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ファイナル・ファンタジー6

だってこれは大切な、大切な……

出典:ファイナルファンタジー6   キャラ:セリス

白状します。
上の台詞に関する記憶はほぼ失われてます。よって、言い回しはおろか前後の状況などもさっぱり覚えてません……。
思えば、FF6って何年前のゲームだっけ?

一応は、FF6の主人公(だよね?たぶん)であるロックのバンダナを落としそうになって、あわてて拾おうとしてどっかから落ちそうになったセリスをロックが助ける……ちゅう状況だったと思います、たぶん。
んで、ロックが、
「バカヤロウ、そんなもののために!」
とか怒るとセリスが上の台詞を言うんじゃなかったかな……。その「……」の部分に『ロックのバンダナ』が入ったかどうか覚えてないのが辛いところ。

ま、お約束な展開というやつですが、なぜか記憶に残ってるんであげてみました。

追記:なんとこの台詞存在しないかも!?
エスクーシュさんの情報によると……
なんと…この台詞…ないです(汗)今日(9月1日)久方にやったのですが… セリスの台詞は「ロック!!」のみという、でもこんな台詞聞き覚えあるんだけどなぁ。 ちなみに通しで書くと(EDセリス&ロックの部分) 通路を走るセッツァー、エドガー、ロック、セリス セリスの懐からバンダナが落ちる。それを拾いに行くセリス。 エドガー「早く!!崩れるぞ!!」 バンダナを拾い安心するセリス、すると通路が崩れ始める。 逃げようとするがどんどん崩れて行きロック達のいる通路にジャンプするが宙吊りに そこにロックが駆け寄りセリスの両腕を掴む。 セリス「ロック!!」 ロック「離さないぞ!!絶対に、離さないぞ!!」 引っ張り上げられるセリス。 ロック「バカやろう!!そんなもののために」 無言のセリス、するとまた通路が崩れだしロックはセリスを抱きかかえ逃げて行く。
うーむ……幻でも見たんでしょうか……(01/10/14)

ファイナル・ファンタジー8

寝顔、かわいい

出典:ファイナルファンタジー8   キャラ:リノア・ハーティリー

なにやらFFが続いてますが、8については私自身が現在進行形でプレイ中だからなのでーす。
遅い?買うのは発売日に買ったんだけど……いまひとつ気合がのらなくて……。
今回はちょっとシステムを複雑にしすぎたんじゃないかなー、と個人的に思います。
ま、それはおいといて。

いまひとつ、「萌え度」の低かったリノアですがこの台詞はけっこう気に入りました。
主人公のスコールがベッドで寝ているのを覗き込んでいて、起きたときに言う台詞なんですが……。
どうみてもただの台詞ですよねえ?
なのにこの台詞聞いて、「リノアもちょっとはいいかな」と思ってしまったのです。
感性がおかしいのかな……。

だめだったの、ひとりじゃだめだったの

出典:ファイナルファンタジー8   キャラ:リノア・ハーティリー

言わずと知れた、超大作RPG。個人的には途中で1ヶ月くらい放置して、ようやく再開したばかりです。どうもね……7以降、映画的になりすぎてかえって感情移入しがたくなりました。こういう事言うのは『古参ゲーマー』だけなんだろうな(苦笑)
話がそれたついでに。
ゲームの名台詞ってなかなか難しいんですよ。いったん逃すと、もう出てこないから。簡単に何回も見るわけに行かないし、かといってビデオでずっと録画しておくのもちょっとねえ……。

さて、うえの台詞ですが、わがまま娘(笑)のリノアが単身のりこんで魔女を倒そうとして、ものの見事に失敗してとっつかまり、スコールに助けてもらったときに言ったものです。
さすがにしおらしいです。怖かったと見えて、スコールをつかんで放さない所なんかはかわいくみえないこともないです。(こういうしぐさが賛否両論を呼ぶもとなんでしょう、たぶん)
だからなんだといわれても困るんですが……なんとなく記憶に残った台詞なんで挙げてみました。

Phantom of Inferno

「泣けるうちに泣いておくのね
それって、とても贅沢なことだから」
「……夢だ。きっと、ただの夢だ……
……こんなの嘘だ。全部、なにもかも、悪い夢なんだ……」
「それが慰めになるのなら、構わないわ 夢だと思っておきなさい
……でも、長い夢になるわよ」

出典:Phantom of Inferno/デジターボ/ニトロプラス/序盤より
キャラ:アイン&ツヴァイ

【メーカー公式サイト】ニトロプラス
【絵師直営サイト】なし
ファンサイト情報。Kreutzer on Line内にある「PHANTOM×MANIA」で攻略とか取り扱ってます。

独自ドメイン正式に稼動開始。
http://www.maijar.org/です。お手数ですが、各自ブックマークの変更をよろしくお願いします。

昨日の謎のブラウザについて、掲示板で教えていただきました。IEコンポーネントブラウザのUserAgentを変更してあのような趣味的なブラウザ名になっているようです。……ちょっとがっかり。兄チャマ専用ブラウザ with 四葉がほんとうにあったら一度は体験したかったのに(笑)。

いろいろ紹介すべき本もありますが、本日はちょっと脇に置いといて(明日いろいろしますね)。発売記念も兼ねてご紹介するのが、自分もまだはじめたばかりの、Phantom of Inferno
もともとはPC用のいわゆるエロゲだったのですが、人気がじわじわ高まり、この度DVD用のビデオゲームとして26日に発売になりました。
そうDVD用のゲームです。しかも動作環境がけっこう厳しく、PS2だと最新版のドライバがないと動作しません。PCについてるDVD再生ソフトでも一部では動作しないようです。私は幸いにしてDVDプレイヤーがあるので気軽に買えましたが。
主人公は謎の組織インフェルノが関わる暗殺事件を目撃したために、記憶を消された少年。潜在能力を見出され、組織に所属する暗殺者の少女・アインによって数々の暗殺術を学ぶうち、少年はいつしか組織最強の暗殺者に。その渦中での出会いと別れを繰り返す少年の行く末を描いていきます。
この作品は前々からおすすめを受けていて、それで購入を決めたわけですが……おおお、確かに台詞かっこいい。
ハードボイルドです。
渋いです重いです切ないです。

登場する銃器に異様なくらいこだわってます。
もとがエロゲであったことは忘れた方がよいです。
まだまだ先は長いのでなんとも言えませんが、立派にまいじゃーの資格がありそうです。

さて、台詞ですが……。実はこの台詞は投稿されて一度紹介したはずなんですが、データベース上から消えているようなんで前後を付け足しの上、再度掲載することにしました。
記憶を失い、自らの生存できる選択肢が暗殺以外にありえないとわかったとき、主人公のツヴァイは逃避しようとします。それに絡んでの会話です。悪夢の出口はどこにあるのか。
(01/10/28)


フィールド・オブ・スターライト

バイバイ、独裁者
世界を救う前に、あの世で自分を救え

出典:砂漠の花嫁(フィールド・オブ・スターライト)/角川スニーカー文庫/鷹野良仁/絵:木村明弘/242P
キャラ:サトミ

【直営サイト】なし
まだファンサイトができるには苦しいかな? という気もします。

「フィールド・オブ・スターライト」は、戦争SF系です。
1巻と2巻でかなり雰囲気が違っていて、1巻がはみ出し者の集まりである宇宙戦艦(記憶に自信なし)の訓練学校生が、力を合わせ大会での優勝を勝ち取る話。今回紹介した2巻は、一応続編の形になっていて、前作の主な登場人物たちはそれぞれ軍人として任務に当たっていて、とある惑星の反政府運動を支援することになります。
正直な感想を言うと、続編である必然性がないような気はします。ただストーリーそのものはともかく、思想や台詞の端々になんだか無視できないものを感じました。で、作者さんの紹介文を見て納得。「哲学・思想マニア」だそうで、その辺の影響が本文に表れている感じです。

それでは台詞解説です。
といってもあんまり解説するまでもないんですが……独裁者と相対して、そいつを倒そうとする時の台詞です。
たいてい軍事侵攻を企む独裁者というやつは2通りで、征服すること自体が目的になっている場合と、本気で武力制圧が世のため人のためと信じている場合があります。この作品の独裁者は後者で、「世界を救うひまがあったら、自分の頭をまずなんとかしろ」ってことです。(00/9/23)

「ねえ、キングさん……、
ここに居る全ての人たちが、世界と貴方との関わりよ……」
「…………」
「だからね、生きていてね……」

出典:砂漠の花嫁(フィールド・オブ・スターライト)/角川スニーカー文庫/鷹野良仁/絵:木村明弘/258P
キャラ:ナターシャ&キング

【直営サイト】なし
やはり何度探してもないです。作品の押しが足りないかなあ……。

「フィールド・オブ・スターライト」は、数日前に解説したんで今回は紹介はパス。

そういうわけで、さっそく台詞解説です。
なんと言ったらいいのかな……この世の中とのつながりを希薄に感じてしまう人が時にあるようですが、それに対する答え、みたいなものでしょうか。
キングが負傷して病院に担ぎ込まれたとき、みんなが心から心配して駆けつけてくれる。だから絶対死んじゃダメ! というお話でありました。
表現的になんだか気に入りました。(00/9/25)

VAクライシス

お、男は三十過ぎたらアニメなんか見ちゃいけないんですよう!

出典:VAクライシス/ファミ通文庫/吉岡平/160P
キャラ:九鬼陽子

本日はオチの日と言うことで(笑)
VAクライシスは、いわゆるバカ小説。裏表紙のらすじにはさもSF的な展開があるかのように書かれていますが、そんなものは蛇足。サブタイトルの「奥様は人気声優」こそが本題で、一冊丸ごと声優オタクッぷりが発揮された小説です。
タイラーシリーズでおなじみの吉岡平さんは、本のあとがきによると「林明美」名義でアイドル研究家でもあるらしく、自身の趣味をそのままぶつけた感じです。登場人物が『さくらぎともえ』や『はやしばらつぐみ』など元ネタを隠す気のない露出っぷりが潔いですね(笑)
バカ小説好きで声優オタクを自認するなら文句なしにおすすめ、そこまで行かなくともとりあえず少しは声優の名前がわかる人なら、頭を空っぽにするために読むにはちょうどよいかも。

で、台詞は……解説する必要ないですね、ええ。一応一般人が一般的でない人に向かって言った台詞です。
30歳……学生さんならまだタイムリミットまで間があるので、気にならないでしょうが、管理人の歳くらいになってくるとそろそろやばく、会話の定冠詞が『いい年をして』になってくるのが困りものです(^^;)
とりあえず自己弁護のためにもこう反論しておきましょう。
「じゃあ女ならいいんかい!」……反論になってませんね、全然(笑)。ま、どうせ世間の『我々(そこのあなたも例外じゃないですよ!)』に対する評価なんてこんなものです(^^;)

フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に

「……フェリシエラ」
「なんです?」
「うれしいって、何?」
「え……?」
「うれしいって……何?」
「うれしいって……」
「『うれしい』の、うれしい?」

出典:フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に (小説)/富士見ファンタジア文庫/今田隆文/絵師:水上カオリ/1巻160P
キャラ:ヒヨリ&フェリシエラ

【作者直営サイト】TRINE
【絵師直営サイト】羽色庭園

特記事項なし。

★2004年5月24日(月)
『持病の布教活動』

学校を出よう!2巻感想リンク集を作成しました。
主に1巻でストップしていた方向けですが、1巻と2巻の間に背景世界と一部のキャラクター以外の接点がほとんどないので未読の方も参考になるかと。さて一人でいいから、読者が増えますように。

余録。
伝説の人ひさびさ大暴れ。そして最後通牒へ……(謎


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■マリア様がみてる〜春〜2004年7月4日(日)より 朝7:30〜 テレビ東京系6局ネットにて放送決定!
春というからには、これはもう間違いなく、ですね☆
「そう、のっぽちゃんとドリルだ!」<マテ

■あなたの考えたキャッチ・コピーが文庫本の帯に
東京創元社の企画です☆ このサイトに日参されているような方にはぜひともチャレンジして欲しいですね☆
「乗ったっ!!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に

フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に→bk1→amazonは、人造人間の話です。ロボット! 人工知性! ジャストミートっ! しかも絵師は水上カオリさんときた!
というわけで冷静な評価できません。こういう話にはほんっとうに弱いのです。
しかしそういう点をさっぴいてもこの作品の細かい描写部分、例えば首を傾げるといったちょっとした動作がいいなあ、と思いましたええ。
なお、この作者様を完全な新人と誤解されている方も多いようなので補足しておきますが、電撃文庫のastralシリーズ→bk1→amazonを書かれてます。知る人ぞ知る、かな?

それでは本日の台詞解説。
感情とかがまるっきりまっさらな状態のヒヨリゆえ、こういうやりとりも発生するのです。台詞の機微と作品傾向を一度に紹介しようと思ったらここの台詞になりました。


封仙娘娘追宝録シリーズ

「ねぇ、おじさんと、おばさんに挨拶はしていかないの」
「私の顔を見たら、泣くに決まってる。泣くって事は浮鉄を信用してないって事。それは私を信用していない事だ」
「でも、それは梨乱を心配してるんだよ」
「判ってる。和穂、あんたはいい娘だけど、言いたくない事まで説明させる、悪い癖があるね。
お父さんたちには、別れの挨拶はしない。
村長代理と会っても、口をきくつもりはない。
思い残すことを山程置いて、私は行くんだ」
このまま死んだら、顔向けできないってぐらい、思い残す事を置いていく。
だから、私は戻ってくるんだ」

出典:泥を操るいくじなし(封仙娘娘追宝録) (小説)/富士見ファンタジア文庫/ろくごまるに/絵師:ひさいちよしき/126P
キャラ:和穂&梨乱

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年11月22日(土)
『今更はまるシリーズ  ろくごまるに編』

大昔読んだ時には特に感銘を受けず、以降なんとなく買わないまま月日は経ち、ようやく今になって読み始めたろくごまるにさんの封仙娘娘追宝録→bk1→amazon
おもしろい、これは良作だ。
なぜこんな良作を今まで放置していたんだ><
広辞苑で折檻してもらい気分でいっぱいです。
葉子『では折檻ですね☆』
えちょっとそんないきなりひぎゃあべし
『まいじゃー主宰としてあるまじき失態ですよ☆』

〜しばらくおまちください〜

……嗚呼、自分の死の線が見える……この痛みを持って全国のろくごまるにファンの方にお詫びいたします。もっと早く読んどくべきでした。
古いシリーズですから絵柄は今風のものではなく、また底なしでたらめに主人公が強いというスタイルとも無縁なため一見して地味目です。しかしまいじゃー愛好家なら外してはならない一作といえるでしょう。詳細は明日にでも。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■業多姫の新装版が12月頃店頭に、春には新刊予定(11/20の日記) (少年少女科学倶楽部より)
実はまいじゃーでは正式に紹介したことがないのですが、読んだ人曰く良作とのことです☆ ミステリー文庫で重版のかかる人気作は同じように表紙が切り替わるかもしれないので紹介しました☆
「……すいません、積読です(^^; 」

■一片の真実が含まれていないこともないマリみて人物相関図
各地では既出ですがおもしろかったので☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

封仙娘娘追宝録→bk1→amazonは、元・仙人の和穂と刀の宝貝・殷雷が事故により地上の各地に散ってしまった欠陥宝貝(宝貝とは、封神演義などに登場する中華版マジックアイテムのこと。ぱおぺえと読みます)726個を知恵と勇気によって回収していくやや中華風のファンタジーです。
この物語最大の特徴は、主人公達が無敵にあらずという点。力まかせではなく、知恵と勇気によって困難を乗り越えていくところが持ち味です。また中華風の世界観が味を出しています(念のため書いておきますが、某集英社の封神演義よりもこちらの方が古いです)
私もまだ既刊を全部制覇したわけではないので偉そうなことを言えた口ではないのですが、まいじゃー志向の方には必ずや五万足いただけるものと思います。まいじゃー認定級ですええ。

それでは本日の台詞解説。
は……涙なしには読めない、かも。

「……俺はこんなところで、こんな事をしている場合では絶対ないと思うんだが」
「そうでしょう。そうでしょう。
ここに座ってお連れさんが着物を選ぶのをお待ちになっている殿方は、みんなそう言いたそうなお顔をしています。
もっとも声に出して言う方はそういませんが」

出典:嵐を招く道士たち(封仙娘娘追宝録) (小説)/富士見ファンタジア文庫/ろくごまるに/絵師:ひさいちよしき/71P
キャラ:殷雷&服野屋の主人

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年11月23日(日)
『働け自分』

というわけで?今日は休日出勤につき更新適当に。課題など明日に持ち越し(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

封仙娘娘追宝録→bk1→amazonについて、基本的なことは昨日説明した通りです。補足についてはもう少し私がシリーズを読み進めてからにしたいと思います。適当なこと言って間違ってたらまずいですからね……。

それでは本日の台詞解説。
要するに女の子が服を選ぶ間待ちぼうけを食わされている男の図です。リアル世界のお父さん、彼氏にも多々心当たりがおありかと(笑)

「斉願、私もその意見には賛成。
絶望しない方が勝つのよね」
「黙れ! 泣きながら、何を言う!」
「龍華師匠は言っていた。
泣いても構わない。だが、立ち止まって泣くな。前へ歩きながら泣け。
ってね。
殷雷がいなくて、悲しいわ。泣きたくなるぐらいに。
でも、それは頼るべき者がいない、不安の涙じゃないよ。
殷雷が心配だから、泣いているのよ」

出典:くちづけよりも熱い拳(封仙娘娘追宝録・奮闘編) (小説)/富士見ファンタジア文庫/ろくごまるに/絵師:ひさいちよしき/224P
キャラ:和穂&斉願

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年12月3日(水)
『flashいじくれますか?』

えー諸事情あって、flashの加工ができてしかも今すぐにでも作業にとりかかれそうな方を探しています。(たぶん)それほど高度なものではなく、絵にかぶせて任意の文字を表示させるとかその程度のものなのですが……もし体が空いている方がいらっしゃいましたらお知らせください。
よろしくおねがいします。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■カラミティナイト3、高瀬時空から脱出か?
待てど暮らせどなかなか続報が見えずやきもきしていたカラミティナイト→bk1→amazonの3巻ですが、高瀬彼方さんのサイトによれば、どうやらめどが立った模様ですよ☆ 待つのが長かった分楽しみですね☆
「…………高瀬時空?」
細かいことを気にしてはいけませんよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

封仙娘娘追宝録→bk1→amazonは……細かい説明すっ飛ばします(^^; ただこの作品の特徴として、力づくではなく知恵と勇気でものごとを解決するということが挙げられます。見かけの派手さではなく、中身の充実を求める方にはこのシリーズはネット通販でも書店取り寄せでも、あるいはその他の手段でも結構です。なにがなんでも読んでみてください。それだけの価値のあるシリーズです。まいじゃー認定も、お正月まではなんとかしたいと思っています。問題はろくごまるにさん自身の事情により、シリーズが休止していることですが……早く完全復活されることを願ってやみません。
今の今まで放置していたことをすごーく後悔しているシリーズです。まだまだ修行が足りませんね……

……あ、台詞の解説忘れた(^^;

「……さようなら。あなたが行くあの世と、私が行くあの世が、違えばいいんだけどね」

出典:黒い炎の挑戦者(封仙娘娘追宝録) (小説)/富士見ファンタジア文庫/ろくごまるに/絵師:ひさいちよしき/20P
キャラ:流麗

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年12月9日(火)
『軽い警告みたいなもの』

私自身はまだ読んでいませんが、どうやら複数被害者が出ているようなので告知しておきます(^^;
今月の電撃新刊のウィザーズ・ブレインIV→bk1→amazonですが、どうやら巻末資料の中で次巻のネタバレをしてしまっている模様(上下巻構成になってて下巻のネタバレをしてる形らしい)です。これから読まれる方はくれぐれもご注意を!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

封仙娘娘追宝録→bk1→amazonは、事故により726個の欠陥宝貝を地上にばら撒いてしまい、その回収に当たることになった元・仙人の和穂と殷雷の奮闘を描いたファンタジーです。
最近になって何回か取り上げてますが、いやもう最高です。
これぞ物語! これぞアイディアの勝利! あまたあるライトノベルが力のインフレで物事を解決する中、和穂と殷雷は絶対無敵の強さを誇るわけでもなく知恵と勇気で逆境を切り抜けて欠陥宝貝を回収していきます。そのバラエティに飛んだ話の数々は全く人を飽きさせません。
これも何度も書いてますが、今まで読んでなくてすいませんでした。

それでは本日の台詞解説。
気に入らない相手に最後まで?冷笑を投げつけるの構図。嫌いっぷりがすごーく伝わってきます。


Fate/stay night

「――――問おう。貴方が、私のマスターか」

出典:Fate/stay night (ゲーム)/TYPE-MOON/奈須きのこ/原画:武内崇/プロローグ
キャラ:セイバー

【メーカー公式サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年2月1日(日)
『fateやりたいのでてけとーに』

fate/staynight→amazonまだ買えるっぽいです。24時間以内配送になってます。

第2回マリア様がみてる人気投票、結果出ました。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーNo.14「奥様は司書」です。つうか結婚しちゃっていいのか。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■新人賞応募原稿作成支援サイト 下読みの鉄人うたたねこやより)
新人賞一次選考はいわゆる「下読み」と呼ばれていましてそこでまずはふるいにかけられます。その下読み歴10年の方の作成したコンテンツです☆ 長年の経験があるだけに重みがありますよ☆




  ▼本日の作品&台詞解説▼

fate/staynight→amazon(現時点ではまだ購入可能になってます。なお18禁です)は、伝奇ものビジュアルノベルです。以上説明終わり(爆)
自分がやりたいんで説明してる場合じゃないんですよ!

