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い
いいのかな? わたしが教官なんかしてていいのかな? わたしのやり方は、ずるいやり方だもの。勝つためのやり方じゃないもの。生き残るためのやり方だもの。やっぱり、ヤマグチ教官みたいにはなれないよ。勝つためのやり方なんて教えられないよ。そうしなきゃって思うこともあるけど、そんなのずるいもの。自分だけずるをして生き残って、その事黙ってるなんて。誰かに教えないといけないと思う。勝たなくてもいいから、死にたくないのならこうすればいいって、そういうやり方もあるんだって、せめて誰かに教えなきゃ――なんのために生き残ったのかわからないよ
出典:E.G.コンバット キャラ:ルノア・キササゲ
な、長い……今まで名台詞を紹介してきた中ではたぶん最長。みてもらうとわかるんですが、途中で切ってしまうとせっかくの台詞が生きてこないと思って、あえてそのまま載せる事にしました。
シーンとしては,ルノアが購買のおばさん相手に教官としての自分の立場を独り言のようにつぶやくところです。こういう長尺の台詞がちゃんと「立って」いるところが作者のすごいところだと思います。
こと独白シーンに関しては、個人的には今のところE.G.を上回るものをわたしは知りません。特に戦場のすごみというのがごく自然に出てくると言うか。
ルノア教官の教え子に対する思い入れが伝わってくる一言です。
逃げないでください、最後までベストを尽くしてください!! さもなくば−−「人類の補佐」という使命、ならびに222-D@LUNORrnlunaの名において、私があなたを殺します!! 絶対にやりますからね!!
出典:E.G.コンバット3rd キャラ:GARP
ネタばれするので、前後の詳しい状況が書けないのですが、「E.G.コンバット3rd」のお話は、この前後の台詞が異様なまでの密度の濃さで、いくらでも名台詞が出てくる状態です。
ばれない台詞がこれだったというだけのこと。いやあ何度読み返したかわかんないけど、いいすっよこれは……。
ちなみに「鉄コミ」もいいらしいです。作者の人のうでのなせる技?まだ読んでないので宿題だなあ。
上でも書いたように、ネタばれ防止のため、台詞背景はルノアが人工知性体であるGARPに、「やらなきゃ殺す」とはっぱをかけられているとだけ言っておきます。
ロボットが人に「ベストを尽くさないと殺す!」と言うなんてねえ……。こういう発想自体がすごいですね。思いつきそうで思いつくもんじゃないから。
なぜ、お前らはここにいる?
出典:E.G.コンバット キャラ:ルノア・キササゲ
なかなか訓練の上達しない、ルノア隊の面々。ルノアの指導方針に対する疑問が徐々に頭をもたげ、ある日とうとう問いただします。普通なら考えられない状況、知性体の支援を借りずに作戦を遂行するという訓練に何の意味があるのか、と。
それに対し、ルノアは直接には答えずこういうのです。
以下、これは推測になりますが……「なぜ、お前らはここにいる?たぶん、100回に99回は大丈夫だろう。だが100回目はどうなる?そこでおしまい、待っているのは「死」だ。その1回に備えるのが生き残るために私達のやるべきことじゃないのか?」
というようなことを言いたかったんじゃないでしょうか。
あくまで推測ですけど。
いま、ここでこうしているのには理由があるはずだ、そういう問いかけですね。うみゅ、かっこよくてよろしいです。
…あの約束、忘れないって約束してください
出典:E.G.コンバット3nd キャラ:カデナ・メイプルリーフ
昨日、じゃないおとついに引き続きE.G.コンバットより。もっといい台詞はあるんでしょうが、まだラストまでたどりついてないんです。
ごめんなさい。
台詞としては、とある状況から抜け出したカデナが、ルノアに諭すように話しているものです。
以上解説終わり(笑)
……すいませーん、こんなの説明できないですぅ。これはどちらかと言うと、台詞から情景が目に浮かんでくる、ってところに意味があると思うんです。このシリーズを読んでれば、ですけど。
だから買って確かめてください。
(やっぱり解説になってない)
…ご武運を。あなた方の行く先にいつも温かな空気がありますように
出典:E.G.コンバット2nd
キャラ:GARP
重度のまいじゃー、E.G.コンバット。そういえば今月は3ndが出ているはずですね……買わねば。というか、この小説はライトノベルスのファンはむろん、SFファンに強く勧めたい1冊です。表紙でごまかされがちですが、そんじょそこらのSFは泣いて逃げ出す本格派。
さて、台詞なんですが、今回のこれはネタばれの危険がでかいのであまり具体的な状況は書きません。GARPは機動歩兵ユニットの人工知性体ですが、戦いに赴く際に主人公達に向けた台詞です。
月面を舞台とするため、こんな台詞が出てきたんでしょう。宇宙における空気は貴重なので、こういう表現を思いついたんでしょうが……くぅぅぅぅ、これぞ軍人魂!敬礼!
軍にいるべき人間なんていうイキモノの方が、ほんとはどうかしてるのよっ!
出典:E.G.コンバット3rd キャラ:カデナ・メイプルリーフ
この台詞の背景ですが、ややこしい細部ははしょりましょう。要は、敬愛するルノア教官を悪く言われ「ルノアは軍のはみだしもので、軍にいるべき人間じゃない」みたいなことを言われるに及んで、カデナが、かっとなって言い返した台詞です。
ほんとの話、まともな人間には軍人は勤まらないんじゃないかと思いますね。
一般社会で必要な性格・才能と、軍において必要なそれとは根本的に異なるでしょうから……。
さて、今日はここで終わりじゃありません。
ほんとは「E.G.コンバット3rd」で真っ先に名台詞にしようとしたものの、あまりにネタばれ度が高すぎて断念せざるを得なかった台詞があります。
本日はその中から、とりあえず一個をご紹介。
ただし!読んだ人だけ。
まだ途中の人、もしくは読む可能性のある人は見るのをやめましょう。せっかくの小説がおもしろくなくなります。
裏・名台詞にはこちらから〜。
わたしにはこれしかありませんから。わたしはこれでみんなを守るんです
出典:E.G.コンバット2nd キャラ:チャーミー・グリント
ちょーっと2日間ほどさぼってました。もうしわけございません_(._.)_
E.G.コンバットでは常識人ゆえ、いまひとつ影の薄い印象のあるチャーミー。でも電子戦をやらせたらかなうものなし!
上の台詞も、ちょっと電子戦に関わりのあるものです。
チャーミーが盗聴をしていないかと聞かれ、していないと答えた時に「調べてもいいんだけど?」という脅迫めいた言葉を受けます。
しかしチャーミーは毅然として、「調べても自分なら痕跡を残さないから無駄だ」と言いきるのです。
自分のたったひとつの武器。
「仲間はそれで守る」と言う、仲間への深い想いが伝わってくるようですね。
電線に、電気を通すと、そこには意識が生じるんです
出典:E.G.コンバット2nd
キャラ:エディパ
いろいろとE.G.コンバットについては今までも評価してきましたが、このシリーズの最大の魅力と言うのは、実のところ人工知性体の描写なんではないかと思うわけです。
人間くさくて、けれども確実に人間と違う理論形態は持っている……そういう描写。言うのは簡単ですが、それを実際やってのけるこの作品には感服します。
名台詞ですが、その問題の人工知性体エディパの発言です。
まだ訓練生だったルノアに、機械の死生観のようなものについて語っているもの。機械にも心はあるんだよって。
本編では割とさらっと流してますが、実はすごく「重い」言葉なんじゃないかと。これ読むと、ますます知性体も同じ生物だと信じるしかなくなります。
人間の脳だって、結局は電気信号が流れてるわけだし。
脱帽ですね、この表現。
教官、音楽が聞こえます
出典:E.G.コンバット3rd キャラ:カデナ・メイプルリーフ
ちょっとここんとこ閉鎖都市が続いたんで、小休止。E.G.〜に舞い戻って見ました。しかし、何回読みなおしても、やっぱりいいですねこれは。新作の「猫の地球儀」と言い、人工知性の描写において、秋山氏はほとんど特異なまでの才能を有しているようです。
さて、本日の台詞なんですが……またしてもネタばれすぎで解説できません(最近こればっかだな……)。少なくともおちゃらけた場面ではないことは保証しますが、それ以上のことは決して言えない! それだけはだめ。何度でも言いますが、万一読んでない場合はすぐにでも読みましょう。
そして読んだ事のあるひとならば、たぶん一発でどこの台詞か思い出せる事でしょう。そう、アレです。涙せよっ!
