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おいしいコーヒーのいれ方

「心配するなよ。今これだけつらい思いをしておけば、これから先はきっと、いいことばっかりだから」

出典:キスまでの距離(おいしいコーヒーのいれ方 《小説》/ジャンプジェイブックス/村山由佳/絵師:志田正重/109P
キャラ:和泉勝利

【作者公式サイト】YUKA BLUE
【絵師直営サイト】なし
なお集英社内にも村山由佳の「COFFEE BREAK」という公式サイトあり。

★2002年4月13日(土)
『落ちてました』

土曜日の早朝から、昼ごろまでサーバーダウンしてました。ご迷惑おかけしました〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『戦闘妖精 雪風』OVA、今夏リリース決定詳報カトゆー家断絶より)
プロモーションビデオの出来は最高でした☆
あとはストーリーに期待しましょう☆

■台詞回しの考察VIRTUAL-CITY4/13の日記)
下手に解説するとややこしくなるのでリンク先を見てください☆
本当によい台詞というのは難しいものですね☆
「さすがに毎日選んでいるとパワーダウンも出てくるしねえ。やれやれ」

■付録合戦の行方痛快!書店裏話4/11日記)
なるほど、雑誌の中身が見れないといくら豪華な付録でも売り上げには貢献しないのですね☆
「実力で勝負っ!」
ですね☆ 


  ▼本日の作品&台詞解説▼

おいしいコーヒーのいれ方→bk1→amzonは、なんつーかこうベッタベタな恋愛小説です。意外な展開というのはあまりなく、読んでいるこっちが恥ずかしくなりそうなエピソードがいっぱいです(笑)。
ああ、誤解なきように。恋愛ものとしてはかなりおすすめできるんじゃないかと思ってます。お試しということで1巻しか読んでないので、はっきり断言は避けますが、残りも読んでみようという気になりました。
……なお白状するとジャンプと名がつくため、ずっと回避してました(^^; 度々おすすめは受けていたんですが、誰もが読みそうなものはどうしても優先順位が低くなるのです。

上の台詞は、作中のヒロインに当たるかれんを主人公が慰めている場面です。辛い目にあってへこむかれんを慰めるの図。まあいかにもなシーンではあります。


王ドロボウJING

王ドロボウとやら・・
お前がどんな大それたものを盗もうとも・・・・・・・・
この私に・・・・・そして神にはとうていかなうまい・・・・
私が盗むは・・・人生なのだよ!
神の名の元に私は人の感情・行動・生活・・・・・
つまり人生そのものを盗む事ができるのだ・・・・!!
お前にそんな真似ができますか?え?王ドロボウよ・・・・!!?
子供はお前の方です王ドロボウ!


出典:王ドロボウJING/ボンボンKC(講談社)/熊倉裕一/6巻150P
キャラ:ペスガ・ルミノサ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトとしては、JiNG fan club STRAY BANDITSなどがあります。

投稿名台詞第16弾、タケルlさんからの紹介でいってみましょう。

「王ドロボウJING」は星の輝きすら盗み出すと言う伝説の一族の末裔・ジンが相棒のキールと共に巻き起こす冒険活劇です
現在ではKING of BANDIT JINGと名を変えてマガジンZに掲載されていますが元はコミックボンボンに掲載されていました
その絵柄やストーリーに組み込まれた哲学的な思想などからボンボンに掲載されていた頃から異色の作品である事は間違いありません

このセリフはカイエ宗という電気を独占し、光を崇め重力を嫌う宗教の教主ペスガ・ルミノサの言葉です。
カイエ宗は遥か高き天空海に住み、下界にいる人間を重力に囚われた者とし、その者を光りの恩恵で救うという名目で平気で人間を電気椅子にかけられるような集団です。
人を殺す事も死ぬ事にも何の疑問も抱かない狂信者達、ペスガ・ルミノサはそんな彼等の人生を盗んだと高らかに笑います。
例えそれがなんであれ、宗教にはどれも人の人生を盗む力があるのでしょう
宗教と言うものの本質を的確に貫いた科白だと思います(01/3/27)

