名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

お前のご奉仕はその程度か?2

タイトル:お前のご奉仕はその程度か?2(小説:GA文庫)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :尾崎弘宜
デザイン:?
編集  :?

祖父による呪いで、女子からもてすぎて困っていた少年が、吸血鬼が統治する血族帝国に逃げ込んだはいいものの、いざ蓋を開けてみればやっぱりやってることが変わらないというハーレム系ラブコメ。
森田季節作品には珍しく、ガチガチの王道展開ですが、キャラクターがはっきり立っているので、そこが魅力です。
既にドラマCDになることも決まっていたり動きが早いですね。

おもに今回は仲直りしたはずの、皇帝である王花と、妹の詩憐の間で良太を巡って恋の鞘当てが展開します。

ええと、これで皇帝、皇帝の妹、ダウナー、暗殺者、大司教、近衛、ついに姉まで加わって良太の取り合いが発生してる訳で、なんとにぎやかなことですねえ。
個人的にはやはり皇帝の王花が一番ですけど。権力を盾にとっての黒い発言の数々が実に素晴らしいですええ。

まあ姉が新しく加わったけど、やってることはいつも通り? 基本、ドロドロした話にはならないんで安心してサクッと読めるところがいいですね。


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/5728
from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 火曜, 2012/02/14 - 22:31

著:森田 季節 イラスト:尾崎 弘宜 「何をする……事故に装ってわたしを亡き者にするつもりか……」 「そんなことしないよ。おじいちゃんが言ってたから。『どんなに悪い人でも━...