすすめの際におっしゃっていたのですが、空の境界や悪魔のミカタがツボにはまる方には文句なしにおすすめですよ☆
ちなみにトンボさんは、最初タイトルを「クビキ・リサイクル」だと思っていたみたいです。本当におまぬけですね☆
台詞解説なのですが、よく話題にもなる努力と結果に関するお話ですね☆
努力をした、という行為が結果であるというのはなかなかいいですね☆
そうそう、「可愛い子供は荼毘にふせろ、若い内の苦労は勝手にしろ」というのもなかなか名言でした☆
「でもでもでもっ! それでも話も聞かずに断るなんて、いっくん滅茶苦茶だよっ! 《中学二年生にしてバンド結成、ただしメンバー全員ベース》みたいなっ!」
出典:クビシメロマンチスト (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/31P
キャラ:葵井巫女子(あおいいみここ)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年7月23日(火)
『名台詞ギャラリー構想』
トンボさんが帰ってこないので、勝手に企画を立ち上げてみることにしました☆
つまりは心に残るあの台詞のイラスト版なんですよ☆
ポイントとしては、
●CGに名台詞も一緒に描き込む
●自作であれば、CGは使いまわしで構わない(要はCG作者の了解が取れていればOK)
●オリジナル台詞もおおいに歓迎
●雰囲気と合致していれば、台詞を言った人物とCGの人物が必ずしも一致していなくともよい
●対象はオリジナル、またはまいじゃー作品から。まいじゃーの定義は「あなたがそうだと思うものがまいじゃーです」。でも、例えばドラゴンボール等をまいじゃーというのはどうかと。
●作品名や台詞背景など補足コメントをつける
まいじゃー分室として別枠で公開していく予定です☆
トンボさんも私もCGなど全く書けないので、これは投稿オンリーで成立させます。こちらまでたくさんの応募をお待ちしています☆(メールのほうは少々大きい添付ファイルをつけていただいても構いません☆)
構想倒れかもしれませんけれど、どうせ責任を取るのはトンボさんですから構いませんよね☆
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ロッサ 百合対百合シール(ゴールデンバット内のコンテンツ)
マリア様がみてるファンサイトのゴールデンバット内でおもしろい企画が動いてます。某チョコのおまけつきシールを知る方なら、大受け間違いなしですね☆ 蔦子さんや三奈子様の登場も心待ちにしています☆
■最初の一文で作品は何かを当ててみれ in ラ板
あなたがライトノベルをそれなりの数読んでいるのなら、ぜひとも挑戦してみてくださいね☆ 表紙絵と作者は浮かんでくるのにタイトル名を忘れてしまってイライラ、とか楽しめると思います☆ 良スレですね☆
既に過去ログ化していますが、ミステリー板とSF板でもスレが立っていたようです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビシメロマンチスト→bk1、→amazonは推理ものです☆
物語としてはクビキリサイクル→bk1、→amazonの続編となっていますね☆ 別に前作を知らなくても読めますが、主人公の特殊な性格などを理解するには前作も読まれたほうがよいですよ☆
ちゃんとミステリとして楽しめますが、むしろ登場人物の掛け合いや心理描写などがおもしろいです☆ 悪魔のミカタが気にいった人はこちらもそのまま突入決定ですね☆
ただし主人公の心理はよりマイナス方向なのでご注意を☆
ところで相変わらず全然あらすじを説明していませんが気にしないで下さいね、どうせトンボさんが戻ってきても同じことですから☆
ええとでは、本日の台詞解説ですよ☆
たいして中身はないんですが、やたらはじけている大学生・巫女子さんの発言からです☆ 全編こんな調子で会話しています。お元気なんですね☆
とにかくたとえ話としては、滅茶苦茶の部分をすごく強調できていると思います☆
「戯言だよな」
出典:クビシメロマンチスト (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/各所
キャラ:主人公
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年7月24日(水)
『夏と死体と広辞苑』
「も、戻りまし……」ゴスッ!
ドガゲシガスガスボコグシャゲシ以下略。
(以下小一時間に渡って残酷なシーンが続きます。映像等は割愛させていただきます)
トンボさん、そんなところで寝ていたら風邪を引きますよ☆
「ど……」
はい、なんでしょうか☆
「……同性は大丈夫、がんばれ女の子☆ だそうです……」
ガクッ。
明日から無事に更新されるとよいですね☆
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「講談社からいただいた回答と管理人の質問メール(同人誌生活文化総合研究所より)
以前紹介した講談社の著作権に対する見解。とあるファンサイトの管理人さんが送った質問メールと講談社の回答が公開されていますよ☆
堂人生生活文化総合研究所でも言及されていますが、ここまで出版社が踏み込んだ回答をするのは珍しいです☆ サイト管理人、またはなんらかの二次創作活動をされている方はぜひ目を通しておいてくださいね☆
葉子的には講談社株は大幅上昇していますよ☆
「ささやかながら意義ある回答です……いろいろ自分も動いたことがあるんでよくわかりますけど」
あら、トンボさんはもう少し死んでてくださいね☆
ゴスッ。
▼本日の作品&台詞解説▼
昨日に引き続き、クビシメロマンチスト→bk1、→amazonからお送りします☆
本日は説明のほうは割愛させていただきますね☆
これは前作から続く、主人公の口癖です。生きるも死ぬもどうでもよいと考えている節のある主人公は、なにを行うにもどこか投げやりなところがあって、それがこの台詞に凝縮されていますね☆
意味もなく、日常会話に使用しやすい台詞なので機会があったら活用してみてください☆
「こんなのはただの擦過傷ですっ!」
「痛そうじゃねえかよ」
かすり傷。意味は同じだけど。
出典:クビツリハイスクール (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/51P
キャラ:紫木一姫(ゆかりきいちひめ)&主人公
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年8月10日(土)
『今日も今日とて出勤なり』
言うまでもなく今の仕事というのはこんぴーたを中心に回っているわけでわたくしの勤務する会社も例外ではなくそのこんぴーたがこけると仕事はあがったりでよりにもよってお盆直前にこけるとどうなるかというと……休日出勤という結論になるのでした。
つまり。
お星様のバカー!<八つ当たり
▼本日の木乃葉子トピック▼
■図書館も書物も不用、ペーパーレス大学への試み(上)(gobbledygook@adramineより)
要は徹底的なオンライン化と言うことですね☆
「ま、情報の共有という意味では役立つけどね……ただしすべての情報が電子化されていればだけど」
少なくとも現時点ではこの大学の図書館はあまり役に立ちそうもないですね☆ ご愁傷様です☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビツリハイスクール→bk1、→amazonは、「クビキリサイクル」→bk1、→amazon「クビシメロマンチスト」→bk1、→amazonに続くミステリ調のライトノベルです(あえて言い切ります)。
メフィスト賞を受賞した1作目と比較すると、巻を追うにしたがってミステリの要素が減りライトノベルへの傾斜が見られますね。ただし! 萌え要素はあることはあるんですが、相当に癖の強い文章です。強力におすすめはしますが、全く受け付けない可能性も高いのでその辺は承知の上でお試しくださいませ。一応の参考までにライトノベル系では上遠野浩平さんの文章が比較的近いかもしれません。癖の強さはこっちが遥かに上ですが……。
一応おおまかなストーリーとしては、戯言使い……いろいろ理論・屁理屈をこねくり回す傾向のある主人公が殺人事件etcに関わっていくことになる形をとっています。とにかく登場人物の性格が強烈。
さて、戯言使いが主人公だけあって言葉遊びが非常に多いのもこの作品の特徴です。
上の台詞もそんな中の一つ。助けに来て怪我をしてでもたいしたことないという一連の会話の中のものですね。
漢字に直すと怖ろしい字面ではあります、確かに。
余談ですが、某世界最強の黒い生物なども漢字で表すといっそう禍々しい感じになるとは思いませんでしょうか。
「信頼は悲しいよ。信頼はすごく悲しい。人は一人で生きるんだ。信頼すればするほど、裏切りの衝撃は大きい。壊れて崩れて二度と元には戻らない」
「それでも一人は寂しいです」
「それでも一人で生きるんだよ。一人で生きられないってんなら、死んでしまった方がいい。大体寂しいから群れるってんなら、信頼し合える相手が多ければ多いほど、そいつは寂しがり屋ってことだろ。一人で生きている人間は哀れで惨めで貧しく醜く不憫で孤独で――そして何より尊いものだ
それを寂しいなんて言葉で濁すのは冒涜だよ」
「じゃあ師匠は寂しくないですか?
寂しくないから、一人ですか?」
「…………」
「姫ちゃんは、ずっと、寂しかったですよ」
出典:クビツリハイスクール (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/97P
キャラ:主人公&紫木一姫(ゆかりきいちひめ)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年8月11日(日)
『昨日のチャット参加者にごめんなさい』
本当にすいませんでした。
土曜出勤でへたばっていたせいか異様に眠く、結局最初から最後まで寝てました。ほんっとうにごめんなさい!!
なにしろ11時半くらいには意識が途切れて起きたのは5時半だったので……(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
お休みです。お盆休暇でないのは残念ですけれど☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビツリハイスクール→bk1、→amazonは、「クビキリサイクル」→bk1、→amazon「クビシメロマンチスト」→bk1、→amazonに続くミステリ調のライトノベルです(あえて言い切ります)。
一応昨日だったい説明はしたんですが補足を。
この作品の主人公の特徴的なところは戯言遣いとして、いろいろ理屈・屁理屈・言葉をこねくり回していますが、決して他人に本心から心動かされないことですね。
だいたいライトノベル系の話というのは他人との関わりに影響されて主人公が成長していくものですが……この作品にはそんなところが全く感じられません。
主人公はあくまでも戯言遣いのままです。どこまでいっても主人公の思考形態はマイナスのまま。(細かく見ればいろいろご意見あるかとは思いますが全体としてはそうです)
なので、上に挙げたような展開に耐えられない人にはおすすめしません。
まさにまいじゃー認定に値する一作です。
メフィスト賞受賞作をまいじゃー扱いするのはどうかとも思いましたが、相当な異端小説なので十二分にまいじゃーの資格あり!