「わたしは何をすれば、わたしは、わたしはどうすればいいんですか!?」
「応援しろ!!」
出典:E.G.コンバット2nd/電撃文庫/原作・☆よしみる 著・秋山瑞人/182P
キャラ:ルノア・キササゲ&スカグネティ中尉
【直営サイト】なし
メディアワークス内の、メゾン電撃で秋山さん自らサイトを開設する予定、なんですが今現在まだないです。ファンサイトなら、神聖帝国内の神聖瑞人帝国がよろしいかと。ML・データベースも搭載。
補足。ほんとは会話文の間にちょこっと地の文入ります。
「E.G.コンバット」は、ちょっとコミカルなノリを漂わせた、その実かなりハードなSFです。
「反応速度の女神」とまで異名をとる、北米管区最年少大尉・ルノア。その英雄が恣意的な理由で、前線を離れかつて卒業した月面の訓練校の教官として着任することになります。着任した彼女を待っていたのは、どうしようもないおちこぼれ集団5人組。このおちこぼれを鍛えるため、彼女の苦闘がはじまるのです……。
この作品は表紙絵など、ライトなふりをしてますが、全然違う代物。幕間にあふれるコミカルさと、軍隊の本質に突っ込んだシリアスな描写がどうやって同居しているのか、読んでると感動さえ覚えます。特に妙に人間くさいAIと、はったりの利いたハッキング行為などの描写は特筆すべきところでしょう。ライトノベルスファンにも、硬派なSFファンにもすすめたい逸品です。
さて、本日の台詞。初の実戦任務で、武器も失ったルノア。敵プラネリアムの圧倒的な攻勢のの中、絶望的な防戦を続ける上官に、自分はなにをしたらいいのか必死になって聞く彼女に、中尉はただ一言答えたのでした……。
極限な状況というのが、この台詞でいやでも伝わってきます。この台詞は自分の中でかなり忘れがたい位置を占めてます。(00/6/4)
クズはどっちだこの無駄飯食らいが!! 『敵前逃亡』だと? 笑わせんな!! 戦うべきときに戦わずに逃げた奴はてめーの隣にいるんだ!!
出典:E.G.コンバット2nd/電撃文庫/秋山瑞人/252P
キャラ:ペスカトーレ・メッシナ
【直営サイト】なし
あいかわらずメゾン電撃内に動きなし。いつ見られるものやら……。
「E.G.コンバット」は……すいません以下は数日前の記述をそのまま使用します(^^;)
ちょっとコミカルなノリを漂わせた、その実かなりハードなSFです。
「反応速度の女神」とまで異名をとる、北米管区最年少大尉・ルノア。その英雄が恣意的な理由で、前線を離れかつて卒業した月面の訓練校の教官として着任することになります。着任した彼女を待っていたのは、どうしようもないおちこぼれ集団5人組。このおちこぼれを鍛えるため、彼女の苦闘がはじまるのです……。この作品は表紙絵など、ライトなふりをしてますが、全然違う代物。幕間にあふれるコミカルさと、軍隊の本質に突っ込んだシリアスな描写がどうやって同居しているのか、読んでると感動さえ覚えます。特に妙に人間くさいAIと、はったりの利いたハッキング行為などの描写は特筆すべきところでしょう。ライトノベルスファンにも、硬派なSFファンにもすすめたい逸品です。
ああ、手抜きしてしまった……。
さて台詞の解説ですが、ネタばれするので、経緯は省きます。 某事件に対する事情聴取を受けている中、あくまでマイペースだったペスがとうとう爆発します。 往々にして、本当の敵は戦場にはなく、むしろ後方の味方にこそいるというやつです。こういうくそったれな味方には天誅しかないでしょう、やっぱり。(00/6/10)
――ざまあみろ。ざまあみろ。わたしはずっとこの恐怖を抱えていたんだ。ずっと、ずっと昔から、私はこの恐怖の記憶と面つき合わせて生きてきたんだ。恐かったんだぞ、おまえなんかには想像もつかないくらい恐かったんだぞ。そして、そして――
――わたしは、あの、十一番目の恐怖の中から、生きて帰ってきたんだ。
出典:E.G.コンバット3rd/電撃文庫/秋山瑞人/絵:☆よしみる/125P
キャラ:ルノア・キササゲ
【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは神聖帝国あたりが定番。よしみるさんのファンサイトはベース★よしみるで決まり。
「E.G.コンバット」は、強烈な個性をもったSF小説です。
ルノア・キササゲは21歳の最年少少尉。その歳にして、すでに「敵」である生成晶撃破数歴代7位の記録を持っています。
その彼女が、やっかみで飛ばされ与えられた任務が月の訓練校の教官。赴任してきたルノアは、よりにもよって訓練校の落ちこぼれ5人組を鍛えることになります。その日からルノアの奮闘がはじまるのです……。
基本的にはコミカルなストーリーが展開していくのですが、SF的な設定は相当深く濃いものになっています。また、コミカルと言ったものの同時にとんでもない重さを持った作品でもあって、この全く異なるベクトルを違和感なく両立させているところが特筆すべき点かと。
それから秋山作品全般に言えるもっとも大きな特徴として『人間くさい機械』、これは忘れてはならないでしょう。個人的には、AIを描写させたら日本一だと思ってます。
よく言われるのが、『表紙で敬遠していたが、実際読んでみて今まで敬遠していたのを後悔した』という話です。食わず嫌いしてるなら損ですよー。
さて、本日の台詞解説です。
これはルノアが、その上官であるヤマグチに「恐怖」を伝染させて「暗い喜び」を感じている様子です。普段はそういう性格してるわけじゃないのですが……人間誰しも自分の経験した『負の体験』を他人にも味わわせて楽になろうとする――そんな部分があります。この台詞はまさにそんなところを描写したもの。
この作品の持つシリアスな部分が垣間見える部分です。具体的にはなにひとつわからないのですが、なにやら得体の知れない迫力が伝わってくる台詞だと思うのですが……。(01/1/24)
「あいつの魂に軌道速度のあらんことを」
出典:E.G.コンバット/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:☆よしみる/2巻349P
キャラ:ルノア・キササゲ
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】YOSHIMIRU.com
特記事項はなし。
★2002年9月19日(木)
『本日のウイルスメール』
1件。271.2KB!!
……ADSLでよかったです(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■雑誌Cobalt10月号の読者全員サービステレカにはマリア様がみてるがある模様
掲示板で教えていただきました☆ テレカについては載っていませんが、こちらで記事の詳細はわかりますよ☆
「……あの。気のせいかボーイズラブ特集と書いてあるような?」
それを乗り越えてこそお楽しみは待っているのです。
俺の屍を超えていけ、ですね☆<意味不明
追記:
管理人はまだ未見につきテレカの絵柄などは不明です。
▼本日の作品&台詞解説▼
E.G.コンバットは……細かい説明は本日省略。テンションの高いキレたギャグなどが入り込みつつも、確実に侵食している「影」の部分の描写がすばらしいです。もちろん日常描写のちょっとしたけれども独特な描写も好きですが。
要するに秋山作品が私は大好きです、ということで。
ところでイリヤ空、UFOの夏が完結してからでいいので、ちゃんとファイナルも出してくださいと祈らずにはいられません。未完のまま置いておかれるのは耐え難い苦痛です(^^;
本日の台詞は、まあSF版追悼の言葉というところですね。
「…ご武運を。あなた方の行く先にいつも温かな空気がありますように」と並び、なんとも心に染みる一文です。
我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるとも屈せず。これ、後悔とともに死すこと無し。
出典:斑鳩 《業務用シューティングゲーム》/トレジャー/?/?/プロローグより
キャラ:?