「眼にモノを――
九個まとめてみせてやるぜ!!」


出典:王ドロボウJING/マガジンZKC DX/熊倉裕一/絵/1巻63P
キャラ:ジン

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトとしてはSTRAY BANDITSRustyRailあたりかなあと。まだ調査途上です。

ガンパレードマーチのアンソロジーについてのお話。
すでにあちこちで話題に挙がっているようですが、私も電撃版とエニックス版両方入手できたので読み比べてみました。
結論から言うと、おすすめはエニックスから出ている「スーパーコミック劇場 ガンパレード・マーチ第一集」です。電撃はコミック全体における芝村舞比率が異様に(笑)高いので、舞ファン以外にはどうなんだろうという感じ。
対してエニックス版は、様々なキャラに愛が感じられます。男性キャラ女性キャラまんべんなくですが、やや茜強し(笑)。女性のガンパレファンでどちらか一冊を選ぶならば、迷わずエニックス版をどうぞ。どこかで見たような名前の絵描きさんもちらほらと……。

さて。
「王ドロボウJING」はドロボウの中のドロボウ、星すら盗む伝説の一族の子孫であるジンがいろんなものを盗んでいくアクション満載のコミックです。
実は私、この作品はまだ制覇途中なのでなんとも言い難い部分があるのですが……人様におすすめされてから読み始めるまでの長い長いタイムラグ(^^;の間に、ひょっとしてメジャー化してますか?
googleによる検索結果が1750件というのは、まいじゃーとしてはかなり微妙な線かもしれません。認定したものかどうか悩みつつ読み進めてます。うーむどうしたもんやら。
ともかくアクションてんこもり。
絵柄がアメコミ調というか必ずしも見やすくはないのですが、そこがまた魅力となっています。なんといっても絵が特徴的。ストーリーはだんだん重くなっていくらしいのですがその辺は未確認です。
現在では続編の「KING OF BANDIT JING」がマガジンZで連載中ですが、王ドロボウ〜はコミックボンボンで連載されていたとのこと。かなり浮いていたに違いありません(笑)。
アクション好きなら読んでおいて損はないかと思います。

それでは本日の台詞解説ですが、ちょっと説明が要りますね。
百眼という名前の9つ目がついている化け物とジンが戦っていて、その化け物にジンがとどめをさす際に使った台詞です。
全部の目玉に良く焼き付けておけ!という感覚が表れていて勢いが感じられる台詞ですね。 →bk1で購入
(01/7/2)


オーバー・ザ・ホライズン

こういう時代だ、戦争で親を失ったのは自分ばかりではないし、それはもう、しかたのないことだけれど。ただ、寂しい。

出典:オーバー・ザ・ホライズン 僕は猫と空を行く  (小説)/電撃文庫/橘早月/絵師:高科浅妃/デザイン:鈴木りょう(漢字でない)/編集:?/222P
キャラ:ステラ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Divine+Mind;

特記事項なし。

★2004年9月10日(金)
『まだぐるぐる中』

トップページ上に置いてある注目まいじゃーですが、せっかくなので9月から一口メモなるものをマウスカーソルを表紙絵に当てると読めるようにしました。例によってネタバレを極力しない方向なので個別の巻のナビには全くなっていませんが、ないよりはコメント付きの方がわかりやすかろうということで。

有里さんによる「このラノ」近道マップと作者別索引が! また、別ルートでいちせさんからもトップページ修正案を提示していただいてます。どうもありがとうございました! きちんと目を通した上でありがたく反映させていただこうと思ってます……週末には(汗

あとなんか連絡は……あ。今日、このラノスタッフ三人で会合を持ちます。某企画のことや、できれば第二回の話なんかもしたいなと思ってます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■更新してる余裕がないのです☆
「すいませんすいません」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

オーバー・ザ・ホライズン 僕は猫と空を行く →bk1→amazonは、飛行機ものであって、でもあんまり飛行機で飛ぶシーンのない作品です。
この作品ですがはっきりいってかなり地味です。いろいろと派手さを期待して読むと失敗するかもしれません。
が、それじゃつまらないのかというばそうではなくいろいろと細かい部分の描写を堪能するタイプの作品なのです。いろんな部分で鋭角化している電撃の中ではむしろ異彩をはなっているかもしれませんね。