さて本日の台詞解説。
主人公の戯言遣いっぷりが存分に(^^; 発揮された台詞なので取り上げてみました。ここまで言われたら普通の人物は更正するものですが……さすが戯言遣いは伊達じゃないということで。
「……一人は寂しいかい?」
「寂しいです」
「寂しいけれど――でも、一人で生きます。裏切って、騙して、言い訳して。一人で生きるです」
出典:クビツリハイスクール (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/144P
キャラ:主人公&紫木一姫(ゆかりきいちひめ)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
絵師サイトはあるけど省略。
★2002年8月20日(火)
『へたれてます』
サーバートラブルの事後説明に疲れてダウン中(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「高機動幻想ガンパレード・マーチ」 アニメ化決定(MOON PHASEより)
電撃大王10月号によると、
> アニメ制作:J.C.STAFF
> 監督:桜美かつし
> シリーズ構成:高山文彦
> キャラクターデザイン:入江泰浩
> メカデザイン:岩倉和憲
というスタッフで来年1月から放映されるとのことですよ☆
「発売当初から考えると夢のような話だなあ……」
■リリアンの制服(RuputerFanより)
コスプレ用の制服見本です☆
なるほどこんな感じになるのですね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビツリハイスクールの説明は今回省略。
台詞の説明も省略。
すいません。予想外な事態でこけてどうにも精神的に低調でして……数日で復調できる思いますので温かい目で見逃してください(^^;
「いーちゃん、ひょっとして退屈してる?」
「ぼくは人生に退屈してるんだよ」
「それ、格好悪いよ」
出典:クビキリサイクル(小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/61P
キャラ:玖渚友&主人公
【作者直営サイト】なし
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特記事項はなし。
★2002年8月26日(月)
『本格〜ホンカク〜』
うーん、これは本格SFだなあ。これは……違うな。
これは本格ミステリで、これは違うと。
で、こっちは本格ライトノベルで……
ドゲシッ!!
葉子「『本格』『本格』、うるさいですよ☆」
あーでもね、格式が違うというかなんというか――
「なんでしたら本格広辞苑アタックでもしてみましょうか☆」
え、遠慮しておきますええはい全く。
なんとなく書評を見て回っていたのですが、妙に本格○○という言葉が目についたので主に自戒をこめて。特に作品否定の材料に本格うんぬんを持ち出す時は慎重に、ということで。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■巫女子たん占い
西尾維新ファンサイト「群青都市」のコンテンツ内にあります☆
クビシメロマンチストのヒロイン・葵井巫女子ちゃんの素敵言語感覚がうまく再現されていますよ☆
■ライトノベル@2ちゃんねる掲示板過去ログ倉庫(natto)
■ライトノベル@2ちゃんねる掲示板過去ログ倉庫(salami)
■ライトノベル@2ちゃんねる掲示板過去ログ倉庫(mentai)
昨日は更新時刻が遅かったので引き続き載せておきますね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビキリサイクル→bk1、→amazonは、今までに何度か紹介していますが極めて異端的なミステリです。
謎解きの要素はちゃんとあるのですが、キャラ構造や挿絵(笑)がかなりライトノベル的。実際、内容もライトノベル好きのツボにはまる可能性は極めて高いと思います。
特に「戯言シリーズ」の第1巻に当たるクビキリサイクルはミステリやキャラなどのバランスがいいように思いますので、ぜひ一度お試しください。……やや本体価格が高いですが十分に元は取れるものと思います。
ただし例によって癖は強いですええ。
さて、本日の台詞は自らを「戯言遣い」と称する主人公の言動について。なにかと後ろ向きな言動の多い主人公ですが彼女?である友に釘を刺されている場面です。
人生に退屈……こういう怠惰に対していろんな意見はあるかと思いますが、「格好悪い」の一言で斬って捨てるのはなかなか気持ちいいものがありますね(笑)
「間違えたっ? えっ? あたし、間違えたっ!」
「……………………」
「うわーっ! 《ラジオ体操第二、ただし時間がないのでヒゲダンス》みたいなっ! すみませんっ、番号間違えましたーっ!」
出典:クビシメロマンチスト(小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/46P
キャラ:葵井巫女子&主人公
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年8月30日(金)
『フィーバー』
自分で777777HITを踏んでしまった……普段カウンタはあまり気にしてないんですが、これはなんとなく嬉しい。思わず画面をけれどもしかし自サイトのキリ番踏んでもしょーがないですね(^^;
ソノラマ文庫のシュレイオー新刊「ダマスカス・ハート(下)」がなぜか自分の周りでは全く見つかりません。大型書店でも置いてありません(泣
それと掲示板で教えてもらいましたがプリズマのCDはアークシステムワークスでも通販してます。気になる人は押さえるべし。
▼本日の木乃葉子トピック▼
お休みです☆ ラグナロク戦役に出撃中ですよ☆
(そして時間がなくなる連続技)
▼本日の作品&台詞解説▼
クビシメロマンチストは、説明略。
思いきりさぼってますね、ごめんなさい……。
葵井巫女子的比喩の一端を感じてもらえれば。間違い電話の折に使ってみましょう(笑)
ぼくらの世界が誰を中心に回っているのかは知らないけれど、所詮地球は太陽を中心に回っている。つまりは、そういうことに過ぎないのだろうし、決してそれ以上ではないのだろう。それは誰であろうと同じことだ。
真実はいつも、ぼくの手の届かない場所にある。
しかもそんなもの、別に欲しくない。
つまりはそれが問題なのかもしれなかった。哀川さんの言うところの怠惰ってやつなのだろう、これが。
出典:クビキリサイクル/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/377P
キャラ:主人公(いーちゃん)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年9月18日(水)
『以上……証明終了です』
祝・「Q.E.D.」13巻発売っ!!
さてさてみなさま「Q.E.D.」というマガジンGREAT連載中の推理コミックをご存知でしょうか。
……おやご存じない?
それはいけません。特に貴方がミステリ読みである場合、この漫画の存在を知らないのは罪悪とさえ言えます。うかつに本格ミステリを買って失望するくらいなら、こっちを買ったほうがはるかに有意義ですっ!!
金田一少年の事件簿が開拓した推理コミックというジャンル。以来数多くの推理ものが世に登場してきましたが、その中でまいじゃーとして注目しているものが2つあります。ひとつが「スパイラル〜推理の絆〜」→bk1、→amazon、もうひとつが「Q.E.D.〜証明終了〜」→bk1、→amazonです。
スパイラルのほうは心理戦が大変に熱く、推理ものとしては異端児ですがまいじゃー的おもしろさがあります。
一方のQ.E.D.はかなりの本格派。そして推理のバリエーションが非常に豊かです。普通の殺人事件あり、自動車の盗難事件あり、コンピュータ犯罪、法廷劇、学園祭の小事件などなど変幻自在といった感じです。人が死なない事件もたくさん扱っているのも大きな特徴ではないかと。
また隔月刊誌に集中連載しているため、ストーリーがぶつぎりになるという弊害がありません。じっくりと書き込まれています。
理系的な推理が多いのもこの作品の特徴といえるでしょう。とにかく機会があるたびに強力におすすめしている作品です。そして一人で全てを描いているというのも実はすごいことです。原作者はいません。
みなさんもぜひ一度お試しください。なお、お試しの際はできるだけ3巻ぐらいまでは一気にお読みください。この作品の真価がわかってくるのがだいたいそれぐらいになるので……。とにかく読むべし。金田一の愛憎ドロドロ連発に疲れた貴方にも。
以上……証明終了です。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■我、証明せり。
以前にも何度か紹介しているQ.E.D.のファンサイトです。非常に作りが丁寧で、かつ更新もこまめに行われています。かゆいところにまで行き届く親切設計なんですよ☆
■空想科学総合歴史年表(星詠亭より)
古今のアニメや特撮などに設定された事件を片っ端から年表に叩き込んでひとまとめにしたサイトです。壮観ですよ☆
「ほとんど闇鍋的な気もするけどいいですねこれ」
▼本日の作品&台詞解説▼
クビキリサイクルは……すいません本日は上の紹介に体力を使い果たしました……(^^;
騒がしいのは苦手だ。
やかましいのは嫌いだ。
うるさいのは鬱陶しい。
だけど、
たまには。
年に一度くらいならこういうのも、
いいんじゃかいかと。
思った。
間違って思ってしまった。
出典:クビシメロマンチスト (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/85P
キャラ:ぼく(語り部:いっくん)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年10月10日(木)
『電撃いろいろ買いました〜』
ま、今回は続き物ばっかりなので特にこれという注目作はないです。うーむ、まだ鵺姫異聞も読んでないのに……(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
おやすみです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビシメロマンチストですが……自分で言うのもなんですが、手抜きっぽいですね今日は(^^;
つまりなんにも浮かびませんでしたということで……。
戯言遣いにして、なにもかもがめんどくさくて仕方ない主人公。彼が珍しくなしくずしにお誕生日会のおおはしゃぎに巻き込まれてしまった時のものです。
たとえ孤高の人間でも、時に人恋しくなる一瞬があるのかもしれません。
「巫女子ちゃん
一つだけ言っておきたいことがある」
「うんっ? なにかなっ?」
「ベスパのことはベスパと呼べ。ラッタッタなどと侮蔑するな」
「うわっ! いっくんが珍しく命令形だっ! 《私服OKの一流進学校、なのに全員学生服》みたいなっ!」
出典:クビシメロマンチスト (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/102P
キャラ:主人公&葵井巫女子
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年10月14日(月)
『月姫様がみてる』
現在一部で復活しつつあるmaijar.orgの方に寸劇「月姫様がみてる」(そんな大層なもんでもない)をアップしてみました。見られるといいですねえ……うちの環境では未だに見られませんが(^^;
ちなみに旧サーバーが未だに復旧しないので、掲示板のログを取り出すこともできず身動きが取れない状態です。火曜日に復旧とのことですが(まるで信用はしてない)、かれこれ10日間沈黙を保っております。……復旧したら世間のみなさまが劣悪サーバーに引っかからないようきっちりお知らせいたしますええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■朝日ソノラマ文庫、11月の新刊更新(ダメぽ~足跡より)
本当は10日に更新されていたのですが、うっかり情報をスルーしていました☆
吹け、南の風3巻とスター・ハンドラー3巻に注目です☆
■日本ファルコム、「ダイナソア〜リザレクション〜」を12月19日に発売(星詠亭より)
と、リンクしておいてあれなのですが☆
「まだ、EGGのオリジナル版もクリアしてない……どこまで進めたか忘れちゃいました(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
クビシメロマンチスト→bk1、→amazonの説明は本日省略します。しかしこれだけは言っておきましょう。一度この作品のヒロイン?である巫女子の言動を目にしたら、絶対に忘れられないであろうと断言します。
それでもってもう一つ断言。
クビキリサイクルにはじまる戯言シリーズですが、これはライトノベルですっ!! ライトノベル愛好家なら読んどいて損はないです。(ただし激しく人を選ぶと思います。特に2作目以降は……)
bk1の書評の中に、
>「トリックのためにキャラがあるのではなく、キャラのためにトリックがある」
との表現がありましたが、この作品の特徴を一言で表した上手い表現かと。
ミステリとの境界など知った事じゃありません。ライトノベルといったらライトノベル。四の五の言う御仁には「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。ただし他人の同意を得られるとは限りません」を適用しておけば万事問題ありません。
さて、本日の台詞は「?」な方も多いでしょう。
つまりは人間誰にでも譲れないことがあるということなのです。「コンピューターいうな! コンピュータと呼べ!」みたいな。で、ラッタッタとはスクーターの類の俗称で、ベスパはヨーロッパ製のマニアック志向な原付。一緒じゃねえか……などとは言わないように!
