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日出づる国の吸血記

「言い忘れた事があったぜ。これは俺の考えだけど、女は裏切るもんだ」
「――は?」
「おまえも女だ。だから、自分の幸せだけを考えてればいい。わかったな?」

出典:日出づる国の吸血記 (小説)/ソノラマ文庫/渡邊裕多郎/絵師:水原賢治/3巻179P
キャラ:天草京四郎

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】有機交流電燈

特記事項なし。

★2004年5月11日(火)
『脳内運動会』

私事でちょっとした出来事がありまして主に脳内が大変な事になってます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

日出づる国の吸血記→bk1→amazon(3巻で完結しました)は、、一応は吸血鬼ものなのですが、他の作品とは一線を画しています。
どういう人におすすめかというと、格闘アクションもので、戦いに際していろいろとうんちくが入るようなそういう傾向のものを求めている方にぜひ。んー……よしもっとはっきり言ってしまいましょう。吸血鬼って通常の武器でダメージを与えられないという割とメジャーな設定がありますよね? なんとこの作品では怨念憲法としての空手で対抗するのです。
それを除けば、全く持ってうんちく系の格闘アクションです。吸血鬼ものとしての物語展開はそのついで!とあえて言ってしまいましょう!

それでは本日の台詞解説。
女の裏切りの話が出た後の一幕での台詞ですね。なんかこう奇妙に印象に残ったので紹介する事に。


B.B.Joker

「…うん…大丈夫だよお母さん…
うん…ちゃんと考えてるから…うん…――――でも
…Bって何なのよ…
12!? いったい何個あんのよ B!?
しかもF・G・H・I・Jは聞いたこと無いけどKはあるのよ!?

飛ばすなよ!!
どうなってんのビタミン!!
『…いや…やっぱりあんまり栄養の事考えないで食事しなさい…』


出典:B.B.Joker (コミック)/JETS COMICS/にざかな/4巻73P
キャラ:岡山美紀&母(グリーンハイツ202)

【作者公式サイト】なし
【絵師公式直営サイト】
S-Three
ファンサイトはにざかなのたべかたがあります。

★2003年8月11日(月)
『お盆週間突入』

残念ながら会社はあるのでした(ボソッ


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■スーパーダッシュ文庫、9月予定に「双色の瞳 ヘルズガルド戦史III」が!
ええと、あまりに前巻から間があきすぎて知らない方も多いと思われるので、近いうちにまた紹介させていただきますね☆
「よかった……もう出ないかと思ってた……万歳!」

■銀盤カレイドスコープ感想リンク集
2、3日掲載しておきますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

B.B.Joker→bk1→amazonは、LaLaに連載されていた少女漫画系な、そのうえなんとネタ作成とお絵描きを分業して2人で描いていたという非常に稀有な4コマです。
ギャグに特徴があって言葉遊びなネタがかなり多め。あまり人を選ばず誰でも笑えるおすすめ4コマですええ。

さて、本日の台詞解説。
ギャグを解説することほど無粋なこともないので各自で考えてください(笑)

「私…どうしても人の意見に頼っちゃうの…
どうしたらいいかな…」
「さあ…」


出典:B.B.Joker (コミック)/JETS COMICS/にざかな/3巻92P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年8月16日(土)
『お出かけするです』

17日に1泊旅行に出かけるので、たぶん1日更新をお休みします。それからまちがいツッコミは今後まいじゃー掲示板ツヴァイで一本化致しますのでよろしくお願いします(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■NHKアニメ「十二国記」は第45話「東の海神 西の滄海 転章」で終了
「ガーン……」
リンク先でも説明されていますが、原作続行中の状態では仕方ないかもしれませんね☆ 原作が進んで何年か先に続きを見られることを願います☆

■五代ゆうさんのサイトリニューアルして復活(7/20〜)
ええと、『〈骨牌使い〉の鏡』→bk1→amazonの未読の身では偉そうに語る資格もないのですがご報告まで☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

B.B.Joker→bk1→amazonは、連載作品なのに原作と作画を二人で分業してやっていて、かつ少女漫画系という大変変わったコンセプトの4コマ漫画です。言葉遊びなギャグが多いのが特徴ですが、妙にシュールなギャグもあったりなんかします。

さて、本日の台詞解説。
……えっと、説明必要ありませんよね? このシュールさ加減、笑うに笑えないというなんともはやな……。


<柊の僧兵>記

姉さんは私と関係ないわ! 死んだ人の名前で私を縛らないで

出典:<柊の僧兵>記/徳間デュアル文庫/菅浩江/絵:緒方剛志/79P
キャラ:アジャーナ

【直営サイト】電脳版PLEIADES
日記、というか菅さんのメカに対するカスタマイズ魔ぶりがめちゃくちゃおもしろくて、つい読み込んじゃいました(笑)

「<柊の僧兵>記」は、ファンタジーなSFって説明になってないです。
主人公のミルンは、生まれつき白い肌の持ち主。「白い子供」と称される、村で時々生まれる体力的に劣る存在で周りから疎外されていました。
そんなある日、村を突然謎の侵略者が襲います。助かったのはミルンと、同じく白い肌の少女アジャーナのみ。彼らは事の真実を知るため、博識の存在と言われる「柊の僧兵」に会うために旅に出るのです。
物語的にはわりと普通なのですが、作品の背後にしっかりした世界観が見えるのが大きいです。ちゃんとSFしてますよ〜、どこがどうだとは言いませんが。
ちなみに菅浩江さんは過去に星雲賞を2度受賞しているかなりの実力派です。もっとも私はこれまでこの作家さんと縁がなかったんで、この機会に手を出してみようかなと思ってます、はい。