それでは本日の台詞解説。
かなり露出している台詞なのでネタバレにはならないだろうと判断しました。セイバーが召喚されてきた時のものです。簡潔にして覚悟を問うような感じがよいです。

「よし、よしんば明確な望みがないのであらば、漠然とした願いはどうだ。例えば、世界を手にするといった風な」
「なんで? 世界なんてとっくに私の物じゃない」
「――――――――」
「あのね、アーチャー。世界ってのはつまり、自分を中心とした価値観でしょ? そんなものは生まれたときからわたしの物よ。そんな世界を支配しろっていうんなら、私はとっくに世界を支配しているわ」

出典:Fate/stay night (ゲーム)/TYPE-MOON/奈須きのこ/原画:武内崇/プロローグ
キャラ:アーチャー&遠坂稟

【メーカー公式サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年2月2日(月)
『fate中。』

前々から思っていた書影つきおすすめを試しに上部に表示させてみました。ご意見あれば遠慮なくどうぞ(うざいから消せ!とか)。必ずしも反映されるとは限りませんが……(^^;

カレイドスターはじめてみました。……これはおもしろい!ツボにキター!fate終わったらビデオ借りてこよう。
さてfateの続きつづき〜。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーNo.14「奥様は司書」です。つうか結婚しちゃっていいのか。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2ch ライトノベル大賞 2003年度下半期結果
1位 バッカーノ! 1931 特急編
2位 イリヤの空、UFOの夏 その4
3位 マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust 排気
4位 灼眼のシャナ X
5位 Dクラッカーズ7-1 王国 -the limited world-
……という結果になっています☆ 他の賞の結果発表や下位の結果など詳しくはスレをお確かめくださいね☆

■日本一詳しい2003年年間ベストセラー【BOOKSルーエ】FANTASY Bookmarkより)
総合及び各部門とも100位まで閲覧できる優れものなのです☆ ちなみにティーンズ文庫文庫総合へリンクしておきますね☆

■口コミと、ネットと、ベストセラー(ライトノベルと口コミの連鎖と出版社の問題) 9 信者とブームの作り方 企業努力編
もはやおなじみ狩田さんの徹底考察シリーズ?です☆

■松下の「ΣBook」、2月20日に発売
37900円ですか。断言しますけれど100%失敗しますね☆
「わー辛口ー」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

fate/staynight→amazon(現時点ではまだ購入可能になってます。なお18禁です)は、伝奇ものビジュアルノベルです。やっぱり忙しいので説明省略。そのうち説明します(^^;

それでは本日の台詞解説。
アーチャーを召喚した遠坂の目的は聖杯戦争に勝利すること。その聖杯はどんな望みもかなえると言われる超強力なマジックアイテムのようなものです。そのためアーチャーは、なんのために戦うのかを問いただすのですが……。
参りました。貴女は最高です。この台詞で完璧に落ちましたね(笑)

「―――喜べ少年。君の願いは、ようやく叶う」
「―――なにを、いきなり」
「判っていた筈だ。明確な悪がいなければ君の望みは叶わない。たとえそれが君にとって容認しえぬモノであろうと、正義の味方には倒すべき悪が必要だ」

出典:Fate/stay night (ゲーム)/TYPE-MOON/奈須きのこ/原画:武内崇/プロローグ
キャラ:綺礼&衛宮士郎

【メーカー公式サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年2月3日(火)
『本日は特に』

なにもありません。あ、書影つきおすすめは詳細な紹介をなんらかの形で載せて、毎月保存していく形にするとけっこう有用なものになるかな?と構想してます。作業時間が取れないけど……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■SF作家によるオールタイム・ベストSFリスト仮藻録より)
いわゆる偉い作家さん各自のベストSFリストが挙がっていますよ☆

■ライトノベル感想リング少年少女科学倶楽部より)
レギュレーションが少々厳しいかもですがそれはそれとして参加するかどうか思案中なのです☆
「分類不明のはぐれサイトだもんねえ(^^; 」

■ナノカーボンPC(情報元ロスト)
塗るだけで電波の受信感度向上やバッテリー長持ちなどの効果が表れるものだそうです☆
「……今まで存在知りませんでした。取扱店リストもあるし安いし今度実験してみよう。UHFの受信状態ちょっとよくならないかな?」

  ▼本日の作品&台詞解説▼

fate/staynight→amazon(24時間以内発送。なお18禁です)は、伝奇ものビジュアルノベルです。
(別にfateばっかりやってるわけじゃないんですけど、単に最近読んだ小説ではイマイチ紹介したい台詞がないかネタバレばかりと言う状況でして……(汗 )

それでは本日の台詞解説。
正義の味方願望を持つ主人公へのある意味痛烈な一言です。

――――体は剣で出来ている。(I am the born of my sword.)


血潮は鉄で、心は硝子。(―――steel is my body, and fire is my blood.)
幾たびの戦場を越えて不敗。(―――I have created over a thousand blades.)
ただの一度も敗走はなく、(Unknown to Death.)
ただの一度も理解されない。(Nor known to Life.)

彼の者は常に一人剣の丘で勝利に酔う。(Have withstood pain to create many weapons.)
故に、生涯に意味はなく。(Yet,those hands will never hold anything.)

その体は、きっと剣で出来ていた。(So as I pray, unlimited blade works.)

出典:Fate/stay night (ゲーム)/TYPE-MOON/奈須きのこ/原画:武内崇/プロローグ
キャラ:?

【メーカー公式サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年2月5日(木)
『風邪引き』

げほげほ、fateすすめたいのに……掲示板でも次々報告が挙がってくるもんだから目の毒です(^^; あーきつ、会社行きたくない……

とりあえず報告。スター・ダックス→bk1→amazon読了。タイトルだけだと絶対わかりませんがこれコン・ゲーム小説(つまり騙し合いがテーマの小説です)です。SFという部分はいわば味つけですね。ま、そういうわけでSFという外見のために存在さえ知らない方も多そうなのでここに紹介しておきます。
いまへばってるんで後日詳しく紹介しますね(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベルのシリーズ化、分冊化うたたねこやより)
その名の通り、上に挙げた事項の分析ですね☆ なかなか細かいところにも手が届いています☆

■AMANO COMPANY
天野こずえさんの公式サイトができていたようです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

fate/staynight→amazon(24時間以内発送。なお18禁です)は、伝奇ものビジュアルノベルです。すいません、今へばってるのでできるだけ手間を減らしたくてfateづいてます。

それでは本日の台詞解説。オープニングより。

―――現実では敵わない相手ならば、想像の中で勝て。
 自身が勝てないのなら、勝てるモノを幻想しろ。

出典:Fate/stay night (ゲーム)/TYPE-MOON/奈須きのこ/原画:武内崇/?
キャラ:アーチャー

【メーカー公式サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年2月7日(土)
『復調中』

丸二日間寝込んで、やっと体も回復してきました(^^;
体の方はすっかりバテバテですが……fate以外の名台詞もなんとかがんばってお届けしていこうと思います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■書影 かるた(ラノベかるた)
マリみてかるたもできました☆
「やっぱり同一シリーズだけだと難易度はねあがりますねー。我こそはマリみてフリークと思ってる人は挑戦してみてはいかが?」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

fate/staynight→amazonは、伝奇ものビジュアルノベルです。シナリオはもちろん燃えるのですが効果的な演出も特筆すべき点だと思います。1枚絵の移動・拡大・縮小を効果音と同期させて行うことで、下手なアニメなど遠く及ばない演出効果をあげています。こればっかりは実際に体験してみないと分からないと思いますが……。
あと、推定60時間というプレイ時間に及び腰になっている人へ。要はやるかやらないか、それだけです。小説でも本当におもしろいものに当たった時には時間なんて問題にならないでしょう? 経済的、もしくはそもそも作風が合わなさそうといった場合はもちろん別ですが。

というわけで本日の台詞解説。
たぶんこの台詞、最初読んでも全くピンと来ないと思います。私自身がそうでした。ある場面で使われてはじめて実感の出てくる台詞なんですが……それはそれでいいかと思い掲載します。

「ねえアーチャー。自分のやってきた事を、後悔した事ってある?」
「――――――――」
「わたしは、出来れば最後までしたくない。本当に打ちのめされた時にも、歯を食いしばって意地を張り続けたい。
けど、それって難しいんでしょうね。きっと、わたしが考えている以上に」

出典:Fate/stay night (ゲーム)/TYPE-MOON/奈須きのこ/原画:武内崇/?
キャラ:遠坂稟&アーチャー

【メーカー公式サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年3月24日(水)
『このライトノベルがすごい!関連告知』

「このライトノベルがすごい!」関連の告知です。
公式サイト更新&関係サイト様にも連絡が行っているはずですが、まだという場合は申し訳ありません。おっつけ行くはずです。

まず一般参加用のCGI。基本部分は出来て細部の作りこみ&バグ取り中です。今週末には開始可能、だといいのですが。
また書評サイト&作家様への締め切りは4月10日(土)とさせていただきます。形式などはメールで個々にご連絡が行く、はずです。

次。
管理側の勉強不足などにより、不備な点のあった部分を補足。本来は最初に固めておくべき事項だったのですが、申し訳ありませんでした。

●今回の企画に関する著作権は全て執筆者ご本人に帰属します。当企画が著作権の譲渡を求めることはありません。 執筆者様からのご好意により、感想などを使わせていただく形になります。サイト上でも無断転載等の禁止を明示するようにします。
●今回の著作物・アンケートデータを当企画以外に使用することは決してありません。
●今回の企画を商業的に書籍化することはありません。ただし現状その予定はありませんが、同人誌として出版する可能性はあります。 その際には、必ず執筆者様に事前に出版連絡を入れさせていただきます。

●書泉ブックタワー様が開催される『このライトノベルがすごい!フェア』についてですが、このフェアと私共の企画は直接には関係しておりません。
以下書泉ブックタワー様からのコメントです。

>『このライトノベルがすごい』フェアについて
> >書泉ブックタワーのライトノベル担当です。
>このたび、『このライトノベルがすごい』にて紹介された本を、当店にてフェア展開させていただく事になりました。
>快諾していただいたスタッフの方々に感謝いたします。
>なお、このフェアは当店が『このライトノベルがすごい』の情報を参考に独自に行うもので、同サイトと当店に直接の関係は一切ありません。 >これをきっかけに、今まで手に取っていなかった本(ライトノベル)と、 >素敵な出逢いをできる人が増えれば。
>ライトノベルに関わる人間の一人として、そう願っております

●今回の書評サイト&作家様へのアンケート結果は、合わせて集計し、人気作ベスト10を発表する予定です。 ただし現状参加人数が全く読めないため、場合によっては各自のアンケートのみ公表し、集計は行わないかもしれません。なおこの投票結果を一般投票部門と合算することはありません。 なおこういった一般投票と、特殊な立場にいるいわば「通」や「業界人」の選ぶものとをあえて並べて発表するのは、この企画の結果をご覧になる方にできるだけ幅広い内容のライトノベルを読んでいただきたいからです。



長々とすいませんがこのような感じになってます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

Fate/staynight→amazonは、もはや説明は不要かと。先日の原点回帰宣言より、できるだけ著名なタイトルを避けて紹介していたんですが、すごい!に時間をとられてどうにもならんので使わせてもらいます(^^;

台詞自体はみたまんまなので、特に解説すべきことはなし。

――――戦うと、決めた。

何があろうと、たとえ、その先に。

――――それでも、戦うと決めたのだ。

避けえない、孤独な破滅が待っていても。

出典:fate/staynight (ゲーム)/TYPE-MOON/脚本:奈須きのこ/原画:武内崇/?
キャラ:衛宮士郎

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年4月24日(土)
『たぶん完全復旧です』

幸いにして飛んだデータなどもなかった模様。というわけでみなさまこのライトノベルがすごい!にぜひ投票してくださいね! イラスト賞の方もよろしく。
とにもかくにも精神的に支援してくださった方に感謝です。

再度告知。久美沙織さんのコラム「新井素子の感想文」 番外編掲載です。新井素子さんからの感想とか反論とかが! なんかもうあれですね、このコラムが読めただけでもすごい!に関わった甲斐がありました。

なんか手抜きっぽい更新ですが、精神的に一息つきたいということでご理解くださいませ(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

fateより。


フォーマイダーリン!

「キレイは気合いよ。気合いを入れれば、あたしだってそれなりよ」

出典:フォーマイダーリン! 《小説》/ファミ通文庫/野村美月/絵師:戸部淑/112P
キャラ:リリカ・アーヴィング

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】FRAGILE
ファンサイトも直営サイトもなし〜、ま新人さんですしこれからですか。

★2002年2月25日(月)
『葉子さん、管理人を問い詰める』

日曜の夜、トンボさんが浜松のイトーヨーカドー行ったんです。イトーヨーカドー。
そしたら閉店直前だからすごく空いてたんです☆
ゲームボーイアドバンスを買うつもりだったらしいんですけど、X−BOXが思わず目に入ってつい買っちゃったらしいんです☆
もう、阿呆ですか☆ 御馬鹿さんですか☆
やる暇もないのにそんなもの買っちゃってどうするんですか。店員さんに「限定版まだありますよ」と言われて「よーし、俺限定版頼んじゃうぞー」とか言ってるんです。もう見ていられません☆
あのですねトンボさん、ほんとに限定版欲しかったんですか? ほんとは限定版って言いたいだけじゃないんですか☆
何が、限定版下さい、ですか。ほんとにX−BOXを欲しかったのか問いたいです☆ 問い詰めたいです☆ 小一時間問い詰めたいです☆
ゲイツさんを喜ばせている場合じゃありませんよ☆
今、通の頼み方はプレイディア、これです☆ ただ、これはやるソフトがどこにも売ってない痛すぎるハードで、素人にはお勧めできません☆
まあトンボさんみたいな素人は、投げ売りの遊戯王カードでも買ってなさいということですね☆


……一部脚色がありますが、大筋は事実です(汗)。ゲームってなにそれ? うまいの? 積読本だらけでそれどころでわ。もう我ながらアホかと(以下略)。なおなんだかよくわからない人のために補足しておくと元ネタは吉野家コピペと言いまして、2ちゃんねるで昨年大流行したものです。多少殺伐とした気持ちになりますが、言い回しが大変巧いので一度目を通しておくのも悪くはないかと。
「ほんっとに救いがたいですね☆」

引き続き、こちらで話題にした出版関連の問題について、図書館&新古書店問題臨時掲示板で意見募集中。上との落差は気にしないように(^^;

  ▼本日の木乃葉子トピック

■「ほしのこえ」DVD販売情報
各地で話題を呼んでいる、個人製作のアニメ「ほしのこえ」のDVD販売の詳細が決まりました☆ 4月19日発売で5800円、同じ作者さんの製作した「彼と彼女の猫」も同時収録されますよ☆
これはもう買うしかありませんよね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

フォーマイダーリン!→帯、→bk1→amazonは、微笑ましやかなファンタジーです。超絶の美形の騎士で、幼なじみであるユリウスに会うため、田舎からはるばる都会に出てきたリリカ。しかし周りのファンクラブの取り巻きに、「ユリウス様に田舎ものは似合わない」といわれ、美容魔法でキレイになることを決意する彼女は、どこで話が間違ったものか、いつの間にか自分自身が美容魔法士見習いになり……。
キレイになりたいと思う、勢いだけなら誰にも負けない美容魔法士見習いのリリカのひたむき加減がなかなかいいです。なんつうか微笑ましいというか、前向きですね。ユリウスに振り向いてもらうためなら、えんやこーら(笑)
思うにデビュー作の「赤城山卓球場に歌声は響く」よりもこちらのほうが万人向けだと思います。あっちはインパクト勝負のところが大きいので、ネタについていけないとそれでOUTですが、こちらはそういう面があまりないかと。

さて、本日の台詞解説です。
美人の身代わりには無理がある、と思いきりダメ出しをされてしまうリリカ。でもめげない彼女はこう言い返すわけです。いや、なんかこう説得力ありますよねこれ。
がんばれ恋する女の子!


ブギーポップは笑わないシリーズ

それだけじゃおかしい?優しさがすべてに優先する動機だと駄目なの?

出典:ブギーポップは笑わない   キャラ:紙木城直子

ややこしい話ははしょりましょう。
つまり要点だけ言うと、「そいつがなぜ地球を救う必要があるのか」という問いに対し、直子は「彼は優しいから」と答えるわけです。
「それだけの理由で?」と、こんな感じの問答だったかな?

ブギーポップシリーズ、というかおそらく作者の上遠野浩平の作風なんでしょうが、なんでもない一言が妙に心に残ることが多いんです。この台詞もそいういう類のものですね。
なにげない台詞を装っていますが、実は深くひとに突っ込んでくるという……。
うむ、深い(笑)

希望も、絶望も、歓喜も、悲嘆も、愛情も、憎悪も、恍惚も、嫌悪も、天国も、地獄も、過去も、未来も、昨日も今日も明日も、夢も、悪夢も、そして世界も、すべて……人がつくったものだ。
ヒトがつくったもので、ヒトに壊せぬものなどない。

出典:ブギーポップ・オーバードライブ   キャラ:霧間誠一

白状すると、これ正確には台詞とは言えません。何でかっていうと、作中の「霧間誠一という作家が書いた本の中の一節」という形態をとって章の最初に引用?されているからです。しかもやたら長尺……(^^;)
さて、そのような経緯があるので文字通りの意味です。
「ヒトがつくったもので、ヒトに壊せぬものなどない」、これがテーマといったところでしょうか。
実は相当に深いというか、怖いというか……私は、なぜかこの台詞を読んでオウム真理教を連想してしまいました。なんでかなあ?あれだって元は同じ人間なわけですからね……いまでもそうだけど。
(自分でも何言ってるかわかんなくなってきた(苦笑))

誰にも嫌われないで生きていける、なんて思っている人はそれ自体イヤミだわ。あなたにそんなつもりがなくても、嫌われたくないとしか思っていない人間は、 他の人の“嫌いになる権利”を侵害してるのよ。
わかるかな? 侵害よ、シンガイ

出典:ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター   キャラ:末真和子

実を言うと、ブギーポップのシリーズというのはこの手の言いまわしが無数にあって、どれかをよりぬくのは大変困難だったりします。見てると、ついどれもよく思えてきますからね。
そんな中であえて選り抜いて見ました。屋上で自殺しそうに見えた少女を止めた後、「彼に嫌われたら生きていけない」と泣く少女を相手に、誰にも嫌われず生きるのは不可能だと諭すのです。
発想の転換、というのも変なものですが「嫌いになる権利の侵害」とは言い得て妙、といったところでしょうか。こんな説得されたら誰だって思いとどまりそうだな……。

僕が誰なのか、君は知っているはずだ

出典:ブギーポップVSイマジネーター   キャラ:ブギーポップ

台詞自体にたいして意味はないです。
ていうか言葉どおりというか。あえて言えば、静かに相手を追いつめる台詞です。
複数で使われていたので、場所は挙げません。
面と向かって、この台詞を大真面目に言われたとき、動揺しない人間ってあまりいないんじゃないかな?
おそらく、この作者は相当心理学に精通しているというか、とにかくぞくっとする台詞が得意みたいですね。

それはもう、物体(もの)だ

出典:ブギーポップ・イン・ザ・ミラー   キャラ:ブギーポップ

ブギーポップは基本的にはとてつもなくクールですが、それを表す台詞がこれ。
死んでしまった彼氏の死体にしがりついて叫ぶ彼女に対し、ブギーポップは冷たくこういうのです。
でもただそう突き放すだけではなく、「そのまま泣いているだけで故人の思いを無駄にしていいのか」てな事をちゃんというんですけどね。
クールで冷たい顔をしてはいるけれど、見るところはちゃんと見ている、それがブギーポップなのです。

凪――普通ということをどう思う……?