《我最強、最強ゆえに理由なし》
出典:クビツリハイスクール (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/154P
キャラ:哀川潤
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年10月31日(木)
『締め切りを一ヶ月短縮します』
おかげさまでというかライトノベルファン度調査は一日千人ペースで投票が続いていて、「おいおいサーバーへの負荷は大丈夫なのか」という心配まで出てくる始末です。(現在4300人超)
私の想定していた人数をはるかに越える投票数につき、申し訳ありませんが急遽一ヶ月締め切りを短縮し11月31日を投票締め切りとさせていただきます。なお当初まいじゃー主催の企画らしい投票結果の偏りが見られましたが(^^; 、こうやってコアでない層の方にも調査に参加していただくことでサンプル数が増えてある程度予測したとおりの結果になりつつあります。特に上位は。
しかし秋山作品がここまで健闘するとは予想外でしたねー。
なお「こんな名作を何で入れてないんだよお前は!」というご意見に対しては……ここまで大規模な調査になるとわかっていればもう少しタイトル調整に時間をかけたんですが、もはやなにを言っても
葉子「戯言、ですね☆」
すべては管理人の不徳です。
ごめんなさい、プレゼントの当選結果もう一日待ってください(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■私的ライトノベル分布表
うたたねこやにて、ライトノベルファン度調査にご自分でチェックした作品を分類する試みです。このテーブルは、今からいろいろ購入を検討している人には役に立つかもしれませんね☆
■懐かしの聖エルザクルセイダーズ(10月28〜30日の日記)
求道の果てにて、聖エルザ関連のCD、カセットブック、小説の表紙がアップされています☆
「ここにも同志がっ! おそらく今にして思えばライトノベルにはまり込む原点はこの小説にこそあったと自分も思ってます」
気になって確認してみたら復刊リクエストにあがっていますね☆ みなさんも投票してみてはいかがでしょうか☆ CDとかカセットブックも、もしかするともしかするかもしれませんしね☆
ともかくこれを知らずしてライトノベルを語るなかれ、なのです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
クビツリハイスクールより。
すいません、時間ないので台詞だけチラッと解説。強さとはなにか、こういう命題について我らが戯言遣いのいーちゃんがいろいろ考察していて、その想像の中で某人物ならなんと言うだろうと想像しているわけです。
うん、あの人ならそう言いそうですね。
「感謝してますよ」
「感謝なんて誰にでもできるわよ。誰にでもできることなんてつまんない。あんたはあんたにしかできないことをやりなさい、いの字」
出典:サイコロジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/29P
キャラ:主人公&鈴無音々
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年11月11日(月)
『昨日更新さぼりました(汗 』
だからあれほどラグナロクにかまけるなと言ってるのに……ダメじゃん!自分。
いつできるかは別にして<ヲイ、「白詰草話」が掲示板で話題になって気になったのですが……「ロケットの夏」を買ってきちゃったのでこちらが先ですね。ほんと、いつややれるのかは全くめどが立ってません。20日過ぎかな?
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベルファン度調査の作品一覧・購入リンク・名台詞リンク
以前紹介した一歩さんの私的ライトノベル分布表作成支援からの派生で、こんなものまで作っていただいてしまいました☆
「名台詞にリンクしてあるよ! うおーすげーよくやるなあ。とても真似できない。最初からこの企画自体を一歩さんがやってた方がいろいろよかったんじゃないかという気さえします(^^; 」
実は最近3ヶ月ほど作品別データベースへの転機をさぼっているのですが、こういう使い方があるなら精進しましょうねトンボさん☆
「り、了解。その微妙に笑ってない笑顔はやめてください……」
ともかくいろいろ使い道がありそうですよ☆
■- 図書館の冒険 - 本と図書館とその周辺の人のために(Mystery Laboratoryより)
最新の図書館関連情報を扱っています☆ あったんですね、こういうところが☆
▼本日の作品&台詞解説▼
サイコロジカル→bk1は戯言ソリーズの最新刊に当たります。相変わらずです。
そうそう、某調査で「これってライトノベルか!?」というツッコミの中でもこのシリーズを上げていた人がけっこういました。が、この作品は立派にライトノベルしてます。全く迷いなく疑いなく一片の曇りも存在しないほど明白です。
理由は……とにかく読めばわかります。
いや別にミステリじゃないと言ってるわけじゃないですよ?
それでは本日の名台詞解説。
主人公のいーちゃんがとある件を手伝ってもらったことの礼を言おうとしたところ返ってきた答えですね。感謝する暇があったらやるべき事をやれ、と。なんとも厳しくも頼もしい叱咤激励です。ー。
「つまらないと思った本を壁に叩きつけず最後まで読むことを勇気と呼ぶ――んだそうだよ。太宰治曰くね。寂しがり屋の天才はいつもいいことを言う。そうは思わないかい?」
出典:サイコロジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/138P
キャラ:兎吊木垓輔
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年11月12日(火)
『こたつで朝〜』
むー……ぜんっぜん寝た気がしない(^^;
みなさまも、この季節くれぐれもコタツで寝て風邪など引かれませぬように。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベル・ベクトル計算機
Kanameの小部屋のまつもとかなめさんによるもので、これもライトノベルファン度調査からの派生になります。簡単に言えばとある作品を読む人はこういう作品を読む傾向がある、そんな結果を吐き出してくれる優れものです☆
わかりにくい方は異端な作品の筆頭「空の境界」で試してみてくださいね☆
ものすごく明確な結果が出てきますよ☆
「なるほど……これはすごい、の、か?」
▼本日の作品&台詞解説▼
サイコロジカル→bk1は戯言ソリーズの最新刊に当たります。とにかく主人公の戯言遣いっぷりは半端じゃないのでここで好き嫌いが分かれることでしょう。好きと思った人にはこの作品、ドラッグのような魔力があるのでご注意を(^^;
さて本日の名台詞解説。
といってもこれは孫引きしてみただけですね。もしも「こんな本読んでられるかー!」とかんしゃくを起こしそうになった時などこの台詞を思い起こされるとよいかと。
「ちょっと思うんだけど、あんたさ、ひょっとして生まれてこの方本音ってもんを吐いたことないんじゃないの? えーと。それ、戯言っていうんだっけ?」
「…………」
「アタシが思うに――あんた、もう少し、勝手なこと言っちゃってもいいんじゃない?」
出典:サイコロジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/上巻224P
キャラ:鈴無音々&主人公
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2002年11月13日(水)
『微妙に低空』
なんかこう精神的に低調気味です。
楽しいとは思いつつも「サイコロジカル」が微妙にちくちく心を刺していたりいなかったり(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■『創雅都市S.F』が、完全本となって通販限定で発売
電撃hpに連載していた都市シリーズの中でも異色の創雅都市S.Fがとうとう一冊の本になりますよ☆ 詳しくは今月の電撃文庫新刊にはさんである電撃の缶詰に載っています☆
通販限定で申し込み締め切りは11月末日なのでご注意を☆
「えーと……WEB上に詳細が載ってるところは……今のところないみたいですねえ。不便なので、テキスト起こしてうちでも詳細を載せときます。2、3日待ってください」
■書籍のページ全体を照らし出す 新発想の携帯型ブックライト(俺ニュースより)
大きさが少々微妙な気もしますが、これはぜひとも体験してみたいです☆
「……つまり買え、と? む、むむー……」<検討中
▼本日の作品&台詞解説▼
サイコロジカル→bk1は戯言ソリーズの最新刊に当たります。
ごめん最近これしか読んでない。ちっともすすまないんで(^^;
とにかく主人公の戯言遣いっぷりは半端じゃないのでここで好き嫌いが分かれることでしょう。好きと思った人にはこの作品、ドラッグのような魔力があるのでご注意を(^^;
さて本日の名台詞解説。
戯れ言遣いな主人公に釘を刺す、というか忠告しているの図。これはけっこうギクリとするものがありまして、主に自戒のためにこの台詞を掲載してます。イタイなあ……。
天才を騙すことは容易い。
馬鹿を騙すことは難解だ。
豚を騙すことはできない。
出典:サイコ・ロジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/下巻166P
キャラ:?(いーちゃん?)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2003年1月26日(日)
『インターネット障害の真犯人』
ごきげんよう。
昨日は世界規模でウイルスによると思われるインターネット障害が起きてチャット中も重くて大変でした。
さて、今回の事件ですが……
間違いありません、これは「デッド・ブルー/死線の蒼」の仕業ですっ!! きっと退屈しのぎに遊んでみたに違いありません。そうでしょう、玖渚さん?