【メーカー公式サイト】斑鳩
【絵師直営サイト】なし
設定や燃える台詞を網羅したファンサイトとしては、Hybrid Maro内にある斑鳩のコンテンツをご覧下さい。おかげでやっと台詞が堪能できました。ありがたいことです。
★2002年3月21日(木)
『転送量が……』
早い話が、サイトアクセスが増えすぎた模様。サーバーの管理会社から「一日の転送量が多すぎる(現在833MB)から何とかしなさい」とのツッコミが来ました(汗)。
察するにもともと転送量がかなり多かったところに、俺ニュースさんからのリンクが決定打になった、か? 規約上は転送量の上限なしでも、共用サーバーだから他の人に影響が出る場合はこの限りではないと謳ってあるしねえ……。現状は帯域を狭めたうえで継続利用させてもらえるようですが、今後つながりにくくなると思われます。ご了承ください。
あーどうしたもんか。
帯域保証プランの月額17500円なんて払えるわけないので、早いとこ手を打たねば……あー困った。
いっそ引っ越すかなあ、ドメインは持ってるからお客さんには影響ないし。
……予想外の事態に頭を抱えてます(^^; とりあえずはサーバー管理会社と相談してみますええ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■リンク連絡は基本的なマナー?HP運営者の約9割が「連絡欲しい」 (Books by 麻弥より)
「無断リンクは4割のユーザーが不快に感じる? え……(汗)」
リンクする時にほとんど連絡はしてませんよね☆
「うーん、個人的にはそんなにリンクについて把握したければアクセス解析つければ済む問題だと思うんだけどなあ……」
とりあえずリンク先に感謝の気持ちはすごくあるんですよ☆
この場を借りてありがとうござました、と伝えさせていただきますね☆
なおこの記事を読んで思うところあって、リンクフリーのところに「できれば連絡くれるとうれしい云々」は消しました。急に押し付けがましく思えてきまして……(^^;
▼本日の作品&台詞解説▼
斑鳩は、超激ムズのアーケード用シューティングゲームです。
自機が二つの属性を持ち、いつでも属性は切り替え可能。同じ属性の敵弾は吸収できるというシステムになっていて、一見弾除けが楽に思えるのですが、これがとんだ間違いで、吸収できるからとばかりに雨あられの弾幕が。
とっさに自機の属性を切り替えられない者には死あるのみ。よって、反射神経のない私には進むことのできないゲームなのです。しかたがないので上で紹介したサイトの台詞を読んで自分を慰めています(^^;
緊急回避用のボンバーもない、ひたすら上級者向けなゲームですね。演出がめちゃくちゃかっこいいんですよこれ!!
上の台詞は斑鳩発進前のもの。
詳しくは上で紹介したファンサイトをご覧になるとわかりますが……。燃えるという言葉以外表現しようがありません。
嗚呼、斑鳩が行く……。
嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・
望まれることなく、浮き世から 捨てられし彼等を動かすもの。
それは、生きる意志を持つ者の 意地に他ならない。
出典:斑鳩 《業務用シューティングゲーム》/トレジャー/?/?/Chapter:01
[理想 ideal] より
キャラ:?
【メーカー公式サイト】斑鳩
【絵師直営サイト】なし
設定や燃える台詞を網羅したファンサイトとしては、Hybrid Maro内にある斑鳩のコンテンツをご覧下さい。おかげでやっと台詞が堪能できました。ありがたいことです。
★2002年3月22日(金)
『だらだら』
やるべきことはいろいろありますが、まあそれはそれとして4連休に入ってます。有給をなんとかもぎ取ってきました(笑)。
さて、ここんとこライトノベル系の話題をあまり提供できていなかったんで、久々にそっち方面の話でも。
ファミ通文庫で「赤城山卓球場に歌声は響く」「フォーマイダーリン!」「天使のベースボール」と、デビュー以来超ペースで作品を連発している野村美月さん。3作品読んでみて得た結論。
おすすめ作家さんです。かなり。
ラブコメよりな話ですが、まずネタが変化球。赤城山卓球場〜などは、『どこからこういう発想が出てくるんだ』と思います。王道ストーリーで先が読めたと思った瞬間にでかいフェイントをかけられる感覚ですね。ですからこの方の作品は数ページ読んだだけで判断してはいけません。特に序盤から中盤に至る辺りが油断禁物です(笑)。
あとは文体。説明に困るんですが……独特です。感情表現のリズム、かな?
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私にはツボでした。
多少癖があって万人向きかどうかはわかりませんが、私はお気に入りの作家さんリストに加えましたですええ。
ファミ通文庫も捨てたもんではない、かな。その……正直過去の経験から言うと、ファミ通文庫は「目利き」が非常に難しい文庫なので(^^;
▼本日の木乃葉子トピック▼
■鶴田謙二画集『ひたひた』(人形の柩より)
4月26日発売だそうですよ☆
あとはこれでコミックさえ順調に出れば完璧ですね☆
「なにしろ10年で2冊しかコミックが出てないもんなあ……」
■やっぱりGOF製作してました
渡辺製作所で「Glove on fight」画面がちらっと公開されていますね。
まいじゃーではありませんが☆
「すいません、管理人の個人的興味です(^^;」
■『サイヴァリア コンプリートエディション』 ムービー(人形の柩より)
で、この話題もどこがまいじゃーなんでしょうか☆
「すいません100%趣味です(^^; ていうか今の今までPS2版が出るとは全く知りませんでした。生きててごめんなさい」
では死んでみましょうか☆
「それはイヤ」
▼本日の作品&台詞解説▼
昨日に引き続き斑鳩から。
いえ決して手抜きでは……あるような気がしなくもないですがたまにはいいじゃんと開き直ってみます。
「なしのは見ず知らずの人間の死が悲しいのか?」
「そっ」
「彼女の妹の為に泣くのか?」
「そんな… 泣くかも… しれません――」
「やさしいな なしのは」
「だって…………
駅長はどうしてそんなに冷たくなれるんです?」
「人間の行動は全てその欲望に基づいている そして それを失った人間は自分にも他人に対しても冷徹になれる」
「?」
「でも―― それは人間と言えるだろうか?」
出典:イグナクロス零号駅/DENGEKI COMICS EX/CHOCO/1巻114P
キャラ:神林ミランダ(駅長)&奈々子那なしの
【直営サイト】CHOCOLATE SHOP Float
リンクしといてなんですが……作者さん多忙のため、サイトは閉鎖同然な状態になっています。BBS以外はなんにもないです。
前日のお詫び。例によってうっかりして、プリズマティカリゼーション公式サイトのリンク張るの忘れてました……。AQUARIUSです。うう、いつものこととはいえ申し訳ないです。
さて、では気を取り直して。
「イグナクロス零号駅」は、SF漫画です。(余談ですが、私は本屋でタイトルに転んで、内容はなーんにも知らないまま購入してきました)
なんだかタイトルがどことなく某銀河鉄道を連想するかもしれませんが、これは軌道ステーションに起こる様々な事件に駅長と駅員が対していく話です。
「人の可能性」がテーマなのかな? オチなど変化球が多く、今ひとつつかみにくい部分はありますが、なかなかおもしろいです。
が、たぶんこのコミックの最大の特徴は絵の美麗さに尽きるでしょう。……待てよ、カラーが多いからそう思えるのか? それとも紙質がいいせいか? ともかく絵は美麗が一番!という方に特におすすめです。
それでは、本日の台詞解説です。
台詞は読めばわかるものなので、詳細な解説は入れませんが、人助けに動かない駅長を、なしのが説得しようとしているところです。
後半の部分がこの台詞の山ですね。
欲望を失った人間は、もはや機械と変わらない……そもそも欲の為に人間は犯罪に走るわけですが、その欲がなくなった存在は人間と呼べるか? 駅長の自嘲めいた台詞にも聞こえますが、なかなか深い台詞ではないでしょうか(00/8/28)
殺る(やる)気がないなら剣を抜くな
出典:覚醒(いざない)セルス騒乱記/デュアル文庫)/神代創/251P
キャラ:レスティア
【直営サイト】虚房
中身については未確認。
