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MAICO2010

がんばって、がんばって、がんばります!

出典:MAICO2010   キャラ:マイコ

WOWOWで放映中の、ドジなアンドロイドアナウンサーマイコの姿を描いた「MAICO2010」より。
何回やってもうまくいかないんだけど、怒られると反省?してこういうわけです。
なんか……こう今時の小学生連中に聞かせてあげたいような台詞(笑)。
理屈はこねんでいいから、ちゃんとやれ!てな。
うぃーす、自分もがんばってがんばって、がんばりま〜す。

舞巫女・瞳子の事件簿

「なによ源氏物語くらい知ってるわよ
プレイボーイの光源氏が父親の愛人に横恋慕したあげく そっくりな幼女拉致ってきてむりやり奥さんにしちゃう話でしょ」
「と、瞳子さん そんな風に言ったらミもフタも……」
「しかも!
ちゃんと奥さんいるくせに美女をとっかえひっかえ やりたいほーだい好きほーだい
ぜったい許せない!
女の敵!!」


出典:舞巫女・瞳子の事件簿 (コミック)/ASUKACOMICS DX/原作:高殿円/作画:叶嵐/59P
キャラ:花森瞳子&西明寺裕真

【原作者直営サイト】悪趣味な美学
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年6月7日(土)
『異議ありっ!!』

例えば逆転裁判は2まで発売されるくらい人気を博したわけですが、最近富士見ミステリー文庫から出ていた法廷ものライトノベルタクティカル・ジャッジメント→bk1→amazonもそこそこ好評だったようで、重版がかかり、続編のタクティカル・ジャッジメント2→bk1→amazonも出ました。
法廷ものライトノベルとしてはかなりよくできた作品だと思います。なによりも最初から最後までちゃんと裁判してるところがいいですね(正確には公判じゃないんですが、そんな細かいことはどうでもよろしい)
そんなわけでハッタリの応酬や、単に「異議ありっ!!」という魂の叫びを読みたい方にお奨めの作品です(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■出版業界用語集
ええと、閲覧の際には雲平堂こちらも参考になさるとより実情に即した理解ができるかと思われます☆

■ライトノベラーへの100の質問(β版)SNOW ILLUSION
しばらく載せておきます☆

  ▼本日の作品&台詞解説▼

舞巫女・瞳子の事件簿→bk1→amazonは、巫女さんが難事件を解決していく推理もの……ではなくて。舞巫女さんが主人公のファンタジー要素が入ったラブコメ、としておくのが適当かな。
ちなみに巫女さんの登場する作品なんて掃いて捨てるほどあるわけですが、この作品はあくまでも舞巫女さんというところがポイントでしょうか。うだうだ言ってますがほんとは原作者が遠征王シリーズの高殿円さんだったからです。ま、動機なんてそんなもの〜(笑)
でもでも舞のシーンが綺麗なので、買ってよかったと思いましたええ。

さて、本日選んだ台詞は作品のコメディ要素に目を向けた台詞です。
女性の目から見たら光源氏なんてこんなものかも(^^; もちろん自分も大いに賛成です。


MyMerryMay

「かみさま」
「え?」
「たましいのないわたしが、ヒトをあいするのはツミなのでしょうか?」

出典:MyMerryMay (ゲーム)/KID/?
キャラ:レゥ

【作者直営サイト】KID
【絵師直営サイト】
なしというか絵師がわかりません(^^;
特記事項なし。

★2003年10月27日(月)
『アニメ・君が望む永遠1〜3話を見てみました』

実はつい最近まで私は『君が望む永遠』はただのラブコメだとばっかり思ってました。どうも違うらしい……というのがわかってアニメにも興味を持って(うちだと電波は入らないけどさるツテにより)、見ようと思ったわけなんですが。

…………なんかすごいですね、これ。地上波の限界に挑戦するつもりか? いやはやいきなりあんな欝でドロドロな展開とは思ってませんでした。好きですけどね!
あと引きがめちゃくちゃ上手いというか、よくも毎週あんな気になるところで終わるものだと(^^; とにかく継続して追っかけ決定です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■LIGHT-NOVEL JOKEJOKESうたたねこやより)
うたたねこさん曰く「こめっちょ」☆ メリケンジョークをライトノベル絡みでやってます☆ 102以降の文体模写も必見ですね☆

■働く人の憂鬱シリーズ 〜 小説家の憂鬱 〜仮藻録より)
いろんな企画が出てくる探偵ファイルですが、若手のライトノベル作家の苦労が切実に語られています☆
どうか負けないでがんばってくださいね☆
広辞苑で……
「広辞苑で応援は無理だろ。絶対」

■プラネテス、OPムービー配信開始
視聴できない方はとりあえずこれでもご覧になってください☆
「……えーリンク張っておいてあれですが、とうとう置いてある場所がわかりませんでした(^^; 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

MyMerryMay→amazonは、一言で言ってしまえば人工生命ものです。主人公の兄がある日突然送ってきた荷物は人工生命レプリス。理想の女の子を創り出すはずが起動時のエラーにより、見た目は美少女、中身はほとんど幼児という女の子になってしまい……というお話。実はまだ完全に終わってないのですが、おおよそめどがついたため紹介することにしました。
AIだの人工生命だのといったキーワードに弱い人はぜひやるべしでしょう。ラブコメ的ではありますが、人工生命の「罪」など影の部分にもスポットが当てられていて単純な作品にはなっていません。
しかしこれ以上語るのは終わらせてからにすべきかな(^^;

それでは本日の台詞解説。
見ての通り、人工生命であるレプリスの台詞です。このテーマはAIものにずっとついて回るものかもしれません。

現実が――真実よりも優しいなんて事があったら、素晴らしい。

出典:MyMerryMay (ゲーム)/KID/キャラクターデザイン:輿水隆之/みさお編
キャラ:渡良瀬恭介

【メーカー公式サイト】KID
【絵師直営サイト】
無神空間
特記事項なし。

★2004年1月5日(月)
『2003年ライトノベルまいじゃー的ベスト10』

ちと遅くなりましたが、2003年ライトノベルまいじゃー的ベスト10まとめました。ただし4位以下の順位についてはあまり上下差はなく参考程度です。

1位 銀盤カレイドスコープ→bk1→amazon
今年圧倒的な衝撃を自分に与えた作品です。事前の期待など全くせず読みましたから余計驚きが大きかったせいもありますが、ともかく自分としてはこれ以外考えられません。新人さんの作品でもあるし、粗がないとは言いませんが長所が際立ってました。
まずスケート描写。スポーツの躍動感や感動を文章で表現するのは非常に難しいのですがこれはお見事でした。
あとは唯我独尊なだけではない主人公・タズサの描写に。ただの高飛車ではなく努力する天才、という部分がよかったですね。なにはともあれ今年はこれに尽きました。宣伝しまくって、どうやら多少は知名度アップに貢献できたというのも影響してるかも(笑)

2位 バッカーノ!→bk1→amazon
銀盤がなければ確実に1位はこれでした。キャラクターの立て方、錯綜する状況の中飛び交うそれぞれの思惑を見事に描写しています。

3位 バトル・オブ・CA→bk1、→amazon
タイトルからは想像しがたいですが、なんと接客業を描いたライトノベルなのです。豪華宇宙客船というSF的味付けがされていますが、基本は接客。風変わりな客の対応、宇宙船のトラブル、戦闘など話もバラエティに飛んでいて飽きさせませんでした。

4位 ディバイデッド・フロント→bk1→amazon
追い詰められた内気で後ろ向きな女の子の葛藤がすさまじい近未来SF。舞台設定とかより何より、どうしてもネガティブに物事を考えてしまう女の子の描写こそが主役です。

5位 されど罪人は竜と踊る→bk1→amazon
圧倒的な独自の世界観と独自の文体を持った科学+ファンタジー。はまったら最後の底なし沼。

6位 ストーム・ブリング・ワールド→bk1、→amazon
ファンタジー版ボーイミーツガール。お話そのものは大変オーソドックスですが、心理描写など細かい部分がよかったです。ちなみにマルドゥック・スクランブル作者・冲方丁さんの作品です。

7位 強救戦艦メデューシン→bk1、→amazon
たぶん巷では第6大陸をが挙げられていると思うので、あえてこちらを。戦地のど真ん中に強行着陸して医療行為を行う、超大型空中医療戦艦のお話です。医療系ライトノベルという相当に異質な内容ですが、戦争に対する皮肉も織り交ぜつつちゃんとお話として成り立ってます。

8位 マルドゥック・スクランブル→bk1→amazon
他にもいろいろ評価すべき点はあるのでしょうが、カジノでの駆け引きの描写、こいつに惚れました。あ、念のため言っておくとSFです。

9位 12月のベロニカ→bk1→amazon
構成の勝利! 言いたいことはそれだけです。

10位 タクティカル・ジャッジメント→bk1→amazon
裁判をライトノベルに! ま、逆転裁判をそのまま小説にしたと思ってもらうのがわかりやすいかな。実は密かに主人公が勝つためには手段を選ばないあたりが気に入りました。潔いですええ。

次点としては、「赤×ピンク」「シャープ・エッジ」「学校を出よう!」「終わりのクロニクル」「導きの星」といったところでしょうか。

木乃葉子の宴は今日は追加なし。上の選出に魂削りすぎました(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2003年良かった本リンク集
うたたねこやにて、いろんなサイトで挙げられてる2003年マイベスト本やゲームなどへのリンクです。参考になるかもしれませんよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

MyMerryMay→amazonは、AVG。ある日突然高校生の主人公のもとに送られてきた大荷物の中にはレプリスと呼ばれる人工生命体の女の子が入っていたが、その起動の段階でバグが発生、女の子は赤ん坊も同然の状態で『生まれて』しまい、主人公はレプリスに振り回されることに……。基本的には、レプリスのレゥやその他の女の子達との日常を楽しむギャルゲー、なのですが人工生命体というテーマを扱っているだけに、ちょっと深い部分もあります。
ネタバレに関わるのでその辺は説明できませんが……。

それでは本日の台詞解説。
現実というのは唯一絶対の事象であり、真実とはそれに関わる人の数だけ存在します。どんなに美談で飾り立てようと常に現実というのは残酷な――


まおうとゆびきり

「涼香、まおと契約すれば、まおはあなたひとりのものになるのよ」
「それはいいかも」
涼香の反応は早かった。男に目がないから。
「そうしたらまおうはあなたの言いなり。ただのイエスマンになるのよ。涼香が欲しいのはそんなまおうなの」
「だめ、ちがう。そんなのじゃない。あたしが欲しいのは冷淡で素っ気ないまおちゃんなの。あたしに笑ってくれるまおちゃんなんて、まおちゃんじゃない」

出典:まおうとゆびきり (小説)/富士見ファンタジア文庫/六甲月千春/絵師:椎名麻子/デザイン:?/編集:?/138P
キャラ:堂嶋硝子&半井涼香&陽妻美貴

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Northern House

特記事項なし。

★2004年9月23日(木)
『業務連絡&逃避行動』

えーまずはオフ会関連の業務連絡。
ネモさんといさごさん、集合場所および何次会まで参加できそうか質問したメールは届いていますか? もし届いていたら返信よろしくおねがいします。念のため再送させていただきました。

やることはいろいろあるのについ東方永夜抄で遊んでます……ぐわーこんな弾幕避けられるかーっ!!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆
「収集はしてるんですが……ニュースはうちにとってあくまで二義的なものなんでどうしても適当になってしまいます(苦笑 すいませんです〜」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

まおうとゆびきり→bk1→amazonは、第16回富士見ファンタジア長編小説大賞で審査員特別賞を受賞した作品です。些細なことから魔王を連れ歩く羽目になってしまった少女のお話で、基本的にはコメディです。
すごーく特徴的な作品ですこれ。では例によって特徴をいくつかあげておきましょう。
まずは文体やキャラクターの立て方、その他いろいろなものが非常に電撃文庫ちっくです。ほぼ電撃文庫専門で読んでいるライトノベル読者も少なくないと思いますが、これはそういう人が読んでも全く違和感を感じないことでしょう。勢いが一番先に立っている印象を受けます。
それから本編の流れはわりとどうでもいい感があって、あふれる小ネタにこそ本領があるんではなかろうかと錯覚を起こすくらいですが……個人的には作者さんはかなり重度の2ちゃんねらーじゃないかと推測。ネタが「濃い」のはちょっと読むとすぐにわかると思いますが、ナッピーエンドスラッシャーといった単語をさも当然のごとく使っているあたり非常に怪しい!(笑)
ストーリーだけを純粋に楽しむと言うよりは、ネタまで含めて楽しむのが正解かもしれません。

それでは本日の台詞解説。
これは主人公の少女の友達がまおうをうらやんでいる構図です(まおというのは、まおうの愛称です)。最後の一文に深く染み入るものを感じたので載せてみました。振り向いてくれない男じゃないと興味がないわけですね、なんてめんどくさい趣味なんだ……(笑)


魔女とちび王女

「これだからおぼっちゃまは困るのよ。人生楽が出来るところでは、すかさず他人の分の幸福を奪ってまでラクチンしとくもんよ」

出典:魔女とちび王女 《小説》/コバルト文庫/榎木洋子/絵師:桃川春日子/187P
キャラ:ルーシー・ビィビィ

【作者直営サイト】守龍亭
【絵師公式サイト】なし
ファンサイトは未調査ですが、榎木洋子先生ファン同盟とかありますね。

★2002年2月20日(火)
『そういやこんなのありました』

唐突な話で申し訳ないですが。
このサイトの性質上いろんなwebリングを利用するのですが、なぜああも使いにくいところが多いんだろうなあ、と。入ってその場で参加サイト一覧の探せないwebリングがなぜか多いです(^^; せっかくリンク集代わりにありがたく入り込んだのに、中で立ち往生……あぅ。

ああそうだ、風虎日記で見かけて思い出しました。
公式サイトに未だなーんにも情報がないので、すっかり忘れていたロケットの夏。エロゲですが、ひそかに気になってますが……どうなんでしょう。(ちなみに私のこの手のゲームの購入動機は、テキストが第一。萌えはおまけ程度)
まいじゃーな電波がなんとなく感じられるのですが……気のせいかも。失敗も多いし(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第5回ライトノヴェルズ好感度アンケート結果発表
当サイトでも告知していた、LightNovels CROSSROADで行われた第5回ライトノヴェルズ好感度アンケートの結果が発表されています☆
個人的に興味深いのは、男女別評価で男性の評価では、銀英伝、十二国記に続いて「マリア様がみてる」が第3位なんですよ☆ 女性からの評価も高いので……
「だからみなさん、マリア様がみてるを買いましょう! えーこちらがbk1直通でこちらがamazon直通になってまして……」
ああ、いつもの病気がはじまってしまいました☆

■「買ってください。読んだら、捨ててください。」
関連リンク:出版流通関連話題LINK(2000年6月ごろの話なのでリンク切れは多いと思いますが)
これについてのコメントは別ページにて。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

魔女とちび王女→帯→bk1→amazon は、コミカル系のファンタジー。
アプリポット王国の王女ルーシーは第二王妃の娘のため、待遇も悪く、いろいろ意地悪を受けています。ただしそれに負けない気の強さを持っています。
そんなある日、王様や王妃様がカエルに姿を変えられてしまいました。今こそチャンス! これを契機に待遇改善を図るのです!
とまあ、そんな感じで幕を開ける元気で頭の回転のいい王女様の冒険のはじまりです。話の展開は、まあ普通のコミカルファンタジーで、特にこれといって特徴はないですが、とにかくさくっと安心して読めます。
意外性がないからといってつまんないわけではなく、会話のテンポとかが小気味よく進みます。コバルト系が大丈夫ならよろしければ。話そのものは王道なので、その辺を購入基準にしてください。

では、本日の台詞解説。
まあ解説いらない、よね……王女様の性格を表したいい台詞です。
底意地が悪いわけではないですが、したたかな王女さまで、従者の方がよほど純真ですええ


魔女の結婚

「ふうん、人のことを想うのに、あんたは理由が必要なんだねえ」

出典:魔女の結婚/コバルト文庫/谷瑞恵/絵師:蓮見桃衣/211P
キャラ:アート

【作者直営サイト】極楽庭園
【絵師直営サイト】なし
谷さんのサイトは、未発表の短編が読めるのでファンなら行っとくしかないでしょう。絵師の蓮見さん関連のサイトは発見できず。

復刊リクエストを募っているエルナサーガは現在投票数が98票です。あと2票だっ! しつこくまいじゃーな名作の復刊交渉のためにみなさまのご協力をお願いしています。

さーさーのーはーさーらさらー……って日付をキーボードで叩いて、はじめて今日が七夕だと知った私。だいぶダメかもしれません

「魔女の結婚」は、物語としてはいわゆる眠り姫。
御子姫でありながら、運命の人との結婚を夢見ているエレイン。しかし彼女の村はローマ人に攻め滅ぼされ、彼女の部族は自決を図ります。
しかし、エレインだけはなぜか1500年の間眠りつづけた末に、魔術師の青年・マティアスによって起こされることに。あまりにも断ちすぎてしまったときの流れに呆然とするエレインですが、「この時代に起きたのはきっと運命の人との結婚が待っているからだ」と思い、そのとっかかりとしてマティアスについていくことにしたのですが……。
まあ、基本的にはよくあるタイプのお話だと言えると思います。ただ、序盤を読んだ時点では全くのコメディ作品かなと感じていたのですが、実はそうでもなく「運命の結婚」というのが意外に深いテーマを持ったものだとわかりました。なかなかおもしろく読めましたです、ええ。
私は谷さんの作品読むのははじめてなんですが、他に手を出してみようかなという気になりました。お勧めがあったら教えてください。