上で紹介の台詞解説。
アジャーナにはお姉さんがいるのですが、お姉さんはとにかく容姿・性格など出来のよい人でなにかと比較されてしまうわけなのです。
親や兄弟が下手に優秀であればあるほどいらぬ比較をされてしまうのは家族としては相当にコンプレックスになるものであり、この台詞はそれをすぱーんと表現した台詞なんではないかーと。(00/12/7)

ヒーリング・プラネット

私が私のままで何も変われなくても
許してくれる人はいるみたい
がんばってミモザみたいにならなくても
楽しくおしゃべりしたり
たとえばコーヒーを一緒に飲んだり
できる人はいるみたい

出典:ヒーリング・プラネット/ガンガンコミックス(エニックス)/桜野みねね/1巻83P
キャラ:アンジェリカ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは幾つか見つけたものの、ヒーリング・プラネットを大きくとりあげているところは今のところ発見できず。よって紹介しません。

さあ困った、今日の台詞は何にしたものか。
とか思ってなーんにも浮かばないまま日付が変わる。
なおも浮かばず。
つうかストックとか作ってはあるんですが、読み返してみるとネタばれ度が強くて掲載を断念している台詞が多いんですよねえ(^^;

で、結局悩んだ末に知名度が不明なまま見切り発車の形で「ヒーリング・プラネット」をご紹介です。
この作品は、いわゆる大筋では癒し系の作品です。
主人公のさとりが、異次元カウンセラーとして平行世界からやってくるいろんな依頼人のお悩み事を解決していくお話です。
これだけ聞いていると、とてもありがちな内容にしか思えませんが、この作品は主人公がかなり変わった存在です。
主人公のさとりはとにかく自分のペースで動く人間で、人の話を全然聞かない女の子。1回説明したくらいではほとんど頭に入ってません。そのうえモノ覚えもあまりいいほうでは……。時として電波入ってるんじゃないかと思うぐらいです(笑)。
そんなさとりですが、とんでもなく素直な性格をしています。物事をななめに考えたりしないで、純粋に見たまま感じたままで行動できる現代では稀有な存在。そのために彼女が平行世界の未来人?から異次元カウンセラーという大役をまかされることになったのでした。本人にその自覚は全くないまま。
『萌え』という視点から見るとちょっと辛そうですが、ひたすら感じたままに行動できるさとりを見ているとうらやましくなってきます。人による当たり外れが大きそうですが、とりあえず個人的におすすめです、ええ。

それでは本日の台詞解説。
アンジェリカはいわゆる内向的でおとなしく他人となかなか話のできない女の子。周りからは「がんばってその性格を変えよう」と言われてますが、どうしても直すことができません。
そこでカウンセラーさとりの登場となるのですが、なにしろさとりのことですから……。
そして最終的にこんな台詞が飛び出すわけですね。
無理して自分を変えてしまうことが本当に本人にとっていいのか?
個性にものさしを当てはめてしまうこと自体無理がないか?
そういう考えに対するひとつの答えかもしれません。 →bk1
(01/8/28)


ヒポクラテスの剣

「由紀が幸せになれば、ぼくも幸せになれる。ぼくが幸せになれば、由紀もきっと幸せになれるだろう。まず、そこからはじめようよ」

出典:ヒポクラテスの剣(憂国医師団)/ソノラマ文庫/羅門祐人/絵:神村幸子/234P
キャラ:雪祭万太郎

【公式サイト】なし
時間なし!

前日にノベライズに否定的な発言がありましたが、ちと言い過ぎたかも。文章も直しときました。
さて、ここのところ過去のねたか新作かが多くてまいじゃーどころをなかなか発掘する余裕がなかったのですが、今日紹介する作品はなかなかのまいじゃーぶりではないかと。

「ヒポクラテスの剣」は医療業界の不正を正す憂国医師団の活躍を描いた小説です。
『憂国医師団』!!
うおーなんていい響きなんだ(笑)。サブタイトルにこの言葉が使われてますが、なぜにメインタイトルにしなかったのかと残念でなりません。これは古本で入手しましたが、もしも憂国医師団のタイトルだったら絶対発売当時に買ったのになあ……。
ストーリーは上で述べた如し。最新の医療機器を駆使して難病を治療することで名声のある北都病院。しかしその裏ではおおがかりな医療犯罪が行われていました。
その犯罪に巻き込まれた新米医師の雪祭万太郎は、医療業界の不正を正すという憂国医師団のメンバーに出会い……。
医療業界を舞台にしたライトノベルスって珍しいかも。もっと硬い小説ならともかく、専門知識とかその他いろいろ書くには難しい点が多いのかな? そういう意味でも楽しませてもらいました。1997年の作品ですが……もしかしてすでに絶版だったりして……。

本日の台詞ですが、直球で佳境の台詞です。
他人を幸せにするだけではだめなのだ、という話ですね。自己犠牲というのは美しく聞こえるけれどもよろしくない。それを表現した台詞です。要はアレですね、「みんなで幸せになろうよ」ってやつ。……あれ、この台詞にしたとたんになんかうさんくさくなったなあ。どこかの隊長さんのせいでしょうか(笑)(00/12/24)


ひみつの階段

「ティル…?」
「ティル・ナ・ノーグ ケルト神話よ 『永遠の青春の国』という意味
妖精たちの住む喜びと幸いの地 常若の国」
「はあ…」
「君たちは自分じゃまだ気づけないよね
学校(ここ)では教師(わたし)たちだけが年を重ねてゆくんだもの 私から見ればここは永遠に青春(ティル・ナ・ノーグ)の国」

『君もね ここにいる間は宴を楽しみなさい
ティル・ナ・ノーグの住人たち』


出典:ひみつの階段 《コミック》/POPLARコミックス(ポプラ社)/紺野キタ/74P
キャラ:三島&滋子先生 &?

