名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

狼と香辛料 17

タイトル:狼と香辛料 17(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

いちゃいちゃいちゃいちゃ。

太陽の金貨エピソードの数年後、今回書き下ろされたエピローグについて一言で表すとこうなります。
まあ、エーブとかノーラが呼ばれたくだりは、「えーなにこの今さらなハーレムぶりは」と思ったりもしたけれど、なんせエピローグだしね!
あ、今から読む人にひとつだけアドバイス。
さきに他の短編を読んでから最後にエピローグを読んだ方が余韻に浸れていいと思います。
さて、ネタバレ感想なので未読の方は一応ご注意ください。見たところで問題ある様な内容でもないんだけど。

ロレンスとホロは片田舎のニョッヒラで湯屋を開くことになり、豪華面子を呼びたてる。
エーブさんまで呼んでますよ、うは。
エーブとノーラの会話とか、なにこのドリームキャスト。(セガは関係ないよ!) さらに語り手がエネクってところがポイント高いですね。
実際に描写された内容だけでもおもしろいんですが、そこにさらにディアナとかまで加わって、ロレンスを肴にさんざんフルボッコ会話を繰り広げたんじゃないかと思うと、胸が熱くなりますね(笑)
なんだかんだで、コルが結局ロレンスの元にいるのもよかったです。
きっと、変わらずホロのおもちゃにされているんでしょう。

そして、ホロとロレンス!
なにこの新婚のようないちゃラブ。
もちろん、ホロだけに変化球が混じってるけど近くにいると熱中症で倒れそうだよ!
ラストには、あーそうかそうかそうですか。どうもご馳走様でした。

他の短編は、雑誌掲載分などの収録。
エピローグでお腹いっぱいになって余韻をひっぱりまくってるので、特に感想はありませぬ。
ともあれ、長いこと楽しませてくれてどうもありがとう!


この作品の名台詞

「ずっと曇り空じゃったからの、目がしぱしぱしんす」
「大丈夫か?」
「涙がにじんでおってもわっちのせいではないということじゃっ!」

→解説


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