名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

狼と香辛料 5

タイトル:狼と香辛料 5(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

行商人ロレンスと、賢狼ホロの旅道中。
二人の会話の妙と、商売的な騙し合いが見どころです。
4巻では、割と蜜月な関係で「割と」まったりとしていましたが、この5巻では!
なんと!
……さ、読んで確かめましょう。
少なくとも中だるみにはなっていないことは保証します。なお今回もホロとロレンスの丁々発止のやり取りは健在。


この作品の名台詞

「くぅ……あふ。どうやらこのまま凍りつかなくてもすみそうじゃな」
「人が震えながら手綱を握っているのに、自分だけぬくぬく毛布に包まっている奴の台詞か?」
「ふむ。わっちゃあ冷たい心根じゃからな。よく暖めんといかぬ」

→解説


「ぬしに、わっちのなにがわかるかや」
「なにもわからない。だが、お前が何百年と生きてきた結果下した判断が正しいのかどうかもわからない。だがな、わかることがある。
望んでも手に入らないかもしれない。だが、望まなければ絶対に手に入らない」

→解説


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