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筋肉の神マッスル

タイトル:筋肉の神マッスル(小説:電撃文庫)
作者  :さとうけい:佐藤ケイ
絵師  :さめだ小判
デザイン:?
編集  :?

タイトルで想像はつくでしょうが、いわゆるバカ小説+シチュエーションコメディです。

作中では「おっぱい」という単語自体は連呼されるのですがそこがクローズアップされることはほぼなく、無駄に筋肉に関する薀蓄が豊富。また、少なくとも今のところはラブコメという方向性でもなさそうです。
内容としては猿神退治。どっちかというとその他の部分のほうがおもしろい気がしますけど、まあこれはこれで!

あらすじとしては、おっぱいに日夜興奮するごくごく普通の少年が、とある事情で土地神のまっする様の目に留まり、地元を荒らし回る猿神退治役を無理やり引き受けさせられる、というもの。

最初に、猿が地元を荒らすくだりが妙にシリアスなので「俺、読む本間違えたかな……」と心配になってきましたが、そんな心配は無用でした。
筋肉薀蓄もよかったですが、個人的にはまっする様の巫女が、1000年の長きに渡り外に出ていないせいで、世間の常識とずれまくってる反応が非常におもしろかったですね。ただの揚げ物に感動してるところとかもうニヤニヤですよ! 確かに大昔は油は貴重でしたからね……。


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from monumenta librorum on 火曜, 2012/09/11 - 13:14

猿神によって猿が跋扈するようになった町で、最後の神頼みとして主人公の少年に授けられたのは武器ではなくて、筋肉だったというところから始まる話。と言うわけで、力を得て、町を...