まずはじめに……風邪で調子が低下していたとはいえ、どうもつまらん台詞を選んでしまいました。
しかしまた考え直すのもなかなか辛いので本日は作品紹介のついでに台詞を抜き出したということでご理解ください。
では。
「覚醒(いざない)」はファンタジー小説です。ただし雰囲気的には伝統的なファンタジーの形態をとりつつも、設定の端々にSF的なものが見受けられます(あとがきでもはっきりと書かれています)。
森で記憶を無くした孤児として育てられ、妖精と意志を通わすことのできる巫女として成長した少女・シア。彼女が森で、胸部に不思議な文様を描かれた謎の巨漢に遭遇したことがきっかけで、静かな日々を過ごす彼女の平穏は終わりを告げます。
突如村を襲った兵士たちの殺戮にシアが悲鳴をあげたとき、ずっと眠ったままだった謎の巨漢はシアを守る戦士へと変貌を遂げたのです……。
言術、精霊、亜人といったファンタジーならではの材料が豊富にあります。なかなか味つけも良好で、ファンタジー好きな方は買って損はないかと思います。
ちなみに「はみだしバスターズ」の作者さんです。(私は未読)
で、台詞。
まあなんです。解説はやめときましょう。いまひとつおもしろみのない台詞を選んでしまったので解説も不要かと。(00/12/13-14)
「そういう涙、出るんじゃねーか」
出典:ISON (小説)/富士見ファンタジア文庫/一乃勢まや/絵師:宮沢波宏/303P
キャラ:トーヤ・フェニックス
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特記事項なし。
★2003年10月1日(水)
『伝説の……』
お忘れの方も多いかと思いますが、鶴田謙二画伯は漫画家です。イラストレーターじゃありません。短編・初期作品集入れてさえ既刊が2冊しかないけど。(追記:3冊だそうです。10月2日参照)そんな氏の新刊。新刊! 新装版じゃなくて新刊ですよし・ん・か・ん!Forget−me−not→bk1、→amazonはただいま発売中〜。あーやっぱりこの絵は最高です……。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■ライトノベル系文庫 創刊年表(Tinkle of a Bell)
2000年までのものですが、それ以降の創刊は富士見ミステリー文庫等ほんの少しなので流れは見えると思いますよ☆
追記:
昨日戯言っていた、表紙絵の変遷ですが小説が明らかにイラストを意識しだしたのは1976年のコバルト文庫登場以降だと思われます。個人的にはめるへんめーかーさん(コバルト文庫の挿絵)辺りからイラスト買いする層が出現したのではないかと見てます。
ソノラマがイラストを明確に意識しだしたのは、白背になってから? それ以前ももちろんイラスト重視傾向が見えてはいたんですが、緑背から白背に変わってから(1987年あたりだと思うんですが、正確なところがわかりませんでした)その傾向が加速しているように感じられます。
スニーカー文庫や電撃文庫が創刊当初からイラストを強く意識しているのはご存知のとおり。
萌え系イラストとの関係を探るにはもう少し分析がいりますが……最初のライトノベル年表からだんだん意識がずれて、もはや何を追っているのかわけがわかりません(^^;
▼本日の作品&台詞解説▼
ISON→bk1、→amazonは、第15回ファンタジア長編大賞の佳作入賞作品ですが、内容は近未来のアクションものと思っておけばよいです。しごく普通。(実はネタが切れました)
解説ってほどではないですが、泣かない人間には二通りあって、本当に何も感じていない人間と無感動なふりをしているだけの人間がいるわけです。後者は感情をずっと押し殺しているわけだから明らかに無理をしている。泣くというのは本当は大事なこと。ま、そんな台詞ですね。
笑ってよ……ねぇ。そうしたら私、幸せになれる。
出典:EVE burst error キャラ:EVE
このゲームを持ち出す度にいうことですが、続編の「EVE THE LOSTONE」は死ぬほど駄作です。
しかし、この作品は名作中の名作!(もう言い切ります)
WINおよび、サターンで発売してるので、サターンなどは買い時かも。ただし中古出てないかも。
続編と違って(しつこい)、あまり手放す気にはならない作品なので……。
不覚にもゲームで泣いたのは、これがはじめて……いや、2回目ですね。「白き魔女」でも泣いたから(笑)
女好きのきれもの探偵、小次郎と、依頼達成率99.9%を誇る凄腕エージェント・まりなが主人公の物語で、最初は無関係だった2つの事件がやがてひとつに収束していく、というものです。
上の台詞は、ラストに出てくるもので、ネタばらしが嫌なんでやめときますが、EVEが今にも死に赴こうとする姿を見て泣く、他のメンバーに対してまるで諭すかのように言った一言。
泣けます。
ええもう絶対。
人は約束なんかしなくたって生きていけるのよ。そんな言葉を聞かなくたって人は人を信じられる。あなたは必ず帰ってくる。
出典:EVE The Lost One/シーズウェア/?/?
キャラ:氷室恭子
「EVE The Lost One」はSS・PSおよびWINDOWSで発売されたAVGです。「EVE burst error」の続編に当たります。
マルチサイトシステムと呼ばれる方式を使っていて、全く異なる二人の別々の物語を交互に進めていき、やがて無関係だったふたつの物語に接点が見え始め、ひとつの大きな事件に収束していきます。一方の主人公から見て、まるで意味不明だった行動が、もう一方の主人公のシナリオを進めていくうちに明らかになったりするのです。
実は前作の「burst error」で脚本を担当していた菅野ひろゆきさんは、シーズウェアを退社してしまい、この続編はタッチしていません。で、だれが脚本を担当したのかは不明ですが、いったいどこをどうやればここまで非道くなるのかいうほど無惨な脚本のできあがり。そのため、「burst error」がサターン史上名高い傑作であるのに対し、「lost one」は大部分のファンからは「なかったこと」にされています(^^;)
大人の事情で無理に続編を作るとどうなるか、というのを体現したゲームと言えるかも。
ちなみに詳しい内容をお知りになりたい場合はこちらをご覧下さい。前作はぜひともプレイしてほしい! 損はしません! lostone? やる必要なし(笑)
で、ここまであおっておいてなんですが……。
いったいどういう状況で使われた台詞だか、どうしても思い出せません。
おそらく、恋人(のようなもの)があぶないところへ赴くにあたり、「帰ってくると約束する」と言ったことへの返答じゃないかな?調査不足により、原典とつき合わせていないので、あやふやなことですいません。もし違っていたら、即刻修正いたします。
でも引用元が不明でも、かなり気に入りましたこの台詞。
おねがい私のことはもう忘れて!
あなたとは あなたとは 食生活が合わないのっ
出典:癒しの葉 キャラ:リリアナ・ローズウッド
紫堂恭子作品「癒しの葉」。本格ファンタジーと銘打たれてますが、むしろ聖者を巡る若者たちの「心」が主題の作品ですね。「辺境警備」を教えてもらってから、これを購入してみましたが、これも当たり。紫堂恭子作品は全部集める必要が出てきたようです(笑)
作品自体はコメディ要素もありますが、どっちかと言うとシリアス調……なのですけれど……今日の台詞は思いきり脱線状態です。
玉の輿を狙うリリィは、金持ちの息子アジンに積極的に言い寄り、アジンもすっかりリリィに夢中になってしまいます。
一見上手く行くかに見えたこの話、実は悲劇がまっていたのです!
アジンは超甘党で、デートの時も甘いものばかり並べ立てるのですが、リリィは辛党。とうとう我慢できなくなったりリィ。かくして上の台詞のご登場となるわけです。
すごく悲しい破局の原因。芸能ニュースより悲劇的。
覚えておけハイダル おれは空では死なん!!
出典:イリスの卵 キャラ:フェイリン(飛鱗)
生きた鉱石「イリス」のジュラを守って逃走中のフェイリン。
複葉機で脱出をはかりますが、魔術師の飛行船に羽をやられ墜落の危機に陥ります。 そこで敵に降伏勧告をされたところ、言い返すのでした。
フェイリンは風使い。 空の上にあってはかなうものなし。そういう密度の濃いものが一言に圧縮されていていいですねー。
……おにいちゃんたち 天使…?