それでは本日の台詞解説。
戦争で人が死んでいったり、身近な人がいなくなるということへの感想みたいなものですが……こういう描写が気に入ったならこの作品にぜひ手を出されることをおすすめします。
「預かり物で自分の夢を買おうとは思わねぇよ」

出典:オーバー・ザ・ホライズン 僕は猫と空を行く (小説)/電撃文庫/橘早月/絵師:高科浅妃/デザイン:鈴木りょう(漢字でない)/編集:?/140P
キャラ:トウジ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Divine+Mind;

特記事項なし。

★2004年9月17日(金)
『もう朝ですかそうですか』

かろうじて更新。すいません、オフ会の案内まだ送られてない方がいたら金曜夜までには送るようにしますので……それまでにメールがこない場合は催促してもらったほうがいいと思われるような気がしなくもないです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆ まったくお休みしてばかりですね☆ 石を投げるならこちらの管理人までおねがいします☆
「…………こら」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

オーバー・ザ・ホライズン→bk1→amazonはボーイミーツガールな飛行機ものです。とはいっても飛行機の方はサブだと思ってもらった方がいいかな。
オーソドックスな話でわりとお話自体は地味め。でもひょいと出てくる表現が心地よい、そんな感じ。

さて、それでは本日の台詞解説。
要するに夢は大事なんだけれど、他人の大事なものと引き換えにしてまでそれを実現しようとは思わない、とまあそういうことです。


オセロゲーム

黒沢くんはのんびりとした灰色の世界を持っている(ぐうたらとも言うが)
そんな彼といれば白黒ハッキリじゃない自分を見つけられるかな…って
今までとは違う世界の見え方ができるのかなって思ったりもするのだ


出典:オセロゲーム(AQUA2巻より) 《コミック》/ステンシルコミックス(エニックス)/天野こずえ/146P
キャラ:白川由香

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
リンクはサボり中(^^;

★2002年3月30日(土)
『ひきこもり〜』

中でこもっております。
たぶん土日はひきこもり状態かと。あ……マリア様がみてるだけは買いに行かねば(笑)。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■全国書店一覧
以前にもこれ紹介しましたね。紹介した出版総合サイトのコンテンツですが、まだまだ工事中とはいえ東京から東については網羅したみたいです☆ 旅行前にチェックしておくとよいかも、ですよ☆
「いや、旅行前にチェックするのはどこか間違っているような……」
それが活字中毒者の心意気と言うものなのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

オセロゲームは、AQUA2巻の中に掲載されている短編です。
初恋ものですね。
この話には、ひっぱってきたい台詞がいくつかあってたぶん数日続くかと思われます。由香という何事にもはっきりきっぱりした性格の女の子が、ある日突然に告白を受け、それをきっかけとして彼女の頭の中の価値観を見つめ直す、という具合かな。適当な説明ですが(^^;

さてさて、世の中の人々の性格として、物事になんでも白黒ハッキリつけたがる人と、なんでも灰色にしておく人の2種類があります。(もちろん中間層もいっぱいいるけど定義づけとしてです見
さて、いったいこの2つはどちらが正しいのか?
正解は「正解などない」ですね。
どっちがいいかなんて決められないのです、考え方にもよれば場合にもよりけり。
それでも……自分とは違う価値観について考えを巡らすというのは、それはそれで興味深いことなんですええ。

恋愛は……恋愛だけは灰色のままじゃダメなんだ――
白黒ハッキリしなくちゃ 松井くんの本気に失礼だ!