玖渚友:
「うに。僕様ちゃんにしてはちょっとプログラムが幼稚過ぎたんだよー。半分寝ながら作ったからかなあ」
石丸小唄:
「おや、そんなことはありません。十全ですわ、ディアフレンド」
哀川潤:
「ふん、今回は見なかったことにしといてやるよ。あ、貸しひとつな」
いーちゃん:
「…………………結局は」
「戯言だよな」<どうもこれが言いたかったらしい
追記1:引き続き馬鹿にまつわる台詞募集スレへの書き込みお待ちしてます。
追記2:今月新人賞関係の作品が多数出てますので、一生懸命消化中。おすすめがあったらご紹介しますね。もしも私がぼそりとも話題にしなかったときは……お察しください(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズは、今回説明省略します。
本日の台詞はなんというか、妙になるほどと思わせる部分があったんで使ってみました。
「あおちゃんが謝ることはないわ。あんたは美少女なんだから」
「美少女だと、いいの?」
「当たり前のことを言わせないで欲しいわね
美少女の価値はあらゆる他の価値を駆逐するのよ。高潔だの正義だの愉悦だの憐憫だの道だの徳だの仁だの愛だの、そんな有象無象の価値基準は美少女の前では塵屑同然だわよ」
出典:サイコロジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/上巻32P
キャラ:鈴無音々(すずなしねおん)&玖渚友(くなぎさとも)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
WEB上で関連コンテンツとして、零崎双識の人間試験があります。
★2003年2月13日(木)
『戯言遣いの弟子多数』
先日紹介した好き好きおにいちゃん!の本当に怖い話 -西尾維新著「戯言シリーズ」について-)と、バーチャルネット転校生双海詩音16歳の2月9日日記の戯言返しからさらに、偽日記の2月11日(ネタバレ注意!)、そしてこどものもうそう2月12日と戯言は続くよどこまでも……な状態になっています。うちの掲示板の雑談スレでも戯言シリーズに関してはみんないろんな考えを持っているようです。
ここまでいろんな意見が出てくると素直におもしろい。
葉子「戯言ですね☆」
いまはこの踊る戯言を楽しんでいたい気分ですええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■おたく元年・1978年論ノート(うたたねこやより)
ササキバラ・ゴウのサイト内にて1978年を「おたく元年」と仮定し、この時代の重要なアイテムや作品を素材として記事を書かれています☆
いずれも興味深いものなのですが、特にライトノベル読者にとって目を引くのは「星新一が新井素子の中に見出したものは、何だったのか」ですね☆
星さんがほかの二人を押し切って強力に推薦していた様子が伺えますが、これがなければ以降のライトノベルと呼ばれるものは全く違っていたのかも☆
■wiki on ishinao.net
先日から話題にしている書評リンクに関するwikiです。専用BBSもあるので、書評リンクに関する話題はぜひこちらでどうぞ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
というわけで。台詞は戯言シリーズ→bk1、→amazon最新刊であるサイコロジカルから引っ張ってみました。上でさんざん言われているので説明はなしってことで。
で……本日の台詞ですが……。
葉子「戯言で熱い論争を繰り広げる中この台詞を選ぶとは、さすがですね☆」
ほっとけ。この鈴無さん、持論は
《人間とは、美少女とアタシとそれ以外の三種類に類別できる》んだそうです。
戯言だよな……。
「たとえ相手が人類最強であろうとも、私の名前は荻原子荻。私の前では悪魔だって全席指定、正々堂々手段を選ばず真っ向から不意討ってご覧に入れましょう」
出典:クビツリハイスクール(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/135P
キャラ:荻原子荻
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
WEB上で関連コンテンツとして、零崎双識の人間試験があります。
★2003年2月14日(金)
『V作戦当日』
我々は一年待ったのだ!!
そう、あの日から!!
ジークリボン!!
わははよいではないかよいではな……げはぁっ!?
葉子「記述武装、殲滅を選択。私の広辞苑は全ての敵を殲滅します。分子のかけらと散るまで粉砕して差し上げますよ☆
トンボさん? 聞こえてますか、トンボさん☆」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
追記:もし直接ここだけ見ている人のために、本日はトップページを必ず参照のこと。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
本日も戯言シリーズ→bk1、→amazonから。説明は激しく省略。
さて、本日の台詞解説。
荻原子荻はいわゆる策士。策にはめることこそが必勝策であるからこういう台詞も生まれてくるわけですが……なんかこういっそすがすがしささえ感じさせます(笑)
「けれどそもそも人生っていうのはそんなに選択肢が多いわけじゃないからね。選べる道なんていうのは精々六つくらいのもんだろう。好きに嫌いに普通に――あと三つは何かな」
「愉快に不愉快に無感動でしょう」
「あら。うまいこと言うねえきみは。でもそれもやっぱりサイコロを振るようなものでさ。だから運命の恋人だとかそういうのは錯覚なんだろうね。全てが偶然のたまたまだとまでは言わないけどさ」
出典:サイコロジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/下巻209P
キャラ:春日井 春日
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項なし。
★2003年6月22日(日)
『天井裏で熱暴走』
まーそんなたいそうな話でもありませんで。
自分の家の母屋と離れの間に有線でLANケーブルを延々と引っ張っただけのことです。無線LANは予算不足につき断念(^^; なにはともあれ天井裏は死ぬほど熱うございました。
無事インターネットはつながったので後は3台のPCをネットワーク化するだけなんですが……きーっ、うまくいかないっ!!イライライラ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はおやすみです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズは、死ぬほど読み人を選ぶ全編戯言だらけのミステリ……というよりはむしろライトノベルです。
精神的に病んでいる人ほどシンクロ率が高いような気がします……無論自分も例外ではありませんが(^^; 必ずしも気持ちよく読めるとは限りませんが、一読の価値はあると思います。
で、本日の台詞解説……しょせん戯言に解説は不可能(^^;
詳しいことは神様に訊いてください。
出典:クビツリハイスクール(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/74P
キャラ:?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項なし。
★2003年6月23日(月)
『またひとつ良作が……』
掲示板で富士見ファンタジア文庫から出ている夕なぎの街シリーズ→bk1、→amazonの3巻の企画が通らなかったことを知りました。
……おそらくは見た目の派手さがないからなんでしょうが、悔しすぎです。派手さはないけど、じんわりと心にしみる得がたい雰囲気を持った話なのに。
無敵のヒーローが悪を倒す、そういったパターン化した話はもう結構、という方はぜひともこの夕なぎの街シリーズを読んでみて下さい。今までにも何度か紹介はしていますが、復活の可能性に賭けてしばらく宣伝活動を行うことにします。
あらすじについてはまた次回。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日もお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズは、死ぬほど読み人を選ぶ全編戯言だらけのミステリ……というよりはむしろライトノベルです……例によって時間ないので解説適当(^^;
ちなみにこれ、章の始めに載っている誰の台詞でもないものですが、すごく印象深かったので採用してみました。
「私の気持ちを、お前が決めるなよ」
出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/340P
キャラ:浅野みいこ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2003年7月10日(木)
『ハルヒの騒動』
あえてリンクはしませんが、涼宮ハルヒの憂鬱の書評で一騒動持ち上がっているようです。私自身はテンポ(と文章力)で一気に読ませるタイプのお話と位置づけていて、むしろ作者さんの真価は次作次第という印象を受けたんですが……まあいろんな捉え方があるようで。
――自分が感想とか書く時気をつけよう、と改めて誓ったエピソードでありました。
注)意味不明の書き方で申し訳ない(^^; さすがにアレすぎてまいじゃーとしてはリンクしかねる批評なのです(汗
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ヒトクイマジカル、表紙はめくってみました?
1200円とかなり高価な戯言シリーズ最新作のヒトクイマジカル→bk1、→amazonですが、こんな仕掛けがあったのですね☆
「おおお……こ、これは趣味の世界だ……」
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズ→bk1、→amazonは、一応ミステリという枠から出版されているライトノベルです。5作目が刊行される今となっては、もはやミステリとしては……といった議論は無意味。容赦なく正しくキャラクター小説としての道をひた走っています。
戯言に引き込まれすぎるとほんとはよろしくないんですが、でも思わずはまってしまう……そんな作品ですね。好き嫌いがはっきり分かれるタイプのお話なので1巻での印象がすべてを決するでしょう。
さて、本日の台詞解説。
うかつなことを言うとすべてネタバレになってしまうんですが、「気持ち」というものは他人がいかに推測しようとそれはしょせん推測でしかない。それを断定するような言い方はどうなのか?とまあそういうことですが……実際の場面はもっと熱いです。嗚呼、書きたいのに書けないのは辛いなあ(^^;
「しょうがないで全部を済ませてたら一歩も前進しないよ……ぼくはそんな楽観的にゃあなれないな」
「猜疑心が強いですねー。師匠、いいですか? 昔からよく言うでしょう。信じる者は儲かるです」
「それは漢字の憶え方だ」
出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/248P
キャラ:いーちゃん(主人公)&紫木一姫(ゆかりきいちひめ)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2003年7月11日(金)
『暇つぶし』
外回りなどしていると時々妙に時間が空いて困るときがあるわけで、いろいろ考えた末「興味はあるけどなかなか優先順位が微妙で読めない本」を営業車に突っ込んでおくことにしました。
で、今ファミ通文庫の「バトルオブCA」を読んだりしてるわけなのですが……これ、意外といけるかも。まだ途中なのであくまでも期待込みってことで、読み終わって当たりが確定できれば改めて紹介するつもりです。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■プラネテス公式サイトオープン(最後通牒・半分版より)
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズ→bk1、→amazonは、昨日紹介したので本日は説明略。
ネタバレしなくて、しかもノリのわかる台詞ってのは難しいです。
そんな中、本日の台詞解説。
未読の方のため、簡単に言っておくと「姫ちゃん」というのは日本語の使い方が不自由なので、よく言い回しを間違えます。その一環ですね。……しかしよくもまあこんな言い回しをいろいろ考え付くものです。
正しいことを間違っている人から言われるのが、こんなに気障りなものだとは思わなかった。
出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/52P
キャラ:いーちゃん(主人公)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項はなし。
★2003年7月12日(土)
『お出かけするです』
一泊旅行につき、日曜の更新&土曜夜の定例チャット参加をお休みします。
私信っぽい話。
私は別にSFシンパと言うわけでもありませんで、ミステリも好きです。ただ、どっちかというとジャンルの社会的地位(笑)から行くとSFは下に位置するので、ついついそっちを優先したくなるという……(^^;
森教授のS&Mシリーズについてはできるだけ早く読破したいと思ってます。問題は時間が……今、外回りで1日に何時間も車を運転しているから危なくて睡眠時間を削って読書と言う真似が出来ないんですよね。居眠って天国にダイブは嫌〜(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■KID PC版『Never7』再販決定(カトゆー家断絶より)
家庭用ゲーム機のない方も、これで安心ですね☆
「いや、安心とかそういう問題では……」
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズ→bk1、→amazonは、先日紹介したので本日は説明略。
うー、ほんとはもっといい台詞あるんですが……紹介できないのが辛い(ネタもなくなるし)。
そんなわけでたいした台詞も紹介できませんが、これは現実にもありそうな光景ですね。普通の人に指摘されるのは平気だけど、こいつにだけは言われたくない!みたいな。
「みいこさん本日のご予定は?」
「バイト探し」
「ですか」
「もう間に合わないかも」
「そう悲観せずに」
「うむ、そうだな。この間買った宝籤が当たるかもしれないしな」
「そう楽観せずに」
「お前の言うことは難しい」
「……ごめんなさい」
出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社文庫/西尾維新/絵師:竹/107P
キャラ:いーちゃん(主人公)&浅野みいこ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
まだまだ建設中のファンサイトという感じだけど、将来性+絵のよさげな雰囲気を見込んでクビカリシュウカイを応援リンク。
★2003年7月21日(月)
『本の通販サイトのレビューの取り扱いがその方式なら、自分、手持ちのストックを片っ端から送りつけたらちょっとしたもんじゃないか?と思った豪雨の後の朝』
感謝!
バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳さんから、昨日のレビュー・書評の著作権への疑問に関する回答が。ありがとうございます〜。
詳しくはレビュー・書評の著作権を見ていただくとしまして、結論はbk1やamazonの通販サイトに同一レビューを載せても規定にも著作権法にも引っかからないということだそうです。
自分で一通り規定などを読み込んでみた時には「あれ?特に問題ないのか?」と悩んでしまったので、なんだか気分がすっきりしました。
……待てよ。
ということは、私が今まで過去に延々載せてきた名台詞用の本の紹介文もコピペして送りつけても構わないって事になるわけか? 自分、『あらすじにほとんど触れないで好奇心だけ煽り立てる(笑)紹介文』ばかり書いてるので、それを売りにしてレビューを送りつけてみようかしらん。もしかしてポイントもらえるかもしれないし(笑)
とまあ、前日の雑感がまるで吹き飛ぶような気持ちに一転したダメな管理人でありました。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■星雲賞結果(Mystery Laboratoryより)
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズ→bk1、→amazonは、新青春エンタという売り文句のライトノベルです。(時々こんなのミステリじゃないとか気にしてる人がいますが、シリーズ1作目はともかく既に売り文句自体ミステリとは謳ってませんですよ?)
キャラクターの立ち方と、狂言回しが非常に特徴的でまともな人間が一人も登場しませんとあえて断言します。超人・奇人・変人のオンパレードですが、そこがまたよいのです。主人公の「戯言遣い」が大きなキーポイントになっています。かなり好き嫌いの分かれる文体ですが、1巻を読んで気に入ったならば中毒決定でしょう。
さて本日の台詞解説。
お金がいるのにお金がなくてちょっとピンチなみいこさんと、主人公の会話。このなんとも言えない味わいが……。
「いい加減にしろ!」
「戯言だかなんだか知らんが、そんなガキの御託が私に通じるかっ! まともに人と向き合ったこともない奴の言葉なんて誰の心にも響かない! そうやって自分には何もできないと決めてかかって落ち込んでるのはさぞかし気持ちいいんだろうがな! だけど、それを傍で見てるこっちの身にもなってみろ! そんなことじゃ駄目なんだよ!、どうしてそれが分からない!?」
「みいこ、さん――」
「みじめったらしくても悪足掻きでもいいから、とにかく何かを成し遂げろ! みっともなくても、じっとしてるよりは遥かにマシだろうが! 足掻け、もがけ、それでいいんだ! みんなそうやって、誤魔化しもって生きてるんだよっ! 自分だけが苦労してるみたいな姑息な生き方を選ぶな!」
「いいか、よく聞け! お前が何人傷つけて、何人陥れて、何人騙して何人謀り、何人裏切って何人利用して何人売り渡してきたとしても! どれだけ傷つけてどれだけ不幸にしてきたんだとしても! どんな滑稽でもどんな無様でも! 手遅れでも今更でも! 人間不信の欠陥製品でも、たとえお前が人間失格の殺人鬼だったところで!」
「――どうしてそんなことが、お前が悲しんじゃいけない理由になるんだよ」
出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社文庫/西尾維新/絵師:竹/107P
キャラ:浅野みいこ(みいこさん、という台詞以外)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
まだまだ建設中のファンサイトという感じだけど、将来性+絵のよさげな雰囲気を見込んでクビカリシュウカイを応援リンク。
★2003年7月22日(火)
『ICOはじめました』
いろんなところの日記とかで見かけてずーっと気になっていて、先日チャットで某体育会系ゲーマー様(笑)に聞いてみてICO購入を決断しました。
……おもしろい。背景世界も独特だしパズル的な思考を要求されるのがまた楽しいです。はっきりいってなかなか時間は取れないんですが、これは攻略本なんか使ったらもったいないです。久々にがんばってみようっと。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズ→bk1、→amazonは、新青春エンタという売り文句のライトノベルです。詳細説明は略。
本日の台詞解説。
戯言シリーズってほんとにいい部分はネタバレが危険で台詞紹介できないんですがこれならまあいいでしょう。自虐的になってる戯言遣い・主人公への痛烈な一撃です。
何故勉強するのか。
そこに山があるからだ。
出典:ヒトクイマジカル(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:take/147P
キャラ:ぼく(主人公)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項なし。
★2003年8月20日(水)
『ほんとーにいいものは存在を示せばわかってもらえる、のかな?』
銀盤カレイドスコープ感想リンク集、順調に感想が増えてます。つまり怒涛の大プッシュの効果はそれなりにあったということですね。あとは書店様が手書きポップかなにかでおすすめしてくれれば言うことないんですけど(笑)
買って積読状態な方も今が旬ですからぜひお早めにお召し上がりくださいませ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズは……ちと今日は紹介パスします。
で、台詞解説。
「勉強」の部分は「宿題」と読み替えても可。むしろそっちか? 夏休みも残り10日です。学生のみなさん、もちろん宿題は順調に終わったもしくは終わりつつありますよね?
あ。別の意味で「終わってる」人もいたりして(^^;
信じてもらわないと裏切ることもできない。
出典:ヒトクイマジカル/310P
キャラ:?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2003年8月26日(火)
『ネタバレ補記』
思った以上に反応があったのでちょっと補足。
ネタバレを徹底的に避けるのがまいじゃーの方針なのですが、これを一般的なレベルで考えるとまた違ってきます。つまり普通の人は「中身が不明なおもしろいかどうかもわからない謎のもの」に投資する可能性は低いということです。1万円あったとして、勝率の低い宝くじを買うよりも確実に楽しめるレストランで食事するという感覚でしょうか。
よって「どこがおもしろいのか」を伝える必要があるわけで、時にはちょっとしたネタバレこそがお客さんを呼び込む起爆剤になります。脊髄反射のようにネタバレは犯罪だ!と叫んでいいというものでもないのです。
この辺のさじ加減が難しいところなんですが……こればっかりはその場を空気を読んでいただくしかないですね(^^; 発言する場所によっても全く変わってくるので一概には言えません。
反則感想文が見つかってしまいました。うわ。
電撃新刊のAstralがなかなかよかったです。思いっきり直球ど真ん中の泣かせ系ですが、わかっていながらつい読んじゃいました。詳細はまた後日。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
時間切れ(^^;
「いや、どいつもこいつもって、ぼくは一般人でしょうが。巻き込まないでくださいよ。今回の件に関してだけいえば、ぼくは全くの部外者なんですよ? こんなときのための警察でしょう。何のためにぼくは税金を払っているんですか」
「払ってんのか? 未成年なのに大変だな。けどな、いーたん。忘れてるぞ。警察ってのは基本的に株式会社だかんな。より多額の税金を払ってくださる国民の味方だぞ」
出典:クビツリハイスクール(戯言シリーズ) (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/75P
キャラ:いーちゃん&哀川潤
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項なし。
★2003年12月7日(日)
『時期って大事だよね(謎 』
だいぶ前に投票してもらったけどせっかくだからあえてその後も投票を有効にしてあったマリア様がみてる人気投票。この時点では、佐藤聖さまが圧倒的な強さを誇っていました。……が、今もし再度投票をしたらどうなるんでしょうねえ。乃梨子ちゃんや瞳子ちゃんの大躍進があるんでしょうか、てなことをふと思ったのでした。そんだけ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■カラミティナイト3、2004年 1月14日刊行決定
嬉しすぎてつい告知するのを忘れていました☆ 待ちに待ったカラミティナイト→bk1、→amazon新刊が来ますよ☆ 智美さんと優子さんの愛情友情パワーがまた見られるのでしょうか☆
なお、もうひとつのシリーズであるディバイデッド・フロント→bk1、→amazonですが高瀬さんの日記で
>東京・埼玉に在住の方で「ウチの近所のここで戦闘してくれ!」というご希望がおありの方はご意見をお寄せ下さい
とのことでした。よかったら売り込んでみてはいかがでしょうか☆
▼本日の作品&台詞解説▼
戯言シリーズは、ミステリに見せかけた超級ライトノベルです。半端でない戯言の洪水ッぷりがお見事です。
ではさっそく本日の台詞解説。
例によって面倒ごとに遭遇した主人公いーちゃんは、警察をあてにしたい様子ですがあっさり却下されてしまいます。その理由がなかなかに冴えてるなあと思ったので載せてみました。
「――それでは零崎を始めよう」
出典:零崎双識の人間試験 (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/22P
キャラ:零崎双識
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項なし。
★2004年2月14日(土)
『本日言いたいことは』
トップページがすべて。万一他から来た場合はトップページ見るべし。
――妄想を抱いて溺死しろ☆ (葉子嬢語る)
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
零崎双識の人間試験→bk1、→amazonは、戯言シリーズの外伝に当たります。いーちゃんが語り手ではなく、普段戯言シリーズでよく目にする幾人かのキャラも直接的には登場しません。ただ、本編でさらっと流されていた謎がいくつかここで解き明かされますのでぜひ読んでおきたいところ。
殺人鬼・零崎一賊のお話です。
それでは本日の台詞解説。
要するには殺人開始ってことなんですが……なかなかいい表現してませんか? 名前=体を表す場合、応用が利きそうな台詞ですね。
「それは越前リョーマとコンバット越前くらい違います」
出典:零崎双識の人間試験 (小説)/講談社ノベルス/西尾維新/絵師:竹/160P
キャラ:零崎双識
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】take+
特記事項なし。
★2004年2月15日(日)
『戯言中毒』
他所の日記や書評系サイトを回っているといろんな感想に行き当たります。その中でも一際不思議なのが戯言シリーズ→bk1。
このシリーズ、戯言加減が半端じゃないので読み人を明らかに選びます。一度はまると完全中毒に陥る可能性が高いんですが、拒絶する人も少なくありません。
が。
なぜか知りませんが、戯言シリーズに限ってはさんざん文句を言っておきながらも次の巻もしっかり読んでる人の多いこと多いこと! それも「ウォッチング」と呼ばれる文句をつけるためだけに読んでるわけではなさそうなのです。明らかに本気モードで読破してるっぽい。……なんで? 嫌よ嫌よも好きのうち!?
話は変わりますが。トップページ上部の2か月分のおすすめ本ってうっとおしいですかね……一応直近2か月分くらいあったほうがいいかな、と思ってるんですが。ところ天方式で消してくか? うーむ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
零崎双識の人間試験→bk1、→amazonは、昨日紹介したので補足だけ。値段は高めですがデスクトップアクセサリーの入ったCD-ROMが付属してます(……ただし四角いんで、機種によっては読み込むことすら出来ませんが(^^; )。外伝のためいーちゃんが語り部ではありませんが、維新節は健在です。
それでは本日の台詞解説。
長くなるので前後の文をカットしたんですが、この台詞に関しては「恋と愛の違い」がどんなものを言ってるわけですね。
――素晴らしい。元ネタを使ったパロディ的やりとりはいろんな小説でも目にしますが、ここまでやってくれたら言うことなし。元ネタがわからない人は検索すべし。すっごい落差ですええ
その両掌の中の、魔剣ネレトーの回転式咒弾倉が咒弾開放の火花を吹く!
