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ノルマルク戦史

「作者(わたし)がのたうちゃ読者(あなた)は喜ぶ」

出典:滅びの星の皇子(ノルマルク戦史)/C☆NOVELS(中央公論新社)/赤城毅/絵師:とりそかべ馨/カバー見開き作者コメントより
キャラ:作者(笑)

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
うーん。なぜかファンサイトが見当たらない。小コーナーとしての扱いではかなりの量見受けられますが、作品に特化したものとなると「帝都探偵物語」関連の帝都の夜を走れ!のみ。何度か私が作りたい衝動にかられたんですが、時間ないしとうてい無理。だれか作ってくれー!
そうそう、赤城さんは日本推理作家協会に入っていますが、入会時のコメントがまた見ものです。

今日の台詞は反則です。まだ本編読んでないし(爆)。当然作品解説なんてできません。
しかしそれだけで終わるのもなんなので、ここは作者である赤城毅さんについて少し語ってみましょう。
今のところ、C☆NOVELSといういささか特殊な新書ONLYで書いているため、ほんとに限られた層しか知らないまさにまいじゃーな作家さんです。
各作品はどれも「冒険活劇」と呼ぶのがふさわしいお話ばかり。ストーリーはいたって真正直な直球。ストーリーの2手3手先は容易に想像することができます。
では先が読める物語はつまらないのでしょうか?応えは否。
赤城さんの作品の特徴というのは、わくわくする活劇そのものにあります。物語の原点回帰とでも言ったらいいんでしょうか。物語のお約束をきっちり踏みつつ、語り口とテンポのよさ、キャラクター描写の巧みさで読ませてくれる、最近ではかえってあまり見ない作風を持った作家さんです。
「有翼騎士団」全3巻、「魔大陸の鷹」全3巻、「帝都探偵物語」既刊7冊?出ていますが、まずは帝都探偵物語から入ってみるのが手ごろかと思います。大正末期、名探偵小暮の活躍するお話です。この大正という時代設定が密かにポイント高し。わくわくする活劇のなかにちょっと物悲しさを織り交ぜた絶妙な物語を楽しんでみてください。強力におすすめする作家さんの一人です。

さて、台詞ですが……読んだままです、ええ。
このサイトをご覧になっている方の中には、プロのもの書きの方がちらほら、さらに同人レベルとなるとかなり数多くの方が文章を書かれていることでしょう。そんなもの書きのみなさんに贈るすばらしい台詞です。
読んで発奮するなり頭を抱えるなりご自由な反応をどうぞ(笑)
ひとごとじゃない? そ、それを言われると……(^^;(01/3/24)


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