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カードキャプターさくら

ほえええ……

出典:カードキャプターさくら   キャラ:木之本さくら

まああえて説明の必要はないですよね、CCさくらは。 CLAMPとNHKが生んだ偉大なアニメです(笑) 萌え属性がなくてもはまり込むと抜け出せなくなる事うけあい!

で、上のは名台詞というか口癖と言うか……。ともかくさくらが困った時や、驚いた時に多用する台詞です。普通の人で言うところの「ひえー」に相当しますかね?でもなんか異様に存在感のある台詞で、自分などはCCさくらと言うと、まず「ほええ……」が浮かんできます。
バリエーション豊かな台詞で、「ほえええ!」や「ほえ?」などが……って文字で書いても区別がつきません(笑)

きっと さくらちゃんとは違う意味の『好き』ですけど

出典:カードキャプターさくら   キャラ:大道寺知世

原作をつい最近読み始めました。
アニメは見てますが……おもしろいやないすか、これ。さすがにCLAMP。いっけんお子様向きオンリーに見えてそうでない(^.^)
ストーリーは、あえて説明する必要ないでしょう?タイトルのごとく、主人公のさくらがカードを集める話です……ってそのままや(笑)

名台詞なんですが、「好き」がキーワードで、先に知世がさくらの事を「好き」と言い、「わたしも(好き)」とさくらが返した事に対するさらに返答、というか独り言です。
すげっ!
これってお子様向け……なんだよねえ?
いいの?あああっ、しかもよくみると「あぶない」組み合わせがいっぱい。背徳な香りが(爆)
と、いう妄想モードを発動させてしまう、個人的にはすごい爆弾発言でした。

……なにが爆弾発言なのかって?
やだなあ、お客さんおとぼけになるなんて(笑)

塊根の光

「こうなれば この科学の力をこの身に浴びて!
無敵の正義のミュータントにィィィィィッ!!!!」


出典:塊根の光 (コミック)/DENGEKI COMICS EX/八房龍之助/181P
キャラ:ドクター・ダグラス

【作者直営サイト】なし
【絵師公式サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年4月13日(日)
『やーめた』

ラグナロクオンライン、やめます。
関係者には事後処理の都合もあるので、近く連絡しますね。遺品渡したりもしたいし(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■読書のカタチみすらぼより
とりあえずメモということで☆

■消費税内税化 これだけの波紋みすらぼより)
具体的な書籍への影響ですが、価格表示の変更に伴う大幅な手間と経費増大ですね☆
「で、そうなるとどうなん?」
これは予測ですが利益率の悪い、つまり売れてない書籍は片っ端から絶版になってしまうと思われます。余計な手間をかける予算も人手もないでしょうから☆
「……それは激マズなんじゃないか?」
はい大変まずいです☆ 責任者出て来い、ですね☆

■ガンパレ舞台探訪@熊本(4月11日の日記)
一言で言ってしまいますと味のれん、これにつきますね☆
「こ、これは……そのまんまだよ。うわー」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

塊根の光→bk1→amazonは、物語的には仙木の果実→bk1、→amazon宵闇眩燈草紙→bk1→amazonと世界観・登場人物を同じくした物語。ジャックとジュネが主役です。魔法と呪術の世界……なんですが、この作品は説明不能。読め。<高圧的
ちなみに魔女は今回ほとんど出番ナシです(笑)
相変わらず絵柄は美麗といいますか、繊細の極地で見ているだけでほれぼれしますねー。
物語も皮肉などが利きまくった逸品です。この八房さんの一連の作品はぜひとも目を通すべきです。それもじっくり絵などを鑑賞するにはぜひともきちんと購入しておきたいところですね。

さて本日の台詞解説。生身のマッド・サイエンティストさん。
ヒントその1・科学者はアメリカ人です。
ヒントその2・科学の力と言えばアレですアレ。
やっぱあれでしょうねえ、忍者亀が元ネタなんだろうなあと。
この台詞が、作品の本質と思ってもらっても困りますが、でもこういうテイストあっての八房作品なのですよね。

「マイノリティと異教徒は人じゃない的考えは未だ根深いし たいした問題にはならんのじゃないかな」
「ジャックはどうなんです?」
「僕? 僕は… そうだな…
ヒトを分類するのに
『自分』と『他人』以外に何か必要なものかね?」


出典:塊根の光 (コミック)/DENGEKI COMICS EX/八房龍之助/60P
キャラ:ジャック&ジュヌヴィエーヴ

【作者直営サイト】なし
【絵師公式サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年4月14日(月)
『名言ウェブリングってどう?』

まいじゃー推進委員会は自分で言うのもなんですが、謎のサイトです。もともと他で扱わないものを、と意識して成長してきた結果、こんな正体不明のモノに……(^^;
で、まあそんな正体不明な中にも名台詞を大きく扱ったサイトであるというのは間違いないところです。ところでこうやって漫画・小説などの名台詞を大きく扱ったサイトは少なからず存在するわけでして。
そういうものを見て回るのが好きな人もまた少なくありません。
そこで「ふむ、名言ウェブリングがあってもいいんじゃないか?」とふと思ったわけです。
――需要ってあるんでしょうかね?
あるとすればどういうジャンルを含めるのが望ましいのか? よかったらご意見お聞かせください。以上、マリみてサイトが山百合会のウェブリングに無事登録されて浮かれている管理人でした(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ぷろじぇくとMSG〜自分でめいど喫茶作ってみませんか?〜
3億円の資金を元手にめいど喫茶を作ろう、という趣旨の元、様々な調査を元に作られた『めいど喫茶の作り方』マニュアルを配布されています☆
もともとは同人誌として作成した内容をHTML形式でも公開されているようですね☆
「……これすごいよ! 店舗の選定も不動産業者の見極めから始まって、内装だのロゴだの……燃えるなあ!!」
私もこういう壮大な無駄は大好きです☆ いかがでしょう、せっかくですから万が一宝くじで一等が当たったらこういう事にぱーっと使ってみるというのは☆
あ、でも私への特別褒章はちゃんと確保しておいてくださいねトンボさん☆
「…………めちゃくちゃ現金じゃん」

■朝日ソノラマホームページリニューアルFANTASY Bookmarkより
ええと、そういえば4月予定から抜けているようですが「吹け、南の風」3巻はいったいいつになったら発売されるのでしょうか☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

塊根の光→bk1→amazonは、物語的には仙木の果実→bk1、→amazon宵闇眩燈草紙→bk1→amazonと世界観・登場人物を同じくした物語。ジャックとジュネが主役です。昨日も紹介したんで詳細はパス。

本日の台詞解説ですが、主に紹介したかったのは後半部分ですね。後半部分だけ抜き出すと意味不明になりかねないので前の部分もくっつけておいたわけです。
人種とかでヒトを区別するなんてナンセンス。なぜなら自分と他人という区別さえあれば済むことだから……。

「誰にも知られちゃいけないって言ったでしょう?」
「誰にも言わな…」
「嬉しいとか悲しいとか 簡単に口にできる程度の感情しかない人の口から出た言葉
信用出来ないわ」


出典:塊根の光 (コミック)/DENGEKI COMICS EX/八房龍之助/202P
キャラ:ジュヌヴィエーヴ&カール・ホームト

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年4月17日(木)
『略式更新』

台詞しか更新する余裕がありませんでした……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■戦闘能力が高いメイドさんコン(自動アンケート+)
ええと、これをことさら紹介したかったのは他のメジャー系をまったくよせつけない強さをとあるキャラが発揮しているからです☆
「?と思った方、サンデーGXのブラック・ラグーン1巻を読みなさい。いいから。最強メイドの最強たるゆえんがよーくわかります。まいじゃー万歳!!」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

塊根の光→bk1→amazonは、物語的には仙木の果実→bk1、→amazon宵闇眩燈草紙→bk1→amazonと世界観・登場人物を同じくした魔法ものといったところ。本日は説明省略。

というわけで解説なしですが、本日の台詞なかなかに印象的だと思うのですがいかがでしょうねえ?


海底二万里

『海が好きなのですね、船長は』
「そうです!好きです!海はすべてです!海は地球の十分の七をおおっています。その息吹は純粋で孤独です。それは、広い砂漠ですが、人はそこでけっして孤独ではありません。なぜならば、そのかたわらで、生命の躍動が感じられるからです。海は、超自然的な、おどろくべき存在の媒介です」

出典:海底二万里   キャラ:アロナックス&ネモ船長

さて、実はこれ原典からとったわけでなく、「ソリトンの悪魔」での抜粋をさらに転載した形になっています。ので、細かい部分は原典と違うかもしれませんが、手元になく確認しようがないのでご容赦を。
ちなみに「海底二万里」は、言わずと知れたベルヌの海洋SFの傑作です。

で、名台詞なんですが……。
解説するのは野暮ってもんでしょう。
上の台詞を読んで、海に対して神秘と親近感をともに持ってもらえればそれが一番かと。海洋ものはいいねえ……数少ないのが欠点だけど。

回転翼の天使

命は、取り引きに使うものじゃない

出典:回転翼の天使/ハルキ文庫/小川一水/絵:篠雅律/320P
キャラ:神領総一郎

【直営サイト】小川遊水池
既刊案内などの定番だけでなく、ヘリなどの取材レポートまで置いてあってなかなか充実してます。

えと10月1日分もちゃんと更新してますんでいちおう。

本日も脱線話からスタート。
上の作品の作者である小川さんの既刊「イカロスの誕生日」(ソノラマ文庫)がラジオドラマとしてNHK-FMで10月末から放送されるそうです。詳しくは小川遊水池で確認してくださいな。ファンなら要チェック!

「回転翼の天使」は、ちょっと珍しいヘリコプターを題材にしたお話です。小説ゆえ「そんなのできるの?」というシーンは登場するものの、基本的に現実に合わせた設定と展開なので、通常のSFとは毛色が異なります。
スチュワーデスを目指し、大手航空会社をあちこち受験したもののいずれも不合格。そんな夏川伊吹がかろうじて就職できたのは弱小ヘリ会社で、空を飛ぶとは無縁の地上の雑務ばかり。そんな仕事に嫌気がさした彼女は会社をやめようとしますが……。
基本的に私は「ロケットを飛ばす話」とか大好きなんですが、ヘリを飛ばす話っていうものいいものですねえ。なんか思わず乗りたくなってしまいます。
小川さんは、私の一押し作家さんで、既刊はいずれも一味違う作品ばかり。まいじゃーを極めんとするなら、ぜひこの作家さんには注目しておいてください。

さてさてそれでは台詞解説へ。
……とは言ったものの、これ詳細を書くともろにネタばれしてしまうんであまりきちんと書けません。
気に入るとか気に入らないという感情と、人命救助は全く別のものであって、たとえどんな人間であろうと助けなければならない。取引材料に使うなどもってのほかである、ということです。(00/10/2)

「先立つものがなくて、人助けも何もないだろう。うちは商売でヘリを飛ばしてるんだぞ」
「社長、それ本音?」
「当たり前だ。おれをなんだと思っている。サンダーバードの隊長じゃないぞ」
「サンダーバードって何?」
「……そういう歳か」


出典:回転翼の天使/ハルキ文庫(角川春樹事務所)/小川一水/絵師:篠雅律/141P
キャラ:神領総一郎&夏川伊吹

【作者直営サイト】小川遊水池
【絵師直営サイト】なし
カウンタックとかの取材レポートが大変詳細でおもしろいです。

こちら郵政省特配課2が出ます!10月頃らしいです。
上の直営サイトで小川さん自身が掲示板に書いていたので間違いないでしょう。
おおおおおおおおおお……。
郵便マークの入ったカウンタックの勇姿が再び見られるかと思うと、おにひさま涙がとまりません状態です。
こういう前フリをしたからには「こちら郵政省特配課」のネタを使うのが筋というものでしょうが、残念ながら本の大移動中でどうにもならんので……かわりに「回転翼の天使」をご紹介。こちら郵政省特配課にについてはまたそのうちに。

「回転翼の天使」は、リアル系のSFになるのかな?
大手航空会社でスチュワーデスになることを夢見たものの試験に落ちまくる夏川伊吹。やっと就職できたのは、空は空でも超零細のヘリコプター会社「ジュエルボックス・ナビゲイター」でした。雑用だらけで空に上がることもままならず、すっかりくさる伊吹。彼女の明日はどっち?
と、まあこういう話です。
ヘリコプターです。題材としてかなり珍しいです。
あとSFとは言うものの、基本的に現実世界でもやれそうなことしか描写していません。もちろん先の読めぬ展開は待っています。
ネタがネタのうえリアル系なんで読み人を選ぶ傾向がありますが、私などは好きですねー。
なにより小川一水さんの書く作品はこれすべてまいじゃーな傾向が強いので、もしどーにも気になる方がいたら詳しくは直営サイト小川遊水池へどうぞ。

はいでは本日の台詞解説ですが……。
人助けとかのためなら法律を横に曲げてでも自分の意志を押し通す傾向のある総一郎が、冗談で地元の平和を守るといったところ通じず額面どおりに相手が取ってしまい、あわててフォローしているの図です。
えらい趣味的な台詞を選んでしまいました(^^;
このネタに対する反応で歳がばれます。
ご存知かどうか、国際救助隊サンダーバードは金持ちの道楽で人助けをしているのです。そりゃ零細民間会社にそんな余裕はないですよねえ  →bk1で購入
(01/7/13)


カウボーイ・ビバップ

負けたよ、すごいパンチだった……。 お前こそほんもののカウボーイだ

出典:カウボーイ・ビバップ   キャラ:アンディ

シリアスでもコメディでも、見事に似合ってしまうカウボーイ・ビバップ。一見すると、これなんかはすごくシリアスな展開な末の台詞のように思えますが……見事に脱力できるシーンの台詞なのです(笑)
特に舞台の説明はしませんが、どうしても知りたい方はビデオ見てくださいね☆ なんでこんなかっこよさそうな台詞なのに「脱力」なのかわかりますから。

食いもんの恨みは……おっかねえぜ

出典:カウボーイ・ビバップ   キャラ:スパイク・スピーゲル

なんか……あえて解説する必要ない気が。
だってこれ人類共通の台詞だしねえ(笑)
わざわざ載せたのは、ちょうど先日放映してた際に出てきた台詞だから。
あと、この台詞言ったときの顔がなんとも言えずよかったんで……。
二日酔いして、すっごい表情して言うんだもんなあ。
ちなみに第6話の「ヘヴィ・メタル・クイーン」よりの抜粋です。

「誰!?」
「時代遅れのカウボーイさ」

出典:カウボーイ・ビバップ   キャラ:カテリーナ&スパイク

カウボーイ・ビバップのいいところはいろいろあるけど、なんといっても世界観がすばらしいですね。たぶん今後、この世界観を越えるアニメは出てこないんじゃないでしょうか。お子様完全お断り(笑)の世界観って意外にあるようでないもんだ……。

で、上の台詞。
賞金稼ぎのスパイクが、賞金首の相棒(もしくは彼女。女、という表現は好きくないんで……)に、正体を知ってることをほのめかしたことから、上のような台詞が出てきます。
男だねえ……スパイク。
これを言ってもキザに聞こえないところがすごい。
当然ですが、決してよいこは真似しないこと。どうなっても責任はとれません(笑)

カオス レギオン

「お前は王座を棄てるために、王座を手に入れるんだろう」
「なら……俺も、いつか剣を棄てるために、剣を振るうよ」


出典:カオス レギオン (小説)/富士見ファンタジア文庫/冲方丁/絵師:結賀さとる/148P
キャラ:ジーク・ヴァールハイト

【作者直営サイト】黙契録
【絵師直営サイト】
なし
冲方さんのサイトは小説書きを志す方の勉強にもなるサイトなので、興味のある方は行ってみて下さい。

★2003年3月5日(水)
『適当更新』

とりあえず報告事案としては、文庫落ちになっているシリーズをふたつ紹介しておくことかな。
ひとつはデルフィニア戦記、もうひとつは帝都探偵物語。いままでノベルスで手が出なかったという方にはこの機会にゲットをおすすめしておきます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■滝本竜彦エッセイ・超人計画第4話
ええと。私も慈悲の心がありますのでリンクをちょっとためらってしまいましたが、でもやっぱりリンクしておきますね☆
「おにひさま、涙が止まりません……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カオスレギオンは、ある意味正当なファンタジー小説なんですが、でもあちこち設定に燃える点があったりストーリーにフェイントがあったりするので、読んで損はしないかと。特にファンタジー好きなら読んどくべきでしょう。
すまんです、かなり手抜き。

「俺が、あの化け物を街から遠ざけ、仕留める」
「せ……聖王の黒き騎士よ、そなた一人で? 兵はいらぬと言うのか?」
「俺が、軍団(レギオン)だ」

出典:カオス レギオン02 (小説)/富士見ファンタジア文庫/冲方丁/絵師:結賀さとる/67P
キャラ:ジーク・ヴァールハイト&ランド

【作者直営サイト】ぶらりずむ黙契録
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2004年1月8日(木)
『広辞苑の女絡みで来られた方へ』

ご参考までに木乃葉子さんとはこんな人です。あるいはこんな人。もしくはこんな人。SS読むの好きな人ならワードサモナー葉子もどうぞ。とにかくいつも肌身離さず広辞苑。

マリア様がみてるアニメ、とりあえず第1話見た段階での感想ですが……これはかなりいいです。祐巳ちゃんの百面相がちゃんと表現できていたあたり、かなり原作を大事にしているなと感じました。今後が楽しみ〜。まだ余韻に浸り中なのでした。第2回マリア様がみてる人気投票の方
もよろしくね……って、おお!? 聖さまと志摩子さんが同数!?

讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜は舞い上がってるせいで今日は追加なし(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『広辞苑の女』たそがれSpringPointより)
どなたがリンク先に飛んでも何ら問題が無いことはこの私・木乃葉子が保証いたします☆ 安心してご覧くださいね☆
「……つうか笑いすぎて腹痛い。続編は葉子さんが出演するしかないね。超絶アクション! うなりを上げる広辞苑! 舞う血しぶき! とか」
呪文を使えば手加減も必要ありませんしね☆
「え? ちょ、ちょっとタイム! ストップザ広辞苑…ぎゃああああっ!」
スペインの雨は主に平地に降り、木乃葉子は広辞苑を振り回し、まいじゃーでは血の雨が降る。
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜☆

■口コミと、ネットと、ベストセラー(ライトノベルと口コミの連鎖と出版社の問題) 4 本の顔
狩田さんがとりあげている一連のライトノベル話の中で、今回は表紙絵に関するお話です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カオスレギオン→bk1→amazonは、正統派ファンタジーです。同名のゲームがあるにはありますが、知らなくても何ら問題ありません。私もゲームやってませんです(^^;
どこがよいか、と言われると難しいけどとにかくよいのです。マルドゥック・スクランブルの作者さんです。

それでは本日の台詞解説。ジークはある強力な力を使えるためにこういう台詞を平然と本気で言えるわけですが……これくらい言ってみたいですね。

「沢山、喧嘩したからなぁ! お前が何を考えてるのかくらい分かるぜノヴィア!」

出典:カオスレギオン 04 天路哀憧編 (小説)/(富士見ファンタジア文庫/冲方丁/絵師:結賀さとる/360P
キャラ:キリ

【作者直営サイト】ぶらりずむ黙契録
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年7月23日(金)
『ゴー、アヘッド!』

MF文庫とスーパーダッシュ文庫の新刊を確保せよ! てなわけで今月の注目作は、
R.O.D 10巻→bk1→amazon
銃姫2巻→bk1→amazon、そして
ゼロヨンイチロク→bk1→amazonでしょう。特にゼロヨンイチロクについては、あの清水マリコさんの新シリーズです。君の嘘、伝説の君→bk1→amazon嘘つきは妹にしておく→bk1→amazonでぴくっと反応された方は買い逃す事なかれ。他の注目はあった気もするけどとっさに出てこないので思い出したらまたご紹介します。

追記。
書店への辛言絡みでdominoさんの日記読んで、なんだか切なくなりました(^^; なるほど書籍には代理店制度とかそういうややこしいものないんだ……。個人的には書店を通して(まあweb書店含みますが)注文したいですね。めったに本屋使わない人には関係ないかも知れないけど、出版社と直取りして「書店飛ばし」をやってると、最終的には本屋潰れて我が身に降りかかってくると思ってますから。
ただ、客注はともかく新刊配本の大都市大規模書店への偏重っぷりは明らかに客なめてますよね日販&トーハン、とはいつも思いますええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カオスレギオン→bk1→amazonは、説明している時間がないので本日は説明パスです。

ではさっそく台詞解説へ。
すれ違いとかいろいろ経験して、お互いを『親友』として認め合っている間柄だと、口先で何を言っても本心はわかっちゃうよ、とまあそういうことです。友としての気持ちのいい一言。

「どんな人間も、旅の途上……戦いの半ばで死ぬ。俺が死者の魂を通して知るのは、死のときに彼らの足がどこへ向かおうとしていたかだ。お前は、どこへ向かっている?」
「俺は、海へ……

全てが終わって、始まる場所だ……俺はそこに行きたいんだ。これから始まる場所へ。俺の足はいつだって海に向かってる。たとえ海を見た後でも……どこまでも新しく始まる場所へ向かう。あんただってそうなんだろう、ジーク?」
「そうだ……俺もそこへ向かっている。そこが、俺やお前や全ての者が向かう場所だ」

出典:カオスレギオン 04 天路哀憧編 (小説)/(富士見ファンタジア文庫/冲方丁/絵師:結賀さとる/297P
キャラ:ジーク・ヴァールハイト&キリ

【作者直営サイト】ぶらりずむ黙契録
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年7月24日(土)
『銃姫を買えっ!』

ごきげんよう、万年布教病の重篤患者・極楽トンボです。

銃姫 1巻

銃姫 2巻

銃姫2巻→bk1→amazon読了しました。確定、このシリーズは大変いいものです!
神様の怒りに触れて重要な言葉を奪われた結果、銃を媒介にしなければ魔法が発動できない世界を舞台に、出生の秘密などを抱えた主人公達が戦っていくお話です。物語部分はもちろんですが台詞がすごくイイ! というわけで買え。
エナミカツミさんのイラストもイイ! というわけで買え。
シリアスな部分だけでなく、ラブコメ・恋愛要素もなかなかよいのではないかと思います……というわけで買え。
MF文庫とかは順調に売れないといつシリーズものが途中で終わるか気が気ではないです。というわけで買え。

要するに買え、ということでひとつ。
葉子「買うだけで積んではいけませんよ☆」
2,3日したら当然のように名台詞連発してトドメさします(笑)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カオスレギオン→bk1→amazonは、かつて親友として理想にむかって突き進み、やがてどこかで歯車が狂って袂をわかち、今度はその友を止めるために戦う『一人にして一個の軍団(レギオン)』ジーク・ヴァールハイトと、その従者『万里眼』ノヴィア・エルダーシャを中心としたファンタジーアクションです。
今更言うまでもないことですが、作者は冲方丁さん。作中の戦い、及び心理描写は期待に違わず。特にどうしてもマイナス思考に陥りがちなノヴィアさんの行動にはらはら。おすすめのファンタジーです。特に2巻以降がおすすめですので、最低でも2冊は読むようにしましょう。

それでは本日の台詞解説へ。
海へ行きたい、とジークと行動を共にするキリ。しかしジークの質問はそういう意味の質問でないことはやりとりをみれば明らかかと。本当はもう少し細かく説明したいところですが、ネタバレになってしまうので各自で補完してください(^^;

「……トール、何をしてるんだい? 僕の影であるお前が……どういうつもりなの?」
「喧嘩ですよ、レオニス様」

出典:カオスレギオン 04 天路哀憧編 (小説)/(富士見ファンタジア文庫/冲方丁/絵師:結賀さとる/184P
キャラ:レオニス・ジュルナミル&トール・ヴュラード

【作者直営サイト】ぶらりずむ黙契録
【絵師直営サイト】なし

特記事項なし。

★2004年7月25日(日)
『貴方が見えない日曜日』

田舎にはライトノベル完全読本→bk1→amazonが売ってない!
しょうがないのでネット通販で購入手続き。最初からこうすりゃよかった(泣
というわけでまだ手元にはないんですがチャットの時に狩田英輝さん他に内容を確認したところ、今回の企画ではイラスト絡みのアンケートはあまり焦点になっていなかったことが判明。
やはり待っていても欲しいデータは出てこないようなんで自分で聞くしか! で、現在内容を検討中ですが内容が煮詰まってCGIの目処がつき次第、イラスト関連の大規模アンケートを実施しようと思ってます。例えば『貴方は今までに本文の内容を全く検討せず、イラストのみが目的でライトノベルを購入した経験がありますか?』のような直球勝負で。この辺は質問の仕方ひとつで大きく結果が変わってくると思われるため慎重にしないと……。

さてそういう傍らで英雄伝説VIやりまくってます。気合い入れてRPGやるのってもしかするとFF9を途中で投げ出して以来かも知れません(^^; ゆけエステル、GOGOエステル、育てよ育て!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「MF文庫Jライトノベル新人賞」開催
公式web上にはまだ告知が無く、少年少女科学倶楽部によるMF文庫J折り込みチラシ内容の紹介という形です☆
「ところでMF文庫Jって全刊行数に対して当たり作品が多いです個人的に。注目レーベルといっていいんじゃないかな?」
その割には積読が多いですけれど☆
「すいませんごめんなさいいつかきっとたぶん読みます……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カオスレギオン→bk1→amazonは、今日は説明省略。

それでは本日の台詞解説。
トールはレオニスの影(影武者ではなく、裏側で行動する者という意味が近いです)として普段から行動していますが……とまあ、説明はここまでであえて止めておきましょう。


描きかけのラブレター

「胸がね」
「はい」
「キュンとするやつです」
「キュンとするやつですか」
「はい。キュンキュンさせたいじゃないですか」

出典:描きかけのラブレター (小説)/富士見ミステリー文庫/ヤマグチノボル/絵師:松本規之/デザイン:朝倉哲也/編集:?/291P
キャラ:編集&作者(あとがきですええ)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】麒麟堂工作室

特記事項なし。

★2004年11月14日(日)
『わが近況』

とりあえず原稿は手元にはなくなったので安心して、第二回の作業中。いろいろ準備中なのでまだ非公開なんですが、タイトルくらいはバラしちゃっても問題ないかな、ということで……。
旧・このライトノベルがすごいの新名称は、
「ライトノベル・ファンパーティー 〜あなたに届け、この一冊〜」に決定しました。……いや、推進委員会ってつくとうちの影がちらつくんで、あれはまずかろうと言うことで。

それから、ひぐらしのなく頃に……は、インストールしたもののあえてスルー。他でもさんざんおすすめされているのであせることもなかろう、と。まいじゃー布教根性が染み付いてるなあ我ながら(汗。
現在プレイ中なのは神授の館(大人向けですええ)。掲示板で強力におすすめされて手を出してみました。まだ途中ですが、図書館というか図書室絡みの描写がいいんですよね。まあクリアしたらまた感想書きます。

あ、あと眠り姫の絵師・ともぞさんのサイトあると教えていただきました。■■MANAT■■だそうです。ところでうたたねこさんアレってなんですかー?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「空の中」プロモーションフィルムうたたねこやより)
塩の街→bk1→amazonでデビューした有川浩さんのハードカバー!の新作空の中→bk1→amazonのCMです。ファンサイトの方が制作されたみたいですね☆
「ライトノベルっぽくはないけど、良作です。たぶんハヤカワJAとかあっち方面でも活躍するようになるんじゃないかなあ」

■ライトノベルデーターブック、来春発売
ううん、この勢いだとあと何冊くらい出てしまうんでしょうか☆

■しおりの話:あれって凄く使い辛くありませんか?モノグラフより)
トンボさんが言いたいことがあるみたいです☆
「……足りないっ! 全然しおりでは足りないっ!!」
ええと、では惨状でもさらして見ましょうね☆
↓こんな有様です↓




  ▼本日の作品&台詞解説▼

描きかけのラブレター→bk1→amazonは、……素直じゃない男女(主に女性側)のラブなお話。台詞を見るべし。

ちうわけで今日は反則です。あとがきからひっぱってきました。本作の構想ってやつです。
まあたまには、ね?


家裁の人

君は一人ぼっちじゃないんだ。いつかきっとわかる

出典:家裁の人   キャラ:桑田判事

すげえ!今までで初めてまともな出典かもしれない(笑)
さてと。家裁の人連載終了時、一番最後の台詞、いわばこのマンガにおけるテーマの総決算です。
傷害事件を起こしたりして、送致されてくる少年は、「寂しい」という強迫観念にかられて犯罪を起こしている面がある、とまああえて一言で占めるとなるんでしょうか。
すさんだ気持ちが洗われる作品です。

火星人先史

我々の主人は、我々だ。我々に主人は必要ないし、我々もまた、何かの主人になりたいなどとは思わない。我々は、我々の運命を、我々の手で切り拓く。ここは、我々、火星人の領土だ。そして、我々と彼等はすでに一体の存在だ

出典:火星人先史/徳間デュアル文庫/川又千秋/310P
キャラ:?(あえて)

【直営サイト】なし
相川又さんの著作全体に対するファンサイトはなかったのですが、ラバウル烈風空戦録総解説勝手篇という、架空戦記の「ラバウル烈風空戦録」の解説ならありました。

「火星人先史」は、これぞSF! というしかないようなSFです。
惑星改造を行って地球人が入植している火星。その火星ではカンガルーを遺伝子改造したガルーを奴隷兼非常食代わりとして使っていました。しかしそのガルー達が反乱を起こしはじめます。ただの反乱だと思っていたそれは実は……。
燃えます。
このところ軽い作品ばかり読んでいたせいもあるのですが、こういう本格的な作品を読むと血が騒ぎますね。かつて刊行された作品の復刻版なのですが、こういう作品はどんどん復活させていってもらいたいと思います。SFファンならば当然のように買いです。ほんとに。燃えるから。
なお脱線話ですが、デュアル文庫って本来の文庫本より一回り大きいんことを、本の整理をしていて気がつきました。……これ取り扱いに不便なんですけど(^^;)。私の買ってきた文庫本がちょうど入るケースに入りません。なんとかしてくれ。

さて台詞解説。
なんというか見たまんまです。
ただの反乱だと思っていたカンガルー達。でも実は彼らは火星人と名乗り全く人類の思惑を超えた意識を持って地球人に敵対していたのです。
その辺を象徴する台詞ですね。
なんだか割と最近紹介した「ガンパレード・マーチ」芝村舞の台詞と共通する部分がありますので、よろしかったらデータベースからガンパレードマーチの項を参照して対比してみるのもおもしろいかもしれません。
誇りというのは何の得にもならないかもしれないけど、何物にも変えがたい存在なのです。(01/1/11)


風の歌、星の道

今、ソードさんは一人になっちゃいけません。悲しい時、一人はいけません

出典:風の歌、星の道   キャラ:レティシア

えー、台詞的にかなり下の話とつながってきますので、下を参照のうえごらんください。

ベイリュールに下の台詞で冷笑されたソードは、この一件が片付いた後ひどく落ち込みます。そして感情をたかぶらせたまま、出て行こうとするところを涙声のレティシアにひきとめられるのです。
これ言えてるかもしれませんね。
よく小説やドラマで「そっとしておいてやれ」というのがあります。確かに物事は結局自分自身が解決し、そしてのり超えるしかないわけですが、自力「だけ」で立ち直ると言うのはかなり努力を必要とするもの。支えになってくれる人が必要です。
悲しみも共有してくれる人が必要なのかもしれません。

……おお、なんか真面目だ(笑)

笑わせるぜ。人を殺さずに盗みをするのがそんなに立派なのか。 盗賊なんてな、他人の金品を掠め取って生きている下衆だ。 人を殺して奪うも、掠め取るも同じなんだよ。

出典:風の歌、星の道   キャラ:ベイリュール

あまりにも長くなるんでカットしたんですが、前半部分には「お前の言うことは綺麗事だ。俺を非道だと?それじゃ、お前はどうなんだ? 俺を罵れるほど、おまえは立派なのか、ソード」という台詞が入ります。一応参考までに。

さて、この台詞ですが、もともと同じ師の元で修行?した盗賊ベイリュールが人を殺して略奪行為に走っているのを知ったソードが、ベイリュールを罠にかけ彼をとらえます。その時にベイリュールがソードを非難していったものです。
「殺さず、奪うだけ」にこだわるソードに対し、ベイリュールは「盗賊などみな同じだ」と真っ向から意見が対立しているのです。これはまがりなりにも信念を持って行動するソードに対し、毒矢のように心に突き刺さって行くのです……。
……だからどうだというわけじゃないんですけどね。ただ、時に「事実」とはこのうえなく人を傷つけるものなんでしょうね。

ところでこの台詞、翌日の名台詞への伏線を張っておきたくて無理やリのっけたものでして……すいません!!