【作者直営サイト】Sally Gardens
【絵師直営サイト】なし
ファンサイト発見しました。ようこそ、祥華女学院へ(正式サイト名不詳)です。

★2002年4月30日(火)
『掲示板、変えよう……』

最近掲示板の一部の話題で、おそろしくレスがつきまくり、メンテがきついです(^^; (サイト構成を考えれば当然といえば当然? みなさん台詞好きですね〜)
チャットでも相談してみたのですが、今週後半に適当なスレッド型掲示板をテスト稼動させる予定。なお、掲示板を分けるのは閲覧する立場にとっても、管理する立場にとっても面倒なことこのうえないので、できる限りメイン掲示板ひとつで済む様に調整するつもり。
まだ設置する掲示板CGIを選定している最中なので、「これはいいんじゃないか?」と思うものを知っていたら教えてください。参考にさせていただきます。

ついでめも。
萌え関連仮説として、「萌えは常に自虐的である」説浮上。なるほど、これなら「燃え」と明確な差異があります。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■家族計画・OPまで勝手に小説風味IDさんの雑記4月28日より)
すでにまいじゃー認定している家族計画の序盤を小説風味に仕立て上げたものですね☆
間の取り方とか微妙な部分はゲームでないとわからないのですが、軽快な台詞のやりとりや、時にふっとみせるシリアス感覚など未プレイの方が知るにはよいかと思います☆
「ふだん著作権があーだこーだ言ってる人間としてはリンクにかなりの葛藤がありましたが、基本的にこの手のメーカーさんは比較的ファン活動に寛容ということで……(^^; 」
小さくて読めません☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

本日の台詞はうまく抜き出せなくて、いびつな感じになってますが、ティル・ナ・ノーグのくだりにいたく共感したので。

ひみつの階段→bk1→amzonは、女子寮を舞台にしたピュアでハートフルでちょっとミステリィなお話。心が洗われます。
ええ話や……。
これぞ真の意味でのファンタジーですね。ああ、純粋は美しきことかな。
ちと言葉で語るのは無理! 雰囲気も含めて読むタイプの作品です。もっと早く手を出しておくべきでした。
そんなわけで、この作者さんのほかの作品も手を出すこと決定〜。

さてさて本日の台詞解説。
かなりわかりにくいと思います、すいません。要点は後半の一文なのですが、それに至る過程がないとなにがどう「ティル・ナ・ノーグ」なのかわからないだろうと思い、ワンセットで引っ張ってきました。
確かにねー、振り返ってみれば学生生活というのはなんだか時の流れが違ってた気がします。いやほんと学生時代ってのは二度と戻らない貴重な日々なわけですこれが。
「えいえんはあるよ。ここにあるよ」
そんな感じ。<ここに過ぎ去った日を懐かしむ者、約一名

「…いいの あのノートはもういらない
書きたい物語は
いま ここにあるから」


出典:ひみつの階段 《コミック》/POPLARコミックス(ポプラ社)/紺野キタ/99P
キャラ:安藤みゆき

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは、ようこそ、祥華女学院へ(正式サイト名不詳)です。

★2002年5月2日(木)
『眠い……』

睡眠不足というわけでもないと思うんですが、まあいいでしょう。なんせ本日さえ乗りきれば待望のお休み!
「連休? なにそれ?(泣)」なみなさまのかわりに、思う存分休みを満喫したいと思います。
「予定? なにそれ?」


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■phantomがスニーカー文庫で出ます
ニトロプラスから全年齢版も出ているビジュアルノベル「phantom」の小説が出るようですね☆
わざわざ記事にしたのは、シナリオ担当の方が自ら執筆なさるからです。このゲームは内容・台詞ともに定評があるので、小説も期待できるかもしれませんよ☆
「……買ってみようかな。いつもだとこの手のノベライズは自動的に回避してるけど(^^; 」


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇様っ その2▼

ええと各巻に解説が入っているため、未読の人は前半だけ見てやめといた方が無難ですが、MANGAOH CLUBの [マリア様がみてる]特集が熱いです。白薔薇様にいたく萌えておられます。とても商用コンテンツとは思えないはじっけぷりです。久しぶりにのぞいてみたら、なにげにレイニーブルーまでしっかりと補完してありました……さすが白薔薇様を愛する同志(笑)
讃えよ白薔薇。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

本日も再びひみつの階段→bk1→amazonからお届け。先日も説明したように、女子寮を舞台にしたピュアでハートフルでちょっとミステリィなお話ですが、とにかく雰囲気!
学校には不思議話がつきものですが、怖い怪談話ばかりじゃなくて、こういう心暖まるファンタジーな話があってもいいと思います。既に2回ほど読み返しました……あーやっぱりいいなあ!

さてさて、本日の台詞。
発言者は、物語を書くのが趣味なちょっとおとなしめの少女、通称アンちゃん。(ちなみに眼鏡っ娘。こんなことばっかりを書いているうちに、私まで眼鏡っ娘属性に侵されそうになりつつあります(^^; )
ある貴重な体験をした直後に、小説のネタを書いた?ノートをなくしてしまったんですが、にっこり笑って一言。当然「ここ」というのは説明するまでもないと思います。
ライトノベル読み(あるいは書き)にはたまらん台詞ですね(笑)

「疲れるのはさァ ヨソイキの服着てるからだよ
見た目キレイでも外出着着たままって疲れるじゃない」


出典:ひみつの階段 (コミック)/POPULARコミックス/紺野キタ/2巻37P
キャラ:竹井

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シリーズの雰囲気をつかむならひみつの階段の紹介が丁寧かつわかりやすいと思います。

★2002年11月23日(土)
『ひさしぶりってかいつ以来だ?(汗 』

みなさまお待たせしました。
まいじゃー認定のお時間です。<既に忘れられた企画であるという的確なツッコミは殲滅です☆
今回は「ひみつの階段」2巻発売を記念して、ひみつの階段を認定いたしました。
先日既に紹介したbk1の紺野キタさん特集をチェックして、みなさまもひみつの階段ワールドにどっぷり漬かってみませんか?

