フレーム表示されていない場合はここをクリックして下さい。見方の詳しい説明はこちらへ

検索
番外
HOME  実話


ナイトウォッチ3部作

いかにも好きそうだ。マニアは困る

出典:ぼくらは虚空に夜を視る/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵:中澤一登/100P
キャラ:該当なし

【公式サイト】なし
まあできたてですから……。そのうちどこかのブギーポップのファンサイトが扱うことでしょう。いやもうあるのかな?

本日は台詞でもなければ、本編とは何のかかわりもない地の文なので、あえて紹介文はかかないことにします。

この上の一文が出てくる部分は、上遠野さんのお遊び部分で、作者さんの他作品を読んでいると思わず反応してしまうところなんですが……。
そうでしょうとも。
マニアは困るでしょうとも。
うんうん。
でも直す気なんかないもーん。

……本日は名台詞でもなんでもない、意味不明文でごめんなさい(爆)。たぶん明日はまともです。(00/9/5)

「すべてが嘘っぱちであったとしても、世界には確実なものがひとつだけある。それだけはどうしようもないほどに、”真実”で、嘘でも夢でもすまされない」
「――――」
「そう―――それは悲しみを感じる、あなたの心。それだけは決してなくならない。それが消えるときは、あなたにとって世界が終わるとき。たとえ周りの者たちが全員、あなたの心を否定したとしても、それはあなたの世界にとっては何の意味もない。なにもかもが幻で、虚ろなる夢だったとしても、その夢を儚いものだと感じる気持ちだけは、どんな存在の中にあっても確実なる、最後から2番目の真実。ただし――わたしたちが決定的に悲しいのは、その真実はそれぞれがバラバラで、心はすれ違って互いを否定しあい、この世が嘘に限りなく近づいていってしまうこと――」
「とても―――切ないことだわ、心を持っているということは」

出典:私は虚夢を月に聴く/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/73P
キャラ:少女

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは未調査。たぶんブギーポップ系のファンサイトの中に、この作品を大きく扱ったところがあるとは思うんですが……。

月姫ネタばれ名台詞5日目。です。
今まで出せなかった台詞を順調に吐き出してホッとしています。当初の予定通りあと2回かな。

不覚にも「ななか6/17」→bk1にすっ転びかけていたり。
身体は17歳なのに、事故による幼児退行によって精神は6歳の幼なじみなんて、なんというか反則としか思えませんが(笑)、これが素直におもしろかったりします。人間これくらい素直になりたいものです、ほんとに。
せっかくなので作者の八神健さんの直営サイトとか、ファンサイトのナカナカ☆ナナカとかリンクしてみました。

さて、それでは本日紹介するのは「わたしは虚夢を月に聴く」。
捉えどころのないSF、というよりはブギーポップシリーズをさらに鋭角的にした感じといった方が分かりやすいかも。
正直なところ物語は説明のしようがありません。ひとつには物語全体と展開が深く関わりすぎていて、うかつな解説が即ネタバレにつながるせいものあります。
現実と夢の差とはどこからくるのか?
心の行き先はどこか?
文字通り、これは虚夢の物語。
いろんな意味で前もってブギーポップシリーズを読み終えた人向けの作品と言えます。あちらより人を選ぶと思いますが、これこそ上遠野作品と思わせるだけの逸品です、ええ。

まーた小難しい台詞を選んでしまいましたが、こういった台詞が作品全体にあふれています。あえて解説しないんで色々考えてみてください。 →bk1
(01/9/7)

「今の世界に違和感を覚えているのは、あなたの心の中に未来があるから。それが世界に積み重なっている過去との間で摩擦を起こしている――あなたには確かに不満があるんだけど、それをうまく表現することができない。なぜなら」
「そのあなたの不満や不安には、まだそれにふさわしい言葉がないからよ。その感覚には名前がついていない。だからあなたがそれをはっきりさせようとするならば、あなたは今までの歴史上で誰も使ったことのない言葉を使わなくてはならないわ」

『誰も、使ったことのないない言葉か……』
『わたしが作家になりたいっていうなら、そういうものを見つけなくちゃいけないってことね』

「まだ存在してない言葉、存在していない夢――それだけでは、なんの力もないもの。しかしこの世のすべては、そういう根拠のないものに突き動かされている。そう――」
「それは冷たい月の下であろうが、せせこましい現実の日々であろうが関係なく、誰の心にものしかかってくる呪いのようなもので、人はそれのことをこう呼んでいる――」
「――”想像力(イマジネーション)”と」

出典:わたしは虚夢を月に聴く/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/181P
キャラ:少女&醒井弥生

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特化したファンサイトの存在は知りません。てか上遠野作品全般についての関連を研究しているところがあったらぜひ見たいものです。どこかにあるとは思うんですが……。

「グッ・モーニン皆の衆! 私は旅立たねばならない! 西へ!」
とあるまいじゃーな漫画からとってみましたが、別にたいしたシーンでもなし、きっと元ネタはわからんだろうなあと思いつつ。
大阪へ1泊で遊びに行ってきます。そういうわけでたぶん月曜日の更新はずれこむと思います。とりあえずたこ焼き食べてこよう<貧困な発想

えー今日の台詞はやたら長い上に地の文が本来多くある文章なので、発言者の区別をカッコの種類によって行っています。ご注意ください。
「わたしは虚夢を月に聴く」は、上遠野さんの真骨頂といった趣のある小説です。これ物語をほとんど説明しようがないうえに、うかつな解説はほぼネタばれにつながるやっかいな作品なので解説は抜き。
一言だけ補足しておくと、ブギーポップシリーズを読んでない人は読むのはやめておきましょう。
内容がネタばれとかそういうレベルではなく、ブギーポップシリーズ以上に物語に癖があるので、ちと万人向きとは思えないからです。言うなれば上級編といったところかな、と。あ、それからけっこうSF入ってるのと「ぼくらは虚空に夢を視る」の続編となってますのでご注意ください。

台詞としては、作家志望の弥生が、どこか自分の人生が夢を見ているような、お仕着せされているようなそういう「どこかくずれているような気がする」思いをとある人物に語った反応です。
ひたすらしびれてください、言いたい事はそれだけです。
実はこれピンと来る人には来ますが……まそれはお楽しみのひとつということで。 →bk1
(01/9/16)

”敵に負けてもいいなんて、気楽なものね”

出典:ぼくらは虚空に夜を視る/デュアル文庫/上遠野浩平/42P
キャラ:景瀬観叉子(かげせみさこ)

【直営サイト】なし
ファンサイトは未調査。

「ぼくらは虚空に夜を視る」は、虚空という世界で突如戦いを強いられることになった工藤兵吾の戦いの記録、と仮にしておきます。
はっきり言って説明できるような筋書きじゃないんです、このお話。
ですのでおおよその雰囲気を分かってもらう以外にはないんですが、「ブギーポップは笑わない」に近いです。
同じ作者さんなのですが、もともとかなり異質な感覚だったブギーポップがシリーズ化したことによって良くも悪くも理解しやすいお話になりつつあるのに対し、これは完全な書き下ろしであるせいもあって尖った感覚がそのまま出ています。
正直かなり難解な部分があり、設定的にもかなりのSFぶりを発揮しているので、一般受けはしないでしょう。
が、まいじゃー的にはイチオシ!
特に上遠野ファンでありながら未だこの作品に手をつけていない場合はただちに買い求めに走るべきです。
序盤を立ち読みすればおおよその「尖った雰囲気」は察知できると思われますので、読んでみて感覚があったらぜひとも購入をおすすめします。