なにもしなくたって、人間は死ぬんだ。誰だって、いつかは死ぬ。だったらその時まで生きてもいいだろう。生きて、自分を磨いて、少しは自分を好きになってやれよ。やりたいことや目標を、見つけてみろよ。いっぱい笑って、いっぱい泣けば、世の中、怖いだけじゃないってわかるからさ

出典:天気になあれ!(新・風の歌星の道)/角川スニーカー文庫/冴木忍/絵:弘司/3巻173P
キャラ:ソード

【直営サイト】冴木WORLD
とりあえずここです。

「新・風の歌 星の道」は、ファンタジーといえばファンタジーなんですが……冴木忍作品というジャンルでくくった方が適当かもしれません。
前作「風の歌星の道」の主人公、ソードの娘であるセラフィンが主人公。5歳にして「(自分の力だけで一定額を稼いでくる)王家の義務の旅」に出てしまったセラフィンを巡って起きる事件を描いたものです。
ちなみに前作のあらすじは『盗賊のソードは、フィンレック王家に盗みに入り捕まった師匠を助けようとしたのが運のつき、自らも捕らわれしまいます。
王家の姫になぜか気に入られてしまった彼は、無理矢理「王家の義務の旅」の護衛をするはめに……』という感じ。
基本的は明るくて、さくっと読めて、でも少々切なくなる……そんな話です。

余禄。
「誰も死ななくてよかったよかった大団円」なんて話がまっぴらごめんな方向きの冴木作品があります。「星の大地」といって初期の作品なんですが、容赦なく人が死ぬ、お約束な展開はひっくり返す。明るい話が好きな方には間違ってもすすめられませんが、機会があったら読んでみてください。

それでは台詞解説。
傷つく事・生きることに絶望して自らの殻に閉じこもり、「死んだも同然」な状態の相手に向かって、説得というか諭している台詞です。
(00/10/20)

風の聖痕

「大体な、本気で強くなりたいって望むんなら、才能なんて対した問題じゃねえんだよ」
「『努力に勝る才能はない』とでも?」
「そこまで奇麗事は言わねえよ。努力だけじゃ越えられない壁はあるだろう。才能のない奴には決して届かない領域もな。
けどな、本気ならそんなこと気にする余裕はねえんだよ。無理でも無茶でもやるしかねえんだ。常識も限界も無視して、死ぬまでやってもダメだったら、そん時初めて諦めりゃいいのさ」


出典:風の聖痕 《小説》/富士見ファンタジア文庫/山門敬弘/絵師:納都花丸/121P
キャラ:八神和麻&神凪綾乃

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】たいへんよくできました。
ファンサイトの類はまだありません。見つかるわきゃないです。が、作品傾向からして近いうちにできると思われます。

★2002年1月28日(月)
『めじゃー』

見ましたですよ、とうとう。
結論。
ハーマイオニー萌え〜。
いやー確かにかわいい。同性からさえ圧倒的な支持を受けるのもうなずけるなあうん。
葉子:「ハリー・○ッターなど思いきりめじゃー作品ではありませんか。まいじゃー者としてのプライドはどこにいったのですか?」
プライド? 朝のゴミ収集に出しました。ああ諸君、私はハーマイオニーが好きだ。まいじゃーよさらば。
葉子:「どうやら夢からさめていただく必要がありそうですね☆」
ええと葉子さん、夢見ることも人には重要だと思いますよ?
葉子:「たとえ私が許しても、まいじゃーの神がお許しになりません☆」
神? いつからそんなものいるようにって、目から火花の飛び散る感覚。目に入るのは一面の青空。
そして遙かなたかみに、広辞苑が、








  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■十夜さんの積読本との戦いの記録
トンボさん? 何故目をそらすのですか☆
「そ、そんなことないですじょ?」
明らかに動揺が見えますね☆ 愛知の実家と浜松の往復に、いつも持ち歩いているバッグの中はどうなっているんでしょうね☆
「あ、こら!」
ええと……未読小説33冊、未読漫画10冊、既読小説11冊、新刊ダブり1冊と。既読本まで持ち歩いているのはどうしてですか?
「すべては台詞のためだっ!!」
十夜さんに負けず劣らず、トンボさんも業が深いようですね☆

(十夜さん、こちらも必要があれば直リンクしてもらってかまいませんのでよろしくです)

■アミューズメントメディア総合学院大阪校で、 2月10日に特別イベント「スクラップド・プリンセスの世界」が開催
「うごうご榊くん」のメルマガよりの情報です。イベント内容は、ドラマCDでラクウェル役を演じた声優 井上喜久子さんと、原作者の榊一郎さんとのトークイベントの開催だそうですよ☆
興味のある方は、オンラインでの予約も受け付けているようなので申し込んでみてはいかがでしょうか☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

風の聖痕→bk1は、実は読んでる真っ最中(^^;
積読本の山の中で、評判がよかったので優先して制覇することにしたんですが、なるほど確かにいい感じです。予定ではあと一個くらい台詞も出てくるだろうと思われるので、作品の紹介はその時に改めてすることにします。

そんなわけで解説もパス。
さあ早いところ読み終えちゃおうっと。
(02/1/28)

「お前は、弱いのか?」

出典:風の聖痕 《小説》/富士見ファンタジア文庫/山門敬弘/絵師:納都花丸/183P
キャラ:八神和麻

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ファンサイトの類はまだありません。見つかるわきゃないです。が、作品傾向からして近いうちにできると思われます。

★2002年1月29日(火)
『消化モードに突入』

読むべし読むべしひたすら読むべし。とりあえず昨日は2冊。願わくば1日2冊ペースで読めますように……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「斑鳩」フラッシュムービー(207KB)
あ、斑鳩知らないからって飛ばさないようにしてくださいね☆
ゲームのOP直前、斑鳩出撃30秒前のシーンということですが、作品知らなくても得るものがきっとあると思いますよ。
名台詞好きなあなたは飛ばすことなかれ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

風の聖痕→帯画像→bk1無事読み終わったので改めて紹介。
構成としてはしごくまおっとうなファンタジーです。組み立ても桁違いに強い主人公が活躍する話ですし。
古くから日本を影から支えてきた<炎術師>の一族、神凪家の術師が何者かに次々惨殺される事件が発生。4年前に神凪家を出て、風術師となってちょうど日本に帰ってきた和麻に疑いの目が……。
このように、ストーリーを抜き出す分には普通のファンタジーですが、これはかなりいけます。
戦闘シーンのビジュアル的な描写が巧い。テンポがいい。キャラクターいきいき。
そいでもって……ヒロインが型破り(笑)。
これは説明しちゃうとおもしろくなくなるんで、ぜひ読んで理解してください。曰く、「ヒロインは誰だ?」

さて、この台詞を名台詞にすることには、特に未読の方には違和感が多いだろうと思います。でもね、読めばわかります。この作品の「たぶん・一応」ヒロインである綾乃の、位置を決定付ける重要な台詞だからです。
女も強くなければ生きていけない。
あれ、よく見たら帯と台詞がかぶっている……まあいいか。
(02/1/29)


風の大陸

命の借りは、命で返す。それが、おれたちの掟だ

出典:風の大陸   キャラ:ボイス

自由戦士ボイス。追っ手に命を狙われ、毒によって命を落としかけた彼は、ティーエによって一命をとりとめます。回復した彼は、ティーエに対し、護衛を申し出るのですが、その際にいった台詞がこれ。
くううう、かっこええ、かっこええなあ(笑)。これ、個人の考えでなく、自由戦士全体の掟だってことですから、いかに自由戦士が尊敬されているかわかろうというものですね。

風の谷のナウシカ

焼き払え!

出典:風の谷のナウシカ   キャラ:クシャナ

説明不要、超名作にして大作。
宮崎アニメの最高峰。個人的にはカリオストロの城と双璧、かな?
ちょっと不安になったんだけど、みんな見てますよね?そろそろ世代の差というやつを感じることも多くなってきたので(^^;)

さて、台詞なんですが、ほんとはもっと感動的な台詞はいくらでもあると言うのに、あえてはずしたところにまいじゃーの意地があります(笑)。
王蟲が迫ってくるのに対し、巨神兵を使って迎撃を試みるクシャナ。巨神兵に王蟲を攻撃させます。
その勇姿がかっこいいんだ、これが!
決して「主砲精射!」とか「波動砲発射!」とか、そういう言葉に無条件で反応しているわけでは……あるかも(爆)

風の白猿神(ハヌマーン)

《想いを象れ。最強の想いを。私はそれに形を与えてやろう》

出典:風の白猿神(ハヌマーン) 《小説》/富士見ファンタジア文庫/滝川羊/絵師:いのまたむつみ/280P
キャラ:魔

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
直営サイトはないけど、滝川羊黙認FCはあります。しかしその……作品が出ないことにはいかんともし難いものが(^^; ついでにいのまたむつみイラストギャラリーへのリンク。

★2002年3月10日(日)
『休暇は終わりぬ。試運転モード』

葉子:「みなさまお久しぶりです☆ この一週間ほどお出かけしていましたが、この度帰還いたしました☆ またよろしくお願いしますね☆」
うわ、帰ってきた……。
「なにか、おっしゃいましたか?」
いやあなーんにも。ほらお仕事もいっぱい残してあるから。
「でもトンボさんにも宿題があるんですよ☆」
あん? なにそれ?
「この間の日記でとりあげていた書評リンクシステム構想が、プロジェクトとして動きはじめているんです。みなさんのご意見をぜひお聞かせくださいね☆」
……わー……。
「逃げようとしてもそうは行きませんよ☆」
いや急用を思い出たんで。
「殲滅。みなごろしにして滅ぼすこと。滅ぼしつくすこと」
ただちにやらさせていただきますええもうバッチリですよ!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■紀伊國屋書店、ハイブリッドウェブサービスをリニューアル
3月14日から各店舗ごとだった在庫検索を、全店統括にするとのこと。本探しの際の選択肢が広がりますよ☆

■日替わり漫画「楽々的家族計画」
すたひろBOXで第2期を公開中です。バックナンバーが最新5話しか保存されないので、明日までに行かないと第1話が消えてしまいます☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

風の白猿神→bk1→amazonは……詳しくはamazonのリンク先でご確認を(^^;
なぜか名台詞だけ手元に残っていて、チャットで話題になったので引っ張り出してきましたが、いっこうに続きが出る気配がありませんねえ……噂はいろいろ流れるのですが(^^;
いろいろと惹かれる部分の多い、まいじゃーな一品です。

台詞は解説不要かと。
思念を媒介にして発動する武器、なんでしょうかね? なにしろ続編がでていないもので、その辺のことはさっぱり謎です。


風よ、万里を翔けよ

もうおれは何処のどんな王朝のためにも戦わぬ。今後俺が戦うとしたら、自分と家族と故郷のためだ

出典:風よ、万里を翔けよ
キャラ:木蘭

なんかえらく懐かしいタイトルですねー。田中芳樹御大の中国好きが暴走するとこうなる、というエピソードその1です(笑)。(だいたいこの手の作品出す時は、他の作品書く手が完全に止まってますから……)
ちなみに暴走エピソードその2は言わずと知れた「隋唐演義」の翻訳です。ああ困った遅筆さん。

隋の煬帝に召集され、各地を転戦してきた男装の佳人?木蘭。煬帝が暗殺されるに至り、彼女は国に帰る決心をするのですが、その際の本心からの台詞がこれ。主君のわがままだけで起こされる戦はもうたくさんである、という思いが密かにこの1語にこもっている……。
と、言っては見ましたが、実はなんとなく上の小説を取り上げたくなって、台詞探しはそのついでだったりします(笑)

家族計画

「敵、本能値、急速に上昇しています!」
「長官、宿主のアドレナリン値が125から258まで跳ね上がりました! 危険域です!」
「……なんということだ……神よ……」


出典:家族計画 《18禁ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/プロローグより
キャラ:?

【メーカー公式サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
攻略サイトもついでに紹介しておきます。ふろむS.S.K.こちらに攻略ルートあり。時間のない方はご利用ください。

★2001年12月17日(月)

本日、懸案事項の一つだったノートPCを購入しました。そんなわけで。

ノートPCさん、こんにちわ。
駐車違反切符さん、こんにちわ(泣)
くぅぅ……あと、あと30分早く車に戻っていればっ!!
ノートPCを値切った分の利益はすべて国家権力により没収です。
「権力に盾突く者の哀れな末路ですね☆」
そこ、うるさいっ!

ともかく、今週中に必要な設定をやり終えて浜松でも問題なくサイト更新が可能な状態に持っていかねば。

クリスマスプレゼントへの応募受付中。詳しくは昨日の日記参照のこと。どんどんメールくださいまし。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「グッドラック 戦闘妖精・雪風」→bk1→amazonが文庫化
確認が遅れてしまったんですが、あの名作SFが文庫化されています。トンボさんなどは、小躍りしながら速攻で入手していましたよ☆
物語としては「戦闘妖精・雪風」→bk1→amazonの続編になります。人工知性の自我が大きなテーマになっている戦争SF。SF好きならぜひとも読んでおきたいシリーズですね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「家族計画」はいわゆるひとつのエロゲです(笑)
しかもジャンルとしては、エロゲどころかギャルゲー全般ですら類を見ないであろうホームコメディ。
わけありの7人の他人同士が、家族という形態をとって各々が抱える個人的問題を解決していこう……とそんなストーリーです。
まず、なんといってもテキストが秀逸。
最初はコメディ度が高いのですが、最後にはきっちり泣かせてくれます。
音声こそないんですが、これはいいですよー。この手のゲームを余りやらない方もとりあえず公式サイトの紹介文だけでも読んで見て下さい。

なお茅田砂胡さんの「桐原家の人々」を楽しく読んでいた層などには特におすすめではなかろうかと思います。女性の方にもおすすめ……したいところですが、そこはまあ一線を踏み越える事ができる人にということで(笑)。
ともかくやって損はないゲームだと思いますええ。

さて、ここまで持ち上げておきながら台詞はプロローグのなんてことはない脳内会話です。
欲望と理性の戦いと言うやつですね。
例えば買っても読む時間がないことがわかっていながら、それでも購入してしまう本などは脳内でこういった闘争が繰り広げられているのでしょう。
敗北もまたよし。
(01/12/17)

「この高屋敷青葉、日々の生き様に一点の隙もないつもりよ!」

出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/青葉 公園の日々1より
キャラ:高屋敷青葉

【メーカー公式サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
ちなみに公式サイトへの直リンクはこちらです。攻略なんかは探せばあちこち落ちてますよー。

★2002年1月6日(日)
『空の境界プレゼント当選者発表』

「空の境界」プレゼントへのたくさんの応募ありがとうございました。
応募総数34通。つまり倍率34倍。この中で栄光を勝ち取った当選者は・・・、
いんせいんさんです、おめでとうございます!
早速手続きに入らせてもらいますねー。
なお惜しくも外れてしまった他の方々、資金難の場合はどうにもなりませんが、既に公式サイトで1月中旬からの委託販売が告知されています。情報はこちらのサイトでもできるだけフォローしていきますので、ヤフオクなどには手を出さないほうが・・・。

ところでこれなんですが。
葉子「ええと、これ何のCGですか?」
ファルコムのinformationではタイトルが明確にこそされていないものの、説明からしてダイナソアに間違いないと。
「ということは再び灰をまくものアッシュの活躍が見られるわけですね☆」
その通り。一部の人にしか分からん話ですいません。

この一週間「空の境界」ぐらいしか本を読んでません。どうにもまずいので来週あたり一気に消化しようかなと思ってます。更新がいいかげんになるかも・・・。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ガンダム世界の演説の数々I's GFCより)
諸君、私は演説が好きだ☆
はい、そんなわけで上のサイトではギレンさんやデラーズさんの魂を揺さぶる演説の数々が閲覧できちゃいます。
台詞に酔う私達には夢のようなサイトですね☆ これをおかずにどんぶり飯でもいけちゃうかも。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「家族計画」は、アパートを追い出されたり、施設を飛び出してきて身寄りがなかったり結婚詐欺にあったりして住むべき家を失った面々が、相互扶助のために家族形態をとって一軒の家で共同生活を送るというかなり毛色の変わったビジュアルノベルです。
まずは会話のテンポ、これに尽きます。
会話のやり取りがすっごい気持ちいいんですよ、これ。ノンストップで一気に畳み掛ける感じでひきこまれてしまいます。
お互いの抱える問題がかなりヘビーですが、安易なお涙頂戴に走っていないのがかえってじわりと感動を呼ぶというか。
とにかくかなりいい出来です。シナリオボリュームもかなりあります。
この手のゲームをする人なら断然買い。でも18禁(笑)

本日の台詞解説。
高屋敷青葉は、とにかく強烈な性格でその毒舌ぶりと冷たい言動は、並みいる人間を再起不能にまで追いやりそうな感じです。
そんな彼女の性格を一言で表しているのが上の台詞。
これを真顔で言い切る人物に、いったいどんな駆け引きをすればいいというのでしょうか。まさに無敵!
(02/1/6)

「駄目だ・・・・・・都合の悪いことは聞こえない耳をお持ちでいらっしゃられる」

出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/青葉 公園の日々1より
キャラ:沢村司

【作者直営サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
特にはコメントなし。

★2002年1月11日(金)
『とにかく読む』

今日の台詞はかなり手抜き。ちょっとばかし下への意見にもなってたり。

だんだんしゃれにならない量の積読が・・・とりあえず今は電撃文庫を消化中です。で、その中で新人さんの作品「シンフォニアグリーン」→bk1→amazon
日常のいろんな機械類を植物に置き換えて表現するような形になってますが、これがなかなかいい感じです。独特な植物と共に生きる世界観がイメージできるというか。
さくっと読み終わるのでよろしかったらどうぞ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■場外戦
ええと。
世の中に騒動の種は尽きることなし、ですか。
「唐突にはじまったね。なんのこと?」
いえ、なんでもありませんよ☆
「それだけあからさまな前フリされたら気になるって!」
基本的に作家さんには作品にこそ全力を注いでほしいというのが私の希望なんです☆
「で、なんのこと?」
教えてあげません。
まいじゃー推進委員会はそういった騒動には背を向けて、今日もまったり場末の居酒屋ライクに営業するのでした☆
「だから教えろーっ!!」

注) 舞台はSF系では著名のとある掲示板です。ちなみにもしわかっても、この件に関してまいじゃー掲示板でのコメントは一切禁止! ほんとは触れるつもりもなかったんですが、いつまでも続くのでなんだかなあと……。

たまにはそういう気分なのです。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

やればやるほど「家族計画」の評価が上がっていきます。
どれくらい高く評価しているかというと、まいじゃー認定してもいいと思っているくらいと言えばわかりやすいでしょうか。
とにかくシナリオのつくりが丁寧です。普通のゲームで省略されがちな細かいエピソードを積み重ねていくことで、展開に無理がありません。
半端でなく長いシナリオなので、お値段の元はとれること間違いなし。でも18禁。

と、持ちあげておいて台詞はこれかいという感じですが。
いやでもうらやましい耳だと思いませんか? 聞こえないフリじゃなく、ほんとに聞こえないならどれほどすばらしいことか!
ちなみにこの作品中で、もっとも強烈な性格の青葉さんを指して言った台詞になります。
(02/1/11)

「……だったらどうだって言うんだよ」
「どうもしないわ。
著しく激しく容赦なく軽蔑するだけ」
ぐさっ
「ぐっ」
「そして二度と人間扱いすることもなく、まともに口を聞くこともせず、ただひたすらに冷たく見放した視線を注ぐだけのことよ」
ぐさぐさっ
「ただ、そんな外道と同じ机で食事はしたくないし、同じ玄関を使うのも嫌だし、何より同じ家で同じ空気を吸うのはごめんこうむりたいところね」
ぐさぐさぐさっ
「で、どうなの」

出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/ホストクラブで家族サービス!より
キャラ:沢村司&高屋敷青葉

【メーカー公式サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
念のため言っときますが、家族計画というタイトルは世間で言う『家族計画』とは別の意味ですええ。

★2002年1月17日(木)
『早いチャットを探しています』

タイトルどおりです。
先日、チャットで盛り上がったんですがその際にうちのチャット遅いと言う意見が出まして、自分でも確かにそう思います。週末くらいしかまともに稼動しないとはいえ、あんまり遅いのはどうかと。
しかし早いチャットというのはけっこう難題。
JAVAチャットを教えてもらったんですが、見る環境によってはOUTというのがどこか引っかかります。(気にしすぎ?)
できれば自分で設置するタイプのやつで、使い勝手のいい高速なチャットは知りませんか? せっかく独自ドメイン持ってるのにレンタルチャットというのもなんだか悲しいし……。IRCは使用者が限定されるし。
軽いチャット、求む。教えてプリーズ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■鶴田謙二さん、アベノ橋魔法☆商店街が毎回載っているわけ少年科學倶楽部の掲示板より)
掲示板でのファンの方と、鶴田さんのやりとりの中でアベノ橋魔法☆商店街について触れています。
ネームで一年かかったこともあるという鶴田さん、あの絵柄が順調に漫画として拝めるのは原案があるおかげかもしれませんね☆
早いことろ、他の作品も含めてコミックになるといいのですが。
木乃葉子は漫画家・鶴田謙二さんを応援しています☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画、最近たびたび名台詞に登場させてます。
うーんとですね、このゲーム一応はエロゲではありますが、そういった要素はメインではありません。膨大な量のテキストを楽しむのが本道(笑)と言っていいんではないかと思います。
今時のビジュアルノベルにはむしろ珍しく?声が入ってませんが、逆にそれだけテキストに集中できるわけです。
シリアスとギャグのバランス感覚が絶妙で、テキストを読んでいて飽きが来ません。ゲーム開始からOPが出てくるまでに数時間かかってしまうのですが、それが全然気にならないのです。
そういうわけで、家族計画はふだんこっち方面のゲームにはあまり手を出さないテキスト派な人々におすすめします。18歳以上の。
萌え?
もちろんありますけど、まいじゃーでそれを扱ってもしょうがないんで省略省略。
しかし未だに終わらない……つくづくコストパフォーマンスの高いゲームだなあ。

上の台詞は、主人公の司が、登場人物の中でもっとも「私を中心に世界が回っている」主義者の青葉に追及を受けている様子です。
こういう人に隠し事をすると、ろくな目にあわないという見本のような展開ですええ。
(02/1/17)

「イカロスの物語を知っているか?」

出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/ひよこ記念日より
キャラ:沢村司&河原茉利

【作者直営サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
ちなみに攻略サイトはいっぱいあります。これはgoogleの検索結果です。好きなところを選んでください(手抜きとも言う)

★2002年1月20日(日)
『木乃葉子さんの嫉妬疑惑』

連絡事項が2点あります。
突然ですが、土曜の夜は定例チャットの開催日になりました。その日はできるだけ管理人が詰めているようにしますええ。
それと管理人のきわめて個人的な要望により、朧月さんが描く4月あたりのトップ絵に、マリア様がみてるのリリアン制服を着た葉子ちゃん+ゲストという組み合わせが採用されることになりました。
組合せや背景など、詳細を掲示板でご相談したいと思いますので(笑)、活発なご提案をお願いします。

ところで。掲示板で指摘がありました。葉子ちゃんは、私が他のキャラクターばかりを持ち上げるので嫉妬しているのではないかと。
あーないですないです。
敵に回すと手ごわいことは確かですが。
ところで、私はまいじゃーをこよなく愛する管理人といえども世の中の圧倒的な大波には屈しがたく、ついにハリー・ポッターを購入してしまいました。これで私もうわさのハーマイオニー萌

ドゴッ!!
  ・
  ・
  ・
「トンボさんトンボさん?
こんなところで寝ていると風邪を引いてしまいますよ?」


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■こんばんわ、ラッキー北野です。
新・大森なんでも掲示板を巡回していたら北野勇作さんの書き込みに遭遇。
北野さんはSFには間違いないのですが、なぜか妙にほのぼの、でも冷静に読むと冷たい側面も持っているという不思議なSF「かめくん」→bk1の作者さんです。
その北野さんが、今回の受賞の経緯について語っています。なかなか苦労されたのですね☆
ところで北野さんは、和製椋鳩十と呼ばれたいとおっしゃっているのですが、もともと椋鳩十は日本の方なので、それはご無理です☆

■コミックブレイド ラインナップ
お家騒動でエニックスから離脱した方がこちらで復活です。ファンの方は一安心、ですね☆
そういえばあの「最遊記」もエニックスから離脱のようですよ?
エニックスも大変ですねえ……。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画はこのことろ再三おすすめしまくっているので、特に今回は言うことはありません。個人的に気に入っている部分は、主人公の司が簡単に他のキャラクターと馴れ合わないことですね。親切なようで、頑固に自分の壁を作っているあの態度がいいです。ゲームの世界って、ご都合主義にならざるを得ないせいか、やたら八方美人でいいやつが多いですが、そういうもんじゃないだろうと。
ほんとは人間、どこかに理不尽なくらい譲れない一線を持っているはずだろうと。
いつもゲームをやってる際に感じる違和感を、あの主人公からは感じないのでありました。結局は感情の機微を、文字数を省略せずに丁寧に描写しているからなんだと思います。

で。
持ち上げておいてまーたこういう台詞を紹介するか(^^;
はーいみなさんギリシャ神話のイカロスの話はご存知でしょうか。
そう! あの!
翼を作り、自らはばたき、太陽を目指したという、目標に向かって突き進む行動の人ですっ!
わたしたちも目標に向かって努力している人がいたら、ぜひ上の台詞で応援してあげましょう。
「イカロスの物語を知っているか?」と。
後の責任は一切取れませんが。
(02/1/20)

「ツカサちょっと笑えたね。よかったよかった」

出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/母を捜して……主に買い食いより
キャラ:王春花

【作者直営サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
ちなみに攻略サイトはいっぱいあります。これはgoogleの検索結果です。好きなところを選んでください(手抜きとも言う)

★2002年1月21日(月)
『キャラクターが立つとは』

を、書こうと思ったんですがまとめきれなくなって、とりあえず持ち越し。
あ、チャット入れ替えてみました……が、どうもイマイチ挙動が怪しいような。だいたいほんとに早くなったのか?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■読書スピード
さらに合わせて、読書その2とか読書の仕方もお読みください。(以上、ひとりごちるYagiyamaPublishingの日記より)
まずライトノベルにも世間一般の作品と同じく、当たり外れというものがあって、文学作品そこのけの名作から、超弩級の地雷までいろいろあります。
「あの程度の文」なんて悲しいことは言わないで下さいね☆

さて、問題の読書スピードなんですが、これはかなり個人的な差異が大きいと思います。あえて言えば論理的に読むか、妄想全開で読むか。妄想が入ると読むスピードは遅くなりますから☆ まいじゃー愛好者でもかなり読書スピード早い人はいますよ☆

物語の受け取り方は各々違うので、スピードが早いから感動がないとは言えないし、逆にどれだけゆっくり読んでも物語を咀嚼できないことはありえます。
そうですね、スピードの速い遅いよりも、葉子としては読み返しを推奨します。というか真におもしろい物語は、自然と読み返したくなるんですよね☆

ところで、1冊20分ですか?
うーん、それは相当早いんじゃないかと思いますよ☆ トンボさんなどは2時間かかるのも珍しくないですし。
「いい台詞があると、そこでパタッと止まるんだよなあ」
だから未だに家族計画をしているんですね?
「まあ……いいシーンが終わるたびに、既読メッセージを表示してテキスト化しているのはどうかという気はする」
それは病気ですね☆
「いやネタの収集……」
はっきりきっぱり著しく病気です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

大変もうしわけございません。
このところ家族計画消化のために、かなり読書ペースが落ちていて、一日0.5冊をたぶん切ってます。本日からは再開できると思うので、今日のところは家族計画からの連続出典で勘弁してください(^^;

さて、本日の台詞解説。
落ち込んでいる主人公を、妹的存在である春花が元気付けている様子です。もっとも春花は、いつでもどんな時でも元気が服を着て歩いているような性格で、そこに周りを伝染させると言う感覚が近いかもしれません。
人間余裕のある時は自然と笑顔になるものですが、煮詰まってくると表情がなくなってきます。
逆ちょっとした笑顔ひとつで、少しでも心の余裕を取り戻すこともできるわけで、春花のような存在は小さくないのです。
(02/1/21)

「……だって……迷惑……っ」
「家族だったら、どんな迷惑かけても許されるだろうがっ!」

出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/?
キャラ:河原茉利&沢村司

【作者直営サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
ちなみに攻略サイトはいっぱいあります。これはgoogleの検索結果です。好きなところを選んでください(手抜きとも言う)