ギギナの発動した生体強化系咒式第五階位<金剛鬼力膂法(バー・エルク)>により、筋肉繊維の遅筋にグリコーゲン、速筋にグルコースとクレアチンリン酸が、両方にアデノシン三燐酸と酸素を送り込み乳酸を分解、ビルピン酸へと置換。脳内四十六野と抑制ニューロンによる筋肉の無意識限界制動を強制解除する。同時に甲殻鎧の各部を締める螺子を弾き飛ばすほどに、瞬間的に筋繊維容量が増大する。
脚部の大臀筋、中臀筋、大腿四頭筋、縫工筋から下腿三頭筋が。
胴部の大胸筋、前鋸筋と外腹斜筋と腹直筋が。
背中の大菱形筋、広背筋、僧帽筋が。
肩の三角筋、腕部の上腕三頭筋、上腕二頭筋が。
全身の約四百種類六百五十の強化筋肉が限界まで膨張。そして超人化した全身の筋力が生む剛力を束ね、竜の下顎に刺さった屠竜刀に一点収束、前方へ振り抜くっ!
出典:されど罪人は竜と踊る (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/33P
キャラ:ガユス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2003年2月21日(金)
『もっと早く読むべきでした……』
明日改めて説明しますが、まずは上の台詞(というかむしろ地の文ですが)をご覧ください。
この文章見て引いちゃった方はこの作品買う必要は全くないです。というかやめといたほうが吉。
反対に電気が走るようであれば……悪いことは言わないので本屋に今すぐ走れっ!!
この作品に関しては全肯定か全否定の二通りしか選択肢はありません。
……都市シリーズ以来の、あるいはそれ以上の衝撃か!?文章に酔えます。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazon、時間がないので詳しくは明日に。
とんでもない新人が出てきてしまいました、どうしましょうって感じ。
ちなみに戦闘時に生体強化の呪式(魔法)を使用しているときの描写です。
「私は負けないよ。普通の人間の卑劣な力を見せてあげよう。
弱き人々のささやかな生を守るためなら、時代遅れの竜や異貌のものどもなど鼻唄まじりで滅ぼし、咒式の呪いなど笑って超克してみせる。
弱く脆い人間の、その弱さと脆さだけで、人は立っていけると証明してあげよう」
出典:されど罪人は竜と踊る (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/347P
キャラ:モルディーン・オージェス・ギュネイ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2003年2月22日(土)
『ネタの投下実験(笑)』
「諸君、私はマリア様がみてるが好きだ」から歳月は流れ(笑)、マリみてには予想以上のブームがやってきて唖然とするばかりでしたが……ふと思いました。いったい今ネット上のマリみて人口はどれくらい膨れ上がっているのだろう?
と、まあその辺の検証も兼ねて一個ネタをトップページに用意してみました。これでアクセス数がどうなるか試してみようという……(笑)
うまいことひねればいろいろ作れるかも知れませんね。志摩子さん主役にして「銀杏拾いのガイドライン」とかおもしろいかも。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■書店用語集(神聖マルチ王国より)
痛快、書店裏話!のコンテンツにある業界用語集ですね☆ とくに本読み歴の浅い方には参考になるかも☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、燃える!ひたすら燃える新人さんの作品です。
森羅万象の中で究極の力を咒力。それを操るものたち、咒式士。彼らはその強大な力を生体強化などに用いて竜退治や治療行為などに使います。そういう咒式と携帯電話といった文明の利器が共存する世界設定のあるお話。
なんというか圧倒的。
昨日の台詞がすべてを語っているのであれを見てもらうのが一番だと思います。世界観自体も化学反応の方程式を魔法に持ち込んだような独特のものになっているのですが、それ以上に戦闘シーンなどの描写がすさまじいです。
まいじゃー、まいじゃー、まいじゃー!!<最大級の賛辞
さて、本日の台詞。これは陰謀家だけれど咒式については全く何の能力も持たない政治家の言葉です。いいなーこれ。陰謀家が高く評価されてますね。好きだなあうんうん。
「この貧民臭い気配、ガユスか
朝から貴様の募金目当ての面を見せるな。直視に耐えるように爆破して整形しろ」
「てめえこそ存在が道徳的に無駄だ。世界のために急いで故郷、学名あの世へ里帰れ」
出典:されど罪人は竜と踊る (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/48P
キャラ:ギギナ&ガユス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2003年2月24日(月)
『なにげに追記』
↑の「ロサ・ギガンティアのガイドライン」ですが、某所から提案を受けて元ネタに比較的忠実なパターンを派生させてみました。
……おおお、いい。
ただ個人的には蓉子さまをぜひ登場させたかったというのがあるので甲乙つけがたいです(笑)
さて、今現在のアクセス解析ですが通常とあまり変化はみられませ……あ、あれ? 14日以降数日間のアクセス数のほうが激多い!? ヴァレンタイン記念のアレが捕捉された様子。ということでフラッシュの破壊力の前にはへたれ文章ネタは勝てないのか? 検証を続けます(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■活字中毒度ちぇっく
TREASURE BOX-DOOR内のコンテンツです☆ まいじゃーの常連さんにチャット中挑戦してもらったら、上級活字中毒者ばかりというオチがつきましたが、皆さんの結果はどうでしょうか☆
■ニュース速報@SF/FT/HR板(以上2点みすらぼより)
情報は速度だ!と思われる方などはこのスレも巡回先に加えておくとよいかもしれませんよ☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、燃える!ひたすら燃える新人さんの作品です。
先日から連呼してますが、圧倒的にまいじゃーです。最近紹介した作品の中でも抜群に癖が強くダメな人には徹底的にダメですが、ハマる人にはとことんまでつかること間違いなしの一冊。とりあえず店頭で文章をチェックしてみては?
さて、本日の台詞解説。
この作品のもうひとつの特徴として主人公二人の毒舌な掛け合い漫才というのがありまして、一例にと思って抜き出してみたものです。なんつーか笑えます。
逃げろ逃げろ、過去から逃げろ
捕まれば過去の深淵は君を喰い殺すから
だがしかし、過去から逃げきった時
もはや君という存在はそこにいない
出典:されど罪人は竜と踊る (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/180P
キャラ:ジグムント・ヴァーレンハイト
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】白いページ
特記事項なし。
★2003年5月27日(火)
『ライトノベルの定義』
昨日のリンク先の話題に関連して、ライトノベルと文学作品の差異について。何度か発言したことがあるんですが、今一度自分の考えを書いておくと
●ライトノベル=絵付小説
です。扱うジャンルがどうだとか、文体がどうだとかは関係なし。文学作品との内容の差異も考える必要はないと思ってます。どちらかといえば売る手段の問題になるのかな? 活字単体でも成り立たないことはないけれど半ばは挿絵がつくことを前提とした小説……というところですね。
で、これを実験的にとことん突き詰めていったのが例えば都市シリーズの作者である川上稔さん。機甲都市伯林とか創雅都市S.Fあたりを見れば言ってる意味がよくわかると思います。ただしこれはイラストや校正やその他、原稿から一冊の本ができるまでの工程をすべて理解したうえではじめて可能な技の上に、作者にかかる負担は相当大きいと思われるため誰にでも要求するのは無理でしょうが……。読めたら最高なんですが(笑)
ぶっちゃけ、言いたいことはひとつだけです。
「小説付絵」、ではなく「絵付小説」。あくまでも主は小説で、絵は従であるということ。絵に反応するのは全然悪いことじゃないですが、それだけに踊らされるのは遠慮したいものですええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■NEVER7WEB体験版
既に以前から配信開始しているのですが、Ever17の前作に当たり、共通世界で展開するNEVER7がWEB上で体験できます☆
もうすぐPS2版も発売になることですし、楽しみですね☆ Ever17にはまり込んだ方はNEVER7も遊んでみては?