さて、それでは台詞の解説に移ります。
景瀬という少女はおとなしいというのかあまり存在感のない感じに思えるのですが、虚空の世界に接続している「もうひとつの顔」を持っています。虚空の世界において彼女は世界をかけて戦っています。そういう彼女の目から見て、どんなに極限の状態であってもスポーツとはしょせん「負けても後がある」ものにしか過ぎないわけで、試合を観戦中にもこんな台詞がもれたのでしょう。
ほんとう言うと、これよりももっと尖った「いい台詞」がいっぱいあるのですが、残念なことに特殊すぎて台詞だけ抜き出したところでわけのわからないものが多く使いこなせません。残念なことです。(00/12/14)

「あたしは――力が欲しいのか?」
「この期に及んでも、まだ――なにかをなんとかしたいと思っているのか?」


出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/217P
キャラ:鷹梨杏子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

うーむ、誰かブギーポップシリーズではなくて、こっちの虚空牙の方のシリーズに焦点を当てたファンサイト知りませんかね。なかなか見つけられない……。

★2002年10月5日(土)
『移転に入ります』

新サーバーとの契約完了。たぶん月曜日にアップロードをして、DNS情報の変更を行い、来週をめどにきりかわるという感じでしょうか。悲惨すぎた前サーバーの2の舞にならないよう、今度は24時間有人監視のサーバーを選択してあります。お客さんへの影響は、切り替え時に一時掲示板が閲覧不可になるぐらいかな? まあ、そんな感じ。

灼熱の竜騎兵→bk1→amazonシェアードワールドノベル→bk1→amazonが出ていますね。作者は小川一水さん。私は超絶に大ファンなので当然買いましたが、まだ読んでいません。(小川さん、ラグナロクの誘惑に負けずがんばってください。)
しかし問題は……
これ13年前の作品なので、もはやほとんどあらすじを覚えてない(^^;
こりゃ原作を読み返すところからはじめないとダメかな……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■マリア様がみてる、只今第二次ブーム継続中 (まんが王倶楽部)FANTASY Bookmarkより)
もはやまいじゃーとはいえない気もしますが☆
「まあ、特集組んだくらいだからそこは勘弁してもらって……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

あなたは虚人と星に舞うは、僕らは虚空に夢を視るわたしは虚夢を月に聴くに続く作品で、帯によるといつの間にかナイトウォッチ3部作と言うことになっている模様です。解説は……ごめん明日回し(^^;

台詞のほうは、絶体絶命に追い詰められ、さらに状況は絶望という時にそれでもあがくことができるか?てな感じのもの。
台詞も次回とセットでお楽しみくださいませ。

「俺たちは――途中だ」
「きっと、どこにいても同じだ――無限の暗黒しかない恒星間空域の絶対真空の中でも、地べたをはいずり回る普通の、平凡な人生の中でもきっと――どこでも変わらない。みんながみんな、途中で生まれてきて、中途半端に生きて、途中で死んでいくんだ。自分たちが何を目指しているのか、正確に知ることもなく――しかし」
「しかし――それがどうした」
「俺たちには何もないかも知れないが、しかし、ひとつだけはっきりしていることがある。俺たちはこの、俺たちが中途半端だということが気に喰わないってことだ――うんざりしている。だったら――中途半端が嫌なら、足掻いてでもなんでも、俺たちはどっかに行かなくてはならないってことだ――」


出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/224P
キャラ:?(あえて)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

うーむ、誰かブギーポップシリーズではなくて、こっちの虚空牙の方のシリーズに焦点を当てたファンサイト知りませんかね。なかなか見つけられない……。

★2002年10月6日(日)
『微妙にごめんなさい(^^; 』

ええと……トワ・ミカミ・テイルズはどっちかというと「間違いなく売れる」に重点をおいて紹介したんですが、いまひとつ紹介の仕方が悪かったようで……某所の人、ごめんなさい。でも、つまらんというわけではないです。

旧サーバーについては……もはや口に出すのもバカバカしいので(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『あの、すばらしい をもう一度』『空の浮動産』に関する原稿を募集
まいじゃーな傑作の2作ですが、この2作に関する冬コミ用同人誌制作にあたり、自転車創業のかざみみかぜさんが原稿を募集されています。1ページでもよいそうですよ☆
「報酬は……空の浮動産の小説版!? さ、参加しますっ!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

あなたは虚人と星に舞うは、僕らは虚空に夢を視るわたしは虚夢を月に聴くに続く作品で、帯によるといつの間にかナイトウォッチ3部作と言うことになっている模様です。解説するつもりでしたが、上記のような事情で気が抜けました。また今度。

「しょーがねーじゃん――あたしは人間もどきだけどさ、それでも人間が人間である限り、この弱点からは自由にゃなれないわ――目の前で溺れようとしてる奴がいれば、それをみすみす見殺しにできないってのは、ね」

出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/250P
キャラ:キョウ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年3月24日(月)
『笑い死ぬかと思った……』

うちの掲示板で話題騒然(笑)のダブルクロス・リプレイ→bk1→amazonを読了。
この本、本来であれば「ダブルクロスThe 2nd Edition」という超能力アクションTRPGのリプレイなので、このTRPGを既に遊んだことがあるか将来遊ぶ予定がある人以外にはまるで無用の代物のはずです。
……が、しかし!
異様に笑えました。いやもう笑った笑った! 特に中盤は笑いすぎてお腹痛かったです。妙に偏りのある演出にまたニヤリ。TRPGの知識なんてなくても関係なし! 不明な用語は全部すっ飛ばして問題ナッシング!
そんなわけでまともな物語を読みたい方は全く読む必要ありませんが(^^; 、一時の快楽を求めるのであればこの本は超おすすめですっ!!
GM修行中の方にもいろいろ参考になる点があるかも。(プレイヤーの暴走をただあしらうのではなく、上手に生かしつつ進行するやり方とか)
あ。
ただし、電車の中とか立ち読みはやめた方がいいですよ? にやけた変な人扱いされるのがオチですから(爆


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■乃梨子さんオカエリナサイ(3月21日の日記)RuputerFanより)
ええと、普段CG系にはリンクしないようにしているのですが、今回はネタ的にHITしてしまったのでご紹介しますね☆ ああ、懐かしいです☆
「マリみてとCobalt4月号とトップをねらえ!すべてを見ていないとネタは理解不能なんだけどね……って。ん、葉子さんいくつだっけ?」
20歳ですよ☆
「――1988年の作品なんだけど」
小さいころに見たのです☆
「永遠の20歳とか言ってなかったっけ。この間」
細かいことを気にしていると大きな人間になれませんよ☆

■榊一郎さんサイン会〜富士見ファンタジア文庫創刊15周年企画「スクラップド・プリンセス」アニメ化記念FANTASY Bookmarkより)
4月20日(日)の13:00からジュンク堂書店大阪本店1Fコミック売場で開催されるとのことですよ☆
整理券が必要とのことなので、詳しくはTEL 06-4799-1090までお問い合わせくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

あなたは虚人と星に舞う→bk1→amazonは、いわゆるナイトウォッチ・シリーズ3部作の完結編になります。あえて詳しく説明はしませんが、ブギーポップと比べて、もろSFしているせいもあるのですが、語られている言葉自体も敷居が高めになっています。
語られる「世界」そのものは似ていると思うのですが……。まいじゃー好きには、ブギーポップよりもこちらの方が好まれるかもしれませんね。