出典:夜明けのブギーポップ   キャラ:霧間誠一

ブギーポップ最新作よりのご紹介。
それにしても、ずいぶんとめじゃーになってきたみたいですね、ブギーポップ。そろそろ「まいじゃー」の枠に当てはめるのは苦しくなってきたかも……。

ひょっとするとこの台詞、初出ではないかもしれません。過去のシリーズで、すでに出てきている可能性があります。
まあ、ともかく霧間誠一は今までシリーズの中で、それこそ名台詞(笑)の中にしか登場していなかったので、きちんと描写されたのははじめてということで。
これは、「炎の魔女」凪の父親、霧間誠一が死の間際に、凪に向かって言った台詞です。
作品中でも、今のところこの問いに対する確実な答えは出てきていないようです。
まだこれから?

いいね、委員長。その目はいい。僕はそういう目が大好きなんだ

出典:ブギーポップは笑わない   キャラ:早乙女正美

あんましブギーポップシリーズってネタばらししたくないんですよ、正直なとこ。今でこそかなり知名度あがってますが、知らない人には新鮮な気持ちで読んでもらいたいから。つうわけでくわしい状況説明は回避。

簡単な説明としては、追い詰められ生命の危機にさらされて、なお輝きを失わない「意志の目」に対する評価……とでも言っときましょう。

君は可能性だ

出典:ブギーポップ・オーバードライブ   キャラ:寺月恭一郎

ともかくかっこいい、というか芝居がかった台詞の多いブギーポップシリーズ。しかし、この作品群にはそれらの台詞が違和感なく溶け込んでいます。今日の台詞もそんな中のひとつ。

ややこしい経緯はおいといて……寺月恭一郎は、いわゆる縛られない未来を夢見てある種の工作を残していきます。
それに関係して、「未来」につながる人間に向けてのメッセージが語られるのですが、上の台詞はその中の一節です。未来を託すメッセージは、それこそ星の数ほど小説で目にすることができますが、簡潔にして言いたい事をすべて言えるものとなるとなかなか難しい。
上の台詞はそんな難しい条件を満たしたものと言えるかもしれませんね。

君は連れて行けない、連れて行く価値さえない

出典:ブギーポップ・ファントム   キャラ:ブギーポップ・ファントム

ブギーポップのアニメ版から。まだ話進んでないからなんとも言えないですが、ブギーポップの世界観自体は壊されていないと思います。が、今度はストーリー全体的に説明不足かな?原作読んでないと「絶対」わけわかんないと思う……。

本日の台詞は、3話の登場人物・有藤美鈴は3話での主役なんですが、ま、いろいろあってブギーポップとご対面する事になるわけです。
そこで彼女が「私を連れて行って!」と叫んだ事に対する返答です。
何故彼女を連れて行かなかったかというと、彼女の中途半端な進化では 「世界の敵」になりえないと判断されたから。商品価値なしってことですか。厳しいですねえ……。

「お願い――殺さないで!」
「しかしぼくの仕事は殺すことなんだがね」

出典:ブギーポップ・ウィキッド   キャラ:穂波顕子&ブギーポップ

ブギーポップの最新作です。相変わらず他作品との関連がすごいです。このつながりって、作者の人はみんなあらかじめ決めてあるの? どうやったらあんな複雑怪奇なつながりにできるのやら……。

サブタイトルになったエンブリオを殺す殺さないで、ブギーポップに対し顕子がお願いしているシーン。ブギーポップの一面がよく現れてます。
自動的であり、殺すことが存在価値のブギーポップ。けど、こういう台詞を語る時点で、かなり人を食っているとは思いませんか? 死神と言われる割には、必ずしもブギーポップは殺しに荷担しているわけじゃないんですよねー。謎。

「完全にうまく行くことなんかこの世にはないさ。みんな、多かれ少なかれどこかで取り返しのつかない失敗をしながら、それでも生きているんだ」
「失敗するとわかっていても?」
「それが失敗だと誰が決めるんだ?」
「だって――死んだらその後のことなんかわからないのよ」
「しかし、その意思だけは残る。たとえそれがどんなに悪いことにしか見えなくても、何かをしようとしたこと、それに向かおうとした真剣な気持ち、そういうものは必ず他の者たちの中に残る。その者たちだって結局は途中かも知れない。だがそのときは、さらにその次に伝わる。そして――誰にわかる? その中の誰かは本当に世界の中心にたどりつくかもしれない……」

出典:夜明けのブギーポップ/電撃文庫/上遠野浩平/絵:緒方剛志/196P
キャラ:霧間誠一&水乃星透子

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】緒方剛志ホームページ
ファンサイトは多すぎて調べきれません。が、ブギーポップ関連のサイトを徹底的に回りたい人におすすめのところなら紹介できます。kotobaseekのブギーポップ関連リンクがそれ。ここまでやるか!というくらい徹底的にリンクしてます。なぜかうちもリンクされてました(笑)

すまんです更新遅れた上にかなり長いです。一番の骨は最後の部分なのですが、何回も台詞を読み直してみた結果、やはり前の内容も大事だとの結論になりました。

「ブギーポップは笑わない」をはじめとする一連のブギーポップシリーズは、多人数の視点から見た「世界の危機」を巡るお話……とでも言ったらいいんでしょうか。
「世界の危機を感知して自動的に現れる」というブギーポップと、常人では持ち得ない能力を持った異能力者たちを管理する「統和機構」との対決が一応の軸になっていますが、話全体の流れから見るとそれはささいなエピソードのひとつに過ぎません。
むしろ、世界の危機うんぬんは脇において
「とある(能力を持った)人間が何をしようとしたか/「周り(世界)はどう変わったか」
の描写こそが本命だと私などは思っています。
多人数の視点/異なる時系列による連作短編の積み重ねで、謎というパズルのピースが徐々に埋まっていく、何度も読み返したくなるおもしろさを持った作品です。
すでにまいじゃー卒業していて、いまやかなり有名ですがここはあえておすすめしておきます。

では問題のながーい台詞の解説。
「人の死を視る」能力を持つ水乃星透子。その能力から、彼女は物事に対してどうしても前向きになることができません。そんな彼女がある日出会った不思議な『おじさん』、それが霧間誠一でした。
「世界の敵」という特殊な内容について会話しているため、台詞表現が独特になっていますが、内容はかなり共感できるものなんではないかと思います。(01/2/16)

「未来がなくても、生きていける?」
「過去があっても、明日へ進める?」
『……馬鹿馬鹿しい』
『目の前には現在(いま)しかないじゃない』
「そうね、現在(いま)だけあればいいわね」
『そうそう、後に何かが起こっても』
「昔にひどいことがあったとしても」
『あたしたちの知ったこっちゃない』
「――それでも」
未来がないのは変わらないけどね」


出典:ハートレス・レッド(ブギーポップ・パラドックス)/電撃文庫/上遠野浩平/絵:緒方剛志/6P
キャラ:辻希美&九連内朱巳

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】緒方剛志ホームページ
……ふと思ったこと。どこかのサイトに「霧間誠一」の語録を集めたサイトってないもんですかねえ。どこかのブギーポップファンが作っていればぜひとも見たいし、なければまあ作ってみようかなと。もし情報お持ちでしたらご一報下さると助かります。

「ブギーポップは笑わない」からはじまったブギーポップシリーズもすでに9冊目に突入。もはやこの独特のスタイルもすっかり根付いた感があります。
作品の詳細はちょっと今回は省略。もし必要なら過去の名台詞やまいじゃー認定から拾ってもらうとしましょう。今回の「ハートレス・レッド」はシリーズの中でもかなり気に入ってます。
理由は登場する能力者が(○○)だというところ。いきなり冒頭で意表をつかれ、そのまま一気に突っ走っていきました。まだ未読の方はお楽しみにー。

さて、本日の台詞なんですが……これ巻頭のイラストページに載っていた台詞で、確認したところ本文中には登場してない台詞なんですよ。でもって、台詞が唐突に登場するから上の二人が会話していることは確実なんですが、どっちがどっちやら不明。そもそもどこで会話が切り替わっているかもいまいちはっきりしません。一応しゃべっている人物が変わったと思ったところでカッコを変化させておきましたが自信ないです……。
かんじんの内容はまあ見てのとおりです。
解決するべき命題は常に目の前にある「現実」。過去でも未来でもない、今この場所でやるべきこと。未来――理想と言い替えてもいいかもしれません――は後からはじめて派生するもの。理屈だけこねていても何の解決にもなりはしない。
……が、未来図を全く描かずして場当たり的に「現在」を続けていくことはたいへん恐いことです。
とまあそんな感じのことを示唆しているんではないかと。台詞として未来をこういう見方しているものはあんまり見ないので、なかなかおもしろいなと思ってとりあげてみました。(01/2/26)

「心についた傷は消えないとか言うくらいなら、そんな”心”なんかいらない! 一回ぐらいなくしただけで取り返しがつかなくなるものが人間の中心にあるなんて、そういう考え方をオレは絶対に認めない! ……なァにが”傷物の赤”だ! そんなものはオレの怒りで焼き尽くしてやる! そうとも、おまえがそうなら、それならば――オレは」
「”炎の魔女”だ!」
「――このままで、おまえを放り出したりはしないからな! 絶望だか苦悩だかなんだか知らないが、そんなものに逃げ込ませてやるものか!」


出典:ハートレス・レッド(ブギーポップ・パラドックス)/電撃文庫/上遠野浩平/絵:緒方剛志/225P
キャラ:霧間凪

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】緒方剛志ホームページ
…特にコメントなし。

上の台詞は地の文は省略しています。ご了承を。
ブギーポップシリーズで強烈な存在感を放つ「炎の魔女」こと霧間凪。この言葉の由来を明かした重要な台詞です。
傷ついて絶望のふちに立たされている者を、彼女流の励まし方で立ち直らせようとしている場面ですね。
「傷物の赤」とは絶望している少女の通り名で、”実の父親の、とある犯罪行為を黙っていることへの口止め料で生活している”という、その汚れた立場を表したもの。育った環境が特殊だったため、かなり屈折しているその彼女を魂の一言で一喝している感じでしょうか。
ます。実はこの台詞付近はなんと1ページに渡って重要な台詞が続くのですが、さすがに全部掲載できなかったので後半部分だけ上では紹介しました。しかし、前半がないと自分的に落ち着かないので最後に補完しておきます。
理屈抜き!
ひたすら燃える!
まさに通り名にふさわしい熱血ぶりです。こういう物言いができてこそ、真に正義の味方たりえるのかなあ、とか。

ちなみに上の台詞で割愛した長い台詞の前半部分を以下に引用しておきます。

「なにが”星の下に生まれついた”だ! つらいことなんか誰にだってある! 自分だけが不幸だなんて――自惚れんじゃない!」
「”自分なりに真剣にやっていた”なんて恥ずかしげもなくよく言えたもんだな! そんなことは当たり前だ! 何をやってもうまく行かないなんて、なんでもかんでもうまく行く方がおかしいんだ! ほとんどのことは失敗の繰り返しで、それでもみんな、それを承知でやらなきゃならないことをやっているんだ!」

以上。(01/2/27)

「運命なんて言葉を、簡単に口にするな」
「君は嫌いかい?」
「大っ嫌いだね。この世にそんなものがあるものか。そういうことを言いたがる奴は、ただ怠けているだけだ」
「――そう言いきれるから、君は強いし、そして、だからこそ、運命に縛られているんだが、ね」
「知るか」


出典:ブギーポップ・パラドックス ハートレスレッド/電撃文庫/上遠野浩平/絵師:緒方剛志/123P
キャラ:霧間凪&ブギーポップ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】緒方剛志ホームページ
ブギーポップのWEBリングとかは比較的知る機会も多いと思いますので、ちょっと変わった所のリンク集でも。kotobaseekブギーポップ関連のリンクがかなり詳細に調査してあります。

ちょっと妄想中。理解できない場合は即飛ばしてください(笑)

姉妹都市・リリアン。
姉妹の結びつきの強さがすべてを決める都市。
居住資格のあるのは女性のみ。
ここで原則上下関係を決めるのは『姉妹力』。
お姉さまは単体で姉妹力を使えるが、妹はロザリオによる補助を必要とする。

そうだ、私は決して負けないのだ。 妹の祐巳に弱いところなど見せられない。
「赤薔薇のつぼみは何者にも屈しない」
「妹はお姉さまを必要とする」

ロサ・ギガンティア、百合技能・発動 成功!
「祐〜巳ちゃんっ!」
福沢祐巳、索敵技能・発動 失敗!
「わわわわっ! し、白薔薇様っ!?」

「ロサ・フェティダ、今なんとおっしゃいましたか?」
「私はリリアンの中では、何事も2番目なの。我ながら中途半端だわ」



いかんどうにも中途半端な設定だ。……というような妄想が脳内で進行中ですが、果たしてこのまま形になるのか霞と消え去るかは神のみぞ知るところです。

はい、では本日の名台詞はブギーポップから。
このところ、ちょっと変化球が多かったので原点に立ち返ってきました。
ブギーポップシリーズでは基本的に『普通の人間』でありながら、敢然と目の前の敵に立ち向かう通称・「炎の魔女」こと霧間凪。
彼女がそう呼ばれるに至るエピソードがこの巻では描かれます。凪の人生観というのか、基本的な姿勢がこの台詞ではっきりとわかります。
運命という言葉が嫌いだという内容の台詞はよく見かけるのですが、この台詞はその後のことまで考えて作られています。
この一連の会話自体が大変に印象的なものになっていると思います。  →bk1
(01/7/23)

「明日――か
明日というものはいつ来るものなんだろうね?」
「……え?」
「それは翌日になったときかな? そのときはまた”今日”になっているだけだ。では、明日というのはさらに翌日なのかな。それは昨日から見たらだだの明後日だ――もし人が”きっといいことがある”という明日に出会えるときがあるとしたら、それはいったいどんなときだろうね?」

出典:ブギーポップアンバランス ホーリィ&ゴースト/電撃文庫/上遠野浩平/絵師:緒方剛志/157P
キャラ:ブギーポップ&濱田聖子

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頭痛からただでは起きん!
というわけで、会社を休んで夕方には復活したため、勢いに任せ久しぶりにまいじゃー認定を行ないました。いやーほんとに久しぶり(汗)

Amazon.co.jp、9月11日から国内配送料が完全無料になってました。 全然知らんかった……。在庫がないと注文できないのがネックなんですが、本好きには非常に有益なことは間違いありません。一方bk1の方は2001年末までで予約商品配送無料のサービスが終了との事。
そんなわけで、新たにbk1だけでなくアマゾンにもリンク張ろうか検討中です。
利用する気のある人は掲示板に一言ください。ますます手間が増えるからそれなりに利用者がないとね(汗)


では本日の作品「ホーリィ&ゴースト」→bk1、は作品紹介を省略しまして……しかしこの作品もすっかり認知度があがりましたね……さっそく台詞の解説に。
「明日はきっといいことがある」というのが持論の濱田に対し、彼女の相棒?の結城は「それは明日になれば――という逃げでしかない」と手厳しく反論しています。
そういう前提があって、この台詞につながります。安易に明日に逃げるな、という意味が暗にこめられているような気がします。
おおお、なんだかそう考えると耳に痛い言葉……。
(01/10/17)

「あたし――逃げないわ」
「あ?」
「そう――だって”今”だもん」
「……なんだって?」
「あいつは――
あいつは”そんなものはない”って言ったけど、でもあたしはそんなこと信じない。だから、あたしは逃げることはできないのよ。そう――
”明日”ってえのは”今”のことよ、ゴースト――」

出典:ブギーポップアンバランス ホーリィ&ゴースト/電撃文庫/上遠野浩平/絵師:緒方剛志/266P
キャラ:濱田聖子&霧間凪

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ファンサイトは……多すぎて調べきれず(^^; 検索エンジンのkotobaseekブギーポップ用リンクあります。

本日の台詞は予想されていたようです……見事なまでにAsvinさんの予想通りで、完敗です<なにがだ

本日は特にネタもなし。あ、そうそう今月発売の電撃文庫で「機甲都市・伯林」と「イリヤの空、UFOの夏」は今さら説明の必要もないまいじゃー作品ですが、ここにもう一枚まいじゃーを加えておく必要がありそうです。
「ラスト・ビジョン」→bk1、近いうちに改めて解説は入れますがこいつはすごくいいですよー。
相当にくせのある文体&難解な謎解き、最後の最後まで結末が読みきれないフェイントにつぐフェイント。間違いなく読み人選びの作品ですが、これは読んでおかないともったいないです。SF者にはもちろん、あの謎がじょじょにパズルのように解けていくさまはミステリを愛好する人にも受けるんじゃないかなーと個人的には思いました。

で、本日の台詞です。
昨日に引き続き「ホーリィ&ゴースト」→bk1より。ページや展開としてはちょっと離れた位置にあるのですが、台詞的には昨日のものと対の関係になっています。
ブギーポップの問いかけた「きっといいことのある明日」、それはどこにあるものか?
つまり未来や希望というものは……。
台詞についてうかつに解説するとネタばれを起こすのであえてしませんが、充分に感じは伝わるかと思いますがいかがでしょうか。
(01/10/18)

「君はやっぱり、ただ落ちて行くだけだ。君の前にはもう他の可能性はない――」
「たとえ四月に雪が降ることがあっても、それはしょせん春の日差しの中で、積もることなく虚しく溶けて消えていくしかないんだ、イマジネーター……!」


出典:ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター 《小説》/電撃文庫/上遠野浩平/絵師:緒方剛志/part2 249P
キャラ:ブギーポップ

【作者直営サイト】なし
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ファンサイトは既に自力捜索を放棄しました(^^; すいませんねえ……

★2001年11月24日(土)

ニュースにするには懐古主義にすぎますが、なんとなく。
PC88やFM-7の名作群が時代を超えて蘇る!そうで。winでプレイできます。ラインナップがハイドライド、ぽっぷるめいるあたりは普通として、はーりぃふぉっくす、コズミックウォー、レイドック、サバッシュetcetc……泣きそう。なお、タイトルを知らないのは若い証拠です。安心してください(爆)

  ▼本日の木乃葉子ニュース▼

■岡野史佳、ステンシル1月号の『ラブリー百科事典』休載(情報元:続・Ya-shiの砦
なんでも持病再発が原因だそうですが、早く良くなるといいですね。
うちの管理人さんは、「太陽の下で待ってる」ですっ転んで以来のファンなんだそうですよ☆
ハッピートークはメルヘンとして屈指の出来なんだっ!」
なるほど。
痛い系話好きな人間の言うことはイマイチ信用おけませんが、興味が向いたらお試しくださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

手抜き。<非道い
解説は本日分はあえてしません。ただ、1作目をとりあえず別にすれば、私がブギーポップシリーズ中で気に入っているのは、「ハートレスレッド」「VSイマジネーター」「夜明けのブギーポップあたりなのです。ま、ご参考までにということでそういうわかったようなわからないような話をしつつ手を抜いたことを悟られないように煙に巻いて消えるのでした。
(01/11/24)

「知恵と勇気があれば、この世に出来ない事などないのさ。みんな忘れているがね」

出典:ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 (小説)/電撃文庫/上遠野公平/絵師:緒方剛志/?
キャラ:ブギーポップ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
緒方剛志ホームページ
特記事項はなし。

★2003年1月5日(日)
『さぼってごめんなさい(^^;』

えーと。
一部の方にはご想像の通り、ラグナロクオンラインの影響で更新が滞っておりました(汗
いやー中毒性が高くてねえあのゲームは……。それなりに積読本は消化しているのですが、なかなか更新まで至りませんでした、まことに申し訳ないことです。会社が始まればまともなペースに戻るんではないかと思いますええ。

というわけで広辞苑はちょっと待ってね葉子さん。

一応罪滅ぼしとして最近のおすすめライトノベルをあげておくと、新刊が最近出た総理大臣のえる!シリーズ→bk1→amazonですね。悪魔メフィストとの契約により第92代日本国総理大臣になった少女・折原のえるのはちゃめちゃぶりを描いた小説なんですが……これぞバカ小説!!という無軌道な部分と「えっ?」と思うような意外なシリアスな部分を併せ持っています。
なにより若年層にとっては知らないうちに政治の勉強にもなってしまうあたりが心憎いです(笑)
実は私は最初の頃この作品に対しては「地雷だなあ」という認識が強かったんですが、巻を追うにつれて評価が改まり自戒の意味も込めておすすめしておきます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■マリみてに関するアンケートみすらぼより)
エキサイトブックスで特集を組むためのアンケートだそうです☆ 1/8までとのことですよ☆
「ほんとは紹介するつもりなかったんですが、項目の中に「もっとも好きな台詞を教えてください」というのがあったので考えが変わりました。ずばりおすすめは、
「さて……と」
背筋を伸ばして歩き出した。
しょぼくれている由乃なんて、らしくない。
先手必勝。受けより攻め。いつもイケイケ、青信号。
それでこそ。
「令ちゃんの由乃」なんだから