出典:オセロゲーム(AQUA2巻より) 《コミック》/ステンシルコミックス(エニックス)/天野こずえ/156P
キャラ:白川由香

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
リンクはサボり中(^^;

★2002年3月31日(日)
『ああっ蔦子さまっ』

マリア様がみてるの新刊「レイニーブルー」を読みました。内容はヒミツです。本線にかかわることは絶対にいえません……。
が。
これだけは言わねばなるまい!
私にとっての一番が佐藤聖様なのは周知の通り(笑)ですが、このたび武嶋蔦子さんの株が急上昇、一気に2位まで浮上を果たしました。ああ自称写真部のエースに萌え。

そうそう、ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂのラジオドラマはいよいよ4月1日から! 聞き逃すな!……って私ラジオ持ってません。あー困ったもんだどうにかせねば。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■富士見ファンタジア文庫『エンジェル・ハウリング』&『気象精霊記』ラジオドラマ化決定FANTASY Bookmarkより)
ええと清水文化の私設ホームページの詳細情報へのリンクです☆
エンジェル・ハウリングは順当として、まいじゃーごひきの気象精霊記がラジオドラマになるのはよいですね☆ 放送は4月から。
あの専門用語や気象変化連発の話をどうやって表現するのか楽しみです☆ それとも宴会オンリーな話になるんでしょうか?
主なキャストは次の通りです。
 ミリィ   半場友恵   ユメミ 國府田マリ子
 キャサリン 進藤尚美  ノーラ   釘宮理恵
 コズエ   徳光由禾  セーラ   川村万梨阿
 イツミ   久川綾    マハル   杉田智和
「これははっきりいって激しく聞きたいっ! でもラジオ持ってない……」
買うべし、ですよ☆

■内藤泰弘原案のガングレイヴ、お目見え神聖マルチ王国より)
詳細が謎だったガングレイヴですが、ようやく正体が判明しました☆
ちなみに神聖マルチ王国さんには動画もおいてありますよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

昨日に続きオセロゲームから。AQUA2巻の中に掲載されている短編です。

上の台詞で誤解を受けそうなんでフォローしておくと、これはぬるま湯の関係とはまた違います。要するに二股掛けはしてはいけないとそういう意味です。態度をはっきりさせず二人の男の子といい関係を築いていたら、それは二股掛け以外の何者でもない。
それは本気の相手に対して失礼だ、とまあそういうこと。
真理です。


おっとり捜査

私 主人公だから死なないって信じてた

出典:おっとり捜査   キャラ:久保みずほ

サイコ・ミステリというかサイコ・推理モノと言うか……ともかくサイコメトラーEIJIあたりから、(正確にはあれのはやるちょっと前から)多くなったジャンルの作品です。
これはややリアル嗜好の部類に入るかな?
ヤングジャンプで今も連載中、のはず。

問題の名台詞ですが、これ本編に出てくる内容じゃありません。おまけの4コマからです。
しかもその4コマは、友情出演で他の漫画家さんがパロったもの(笑)
まあ御託はこれくらいでいいでしょう。
ストーリー漫画のお約束!主人公は死なず!
わき役を殺しまくる作風((爆))の作家でも、主人公を殺しちゃうと世界が崩壊しちゃうもんね。
主人公が死んで、なお堂々と作品が続く作品ってないもんですかね。一度見てみたい(^.^)


おにいさまへ…

おにいさま 涙が止まりません……

出典:おにいさまへ…   キャラ:御苑生奈々子

知る人ぞ知る、かつてNHKの衛星放送でやっていた禁断のアニメ。なんつうか……「ベル薔薇」の世界とでもいうのかなあ?基本的に主人公も、憧れの先輩も同級生もすべて女、女の世界っ!みたいな話でした(ちょっと違う)。あんなのがNHKで放映されていたなんて、ほとんど奇跡です。レンタルビデオがあればぜひ見て欲しいとこなんですが……絶望的でしょうね。当時バイト先の家電コーナーで、掃除などしつつ横目で見ていたので、妙に記憶があるのですよ(^_^;)

問題の台詞ですが、これはいわゆる次回予告の最後にながれる締め台詞でした。あの声で(たしか笠原弘子だった、と思う)、「涙がとまりません」とか言われると、こっちが泣きそうな感じになったものです(爆)
……ただそんだけ。「どこが名台詞やねん!」と言われると……すまん、またネタ切れ起こしました(苦笑)

オネアミスの翼

ここでやめたら俺たちゃなんだ……ただのバカじゃないか。  ここまで造ったものを全部捨てちまうつもりかよ。  今日の今日までやってきたことだぞ。  くだらないなんて悲しいこと言うなよ、立派だよ!  みんな歴史の教科書に載るぐらい立派だよ!  俺まだやるぞ。死んでも上がってみせる!

