名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

狼と香辛料 (3)

タイトル:狼と香辛料 (3)(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

行商人のロレンスを主役にして、ライトノベルで経済という要素を持ち込んだ希有なライトノベルです。
で、ありながらも獣耳にしっぽな、姿は可憐で、けれどもいいようにロレンスを翻弄する賢狼の化身な(見かけは)少女をすえることで、堅苦しさも感じないという絶妙なバランスの元で出来上がった逸品。あーこれたぶん、けっこう女性受けもいいんじゃないのかな?と思ってみたり。
3巻の内容としては、いやもう愛だねえ!というしかないですね。

割とこの間では恋の方が前面に立ってますが、むろん経済要素もばっちりはいってますので、どういう展開をするのかドキドキさせてもらえます。なお、帯に書かれている刺激的な台詞ですが……実際に使われている場面を見て「うーん、これはやられた……」と思いました。萌えとか言ってる場合ではないですええ。


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from Likeなライトノベル on 火曜, 2007/08/07 - 09:47

狼と香辛料の第三弾! 今回は心情の違いから生まれたすれ違いがテーマです。 タイトル : 狼と香辛料〈3〉 著者 : 支倉 凍砂 価格 / 出版 : ¥ 620 / メディアワークス 評

from せいぞんきろく on 火曜, 2006/11/21 - 00:28

タイトル: 狼と香辛料 III
作者: 支倉凍砂
絵師: 文倉十
レーベル: 電撃文庫
出版年月日: 2006-10
ASIN: 4840235880
 
いまさら感漂いまくりではあるのですが、再読して改めて「おもしろ...

from ラノベ365日 on 金曜, 2006/10/13 - 02:11

狼と香辛料〈3〉支倉 凍砂 メディアワークス 2006-10by G-Tools 【祭りで賑わう町クメルスンにやってきたロレンスとホロ。そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。ホロに一目惚れし...