時間軸があちこちぶれるため、登場人物の時間的つながりがイマイチわかりにくいのだけが悩みの種だったんですが、B館26号による人物紹介のおかげですっきり。しかも解説が超充実しています。ファンはぜひとも行くべし。



追記:
まいじゃー認定の★による採点は最近意味がなくなってきた気がするため、選考基準を再検討中。なにかよい案があったら掲示板ででもご意見お寄せください。ただし、今のところ自分の目で見たものしか認定するつもりはないです。そうしないと品質に責任がもてませんので……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■↑の通り、ひみつの階段をまいじゃー認定しました☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ひみつの階段→bk1→amazonは、女子高(の寄宿舎)で起こるちょっと不思議な出来事を描いたファンタジーです。うーん、ファンタジーと言うよりは女子高版ティル・ナ・ノーグと言うほうがより実態に合っているかもしれませんが、ともかく青春真っ只中の女の子達の細やかな友情などを描いた傑作ですね。
先日も触れましたが既に一部で人気沸騰の(笑)「マリア様がみてる」と通じる部分がありまして、ぜひともマリみて読者にはすすめたい作品です。読めばわかりますええ。

上の台詞は自分のペースを崩して、無理やり「孤高の人」ぶっているように見える友人への忠告ですね。背伸びや意地っ張りはやめて普段着精神でいきましょうといことなのです。

「――――では
ひととき みんなで時間をすてきに無駄遣いしちゃいましょう」


出典:ひみつの階段 (コミック)/POPULARコミックス/紺野キタ/2巻66P
キャラ:?

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シリーズの雰囲気をつかむならひみつの階段の紹介が丁寧かつわかりやすいと思います。

★2002年11月24日(日)
『ボチボチ締め切りも近づいてきました』

ライトノベルファン度調査、そろそろ締め切りが近づいてきました。もしも未回答の方がいらっしゃればいまのうちにご回答くださいまし。
しかし……9000人突破ってもう笑うしか! 「なんか選出タイトルが偏ってないか?」という疑問もあちこちで見かけますが、まいじゃーを普段からご覧の方なら今さらそんな疑問は持たないはずなので、これは一般層にまで調査が普及した何よりの証であり、大変嬉しく思いますええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2002年度版『ソノラマ文庫解説目録』 送料のみでおわけします
公式サイトからの情報です☆ この内容、来月になると消えてしまうかもしれないのでまるごと転載しておきますね☆

◆1976年の創刊から、今年6月までに出版されたソノラマ文庫の全タイトルと内容がチェックできる『ソノラマ文庫解説目録』2002年度版が出来上がりました。ざっと読むだけでも楽しいこの目録を、ぜひあなたの本棚の片隅にいかがですか? ご希望の方は、封筒に、「住所・氏名・電話番号」を書いたメモと「200円分の切手」を同封し、下記の宛先にお送り下さい。1週間から10日でお送りいたします。また、目録が品切れになり次第、このサービスは終了させていただきます。
宛先:
〒104-0061 東京都中央区銀座6-11-7 朝日ソノラマ 営業部『目録送付係』



  ▼本日の作品&台詞解説▼

昨日に引き続きひみつの階段→bk1→amazonから。ということで説明は省略。もう2日ほどひみつの階段を続けようかと思ってますええ。

えーとですね、詳しい状況を説明するのは難しいんですが、午後のお茶会を開こうとしている様子、です。
こう表現がなんともいいですよねー。
なるほど確かに魅惑的な時間の浪費だと思います(笑) ゆとり、と言わずにあえて無駄遣いと言い切る辺りがよきかなよきかな。

「制服に守られてた頃は挫折も妥協も知らなくて 自分のためだけの確かな道があるはずって信じてたっけ」
「私の生徒たちも変わんないよ 自分があたりまえの女の子でなんかありたくはないんだなァ
普通のオバサンにだけは死んでもなりたくない!
みたいなねー
ジタバタしながらみんな自分だけの冒険をさがしてる
はやくはやく 時間がなくなってしまう前にってね」


出典:ひみつの階段 (コミック)/POPULARコミックス/紺野キタ/2巻88P
キャラ:杏堂みゆき&山口亜矢子

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シリーズの雰囲気をつかむならひみつの階段の紹介が丁寧かつわかりやすいと思います。

★2002年11月25日(月)
『一席ぶってみる』

……柄にもない。消すのももったいから残しておきますが(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

ごく最近こちらをご覧になっている方へ:
木乃葉子嬢はいつも微笑を絶やさない永遠の20歳で、同時に片手で広辞苑を武器にして振り回す最凶司書。通り名は「広辞苑の悪夢」。にっこり笑って敵を殲滅がモットーの方なので、以下の文章はそれを承知の上でお読みください。
ちなみに『このようこ』と読みますええ。