★2002年1月22日(火)
『ネタ切れ(^^; 』

なーんにも思いつきません。
空っぽです。台詞も扱うトピックもなにひとつ。ここまで思いつかない日も珍しい……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■大辞林
何も思いつかないので、本日は実用サイトの紹介をしておきますね☆
オンライン上で辞書を引きたい時はここを使うと便利ですよ☆ 和英と英和も実装しています。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

続・大変もうしわけございません(^^;
私もいいかげん家族計画以外から紹介したいのですが、思いつかんものはどうにもこうにも。(その代わり家族計画はその気になれば2週間くらいは軽く持つと思われます……)
前から時々言ってることですが、その時はすばらしくいい台詞に思えてチェックしておいても、後で台詞だけ単体で取り出すと意味をなさないものって多いんですよね。総体で一つのカタチとして機能しているために、抜き出すと陳腐になってしまうんだろうなあと思ってます。
あとネタばれは絶対に避けるようにしているため、かなり制限される部分が出てくるんですよ……あああなんか愚痴ってるぞ自分。

本日の台詞解説。
これぞ家族愛。
いや、台詞がこうだからといってめちゃくちゃやっていいという意味ではもちろんありません。でも、家族というを表現したもっともストレートな表現なのでは?
擬似家族という危うい関係で結ばれた関係の7人。それでもずっと暮らしていく中で、少しずつ絆はできていったのです……。家族愛については、個人でいろんな考え方があるとは思いますが私はこの部分はかなり泣けました。
(02/1/22)

「もう過去のことは結構」
「自分にも、一つくらいは向けられる情があるって思いたかっただけ」
「いくら不遇だって、それくらいのものはあって当たり前だと思っていただけ!」
「でも、実際は何もなかった」
「私の過去には、何もあたたかなものはなかった。ただ、それだけのことよ」
「そして現在にも未来にも、ないままで有り続ける」


出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/?
キャラ:高屋敷青葉

【作者直営サイト】D.O.
【絵師直営サイト】FukuFuku!
本日は特にコメントなし

★2002年1月31日(木)
『未だに謎です』

29日二信以来捜索中の台詞出典、未だ進展なし。第61魔法分隊、大嫌いな、あの空、BLOODLINK等は違うことが確認されています。
なにしろ場面的にはいかにもありそうなものだけに「既視感」が多すぎ(笑)
一瞬でも「あ、この台詞知ってる」と思ってしまった人の統計をとってみたら、すごい結果が出るかもしれません。

さて、既にご存知かもしれませんが小野不由美さんの「屍鬼」→bk1が文庫化されました。実は未読だったんで速攻買う予定です。すごくおもしろく、そしてすげー怖いらしいです。買うべし。
葉子:「夜中に読むのはやめた方がいいと思います☆」


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■アンケート葉書はたとえ古くても出すべきである
VIRTUAL-CITYの掲示板で、都市シリーズの作者川上稔さんは「(アンケートハガキの類は)いつ出していただいても、出版社の方では統計調査をやっているそうです。都市に限らず 全体的に、 「再評価」 も最近は必要になってきたのだとか。 つまり、”歴史”がライト小説世界全体に出てきたということなのだと思います。」
と書き込まれています。

「つまりお気に入りの作品に対しては、アンケートハガキで援護射撃をどんどんしていきましょうということだな」
トンボさん、そんなこと一度でもしたことありましたか?
「し、失礼なそれくらい当然……」
やってないんですね?
「……一度もないです。まことに面目ない……」
はい、正直なことはいいことですよ☆
ええと、でもインターネットが普及してきた世の中で、本の感想についてアンケート出せるのがハガキだけってどうなんでしょうか?
今時ネット上でも本のアンケートを受け付けるぐらい、当然ですよね☆ ネット上の意見は偏るから、とかもっともらしいことを言ってもやらない言い訳にはなりませんよ?
もちろんトンボさんがアンケートハガキを出さない言い訳にもなりませんけど☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画は、本日まいじゃー認定をかけているのでそちらをゆっくり見てもらったほうがいいかと思います。以上。

本日の台詞。
このところ家族計画の台詞に関してはコメディが多かったんですが、こういう痛い台詞もいっぱいです。
ちょっと解説しておきますと、青葉は大企業の令嬢だったのですが、家族とそりが合わず家を飛び出しています。上で語られているのは、その家族との間に横たわる巨大な溝。攻撃的な性格と言動に隠された青葉のもうひとつの心情。
痛すぎます……。
(02/1/31)

「邪魔をするなら、そっ首、叩き落とします」
「スコップで……?」
「これでも剣道十七段よ」
「ちょ、それ嘘……」
「怒らせると三十四段になるわよ」


出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/?
キャラ:高屋敷青葉&沢村司

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ほんとはあるけどさぼり。

★2002年4月12日(金)
『よくわかんない検索エンジン』

なんかよくわからない謎の検索エンジンAllTheWeb.com。使い勝手が今ひとつなんですが、検索結果はなかなか豊富です。googleで見つからないものを探す時に役に立つかもしれないので、とりあえずメモ代わりに。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■言ってみたいけど、一生、言う機会がありそうにない台詞コン。† High on Hope †より)
台詞も日常的に扱うまいじゃーとしては、押さえておきましょうか☆
「ふーん。なんか使ってみたい台詞はある?」
そうですね、『貴方を犯人です』とかはどうでしょう☆
「……冗談に聞こえないんだけど(汗)」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画は、今回は紹介を省略。
エロゲではあるけれど、幾多の萌え系シナリオを基調としたゲームとは明らかに一線を引いていて、テキスト読みにはぜひやって欲しいゲームです。

さて本日の名台詞、実のところ使用されているシーンはかなりシリアスなシーンです。こういうテキストをシリアスな場面に持ってきても、なおバランスが崩れないのは密かに重要だよなあと思ってます。読む前の予備知識として持って欲しいのは、青葉が到底余人には太刀打ちできない性格をしているということでしょうか。
まあ台詞を読めば、その性格の想像もつこうというものですね。

自然に気持ちが伝わる。
そんなことが、あるんだろうか?
これは小説でもドラマでもマンガでもない。
物語のようなことが、本当にあるんだろうか?
とても信じられない。
世界は、偽りと裏切りで満ちているじゃないか。
けど。
真純は、伝わりかけていると言った。
過程にあることを示唆するその言葉は、ひどく現実味を持っているように思えた―――


出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/司がんばる!より
キャラ:沢村司

【メーカー公式サイト】D.O.
【絵師公式サイト】FukuFuku!
本日のコメントは特になし。

★2002年2月23日(土)
『サボりモードにつき』

今日は薄い内容でお届けします(^^;

ちょっと心境の変化あり。以前こちらでちらっと話題にした出版関連の問題ですが、図書館&新古書店問題臨時掲示板できちんと意見交換してみようと思います。関連リンクについては近日中に補完予定ですが、とりあえず幅広い意見求む。図書館司書を目指す方に書き込みをしていただいたのですが、出版関係の方や物書きの方など幅広い意見があればうれしいです。まあたまには真面目に思考してみますええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック

■「反転裁判」体験版
なんとなくタイトルで察しのついた方もみえると思いますが、月姫のキャラクターで逆転裁判をやってしまおうというものですね☆
なんと体験版ですが30M。ファイルサイズが大きいだけに期待も膨らみます☆ トンボさん感想はどうですか?
……トンボさん?
「異議ありっ!!」
どうやらあっちの世界に入ってしまわれたようですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画は本日解説なし。手抜きです。ええもうきっぱり。

解説は、言うまでもないとは思いますが「ゲームじゃねえか」という野暮なツッコミさえ忘れていただければ、なかなかいい感じの台詞です。
幼少のころ家族愛に恵まれなかったため、強度の人間不信な部分がある司。その彼がはじめて抱いたかもしれない家族への想いは伝わったのでしょうか?

「おまえの親は」
「はい」
「おまえに何を教えてくれたんだ?」
「よく知らんが、親ってそうしたもんだろ? 子供に何か残すだろ、普通。
おまえに、何を残した?」
「はい…… 想うこと、でしょうか」
「想う?」
「想いは、大切だって
大事にしろって、手放すなって
言われたわけじゃないけど、結果的には、そう教わった気がします」


出典:家族計画 《ゲーム》/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/?
キャラ:沢村司&河原末莉

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
時間切れ(^^;

★2002年4月19日(金)
『今気になっているもの』

ふたつほど気になるゲームあり。
一つは「鬼哭街」。これはネット上でもかなりあちこちで話題になってるので言うまでなしと。もうひとつ、むしろこっちが気になってますが、「腐り姫」。ストーリーが循環ネタらしいと最近知りました。ついでに制作会社のスタッフは、元遊演体関係者がかなり多いということも。
あー危険です。私も遊演体にはお世話になった人だけに、グラっと来ました。
揺れ動いた時はたぶん負けるんだよなあ(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「戦闘妖精雪風」、プロモーションムービー公開俺ニュースより)
以前ニュータイプの付録DVDに掲載されていたものですね☆
今まで見られなかった人はこの機会にどうぞ☆

■ハヤカワSFシリーズ Jコレクション創刊FANTASY Bookmarkより)
「う、文庫じゃないんだねえ。高いなあ、きっつー……」
でも、太陽の簒奪者→bk1が第一回配本に入ってますよ☆
「買うっ!!」
野尻抱介さんの燃えるSF。SF者ならチェックです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

解説? なにそれ?
すいません寝坊して時間なくなりました……。

「俺は、俺のために生きる」
「青葉の言った通り、俺たちは他人だよ。それは事実だ」
「……」
「ただ、今は同志なんだぞ。それを忘れてないか、おまえ?」
「……」
「協力しあって、それぞれ助け合うために集まってる。
みんなで金を出しあって、あの家や生活を維持してる。
それぞれが生活を仕切り直すためにだ。
冷静に考えれば、誰もおまえをいらないとは思わないはずだ。
おまえは、家族計画の一員なんだぞ?」
「……」
「そういうのを、もしかしたら……仲間って言うんじゃないのか?」
「ひくっ……う、うわ……うわああぁぁぁ……」
「馴れあいも傷の舐めあいも俺は御免こうむる。けど、仲間なら助けあうくらいはいいだろ、な?」


出典:家族計画 (PCゲーム)/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/?
キャラ:沢村司&河原末莉

【メーカー公式サイト】家族計画
【絵師直営サイト】Fuku Fuku!
特記事項はなし。

★2002年5月8日(水)
『だら〜』

電撃文庫がそろそろ店頭に並ぶ頃ですねー。
今月は続刊ばかりなので、好み次第というところでしょうか。定番としては「天国に涙はいらない」の新刊が出ますええ。

絵師の朧月さんのCG写真集構想・アンケートetcについてはテーマ別掲示板にどうぞ〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■コバルト文庫全点目録有里の蔵より)
コバルト文庫を極めんとする方には便利な目録ですね☆
「こちらの日記はいつものぞいているのですが、こういうものを作成されていたのははじめて知りました。不覚」
あくまで目録なので、内容の見極めはご自分でどうぞ☆
「正直コバルトは目利きが難しい……」


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その8▼


うーむ偶然? 空想風景の十夜さん経由で知ったのですが、こちらの日記サイト界隈でもマリみてがブレイク中のようです。(リンクをたどると場合によって多少ネタバレもあるのでご注意)
「ごきげんよう」で分かり合える日も遠くない、かも(笑)
ついでと言うのもなんですが、これを機会に「流血女神伝」とか新装版が出た「丘の家のミッキー」などにも手を出されてみてはいかがでしょうか。いずれもコバルトの中の傑作ですええ。

ともかく、上のリンクのようにお仲間は多数いるので安心してあなたも購入してください。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画は、何度か過去にも紹介してますが、今回は説明省略。
私が18禁エロゲなのにここまでこだわる理由は、このゲームが恋愛要素よりも家族という「絆」の方に徹底的に焦点を合わせて描写している作品だからです。テキストレベルも大変高いですし、ね。

台詞解説。
お互いの便宜のために寄り集まって他人同士が結束して家族を装う家族計画。しかし、そのそこには大きな無理があるわけでとうとう綻びが出てきます。家出した末莉を説得しているシーンです。
家族というものを嫌っていたはずの司からこういう台詞が出てくるようになる、この辺までの経緯も作品のみどころだと思いますええ。

「聡明そうな名前ね。」
「そうか?」
「分数の足し算くらいは出来そうだわ。」
「馬鹿にしてるのか?馬鹿にしてるんだな?」

出典:家族計画 (ゲーム)/D.O./?
キャラ:高屋敷青葉&沢村司

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
あるけど時間の都合で(^^;

★2003年11月28日(金)
『また寝坊』

いやもう冬になると布団から出るのが億劫で億劫で以下略


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■こ〜こはど〜この箱庭じゃ?
気に入っているのでもう一日掲載しておきますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画は以下略。ごめんなさい(^^;

「わたし、一人だともっと暗い」
「……そうなのか?」
「うーん、わりといじけちゃうほうだから」
「明るいのは演技か?」
「と言うか、今はみんながいるから。
家族がいると思えるから、笑っていられる感じがするな」
「家族ったってな……本物の家族じゃないんだぞ?」
「そんなことは問題じゃないの。
一緒に暮らして、それで不快じゃなければ……そこには思いやりができると思うもの。
血縁でなくたって家族にはなれるし」
「……」
「やっぱり、人は一人では生きてはいけないのよっ」

出典:家族計画 (ゲーム)/D.O./シナリオ:山田一/原画:福永ユミ/夏休み開始より
キャラ:板倉真純&沢村司

【メーカー公式サイト】D.O.
【絵師直営サイト】Fuku Fuku!

特記事項なし。

★2004年2月16日(月)
『原点回帰へ』

今日の雑文は正直私だけが認識してれば済む話なんですが、自分に対する決意表明としてあえてここに記しておきます。

先日の定例チャットの中で、「最近のまいじゃー推進委員会はメジャーと思われる作品に焦点が当たることが多くなっている」「無難な台詞が多く本質に迫るものが少なくなった」という意見をいただきました。
的確にサイトの現状を突いていて、自分としてもいつの間にかこういう状態が当たり前となりつつあることにはっとさせられるものがありました。
●メジャーと思われる作品を紹介する率が増えた
マリみてやTYPE-MOONなど、もともと一部の人にしか知られていなかったものが長期に渡って何度も紹介しているうちにすっかりメジャー化している例が最近増えてます。愛着もある作品ですから売れた途端にそっぽを向くような真似はもちろんする気はありません。しかしもともと当サイトの目的として、
「他のサイトでは紹介されないけれど管理人的にはぜひおすすめしたい作品に光をあてていく」という理念があったはずなのです。その辺に対する意識が曖昧になっていましたので、今一度それを意識した運営を心がけたいと思います。

●本質に迫る台詞が減った
最近ネタバレを回避しようとするあまり無難な台詞に走りすぎてました。もっとも今回指摘されてはじめて気づかされた部分も大きいんですが……。
試しに意見を聞いてみたところ、ネタバレ台詞に惚れてその本を購入したという意見がけっこうあったのです。確かに昔は本質に関わるネタバレ台詞をけっこう紹介していたんですね。たくさんの人に読まれてるから……と変なところで遠慮していた部分もあったのですが原点を思い出しました。もうちょっと不遜になることにします。
よって今後少しくらいネタバレしていようが作品の本質に関わる台詞はもっと積極的に紹介していく方針に転換……というよりは原点回帰することにします(一応反転文字など使ってネタバレにも配慮はしていきますが)。ネタバレたらごめんなさい。

以上、サイト運営に関わる決意表明でした。
なお、その時の定例チャットでご意見をいただいたすべての参加者の方に多大なる感謝を。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

家族計画→amazonは、上の決意表明で時間とりすぎたんで説明なしです。ごめんなさい(^^;

過去の未使用データを引っ張り出してみました。家族でなくても……の部分がけっこう好きです。


片恋生活

「一人でのんきに生きてく予定だったのになあ」
「二人でのんきに生きればいいのでは」
「なるほど」

見渡す限りのこの風景の中を
この人と過ごすのは楽しいかも
そう思っちゃったんだから仕方ないですね


出典:片恋生活 (コミック)/HLCシルキー(白泉社レディースコミック)/ささだあすか/214P
キャラ:千香&山田平蔵

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
ささだあすかさん関連情報はささだあすかファンページ空想風景内)などをご覧ください。

★2003年3月15日(土)
『死屍累々』

なんだか知りませんが、今自分の職場では病気がはやりで(^^; 、次々と脱落していきます。ようやくにして1週間が終わりましたよ……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「無断リンク禁止/直リンク禁止」命令に関する想定問答集カトゆー家断絶より)
産経の(早まったことをしでかしたっぽい)リンク問題との絡みも踏まえ、今のうちに知識を養っておきましょうね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

片恋生活→bk1→amazonは、ささだあすかさんの最新刊で6つの短編が入っています。
で。
この作品は、いわゆるレディースコミックで連載されてまして、実際主人公も20代後半女性なのですが……。
某所掲示板で使われていたこの作品の表現が一番適切だと思うので言葉を借りますと
「登場人物が20代後半の少女漫画(レディースにあらず)」です。
感情の繊細な機微は文章ではお伝えできませんが、いいんですよとにかくこれが!
枯れたようで、でもやっぱり好きなものは好きなんだもん!という。
ただし個人的に一番好きな短編は「いつもの散歩道」という恋愛要素皆無の日常を描いたものなんですが、これを読んでもらえれば私がささだあさすかさんが好きな理由があるいはわかってもらえるかもしれません。

本日の台詞解説。のんびり屋の主人公が、なんとなく好きになってしまった男の子と山の上から風景を眺めながら交わしている会話です。
あーもうこんなもの説明できません。ぜひ読んで。


課長王子外伝

「・・・オレだってな好きでこんな狭い社宅に一家3人で暮らしてるわけじゃないんだ オレだってなあ・・・・・・」
「うわあ」
「一家養うためにギターを捨てて(ないが)サラリーマンの道を選びはしたがッ!!
好きな音楽だけやって大金持ちんなってヌルマ湯ん中で一生ヘラヘラ笑って暮らしたかったんだよウ」
「本音ってのは心に染みやスね」


出典:課長王子外伝 《コミック》/ドラゴンコミックス(角川書店)/田丸浩史/28P
キャラ:田中王児&大森ヒデヒコ

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトとしては田丸っ子倶楽部あたりをのぞかれるのがよろしいかと。

★2001年12月25日(火)

ふーやれやれなんとか更新できそうです。
昨日も紹介しましたが、朧月さんのご好意によるクリスマスプレゼントをお届け。
クリスマストップ絵の特別バージョン(300KB)


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■奈須きのこさんとのアンケート・トーク(サイト名がどこにも書いてない?)
コンテンツ内のインタビューで、かなり詳細なインタビュー記事が掲載されています。月姫のルーツなどお知りになりたい方はのぞかれてみてはいかがですか?


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「課長王子外伝」→bk1→amazonは、とあるアニメをコミック化したものです。
もともと課長王子というアニメがあって、中年サラリーマンがギターの力で悪の宇宙帝国から地球を救う謎の物語になってます。このストーリー自体おそろしくまいじゃー的ですが、実は存在さえ知りませんでした(爆)
それなのに読む気になったのは田丸漫画だからです。
この人が漫画を書くと、何を書かせても田丸漫画としか言いようのない独特な話になってしまうのですええ。コミックの内容は・・・説明しようがありません!
田丸作品を知らない人は一度は読んでみることをおすすめしますが、たとえそれが地雷であったとしても責任はとりません。つまりはそんなお話です。

さて、本日の名台詞。
最後の一言がすべてです。
「なるほど、だから萌え〜とかいう人を見ていると心が痛いのですね☆」
いや、その・・・。あーそういやコミケで佐藤聖様の同人誌をいっぱいゲットしないと!
「決まりですね☆」
あーもう、どうぞダメ人間とお呼びください。
(01/12/25)


学校を出よう!

「こう言う時は寝ちまうに限る。ベッドに横になって目を閉じるのさ。起きてても悪夢を見るのであれば、眠って見る夢はいい夢になるだろうよ。でないと収支があわないだろうが」

出典:学校を出よう! (小説)/電撃文庫/谷川流/絵師:蒼魚真青/3巻192P
キャラ:高崎佳由季

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年10月13日(月)
『たぶん貴方よりは著作権の知識あると思う……』

話題の?詐欺メールが、とうとううちの携帯メールのほうに来ました(怒)
詐欺にしても文章力がなさすぎと思っていたら添削している方が。いいぞーもっとやれー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■マリみて+究極超人あ〜る+ToHearts雨の日はいつもレインより)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

学校を出よう!→bk1→amazonは、……あー時間がない(^^; 説明は明日改めて。一言だけ付け加えるなら、個人的には同作者の涼宮ハルヒシリーズよりもこっちのほうがずっと好みである、ということですええ。

それでは本日の台詞解説。
終わってる現実を見たときの対処法(笑)

「前言を翻してゆるしいでしょうか」
「何だっけ」
「誰にも同情されたくないと言ったことに関してです。わたくしは自己の過ちを素直に認めることを美徳と考えます。あれは過ちでした。今、わたくしはとっても同情されたい気分で脳が充満されています」
「同情しようか?」
「けっこうです」

出典:学校を出よう! (小説)/電撃文庫/谷川流/絵師:蒼魚真青/3巻75P
キャラ:観音崎滋&光明寺茉衣子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年10月14日(火)
『うー体がだるい(^^;』

job42への道は遠く険しい……(謎
ようやく時空のクロスロードは最終譚に突入です。いやはや永遠に積んだままかもと思っていたからここまでたどり着いてほんっとうによかった(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■作品中の人工言語 - 映画、小説、ゲーム、アニメ人工事実より)
エルフ語などの小説・映画に登場する人工言語について解説や参考リンクをしているサイトです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

学校を出よう!→bk1→amazonは、役に立ったり立たなかったり、能力の差はいろいろだけどともかく少年期の一定期間だけ発現する特殊な超能力者を集めた学園で起こる騒動を描いた物語です。
涼宮ハルヒシリーズ既刊2冊と学校を出よう!既刊3冊を比較しての感想ですが、学校を出よう!の方をおすすめ。
例えて言うと、ハルヒは1巻が頂上で後は下り坂(失礼!)なのに対し、学校を出よう!は1巻が谷、2巻で平地、3巻で上り坂という具合に個人的評価が高まってますね。特にこの3巻では光明寺茉衣子さん大活躍ですよ! 戯言シリーズのようなねじくれたしゃべりがお好みの方ならきっと満足していただけると思うのです(笑)
なおストーリーとしてはあまり前進してませんが、2巻よりは本筋じゃないかなあと。

さて、それでは本日の台詞解説。
悩める理性派・茉衣子さんの微妙な心理状態が表現されています。ああ乙女心?はかくも微妙なものなり。

《それでは、いつか、どこかの時間線上で。またお会いいたしましょう。できれば》

出典:学校を出よう! (小説)/電撃文庫/谷川流/絵師:蒼魚真青/2巻284P
キャラ:?

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ぷりずし

谷川流ファンサイトとしてZOZ団を発見。正直まだまだ発展途上ですが、今後の充実への期待の込めてリンクします。

★2004年5月23日(日)
『葉子さん立体化』

Mシローさん、素敵! ということでMシローさんの手による葉子さん立体化です。なんでも元はプリキュアのキュアホワイトとのこと。
1.上に貼ってある画像の拡大版
2.キュアホワイトとの比較
3.立ちモーション
4.その小道具は!?
5.せーふくー
てなもんです。
あとはどなたかにコスプレをしていただいて……(玲朧月さん曰く「立体化に必要な裁断用などの資料はいつでも準備する」とのこと)実写しかないなっ!

「このところおとなしくしていたら、なにやら妙なことになってますね☆」
ぎく。
え、ソンナコトハナイデスヨ? やだなあ葉子さんの美しさを讃えんと
「ではこれはなんでしょう☆」
……あ(汗
「殲滅、ですね☆」
まてまつんだこれはけして邪な気持ちではなくほんできごk@:.ak



このライトノベルがすごい!関連更新。久美沙織さんコラム「創世記」第14回「「嗚呼憧れのハードカバー」。えーと……ちと今回は一言で説明できないのでとにかく読んでくださいってことで(^^;
それからコラムの掲示板には今まで無料レンタルのものを使用していたんですが、容量オーバーでスレごと消えるという事態発生の為、こちらの付属掲示板弐式に変更しました。過去ログもリンクしてありますが、その際有里さんが久美さんと早見さんの過去ログにアンカーをいれてくださいました(感謝!) よろしければご活用くださいませ。

えーとあとなんかあったかな……
そだ、学校を出よう!2巻感想リンク集作り始めました。うまく行けば月曜日に公開できるかも。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■G-CON・星雲賞参考候補作一覧


  ▼本日の作品&台詞解説▼

学校を出よう!2 I−My−Me

学校を出よう!→bk1→amazonは、無理矢理要約すると超能力学園ものです<ほんとに無理矢理だけどおおむね外れてはいないと思ふ
1巻では正直キャラクターが暴れ回るだけであった印象が強いのですが、2巻以降仕掛けなどにも凝っていて、明らかにSFよりな展開を見せています。キャラクターに癖があるのは1巻当時から変わりませんが、2巻以降ずいぶん読みやすくなった感があります。
この間からしつこくしつこく主張しているのですが、このシリーズは2巻を読んでから判断してください、ただそれだけです。2巻は時間ものです。単発でも行けます。この前から言っていた2巻感想リンク集も現在作成中。

それでは本日の台詞解説。
これは時間ものだ!と主張したかったのでこの台詞を持ってきましたが、実際いい場面だと思います。

《ここにいてよ》
《あたしがそう思うだけじゃ足りない? あなたが存在する理由には不足かしら》

出典:学校を出よう! (小説)/電撃文庫/谷川流/絵師:蒼魚真青/デザイン:荻窪裕司/編集:?/6巻225P
キャラ:嶋瀬真琴

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】ぷりずし

特記事項なし。

★2004年10月30日(土)
『勢い』

その場の勢いと言うのはおそろしいもので、エンタマで見かけて前々から気になっていた気持ちに火がついてしまいスキージャンプ・ペア オフィシャルDVD→amazonを買ってしまいました。公式サイトを見てもらうと判りますが、ものすごくバカです。バカすぎ。嗚呼、つくづくこういうの好きだなあ……


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■bk1はてな あなたの所有している本で ●「見せ本」 (友達や恋人が部屋に来て見られても恥ずかしくない、むしろ見てくれ!見えやすい場所にあえて並べておくから!俺って趣味いいだろ!?なカッコイイベストセレクション。実は実際読んだ事ないけど、な本でも可) ●「隠し本」 (自分では大のお気に入りだけど人に見られるとかなり恥ずかしー!友達や恋人が部屋に遊びに来た時は押入れの奥底や天井裏、はたまた床下に押し込んでおく本) をそれぞれ教えて下さい。 ※必ず2つセットで回答して下さい。  裏表のない白い心な人は今回は回答をご遠慮下さい。はてなダイアリー - gobbledygookより)
それぞれの人の個性が見えておもしろいですよ☆
「うーん。自分の場合、今更ライトノベルを隠し本にしようがないし……(多すぎ)。見せ本が燃えよ剣で隠し本が撲殺天使ドクロちゃんとか(笑)」

■『家族計画』、PS2に移植決定スペスベマンジュウガニより))
2005年冬予定とのこと☆ これで紹介しやすくなりますね☆
「まあまだかなり先だけどね……。まいじゃー作品なのは保証つき」

■架空の学校一覧ふぁいあぼーるより)
漫画や小説に登場する存在しない学校をリスト化しています☆



  ▼本日の作品&台詞解説▼

学校を出よう!→bk1→amazonは、超能力アクションかと思わせておいてその実態はミステリ風味なSFです。あとは不毛な?戯言の応酬も特徴的かもしれません。
同作者の涼宮ハルヒシリーズと比較すると、キャラクターもストーリーそのもののアクもかなり強め。それだけに人を選ぶ傾向がありますが、ひとつ補足しておくと1巻で半ば読むのを挫折していた人が2巻を読んで気が変わって再び読み始めたという実例が数多くあります。そんな方のために過去に学校を出よう!2巻感想リンク集なるものがありますのでよろしければ活用してください。

それでは本日の台詞解説。
まあよくある台詞に見えますし、実際その通りではあるんですが……これは実際に作品を読んだ人にはかなり強い印象を残した台詞だと思います。愛だねえ……


加奈/いもうと

願わくば、明日の俺が、今日の俺より、優れていますように……

出典:加奈/いもうと   キャラ:主人公?