出典:オネアミスの翼   キャラ:シロツグ・ラーダット

(脚注:アリアンロケット墜落事故直後にかかれてます)
日本で宇宙開発に従事する方へ。そして宇宙を愛する全ての方へ。

この台詞自体は、「オネアミスの翼」の中で、敵軍の攻撃を受けロケットの打ち上げを中止しようとした司令部に対し、宇宙飛行士であるシロツグが反抗します。「俺は一人でも宇宙へ行く」と。
はっきりいって全文を掲載して、士気を鼓舞したい気分なんですが、あいにく今手元にビデオがない……ところをSONEさんが掲示板で補完してくれたので、めでたく全文掲載です。
事故にめげるな!飛び立とう、星の海へ!

おもいでエマノン

「きっと、私が生命発生から総てを記憶しているというのは”おもいで”のためなのよ。誰にとっても”おもいで”って必要なものでしょう。人類全体にとっても……。私という存在は歴史そのものの具象化した存在だと思うの。歴史って、人類や生命全体の”おもいで”に違いないのよ」

出典:おもいでエマノン/徳間デュアル文庫/梶尾真治/絵:鶴田謙二/38P
キャラ:エマノン

【作家直営サイト】なし
絵師公認サイト:Scientific Boys Club [鶴田謙二 公認ファンクラブ]
梶尾さんのファンサイト、ありそうで出てきません。とりあえず梶尾真治について知っている二、三の事柄はなかなか情報量があったのですが、最終更新が2年前……(^^;)

どうもこの数日家に帰ってくると強烈な睡魔が……。
一応数個のネタを作成中なのですが、ねぼけた頭ではうかつに更新するとなにやらかすか恐いので週末まで本格更新はお預けになりそうです。なんでこんなに眠いのやら。

「おもいでエマノン」は、ちょっと毛色の変わったSF小説です。
作品スタイルは連作短編。エマノンという不思議な――『地球に生命が発生してから現在までのことをすべて記憶している』――少女が語る地球のさまざまな『おもいで』について語られています。
おもいでこそがこの作品における重要な役割を果たします。なんと言うか読感は容易に口で説明しがたいものがありますね。SFとはいえ、描かれていること自体は日常そのもの。よって郷愁を感じたい人であればSFを普段全く読まない人にもおすすめできる……と思います。

んー、今日の台詞は正直ストレートに名台詞だとは言えないかもしれません。本日のこれは、管理人が個人的に忘れがたかった『この作品の核となる台詞を抜き出した』ということでご理解ください。(01/1/26)


オリスルートの銀の小枝

「まーったく メイベルったら調子に乗りすぎよ
統計上10万ベリル以上の高額所得者は全男性の3%
そのうち適齢期の未婚者0.2%
そのうえ美形で性格がいいなんて限りなく0に近い確率よ!」
「夢がないわねアリサったら!」
「夢もいいけど身のほど知らずに自分の値段をつり上げてると いずれは価格破壊で大バーゲンするはめになるわよ!」


出典:オリスルートの銀の小枝 《コミック》/ASUKA COMICS DX(角川書店)/紫堂恭子/1巻161P
キャラ:アリサ&メイベル

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
紫堂さん関連のサイトなら、紫堂ファンが文句なしにおすすめです。

★2001年12月8日(土)