それでは本日の台詞解説……ですが、まあやっぱり見ての通りです(^^;
一見なんでもない台詞の中に微妙に惹かれるものがあるんですよね……私だけか?(汗

”――空間を把握するというのは、夜を視るようなものね”
”見えないはずのものを視る――いいえ、見えないということ、それ自体を視ているような感じだわ”


出典:あなたは虚人と星に舞う (小説)/徳間デュアル文庫/上遠野浩平/絵師:中澤一登/109P
キャラ:キョウ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年5月12日(月)
『ネタはない』

なーんにもありません。頭空っぽ。つうか緊張気味。どうか新しい職場でいきなりやらかしたりしませんように<後ろ向き


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「クビシメロマンチスト」舞台探訪みすらぼより)
やらかいボルトの5月8日日記で見れますよ☆
「おー、冷やししるこだ。ほんとにあるんだねえ」
トンボさん、それでは私たちも食べに行きましょうか☆
「え? 自分、これから仕事が……って待った待ったちょっと待っ」
ズルズルズル……
 ※どうやら葉子さんは甘いもの好きのご様子。

■タイムリープのページみすらぼより)
ファンページなのですが、2人の視点からタイムリープの流れを追うことができるようになっているのがすごいですね☆
これを機会に名作の再読というのもいいかもしれませんよ☆

  ▼本日の作品&台詞解説▼

寝過ごして解説時間がありません(汗


ナインインチネイル

「じゃあ……お詫びに、私のいうこと聞いてくれる?」
顔を上げたメルローズは、すっかり普通の顔になっていた。泣いた痕はあるけど、もう涙が出ていない。
「今、泣いてた、よ……ね?」
「うん、半分は、ほんとに泣いた。あとは、涙スイッチ入れた」
「……なにそれ?」
「女の裏技」
おっかねえ。クレージュだけじゃない。女はみんなおっかねえ。

出典:ナインインチネイル (小説)/ファミ通文庫/くげよしゆき/絵師:月城トオル/241P
キャラ:メルローズ&トラビス

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】MOON ☆CASTLE

特記事項なし。

★2004年6月20日(日)
『燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊』

↑のテーマで、ちとどんな作品があるか追いかけてみたいと思います。縛りとしては、
●国産に限定
●基本的にはライトノベルを紹介(よけいなツッコミを受けると面倒なので+αとしておきます。本格SFとライトノベルを一緒にすると怒る人中にはいますからね(^^; )
●地雷は回避
●AIの定義としては、ロボットはセーフだけど生体脳は微妙、ホムンクルスはアウト。
今、コンテンツを作成中。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、賛同者50人到達。もう少し増えたところで集英社の方へコンタクトをとってみます。

このライトノベルがすごい!関連更新は、早見裕司さんコラム・ジュニアの系譜第10回「バブル期のジュニア文庫(2)」です。やっぱりわからん……それだけに勉強になります。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ナインインチネイル→bk1→amazonは、すいません説明不能です。少なくとも帯に書かれているように『抱腹絶倒、ハードボイルド(?)コメディ』でないことだけは確かです。コメディ要素はあるにはあるのですが、それがメインかと言われればきっぱりノーですね。ハードボイルドは……ほんの少しだけかすっているかも。めちゃくちゃ面白いかと言われればそれもちょっと違う気がしますし……。元・魔法使いの父親が出てきますが魔法すらもメインかどうか微妙。むしろちょっぴりラブコメ? 富士見ミステリー的なお話です(わかる人にはわかるかと(笑) )
ですが、なーんか心に引っかかるというか無視できないものを感じるのであえて紹介してみました。いつにもましてまともな紹介文になってなくて申し訳ないです(^^;

それでは本日の台詞解説。
この台詞なんかはもろにラブコメ的ですね。なかなかに悪くない言い回しかなと思い載せてみました。ほんとにおっかねえです。


9S<ナインエス>

「科学の進歩に不必要なものは、何か解るか?」
「不必要なもの?」
「モラルだ。倫理観という名の足かせは、科学の発展を鈍らせる。峰島勇次郎の言葉だ。私もその意見には賛成する。科学者は己の信念に従って、探究心を追い求めていけばいい」
「……」
「だから私は、私の生み出したものに後悔したりはしない。するものか!」

出典:9S<ナインエス> (小説)/電撃文庫/葉山透/絵師:山本ヤマト/261P
キャラ:峰島由宇&坂上闘真

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
soybean
特記事項なし。

★2003年9月27日(土)
『韓国語は文字化けします』

スパムメール素朴な疑問。なんでか知りませんが、うち韓国からのスパムがやたら多いんですけど(汗 うーむ韓国サイトにリンクされてるからですかね。諸君〜にリンク張られてるのを発見したときにはなんともコメント不能な気持ちに(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■異体字転(朝日新聞日曜版より)
たとえば名前で沢村さんの本名が正式には澤村と表記するというように、旧字や略字の異体字を相互変換してくれるんですよ☆
追加パック等の導入でJIS第3第4水準にも対応可能です☆

■Remember11 -the age of infinity-発売決定 公式サイト始動
KIDのinfinityシリーズ最新作です☆ Ever17にはまった方は捕捉しておいてくださいね☆

■MEDIA GUN DATABASEARTIFACTより)
WILDERNESS内コンテンツにあるもので、銃のたくさん登場する作品で、使われている銃について解説しているところですね☆ ガンスリンガー・ガールとかワイルダネスのようなこだわり作品を好きな方はチェックなのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ナインエス→bk1→amazonは一人の男が残した、オーバーテクノロジーの遺産を巡っての争いを描いたSFアクションです。ポイントは一人の少女なんですが、そこを書くとネタバレになりかねないのでやめときます。
月姫の世界になぞらえる人が少なからずいますが、なるほどそうかもしれません。つまりはそういうお話です(相変わらず説明になってない)

それでは本日の台詞解説。
これは少し補足が必要かもしれません。例えば目の前で自分の研究成果が『嫌な使われ方』をしていたとき、果たして開発者はどういう感情を抱くのか? そんな場面です。

「関係ない。私が何に価値を見出すか、私自身が決めることだ。たとえ君が世間一般から見て、ゴミ以下の蛆虫のごとき存在でも、反吐が出そうなくらい卑劣外道でも、私にとっては恩を返すべき、いま一番大切な唯一の存在だ」
「そこまでひどくないと思う」
「とにかく、君に恩がある! それでいいではないか」

出典:9S<ナインエス> (小説)/電撃文庫/葉山透/絵師:山本ヤマト/309P
キャラ:峰島由宇&坂上闘真

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
soybean
特記事項なし。

★2003年9月29日(月)
『なんとなっく、北へっ、行っちゃおうかなっ♪(壊れ中)』

犯罪心理学によれば犯罪者は北へ北へ逃げる傾向があるそうですが、北へ。はたぶん完全密室も時刻表トリックも関係ないと思います。今回も電波ソングは健在の模様で、洗脳されて買いそうな予感が……。

新刊ではありませんが、MF文庫の神様家族→bk1→amazonを読了。少し変則のラブコメとしてなかなか良質な出来でした。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベルファン度調査に使われた書籍の発行年月。
一歩さんのお仕事です☆
元のリストが非道く偏っている問題をのぞけば、少女小説も混じっている部分で参考になる所もあるかと思います☆

追記:
(ライトノベル+少女小説+ギャルゲの3要素を横に並べた年表のようなものを構想してはいるんですが、久々ゲームに時間を費やしまくっているので一向に進んでません(^^; )