出典:イリスの卵 キャラ:カティア
いきなり空から降りてきて「絶対人にはなれない」とされるヒュドラをてなづけてしまった主人公二人。
本当は複葉機に乗ってやってきたのですが、飛行機など見たことない田舎に住むカティアには天使のように思えたのでした。
なんか小さいころの「純真な」気持ちをかきたてられますね(笑)
「わたしは新聞部を改革したいんですっ! 誰かさんみたいに世の中の常識を電波で手術したいんじゃありませんっ!」
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その1
50P
キャラ:須藤晶穂
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
神聖帝国内に秋山さんのファンサイトのコンテンツあります。さすがにイリヤの専門ファンサイトはないようです。
えー本日掲示板に書き込めなくなっていたようで申し訳ありませんでした。手直ししたので現在は書き込めるはず……です。もしダメなようだったらまた教えてください。
ところで。
東海地方の同志諸君!!
ヘルシングが東海テレビでも放映しますっ!!
11月2日(金)深夜2:50〜です。あっはっは、天は我らを見捨てずっ!!
最近になって、文庫本の新レーベルがいろいろと創刊されていましたが、その中に祥伝社の400円文庫というものがあります。ライトノベルというわけではなくて、SFとかホラーとかetcという感じですが、瀬名秀明、菅浩江、山田正紀、久美沙織、田中啓文(以上敬称略)といった具合にベテラン作家の書き下ろし作品が楽しめます。
この文庫で意外と重要なのが文章量です。はっきりいえば少ないです。
掲示板でも発覚した私を含む活字中毒患者の面々には、あるいは薄いと感じられるかもしれませんが、お手軽に読むにはもってこいかと。
SF系作品の中ではおすすめは菅浩江さんの「アイ・アム」→amazon。介護ロボットのミキの自我にまつわるお話です。ほんと、こういう話には弱いですね私(^^;
ではライトノベルに話を戻して。
「イリヤの空、UFOの夏」→bk1、→amazonは、どうも説明がしづらいので電撃の帯の言葉を借りると、ボーイ・ミーツ・ガールなお話です。
主人公の浅羽はとある事情から、夏休みの間ほとんど裏山にこもりっぱなし。夏休み最後の日、せめてもの一夏の思い出にと深夜の学校のプールに忍び込んだのですが、そこで目にしたのはスクール水着の女の子が一人という異常事態。しかも「いりや」と名乗るその女の子の手首には銀色の球体が埋まっていたのです……。
その1ということもあって、大きな事件が起きるわけでもなくあくまでも日常の延長線上として女の子との交流が描かれていきますが、人物同士の掛け合いが楽しくて一気に読めてしまいます。
そういうわけで、本日の台詞はあんまり本編のストーリーとは関係ありません。主人公の所属する新聞部では当然新聞を発行しているんですが、なんとその名称が園原電波新聞。その前身は太陽系電波新聞。ま、その辺の話が能力はあるものの奇行で有名な部長への怒りにつながっています。
いやもうとにかく笑わせてもらいました。
(01/11/1)
やっぱり、あんな奴のことなんか放っておけばいいのだ。
だって仕方がない。いないんだから。すぐ放送で呼び出されて早退してしまうのだから。何か事情があってのことなのだろうが、そのことを話してくれるならともかく、だんまりを決め込んでいる奴の都合など斟酌してやる義理はない。ただでさえ友達もいないくせに、せっかくの学園祭をひとりぼっちで過ごすはめになっても自業自得だ。放っておけばいいのだ。こっちだって学園祭の準備でいろいろ忙しいのだ。余計なお節介を焼いている暇はないのだ。自分はこれから、どこがどんな企画をやるのかを浅羽と一緒に取材して回らなければならない。それを紹介記事にまとめる準備も浅羽と一緒にやっておかなくてはならないし、学園祭当日にはこれらの企画を実際に見て回らなくてはならないから、浅羽と一緒に焼きそばを食べたり浅羽と一緒に焼きいもを食べたり浅羽と一緒に映画を見たり浅羽と一緒にお化け屋敷に入ったりしなけらばならない。もし清美にからかわれたら、こう言ってやればいい。
だって仕方がない。そういう企画なんだから。
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その2 145P
キャラ:須藤晶穂
帯コピー:その夏、少年と少女は出会った…。
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特化したファンサイトは見つかりませんが、秋山さんのファンサイトと言うことでしたら神聖帝国がおすすめです。
木乃葉子、トップページ占拠2日目。
(突然の展開についていけない方は前日の名台詞参照のこと)
……はっ? なにがどうなってる? なんで縛られてるっ!?
まさか葉子、君の仕業か!なぜこんなことを……
「正当な権利の回復を行なっただけです。むしろ遅すぎですね。ともかくしばらくそこで見学をお願いしますね☆ ……これ以上、広辞苑を血で汚したくはないでしょう?」
おまえ! それでも本好きか! 本を凶器に使うなんて本好きの風上にもおけ
「問題ありません。本好きの方に諭されてブックカバーをしたので再利用できますから☆」
そ、そういう問題では……あぅ。
みなさん、こんにちわ。木乃葉子です。
今日も張り切っていろいろ紹介していきますね☆
先日紹介したブラウザ情報の書き換え、当ページでもなかなかはやっているようです。
「タイガージョーはアリスソフトのOnly Youに登場します。」「 好き好き兄チャマ with 14th Dream」「HELLSING OS ver.7.2/vampire/USO」「すずねえの弟になりたいんです。祖母を質に入れてでも」……タイガージョー? すずねえ? 広辞苑には載っていませんねえ。紳士名鑑を見たほうがよいのでしょうか。
ちなみに傑作はこれです。
ブラウザ流派当方腐敗。
ブラウザも政治も人格も、腐敗を自覚するのは大切なことですね☆
では、本日も小ニュースから。
●ガンパレードマーチ、ドラマCDのCM。
メインキャラクター総登場の豪華なCM。ちなみにmp3形式です。
●R.O.D.5巻、12月に発売?(ネタ元:倉田英之ファンの声メッセージバンクの掲示板)
裏の取れてない情報なので、噂程度に聞き流しておいてくださいね☆
それじゃ昨日に引き続き、「イリヤの空、UFOの夏」→bk1、→amazonから台詞をお届けします。
今回意図的に、怒涛の垂れ流し文章の一端を感じてもらおうと、わざわざ長い独白を用意しました☆
決して他にネタがなかったわけじゃないですよ?
この台詞もあまり解説できませんが、作品におけるヒロイン格の伊里谷にいろいろな意味でおだやかならぬものがある晶穂の心情告白とでも思ってください。
女心は複雑なんです本当に。
私と一緒ですね☆
追伸:試験的に帯のキャッチコピーも掲載してみます。掲載位置、ネタばれに関する配慮などご意見があれば掲示板までお願いしますね☆
(01/11/11)
「ほ兄ちゃんは変態じゃないもん!!」
出典:イリヤの空、UFOの夏 《小説》/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/2巻52P
キャラ:浅羽夕子
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
ファンサイトは定番となってます神聖帝国を。あとイリヤの方のイラストからだと想像しにくいかもしれませんが、駒都さんのサイトはロボット絵がかっちょえーですええ。
★2001年12月2日(日)
「最近、トンボさんはまいじゃー認定をさぼっていますね☆」
え? な、なんのことやら……
「ここはまいじゃーサイトであって、名台詞サイトではありませんよ?」
えーと。
「これでは毎日更新などいっても片腹痛い限りです☆」
……………………
「応答せよ応答せよトンボ特派員」
すいませんごめんなさいネタにしないと更新できない弱い自分を許してくださいでもそんな自分がちょっと好きかなあなんて前向きに思ったり
「えいっ、制裁の一撃です☆」
ああ、コンヤハコンナニモコウジエンガキレイダ――
暗転。
▼本日の木乃葉子ニュース▼
■蔵書管理アプリケーションソフト「ココロ図書館」12月13日発売 (アニオタニュースの11/30より)
「ココロ図書館」そのものはひたすら萌えに特化したコミックなので、まいじゃーと路線が違いますが、どれくらい実用に使えるソフトかいうことには興味がわきますね☆
どなたか人柱になってみませんか☆
▼本日の作品&台詞解説▼
「イリヤの空、UFOの夏」→bk1、→amazonは読め!買え!なおすすめ作品なわけですが、何回も紹介していると飽きが来るので今回は違ったアプローチで迫ってみたいと思います。
この作品の主人公・浅羽直之には夕子という妹がいるのですが、これがなかなか魅力的なキャラクターでよく動いてくれます。妹属性に不可欠な(笑)、思春期のおにいちゃんに対する微妙な立ち位置を保持しているのがポイント高し。
兄のことが気になるお年ごろなのですね〜。
で、名台詞にも登場させていますがお兄ちゃんのことを悪く言われていると思うと、思わず頭に血が上ってこんなことを口走ってしまう、と。
『妹萌えの方はせいぜい派手に墜落してくださいね☆』
葉子ちゃん、あんただんだん性格が強烈になっていくな。
ま、ともかくそういうわけです。
ちなみに「ほ兄ちゃん」というのは夕子が舌足らずなので、大声で叫ぶ時などこう聞こえるという設定の産物です。
決して誤植じゃないですから、ミノムシさんもみどりやさんも原典を確認したりしないように。
(01/12/2)
「しあわせでした――――――――――――っ!!」
出典:イリヤの空、UFOの夏 《小説》/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その2
33P
キャラ:水前寺邦博
【作者直営サイト】なし
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どっかにイリヤの空、UFOの夏を集中的に扱ったサイトはないもんんかと捜索中。今のところ発見できず。
★2002年2月24日(日)
『続・サボりモード』
ちと、事情があって木乃葉子嬢若かりしころ(12歳当時)のSSを書こうと思ったんです、が……。
だめだ、想像できん!