なんか昨日は異常にアクセスが重かったようで。共用サーバーだからどこか他のサイトの仕業か? 謎です。とりあえず2、3日様子を見てみてこの状態が続くようなら対策しないとなあ。
そうそう、第5回ライトノヴェルズ好感度アンケートですが、10代の女性の回答が少なめなんでぜひとのことでした。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■鈴木書店が自己破産申請
ええと、「鈴木書店」といっても本屋さんではないのです。
岩波、筑摩、有斐閣など堅めのところを扱う専門取次、つまりは問屋さんですね☆
もともと出版不況は長く言われてることですが、この倒産の原因は軽めの本が多く読まれる現状も大きく影響しているようですよ?
トンボさんも要因その一ですね☆
「お、おれですか?」
読んでませんよね? 専門書とか岩波とか。
「専門書はともかく、岩波はめったに読まないなあ。ないと困るけど」
ほら☆
「甘い。台詞マニアとしてはこれを参照のこと」

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる者も久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
猛き者もついには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。


ま、そゆことです。

■空の境界、冬コミに登場
「空の境界」は、月姫のシナリオを担当している奈須きのこさんの小説です。これまで不完全な形でしか世に出てこなかったのですが、この度完全版として冬コミで販売されることになったようですね☆
「各1500円で2巻構成ってことは……3000円!?
なかなかきつい値段ですが、それでもきっと争奪戦になるんでしょう。
一応出ますよ、ということで告知してみました☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「オリスルートの銀の小枝」→bk1→amazonはふわっとしたファンタジーコミック。
世界の争いや問題を仲裁・解決する使者を送り出しているオルスリート国。
オリスルートの使者は、その証として金の樫の木のブローチを胸につけています。
そんな使者のタマゴの3人が銀の小枝のブローチを胸に、あるお姫様を案内してくるという使命を与えられ……。
なんつうか説明がしづらいですが、ちょっとコメディチックで心にあたたかいお話です。紫堂作品はなんによらず大好きなんですけどね。

本日の台詞はあえてコメディ部分から取り出してみました。
結婚を夢見る一人の乙女に冷水をバシャッと(笑)。
なんかひとしきり大笑いした後で、ふと我に返ってしまうおそろしい内容かもしれません。
(01/12/8)


オルフィーナ

「私は……姫をお守りする事を生涯の生きがいにしようと決めました 私が神に願ったのはそれだけです……」
「それなら私は あなたに生涯守っていただく事を生きがいとしてよろしいですか」


出典:オルフィーナ/ドラゴンコミックス(角川書店)/天王寺きつね/4巻139P
キャラ:シェタッフガルト&オルフィーナ

【作者公式サイト】LiFox Home Page
【絵師公式サイト】同上
ファンサイトは、探した限りではいまひとつピンと来るものがなかったので紹介せず。もしオルフィーナファンサイトに関する情報をお持ちの方は教えてください。

「オルフィーナ」は、正統派なファンタジーコミックです。
平和な王国に突如として起こった戦乱で命を落とした姫オルフィーナ。混乱の中、彼女に瓜二つであったファーナはオルフィーナ姫として生きていくことを決意し、戦いの中に身を投じていくことになるのです。
正統派、と言いましたが物語的や設定的にはわりと普通の作りだと思います。ただし、さまざまな場面における描写が丁寧であり、感情描写も細かく、物語自体の展開も納得のいく作りになっています。
一言で表現するなら大河ドラマ。絵柄でのファンは……多いのか? あんまり気にしないのでよくわかりません。
……とにかく、丁寧な描写と引き換えに物語のペースが遅いのでいつ完結することか……(^^;

はい、それでは本日の台詞解説。
実を言うと、今日の台詞はあんまり好きじゃありません。
好きでもないのに何故載せるか。
……えーとですね、基本的に私は守られるだけの存在というものに今ひとつ共感ができないのです。
今や膨大となってしまった名台詞データベースでも、おそらく「あなたを守る」という台詞はいっぱいあっても「誰かがきっと助けに来てくれる」という台詞はほとんどないはずです。
物語としてみた場合、ただ守られるだけの存在というのは少ないと思います。一見守られるだけに見えて、実は精神的な支えになっているとか。
でも台詞だけを抜き出すと、どうしても単なるシンデレラコンプレックスそのものとしか思えないのですね、これが。(この台詞のオルフィーナ姫もそんなに弱い存在ではないです、念のため)
守る人間がいる以上、守られる人間は必ず出てくるのは当たり前なんですが、精神的に寄りかかっているだけなのは趣味じゃないと、まあそういうことです。
そんなわけで今日の台詞はあまり気に入ってませんが、たまにはこういうのもありかなーと思い掲載してみました。(01/5/20)


俺に撃たせろ!

