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“文学少女”と恋する挿話集 1

タイトル:“文学少女”と恋する挿話集 1(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

処女作では天才と騒がれながらもある事件で心に大きな傷を負って、二作目以降を書くことをやめてしまった少年・心葉と、本を文字通り食べてしまうという”文学少女”天野遠子。
有名文学小説をモチーフにしつつ、心をえぐるような切ないエピソードを乗り越えて心葉が徐々に傷を癒していく学園青春ストーリー……の外伝。
本編は最高の盛り上がりを見せて完結しましたが、その後日談あります!

遠子先輩はどこまでいってもまっすぐかつ愛らしい文学少女そのものであるとか、あのひねくれた強者である麻貴と遠子はいつ知り合ったのか?とか、女たらしのヤンデレという印象しかなかった流人の微笑ましい(笑)エピソードとか。
あ、ちなみに私は遠子派だったので無問題ですが、ななせ派には残念なことにこの挿話集1ではななせさん出番なし。きっと2巻でリベンジを果たす……んでしょうたぶん。


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