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"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)

タイトル:"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

野村美月の新作、すんごいおもしろかったああああああ!!
迷うことなく赤枠おすすめで! さすが文学少女シリーズで一段レベルアップを果たしただけのことはあるよ!

本人は普通でいたいのに、目つきや人相の悪さ、赤茶けた髪で周りから恐れられ、本物の不良には絡まれ火の粉を払っている内に伝説級の不良扱いされている不遇の少年・赤城是光。
そんな彼が、わずかな接点をもっただけに過ぎない恋多き学園の”皇子”ヒカルの葬儀に参列したことから運命が回り始めた……

ゆえあって、主人公の是光はヒカルに憑かれてしまい、片時も離れることが出来なくなってしまう。そこで是光は、ヒカルに成仏してもらうためにやむなく彼の心残りであった出来事を解決するために協力することになるのだが……

主人公の是光、皇子であるヒカルをはじめとして、ヒロインの葵や式部など、出てくるキャラがいずれも非常に魅力的。
中でも十八番とでも言うべき、人物の「影」「負の部分」を描くことでそのキャラに深みが出てます。ヒカルとか、その典型といえるかも。物語においても同じで、非常に苦い部分を加えることでいっそう甘さも引き立つようになっているのです。

源氏物語がモチーフと言うことで、いろいろ憶測もできるのですがさてそうなると気になるのが式部帆夏のポジションですね。(前作のななせっぽいからとか、そういうことは一切関係ない、はずだ!)応援したいところなんですが、負け組じゃないよ、ね? がんばれ式部!


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from monumenta librorum on 土曜, 2011/07/23 - 20:26

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