本日の台詞解説。
マティアスのというのは、他人に冷たい部分があり決して深く関わろうとしない人間なのですが、エレインのことは口ではどうこういいながら何となく気になっている様子。
それをアートに突っ込まれ、きっぱり否定するマティアスの様子を見ていった言葉です。
「好き」とか「気になる」という感情は実はかなりあいまいなもので、明確な理由があってなるもんじゃないわけです。「どうして好きになったの?」という問いへの答えは、「なんとなく」が圧倒的に多いんじゃないかな。理由は後からついてくるものなんです。
まあそのような事を一言で表した台詞なんじゃないかと、そのように思いつつ選んだ台詞なのでした。  →bk1で購入
(01/7/7)


魔人

昔・・・・祖父がよく言っていました
最大の恐怖とは”識らぬ事”だと
幽霊の正体見たりなんとやら・・・・ですね
もう僕は あなた達が恐くありません

出典:魔人/講談社コミックスデラックス/大暮維人/1巻198P
キャラ:出虎一八(いでとらかずや)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
総合ファンサイトとしてはSa‐iがおすすめかと。また魔人-DEVIL-ファンサイトというそのものずばりなサイトもあります。

ミノムシさんからの報告によるとhttp://www.maijar.org/からこのサイトに入ると掲示板に書き込みできない状態が続いているみたいです。
現在レンタルサーバーの契約が終わり、設定作業を行なっている最中なんでもうしばらくお待ちください。ご迷惑おかけします。

すいませーんこの場を借りてしつもーん。
つい最近、どこかのニュース系サイトで「インターネット図書館」という名前でリンクされていた、過去のいろんなホームページファイルを保管してあるサイトのアドレスをどなたかご存知ありませんかー? ちょっと事情があって既に消去されてしまったとあるサイトを見てみたいので。

はいよと、では本題へ。
「魔人」→bk1→amazonは、いつも沈着冷静なIQ200の天才少年・通称デコッパが、格闘の力ではなく、知力を使って最強の魔神を打ち倒す話です。
作者の大暮維人さんの作品としては「天上天下」が有名どころで、名シーンいっぱいの格闘漫画なんですが、あれはあくまでも普通の格闘漫画。
ところが「魔人」の場合は、決定的に違います。腕力ではなく物理や生物学の深遠な知識を使って、強大な怪物と渡り合うという、いままでありそうでなかった作品です。
燃える! 最高に燃えます!
これはもはやおすすめじゃなく強制します。買え(笑)
もともと画力には定評のある作家さんなので、アクションもかっこいいし言うことありません。また2巻完結というコンパクトな構成なので、お求めやすくなってます。それと補足ですが、1巻の途中まではかなり長い前フリと化してまして、デコッパ君は陰も形も登場しません。で、この作品の真価はデコッパ君が登場してはじめて発揮されるものなので、そこだけ念頭に入れておいてください。
んー次のまいじゃー認定はこれかなあ。

さて、本日はどっちかというと作品紹介のほうに重点があったのとネタばれな台詞を避けたためそれほど面白みのある台詞ではありませんが……。
幽霊はその正体がわからないからこそ存在により恐怖します。
正体のわかった相手はどれほど強大であろうとなにか打つ手があるはずです。よって魔人も生物である以上、対処法はあるわけで天才少年の手にかかると無敵の存在ではない、と。
(01/11/4)


マスターキートン

……ひとつだけ言っとく! 自分を虫ケラだと思って、そこから這いあがろうとする奴は、虫ケラとは言わない!
それは人間だ

出典:マスターキートン   キャラ:ジェームズ・ウルフ

マスターキートンは、割に知ってる人は多いんではないかと思いますが、一応解説。小学館のビッグコミック刊行で、浦沢直樹作(むろん原作者は別にいますけど)です。大学で考古学の講師をするいまひとつさえない男、平賀=キートン・太一は、実はロイズ保険機構のの腕利き調査員というもうひとつの顔も持っています。
元SASの教官だったすご腕と、考古学への深い造詣で、難事件にあたっていくキートン。サバイバル技術と、考古学の醍醐味が一度に味わえる上に、ストーリーもよくできた傑作。立ち読みしてでも、漫画喫茶でもとにかく見てほしいですねー。

台詞の背景は、組織から逃げている男が、同じく組織から逃げ出した売春婦を助け、その女性からのベッドへの誘いを断り、女性が自分のことを「虫ケラだから」と自虐的に言ったことに対するものです。「それでも死にたくない」とも。
人間の定義について、考えさせられるいい台詞です。ああ、それにしてもマスターキートンはいい漫画だ……。

「結局、あいつと僕とは他人だったんだ。何も通じてやしなかったんだ。あんな、理不尽なことするんだもの」
「一度くらいの理不尽は許すんだ。それが友達だろ」


出典:マスターキートン/ビッグコミックスピリッツ/原作:勝鹿北星/絵師:浦沢直樹/ワイド版2巻229P(通常版3巻)
キャラ:テッド&キートン

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトならMASTER KEATON'S Web Siteへ。各話に関する調査具合が半端じゃありません。すごすぎ。

「マスターキートン」は、元SASのサバイバル教官にして、凄腕の保険調査員であるキートンが、考古学に関する知識とサバイバル技術を生かして保険調査の仕事を請負って行く話です。
……うーん、一言では魅力を表現しづらいコミックです。あくまでも保険の調査員という形をとってはいますが、物語の知識カバー範囲が考古学・政治経済・軍事方面とおそろしいほど多岐にわたっていて、それが矛盾なく物語に溶け込んでいるのが特徴といえるんでしょうか。そのうえできっちりと人間模様を描き出し、それも単純な浪花節で終わったりせず、すごく哀愁の漂うエピソードも多いです。
あえて多くは語りませんが、超名作。読んで感じるべし。
まいじゃーとして紹介してもいいのかいまひとつ確信がないですが、こんなのもありってことで。

本日の台詞は、友だちとけんかしたのが原因で家出している少年テッドを、キートンが諭しているところです。
若い?とはいえキートンも十分にオヤジ。こういうかっこよいオヤジの一言って……いいですねえ、はあ。
実をいうと最近渋いオヤジの台詞を意識して探してはいるんですが……ライトノベルスの登場人物って若いんですよね、当然だけど(^^;(01/5/17)


魔大陸の鷹

ぼくには、ぼくのルールがある。だから、借りを返しにいくのさ

出典:吼える海流(魔大陸の鷹1)/C☆NOVELS(中央公論新社)/赤城毅/186P
キャラ:伊集院従吾

【直営サイト】なし
ファンページがない。誰か作って(爆) 梶やんのZERO-C(無節操)ラボが比較的詳しく取り上げています。

「魔大陸の鷹」は、「来たぞ我らの痛快冒険活劇浪漫」(裏表紙に書いてあった)な作品です。
看板に偽りなし! まさにその通りと言っていいでしょう。この作品に限らず、赤城さんの作品の特徴は、変に重厚なテーマを入れようとかしていないところです。完全に娯楽小説に徹しています。
舞台が大正時代で、3種の神器に関わる話で、主人公は名刀菊一文字を操り……なんて聞くと、「ありがちだなあ」って感想をたぶん持たれるでしょう。しかしですね、複葉機に飛行船、恋人の諜報部員の美女、許婚の美少女、敵は暗闇公爵!ここまで来れば、言うことなし。荒唐無稽一歩手前の冒険活劇が繰り広げられて、気が付けば夢中になって読むこと請け合いです。筋の予想はついているのに、気が付くとすっかりはまり込んでいる時代劇なおもしろさ(^.^)
あえて言いますが、プロの作家さんにも読んでほしいですね。エンタテイメントの原点に立ち返った作品で、超おすすめ!

さて、台詞の方なんですが、詳細ははしょって、身代わりに盾となった味方が犠牲になり、主人公従吾が敵に怒りを爆発させ、「このままではすまさない」とばかりに復讐を誓うところです。
この台詞も理屈抜きで楽しみましょう。(00/6/3)

「世界中の悪魔を集めたところで、ぼくを負かすことはできない」
「ほう。なにがおまえにあると言うのだ?」
「……希望だ!」

出典:帝都最終決戦(魔大陸の鷹)/C☆NOVELS(中央公論新社)/赤城毅/絵:ひろき真冬/214P
キャラ:伊集院従吾

【直営サイト】なし
ファンサイトも発見できず。誰か作ってくれないかなあ。じゃあお前作れとか言われそうですが(^^;)

「魔大陸の鷹」は、いわゆる冒険活劇です。
この物語に関しては、本の宣伝文が極めて簡潔に、しかも物語の特徴をつかんでいるので引用させていただくことにします。
『ときは大正、花の巴里 薔薇色の人生に別れを告げて
冒険児伊集院従吾、南海に発つ
美女と美少女引き連れて 飛ばす愛機は複葉機
行く手をさえぎる魔人を討てと 抜くは名刀菊一文字
科学も魔術も蹴散らして 唸る銃弾火を噴く飛行船
来たぞ我らの痛快冒険活劇浪漫』
これで十分わかっていただけたことと思います。
この作品に限りませんが、赤城さんの作品と言うのは先の展開は容易に予想できます。しかし読んでみるとわかりますが、理屈抜きに楽しく読むことができます。いわば娯楽小説の原点とでも言ったらいいんでしょうか。特にキャラクターの立ち方は見事です、はい。
ですからこの作品は、小説を読みまくってその辺の作品には飽きてきたみなさんに特におすすめします。「原点回帰」してみましょう。
蛇足として、あとがきが愉快です(笑)

さて、台詞解説ですが……。
当然ながら主人公やその他の人物の台詞も見事に定番な台詞がいっぱいなわけです。
これもそのひとつで、敵の暗闇公爵(このネーミングも素敵(笑))に絶体絶命のピンチに追いやられた主人公が、それでも啖呵を切ってみせるというものです。
恥ずかしい、などと言わないように。(00/10/14)

まにぃロード

「はるなさんの気持ちはわかります
戦船に限らず兵器マニアは誤解を受けやすいものです……
好戦的だとか戦争好きとか… あぶない人だとか しかしそれは 偏見!
真の兵器マニアは戦争なんぞ大っキライです
戦争がおきると兵器がこわれるじゃないですか!!」


出典:まにぃロード 《コミック》/DENGEKI COMICS/栗橋伸佑/1巻28P
キャラ:武藤武蔵(たけぞう)

【作者直営サイト】なし
【絵師公式サイト】なし
どうも関連サイトはないみたいですね……探し方悪いかな?

★2002年2月18日(月)
『約2001年名台詞ベスト5選出〜』

と、いうわけですっかり忘れていたんですが、2001年にここで紹介した名台詞の中からベスト5を選出しました。ただし、システム上の都合で6月以降からのものに限定しています。同時に迷台詞のベスト5を選んだのでこちらもお楽しみください。

追伸:
検索ワード「小説、由乃、令」で飛んでこられた方へ。
まことに残念ながらここには「マリア様がみてる」の由乃×令もしくは令×由乃の二次創作作品はありません(笑)。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■天野こずえ、コミックブレイド新連載「ARIA」はやはりAQUAに連なるもの
コミックブレイド創刊0号が配布開始されました☆
こちらは書店でもらえますので、探してみてくださいね。「まもって守護月天!〜再逢〜」はじめいろんな作品の情報が載ってますが、他は割愛して、天野こずえさんの「ARIA」に関することだけお伝えしますね☆
天野さんファンの方ご安心ください、上のリンクでわかる通り、間違いなくAQUAと同等作品です。主人公も同じですよ☆
(0号はパンフと同じ扱いなので、画質落とした上でピンポイント公開)

■ゲームのBGMやSEを書き表す箱。BRAINSTORMより)
ええとですね、「タッタラララー」とか言葉でゲーム音楽やSEを表現して当てようというものです。レトロゲーマーへの挑戦ですね☆
あなたはいくつわかりますか?
「よっしゃわかった! 次だ次ー」
ここにも盛り上がっている人がいるみたいです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

えーはじめに断っておきます。今日の台詞、おもしろかったんで掲載しましたが、私は兵器マニアじゃないんで感性がイマイチわかんない。そういうもんなんですかね?

まにぃロード→帯→bk1→amazonは、ひょんなことでオタク青年と秋葉原の一角にあるつぶれかけた電気店の三姉妹が出会い、マニアのお店を開店して……という話です。
こういう表現が適当なのかわかりませんが、題材の割には正統派なストーリーですね。壊れきったイッちゃってる話が多い中(^^;、普通に気持ちよく読めるお話でした。作者さんの嗜好でしょうが、艦船ネタが入り込んでるのも、今の「美少女萌え」一辺倒とは一線を引いていてなんか清々しかったです。
ちなみに昔「ダンジョンマスター」のコミック書いてた人、と説明するとわかる人もいるのかな?

そういうわけで上でちょっと言いましたが、今日の台詞については妥当なのかよくわかりません。勝手ににそうなのかなあ、と思ったんですがほんとのところはどうなんだろう……。

「い…いかれてる… みんないかれてる」
「何もいかれちゃいない 君が知らなかっただけだ」


出典:まにぃロード 《コミック》/DENGEKI COMICS/栗橋伸祐/1巻25P
キャラ:衣島(きぬしま)青葉&武藤武蔵(たけぞう)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトはありません。

★2002年3月19日(火)
『積読の再認識』

先日紹介した書籍新作情報サイトFANTASY Bookmark経由で、レディ・ガンナーのファンサイト、青い瞳の中の義憤に漂着しました。レディ・ガンナーをメインに扱っているところは初めて発見して、うれしかったですね〜。
「でも2巻以降をまだ読んでいませんよね☆」
あははははは(汗)。白状するとデルフィニア戦記も積読です。いやだってほら18巻もあるし。<言い訳の典型


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■茅田砂胡さんの新作は発売延期?(蒼い瞳の中の義憤より)
茅田さんのC★NOVELSファンタジアから3/25に発売予定の新作タイトル「暁の天使たち」ですが、12日現在では原稿があがってないようです。発売日には果たして間に合うんでしょうか☆
「いや、無理だろどう考えても。新聞じゃあるまいし」
と、いうわけで茅田さんファンの方はもうしばらくお待ちくださいね☆ 暴れて広辞苑を投げたりしてはいけませんよ☆
「…………それはあんただけ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

まにぃロード→帯→bk1→amazonは、秋葉原を舞台に送る、三姉妹が経営するつぶれかけた電気店を、下宿人として転がり込んだ青年がオタクショップとして再生するってな感じの話。
オタクを題材として扱った話の割にはすっきりと読めた印象があります。(ちなみに私はこの人の大昔に書いていたダンジョンマスターのコミックが好きでした)

では台詞解説〜。
何によらずマニアックな方面というのはこういう認識が必要なところもありますね。傍から見たら理解不能というか。
別に肯定も否定もする気はないですが(^^; 価値観がみんな同じというほうが気持ち悪いと思います。先日、面と向かって「このサイトの存在意義が理解できない」と言われましたが「ああそうかもね」と驚くくらいに無感動でした。まあそんなもんだろうと。
少数派大いに結構。
多数に対して理解を求めようと思ったらだれが「まいじゃー」など推進するもんですか(笑)


まぶらほ

「いかんいかん。そのようなことでは男がすたる。君はメイ度が低すぎるのだ。不健康だぞ」
「冥土?
あの世とどんな関係が……」
「仏教思想ではない。メイドのメイに度数の度。君の国の言葉だ。体温と同じで、人は誰でもメイ度を持っている。高ければ高いほどメイドを愛するものとして尊敬されるのだ」


出典:まぶらほ メイドの巻 (小説)/富士見ファンタジア文庫/築地俊彦/絵師:駒都えーじ/50P
キャラ:老人&式森和樹

【作者直営サイト】Haenschen klein
【絵師直営サイト】Passing Rim

特記事項はなし。

★2002年10月29日(火)
『まだまだ伸びてます』

さてさてライトノベルファン度調査は、2日目にして2000人突破。どこまで行くんだろうなあ……。もはや想像不能です。
空の境界が上位に入っているのは、ネット上での調査だからかまいじゃー主催という影響か(^^;

ちなみに1706人時点での読破数の分布状況はこんな感じです。

冊数. 人数 割合 累計
226-250 3 0.18% ( 0.18%)
201-225 4 0.23% ( 0.41%)
176-200 8 0.47% ( 0.88%)
151-175 22 1.29% ( 2.17%)
126-150 34 1.99% ( 4.09%)
101-125 83 4.87% ( 9.03%)
76-100 170 9.96% ( 18.99%)
51-75 295 17.29% ( 36.28%)
26-50 492 28.84% ( 65.12%)
1-25 595 34.88% (100.00%)

まあ選出タイトルにやや偏りがあるとはいえ、男女向けとりまぜてジャンルもまぜこぜな本を200冊以上読んでいるとはすごすぎます。私は最後に回答をする予定ですが、200冊行くかどうかでしょうたぶん。
どこのどなたかは存じませんが、243冊既読はほとんど神の領域ですね(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「Prismaticallization」のボーカル集、今なら購入可能書かずにいられないっ!より
その昔、発売後数ヶ月で諸事情であっという間に廃盤になりプレミアまでつき、その後かなりたってから再販されたもののそれもすぐに品切れの憂き目にあっていた幻のボーカル集が、今なら購入可能です☆
この記事作成時点では在庫は37となっていますよ☆
「これを知ってあわてて購入手続きしておきましたです。EDがよかった記憶があるんだよなあ……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

まぼらほは、すいません本編読んでません(^^;
数日前の予告どおり、メイドの巻がなかなかいい壊れ具合らしいのでこれだけ買ってきた次第です。
感想は……わはははこりゃいいです。すばらしきかなバカ小説!
バカ小説好きな方は、このシリーズ読んでない人でもこの巻だけ購入されることをおすすめします。特にメイドさん萌え〜といった属性がなくても楽しめると思われます。
まあ属性のある人は、黙ってても買っちゃうでしょうから特に言うべきことはありませんね(^^;