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ナインエス→bk1→amazonは先日紹介したので詳細は省略。

では本日の台詞解説。
ちょっとネタに困った末の選択なので、適切な部分を抜き出せたかと言われると微妙なものがありますが、ネタバレしそうなんであきらめました。本当はこの前後の台詞が一番紹介したいところなんですが(^^;

「は、は……破廉恥なものを見せるなあっ!」

出典9S<ナインエス> (小説)/電撃文庫/葉山透/絵師:山本ヤマト/2巻179P
キャラ:峰島由宇

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
soybean
特記事項なし。

★2004年1月10日(土)
『脈絡無い戯言』

ふと思いついてマリみてアニメ放映開始ごろの2chの関連スレを巡っていて、笑ったのがこれ。
>すいません、このアニメ初めて見たんですけど 何で登場人物の多くはカンブリア紀とか石炭紀の古代生物みたいな名前なんですか?
笑い死にしそうでした。初めて観て「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン・プティ・スール」は絶対理解不能だろうなあ。活字で読んでても覚えるのには時間かかったから、まあ数話見るまでは未読の人はがんばれー(笑)
おそらく空耳ストを量産生産していると思われます。

ndiary、ですか? あー、便利そうなのはすごーくわかるんですよねえ。とりあえず連休中に少し勉強&検討してみます。

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー6・現在 死にかける北浜雄二をお届け。上手い説明がしにくいですがろくごまるに風味というのがもっとも近いと思います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■前田珠子の完結作品紹介ページ
紅の蓮のコンテンツ内にあります☆ 前田珠子未完チャート(マエタマ・チャート)と合わせてご利用くださいね☆
「単発なら買いやすいかな……今度チャレンジしてみます(こうしてますます泥沼へ)」

※以前電撃hpの期間限定通販だった創雅都市SF→作者による解説は現在テンキーの通販ショップにて購入可能ですので買い逃していた方はこの機会にどうぞ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

9S<ナインエス>→bk1→amazonは、峰島勇次郎という希代の天才が残したオーバーテクノロジーの数々を巡って起こる争いを描いたSFです。とはいえ天才の落とし子・峰島由宇の超活躍っぷりが中心だと思っておけばよいかと。
ある意味正しく?ライトノベルしてまして、特に2巻ではいい感じにラブコメ成分が機能してます。このシリーズかなり好きですええ。
ちなみに作者の人は電撃がデビューではなく、ルーク&レイリアシリーズ→bk1→amazonを富士見ミステリー文庫で書いてまして、これもネット上では好評価なのでなるべく早く読んでおきたいところです。

といった流れで本日の台詞解説。
ラブコメ成分の極みなんですが……実はこの台詞単体ではあんまり意味なかったりします(^^; 181Pのイラストの破壊力があまりにも大きかったのですよ!! 思わず顔がにやけてしまいました(笑)

「この男は馬鹿だ」
「いやいや、漢は馬鹿じゃないとダメだろう? なあ闘真君」
「え? いや、どうなんでしょう?」
「そうだよ。漢は馬鹿でナンボ。女は漢を馬鹿にしてナンボ。この世の理だ。闘真君は馬鹿ゆえに漢であり、漢ゆえに馬鹿なんだ。解るかいお嬢ちゃん?」
「馬鹿と男は同意語じゃないぞ?」
「同じだよ」
「ふむ、つまりこういうことか。私が世間を離れて長らくたつうちに、一般男性の知性は著しく低下し、馬鹿と同義語になった。そういうことなのか?」

出典9S<ナインエス> (小説)/電撃文庫/葉山透/絵師:山本ヤマト/2巻188P
キャラ:峰島由宇&志村&坂上闘真

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
soybean
特記事項なし。

★2004年1月11日(日)
『ndiaryとの闘い』

たかがインストール、されど――。PCのスキルが不足している人間にrubyはかなり手強く、実に動くまで数時間を要しました(^^;
苦労の甲斐あって(一歩さんの参考リンクのおかげです)なんとかndiaryは稼動したんですが、これをカスタマイズしてまいじゃー仕様にするのは茨の道っぽい……。そういうわけで巡回先のndiaryの識者の方にはご迷惑をかけに行く可能性が高いのでよろしくお願いします(^^;

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。やはり聖さまは強かった。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーナンバー7・由来をお届け。葉子ちゃんの過去話ですが……やばいです描写がやばいです! 心せよ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■セリフだけで何のキャラか当ててみろ@ライトノベル
2chのスレですが、案外とわからないものなのでみなさんも頑張って悩んで来てくださいね☆
「……出題する方なら半永久的に出来るんだけどなあ(^^; 喉元まで出かかってでもわからない作品のなんと多いことか。というわけで台詞スキーにはおすすめです」

■口コミと、ネットと、ベストセラー(ライトノベルと口コミの連鎖と出版社の問題) 5
狩田さんの一連の考察、今回は「口コミ効果は本当にあるのか?」の検証ですよ☆

■本棚晒し専用あpろだARTIFACTより)
微妙に気になる他人の本棚をちょっと拝見なのです☆ 漫画サロン板発なのでコミックが主ですけれど☆

『EMBRYO Piano Works』同人取扱店にて販売開始
まずはあきばおーこくから☆ とらのあなは準備中との事です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

9S<ナインエス>→bk1→amazonは、峰島勇次郎という希代の天才が残したオーバーテクノロジーの数々を巡って起こる争いを描いたSFです。昨日も説明はしたのでその補足をしておくと、作品的にはかなり違うはずなんですがどこかダディフェイスに通じるものがあります。オーバーテクノロジーとラブコメ分の微妙なバランス具合とか、単純なハッピーエンドではないとかその辺が。
ですのでダディフェイスが好きでこの作品が未読という方は手を出してみてもよいのではいか……と個人的には思っています。

それでは本日の台詞解説。
漫才的会話(笑) 天才少女の由宇は一般常識にはあまり縁が無いのでこういう変な会話が成立します。いいねえ、馬鹿!
参考までに当掲示板の馬鹿にまつわる台詞募集はそういった台詞ばかり集まっていてなかなか楽しいですええ。


夏の魔術

私には、この館を美しく清潔に保つ責任がございます。あのように醜悪な者どもは、この館にふさわしくございません。まだお客さま方のほうがましでございます。

出典:夏の魔術   キャラ:黄昏荘園の執事

夏の魔術。遅筆大魔王、田中芳樹御大の作品です。
ホラーやミステリの要素が入ってますが、アルスラーンなどの長編と違って肩肘張らずに読めます。しかしこの物語の最大のポイントは、話の筋ではなくて登場人物でしょう。
主人公は大学生の青年と、12歳の少女。この組み合わせがなんとも絶妙なんですね。
私個人では、最初それほどたいした評価をしていなかったんですが、読み返す度に評価が上がりつづけ、今では田中作品中、銀英伝の次にお気に入りにはこれがきます。
ほんとはシリーズの続編が読みたいところですが……この調子ではダメですね(^^;)

最初、名台詞は他の部分を考えていたんですが、どうも適当なものがひっかからずこれが目にとまったので、ひっぱってきました。
なんというか……いかにも「執事」な発言だと思いませんか?
館の平穏を乱す者はすべて敵!
今の客も、「混沌を持ち込む困った奴だが、そとにいる怪物よりはましだ……」そういう調子が言葉の端々から感じられて、おもしろいですね。
しかし、もうちょっとましな台詞ないかな。
あれば明日もこのネタで行きます。

