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狼と香辛料 16

タイトル:狼と香辛料 16(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

ついに本編完結!(刊行自体はもうしばらく続くみたいですが)

ロレンスとホロの旅路も終わる時が……
最終巻だし、ネタバレ気にせず思うままに感想書きます。

ネタバレいきますよー?

では。

うーん、実にこのシリーズらしい幕の降ろし方でしたね。
すんなりとあそこで店を構えさせてもらえない、ってのは予想できるとしてそもそもの前提となるデバウ商会の内紛にもあっさり負けて、そのままフェイドアウトするのはさすがに予想してませんでした。(結局そう思わせて最後にどんでん返しがあったわけですけど)
「守るべき責任ができた」というのは、ロレンスとホロの仲が分かちがたくなった証明で思わずじーんとくるものが。
それにしても、まあ今回はデレることデレること!
最終巻だからもはや遠慮はいらないといわんばかりに、ホロの泣き顔やいちゃいちゃの大盤振る舞い! ごちそうさまでしたっ!
しかしこのぶんだと、まだしばらくは二人の定住はお預けみたいですねえ。
ロレンスがホロに対してずいぶんと強くなっているのが印象的でした(笑


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