さて、実は私はうえの話は知りません。
ディー・オーという会社の出してる18禁ゲームだということは知ってますが、やったことはないです。偶然なんかのパンフでこの台詞を見かけて、台詞萌え!して載せる事にしました。
ストーリーとしては、病気のいもうとを一心に思いつづける兄の純愛(と言っていいのかなあ…)ストーリーだそうです。

台詞は、妹を守っていく決心をしたときのものだそうで……。
めちゃくちゃ泣ける台詞!
なんかこの台詞見て、どうでもゲームを手に入れたい衝動にかられてます。かなりやばい状況です(笑)

果南の地

「わたしは一回の海外旅行で穴埋めされるより、百回の外食で穴埋めされたほうがうれしい人間なの。パパ、わかんないでしょ、そういう気持ち?」
「でも、百回の外食のほうが金かかるぞ、きっと」
「しね!」

出典:果南の地 (小説)/スーパークエスト文庫(小学館)/山下卓/絵師:米村孝一郎/下巻35P
キャラ:果南&八神亮介

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年9月30日(火)
『ライトノベル年表から派生して戯言』

そんな中興味深かったのがもの書き系IRCチャンネル9/27のログ後半。頭の中で構想してた大部分はここで語られてますね……売れた作品と後の作品に影響を与えた作品は必ずしも一致していないのは大いにうなずけるところ。単純に売り上げランキング上位を拾えばいいわけじゃないのが難しいところです。
例えばあかほりさとる作品全般は売り上げとしてはかなり上位に食い込むと思いますが、後の作品に影響を与えたかと言われると???(ノベライズなのでそもそも同じ土俵で考えるのは無理があるかもしれませんが)
逆に同じノベライズでも鉄コミュニケイションなどは売り上げに比してその影響は少なくない……の、かな?
学園ものとして早すぎた聖エルザクルセイダーズは果たして後の作品に影響を与えているのか、とか。(そういえばこの作者さん全く消息を聞きませんが断筆されたんでしょうか……)

系統樹で言うなら、火浦功作品は意外と根幹に位置するんじゃなかろうか。
(私は未読だけど)恩田陸から萌え系統に影響はあったか。

ついでに全然違う思考経路になるけど、ライトノベルの表紙絵の変遷なども調べてみると萌えとの関わりがあるいは見えてくるかも。

以上、何のまとまりもない戯言。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■創作者のための辞書活用ありさとの蔵より)
オンラインからオフラインに至るまで、辞書に関する商品情報やリンクなどを扱った便利サイトです☆
もちろん武器として使いやすいものを追求するのもよいと思いますよ☆
「そゆことに使うのは、君だけだ」

■ライトノベルファン度調査に使われた書籍の発行年月。
一歩さんのお仕事です☆
(リンクミスしてたのでもう一日掲載。ご迷惑おかけしました)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

果南の地は、時間の都合で説明すっ飛ばしますが絶版なので、容易に二は手に入りません。使うかどうか迷ったけど、ネタ切れには勝てず(^^;

本日の台詞解説。
パパは文字通りのパパです。なんつうか仲の良さがにじみ出てる台詞だとは思いませんか?


kanon

「うぐぅ」

出典:kanon/key/?/絵:?/いろいろ
キャラ:月宮あゆ

【公式サイト】Key Official HomePage
【絵師直営サイト】なし
ネット上で信者も多いと思われるkey総本山です。
ファンサイトですか? 山です、山(笑)。調べる気にすらなれません。

まずは業務連絡。
最近まともにまいじゃー認定している余裕がなく、それよりなにより作品の幅が広がりすぎて自分ひとりの手には余りつつあって投稿されたまいじゃー候補の作品が山積みになってました。
さすがにまずいと思って、CGIによるフォーム設置を計画。認定してもよいかどうかこれを利用してみなさんに意見を求めようと思います。
すでにテスト稼動状態にまでは持っていったので、もうすぐ公開できるはず。その節はみなさまご協力をおねがいしますm(__)m

さて……実は「kanon」はまだやってないので、ゲームの解説すらできません。それなのになぜこの台詞を紹介する気になったかというと、あまりにも露出度が高い台詞だからです。
この手のゲームに縁のある方は言うまでもないとして、いわゆるギャルゲーをやらない方でも、この「うぐぅ」は一度ならず目にしたことがあるのではないでしょうか。
私もその一人でして、台詞マニアな私としては気になって気になって毎夜寝るに寝られず不眠症に……<言い過ぎ。
まあそんなわけで、今回わるさんの協力を得まして謎の一端を解き明かしてみようと思った次第です。わるさん、大感謝です〜。
以下はわるさんによる解説。

Kanonのメインヒロイン、月宮あゆの口癖です。特定のシーンで出てくるわけでなく、頻発されます。主にショックを受けたときや、口篭もるときに発声されます。
良く出るのは、主人公にイヂめられて言う「うぐぅ…、ひどいよ祐一くん」でし ょうか。年齢に似合わない言葉使いで、あゆの精神的な幼さが良く表されていると思いま す。
#あゆが精神的に幼いことは、あゆシナリオの伏線の一つなのですが…。

なんつうか思い切り萌え系の台詞ですね、これ。
全然kanonを知らなくても、思わずこの「うぐぅ」は使っちゃってましたから。
『破壊力』という一点においてはかなり高い台詞と言えるかも。

ちなみに……2日連続アレなゲームからの出典になってしまったのはちと思うところがあるので明日は意地でも小説からひっぱります。幅広く扱うのが私の至上命題なのです、ええ。(01/1/15)


神さまのつくりかた。

…しまった!
突然なんで決め台詞用意してない!

出典:神さまのつくりかた。/Gファンタジーコミックス(エニックス)/高田慎一郎/1巻186P
キャラ:小春

【公式サイト】休日のベイルアウト
ついでに、高田さんが出没していて、イラストも数点展示されているサイト、Monochrome Loversを発見したので紹介しておきます。

「神さまのつくりかた。」は、平たく言えば和風ファンタジーコミック。
悪神を倒すために、ずっと閉ざされた神殿で男から隔離されて育てられてきた戦巫女の小春。彼女はある時どうしても「男のいる世界」に行きたくなってとうとう脱走してしまい、そのまま人の世界で暮らすことに。……と、書いてみたものの実はまだ1巻しか読んでないので、よくわかってません(^^;)
ラブコメ要素とアクション要素が同居しています。1巻を読んだところでは、戦巫女の能力が「空気を蹴る力」というのがおもしろいです。たとえば空中で、空を壁がわりにして向きかえるとか。予算が整い次第、続きを読む予定。

本日の台詞は、オチです。
悪神の手先?だかなんだかわかりませんが、ともかく敵と遭遇した小春がかっこよく変身シーンを決めた……まではよかったものの、突然の敵襲だったのでなんにもいい台詞が浮かんでこなかったと言うわけです。
台詞マニアとしては、その無念は痛いほどわかります(笑)

あのときあんなにいきがってたじゃない!
いいじゃない! 人間だって!
足掻こーよ! もがこーよ!
そして… 私のこと…守って

出典:神さまのつくりかた。/Gファンタジーコミックス(エニックス)/高田慎一郎/9巻142P
キャラ:小春

【公式サイト】休日のベイルアウト
最低限の新着情報と掲示板以外は、更新がストップしているような?

「神さまのつくりかた。」は……まいじゃー推進委員会!で紹介したばかりなので、そちらを参照してくださいませ。いや決して手抜きでは(^^;)

本日の台詞は、人間である弥十郎が修行にいきづまりを感じ、神である小春に追いつけない悔しさを語ります。まあ半ばふてているわけですが、それに対して小春が答えているわけですね。
この台詞は単純に見えてそうではありません。
つまり一見励ましているように思えて、実は相手を信頼して頼っているという、2つの意味があるということです。一方的に与えたり、与えられたりする関係よりも、こうやって相互に影響し合っていく関係こそ望ましいものである、と。おお、なんかうまくまとまりました(笑)(00/6/6)

「ね 貧乳にも貧乳のよさがあるよね!」
「私そのうち大きくなるからいいもん」
「最近毒吐くことを覚えたわねぇ」
「どういたしまして…」

出典:神さまのつくりかた。/Gファンタジーコミックス(エニックス)/高田慎一郎/6巻118P
キャラ:小春&真由子

【公式サイト】休日のベイルアウト
あまり顔は出されませんが、作者さんも時々掲示板に出没して、きちんとレスをしているようです。

「神さまのつくりかた。」は……まいじゃー推進委員会を参照のこと。すいません手抜きしちゃって……今日はネタ日照りでひねりだすのがせいいっぱいでした。ああ、こうするうちにも出社時間が迫る(^^;)

本日の台詞は、閑話休題な内容なので、特に深い意味はないです。
両方、小柄で小さくまとまった体型をしているんですが、小春よりも真由子の方が年下なんで、まだ成長するかも……てな感じ。
もともと真由子はとても素直な子供なんですが、胸の大きさについては「一緒にするな」と主張したいのでしょう。まあたわいない意地の張り合いと言えます。
なんとなく、ほほえましい光景だったんで掲載しましたが、他意はないです。
女性読者の方、気を悪くしたらごめんなさいです。(00/6/30)

「あ 四ツ葉のクローバー!
わっわっ気持ち悪!! これって環境ホルモン?」

出典:神さまのつくりかた。/Gファンタジーコミックス(エニックス)/高田慎一郎/7巻背表紙カバー下
キャラ:更級小春

【公式サイト】休日のベイルアウト
特にコメントはなし。

「神さまのつくりかた。」は、その名の通りまだ発展途上ではあるけれど、神の端くれである小春が主人公の話です。コミカルな一面もありますが、アクション的要素が割と強めです。コミカルと真面目のバランスはきちんととれています。あんまりラブコメではないです(皆無ではないけど)
いろんな設定がなかなか個人的にはツボなのです。
長期連載の効果か、1話1話の作りが丁寧で好感が持てますね。あと多岐多様に渡る神子装束風の衣装の数々にも注目です。
巫女好き衣装好きな方は購入決定として(笑)、意外や意外アクション好きな方にもおすすめできるかもしれません。

さてと、台詞なんですが……本編とは全然関係なくて、普通なら乙女の心ときめく(笑)、四つ葉のクローバーも見方を変えりゃこんなもの、ということです。
これ、ひょっとして知らない人もいるんでは?
「神さまのつくりかた。」のコミックですが、表紙カバーを外すとおまけ漫画が描いてあります。 なんと豪華両面!
こういうのって得した気分になりますね☆
青年誌の大判コミックには割とお遊び要素があるみたいです。 (少年誌コミックにほとんど見るべき点はありません) 一応、手元にあってすぐに調べられる範囲では、他に 「エクセル・サーガ」「トライガンシリーズ」「クレセントノイズ」「まほろまてぃっく」「スタンダードブルー」がおまけ漫画もしくは遊びイラスト仕様になっています。変わったところでは、「沈黙の艦隊」はその巻における航海記録が載ってます。 やはりファンならそこも知っておいた方がより楽しめます、はい。
と、いうわけで……。さあ、みんなで表紙カバーを外しまくれっ!!
特に少年画報社のコミックはおまけ漫画確率が高いぞっ!!(00/7/18)

「プレッシャーとか感じないのですか?」
「…感じるよ 怖いもん 私たちが負けると世界が消えちゃうんでしょ? 夜眠れないこともしょっちゅうだよ
でも期待されるプレッシャーって結構気持ちいいもんだよ こう…腹の底から力が湧いてくるっていうか…
この2年間できるだけのことはやった あとは
やれるときに力いっぱいやるだけだよ」

出典:神さまのつくりかた。/Gファンタジーコミックス(エニックス)/高田慎一郎/10巻125P
キャラ:八歳&更級小春

【公式サイト】休日のベイルアウト
公式サイトの割にはちと情報量は少なめかな? 私の知る限りでは飛稜院がファンサイトとしてはもっとも充実しています。

なんか最近謝ってばかりですが……(^^;)
直営サイトへのリンクミスとか、何日も更新できなかったりとちとごたごたしてました。ようやく身辺も落ち着いたので、以降多少はまともに戻る……はずです。例の大雨災害の余波がもろに仕事に来まして、へろへろになっていたのが主な原因です。まあどうか大目に見てやってくださいませ。

では気を取り直してまして。
「神さまのつくりかた。」は、巫女系アクション?です。
人の世界をずっと知らず閉ざされた空間で生活してきた少女・小春は、外の世界に触れたくて脱走を図り、なし崩しに外での生活を始めます。そこに悪神が登場する辺りはお約束として、けっこう意外な展開が待っているのですがその辺は秘密。
この作品の特徴として、描写が丁寧であることが大きいです。地に足がついているとでも言うんでしょうか、心理系の描写などきっちりページを割いていて、好感が持てます。神である小春の様々な巫女装束も密かにポイントのひとつ。動いた場合の効果も計算して、苦労して生み出されている模様です。個人的に和風ファンタジーのお気に入り(まいじゃー認定済み)。

さてそれでは本日の台詞です。
悪神から世界を守るというとんでもなく重大な責務を負った戦巫女・小春。にもかかわらずのんきに昼寝(笑)
プレッシャーがないのか?と半ばあきれられて聞かれた答えです。プレッシャーも上手く生かせば武器になるってことですねー。(00/9/16)

「この世はなァ 生き抜いた者の勝ちなんだよ!
カッコ良く死ねよ! あの世で革命でもなんでも起こしな!」

出典:神さまのつくりかた。/Gファンタジーコミックス(エニックス)/高田慎一郎/11巻185P
キャラ:拓磨

【公式サイト】休日のベイルアウト
今リニューアル中のようで、掲示板しか稼動してません。稼働率などから考えてファンサイトの飛稜院がおすすめです。

「神さまのつくりかた」は、今回説明を省略。
毎回言っていることですが、衣装がいろいろと凝っていてよいのです。神対神という特殊性ゆえ空中戦が数多く展開されるのですが、これがまたなかなか。
あと万が一読者にも関わらず知らない人がいるといけないので記しますが、カバー裏の漫画も楽しいです。まだの人はめくってみるべし。

さてさて、本日の台詞は典型的な悪役と言えるだろう裏切り者・拓磨の発言によるもの。
利己的だわ卑怯だわいいですねえこの人。卑小な人格丸出しな部分が憎めません。かつての同朋と戦っても上のような調子です。なんか密かに『かっこよく死ね』って誉め言葉だよなあとか思ってみたりするのでした、ええ。(00/12/29)


カムナガラ

「殺すしかないと?」
「違うわ みんな取り憑かれた時に死んでるの!! 私たちの行為は”浄華”よ」
「カッコいいよな 字ヅラだけは」

出典:カムナガラ/YKコミックス(少年画報社)/やまむらはじめ/1巻130P
キャラ:九谷(くがや)ひたか&武弥(たけみかなた

【直営サイト】なし
それらしきサイトは発見できず。ファンサイトも同様です。

「カムナガラ」は、ストーリー自体はたぶんよくみかけるファンタジー。ちょっと東洋系な部分がありますが、前世だの失われた記憶だの、「侵略者」と戦うだのと既存の作品と比べてそれほど代わり映えしているとは言えません。
ただ、この作品で本当に注目すべきなのはストーリーそのものよりも登場人物の内面の動きです。
突然に化物に襲われ、その後ろくな事情もわからないまま敵と戦うに至った後も、主人公のひたかはかなりいろいろとあがいています。で、まあそういう葛藤の部分が紹介した台詞にも表れているのです。

そういうわけで本日の台詞。
異世界の化け物と戦うひたかですが、その敵は自分の学校の先生に取り憑いていたのでした。結局その敵も倒すわけですが、その顛末に関する会話です。
「人を斬る」感覚について、見事に言い切った台詞です。叫んだり、怒ったりするよりもはるかに重い台詞なんではないでしょうか。(00/11/25)

「あれは宣戦布告です 我々に対する……ね」
「話し合う余地は…」
「これは戦争です
我々の生まれる前から始まっていて 我々の死んだ後も続いてゆく…
戦争なんですよ」

出典:カムナガラ/YKコミックス(少年画報社)/やまむらはじめ/OURS2001年3月号132P
キャラ:?&?

【作家直営サイト】なし
【絵師直営サイト】同上
いまだ探しているんですが、ちゃんとしたファンサイトがないです。時々紹介しているいずみさんのとこはちとパワー不足。

「カムナガラ」は、シリアスで重い和風ファンタジーコミックです。
ある日高校生の九谷ひたかは、異世界の侵略者に精神をのっとられた「犬」に襲われ。右手から出現した精剣「ヒムカ」で撃退します。以降彼の周りには異変が数多く起こります。彼は転校生の美少女・武弥に「剣の一族」であると伝えられるのですが……。
話そのものはよくある『ある日、自分が大きな能力を持った一族だと告げられ大事に巻き込まれる』パターンの話です。
ただこの作品では突然巻きこれることになってしまった主人公の心情を細かく描いて、そこに好感がもてます。人間異世界がどうたらこうたらなどという話は、どんなに現実を突きつけられてもなかなかなじめるものではありません。そういう部分を丁寧に描写しています。
……たぶん。なにしろまだコミックも1巻しか出てないくらいなので、あまりはっきりしたことは言えないです。

でわ本日の台詞解説へ。
ちょっと抽象的な表現になりますが、ずっと昔から争ってきた一族と別の一族という関係が、ファンタジー小説ではいわばお約束として描かれています。
そういった状況では、ある時突然平和主義を持ち出して争いをおさめようとしても、おさまるものではありません。何事もなかったかのようにずっと闘争が続いていくのです。一度走り出したら誰にも止めることが出来ない……これも戦争の持つ恐さですが、この台詞はそういう恐さの一面を見せているような気がします。(01/2/9)

「スキだらけの人間を背中からバッサリやるなんてなァ 卑怯者か殺人鬼のやることだもんな?」
「何よそれ!? バカにしてんの?」
「いんや全然
嬉しいぜ 剣の一族の血族――!」


出典:カムナガラ (コミック)/YKコミックス(少年画報社)/やまむらはじめ/4巻176P
キャラ:行依&鳴神遥日(なるかみはるか)

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
特にないです。

★2002年6月14日(金)
『申し訳ございませんでした』

詳しくは下を参照のこと。なお、謝罪しているように見えないかもしれませんが(^^; 、ちゃんと反省してます。やっぱりネット上の情報はきちんと裏取りしないと危険だなあ……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■朝の読書推進協議会 推奨ホームページ
ええと。
12日朝の読書の件で、現場の方から「認識違い」との反論メールをいただいてしまいました☆ 先方の許可をいただいたので、内容を引用しますね☆

極楽トンボさまは、「朝の読書」を誤解されています。
「朝の読書」は、夏休みの宿題にありがちな「感想文前提の読書」とは 違います。
今全国の学校で広がっている「朝の読書」とは、以下のような活動です。
1.一定時間のみ読ませる。(10〜15分)
2.読む本は、生徒自身で選ばせる。
3.選んだ本は、その時間内は取り替えない。
4.本は事前に選ばせておく。
5.全校一斉に取り組む。
6.教師も読むことで手本を示す。(これが何よりも大切)
7.読書感想文や記録のたぐいは書かせない。
「朝の読書」は、必ずしも強制というわけではありません。確かに全校一斉に同一時刻に取り組んでいます。ですが、本を自分で選択する面もあります。
読んでみて面白くなかったら、翌日、違う本に切り替えることもでき ます。普段本を読まない子でも、時間中は真剣に読んでいます。
シーンとした雰囲気に呑まれている面もあるでしょうし、教師が手本 を示す効果もあるでしょう。 「わずか10分」と思われるかもしれませんが、その10分で結構な量 が読めるのです。
現場で実際に取り組んでいる者として、「朝の読書」には読書好きな子を育てる効果があると断言できます。
また「朝の読書」について書かれた本やWebサイトには、「荒れた学校」「学級崩壊のクラス」が立ち直ったなどという話も、たくさん書かれています。( http://www.mediapal.co.jp/asadoku/ など)ぜひ、ご一読ください。


ということですよ☆
「……待て。なぜ俺が怒られて葉子はお咎めなしなのだ」
間違いは素直に訂正しましょうね☆
「う……。朝の読書運動に携わる皆様、認識不足でどうもすいませんでした
はい、よくできました☆
「葉子も謝らんかい!」
似合いませんから☆  それと地雷な本を選んでしまっても最後まで読みきると思わぬ道が開けたりするものですよ☆
「わけわからんことを言ってごまかすな〜〜〜っっ!!!」

(一応本系サイトの端くれな)まいじゃー推進委員会は朝の読書を応援しています。


■マリみてカードゲーム新バージョン夏コミにも出ます読百合新聞より)
名工大SLG友の会が制作しているマリア様がみてるカードゲームが、夏コミ 【2日目】 東 ア-61aでも販売されるようです☆
「過去に品切れで買えなかったんですよ! やっとお目にかかれるのか……長かった、ほんっとうに長かった……」
というわけで、マリみてファンは要注目ですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カムナガラは、和風ファンタジーというかそんな感じの位置づけですが、気がつくと解説の時間がないという……(^^;

手短に言いますと、殺れる時には容赦なくという当たり前のことをためらいもなく実行できる人間は、実はとんでもなく稀有な存在であって、そういう要素を持った人間は無意識に惹かれあうというそんなニュアンスを読み取ってもらえれば幸いでございます。


カムロミの巫女

もしかしなくても絶望的な状況なのかもしれません。でも、ここで泣きわめくことに意味があるとは思えません。今の私ができることは、自分の生命の火がつきるまで決して絶望しないということです

出典:カムロミの巫女/ファミ通文庫/大林憲司/221P
キャラ:笹村雪乃

【作家直営サイト】大林憲司の隠れ屋敷
鋼鉄の同志のメンバーでしたっけ……あれ?

「カムロミの巫女」は、伝奇アクションとの事で、主な要素はチャンバラ……かと思いきや、あとがきを読むと作者の意図は「心の闇」が主題のお話なんだそうです。人間の負の感情を糧とする「鬼」が敵役になっていて、その鬼との戦いを描いたものです。
ただ個人的には、「心の闇」を描いた割には人間感情のどろどろ〜が足りないかな。あまり醜い描写とか、個人の本音の感情をあまり描いてないんですよ。なんとなーく続刊が出そうな雰囲気なので、その折にはぜひどろどろした内面も描いて欲しいところです。
ちなみに一応主人公は巫女ですが、描写としては学園での出来事が中心なので、巫女萌えという謎な動機で買う人は考え直しましょう(笑)。

台詞背景ですが、主人公の親友で、なんら特別な力を持っていない雪乃は、人質として鬼に誘拐されてしまいます。負の感情をくらう「鬼」は、雪乃を恐怖に陥れようとするのですが、この雪乃が精神的にめちゃくちゃ強い!
腕力はさっぱりで、脱出する見込みのない状況で、友を信じてここまでいうことが出来るなんてすごいです。人としての強さは腕力じゃなくて、ほんとはこういうところにあるんでしょう。……ライトノベルスを読みすぎるとついそういう感覚と疎遠になりがちなので、普通人としての強さに久々に出会えた感じ。

空(から)の境界

「私は、弱い私を殺す。
おまえなんかに――――両儀式は渡さない」


出典:空の境界 《小説》/発行:竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/上巻253P
キャラ:両儀式

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトは未調査です。

★2002年1月4日(金)
『本来業務を思い出す』

前にまいじゃー認定したのはいつだったっけ?
2ヶ月以上前ですね☆」
やーずいぶんと間隔が空いてしまったなあ・・・。
本分:その人の守るべき本来の分限。人やものに本来そなわっているもの。本来の性質。
逃避:困難・窮地から逃げること。にげかくれること

ええその通りです名台詞の更新で手一杯とはいえ怠けてましたよ本分忘れてましたよ認めりゃいいんでしょ認めりゃ。そういうわけで今更のようにまいじゃー推進委員会の通常業務を遂行することにします。
今回の認定は大暮維人さんの「魔人」です〜。
「私が上で手に持っている作品は?」
聞こえん! なーんにも聞こえーん!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■気がつけば「フルメタル・パニック!」の放映開始は1月8日
国際センタービルのテロに端を発する一連の事件に、まことに運悪く時期がかぶってしまい、放映延期されていたフルメタもいよいよ放映開始が目前に迫っています。WOWOWですけどノンスクランブル。
ついでといっては何ですが、公式サイト?も紹介しておきますね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「空の境界」は、一大ブレイクした同人ソフト「月姫」のテキスト担当である奈須きのこさんの同人小説です。
本来まいじゃーでは同人作品は扱わないルールになっているのですが、この作品に限ってはあまりにも設定などが管理人のツボであることから例外ということでご理解ください。
おそらく委託として同人系の通販などに出回ると予想されますが、販売情報についてはできるだけ細かくフォローしていきたいと思います。
問題のストーリーですが・・・。
交通事故に遭い、2年間もの長い昏睡状態に陥った両儀式。奇跡的に目覚めたものの後遺症として発現した、物の死を視る眼。その特異な能力は、式を数々の怪異と出会わせる・・・。
一部月姫と世界観がかぶっています。が、読んだ印象としてはこちらのほうがより鋭角的。作品に対して主に『萌え』を求める人にはあえておすすめしません。テキスト至上主義者にはぜひ読んでほしいです。
虚無感や生死観、そういう類の奔流に酔っぱらいましょう。
なお1月5日締切で一名様に本作品をプレゼントします。詳しくは12月31日の日記参照のこと。

さて、それでは本日の台詞解説です。
式と敵との戦闘の最中の台詞ですね。
ネタばれ防止のために詳しい事が書けませんが、自己の存在を賭けた決意としては非常に秀逸な台詞かと。
(02/1/4)

私は、あの赤毛の男にもこんなふうに歩いていく場所があった事を、いもしない神さまに感謝した。
ほんと、なんて無様さだろう。
きっとアーネンエルベが教会のようだったから、そんな気紛れを私は起こしてしまったのだ。
ふりかえれば、そこには教会なんてありはしない。あるのは砂漠のように平坦な地平線だけだ。
ほら、何も残らない。でもそれだって覚悟の上だ。
何も残らないのが人生だと、私は思う。
けど誰かは、何も残さないようにするのが人生なんだ、とか言うに決まっている。


出典:空の境界 《小説》/発行:竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻122P
キャラ:両儀式

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】同上
ファンサイトでは、月姫の詳細な考察がお見事の月姫研究室で空の境界ネタばれ考察が開始されてます。・・・ここの名台詞に投稿し損ねたのはちょっと心残り。

★2002年1月7日(月)
『一言だけ言いたい』

某巨大掲示板経由でお越しになった方々へ。好意的なコメントはありがたいのですが、ひとつだけ言わせてください。
私は暇人じゃありませんてば(笑)。
こうやって毎日更新できるのは単に長期間続けてルーチンワークになってるからであって、社会人としてそれなりに忙しい日々を送ってます一応は。

いや、ほんとに。断じて。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■活字中毒版 愛のうた(空想風景の掲示板より)
ご存知「ピクミン 愛のうた」の替え歌です。ちなみにflashによる元歌の試聴はこちら
>ぼくたち本読みあなただけについていく
>今日も選ぶ 買い込む 増える そして積み上げる
>いろんな本が売られているこの星で
>今日も選ぶ 買い込む 増える そして積み上げる


トンボさんは大笑いしてますが、他人事じゃありませんよ☆
というわけでみなさんも、積読本が家の中を占拠していたら一冊でも2冊でも片付けてしまいましょう。
どうせ無駄なあがきでしょうけど☆
「あーえー・・・まあ・・・その・・・病気みたいなもんだし」
まさに不治の病ですか?
「うるさいこの広辞苑オタク。言い返せるものなら言い返してみろ!」
(また実家に帰るまで広辞苑は手元にないので辞書ネタは使えないというわかりにくーいオチ)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「空の境界」は、テキスト至上主義者にはぜひ読むべしというか読めったら読めと言い切りたい同人小説。あの雰囲気と設定と造語がたまりません。統一言語師(マスター・オブ・バベル)とかもうクラクラ。ただし先日の繰り返しになりますが、萌え要素を第一に考える人は火傷するのでやめといたほうが・・・。
ともかく冬コミ直後なんでまだ出回ってませんが、出回りだしたらぜひとも手に入れましょうそうしましょう。
ただねえ・・・上下巻合わせて3000円!という高値が最大の泣き所ですね。ページ数も多く、値段分楽しめることは間違いないんですけど。その・・・食費削るとか(笑)

さて、本日の台詞解説。
といってもあまり解説できる部分はありません。アーネンエルベが喫茶店だとか、式は本来神さまを信じたりするにはあまりに縁遠い性格をしているとか、その辺を頭に入れて読んでみるといいかもしれません。
(02/1/7)

月の明るい夜。兄妹で星を見上げた。
それがわたしにとっての原風景。
ずっと忘れていて、ずっと思い出してはいけない、遠い日のゆめだった。

出典:空の境界 《小説》/発行:竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻281P
キャラ:黒桐鮮花(こくとうあざか)&黒桐幹也

【メーカー公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
すまんです時間切れ。

★2002年1月18日(金)
『安っ! ヤスと言えばポートピ以下略』

トピックネタではないのでこっちに。
ネット巡回していたら、今日はじめてPS版レイストームとレイクライシスがセットでTHE ダブルシューティング書かずにいられないっ!より)として1500円で!売っているのを知りました。なんですとーっ!!
つうわけでシューターな方は要注目です、はい。

さて、それから明日あたりにダブルブリッドから名台詞をひっぱろうかと思ってますが、実に実にハッピーエンドなど全く考えられない展開になってきてますね。1巻あたりではほほえましきエンディングも想像できなくもなかったので声を大にして言っておきます。
痛い話が生理的にダメな人はダブルブリッド読むのやめときなさい。スプラッタ超苦手な人も追加。
逆に、予定調和な話はもう結構と思ってるあなたは、必ず――いいですか必ず読みましょう! 読んでるとこう背中がぞくぞくするというか、次のページをめくるのが怖いですあれは。でもやめられない。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

ほんじつ、わたしのでばんはないそうです。
そうですか、ないのですか。

いえ、私は心が広いので怒ったりはしませんよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界は、えー詳しくはこちらの公式サイトでどうぞ。
月姫と同じ作者の人が書いている同人小説ということで、誤解している人がいるかもしれないんで再確認のために書いておきますが、エロでもなければ萌え小説でもありません。
超硬質な、死生観についての記述が造語連発で飛び交う話なんで、都市シリーズとか好む人にはぜひとも読んどいてほしいですね。なお市場では現在売り切れ状態で、1月下旬から再度店頭に並ぶと思われます。またこちらについては告知しますねー。

本日の台詞は決定までにやたらと時間がかかってます……。
まあお客様には知ったことではない話なので、とっとと解説に移りましょう。
原風景というとイメージしにくいかもしれませんが、今の自分のものの考え方や行動規範を形作っているもの、と捉えてもらえばいいと思います。
とても大切な思い出。
ですが、それは思い出であって記録ではない。
記録は常に正しいけれど正しくはない。思い出こそが、その人にとっての唯一の真実なのだと。そんな感じで読んだ一節です。すごく好きなくだりですねこれは。

ああ、しばらく自粛すると言っておきながらやっぱり空の境界使ってしまいました……まだ手に入らないみなさんごめんなさい。
(02/1/18)

”そんなのはイヤ。わたしは特別でありたいの”

出典:空の境界 《小説》/発行:竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻193P
キャラ:黒桐鮮花(こくとうあざか)

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】同上
ついでに公式サイト?はこちらです。

★2002年2月5日(火)
『よく見たら40万HIT』

私は、普段キリ番とかに全然気を払わないので気がつかなかったんですが、40万HIT超えてますねいつの間にか。
足かけ約4年、まあ試行錯誤の時期が長かったので、実質は2年ぐらいのつもりでいますが、育ちに育ったものです。このサイト、どう考えても一般向きとは言えず(笑)、にもかかわらずお客さんがじわじわと増えてきた経緯があるので、それなりに感慨があったりします。
改めまして、いつも応援ありがとうございます。
これからもまいじゃー街道をひた走って行きたいと思いますので、よろしければ今後もおつきあいくださいませ。

「司書の私もお忘れなく☆ かなり長期間に渡って適当な設定で放っておかれたことは全然気にしていませんから☆」
その笑顔が怖いんだよ(泣)
破滅の微笑女だそうですから。20歳ですけれど☆」
その突き刺さる笑顔はやめてー!