■パクリ上等

ごきげんよう、木乃葉子です☆
日頃ネットを巡回しているとライトノベルなどの作品につきまとうパクリ議論をよく目にします。そこでちょっと考えてみました☆
「? 当然パクリは悪い事だろう?」
ええと、まずはその大前提ですね☆
なにをもってパクリと呼ぶのか。例えばライトノベルの原点をシェイクスピアやジュール・ベルヌをはじめとする、過去の作家陣に求めるならば、今日のライトノベルのすべてはパクリとも言えるのです☆
「めっちゃ極端じゃんそれ!」
ええ、そうですよ☆
パクリというのは、その前提条件によってどうとでも取れるあいまいな物ですから☆
それとアイデアの模倣=パクリ、原文そのままの引用=盗作とはっきり区別しておくべきですね☆
「でも、盗作となると話は別だろう?」
もちろんそれは論外です☆
例え同人レベルであろうと、盗作をオリジナルと偽って発表するような御仁は、まずご自分のプライドに殲滅されてくださいね☆ それでもダメなら木乃葉子の名にかけて殲滅です☆
「……うわーきつ……」

さて、問題はパクリの方なのです☆
ここで比較的よく似たアイディアを使った作品へは気軽に「パクリ」だと認めることにしましょうか☆
よく『○○は××のパクリだからダメだ』という論調を見かけるのですが……
「それじゃダメなの? パクリはよくないと自分も思うけど」
哀れな論客に同情致します☆
パクリ=ダメなどというのは思考停止☆ 脳死☆ テキストファイルの容量無駄遣いというものですよ☆
身もふたもない言い方をすればパクリでも超絶に面白い作品は星の数ほどあります☆ オリジナリティに無闇にこだわる時点であなたの負けなのです☆
パクったあげくにつまらないというのであれば、どこがどうダメなのかをはっきり示すべきなのです。××と比べて世界観の設定が稚拙である、とかその程度はあげてくださいね☆ これは批評ではなく感想だと言う場合も同じことで、パクリそのものによって作品を否定することは貴方の底の浅さを露呈します。気をつけましょうね☆

ただし優等生な秀作よりも、個性的な問題作のほうが私はずっと好きなのですけれど☆
「ま、その。パクリ論議する暇があったらまいじゃーな作品読んでたほうがいいや、ということで強引に締めっ!」
それではごきげんよう☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

昨日に引き続きひみつの階段→bk1→amazonから。ということで説明は省略。連発ですねー。

本日の台詞は、小説書きの仕事をはじめたもののスランプに陥ってるみゆき(卒業生)の泣き言と、それを励ます?友人(現教師)の構図です。
社会人の立場と、学生の立場の対比がなかなか上手い感じではないかと。

「冒険(ゆめ)に時間切れなんてないのにね
おばさんになっても おばあさんになっても」


出典:ひみつの階段 (コミック)/POPULARコミックス/紺野キタ/2巻98P
キャラ:山口亜矢子

【作者直営サイト】Sally Gardens
【絵師直営サイト】なし

シリーズの雰囲気をつかむならひみつの階段の紹介が丁寧かつわかりやすいと思います。

★2002年11月26日(火)
『てきとー更新』

くー。
せっかく構築した無線LANの調子がおかしい(泣
なんか設定がイマイチよくわからんなあ……うーむ。というわけで一時直結に戻して更新中なのでした。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■滝本竜彦さんエッセイ『僕と彼女のひきこもり五年間!』 前編後編
リアルひきこもり作家の滝本さんによるエッセイです。とくに前編の破壊力は高いかもしれませんね☆
NHKによるひきこもりサポートキャンペーンの一環としての企画なので、同じ境遇に立っている方も一読の価値はありますよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

昨日に引き続きひみつの階段→bk1→amazonから。とりあえずここで一区切り、かな?連発したので多少は知名度向上にもつながっていると思います。あとは買うしか!

本日の台詞は、昨日の台詞とワンセットにしてお読みください。ゆめは若者だけが持つものじゃなく、一生持ち続けるものなんだよ!というお話です。小

「はやく大人になりたい
もっと強く大きく賢くなりたい
無条件で自分を守ってくれる場所をさがしてこんなふうに逃げこんでしまうのじゃなくて」
「いーんじゃない?
オアシスはあったほうが
行き場を奪われちゃうとひずみはどんどん大きくなるだけだよ
しんどい時は無理しないで 潔く逃げちゃえ
たとえばお気に入りの場所だったり 音楽だったり
古い人形だったり 人によって形はさまざまだと思うけど
疲れた時に ひとすくいのきれいな水を飲みに行くんだよ
そこで疲れを癒して また明日へと立ち向かうのさっ」


出典:ひみつの階段 (コミック)/ポプラコミックス/紺野キタ/2巻100P
キャラ:安藤みゆき&山口亜矢子

【作者直営サイト】Sally Gardens
【絵師直営サイト】
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ファンサイトはB館26号ひみつの階段をチェックしておけばほぼ完璧です〜。

★2003年1月19日(日)
『Q.E.D 14巻発売』

だいぶ知ってる人も増えてきたようですが、それでもやっぱり告知しておくべきかなあと。
隔月刊のマガジングレートに好評連載中のミステリ漫画Q.E.Dの14巻が発売になりました。この漫画は巷に数あるミステリ漫画の中で個人的にはもっとも評価の高い漫画です。
この漫画の最大の特徴は、推理のバリエーションが実に豊かなことです。推理漫画の開拓者金田一〜をはじめとして、この手の作品はやたらめったら周りの人が死んでばかりなのがどうも……という方には特におすすめ。通常の殺人事件はもちろん、コンピュータ犯罪や数学の定理、裁判劇まであって読んでいて飽きません。
ミステリファンを自認しているのにこの漫画を読んだことない方、それはいけません! ぜひともお読みください!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■電撃hp掲載小説データベース
イリヤの空、UFOの夏ファンサイトであるYESにおいてあるものです☆
資料価値は高いと思いますので、調べ物の際など参考にしてくださいね☆
なお、川上さんの都市シリーズは特殊なのでぜひとも「小説」としてデータベースにのせていただけたら嬉しいです☆