「買うです、PS2版」
追記:おまけです☆
■ばれてしまいましたか☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、まいじゃーここに極まるといった趣のある小説で、合わないとなったらとことん合いませんが、ツボにはまれば中毒決定。言語感覚というか文章表現がとにかく独特です。以上説明終わり
(我ながら非道いはしょりかた……)
台詞は半ば苦し紛れの産物なので気にしないでください(^^;
「食物連鎖の順番を、ひとつ抜かすなガユス。植物が土を喰って大きくなるのを待てないのか?」
「次の世紀の食糧問題が解決したぞ。パンがなければ土を食べればいいんだ」
出典:灰よ、竜に告げよ(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/46P
キャラ:ギギナ&ガユス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ほんとは絵師直営サイトはあったはずですが……(汗
★2003年6月6日(金)
『何の感慨もない誕生日』
あれですね、20歳を超えるともはや何歳だろうと誕生日などには何の感慨もなくなりますね……あーまた歳食っちゃったよ!みたいな。
それはともかく本日は私、管理人の誕生日です、一応ご報告まで。
なにやら5年ぶりの角川スニーカー大賞受賞作とやらで思いきり特別扱いされている涼宮ハルヒの憂鬱、→bk1、おそらく早いところではそろそろ店頭に並びかけるころではないかと思われます。当たりかハズレか? とりあえず要注目ですね。この作品に関しては後日何らかの感想をお届けしたいと思います。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
■ライトノベラーへの100の質問(β版)(SNOW ILLUSION)
しばらく載せておきます☆
▼本日の作品&台詞解説▼
灰よ、竜に告げよ→bk1、→amazonは、されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonの続編に当たる小説です。
軽口の応酬と、すさまじく独特な設定と戦闘描写、これがすべて。好き嫌いが極端に分かれること必至ですが、はまればもはや抜け出せない一作ですね。
何度も言いますが、都市シリーズを愛読していてこのシリーズにまだ手を出していない方は、即刻買いに走りましょう。9割以上の確率で転ぶと思われます。逆も真なりで、このシリーズが気に入ったのであれば都市シリーズも読んで損なし。2冊目が出たことで、まいじゃー認定レベル確定ですね。
人を激しく選ぶという前提で大いにおすすめします。
なぜかちっともストーリーを紹介する時間がないですね(^^;
簡単に。突如として人類に敵する正体不明の存在・憑魔が世界各地に出現し多数の犠牲者を出す。人類側が多数の犠牲を払った末にとった策が、隔離戦区を設けてそこで憑魔を撃退すること。
そしてその戦場には……これ以上説明するとおもしろくなくなるんでやめときます。
ともかく先日も説明しましたが、前向き思考の内容はごく普通として、徹底的な後ろ向き思考も丁寧に描写しているあたりがよかったです。視点変更が使われているので、いろんな人物の思惑が見えてくるのもいいですね。つまりはおすすめ。
(編者注:こちらで解説されているのは『マルドゥック・スクランブル』のストーリーだそうです。間違いとはいえ消す消さないの判断もつかず、さりとて極楽トンボさんの解説に及ぶ文章も思いつかなかったので、あえて放置しておきます。……丸投げ?(笑)(20040809追記))さて、本日の台詞解説。
戦闘関連の濃い台詞は後日に回しまして、今回はシリーズのもうひとつの特徴であるギギナとガユスの軽口の応酬についてとりあげてみました。これなど一瞬考えてしまいましたが、なかなかひねりが聞いていておもしろいと思います。えーと、ちなみに一撃食らってふっとんで、口の中に土が入ってしまった時の台詞です。
「情報体の彼らにとって、規則は絶対です。我々人類と違って、その言葉は確実かと。それに今の状態での我らの勝利確率は七%を下回るという私の演算を具申しておきます」
「もう少し言葉を飾れ」
「四捨五入すれば、なんと10%もの勝率です! これでよろしいですか」
出典:灰よ、竜に告げよ(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/266P
キャラ:ヤークトー&ガユス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】白いページ
特記事項なし。
★2003年8月5日(火)
『頭痛がいたひ』
ボク少女関連でお越しくださった方は8月1日をご覧くださいませ。
偏頭痛で掲示板レス遅れます、すまんです。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■TYPE-MOON、「Fate-stay night」公式ページ開設
商業メーカーとしてのシフト中のようですね☆
7人の魔術師、 7騎の使い魔 生き残るのはただひとくみ。というキャッチコピーにはとても惹かれます☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊るは、独特な設定と言語感覚で畳み掛ける変則剣と魔法もの。好き嫌いはすごく分かれること必至ですが、文章に酔っ払える人ならはまる確率は高いかも。例えば都市シリーズあたりを好む人はすっ転び率が極めて高いと思われます。
解説時間がないので今日はパス。あー頭いて……。
「報告書も事務も俺が全部やっているだろうが。文句があるならおまえがやれ」
「ドラッケン族に無理を言うな。私は戦闘担当、貴様はその他の担当。私は斬るのが担当、貴様は痛みを引き受ける担当。私は勝利が担当、貴様は画面の端で、驚いて泡吹いて解説する担当」
出典:灰よ、竜に告げよ(されど罪人は竜と踊るシリーズ) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/60P
キャラ:ガユス&ギギナ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】白いページ
ファンサイトは浅井ラボファンクラブとされど課長は娘と踊るのふたつを押さえておけばだいたいよいかなと思います。
★2003年8月25日(月)
『読書感想文? これが?』
夏の読書感想文秒殺コンクール 2003用の読書感想文だったはずなんですが……「申し訳ありませんでした」と前もって謝っておきます。字数全然足りないし(^^; 出直してきます……
『広辞苑を読みました☆ 木乃葉子』
広辞苑はすばらしい本です☆ 私は6歳の時に初めてこの辞書を読み終え、感動のあまり泣いてしまいました☆
部分的な読み返しでしたら数え切れないくらい、今でも年に一度は通読するようにしているんですよ☆
そもそも戦後初の本格的辞書として、昭和30年に出版されて以来国内の辞書におけるスタンダードの地位を守り続けているのはすばらしいことだと思います☆
毎年5月25日の「広辞苑の日」には、国内某所にある広辞苑神社に全国から広辞苑ファンがつめかけ、古い広辞苑を供養したり、新しい広辞苑との契りを結んだりするのです☆ それくらい魅力のある本なのですね☆
私も今回改めて通読し、言葉の魔力に酔ってしまいました☆
「殲滅(せんめつ) −みなごろしにして滅ぼすこと。滅ぼしつくすこと」
殴殺(おうさつ) −なぐりころすこと」
などなど、この本をお手本にして行動していきたいと思うことがたくさんあるのです☆
いつかこの広辞苑に「広辞苑アタック」と「美少女」というふたつの項目を追加してもらうことが私の夢なのです☆
おわり
注1)木乃葉子
当委員会の秘書兼司書。「微笑む凶器」と異名を持つくらいとにかく怖い。広辞苑を肌身離さず持っている。
注2)広辞苑アタック
広辞苑で相手をぶん殴る必殺技。威力は絶大だが、一般人に扱える代物ではない。ちなみに葉子嬢はこれを片手で振り回す。
注3)美少女
トリ○アの泉で、広辞苑には美少年という項目はあっても美少女はないことが判明した。関係ないが20歳にどのみち美少女はありえないと思います葉子さはぐうっ!?
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ソニーミュージックブロードバンドサイト「MORRICH」コンテンツ「アニメdeViewwn!8/15号」で「R.O.D -THE TV-」のプロモーション映像公開中(FANTASY Bookmarkより)
同じサイトでOVAのRODプロモーション映像も公開中ですよ☆
「えー。連載中のコミックを読んだ時には、いきなり癒し系っぽい話になっていてびっくりしたんだけど……」
プロモーション映像を見る限りではアクションシーンがいっぱい出てきそうなのでご安心くださいね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、非常に個性的な文章の奔流が特徴的な剣と魔法(と化学)の物語です。
なお過去に例として都市シリーズみたいな、と書いていたのですがどうも一部には不評のようなんで(^^; 、戦闘シーンを数ページ見て判断してくださいませ。
それでは本日の台詞解説。
ドラッケン族は戦闘種族である、ということ以外は特に予備知識は必要ないかと思います。悪口の応酬って楽しいなあ。
「糞塗れの遺言はそれで終わりか? ならば始めよう、闘争の宴を」
出典:災厄の一日(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/43P
キャラ:ギギナ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
公認ファンサイトとしてASAI−Laboratoryがあります。呪式一覧表なんて気合の入ったものあり。
★2003年12月5日(金)
『12月は気をつけてないと新刊買い逃しそうだから気をつけようと思ったそばからコバルト文庫買うの忘れてた。』
実は未読ですが、今月のコバルト文庫新刊の中で気になってるタイトルがふたつありまして。
ひとつはアリスのお気に入り→bk1、→amazon、もうひとつは陰陽師九郎判官→bk1、→amazonです。アリスのお気に入りは、普通にストーリーが気になったためですが陰陽師〜の方は作者があの田中啓文さんです。つまり駄洒落の人(笑) 表紙を見る限りではごく普通な内容に思えるのですが……気になる〜ドキドキ(笑)。これから2作を読みにかかるので感想は改めて。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「少年エース」2月号(12/26発売)より新連載開始! 『NHKにようこそ!』予告マンガを一挙公開。(最後通牒・半分版より)
ええと念のため言っておきますが、某国営放送潜入ドキュメントとかではないですから☆ 滝本竜彦さんのNHKにようこそ!→bk1、→amazonが原作なのです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊るシリーズ→bk1、→amazonは、すさまじく特徴的なアクションものです。
まず第一に、地の文と台詞。例えばこんな感じ(2月21日〜23日分)です。……どうです、かなり特徴的でしょう? 好き嫌いは分かれるでしょうが、はまる可能性が大いに存在する台詞です。
次にストーリー。とにかく戦いに明け暮れる話ではあるんですが、いろいろと救いのない話になっています。大団円とは到底縁のない、どこまでも業を引きずる人間達の生き様。
そして設定。この科学式まみれの呪式(魔法みたいなもの)がいいですね。
さっき紹介したリンク先の台詞に興味を惹かれるようでしたら買ってよし! まいじゃー的には大いにお勧めします。
さて、本日の台詞解説。
……って解説するほどのもんでもないですね(^^;
成長物語の隠喩は、「苦労したけど、私は大人になった。若者も立ち上がれ」である。
だが、当の大人がくだらないので、もはや若者は信じてはいない。責める若者も無能なので、女が笑う。女自身も自らの境遇を、他人の所為にできないと気づく。物語はすでに死んでいる。
ヒディンス・プルハート「誰もが誰もを嫌いな時代」同盟暦八七年
出典:くちづけでは長く、愛には短すぎて(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/175P
キャラ:(架空作品内引用)
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】白いページ
公認サイト浅井ラボファンクラブは参考になるかと。
★2004年1月4日(日)
『木乃葉子の宴参加作品第3弾』
第2回マリア様がみてる人気投票途中経過。白薔薇ファミリー、なんであんなに強いんだ……。
それか讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜参加作品のエントリーナンバー3番。死ぬほど笑わせてもらいました。背景がすばらしいです(笑)。そのうちちゃんとトップページでも使わせてもらいますええ。併せてまだ簡易作成の段階ですが、木乃葉子の宴ページも準備しました。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■『ウィザーズ・ブレイン』オールキャラクターズ(DAIさん帝国より)
絵師さん直営サイトのペン禅一如にて年賀絵として公開されています☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、非常に独特な設定と文体を誇る科学+ファンタジーな作品です。これについてはごちゃごちゃ説明するよりもいくつかの台詞を見てもらったほうが早いと思われるのでこの辺をご覧ください。
これが好きになれるかどうか、ですかね。一度はまったら癖になる作品なことは確かです。
それでは本日の台詞解説。
なんというかすごーく後ろ向きで悲観的ですが、この『物語はすでに死んでいる』という一文にどうしようもなく惹かれました。
「それはおまえの世界観だ」
「正々堂々とやって、おまえたちに勝てるなら、儂もそうしている。だが、無階梯の儂一人の咒式力では、おまえたちには絶対に勝てない。だとしたら、この方法を取るしかないではないか?」
「弱者だって勝ちたいのだ。それがなぜ悪い? 生死をかけた闘いで、手段にこだわってどうする? 死んだ後で誉められようと好かれよう無意味だ。死者は語らず、生者のみがすべてを語り、決定する」
出典:くちづけでは長く、愛には短すぎて(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/282P
キャラ:メルツァール
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】白いページ
特記事項なし。
★2004年1月16日(金)
『カラミティナイト3巻が来たっ!』
売ってました、待ってましたのカラミティナイト3→bk1、→amazon
現物を手にして感無量です。今から読みますが、願わくばディバイデッドフロント→bk1、→amazonの新刊も今年中に読めますように(^^; ……ライトノベル売り上げの話とか続き書いてたけどまとまらなかったのでまた今度。
あーそれと私は行ってませんが、スーパーダッシュ文庫公式に銀盤カレイドスコープ3巻の情報があがってますが既にトップからネタバレ要素ありとのこと。要注意です。
第2回マリア様がみてる人気投票開催中。白薔薇ファミリーが3位まで独占。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーNo.10です。見る人が見ればわかりますが元ネタはアレですアレ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ネットでの評判とライトノベルの売上げに関するリンク集
増え続ける話題に対してとうとうリンク集が登場なのです☆
■ドラゴンクエストU 任侠鉄砲玉伝説(From dusk till dawnより)
レベルの大変高いネタですよ☆ 感動「も」あります☆
「……なーんかこのアドレスどっかで見たことあるんだよなあと思ったら冲方丁さんでした(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、今回説明省略。とにかくあらゆる面で独特です。ツボにはまると最強。
それでは本日の台詞解説。
弱者ここにあり!と言わんばかりの素敵な台詞だとは思いませんか?