ちょいネタ2つ。「羊のうた」がラジオドラマ化。どうやってあれをラジオドラマにするんだろう……。「ドリトル先生」回収論争。コメントは差し控えます。


追記。
自分の環境では普通に表示されていますが、トップページその他で変なセンタリングなどの症状があったらツッコミ掲示板で指摘してください。私は基本的に長文をセンタリングで記述したりはしませんので、もしあったらそれは不具合。調整かけます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■月姫イベント「蒼月祭」レポ&「メルティブラッド」デモムービー【神聖マルチ王国2月3日】RuputerFanより)
個人的な趣味による情報です。
メルティブラッドのデモ! コマ落ちが激しいですが、さすがに渡辺製作所さん、よく動いてます☆

■”未だ語られざる物語”を求めたい
ある意味同感ではありますね☆
まいじゃーであることは、常に新しい感覚を求める意味もありますから。
「シリーズものも、新人さんの作品も両方読みたい場合は、どうすれば」
寝るのをやめれば大丈夫☆ 少なくとも6時間は読書に回せますよ☆
「あんた鬼だ」
ですから破滅の微笑女では?
「……………………根に持つね、結構……」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界→画像は、同人ゲームでありながら、そこらの商業ゲームよりはるかに高い質を誇る「月姫」の原作者、奈須きのこさんの書いた同人小説です。(なお月姫はまいじゃー認定でもとりあげてます。お買い得なので機会があったらぜひやってみてください。ただし18禁ですが(^^; )
上下巻で850ページオーバーのその物語は圧巻の一言。造語の連発と、独特な死生観はおそらく一度読んだだけでは理解しきれないかと思いますので、上下巻で3000円という価格も読み返しによるコストパフォーマンスを考えるとけっして高くはないかと。
で、ここまで紹介しておいてなんですが、どうも通販はどこも置いてないような……店頭にはまだ置いてあるかもしれません。

本日の台詞解説。
……解説しようがないですね、見たそのままなので。「ただひとつ」「自分だけ」という存在に幼いころから惹かれてしまった少女・鮮花の心のありようを一言で表現した名言と言えます。
もっともこの微妙な感覚を読み取ってもらうには、作品を読まないと難しいかもしれませんが。

けど、人生なんてそんなものだ。
無駄に無駄を重ねていくと、いつかは何か出来ると思う。
人間は無駄を行なう生物なんだ、と橙子の台詞を思い出した。式も、今ならそれに同感だった。
この橋と同じだ。
或る一つの無駄を愚かと蔑み、或る一つの無駄を芸術と持てはやす。一体、その境は何処にあるというのだろう。
境界は不確かだ。定めるのは自分だというのに、決めるのは外側になっている。なら初めから境界なぞない。世界はすべて、空っぽの境界でしきられている。だから異常と正常を隔てる壁なんて社会にはない。
―――隔たりを作るのはあくまで私達だ。


出典:空の境界 《小説》/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/上巻189P
キャラ:両儀式

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】同上
公式サイトそのものは、こちらにあります。

★2002年2月14日(木)
『いつもより多く回っております』

台詞関連で飛んできた人はこちらにどうぞ。

さて、一時的にカウンタがお祭状態の折、計った様なタイミングでVデーがやって来てしまいました。
そういうわけでVデー限定レイアウトになってます。
萌えてください(笑)
……あ、トップページから見てない人は14日限定でトップ見ないと損ですよ?

ただ、もしかすると管理人は明日には木乃葉子嬢に簀巻きにされて、浜名湖に浮かんでいるかもしれません。
その場合明日は更新できませんのでご了承のほどを。
大急ぎで更新したんで、活字中毒関連は今日も更新できませんでした。申し訳ない!
でも活字中毒者に50の質問、なかなかの反響でうれしい限りです。いろんな回答を見せてもらってますが、個性が出ていておもしろいです。
そうそう、ひとつだけ共通項があります。
「あなたから本をとっていいですか?」
どうやら活字中毒者にこの行為を行った場合、死を覚悟する必要がありそうです。
武士は君主を守り、騎士は女子供を守り、活字中毒者は読書する行為を何より尊ぶということですええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼(怒りのあまり本日は欠席。トンボが代理でお送りします)

■「十二国記」TVアニメ関連情報
今さらな情報なんですが、一応載せておきます。
NHK BS2にて 2002年4月2日より、毎週火曜日 18:00〜というのは既出なんですが、イメージカットが見られます。
うーん……やはりロングショット一枚では判断しようが……。

■大洋社のコミック新刊リスト3月
適宜お好みに合わせて、といったところなんですがAQUA→bk1→amazonの2巻が3月27日に発売というのはいいニュースですね。忘れないようにメモメモ。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界は、同人ゲームでありながら爆発的な人気を誇り……すいません今日の更新は拙速で行きますんで、詳しくはまいじゃー認定を見てください。
その原作者さんが書いた同人小説です。
濃いです。ひたすら濃いです。生死観とかの描写は圧巻。萌えメインで月姫をプレイしていた方は、あの硬質なノリにはちとついていけないと思われるので手を出さないのが無難です。造語の嵐が吹き荒れるようなライトノベルを読む方にはぜひぜひおすすめしたいです。が……現在市場ではたぶん売り切れ状態ですね。
あらたに増刷の情報が入ったらできるだけ早くお知らせしたいと思います。とりあえず台詞だけ見て購入準備だけでもしておいてくださいませ。

本日の台詞解説。
式と某人物の戦闘真っ只中でも式の独白です。理性的に考えれば危険を冒して戦いを続行する必要がないことは式にはわかっていますが、それでも動かなければならない。その衝動の正体を語っているというところですね。
いつだって壁は「元からある」ものではなく、「後から作られる」ものなのです。

「万物には全て綻びがある。人間は言うにおよばず、大気にも意志にも、時間にだってだ。始まりがあるのなら終わりがあるのも当然。オレの目はね、モノの死が視えるんだ。おまえと同じ特別製でさ」
「だから――生きているのなら、神さまだって殺してみせる」


出典:空の境界 《小説》/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/上巻191P
キャラ:両儀式

【作者直営サイト】未調査
【絵師直営サイト】未調査
未調査。

★2002年3月8日(金)
『略式更新モード中その5』

もう電撃の新刊が出てますね。
で、買ってしまうので結局積読はあまり減らないという(^^;

情報の消費者専門が増えた
ぎくり。
他人事じゃないぞこれ(^^; でも私には創作的な才能はないからなあ……。創作の代替行為なのかもしれないと自己分析。

800x600 Test Frame
画面環境を変えずに表示状態をチェックできます。サイト管理人様には重宝するかも。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

『日曜日ぐらいには戻ると思います☆』
有給休暇中です。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空(から)の境界は、同人小説ですが、とにかくおすすめ。
具体的には、設定と造語に酔っ払うタイプの本が大好きな人におすすめします。メロンブックス通販とかで手に入るようになったので、安心しておすすめできるようになりました。
コストパフォーマンス考えたら高くないと思うですよ?

上の台詞は両儀式の「直死の魔眼」と呼ばれる異能力に関する語りです。一応戦闘中の相手に話してます。
か、かっこいいっ!!
通販でも普通に買える状態になるまで公開を我慢していたとっておきの台詞です。
燃えろ〜ひたすら燃えろ〜!


泣いていたのは、そう。さっきのように悔しいから泣いていたんじゃない。
悲しいから──―両親が死んでしまったという事実が重すぎるから、俺は涙を流したんだ。初めて……両親が死んでから半年も経ってようやく流した、別れの儀式。
でもそれもここまで。いつまでも、こんな寄り道はしていられない。

風は止んだし、合図も鳴った。
さあ──そろそろ本気で走りはじめなくちゃ──


出典:空の境界 《小説》/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻54P
キャラ:臙条巴

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】同上
特記事項はなし。

★2002年4月17日(水)
『白状します』

こっそり白状します。「彼女が持ってる核ボタン」をはじめとした、あすか正太さんの総理大臣のえるシリーズですが、実は一読した時、速攻で地雷と判断して以降封印してました。(法律をかじってるせいかネタに拒否反応が出た)
が、バカ小説、あるいは萌え小説として読むならそこそこいい線行ってるかもしれません。ここに評価を改めておきます。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■凸版印刷、書籍検索サイト「Books.or.jp」リニューアルRuputerFanより)
「……検索できませんけど? 0件って? オレだけ?」
というわけで詳細がさっぱり不明ですけど、一応掲載しますね☆

■空の浮動産、X68000版発売決定
公式サイトの掲示板では、真剣にX68000がなんのことかわからない人もいるようですが、未だ健在なのですね☆
「あ、公式サイトからリンクが。期待はずれのコンテンツですみませんねお客様(^^; 」

■第4のユニット復活委員会Internet Archive使用)
X68Kから連鎖して、懐かしく思い出にふけってみました☆
「……葉子、君何歳だったっけ?」
もちろん永遠の20歳です☆
「まあ確かに元TOWNSユーザーとして、せめて物語だけでも完結させてほしいです」
たのみコムでコミック化依頼があがってますね☆ 架空表紙まであるみたいですよ☆
「真剣に読みたいです」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界は説明省略。すいません、第4のユニット関係でネット巡りしまくって時間なくなっちゃいました(^^;


ありとあらゆる状況を想定して、その全てを平等に評価しながら一つの解答を練りだしていく凡人と。
閃光のような発想を真実として、それだけが正しい物と決めつけて解答をだす天才。
たしかに、真実の多くは探偵にしか辿り着けない発想にあるだろう。けれど発想が貧困なのは、前者ではないと思う。観念に囚われているのは後者のほうなのだから。
天才というものは、結局、自分だけしか相手にできない。
だから彼らは孤独と言われる。……そう、ずっと孤独。


出典:空の境界 (小説)/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻212P
キャラ:黒桐鮮花

【作者公式サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
さぼり(^^;

★2002年5月18日(土)
『連絡事項』

朧月さんによる七・八月分TOP絵リクエストと葉子ちゃんCG写真集に関するアンケート締め切りが本日中です。ご意見および葉子ちゃんCG集を欲する方は掲示板に書き込みお願いします。

なお、本日の定例チャットへの管理人の参加はかなり微妙……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■俺達、エスエフ野郎 Aチーム!
特攻野郎AチームというTV番組をご存知でしょうか?
ご紹介するのはそのOPをネタにしたもの。2ちゃんねるですが、どなたにも安心してご覧いただけますよ☆
「良スレなのでくれぐれも空気を読めない書き込みはご遠慮を」
一応元ネタをこちらにもあげておきますね☆
なお最初に建った俺達、世界史野郎Aチームは、かなりの知識を必要としますが、たいへんな良スレなのでこちらも参照してみてください☆

「ところでAチームを知ってるなんて、葉子さん歳いくつ?」
17歳です☆
「…………いやもうなんでもいいです……」


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その18▼

ごきげんよう。
マリみてお気に入りキャラ人気投票開催中です。佐藤聖様だけに独走を許したくない方は投票を忘れずに(笑)

さて、以下はまず上のトピックで紹介したAチーム元ネタに目を通した上で見てください。年代的に元ネタが不明な人のほうが多そうなので(^^;

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
自治運営で鳴らした私達山百合会は、新聞部に捏造記事を書かれた。
先生方に追及を受け、返答に窮した。
しかし、影でくすぶっているような私達じゃあない。
筋さえ通れば職員室にでも乗り込んでひと演説ぶってみせる命知らず、 不可能を可能にしどんな逆境も粉砕する、私達、山百合会三薔薇チーム!

私は、リーダー水野蓉子。通称紅薔薇。
論破と指導の名人。
私のような優等生でなければ百戦錬磨の薔薇達のリーダーは務まらないわ。

私は佐藤聖。通称白薔薇。
自慢のルックスに、女の子はみんなイチコロよ。
ハッタリかまして、栞から祐巳ちゃんまで、誰でも落としてみせるわ。

あらお待ちどうさま。私こそ鳥居江利子。通称黄薔薇。
なにをやらせても一流どころよ!
変人?デコチン?だから何。

支倉令。通称黄薔薇のつぼみ。
剣道の天才よ。相手が三段でもぶん殴ってみせるわ。
でも由乃だけはかんべんね。

私達は、道理の通らぬ新聞部にネタにされつつ逆襲する。
頼りになるリリアンの、山百合会三薔薇チーム!
助けを借りたいときは、いつでも言ってちょうだいね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

即興でやったので、最後の部分でネタに詰まりました(^^; 令ちゃんを使ったのは苦し紛れですええ。 お姉さま方、どうもすいません。

●月間コラム1〜15まで+α
●まだ未購入の方へ→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界は……とか説明する以前に、今日は手抜きモードなのです。
ですから台詞だけなのです。
いやー今月はマリみて関連に能力の大半を使っているので、さすがにこっちにまでは手がなかなか回りませんですよ……。

境界は不確かだ。定めるのは自分だというのに、決めるのは外側になっている。なら初めから境界なぞない。世界はすべて、空っぽの境界でしきられている。だから異常と正常を隔てる壁なんて社会にはない。
―――隔たりを作るのはあくまで私達だ。


出典:空の境界 (小説)/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/上巻189P
キャラ:両儀式

【サークル直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】なし
特に特記事項はなし。

★2002年5月31日(金)
『まだもたついてます』

うーむ、サーバーがこの状態ではCGIの微調整をする気にもならない……。

とりあえず現在上巻を読み終わった真世の王→bk1→amazonがよい感じです。正統派のファンタジー小説ですが、きっちり作りこまれています。これでもう少し安ければ言うことはないのですが、値段分はきっちり回収できる良作かと思います。イラストも雰囲気出てますよー。
タイムリーに有里さんの5/30の日記真世の王登場人物一覧が出来てます。ネタバレはほぼないので参考にしてみては。

  ▼本日の木乃葉子トピック▼

お休みです☆


  ▼「マリア様がみてる」強化月間コラム
            ああっ白薔薇さまっ その31▼

ごきげんよう。
とりあえず人気投票とマリア様がみてる1&2巻プレゼント企画はしばらく延長します。ああもうなんてこと。


●マリア様がみてる1巻&2巻プレゼント企画
●マリみてお気に入りキャラ人気投票
●月間コラム1〜22まで+α
●まだ未購入の方へ→bk1→amazon


  ▼本日の作品&台詞解説▼

結局この一週間は台詞も過去のものでなんとかつないでますね(^^;
空(から)の境界は、同人小説ですが、圧倒的なボリュームと強烈な個性で読み人を選ぶ小説です。
しつこいくらいに言ってますが、萌え属性の人には不向きです。逆に都市シリーズetcのような造語連発の世界に酔える人には最適。同人ショップの通販などでお求め下さいませ。

さて、上の台詞ではこの作品のテーマである境界について触れられていますね。最後の一文が、なにやら印象に残ってます。

「痛かったら、痛いっていえばよかったんだ、おまえは」

出典:空の境界 (小説)/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/上巻195P
キャラ:両儀式

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】なし
さぼり。

★2002年6月19日(水)
『小連絡』

今月の27日あたりに1st.netドメインが抹消されます。それに伴ってokiraku@ngy1.1st.ne.jpのメールアカウントは消滅しますので、ご注意ください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■妹尾ゆふ子ファンページ
有里さんが作成されました。今のところは真世の王→bk1→amazon関連情報だけですが、他のものも扱う予定との事ですよ☆
「真世の王……あれはいいものだ……」
ファンタジー好きなら必見です☆
「注意。ファンタジー=RPGのような感覚で読むと失敗します。?な方は上のリンクを参照してください」
ちなみに妹尾ゆふ子さんのうさぎ屋本舗真世の王公式紹介ページなもできていますよ☆

■個人ニュースサイトの作り方
昨日リンクが微妙に違っていたので再録します☆
「しかし……読めば読むほどいいとこ突いてるなあ」
では、明日からバーチャルネット司書・葉子20歳(4月1日限定のお遊びでした)としてニュースだけ独立して紹介しましょうか☆
「――俺に死ねというのか」

(今後の身辺状況によっては、上のコンテンツを活用する可能性もありますが……まあそれはそれとしてやりません。無理です。時間ない)


  ▼本日の作品&台詞解説▼

すいません、なーんにも考えつきませんでした。
ほんとうはいろんな本から紹介できるといいんですが、私の方針として「いくらいい台詞だけあったとしても、作品として評価できないものは紹介しない」原則がありまして、最近読んだ本はこの原則に引っかかるのです、残念ながら。
電詞都市DTだけで2週間やそこらは持たせられますが、それじゃあおもしろくないですからね……ということで困ったときの空の境界頼み、ですええ。

上の台詞で出てくる「痛い」というのは身体の痛みというわけではないです。こころの痛みは言わないとだれにもわからない。本当は、さらに深い意味があるんですがこれは読んだ人だけのわかることですね。

いつか───人間は魔法そのものを排除してしまうだろう。幼い頃、不思議に思えた様々な出来事に惹かれて科学者になった青年が、研究を重ねるうちにその不思議自体をただの現象に引きずり下ろしてしまうみたいに。
「ふぅん。そうなると最後の魔法っていうのは、みんなを幸せにする事ぐらいになっちゃうな」
うん。よくは、わからないけど。


出典:空の境界 (同人小説)/竹箒/奈須きのこ/武内崇/上巻333P
キャラ:黒桐幹也

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年9月4日(木)
『間違いなおし』

いろいろツッコミがきて対処中(^^;
えー一点不明なのですが、鉄コミュニケイションの原作は漫画版であるというのは本当でしょうか。自力では確認できなかったので、ご存知の方いたら教えてください。
それと、先日紹介したネザーワールド→bk1→amazonの絵師・唖采 弦二さんのサイト存在したようです(輪くすさがという別名で元々活動されていたらしくわかりませんでした)。こちらです。いやはや超絶に綺麗で、さっそくCG保存しました(笑)。情報ありがとうございました!


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■9月5日発売のファウストがなんかすごそう
漢なら突撃です☆
「女でも?」
もちろん突撃です☆ とにかくもくじをご覧くださいね☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界は、えーこんな話。同人小説ゆえ現状で手に入れることはかなり厳しいようですが……そのうち再販するかもしれないので持ってない方はそれを期待してください(^^;

最後の魔法っていう表現が気に入ったので採用してみました。

「死者はこちらにいてはいけないのか。ならこのマンションはまるごと矛盾に満ちているぞ。生きているのなら死体も何もないと私は思うがね。生者と死者の違いなんてのは、そう。煙草が旨いかどうかの違いだろ」
「そうか。それはそれで大きな違いだ。こいつに味がないのでは、生きていてもしょうがないものね」


出典:空の境界 (小説)/竹箒/奈須きのこ/絵師:武内崇/下巻75P
キャラ:蒼崎橙子

【作者直営サイト】竹箒
【絵師直営サイト】
なし
特記事項なし。

★2003年9月8日(月)
『早売り早読み』

8日朝の段階で電撃新刊2冊読了。いつものごとく評価の定まった続編ものは後に取っておいて、新人さんを撃破。
まずルナティック・ムーン→bk1→amazon。えーと、読みやすいウィザーズ・ブレインといった感じ。造語の連発こそないですが、全体の設定・雰囲気・展開にはかなり近いものがあります。つまりイタイ系なのでそこんところに注意。
9S<ナインエス>→bk1→amazon。超技術の塊である海上に浮かぶ研究施設スフィアラボを舞台に展開されるSFアクションですね。富士見ミステリ文庫でルーク&レイリアシリーズ→bk1→amazonを書いてる方のようなんで、こちらも確保してみようと思いました。


どうでもいい話。
超人じゃなく、かぎりなく一般人に近い人間が最善を尽くしてがんばる話を読みたいですねえ。非常に話の組み立てが難しくなるんでめったにお目にかかれそうにはないですが、どうも万能な登場人物は最近食べ過ぎでお腹いっぱいになってきました(^^; とっさにこれという作品は思いつきませんが……Missingとか?


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日もお休みです☆ ネタはそうそう落ちていないものなのです☆
「誰に向かって言ってるんだ?」
大衆はブタなのです☆
「意味わかんねえよ!」
ブタは、殲滅です☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

空の境界は、今回説明省略。事故により、ありとあらゆるものの死の線が視えるようになってしまった両儀式がうんぬんという話ですええ。

さて本日の台詞解説。
紹介しておいてなんですが、私はタバコを吸わないのでこの感覚はわかったようなわからんような(^^;


カラミティナイト →bk1→amazon→帯画像

「黙っていると死んでしまう病」に冒されているかのようによく喋る。

出典:カラミティナイト/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵:西村博之/36P
キャラ:なし

【直営サイト】どうにかこうにかやってます
なんつうタイトル(笑)。しかもですね、見事なまでにご自分の著作についての説明がない。あっぱれなぐらいなんにも。さすがに掲示板ではちゃんと執筆関係の話も出てきますし、著作もののイラストが置いてはありますが、ここまで謙虚な(笑)作家さんサイトは初めて見ました。

「カラミティナイト」はファンタジーです。ていうかたぶんそうです。
なぜならばまだ読み終わってないから。この本思ったより厚くて、1日じゃ読み終わりませんでした。なので内容についての説明はまたの機会にまわします。途中までの印象としては、ごく普通のファンタジーのように見えるけど、読み進むに従って微妙に先の展開予想を裏切ってくれるのがなかなか嬉しいところです。

さて、本日の名台詞ですが……これ実は地の文なんです。
紹介するべきかどうかかなり迷ったんですが、この言い回しにすっかり参って掲載決定しました。
これは主人公が友人の特徴を列挙したものです。こういう人って私たちの周りにも時々いませんか? とにかくマシンガンのようにしゃべりまくって、下手するとこっちは口を差し挟む余地すらない人が。
その人々ももしかしたら「黙っていると死んでしまうウイルス」に冒されているのかもしれませんよ……。(00/9/22)

許さない。
みんな許さない。自分をバカにした連中を許さない。自分を脅かす存在を許さない。大切なモノを奪う者たちを許さない。もう負けたくない、もう他人には負けたくない、自分の弱さにも負けたくない。勝ちたい、戦って勝利したい。負けるくらいなら――相手を叩きのめし、傷つけ、その上に立ちたい。

出典:カラミティナイト/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵:西村博之/228P
キャラ:沢村智美

【直営サイト】どうにかこうにかやってます
日記を見たら、「カラミティナイト」が重版目前とのこと。おめでとうございます、ってこれは紹介文じゃないなあ(^^;)

「カラミティナイト」は、現代世界を舞台にしたファンタジーです。
ファンタジーと言ってもまるきり荒唐無稽な話ばかり展開するわけではなく、根っこは現代だと思っておいたほうがいいかな?
読書好きのちょっと内気な少女・智美。その彼女のクラスにひとりの転校生・忍がやってきます。誰とも親交を図ろうとしない彼。この二人を中心として物語は回るのですが……上の図式から予測したストーリー展開はほぼ外れる、といっておきましょう。
なによりこの作品、全体的に重くてイタいです。智美などはそりゃもう読んでて痛々しくなるくらい。他の登場人物もまた然り。でも痛々しいと思いつつ目を離せない、そんな魅力があります。
そうそう、既に小説読み始めて○年、すれっからしな私ですがそんな人間にも智美と親友の優子の友情描写には感動さえ覚えました。そういう好きな人なら即買いです。
最近読んだ中ファンタジー系の中では、かなり飛びぬけていると思います。けっこう分厚いので読みでがありますよー。

でわ台詞解説いってみましょー。
内気で優しい少女・智美。そんな優しさを持つ彼女にも、いやそういう人間だからこそ上のような感情は確実に存在するのでしょう。
最近紹介した中で、久々自信を持っておすすめする台詞です、はい。(00/9/27)

「死ぬとか言うな! もう少し考えろ! ていうかそんな簡単な答えが一番だったら、最初から訊かないっての! 私も智美も、もう周りで人に死なれるのはウンザリなんだよ!」
「じゃあ、どうしろってんだ……。模範解答があったら教えてくれよ……」
「――決まってるじゃん、戦うんだよ」

出典:カラミティナイト/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵:西村博之/476P
キャラ:櫻井優子&遠野忍

【直営サイト】どうにかこうにかやってます
不思議とご自分の本のネタが少ないコンテンツだったり。bk1での背水の陣企画は無事成功だったようでよかったですねー(謎)。ファンサイトは結構気合入れて探したんですが、見つかりませんでした。

本日の台詞は、久しぶりにネタばれ危険な内容になってます。そのため、台詞を背景と同色にしておいたので、もし「カラミティナイト」を未読でこれから読みそうな方は見ないほうがよろしいかと。
ネタばれOKの方はマウス君をドラッグして見てください。

「カラミティナイト」は、ジャンル的に言えばファンタジーのちょっと入った、現代が舞台のお話です。
物語は気が弱いけど心優しい読書とネット好きな少女・沢村智美と、その親友でパワフルな女子高生・櫻井優子を中心にして回ります。無口な転校生・忍に智美が声をかけようと近づいたのがその災厄の始まりでした……。
はっきりいって重くてイタい話です。智美のWEB小説のエピソードはイタさを通り越して、なんだか背筋寒くなってきました(^^;) しかしそれでも読み進んでしまうだけの魅力がこの本にはあります。
また、智美と優子の友情がめちゃくちゃ泣けるくらい見事。特に優子。私はすっかり彼女のファンです。惚れました(笑)。ハルキ文庫は値段の高さが泣き所ですが、もとは確実に取れるだけの作品です。
自信をもっておすすめ!
未読の方はぜひ読んでみて下さい。イタい話と言いましたが、智美と優子の友情で復活できるのでその手の話が苦手な人も大丈夫です。

さて、台詞解説はネタばれにつき隠します。
自分が生きている限り、「災厄の心臓」によって他人を傷つけてしまうことに疲れている忍は「自分が死ねば解決する」みたいなことを言うわけですが、その弱気に対して優子が激怒している様子です。
曰く、心臓を狙ってくる連中と戦うべきであると。
激情の中にも覚悟あり。こういうところが優子のかっこいいところなんですよねえ……。はあ、やっぱりいいなあ(笑)←(00/11/6)

中学の三年間――
人より真面目に練習して、才能が及ばない分はその分努力で補って、そうすれば届くと思っていた場所があった。
そして、その場所には、結局届かなかったいまの自分がいる。
一昨日、智美には偉そうなことを言ったものの、本音を言うと「何もかも、無駄な事だったのかな」と、いまでも時々思ってしまう。
結局、普通に勉強していまの高校に受かったことを思えば、適当に遊んで三年間過ごした方が、きっと楽しかったんじゃないかと、そんなことを思う瞬間が、たまにある。
それでも――。
いま、自分の頭上で両手を広げてる友達に、このボールを届けられたなら。
きっと無駄じゃなかったのだ。
そのために自分は三年間汗を流したのだと、そう思っても、お釣りがくる。

出典:カラミティナイト/ハルキ文庫(角川書店)/片瀬彼方/絵師:西村博之/1巻442P
キャラ:櫻井優子

【作者直営サイト】どうにかこうにかやってます
【絵師直営サイト】WESTVILL GRAPHICS
絵師の方の名前にびっくり。だって、ねえ? おかげで余計な手間がかかりました(^^;

マリア様がみてる関連のサイトをいろいろと見ていたんですが、ネットゲーム経験者としては見逃せないところを発見。リリアン女学園というpbemサイトです。(ネットゲームってなに?という方は、私の過去に作った遺物を参照のこと。インターネットの出現でだいぶ運営方法が変化していますが、もともとはこういう形のものでした)
現在は新規参加は停止していますが、募集もそのうちするようです。……かなり参加したいぞ、これ。

「カラミティナイト」は、一応の分類から行けばファンタジーと分類する小説です。ただしかなり趣が違いますが……。
この作品は、ハルキ文庫から出ているために知らない方が多いかもしれませんので前もって言っておきます。
おもしろい。買い。読まなきゃ損。ちょっと痛い部分があるけどこいつはぜひとも読んでもらいたい。
では改めて作品を紹介していきましょう。
主人公の沢村智美は、ちょっと内気だけど普通の高校生。性格も嗜好も180度違う櫻井優子とは大親友の仲。内気な智美の密かな趣味はネット小説を書くこと。更新にも気合が入ってます。
そんな平穏な日常は、変わり者の編入生・遠野忍と関わったことから何時の間にか崩れていきます。そしてはじまる災禍の夜……。
ファンタジー要素はありますが、基本的には学園生活が主体で話は展開していきます。ネタばれするんで書けないのが辛いですが、要所にファンタジーが介入してくるという感じ。
智美の遭遇する事件の痛さが強烈な印象を与えますが、これは智美と優子の大友情物語でもあるのです。二人の友情抜きにしてはこの作品は語れないでしょう。
最後にもう一回、こいつはぜひとも読んどこう! なおイラストを見て内容を判断するのはこの作品に関して無意味です。やめれ。
追記:未確認ですが、どうやら9月14日刊のハルキ文庫に「カラミティナイト2」が入っている模様。ああ、やっと続きが見られる、か?

