2012年の私的ベストラノベを挙げてみた。
ちと遅くなりましたが、去年読んだラノベからおもしろかったものをピックアップ。計20作。(境界上にある作品もあまり気にしすぎず挙げました)
なお、モバマスという悪魔に魅入られたために今年後半の読書量が減り、拾いきれない作品も多々あろうかと思いますが、お許しください。姉御とか川島さんがかわいすぎるのがいけないんですよ……
先にタイトル挙げておきます。後で簡単な紹介つけてますが、部門別にページ内リンクつけときました。さらに詳細な説明が必要な場合は画像クリックでサイト内の紹介文に飛びます。
・新作シリーズ部門(10作)
魔法少女育成計画
天鏡のアルデラミン―ねじ巻き精霊戦記
対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚
楽聖少女
黒鋼の魔紋修復士
大日本サムライガール
ボイス坂 ~あたし、たぶん声優向いてない~
ノーゲーム・ノーライフ
マグダラで眠れ
スカイワールド
・継続シリーズ部門(4作品)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6
スワロウテイル序章/人工処女受胎
はたらく魔王さま!
六畳間の侵略者!?
・単発部門(2作品)
アニソンの神様
ベイビー、グッドモーニング
・バカ小説部門(2作品)
俺、ツインテールになります。
彼女たちのメシがマズい100の理由
・番外(2作品)
ノートより安い恋
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1
・新作シリーズ部門(10作)
魔法少女育成計画
文句なし! 潜む悪意、活躍する魔法少女が予測不可、百合妄想捗るカップリングなどみどころいっぱい。
特にまどかマギカ好きには絶対のおすすめ。作品の方向性はお察しください。
天鏡のアルデラミン―ねじ巻き精霊戦記
ファンタジー戦記。軍事的才能を持ちつつも本当はだらだら暮らしたい少年が、国を揺るがす戦争に大きく関わることになる。劣勢をひっくり返すさまが! あときちんとシリアスを書いている。
対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚
銃器はまともに使えないが、近接戦闘には無類の強さを持つ少年が、魔法に関わる大きな争乱の中心に。燃える!
楽聖少女
ぶっ飛んだ設定のモーツァルトやベートベンが出てくる音楽もの。とにかくいい意味でぶっとんでる。
黒鋼の魔紋修復士
魔法ファンタジー。男ツンデレ。デレ分数パーセント。露出の高い衣装を正当化する設定がGJ。
大日本サムライガール
たぶん後にも先にも右翼系アイドルヒロインなどオンリーワン。目的は政治、手段はアイドル。「葉月莉音の帝国」の作者だけに、経済要素がばんばん入ります。
ボイス坂 ~あたし、たぶん声優向いてない~
声優もの。異端者。挫折をきっちり書いてるところに好感。
ノーゲーム・ノーライフ
ゲームの勝敗ですべてを決める世界に召喚された、無敵のゲームマスター兄妹が活躍。
二人いてはじめて危機を突破できるという作り方が燃え。
マグダラで眠れ
中世風世界で錬金術師が主人公。魔法や奇跡ではなく、現実世界での錬金術のありようを丁寧に描写してるところがポイント。
スカイワールド
MMORPGファンタジー。SAOとはまた切り口は違うが、ゲームのシステムを描写に生かしている。
・継続シリーズ部門(4作品)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
この手のラブコメにしては珍しく、主人公がにわかヒーローにならない。どこまでも斜に構えたまま突っ切る展開。
スワロウテイル序章/人工処女受胎
いろんな要素がぶちこまれているがAIスキー必見。ちなみに紹介してるのは三作目ですが、とっつきやすさを考えるとシリーズにはここから入ってその次に第一作を読むのをおすすめ。
はたらく魔王さま!
異世界(現代日本)に飛ばされた勇者と魔王は、伊能も使えないためマグロナルドのクルーやOLに身をやつしていた……。マクドナルド啓蒙小説として表彰されてもいいくらいw
六畳間の侵略者!?
六畳間の覇権を取り合った箱庭戦争でしたが……恐ろしく右肩上がりに途中からストーリーが変質していきます。伏線の回収が見事。
・単発部門(2作品)
ベイビー、グッドモーニング
死が近い人間にだけ姿を見せる死神の少女の物語。透明感あり。
・バカ小説部門(2作品)
俺、ツインテールになります。
一言でまとめるとツインテール万歳! なお、ツインテールを愛する主人公も、TS化してツインテール少女になります。
彼女たちのメシがマズい100の理由
マズメシヒロイン数あれど、妙にリアリティあふれる設定なのが特徴的。ヒロインがイギリス人だったり、味オンチだったり。
・番外(2作品)
ノートより安い恋
百合小説短編集。ただの百合ん百合んから一歩抜けた、繊細な心理描写が持ち味。
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1
翻訳サイバーパンクSF……一応。「ワザマエ!」「サヨナラ!」「アイエエエ!? ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」といった独特な台詞回し、日本について盛大に間違えたまま突き抜けたようなものすごい世界観が魅力。通称忍殺。
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