これに決まりですっ!!」


■私が名の売れた人には興味ない、というわけ
先日掲示板のやりとりの中で私の
「名前の売れすぎてる人は基本的にパス」という書き込みに対してもっともなご意見がありました。

「メジャーを読もう」とは言いませんが、「名前が売れてるから読まない」と言うのは「名前を聞いた事がないから読まない」と言うのと同じくらい勿体無いですよ。

まことにおっしゃるとおりだと思います。しかししばらくは私はそのスタイルを変えるつもりがありません。
日常生活で読書に使える時間は限られていて、そうそうどんな作家のどんなジャンルの本でも読み漁るわけにはいきません。そんな中で、有名作家の作品というのは多くの人に読まれる機会があります。つまりあらすじ紹介や解説もたくさんのところでしてもらえるわけですね。
ところが名の売れてない作家さんや作品ではそうはいきません。そもそも知る機会自体が少ないですから……。
私のサイトは基本的にライトノベルしか扱っていませんが、できれば知る機会の少ない作品を大切にしていきたいと思っています。
正しくは「名の売れている方に回している時間的余裕はない。有名作品紹介は他人に任せて、自分はあまり取り上げられない作品重視」というのが基本姿勢なのです。
……最近めじゃーに走っているというツッコミもところどころで頂戴していますので、それについては精進すると言うことでお許しを(^^; (でも月姫やガンパレやマリア様がみてるなどは紹介当時それほど有名じゃなかったんですって!と言い訳してみる)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

説明パス!
わかりやすい台詞でしょう? たまにはこんなのもいいかなーと。


覆面作家は二人いる

「今日、わたしが殺されてたら……」
「え?」
「犯人はきっと、わたしですわ。――動機は自己嫌悪」


出典:覆面作家は二人いる (小説)/角川文庫/北村薫/絵師:高野文子/111P
キャラ:新妻千秋&岡部良介

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
適当に調べたところ、北村亭というファンサイトがありました。

★2003年5月24日(土)
『充電中』

多少仕事には慣れつつあるんで、更新がまともになる……といいなあ。

戯言。たまたまアクセス解析みてみたら気になる日記に当たったんで反応してみます。
うーんとですね、Dクラッカーズ→bk1→amazonは確かに1巻時点ではやや中途半端なイメージがあるかもしれません。ただこの作品は後半の方が持ち味を発揮してくるタイプの話なんで、1巻でやめてしまうのは正直惜しい気が。どうせ1巻を読んでしまったならもうしばらくつきあってみてはいかがでしょう……それでも感性に合わなかった場合はごめんなさい(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

おことわり。
北村薫さんは全然まいじゃーではないと思います。たまたま今日読んだら言い回しが気に入ってしまったんで採用ということで……(^^;
推理ものです。前々から人様におすすめを受けていた作家さんだったので手を出してみることにしましたが、なるほど派手さはないけどなかなかおもしろい。もうちょいいろいろ読んでみようっと。

本日の台詞解説、というか。
自己嫌悪で殺人事件がおきるなら、毎日が金田一少年だ……とか思った人は手を挙げて〜(笑)。

「おい、弱虫っ!
男と喧嘩が出来なくって、こんなところで自分より弱いのを探してるのか。テメーなんぞ、小学校で泣かされて、子供の時も泣かされて、赤ん坊の時も隣の赤ん坊にぶたれて泣いていやがったんだろう。それが哀しくって、今頃、女子供に手を出すんだ。――いいか、馬鹿野郎、手が出りゃ上等ってもんじゃあねぇぞ。このシャツなんざぁ、脇から手が出て、上から首まで出るんだ。ザマーみやがれっ」


出典:覆面作家は二人いる (小説)/角川文庫/北村薫/絵師:高野文子/170P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
適当に調べたところ、北村亭というファンサイトがありました。

★2003年5月25日(日)
『本日は広辞苑記念日☆』

本日5月25日は広辞苑記念日なのです☆
1955(昭和30)年の今日、岩波書店の国語辞典『広辞苑』の初版が発行されたことを記念して制定された日なんですよ☆
記念すべき日なので、ついはしゃいでしまいました☆
直接ここに飛んできて「???」な方はここをまずはご覧になってくださいね☆
なお、原典はブラック・ラグーンのこの台詞です☆ それから「野バナシさん」とは生きた伝説の編集さんなのです☆ 疑問に思われた方はgoogle検索などを参照してみてくださいね☆
「……あのさ、広辞苑と遅筆はもはや何の関係もないような気がするんだけど……」
なにか問題でもありますか☆
「あ、ありませんです。遅筆作家を成敗することには賛成でありますっ!」
それではみなさんもご一緒にどうぞ☆

すべての遅筆に鉄槌を。


注)一部本音も含まれていますがあくまでネタです。くれぐれも批判メールなど送りつけないでください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

覆面作家は二人いる→bk1→amazonは、本格推理ものであると同時に、キャラ立ちもしっかりしていてライトノベル読みにも十分受けそうな内容の話です。
新妻千秋・大富豪のご令嬢。彼女が自分でお金を稼ぎたいという動機からミステリ小説を書き上げ、才能を買われてデビューします。
で、まあその切れる頭を利用して推理もするわけなんですが……実はもう一つ隠し要素がありまして、その辺がライトノベル的といった所以です。派手さはないですが優しい気持ちになれるお話。
ただし!
一般小説ですから当然のごとく挿絵に萌えるのは難しかろうと思われます(笑)。よって自分の脳内できちんと補完できる方限定<ヲイ

さて本日の台詞は勇ましい女の子が女子高生に絡む男に啖呵をきっている場面です。意味不明ですが迫力は満点(笑)


吹け、南の風

「これから訪れるであろう、忌まわしい未来に、きみはおそらく、なにかの役に立つ。
もちろん、きみに世界を救う力などない。きみは弱い人間だ。殺されたこともある。
しかしどんなに弱い人間でも、未来を少しは変えられる。
探すのだ。殺すためではなく、救うために生きる者を――」


出典:吹け、南の風 《小説》/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/82P
キャラ:コムカタの先生

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】MOKEMOKE←sideKの方です
直営でこそないですが、秋山完氏を応援するページは公認サイトとして活動してます。

★2001年12月26日(水)

上の秋山完氏を応援するページによると、「吹け、南の風」の2巻では(まだ発売してません)ではいっぱいあの人の出番があるそうです。作者さんがそうおっしゃってます。聞きましたかみなさん!<ペリペディアを読んだ人向けコメント


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■SFオンライン小川一水さんのWEB小説掲載中
古いネタですいません。文句はすべてトンボさんの方にお願いしますね☆
葉子はただの司書ですから。
「ただの司書にしては態度が微妙に大きいような・・・」
ただいまの発言に対して報復攻撃。広辞苑・大辞林・辞統同時攻撃いってみましょうか☆
加速度も加えると攻撃力ははねあがりますよ☆
広辞苑で撲殺って新聞に載るのは嫌だから前言撤回」
では、紹介を続けましょう☆
上記の場所に「PLANET LINK」というSFが掲載されています。前編は無料で後編は300円。
時間がなくて前編しか読んでないのですが、小川さんには珍しい普通のSFかもしれませんね。
ともかくファンならば無料の前編だけでも見ましょうね☆

■スタジオオルフェからのクリスマスプレゼント
その場楽しければそれでいいというようなスクライドシナリオです。作品知らなくても十二分に脱力できますよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「吹け、南の風」→bk1→amazonは、SFです。
銀河系の巨大複合国家『連邦』に海賊船が出現。次々と物資を載せた貨物船を襲っていきますが、その手口の一見して感じられる幼稚さゆえに貴族子弟の愉快犯的な犯行だと思われていました。
しかしそれは銀河のつかのまの平和をやぶる動乱の始まりにすぎなかったのです・・・・。
単体でもおもしろい話であることは間違いないのですが、ただ1巻では2巻に向けての伏線がかなり多いです。それとストーリー的にはペリペディアの福音→bk1→amazonとつながっているので読んでおいたほうが確実に本作へのハマリ度が高くなります。
つうわけでペリペティアの福音もぜひ読んでみてください。イマイチ納得のいかないときは名台詞を参照のこと。
膨大な数の名台詞を拾ってきた経験則から言うと、使える名台詞のない名作はいっぱいありますが、逆に2つ以上の台詞を拾い出せるような作品は必ずどこか見るべき点を持ってます。ペリペティアはまさにこれに当てはまるということですね。

では本日の名台詞解説。でもこれは解説いりませんね。
未来を少しは変えられる、かあ。いいなあ、これ。
(01/12/26)

きみは物忘れをする。それは一種の病気だ。けれど悪い病気じゃない。この病気はきみを苦しめるが、きみの心まで損ねるものではない。きみの人間性までむしばむ怪物ではないからだ。これは欠点ではない。むしろ長所だ。なぜならば――
なぜならば、
――きみは復讐を忘れることができるからだ。さあ行け! 翔ぶが如く。


出典:吹け、南の風 《小説》/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/82P
キャラ:コムカタの先生

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】MOKEMOKE←sideKの方です
直営でこそないですが、秋山完氏を応援するページは公認サイトとして活動してます。あと小菅さんのサイトに展示中のタワーバードがすごくかわいいっ!

★2001年12月27日(木)
『マリア様、歌留多です』

なにげに雑記にタイトルがついたりしてますが、気にしないでください。
掲示板で教えてもらったのですが、「マリア様がみてる」の歌留多が!
冬コミで販売とのことです。くわしくはこちらへ。
マリア様ファンは買うべし買うべし買うべしっ!

・・・とここまで書いて気がついたのですが、1日目じゃないですか!
1日目は仕事で行けません(泣)
ああ困った・・・。
そんなわけで1日目にマリア様関連を回られる方で、私にも買ってきてくれるという親切な方はいらっしゃいませんか? お金は後払いしかできないのがなんですが・・・。
2日目のことしか頭になかったですよ・・・。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ヘルシング公式サイトで壁紙掲載BRAINSTORMより)
うーん、なかなか素敵な壁紙ですね☆ 特に左側が。
壁紙だけは持ち帰って鑑賞しようと思います。ところで何の壁紙でした、これ?
「ヘルシングアニメ版だよ」
え? 嫌ですねトンボさん。ヘルシングはコミックだけですよ?
「いや、現に放映してるんだけど・・・」
そんなアニメは知・り・ま・せ・ん☆
「OKOK、なかったということで手を打とう」
では、そういうことで☆


■来年初春「進め聖学電脳研究部」の改定版が発売予定(sawadaspecial.comより)
平野耕太さんの知る人ぞ知る、今は亡き新声社から出ていたやりたい放題なコミックが再び日の目を見るようです。
ちなみにもともとのニュースソースはご本人のサイトとのこと。
やはりどこかで復活なさっていたのですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

昨日に引き続き「吹け、南の風」→bk1→amazonからです。
昨日の紹介に付け加えておくと、この作品はなかなか奥深いものとなっています。戦争の現実を理屈ではなく、お互いの軍隊の行動で表していたりと、鼻につかないように社会批判が入った感じでしょうか。
が、それはそれとして。
やはりこの作品の華はジルーネ・ワイバー嬢! なに考えてるかさっぱりわかんない美少女ですが個人的に佐藤聖様以来の萌えな予感がします(笑)

さて、本日の名台詞解説。
えーとこの発言者の対象者は若年性健忘症という病気にかかっていて、物忘れが激しくなっていて過去の記憶もほとんどありません。
それは生きるには不便なことなのですが、それだけではないのだと。
忘れることはいいこともあるのだと。
(01/12/27)

「讃えよわが姫(ハイル・ミス・ハイネス)!」

出典:吹け、南の風 《小説》/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/82P
キャラ:いろいろ(笑)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】MOKEMOKE←sideKの方です
直営でこそないですが、秋山完氏を応援するページは公認サイトとして活動してます。あと小菅さんのサイトに展示中のタワーバードがすごくかわいいっ!

★2001年12月30日(日)
『極楽トンボは歩いて有明にたどり着けるか?』

極楽トンボです。
0:25現在、東京は茅場橋近辺のファミレスです。
東京駅から歩いて冬コミ会場にたどり着こうとしてる愚か者です。
しかも地図ひとつ調べてきませんでした。ノートPCに偶然おまけに入ってたアトラスで現在位置確認しています。
こんなんで現地にたどり着けるのか?
「お馬鹿さんですね☆」
ええええ、今度ばかりは全面的に賛成です葉子さんに。
たどり着けたら自分で自分をほめてみよう・・・空しいけど。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■今日はトンボさんの無謀な行動のせいでそれどころじゃありません☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「吹け、南の風」→bk1→amazonは説明省略。ファミレスで更新してること自体が無謀だし(爆)

ただ、この台詞実は最強の台詞なんじゃないかと思います。
いわずと知れた最強美少女ジルーネ・ワイバー嬢に心酔する者たちの敬礼代わりのご挨拶ですね。
応用も利き放題です。
まさにうちの木乃葉子ちゃんにはあてはまりそうです。
讃えよわが姫。
(01/12/30)

「……これは戦争ではない、ビジネスである。資本主義の女神よ、自由の松明を掲げ、正義の帳簿を抱き、世界の市場を焼き払え!」

出典:吹け、南の風 《小説》/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/2巻24P
キャラ:ジルーネ・ワイバー

【作者公認サイト】秋山完氏を応援するページ
【絵師直営サイト】なし
特記事項はなし。

★2002年4月29日(月)
『萌え、とは?』

でたまか→bk1→amazon、新刊が出てますね。
3巻の衝撃の結末には各地で手厳しい意見がみられたんですが、続きが無事出たことで結果オーライ、かな?
私はもとから気にしてないので、続きさえ出れば満足です。

ぱにぽに2巻読みましたが、もはや素人にはおすすめできない内容に(笑)。なお第一目的のハヤカワJコレクションはどこにも売ってませんでした……しくしく。

さて、今日の本題。
どなたか、【萌え】について真面目な(あるいは理性的な)考察を行っているサイトをご存じないでしょうか? 私自身が萌えという言葉をためらいなく使うのは、「マリア様がみてる」の白薔薇様こと佐藤聖様だけですが、この萌えという概念はイマイチわかったようでわかりません。
マイ仮説では、キャラ=萌えで、状況=燃え、としましたがやっぱしわからーん!!
真剣に考える方がバカ? いやでも気になるし、ねえ? 自分なりにネット上で探してみたんですが、どうも納得行く分析は見つからず。
ご存知の方がいたら、どうぞご教授ください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ラフィールと呼ぶがよい!…ゆうてもうた(小宮日記4月22日)
すいません、小宮さん。あんまりGIF画像がツボだったのでついリンクしてしまいました☆
追記:
上の日記経由でYukiWikiなるものの存在を知ったんですが、これはなかなかおもしろそう。どんな人でもwebページそのものを追加・削除・編集できてしまうという設計思想は、使い方次第では威力を発揮しそうです。覚えておこうめもめも。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

吹け、南の風→bk1→amzonは、銀河最強にして最凶のお嬢様ジルーネ・ワイバー嬢が、老若男女まとめて誘惑してすき放題しまくるSF。……はて、打ち消し線を入れてはみましたが、本質的にはこれで合ってますね(笑)
戦術より戦略、武力よりも経済。国家どうしの裏での暗躍の描写がいつもながら絶妙です。
この作品、というか秋山さんの作品は「ラストリーフの伝説」「リバティランドの鐘」「ペリペディアの福音」など発表されたものすべてがひとつの世界観でつながっていて、統一年表も存在しています。
とにかくひたすら深いので、単純な正義対悪の戦いには飽き飽きした方はぜひとも読むべし。
あと余禄。
この作品その他に登場するジルーネ・ワイバー嬢は、個人的には今まで読んできたありとあらゆるライトノベルの中で最強の存在だと思いますええ。

讃えよわが姫(ハイル・ミス・ハイネス)!!

そんな本日の台詞は、まさにジルーネ・ワイバー嬢の台詞。
台詞そのものはただの合言葉なんですが、戦争を仕掛けるにしてはいかにも風変わりなもので、ある意味作品の考え方をも示唆していると言えます。
うまい、座布団一枚。

「あまり賢いインテリミサイルを造ると、いざ発射してもあれこれ理屈をこねて敵前逃亡しちまいますよ。ミサイルはバカでなきゃ務まりませんな。下っ端の兵士と同じようにね」

出典:吹け、南の風 (小説)/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/3巻78P
キャラ:武器商人

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年5月5日(月)
『弾幕はいいねえ……』

えー。ほんとは小川一水さんプチ特集その2を引き続き行うはずだったのですが、同人STGの体験版がめちゃくちゃおもしろいんですっかりはまってしまい、気がついたらこんな時間に(^^; 特集は明日or近日中にってことで、以下にそのSTGの紹介をしておきます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「東方妖々夢」&「東方紅魔郷」体験版
ええと、同人STGを開発している上海アリス幻樂団のサイトで体験版がダウンロードできるのですが弾幕がすごく美しいです☆
ボスとの会話シーンは一般の方には少々シュールすぎて「???」かもしれませんが、まいじゃー好きにはきっとツボにはまるかと。おすすめですよ☆
「音楽もいいけどとにかく弾幕がほんっとにきれいです! 思わず見とれて食らってしまいそう(^^; ちなみにK-BOOKSに東方紅魔境の在庫があったんで、速攻で注文してしまいました」

■零崎双識の人間試験・第11話公開

■死についての名言・迷言・珍言集たそがれSpringPointより)
名前のない鳥のなかのコンテンツで見たまま、ですね☆ なお参考までにリアル世界や実写とかの出典がほとんどですよ☆

■高瀬彼方さんのスニーカー文庫の新シリーズ、6月1日刊行確定
高瀬彼方さんの新作・ディバイデッド・フロントは、校正まであがったそうなので6月刊行確定ですね☆表紙画像もありました☆ さ、次はカラミティ・ナイトです、がんばってく「待ち待ち待って、時は流れ……とにかく待ってますええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

吹け、南の風→bk1→amazonは、壮大なスケールで送るSF戦史です。細かい事件やら経済戦やらこれでもかというぐらいにいろいろ描写されています。(個人的には華麗なるお嬢様・ジルーネ・ワイバー嬢の活躍を見守る物語かも)。そうそう秋山完さんの発表している作品の世界観はすべてどこかでつながっているのも特徴です。あらかじめ細かい事件の年表などが構想されていて、小説はその要所要所の事件について描かれているという感じですね。
そういった特徴を持つため、世界観などを重視するタイプの方にはぜひともおすすめしたいSFです。一作一作は長いのですが、兼業作家のためか続きの出るまでが長いので追いつきやすいと思います。

さて、本日の台詞解説。
インテリミサイルと言ってますが、要するに電子脳を備えたミサイルがあんまり賢すぎるとどうなるか……てなことで、微妙に皮肉が効いてます。

「人は本来、ひとりで逝くものだ。これ以上道連れはいらん。達者でな」

出典:吹け、南の風 (小説)/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/3巻87P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年5月6日(火)
『ファイル共有化できず』

なんかWINXPのファイル共有ってやりづらい……また失敗(T-T)
設定やり直しているうちに既存の無線LANが使えなくなってしまいどろ沼状態です……。

ところで下でも話題にしているEVER17のPC版がもうすぐ発売になりますが(もしかして通販オンリー?)、これはぜひともひごろからミステリ読みをなさっている方にこそおすすめしたいです。ぜひともやってみてくださいませ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■えばーのすすめカトゆー家断絶より)
EVER17はPS2の超傑作ゲームにして、PC版の販売も控えた超おすすめのゲームなのですが、その紹介漫画ですね☆
「ネタバレはしてないので安心です。が……これ絶対誤解する人出てきそう(笑)」

■式神の城2台詞&デモ集(掲示板より)
ネタバレなので自力で解こうと思っている方は注意してくださいね☆
「式神2で注意しないといけないのは2人同時プレイだと台詞が変わること。組み合わせ次第で変わるようなので、これはこういったサイトの助けでも借りないことには全部チェックするのは無理っぽい……」

■「東方妖々夢」&「東方紅魔郷」体験版
同人STG。昨日紹介済みですが、あまりにも気に入ったのでもう一日掲載しておきますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

吹け、南の風→bk1→amazonは、昨日も紹介したんで本日は詳細略。ちなみに何度でも言うように、このシリーズ(ペリペティアの福音も含めて)最大のみどころはジルーネ・ワイバー嬢の華麗なる活躍です。

さて、本日の台詞解説。
この台詞については、喋った人物は性別など完全に秘密とさせていただきます。ネタバレしちゃいますんで(^^;
自己は犠牲に他人は救う、とだけ言っておきましょう。

「お嬢様は、恐れを感じたことがおありですか? ……例えば今、神の怒りに触れて、なにもかも失ってしまったらどうしよう? とか……」
「そうですね、ときに想像してみることがあります。わたくしが今、大統領第三息女ではなくて、そう……浮浪民(フリーター)になって、どこかの街の万屋(コンビニ)のレジ係でもしていたとしましょうか」
「それでもわたくしは、わたくしであるでしょう」


出典:吹け、南の風 (小説)/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/3巻174P
キャラ:リリエット&ジルーネ・ワイバー

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年5月7日(水)
『讃えよ我が姫』

この間から連呼してますが(笑)、ライトノベル最強の萌え美少女は秋山完さんの作品群に登場するジルーネ・ワイバー嬢だと信じて疑わない管理人です、ごきげんよう。
最新作である「吹け、南の風」でも惜しみなくその邪悪美少女ぶりを発揮してくれてます。重要なのは「悪」というところで見た目は可憐で清楚で本人もその武器を十分に自覚し利用した上で、それでも本性は邪悪であるという、げに女は恐ろしいって自分でも何書いてるのかわけわかんなくなってきたので本日の戯言はこれにて終了。

……どうも精神的に低調みたいです(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

吹け、南の風→bk1→amazonは、昨日も紹介したんで本日は詳細略。ち

本日の台詞解説でメインは一番最後の台詞です。残りはその説明上のために残したようなものですね。ぜんぜん説明になってなくてごめんなさい!

