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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2

タイトル:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2(小説:GA文庫)
作者  :おおもりふじの:大森藤ノ
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?

タイトル見ると緩い話に思えますが、ダンジョン探索を通じた少年の成長譚として良作です。
で、このシリーズのポイントは主人公の成長の早さにあります。これはうまいこと設定が作ってあって、最初に目にした時は「なるほど!」と感心しました。そんなシリーズ第二弾。

ずっとソロでダンジョン探索を続けていたベル。ヘスティアの骨折りによって、新しい武器を手に入れたこともあってその成長は著しかった。そんなある日、リリという獣人の少女から売り込みをかけられ、サポーターとして使うことになった。おかげで探索効率が飛躍的に上がったが、どうもリリには裏があるらしい?

どこまでも素直な主人公に、裏ありまくりの新キャラ、いいですねー。
あと、このシリーズで密かに重要だと思っているのがヒロインが序盤からあまり前に出てこないこと。なんでや、ヘスティア様かわいいやろ! うんまあ確かにヘスティア様はかわいいけど、ヒロインではないよね……。
剣姫ちゃんとの距離がなかなか埋まらないのが逆に青春を感じて微笑ましいです。がんばれ男の子。


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