それでまあ、バカっぷりを象徴する台詞の一つをとりあげてみました。
メイ度ってなんだ。
こういうところに入り浸る人たちはメイ度が高いんでしょうか。


まぼろし月夜

「違いますっ! それ絶対違います、あやめさん」
「……そうですか?」
「悲しむのだって私の勝手です、私のわがままです。でも、誰にも止めることなんてできない……」
「はぁ、そうでしょうか……」
「悲しいのは、その人が大切だったからでしょう?  とても悲しい位、好きだったからでしょう?  大好きだった証拠なんです」
「大好きだった証拠……」
「そうです。わたしには悲しむ権利があるんです。悲しんでも……いいんです」


出典:まぼろし月夜〜月夜野奇譚〜/naxat/シムス株式会社/絵師:田嶋安恵/大嶋つむぎルート、8月15日、深夜
キャラ:大嶋つむぎ&朝霧あやめ

【メーカー公式サイト】SIMS
【絵師直営サイト】?
公式サイトではエンディング時のパスワードを入力する事で、裏設定(?)やイラスト等を見る事ができます。また空間自衛隊駐屯地HQに田嶋安恵さんのファンページがあります。お子様は見たらめーなのよ(^^;

投稿名台詞第11弾、十八さんからのお届けです。どうでもいいですが、この「奇譚」という漢字はどうにかならんものでしょうか。賢いIMEじゃどうやっても変換できせません(怒)。

まぼろし月夜はDCで発売され、PSに移植されたアドベンチャーゲームです。この台詞は、PS版の追加シナリオ内の物ですので、一応、PS版のタイトルで紹介しますが、やはり画質などではDC版が勝っているので、勧める場合は少し迷いますね。
 或る日、夕暮れ時の公園に立ち寄った主人公は、一人の幽霊と出会います。幽霊の名は朝霧あやめ。かつて、曾祖父の恋人だった女性でした。関東大震災で死亡し、曾祖父との待ち合わせ場所にたどり着けなかった彼女は、その未練から、待ち合わせ場所だった公園の地縛霊となっていたのです。数十年の時を越えて消滅寸前だった彼女は、意識が混濁した状態で長い時を過ごしていましたが、消滅を目前として一時的に力を取り戻し……、そして、出会った主人公を自分の恋人と勘違いしてしまいます。
 主人公は、自分が曾祖父では無いことを何とか理解してもらおうとするのですが、長い年月に彼女の記憶はぼやけており、恋人への強い執着もあって、まったく理解してもらえません。
 看てもらった霊能者から、あやめの消滅が近い事を告げられた主人公は、なんとかあやめが消滅する前に成仏してもらおうとするのですが……。
 ネタバレになるので詳しい説明は省略。
 「もし私がいなくなったら、大切な人が私のせいで悲しむのは嫌だ」というあやめに対し、ヒロインのひとりである大嶋つむぎが反論している場面です。確かに、悲しんで欲しくないと願うのも、悲しむのも、同じエゴな訳で……、それをできない状態にしてしまうのは「権利の侵害」なんですよね。
 ファンタジー系の悲恋物とかで、記憶を消してしまうエンディングとかあるけれど、ある意味、そーいうのは一番酷い行為なのかも知れません。
 「悲しむ事さえ許してくれない」と言う意味においては……。(01/3/20)


幻の将軍

「諍いとかいったって、要はただの喧嘩でしょ? 互いを磨き合うために競うのは良いことだと思う。だけど、相手を潰すことで自分だけが生き残るなんて、馬鹿だと思うよ」
「何故そう思われる?」
「だって自分を磨いてくれる相手を潰したら、自分はもう今以上には成長できなくなるでしょう? より良くなりたいなら、相手を大切にしなくちゃ。そして堂々と競えばいい。喧嘩をして潰し合うのは、自分で自分を潰すのと一緒だよ」

出典:幻の将軍/EXノベルス(エニックス)/河原よしえ/絵:いのまたむつみ/上巻126P
キャラ:フレイ&ドート

【公式サイト】なし
情報がエニックスのサイトには出てませんでした。なめんな(笑)
ファンサイトもなし。もともとサンライズで脚本をされていた関係か、ノベライズが多いようです。

「幻の将軍」は、ここでは仮にファンタジー小説としておきます。仮にと言ったのは、そういう説明はどう考えても適当ではないためで以下詳しくストーリーをご説明します。
シェンという豊かな国でのびのびと暮らす刀鍛冶の娘・フレイ。彼女は剣も馬術も男顔負けの腕前で、男勝りに成長していました。そんなある時、刀鍛冶として超一流の父親が一振りのすばらしい剣を完成させます。その剣は、隣国アシュの高貴な人に献上するはずのものだったのですが、身体を壊してしまった父に代わりフレイとその親友アルセスが剣を届けることになります。
しかし届ける途中の船上で海賊に襲われ、船は沈みフレイは救助されたもののアルセスの行方はしれず。保護された際にどうやら人違いをされているとフレイは……。
まだ上巻だけしか出ていませんが、とりあえず感想。
おもしろい。文句なし。
感覚的にはアルスラーン戦記がちょっと近いかもしれません。そもそもイラストにいのまたむつみさんを起用した時点で勝利は確定したも同然ですが(笑)、中身もそれにつりあうしっかりしたものとなっています。ヒロイック・サーガが好きならば迷わず購入してよいかと思います。ちなみに直球な内容なので、変化球が好きな方はご承知くださいませ(笑)

本日の台詞解説です。
ネタばれしちゃいますから、状況の解説はやめておきます。台詞を見ておおよそ作品の傾向を読み取ってもらうのがよいんではないかと。私は最後の台詞が軸だと思ってます。
いいねえ、フレイ。また一人すっ転ぶ対象が増えたようです(笑)(00/12/17)

まほろまてぃっく

…………………………………………………ここが混沌(カオス)の中心ですか 床が見えるまでガンバリましょう!! ええ!!

出典:まほろまてぃっく/GUMコミックス/中山文十郎 画:ぢたま某/1巻42P
キャラ:まほろ

なんと説明したものか……基本的にはメイドさんなラブコメです。
が……それだけではなく、おそろしくシリアスな要素も入ってます。(あえて伏せときます)
相反する要素を両立させた功績に対し、拍手ですね(^.^)シビアな設定とはにゃーんな展開が同居しているものは全然珍しくありませんが、シナリオ破綻して体裁をなしていないものも少なくないので……。

さて、名台詞。 メイドとしての初仕事をするべく家の中を見せてもらったまほろさんは、 あまりの各部屋の惨状に動揺します。 とどめが雇い主である優の部屋で、壊滅状態(笑)
部屋が混沌である、というのは自分も大変に耳が痛いことではありますね(^^;)
余談ですが……ちょうど本日のぞいて回った日記の中に、「自分の部屋にも床があったのか」なる記述があったので、思わずにやり。大変タイムリーでした。ね、○○さん(笑)

えっちなのはいけないと思います!

出典:まほろまてぃっく/GAMコミックス/原作:中山文十郎 漫画:ぢたま某/100P
キャラ:まほろ

清く正しい青少年の煩悩を抹殺するかのような(笑)殺生なこの台詞。
台詞の舞台は、メイドのまほろさんに主人公の優が隠していたえっちな本がばれて……といういわばお約束のパターンです。
人たるもの聖人君子であらねばならない、というありがたき格言のひとつとして覚えておきましょう……実行は無理だと思いますが(^^;)
これくらい前日の名台詞とまるっきり系統が違うものを毎日用意できたら最高!なんですけど、なかなか現実は厳しいなあ。

あんなボケ顔の乳臭い小娘であっても美里くんとて男の子。
一つ屋根の下に二人きりでいたら有り余る若さが安さ爆発してしまうかも知れないわ

出典:まほろまてぃっく/GUMコミックス/中山文十郎 画:ぢたま某/1巻90P
キャラ:式条沙織

……うー、頭いてー……。
私、頭痛持ちなんですが、いまちょうど頭痛の真っ最中で思考力ゼロに近いです。なんで本日はすいませんが手短かに。

色情狂の気がある(笑)式条先生。どうも主人公の美里に気がある様子で、一つ屋根で暮らし始めたまほろさんの存在が気がかりでなりません。で、出てきたのがこんな台詞。
安さ爆発というのはなかなか巧い表現かと。

「なにをおっしゃいます!?
女性として生まれたからには、やっぱり『ぱよっぱよのぽよんぽよん』でなくちゃダメです!!」

出典:まほろまてぃっく/GUMコミックス(ワニブックス)/原作:中山文十郎/絵師:ぢたま某/4巻38P
キャラ:安藤まほろ
帯コピー:なし

【作品公式サイト】まほろまてぃっく Official Site
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトはかなり存在しますが、mahoro.vesper.comを起点にしてみては?

木乃葉子、トップページ占拠3日目。
現在、犯人と管理人の間で停戦交渉中のようです(笑)


みなさん、こんにちわ。木乃葉子です。今日もささやかな話題からいってみましょうか☆
●諸君、私は川上稔が好きだ。(元ネタ:簿武樹弐屋(悪徳)の掲示板)
掲示板で掘り出し物発見☆
けれど製作者はよく見るとエスクーシュさんではありませんか。管理人がいつもお世話になっておりますm(__)m
ともかく、言詞を巧みに使ってあっていい出来ですよ☆

ところでみなさんにぜひともお聞きしたいことがあるんです。
ネット上ではいわゆるニュース系サイトが大変活発で、ゲームやコミックに関する情報はかなり充実していると思います。でも、ライトノベル系やまいじゃーよりのコミックに関する情報を提供しているサイトってありますか?
葉子の記憶にはないんですけど……。新刊発売日だけに留まることなく、
いろんな情報を提供してくれる場所があるといいんですけどね☆
とりあえず見つけるまでは、こちらでそんな類のことをしていけたらいいなと思ってます。
それにしてもニュース系でもテキスト系でも書評系でも特定ファンサイトでもない、かといって名台詞サイトでもないここは、どうしようもない半端ぶりがまいじゃーの追求にはお似合いだと改めて感じますね☆


本日の作品、「まほろまてぃっく」→bk1→amazonですが……基本的には萌え漫画だと思います。メイドさんですし。ただ、この作品でまほろさんはメイドさんではあるものの主人公格の少年と絶対的な主従関係にはありません。あくまでもお手伝いさん。
この関係、ちぎっては投げちぎっては投げられるくらい存在するメイドさんな作品でも実は稀有な存在なのです。注目すべき点ですね。
萌えだけで終わらずきちんとした背景を持った作品なのも好感度が高いです。
それからまほろさんは同性としてこんな事を言うのはアレですが、あまりが豊かではないのです。
かなりコンプレックスを持っていらっしゃるようで、それが本日の台詞に切実に表現されています。
負けないで下さいね、まほろさん☆
(01/11/12)


護くんに女神の祝福を!

「あ、あなたの笑顔って、卑怯だわ」

出典:護くんに女神の祝福を! (小説)/電撃文庫/岩田洋季/絵師:佐藤利幸/119P
キャラ:鷹栖絢子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
佐藤コーナー
特記事項なし。

★2003年9月9日(火)
『女神に奇襲を食らうの事』

私、基本的にあんまりラブコメ系統って読まない人です。であるからして、その手の作品にはまともな評価は下せそうにもないんですが……やられました(笑)
灰色のアイリス(ただし当方購入は4巻、読了は2巻まで)の作者さんによる護くんに女神の祝福を!→bk1→amazonです。180度路線を変えてラブコメで攻めてきたので読んでみることにしました。……けっこうかわいいじゃないかこんちくしょう!
以上感想終わり<終わりかよ
なんだかどうみてもイラストが小○生にしか見えませんが、そういうことはこの際おいといておもいっきり直球ど真ん中、恋は人を変える話を楽しませていただきました。
いちせさんあたりが読むとどういう評価になるのか興味深いところです。(たいていの感想が180度どころか270度くらい違うんですが、全然切り口が違うので参考になるのです。ラブコメ系には圧倒的に強そうだし)


追記。
超弾幕避けSTGの東方妖々夢メロンブックス等で現在購入可能です。

  ▼本日の木乃葉子トピック▼

性懲りもなくお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

護くんに女神の祝福を!は、上でも説明してますがラブコメです。ヒロイン?役の先輩はいろんな意味で最強です。もう無敵。

というわけで名台詞解説。
<100万ドルの笑顔、ただしマクドナルド>みたいなっ!好きな人の笑顔は最終兵器であるという見本。

「あなたは、ずるいわ。特にその笑顔と、拾われるのを待っている捨て犬みたいな目! ずるくて亀みたいに鈍感でガムシロップみたいにお人好しだわ。ああもうまったく! どうしてあなたはそうなのかしら!」

出典:護くんに女神の祝福を! (小説)/電撃文庫/岩田洋季/絵師:佐藤利幸/161P
キャラ:鷹栖絢子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
佐藤コーナー
特記事項なし。

★2003年12月10日(水)
『いろいろ読了〜』

やーやっぱりウィザーズ・ブレインIV→bk1→amazonはよいですね。あの独特な設定に基づく独特な戦闘シーンがたまりません。今度機会を見つけてその辺じっくり紹介したいもんです。なにはともあれ尊い犠牲者の遺言に従って次巻のネタバレをしているらしい巻末資料は見ませんでしたええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■カラミティナイト3の表紙画像公開
「あれ……なんか明るい!?」
こうなると余計に内容がよけいに気になるところですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

護くんに女神の祝福を!→bk1→amazonは、ビアトリス(魔法みたいなもの)を教える学校に転校してきた護くんと、最強のビアトリス使いでお嬢様の絢子の激甘なラブコメです。えーこの際ビアトリスうんぬんということは無視して構いません。とにかくこの二人のあまりにすれてない反応が見ていてこっ恥ずかしくなる、でも思わず見てしまうそんなお話。
この砂糖菓子にさらにガムシロップをかけて食べるような感覚がなんともよいのです(笑)。よってそんな甘々な話は一切受け付けない人以外であれば楽しめると思います。

さて、それでは本日の台詞解説。
都合により後半部分をカットしてますが、特に問題はないかと思われます。ちなみにこれは電話でのやりとりなんですが、絢子さん別に怒ってません。なんというかごちそうさま。


マリア様がみてる

いい? 確かに花寺の生徒会長と踊るのは不本意だけど、私は自分からは絶対逃げない。逃げたら負けよ。私は負けるのが何よりも大嫌いなの

出典:マリア様がみてる/コバルト文庫/今野緒雪/絵:ひびき玲音/183P
キャラ:小笠原祥子

【直営サイト】なし
ファンサイトとしては、百合の咲く丘などがよいかと。このほかにもファンサイトあり。ただ注意すべき点は、この小説の性質でして……コンテンツを選んで読まないと私は責任もてません(^^;)

「マリア様がみてる」は、学園コメディな百合小説(笑)です。
いやただそれだけの話と思ってもらうのも困るんですが、筋としては由緒正しき百合小説なのです。
純粋培養の乙女達の通う、私立リリアン女学園。その高等部には「姉妹(スール)」と呼ばれる、特定の先輩が特定の後輩を指導するにロザリオの儀式をもって姉妹のような関係を築く制度がありました。
高校に進学してまだ「姉」を持っていない主人公の裕巳は、なんの運命のいたずらか突如として『紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブウトン)』であるあこがれの2年生の祥子から、「姉妹宣言」をされるのですが?
普段こういう話を読む機会はなかなかないので、新鮮な気分で(という表現も妙なものですが(^^;))楽しませてもらいました。
百合小説などと言ってしまいましたが、少なくとも第1巻に関してはそんなやばい描写は出てこないので安心して?お楽しみいただけます。掲示板で紹介されて入手したものの、積読本に埋もれていたのを先日発見して呼んだのですが……はまりそうです(笑)

本日の名台詞解説。
ようはあこがれのお姉さまである祥子のプライドの高さを表したエピソードのひとつですね。逃げたら負け、あったりまえなはなしではありますがこの人物の気性をそのまま表しているように思えてなんとなく掲載してみました。(00/12/19)

「ごめんね。私、令ちゃんと手をつないで歩きたかったの」
「え?」
「片方がもう片方をおぶったり、肩を貸したり、そういうのじゃなくて。同じように自分の足で歩きたかったの。そういう関係になりたかったの」

出典:マリア様がみてる 黄薔薇革命/コバルト文庫/今野緒雪/絵:ひびき怜音/191P
キャラ:島津由乃&支倉令

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトなら、百合の咲く丘など。ただし中身は検証してません。うかつに検証すると恐いことになりそうなんで(^^;)

まずは前日の補足から。
リンク許可の都合で紫堂恭子ファンサイトの管理人さんに連絡をとったところ、仮運営中の直営サイトがあることを教えていただきました。紫堂恭子 公式ホームページです。日記もありますよ。

さて。
「マリア様がみてる」は、ちょっと百合な雰囲気を漂わせた学園小説です。あ、とは言っても男性が読んでても何ら問題はない内容なんでその点は安心してください……ってなにを安心するのやら(^^;)
舞台は長い伝統を誇る古くからの名門私立の女子高で、ここで18年間純粋培養されればいやでもお嬢様の出来上がり、というそんな学校です。
学園には姉妹(スール)なる慣習があって、これと思った相手とは姉妹の契りを交わし、お姉さまと呼んでよいのはスールの妹だけ。
さらに学園には山百合会という一種の生徒会があって、その幹部は白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)とか黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)と呼ばれていて、さらに黄薇さまの妹は黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)、さらにその妹が黄薔薇のつぼみの妹(ロサ・フェティダ・アンブゥトン プティ・スール)とまあ……すげーとしか言いようのない布陣ですが、この山百合会と全く縁がなかったはずの一般生徒・福沢祐巳が、なんの間違いかなし崩しにプティ・スールに選ばれてしまい、大騒動に発展する……。そのようなお話です(笑)
おもしろいです。
気軽に読めてしかもはまる!
コバルト文庫なのですが、気にせずぜひ手にとって見てください。読むジャンルの幅を広げると言う意味でもおすすめしたい作品です。