「素敵な戦争をしましょうね。リリエットさん」

出典:吹け、南の風 (小説)/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/3巻574P
キャラ:ジルーネ・ワイバー

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年5月8日(木)
『やる気ゲージ↓』

……どうも気分的にこの数日最低のへろへろなのです。そういうわけで今日もいいかげん更新。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

吹け、南の風→bk1→amazonは、昨日も紹介したんで本日は詳細略。ち

本日の台詞解説。ここで大事なのは表情です。穏やかな微笑をうかべつつ、なにげにこの台詞を使うのがポイント。こういう台詞を虫も殺さない顔をしておっしゃるものだから、ジルーネ最強説を唱えるわけなのです。

「しかし、弱肉強食こそ、戦争の現実でしょう」
「そんな現実に、なにか魅力があるか? 強い者が礼節を知り、ときには弱い者にも勝ちを譲る矜持があってこそ、われわれは風雅に生きられるというものだ」


出典:吹け、南の風 (小説)/ソノラマ文庫/秋山完/絵師:小菅久実/3巻535P
キャラ:カク艦長&タモン

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
秋山完氏を応援するページはどうやら作者の友人が運営するファンサイトらしく、ほぼ公式サイトといって差し支えない内容です。

★2003年5月11日(日)
『とりあえず更新』

さていよいよ月曜からは異動先での仕事です。まあ最初のうちはそうでもないでしょうが、果たしてその先はどうなることやら。管理人にも予測不能なんで、せいぜい更新時間が今までどおりとれるように祈っておいてください(^^;

TOP絵変わりましたー。みなさんお待ちかねのメイドバージョンですよー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■初心者のための現代のギャルゲー/エロゲー事情 第1回第2回
「……なんでこんなリンクを?」
ええと、たまにまいじゃー掲示板でもその手の話題が出ることもありますので、この際歴史を知ることも必要かなと思うんです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

吹け、南の風→bk1→amazonは、何度も何度も何度も繰り返していますが、ジルーネ・ワイバー嬢が虫も殺さぬ可憐な美少女のなりをして好き放題しまくる長編SFです。微妙に違う気がしなくもないですが、たぶんこれで合ってます。

さて上の台詞はズバリ戦争について。なるほど、風雅ときましたか。


武士沢レシーブ

平和だなぁ… 平和ってステキだよホントに…! オレ絶対守ってみせるよ!この平和!
だからもう…早く乱れろよ平和…!

出典:武士沢レシーブ   キャラ:武士沢光沢

このところ、惰性で読んでる感のある少年ジャンプ。しかし、期待の新連載が始まりました。その名も武士沢レシーブ。
ヒーローものを題材にした話ですが、作者が「すごいよ!マサルさん」の作者なだけに初回から、期待がもてます☆

まだ話の筋もよくはわからないし、台詞も主人公の初登場シーンのものなのですが……。もはやこの台詞で、だいたいの主人公の性格や今後のノリがわかろうというものです。今時はヒーローにもこれくらいの心意気がほしいものですね(笑)

豚に名前がついた日

「記憶もないが、常識もないらしいな」
「ジョウシキ……
それも俺から失われたものなのか……。俺にはいったいどれだけのものが欠けているんだ――」
「まず罪の意識が欠けとるな」


出典:豚に名前がついた日 (小説)/ファミ通文庫/川崎康弘/絵師:北野玲/66P
キャラ:店長&豚

【作者直営サイト】Match Lock
【絵師直営サイト】Apple Jack
ファンサイトとしては川崎康宏後援会がありますが、放置状態のようです。まあ一応。

★2002年6月23日(日)
『ごきげんよう、その伝播』

私がマリア様がみてる強化月間コラムをやって以来、ずっと謎だったのが、どうやってマリみて熱が広まっているのかということ。
この作品は(※百合という単語に惑わされがちですが、素直に良質な作品でもあります)最初期にはコバルト読みにしか認知されておらず、その後書評系サイトつながりでじわじわと層が拡大。
で、おそらくネット上での第一次ブームは大手同人サークルUGOがマリみて本を出したことだと思います。ちょっと時期が不明ですがこれは2001年後半? 年末?(同人誌には疎いんでよくわかんない)
ライトノベル読みへの侵食については、2002年5月以降の広がりはまあ私も一因でしょう(^^;
直近では読百合新聞も牽引役になっているかも。

ですが。
百合萌え〜とおっしゃっている層への伝播ルートがいまひとつわからない。2002年初めから4月くらいにかけても、広がりが見られるんですが……このブームはどこが元になっているのだろうなあ。やっぱりUGO?とつまらんことを考えている今日この頃。

ちなみにふらふらネットをさまよっていると、DAIさん帝国がマリみて応援サイトになってました(笑)。

ついでに。マリア様がみてるを推進したい方は、チャットやメール、掲示板の挨拶で「ごきげんよう」を使ってみましょう。間違いなくみんなの目に止まります。まいじゃーのチャットでも強化月間中はたとえ初対面であろうと容赦なくこれを使って不審がられたりしました(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

お休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

豚に名前がついた日→bk1→amazonは、ガンゴーストシリーズ、というか革命暮れて皿洗い→bk1→amazonの続編ですね。が。
正直、前作を知らなくても不都合はあまりないです。はっきりいって私も前の内容忘れてました(^^;
さてさて、物語の大筋ですが3年前の革命で救国の英雄だったアロンゾは、今や田舎でしがない皿洗いとして働いてます。用心棒代わりに、彼のような傭兵崩れをいっぱい雇っているレストラン、これが物語の舞台になります。
でまあ騒動に巻き込まれるわけですが……。
これ、素人にはおすすめしません。話や会話のテンポが独特なので、物語やキャラクターに盛り上がりを期待する人にはあまり向かないと思います。
最初からいぶし銀な「ニヤリ」感の似合う作品として作られているので、そういう機微のわかる方にはぜひとも読んでほしいと思います。ただし、それでもなお読者を選ぶと思うのでその辺は承知の上で。

台詞は解説不能。
一応状況としては、入り口から入らず、天井をぶちやぶって入ってきた記憶喪失の豚の非礼をとがめているシーンです。
こういうのがツボにはまれば読んでみるといいんではないかと思いますええ。


復活の地

「大事なこととは?」
「公僕の矜持。
我々は強い力を持つ。指先一つで橋を架け、一万の人を動かし、億の金を集める。しかし我々は賤業につく者だ。私利はない、私欲は許されん、民意のみに殉じる。この力と目的は時に対立する。臣民の奴隷たることを一瞬刹那たりとも忘れず、なおかつ誇りを持って職務を遂行すること――こいつは難しいぞ」
「閣下はそれを為しえた方です」
「馬鹿を言え。
それをやろうとして三十年かかってもやれなかったのがわしだ。それがわからんとは、やはりおまえはまだまだだ」
「私にもわかることがあります」
「なんだ」
「閣下が陛下を忘れることがあっても、民を忘れない方だということ」

出典:復活の地 (小説)/ハヤカワ文庫JA/小川一水/絵師:前嶋重機/1巻40P
キャラ:セイオ・ランカベリー&イェーツ・シマック

【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年6月15日(火)
『あーよかった、同志がちゃんといた』

勢いづいて始めた「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」ですが、内心「そんなこと思ってるのはお前だけだよバーカバーカ」とばかりに賛同者ゼロだったらどうしよう?と不安いっぱいだったので、同志は自分だけにあらずと確認できてほっとしてます。
ま、そんなわけで『SD文庫編集部の中心で、既刊リスト載せてくれと叫ぶ』運動を開催中。どうかご協力をお願いします。

最近モノグラフがライトノベル関係のニュースを精力的に収集してるみたいです。がんばれー、私も楽できる〜(笑)

ライトノベルとイラストに関わるアンケートは前々から一度採ってみたいと思っていたんですが、このラノ掲示板でもかなり意見が出まくってるようで今がチャンス、かな。実際問題、購入動機とかにイラストがどの程度影響するのか調べたものって今までなかったはず。日経の調査でもそこまで詳しくデータは取らないみたいですし、真剣に考えて見ようと思います。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「ライトノベル完全読本(仮)」7月24日発売
で、先日既に紹介したのですけれど、日経の方でwebアンケートを開催し
ているのでよろしければご回答くださいね☆

■青春を後ろ向きに駆け抜けろ!ネガティブキャンペーン 実施中!!
滝本竜彦&乙一&大岩ケンヂの著作キャンペーンです☆
「つまり、今月NHKにようこそ!のコミック1巻とネガティブハッピー・チェンソーエッヂの文庫版が発売になりますよ、とこういうことです」

■ティーンズ小説相関図
■相関図の問題点
■付箋紙を使ったWikiみたいなソフトを使えば?
■wemaあります。
発信源はらいぶらりあんときどき通信ですね☆ 以上、時系列順にお送りしました☆ 相関図作成に協力しても良いと思われた方はご連絡を☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

復活の地→bk1→amazonは、小川一水さんの新作! ヤッホー!……で、終わっては紹介にならないので簡単に言いますとクライシスもの、あるいは復興ものということになります。例によって極限状態の中で、己の能力を全開にして動く人間模様といったところでしょうか。
あえてよけいな説明はしませんのでとにかく読みましょう。キャラクター小説か?と言われるとちょっと違う気がしますが力いっぱいおすすめします。

さてそれじゃ本日の台詞解説。
理想の官僚のあり方、と言ったらいいのかな。今のへたれ政治家にぜひとも聞かせてあげたいような台詞ですええ。

「この二日、知り合いも友達もたくさん見捨てた。自分のこと、最低だって思った。この上あんたまで見捨てたら、あたしは人間のクズになっちまう……」
「もらうよ、やり直しのチャンス」

出典:復活の地 (小説)/ハヤカワ文庫JA/小川一水/絵師:前嶋重機/デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ/編集:?/2巻16P
キャラ:ナーヤ

【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年8月15日(日)
『某所より哀をこめて』

ちなみに某所とはコミケとは縁もゆかりもありません。むしろあんたそこでなにしとんねん!とどつかれそうな場所で、メモ帳&ffftpで更新にチャレンジ(謎

続刊を希望する未完ライトノベルアンケート「市場原理の中心で、続刊を叫ぶ。」、開催中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

復活の地→bk1→amazonは、一言で簡潔に表すと復興ものです。首都が未曾有の大災害に襲われ、政府機関もズタズタ。そのような絶望的な状況を必死で立て直そうと奔走する人々の姿を描きます。
この作品では(というか小川さんの作品はみなそうですが)官僚や上の権力というのをマイナスだけでなく、プラスの方向に目を向けているのがポイントです。とかく娯楽作品では政府や官僚は悪者扱いされてしまうのですが、実際に世の中を動かしているのはそういう機関なわけで。大鉈を振るう権力が見られるのがひとつの特徴かと。なお、単純な復興では当然終わらず外国の干渉や内部の足の引っ張り合いなど手に汗握る展開で目を離せません。
個人的には殿下カッコイイということで<ヲイ
         
それでは本日の台詞解説。
車椅子の、でも他の人よりずっと強い意志を持った少女ネリとすわ決別か!という場面での台詞です。ちなみにほんとは殿下絡みの台詞を紹介しようと思ったんですが、ネタバレきついので今日のところはいろいろ考えた末やめました。


ブラックキャット

「よっこらしょっと」
「何かの行動をとろうって時に、『よいしょ』とか『こらしょ』って声がでちゃうのは、老化した証拠なんだってよ。
よいしょ、こらしょですでに老化なら、その二つが一緒になった『よっこらしょ』っていうの、かなりの老化なんじゃない」

出典:ナイト・フォーク(ブラック・キャットII) (小説)/コバルト文庫/新井素子/絵師:山崎博海/P194
キャラ:明拓&広瀬千秋

【作者直営サイト】TYPE-MOON
【絵師直営サイト】なし

ファンサイトはいろいろあるみたいですが、とりあえず新井素子研究会へリンク。

★2004年2月6日(金)
『死亡中につき』

会社もお休みしてくたばってます。fate/staynight→amazon(人気沸騰中(笑) 即日発送ってのはありがたいですね)、人にすすめて自分は風邪でへばってすすまない……悲しい。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■書影 かるた(ラノベかるた)
斎藤さん発案、一歩さん作業と思っておけばいいのでしょうか。そろそろ公開できるレベルに達したと思われるのでリンクさせていただきますね☆
「リスト作成……上級編、とか電撃編とかいろいろできそうですね。例えばマリみてだけとか、同一シリーズのみで構成するのもなかなかおもしろそうです」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックキャットより。解説は省略。元気になったらちとネタにしようと思ってます。


ブラックラグーン

ロック、言っとくがな、同情ってならねえ話だぜ。
不憫だろうよ、どっかの変態の慰み物になるか――内臓抜かれるかしか先はねえからな。
でもな、うちの商売の足しにさえなってりゃあ、そいつは問題なしだ、わかるか? ノー・プロブレムだよ。
正義がなくとも地球は回るぜ?


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/1巻126P
キャラ:レヴィ

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIVISION
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2002年12月20日(金)
『年末進行略式更新中』

3日連続終電は避けられました。
それでもやっぱり遅い……(泣

と、へたばっていたらいつの間にかうちの常連さんである高空昴さんの手によって掲示板に仮面ライター葉子なるネタスレが立てられてました。
……面白いじゃん。まいじゃーに過去何度かお越しになっている方ならニヤリとできること請け合い。
3以外はパロディになってますが、さて全部わかりますか?
ともあれ高空さんに感謝を。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

お休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

このところのイチオシであるブラック・ラグーンから。
とにかく読みましょう。

なお、台詞は子供を誘拐してきたことへの主人公の不満?に対しての返答だと思ってもらうのがわかりやすいです。そんなに単純な話でもないんですが、とにかく最後の一文に惚れました!

生者のために施しを。
死者のためには花束を。
正義のために剣を持ち、
悪漢共には死の制裁を。
しかして我ら───
聖者の列に加わらん。

サンタ・マリアの名に誓い、
すべての不義に鉄槌を。


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/1巻159P
キャラ:ロザリタ・チスネロス

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIVISION
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年1月13日(月)
『どーにもサボり癖が(汗 』

ついてしまってますね。
ここはなんか一発ネタでも仕込むしかないかな(なんか考えてはいるらしい)
ま、ともかく今日は台詞のみの適当更新です。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラック・ラグーンは既に何度も紹介している燃える!ガンアクションです。作品に登場する女性陣がそろいもそろって強い女ばかり。タイプは違いますが、絶対に敵には回したくないタイプですね(笑)
特におすすめするのが作中に登場する戦闘メイドです。とにかくすごいです。一見の価値ありです。

で、本日の台詞はその戦闘メイドの台詞なんですが……台詞もさることながら(漫画を読まないとわかりませんが)台詞をしゃべっているときの目つきが最高です。ほんっとにいいからぜひ見れ。

「ホテル・モスクワ」は行く手を遮るすべてを容赦しない。
それを排撃し、そして撃滅する。
親兄弟、必要ならば飼い犬まで。


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/2巻147P
キャラ:バラライカ

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIV.
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年7月23日(水)
『ICOとかB.B.Jokerとか』

ICOはぼちぼち進行中。1日1謎(笑)というつもりで。
あと掲示板ですすめられたB.B.Joker→bk1→amazonがおもしろいです。4コマギャグ漫画(花とゆめ連載だったというところは特筆すべきかも?)なんですが、ギャグの傾向に特徴があって、半端でない言葉遊びっぷりが笑えました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックラグーン→bk1→amazonは、燃えるガンアクション漫画です。撃ちまくりで台詞回しも立ち回りもとにかくすべてがかっこいい。アクション好きでこれを未読という人は……悪いことは言いません、今すぐに本屋に走ってGETです。それくらいの価値はあります!!

さてさて本日の台詞解説。
対立する敵との闘争宣言、みたいなものかな。強くておっかないバラライカの本領発揮というところでしょうか。

「何が誇りだ? なめんじゃねェ!!
ここを見ろ! どこを取ってもクソの山で――ロビン・フッドなんぞどこにもいやしねえんだ!! バカ野郎!」
「ロビン・フッドがいねェなら、ロビン・フッドになればいい。
泣き寝入りして文句たれて生きてるよりゃ、よっぽどマシな生き方だ!」


出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/2巻128P
キャラ:レヴィ&ロック

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIV.
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年7月24日(木)
『まいじゃーお絵かき板、始動します』

一部の方より要望のあったお絵かき板を設置しました。
まいじゃー関係はもちろんですが、ライトノベル関連でマイナーゆえ描きたくてもネタがわかってもらえないので描くにかけない……そんな悩みをお持ちの方ご利用ください(笑) 管理人自身が絵の描けない人なんで、修行中の方もお気軽にどうぞ!
なおお絵かき板始動キャンペーンとして、絵を描いてくださった方にはもれなくトップページのトピック利用権を差し上げます。自分のページの宣伝、本の布教、台詞紹介、好きなようにご利用いただけます。(内容は掲示板かメールでご連絡ください)
厚かましくも、お持ちのサイト等でご紹介していただければ幸いです。

なお大山さんによるストームブリングワールドのアーティーミス・フェラン嬢が既に投稿されています。大山さん、ありがとうございました!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第1回ボイルドエッグズ新人賞
これはかなり思い切った新人賞ですね☆
受賞してもらえるのは単行本の印税のみ、しかもエントリーには1作につき7000円かかるのです☆
「マジ!?」
本気と書いてマジなのです☆ ただし下読みがなく、応募作全てに選考委員が目を通すようですね☆ さて吉と出ますか、それとも☆
要注目ですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックラグーン→bk1→amazonは、燃えるガンアクション漫画です。昨日も紹介したので以下略。

さて本日の台詞解説。
レヴィとロックのガチンコバトル。すれ違う感情をぶつけ合う二人。2巻最大の目玉といっていいでしょう。台詞はほんの一部につき、本当は2巻を読んでもらうのが一番です。

「天使を呼んであげましょう」

出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/2巻159P
キャラ:?