「警察学校なんぞ忘れろ。――いいか。俺のやり方は、こうだ。何か事件が起こったら、悪党のところへ行って、そいつの尻を思いきり蹴りあげてやるんだ。それで、どれくらい高く飛びあがるかを見て、犯人かどうかを決める。こいつが一番、まちがいのない方法だ」

出典:俺に撃たせろ! 《小説》/徳間デュアル文庫/火浦功/絵師:今掛勇/72P
キャラ:アルツ・ハマー

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトはWe Love Hiura!!が一番充実しているかと。

★2001年12月10日(月)

クリスマスプレゼントのお知らせ。
日ごろのまいじゃー推進委員会のご愛顧に感謝して、たまったbk1ポイントの還元をします。こちらのチョイスした本を直接ご自宅まで配送する形にしたいと思います。(ただ、クリスマスには間に合わないかも)
プレゼント内容ですが、まいじゃーらしく「たたかう!ニュースキャスター」「それゆけ薔薇姫さま」「天魔の羅刹兵1,2」の4冊セットという具合に、できるだけみなさんが買ってなさそうなラインナップにしてみました(笑)
プレゼント希望の方は、タイトルに「まいじゃーでクリスマス」と明記し、本文には必ず名前(ハンドルネーム)を記入のうえ、管理人までメールください。
住所等はとりあえず不要です。
趣旨はbk1ポイントの還元なので、コミックでも他のライトノベルでも3000円程度であればどうにでも差し替えられます。その際はメールに希望タイトルを付記しておいてください(できるだけ普段絶対買えないやつのほうがよいと思われ)。あと任意ですが、ご意見ご希望など書き添えておいて頂けるとうれしいなと。
締め切りは19日の夜12時までとします。どんどん応募してくださいねー。


追記:ライトノベル・まいじゃーコミック要約選手権をその辺に宣伝してくださーい、直リンクでいいですから。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■**って本当に面白いの?お気楽読書倶楽部 日々是好日!より)
各ライトノベル作品について、面白い派とそうでない派に分け、意見もつけた上で投票数をカウントしていく企画ですね。
まいじゃーでは、決してできない企画だけに興味深いです☆
「どんな作品でも、欠点じゃなく長所に目を向ける!」
と、トンボさんは常々おっしゃってますから。ふふ、甘々ですね☆
記憶によれば2回ほどけなした事があるような気もしますが、きっと気のせいでしょう。
「えー……自然淘汰されたようなのでその作品については触れないということで……」
一応わかりました☆
ともかく「作品を斬る」視点も欲しい方には役に立つかもしれませんよ?
ただ、目がチカチカするので見たい作品を探すには「検索」必須です。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「俺に撃たせろ!」→bk1→amazonは、あの伝説の遅筆作家火浦さんの新作ハードボイルド・コメディです。とはいっても正確には書き下ろしはほんの一部で、かなり前にSFアドベンチャーに連載していたものの文庫化なんですが。
内容ですが、かつては名探偵と呼ばれた男、現在でもその片鱗はないでもないけど激しく忘れっぽくなっている男アルツ・ハマーが主人公のハードボイルドものとなっています。
この作品の特徴的なところは、ただ一点。
つまりは火浦作品であるということ!
内容がどうとか言う説明よりもだらだら読むほうが目的かな、と思いますのであえておすすめしません。でもだらだら読むには最適です<ほんとにほめてんのかこれは

で、上は証拠もなしにどんどん捜査を進めてしまうハマーに苦言を呈した刑事への反論ですね。
ここまで言い切れてしまう、そんな彼の生き様に共感は覚えたくはありませんがでも大好きですええ。
(01/12/10)


