名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

“文学少女”と恋する挿話集4

タイトル:“文学少女”と恋する挿話集4(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

文学少女シリーズは一応本編そのものは完結したことになっているのですが、こうやってさかのぼって短編を読んでいても全く色あせませんね。
何といってもキャラクターの繊細で微妙な感情表現が圧倒的に上手い。
美羽みたいな、ヤンデレの領域に突入したキャラは余人には理解しがたく私にとってもむろんそうだったわけですが、今回の書き下ろしエピソードで不覚にも陥落しました。
これはやばい。

ああでも、次で本当に終わりのようですね。
名残惜しい……
そういや思い切り脱線しますが昔確かに「かもめのジョナサン」を読んだ記憶はあるものの、どうも作中で紹介されている第二部、第三部のストーリーには心当たりがないような……ひょっとして一部しか読んでない!? これは確認する必要があるかも。どうも、これに限らずかつて読んだ特に海外作品の類は端折って紹介されたものを全てだと思っていることが少なくないようで、気をつけたいものです。


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/5090
from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 火曜, 2011/08/23 - 23:35

著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂 「心葉先輩!大発見です~~~~!ジョバンニとカムパネルラは、ホモだったんですよ━━!」 菜乃、てめぇwwwwwwwww 『卒業。』読んだ...