「コーヘイ兄ちゃん、らいむが危なくなったら助けにきてくれるね」
「まかしとけ」

出典:夏の魔術/徳間ノベルス/田中芳樹/絵:ふくやまけいこ/133P
キャラ:立花来夢&能戸耕平

【公式サイト】なし
ファンサイトは腐るほどあります。本気になって探すと収拾がつかないので、ご自分でお探しになってください。ちなみに夏の魔術専門はさすがにないみたいです。

「夏の魔術」は……うーん、どういう分類になるのかな?
比較的オカルト小説よりな、世にも不思議な物語っぽい話です。
大学生である能戸耕平は、夏休みを利用して目的地のない旅を計画・実行します。しかし乗った列車が、10名余りの他の乗客と一緒に無人駅に耕平らを降ろして去り、なかなかこない列車を待っていると一人の女の子が耕平に話し掛けてきます。「おにいちゃん、ひとり旅?」。12歳の女の子、来夢(らいむ)。カップルというにはちょっと不釣合いな二人ですが、この二人の下へ次々に怪奇な現象がやってきて……。
田中芳樹さんというと、「銀河英雄伝説」や「アルスラーン戦記」をまず思い浮かべる方が大半でしょうが、この作品もおすすめ。個人的には、1冊完結な作品を抜き出すとすれば、迷わずこの作品を推します(ほんとは3作目まで出てます)
最近新装版が出たとの事なので、この機会に読んで見てはいかがでしょうか。とにかくちょっと変わっていて、でもどこか微笑ましい話です。やっぱり来夢につきるでしょう。今時の小学生がみんなこれくらい素直でかわいければよいのですが(笑)

本日の台詞は、まあ要するにピンチに際して、「おにいちゃん」は来夢を守ってくれる? と聞きつつ、信頼関係がしっかりできあがっている構図です。
結局、この作品の大事な部分というのはこの手のエピソードに代表される耕平と来夢の「ちょっといい関係」ではないかと思うわけです。(00/7/8)

夏のレプリカ

「いいこと……。もっと世間を見なさい。もっと周りを見なくちゃ駄目よ。時間とか、社会とか、常識とか。ようするに、私が言いたいのはね、貴女がどれくらい視野が狭いかってことなの」
「それが、お見合いと、どう関係あるって言うんですか?」
「関係ないわ。
でも、こういうことがあって、初めて考えられるものなの。何て言うの、ほら、関係ない物質があって初めて反応するの……」
「触媒」
「そうそう、それですよ。私のお節介はね、いうなれば、触媒なんです。わかる?」
「いいえ、全然」
「でも、貴女は考えるはずよ」

出典:夏のレプリカ (小説)/講談社文庫/森博嗣/388P
キャラ:佐々木睦子&西之園萌絵

【作者直営サイト】VIRTUAL-CITY
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年12月28日(日)
『冬コミ小情報追加』

昨日の冬コミ小情報に追加。くろがねぎんさんが個人誌で戯言本「x/y」を出すようです。三日目 東A-17aです。それから冬コミマリみてサークル一覧。……大激戦だと思われますが(^^;
あと手遅れな気もしますが、1日目の西 ほ27ーbで、いさごさんが委託で「戯れ言シリーズ×月姫」の小説のコピー本を出されているとのこと。以上駆け足でお届けしました。

ちなみに私、今日から正月休みに入ります。万歳っ!!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■まだ続くライトノベル話
この話題のリンク集にもなってますよ☆
「更新してからゆっくりリンク先見て回るのでたいしたことは言えませんが……本当に売れてないのか?という話題に関連して。ライトノベルは万単位で売れて当たり前の世界です。一概には言えませんが、1万冊の売り上げなら続編はアウトとか。厳しいものですねえ……」

■ライトノベルとネットの口コミ
リファラースパムの話とも絡むような絡まないような複雑な様相を呈してきました☆ 狩田さん、まとめのほうがんばってくださいね☆

■馬鹿の一つ覚えの設定(展開)・ライトノベル編〜抜粋〜ARTIFACTより)
2chのライトノベル板で人気のあるバカ一スレの内容をまとめたものです。ニヤリとさせられますよ☆ 逆手にとって小説を書く時の参考にするのもよいかもしれません☆

■はてなダイアリーと連携した「はてなツールバー」公開


  ▼本日の作品&台詞解説▼

夏のレプリカ→bk1→amazonは、いわゆるS&Mシリーズの中の一作です。森作品全体が理系ミステリとよく言われますが、犀川助教授の言動はある意味必見かも。

それでは本日の台詞解説。
だまし討ちにあってお見合いをさせられ、怒り狂っている萌絵と叔母の会話です。長々と台詞を載せましたが、実のところ一番伝えたかった台詞は最後の一文だったりします。このまるで預言者のような物言いになぜだかとても惹かれたのでした。


なつのロケット

学問は実践してナンボのもんだ

出典:なつのロケット/JETS COMICS(白泉社)/あさりよしとお/16P
キャラ:藤根先生

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
総合ファンサイトでいいのが見つからなかったので代わりといってはなんですが、あさりさんの代表作より宇宙家族カールビンソンのホームページをご紹介。ネタに関する考察が滅茶苦茶濃いです。ファンなら必見。

順調に行けば、本日国産ロケットであるHII−Aが打ち上げられているはずです。上手くいっているといいのですが。
で、せっかくなのでそれに合わせて作品をご紹介します。

「なつのロケット」は、小学生である主人公たちが慕うはみだしタイプの先生が辞めるらしいと察知、彼らは先生の教育がまちがっていなかったことを証明するために、夏休みの自由研究として世間が驚くようなロケットを製作して飛ばそうと計画する、そんな話です。念のため断っておきますが、ギャグとかじゃなくていたって真面目な物語です
あまりくわしい解説はしませんが、SFをほんの少しでもかじったことのある人なら必読!
これはまじで名作だと思います、ええ。
ロマンの極みというか、なんというのかああもうとにかく読むべし。
もっかい駄目押しで……読みましょう。

本日は作品の紹介こそが第一目的だったので、台詞的にはあまりおもしろみがなくちょっと恐縮です(^^;
型破り先生の経験則という奴ですね。
しかし激しく真実をついてます。
しょせん机上の理論をいくらこねくり回したところで、運用しない知識なんて無駄。こうやって自前でサイトを開いて、適当にあることないこと言ってる分にはどうなのやら? →bk1
(01/8/29)

「世の中はな 何かすれば必ずそれにしっぺ返しが来るんだよ なんでもやりたい事を自由にやれるわけじゃない 責任っていうのがついて来るんだ
もしも辛い事がイヤならば自分からは何もしないこと…――
人に言われた事をだまってやってりゃいいんだ」
「上野みたいにですか……?」
「こいつ仲々言うねェ さすが私が見込んだだけの奴だ
じゃあ北山ちょっと聞くぞ
痛い目を見ながら自分のやりたい事をやるのと…――
他人にやらされている事だけをやってそれで何かしたと満足するのと…
お前はどっちだ?」

出典:なつのロケット (コミック)/JETS COMICS(白泉社)/あさりよしとお/102P
キャラ:藤根先生&北山

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

更新は停止状態ですが、宇宙家族カールビンソンのホームページはぜひとも見ておくべきかと思います。

★2002年8月9日(金)
『コミケ、ごくろうさまです』

明らかに各所のwebサイトの更新が半ば止まっています(^^;
お盆とかいうことももちろんあるでしょうが、主な原因は間違いなく……。みなさんちゃんと生きてるでしょうか。
今頃コンビニで倒れたりとかしてないですよね?
私は他人様をあてにして待ち状態です。