さて、本日の台詞解説。
本日はうちの台詞紹介にしては珍しく、台詞を途中で切ってしまってます。ネタばれな台詞が登場して、冗長な感じになるためですが一応断っておきますね。
島津由乃と支倉令はスールの関係です。家もご近所で、お互いになくてはならない存在となっています。が、由乃が病弱なためか、どうしても令が一方的に奉仕する関係になってしまいがち。
それを「お互いのためにならない」と思った由乃はある決断を下すのですが、それに関連した台詞ですね。人のプライドにも関わるけっこう重要な台詞なんじゃないかと思います、ええ。(01/1/23)

「明日試験あんのに、小説読んで泣いてちゃ世話ないじゃん」
あなたは正しい、弟よ。でも、わかっていても、文庫がこの部屋にあるのに読まずにいられるほど意志が強くはないんだよ、お姉さんは。

出典:マリア様がみてる いばらの森/コバルト文庫/今緒小雪/絵:ひびき怜音/62P
キャラ:福沢祐麒&福沢祐巳

【作家公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは百合の咲く丘あたりをご覧下さい。

「マリア様がみてる」の紹介は今回省略。
百合っぽい雰囲気がちょっと漂う(あくまでも「ぽい」です。)学園小説です。掲示板で紹介されて読んでみて、見事にシリーズにすってんころりん。どうでもいい話ですが、カバーなしで通勤途中にこの手の本を何のためらいもなく読んでいる自分をふと省みて、『遠いところまできてしまったなあ……』と思ったり思わなかったり(笑)

さて、今日の台詞は完全にうちわ受け。
ただし、私のサイトに流れてくるような読者様ならばほぼ100%の確率でどこか思い当たる節があることでしょう。特に現役の方、一瞬「ギクッ」っとしませんでした? しない? そりゃなにより。私の場合だと、過去には思い当たる点が多すぎて数え切れませんとも、ええ(^^;)
会話そのものは、気になる小説があってそれをゲットし、それを読み終わって感動のあまり泣いているところに弟が踏み込んできた……そんなシーンからですね。
ああ、意志の強さって大事なのですねえ……しみじみ。(01/2/3)

「私は世界中の人たちにわかってもらわなくていいの。大切な人にさえ、わかってもらえれば。わかる?」

出典:マリア様がみてる いばらの森/コバルト文庫/今緒小雪/絵:ひびき怜音/124P
キャラ:佐藤聖

【作家公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは百合の咲く丘あたりをご覧下さい。

本日も、もう一発「マリア様がみてる」から名台詞いってみましょう。今回のやつは正統派。なかなか気に入ったやつです。

佐藤聖などと台詞の発言者を書くとわけわからなくなりますが、これは『白薔薇さま』のことです。白薔薇さまはいろいろ行動が奇特な方で、何を考えてるのかいまいち不明なところがあるのですが、伊達に薔薇さまをやってるわけではないなとわかるのが上の台詞。
とある噂を立てられた白薔薇さま。その噂を心配していろいろ動き回っている下級生二人に対し、「大切な友だち」として秘密を打ち明けようとするそんな場面での会話です。
実際にはけっこう複雑な感情もこもっているのですが、下級生を心配させまいとする白薔薇さまの心意気に参りました。(01/2/4)

「……未来に行くための道は、幾通りもあると思うんです。だから、もしかしたら一つ曲がる角が違っただけでまったく別の人生になるかもしれないって。それもいいな、なんてふと考えたりして」
「何通りあっても、結局一通りしか歩めないよ」

出典:マリア様がみてる ロサ・カニーナ/コバルト文庫/今野緒雪/絵:ひびき玲音/126P
キャラ:蟹名静&佐藤聖

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】「D-poisonous blue 」
前回までの調査は不十分だったようです。マリア様がみてるウェブリング〜山百合会〜を発見! これでマリア様関連のサイトをあたってみてください。

ああロサ・ギガンティア。あなたの総てに惚れました。最高です、ロサ・ギガンティア(白薔薇さま)!
……と、かような戯言は気にせず作品紹介からいってみましょう(^^;)

「マリア様がみてる」は、ちょっと百合っぽい雰囲気の漂う学園小説です。(っぽいだけであって全然不健康なやつじゃないです)
長き伝統を誇る名門聖リリアン女学園。この学園では、気の合った上級生と下級生の間で在学中、姉妹の契りを結ぶという慣習があります。契りを交わした姉妹は固い絆で結ばれるわけです。
さてこんな慣習を持つ聖リリアン高等部には生徒会があるのですが、ここの役員は『薔薇さま』と呼ばれ、一般生徒から絶大な人気と信頼を集めています。そりゃもうほとんどアイドル状態。作品内では、この薔薇さまの妹たちを巡るお話しがいろいろ展開していくことになるのです……。
私は普段、あまりコバルト系の小説は読まないためそのまいじゃー度合いはいまいち不明です。この作品ってまいじゃー?どなたか教えてくださーい!
ともかく、完全にはまっちゃってます。明るくてさわやかで、ちょっとだけ耽美で一気に読めて楽しい話です。たまにはこういう物語もどうでしょうか?

さてさて、それでは本日の台詞解説です。
ネタばれを避けつつ書くのがちと苦しいですが……。
安定静寂の地にちょっとした騒動を巻き起こした静さん。それは彼女なりに考えがあって導き出された結論だったのですが、違う選択肢もあったのではないだろうか?とそんなことを白薔薇さまに告白しています。
はっきり言ってしまえば、前半の台詞自体は使い古された感もある台詞でしょうね。
問題は後半部分の白薔薇さまの返答。いろんな意味が含まれていると思われますが、こうやって突き放したような言い方で「人生はひとつきり」だと思い知らせてくれるような印象的な台詞です。
普段はおやじ趣味でなに考えてるんだか不明な白薔薇さまですが、こういうとこがいいんですよー。もはやただのとりまきと化してます(笑)(01/2/8)

「あなたは、ただ側にいてくれればいいの。私には、側で私を見ていてくれる妹が必要なの。あなたは側にいて、私がたまに心細くなった時に私の手を握って頂戴」

出典:マリア様がみてる ロサ・カニーナ/コバルト文庫/今野緒雪/絵:ひびき玲音/112P
キャラ:小笠原祥子

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】D-poisonous blue
ファンサイトはマリア様がみてるウェブリング〜山百合会〜からご自由にお選びください。ただし作品の性格上、油断すると危険なショートストーリーなどに行き当たりますので自己責任でお願いします(笑)

大量のネタを横目に苦悩中。
今月の電撃新刊も全部読み終えてネタはいっぱいストックできたんですが、まだ公開にはちと早いしなあ。お預けって辛いです、ええ。

「マリア様がみてる」はこのところ何回も紹介しているので、本日は解説省略。しつこいようですがロサ・ギガンティア萌え〜。こうやって名台詞をひんぱんに紹介して布教活動に励んでます(笑)
思い切り私物化してますが、そこが個人運営サイトのいいところ。読みやすくっていいお話ですよ〜、プラトニックなとこもいいです。すさんだ話を読んだ後のリハビリなどに活用してください。

では台詞解説へ。
姉妹の関係である祥子さまと祐巳(念のため言っておきますが本物の姉妹って意味じゃないですよ)。妹の祐巳は祥子さまの役に立てないことを歯がゆく思っているのですが、それは違うとお姉さまに諭されます。
側にいてくれるだけでいい。
友達でも恋人でも当てはまるのですが、精神的な支えというのは困った時に助けてくれるとかそういう表面的な次元では測れないものがあると思います。誰かが見ていてくれる、それだけで落ち着ける……。魂の結びつきとはあるいはそんなものなのかもしれません。(01/2/17)

「出会いと別れはセットでしょ? いずれ別れが来るから、なんて。それを恐れて関わりをもたないなんて、味気なくない?」

出典:マリア様がみてる いとしき歳月/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編203P
キャラ:佐藤聖

【作者直営サイト】なし
【絵師公式サイト】D-poisonous blue
ファンサイトはマリア様がみてるウェブリング〜山百合会〜というウェブリングがあるので、こちらから。

ただ今、『空の浮動産』布教キャンペーン中。紹介&攻略コーナーはこちらです。

「マリア様がみてる」は、ちょっと百合っぽい雰囲気の漂う学園小説です。(あくまで「ぽい」です)
長き伝統を誇る名門聖リリアン女学園。この学園では、気の合った上級生と下級生の間で在学中、姉妹の契りを結ぶという慣習があります。契りを交わした姉妹は固い絆で結ばれるわけです。
さてこんな慣習を持つ聖リリアン高等部には生徒会があるのですが、ここの役員は『薔薇さま』と呼ばれ、一般生徒から絶大な人気と信頼を集めています。そりゃもうほとんどアイドル状態。作品内では、この薔薇さまの妹たちを巡るお話しがいろいろ展開していくことになるのです……。
(以上、過去の名台詞から手抜き抜粋(^^; )
かなりのお気に入り。

本日の台詞はきわめて基本に忠実です。
志摩子と白薔薇様(佐藤聖)が、姉妹となる直前のお話ですね。
志摩子は、人との係わり合いをなるべく避ける傾向があって、対して白薔薇様がそれとなく意見しているところ。
まあ言うまでもないことですね、ええ。普段ひねた台詞ばかり紹介しているので、たまには素直なものもとりあげてみました。(01/5/22)

「私が頼まなくたって、祐巳ちゃんは志摩子の危機を無視できないでしょ。みっともない姿をさらしてでも、志摩子を助けるためにきっと渦中に飛び込んでくれると思う。だから、純粋な友情が存在しているその場所に、私の意志は必要ないのよ」
「仮に祐巳ちゃんが、私に頼まれたから志摩子を助けるという人だったとしたら、やっぱり私は志摩子を助けてくれとは言わない」


出典:マリア様がみてる いとしき歳月/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編52P
キャラ:佐藤聖

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ファンサイトはマリア様がみてるウェブリング〜山百合会〜というウェブリングがあるので、こちらから。

ネタばれ話。
実は掲示板で話題にのぼった笹本祐一さんの「妖精作戦」をネタに使おうとして、ぱらぱらと読み返してみたんですが、だめだこれわ。名台詞としては使えそうもありません(^^; 作品としては文句なしにおもしろいのですが……。
笹本作品って物語の流れとか会話のテンポに比重があって、台詞にはあんまりこだわってないんですね、どうも。象徴的な台詞のあるなしは、ストーリーのおもしろさとはあんまり関係ないということが、こうやって名台詞を収集しているとよくわかります。

さて。
「マリア様がみてる」は、ちょっぴりプラトニックなレズの入った学園小説です。この聖リリアン女学院には、気の合った上級生と下級生の間で在学中、姉妹の契りを結ぶという慣習があります。契りを交わした姉妹は固い絆で結ばれるわけです。 さてこんな慣習を持つ聖リリアン高等部には生徒会があるのですが、ここの役員は『薔薇さま』と呼ばれ、一般生徒から絶大な人気と信頼を集めています。作品内では、この薔薇さまと妹たちを巡るお話があれこれ描かれることになるわけです。
シリアスとコメディのバランスがとれていて、気持ちのいい友情とかが見られて好きな作品です〜。
作中では「薔薇様」にルビがふられていて、例えば白薔薇様の場合「ロサ・ギガンティア」と呼ばれています。このルビで呼び出すようになったら、だいぶシリーズの中毒になっている証拠。
やっぱりロサ・ギガンティアが一番です。

それでは本日の台詞解説。
志摩子の「お姉様」である白薔薇様は、もうすぐ卒業。
その白薔薇様と祐巳の間で、志摩子に関する話題になり、祐巳は「白薔薇様から志摩子の面倒を見てくれと頼まれれば、私はいつでもその用意がある」といった感じの成り行きになります。
そこで薔薇様が「必要ない」と返答し、上のようになぜ必要ないのかが語られていくことになるのです。
友情です、友情。
これこそ学園ものの醍醐味です、ええ!!  →bk1で購入
(01/6/5)

「ごきげんよう」
「ごきげんよう」


出典:マリア様がみてる/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/いろいろ
キャラ:いろいろ

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ファンサイトは『マリア様がみてる』ウェブリング〜山百合会〜から適当にどうぞ。おすすめを探そうとしたら18禁百合SSとか、時期が時期だけに思わず買いたくなるマリア様夏コミ本とかに行き当たってしまい、探索がちっとも進みません(^^; とりあえず創作館 ふれ・ちせ内の山百合物語などはどうでしょうか。

ここしばらくコミックからの出典がなくて自分としても気にはなっているのですが、なにしろ手元に本がない状況ではどうにもなりません。ネタがあってもネタが出せないのは困ったもんです。
しばらく紹介作品に偏りが……いや偏ってるのはいつものことか(笑)。同じような作品が出てくることが多いかもしれません。先回りして弁解しておきます。

さて、当サイトではすっかりおなじみになりました「マリア様がみてる」。
さわやかに百合っぽく、しかしあくまで雰囲気だけで健全、ほのぼのしながらもこまやかな情緒を描いた学園ものです。
純粋培養の女の子が集まる聖リリアン女学園。その高等部では姉である先輩が妹である後輩を指導するという、姉妹(スール)なるシステムがあります。
高等部に進んだもののまだ姉を持っていなかった福沢祐巳は、ある日突然学園の憧れの存在「紅薔薇のつぼみ」である小笠原祥子様からスールの申し込みを受けてしまいますが……。
これでいったい言うのが何度目やらわかりませんが、とにかくおすすめな作品です。読みやすい点も重要ですよー。
個人的な意見としては、ともかく何をおいても白薔薇様。ロサ・ギガンティアと発音するのがポイント。
いろんな作品を紹介していると、当然お気に入りのキャラも多数出てくるわけですが、依然ロサ・ギガンティアがすべての対抗馬を押さえてトップに立っています(笑)。ほんっとかっこいいんだよねえ……。

さて。
本日の台詞は、聖リリアン女学園で交わされる朝のあいさつです。
柔らかな日差しの差し込む並木道。さわさわと流れる涼風。そんな光景の中交わされる「ごきげんよう」。
絵になりすぎです。  →bk1で購入
(01/7/14)

私は、生きていくことでお姉さまの言葉を実践しようと決めた。
傷はいえるのだ、と。
未来が過去を清算するのだ、と。

出典:マリア様がみてる いばらの森/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/238P
キャラ:佐藤聖

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ファンサイトはとにかく2次創作の百合小説が多い多い(笑) とても調べきれません。ちなみに漫画王倶楽部のマリア様がみてる特集がおもしろいです。

えっ、「世迷い言」って「よまいごと」って読むの!?
ずっと「よまよいごと」だとばかり思ってました。恥ずかしっ!

気を取り直してと。
みなさんに相談事です。
「まいじゃー推進委員会!」はまいじゃーを推進するものとして、それなりに更新を続けてきたんですが、いつの間にやらお客さんも増え気がつけば20万HITに届こうとしています。
ここで割とあいまいになっているまいじゃーの定義づけを今一度考えておいた方がいいのかもしれないなあ、と。
えっと実はとある方からいただいたメールの中にこんな一文が。

できればまいじゃーは、
「まいじゃーの資質がある、故にまいじゃー」
なのであって、
「メジャーを否定するからまいじゃー」
ではないようにと願っております。


これすっごく大事なことです。
私も意識してマイナーな方向に流れたのではなく、「たまたま自分の求めている作品傾向が世間一般とは少々違った」だけですから。
売れ線の作品を頭から否定するような排他主義に陥りたくはありません。
そもそも「まずはじめに肯定あり」がうちの運営姿勢なのです。
そんなわけで、まいじゃーの定義づけに関するみなさんの意見をこちらの臨時掲示板でぜひお聞かせください。よろしくおねがいします。

さて。
ついに待ちに待った「マリア様がみてる チェリーブロッサム」の発売です!
平積みコーナーに群がるレディースの合間を縫ってゲットしてきました(笑)ううっついに佐藤聖さまが……しくしくしく。
でもやっぱり聖さま萌え。
私が公然と「萌え」を唱える唯一のキャラクターです。
まあとにかく読みましょうったら読みましょう。今ならコバルト文庫がフェアやってるので1巻は比較的手に入りやすいですし、ね?
ちなみに健全百合風味学園小説です。
あー誰でもいいからマリア様がみてる関連の同人誌をコミケで代わりにゲットしてくれる親切な方はいないものか……。今回行けないし(T_T)

本日の台詞ですが、ちょっとある意味どきっとする台詞ですね。まあ中身についてはネタばれになってしまうので、解説を避けます。
ただ、どんなに深く傷ついたとしても後ろ向きになっちゃいけない、そういう意味をこめた台詞であるとだけ言っておきます。
……なにより聖さまの台詞だし(爆)  →bk1
(01/7/29)

「志摩子はね。もっと年相応に弱み見せていいと思うよ」
「弱み、なんて」
「全部自分で背負い込むと、潰れちゃうよ。弱みを見せたからって、きっと誰も志摩子を攻撃したりしない。もし、その弱いところを攻めるような奴がいたら、それは志摩子にとって取るに足りない人間だって切り捨てていい。そんなの、友達じゃないからね」
「ええ。
でも、もう一歩が踏み出せないんです」
「もうすぐ春が来るよ」
「春が来たら、変わるでしょうか」
「うん。桜が咲く。新しい出会いがある」
「私がお姉さまと出会えた春」
「そう。私が志摩子と出会えた春」

出典:マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編146P
キャラ:佐藤聖&藤堂志摩子

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ファンサイトは『マリア様がみてる』ウェブリング〜山百合会〜が定番発掘の手段です。新たに発見したところとしては柳桜亭の4コマがなかなかおもしろいです〜。

性懲りもなく白薔薇様こと佐藤聖様のお言葉を引っ張ってきてしまいました。
白薔薇様と書いてロサ・ギガンティアと発音するのがポイントです。
誰がなんと言おうとロサ・ギガンティア萌え。