■リリアンミシュラン(俺ニュース1月19日更新より)
ええと、まいじゃーでは普段CG関係のリンクとかはあえて扱わないようにしているのですが今回あまりにも圧巻な分量を俺ニュースにて扱っていたのでリンクしてみました☆
マリみてファンの方はチェックしてみてくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ひみつの階段→bk1→amazonは、女子高を舞台にしたちょっと不思議なファンタジーコミック。古い学校にありがちな(ホラーではない)いろんな不思議に遭遇する寄宿舎の学生たち。
その目を通して、青春時代の一幕を描くというか……紹介するたびに思いますが、非常に言葉にしにくい作品です。しかし先日紹介したexciteのマリみて特集でも取り上げられていたようにはまっている人は多いようです、とだけ申し上げておきましょう。

さてさて、本日の台詞解説。
小説書いててスランプで落ち込む友人を励ましている構図です。人間逃げてばかりじゃダメだけど立ち止まることも必要だよ、と。

「…夢 さっきまでなんかすごく小気味のいい夢 みてたような気がするんだけど」
「へえどんな?」
「ああだめだ どんどん消えてく
なんか すごーく惜しいことしてる気がする…」


出典:ひみつの階段 (コミック)/ポプラコミックス/紺野キタ/2巻128P
キャラ:花田まりえ&?

【作者直営サイト】Sally Gardens
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年6月21日(土)
『業界を支える振りをして大黒柱を食い荒らすシロアリは徹底的に駆除すべし』

要はこれこれ。この古書店の行動、法的には問題ないです。開き直り具合からして、たぶん事前に法律の抜け道を用意してからやってますね……。
まあそんなわけで。
まんだらけで商品買うのはやめましょう。平気で盗品スレスレの生原稿を扱い続ける銭の亡者の片棒を担いではいけません。
なお、この件は深くつっこむといろんな問題を抱えているため、掲示板で論議すると収拾がつかなりそうなので、各自の検討事項ということで(^^; 詳細情報が必要な方は2chのこの辺をチェックしてみてください(嘘・偏りも多いので自分で情報は選別してくださいね)

「記述武装、論述展開。『殲滅』を実行します☆」
ほんっとに葉子さんに広辞苑アタックをかましてほしいと思いました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はおやすみです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ひみつの階段→bk1→amazonは、女子高の寮で起こるちょっと不思議な出来事を描いたコミックです。多感な少女の心情をうまく描写しつつ、おとぎ話のようなちょっとした不思議な体験と組み合わせているのですがこれがもういい話なのです。
リアル学生よりもむしろ卒業しちゃった人に受けるかもしれませんが、もちろんリアル学生さんにもぜひぜひお勧めしたい良作。今までに何度か紹介しているので多少知名度もあがってきてはいると思いますが、未読の方はこのちょっと不思議ないい話をぜひとも体験してみてください。
例えばわかつきめぐみ。例えばマリア様がみてる。それから丘の家のミッキーとかその辺に興味のある方はより転びやすいと思います。

さて本日の台詞解説。
夢オチシーンなんですけど、こういうことって実際の生活してるとありませんか? すごくいい夢だったんだけど起きた瞬間に忘れてしまい「メモっておくんだった!」みたいなことは。
死ぬまでとっておきたい夢のかけら。


ヒミツの保健室

「勉強を始めるとさ すっごく掃除をやりたくならない?」
「あー わかるぅ
スッゲーわかるっ!」
「…………
じゃ 行こうか 学問の神のいるところへ」


出典:ヒミツの保健室 《コミック/YKコミックス/山東ユカ/OURS2002年2月号247P
キャラ:香椎先生&生徒

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
調査した限りでは関連サイトは発見できず。

★2001年12月31日(月)
『健康のため、歩きすぎに注意しましょう((爆)』

2度とやるかっ!!


……前日の雑記に書いた東京駅から有明まで徒歩で行くという無謀な試みは、4時過ぎに列に並んで決着。途中で道がわかんなくなって、遠回りルートになったりした分も合わせると4時間歩きっぱなしでした。
未だに足にはダメージが残ってます(^^; いやあ歩くのはやめたほうがいいと思いますよ?<そんな馬鹿はお前だけ
千夏さんの協力のおかげもあり、無事にマリア様がみてるとかマリア様がみてるとかマリア様がみてるの同人誌を多数ゲットして喜んでる次第です(笑)
ついでにオフ会いを敢行。(誤字じゃなく、何も決めてなかったのでちょっとだべってすぐ終わってしまいました(^^; )火霊さん千夏さん神薙さんおつかれでした〜。

さて、クリスマスに続きプレゼントのお知らせです。
月姫の作者奈須きのこさんの小説『空の境界』を、必要もないのについ2セット買ってしまいました。そこで「空の境界」上下セットを1名の方にプレゼントします。(ただ申し訳ないのですが、送料だけ負担して下さい)
希望される方は件名に「空の境界希望ったら希望」と書いた上で、私のほうまでメールしてください。
ちなみにそんじょそこらの商業小説真っ青の厚さ+表装の豪華さを誇ってます。画像はこちらに。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

木乃葉子さんは外出中なので、トピックの更新もお休みです。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「ヒミツの保健室」は、保健室担当の派手好きでナイスバディで稼ぎには不満があるけ強度の年下美少年趣味のために学校に残っている香椎先生が、好き放題やるコメディ4コマ漫画です。
しれっとした顔をしてわがまま放題で、頭はキレるわ性格は歪んでるわとそりゃあもう!