さて。
どうにかこうにか本屋に行く時間ができたのでいろいろ買い込み。
クビツリハイスクールとかが注目です。が、今回クビツリ〜は立ち読みできない仕様になってますのでお気をつけ下さい(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■三月に降る雪 空の境界musica-appendix、予告ムービー公開(9:46MB)
「空の境界」のビデオクリップの予告ムービーが公開されていますよ☆
まだ見てはいませんけれど☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

多少、復活基調。
本日はなつのロケット→bk1からです。細かい経緯を省略して説明すると、小学生が液体ロケットを製作して飛ばすまでのある夏のお話。
SF者、およびロケット好きは読みなさい。以上。
感動もあり、けんかもあり、青春ですねえ……。

本日の台詞は、そもそも小学生たちにロケットを飛ばそうと思わせるきっかけを作った型破りな理科教師の発言です。台詞のような行動が原因で先生をやめることになってしまうのですが、後悔は……ない!


夏への扉

「ねえ、ダニイおじさん?」
「なんだね、リッキイ?」
「もしあたしがそうしたら――そうしたら、あたしをお嫁さんにしてくれる?」

出典:夏への扉   キャラ:リッキイ&ダニエル

たまには古典を、ということでハインラインの「夏への扉」からの出典です。この作品は、私のSF傾倒に大きく貢献した……というかハインライン作品全般がなかったら今現在、SF読んではいなかっただろう、そういう影響の強い作品です。
ストーリーは……説明するだけ野暮ってもんですね、ここに来る人には。

名台詞は、物語の佳境に入ったところ。って、あーこれ思いきりネタばれだけど、たぶんみんな読んでますよね?読んでると仮定して話進めるから,読んでなかったらこの先は読まないでね。
時間差コールドスリープという離れ業によって、年の離れたダニイとリッキイが再び出会うことを可能にする、その計画をダニイが話し終えた後の、リッキイの返事ですね。
こういう台詞は使い古された感もありますが、そもそも使い古されるという事は、それだけ破壊力のある台詞だと言うことです。かくいう自分も「くらっ」と来ましたね、これには。もはや何回読んだか覚えてないくらい繰り返し読んでますが、でも相変わらずくらっと来ます。

成恵の世界

不味いヤキソバと高価いかき氷 どっちがいい?

出典:成恵の世界/角川コミックス・エース/丸川トモヒロ/2巻129P
キャラ:七瀬香奈花

【直営サイト】なし
ファンサイトはけっこうありますが、七瀬の世界を起点にするのがおすすめです。最初の成恵サイトでもあります。

「成恵の世界」はSF風味の入ったラブコメです。
成恵という宇宙人だけれども、地上でずっと生活してきた、外見は普通の女の子と、気のやさしい普通の高校生の男の子のラブコメ。
基本的にはとりたてて特筆すべき点はありませんが、成恵とその姉をはじめとして、どうも微妙にテンポのずれた性格の人々が多く、その辺が楽しかったりします。
SF風味が入っているので、生体宇宙船などさらっと登場したりしますが、「非A(ナルエー)の世界」とはあくまでタイトルのみの引用で内容的には関係ありません、念のため。

さて、本日の台詞。
やはり時々はオチな台詞を紹介しないと私も疲れちゃうんで(笑)、こういう台詞をご紹介。
主人公のご一行が海に遊びに行ったとき、香奈花が他の人に食べ物をおごる段になって、発言したものです。
ひねていると言うか、それでいて海の家の本質をついていると言うか……。
これでラーメンがネタに出てくれば完璧なんですが(爆)(00/10/15)

「お化けお化け!
お化けが出てこそ一流の学校よね!」

出典:成恵の世界/角川コミックスエース/丸川モトヒロ//162P
キャラ:八木はじめ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトなら七瀬の世界がおすすめです。記憶に間違いがなければ、一番最初にファンサイトを運営し始めたところのはず。

月姫ネタばれ名台詞7日目。
ラストにふさわしいかどうかはともかく(^^;、これでとりあえずネタばれ編はおしまい。……なのですが、夏コミ新作の「歌月十夜」を無事通販で押さえたので、後は来るのを待つばかりです。これでネタも安泰か(笑)
その「歌月十夜」ですが、この本日分をアップする直前まではメッセサンオーの通販購入可能になってました。今すぐ飛べば買えるかも。

さて「成恵の世界」はSF要素の入ったハートフルラブコメティな漫画です。
ヒロインの成恵はホンモノの宇宙人なのですが、なぜかこの世界ではたいした問題にはなっていません。せいぜいがちょっとしたからかいの対象になっているくらいというのが風変わりといえば風変わりです。
SFのラブコメという背景上およそなんでもありな感がありますが、全体にほのぼのした雰囲気が漂ってます。ラブコメ好きなら手を出すのもよろしいかと。
ちなみにタイトルは「非(ナル)Aの世界」からとってますが、内容的には関係ないので一応。

本日の台詞解説ですがこれはなぜか「歩くXファイル」との異名を持つ八木が、図書室に出現したというお化けの調査を頼まれた時のものです。
学校には怪談がつきもの。
そんなわけで、なにが一流なんだかよくわかりませんが、奇妙な納得感の漂う台詞なんでありました。 →bk1
(01/9/9)

私 思うんです
自分がダメだって思える人ほどいつか頑張れるって
くやしい! 負けないぞっ! そんな気持ちが世界をかたち創るんだって
あなたは自分で思うよりずっと凄い人ですよ 和人サン

出典:成恵の世界/角川コミックスエース/丸川トモヒロ/1巻79P
キャラ:朝倉鈴

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトなら七瀬の世界へぞうぞ。

●「映画みたい」という表現が、なによりも平和であることの証明。
●「カミカゼアタック」が恐れられていた理由の一端を知る。
●経済というのは世界中つながっていて、実のところ日本経済も相当危険な状態になっているんですが……どの程度理解してるのだろう? なんか「対岸の火事」と勘違いしてないか? 明日は自分の家族が失業してるかもしれないのに?
とまあ、米国テロ事件に関する感想はこんなところで打ち止めにしておきます。あとはメジャーサイトさんにおまかせ。

さて、本日ついに月姫ファンディスク「歌月十夜」が我が家に届きました。
ふっふっふ……もはやホームページの更新どころじゃないです(笑)
とっとと切り上げてゲームやるっ!
じゃ、とっとと行きましょう。とっとと。

「成恵の世界」はSF要素の入ったハートフルラブコメディ。確かつい先日も解説したばかりなんで詳しくは割愛しますが、ほのぼのした中に時々見えるヒロインのぶっ飛んだ行動が魅力かもしれません。

本日の台詞ですが、意識して前向きな台詞をを選んでみました。
「なんの取り得もないダメなやつ」だと思っている主人公に対し、それは違うと否定してみせる一幕です。
負けないという心構え、そいつが重要です。 →bk1
(01/9/13)