このようなおそろしい人物のかわいい頃を想像しろだなんて、私には無理。このまま脳内で腐っていきそうな予感が濃厚です……。
葉子「おそろしい、ですか☆」
やだなあ、聞き違えだって。おもわしい人物、つまりは素敵な人物すぎて小さい頃なんて想像もつかないと言ったのですよわはははは(汗)
引き続き、こちらで話題にした出版関連の問題について、図書館&新古書店問題臨時掲示板で意見募集中。
▼本日の木乃葉子トピック
■bk1、2月25日からコンビニでの料金後払いサービス開始
まいじゃーなみなさんにとっては耳よりなニュースです☆
つまりこれでカードなしでも、bk1で本が買えるということです。現金主義な方にもこれで安心して利用が出来ますよ☆
■堤抄子、ゼロサムで「アダ戦記」新連載
3月創刊のゼロサムで、異世界ファンタジーものを連載されるそうです。Gファンタジーのほうでも6月号から新連載との事ですよ☆ もっともGファンンタジーの方は、今や存続も危うそうではありますけれど☆
「え、エルナサーガの人だっ!!」
そうそう、堤さんと言えば聖戦記エルナサーガ。評判は非常に高いのに絶版になってしまい、復刻の待たれるところです。早く復刻してくださいね☆
さもないと……
「広辞苑アタックか? 許可する、じゃんじゃんやってよし!」
このコミックに関しては相当思い入れが深いご様子です☆
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏→1、2巻帯、→bk1、→amazonは、どうにも解説が難しいのですが、SFチックなボーイミーツガールものです。一部ではUFO綾波との怪しげな通称がありますが、それなりに的を得ていますので参考になさるのもよろしいかと(^^;
夏休み最後の夜、こっそり忍び込んだ学校のプールで衝撃的な出会いをした中学2年生・浅羽とイリヤと名乗る少女。謎多きこの少女を巡るいろいろな事件や、周りの人々のお話です。
楽しいけれど、どこかに危うさと切なさを併せ持ったそんな雰囲気の作品ですね。秋山さんは表現技法が独特なところがあって、こればっかりは読んで体験もらうしかありません。台詞もそうですが、特に平文の表現に注目してほしい方です。(例:夏の飛び蹴り男が、夕暮れの空を舞う。とかできそうでできない表現も秀逸)もちろんまいじゃーとしては全作品を強力におすすめしています。
上の台詞解説。
まあこれに関しては、ネタばれ?してしまいましょう。バイクでチェイスを繰り広げている中、カーブを曲がりきれずに川へとダイブする追跡者。その追跡者たる水前寺部長の魂の叫びです。
「きゃー」とか「うわー」ではなくて、「幸せでした」。
この辺に秋山節の真髄があると思います。一度この台詞を知ってしまうと、もはやその台詞以外に適当なものが思い浮かばないのがすごいですええ。
『根性ぉ――――――――――――――――っ!!』
こんじょ――っ!!
『根性ぉ――――――――――――――――っ!!』
こんじょ――っ!!
『根性ぉ――――――――――――――――っ!!』
こんじょ――っ!!
出典:イリヤの空、UFOの夏 《小説》/電撃文庫/秋山瑞人/駒都えーじ/131P
キャラ:旭日会員?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
MANGAOH CLUB [小説 TOPIC_イリヤの空、UFOの夏]でも紹介してるみたいですね。
★2002年5月3日(金)
『さぼってます』
どーにも無気力。そういうわけで今の心境を台詞で。
▼本日の木乃葉子トピック▼
開店休業、です☆
▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
ああっ白薔薇様っ その3▼
百合小説というイメージを持ってしまい、「マリア様がみてる」に手を出せない人がいるとあまりにも不幸なのでフォローなどしてみんとす。
ここで言う百合というのはあくまで雰囲気的なものであって、そういうノリではありません。むしろそこらのコバルトのホ○小説の方がよっぽどこっぱずかしいです。
そうですね、考えようによってはファンタジーに近いのかもしれません。上級生と姉妹の儀式を結んで、「お姉様」と呼ぶなんて学校があると思いますか? 普通は思わないはずです。
ですがないと頭の中では思っていても、やっぱりいざ読み出すとはまってしまう……そんなお話なのです。
ただ、ですね。
これ(スール)に近いシステムは、実在するんですよねいろんな形で。例えば掲示板であがってた話だと、
「近くの女子大(寮制)では一年の部屋に指導の為上級生が一人同居するそうです!(姉妹?) しかもその上級生はファンが花束持って部屋に着たりするような方々ばかりだそうです」
ほら。<なにがほらなんだ。
さらに追い打ち。過去、とある男子校でも似たような制度があったらしいですよ? 様々な問題があって廃止になったとのことですが、どんな問題があったのかは考えてはいけません。怖いから。
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏は、ボーイ・ミーツ・ガールものです。
表紙絵だけを見ていると、萌えなだけがとりえのキャラものと錯覚を起こしてしまう方がいるかもしれないので先回りして言いますが、文章の破壊力という点で、この作品はとてつもなく強力なのです。
映像や絵では絶対に表現不可能な、文章によるライブ表現。まさにライトノベル読みのためにあるかのような話と言えましょう。
何言ってんだ!と思われるでしょうが、こればっかりは読んでもらわないことには……。
また、底抜けに明るい展開を見せておいて、しかしそこから透けて見える暗闇、という感覚にも長けていると思います。
まあ読んでみてください。
さて、台詞。
作品中の学園で開催される学園祭の実行委員が、ファイヤーストーム準備の渇入れのために、根性三唱をしている場面です。
想像しただけですごいシーンだ……。
「観測者問題っていうのよね、こういうの」
「は?」
「テレビでやってたの。でもお母さんは毒ガスの出る箱に猫を入れるのは反対。だってかわいそうだから」
出典:イリヤの空、UFOの夏 (小説)/電撃hp/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/電撃hp
vol.17 83P
キャラ:浅羽家の母(本名不明)
【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特記事項はなし。
★2002年5月13日(月)
『管理人、暁に爆死』
久々にライトノベルで地雷踏みました。かなり前からの積読を消化したんですが……。
とりあえず先生、一言おねがいしますっ!
葉子「何一つとりえのない主人公は、ゴミなので不要です☆」
以下かなり書きなぐったんですが、一晩寝て冷静になり検閲削除。主人公さえ変えればおすすめできる内容なだけにって、え、外伝やるの?…………主人公以外は好きなんだけどなあ……。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■『ドラゴンランス』刊行開始から2週間、気になる売れ行きを紀伊國屋に直撃!!(FANTASY Bookmarkより)
新規の方にも確実に売れているようですね☆
「ファンタジブームだし、まあ納得かな」
主人公であるハーフエルフはやたら内省的で、影の主人公である魔法使いレイストリンは善人とは程遠いなど、主要メンバーの性格設定が絶妙によいですね☆
真っ正直な熱血漢しか出てこない小説に飽き飽きした貴方は読むしか☆
「……否定はしないけど、なんかひっかかる紹介だなヲイ」
▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
ああっ白薔薇さまっ その13▼
ごきげんよう。
既にマリみてを読まれたみなさまには、薔薇さま=特定の人物という感覚が芽生えてきているのではないかと思います。本来薔薇さまというのは、卒業するまでの呼称なので、最新刊では白薔薇さまは藤堂志摩子さんなのですが、私の頭の中ではあくまでも白薔薇さま=佐藤聖さま。
でもなぜか、紅薔薇さま=小笠原祥子さまです。
このあたり人によって聞いてみると面白い結果が出るかもなあ、と思ったりしてます。
ちなみに現在の個人的お気に入りランキング。
不動の一位は佐藤聖様。語るまでなしっ!