本日の名台詞ですが、説明するまでもないというか。私は既に社会人なので、こんなものは過去の思い出話で済みますが、現役の方。
思い当たる節はありませんよね?
もしあろうものなら・・・その時点で敗北しているかもしれません。ご注意をば。
わかってはいけないことも世の中にはあるのですええ。
(01/12/31)

本当に駄目なのは手応えも不明!
分からないところも分からない
全然ダメの二の句は無い…

出典:ヒミツの保健室 (コミック)/YKコミックス/山東ユカ/OURS2002年9月号230P
キャラ:亮子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

関連サイトはない、と思います。

★2002年8月2日(金)
『応援終了〜』

本日で応援業務は終了。撤収準備に右往左往中。

そんなわけで本日も思い切り手抜き風味でお届けします。土曜日まではこんな調子かも……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■山梨県立科学館のラット解剖教室が抗議殺到で中止に(各所より)
ええと最初は話題にするつもりなかったのですが、抗議した動物愛護団体代表=ペットショップ経営者ということが発覚したので載せることにします☆ あまりにもツッコミどころ満載です☆
「知ってる? かわいそうっていう言葉はその時点で相手を見下しているわけだよ」
本当にかわいそうな人もいたものですね☆
こんな人に広辞苑を使うと穢れるので使ってあげません☆

■萌えれない諸兄に贈る 『本気で薦めるシスプリ論』カトゆー家断絶より)
普段萌え系のリンクは避けているのですが、これは興味深く読めたのでリンクしておきますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ヒミツの保健室は、やることなすこと強烈な保健医の香椎先生と、むりやり手伝いをさせられている佐々木さんが中心のコメディ4コマ。以上、解説終了。

上の台詞は、佐々木さんがテストの出来具合を聞かれて「全然ダメだった」との返事を受けてのもの。
――なるほど、確かに一番タチの悪いのはなんかそれなりに出来てたような気がしたけど結果は最悪というやつかも(^^;


氷菓

この旅、おもしろいわ。きっと十年後、この毎日のことを惜しまない。

出典:氷菓 (小説)/スニーカー・ミステリ倶楽部/米澤穂信/絵師:上杉久代/89P
キャラ:折木供恵

【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年3月10日(水)
『ねこーねこー』

台詞で引っこ抜けないのでここで紹介。


ねこだらけ物語→bk1→amazon、この本の特徴はいとも簡潔に説明できます。
猫バカなら即買い。
猫好きなら高確率で転ぶ。
それ以外の人は……ま、どうでもいいか(ヲイ
戦争か何かの影響で人口の激減してしまった世界で、水辺で細々と暮らす人類。そんな中での猫と人間の微妙な関係を描いてます。作中の三人称には人間視点とねこ視点があるのですが、このねこ視点がもう、もう!!
猫で悶え苦しまない方にも、椋本さんというイラストで陥落する可能性を考えて表紙絵をサービスしておきました(笑) EXノベルスですから、文庫サイズよりも大判です。小さい本屋だと入荷してるかどうか怪しいですが……(^^;
とにかく猫。人間様なんてどうでもいいんです。猫です猫。そういう割り切り姿勢が実に心地よいある意味大変まいじゃー度の高い小説と言えましょう。
ねこーねこー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ハイウイング・ストロール ラフイラスト集
小川一水さんの新作ハイウイング・ストロール→bk1→amazonのイラストです。
「おお、あの白黒イラストがカラーだ。てなわけで読了した人は必見かな?」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

氷菓→bk1→amazonは、神山高校古典部に所属するメンバーが学園のちょっとした謎にぶつかりそれを解いていく話です。一応ミステリのカテゴリに入るとは思います。が。
そもそもミステリ/ミステリじゃない論議そのものに意味がない作品と言えるでしょう。青春小説としか言いようがありません。やはりこの微妙な空気は読んでみないと伝わらないかと。

では本日の台詞解説。
……なんですが、実はこの台詞(というか手紙)の人物は作中ではほとんど登場しません(^^; しかし、この台詞はあまりにも印象的であったので使わせてもらいました。旅の途中で弟に、今の自分の心境を表したものだと思ってもらえればいいです。

「僕が貶める時には、君は無色だって言うよ」

出典:氷菓 (小説)/スニーカー・ミステリ倶楽部/米澤穂信/絵師:上杉久代/134P
キャラ:里志

【作者直営サイト】汎夢殿
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年3月11日(木)
『個人的評価: 学校を出よう!>涼宮ハルヒ』

いろいろ癖が強く、話もわかり易いとは言えないので間違っても万人向きではありませんが、個人的には『学校を出よう!』シリーズ→bk1→amazonは涼宮ハルヒのシリーズよりもずっと好きです。
3巻を読んだ時点でそういう評価に落ち着いたんですが、4巻になってさらにその思いは強くなりました。トリックスター的なキャラや(時には不毛としかいいようのない)狂言回しの応酬が好きな方はきっと気に入る思います。1巻で脱落した方も、なんとか3巻までがんばって読んで欲しいと思います。そこまで読んで、なおダメだと思ったら……すいませんとしか言いようがないですね(^^;

ただし、話がすっきりわかりやすいという点では明らかにハルヒに軍配が上がるので謎は常にすっきりクリアーにという方にはあえておすすめはしません。4巻の仕掛けはなかなかおもしろかったかな。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

氷菓→bk1→amazonは、神山高校古典部に所属するメンバーが学園のちょっとした謎にぶつかりそれを解いていく話です。昨日も紹介してるので詳しくは割愛。

では本日の台詞解説。
これは説明が必要ですね……会話の中で話題になっているのは個人の色。性格に例えて、例えば主人公のことを彼の友人は「灰色」と言ってます。
ここで重要なことは『灰色は何色にも染まらず、どこまでも灰色であり続ける』ということ。そういう前提で上の台詞が初めて成り立ってます。では無色の場合は?