「マリア様がみてる」は、幼稚園から大学までエスカレータ方式のカトリック系お嬢様学校、温室育ちのお嬢様の聖域(笑)である私立リリアン女学院の健全百合風味学園小説です。
この学園の高等部にはスールと呼ばれる、上級生が下級生一人を選んで姉妹の契りを交わして上級生が下級生を教え導くという慣習があります。
さらに生徒会に当たる「山百合会」というものがあり、その役員に相当するお姉様たちは紅薔薇様・白薔薇様・黄薔薇様と呼ばれていたり、同級生同士は姓でなく名前で呼び合ったり、出会った時のあいさつが「ごきげんよう」だったり。
で、そんな環境の中、ごく普通の女子高生に過ぎなかった福沢祐巳が紅薔薇のつぼみに突如目をかけられてしまったことからお話がはじまるのでした。
健全百合と表現したのですが、作品中の描写が実に微妙でツボにはまるのですね、これが。いい雰囲気ととるか友情の延長線ととるか。そういう読み手の想像を刺激する(笑)作品です。ほんのり甘い砂糖菓子のようなものでしょうか。ファン層も男女かなり幅広い、らしいです。
ともかくきっぱり個人的におすすめ。さらに個人的にはロサ・ギガンティア。<しつこい

えーでは台詞解説へ。
白薔薇様と志摩子の姉妹関係というのは、ともすると距離を置いているように見えるのですが、やっぱり心の底ではちゃんとつながっているわけです。いつもは物静かな志摩子が珍しく大泣きしてしまい、ひとしきり白薔薇様がなぐさめた後に静かに語っている場面です。
後半の台詞の余韻がなんともいいと思いませんか?(ちなみに地の文を一部割愛してあります。ご諒承ください)  →bk1
(01/8/9)

祥子さまに失敗は似合わない。赤面してうなだれている顔より、偉そうに笑っている顔の方が見ていて嬉しい。

出典:マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき怜音/後編85P
キャラ:福沢祐巳

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柳桜亭ではマリア様がみてるの4コマ漫画がたくさん見られます。コンスタントに更新されているのがうれしいです、ええ。

朧月さんから20万HIT記念CGをいただきました。
嬉しいっ! しかし、いつの間に20万HITもしたんでしょう。どうも今ひとつ実感がありませんが、すべてはお客様のおかげということで今後も精進したいと思います。……とりあえず毎度毎度指摘されているまちがいが少しでも減らせるといいですねえ、多分無理だけど(^^;

いきなり脱線話。
本日は昔からのファルコムファンとしてほっとけない情報を聞きつけましたので一人で盛り上がってみたいと思います。このサイトで誰もこんな情報必要としないことはわかってますが、それでも騒ぐ!(笑)
待ちつづけること幾星霜、ファルコム作品として異端児なダークで重厚なシナリオを誇ったRPG「ダイナソア」がWINDOWS用に復活するらしいっ!(たぶん)
うれしすぎ。いつ発売になるのかなあ、ガセじゃないといいなあ。

さてと。
本日からたぶん1週間程度、あまりにネタばれが強すぎて公開を封印していた月姫の名台詞をこそっととりあげて行きます。前提として月姫の本編を琥珀シナリオまでクリアした人のみを対象としますので、プレイ途中の人やこれからプレイする人は決して見ないようにしてください。やる予定の無い人ならOKです。
それでは月姫ネタばれ名台詞1日目。

えー「マリア様がみてる」の作品紹介は今回はサボります(^^;
気になる人は名台詞から拾ってみてください。
というわけでさっそく本日の台詞解説。
祥子さまは祐巳のお姉様ですが、とにかくプライドの高いお嬢様。それもかなりのお嬢様なので世間の一般常識にかなり疎く、しばしばまぬけな失敗をしてしまいます。それをさりげなく祐巳に責任転嫁してしまった直後の台詞。
そうなのです。
祥子さまに失敗は似合わないのですっ!妹としても、自分をダシに使われてもやっぱりお姉様にはへこんでほしくはない、と。
こういうのってありますよね、負けている姿が決して想像できないキャラクターとか、動揺している姿の想像できないキャラクターとか。つまりはそういうことなのです、ええ。 →bk1
(01/9/3)

「一年生の皆さん。まずは入学おめでとう」
そんな祥子さまの挨拶で新入生歓迎会が始まった。
後ろに控えているから、凛々しいお姿を正面より見ることはできないが、対面している新入生たちのぽーっとした表情を確認して、祐巳は一人満足する。
私のお姉さまは、こんなにも素敵であろう、と。
単なる「妹バカ」だが、それでいいのだ。姉のためにバカになれる。それが、正しい妹の姿であるからして。

出典:マリア様がみてる チェリーブロッサム/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/222P
キャラ:福沢祐巳

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柳桜亭ではマリア様がみてるの4コマ漫画がたくさん見られます。私こういうほのぼのしたの好きなんです〜。マリア様がみてるウェブリング〜山百合会〜はまあ基本ですね。

今日はほんとは歌月十夜から出典、の予定だったのですが、最近ライトノベル系からあまり台詞を拾ってきてないんで、急遽変更。
ひとつにはですね、コミックや実在の人物の名台詞を扱っているところはけっこうあるんですが、ライトノベルの名台詞を扱うところはあまりなく、そいつを推進するのは使命だと思ってますんで、ええ。


というわけで本日の出典は「マリア様がみてる」から。
あんまりよく紹介するから紹介文書くネタがなくなってきましたが(^^;、私が強力に推す作品です。ストーリー的に王道なところがあるのでまいじゃー認定はしてませんが、おもしろさは保証します。
聖リリアン女学院の高等部では、先輩が誰か一人後輩から妹を選び姉妹の契りを交わして、妹を教え導くという制度があります。
さらにリリアンには山百合会という生徒会に相当する組織があって、その幹部は紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)、黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)と呼ばれ、生徒たちの絶大な人気を得ています。
これはそんな山百合会の面々の活躍と、姉妹の結びつきを描いた物語です。
なんとなくストーリーから百合っぽさが漂いますが、あくまで中身は健全。ただし甘々な雰囲気はめいっぱい!
ぜひともご一読を。コバルトだからといって躊躇していては損ですよ〜。
ちなみに妄想を刺激される物語(笑)であるだけに、同人方面はかなりの盛況みたいです。

さて本日の台詞は残念なことに私が唯一萌えを主張する前ロサ・ギガンティアの佐藤聖様ではなくて、本編の主人公である祐巳ちゃんの台詞です。
祐巳の姉である祥子さまが新入生に向かって挨拶しているシーンですね。
この妹バカっぷりは見事! 開き直ればもう無敵(爆) →bk1
(01/9/29)

「支倉さんさ、島津さんがいないとだめなわけ?」
「由乃がいないと……?」
「島津さんの存在があなたを強くやさしい人間にしている分には問題ないけれど、彼女がいなくなってあなたがあなたじゃなくなるのはおかしくない?」

出典:マリア様がみてる 黄薔薇革命 《小説》/コバルト文庫/今野緒雪/ひびき玲音/158P
キャラ:山村先生&支倉令

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今回は基本としてマリア様がみてるウェブリング〜山百合会〜にリンクしておきます。

★2002年1月16日(水)
『今日も今日とて積読積読』

積読本が減らない……ぜんぜん減らない。
まあ自分の場合、読書スピードが大して速くないのも原因なんですけどね。加えていい台詞があるたびに止まってたら、そりゃ進まないよなあ。
大量の本を消化する時のために、速読術もある程度は学ぶべきかと思う今日このごろでした。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■なにが届いたんでしょう?三人共用名刺1月9日のお仕事状況)
榊一郎さん→神野オキナさんに何か届いた様子ですが……いったい何が届いたんでしょうね?
気になるところです。
それから、1月10日にはシュレイオー2への言及が。と、いうことは3月あたりに南国戦隊シュレイオー→bk1→amazonの2巻が発売なんでしょうか、楽しみです☆

■現代百合の基礎知識Kaoristics on WWWより)
えートンボさん曰く、
「なぜマリア様がみてるに惹かれるのかその答えがここにある!」
んだそうですよ。真面目な考察をしていらっしゃるサイトなのですが、こういう世界もなかなか深いものですね。



  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1は、上のKaoristics on WWWでも推奨物件のひとつして紹介されている小説です。
聖リリアン女学院の高等部では、先輩が誰か一人後輩から妹を選び姉妹の契りを交わして、妹を教え導くという制度があります。 さらにリリアンには山百合会という生徒会に相当する組織があって、その幹部は紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)、黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)と呼ばれ、生徒たちの絶大な人気を得ています。 これはそんな山百合会の面々の活躍と、姉妹の結びつきを描いた物語です。 なんとなくストーリーから百合っぽさが漂いますが、あくまで中身は健全。(以上、過去の名台詞からコピペ。手抜きしてすいません)
まあ読んでみてください。
男女によらず、どちらにもおすすめできる優良物件です。
最近、聖様熱がややさめて、かわりに祥子さま熱が上昇してきたかもしれませんね。
葉子:「ついに浮気ですか☆」
外野うるさい。

本日の台詞解説。
幼なじみで、ずっと昔からごく当然のように一緒だった二人。そんな二人がちょっとしたきっかけで距離を置いたとしましょう。
この会話は、そんな距離を置いた状態で動揺する令さまに対してのものです。
うまく言えませんが、まずは自分ひとりで立ち、それを強く支えるために人との関わりがあるのであって、自立できないのでは意味がない、そんなニュアンスを汲み取ってもらえればと思います。
(02/1/16)

「乃梨子?」
「そう、乃梨子ちゃん。あの子、いいわね」
「被写体として?」
「それもいいかもしれないけど、私が注目しているのはレフ板としての価値ね」
「レフ板?」
「ほら、撮影の時、人物に光を当てる鏡みたいな板あるでしょ? あれよ。
藤堂志摩子に光をあてる、という意味」
「光――」


出典:マリア様がみてる レイニーブルー 《小説》/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/45P
キャラ:藤堂志摩子&武嶋蔦子

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ファンサイトはざくざくあります。SSサイトも多いです。作品の性格上、アレな話も多し(笑)

★2002年4月9日(火)
『やっと戻る読書の日々』

報告。
お客さんからの要望でSF系日記更新時刻に登録しました。……どこがSF系でどこが日記だという気もしますが、どうやら事前審査はされなかったようです(笑)

吸血鬼のおしごと読了。ヘルシングのような狂気とバイオレンスな吸血鬼ものにイマイチなじめない方は、むしろこういう方向性の物語が口に合うかもしれません。完全なコメディと言うわけでもなし、一言で言うならまったり系?
ヴァルキュリアの機甲も読了。作者はゆうきりんさんですが、実はこの人の書いた作品を読むのははじめてです。(持ってるだけなら何冊もあります(^^; )
うーん、第一印象はサクラ大戦+ARIEL。近未来の地球で未知の異生物の襲来による災害が多発、人類の切り札は身長16メートルの巨大な美少女《ヴァルキュリア》の5人と来たもんです。
基本はシリアスです。そうですね、サクラ大戦のような「隊長&戦う部下の女の子」ノリが好きならば買ってよしでしょう。……精神的にはともかく通常のラブを期待するのは苦しそうですが。16メートルじゃあ、ねえ?

さて、では電撃文庫の続編関係を片付けよう……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ラジオDrama CD気象精霊記Tアフレコインタビュー(FANTASY Bookmarkより)
インタビューでも話題になってますが、あの気象専門用語連発の話をどうやってラジオドラマで成立させるのか楽しみです☆
ちなみに気象精霊記シリーズは、読み人を容赦なく選びますが、まいじゃー度のすばらしく、極めて、超絶に、露骨に、濃厚に、語りつくせぬほど高いおすすめ小説です。七瀬葵さんのイラストにだまされたと思って一度お試しくださいね☆
「シリーズは現在5作出てます。ご購入はこちらから。まいじゃー認定詳細はこちらから」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、明治からの伝統あるお嬢様学校・
私立リリアン女学園の高等部。そこには一つの伝統があり、上級生はお気に入りの下級生と姉妹の契りを交わして、下級生を教え導くという制度がありました。そして、山百合会(生徒会みたいなもの)に所属する憧れの三薔薇様。
ここまで説明するに百合っぽい空気を連想した方は、半分当たりで半分外れです。あくまで「雰囲気」だけ。ま、そういう感覚がいいんですけどね。
多くは語りません。
このシリーズに関しては、かなり前からおすすめを繰り返してまして、結果はまってしまった人の多さがなによりも作品のすばらしさを物語っていると思います……それにしても我ながら相当犠牲者を増やしたなあ(笑)

台詞解説〜。
乃梨子というのは、志摩子の妹にあたる人物です。性格的に繊細な志摩子と波長の合った乃梨子について、自称写真部エースの蔦子さんが分析をしていますね。
ようするに単体でいるよりも、誰かといることでその存在感がずっと強くなる……そんな関係を表したものなんですが、表現の仕方が心の琴線に触れるものがあって紹介してみました。

「ばかなんじゃない?」
「どうしてばかなの」
「自ら進んで笑い物になるわけ?」
「違うわよ。笑いをとるの」


出典:マリア様がみてる いとしき歳月 《小説》/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/172P
キャラ:福沢祐麒&福沢祐巳

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特記事項はなし。

★2002年5月6日(月)
『TOP絵万歳っ!!』

とくと見よ。
お願いした甲斐がありました。
朧月さんがやってくれましたっ!!

あー幸せ〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

【管理人が萌え狂っていて、更新どころではありません】


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その6▼

ああっ白薔薇さまっ!

上のTOP絵を見ていると、思わずいろいろと妄想が広がって、
佐藤聖×木乃葉子のカップリング(爆)とか、聖様が浮気をしそうになると、どこからともかく葉子ちゃんが広辞苑を持ってあらわれるとかああもう暴走が止まりません。
つまりはこれが「萌え」なのか(笑)。

あれ……待てよ?年齢が合わなくないか? たしか葉子は2
葉子「17歳です☆」
いや、でもバーチャルネット司書・葉子20歳って……
「17歳なのです☆」
はいOKもちろんです言ってみただけですよやだなあ葉子さんもうそゆわけで葉子さんは17歳ですよーみなさん<後ろには広辞苑の影


  ▼本日の作品&台詞解説▼

すまんです、DADDYFACEの台詞の更新、放棄っ!!
明日改めてそれはしますね。
いや、TOP絵にやられてしまい、なんにも手につきませんですよ!

そんなわけで、マリみてから、【普通の女の子】担当である福沢祐巳ちゃんにスポットを当ててみました。
内容は説明できませんが、祐巳が、ある捨て身の行動に移らんとするその場面を描写したものです。
芸人の鑑だ……。

「どの桜もきれいだわ。群れになって咲く桜も、雪のように世界を薄紅色に染める様は、ため息がでるほど。でも、この木のように特別に引きつけられることはないの。
どうしてなのかしらね」
「独りきりなのに、こんなにきれいに咲けるから?」
「そうね。
本当に。あなたの言う通りだわ」


出典:マリア様がみてる チェリーブロッサム (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/27P
キャラ:藤堂志摩子&二条乃梨子

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本日は特記事項なし。

★2002年5月16日(木)
『眠い……』

マリア様がみてる人気投票用のCGIを設置していたので思いきし寝不足です……まじで会社で寝そうでやばいです。
詳しくは下のコラムをどうぞ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■夢の宇宙帆船 秋に打ち上げへ
「SFだ! SFが来た!」
なんだかどんどん想像の方が広がっていきそうなお話ですね☆ うまく行くといいのですが☆

■『十二国記』K-キャラグッズ発売開始記念、未発売しおりセットプレゼントFANTASY Bookmarkより)
「欲しい……」
トンボさんの場合、台詞チェック用にしおりをはさんでおくので時として収拾がつかなくなるんですよね☆
「空の境界とかはかなりすごいありさまになってます(^^; 」


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その16▼

ごきげんよう。
マリみてお気に入りキャラ人気投票を開催します!
ご近所お誘い合わせのうえ(笑)、大いに投票してください。リンク先にも書いてありますが、一人3票まで投票できます。ただし同一人物への複数投票は不可。
票数よりも、コメント重視! 愛のあるコメントをお願いいたします。なお直リンクおおいに歓迎。機会があったら他の皆様にもお知らせいただけますと幸いです。
5月30日いっぱいで締め切りとし、31日に結果発表&コメントをピックアップして紹介する予定です。

ついでに月間コラム1〜15まで+αをまとめておきました。

まだ買っていないそんなあなたに(笑)→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは……今月さんざんCMしてるので解説の必要はあえてなし、と。

上の台詞、ほんとは微妙な間があります。地の文なので割愛しましたが、テンポが狂っていて申し訳ないです……。
白薔薇ファミリーの特徴として、「人の住まない楽園」への憧れみたいなものがあって、その辺の考えと重なってくる部分があります。これ以上はネタバレにつき解説封印。

「祐巳ちゃん、覚えておきな。七並べに強い男は、絶対性格悪いからね」
「お言葉だが。だったらダウトが得意な女は、嘘つきを証明しているようなものじゃないかい?」


出典:マリア様がみてる ロサ・カニーナ (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/205P
キャラ:佐藤聖&柏木優

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特に特記事項はなし。

★2002年5月23日(木)
『ラグナロク警報発令』

最近行く先々でプレイ日記を目にして、危険水準を突破しそうな……。ラグナロクははまりそうだから回避してたんですがあああやりたい。

ファミ通文庫はそもそもどっちかというと、萌え系統な作品の多いとこですが、新刊のアニレオン!→bk1→amazonはかなり来てます。書店であらすじをちらっと目にしてみてください。葛西さん芸風変えたんでしょうか……思いきり突き抜けてます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■パンツァードラグーンオルタ動画
ええと、リンク先は韓国語サイトですがリンクは問題なくわかると思いますよ☆
トンボさんの趣味で掲載しました☆
「X-BOXユーザーでよかった……」


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その23▼

ごきげんよう。
マリア様がみてる1&2巻プレゼント(詳細はその22で)応募受付中。とりあえず企画倒れにはならずに済みそうです(笑)