それでは台詞解説に移ります。
優子は中学時代バスケ部に所属していたものの、越えられない壁があってレギュラーを獲れずに終わってしまいました。
智美に対しては自分のバスケの腕を自慢してみたものの、そういう中途半端な腕前であることは自分が何よりも自覚しています。
そんな状態で、どうしても失敗できない「フリースローもどき」が目の前にあって、彼女の中に渦巻く思いです。台詞というか独白です。
無駄なんてないんです。すべては何かの糧として。  →bk1
(01/8/4)

「一人じゃ抱えきれないって分かり切ってる問題を、全部背負い込もうとするのやめなってば」

出典:カラミティナイトII/ハルキ文庫(ヌーヴェルSFシリーズ)(角川書店)/高瀬彼方/絵師:西村博之/45P
キャラ:櫻井優子

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西村さんのコラムなんかは、絵を書く人には参考になるの、かな? 素養のない私にはさっぱりですが(^^;

本日は、昨日名台詞に登場させた「ぱにぽに」について、もう少し補足してみたいと思います。
この作品、学園コメディの短編連作漫画というジャンルや、個性的な女の子がいっぱいという特徴が一見あの「あずまんが大王」に似てないこともありません。しかし、実体はかなり違います。
なんつうか笑いの質が全然別物。
あずまんがの場合、素直に大笑いできますがぱにぽにではそうはいきません。あえて例えるなら「駆け抜ける一陣のすきま風」
言ってる自分も全然意味わかりませんが(笑)、「にへら」と顔を歪ませての笑いこそがぱにぽににはふさわしいんではないかと。
あとですね、あんまりキャラ萌えとかはしないような気がしますが、まあこれは人次第かな?
どっちにしろ癖のある作品です。

それでは、本日の作品紹介に移ります。
「カラミティナイト」はファンタジー要素の入った小説です。(以下過去の紹介文を適当に改造<手抜き)
主人公の沢村智美は、ちょっと内気だけど普通の高校生。性格も嗜好も180度違う櫻井優子とは大親友の仲。内気な智美の密かな趣味はネット小説を書くこと。更新にも気合が入ってます。
そんな平穏な日常は、変わり者の編入生・遠野忍と関わったことから何時の間にか崩れていきます。そしてはじまる災禍の夜……。
基本的には学園生活が主体で、要所にファンタジーが介入してくるという感じ。
が、それよりなによりこの作品の特徴は、知美と優子という二人の女の子の友情物語、これに尽きます。ケンカやすれ違いをしながらも、再び結びつく強い友情に泣いて下さい。
注意点として、さくっと読める軽いお話ではなく、かなり心にぐさっと来るシーンが連発です。
ハルキ文庫から出版されているため、気がつかず通り過ぎてしまう可能性のある小説ですが、これは知らずに済ますのはもったいないです。
女の子同士の大友情が見たければ即買いです、ええ。

台詞の方は……ごめんなさい、どうもイマイチですね。いい台詞がことごくネタばれと結びついて没った結果、これぐらいしか残りませんでした……あぅ。優子と智美の会話より、解説不要のやりとりです。 →bk1
(01/9/19)

「――ういーっす! 遠野! 飲んでるか!? 私は飲んでる! しかも智美も一緒に〜! あんたはうだうだヘタレ発言してたけどね! 私と智美をナメんな! 明日学校で覚えてろよ! 本当のラブを教えてやるぜ! byキャプテン・ラブ! さらばだ!」

出典:カラミティナイト 《小説》/ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ/高瀬彼方/西村博之/II巻270P
キャラ:櫻井優子

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誰かカラミティナイトのファンサイト作ってください、と切に思いますええ。

★2002年3月20日(水)
『激しくカウンタが回っております』

朧月さん、大変です(笑)
ニュースサイトの大手俺ニュースさんに↑の木乃葉子嬢メイド姿を捕捉され、激しくカウンタが回ってます(具体的にはreadmeで100位。おそらく最初で最後)。
トップ絵がネタになるとは予想外でした……。すべては絵師・朧月さんのなせる技です。
大回転記念で例のバレンタイン画像に再リンクしておきます。

葉子「……トンボさん、走馬灯を見てみたいとは思いませんか☆」
え、いやあ俺そういう浮世離れした話題には興味なくて。
「そうおっしゃらずに。天国への片道切符をどうかお受け取りくださいね☆」
広辞苑。広辞苑。広辞苑。
広辞苑。広辞苑。広辞苑。
広辞苑。広辞苑。広辞苑。

  9HITCOMBO。
そして管理人はお星様になりました。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■Gファンタジ−6月号から『聖戦記エルナサーガ2』連載開始俺ニュースより)
みなさんご覧になりましたでしょうか。
続編という形には少々不安もありますが、あの知る人ぞ知る傑作中の大傑作、聖戦記エルナサーガが帰ってくるんです☆
「うおお、ひょっとしてこれがきっかけで旧作が復刊するかも!」
名作との呼び声は高いものの絶版になってしまい、人様に勧めるに勧められずにいた逸品です。一刻も早い復刊をお願いしますね☆
お家騒動で遊んでいる場合ではありませんよ☆
「ちなみに復刊.comではずいぶん前に規定投票数を突破してます。早く交渉してください」

追記:と言ってる傍から社内交渉が始まった模様。タイミング的に復刊の可能性は大いにありそうです。

■清く正しい本棚の作り方西町「頑固堂」書店より)
残念ながらまたコンテンツが完結していませんが、やはり本好きにとって悩みの種は本の置き場。これなら確かに自分の場所に合わせた本棚ができあがりますよね、トンボさん☆
「欲しけりゃ自分で作れ」
いいんですか? では失礼して……



「申し訳ございません。この度、葉子嬢がほんの少しだけ地球に厳しい環境作りに貢献してしまったのは管理人たる私の監督不行き届きでした。心から謝罪致します」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カラミティナイト→帯→bk1→amazonは、一応ファンタジーの体裁をとってますが、どちらかと言うとメインは痛さ&智美と優子の友情! これに尽きます。
単純なハッピーエンドでは済まされない痛い展開が多いので、つい痛さを強調して今まで紹介していたのですが、どうもそれで敬遠している人もいるようですね。
ですからここは改めて紹介しなおしましょう。
女同士の熱い友情、これこそがカラミティナイトの真骨頂であると。ああもう二人ともそれぞれの行動や感情表現はまるで違うのですが、なんて健気なんだ……。その代わり忍君はイマイチ影が薄いかも(^^; なお3巻はただいま執筆中との事なんで、首を長くして待っていましょう。

では、台詞解説に移ります。
これも状況解説はネタばれにつながるのでできませんが、優子が携帯電話で忍に対し、二人の友情っぷりを報告しているの図です。ちなみに優子は高校生なんですが、細かいことは気にしちゃいけません(笑)
なにげにキャプテン・ラヴの台詞が引用されているあたり侮れないものを感じます(そんな作品知らんと言う方はCaptain Loveの電脳秘密基地をご覧下さい)。しかもこれがピッタリはまっているところがなんともまあ……。なにげに気に入ってる台詞だったりします。

「しっかりしてよね、ランスロット……?
あんたは、私のナイトなんだからさ……」


出典:カラミティナイト 《小説》/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵師:西村博之/2巻269P
キャラ:櫻井優子

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ずーっと前からファンサイトを探し続けてますが、いまだ巡りあえず。誰か作ってー。

★2002年7月4日(木)
『特報!』

遂に来たーっ!!

下を参照。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■カラミティナイト、コミック化決定!
朗報です☆
高瀬彼方さんの小説「カラミティナイト」のコミック化が決定致しました☆
「なんですとーっ!?」
コミックを担当するのは鷲鷹ゆりひささん。ライトノベルでは、富士見ファンタジア文庫で「AIVON 天界高度戦記」の挿絵を描かれてますね☆
コミックガムで連載されるとのことですよ☆
「この日を……この日をどんなに! 高瀬さんの日記で、コミック化に向けた動きを知って、その後ほぼダメになったとわかった時にはめちゃくちゃ落胆していたのに……。まさに大逆転っ!」
登場時期は、秋頃だと思われます。
今のうちにもう一度読み返して復習を済ませておきましょうね☆
というわけで、高瀬さんのサイトから直リンクです。
智美・優子・忍 初期イメージイラスト
智美イメージイラスト
優子イメージイラスト
忍イメージイラスト
をご覧下さいね☆
なお、コミック化に向けての詳しい経緯は高瀬さんのサイトのこちらで、日記として報告されていますよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼


そんなわけで、本日はカラミティナイト尽くしです。
カラミティナイト→bk1→amazonは、ファンタジー傾向があるものの、学園小説的な一面もある小説です。
今までも何度かこのサイトでとりあげ、まいじゃー認定もしましたが、その際「痛い」「重い」という面を強調しすぎた気がするので、紹介の仕方をちと変えます。
この作品はしゃれにならない痛い展開が待っているものの、智美と優子の女同士の大友情物語ですっ! 性格は180度違う二人が、お互いのことを本当に大切に思い、時にすれ違いながらも深めていく友情。
あー二人とも、なんて健気なんだ……。
という話なので、痛いだの重いだのという評価など気にせず、思う存分友情物語をご堪能くださいませ。
あらすじは非常に説明しにくいです。
内気で過去にはいじめられていたもののの、今では優子という親友もでき、楽しく高校生活を送る智美。そんなある日、転校生の忍に同情し、彼とかかわったことから智美と優子の二人の運命は大きく変わり、かくて災禍の夜が幕を明ける……。
詳しいことはネタバレになってしまうので言えませんが、ともかくおすすめです。強力に激しくただひたすらにおすすめ。
ついでに以前紹介した名台詞にもリンク。
ハルキ文庫は購入難度が高く、地方だと手に入らない可能性も高いですが、取り寄せでもネット通販でもともかく手を尽くして読むべし!

あー早くコミック読みたい。

本日の台詞ですが、ちょっと見るだけでは普通の台詞なんですが本編中で読むと絶大破壊力を発揮する台詞です。これは!と思った台詞はほぼネタバレでアウトなんで苦しいものがありますが(^^; 、なんとかさしさわりなさそうなものを引っ張ってきました。

「――『さよなら』じゃねーだろ、あの馬鹿!」
(ああもうなに考えてんだか……! ちゃんと言え! 言わなきゃ私にはわかんないんだよ……!)

出典:カラミティナイト/ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ/高瀬彼方/絵師:西村博之/372P
キャラ:櫻井優子

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高瀬さんのサイト、ずっと更新が止まってますが……ああもうどうなってるのか気になるなあ。

★2002年9月16日(月)
『101回目の辻ヒール』

一部の人にはバレバレですが、ラグナロクオンラインに漬かりすぎてとうとう更新をさぼりました(^^;
一心にレベルアップ中〜。

*なお「辻ヒール」というのはダメージ食らって回復中の面識もないプレイヤーに、通りすがりにいきなり回復魔法をかけそのまま立ち去るという行為のこと。私も時々やりますが、葉子嬢のキャラを演じる行為としてこれはいかがなものかとドカゲシグシャ
葉子「聖職者として当然のことですよ☆」


チャット&うたたねこさんのサイト(9/15)で詩うコッペリアの再興についてツッコミを受けました(汗 どうやらなかったことにはできないようで(^^; 人工知性萌え熱は醒めてないんですが、時間が……
「その割にゲームをする時間はあるようですけれど☆」
なんのことやらさっぱりですええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■「コンビネーション」天夢航海こんなに緑の森の中、復刊リクエスト中(うたたねこやより)
新作が出ていないので知らない方も多いと思いますが、谷山由紀さんのソノラマ文庫作品は秀作ぞろい。特にコンビネーションと天夢航海は名作なので、よろしければ復刊運動にご協力くださいね☆
「古本なら比較的見つかると思うです」
感想は百景書館うたたねこやを参考にしてみてください☆

■挑戦!鉄人定食!その1DAIさん帝国より)
まずはじめにこれはイリヤの空、UFOの夏その3を未読の人は見てはいけません☆ 作品がつまらなくなりますから☆
その上で、これに挑戦したZANGUの管理人さんに敬礼です☆
「ここれは……うおえうあぅ(絶句 」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

カラミティナイト→bk1→amazonは、多少ファンタジー的でありますが本質はむしろ学園ものであり、女同士の友情ものであると思っています。主人公の智美とヒロインの優子の友情っぷりがなんともよいのです。
重い部分が少なからずあるので、そういうのが苦手な人もいるかもしれませんがそれでもお試ししてほしいところです。
これ、コミック化が決定しているんですが……その後の進展は? 早く見たいのにー。

さて本日の台詞。
言葉にしなければわからないということは多いですよね。たとえ親兄弟でも親友でも、心の中まではわからない。わかったつもりになっていても、きちんと言葉で伝えないと駄目なんです。
そして親友であるはずの智美と優子のすれ違い、そして……。
そんな思いが台詞に詰まってます。ストレートなだけによけいによくわかりますね。

「これからもこんな感じで、二人で相談して、ちょっとずつ色々な課題をクリアしていこーね?」
「……うん」

出典:カラミティナイト (小説)/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵師:西村博之/3巻49P
キャラ:櫻井優子&沢村智美

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★2004年1月17日(土)
『ブレイクスルーを握るものは……』

前フリもなく唐突に電波…とどいた?の1月17日の話から。

「いわゆる『ライトノベルの書評サイト』での評判(記述)は売り上げにはほとんど影響をおよぼさないようだ」
続く文脈は「そういうサイトの多くで絶賛の某作品の実売が悲しいほどに少ない」


半ばわかっちゃいたけどやっぱりへこむなー、タイトルはもしかしてアレだったりして……(^^;
要するにヒットするためには、ネット上での局所的な人気から脱するための何かが必要なんですよね。もちろん作品的にマニアな層から一般層までカバーできるだけの敷居の広い作品ということは言うまでもありませんが。
ひとつのモデルケースとして自分が注目しているのが「マリア様がみてる」です。最終的には出版社の大々的なキャンペーンに乗っかることになったのですが、もともと特に優遇されていた作品ではありませんでした。当然出版社にそれを決意させるだけの前兆があったわけで。その前兆に至る過程を細かくチェックしていけば、あるいは売れる作品に至る道というのが見つかるかも? でも苺電波読本 Vol.6 マリみて特集号(pdf形式)でブームの経緯を読む限りではやっぱり謎のままです(^^;
同人方面での盛り上がりがひとつの鍵を握っていると見ても良さそうですが……。徹底的に分析してみると何かが見えてくる可能性はあります。が、資料がないとこれ以上言及しようがありません(^^;


第2回マリア様がみてる人気投票開催中。おかげさまで1位・聖さまへの投票が50票を突破しました。まだあと2週間ありますので引き続き投票をお待ちしています。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーNo.10です。見る人が見ればわかりますが元ネタはアレですアレ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■書店の売り上げデータを若干見られる側の人間という立場から言うと
当たり前といえば当たり前の結論が出ています☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



カラミティナイト→bk1→amazonはあらすじを説明することがちと難しいファンタジーです。読書好きの内気な少女・智美。彼女が誰にも打ち解けようとしない謎の多い転校生・忍に興味を持ったことから事件は始まる。災禍の心臓が動くその時、“災禍の夜”は幕を開ける――あー、わかりにくいんでキーワードで。
まずファンタジー。こちらは現代日本が舞台なのであまりファンタジー色は強くないかもしれません。むしろ学園が主な舞台です。
次に友情。女同士の友情! 見る人によっては百合風味いっぱい(笑) ある意味これがもっとも前面に出ています。異性とのラブなんてないも同然。
そして狂気。作品全体に痛い部分がいっぱいで、ちょっと油断していると「ぐさっ」とやられます。欝な部分もあって、そういうのに全く耐性がない人は多少着合いいれて読んだ方がいいかも(^^;
特に新刊である3巻では、イラストからしてアレなんで智美と優子のラヴっぷりに転がる人が多数出ると思われます。「女同士の友情」「狂気」この辺にぴくっと来たらぜひとも! それにしても漫画版・カラミティナイトの設定絵を見ると涙が止まりません……

でわ本日の台詞解説。
台詞的には極めて普通でなんの変哲もありゃしません。が、これが山あり谷ありで破局寸前までいったりした親友の絆を確かめ合うものとして見ると、実にいい台詞なのです。

「……私は優しくなんかないよ」
「あははは、智美が優しくなかったら、この世に優しい人間なんて一人もいないんじゃない?」
「いるよ、ゆうちゃんが」

出典:カラミティナイト (小説)/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵師:西村博之/3巻244P
キャラ:沢村智美&櫻井優子

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★2004年1月19日(月)
『問おう。あなたは本が好きか』

さて、まいじゃーでもネットでの評判とライトノベルの売上げに関するリンク集で取り上げられているような話について話題にしたりしてきましたが
もの書き系IRCチャンネルで語られている2ちゃんねるライトノベル板住人は、2ちゃんねるを過信しているな…の辺りなどまずは参照していただきましょう。
さて、その上で……当サイトとしてのとりあえずの回答です。
●ライトノベルが口コミで売れにくいジャンルなのは確か(もともとのパイが漫画に比べると非常に限定されている)。 これがネット上の口コミで売れる条件は書評系サイトだけでなく、普段ライトノベルを扱わない日記系サイト もしくは情報サイトで取り上げられること。もちろん絵柄は非常に重要。
●データに頼り過ぎない。しょせんは表層的なもの。

確かに書評系サイトの影響力なんて微々たるものでしかありません。しかし、大事なことは数字だけがすべてじゃないってことです。応援しているメッセージはちゃんといろんな人に伝わっていますよ? 貴方が掲示板やWEB上の日記で「あの作品はよかったよ!」というエールはちゃんと届いています。どうせ応援したところで関係ないなどと悲観せずに声を挙げ続けましょう。すべてはそこからはじまるのですから。

なーんかごまかされた……とか思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、『いろいろ』あったんですええいろいろ(^^;
そもそも売り上げがどうこう言うのは、「楽しかったあの作品の続きorあの作家さんの別の作品が読みたい!」という想いからなのであって、まいじゃー推進委員会ではこれからも埋もれた名作・傑作を少しでも掘り起こして他の人の目に留めてもらうきっかけを作って行きたいと思っています。

ま、これはこれとしてもうちょっとこの話題は追ってみたいところですね。

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜はエントリーNo.11、【Read Only Device】です。これは……R○D(一応伏字)を連想させます。燃える〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■それゆけ!綿矢りさ反応(偽)フローチャート!うたたねこやより)
見ればわかります☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼



カラミティナイト→bk1→amazonは一昨日も紹介しましたが、ちょっと痛い展開のある学園もの+ファンタジーです。
しつこいくらいに連呼してますが、内気な眼鏡っ娘少女・智美と突っ走る美少女・優子の二人の友情がすばらしすぎます。特に3巻。イラストのあまりの威力に倒れるかもしれません(ちゃんと中身読んだ上でないと破壊力は少ないと思いますけど)。欝で痛くて、でもラブなのです。
たぶんこの作品の場合は1巻を読めば傾向が分かると思いますので、とりあえず1巻をお試しくださるとよいかと。
とにかくも強くおすすめする一品です。

それでは本日の台詞解説。
親友の優子に面と向かって友情のほどを語っています。みてるこっちが赤面しそうな勢いです。

「えー? どこがどう違うの?」
訳がわからん、とでも言いたげに首を傾げる優子に対して、忍は説明する事を諦めたかのようにため息をつく。だが智美は違った。読書好きの彼女としては何とかこの本の事を説明したかった。だから懸命に言葉を探す。とはいえ、それは容易ではない。相手はただでさえ活字嫌いな優子、そして智美の方でも、読書好きであるがゆえに本を紹介する時にも幾つかのこだわりがある。物語の内容を分かりやすく、、魅力を削がないように要約し、なおかつネタバレは避けつつ興味を持ってもらえるように紹介したい。そして『夏への扉』のみならず、これをきっかけにハインラインという作家の魅力を知ってもらい、他の著作も読んでもらいたい。智美としてはハインラインのベストは『夏への扉』ではなく未来の月社会での革命闘争を描いた『月は無慈悲な夜の女王』だったりするのでむしろそちらの方を読ませたい。そしてそれを足がかりにSF小説を好きになってもらいたい。いったい何故、そんな風に思ってしまうのか――それは読書好きの背負った哀しい宿命としか言いようがない。「面白い本を他人にも勧めたがる病」は、多くの読書人を時に悩ませ、時に喜ばせる、不治の病なのだ。

出典:カラミティナイト (小説)/ハルキ文庫/高瀬彼方/絵師:西村博之/3巻53P
キャラ:櫻井優子&沢村智美

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★2004年1月20日(火)
『書評系サイトの管理人が患っている不治の病』

……を、テーマに本日の台詞を選んでみました(笑) 特効薬はありません。

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜は本日は更新お休み。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第三回日本オタク大賞・第一部
マリみてに関しては、「男性が無理やり萌えようとして、発見してきた」→無理やりなので無理がある。もたない。いずれ限界が来る。
■ [マリみて] 「いずれ限界が来る」発言に過剰反応してみる
さらに(自分的に)驚いたのは、komiya 氏が確かに無理やりだと同調している点である。 うがー。うちらのマリみてへの思い入れはそういうんじゃないんだよっ! マリみては登場人物が生きてるだろっ!? っ!?  (以下略)
■萌えについて
べつに「マリみて」を批判するつもりはないです。 (中略
別に「愛している」とか「好き」って言えばいいのに、わざわざ「萌え」という言葉が普及しているところに、その問題点は現れていると思いますし。

ええと上から順番にお読みくださいね☆ 萌えという言葉の持つ問題点などに触れたりしています☆
「ま、自分の場合は萌えだとか言われる以前に読んでたからセーフと。ところで最近マリみてのおかげかボーイズラブにハマる方々の気持ちがちょっとだけわかってきましたええ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼



カラミティナイト→bk1→amazonは昨日も紹介してるので詳細は略。要するに痛いのも友情にほろりと来るのも徹底的な内面描写によるものなんだろうなあ、と思います。

それでは本日の台詞解説。
本編の展開自体には完全に無関係なエピソードです(笑) 書評系サイトの管理人、及びその他の読書好きのかなり多数が感染していると思われる不治の病についてのものです。地の文になっちゃってますがその辺お許しを。


カルドセプト創伝

「泣かないの?」
「泣くわけないでしょっ! 泣いて何かが解決する!?」
「でも、苦しいでしょ?」
「な……」
「何も解決しないかもしれないけど、心は軽くなるよ」


出典:ストーム・ブリング・ワールド(カルドセプト創伝) (小説)/MF文庫J(メディアファクトリー)/冲方丁/絵師:さめだ小判/1巻163P
キャラ:リュロン・エルライ&アーミティス・フェラン

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【絵師直営サイト】
SNOB NERD WORKS
特記事項なし。

★2003年3月26日(水)
『!!!マジですか!?』

衝撃なメールをいただいたのですが、しかしその内容を公開するわけには行かないのでした。どうしたもんやらー。
ごめん私、ひとつ大嘘つきました……(謎


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■色占い
行きつけのサイトで話題になっていたのでとりあえずリンクしておきますね☆
「……やってる時間がない(涙 」

■滝本竜彦エッセイ・超人計画第7話


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーム・ブリング・ワールド→bk1→amazonは、正統派ファンタジー。でも読んで損しない=読め。以上。
解説?時間ないです(^^;

「笑いなさい。世の中、辛いことばっかりじゃないんだから」

出典:ストーム・ブリング・ワールド(カルドセプト創伝) (小説)/MF文庫J(メディアファクトリー)/冲方丁/絵師:さめだ小判/1巻209P
キャラ:アーミティス・フェラン

【作者直営サイト】黙契録
【絵師直営サイト】
SNOB NERD WORKS
特記事項なし。

★2003年3月27日(木)
『色占い』

相変わらず疲れてます。メール返信滞ってましてすいません……しばしの猶予を(^^;
で、色占いの結果は黄色でした。「正直者は救われる」んだそうで。
あなたの心の色は、黄色です。この色の特徴は...
「正直者 行動力がある 機転が利き 頭の回転が速い 優柔不断 少し変わり者 周りの雰囲気に流されやすい 不満を自分の中に溜め込んでしまう」だって。
ま、変わり者なのは認めるです(^^;

ようやく本屋に行けたので富士見の新刊とかいろいろ購入。さー読むぞー。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■第2回ライトノベルフェスティバル
4月20日(日)、東京の日本青年館で開催されます。参加申し込みはリンク先のフォームからできるみたいですね☆
「んー。それなりの興味はあるんだけど、遠い……」

■子供が読んでるSF&Fantasyが気になる親のスレみすらぼより))
2chですが特に問題なくお読みいただけます☆ 縁側の茶飲み話と化してのんびり話題が進んでますね☆

■式神の城2公式サイト
悪鬼退散、なのです☆
「……葉子さん、このゲームに登場しても違和感なさそうだねえ(汗 」

■今度は3冊だ!マリみて再挑戦(以上2件カトゆー家断絶より)
南日本新聞の記事だそうです☆ 挑戦しようと思っているけど今一歩踏み出せない、そんなあなたに☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーム・ブリング・ワールド→bk1→amazonは、正統派ファンタジー。でも読んで損しない=読め。以上。

すいません、今日の台詞手抜きしました。ああっ石投げないでー。

「俺も、守る相手が、君で良かった」

出典:ストーム・ブリングワールド(カルドセプト創伝) (小説)/MF文庫J(メディアファクトリー)/冲方丁/絵師:さめだ小判/2巻156P
キャラ:?

【作者直営サイト】黙契録
【絵師直営サイト】
snob
特記事項なし。

★2003年5月16日(金)
『王道は清清しい』

……と、ストーム・ブリング・ワールドを読み終えて改めて思いました。まだまだ知名度も低いMF文庫Jの認知度をあげるためにもおおいにおすすめしていかねば。そんなわけで名台詞に続く〜。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■零崎双識の人間試験・第12話公開


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーム・ブリング・ワールド→bk1→amazonは、一応はカルドセプトというゲームのノベライズのようなんですが、知らなくても全く問題はありません。現に私はゲームをやってませんから。
細かいことは言いません。
ファンタジーボーイミーツガール、これがこの作品の重要要素です。ひねくれたストーリー展開などはありませんが、とにかくおもしろい!
王道とはこれだ!!と思わせるだけの表現力があります。
かなり強力におすすめ。レーベルがあまりなじみのない作品なだけに入手に苦労すると思いますが、この作品はぜひともゲットしてください。

さて本日の台詞解説……は、まあ要りませんね。
主人公の男の子がヒロインに向かっていった言葉。単純ですが、それだけに力のある台詞なのですええ。

「あいつ、泣かないのかって言ったのよ。この私に、泣けばいいのにって……」
「涙じゃ何も変わらないって、ずっと思ってたから、私……」


出典:ストーム・ブリングワールド(カルドセプト創伝) (小説)/MF文庫J(メディアファクトリー)/冲方丁/絵師:さめだ小判/2巻220P
キャラ:アーティミス・フェラン

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★2003年5月19日(月)
葉子さんプロフィール公開っ!!

お待たせ?しました。当まいじゃー推進委員会の看板娘・木乃葉子さんがサイトに登場してから既に死ぬほど時間が経過していますが、管理人のいい加減さゆえさまざまな事情で未公開だったプロフィールを今ここに公開いたしますっ!!
葉子「今更、なのですね☆」
あ、あははははは(汗

●名前
 木乃 葉子(この ようこ)
●性別
 女性
●年齢
 (永遠の)20歳
●身長
 160cm
●体重
 ヒミツです☆
●スリーサイズ
 B85 W56 H86
●職業
まいじゃー図書館司書兼まいじゃー推進委員会秘書
●特技
 広辞苑アタック、言霊使い
●趣味
 読書、広辞苑の熟読、かわいい小物収集、コスプレ
●好きなもの
どら焼き(両口屋是清の千なり)、その他甘いものなんでも、まいじゃーなもの
●嫌いなもの
 不明
●愛車
 スマートクーペ、ホンダシティ、トヨタセラ、トヨタ800GT
●主な武器
 広辞苑のみ 「ええと銃器ですか? 使わなくもないですがあんなものはただの飾りです☆ 偉い人にはそれがわからないんですよ☆」
●補足
 見た目はきゃしゃ、でも実際には超筋力の持ち主なのでくれぐれも要注意。広辞苑どころか対戦車ライフルすらも素手で振り回します。経済的にはかなり恵まれてる様子ですがが資金源が謎。もしかして貢がせている!? どうやら年下趣味の傾向がある様子。いつも微笑を絶やさない。それ以外の表情を見たことのあるものは……いない。
『広辞苑の悪夢』『狂気の笑顔』などの異名を持っている。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■まいじゃー推進委員会 第一支部
掲示板やチャットではおなじみの高空昴さんが運営する創作系サイト「風鈴色喫茶」で新たに立ち上げられたコンテンツです☆
まだまだこれから充実していくと思いますけれどとりあえずはパロディ画像庫にある戯言シリーズのパロディ画像がすごくいいですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ストーム・ブリング・ワールド→bk1→amazonは、これもやはり連呼してますがファンタジーボーイミーツガールを求めるならばぜひ!!
お試しください。

本日の台詞のテーマは涙です。
「泣いても何も変わらない」ことは確かに事実ですが、それだけでもないのです。時には感情を思い切り表に出すことも必要である……そんな気持ちがこめられた台詞なのですええ。


カルパチア綺想曲

「アランは知らないんだ 親父の正体を」
「自由と正義を愛する人だと思ったけどな」
「ああ その点まるっきりホラってわけじゃないけど それ以上に好きなものがあいつにはあるんだ」
「なんだい? それは」
「騒動(トラブル)さ」

出典:カルパチア綺想曲(ラプソディ)/光文社バルコミックス/原作・田中芳樹 作画・黒田かすみ/36P
キャラ:ジョセフィーヌ・アッテンボロー&アラン

【公式サイト】なし
実は調べてません(^^;) 少なくともこの作品中心のファンサイトがないことだけは確かです、ええ。

おことわり。上の作品ですが、なぜわざわざ原作ではなくコミック版から台詞を引用したかですが……原作の方がどこかに埋もれてしまい、どーしても見つからなかったんです(^^;)
確か原作の台詞と寸分違わぬ、はず。

「カルパチア綺想曲」は、ヨーロッパを舞台にした……えー……一応活劇? 新米女性新聞記者のジョーが主人公で、気球が物語に重要な位置を占めています。
だめだ、説明できない(^^;)
ともかく田中芳樹作品の中で、読みきりとしては個人的にかなり気に入っている作品です。やはり気球とか飛行船の類が出てきただけで、なんだかわくわくしてしまいます。

それでは、本日の台詞解説。
ジョーの父親にインタビューしようとするアランを、ジョーは止めます。
「悪いことは言わないからやめておけ」ってやつですね。
その理由というのが、父親の困った性癖なのですが……いますね、確かにこういう人。騒動が好きであるという迷惑極まる人。旗で見ている文には楽しいですが、あまり身近にはいてほしくないかも(00/8/17)

餓狼伝説

OK!

出典:餓狼伝説   キャラ:テリー・ボガード

あらゆる格闘ゲームの中でおそらく最も有名で、かつかっこいい勝ち名乗り。
これは台詞単体ではだめで、必ず後ろ向きになってかぶっていたつば付き帽子を放り投げつつ言わなければだめなんである(笑)。同じような勝ち名乗りに草薙京の「へへ、燃えたろ?」というのがあるが、かっこいいことはかっこいいのだが学ラン=プータローというのがイマイチだと個人的には思うわけで……。
とにかくこの短い台詞の中に「よーし、勝ったぜ!」というプライドが深く込められてる気がする名台詞。
わかんない方は、一度ゲーセンでテリーの勝ちポーズをじっくり参照されることをおすすめする。

悪は許さんっ!

出典:餓狼伝説
キャラ:キム・カッファン

一応念のため。餓狼伝説は対戦格闘ゲームです。以上。

これは特定の相手と戦う前に言う台詞です。正義の代行者として、悪は許さんぞ!というどう説明しようにも台詞のまんま。
私は、個人的に悪を倒すというお約束が好きなんです。(ただしおおまじめに、迷いもせず正義を行使する話は嫌い。ギャグや確信犯として正義をわめきたてるのは構わないんですが、たまにおおまじめに正義を論じるお話がありますからね……正気を疑いますが)
ゆえにもっともシンプルに「打倒・悪!」を語るこの台詞は◎。

こどもは帰って寝る時間である!  大人はムフフの時間である!

出典:餓狼 MARK OF THE WOLVES   キャラ:マルコ・ロドリゲス

「餓狼」は、いわゆる餓狼伝説の最新作。3Dじゃなくてああよかった、な対戦格闘ものです。
ギースの息子、ロック・ハワードがシャレにならないかっこよさなので、女性ファンが多数つくことと思われます(笑)

うえのなんともはやな台詞は、登場キャラのひとりマルコの勝ち台詞。なんかかっこいい台詞も吐くのですが、いまいち3枚目。これがその代表的なもので、お子様と対戦して勝った時の台詞が……ムフフってなんだそりゃあ!(爆)

……おにい……ちゃん?

出典:餓狼 MARK OF WOLVES   キャラ:双葉ほたる

「餓狼」は対戦格闘ゲーム。以上。

で、名台詞なんですが、実を言うとこれはサンプルにすぎません。一応使用される時は、兄と思われる対戦相手とやりあう際に、ほたるが投げかける言葉です(相手は否定して、結局戦闘に)
ここで言いたかったのは、いわゆる「おにいちゃん」と言う台詞そのものです。いわゆる妹属性というやつ(笑)。世の中いろんな好みの人がいますが,妹属性の人がこの手の台詞を聞くと一発で撃沈です。ちなみに私は……すいません落ちました(笑)
たとえ文章であっても、とてつもない破壊力を秘めた台詞、それがおにいちゃんなのです!