ぴよぴよキングダム

「……でも、歌なんかうまくたって、食っていけねーっての!」
「恋だの愛だの寝言を言ってるヒマがあったら! 稼ぎを見せろっ!」
「あたしはあんたのプリンセスじゃない! 野蛮な地球の野蛮なメスガキだっ!」
「でもねえ、ヒヨコのおにーさん? あんたのプリンセスが言いたいことは、あたしにもちょっとは判る。だからあたしが言ってやる。うぬぼれ屋のあんたにもきっちり通じるようなストレートな言い方でね。いい? ピッチパッチの恋はそりゃあ確かに歌で始まるけど、最後は巣立ちだろ? そして巣立ちの前には! 子育てだろっ!?」
「夢みたいなことばっかり吹いて! オンナ落とせると思ってんのかっ! 甘い甘い甘いんだっ! わかったかっ、このお調子者のぷよぷよのぴよぴよの宇宙ヒヨコっ!」

出典:ぴよぴよキングダム (小説)/MF文庫J/木村航/絵師:竹岡美穂/デザイン:伸童舎/編集:?/57P
キャラ:磐倉あかり(あかリラ)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】nezicaplant

特記事項なし。

★2004年10月25日(月)
『帰りました。寝てしまいました』

エンタマ行って来ました(ま、それだけでもないんですが……いずれまた)。
えー、参加人数をなめてました(汗
9時半位に並んで10時開場、入ったのは45分後。わー……
こんな感じ。


人〜!


エマ〜!


キノ〜!

という感じでしたええ。
さっぱり判らんと思うので明日もレポートの続きをお送りします。
「このライトノベルがすごい!」新名称アンケート投票ありがとうございました!(まだ投票できるようになってますが気にしないで下さい。今日直します……) それでは協議の方に移ります。結果発表までしばしお待ちを。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ぴよぴよキングダム→bk1→amazonは、トリ型高等異星人が突然地球人の元にやってきて、主人公たちをパートナーとして恋の勝負をはじめるという話。それ以上のことはあえて説明しませんが、基本的には一度勢いがついたらそのまま一気に読める話です。ラブコメが基本ですが、コメディ分はそこそこ。

えーと台詞解説の時間なくなってしまいました。許せ(汗

「愛してます磐倉あかりさん。あなたは美しいです磐倉あかりさん」
「ぬおッ……!?」
ヤバい。マジだ。こいつは全身全霊マジで言っている。克麿の上気した顔とうるんだ目があたしは怖かった。もっと怖いのはストレートきわまる言いぐさだ。愛してます? あなたは美しい!? 冗談じゃないっつーの頭使えよ青少年。ンなこといわれて「まあ」ってなる女がこの世にいまでも絶滅してないなら少子化社会の諸問題もけっこう解決してるだろうさ。でもあいにくあたしはそういうタイプじゃない。
にもかかわらず、やっぱりその言葉にはパワーがあって、できあがり分量五百グラムのあんこに入る砂糖の分量五百グラムの凶暴きわまるレシピみたいな種類のパワーだ。しかも克麿には素質がある。顔とカッコと金、三拍子そろってる。あたしが野蛮なパワーの直撃に耐えて倒れなかったのはただひたすらに日頃の経験の積み重ねのおかげだった。愛してます? そいつはどうも。ところであんたはあたしが好きか女が好きか。それともなにか別のもんが好きか。だとしたら、それはなんだ。ゼニか。ゴールドか。

出典:ぴよぴよキングダム (小説)/MF文庫J/木村航/絵師:竹岡美穂/デザイン:伸童舎/編集:大喜戸千文/164P
キャラ:磐倉あかり

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】nezicaplant

特記事項なし。

★2004年11月11日(木)
『第二回、の私信みたいなもの』

関係者のみなさま、他事にかまけていて申し訳ありませんでした(汗
ようやくほぼ肩の荷が下りたので、そちら方面への注力を再開します。というわけで水面下では第二回このラノ(仮)は着々と進行中。ちなみに絵師は継続して募集中です。一枚でも二枚でも書けそうな方はぜひどうぞ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ 富士見ファンタジア文庫――神坂一。そして2人の天才と2人の秀才
五代ゆうさんと、滝川羊さんの話。
「……風の白猿神→bk1→amazon!! これしか出していないのに1995年の作品が未だにちゃんと手に入ると言うこと自体すごさを証明しています。
それから五代ゆう作品は『本当の』ファンタジーが読みたい方におすすめです。今度風と暁の娘 パンツァードラグーン オルタ→bk1→amazonを出されるわけですが、ゲームのことなど知らなくても外れはない!と読む前からあえて断言しておきます」

■米澤穂信さん12月新刊、正式タイトルは「春期限定いちごタルト事件」
「米澤さんにはさよなら妖精→bk1→amazonで転びました。楽しみです」

■電子書籍市場は離陸したか? Timebook Townの取り組み
■電子書籍は、なぜ飛躍できないのか〜立花隆氏講演Mystery Laboratoryより)
本好きでない方は、わざわざ数万円も投資して電子書籍用の端末を買うなどありえないのです☆ ヘビーユーザー向けにまずは絞るべきなのです☆ ええと、撲殺にも電子書籍より紙の方が優れているのです☆
「うんうんその通…え?(汗 」

■撲殺天使ドクロちゃんドラマCD、申込締切は11月12日(金)
急ぐのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ぴよぴよキングダム→bk1→amazonは、時間の都合でそれとなく前回の説明をパクりますが、トリ型高等異星人が突然地球人の元にやってきて、主人公たちをパートナーとして恋の勝負をはじめるという話。それ以上のことはあえて説明しませんが、基本的には一度勢いがついたらそのまま一気に読める話です。とにかく文章に勢いあり! あかりパートは特に盛り上がりますねー。

それでは本日の台詞解説。
というわけで文章の勢いみたいなものを切り出してみました。


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