【作者直営サイト】VIOLENT DOGS DIV.
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年7月25日(金)
『適当更新』

酔っ払って帰って即効で寝て時間なし、の黄金パターン(^^;

まいじゃー絵かき板始動キャンペーン中。絵を描いてくださった方にはもれなくトップページのトピック利用権を差し上げます。自分のページの宣伝、本の布教、台詞紹介、好きなようにご利用いただけます。(内容は掲示板かメールでご連絡ください)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックラグーン→bk1→amazonは、燃えるガンアクション漫画です。昨日も紹介したので以下略。

さて本日の台詞解説。
あえて発言者は伏せときます。要するに「殺してやる」という意思表示なんですが、あえて天使を持ってくるあたりにこだわりが感じられました。

「うふ。ふふふ。
おばさんおかしいや、何を言ってるの?
僕は死なないよ、死なないんだ。
こんなにも人を殺してきたんだ。いっぱいいっぱいいっぱいいっぱい殺してきてる。
僕らはそれだけ生きることができるのよ。命を、命を増やせるの。私たちは永遠(ネバー・ダイ)さ。そう永遠(ネバー・ダイ)なのよ」
「それがお前の宗教か。素晴らしい考え方だな。
だが正解は歌にもあるとおり。
”永遠に生きる者なし(ノーワン・リブズ・フォーエバー)”。
そういうことだ」

出典:ブラック・ラグーン (コミック)/サンデーGXコミックス/広江礼威/3巻44P
キャラ:双子の片割れ(名前失念)&バラライカ

(編者注:作中ではヘンデル&グレーテルとだけ紹介されています。……が、どちらがどちらと言い切れない設定になっており特定は不可能かと。情報求む、です(20040811追記))

【作者直営サイト】Violent Dogs Div.
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年4月21日(水)
『サーバー障害による出張運営中』

そんなわけでご迷惑おかけしています。……とっとと直してくださいほんと。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆

  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラック・ラグーン→bk1→amazonは、B級アクション映画を意識した、ガンアクションもの。いやはやとにかく撃ち合いがかっこええっ!! 主人公たちはもちろんのこと、サブキャラも異様に存在感がありゲストで終わらせておくのが惜しいくらいです。とにかくアクションものが嫌いでさえなければこの作品は非常に強くおすすめです!!
ちなみにメイド好きは2巻必見<謎
さらにロ…やショ…好きな方には2,3巻必見<謎

それでは本日の台詞解説。
このしゃべってる子は、殺人鬼です。そんだけ知ってれば十分かな。私的には永遠に動くサーバーもない、という悲しみを込めて引用してみました(^^;


ブラックロッド

「今だ――仏締めろ!(ぶっちめろ)」

出典:ブラックロッド (小説)/電撃文庫/古橋秀之/絵師:雨宮慶太/19P
キャラ:軍曹

【作者直営サイト】フルハシ
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年11月9日(日)
『それ言っちゃめーなの!』

スーパーダッシュ文庫で一時期刊行予定に挙がりながら、再び未定になってしまった双色の瞳→bk1→amazonの3巻はどうなったのか。カラミティナイト→bk1→amazonの3巻は年内に出るのか。海羽超史郎さんの3冊目は出ないのか。悪霊シリーズ復刊の話はどこへ行ったのか。田中芳樹御大の数々の続刊はもはや他人執筆のものでしか見られないのか。電撃文庫の最大ページ数はどこまで増えるのか。富士見ミステリー文庫はどこへ向かっているのか。考えれば考えるほどマイナス思考に陥るダウンスパイラル。

ちなみに現在ぼちぼちと森博嗣ミステリのS&Mシリーズを読み進めています。電撃などの新刊と同時進行なので、いったいいつになったら読破できるかは大いなる謎ですが(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「文学フリマ」参加レポート!


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブラックロッド→bk1、→amazonは、超絶に独特な世界観を持ったSFです。積層都市ケイオス・ヘキサにて繰り広げられる異能の者たちの戦いを描いています。
単語だけ抜き出しても十二分に特異さが伝わってくると思うので紹介しますと、破壊僧の戦闘集団である機甲折伏隊(ガンボーズ)、パワードスーツみたいな機甲倍力袈裟(パワード・カーシャ)、弾の一種であるナウマクサマン弾。……きりがないので以下省略(^^;
ストーリー自体も大変に独特です。あまりにも癖が強いので読んで気にいるかどうかの保証は全くできませんが、それはそれとして強くお勧めしておきます。……手に入れるのがちと大変かもしれませんが(^^;

さて、それでは本日の台詞解説。
まあ要するに相手に突撃する合図というか「やっつけろ!」程度の意味なんですが……この当て字はすばらしすぎです。

「願いは三つ! 殺せ、殺せ、そして殺せだ!」

出典:ブライトライツ・ホーリーランド(ブラックロッドシリーズ) (小説)/電撃文庫/古橋秀之/絵師:?/?
キャラ:?

【作者直営サイト】フルハシ
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年12月1日(月)
『思いつかない……』

そろそろ個人管理も限界かな、と弱気なことを時々思うようになりました。まる6年近くやってると、『おお、これはいい台詞』と思って調べると既に紹介済み……そんなのばっかりで(^^; 


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第二回メフィスト賞ファン度調査YagiyamaPublishingより)
ミステリをほとんど読まないトンボさんに縁はないですよね☆
「いやーそれが全著作読んでる西尾維新に最近はまり出した森博嗣、そんで霧舎巧が『たまたま』メフィスト賞作家だったので16冊読んでました(^^; 」

■編集長のページ〜不況、不正、資金繰り…(新文化)FANTASY Bookmarkより)
「…………(記事を読んで呆れ返り中)葉子さん、GOだ」
こんな方の経営している本屋は潰れてよしです☆ 広辞苑で殲滅です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ネタを考えるだけで精一杯でした……



BLOODLINK

僕は心の底から喜んではいけない。心の底から笑ってはいけない。僕らは本当はこんなふうに幸せに笑いあってはいけないのだ。

出典:BLOOD LINK 赤い誓約 《小説》/ファミ通文庫(エンターブレイン)/山下卓/絵師:HACCAN/41P
キャラ:海自幕僚長?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】YUCCA
作家さんの関連サイトは残念ながらありません。なお、絵師さんのトップページからは別サイトへのリンクしか存在しないのですが、リンク切れの状態で画像倉庫もあったんで別にリンクしておきます。

★2001年11月27日(火)

  ▼本日の木乃葉子ニュース▼

残念ながら今日のニュースはありません。
……トンボさん、私の仕事をちゃんと確保しておいてくださいね☆ でないと……。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「BLOOD LINK」→bk1→amazonは、(密かに痛い系の)「青春伝奇ロマン」だそうです。
物語前半においては,平凡な日常を送る高校生・和志と、9歳にしてIQ185以上、5ヶ国語を話す天才のうえ超のつく美少女カンナとの交流を描いています。ただのラブコメかと思いきや、各所に挿入される猟奇殺人などのやたら重いシーン。
そして、突如として襲いかかる異形の怪物……。
で、なんというか題材がひたすら痛いです。1巻の後半あたりで一気にきます。2巻と来たら最初からどよどよしています。
そのため、すかっとした話をお求めの方にはあまり向いてないと思われますが、逆に痛い話好きな人にはまちがいなくおすすめ。読んでるうちに主人公が不憫になってきました(^^;

さて、上の台詞解説ですが、これは主人公の過去体験に基づいています。例えば友人などが自分のせいで不幸な目に遭っていた場合。彼には友人を差し置いて幸せになる権利があるのか?
と言う前提にもとづいて、上のような重苦しい台詞が展開されるわけです。
うわー救われない……。
(01/11/27)

「いい? ダメでもよくても、香織がずっと大切にしてきた想いは腐らせちゃダメだよ。小学校の時から持ち続けてきた想いなんだからさ、押し込めたままじゃ気持ちが腐っちゃうよ。ダメだったら、その時は私が一緒に泣いてあげる。香織のバックアップは私の喜び。安心して戦ってらっしゃい」

出典:ふたり 《小説》/ファミ通文庫/山下卓/絵師:HACCAN/192P
キャラ:矢野倉涼子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】Y.U.C.C.A
せっかくなので補足しておくと、絵師の方の旧サイト?も見つけました。

★2002年4月23日(火)
『天球綺譚』

椎名優さんの画集を衝動買いしました(^^;
いやあやっぱり綺麗ですねえ。猫の地球儀とか、書き下ろしの絵が載ってて幸せな気分になりましたとさ。
「気のせいか、大事なシリーズを外して紹介してませんか☆」
気のせいです。
………………ええと(^^;
では、画集の話題に絡んで説明しておきましょう。たぶん、管理人はこのサイトで「月と貴女に花束を」については、ほとんど今まで触れてこなかったはずです。
あれは一言で言えば「少年漫画の王道」をひた走る小説なのです。(伏線が、とか復活その他の要素がこの一言で説明できます)
そんなわけで、まいじゃーで紹介する作品とは傾向が違うと思って、今まで流していました。ま、そのようなことで。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「ほしのこえ」関連リンク集
なにげにトンボさんの感想も捕捉されてますよ☆
「どっからバレたんでしょう(笑) たいしたこと書いてなくてすいません」

■アルファシステム、 「Return to Gunparade」連載開始
掲示板で教えていただきました☆
さっそく見てきましたが、確かにガンパレのSランクエンドとOVERSのガンパレードの内容を含んでいますね☆ 外伝へのリンクも一部なくなってます。
まだ世界には続きがあるんでしょうか、期待してしまいますね☆

■不要なパソコン供養します俺ニュースより)
まいじゃーな内容ではないのですが、記事本文の後に続くコメントの数々がおもしろかったので、お暇な方には最適です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ふたり→bk1→amazonは、BLOODLINKシリーズ→bk1→amazonの外伝にあたる小説です。涼子&香織が主役。
えーストーリーはまあ学園生活の中での切ない恋心、とでもしておきましょう。なんせ外伝ですから、うかつなことを言うと本編までネタバレになっちゃいますから。でもこれだけは言えます。
めちゃくちゃ切ないですええ。
元々BLOODLINKは、かなり切なくてイタイ系の話だったのですが、さらに切なさ表現に磨きがかかっているような……。
そんなわけなので、この外伝を読むために本編に今から手を出す選択肢はおおいにありかと思います。小説メインに読んでいる人はもちろんのこと、ギャルゲ方面を主にプレイしている方にも、BLOODLINKは心の琴線に触れる可能性が高いと思われます。
一応、高校生の和志と、10歳の少女カンナとの恋愛要素のある話ですが、それだけで終わるほどこの物語は甘くないので、そこに注意しつつ読んでみましょう。あ、間違っても外伝を先に読んだりしないで下さいね〜、いろいろ損しますよ。

では本日の台詞解説。
涼子が親友である香織にはっぱをかけている場面ですが、要するに「ちゃんと告白しろ、当たってくだけろ」と励ましているところです。中にためこんだままにはしておくな、と。友情やらなにやらのいろいろ感じられるいい台詞です。

「オトコ二人でたそがれちゃって。オトコはいつでも青春小僧ねー」

出典:いつか来た道(BLOODLINK webSS) (小説)/ファミ通文庫/山下卓/絵師:HACCAN/ここで掲載中
キャラ:矢野倉涼子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】YUCCA

特記事項はなし。

★2002年11月22日(金)
『だらだら〜』

実は休暇中です。
4連休です。
特に遠出することもなくだらだらだらだら……
我ながら無駄な時間の過ごし方だ(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

お休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

BLOODLINK→amazonは、説明がしにくいのですがダークな雰囲気の漂う恋愛もの? いやちと違うかな、……あー。
すべてがハッピーな方向に進む物語を好む方には微妙かもしれませんが、なんか登場人物の心情描写がお見事なのです。とくに外伝であるふたり→bk1→amazon女の子の友情描写が実に見事な傑作
この作品にたどり着くためにもシリーズを読まれることをおすすめします。しかし相変わらず作品内容にまるっきり触れてませんね……今さらこのスタイルを変える気もないですが(^^;
ちなみ短編はここで掲載されてます。おそらく紙メディアに登場することはないと思われるので保存推奨ですよー。

まあ今日の台詞は説明の必要ないですねー。性格が明るくアイドル的存在の少女・矢野倉涼子の一言。なんつかこう、青春小僧と言う表現が妙にツボに入りました(笑)

好きだから信じられるというのは奇麗事だ。好きであればあるほど、ぜんぶを知りたくて、もっともっと近づきたくて、だから、ほかの人にはとるにたらないどうでもいいようなことでも、いやになるほど不安になる。

出典:刹那〜そのとき彼女が願ったこと〜(BLOODLINK外伝) (小説)/ファミ通文庫/山下卓/絵師:HACCAN/デザイン:渡辺公也/編集:久保雄一郎/1巻33P
キャラ:野中由香里

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】∈YUCCA∋

特記事項なし。

★2004年11月21日(日)
『このライトノベルがすごい!』



このライトノベルがすごい!→bk1→amazonの見本誌が到着。11月25日が発売日ですが、週明け辺りから店頭に並び始めます。私はまいじゃーの管理人としてちょこっと参加させてもらいました。
参加してる以上完全に中立な立場では発言できないのですが、個人的な感想を言うと「なんか最近おもしろいライトノベルはないですか?」と思っている人にはこれがベストだと思います。最近1年間と期間を区切ってますし、エンターテイメントに特化してますし。キャラクターのランキングや台詞の紹介なんかはこの本ならではじゃないかと。
ああそれとこの場を借りて2つ懺悔。私はマリみて今でも好きです(謎
好きじゃなかったら延々台詞を紹介しません。それとなぜか原稿書いてるときに桜庭一樹さんのことを忘れ去ってまして……。
『あやまれ! マリア様と桜庭さんにあやまれ!』
ごめんなさいごめんなさい。今年度のベスト1作品は推定少女→bk1→amazonだと思ってますし、注目作家さんでもあります。一応発売直後から現在に至るまで布教に努めておりますのでご勘弁を……(汗

なお「このライトノベルがすごい!」をbk1e-honjbookで予約すると、表紙を担当しているヤスダスズヒトさん描き下しのオリジナルイラスト壁紙が特典としてダウンロードできるとのこと(bk1は予約終了、e-honも21日まで)。
また宝島社サイトでは、クイズが用意され、正解者には別バージョンの壁紙がプレゼントされるとのことなんですが……まだ載ってないようですね。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■あかほりさとるの立ち位置モノグラフより)
「人間関係がらみの記事なので適当に流し読み。メモ代わりに。ちなみに私の中ではあかほりさとるという人は職人だと認識されてます。ニーズに合わせてどんな注文にも応じられる、と。好きかどうかは……また別のお話ということで」


  ▼本日の作品&台詞解説▼


(一部リンクに不具合。明日、既刊にリンクし直します)
BLOODLINK→bk1、→amazonは、なにしろ本編がなかなか進まないのであえて声を大にして言います。
外伝2冊のために本編は存在する!!と。
どれくらい外伝の破壊力がすごいかというとあれです。
読め。いいから読め。
こんなの駄文で語れるような半端な魅力じゃないのですええ。
本文だけでも学生時代特有の一瞬で壊れてしまうようなかけがえのない時間や切なさの表現がすばらしいのですが、さらにイラストまでも並々ならぬ気合の入りっぷりです。
だってさ、SSがweb上でしかもいっぱいイラストつきで読めちゃうんですよ? ありえねー。

重ねて言いますが、あえてストーリーについては一切触れませんのでまず本編を最低最初の1冊だけ読破して、外伝をぜひともお読みください。騙されたと思って。たとえイラスト買いしたとしても損のない最強の作品です。

それでは本日の台詞解説。
まあそのままです。

ねえ、未来は広がってるよね。
まだまだ、わたしたちは、先に進めるよね。

出典:刹那〜そのとき彼女が願ったこと〜(BLOODLINK外伝) (小説)/ファミ通文庫/山下卓/絵師:HACCAN/デザイン:渡辺公也/編集:久保雄一郎/248P
キャラ:皆川雪乃

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】∈YUCCA∋

特記事項なし。

★2004年11月22日(月)
『再起動』

ごちゃごちゃ書いた後、消去。こりゃ駄目だ、後ろ向きだ。

今日はとりあえず、ネタでも一個投下してみます。
先日のチャットの際、縞パンとかぱんつはいてないとかそういう方向に話が行って、パンツが見えている不自然なイラスト(神風でも吹いたのか?というくらい無理に見えてる)が肴になりました。それに反応した某さんが一言、
『不自然でもパンツが見える方がいいに決まってます』
なるほど、ごもっともです。そしてなぜか脳裏に浮かぶのは、その昔のPS用ゲーム「ダブルキャスト」。……駄目だ自分。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■百合こころ
「百合総合blogなんてあったのか……なんでもあるもんあだなあという感動をこめてリンク」

■一つお前に言っておく保管庫たそがれSpringPointより)
ツンデレ系の女の子が魅力ですね☆
「いやもうなんかね、1ページ目で墜ちましたね自分。降参です」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



BLOODLINK→bk1→amazon(外伝は→bk1、→amazon)は、昨日も紹介しましたが改めて。
外伝2冊のために本編は存在する!!と言う極論もありだと思うくらいのすばらしさです。とにもかくにも読んでみましょう。
学生時代、親友とのかけがえのない一瞬。いつまでも続いて欲しいと思うその魔法は、しかしやがて解けてしまう……切なさと痛みが炸裂です。
web上で読めるssもどうぞ

それでは本日の台詞解説。
切ない、としか言いようがありません。親友との友情あるいはそれ以上のものを相手に対して抱いている少女の今の心境の一部です。


プラネテス

「どう?
いいでしょ 私の海」


出典:プラネテス/モーニングKC(講談社)/幸村誠/1巻89P
キャラ:ノノ

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】同上
公式サイトでこそありせんが、このコミックの第1話が無料で楽しめるe-mangaがあります。行くしか!

今日の名台詞は管理人からお届けします。
「プラネテス」は、モーニングに不定期連載中?のSFコミック。宇宙船に乗ってデブリ(軌道上のゴミ)を拾い続ける3人を描いた物語です。
デブリというやつは、高速でぶつかるととんでもない破壊力を秘めているため危険なのです。このデブリ拾いを生業とする3人は過去・現在にいろんなドラマを背負っていて、それについてあるいは彼らが出くわす出来事について描かれていくのですが……。
これはいいです。超強力におすすめ!
ちゃんと新刊が手に入るというのも大きいですが、徹底的にリアリティのある宇宙が設定されているのですが、物語が設定によりかかっておらず生と死を真正面からとらえたドラマとしてSFに詳しくなくてもドラマとして十二分に楽しめます。かといって堅苦しい印象はまるでないです。扱っているストーリーがジャンク屋とかでなく、あくまでもデブリを拾うだけという設定もまいじゃー的にすばらしいですね。私的には第3話の「ささやかなる一服を星あかりのもとで」をすべてのまいじゃー愛好者に捧げます(笑)。
とどめにSF者であるとの認識がある方には次の一言を。
これを買わねばSF者としての名がすたるっ!
ネット上でもお試し版コミックが読めますので、まずはさっそく読みに行きましょう。てゆうか行け。

さて、それでは台詞解説へ。
本当はこの台詞に至るまでに少しネタばれがあるのですがそれはやめておきます。月は誰にとっても異郷なのか?とだけ言っておきます。
さて、月面に出たノノは一面の宇宙が広がった月をバックにして上の台詞を語るわけですが……。
これはぜひとも絵と一緒に鑑賞してもらいたいところです。もしくは月面、バックに瞬く星々をイメージしてみてください。思わずため息が出そうなシーンです、はい。(01/3/17)

「……や なんてゆーか……
自分の活動限界を知りたいんです どこまでが私の守備範囲なのか どこまでが私のクチ出し可能な世界なのか
でもやっぱり私がつま先まで地球人なんだってことを確認しただけですね ここらへんが限界みたいです」
「……
人間に限界なんて 絶対にねェ
行きてェ――ッ!! 絶対必ずどうしても人間のクズと呼ばれようと最低と言われようと前人未踏の世界まで行ってやるぞ! 魂売るぜ何を引き換えにしても全然構わね――っ!!
って腹の底から思えるなら木星にだって行けるぜ 本当だ」

出典:プラネテス/モーニングKC(講談社)/幸村誠/2巻58P
キャラ:タナベ&ハチロータ・ホシノ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイト発見。Smile without a Catの中に関連コンテンツと専用掲示板があります(ちょっとわかりにくいけど)。

引き続きアドレス変更のお知らせ。
独自ドメイン取得しました!
http://www.maijar.org/です。ホームページ転送との絡みで、実際に使えるのは2〜3日後になるので使用可能になり次第、改めて告知します。とりあえずの暫定は
http://www.ngy.1st.ne.jp/~okiraku/g/
ということです。ややこしくてどうもすいません。

ところで……誰か教えて下さい。
私のサイトでも一応アクセス解析をしているのですが、解析情報の中にブラウザの種類も表示されるわけです。当然圧倒的に強いのはIEなんですが……兄チャマ専用ブラウザ with 四葉って?
ねーちんジャブ for 夕奈って!???
いったいどんなブラウザなんだーっ!?
内部情報を操作してるのかな? 謎は深まるばかりでございます、ええ。

「プラネテス」2巻→bk1→amazon読了。
燃えるSF。宇宙に上がる、より遠くの宇宙を目指す、そういう類のSFです。
なんつうか、語るより見てもらったほうが早いような気が。フラッシュが必要ですが、こちらで第一話がまるまる読めます。これでツボに入ったと思ったら迷わず買いましょうええそうしましょう。白状しますと、私はこれで購入を決断しました、ええ。
オーダーイズオンリーワン、サーチアンドリード、サーチアンドリード、オーバー。

それでは、本日の台詞解説に移りましょう。
木星探査船の一員になることを狙っているハチマキと、まだまだ教育中の新人タナベの会話です。タナベが宇宙に上がろうと思った経緯について話すうちにこういう方向に会話が進みました。
単純熱血。燃えます。漢に迷いなし!
(01/10/27)

「残したデータの内容には満足しています」
「次は失敗しません ご期待ください」

出典:プラネテス (コミック)/モーニングKC(講談社)/幸村誠/?
キャラ:ロックスミス

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
あえてアニメの公式サイトにはリンクしていません。

★2003年12月8日(月)
『思案ちう』

某企画は規定など詰め中です(謎
あと私信。with_14th_dreamさん、もしフォーマット直していただけるのであれば大歓迎ですが、暇があればで結構ですよ〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ドラマCD『Dクラッカーズ「THE EVE」』がケイエスエスから12/19発売
ええとミステリー文庫の人気シリーズDクラッカーズ→bk1→amazonのドラマCD化ですね☆ 実はちっとも知りませんでした☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

プラネテス→bk1→amazonは、最近NHKでのアニメ化も果たした宇宙ものSFです。デブリ回収その他をテーマにしているのですが、その描写がとにかくリアルでそのうえ熱い!