ガンズ・ハート

「D・D、ひとつ聞いてもいいか?」
「何をだよ」
「お前、俺を馬鹿だと思ってンだろう? 俺も俺のことを馬鹿だと思ってる。その自他共に認める馬鹿に向かって、馬鹿をやめろてェのは、自分をやめろってことだぞ」
「そりゃあそうだが……」
「取り繕ったって仕方ねえ、俺は俺で通すさ」

出典:ガンズハート (小説)/電撃文庫/鷹見一幸/絵師:青色古都/215P
キャラ:ケリン&D・D

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
ろけっとびーだま
特記事項なし。

★2004年1月22日(木)
『無題』

新刊消化中。いろいろありますが、例えば富士見ファンタジア文庫の王国神話→bk1→amazonはちと意表をつかれました。それとマテリアルナイトII→bk1→amazonがある意味すごいことになってます……そりゃもう好き放題(^^; もはや前作のキャラと設定を借りた別作品ですええ。

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜は本日も更新お休み。ごめんなさい(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンズハート→bk1→amazonは……説明時間がないので明日にでも。今回はファンタジーものですが、これはなかなかグッドですええ。

それではさて本日の台詞解説。
自らを馬鹿だと言ってはばからないケリンの矜持についてです。馬鹿は馬鹿なりの哲学がある模様。

「うん、なんていうか女の子ってさ、すべてのことより自分を優先してくれないと怒るようなところあるだろ?」
「そりゃあ誰だって浮気者は嫌いよ」
「そんなんじゃなくてさ、女の子って『だってぇ』とか言ってるうちに『だってぇ』が通じなくなるとすぐに『どうせ、どうせ』とか言い出すだろ。俺、それがイヤなんだよな」

出典:ガンズハート (小説)/電撃文庫/鷹見一幸/絵師:青色古都/320P
キャラ:ケリン&ミント

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
ろけっとびーだま
特記事項なし。

★2004年1月23日(金)
『心意気は買いたい書評リンク』

ハバネロ閣下を食しながら更新中。これ、寒い時には劇的に効くなあ……。

書評Wiki(ようは書評リンク集です)。――かつて挫折した経験のある幾多の中の一人として言うと、「自動化しない限り茨の道」ですええ(^^; いちせさんも言ってるけど、自分もめんどくさいのが先にたってしまってどうにも(汗
みさきニュースのように完全自動化するか、もしくはURL登録しておけば一定のルールに基づいて自動収集するような仕組みを作れば参加者も増えるとは思うんですが……。ちなみにお暇な方は書評リンク集とググってみると先人の死屍累々っぷりがわかるかも(^^;

第2回マリア様がみてる人気投票開催中。
讃えよ最強司書〜木乃葉子の宴〜は本日も更新お休み。ごめんなさい(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■『Fate/stay night』(TYPE-MOON/Win)のOPムービー公開
これを見て発売日までの飢えを満たすのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンズハート→bk1→amazonは、教会によって文明が管理され過去の遺産を使うことを制限された世界でのお話。ガンアクションに燃える話ですが、ただし単発の銃です。主人公は貧乏階級の出だけれど、腕っ節が強く、またなによりもその飾らない性格で信頼されているケリン。……だめだこれ以上書くとネタバレに(汗
そうですね、強引な説明をすればファンタジー版でたまかです。むしろこっちの方が読みやすいかもしれません。

それでは本日の台詞解説。
すんません思わず笑いました。えー女性団体の方、別に私は差別主義者とかじゃないんで念のため(笑)


ガンスミスキャッツ

「どォした撃たねェのかァ シカゴ屈指のバウンティハンターだろォ」
「逃げていいわよ 賞金も出ないドンパチは終わりにしたいだけよ」

出典:ガンスミスキャッツ/アフタヌーンKC/園田健一/1巻
キャラ:クライド&ラリー・ビンセント

(注:すいません、台詞自体は原典から切り出してますが、本の山に原典がうずもれて正確な出所を確認できず……たぶん1巻からだと思います)

(編者注:1巻からで間違いないので修正しておきます(20031203追記))

「ガンスミスキャッツ」は、腕利きバウンティハンター(賞金稼ぎ)で、 ガンスミス(銃職人)が本業のラリー・ビンセントと、爆弾専門家のミニー・メイ二人の女性が主人公の話です。 銃へのこだわりとうんちくが半端ではなく、当然ガンアクションは必見! というより、ガンアクションこそがこの物語の核といっていいでしょう。アクションシーンがこれでもか!というくらいに展開しますので、ジオブリ系統が好きなら、間違いなくこっちも気に入るのでは?
私なんかは、ガンの世界に関しては全くの素人ですが、それでも読むと思わずモデルガンなんかに手を出したくなる可能性が大です(笑)

えと、細かい話ははしょって……一度負かした相手が報復にきて、苦戦の末それをしりぞけたラリー。相手を追い詰めた末での会話です。
プロですねえ、プロ。素人根性だったらためらいなく撃ってるところでしょう。 これをラリーの甘さと考える見方もあるでしょうが、あえて自分は金以外の殺しはやらないというプロ根性ゆえのものだと思ってます。

ガンスリンガー・ガール

「いいんじゃない? 『若者よ 若いうちに愉しめ』よ」
「なにそれ『誰の言葉』?」
「『私の言葉』さ」


出典:ガンスリンガー・ガール (コミック)/DENGEKI COMICS/相田裕/31P
キャラ:クラエス&トリエラ

【作者直営サイト】JEWEL BOX
【絵師直営サイト】なし

特記事項はなし。

★2002年12月8日(日)
『年末進行で読書が追いつきません(><)/』

出るわ出るわ新刊の嵐!
11月末からこっち、あれこれ出まくりで読書がちっとも追いつきません。それなりに消化してはいるんですけどねえ……。
年末に刊行された新刊については、どこかで一度に紹介する必要があるかもしれないなと思ってます。

どうも週末になるとラグナロクオンラインに漬かる悪い癖が……(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■コバルト文庫しおり図鑑第弐斎藤より)
見ての通り、コバルト文庫のしおりをスキャンして閲覧できるところです☆
「うーん、ここの上位サイトのしおりの広場って以前紹介したことあるような気もしますが……いいですねえ」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンスリンガー・ガールは、と。
読み終わった感想としては単純な「萌え」に傾かず、あくまで淡々とした感じでダークな面も突きつける良作ですね。さりげに切ない事実を落っことしていく義体少女+ガンアクションもの。
掲示板で「高橋しんさんの作品に似てる」と評した方がいますが、なんとなくわからないでもないです。

さて、本日の台詞解説。
少女達が集まってのお茶の時間に、色恋戯言について話している場面。まあ要するに恋に悩むのよかろうってな感じの台詞なんですが……表現の仕方が気にいりました。
他人の借り物ではなく自分の言葉で語る、みたいな?
私も台詞を集めるばっかりじゃなくて、たまには実践しないと(^^;

「ここに来た時ジョゼさんは私の銃を取り上げたんです…
『普通の女の子はこんなもの持ってない』って…
…確かにそうです でも…
体が機械の女の子って普通ですか? すごい力持ちで… 素手で人を殺せるんです…
赤い血は出るけれど… すぐに痛みなんか消えちゃうんです
義体の私がジョゼさんの役に立つには… 普通の女の子じゃだめなんですよ…」


出典:ガンスリンガー・ガール (コミック)/DENGEKI COMICS/相田裕/1巻167P
キャラ:クラエス&トリエラ

【作者直営サイト】JEWEL BOX
【絵師直営サイト】なし

特記事項はなし。

★2002年12月9日(月)
『一応日曜日は更新しました(汗 』

どうも最近土曜日は更新をさぼる悪癖が(汗
……いっそ定休日を作ると更新が楽かなーとか水は低きに流れる法則を地で行ってますええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■各種ファン度調査
ありさとの蔵で、今までに出てきたいくつかのファン度調査についてまとめられています☆ 国内SFファン度調査などがありますよ☆
「国内SFファン度調査はチャレンジしてみようっと……」

■「神さまのつくりかた。」格ゲー化計画ver.2nd俺ニュースより)
ええと、タイトルにあるように「神さまのつくりかた。」を同人で対戦格闘ゲームとして作ったものですね☆ 開発途中のようですが、希望者がメールすると配布していただけるようです。ファンの方、一度お試しになってはいかがでしょうか☆


■本日のラグナロクオンライン
フェイヨンD3Fで、ふとテレポートしたらテレポート先の足元にお亡くなりになった方が☆ これもなにかのご縁ですと復活してさしあげました☆
そういえば、とうとうSTRが70に到達したんですよ☆
「……この人間凶器<…ボソッ」
なにかおっしゃいましたでしょうか☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンスリンガー・ガール→bk1→amazonは、昨日も紹介しましたが改めて。表層的なことを言うと「義体少女+ガンアクションもの」という位置づけになります。
ただし、この手の作品にしては切り口が少々違っていて、萌えな要素もあるにはあるんですが物語の方向性が淡々としつつ救われない事実をつきつける部分があります。泣けるかも。

上の台詞は、この作品を象徴したものかもしれません。
普通って、こういう台詞は否定されて終わりますよね? しかし……。まあ後はご自分の目でお確かめくださいませ(笑)

「ねえ……クラエスはいつも寂しくないの?」
「何?」
「クラエスだけいつも一人でお留守番してるでしょう?
私は…ジョゼさんがいなかったら さみしくて死んじゃうもの」
「幸せなおちびちゃん?
私がサミシイかどうかは私が決めるの」


出典:GUNSLINGER GIRL (コミック)/電撃文庫/相田裕/2巻35P
キャラ:ヘンリエッタ&クラエス

【作者直営サイト】JEWEL BOX
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年6月29日(日)
『2ch巡回中』

思い出したように2chのライトノベル板を巡回してます。主に批判的なスレ中心で。
いや、こういうのは万人にはお勧めできませんけれど理性的な批判はもちろん、俗に言う信者vsアンチの泥試合で見えてくる作品のいろんな側面とかあるので、精神的に余裕があればやってみてください。余裕のない人や、人の意見に流されやすい人はやめたほうがいいと思いますけどね(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベル作家最萌トーナメント!!!うたたねこやより)
ネタから出たまこと、でしょうか☆
各作者の紹介文を見るだけでも役に立つと思われますから、一度はご覧になってみてくださいね☆
「……参加してみようかな」


  ▼本日の作品&台詞解説▼

GUNSLINGER GIRL→bk1→amazonは、政府系の特殊組織で殺し屋として養成される少女達の日常や仕事を描いたコミックで、つい先日アニメ化も決まったようです。
この作品の特徴は、単純にハッピーな展開にはならないところ。少女達のほとんどが元は健常な身体だったのがさまざまな事情によって義体化して身体能力を強化し、さらに殺し屋となる過程で洗脳・刷り込み処理を受けています。
その洗脳にまつわる話が多いのですが、これがアチコチ痛いんです。どう痛いかは直接確かめてもらうのが一番ですが「幸せ」とは何を持って言うのか、とか考えたくなったりする感じのお話ですね。

さて、本日の台詞解説。
普通この組織”公社”に所属する少女は、個々に教官を持っていますがクラエスだけはある事情から独りです。
そこでヘンリエッタが「寂しくないか?」とたずねたことへの返答です。なにを持って孤独とするか?

先週まで僕は 自分が世界一不幸な人間だと思っていた
…しかし世の中にはもっと辛い事がたくさんあるようだ


出典:GUNSLINGER GIRL (コミック)/電撃文庫/相田裕/2巻136P
キャラ:フィリッポ

【作者直営サイト】JEWEL BOX
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年6月30日(月)
『乙一さんプチ特集もどき』

なんか気がついたら乙一さん関連情報が多いので特集もどきとしてみました。
まずは初期の傑作とされているスニーカー文庫のきみにしか聞こえない CALLING YOU→bk1→amazonドラマCD→amazonがいつの間にか発売中になってました。未入手につき感想は書けませんが……。
各ミステリ関連の賞を受賞しているGOTH→bk1→amazonコミック版→bk1→amazonもやはり知らぬ間に発売になってますね。
こちらの完成度は原作には及ばないものの、影の主人公たる森野夜のイメージとか猟奇殺人の具合とか、視覚的に欲しかったものが見事に再現されてます。コミックの表装もかなり凝ってますね。そういうわけで原作を気に入った人ならズバリ買いでしょう。ミステリ好きだけど小説は読まない(そんなややこしい人がいるかどうかは知りませんが)人もやっぱり買いです。
ちなみにGOTHは「死体に対して興味を示すという特殊な趣味を持った男女が、いろんな殺人事件に巻き込まれる」話です。

あとは新刊のZOO→bk1→amazonに未収録の短編がWEBで公開されてますね。
ホラーということで乙一さんを敬遠している人もいるようですが、まったくホラーと縁のない切ない話とかも書かれてますので上に挙げたきみにしか聞こえない〜とか、暗いところで待ち合わせ→bk1→amazonあたりをぜひ体験してみてください。

……相変わらず全く本の内容に触れてませんが、気にしない方向で(^^;


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■ライトノベル作家最萌トーナメント!!!うたたねこやより)
しばらく掲載しておきます☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

GUNSLINGER GIRL→bk1→amazonは、昨日も説明したので詳細は略します。しかし通してよんだ後に読み返すと「そういうことか……」と納得できる部分がありますね。2巻の内容を一言で簡潔に言うと、
「アンジェリカーっ!(T-T)」という感じです。

はい本日の台詞解説。いろいろ考えたんですが、あえて普通の台詞を持ってきました。みなさんは大丈夫? 自分が一番不幸とか思ってませんか? 別にアフリカの貧しい子達が……とか考える必要はないんですが、後ろ向き思考は精神衛生上よくないですぜ、とそういう事です。


ガンパレード・マーチ

胸を張れ。我らは誇り。誇りこそ我ら。
どの法を守るも我が決め、誰の許しも乞わぬ。
私の主は私のみ。文句があるなら戦おう。
それが私の生き方だ。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/芝村舞イベントより
キャラ:芝村舞

【公式サイト】Gunparade March Home Page
サーバーとの接続状態が悪いのか、サイトの表示に時間がかかるようなので、表示まで気長に待ちましょう……。

「ガンパレード・マーチ」は、一風変わった戦術級SLGと学園恋愛SLGのミックスされたゲームです。
まだプレイ中なんで詳しい説明はできませんが、掲示板上で常連さんがしっかり解説してくださっているので、その書き込みを読めばバッチリ概要がわかってしまいます。以下は書き込みからの抜粋。

『「第二次世界大戦中、世界中に突然現れたモンスター「幻獣」と40年以上戦い続けている世界。人類は幻獣に惨敗しており、既にユーラシアから撤退。日本は幻獣軍の本土上陸を防ぐ為、学徒動員の法案を可決、戦力増強までの時間稼ぎとして大量に九州に送り込んだ」
主人公は捨て駒の学兵で、特別な能力は無し、ゲーム目的は3月4日から5月11日迄生き残る事。
一応、育成部分、戦術部分に共通したメインシナリオもあるのですが、育成部分の自由度が異様に高い為、そんな事はまったく無視して、デート、カツアゲ、万引き、二股による修羅場(浮気専用の技能まである(笑))、恋仲取り持ちから、バイトに料理等、様々な行動が能動的に行えます。それこそ、戦場に出ない為に整備兵になったり、指揮官になって派閥を作ったりする事も可能です。
だからと言って、メインシナリオが手抜きと言うわけではなく、物語を追いたい人には、暗くて深くて重い、非常に難易度の高いシナリオ(到底不可能な数の幻獣(約2ヶ月で300体)を狩る事で、自らが人類の決戦的存在「ヒーロー」である事を証明し、それを感知して現れる幻獣の決戦的存在、「ドラゴン」を倒す)も待っています』

NPCをストーカー行為出来てしまったり、二股かけることができたり、さらに二股がばれて刺されたり(!)、そんなゲームが今まであったでしょうか? しかもそういう部分を持ちながら、とんでもなく重いシナリオが両立しているのが真のすごさかもしれません。
最近のドラクエやFFといった大作RPGに何の魅力も感じない、普通のゲームには飽き飽き、そんなあなたには間違いなくおすすめです。(FFは序盤で凍結、ドラクエに至ってはやる気ゼロな私がはまってるのが何よりの証拠(笑))

さて本日の台詞は、このゲームのヒロインである芝村舞の台詞を抜き出してみました。
彼女の一族は独特なものの考え方をするため、「普通」の人間からは嫌われている存在です。そう見られていることに対しどう感じるのか、主人公との会話の中で彼女が明かしたものです。
「私の主は私のみ」の部分には、特に強い誇りを感じますね。この台詞と二股の修羅場が同居しているゲーム……やっぱすごすぎ(笑)(00/10/8)

…その目、気に入らないわ。
楽観と自信と、絶望の中の希望を見る目。
悩みも悲しみも捨てた嫌な目よ。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/原素子イベントより
キャラ:原素子

【直営サイト】Gunparade March Home Page
アクセス状態がすっごく悪いので見るのは根気が必要です。

先日紹介したばかりなので、今回は「ガンパレード・マーチ」の詳しい説明は省きます。
しかし……やりこむほど台詞に転びます、これ。
おかげでしょっちゅうメモの為に手が止まってばかりいます。名台詞マニアーの業とでもいいましょうか(^^;)。
二股がけだの、嫉妬で刺されるだの、という話を聞いているといかにも軽いゲームの印象を受けますが、その実台詞の端々にとんでもない「重さ」があるのです、この作品。
あろうことか差別発言まで飛び出すなんて誰が想像しますか? 嫌われてるクラスメイトと仲良くしていると、「あいつの臭さが移ったんじゃない?」とか同級生の女の子に言われたり。しかも少年漫画と違って改心したりしません。
「ご都合主義への挑戦」なのかもしれないなあ、とふと思ったりしました。

上の台詞も、ご都合主義に真っ向から反した台詞と言うのか、とにかく個人的に思わず目を見張ったもののひとつです。
楽観主義というのは、時に害にしかならない時があります。過信と過大評価は進歩を阻害する存在でしかなく、奇跡は起こらない。この台詞も、要するにそういうことを言いたいのでしょうが、「嫌な目」とまではなかなか言い切れません普通は。
うーむ、なるほどねえ……。(00/10/10)

お・う・ら・み・しますからね。
呪いの木にある、あなたの藁人形に五寸釘が刺さって首がとれかかっていても、それは我が不肖がおこした始末とお覚悟なさい。
…あやまるまで、…許しませんっ。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/壬生屋未央イベントより
キャラ:壬生屋未央(みぶやみお)

【直営サイト】Gunparade March Home Page
アクセス状態がすっごく悪いので見るのは根気が必要です。

……浮気者の末路。

本日もガンパレード・マーチより。明日は別作品からの出典になる予定です。
今までにもちらちらと説明していますが、このゲームの大きな目玉として、二股や八方美人なことを繰り返しているとその報いがやってくるというものがあります。
その象徴となるイベントが「争奪戦」。主人公を巡って、女同士(とは限らない……)の骨肉の争いが展開され、「どっち!」と迫られてしまうのです。評判は落ちる、恋敵同士の友情はがたがたになると、あまりにも楽しすぎる(笑)展開がまっています。
上の台詞はそのようにして、二股が発覚した後激怒している構図なのです。このキャラクター、性格設定が潔癖症なだけに怒らすと……。
ああ、げにおそろしきは嫉妬に狂う人の心なり。(00/10/11)

ああこんにちは、極楽トンボさん。
……大変ですね、極楽トンボさん。
どうしました、極楽トンボさん。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/遠坂圭吾イベントより
キャラ:遠坂圭吾

【公式サイト】Gunparade March
開発元のサイトはこっちなんですが、アクセスが相変わらず重いので、上のSCEIの紹介ページを見るほうがてっとり早いでしょう。

すいません、本日の台詞は「死ぬほど」内輪受けです。
どれくらい内輪かと言うと、日本全国探しても、もしかすると自分ひとりしか受けてないかもしれないというくらい(笑)

上の台詞は、ただ今うちの掲示板で話題沸騰の「ガンパレード・マーチ」よりの出典。
これは主人公が遅刻を連続してしてしまい、極楽トンボ章という不名誉な勲章をもらった日に遠坂に話し掛けると発生します。つまりは「遅刻なんぞしやがってこのボンクラが」とバカにされてるわけなんですが……いやもう笑った笑った(笑)
思わず返事しようと思っちゃいました、ええ。
やっぱり小説とかアニメなどで、自分の本名やハンドルネームを言われると思わず反応してしまいまうものですね。そんだけです。まあたまにはこんなのもありってことで……。(00/10/16)

全軍突撃! どこかの誰かの未来のために!

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/ガンパレード・マーチより
キャラ:善行忠孝

【公式サイト】Gunparade March
開発元のサイトはこっちなんですが、重いどころか下手するとサーバーの過負荷で落ちてる可能性も……おそるべしガンパレの威力!

いやー、やめとこうとは思うんですがツボにはまる台詞があまりにも多いので、ついこの作品からとってしまいます。
そう言えば、この作品売上的にはかなり苦戦していて、そのうえプレステ・ドットコムすら品切れ状態らしいです。ううむ、万人向けだとは思いませんがせっかくの名作を埋もれさせるのはあまりにも惜しい! やらないよりましだから、まいじゃー認定しておこうかな……。

台詞は戦闘中のものです。
このゲーム、タイトルの名に恥じず戦闘中にガンパレード・マーチ(突撃行軍歌)を「歌う」ことができます。まあ発生自体はランダムで、制御できないのですが、その歌の一節に上のくだりがあるわけです。
これたぶん、「人類の〜」とか言われたら軽く流してたと思います。あえてどこかの誰かとしたところになんだかはまってしまったようです、ええ。(00/10/22)

私には、そなたが居る。そなたに私が居るように。
単純に考えれば確率は倍だ。二人だからな。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/芝村舞イベントより
キャラ:芝村舞

【直営サイト】Gunparade March Home Page
相変わらず重い……。

「ガンパレードマーチ」は、ただ今中毒患者続出中の恋愛学園SLG+戦闘SLGです。
詳しいことは過去の名台詞または近日登録予定のまいじゃー認定資料をお読みくださいませ。
ひとつ言える事は、「燃え」と「萌え」の要素を両立させた稀有なゲームであると言う事です。あなたがゲーマーであるという自負があるならばやらないと確実に後悔します。ギャルゲーしかやらないと公言してはばからない方にも、逆に硬派なストーリーしか興味なしと言い切る方にもおすすめ。


さて、今回の台詞は勝利の確率のお話。
この作品では人類は幻獣と戦っていますが、圧倒的劣勢に立たされています。その中で、芝村である舞はひとりでも戦況をひっくり返す危害で居るわけです。これが相棒である主人公と一緒なら戦力は倍である、とそういうことです。
なんてこともない台詞に聞こえますが、互いのことを深く信頼していなければ決して出てこない台詞なんですね。二人、というのはそれだけ重い意味を持つ言葉なのです。(00/10/27)

悲しいのは、めーなのよ

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/東原ののみイベントより
キャラ:東原ののみ

【公式サイト】Gunparade March Home Page
名台詞マニアにはたまらない(笑)、芝村舞の台詞集を作成しているサイトがっ! ここです。行くしかないでしょうやはり。

もはや、恒例と化してきた感のあるガンパレード・マーチからの出典です。
余談ですが、その筋ではガンパレは「ホモゲー」として有名なんだそうで(^^;)
男女だけじゃなく男同士でも親密になれちゃいますから、そういう妄想も無理はないかと思います、ええ確かに。
しかしただでさえこちらを訪れている女性の方はほとんどいないでしょうに、このうえゲーム好きでその上ホモ的妄想も好きな方となるといるんだかどうか……。
とりあえずそんな方がもしいらっしゃったら、どんな手段を用いてもこのゲームは手に入れましょう。そして存分にひたってくださいませ(笑)。

さてさて、それでは台詞解説〜。
ののみ嬢は、主人公たちが通う学校(高校)の中では飛びぬけてこどもっぽく(というかほんとに子供なんですが……)、難しいことはあんまりわかってません。けれどもそれだけに真実を突いてくるわけです。
「めー」っていうのは子供用語ですね。つまりは「だめ」。
『なんかよくないことがあったからと言って、いつまでも落ち込んでるのはだめ!』というのを、ののみ風に表現するとこうなるのです。奇妙に記憶に残る言葉なんです、これ。
ほんとは周辺の台詞も載せられるとよかったんですが、私としたことがテキストを残しておくのを忘れてしまい、この台詞のみしか覚えてませんでした。悔しい……今度この台詞見かけたらちゃんと完全版にバージョンアップしてやるです。(00/10/31)

なんだかさ、お前…幻獣を殺すたびに、人間じゃなくなっていくみたいでさ。…怖ぇよ。 …。
いや、悪ィ。ただ、そう思ったんだよ。
戦っている最中…お前、嬉しそうに笑っているように見えた時があってさ。
きっと見間違いなんだろうけど、それからなんだ…。
…なにか、お前…いや、あんたが、敵を殺すたびに、俺なんか話にならないくらい強いことに気付かされる。俺は幻獣より怖い人の肩を、それと知らず叩いてたのかもって…。
その調子で殺しつづけて、勲章貰いつづけて、人類最高の絢爛舞踏章を取って…それで…それで…あんた、一体何になるんだよ。
いや、あんたには何度も命助けてもらってる、俺だって分かってる、あんたが居なきゃ、俺はとっくに死んじまってる…。
でもさ、なぜだか最近、あんたの近くに居ると恐いんだよ。あんたは笑うけど、次の瞬間には笑ったまま、俺を殺せる…って。
…悪ぃ…。
怒らないでくれよ。あんたは、俺達と住む世界が違うんだよ。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/滝川陽平イベントより
キャラ:滝川陽平

【公式サイト】なし
ないやあるんですが、リンク張る時間が(^^;)

例によって解説する時間がないっす。
それにしても死ぬほど長い台詞ですね……まずいなあとは思ったんだけど、これだけ掲載すると雰囲気出るかと思ったんで全部載せることにしました。
「ガンパレード・マーチ」は時にとんでもなくシリアスなものを含んでいるんですが、これはその最たるものと言えると思います。
普通ゲームで、敵をいっぱい殺したら英雄扱いしかされないです。それがお約束というものです。しかしガンパレの場合……ぞくっときました。ほんとうは人の思いというのはこれこそ本音なのかもしれません。(00/11/2)

それが世界の選択である

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/各種台詞より
キャラ:?

【公式サイト】Gunparade March Home Page
攻略の参考にしたり、もしくはガンパレサイトを巡る際の出発元としてOVERS system GUIDE MANUALなどいいかも。

性懲りもなくまたガンパレ。
いいかげんこればかりになってもまずいので、しばらくはこれでお休みする予定です。あくまで予定ですが……。

上の台詞は、なんと言ったらいいのかな……ガンパレード・マーチのテーマとでも言うべき台詞で、特定のキャラクターに限らず多くのキャラクターがこの表現を使っています。
平たく言ってしまえば、「世論がそう望んだ」ということになるでしょうか。
でも実際のところ、世論などという小さいレベルではないような気がします。「地球の意志」とでも表現するような、大きな存在が選んだ方向、それを表したものと思ってください。もっともはったりにも効果抜群です。
架空の使用例:
「なぜだ! なぜ! この私が負けるはずがぁぁぁぁ!!」
「お前が負けることは最初から決まっていたさ。それが世界の選択だ」
とまあ、なんかかっこよく聞こえていいかも。(00/11/5)

皆は忘れたが、我らは知っている。
世界は何人もの名のなきヒーロー達によって、いつも最後の一線を潜り抜けて来たと。
次は我らの番だ。
我らは、ヒーローではないかも知れん。その代役も果たせぬかもしれぬ。だが、最悪でも時間稼ぎにはなろう。
本物が現れるその時まで、人を守って戦おう。別に人々のためではない。
我らは、人に甘えるのは好かぬ。それだけだ。
誇りこそ我ら。我らこそ誇り。
借りは必ず返す。我らは決めたのだ。あの男の手を取ったその時に。
泣くのはやめた。戦おうと。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/芝村舞
キャラ:芝村舞

【公式サイト】Gunparade March Home Page
報告。アルファシステムのサイトで、ガンパレードマーチ外伝小説が! ファンなら必見ですなー。

「ガンパレード・マーチ」は、ここのところ一種の伝染病と化してます。ネットに出没する人で、かつゲームをやる人は転ぶ人続出!
掲示板での報告を見ても、発売当初から比較して明らかに所有率がはねあがっているのが一目瞭然です。自由度の高さと根底にあるシナリオの半端ではない重さから、おそらく一般受けはしないと思いますが、願わくばこういう意欲的なゲームが増えますように。
……それにしても、局地的にはこれだけ話題になっているのにゲーム雑誌でとりあげているのは相変わらず電撃PS1誌のみ。まあ理由はいろいろとあるのでしょうが、正直言って他の雑誌にはがっかりです。
しかし『おかげで』どの雑誌にまいじゃーな作品を受け入れる下地があるかということがはっきりしました。まいじゃーなゲームを愛する方々は、今後「電撃PS」だけ買うのがよろしいかと(笑)。

はい、では名台詞解説〜。
相変わらずいいネタ提供してくれます、この作品。
作品内で「ヒーロー」の位置付けである芝村舞。彼女の属する?芝村一族の生き方というか信条について語られています。
かっこいですねえ、まるで主人公のようです(笑)。甘えたくないから戦う、これぞ戦士の生きる道。(00/11/18)

お前は、俺の友だ。
そして友情とは、ただ行動でのみ示される。
お前の敵は俺の敵だ。いつでも呼べ。
死せる時、生きる時、かならずお前のために俺のこぶしは振るわれるだろう。
俺は非力で歌も歌えないが、勇気はある。
そして勇気が役に立つ時は、案外多いものだ。
立ち向かう心があれば、どうにかなる。
忘れるな。
お前の困難は、お前だけが立ち向かうものじゃない。
俺達で立ち向かうものだ。

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/来須イベントより
キャラ:来須銀河

【公式サイト】Gunparade March Home Page
もしかすると、あらゆるゲームメーカーサイトの中で、今もっとも精力的なサイトかも。アクセスの重さはだいぶ改善されました。

ちょっとネットに潜っていて無駄に時間を消費しちゃいました。やはり○ちゃんねるは禁断の領域です、はい。

「ガンパレード・マーチ」は、もはや紹介不要ですね。なんだそれ!と思った方はまいじゃー推進委員会の方を参照してみてください。

では早速台詞の方の紹介を。
プレイヤーが来須となかよくなると発生する親友宣言、のようなものと考えてもらうのが判りやすいかと思います。
彼はスカウトといって、言わば歩兵的な役割なので「敵からお前を守ってやる!」というスタンスになるわけです。クールですねえ、かっこいいですねえ。漢ってやつですか。(00/11/26)

「いい方法を教えましょう。にっこり笑って」
「…え?」
「にっこり笑うんです。すべてはね、そこから始まるんです」
「…」
「人の上に立つ人間は、にっこり笑うのも仕事のうちですよ。部下が不安になるでしょう? 大丈夫、あなたはうまくやります。それをイメージしなさい」
「はい」
「私はもう、手伝うことは出来ませんが、心はいつもあなた方の側にあります」
「はい」
「よろしい。では涙を拭きなさい」

出典:ガンパレード・マーチ/アルファシステム(SCEI)/?/?
キャラ:善行忠孝

【公式サイト】Gunparade March Home Page
こちら街はずれの古びた洋館内の「それいけ! 5121戦車小隊♪」内で、NPC同士のカップルを誕生させようとの企画があって、なんか見合いに同席する親類のようで笑いました(^^)

本日はまたまた「ガンパレード・マーチ」から。
ちっとも進まないガンパレード・マーチ。実は未だ2週目(^^;)
なにしろサイトの更新や積読本の消化に追われ、ゲームにまで手が回りません。そのうえ名台詞が出るたびにゲームが中断するからなあ……せめて台詞の読み返し機能があれば……。もしリメイクする機会があれば、切実に台詞読み返し機能を希望。

さて、本日の台詞。
2週目限定で、善行司令と恋人関係になった後に話すと起こるイベントなのですが、なんと善行司令が司令職を加藤に押し付けて、東京に旅立ってしまうのです。ゲームの舞台は熊本。つまりはプレイヤーから外れてしまったんですね、これが。
以降ゲームは善行抜きで進められたある日のこと。
遠坂司令が通信で誰かに悩みを打ち明けているのですが、それが善行だというわけです。管理職にはいろんな悩みがつきものですが、それに答えたものです。電撃PSで確認してみたんですが、なんとイベント表に載ってません! うーむどうも発生条件がよくわからん……(善行が帰るイベントは載ってますが)
名台詞の上、結構レアな台詞だと思われるのでもしお近くに善行ファンがいたら教えてあげると喜ばれるかも……って、いるのか?
ちなみに音声付き!
知らずにこのイベントを起こしたがために、以降司令官職が安定せずころころ変わって困ってます(^^;
(00/12/4)

追記:一週目でもこのイベント起こるらしいです。さらにランダム。で、エンディングも少し変化するとの事。
(01/10/14)

人は変わるのだ。人が世代を重ねるのは、きっと今までにない何かに変わるためだと思う。
そうなれば、そなたの力は普通になろう。単にそなたは時代を先取りしただけだ。だから胸を張るが良い。

出典:ガンパレードマーチ/アルファシステム(SCE)/?/芝村舞イベントより
キャラ:芝村舞

【直営サイト】なし
時間なし!