二位は、写真部エース武嶋蔦子さん。友情にも厚いいい人です。
三位は、築山三奈子さま。いや、実は仕事熱心なだけで彼女はなかなかあれで憎めないいい人ですよ? 妹のほうがよほどの食わせ物です(^^;
一応しばらく載せておきます。
諸君、私はマリア様がみてるが好きだ
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏→bk1、→amazonは、SFなボーイミーツガールものなのですが、どことなくハッピーエンドで終わらなそうな予感がするのは気のせいだといいんですがどうでしょうか。
序盤が極めて緩やかに滑り出し、まったりとした日常を描いているのですが、その中に時としてまじる「冷たさ」。そしていったんスイッチが入ると一気に物語が転がっていくジェットコースター感覚。
そして地の文と会話の端々がまた独特。人による好みは多少分かれますが、この感覚がたまらないのです。
さてさて本日の台詞解説。
浅羽家の兄妹が冷戦状態から抜け出しつつあることを悟った母ですが、兄の方はとことん鈍チンなのでそもそも冷戦にさえ気づいていません。
そういう中、下手に緊張緩和について話題を持ち出すと、また冷戦に戻ってしまうと考えた母は何も言わないことに決めます。
ここまではまあ納得できる話。ここで秋山節の真骨頂が発動されるというわけですね。
実は微妙に勘違いがあるのですが、その辺は各自の宿題ということにしておきます(笑)。
「浅羽特派員っ! そこでちゅーだ! 明日のためにちゅーだっ!!」
出典:イリヤの空、UFOの夏 (小説)/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/1巻261P
キャラ:水前寺
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
さぼり。
★2002年8月6日(火)
『……死んだ』
あまりに環境が変わりすぎでへたばり中。
おかげさまでそれはもうぐっすりと睡眠を……更新? アッハッハ(汗
▼本日の木乃葉子トピック▼
沈黙中。
▼本日の作品&台詞解説▼
解説をつけるのは本日はご容赦を。
もしかすると数日はこんな調子かもしれません……。
「――納得なんかしないからな」
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その3
193P
キャラ:浅羽直之
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特記事項はなし。
★2002年9月10日(火)
『ラノベラノベと連呼してみる』
特に意味はないです。ネタもないです(^^;
ひたすら積読を消化して充電中〜。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■晶穂の空(十四羊交差点のギャラリーから)
「イリヤの空、UFOの夏」ファンサイトを探していて結局その目的は果たせませんでしたが、代わりに上のCGを発見したのでたまにはCGにリンクしてみますね☆
どこかで見た絵柄だと思ったらLAST KISS→bk1、→amazonの絵師さんだったのでした☆
「みんなで幸せになれると……いいなあ……」
無理です☆
「…………冷たっ!」
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏→bk1、→amazonは、ボーイミーツガールものです。夏休み最後の夜、学校のプールというなんとも変わった場所で二人は知り合い、そして……。
不器用な二人の恋愛模様を軸にしながら、しかし周りの状況はじわりじわりと悪化していく。幸せな終わり方が想像できない……まだ進行中ではありますが、そんな淡く切ない物語。
最近なんだか妙に知名度があがっているようですが喜ばしいことですねー。まいじゃーとしてもおおいにおすすめしている作品なので、未読の方はぜひともチャレンジを。というか秋山瑞人作品はできれば全部!読破してほしいところではあります。
さてさて本日の台詞解説。
若さの発露と言う感じです。経験や技術が及ばないために自分の力ではどうにもならない事態があったとしましょう。
大人はその時点であきらめてしまいます。けれどもそこであきらめない。たとえ今の時点ではだめでも……それでも。
そういう不屈の感情を一言に込めたのが上の台詞なのです。ほんというと他に紹介したい台詞はいっぱいあるのですが、発売直後ですしネタバレの危険も大きいので今回は回避しました。
――今まで、お守りなんて一度も欲しいと思ったことがなかった。
出典:イリヤの空、UFOの夏/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その3
246P
キャラ:?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特記事項はなし。
★2002年9月11日(水)
『悪魔のミカタの見かた』
悪魔のミカタ5巻を読みました。例によってネタバレ回避のために内容には一切触れませんが……これはすごい。
5巻まで来てさらに化けた気がします。1巻からずっと読んでたかいがあったなあと改めて思いました。
しかし今年の2月に1巻が刊行されて、9月ではや5冊目。化け物だ。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■蜜の厨房
やおいに関する考察サイトです☆ リンク先に飛ぶ前によく考えてから飛びましょうね☆ 考察自体は真面目に、しかも深く掘り下げていますがそれゆえ少々刺激が強いかもしれませんから☆
「うーむ未知の世界だ。ちょっと勉強しておくかな」
理解と同意は別問題ですけれど☆
■H2A 打上げ成功関連リンク集(神聖マルチ王国9/11)
リアルタイムで見られなかった人のために☆
「あーリアルタイムで見たかった……」
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏→bk1、→amazonは、ボーイミーツガールものです。昨日に引き続きです。
本日の台詞ですが、一切誰がどんな状況で話した台詞かは言いません。だってネタバレになってしまうから。
そんなわけで各自でこの台詞についてはご想像ください。いやもうほんとはこの台詞は使うべきじゃなかったかもしれませんが、何にも思いつかなくて(^^;
「伊里野、あのさ」
言える。
「こんなこと、もう二度と聞かないからさ」
背後を振り返って立ち上がれ。
「今すぐ基地に帰りたい?」
勇気を振り絞れ。
「それとも、ぼくに助けてほしい?」
出典:イリヤの空、UFOの夏 (小説)/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/その3
247P
キャラ:浅羽直之
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特記事項はなし。
★2002年10月3日(木)
『やっと復調ぎみ』
相当今回風邪が長引いてまして、おとなしくしてます(^^;
結局昨日は更新せずにとっとと寝ました。なんで宿題が残ってますが、とりあえず1個は片付けたということで。
それから月末発売の本は順次消化中ですが、ソノラマ文庫の日出づる国の吸血記がなかなか。
基本的にはごくまっとうな吸血鬼ものなんですが、ただ1点。
この1点の特徴のために、なんとも形容しがたい作品になってます。だって琉球空手と少林拳が吸血鬼に有効な攻撃なんですよ!! ストーリーはさっきもいったようにまっとうなものですが、私はあえてこの作品を推します。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■第1回?ライトノベル女性キャラなりきりチャットログ公開
先日、まいじゃー推進委員会!で毎週土曜夜に行われている定例チャットにおいて、ライトノベル女性キャラなりきりチャットをゲリラ開催してみました☆
ナマの状態では見にくいので多少加工してあります☆ かなり長いのでみどころを紹介しておきますと、芝村舞さんと伊里野さんのカレー早食い対決というのがあったんですよ☆ 参加者の高空 昴さんによる漫画付きです☆
あなたは登場キャラの何人を知っているでしょうか☆
■挑戦!鉄人定食!! その三
これでシリーズ完結ですね☆ 制作者さんに敬礼です☆
参考:その一/その二
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏は、SFを素材にしたひと夏のボーイミーツガールものです。まだ完結していません。
が、さすがに秋山作品と言いますか、どう見ても単純にハッピーエンドで終わる姿が想像できません。特に3巻では大きなターニングポイントを迎えたようです。決してとめることの出来ない歯車は、動き始める。
さて、本日は久々にネタバレ台詞なんでイリヤの空〜の3巻未読者は見ないように。見た場合、3巻の面白さが多少なりとも減少してしまいます。マウスのドラッグを使用してお読みください。
やるときはやる男、浅羽の真骨頂発揮です。ほんとうはさらに漢を発揮するシーンがあるんですが……あんなものは掲載不可能です(^^;
世界は自分たちのことなどお構いなしに動いていく。
ひとり残らず死ぬことは、ひとり残らず助かることと大して違わない。本当の悲劇とは、誰かひとりを残して他の全員が死ぬことであり、他の全員が助かったのに誰かひとりだけが死ぬことだ。
出典:イリヤの空、UFOの夏 (小説)/電撃文庫/秋山瑞人/絵師:駒都えーじ/4巻より
キャラ:?(浅羽直之)
【作者公式サイト】なし
【絵師公式直営サイト】なし
特記事項なし。
★2003年8月12日(火)
『イラストに騙された名無しさん』
なんとなく某巨大掲示板をふらふら見て回ってて、「イラストに惹かれて買ったのはいいが肝心の中身は」というスレをのぞいていて印象的だった意見。
EGコンバット
軽くお馬鹿なゲャルゲーみたいな小説を、頭をカラにして楽しもうと 買ったのに、中身がぜんぜん違う
ゴリャ詐欺だ! 金返せ!