さて、それでは本日の名台詞。
先日の某打ち上げ失敗でふとこの台詞の存在を思い出しました。よりにもよってあのタイミングで失敗してしまったためにいろいろと苦しい立場に置かれるのはやむを得ないでしょうが、負けずにがんばってほしいものです。
そんなわけで、同じく作中で打ち上げ実験に失敗し多数の人的・物質的損害を出したことへの責任をどう取るのか、と問われたことへの返答です。
これぐらい言えたら……


プリズマティカリゼーション

グーで負けた。グーで負けるというのは、保守的なために敗北したかのような、苦い後悔が残るものだ。

出典:プリズマティカリゼーション/アークシステムワークス/?/?
キャラ:主人公

【公式サイト】AQUARIUS
アークシステムワークスの公式サイト。プリズマティカリゼーションのシステムなど一通りの情報は掲載されています。

「プリズマティカリゼーション」は、いわゆる美少女ゲームの範疇に一応当たります。一応、と断ったのはシステムが少々特殊で、ただのギャルゲーだと思って手を出すと大火傷するから(^^;)
『何度朝を迎えても、始まるのは同じ一日・・』という刺激的なキャッチで、けっこう気になっていた人も多いのでは? SF小説などで時に使われる連環を取り入れていています。……現在プレイ中につき、正式な評価はもう少し後になりそうですが……。うまくいけばまいじゃー認定できそうな作品です。

さて、本日の台詞ですが……なんだこれわ(^^;)
ゲームをはじめると、冒頭主人公が幼なじみと避暑地に来る途中で、荷物持ちのじゃんけんを行い、当然?のごとく主人公が負けて荷物を持たされます。
その悔恨の台詞なんですが……なぜジャンケンでここまで言える!? ほんとか、グーで負けるやつってほんっとに保守的なんだなっ!? じゃあ聞くがパーならば進歩的なのかっ!?
ともかくこの主人公、ほんとに高校生かと疑いたくなるくらい内省的で真っ暗でうだうだうだうだ哲学的なことを垂れ流してくれます。この辺がまたまいじゃーらしいと言えばらしいかも。某最終人型決戦兵器に乗ってる少年でもここまでは言わないでしょう(笑)(00/6/11)

お兄ちゃんは……この世界について、どう思いますか……?

出典:プリズマティカリゼーション/アークシステムワークス//?/みゆシナリオより
キャラ:琴原みゆ

【公式サイト】AQUARIUS
開発元であるアークシステムワークスの公式サイトです。

「プリズマティカリゼーション」は、掲示板でも話題になり、さらにまいじゃー認定をかけたばかりなので詳細は説明しません。キャラデザインからしてかなり萌え系のギャルゲー、と見せかけた哲学・心理学用語連発の、時が循環するシュールな前衛作品です。間違いなくプレイヤーを選ぶゲームですが、このサイトに閲覧に来るような酔狂な方々にはぴったりなのではないでしょうか(笑)

その前衛振りの一端を表しているのが、この台詞。
一見ごく普通の台詞に見えますが……台詞の発言者は琴原みゆ。
11歳。11歳ですよ、11歳! 昨今のアニメキャラは若いくせに深刻ぶるのが好きですが、それでもせいぜい15歳くらい。それがあーた、小6にして「(時の循環した)この世界をどう思うか」と来ました。
降参です。こんな小学生いるわけねえ! とか思う前に、この台詞には参りました。お兄さんは討ち死にです(笑)。(00/6/26)

「ふむ、カオスだ」
「溶け方は、いつも違う……」

出典:プリズマティカリゼーション/アークシステムワークス/?/?
キャラ:主人公&みゆ

【公式サイト】AQUARIUS
開発元であるアークシステムワークスの公式サイトです。

「プリズマティカリゼーション」は、萌え美少女ゲームの皮をかぶった哲学的なうえに、独特なシステムを持ったビジュアルノベルです。
パッケージや、使われているイラストはどうみても萌え仕様であるにもかかわらず、主人公の性格が半端でなく哲学的思考に陥る性格で、そのうえ一部のキャラクターをのぞいて登場する少女たちも、その会話にしっかりついていっているという……。
そもそもの世界観が、循環する世界をテーマにしていて、これをSF的な観点でなく哲学的に処理しようとする試みがすごいの一言に尽きます。
ゲーマーにかぎらず、これは未体験の方にぜひとも試してほしい超絶な作品です。買っときましょう。
てゆうか買うように。(しかし、万が一嗜好が全然合わず、金返せ!となっても責任はもてませーん)

そんなシュールなゲームよりの出典です。
これは、主人公たちが食後のコーヒーを飲んでいるときのもので、例によってやたら哲学する主人公はコーヒーに入れるフレッシュの溶け具合を見て、こんなことを言うのです。
ついでに合いの手?を入れているみゆは小学生です(^^;)
コーヒーにも哲学できるお二人に敬意を評して本日の掲載と相成りました。……でも、現実に哲学者が知り合いにいたらこういう感じの日常なんでしょうか?(00/8/27)

考えてみれば、ひとつ屋根の下、女五人に、男俺一人……
ハレム!などと呼ぶべきではないとは思うが……
……かつてのマホメットの教えは、コーランにて記されている。
『同時に二、三、あるいは四人の妻を娶ることは可能だが、二人以上の妻を平等に扱うのは難しい』
当時、度重なる戦禍に、男女比率は著しく歪み、一夫多妻は社会の要請でもあった。
しかし、妻達の間での待遇差は、更なる混乱を生む。女の嫉妬ほど恐ろしいものは無い。
彼の言葉は、むしろ、やれるものならやってみろと、投げやりにも感じられる。
それが……ここでは、五人だ。
……可能か?可能なのか……?

万人に平等の愛を、と言った男もいた。 彼には、やれる自信があったのだ……

出典:プリズマティカリゼーション(DC版) (ゲーム)/アークシステムワークス/?/絵師:射尾卓弥/1回目・夕食時
キャラ:射場荘司

【メーカー公式サイト】アークシステムワークス
【絵師直営サイト】なし

メーカーのサイトを見るかぎり、既にプリズマはなかったことにされてますね(^^; 記事項はなし。

★2002年8月18日(日)
『かなり頭にきています(怒 』

サーバーが落ちまくりで、更新意欲が失せ中。
ほとんど毎週のように週末になると落ちてます。サーバー管理会社によると上位会社の人為ミスらしくもうアホかとバカかとっ!!
今どき土日は一切対応できないサーバー管理ってなめてませんか?
もっとも契約してるangelic.jpの管理人さんも同じことを思っているようでサーバー管理が自社に移転するとのこと。それまでもうしばらくご辛抱くださるようお詫びいたします。

なお2週間ほどこちらで臨時運営を行いますので、常連様はこちらにブックマークをお願いします。またご迷惑でなければ「まいじゃー推進委員会!」がサーバーの都合で2週間ほど臨時運営する旨、サイトの日記などで告知にご協力いただければ幸いです。


ともかくその上位会社とやらを見つけたら、葉子さんやってしまいなさい。
葉子「ええと松・竹・梅とコースがありますが☆」
……ちなみに梅は?
「管理人にノーマルな広辞苑アタックです☆」
竹、は?
「乱舞、ですね☆ 何人いてもまとめて殲滅です☆」
……松……
「ビルごと逝ってしまいましょう☆」
梅でいいです。

真面目な話、そんな経営してたら潰れますよ? たとえ潰れても全く同情の余地は無いけど。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

現在殲滅仕様なのです☆ ごめんなさいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

プリズマティカリゼーションは、ギャルゲーを装いながらもその実硬派な哲学的思考が連発の上、ゲームシステム自体が独創的なゲームです。
あまりにも独創的なシステムとテキストのために賛否両論、やる人間を選びまくるため喜んでまいじゃー認定したという経緯があるのですが、なんか気がつくとgoogle検索で妙に上位に来てますね(汗
時の循環をテキストの題材としてだけでなく、ゲームシステムとしても見事に表現しきった傑作です。見た目のギャルゲ感に惑わされてはいけません。
これは硬派なテキスト読みと、及び独創的なゲームシステムと聞くとウズウズする真のゲーマーにこそプレイしてほしい逸品です。
ただ……入手がかなり厳しいかも(^^;
ps版とdc版がありますが、できることならDC版推奨です。

上の台詞は、プリズマの性格を体現しているかもしれません。
普通上で説明されているような状況になったらやることはただひとつ、そうラブコメ以外には考えられません。
しかしこのゲームでは、「ラブコメってなに?」と言わんばかりに主人公の思考も、全く予想外の方向に向かっています。しかもにやりとできます……できますよね?


ブルースター・シンフォニー

「パパは……」
「パパは、わたしを守ってくれてる……」
「そんなことする必要、ないのに……パパはまきこまれただけなのに……パパがあの王さまと戦ったりする理由なんかないのに……それでも、パパはわたしを守ってくれてる。わたしを守ろうとしてくれてる……」
「でも」
「わたしだって、パパのことを守りたいの……」
「王さまとのことだけじゃない……パパが折れそうなとき、パパが壊れそうなとき、わたし、パパのそばにいたい。パパの役に立ちたい。そう思っちゃ――」
「そう思っちゃ、だめ?」

出典:ブルースター・シンフォニー (小説)/スニーカー文庫/岩佐まもる/絵師:こにしひろし/下巻145P
キャラ:カルラ

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】うろんどう

特記事項なし。

★2004年4月8日(木)
『もっと早く読んでおくんだった ※100万回繰り返し』

ブルースター・シンフォニー→bk1→amazon読了。
おもしろかった……積読してた本が大当たりだったときにはいつも思うことですが「もっと早く読んでおくんだった」と後悔してます(^^; はは、一年も前に出てるよこれ(汗


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■テレビ映画「ゲド戦記」製作開始仮藻録より)
「ゲド戦記は機会がなくて読んでないのですが、いい機会だから読もうかな……」

■背景を描けない絵描き
表題に関するちょっとしたリンク集のようなものですが、とりあえず☆
「私の場合は3次元どころかそれ以前の問題です。人外です。終わってます……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルースター・シンフォニー→bk1→amazonは、音楽ファンタジーです。はい、まずこの時点で何人かは購入決定かな(笑)
一応形式上はブルスター・ロマンスと少しだけ話の繋がりがありますが、作者さんがあと書きで言われているように読んでなくても大丈夫。白状しますと、私などは前作を読んだはずですがシンフォニーを読み終わってさえ内容をまるで思い出せなかったのでいきなりシンフォニーから読んでも無問題です(^^;
王国一とされるオーケストラに所属する団員・クキの元に突如現れた、自分を「パパ」と呼ぶ謎の少女。クキは納得しかねるままなしくずしに少女を預かることに……。
このクキと少女カルラの絆が一本の軸で、もう一本の軸がクキの所属するオーケストラです。ネタバレ回避のためにも細かいことは言いませんが、音楽はこの作品においてすごく重要な位置を占めてます。大変気持ちよく読めたという意味でもおすすめしておきます。

さて本日の台詞解説。
本当は前振りがあって、この「守りたい」という理由がきちんと補強されているんですが、さすがに長すぎるので削りました。まーなんですね、直球ど真ん中という感じです(謎。

「パパや、お姉さんたちがそうしたいっていうことを、わたし、止めたりできません……」
「馬鹿者! お前はとっくに知っているのであろうが。こやつらでは、
女王と対等に張り合うには、力が足りないと……」

「足りないのなら、のびていけばいいっ!!
人は……人は、いつまでも同じ場所にとどまっていたりしない! 前に進むことはできるっ! 絶対に! その誇りがあるなら! わたしには見える! みんなは……お姉さんたちは……パパは……わたしは……負けたりしないっ!!」

出典:ブルースター・シンフォニー (小説)/スニーカー文庫/岩佐まもる/絵師:こにしひろし/下巻169P
キャラ:カルラ&フヒト・ドスタ

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】うろんどう

特記事項なし。

★2004年4月9日(金)
『すごい!に栄養剤を投入してみんとす』

このライトノベルがすごい!相変わらず一般投票は苦戦中……ということで、とりあえず栄養補給。限定枠として投降していただいたもののうち数点を先行版として公開することにしました。トップページから直接行けます。
……で、願わくばこれを見て「自分も一般投票しよう!」という気分になってくださいますように(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「空の境界」限定愛蔵版の予約受付は終了しました。
講談社側からのコメントもあります☆
「9800円の本5000部があっという間に(汗 追加生産の予定は一切ないとのことですが、今ごろは『もっと多く設定しておくんだった』と悔しがっていたりして……(^^;」
この際、買えなかった人は買ったと思って9800円分すべてライトノベルを買うとよいのです☆
「いや、それむちゃくちゃだし」

■テキストサイト関連年表YagiyamaPublishingより)
「テキストサイト(の一部)はほんの一時ハマッって、内輪のいじり合いに飽きて興味なくしたという記憶も含め、懐かしい気分さえしてくるです。今だとblogなどはこれに当たるのかな?」
ところで☆
「はい?」
まいじゃーは何のサイトなんでしょうか☆
「あなたがそうだと思うものが当サイトです(^^; 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルースター・シンフォニー→bk1→amazonは、音楽ファンタジーです。昨日紹介しているため詳細は省略しますが、大変きれいにまとまった良質の作品だと思います。おおいにおすすめ。

それでは本日の台詞解説。すいません一箇所空白の部分がありますがネタバレ固有名詞のため反転表示させています。
○○はさすがにネタバレが過ぎるので伏せさせてもらいました。要は『足りないのなら、のびていけばいいっ!!』が今日の台詞の一番大事な部分です。念のため補足しておくと、あくまでも手段は音楽です。いきなりチャンバラになったりはしないです。

「たださ、ひとつ言えるとすれば、相手はともかく、私たちは神様でも魔法使いでもないってことかな。手で羽ばたいて飛ぼうとしてもひっくりかえるだけだよ。できることを一つ一つ、やっていくしかないね。たぶん、だけど」

出典:ブルースター・シンフォニー (小説)/スニーカー文庫/岩佐まもる/絵師:こにしひろし/下巻169P
キャラ:アーシア

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】うろんどう

特記事項なし。

★2004年4月10日(土)
『自戒』

昨日の名台詞について一件ご指摘を受けました。主旨としては
>あなたとおなじく、推古して人が考えた文章を、紹介やネタばれのために勝手に伏 字にしてしまっていいのでしょうか?

つまり、昨日ネタバレ固有名詞が登場するため一部伏字にしてしまったのは問題があるのではないか、いうことです(著作権侵害etc)。実は反転させるか伏字にすることについて少し迷ったあげく、「アンテナ経由で台詞を見る人がいるかも」(アンテナによっては色が無視されるので反転の意味がない)と思ってあのような形にしたのですが……。
確かにご指摘のとおりです。
アンテナへの配慮などは本来2次的な問題であるはずで、優先事項を完全に間違えておりました。そういった理由で、今後は場合によって固有名詞のみ反転表示させることになると思いますのでよろしくお願いします
どうもご指摘ありがとうございました。

このライトノベルがすごい!一般投票受付中。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルースター・シンフォニー→bk1→amazonは、音楽ファンタジーです。本日で紹介3日目なので説明省略。でもやっぱりいい作品なのでおすすめですよ〜とか言ってみる。

それでは本日の台詞解説。
解説の必要はなさげですが、強大な「敵」に対して、普通である自分たちは何ができるのかという事です。

(降りられねえ高さじゃねえんだよ。
木の上から見るとな、えらく高いように思えるんだ。でも、それは降りられない高さじゃねえ。ほんのちょっと勇気を出せば、地面はもうそこなんだ。しっかりと自分を受け止めてくれる地面があるんだ。そこに。いいや、地面だけじゃねえ)
(な、なにを……)
(たとえ、大目玉をくうとしてもだ。それでも、自分を探してくれてる人はいるんだ。待ってくれてる人はいるんだ。そこに帰られるかどうかは、自分次第なんだよ。まあ、この程度のことに気づいてなかった六年前までの俺もかなりの馬鹿だがな。しかし、そのころとはもう違う)

出典:ブルースター・シンフォニー (小説)/スニーカー文庫/岩佐まもる/絵師:こにしひろし/下巻289P
キャラ:クキ・クヤカ&クーリマ

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】うろんどう

特記事項なし。

★2004年4月13日(火)
『ちまちまと更新中』

このライトノベルがすごい!限定枠の先行版に3名様追加しました。たぶんしばらくこういう体制で追加すると思います。毎日見るといい感じ? 一般投票もよろしくです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■図書館本にも“著作権料” 国、著者に補償金支払い【FANTASY Bookmarkより)
国側から著者側に補償する、という形で2008年をめどに導入する方向のようです☆
「文化庁のサイトをチェックしてみたんですがまだこの件に関しては載ってませんでした。ともあれ、活字読みにとっては小さくない話題ですから注意して追いかけたいと思います」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルースター・シンフォニー→bk1→amazonは、音楽ファンタジーです。以下省略。

今日は一連の台詞紹介からとどめの一発ということで。とりあえずタイトルくらいは覚えてもらえたかなー。


ブルー・ハイドレード〜融合〜

「耳がいるだろ?」

出典:ブルー・ハイドレード〜融合〜 (小説)/スーパーダッシュ文庫/海原零/絵師:遠藤将之/179P
キャラ:ドアガンティ・ビクトランデ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年6月26日(土)
『ブルー・ハイドレード』

キタ━━━(゜∀゜)━━━━!!!!

ブルー・ハイドレード〜融合〜

……えー失礼、思わず踊り狂ってしまいました。
銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonの作者、海原零さんの新作が出ました。その名もブルー・ハイドレード〜融合→bk1→amazon。タイトルで推測していた方もいらっしゃるでしょうが、この作品読了したのでさっそく簡潔に紹介。
●潜水艦もの
●SF版沈黙の艦隊
●正統派にして本格派。銀盤カレイドスコープとはかなり違う方向性
●今のところ感情の機微よりも物語が上位

以上が主な特徴かと思われます。
ぶっちゃけ、あれです。沈黙の艦隊とか戦記もので戦術・戦闘面での駆け引きや描写に思わずはまったような人は買いです。私的には強くおすすめします!! SF者も買え、いや買って下さい。これ長く続かないと真価が出ないタイプの作品だと思いますから。
ただし銀盤カレイドスコープとはかなり違うノリなので、頭を切り換えて読むようにしましょう(笑)。なお、海原零さんは完全に私の中で作家買いが確定しました。

というわけで、踊り狂っていたので燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊の続きはまだ出来てません(^^;

このライトノベルがすごい!関連更新は早見裕司さんコラム・ジュニアの系譜番外編「皆川ゆかさんからのメール」です。はっはっは、もう驚く感情は麻痺しましたね(^^; 編集部の内部構造まで踏み込んだ濃い内容です。嗚呼、運命のタロットシリーズが読みたい。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」、運動自体は継続しますがそろそろスーパーダッシュ文庫編集部にコンタクトをとるので参加したい方はお早めに。……交渉チャンネルあったっけ(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆
「某国営放送の電子書籍の特集や、書籍の廃棄映像でへこんでるとか?」
電子書籍? Σブック? データなどただの飾りです☆ 電気がないと読めない活字など笑止、なのです☆
「実際の話、電子書籍は当分普及は無理だと判断します。コンテンツの充実よりも、画面上で長文は読めないという根本的な問題を解決しない限りは……。携帯電話で文庫が読める!とか謳ったりしてますが、まともな活字読みには見向きもされてないしねえ」
一回殴ったぐらいで壊れるような電子書籍は駄目なのです☆
「……そっちかよ!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ブルー・ハイドレード→bk1→amazonは、上で紹介してますです。

では本日の台詞解説。
これ、腕利きソナーマンの矜持が出た台詞です。簡潔にしてかっこよかったです。


ブルヴァール

雪乃!
……あんたいつからそんなに偉くなったの? ”いうこと聞かせる”…なんて いつからそんな走り方するようになった…?