俺の足には鰓がある

「私ね、改造されちゃったのよ」
「……は?」
「今の私は、悪の秘密結社の改造人間マルレラ女なのよぉ!」

出典:俺の足には鰓がある/富士見ファンタジア文庫/富永浩史/15P
キャラ:鞠華&三ッ葉

【直営サイト】なし
ファンサイトもコーナーも見当たらず。

またしてもネタが思い浮かばず、更新が遅れてしまいました。効率悪いなあ……もうちょっと時間の使い方をうまくせねば。

「俺の足には鰓がある」は、ちょっと古い作品です。
ある突然自分の彼女が、悪の秘密結社の改造人間になっていて、自分も勧誘されて同じく改造人間となってしまい、秘密結社の一員として働く……てなお話です。
これだけかくと真面目な話に思えないこともないですが、100%バカ小説です。バカ小説ですが、ここまでヒーローものをおちょくってくれれば言うことないです(笑)
タイトルは掲示板で教えられていたものの、発見にかなり苦労してようやく先日入手したのでした。
バカ小説としては文句なしにおすすめの一品なので、古書店で見つけた折には必ずゲットするべし。

本日の台詞。小説の冒頭でいきなりこれですから、小説の全体のノリが予測できようというものです。あと、楽しいのはこの後の主人公の反応。「正直に言おう。俺は彼女が狂ったと思った」……うんうん。で、あげくに彼女のかっこうをコスプレだと納得しようとする辺りが、なんとも涙を誘い……ませんね、全く(爆)

俺の屍を越えてゆけ

明日をバーンとぉ、信じましょ!

出典:俺の屍を超えてゆけ   キャラ:イツ花

「俺の屍を越えてゆけ」はプレステのRPGです。
システム的に大変斬新な部分があり、のめりこむこと請け合い。局地的にたいへん盛り上がってます。プレイ時間が細切れになってもあまり気にならないというのは、けっこう大きなアドバンテージかも?

さてと、台詞について。
イツ花というのは、主人公のガイド役のようなものです。各種の操作を行う際の手助けをしてくれる存在ですね。
このキャラクターは、性格に大変おおざっぱな点があり、しゃべりもおおざっぱで、なにかと言うと「バーンとぉ」というのが口癖。
上の台詞はとあるイベント「交神の儀」に突入する際の台詞ですが、なんかよくありませんか?
これ聞くと、「そうか、明日を信じてみるか」という気分になってきません?
個人的には座右の銘にしたいぐらい(笑)

当主様、ご出陣!

出典:俺の屍を越えてゆけ   キャラ:イツ花

「俺の屍を超えてゆけ」で、毎月の出撃時に当主自らが出て行く時に言う台詞。
俺屍をプレイしているものにとっては、もう耳慣れた台詞のはずです。
が!
これほど何回となく聞かされ続けても、「よーし今月こそはいっちょやったるでえ!」と思わず燃えてしまう(萌えるんじゃなくて「燃える」んです。これはでかい!)というのは台詞の出来が単純にして、見事にこちらの心理をついてくるからでしょう。簡潔にしてすばらしき台詞ですね。

俺の死を悲しむ暇があるなら1歩でも前へ行け 決して振り向くな 子供たちよ…俺の屍を越えてゆけっ

出典:俺の屍を越えてゆけ   キャラ:?(当主様)

遅々として進まず今だ未クリア、プレステの「俺の屍を越えてゆけ」。
しかしいいゲームですよ、これ。戦闘とか強くなっていく過程があれだけわかりやすいとRPGのコンピュータRPGの原点という気がします。
少なくとも某F○8より「おもしろい」です。(あっちは「すごい」が先に来て、おもしろいはあんまり……)
基本的には、先祖の敵討ちと、短命の呪いを払うため、子孫に能力を伝えながら一族挙げて朱点童子との戦いをひたすら繰り広げる話です。

で、上の台詞。
当主が寿命が来て、死の病についたとき、必ず一言臨終の台詞を言うシステムになってるんですが……お約束な「恥ずかしい」台詞がいっぱいで、けっこう飽きません(笑)
これはその中でももっとも代表的と思われる台詞です。
俺の屍を越えてゆけ!
かっこよすぎ。とにかく勝て!という心情が伝わってくる名言ですね。

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