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“文学少女”と恋する挿話集3

タイトル:“文学少女”と恋する挿話集3(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

文学少女シリーズ、いったん完結はしたもののいろいろ短編集とかの形で続いていきますね。
いや、このシリーズ大好きだからいいんですけどね?

今回の短編集は、脇役が活躍してますがなかでも竹田さんが目立ってました。

全10編の短編のうち、web上で掲載されたものが四編で、残りは書き下ろし。

さて、では適当に感想など。
麻貴の生まれたばかりの子供は、いってみれば遠子先輩の立場を考えたら「遠子おばたん」になるわけですが、かなり真剣に赤ちゃんに向かって「遠子お姉たん」「遠子お姉たん」とささやく遠子先輩が非常にらしくてかわいいのなんの!

竹田さんは相変わらずですねえ。
教師になっても、あのふわふわした可愛い一面と、一切の感情が抜け落ちた仮面のような表情を持ってます。そこがいいんですけどね。なんだろう、ヤンデレとはまた違った魅力とでも言うのかしら。

そして、ななせはあんまり出番なし。
劇場版に続きななせファンはどうぞ存分に泣いてください。
そういう人はあれだ、OVAを購入するといいんじゃないかな? かな?
(ライオンヘアーになっちゃったのが残念ではあるけれど、実のところ真面目に短編三つを買うかどうか迷ってますええ)


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 日曜, 2010/05/09 - 01:10

著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂 「と、遠子さんは……井上さんのこと、好き……なんですか?」 「心葉くんは……後輩で……世話のやける弟みたいな子なの……」 「秘密よ。大好...