マリみてお気に入りキャラ人気投票中間発表〜。
予想通り我が麗しの佐藤聖様が1位を突っ走っています。祐巳ちゃんは主人公の潜在能力を発揮! そしてこれも予想通り瞳子には一票も入ってません。まあ現時点ではどうみてもただの悪役だし。
……あれがもしかして大逆転を起こすのか? 想像しがたい……。
ともあれひとつ聖さまへのコメントをひとつ紹介しておきます。

私は右手でピストルの形を作って、白いマリア様の像に向ける。箱庭のような緑の小さな森の中に立つ聖母マリアは、両手を合わせリリアン女学園の生徒のために四六時中天に祈りを捧げている。 「アーメン」  心の中で「バーン」と言って、笑いながら走って逃げた。 ―――「白き花びら」(『いばらの森』に併録p.211-212)
…この「バーン」で、私のハートも射抜かれてしまったのでした(笑)


まさに見敵必殺。

●月間コラム1〜22まで+α
●まだ未購入の方へ→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

なんというか、個人的趣味などは一切横に置いといて、上のカップルというのは意外にうまくいくんじゃないかと思いました。
もちろん同盟相手としては、ということですが。
なんの同盟か、などとは決して聞かないように。

「さて……と」
背筋を伸ばして歩き出した。
しょぼくれている由乃なんて、らしくない。
先手必勝。受けより攻め。いつもイケイケ、青信号。
それでこそ。
「令ちゃんの由乃」なんだから。


出典:マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編113P
キャラ:島津由乃

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★2002年5月28日(火)
『まだ熱っぽい……』

昨日は会社を半日で撤退し、寝込んでました。
余裕あらば読書でもとか思ってましたが、とんでもなかった(^^;
まだちょっと頭がぼーっとしています。素でトリップ状態。

そんなわけで積読が増えて困ったことになってますが、未読本で申し訳ないけど適当に本の紹介でも。
ファンタジー小説が好きな方に妹尾ゆふ子さん真世の王→bk1→amazonなどはいかがでしょう。この方はファンタジーな世界観がばつぐんに上手い方で、最近の作品ですと取替え子をテーマにしたチェンジリング→bk1→amazonが出ています。えーそのどっちも見つけにくいかもしれませんが、がんばって探してくださいね。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『マリア様がみてる』イメージサントラβ版
音楽サークルのSTB−labの新作です☆
実はかなり以前に存在は知っていたものの、情報を出すのは控えていたんですが某ニュース系サイトに情報が掲載されたので、もはや伏せておく意味もなくなったと判断しました☆
「夏コミでも販売されるらしいので、そこが狙い目かと! もちろんなにがなんでも買いですよっ!!」

■「ATM(現金自動支払機)の普及と雑誌の休刊」
同人誌生活文化総合研究所で、コンビニATMの普及による不採算雑誌への影響について考察されています☆
「セキュリティ代わりに客に雑誌を立ち読みさせるかあ。なるほど、それは考えてもみなかった……」

■H2A業務を民営化へ 三菱重工に移管
これを持ちまして、日本のロケット開発は終了致しました☆ ご声援ありがとうございました☆


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その28▼

ごきげんよう。
そろそろ月間コラムにも終わりが近づいて参りました。
今さらのように気がついたのですが、どうも私の投げた石は思ったより各所に影響を及ぼしているんですね(^^; ふらっと入った日記などで話題にされているのを見て思いました。
さて、「百合」というキーワードに今一歩踏む込めないでいる方がいらっしゃるかもしれないのでフォローしておくと、それはあくまで味付け程度。むしろ下手な小説よりも意識して肉体的な接触(といっても手を握るとかその程度)の描写すら避けている傾向があります。
精神的なつながり重視! この辺について興味があれば作品別データベースからマリア様がみてるの項をのぞいて見て下さい。この甘〜い雰囲気がよいのですええ。
思えば高校生の時に、学校の図書館で丘の家のミッキーを全巻読破した時から、こうなることは予定されていたのかもしれません(笑)

そういえば、以前ちらっと話題にした偽装UAですが、乗ってくださってる方がいらっしゃるようで、マリみて関連だけ公開しちゃいますね〜。

●聖さま専用ブラウザ ver.oyaji
●「在校生代表、小笠原祥子」「そして」「支倉令」」with_14th_dream(マリアさまがみてる・いとしき歳月(後編) P116L11)
●山百合会御用達ブラウザ / 佐藤聖様仕様。
●あなたのファンよりby紫のバラの人

with_14th_dreamさん、なにげにおいしい台詞を!!
きゃー勿体のうお言葉でございます、紫のバラの人。それにしてもやはり聖様大人気。


●マリア様がみてる1巻&2巻プレゼント企画
●マリみてお気に入りキャラ人気投票
●月間コラム1〜22まで+α
●まだ未購入の方へ→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるから。
この数日、まともに本が読めてないのでこれくらいしか自信を持っておすすめできる台詞がないのです。正確には台詞とは言えないのですが、ここは屈指の名シーンでありながらネタバレしない貴重な場面なのですええ。

さて、本日の台詞はとあることがあって由乃さんがちょっとへこんでしまった時のものです。ただ、このへこみ方も由乃さんらしいというか、にっくき敵を心の中で散々罵倒しまくって、そこで落ち着くあたりがなんともよいですねえ。
令ちゃん達の代の薔薇さまが卒業なさった後は、おそらく由乃さんが山百合会を引っ張っていくことになるのでしょう。

騙された、
騙された、
騙された――!


出典:マリア様がみてる いとしき歳月 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編62P
キャラ:福沢祐巳

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★2002年5月29日(水)
『世の中の厳しさを思い知りつつ君は、』

風邪で半死です。
サーバーも半死です。
会社に半日行って、最低限こなして午後は寝込むを2日くり返し(^^;

サーバーのクソ重さに耐えかねて緊急で移転手続き中。数日でこの重さは解消できるはずなので少々お待ちください。
この件でひとつ教訓。『転送量無制限』というレンタルサーバーの謳い文句、あれははっきり言って大嘘。無制限なんて言葉を信用する私がアホでした(泣)
あの真意は「お金は余分に取らないけど、アクセスは遠慮なく制限するよ」の意味です。むしろ転送量の上限をきっちり区切っているところの方が信用できますのでご注意ください。たいていの場合、サイトの奥底によっぽど注意しないとわかんない程度にしか注意書きがありません。
まあね、まさか私も自分のサイトがリドミ基準で1日1200HITとかするサイトになるとは夢にも思わなかったんですけど(^^;
たぶんライトノベルを扱った個人サイトとしてはアクセス数は天井に届いていて、これ以上は増えないはず、なんですが……。
移転先の軽さは未知数ですが、こればっかりはなんとも。

ともかくあと数日間重いのはご辛抱くださいませ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日の2件はFANTASY Bookmarkより。いつもお世話になってます。
■「太陽の簒奪者」刊行記念 野尻抱介サイン会開催
6月23日に名古屋丸善栄店で。囲む会もセットで開催するとの事ですよ☆
名古屋在住の方、これはチャンスです☆

■★SFマガジン編集長塩澤氏による早川SFコーナー(1P)(2P)
あんまりくわしく見てませんけれど☆
「風邪で集中力が……すびばせん……」


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その29▼

ごきげんよう。
おかしなタイミングで体調不良&サーバーが激重になってしまったので、コラムを1,2日延長するかもです。
マリア様がみてる1&2巻プレゼント企画は本日中です! 詳細は下からどうぞ。


●マリア様がみてる1巻&2巻プレゼント企画
●マリみてお気に入りキャラ人気投票
●月間コラム1〜22まで+α
●まだ未購入の方へ→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるから。
へたっているのでこれでかんべんしてくださいませ。知ってれば、間違いなくニヤリとできるシーンですええ。

ちなみにある意味黄金コンビである祐巳ちゃんと聖さまの組合せ。

「愛しているよ、祐巳ちゃん。君とじゃれ合っているのは、本当に幸せだった。祐巳ちゃんになりたい、って私は何度か思ったよ」
カウントダウンなしで、ロケットみたいに前に押し出された。力のいれ具合とコントロールは抜群。祐巳の身体は、トトトトと進んで扉すれすれで止まった。
「愛している、ってみんなに言ってるんでしょ」
振り返って聞いてみる。そうしたら、
「うん」
当たり、だって。悪びれもせずに言うんだから。でも憎めない。みんなに「愛している」って言っていても、言っていなくても、白薔薇さまのことを好きな気持ちは全然目減りしない。


出典:マリア様がみてる いとしき歳月 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編60P
キャラ:佐藤聖&福沢祐巳

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――――

★2002年6月5日(水)
『マリア様がみてる・強化月間コラム最終回 嗚呼白薔薇さまフォーエバー』

ごきげんよう。
本日はマリア様がみてる強化月間コラムフィナーレにつき、他のコンテンツはお休みです。葉子嬢も快く了承してくれました。

それではいよいよ人気投票の結果発表と、代表的なコメントを紹介していきましょう!!

第1位 佐藤聖(元・白薔薇さま) 22票
不動の一位! 最初から最後まで一度も順位は揺らがず。管理人が唯一「萌え〜!」とわめく愛しの存在です。
●うに。想い敗れ、そしてそれを自力で克服した強さ。彼女はいったいどんな世界を観ているのか・・・・・・。嗚呼、白薔薇よ咲き誇れ。
●彼女が20歳になったら、一晩中酒を酌み交わしてみたい。きっと、ものすごく美味しいお酒が呑めそうです。
●うぉぉぉぉぉ! この総攻めが!この攻めッぷりが!萌えるぅぅぅぅぅ!

第2位 福沢祐巳 12票
ラブリー祐巳ちゃん。主役の面目を保ちました。彼女の「能力」はコメントによく表れています
●主役の特権を差し引いても、作中人物、読者の誰からも愛されているから。彼女が嫌いだという方、いないでしょう?(笑)。私は大好きです。
●小笠原祥子さまが、10年にひとりの逸材だとすれば、ひょっとして福沢祐巳ちゃんは百年に一人の逸材かもしれない(笑)。 一見、どこにでもいるような女の子の振りをしながら、実はどこにもいない素敵な女の子。ひかわきょうこさんの漫画のヒロインにもどこか通じるそんな魅力溢れる祐巳ちゃんが大好きです。

第3位 武嶋蔦子 7票
写真部のエース。巻を追うにつれ、かなり友達思いなエピソードがいくつも。
●趣味に生きる人は美しい。例えそれが一歩間違うと犯罪だとしても。
●最初は端役だと思っていたけど、結構重要な役回りに。趣味の為にも友人の為にも行動派なのが好き。彼女が姉妹を作る気が無いというのは残念です。

第4位 藤堂志摩子(現・白薔薇さま) 6票
内に秘めた思いは何処に向かうのか。清楚にして繊細。
●気高く咲く白き薔薇。 しかし、人を思いやる気持ちやか弱く繊細な一面も…。 白薔薇の名を継ぐモノはやはりこうでないと。
●色々なものを大切にしたくて、それで一人で迷って迷って袋小路に入っていくところとか、見ててなんか一番心配なのでw

第4位 水野蓉子 6票
優等生な行動に眼を奪われがちだけど、その想いはどこに向かっていたのか……。
●私にとっての永世紅薔薇さまの座はこの方です。 気品と風格、そして棘をそろえた上、報われない想い、 女王の座にふさわしいかと。
●「人生で最良の日」で魅了されてしまいました。

第5位 小笠原祥子 6票
お嬢様の代名詞といったらやはりこの方。でも意外と抜けた一面も。
●まるで金太郎アメのように、どこで切っても完全無欠のお嬢様。 萌えるとしたら、祥子さましかいません。
●誇り高くて気が強く、口が悪くて意地っ張り。

第7位 島津由乃 5票
いつもイケイケ青信号っ!
●ひねくれもの。我が道を突き進むもの。先手必勝の「妹イメージ」ブレイカー。まさに、先の読めないジェットコースターのような子。だからふとしたタイミングで止まった際の表情がすごく良いと思います。でも、一緒に居る令さまは大変だろうなぁ。

第8位 築山三奈子 4票
思い立ったら即行動、ブレーキは故障気味な新聞部の顔。
●趣味に生きる人は美しい。例えそれで周りに迷惑がられていても。

第8位 二条乃梨子 4票
志摩子さんのためなら、クールさはゴミとうち棄てて熱くなる、そんなところが愛らしいです。
●ものの考え方に感心させらてしまいますね。お弁当箱でたとえをやるところとか(笑) 何はともあれ、未来のロサ・ギガンティア(サガフロンティアと似てますね)に一票! ……一票しか入れれないなんて(泣)

第10位 支倉令 3票
マリみて界の貴公子といった外面なんだけど、その内面は……。
●気丈さと脆さの二面性がどうしようもなく可愛いです。みなさん令さまは実はかっこいい系と見せかけてとても可愛らしいんですよ☆

第10位 蟹名静 3票
その想いをずっと内に秘めたまま、彼女は強く生きてます。
●ロサ・カニーナだけ2冊買いました。

以下1票で、鳥居江利子、佐藤聖×福沢祐巳<ヲイ、山口真美、白薔薇さま、田沼ちさと、福沢祐麒、久保栞、支倉 令さまがあがってます。ダブりの面子も見えますが、こだわりがあるらしいのであえて別カウントしています。なお、柏木、瞳子の嫌われコンビはとうとう一票も獲得できませんでした(^^;
これ以外にも秀逸なコメントが揃っていますので、投票ページをご覧になってくださいまし。



それから、マリみて1巻&2巻プレゼント企画の当選者発表です。
Wereさん、喜三郎さんの2名です。おめでとうございます〜、手配をかけますので住所をお知らせくださいね。もちろん感想文はちゃんと書いてもらいますからええ。

祭りも終わりが近づいてきました。が、ひとつ嬉しいお知らせがマリア様がみてるの新刊は7月1日予定だそうです。タイトルは「パラソルをさして」。
果たして私達はあの苦しみから解放されるのでしょうか?
なにはともあれあと少しの辛抱です。指折り数えて待つとしましょう。


ちなみに本日の台詞は佐藤聖様ご卒業間際の一シーンです。あえて台詞という形ではなく、全体を切り出してあります。例によって軽口を叩いてはいますが、お互いを思う気持ちがあふれていますね。ああっ白薔薇さまっ。


さて、マリみてコラムは本日で終了しますが、本編はまだまだ続きます。祐巳ちゃんやリリアン生徒会のメンバー、そしてもちろん佐藤聖様の行く末を共に見守って行きましょう。
どうも今までおつきあいありがとうございました。こちらのサイトに日参していただいた都合でいつの間にか傾いてしまった人が一人でも多からん事を願いつつ……。

   文責:極楽トンボでした。

●マリア様がみてる強化月間コラム一気読み

「私の眼鏡は、度がきついけれど色はついていないつもりなんだけれど」
「うん」
「どんどんサングラス化していくんだな、これが」
「はぁっ?」
「そこで、裸眼で1.2の祐巳さんにバトンタッチというわけです。よろしく」


出典:マリア様がみてる いとしき歳月 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/前編32P
キャラ:武嶋蔦子&福沢祐巳

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お暇な方ならマリア様がみてる強化月間コラムを見るもよし。

★2002年6月24日(月)
『伝播の系譜』

今日はほんとは著作権の話をするつもりでしたが、明日に持ち越します。簡潔に書かねば。

昨日書いていた、マリア様がみてるの伝播について、読百合新聞の6/23で解説していただいてます。ありがとうございます、大変参考になります〜。
さすがに専門家は、チェックが細かいですね(笑)
それと同じく読百合新聞のマリみて4コマがいい感じです。新作には大笑いさせていただきましたええ。


さて、と。
新刊までは何マイル?<既に心はマリみてモード

●その他今月の新刊ライトノベルは順調に消化中
●名台詞データベースを小改装中。リンク切れがいっぱいです(^^;
●明日からは、新装版発売に備えエルナサーガの名台詞を連発する予定。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■スレイヤーズDICはっぴい!ぱらだいす!の日記より)
スレイヤーズ総合コンテンツですが、TV版のTRYまでを網羅したキャラクター迷会話集が、実は全台詞集になっていたりするあたりも含め、力作です☆
「スレイヤーズか。なにもかもが懐かしい……」
現在のライトノベルは、大部分が何らかの形でこの作品の影響を受けていますから☆ ライトノベル史を語る上では外せない作品ですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは…えー今回は説明省略と言うことで。

報道魂によって取材をしてはみたものの、その写真の解釈に困ってしまった写真部エース・蔦子さん。
で、その写真の扱いを友人の祐巳ちゃんに委ねるという具合。
なんかこう他人事に思えない台詞だったんですよ、これ。色眼鏡って怖いもんなあ……気をつけよう。なにはともあれ、この台詞は「普通の女の子」福沢祐巳の潜在能力が評価されている表れでもあるわけですええ。
と、ぐだぐだ説明してますが要するに憶測で突っ走らず、信頼できる友人に後を託すあたりが蔦子さんのいいところなんですよ旦那!