「…オイ
ホントに全部読むんだな?」


出典:成恵の世界 《コミック》/角川コミックス・エース/丸川トモヒロ/4巻66P
キャラ:丸尾

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
未調査。

★2002年3月4日(月)
『略式更新モードに突入』

本日から1週間ほど略式更新モードに入ります。名台詞以外の更新は基本的にストップ。台詞のほうも作品紹介は手抜き。更新自体を止めるわけではないです。
……このところ更新に時間をとられてぜんっぜん本を読めてないので、これじゃダメだろうと。(漫画はかなりこなしてますが、私の脳内では何冊読もうと1冊にカウントしないので)
ま、そのようなわけです。充電期間ということでご了承ください。

あーそれからしつこいようですが、空の境界買うなら今。メロンブックス通販などをご利用のこと。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

有給休暇中です。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

成恵の世界→bk1→amazonは、SF風味のラブコメです。以上説明終わり。
ラブコメって基本的にそういうもんですからね。くどくど説明するようなもんではない。感覚的に合うか合わないか、それが全てだと思います。ちなみに角川サウンドシネマでラジオドラマの一部が視聴できたりします。現在は第7話を公開中。

台詞解説。古書店に来た、本好きの長谷川が「オマエの部屋読んでない本が山積みだろ」というツッコミに、「大丈夫よ!ホントに読みたい物だけにするから」と答え、買い込むのですが……。
いやね、確かに読みたいものしか買ってないんですよ? たまたま読みきれないだけで。たまたまですよたまたま!<誰に答えているのか


「恋はインパクトだ」

出典:成恵の世界 (コミック)/角川コミックスエース/丸川トモヒロ/1巻82P
キャラ:監察官

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
アニメ化されているので、成恵の世界で検索かけるといっぱい情報は引っかかってきます。

★2003年6月27日(金)
『上手い下手』

うちはサイトの性格上、その手のことは話題になりづらい面もあるのですがよく他のサイトで「この作家は上手い」「この作家は下手」と評しているのを見かけます。
皮肉でもなんでもなく、評者に対して「すごいなあ」と思ったりするのですよね。私の場合「上手い」についてはともかく、下手という言葉は使う度胸がありません(^^; そんなことをふと感じた朝でした。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■本読みタイピングうたたねこやより)
本読みの日常で公開されているタイピングゲームですが、これが熱いんですよ☆ これは活字読みとしての知識も試されるのです☆
「ぐぁ……か、漢字が読めない(汗 」
そういえばこの機会にこちらも巡回先に含めておくことにしましょう☆
「あー! また読めないっ!」
と、いうわけでトンボさんはただいま現実逃避中なのです☆

■小説「MOTHER」,新潮社から復刊決定!だめぽ足跡より)
うかつにも知りませんでしたが、7月10日ごろ書店入荷とのことです☆ 当時、総じて読んだ方の評判もよかった作品ですから未読の方はこの機会にどうぞ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

成恵の世界→bk1→amazonは、SFが入り込んだラブコメです。いつの間にやらアニメ化までされてしまい、メジャー級の成長をとげてますが、ラブコメの類としてはこの作品はかなり好きな部類だったりします。
普通におすすめできるラブコメですええ。

さて、本日の台詞はネタに詰まって困っていたところを掲示板で常連様が連載中のSSに救われていたりします(^^;
それはともかく台詞の状況ですが、任務のため主人公(男)に近づくエージェントが「なぜ妹に成り済ます必要があるのか?」と尋ねたことへの返答です。
わかったようなわからんような理屈ですが、でも真理かも。


なるたる

「じゃ、やってみよ。スキがあったらたたいて」
「あ……
そ…………その
たっ……たたかずに……たたかずに
すっ……済ましては だめでしょうか……」
「へ? あのだって
え〜〜? これ相手たたかないと勝てないよ」
「かっ……勝てな……くて
いいんです……
よけ……よけてる……だけじゃ……
だめ……ですか……?」
「ずっと?」
「はい」
「一生?」
「はい」
「終わらないじゃん」
「……」

出典:なるたる (コミック)/アフタヌーンKC/鬼頭莫宏/1巻125P
キャラ:玉依シイナ&佐倉明

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年9月25日(木)
『自分を責めろっ!』

えー本日正式になるたる→bk1→amazonを読み始めた自分。実は昔1巻の最初のほうを流し読みしただけだったのです。ヴァンデミエールの翼→bk1、→amazonはしっかり気に入っていたというのになぜかずっと読んでませんでした。で、とりあえず3巻まで読了。
――――はうっ。
自分ってやつはなんてもったいないことをしていたんだあ!と激しく後悔。個人的にど真ん中剛速球の炸裂でした。なるたる全巻集めよう。決めた。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■句読点日記
ええとライトノベルのいくつかのタイトルをとりあげて、タイトル別に句読点の特徴などを考察しているという変わった試みのサイトなんですよ☆
特に書く側の人は一度見ておくとよいのではないでしょうか☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

なるたる→bk1→amazonは……やめた。既刊全巻読むまで余計なコメントは差し控えることにします。ただ、どう転んでも『みんなで幸せになろうよ』というご都合主義にはなり得ないのは確か。

それでは本日の台詞解説。
ちょっと解説の必要があるかな。この台詞を話しているのはアキラがスポーツチャンバラに挑戦しようとしている場面。無論チャンバラと言えば普通は相手を叩くのは当たり前。が。


南国戦隊シュレイオー

「最後のメンバーがあの人だといいなあ。
気のあった女の子同士も悪くないけど、やっぱり青春の本道はラブコメですもんね」

出典:南国戦隊シュレイオー/ソノラマ文庫/神野オキナ/絵:伊東岳彦/50P
キャラ:紫堂虎鈴

【直営サイト】なし
残念ながらファンサイトは発見できず。

「南国戦隊シュレイオー」は……えーと……ヒーローロボットアクションとでも言うのが適当なのかな? 類型化しにくいアクションものですが、とにかくでかい人型機械が主役なお話です。
ちょっと霊感が強くて、でもそれ以外はわりと普通な高校生・御鏡旅人。彼がジェット機に搭乗して東京へ向かう途中、巨大な騎士と鬼との戦いを目撃してしまったことから物語は始まります。
あとは何の因果か彼が巨大人型兵器「シュレイオー」のパイロットに選ばれ、敵と戦う運命に巻き込まれていく……と、簡単に説明するとなんの変哲もない普通のロボットものなんですが。
しかーし。
実情はかなり違います。
白状すると序盤を読んだ時点では、それほど変わった作品とは思えなかったんですが、中盤辺りから一気に本性が表れた感じです。
まずは「結界」や「呪詛」といった要素をメカと融合して表現していること。この表現具合が、最初のうちはありきたりに思えたんですが、ネタが徐々に「濃く」なっていきかなり酔っ払えるんです、ええ。
それと沖縄が舞台であること。これは作者さんが沖縄出身者だからこそできる芸当なんでしょうが、風土を生かした小技が効いてます。
最後に……あからさまにマニアックなネタの数々。どうも私には、どれだけわかるか読者に勝負を挑んでいるように思われてなりません(笑)。ちなみに私は惨敗ですが……くそう半分もわかったかどうか(^^;)
そんなわけで、この作品は序盤だけを読んだ印象と、最後まで読んだ印象がかなり異なる作品です。立ち読みしてから購入を決定する場合は、ぜひとも最後まで読んでからにしましょう。
その際は本屋さんに迷惑のかからないように気をつけること(爆)

さて、それでは名台詞解説。
ところで誤解のないよう断っておきますが、別にこの作品はラブコメじゃないです。コメディ要素はありますが、バカ話ではないのでお間違えなきよう。こんな台詞を選ぶ私も悪いんですが(^^;)
相棒らしき女の子と会話する女の子のなにげない一言ですが、意味わかりますよね? 「男の子がメンバーに入った方が楽しい!」という表現を変化させたわけです。
……他人がラブコメしてる分にはいいけど、当事者になるのはいやかも。(00/10/28)