出典:ブルヴァール
キャラ:西城晴子

ちょっと前から、OURSで連載してる「ブルヴァール」が気になりだし、この度とうとうコミック買ってしまいました。
「ちっとも車が活躍しないけど、車漫画なんだよなあ?」という疑問が少し晴れました。こういう車ものもいいかも。やっぱり女性作家さんが描くと、視点が違うのかしらん?

上の台詞は、主人公である雪乃が、親友の晴子に「うまくバイクを走らせられない」悩みを打ち明けます。その悩みに対して返って来た答えです。
つまり、車とは一体感をもって「一心同体」で走るもので、無理に言うことをきかせるものじゃない、と。
なーんだかわかったようなわからないような話ですが……もともとは雪乃の言ってた話なんです。
だから「いつから偉く」なった?なんて話が出てくるわけで……。
その辺の少女漫画の一シーンと考えるとわかりやすいかと(笑)

フルメタル・パニック!

「と、とことん馬鹿にしおって……! いまに見ておれよ!」
「はっ。いまに見ております」

出典:自慢にならない三冠王!?(フルメタル・パニック!)   キャラ:小暮一郎&相良宗介

世にシリアスとギャグのギャップの激しい小説はたくさん存在します。その中でも「フルメタル・パニック!?」は最上級に入るでしょう。
機動歩兵の出てくる軍事ものと学園コメディが、同じ登場人物で展開しますが、すごい落差です。ドラゴンマガジン誌上で掲載しているのはコメディのほうですが、それだけのつもりでいるととんだ誤解で、ロボットの出てくるシリアスな話としてもかなりの水準ですね。会話のテンポにみるべきものあり。

で、この名台詞。
学園コメディの方の話。宗介は傭兵としては超一流ですが、生徒としては堅物過ぎる上、世間に疎いところがあります。よって先生に皮肉を言われても額面通り受けとって「素直に」返事するのみ。かくして上のような会話が成立するのです。
やられたほうはそりゃ怒るでしょうね(^^;)

「わかってない。あんたたち、男の生理が全っ然、わかってないわ。あのね、男ってのは、一人残らずオオカミなのよ。頭の中は、もー、救いようがなくエッチなことだらけ。隙あらば、あたしみたいな可愛い子に襲いかかって、ドス黒い禁断のライフ・フォースを爆発させようと企んでるのよ」
「ははあ。ドス黒い禁断の……ですか」
「そーよ。男は全員、暗黒魔術で合成された、悪の超エネルギー生命体なのよ。ビースト・モードにチェンジするのよ」
「そ、そうだったの……」

出典:同情できない四面楚歌?(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/133P
キャラ:稲葉瑞樹&千鳥かなめ

【公式サイト】無限会社・賀東商事
メインの更新は半年以上止まっています。掲示板があるので立ち寄るとすればそれくらい?

「フルメタル・パニック!」は軍隊ノリな?SF小説です。ミスリルという世界最強の傭兵集団に属する少年相良宗介を主人公に、人型機動兵器ASが活躍したり、ヒロインの千鳥かなめを軸に学園ドラマが展開したりするお話です。
???と一部の方は思われるかも知れません。この作品は本編である書き下ろし作品については、基本的には傭兵集団ミスリルを軸にシリアス・重厚な話が展開していき、ドラゴンマガジンで連載されている宗介たちの、学園生活を描いた外伝的小説はあくまでコミカルを強調しています。
簡単にいえば小説では交互にシリアス・コミカルが出ているわけなのです。
私は軍事方面にはてんで疎いのであくまで又聞きですが、軍隊の描写などがその筋の方には好評なんだそうで。私も兵器の設定とかけっこう気に入って読んでます。コミカルの方もいい具合にボケているので、シリアスとコミカル両方楽しみたい方や、軍事系ネタ好きな方にはよいのでは。

さて、台詞ですがこれはコミカル編よりの抜粋ですね。
会話内容が会話内容なんで、あえて解説するまでないと思いますが……まあ女子高校生が集まって話すにはごく当然のネタでしょう。
笑えるのは禁断のライフ・フォースと悪の超エネルギー生命体という表現。我々男っていったいなんなんでしょうか(笑)(00/6/24)

追記:ちなみに超エネルギー生命体とビースト・モードの元ネタはトランス・フォーマーより。(01/10/14)

いざ! これより我らは修羅に入るっ!! 人と会っては人を斬り、神と会っては神を斬れっ!! 問答無用! 容赦無用! 大敵・相良の首を取れっ!!

出典:放っておけない一匹狼?(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵:四季童子/195P
キャラ:千鳥かなめ

【公式サイト】無限会社・賀東商事
なんというか……怪しくも楽しいコンテンツがいっぱいです。暇のある時にじっくりのぞいて見ては?

「フルメタル・パニック!」は、ミリタリーアクション+お気楽学園コメディな作品です。
奇数巻は相良を中心に彼の所属する謎の傭兵組織ミスリル(だったっけ……)が、オーバーテクノロジーを巡って敵対組織と戦うお話。コメディ要素ももちろんありますが、シリアスもたっぷりです。
偶数巻は完全な学園コメディ。ドラゴンマガジンに掲載している短編が中心の、「戦争バカ」相良を巡るお話です。
と、まあコメディ要素いっぱいの作品ではありますが、要所に入っているミリタリー描写はマニアから高い評価を得ている様なので、意外にミリタリーマニアにも必見なお話らしいです(ミリタリーについては素人なんでよくわかりませんが)

さて、本日の台詞なんですが……。
実のところ、語調としてはかなり秀逸な台詞だとは思いますが、意味的にはあんまりなかったりします。
どちらかというと状況が楽しくて、この騒動を引き起こしているのが「戦争バカ」である相良であって、相良の首を取る(身柄を拘束する)目的が彼をモデルにすえること、ひいては美術の単位獲得のためだという点です。読まなきゃ何のことかわからんでしょうけど(^^;)
神を斬ってまで得るものが単位かと思うと泣けてきますね……(^^;)(00/11/1)

「さあ、パーティーの続きと行くわよ。
野郎ども、覚悟はいいっ!?」
「いつでも」
「どこでも」
「ロックン・ロールっ!!」

出典:終わるデイ・バイ・デイ(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵:四季童子/上巻60P
キャラ:メリッサ・マオ&相良宗介&クルツ・ウェーバー

【直営サイト】無限会社・賀東商事
ここの掲示板は、濃いというかノリがいいというか、とにかくおもしろいです。ただし猛烈な勢いでログが流れるのでそれにつきあう覚悟さえあれば(笑)

「フルメタル・パニック!」は、ミリタリーマニアも満足?のハイテンポなSFアクションです。
謎の軍事組織ミスリルに所属する相良宗介と、ゆえあって彼に護衛されることになった千鳥かなめ。この二人を中心としながらミスリルvsかなめを狙う組織との戦いや、彼らの学園での日常生活を描いていきます。
「やや」シリアス調な本編と、完全に学園コメディなドラゴンマガジン連載の短編があるのですが、どちらにも共通するのはそのテンポのよさ。気持ちいいくらい一気に読めます。話はわりと正統派なんでまいじゃーとは言えませんが、抜群におもしろいです。ボケとツッコミの妙もあり(笑)

さて台詞解説。
いつものパターンと言えばパターンですが、ともかく敵に追われる破目になってひたすら逃げ回っていた宗介・マオ・クルツの黄金トリオが反撃に転じるシーンです。
「ロックンロール!」が銃撃開始ってわけですね。
本文では書かれてませんが、おそらくロックンロール!は3人で叫んでいるのでしょう。3人の息の合った様子が目に浮かんできます。(00/11/19)

思い出せ。
あたしは――塔のてっぺんに閉じこめられて、毎日ため息をつくだけのヒロインだったか? 白馬の王子さまや、勇ましい騎士団がいなくなってしまったからといって、めそめそ泣くだけのお姫様だったか?
断じてちがう。
行動するのだ。だからあたしは、千鳥かなめなのだ。


出典:終わるデイ・バイ・デイ(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵師:四季童子/下巻65P
キャラ:千鳥かなめ

【作者公式サイト】無限会社・賀東商事
【絵師直営サイト】なし
四季童子さんのサイトは過去にはあったようですが閉鎖とのこと。ちなみに同人活動も停止されたそうです。

昨日紹介した台詞はへっぽこだったとずっと気になってました。そのうえで声を大にして言います。
改心の一撃っ!
いやー、今日のは胸張ってすすめられます。……こういうこだわりがあってこそ、毎日更新もできるのです(笑)

「フルメタル・パニック」に関する説明は省略。
台詞に関する説明もネタばれの可能性が高いため同じく省略。
あ、ただ作品を読んでない方のために記しておくと、かなめは勝気な女の子です。ただ勝気というのではなく、理不尽な行為に対しては決して目をそらさず立ち向かうという意志の強さを持っています。そういう芯の通った性格であるということをあらかじめ理解しておいて……壁にぶちあたって、それでも前に進む人間の意志を示したかっこいい台詞です。
実はもうひとつ保有していますが、それは明日か近いうちに。(01/4/27)

「あんたさっき、『死んだ方がマシだ』って言ったわよね」
「…………」
「もう少し悪あがきしたらどう? あたしはするわよ。これからも。ずっと」


出典:終わるデイ・バイ・デイ(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵師:四季童子/下巻134P
キャラ:千鳥かなめ

【作者公式サイト】無限会社・賀東商事
【絵師直営サイト】なし
四季童子さんのサイトは過去にはあったようですが閉鎖とのこと。ちなみに同人活動も停止されたそうです。

さっき気がついたのですが……昨日うっかりして『改心』の一撃とかほざいてました。うわはずかしっ!
しかしまあ意味としては、「心を入れ替えた一撃」ということであっているような気もするのであえてそのままにしておきます(笑)

さて、本日も「フルメタル・パニック!」からの出典です。
この作品はコメディの入った軍事アクション小説というところかな?
ある日千鳥かなめの学園に、傍から見たら軍事オタクにしか見えない相良宗介という転校生がやってきます。彼は学園で騒動ばかり起こしていたのですが、実はミスリルという傭兵組織の一員で本人も自覚しない秘密を持ったかなめを護衛するために派遣されてきたのです。
……とまあ根っこはこんな感じ。SFなんですが軍事関係の描写はかなりしっかりしているらしく、本職の方も楽しく読まれているようです。奇数巻が書き下ろしの本編、偶数巻がドラゴンマガジン連載の学園コメディという体裁をとっているのも特徴的。……と思ったら上下巻の登場で法則が崩れてしまいましたとツッコミありました(^^;
ともかくコメディとシリアスが両立している良作です。

さて、本日の台詞はまあ読んだまま。
不屈の意志を持ったかなめらしい、いい台詞です。(01/4/28)

「艦長。それで私が納得できると?」
「そういうことじゃないでしょう? わたしを信じるの? それとも信じないの? きょうのきょうまで――ここまでやってきたこのわたしを。選びなさい!」


出典:終わるデイ・バイ・デイ(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵師:四季童子/下巻185P
キャラ:テレサ・テスタロッサ

【作者公式サイト】無限会社・賀東商事
【絵師直営サイト】なし
四季童子さんのサイトは過去にはあったようですが閉鎖とのこと。ちなみに同人活動も停止されたそうです。

まずは懺悔します。
月姫のコンプリートに夢中になって、サイトの更新をうっかりすっかり忘れてました。というわけで本日分の名台詞は、なんと午後9時過ぎに更新です(爆) おかげさまで月姫はプラスディスクも含め完全コンプリートです。

さて、本日は強い女性特集(もはや開き直ってます)の仕上げとして、「フルメタル・パニック!」から。先日紹介したばかりなんで詳しい説明はなしにしてさっそく台詞の解説へ。
これも強度のネタばれにつき、詳しくは状況説明できませんが、作品遂行にあたってテッサと参謀の意見が対立。口論の際にテッサが放ったいわば必殺技みたいなものです。
テッサは艦長としての信頼を得るためにこれまでかなりの苦労を払っているのですが、現在では絶大な信頼を寄せられています。そうやって大勢の人間を正しく導いてきた自負と、いまからやろうとしていることへの決心の大きさ、そんな幾つものことが読み取れる台詞ですね。
しかしまあそんな堅苦しいことを考えずともたいへん「燃える」台詞だと言えるでしょう。なんかこう血潮が沸き立ちませんか?(01/5/3)

「俺は、<ミスリル>に魂まで売った覚えはない。あんたらのやり方がおかしければ、俺は俺なりのやり方を貫かせてもらう。それだけの話だ。これからも<アーバレスト>には乗ってやる。仲間のためなら命を賭ける。そして、あの学校にも通わせてもらう。なにもかもこれまで通りだ。しかも東京にいるときはノーギャラでいい。それになにか不満が?」
「言葉遣いに気をつけろ、軍曹!」
「軍曹? 俺はただの傭兵だ。渡り鳥になにを言う。階級など知ったことか。そういう台詞は自分の飼い犬に言うことだな」

出典:終わるデイ・バイ・デイ(フルメタル・パニック!)/富士見ファンタジア文庫/賀東招二/絵師:四季童子/下巻250P
キャラ:相良宗介&アミット

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】なし
かつて存在した四季童子さんのサイトは諸事情により閉鎖の模様。そういや賀東さんのプロフィールで自らを表現するのに「量産機を無理矢理パワーアップしてる。決してガンダムではない」のくだりには思わず笑いました。

TVアニメが公開延期になって、へこんでいる「フルメタル・パニック!」→bk1(戦うボーイ・ミーツ・ガールその他)を応援しようってことで本日の台詞はフルメタから。
更新タイミングの都合で作品紹介は省略します。

えーと本日の台詞解説。
まず<ミスリル>ってのは傭兵部隊で、宗介はそこに属する傭兵です。そいでもって千鳥かなめという陣大高校のとある生徒を守っている、と。
この辺を頭に入れた上で台詞を読めば燃える台詞だと思います。
特にl後半の渡り鳥になにを言うのくだりはいいですねえ……。
(01/10/7)

「テッサ」
「なんです……?」
「どんな一日だった?」
「――散々な一日でした」
「そう」
「でも、こういう毎日がずっと続いたらいいな……と思いました」
「あたしもそう思う」

出典:どうにもならない五里霧中?(フルメタル・パニック!) 《小説》/富士見ファンタジア文庫/賀東招二/絵師:四季童子/289P
キャラ:メリッサ・マオ&テレサ・テスタロッサ

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは……とか思いましたが、オフィシャルサイトにリンク集があるので、そちらを利用するのが手っ取り早いかと。

★2001年11月22日(木)


  ▼本日の木乃葉子ニュース▼


■新装版が出回り始めてます。
たいした話ではありませんが、都市シリーズの中で、「エアリアルシティ」こんな感じ)と「風水街都香港」については違うカバー絵の新装版が出ました。もう出回り始めてるはずです。
また「カラミティナイト」についても、同じく1巻が背表紙にもイラストの入った新装版が出回り始めているようです。表紙にもこだわる方は店頭でチェック入れてみてくださいね☆
なお、ニュースソースはいずれも作者さんのサイトからです。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「フルメタル・パニック!」→bk1は、……ええとこれなんと説明すればよいのやら?
ただの戦争ボケ男に見せかけて、その実は優秀な傭兵である謎の高校生・相良宗介と、不屈の意志とツッコミの強さを持つ少女・千鳥かなめのラブコメでもあり、ロボット兵器の登場する軍事アクションものでもあります。
燃える展開がいろいろあるわけなのですが、この巻に限って言いますと、テッサ! 彼女に尽きます。
「よかろう ならばテッサだ」
イラストによるミサイル攻撃に沈没した人間は少なくないはずで、エピソードでさらに敗北者が大勢(笑)
傭兵部隊ミスリルの、ある平和な一日をテッサの視点から描いた短編が特に秀逸です。

で、台詞もその平和な一日の締めくくりから取ってみました。
トラブル続出で振り回されっぱなしのテッサではあったものの、あくまでも戦いとは無縁で平和な一日の終わり。
そんな毎日がずっと続いたらいい、そんな風に思えるテッサなのでした。
……この台詞、めちゃめちゃ好きです。
(01/11/22)

「大佐殿。なにか問題が?」
「いえ……。いいんです。いま、頭の中で100回ほど反省しましたから……」


出典:どうにもならない五里霧中?(フルメタル・パニック!) 《小説》/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵師:四季童子/263P
キャラ:カリーニン&テレサ・テスタロッサ

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】なし
今回は特にコメントなしです。

★2001年12月6日(木)

浜松行きは25日からに決定。かなり憂鬱……。


特設掲示板にて「ライトノベル要約選手権」「まいじゃーコミック要約選手権」やってます。
LightNovelsCROSSROADにて第5回ライトノヴェルズ好感度アンケートを開催中。


  ▼本日の木乃葉子ニュース▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「フルメタル・パニック!」は、本日は解説省略します。
だいぶへたれてます。
とりあえず反省するのはタダで出来るので、自分のおバカな行為に対しては100回でも1000回でも反省するのがいいですええ全く。
(01/12/6)

「よくわからん。かっこいいと、戦術的に有利になるのか? それで砲爆撃の精度が向上したり、補給が円滑になったりするとは思えんが……」

出典:どうにもならない五里霧中?(フルメタル・パニック!) 《小説》/富士見ファンタジア文庫/賀東招ニ/絵師:四季童子/16P
キャラ:相良宗介

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】なし
本日は特にコメントなし。

★2001年12月20日(木)

クリスマスプレゼント当選者のお知らせ。
いさごさんが見事当選されました、おめでとうございます!
外れた皆様にもよきクリスマスを。

くたばっているので更新はかなり投げやりです。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

世は全て事も無し。あっても無し。オチ無し。
(よーするにネタ集めの時間がなかったらしい)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「フルメタル・パニック!」→bk1、→amazonは本日ひたすら手抜きにつき説明もなし。

ではさっそく台詞の解説へ。
そうなんですよねー、かっこよさは腹の足しにはなりません。<場合によってはなるかもしれませんが(笑)
しかしそれでも外見にいろいろこだわってしまうのが人間というものなのです。人間、かっこつけられなくなったらおしまいという話もあります。
(01/12/20)

「紳士諸君。戦闘だ」

出典:踊るベリー・メリー・クリスマス(フルメタル・パニック!) (小説)/富士見ファンタジア文庫/賀東招二/絵師:四季童子/251P
キャラ:リチャード・マデューカス

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年5月2日(金)
『明日はどっちだ』

延び延びになってた異動の日時が決定。
5月12日からは本社です。仕事内容が変わってほぼ間違いなく今より時間的にキツくなるのでサイト更新もどうなることやら……。
なお今日も適当更新モードにつきかなりいいかげんです(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■電撃文庫&電撃hpのオフィシャル海賊本「電撃ヴんこ」発売決定
誤植ではありません☆ なんでも作家さんたちによる台詞パロディとのことです。これは楽しみですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

フルメタル・パニック→bk1→amazonは、ちょっと変わった戦争もの(たいぶ違っている気もするがあえて気にしない)

台詞解説は、まあいらないかな。戦闘技術のなさそうに見えた人物の真価がこの台詞をスイッチとしてわかってくるという。

「孝太郎くん……いいよ」
たちまち、孝太郎の脳髄が真っ白になった。
いいよ! いいよ! いいよ、である!!
なにしろ、いいのである。男が備えるあらゆるリミッターを、解除しても構わないのである。ビースト・モードにトランスフォームしてもいいのである。ここに至っては、遠慮会釈もいらないのだ。もう、あとは好き放題でOKなのだ!
マスター・アーム、オン。シーカー作動。エンジン出力をミリタリーからマックスへ。レティクルとベロシティ・ベクターが激しく動く。下腹部をGが襲う。ハイ・ヨーヨー機動。敵機を捉える。標的をロック。フォックス2(意味不明)。


出典:安心できない七つ道具?(フルメタル・パニック!) (小説)/富士見ファンタジア文庫/賀東招二/絵師:四季童子/77P
キャラ:小野寺孝太郎

【作者直営サイト】gatoh.com
【絵師直営サイト】
なし(閉鎖)
特記事項なし。

★2003年7月31日(木)
『詳細は下、な話』

個人的には銀盤カレイドスコープ→bk1→amazonです(いい加減しつこいですが、それくらい気に入った&今後への期待観が込められてるのですええ)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■2chライトノベル大賞2003上半期結果
こちらの投票スレで行われていたのですが結果はええと、撲殺天使ドクロちゃん→bk1、→amazonの勝利のようですね☆ なお、一票差でバッカーノ!→bk1→amazonがつけています☆
私もドクロちゃんに負けないよう広辞苑と誓いを新たにしようと思います☆

■画像引用はどこまで認められているのか?BRAINSTORMより)
未読ですが、自分用メモなのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

フルメタル・パニック!も説明省略。ごめんなさいですー。

さて本日の台詞解説……がいるとも思えません(^^; 男の欲望が暴走開始なシーンです。台詞じゃないだろ!というツッコミはこの際なしで(笑)


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