「人は、自分のもっているものの価値に気づかないものなのかしらね」

出典:マリア様がみてる パラソルをさして (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/76P
キャラ:池上弓子

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★2002年7月6日(土)
『海外SFファンの方、感想教えてください』

店頭で見かけて気にはなったのですが、文庫本とも思えぬ高価格(上下巻、各1200円超(^^; )に及び腰で買い損ねたハヤカワSF「最果ての銀河船団」
これはどれくらいおもしろいのでございましょう。佳作ぐらいだとスルーするでしょうが、傑作!とか言われたら転ぶかも。感想など掲示板にお寄せいただけると嬉しいです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■反省せよ、汝の名は積み人なり(たそがれSpringPoint7/4日記最後の部分)
タイトルはおもしろおかしく勝手につけてしまいました☆
さらに悔しいのは、せっかく早売りで入手した本を読まずにどんどん積んでいく人がいることだ。
「ゲフゲフッ!! く、苦しい持病の発作が……」
積読はおおいなる「積み」です☆ ちゃんと読みましょうね☆
「私も仕事が都市部なだけで住まいは田舎ですええ。もちろん言い訳ですが」

■リンク先はトップページでなければならない?書かずにいられないっ!より)
内容はタイトルの如し。お願いではなく、違法だとする主張が増えているのだそうです☆
せっかくですから、現時点でのまいじゃーの見解を述べますね☆
自分が利用者の立場に立って、それでも同じ台詞が言えるのならどうぞご自由に☆
「現在まいじゃーのガイドラインは、企業サイトは一切容赦なく直リンク。個人サイトは、日記系&アンカーつきは直リンク。その他については、サイト内にリンクに関する要望があったらそれに添う形にしています」

  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるは以下略。
必要な方はマリア様がみてる強化月間コラムでもご覧下さいませ。私もいいかげん説明すべきネタが切れてきました(^^;
さて、本日の台詞解説。
まあこの程度の解説ならネタバレにならないと思うので言ってしまいますが、祐巳ちゃんに対して言われているものです。ごくごく普通の女の子に見えて、実は容易に人の真似できない美点を持っている彼女。全然当人には自覚がないのですが……。

「日本茶? 紅茶? コーヒー?」
「あ。お構いなく」
「生憎、本日『お構いなく』は切れているんだけど」

出典:マリア様がみてる いとしき歳月 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編189P
キャラ:佐藤聖&藤堂志摩子

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あるけどさぼり。

★2002年7月31日(水)
『帰還まで秒読み中』

どうやらうっかりしている間に、戦闘妖精・雪風 解析マニュアルが出ていたようです。買わねば!

それはそれとして……今手元にほとんど本が残ってないので台詞の抜き出しがどうにもなりません。困ったもんだ(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ルパン三世風タイトルメーカーカトゆー家断絶より)
こんな感じですね☆
「それじゃあまあ……こんなのとか」
2chでもルパン三世風タイトルメーカーで会話するスレが立っています☆
暇で暇で死んでしまいそうな人にぴったりかも☆

追記:ソース元がアクセス規制を食らったようなので、こちらにミラーしました。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるは、本日間に合わせでの登板です。
手元に残っている既読本がほとんどないので、台詞も思い切り間に合わせですがご容赦ください。

こういうひねた物言いは大好きですねー。

おやすみなさい。
また、明日。
早く明日になればいいのに。
だって、「明日」には大好きなお姉さまが待っているのだ。


出典:マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/後編167P
キャラ:福沢祐巳

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ほんとはあるけどさぼり。

★2002年11月2日(土)
『えー……ルビー文庫は意図的に外しました(汗』

いや、なんかアクセス解析をみていたらライトノベルファン度調査でなぜルビー文庫が一冊もないんだと怒ってる方がいらっしゃったから。
あれは完全に読者を女性だけに限定してしまうので最初からアウトオブ眼中です。同様にナポレオン文庫とかもあがってないでしょう?
その手のものは別に専門の調査が必要でしょうねえ(^^;
完全に読者層が違うもんなあ、あの手のやつは。

ただいま↓の件で取り込み中なので手抜き風味満載。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

ラグナロクオンラインに出張中につきお休みです☆

ベースlv53、job39でいよいよプリーストに転職目前なんですよ☆ 戦いに次ぐ戦いの日々を暮らしています☆
あとはバイブルをいかにして入手するかだけ、ですね☆
「これで広辞苑という装備があったら完璧だったんですが(笑)。現在入手資金を必死に貯めてます。ゆくゆくは本で殴るプリーストだけのギルドとか作りたいですねえ……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるは、説明省略。
↑の件で取り込み中なのです(^^;

そういうわけで……ベタベタな台詞ですが、それだけに訴える力は強いとそういうことですね。

「それに、姉妹の休暇は見せてもらうんじゃなくて、見たいんですよ」
「わかります、わかります。欲しいのは報道向けのスマイルじゃなくて、プライベートの何気ない表情」
「その通り」


出典:マリア様がみてる 子羊たちの休暇 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/50P
キャラ:山口真美&武嶋蔦子

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★2003年1月2日(木)
『新年明けましておめでとうございます』

もしもし葉子さん、新年早々からプロ●ェクトXの録画など見てなにをなさっておいで?
葉子「
どうか本年もまいじゃー推進委員会!をよろしくお願いいたします。
「トンボさんの不手際でいろいろご迷惑おかけすると思いますけれど、見捨てないでやってくださいね☆ 良く言って聞かせますから☆」
一応自分のほうが雇い主のはずなんだけどな……くすん。

ん、一歩さんもマリみてを読まれたようですね。感想はあちらの日記を参照していただくとして、
>ごきげんよう!
>ごきげんよう!
>ごきげんよう!
>よろしい、ならばマリ見てだ
むー。そういうフレーズのものは見たことないですねえ。私の作ったこれとはたぶん違うバージョンなんでしょうし。それとも同じもののこと?
ライトノベルファン度調査は別にして、自ら飛ばしたネタとしてはもっともお気に入りなんですよねこれ(笑)。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■原発D第弐斎藤より)
ええと、某有名作品のパロディなのですが中身がたいへんすばらしいと思います☆ 設定に酔えるタイプの人向きですが、よい仕事をされていますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるは……まあ今日は説明省略ということで。
最近になってようやく出版社もこの作品が「売れる」と判断したらしく増刷がかかった模様です。それもわざわざ専用の帯つき。
たしか帯のキャッチコピーは、
ごきげんよう、お姉さま。
だったかな? うんうん、それでこそ<なにが

今ではまいじゃーチャットはもちろんのこと、ラグナロクオンラインでも人様に挨拶する時には「ごきげんよう」が標準の挨拶になってしまっています(笑)
この挨拶、朝昼夜を選ばないので実はかなり便利な挨拶だと思う今日この頃。

さてさて本日の台詞の主は、山口真美&武嶋蔦子。それぞれ新聞部と写真部の要であり、報道精神の固まりです。
で、その内実は……さすがだ二人とも!

「姉妹げんかは、犬どころかバクテリアだって食わないのよ」

出典:マリア様がみてる 子羊たちの休暇 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/15P
キャラ:島津由乃

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余裕なし(^^;

★2003年1月7日(火)
『とりあえず足跡』

まずは毎日更新を維持するべし、ということで。かろうじて台詞だけ(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■零崎双識の人間試験第三話掲載


  ▼本日の作品&台詞解説▼

よけいな説明は一切なし!
読めばわかる! ごちそうさまって感じです(笑)

「カメラを意識してポーズとった人物も、撮って楽しいですか」
「それなりに楽しいけれど」
「どうして?」
「ドラマが見える」
「ポーズをとっているのに?」
「ポーズをとっている、っていうこと自体がドラマになっていることもあるから」


出典:マリア様がみてる ショコラとポートレート (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/コバルト2003年2月号194P
キャラ:内藤笙子&武嶋蔦子

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★2003年1月28日(火)
『戯言遣う』

書いては消し、書いては消しているうちに時間になってしまいました(^^;
作品が有名になると軋轢が増えて大変だなあ、とか。(……あえてどのスレとは言いませんが、某最近人気沸騰のライトノベルが2chですごいことになってたのです。既に収束済みですが。)
いわば今は祭りでみんな酔っ払ってる状態ですから……羽目を外しすぎちゃう人たちが出てくるんでしょうね。
みなさん、お酒はほどほどに。酔っ払うのは大いに結構ですけど節度を守って楽しく酔いましょう。
飲酒運転は30万円の罰金です。そうはなりたくないでしょう?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■イーレッツ、パソコン静穏化キット「駆動静か」 新発売カトゆー家断絶より)
デスクトップPCのファンに取り付ける静穏化キットです☆
「ほほう、これはなかなか……ん?」
※ファンサイレンサーの取付けによりパソコン内部の温度が2〜8℃上昇します。
※防音シート、吸音シートは接着剤が塗布されています。一度接着すると綺麗に剥がすことはできません。

「…………これってさあ」
人間、細かいことを気にしていると立派な大人になれませんよ☆ トンボさんはもう手遅れですけれど☆
「余計なお世話だっ!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるは、もはやいわずと知れた学園コメディ。はい、説明終わり(笑)

さて、本日の台詞解説ですが写真部のエース・武嶋蔦子さんがらみのものです。いろんな女子高生ショットを取りまくる蔦子さんですが、けっこう細かい気配りや計算をしながらとっているんですねえ。

《マリア様が見てるでマルチエンド採用!但し全部ノロケ》みたいなっ!

出典:――――(元ネタは戯言シリーズ第2作「クビシメロマンチスト」の葵井巫女子)
キャラ:(いさごさんオリジナル)

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★2003年2月8日(土)
『書評リンク話のつづき』

書評リンクのはなしについては有里さん2月7日の日記(と、その周辺)で詳しく分析や周辺リンクなどされてますので、ご覧ください。
要するにどうやって自動化するかってことなんですよね……。ちなみに独自タグやISBNを利用して書評らしきものを引っこ抜いてくる案について各所で検討されてますので、私はそれを眺めてひたすら結果待ちということで(笑)
せいぜいまいじゃーにできるのは発着場代わりくらいです(^^;

あ、エラーを起こしていたCGIを直していただいたので、参考までに頓挫している書評リンクシステムへもリンクしておきます。このシステムの場合、管理人の絶え間なきメンテが必要になるのが最大のネックです。(他にも弱点はいろいろ)これくらいのものが半自動で出来たらなあ……<妄想


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

さてさて、本日の台詞はまいじゃー掲示板に投稿されたオリジナルにございます。なんでオリジナルを引っ張ってきたかと言いますと……
ふと気がつくと諸君、私はマリア様が見てるが好きだ俺ニュースに捕捉されていたんですねー。これはびっくり。
余波を受け、トップページにリンクされたわけでもないのにカウンタがいつもよりたくさん回っております。あれを書いた当時からファン層はいったい何倍に膨れ上がっていることやら……おそるべし。

ま。そんなわけでわかる人だけ笑ってください。
お暇な方は葵井巫女子、かく語りきのスレも見ていってください。それなりな暇つぶしにはなるかもです。

「もしかして、今は冬で。凍死寸前の私たちは、雪の中で震えながら幸せな夏の夢を見ているのでは」
「夢なら夢で結構。夢の中でシャッターを押しまくるのみ」


出典:マリア様がみてる 子羊たちの休暇 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/182P
キャラ:山口真美&武嶋蔦子

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あるけど手抜きしましたごめんです。

★2003年2月25日(火)
『目が重いというか腫れてる』

……花粉症の季節、か。去年から発症したんですよね(T-T)
あぅ、気が重い。目薬買わなきゃ……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■トラウマ本選手権
バーチャルネット転校生 双海詩音16歳の企画で、小さい頃に読んだ奇妙な本、怖い本、トンデモ本……といった、良くも悪くも強烈な印象を植え付けられた本を、募集し詩音さんの手によってトラウマ本大賞を決定するそうです☆ みなさんも参加してみてはいかがでしょうか☆
「……清く正しい幼少時代を送っていたのでそういうものは思いつきません」
こういうコメントをする方はきっと記憶にふたをしているだけなのです☆


■滝本竜彦エッセイ・超人計画第3話
(管理人より:自分はいわゆるテレビ討論会というものに茶番以上の意義を見出せない性根のゆがんだ人間なので滝本さんの出演した引きこもりに関する番組そのものは見ていません。
が、おそらくその番組を見るよりも滝本さんのエッセイを見るほうがよほどためになると思います。いろんな意味で。自分も他人事と笑ってる場合じゃないからなおさら(汗  )
られないじゃないいじゃーの常連さんにチャット中挑戦してもらったら、上


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてるは……ああもう目が痒くて集中できませんっ(涙
単に一番近くに転がっていたので手に取っただけです(^^; ごめん堪忍してください。

本日の台詞は夢だろうとその人の本質が現れるという一例です。女子高生ショットゲッターな蔦子さんらしい一言といえるでしょう。

あの、そういう痴話喧嘩は、できれば家の外に持ち出さないで欲しいんだけど。ただでさえこの時期、日本全国暑いんだから。

出典:マリア様がみてる 真夏の一ページ (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/ひびき玲音/73P
キャラ:福沢祐巳

(編者注:キャラは間違いなく違います(^^; 資料が手元にないため確認不能……(20031208追記))

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★2003年3月31日(月)
『止められました(^^; 』

先日興味を持った百合本はその筋に詳しい方から「やめとたほうがよい」とのお達しがあったので素直にやめとくことにします。
ふむ。
するといったいその手の本なら何を買えばよいのだろうか……とりあえずクララ白書新装版→bk1→amazonでも読んどくかな? 丘の家のミッキーは昔読んだから。<いまどきの本をわかってなさすぎです


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、もはや今更説明する気にもなれないくらい有名な学園ものです。
語り口がうまく話しにひきこまれるんですよね。で、気がつくとはまり込んでいるという。読みやすい本というのは時として印象の薄さとイコールになってしまいがちなのですが、そういう部分がないのがこの作品が今はやっている一因なのではないかと。

はいそれでは、本日の台詞解説。
姉妹喧嘩=痴話喧嘩。傍から見てたらやってられないのでどうぞおやめになってくださいな(笑)という内容です。
……平和っていいなあ。

「でも。私、蓉子さまじゃないから」

出典:マリア様がみてる 真夏の一ページ (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/ひびき玲音/93P
キャラ:福沢祐巳

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★2003年4月2日(水)
『ワレキシュウニセイコリセリ』

エープリルフール・ミッションコンプリート。

やー疲れた、疲れましたよ本当に(^^;
黙秘しているのは非常に辛いものがありまして、その心境はさながら上の台詞を発した祐巳ちゃんのごとし、なのです。
エープリルフール企画とはいえ、あまりにも作りこんだマリみてファンサイト「いつもイケイケ青信号!」はこちらの場所で存続し、以降も更新していきますので、今後ともご愛顧くださいませ。
リリアン・ベストスール・アンケートへのご投票もお待ちしております。

さてとりあえずスペシャルサンクス。
RUBY使いの一歩さん、一歩さんの力なくしてはアンケート調査企画そのものが成立しなかったと思います。今回の最大の功労者であるかも?
投票はまだはじまったばかりなので、今後増えることでしょう。

絵師・朧月さん、今回は準備期間が短い中無理やり何枚もの絵を描かせてしまいすいませんでした(^^; どうもご苦労をおかけしました。

ピアノ師・クロヤさん、SS師りゅうさんもおつかれさまでした!


ところで何か私はひとつ重要なことを忘れているような?
「断りもなく、私を外して重要企画をしていた以上、覚悟は出来ていますね☆」
「広辞苑で殲滅、さらに転生批判の鉄槌を下します☆ 復活は不許可ですよ☆」
……あ、葉子さん違うんですこれには海より深い事情がありまして決して司書のあなたをないがしろにしたわけではないというかどうやら聞いていませんねみなさんさようならさようなら……

暗転。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは……以下省略。

そんなことができるわけがないことくらい知っているけれど、ずっとここにいたい。
先を歩き始めた友達の背中を寂しく眺めるより追いついて一緒に歩けばいいって、頭ではわかっているのに。この場所を自分から出るのが怖いのだ。
変わりたくない。
けれど、一歩前に踏み出した自分は、踏み出す前の自分とは確実にどこか変化しているはずなのだ。


出典:マリア様がみてる 涼風さつさつ (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/72P
キャラ:福沢祐巳

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★2003年7月4日(金)
『イラスト、イラストはないのか!?』

お気に入りのライトノベル作品の中でも、さらに気になるシーンにはイラストが欲しいと思ったりすることがありがちです。
今月のマリア様がみてる新刊「涼風さつさつ」は、まさにその典型でした。ネタバレになるので余計なことは何も言いませんが……あぅ、どうしてここにイラストがないんだあっ!!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■はじめてのライトノベル
まいじゃー掲示板のスレなのですが、なかなか好評のようなので☆
あなたのはじめては何でしょうか☆
「うー……難しいけど、そういう意識を持って読んだとなると『聖エルザクルセイダーズ』、もしくは『丘の家のミッキー』あたり?」
よろしければ書き込みしてみてくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、もはや説明不要かと。(ほんとは時間がないので解説をさぼる口実)
1点だけ補足したいのは、もちろん普通の小説では見られないお姉さまと妹の甘い関係といった要素が大きくはあるんですが、私の場合いろんなシーンにおけるちょっとした描写がたまらなく好きなんだ、ということです。

本日の名台詞でもまさにそういう部分を取り上げてあります。ネタバレ防止のため、具体的なシーンは挙げませんがなんというかこれぞ青春、なのかな?

「思い上がるのもいい加減になさい。あなたがこの世界の法律ではないでしょう」

出典:マリア様がみてる 涼風さつさつ (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/148P
キャラ:小笠原祥子

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★2003年7月7日(月)
『100万馬力のリセエンヌ』

都市シリーズを名台詞発掘の目的で読み返してました。んがしかし、適当なネタも浮かばず唸っているところにふと浮かんだのは「この超人どもに運動会をやらせるとどんなメチャクチャなことになるんだ?」というしょうもない発想。
おろ?どこかであったような発想だな……大運動会? あれも相当ステッキーな設定だったけどあれじゃない。2ch? うちの掲示板? いやいやそうでなくて、ほれ。
そう、ニューマンアスレチック!!
基本的には往年の名作・ハイパーオリンピックタイプの単純なボタン連打ゲームなのですが……1000m走とか岩石割りとかミサイル投げとか新幹線を押し返すとか競技内容がめちゃくちゃ(さすが超人)。そのうえキャラクターのふとしたポーズが素晴らしい! ↑で紹介されていたシャロンの裸ブルマーとか髪を解く仕草が燃え/萌えます。
ちくしょうナムコ、他はどうでもいいからこれだけは移植してくれ! たとえボタンとセットで2万円だと言われても買うから!!