「人を撃つのに慣れることはないわ。
弱い自分を否定しては駄目。弱い自分がいることを意識しなさい――そして、弱い自分を選ばないように、頑張るの」
「………」
「でも、あなたを大事に思ってくれる人の前では、弱いところさらけ出すことも、必要なのよ」

出典:南国戦隊シュレイオー/ソノラマ文庫/神野オキナ/絵:伊東岳彦/317P
キャラ:謎の美女&謎の人

【直営サイト】なし
残念ながらファンサイトは発見できず。

「南国戦隊シュレイオー」は、昨日に引き続いてなんで本日は解説を省略します。
ちなみに、昨日の更新は午後4時でした……いやまあ一応毎日の範疇と言う事でお許しを(^^;)

さて台詞解説なんですが、発言キャラの特定はちと自粛。
台詞の中身は、「身を守るために銃を撃った。殺してもいいと思った。でも人は殺したくなかった。死ななくてよかった。でも敵だ」という、出口のない思いで半ばパニックに陥っている人物を諭している構図です。
私が紹介したかったのは後半です。やっぱり人間強いだけでは生きられないものなの。弱さも人間の条件なのですねー。(00/10/29)

「それにね、正義の味方があんまり人を疑うもんじゃないわ。むしろ、信じて裏切られるほうを選ばないと」

出典:ダマスカス・ハート(南国戦隊シュレイオー2) (小説)/ソノラマ文庫/神野オキナ/絵師:伊東岳彦/上巻251P
キャラ:月読井草

【作者直営サイト】三人共用名刺
【絵師直営サイト】なし

ちなみに絵師の伊東岳彦さん所属する会社のサイトはこちらモーニングスターです。

★2002年7月8日(月)
『だらだら書く』

電撃新刊相変わらず消化中。
灰色のアイリスは、物語の筋書きとしては普通だと思いますが、レベルそのものが高い感じ。なにぶんまだ読んでる最中なので、感想は劇的にかわるかもしれませんが……。


某サイトで、(ライトノベルの)各作品の擁護派と否定派の意見を読んだりしているのですが、たまーにこういうものに目を通すと自分はかなり甘い読者だなあと思うのでした。
好きですけどね、この甘めの読書スタイル。
まあ片っ端からケチつけながら読むのもそれはそれで有意義?なのかもしれませんけど、精神衛生上あまり良くなさそうですし(^^;
たいていどんな内容の本を読んでも、一箇所ぐらいこれはいいなーと思える場所があって、さらにそれが作品自体を気に入る決定力になる、こういう読み方ができるの結構お特かもしれないなと思う今日この頃。
(もちろん欠点素通りというのはまずい面もあるのですが、書く立場にならないかぎりは問題なし)

で、結局何が書きたかったんでしょう自分は。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

おやすみです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

南国戦隊シュレイオーは、ああ例によって時間切れのようです。朝2度寝してしまったのが敗因だなあ(^^;

この台詞、なかなかしっくりきますね。
戦隊ものとかで、よく正義の味方は毎回毎回飽きもせず悪人のバカちんな手口に引っかかっていますが、こういう理由だとすれば納得がいきます。がんばれ正義の味方。

「いいです。何もかも疑ってかかるより、全部信じて、裏切られる方がいいですから。その方が、みんなの笑顔になる、そう思うんです。きれい事ですけど、その方がいいってあたし、思うから」
「だって、『きれい事』って、実現が難しいだけで、本当は絶対その方がいいって、みんな思っているわけですもん」


出典:ダマスカス・ハート(南国戦隊シュレイオー) (小説)/ソノラマ文庫/神野オキナ/絵師:伊東岳彦/下巻29P
キャラ:虎鈴

【作者直営サイト】三人共用名刺
【絵師直営サイト】モーニングスター

特記事項はなし。

★2002年11月19日(火)
『とりあえず懺悔』

ラグナロクオンラインにかまけていてすみません。もうすぐ休止に入るので更新もまともになるでしょう(^^;

何年もの間RPG自体から長らく遠ざかっていたのですが、その反動が一気に押し寄せた結果どはまりしたんだろうと自己分析(^^;
ちなみにすべりこみで、IRISにギルド作りました。
その名も「活字結社 広辞苑の悪夢」です。
課金後無事なら結成式を行うつもりですので、参加希望の方は掲示板のラグナロクスレにその旨書き込んでおいてくださいねー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

ただいま停滞中です☆
明日には持ち直すと思いますのでお許しくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

南国戦隊シュレイオーは……説明省略、とうか明日に(^^;
とりあえず本日のところは、長い時間拘束してすいませんでした。には特に注釈の必要もないかと。

「恥というものの意味を知れ。そして、恥と知りつつも、恥をかくことを恐れるな」
「男は……いや、人間は、時にあえて恥をかく方を選ぶことができるようでなければ、誰かを不幸にし、自分も不幸になる。そして、身動きが取れなくなる」
「恥をかくことを恐れるあまり、自分だけが格好よくなろうと思うな。それが世間で恥と呼ばれるものであろうとも、時には甘んじて受ける必要が、ある」


出典:ダマスカス・ハート(南国戦隊シュレイオー) (小説)/ソノラマ文庫/神野オキナ/絵師:伊東岳彦/下巻102P
キャラ:御鏡秀善

【作者直営サイト】三人共用名刺
【絵師直営サイト】モーニングスター

特記事項はなし。

★2002年11月21日(木)
『BLOODLINK読者はぜったい見逃すなっ!』

タイトルの詳細は↓に。3巻の延期は悲しいですが、これをみて心慰めてください。

それからライトノベルファン度調査がとうとう回答者9000人を突破しました(驚
参加者が増えるにつれ平均読書数は減ってきて、現在37.82冊となっています。しかし本家である本格ミステリファン度調査を完全に越えちゃいましたね……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■山下卓さん『BLOOD LINK』短編公開&コメント
現在3巻執筆に難航中で、そこから副次的に生まれたものとのことです☆
絵師であるHACCANさんのサイトにて、なんとオリジナルイラストまで複数ついた超豪華短編です。お見逃しなく☆
「走れー! 保存しろー!」

■R.O.D.TVアニメ化
詳細は12月10日とのことですが、これは燃えますね☆
「ちょっと、広辞苑もってうずうずするのはやめようよ……」
OVAはトンデモ展開が冴えていたのですが、TVアニメでもトンデモ展開の極みを見せていただけるのでしょうか☆

■一学校司書の見た中・高生に人気のティーンズ小説リスト
■ティーンズ小説相関図
■ティーンズ小説関連年表(以上、ありさとの蔵より)
とりあえずメモ☆ とくに年表が興味深いです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

南国戦隊シュレイオー→bk1→amazonは、沖縄を舞台にした仙術ロボットものというかなんというか……あー説明が(汗
ともかく読んでみてください(^^; いろんな要素がつまってますが、密かに沖縄への愛もいっぱいです。
こういった地元万歳な作品は大好きですね。私など愛知県民なのでアース・ガード→bk1→amazonなど思いっきりひいきしてます。名古屋圏の地理が理解できる方は、ぜひともアースガードにも手を出してみてください(笑)。

本日の台詞は祖父から孫への自分の体験による忠告みたいなものですね。ないかと。


検索
番外
HOME  実話