同作者の猫の地球儀もメチャ許せんよなァァ!
表紙の女の子にハァハァしようと思って買ったら、中身は濃密SF格闘アクションかよ! スピード感溢れる戦闘描写や不器用な男同士の友情話なんていらないよ! 俺が欲しいのは萌えだけなのに全然違う。
ゴリャ詐欺だ! 金返せ!
書きようからしてネタではなく本音でしょう。つまりはこういう人たちもいるし、さらに言うと中身は真剣にどうでもよくて「イラストだけ」が目的で買う人も存在するんだよなあ。この辺アンケートでもとってみたいと前々から思っていたので、その節はよろしくおねがいします。
▼本日の木乃葉子トピック▼
■少林サッカーの監督作品「食神」が、8月16日深夜TV東京で放映(BRAINSTORMより)
ミスター味っ子の実写版のノリだとかいろいろ噂は聞いているので、興味のある方はぜひ☆
「うちの地方じゃ放映しない……(T-T)」
■マルドゥック・スクランブルのブラックジャックに関する疑問
掲示板でアルペジオさんより質問があったのですが、私にも不明だったので公開質問とさせていただきます☆ よろしければみなさんも考えてみてくださいね☆
最終巻のP154。
自分が引かなければ、アシュレイのバストだった
↑どうしてこうなるのでしょうか。
●バロット Jと3で合計「13」。
ヒットして来たカードが10。合計「23」でバスト。
●アシュレイ(ディーラー) フェイスカードはA。伏せカードは8。
Aは11として、合計「19」。
バロットがステイを選択していれば、10はアシュレイにいってバストしたってこと?
ルールは、ディーラーは16以下だったらヒット。
17以上でステイ。
アシュレイの合計は「19」。だからステイですよね。
どっちにしてもバロットの負けになるんじゃないのかなあ。 私の勘違いかも…。ブラックジャックに詳しい方お願いします。
■銀盤カレイドスコープ感想リンク集
2、3日掲載しておきますね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏より。
ネタバレにはなってないです。単に一文を抜き出しただけなので。時間不足のため投げっぱなしで終わり(^^;
悪者がいないのは、正義の味方の不在の千倍も万倍も悲しかった。
出典:イリアの空、UFOの夏 (小説)/電撃文庫/秋山瑞人/駒都えーじ/?
キャラ:浅羽直之
【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】Passing Rim
特記事項なし。
★2004年4月19日(月)
『一点豪華主義』
このライトノベルがすごい!の一般投票ですが、急遽投票期間を月末まで延長してます。また途中経過として投稿された方の感想を見る事が可能になりました。
久美沙織さんのコラム、第3回掲載です。まだまだ序の口! なおこのコラム専用の感想スレがありますので、よろしければ感想などお寄せください。
さて表題の話。
まいじゃーの基本方針でもありますが、どんなに作品に欠点があろうとも何か一つ「ハッ」とさせられるような売りがあれば十二分ではなかろうか?と某作品の感想を見て回って最初のうち思ってたんですが……ふと気がつきました。
100%読者だけの視点、下読み経験してるようなプロかそれに近い編集サイドの視点、そして作家や作家志望の書き手の視点、それぞれの視点によって注目点が違うのは当たり前。もちろん個人個人でものの見方は違うのですが、それ以外の温度差ってこういう視点の違いから来てるのかもなあ、と一人勝手に納得してました。
あーなんかすっきりした。
すごい!に関する一歩さんからの提案(これとかこれ)などについて。
ほぼおっしゃる通りでして今後の参考にしたいと思います(そんなものがあれば、ですが(^^; )とくにシリーズものの集計や一括りにしての投票というのは本来ならばやりたかったことなんですが……手間がかかりすぎ(^^; シリーズをシリーズとして認識できる完全なデータベースが存在しないので最終的には手作業で行うしかないのですが、電撃など自分でも捕捉しているタイトルならばまだしも、少女小説のようにシリーズものとわかりにくいタイトルになっていたり、普段読んでないものだと正直なところお手上げです。
CGIを組もうにもやっぱり人手と時間が立ちはだかる……。実現するのであれば、最終的には人海戦術しかないと思います。この辺については結果発表が終わったらいろいろ書いたり、改めて他の方の意見を聞いてみるつもりです。放置しているはてなでも利用するかなあ?
▼本日の木乃葉子トピック▼
■「本」は大変革するか?(こんがり焼きあじより)
旧体然とした流通など変わるべきなどといったお話です☆ トラックバックが多いので、そこから関連情報など出てくる「かも」しれませんよ☆
「…要するにそこまでは目を通してない訳ね」
■空の境界限定愛蔵版、某所で予想通りの展開に……
「……葉子さん、なんか感想ある?」
医者は何処でしょう☆ ああ、でも無駄というものですね☆
▼本日の作品&台詞解説▼
イリヤの空、UFOの夏→bk1、→amazonは、ボーイミーツガールなSFです。以上説明終わり。いやその、時間がないのです……(汗
そんなわけで解説も省略します。でも、台詞にあるニュアンスは十二分に感じ取っていただけるかと思います。
”私たちは、たとえお前がどんな存在でも”
”お前が大好きだよ”
出典:インフィニティ・ゼロ (小説)/電撃文庫/有沢まみず/絵師:にのみやはじめ/デザイン:わたなべひろかず(漢字不明)/編集:?/4巻243P
キャラ:?
【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
にのみやはじめサイトは消えているのか、それとも繋がらないだけなのか確認できず。
★2004年11月18日(木)
『他人のルーツはおもしろい』
回答いっぱい。
ライトノベル好きに「初めての○○」10の質問の専用スレ眺めていると、おぼろげながらその人の歴史が見えて面白いです。ただ、そこはまいじゃーサイトらしく、電撃で初読みの本が「キノの旅」という回答にはまだめぐり合ってないですが。そのうち初スニーカーは涼宮ハルヒです!とか言われるようになるんでしょうねえ……。
▼本日の木乃葉子トピック▼
本日はお休みです☆
▼本日の作品&台詞解説▼
インフィニティ・ゼロ→bk1、→amazonは、早い話が泣かせ系のおとぎ話、いわゆる葉鍵系のお話です。
で、ぶっちゃけてしまいましょう。1巻を読んだ時にはそれなりにまあよかったと思いました(ただし葉鍵系だという前提がつきますが。了解?)。2、3巻で「駄目だこりゃ」と思いました。正直付き合う気力も半ば失せてましたが、一応4巻も読んでみました。
……ふむ。がんばって最後まで読んだ甲斐はあったかな。
結論。葉鍵系のお話が好きな人におすすめします。注意事項としては1巻で読むのを止めるか、もしくは4巻まで読みきるか2つに1つ! 絶対に2、3巻でストップしないようにしてください。それはもうダメダメに駄目な選択です。
途中まで付き合った人は最後まで付き合うと報われることもあるかと。
それでは本日の台詞解説。
えーと、どんな存在でもわが子はかわいい、とそんなところで。はっきり言うと今日は台詞よりも作品紹介のほうがメインで台詞はおまけです(苦笑