「ガンパレードマーチ」、公式サイトでは裏設定がおおはやり?のようですね。なんだかこれでもかというくらいに悲惨な過去が用意されているとか。私は見に行ってませんが……。いろいろ自分で想像するほうが楽しい性分なんで今後も見に行かないと思います。まあひとつの作品にもいろんな楽しみ方があるということで。

ちなみにこの台詞、本来は胸を張るが良いの部分にこそ重点があるのでしょうが、私としては前半の人が世代を重ねるのは〜の部分がすっごく気に入ったからです。解説文は手抜きですが、この台詞自体はけっこうとっときのやつであると一応言い訳しときます、はい(^^;)(00/12/22)

明るいというものは、喋り方や態度ではあるまい? 明るいというものは、自分を信頼することだ。私を信じよ。必要なら世界のすべてを敵に回しても戦える女だ。そなたの友は、そなたが誇るに足る。少なくとも、私はその努力を怠ったことはない。

出典:高機動幻想ガンパレードマーチ/電撃文庫/広崎悠意/絵:きむらじゅんこ/162P
キャラ:芝村舞

【公式サイト】なし
時間なし!

どうもお待たせしました。とりあえず復活です。いやもう忙しくて忙しくて……ああああああ(脱力)。
ここ数日の台詞解説については今日中には直す予定です。

さて。
「高機動幻想ガンパレードマーチ」は、ご存知のように同名のゲームのノベライズです。この小説については興味があっても未だ未読の方も多いと思われるので詳しく解説したいと思います。
まずシナリオ設定ですがこれはゲームと同様です。
1945年に空に突如として出現した『黒い月』。この出来事により第2次大戦は終結します。しかしこの月と同時に幻獣が現れ、人間の殺戮をはじめます。短期間の間に人類は極めて劣勢に追い込まれ、50年以上経った今も人と幻獣の戦いは続いています。そして1999年、激化する戦争で戦力が消耗する中、日本政府は徴兵年齢以前の少子を徴収することを決定。
これはそうして徴兵された5121小隊所属の少年兵たちの活躍を描いた物語です。
さて、気になる小説の出来ばえですが……。
ガンパレユーザーなら必読。
広崎悠意さんはノベライズにあたって世界観の再現を最優先課題としたらしく、作中の登場人物の台詞はゲーム中で使われる台詞がほぼそのままの言い回しで多用されます。日常会話から重要なイベントでの会話に至るまですべてに及んでいるため、キャラクターに違和感を感じることはありえないでしょう。
また、登場人物を絞ったのとオリジナルキャラクターを登場させたりしてないため、物語の進行速度に疑問を感じることもないはずです。メインキャラクターは速水、舞、陽平、壬生屋の4人。特に作者さんは壬生屋ひいきの模様(笑)。
戦闘シーンの描写についても、ゲームの戦術場面をそのまま再現していてユーザーならばその場面が目に浮かぶことと思います。
もとから用意されたパズルのピースを取捨選択し、うまく組みなおした印象で、ノベライズのひとつの完成形を見せられた思いです。もう一度協調しときますが、ユーザーならばたとえ普段全く小説に縁のない方でも入手すべきです。ノベライズにさんざん失望させられてきた方でもたぶん大丈夫(^^;)

それでは、ガンパレードマーチを知らない人がいきなりこの小説を読んだらどうなのかということですが……。
ちょっと厳しいかもしれません。
いくつかの原因を考えてみます。
作中に登場する設定や意味深な台詞の数々が、ゲームをしていないと意味不明な唐突なものに聞こえてしまうということが一点。
次に戦闘シーンの描写がゲームの完全再現を優先して描かれているために、はったりが弱くなっています。この作品では戦闘シーンにけっこうたくさんページを割かれているのですが、ゲームを知らない人が読むといまひとつ淡々とした印象を受ける可能性があります。
たぶん消化不良な読後感になるんではないでしょうか? なにしろ自分自身がすでにゲームをプレイしてしまっているため、未体験の方の立場になるのはなかなか難しいものがありますが、各キャラクターへの掘り下げがたりない世界観がどうもよくわからないとか、そういう部分が気になるかもしれません。
ちなみに……人によっては「この小説の内容が薄い」と酷評されているようですが、「深み」をこの小説に期待した場合は転びます。ゲームの再現というためにこの小説はあります。私はいいんじゃないかと思いますけどね……無理して「薄っぺらでない内容」を追及しても、別のケチつけられるのがオチでしょう。ノベライズとはなかなかにやっかいな代物なのです。
例えば筆力が並外れた作家さんにノベライズを依頼したとします。で、文章的・ストーリー的には申し分ないしろものができた。しかしもし原作の雰囲気と変わってしまったら、全否定される可能性があるわけで……原作つきは難しいです、ええ(あとは商業的な問題もあるのですが、それはまた別問題ということで)。私の知る限り原作を越えたノベライズは「鉄コミュニケイション」ぐらいです。(追記:うしろととらの小説版もいいらしいです。掲示板で教えてもらいました)ともかく作者さんが意識してやってるのだから、そういう批評はあんまり意味ないんじゃなかなあ……。
結論。
基本的にこの作品はゲームをやってから追体験として読むためのものであると考えるのが正解ですね。

ではいつもの通り、台詞解説にいきましょう。
既にバレていると思いますが、私は芝村舞萌えなので(笑)、自然と紹介する台詞も舞のものばかりになってしまいますね……いいなあ舞。
このお嬢さんは気位が高く、他人の噂・悪口は気にせず信じる道をとにかく突き進みます。会話中に出てきた「明るさ」について語ったものですが、さすがは芝村。よい感じ。(00/12/23)

死なないでね。…人間の修理は、出来ないから。

出典:ガンパレード・マーチ/SCEI/アルファシステム/原画:きむらじゅんこ/戦闘前
キャラ:原素子

【作家公式サイト】Gunparade March Home Page
【絵師直営サイト】なし
ファンサイトはもはや多すぎてどれがおすすめなんだか……(^^;)よかったら掲示板でおすすめを紹介してくださいまし。

言い訳めいた私信。
本日夜に出席した、地域の寄り合いが紛糾すること数時間。おかげで予定していたサイト更新の時間をごっそり奪われました……。まいじゃー認定の作業とかし損ねたです。くそう田舎なんて田舎なんて。
……あーでは気を取り直しまして。

「ガンパレード・マーチ」は……大部分の方がご存知だと思いますので、基本的な知識が必要な方はは過去の名台詞かまいじゃー認定を参照してください。
しかしせっかくなのでガンパレに関わる話でもしてみましょう。
この作品の開発元アルファシステムは、現時点では名だたる大手メーカーを差し置いて、もっとも公式サイトとファンの密着度が高いところだと思います。
特に盛況なのが、世界の謎に関する掲示板……らしいです。いわゆる裏設定についていろいろネタ明かししているところですね。
らしい……と書いたのは、私がごく初期に立ち寄って以来全くあそこには近づいていないからです。
私はもともと本編に描かれていない裏設定は無視するタイプの人間で、公式に登場していなくて「実は……○○だった」と言われても右から左に流しておしまいです。
世の中に設定を追いかける設定マニアさんがいらっしゃるのと同じように、妄想マニア?な楽しみ方もあるんですよー。だから例えば主人公の速水くんはどんなに裏設定でいろいろ尾ひれつきで言われようとも、私の中ではあくまでも「普通の人」なのです。要はどっちでも構わないということで……<いいかげんだなしかし
なんだか設定関係についてはだいぶ紛糾したらしいので、こういう考え方もあるということで紹介してみました。

さて、本日の台詞解説に進みます。
台詞の発言者は整備班長の原素子。基本的に大変お姉さまなきっつい性格の人物です。
台詞ななんだか突き放したような言い方にも思えますが、その裏に戦場に出て行くものを思いやる気持ちが表れていて好感が持てます、ええ。(01/1/29)

…今までうちがあんたにかけてきた時間と金を利子つきで返して。今すぐや。

出典:ガンパレード・マーチ/SCEI/アルファシステム/原画:きむらじゅんこ/加藤祭イベント
キャラ:加藤祭

【作家公式サイト】Gunparade March Home Page
【絵師直営サイト】こめいちご
絵師の方の直営サイトを掲示板で教えていただきました。うむ、両方埋まると気持ちいいですね(笑)

私信。
帯情報をお寄せくださったみなさまへ。大変助かってます、ありがとうございました。個別の返信も必ず致しますが、まずはこちらでお礼に代えさせていただきます。
うー個別に返信する時間が……(^^;)

「ガンパレード・マーチ」は、初心者向きではないまいじゃー仕様なゲームです。お仕着せで1本道でない代わりに、本当の楽しみは自分たちで見つける必要のある内容になってます。詳しくはまいじゃー認定のページをご参照ください。

さて、今までにもガンパレ関係の台詞はいろいろ紹介してきたわけですが、これはいわゆる二股をかけている時に発生しやすい「嫉妬」イベントです。恋する心も裏切られたらどうなるやら!
各キャラによっていろいろな反応が見られるわけなのですが、私の中ではこれがもっともある意味恐い台詞かなあと思い紹介してみました。
これ……現実に言われたらめちゃくちゃ恐いです。
実際にこういう場面が意外とありそうな気がするところがなんとも……。げにおそろしきは人の嫉妬心である、と。(01/1/31)

「どう? 機体の方は、パイロットさん。
見てやってよ。あなたが壊すたびに、整備士達がどれだけ努力して修理しているかを。部品不足や最近の精度不良の部品にめげず、泣きごといわずに、頑張っているんだから。
…謝れって言っているんじゃないのよ。感謝しろって、言ってるわけでもないの。
ただ、自分一人で戦争しているんじゃないと、そう教えたいだけ。
一人では戦車は動かないのよ。
名パイロットは、そこのところ、良く分かっていなきゃ、ね?」


出典:高機動幻想ガンパレード・マーチ/SCEI/アルファシステム/絵師:きむらじゅんこ/原素子イベントより
キャラ:原素子

【メーカー公式サイト】アルファシステム
【絵師直営サイト】こめいちご
台詞萌え(笑)な当方として押さえておきたいファンサイトがwords of gpm。あらゆるイベントにおける台詞を徹底的に拾い出しています。うちでガンパレの台詞紹介する必要ないかも(笑)

久しぶりにガンパレから台詞紹介してみましょう。
もはや解説の必要なしと思われるガンパレードマーチですが、どうしても説明が必要な方はまいじゃー認定をご覧下さい。
このゲームで大きいのはやはり裏方としてプレイできる点でしょうか。司令のような管理職や整備員、はたまたオペレーターを能動的にこなせるというのは今までやれそうでやれなかったことだと思います。

さて、では本日の台詞解説。
プレイヤーがパイロットである時に、整備班長である原素子との会話時に発生するイベントです。
……その通りなんです。整備あっての兵器です。たった1機の兵器を稼動させるためにどれだけ多くの裏方の手が入っていることか。ヒーローの影に、必ずそれを支える存在があることを忘れないようにしなくてはならないのです。

ところで。
ここ最近、名台詞はまるで勝気な女性特集でもしているかのようです(^^;
特に意識していたわけじゃないんですが、これはひょっとして管理人の奥底には勝気な女性萌え心が眠っていたということでしょうか。どうもそんな気がしてきました。(01/4/30)

「じゅーよーなのはおおむかしといまではないのよ。そこからつづいてね、おーきくひらかれていく時のためにがんばることなのよ。
むかしはただのおもいでなの。
いまは一時のこしかけなのよ。
じゅーよーなのはむかしにもいまにもないの。
あしは、むかしといまから、どこかに走っていくためについているのよ。
だからどこかにいかなきゃいけないのよ。」


出典:高機動幻想ガンパレード・マーチ/SCEI/アルファシステム/絵師:きむらじゅんこ/東原ののみイベントより
キャラ:東原ののみ

【メーカー公式サイト】アルファシステム
【絵師直営サイト】こめいちご
本日は特記事項は特になし。

「高機動幻想ガンパレード・マーチ」は、おそろしく自由度の高いシミュレーションゲームです。もはやタイトルぐらいはほとんどの人が知っていると思われるので、細かい説明は省略します。
まともに遊べばコストパフォーマンスの高さは驚異的。とある裏技を使えばさらに寿命が延びます(^.^)公開できないのが非常にもったいない!
ちなみに一時期かなり多くの人にその技は教えまくったんですが、もし未だ知らない人がいるようであればメールを直接こちらに送っていただければ……はい。

さて、では本日の台詞解説へ。
ののみは見た目お子様、実は9歳というなぜに高校生の中に一人だけ混じっているのか?てな不思議がありまして、それはゲーム中で解決されていくことになるのですが、少なくとも見た目どおりの9歳ではありません。
なので、台詞がお子様なのかそうでないのか微妙な内容になっているのです、ええ。
理屈はともかく、未来をたいへん上手く表現しています。(01/5/25)

(お…おのれ―――)

出典:ガンパレード・マーチ/SCEI/アルファシステム/絵師:きむらじゅんこ/いろいろ
キャラ:いろいろ

【メーカー公式サイト】AlfaSystem Homepage
【絵師直営サイト】こめいちご
SSをお望みの方には、ガンパレSS専門のサーチエンジンGPM SS Only Searchなどはどうでしょう。

「ガンパレード・マーチ」は……詳細はここへ。以下省略<手抜き
いやちょっと私事でいろいろ激震が起こりそうで、柄にもなく考え込んじゃいまして。まあまだどうこう言える段階じゃないですが、ね。

さて。
気を取り直して。
この台詞、ガンパレユーザーならば、間違いなく名台詞として認識してもらえると思います。
知らない方のために解説すると、ガンパレでは基本的に相手といろいろコミュニケーションをとることで仲良くなっていきます。ある程度仲良くなると、一緒に昼食に行こうと誘ったり、デートに行こうと誘ったりできるようになるのですが……。おもしろいことに、他人からの好感度がある程度高いと人様が楽しくラブラブな会話もしくは重要な相談を持ちかけようとしているところに横から第3者が会話に割り込んできやがります。
嫉妬に狂うモトカノが、彼女と楽しく話そうとしている主人公の邪魔をするようなものです<激しく違う
とにかくこれをやられると会話が進まないので、非常に厄介です。
人の逢瀬をじゃまするやつは、たしかに「おのれ、きさまなどは馬に蹴られて死んでしまえっ!」と思われるのも無理ないです。
そういった邪魔者に対する怒りを、全キャラ共通でしかも1語で表した偉大な台詞です(笑)
ネコまでこの台詞をしゃべるのには笑えました(01/6/13)

「どーせ明日もしごかれんだからさぁ!
今日はもういいじゃんか 明日がんばればさあ――!」
「うん…でもがんばれる時にがんばっとく。
明日が来るとは限らないから…」


出典:ガンパレード・マーチ 《コミック》/DENGEKI COMICS/原作:SCEI/作画:さなづらひろゆき/1巻44P
キャラ:滝川陽平&速水厚志

【作者(作画者)直営サイト】WEB☆づら
【絵師直営サイト】なし
個人的にさなづらさんの書く芝村舞はツボですええ。

★2001年12月11日(火)

リンクページ以外で他のサイトに飛ぶ際、新しいウインドウを開くように変更します。おいおい今までのデータも直すつもりですが、とりあえず本日以降のリンクにはすべてこのルールを適用します。

クリスマスプレゼントへの応募受付中。くわしくは12/10の雑記を参照してください。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

今日は何もありません。もうトンボさん、情報収集ちゃんとしてますか?
「やってます。VAIOは、細かく性能を見ていくとやっぱり割高だなあとか」
誰がノートPCの話をしてるんですか☆
もしもーし。おーい。
「うーん、中古か新品かそれも問題だ……」
だめです。こんなご時世・こんなスーダラ社員にもありがたくもボーナスが出たので、舞い上がってるみたいです。
ええとトンボさん、それじゃ私にも字統を買ってくださいね☆
「また辞書かい! しかも微妙に通な選び方だし」
ちょっと黄金色に心の潤う一日、でした☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「ガンパレード・マーチ」→bk1→amazonは、言わずとしれたまいじゃー認定済みのゲーム、それをコミック化したものです。
ここまで世界に浸かってしまうと、第三者視点でコミックを読むのも難しいので、ゲームを知らない人がこのコミックを読んだ際の感想をぜひとも聞かせてもらいたいところではあります。てゆうか教えてください。
個人的にはかなり気に入ってます。

で、たぶんこの台詞はコミックオリジナルのものだと思うんですが……ともかく主人公の速水が、舞の特訓にへろへろになりながらも付き合おうとする理由ってところかな?
そう、一寸先は闇。
先のことはわからない。
だからこそその一瞬一瞬に全力を尽くすのです。

……ついでに2週間先は浜松、どうでもいいけど。
(01/12/11)

人は「ただの人間」である事に異を唱え そこから抜けようとあがく瞬間「ただ」であることをやめる
私は芝村になった時「ただの人間」である事をやめた
泣き言も自分が小さい事を悲しむ事もやめた それよりも努力する事にした
努力は恥だ だが悲しむよりはずっといい
己に自信が無いのなら腕を磨けばいい
「1+1」よりも簡単な数式だ


出典:ガンパレード・マーチ 《コミック》/DENGEKI COMICS/原作:SCEI/作画:さなづらひろゆき/1巻46P
キャラ:芝村舞

【作者(作画者)直営サイト】WEB☆づら
【絵師直営サイト】なし
個人的にさなづらさんの書く芝村舞はツボですええ。

★2001年12月12日(水)

どうもすいませんでした。
朝、更新するつもりだったんですが目覚まし掛け忘れて、仕事にあやうく遅刻しかけるていたらく。
もはや日付もかわろうとしています(^^;
そんなわけなんで、台詞だけかろうじて更新です。ほかはなし!
その分、翌日の更新に反映……できるといいですねえ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

トンボさん、寝坊はよくないと思います。


  ▼本日の作品&台詞解説▼

「ガンパレード・マーチ」→bk1→amazonは、以下略<略しすぎ
ちなみにこの台詞、ゲーム内で使用された台詞を簡略化したようなバージョンが使われていますが、こちらのコミック版の方がすっきりしていていい感じかもしれません。
(01/12/12)

「サンタさんが来てくれないのなら、自分がサンタになればいいのよ! サンタになって、自分で自分にプレゼントするの! さあ、行きなさいっ!」

出典:ガンパレード・マーチ 5121小隊決戦前夜 (小説)/電撃ゲーム文庫/榊涼介/絵師:きむらじゅんこ/194P
キャラ:原素子

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】こめいちご

特記事項はなし。

★2002年10月13日(日)
『現在262タイトル』

と、いうわけで例の調査用選定作業は順調に進行しております。充実を期すために数名の方に協力を依頼して、よりよいものになるよう努力中であります。

しかし……maijar.orgから飛んでこれるようになった方っているんですかね? うちの環境だといまだに見れないままですが……ほんとにDNSの情報更新されてるのか?不安になってきたな……。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■センスオブワンダーとはこれだっ!
なるほど、参考になりますね☆
「あのさ……これってもしかして」
参考になりますね☆
「ええとっても(泣 」

追記:くそーまじで未だに意味がわからーん!!

■キノの旅、アニメ化
ええと、今さらな情報ですが一応☆

■読書系サイトLINK相関図β版Mystery Laboratoryより)
ちょっと不思議に思う部分もありながら拝見したんですが、なるほど1999.07.25 現在のものですか☆ どうりで納得です☆ とはいえいろいろ参考になることも多いですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンパレード・マーチ→bk1→amazonは、もともとPS用のSLG。発売当初はほとんど注目されていませんでしたが、ネット経由で「おもしろい」との評判が伝わっていき、じわじわ人気があがり、時間が立つほど売れ行きが上がるというトンデモぶりを発揮、売れに売れとうとうアニメ化にまでこぎつけてしまった脅威の作品です。
実は指摘されるまでほとんど自覚してなかったんですが、うちのサイトも最初期の牽引役になっていたらしくたいへん嬉しく思います。

とまあゲームの紹介はおいときまして……。
そのゲームの小説化ですね。第1作はちと保留とさせていただきますが、第2、3作目の小説版は原作ファンならば買いでしょう。うまく原作の雰囲気を捉えた上できっちり消化されてます。おそらく作者さんがかなりゲームをやりこんでいるのでしょう。

さてでは問題の台詞。
要するに、物資がないなら自力で「どんな手を使っても」調達してしまおうということです。サンタといえば聞こえはいいですが、経済力のまるでないサンタが金の張るプレゼントを用意するにはどうすればいいか?
つまりはそういうこと。
悪をそそのかす姐さんの図(笑)

「立派だと言っておこう、敵と書いて友よ。貴様の記憶は俺に刻まれた」

出典:Return to Gunparade(ガンパレード・マーチweb外伝) (小説)/アルファシステム/絵:なし/第11話より
キャラ:中村光弘

【作者直営サイト】Alfa System
【絵師直営サイト】
なし
特記事項はなし。

★2003年1月20日(月)
『とくにネタはありません』

まっしろけです。台詞だけ適当に更新してただ消え去るのみ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

本日はお休みです☆
「なんか休み多くない?」
無理してニュースサイトっぽく振舞うつもりはありませんから☆ そもそもこれをはじめた当時はライトノベル系のニュースを扱ったところがほとんどなかったのですが、今ではFANTASY Bookmarkが精力的にニュースも取り扱っているのでいつやめてもいいのです☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンパレード・マーチはSLGです。詳細についてはあえて説明抜きで。
このガンパレはweb上でも公式に外伝が発表され続けていて、それがこのReturn to Gunparadeですね。

で、本日の台詞解説ですが……今回はソックスハンターの話となっております。ところどころの表現が死ぬほど笑えるので普段読んでない人も11話だけでも読んでみてください。なおかっこいい言い回しなんで採用しましたが台詞の使われている状況ときたら!

「前に善行が言っていたであろう。自分のスタイルを持て、とな。おのれを知ることだ。おのれの長所短所を正直に認めることだ。多くの人間は、自分が見たい現実だけを見る。平和な日常ならばそれも許されよう。だが、戦場は絶対的な現実だ。おのれに嘘をついている人間は生き残ることはできぬ。臆病ならば臆病でよい、考えなしなら考えなしでよい。臆病であることを認めた者は、それにふさわしい戦術を選び、学ぶだろうし、考えなしと認めた者はその欠点を補うために思慮深い人間から学ぼうとし、悪くともその人間についていこうとするだろう。そういうことだ」
「……悪ィ。おまえの話、ちょっと難しいぜ」
「なんの。
ならば思いっきり端的に言ってやろう。滝川、そなたは生き残ることだけを考えよ」


出典:ガンパレード・マーチ episode TWO (小説)/電撃文庫/榊涼介/絵師:きむらじゅんこ/116P
キャラ:芝村舞&滝川陽平

【作者直営サイト】なし
【絵師直営サイト】
こめいちご
特記事項なし。

★2003年8月4日(月)
『ボク少女が1、2、3、たくさん』

怠け病にかかって2日も更新サボってしまいました(^^;

えー8月1日のボク少女の話題は思わぬ反響でした(笑)
掲示板でも多数の遭遇事例が報告されてまして……いやはやいるところにはいるもんだ。女子高の方が使用率が高いとか、男の前では使わないとか言う話もあるようですが果たしてどうなんでしょうね? あと30過ぎてもプライベートだとボクとか言ったりするんでしょうか。謎だ。

そうそう、布教活動の成果でダメぽ足跡(の8月2日、3日)の方に銀盤カレイドスコープ→bk1→amazon気に入ってもらえたようでなによりです。題材がフィギュアスケートでスポ根、さらに+αという稀有なライトノベルなんで、表紙に騙されずぜひ読んでみてくださいね!

さらに追記。都市シリーズファンの方はお絵かき板必見(複数)ですええ。


  ▼本日の木乃葉子トピック▼

■小宮日記 2003-07-30 毒舌BBS「そういう意味ではラノベの時代なのかな 」ありさとの蔵より)
こちらの掲示板の1885番の書き込みを受けてのもののようですね☆
「うーん。どこまで行っても本質的にはマンガと小説は別なものだと思うですよ。例えばARIA→bk1→amazonBLAME!→bk1→amazonは絶対に小説では表現できないし、逆に真世の王→bk1→amazonや、イリヤの空、UFOの夏→bk1→amazonなどは小説ならではの表現力を発揮します。両者の融合という意味では都市シリーズ→bk1→amazonが各種の試みを行っていますが……そもそも小説読みがマンガを読むことは普通にあっても、その逆はかなり少ないと思われますね」
多少なりともライトノベルの支持層が増えるのはよいことです☆ 読んでくれないと殲滅ですよ☆


  ▼本日の作品&台詞解説▼

ガンパレード・マーチは、もともとアルファシステムの発売したやや変り種のSLGです。異様に深い設定や、その自由度の高さから発売当初は全くといっていいほど注目されていなかったものの主にネット経由でじわじわ人気が高まり、ついにはアニメ化にまでこぎつけた作品です。
さて、その小説版→bk1→amazonですがゲームという原作がある中でのノベライズとしては私が今まで読んだ中では最もすばらしい完成度を誇ります(ただし榊涼介版に限定)。
各キャラクターの性格や世界観が、ただ原作をなぞるだけでなく「このキャラクターならこう動くに違いない」という部分が見事に昇華されて文章化しています。ゲームをやらずに小説だけ読んでも大丈夫なくらいお見事な出来なので、ゲームだけプレイして小説を未読の方がいたらぜひともこちらにも手を出されますように。

さて、では本日の台詞解説。
は、必要なさそうですね。自分のスタイルを持つとはどういうことか、それにかんする芝村の談義です。


ガンヘッド

ジェロニモーーーーッ!!

出典:ガンヘッド/東邦/?/?
キャラ:ブルックリン

関連サイト:なし
さすがに10年以上前の映画となると……。でも、キーワード検索ならいくらでも出てきますので、お試しあれ。

この数日、くたばっていて更新が遅れがちで申し訳ありません。今日はなんとか……なるのか……なあ(^^;)

「ガンヘッド」は、近未来にコンピュータ(AI)が反乱した世の中が舞台です。人々は細々と暮らしていて,トレジャーハンターと呼ばれる人々だけがお宝目当てにAIの支配する危険な塔へと乗り込んでいくのですが……。
まああれです。原作はもっとちゃんとしてますが、映画だけを見ている限り、細かいバックストーリーなどはほとんどわかりません。でもわからなくても問題なし(笑)
この映画の最大のみどころは、ズバリ「ガンヘッド」と呼ばれる巨大ロボットが動くことに意義があるのです。実写ですぜ、実写! これを知らない若人はぜひ一度は見るべき作品です。

台詞自体にほとんど意味はなくて、主人公のブルックリンが敵のロボット「カイロン5」(あれ、違ったっけ……)に最後の反撃をするシーンです。ガンヘッド用のガトリングガンを抱えて、ぶっ放すときの台詞ですね。
これはなかなか燃えるシーンです……は、いいのですが。昔から私が頭を悩ませているのが「ジェロニモ」とはいったいなんのことを言っているのか、ということなのです。誰か知っていたら教えてください。

補完!ジエロニモーッ!の語源について:
アメリカで一般的に用いられる「雄叫び」。あえて意訳すれば「うぉぉぉっ、こん畜生!」とかいう感じ。ルーツはネイティブ・アメリカンの英雄ジェロニモで、彼の勇敢な戦いぶりに敬意を表し、死闘において己を鼓舞するためにいつしか彼の名が突撃の際に叫ばれるようになった……という事、だそうです。情報提供してくださった葛西伸哉さんに感謝!

(編者注:敵ロボットはエアロボットで、ブルックリン一行がトレジャーハントしに訪れるのがアイランド・8JO(八丈島?)のカイロンタワー。タワーのメインコンピュータがカイロン5です(20031203追記・20041009修正))

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