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半熟作家と“文学少女”な編集者

タイトル:半熟作家と“文学少女”な編集者(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

文学少女フォーエバー。
本編終了後もしばらく続いてきたこのシリーズも、ついに幕引き。

ああ、めちゃくちゃ感慨深い……
ストーリーとしては、現役高校生で新人2年目にして超売れっ子作家でその上モデルもしているという雀宮快斗と、新しく彼の担当編集になった我らが永遠の”文学少女”こと天野遠子嬢を中心とした物語です。

まず非常に上手いと感じたのはあえて井上ミウを登場させなかったこと。遠子以外は、新キャラである若者にこだわって登場させることで物語の鮮度がぐっと増してます。それを言うなら、遠子なんて既に二十代後半のおばさんじゃないか!というツッコミがありそうですが、なんていうか正直この人の老いた姿が想像出来ない。きっとおばあちゃんになっても『ご覧の通りの文学少女よ』と言い続け、好きな作品について蕩々と語ってくれる、そんな雰囲気があります。

もちろん若い世代もがんばってます。
売れっ子としてやや天狗になってはいるけど、若い、若いよ! 快斗のこの青さが逆に微笑ましい。もちろん早川嬢も。

ああ、見事な大団円ではありますが正直このシリーズはずっとずっと読み続けていたい気分です。まあそうも行きませんよね。いまはただ、すばらしい作品を世に送り出してくれた作者様に多大なる感謝を。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 水曜, 2011/08/24 - 17:27

著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂 ワンパターンも極めれば王道だ。 わかりきった同じようなストーリーで、読者を引き込み、買いたくないのに買ってしまった、悔しいっ、でも感じ...