――ところで、何の話でしたっけ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■姉妹物語
ええと、適当な「妹」と「姉」の名前を入れると、その姉妹の物語を出力してくれます☆ まだお話自体が少なく現在仮運営中で、執筆者とかCGIとか管理者を募集中とのことなので興味のある方はご協力お願いしますね☆
「ちなみに自分は文才とCGI知識が壊滅的にないので、置き場所くらいしか提供できないです(^^; 無念」

■夕なぎの街続刊支援サヨリ絵
大山さん入魂の夕なぎの街→bk1→amazon支援絵です☆ みなさんもぜひこの良作をご近所・知り合い・血縁者に広めて3巻発売を実現させましょうね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、説明省略。

さて本日の台詞は諸事情により一切前後の様子をお教えできません。ご自分でお確かめください。でもこの台詞を発している祥子さまを想像すると……おおおお。<もはやコメントも不能なくらいツボに入った模様

「たのもう」
「どうれ」

出典:マリア様がみてる レディ、GO! (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/27P
キャラ:福沢祐巳&二条乃梨子

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★2003年11月10日(月)
『恐怖』

葉子さん? なにか言いたいことでも?
葉子「ええ、ふとこのような事を思い立ちまして☆
…………ひいぃぃぃっ!!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■積読適性テストうたたねこやより)
ええと積読推進委員会のコンテンツですね☆
事前に長い注意書きがありますがこれも必見ですよ☆ テストともども笑いが止まりません☆
「…………え? なんで適性テストで笑いが?」
いいからとにかく試してみましょうね☆

■ウェイトレス制服コレクション(心に棚を作れ!内コンテンツ)カトゆー家断絶より)
制服がかわいいのでリンクしてみました☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、今更言うようなこともないのですが未読の方に補足を。
ソフト百合としての側面が必要以上に強調されてしまっている感がありますが、なによりもまず学園小説として大変に良質な作品なのです。百合なんてただの飾りです。(言いすぎ)読む前の事前情報で引いてしまっている方への参考までに。表紙絵が恥ずかしくて買えない場合は……気合でなんとかしてください。

それでは本日の台詞解説。
下級生の教室に訪問するのに「たのもう」もすごいですが、即座に返す方もすごいです。特に重要なのは返している人物が、すごーく真面目な顔をしながら言っているであろうこと。女子高なのに(笑)

「あなたにそんなこと言われる筋合いはないわ」
「筋合いなんてあってもなくても、私は言いたいことは言うんです」

出典:マリア様がみてる パラソルをさして (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/60P
キャラ:福沢祐巳&松平瞳子

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★2004年1月2日(金)
『マリみて人気投票スタート』

ごきげんよう。
八ヵ月半ぶりにマリみてコンテンツ『いつもイケイケ青信号!』更新です。つうか第2回マリア様がみてる人気投票開始です。(ベストスール・アンケートは準備中)
実はずーっとCGIが有効だったので第一回の投票数もそれなりには伸びているのですが、前回の投票は2001年5月、つまりブレイクスルー直前だったわけで、今回の投票ではかなりの数の参加者を期待できるのではないかと思ってます。というわけでみなさん投票よろしくお願いしまーす。

準備で手一杯だったので今日は木乃葉子の宴の方はスルーで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、学園ファンタジーです。え? ソフト百合ちゃうんか? 間違ってはいませんが、それはあくまで一要素。その本質は学園ものであり、同時にファンタジーだと思っています。
友情・愛情・すれ違い・学祭といったものはまさに学園ものの王道なのですが、携帯もインターネットにはじまり、いじめや援交、その他殺伐としたものが一切話題の淵にも登場しない徹底振りはファンタジーと言えるでしょう。
何度も何度も何度も何度も繰り返し言ってますが、ソフト百合という要素で引いてしまい未読の方にはぜひ一度はお試しいただきたい作品なのです。一冊読んでから判断しても遅くはないですよ?

それでは、本日の台詞解説。
遠慮と言うものを知らない瞳子、祐巳ちゃんに向けてきつい言葉を言いますが、その根っこにあるものがこの一言に表れています。そんな彼女が大好きですええ。

「……祐巳さま。他人が、一生懸命育てた話を途中で引っこ抜くのは、反則じゃないですか」

出典:マリア様がみてる バラエティギフト (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/157P
キャラ:二条乃梨子

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★2004年2月10日(火)
『ライトノベル絵の変遷・続き』

先日の一目で分かるライトノベル絵の変遷有里さんからの反応&補足が。そうですか、目録じゃわからないんだ〜それは残念。でもコバルトのほかの作品における絵師交代例をあげてくれているので、参考になります。
ふむ、けっこうあるもんですね……。そういえばブラックキャットの場合、キャスリングとチェックメイトは絵師さんが同じというのもけっこう衝撃かもしれません(笑)。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■自転車創業新作「ロストカラーズ」2月22日発売決定&OPデモ
オープニングしか置いてないのでまだ作品の詳細が見えませんけれどとりあえず☆ 流通がやや特殊なので気になる方はこちらをご覧くださいね☆ 
「2800円! 買うしか!」
まいじゃーでも過去に空の浮動産などにハマっています☆ 期待できると思いますよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、もはや説明すまでもなさそうですが一応説明すると良質な学園小説(ただしファンタジー的)です。どうしても百合という先入観が付きまとい、事実あの雰囲気になじめなかったという人がいるのも事実なのですが……それでもやっぱり百合的雰囲気よりなにより、まずは学園小説としてしっかりしているのだということをぜひ覚えておいて下さい。

それでは本日の名台詞。
ありがち。貴方もやってませんよね? 恨まれますよこういうの(笑)

「……またそういう無防備な顔をする」

出典:マリア様がみてる 特別でないただの一日 (小説)/コバルト文庫/今野緒雪/絵師:ひびき玲音/デザイン:織田弥生/編集:?/92P
キャラ:松平瞳子

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★2004年10月4日(月)
『サイン会とかオフ会とか』

滅・こぉるさんからのお誘いがあり、谷川流さんのサイン会と米澤穂信さんオフ会に参加してました。草三井さん石野休日さん、政宗九さんと合流してまずはサイン会へ。サイン会自体はこれといったこともなく終…そこのガキ! わたしの茉衣子ちゃんを汚すなー!!(謎
その後ご飯食べたり、とらのあなに突撃してかねてより買わねばと思っていたひぐらしのなく頃にを購入したりとかしたあと、名古屋創元推理倶楽部の方々と合流していよいよ米澤穂信さんとご対面。うあーものすごい好青年な方だ!
そしてサイン会を経て飲み屋へ。いろいろ今後のご予定とか聞けたり大変有意義なものになりました。

というわけで今後の米澤穂信さんには要注目ですええ。内容的には青春ミステリといった感じの「人が死なない」「少年・少女の心の動き」に特徴のある作品を書かれる方で個人的にすごくおすすめしています。
以下は米澤穂信さんの著作です。
氷菓→bk1→amazon
愚者のエンドロール→bk1→amazon
さよなら妖精→bk1→amazon

余談。某ゲームのことうっかり口滑らせてしまいました(汗 せめてプリズマティカリゼーションを紹介しておくんだった……


追記:
リンク集はぼちぼち進んでます。内容をなまじきっちりしたものにしたので完成にはいましばらくかかるかと……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マリア様がみてる→bk1→amazonは、もはや説明不要と思いますが一応一言で説明すると正統派学園もの、ただしちょいと百合風味。

それでは本日の台詞解説。
よけいな説明は野暮なのでしませんが、相手は上級生で祐巳です。内容は各自補完のこと(笑)


マリオネットカンパニー

「マスターがトイレに入ってどんな事を考えてるのかなと思って」
「どんなって……別にたいしてなにも考えちゃいないよ」
「狭い上になにもないから内省的になったりするわけですか?」

出典:マリオネットカンパニー   キャラ:マリオネット&主人公

「マリオネットカンパニー」は、育成SLGです。ある日、路地裏に捨てられていたマリオネット(ロボット)を見つけた主人公は、これを拾い修理します。そして……様々なパーツを載せかえたり、マリオネットに教育をしていくことで様々なイベントが発生するというもの。はっきりいって、パーツの載せ変えなどが、異様に凝った作りになっていて、ただの美少女ゲームとなめてかかると痛い目に遭います。
ちなみにいろんなプラットフォームに移殖され、また近々2も出るとの事。(私がプレイしているのはDC版)
人工知能やアンドロイド萌えならば、「必ず」体験しておきましょう。いいですか?必ずです!(笑)

で、台詞なんですが……ただのオチです(笑)
マリオネットがある日いきなりトイレに入っているので、なぜそんなことをしているのか問いただしたところ、こういう会話になったわけですね。
知らんかった……トイレって内省的になる場所なんだ(爆)

まるいち的風景

「特にあのオヤジ
物理的制約がないときずなをつくれないなんてほざいてた馬鹿
一発どかーんと言ってやんなさい
そういう制約に頼って関係作る
甘い時代はとっくに終わってるってね」


出典:まるいち的風景/花とゆめコミックス(白泉社)/柳原望/2巻185P
キャラ:牧内

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一応ファンサイト発見。Nozomi Yanahara Love Lover Lovest!です。まあ普通、かなあ。

投稿名台詞第2弾。本日の紹介者は、はづきさんです。

「まるいち的風景」は、『まるいち』という家電ロボットをめぐる日常風景を描いたマンガです。
キーポイントとなる『まるいち』は、一応二足歩行型のロボットですが、人間のように喋りもしなけば笑いもしません。もちろんロケットパンチもATフィールドも持っていません。そもそも自律的な行動がまったくとれません。できるのは、持ち主が教えた動きを真似する行動トレース機能だけです。
たったこれだけの機能しかないまるいちを通して、作者は驚くほどたくさんの『人間模様』を描き出してくれます。
注)管理人もおすすめ。特にロボット系な話し萌え〜とか言う人は必読!

上のセリフは、家電ロボット『まるいち』の登場によって家事の負担が減ったせいで、人間同士の絆が希薄になってしまったと批判する評論家に対し、まるいち制作室の室長、牧内氏が電話で一刀両断したシーンです。
パソコンしかり、携帯電話しかり、先端機器に対する風当たりはいつだって厳しいものですが、このセリフは痛快であると同時に考えさせられてしまいました。生活が便利になるぶん、精神面の厳しさはどんどん増しているわけかと。(01/3/7)

「自分が作ったんだって言えばいいじゃないですか」
「やめてっっ そんな恥ずかしい事っ
花嫁の父みたいな気分なのよ〜〜〜〜
そっとしといて」

出典:まるいち的風景/花とゆめコミックス(白泉社)/柳原望/1巻80P
キャラ:有里幸太&美月ななこ

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ファンサイトはNozomi Yanahara Love Lover Lovest!など。ついでに、最近は更新されていないようですが、花とゆめ関連の作家さんリンク集である花ゆめでいこう!もご紹介。

えー昨日は二日酔いで死んでいたので(^^;)更新がかなり遅かったですが、ちゃんと更新されてますので一応。

「まるいち的風景」は、これは説明がちと難しいですね。
KAMATAという企業の開発した行動トレース型ロボット・まるいち。まるいちは自律機能を持ったアンドロイドとかではなくて、言葉も持っていません。ですが、ユーザーの行動をトレースさせて登録すると、命令によってトレースしたとおりの行動をさせられる特性をもっています。
たとえばまるいちに朝ご飯を作ってほしければ、一度自分ですべての手順をまるいちに見せて登録することで、次からは作ってもらえるようになるわけです。
自発的に動いたりしないし、表情を変えることも絶対にないまるいち。
ですが行動をトレースするということは、その人の癖などもすべて覚えこんでしまうわけでその辺が人の伝えきれない想いを代弁したりと、なかなかに侮れないロボットなのです。
ロボットとは言ってもSFでは全くないので、どなたにも違和感無く楽しめるかと。
まるいちを鍵にして、いろんな人々の心にしんみり来る話がたくさん詰まっています。ロボットをこんな風に描けるのか!という驚きを見せてもらった作品です。
すっごくすっごくおすすめ。
まいじゃー認定していなかったことに気がついて準備中なくらいおすすめ。

少女漫画だからと言わず、ぜひとも手にとってみてください。

では本日の台詞解説。
美月さんはまるいちのメイン開発者。まるいちをお店で買った親子があれこれ会話しているのを聞いて、つい口をはさんでしまい慌てて逃げてきます。
その親子に美月が生みの親であると教えようとする幸太ですが、そこにこんなやり取りが展開されるわけです。
これ、すっごくわかりますねー。
他所で自分の作った作品が話題になっていると、気になってしょうがないものの「自分が作った」などとは恥ずかしくてとても言えないという屈折した心理。でもちょっと自慢してみたい(笑)
この台詞は該当者多数だと思いますが……あなたはどうですか? (bk1で検索したら4巻しか出てこないとはどういうことだ(怒))。
(01/9/2)


マルドゥック・スクランブル

「ロマンを言い訳にすると、ろくなことがない」
「死は孤独だ。他人の死が、自分の死の価値を高めてくれるわけじゃないし、自分の人生を慰めてくれるわけでもない」


出典:マルドゥック・スクランブル (小説)/ハヤカワJA文庫/冲方丁/絵師:寺田克也/41P
キャラ:バロット

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★2003年6月25日(水)
『簡潔と手抜き、字面は大違い』

更新の時間がほとんど取れなかったので台詞だけどうにか更新。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マルドゥック・スクランブル→bk1→amazonは……あーだめだ。落ち着いて説明する時間内のでまた今度。

ちなみに台詞の背景としては、主人公であるバロットの自殺というか一緒に死んでしまおう、という考えに対する警鐘です。

《私、あなたたちに協力したい。そう思ってるのは本当。信じてくれる?》
「ああ」
《私にも言い訳が欲しい。自分が傷ついていても、これは傷ついてるんじゃないっていう言い訳。目的のための手段とか、そんな感じの。何かのために、誰かのためそうしてるっていう感覚が欲しい。私の中でこのまま死んでも良いって思ってる自分がいる。でも死にたくない。このまま死にたくない》


出典:マルドゥック・スクランブル 圧縮 (小説)/ハヤカワJA文庫/冲方丁/絵師:寺田克也/41P
キャラ:バロット&ウフコック

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★2003年6月26日(木)
『簡潔と手抜き、その2』

寝過ごして手抜きその2。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■電子書籍、購入経験はわずか1割、「読みにくさ」がネックにFANTASY Bookmarkより)
やはり現状では紙に勝るものはないようです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マルドゥック・スクランブル→bk1→amazonは、ハードSF。主人の思惑により死の淵に立った少女娼婦・バロットが主人公の話です。……うーん、説明しようとするとどうやっても内容に踏み込んでしまいそうなのである程度内容が知りたい人はamazonのリンクにでも飛んでください(^^;
サイバーな話が嫌いでなければ大いにはまれる可能性は高いと思います。
この方の作品は、キャラクターの魅力と世界観の確かさ、その2つのバランスが絶妙と言うか今のところどれを読んでも当たりが揃ってますね。ファンですええ。

さて、本日の台詞。バロットが葛藤中のところですね。要するに肉体的には生きていても精神的に生きていなければ人として活動はできません。そのあたりの精神論に関わる台詞ですが、『言い訳が欲しい』という言い回しがなんか興味をひいて選んでみました。

「マリッジブルーって知ってるか、ウフコック」
「なんだ、それ」
「一度決めたことに対して、ぐだぐだぬかすことさ。個人的な感情がどうとか、自分は大丈夫なのかとか、何が必然で何が偶然なのかとか、そういったことをだらだら考えるんだ」
「俺がそれだと?」
「我ながら上手いたとえだと思ってるんだけど」
「解決方法は?」
「そのときが来るまで、ただ待ってることさ」
「難しい」
「人類始まって以来の難問だからなあ。ま、がんばれよ」


出典:マルドゥック・スクランブル 燃焼 (小説)/ハヤカワJA文庫/冲方丁/絵師:寺田克也/189P
キャラ:ドクター・イースター&ウフコック=ペンティーノ

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★2003年7月1日(火)
『絵付小説=ライトノベル、そのくらいの思考で十分』

絵がたくさんついてれば、宮部みゆきだろうが森博嗣だろうがライトノベル。それくらいの感覚です私の場合。ちなみにすべてがFになるはつい先日読了しましたええ。↓参照のこと。
あわてているので支離滅裂ですごめんなさい。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「人の感想とかで「読んだのはライトノベルスだけど」とか「ライトノベルスですが」っていうのあるじゃないですか」 (6/30の日記より)
格下上等☆ いつだって革命は上ではなく下からやって来るのです☆
「わかったようなわからんような……」
文学賞の受賞理由などを読んでいると、『そこはわれわれが既に通り過ぎた場所だ☆』と言いたくなる事があるんです☆
「……ああ、なるほど」

■ライトノベル作家最萌トーナメント!!!うたたねこやより)
しばらく掲載しておきます☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

マルドゥック・スクランブル→bk1→amazonは……。
ウフコック萌え小説です。
ええとですね、つまり冲方丁さんの作品の特徴として今回のようなハードSFにしろ、他のファンタジーにしろストーリーは正統派なんですが、かかれるキャラクターが非常に魅力的なのですね。この作品では主人公である電子干渉能力を持って蘇生した少女・バロットももちろん魅力的なのですが、それよりも金色ネズミのウフコック(雄)のかっこよさに尽きるのです。
個人的な考えではアルジャーノンを超えました。
……あいかわずこの説明ではまったく内容紹介になっていませんが、ハードSFだけど、なんか惹かれる!感じは伝わるかなあと。同志もいらっしゃることですし(笑)
なお、まともな感想など見たい方は有里さん感想リンク感想リンク2をご利用ください。

で、ウフコックのかっこいい活躍は本編でご覧いただくとして、こういうやりとりがまた萌えるのです。道具としてバロットに使ってもらいたい、と言っておきながらもいろいろ悩むウフコック。なんか微妙に会話のテンポがよくないですか?


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