出典:そして、楽園はあまりに永く(されど罪人は竜と踊る) (小説)/スニーカー文庫/浅井ラボ/絵師:宮城/デザイン:杉浦康平/編集:?/242P
キャラ:ギギナ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】白いページ
特記事項なし。
★2004年8月4日(水)
『この本を読む者、すべての希望を捨てよ』
と、某新刊を読んで思いました。うわぁ……。
続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、開催中。何かコメントを読んでいると悲鳴が伝わってきます。わかるわかるよその気持ち! これ、せっかくだからある程度タイトルが固まってきたら各タイトルの紹介文でも書いてみようと思います。とりあえず庄司卓様&新城カズマ様の著作は個人的に、どれか一個でいいのでなんとか……(血涙 。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■小部数出版流通サイト−源氏ダイレクト(FANTASY Bookmarkより)
一般書店で流通していない地方の小部数出版社や個人の出版物、著作物を購入できるweb書店がオープンとのことです☆
■文庫OFF(モノグラフより)
BOOKOFFによる文庫専門のネット書店だそうです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、少々…いえかなり毛色の変わったファンタジーアクション。戦闘シーンがすごく特殊。説明するのも難しいので過去に紹介したこの辺の台詞を見て下さい。これみて拒否反応が出なければ買い。そうでなければこのシリーズはあきらめましょう(笑)
とにかく独特としかいいようがないです。また、物語展開は会話こそ軽口が大目ですが、ハッピーエンドとは無縁だと思ったほうがよいですええ。
それでは本日の台詞解説。
戦いの申し子、戦いこそがすべてだというギギナの前口上です。剣を持っているからこその台詞ですが、簡潔にして強い力を持った台詞です。
出典:三月、七日。 (小説)/ファミ通文庫/森橋ビンゴ/絵師:世良シンヤ/76P
キャラ:渋谷三月
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ポチ壱号
特記事項なし。
★2004年5月26日(水)
『王道台詞30連発の話』
先日紹介した王道台詞30連発、挑戦されてる方がいるのでご紹介。
まずは一歩さん。そうそう、私も似たようなこと思ってました。TRPGのノリだとこういう台詞使いやすいよなあ、って。
それと投稿がありましたのは天戸司郎さん。あーこれけっこう好きです。枝葉の表現にニヤニヤ、なのです。ともあれお二方おつかれさまでした。
このライトノベルがすごい!関連は早見裕司さんのコラム「ジュニアの系譜」第5回「ジュニア小説のビッグウェーブ」を掲載。ティーンズハート、特に花井愛子さんが焦点になったお話です。なるほど読者から消費者へ、ですか……。
学校を出よう!2巻感想リンク集よろしくね、と。
▼本日の木乃葉子トピック▼
いちご狩り。(ハセガワケイスケ公式)
スイチョクラッカ式(在原竹広公式サイト)(以上少年少女科学倶楽部より)
電撃作家さんのサイトですね☆
「うーん、自分もいいかげん作家アンテナと絵師アンテナ作るか……資料はいっぱいあるわけだから(^^; 」
▼本日の作品&台詞解説▼
三月、七日。→bk1、→amazonは、青春小説です。ボーイミーツガールな話ではあるんですが、コメディ要素はないし、いわゆる萌え方向でもない。単純なラブストーリーともちょっと違うような気がします。やや切ない方向かな。ともあれ、あとはご自分の目でお確かめを。
全体の感想としてはなかなかよかったですね。あ、これ今月の新刊です。
それでは本日の台詞解説。
自分の感情がうまく整理できずにもがいている、そんな典型的な思春期の様子です。天文学者〜の一文をこうやって入れてくる事に「なるほどなあ」と思い、そこを切り出してみました。
出典:三月、七日。 (小説)/ファミ通文庫/森橋ビンゴ/絵師:世良シンヤ/12P
キャラ:宮島七日
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ポチ壱号
特記事項なし。
★2004年5月27日(木)
『寝る子は育つ。大人は除外。』
うう、ここ3日ばかり気がつくと意識が飛んでいる……おかげで作業がちっとも進みません。いろいろな方面に向けてすみませんすみません(^^;
デジカメの購入でいろいろ迷い中。京セラを中心に選定していたけど、迷い出すとnikonとかcanonもいいかな? こうやって迷ってるうちが一番幸せかも(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■冲方丁×乙一によるライトノベル必読書100冊・アンケート
QuickjapanVol.54のライトノベル特集記事に出てきた対談記事の100冊の既読アンケートです☆ ちなみに必読書というのはただの煽り文句なので、脊髄反射してもあまり意味はないですよ☆
「ちなみに私は60冊でしたー」
▼本日の作品&台詞解説▼
三月、七日。→bk1、→amazonは、青春小説です。昨日も紹介しましたが、私的にはけっこう……いえ、かなり気に入ってますね。(萌えという定義はおいといて)キャラ萌え小説とは違うと思いますが、「青春だなあ! ちきしょう!」という感じです。
それでは本日の台詞解説。
この作品の主人公の一人である七日のテーマとなる叫びです。この台詞を単体でみただけではあまりおもしろみを感じないかもしれませんが、この場面を見たら絶対印象に残ると思うので、このシーンを見る為に買うというのもありじゃないでしょうか。
「ひとりで盛り上がってるようだが……。私は、おまえが、好きではない」
『だけど、ずっと嫌いなままとも限らない』
「――。……懲りない、奴だな」
『おかげさんで。人の気持ちなんて、数時間でも変わるもんさ。今が最悪でも、どうってことない』
出典:サンクトゥスは歌えない (小説)/角川ビーンズ文庫/漲月かりの/絵師:都筑せつり/239P
キャラ:パピヨン=チャウ&天馬響一
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年10月23日(水)
『積読消化chu!』
主にコバルト&ビーンズ文庫の積読を急に勢いづいて消化中。この数日でけっこう減らしました。うんうん増える一方だった未読の山が多少は低くなったかな。
さてさて、プレゼント企画ですが、順調に応募が集まってきてます。
中には親と共用のメールで応募してきた勇者様もいらっしゃいます。しかしながら、応募時のコメントに多いのが、
「読んではみたいが買う勇気が……」
たーっ、覚悟不完了っ!!
そんなことでは次世代のコバルト読者を背負って立つことはできないぃっ!!<背負わない
あんなものは一冊買えば吹っ切れます。だからさっさと買うべし。
復活記念プレゼント企画
●「マリア様がみてる」既刊全11冊 一名様
●プリズマティカリゼーションDC版(中古) 1名様
こちらの応募フォームから。
締め切りは10月27日(日)午後11時59分59秒です。
ただし当選者にはレポート提出必須(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■VNI巡回の旅(たそがれSpringPointより)
おつかれさまです☆
「他人事のように言ってるけど、あなたも当事者の一人だから」
なんのことやらさっぱりですね☆
■ReadMe!エントリ一覧総アタック(ななめよみ。より)
おつかれさまです☆
「なんかこう……その気力がすごいと思ふ」
▼本日の作品&台詞解説▼
サンクトゥスは歌えない→bk1、→amazonは、25歳にして転職歴25回を数える青年が、なにを思ったか警察代行エージェントに転職。そこで腕利きの女エージェント、パピヨンと出会ってうんたらかんたら<手抜き
それほど変わった展開があるわけではないです。
ただ主人公が気にいりました。女好きで軽い性格、腕は劇弱ではないにしろ「強い」からはほど遠い。いつも飄々としている感じ。なんかこう人間離れした完璧超人よりも、むしろダメさ加減の漂う中に一片のかっこよさがあるタイプです。ほんとはできるけど出来ない振りを装うんじゃなくて、芯からそう。いいなあこういうの。
上の台詞は、主人公がお仲間(ヒロイン)に、エージェント仲間としてより女好きの義務として?声をかけている図。
これ実は結構名場面だったりしますが、ネタバレの危険のため詳しくかけないのが辛いところですね。まあ「やなことばかりじゃなくて、きっとまたいいことある」の精神ですええ。
「――あんた世の中すべて自分中心に回ってるとでも思ってんの? 地軸か、あんたは!」
出典:サンクトゥスは歌えない (小説)/角川ビーンズ文庫/漲月かりの/絵師:都筑せつり/140P
キャラ:青
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。
★2002年10月24日(木)
『今日はハリポタ新刊発売日です』
イマイチ心の奥底に訴えかけてくるものがないので新刊獲得狂騒曲につきあうつもりは全くなし。どうせ何処の本屋でも一山いくらで転がってると思われます。
いやつまらんと思ってるわけではないですよ? まいじゃー根性が染み付いているので……(^^;
復活記念プレゼント企画
●「マリア様がみてる」既刊全11冊 一名様
●プリズマティカリゼーションDC版(中古) 1名様
こちらの応募フォームから。
締め切りは10月27日(日)午後11時59分59秒です。
ただし当選者にはレポート提出必須(笑)
▼本日の木乃葉子トピック▼
■Write Novel!
ライトノベルの英語表記には二つありまして、ひとつがLightNovels、もうひとつがこのWrite Novel!ですね☆
確か某巨大掲示板でも同じネタを見かけましたけれど、適用したい作家さんがほんっとうにたくさんいらっしゃいます☆
さあ、お早くしてくださいね☆
「……広辞苑持ってお宅に突撃ってのはなしね。――やってほしい気分もちょっとだけあるけど」
▼本日の作品&台詞解説▼
サンクトゥスは歌えない→bk1、→amazonは、昨日も紹介したので本日は省略します。まあなんだかんだ言いつつ嫌いじゃないということですね。ましてや地球の地軸などは傾いている
さて本日の台詞は、なんかこう気持ちがいいです。特に後半部分がナイスツッコミ。このまま漫才まで持っていけそうです。